JP2016057528A - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広い押圧幅を有する定着装置及び画像形成装置を提供する。【解決手段】回転可能な加熱部材66と、加熱部材66の回転に従動して走行される無端ベルト72と、加熱部材66の反対側であって、前記無端ベルト72の内側に設けられた保持部材126と、保持部材126の記録媒体144が排出される出口側70に設けられた第1加圧部材114と、保持部材126の記録媒体144が挿入される入口側68であって、加熱部材66に沿って第1加圧部材114に対して傾斜して設けられ、加熱部材66に沿った形状の第2加圧部材116と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
定着装置としては、例えば、下記特許文献1には、内部に発熱体を有し、外周部に弾性層を形成した加熱ローラと、その加熱ローラの弾性層に圧接してニップ部を形成する加圧ベルトと、その加圧ベルトの内側に挿入されて加圧ベルトの一部を加熱ローラ側に加圧する加圧パッドと、その加圧パッドを加熱ローラ側に弾性付勢する加圧バネを備え、トナーを付着した被記録媒体が前記ニップ部を挿通することにより加熱と加圧でトナーが被記録媒体に定着される定着装置において、前記加圧パッドで加圧ベルトの一部を加熱ローラ側に加圧して形成されたニップ部の前記被記録媒体の入口側と出口側の両端部の前記弾性層の断面形状が凸形状、ニップ部の中央部の前記弾性層の断面形状が凹形状となることを特徴とする定着装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、弾性層が形成された外周面を有するともに加熱手段により加熱されて回転する加熱ロールと、前記加熱ロールの回転軸方向に沿う外周面部分に接触して回転する無端ベルトと、前記無端ベルトをその内周面側から前記加熱ロールの当該外周面部分に押し付けて当該加熱ロールの間に未定着の像を保持する記録媒体を通過させる圧接部を形成する加圧体とを有し、前記加圧体は、前記記録媒体の前記圧接部における通過方向の下流側の位置に配置され前記加熱ロールの弾性層よりも高い硬度を有する硬質加圧部材と、前記硬質加圧部材よりも前記通過方向の上流側の位置に配置され前記加熱ロールの弾性層よりも低い硬度を有して弾性変形する軟質加圧部材とを備え、前記硬質加圧部材と前記軟質加圧部材は、前記圧接部の前記加熱ロールの回転軸方向における定着領域のうち少なくとも特定の記録媒体を通過させる特定の領域部分においてその両者間に隙間が存在する状態で設置されていることを特徴とする定着装置が開示されている。
また、下記特許文献3には、互いに接触して共に回転する加熱回転体および加圧回転体と、上記加熱回転体を加熱する加熱部と、上記加圧回転体の内部に配置されると共に、上記加圧回転体を上記加熱回転体に向けて押圧するX方向に延在する第1のパッドと、X方向に延在すると共に上記第1のパッドに並列され上記第1のパッドよりも硬度の高い第2のパッドとを備え、上記第1のパッドは、X方向に延在する第1のニップ形成面を有し、上記第2のパッドは、X方向に延在しかつ上記第1のニップ形成面に対してX方向と交差するY方向に位置する第2のニップ形成面を有し、上記第1のニップ形成面と上記第2のニップ形成面とは、X方向およびY方向に交差するZ方向の同一側に位置し、上記第1のニップ形成面は、上記第1のパッドのX方向中央部に位置する中央部分と、上記第1のパッドのX方向端部に位置する端部分とを含み、上記第1のニップ形成面より上記第2のニップ形成面側にXZ平面を形成したとき、上記第1のニップ形成面の上記端部分と上記XZ平面との成す角度は、上記第1のニップ形成面の上記中央部分と上記XZ平面との成す角度よりも、小さい押圧部材とを備え、上記第1のニップ形成面は、上記第2のニップ形成面よりも、上記加熱回転体と上記加圧回転体との接触面における上記加圧回転体の回転方向の上流側に配置され、上記加熱回転体の軸直交断面において、上記第2のニップ形成面による上記加熱回転体側への押圧方向に対して、上記第1のニップ形成面の上記端部分が形成する角度は、上記第1のニップ形成面の上記中央部分が形成する角度よりも、小さいことを特徴とする定着装置が開示されている。
特開2009−103982号公報 特開2010−231008号公報 特開2010−197492号公報
本発明は、1つの加圧部材により加圧する場合と比較して、記録媒体の搬送方向の押圧する幅を広くすることができる定着装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る本発明は、回転可能な加熱部材と、前記加熱部材の回転に従動して走行される無端ベルトと、前記加熱部材の反対側であって、前記無端ベルトの内側に設けられた保持部材と、前記保持部材の記録媒体が排出される出口側に設けられた第1加圧部材と、前記保持部材の記録媒体が挿入される入口側であって、前記加熱部材に沿って前記第1加圧部材に対して傾斜して設けられ、前記加熱部材に沿った形状の第2加圧部材と、を有する定着装置である。
請求項2に係る本発明は、前記第1加圧部材の硬度は、前記第2加圧部材の硬度より高い請求項1に記載の定着装置である。
請求項3に係る本発明は、前記第2加圧部材は、前記第1加圧部材側に設けられた第1加圧部と、前記第1加圧部より大きい角度で傾斜している第2加圧部と、前記第1加圧部と前記第2加圧部との間に、前記第1加圧部と前記第2加圧部とが近づく方向に折り曲げられた折れ曲がり部と、を有する請求項1又は2に記載の定着装置である。
請求項4に係る本発明は、前記第2加圧部材は、前記加熱部材に押圧される面が、前記加熱部材の外周に沿った曲面である請求項1又は2に記載の定着装置である。
請求項5に係る本発明は、前記第2加圧部材は、前記第1加圧部材側の厚さが最も厚く、前記第1加圧部材から離れるにつれて、厚さが薄くなる請求項1又は2に記載の定着装置である。
請求項6に係る本発明は、前記第1加圧部材に対する前記第2加圧部材の傾斜の角度は、前記第1加圧部材の底面から水平方向に延長した仮想線に対して22°〜24°である請求項1又は2に記載の定着装置である。
請求項7に係る本発明は、前記保持部材は、前記第1加圧部材が取り付けられた第1座面と、前記第2加圧部材が取り付けられた第2座面を有し、前記第2座面は、前記加熱部材に沿って前記第1座面に対して傾斜した請求項1又は2に記載の定着装置である。
請求項8に係る本発明は、前記第2座面は、前記第1座面側に設けられた第1領域と、前記第1領域より大きい角度で傾斜した第2領域と、前記第1領域と前記第2領域との間に、前記第1領域と前記第2領域とが近づく方向に曲げられた角部と、を有し、前記第2加圧部材が前記第2座面に取り付けられた場合、前記角部で折れ曲がる請求項7に記載の定着装置である。
請求項9に係る本発明は、前記第1座面と前記第2座面との成す角度は、前記第1座面から水平に延長した仮想線に対して22°〜24°である請求項7に記載の定着装置である。
請求項10に係る本発明は、前記請求項1〜9のいずれかに記載の定着装置を有する画像形成装置である。
請求項1に係る本発明によれば、1つの加圧部材により加圧する場合と比較して、記録媒体の搬送方向の押圧する幅を広くすることができる。
請求項2に係る本発明によれば、請求項1に係る本発明の効果に加え、入口側の押圧力を抑制することができる。
請求項3に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明の効果に加え、第1加圧部材と第2加圧部材との間の押圧力が弱くなる部分の発生を抑制することができる。
請求項4に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明の効果に加え、第2加圧部材の加熱部材側の面が平坦である場合と比較して、押圧力が弱くなる部分の発生を滑らかに抑制することができる。
請求項5に係る本発明によれば、請求項1または2に係る本発明の効果に加え、第一加圧部材と第二加圧部材との間の押圧力が弱くなる部分の発生を抑制することができる。
請求項6に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明の効果に加え、請求項1または2に係る本発明の効果に加え、第一加圧部材に対する第二加圧部材の角度が22°〜24°以外の場合と比較して、押圧する幅を広く取りつつ、第一加圧部材と第二加圧部材との間の押圧力が弱くなる部分の発生を抑制することができる。
請求項7に係る本発明によれば、請求項1又は2に係る本発明の効果に加え、第2加圧部材を加工する必要がなくなる。
請求項8に係る本発明によれば、請求項7に係る本発明の効果に加え、第1加圧部材と第2加圧部材との間の押圧力が弱くなる部分の発生を抑制することができる。
請求項9に係る本発明によれば、請求項7に係る本発明の効果に加え、第一加圧部材に対する第二加圧部材の角度が22°〜24°以外の場合と比較して、押圧する幅を広く取りつつ、第一加圧部材と第二加圧部材との間の押圧力が弱くなる部分の発生を抑制することができる。
請求項10に係る本発明によれば、請求項1〜9に係るいずれかの定着装置の効果を奏する画像形成装置を得ることができる。
実施形態1にかかる画像形成装置を示す側面断面図である。 実施形態1にかかる定着装置を示す側面断面図である。 図2に示す実施形態1にかかる定着装置の部分拡大図である。 図4Aは実施形態1にかかる押圧ユニットの側面断面図であり、図4Bは保持部材、第1加圧部材及び第2加圧部材のみを示した断面図である。 実施形態1にかかる定着装置の圧力分布を説明するグラフである。 実施形態1にかかる第2加圧部材の他の例を示した図4Bに対応する断面図である。 図7Aは実施形態2にかかる図4Bに対応した断面図であり、図7Bは実施形態3にかかる図4Bに対応した断面図であり、図7Cは実施形態4にかかる図4Bに対応した断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための定着装置及び画像形成装置を例示するものであって、本発明をこれに特定することを意図するものではなく、特許請求の範囲に含まれるその他の実施形態のものにも等しく適応し得るものである。
[実施形態1]
図1〜図5を参照して、実施形態1にかかる画像形成装置10について説明する。実施形態1の画像形成装置10は、図1に示すように、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12の内部に、少なくとも1つの給紙ユニット18と、画像形成手段14と、定着装置36とが搭載され、画像形成装置本体12の上部に排出口34を有し、これらを連通するように被転写材としての記録紙等の記録媒体144が搬送される搬送路32が設けられている。また、実施形態1の画像形成装置10は、後述するように、定着装置36に設けられた押圧ユニットに、硬度の異なる2つの加圧部材を備えたフリーベルトニップヒューザー(Free Belt Nip Fuser(FBNF))方式の構成を有している。以下、各構成について説明する。
給紙ユニット18は、給紙ユニット本体20と、被転写材としての記録媒体144が収容される給紙カセット22、給紙カセット22に積載された記録媒体144を引き出すピックアップロール24、記録媒体144を捌きながら送り出すフィードロール28及びリタードロール26とが配設されている。このピックアップロール24、フィードロール28及びリタードロール26の回転によって、給紙カセット22に積載された記録媒体144が搬送路32に沿って後述するレジストロール38に搬送される。なお、給紙カセット22は、給紙ユニット本体20に対して着脱自在に装着されている。また、給紙ユニットの数は1つでもよく、また、複数設けられてもよいが、実施形態1では、図1に示すように、2つの給紙ユニット18が設けられている。
画像形成手段14は、電子写真方式のもので、感光体からなる像担持体44と、この像担持体44を一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置56と、この帯電装置56により帯電された像担持体44に、光により潜像を書き込む光書込み装置58と、この光書込み装置58により形成された像担持体44の潜像をトナーにより可視化するよう現像ロールを有する現像装置60と、この現像装置60によるトナー像を記録媒体144に転写する例えば転写ロールからなる転写装置42と、像担持体44に残存するトナーをクリーニングするクリーニング装置62と、転写装置42により転写された記録媒体上のトナー像を記録媒体に定着させる定着装置36とから構成されている。
光書込み装置58は、例えば走査型のレーザ露光装置からなり、後述するプロセスカートリッジ64を横切り、像担持体44に潜像を形成する。なお、光書込み装置58は、他の実施例としてLEDや面発光レーザ等を用いることができる。
プロセスカートリッジ64は、像担持体44、帯電装置56、現像装置60及びクリーニング装置62を一体化したものであり、これらを一体として交換できるようになっている。このプロセスカートリッジ64は、排出部16を開くことにより、画像形成装置本体12から取り出すことができる。
搬送路32は、下部の給紙ユニット18のピックアップロール24から画像形成装置本体12の上部の排出口34まで連通される記録媒体144の通路である。この搬送路32は、画像形成装置本体12の内部にあって、下部の給紙ユニット18のピックアップロール24から定着装置36まで略鉛直に形成されている部分を有する。
この搬送路32の定着装置36の上流側に転写装置42と像担持体44が配置され、さらに転写装置42と像担持体44の上流側にレジストロール38が配置されている。さらに、搬送路32の排出口34の近傍には排出ロール40が配置されている。
したがって、給紙ユニット18の給紙カセット22からピックアップロール24により送り出された記録媒体144は、リタードロール26及びフィードロール28により捌かれて搬送路32に導かれ、レジストロール38により一次停止され、タイミングをとって転写装置42と像担持体44との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置36により定着され、排出ロール40により排出口34から排出部16へ排出されるようになっている。
次に、実施形態1の定着装置36について図2〜図5を参照して説明する。実施形態1の定着装置36は、加熱部材としての加熱ロール66と、無端ベルト状に形成された無端ベルト72と、無端ベルト72を回転自在に案内するガイド部材74と、無端ベルト72の内部に配置され無端ベルト72を加熱ロール66に押圧する押圧ユニット76と、無端ベルト72の内側に潤滑剤を供給する含浸パッド78とを有する。
ガイド部材74は、無端ベルト72および押圧ユニット76の両端に配置されており、押圧ユニット76は、ガイド部材74に支持されている。なお、無端ベルト72と押圧ユニット76との間に、無端ベルト72と押圧ユニット76との摩擦を低減するための摺動シート(図示せず)を設けてもよい。
加熱ロール66は、円筒状のロール部84と、このロール部84内に配置されたヒータ86とを有する。ロール部84は、図示しない加熱ロール用軸受けに回転自在であるように支持されており、矢印A方向に回転する。また、ロール部84は、例えば鉄やステンレス、アルミニウム等の金属材料からなるコア88と、このコア88に被覆又は塗布された離型層90とからなり、弾性層を有さない、いわゆるハードロールとなっている。コア88は、外形が例えば25mm、肉厚が例えば0.7mmである。離型層90は、絶縁性で離型性の優れた材料、例えばPFAからなり、膜厚が例えば20μmである。
ロール部84には、複数(例えば5個)の剥離爪92が当接している。ヒータ86は、例えば2本のランプから構成されている。また、加熱ロール66の無端ベルト72とは反対側には、サーモスタット94が加熱ロール66に対向して設けられている。
また、加熱ロールは、フレア形状としてもよい。フレア形状とすると、記録媒体を両端に引っ張りながら搬送するため、加熱ロールの軸方向の両端部を押圧する押幅が中央部よりも広くなり、記録媒体を両端から迎えに行くことで、記録媒体にしわ等ができることが抑制される。
無端ベルト72は、加熱ロール66と押圧ユニット76との間に設けられ、加熱ロール66の回転に従動して矢印C方向に走行する。加熱ロール66と無端ベルト72とが押圧ユニット76によって加圧接触することによって、押圧部102が形成されており、この押圧部102によって記録媒体144にトナー像が定着される。無端ベルト72は、たとえばポリイミド等の合成樹脂によって、たとえば肉厚が75μmの無端ベルト状に形成されており、表面にPFA等からなる離型層90が設けられている。
なお、押圧部102の上流側には、インレットシュート96が設けられている。このインレットシュート96に、矢印B方向に搬送された記録媒体144が案内され、記録媒体144の先端が押圧部102に導かれるようになっている。また、押圧部102の下流側にはアウトレットシュート98が設けられている。
押圧ユニット76は、図2〜図4に示すように、無端ベルト72を介して加熱ロール66を押圧する押圧部を構成する第1加圧部材114及び第2加圧部材116と、第1加圧部材114及び第2加圧部材116を保持する保持部材126と、この保持部材126と無端ベルト72とを支持するフレーム140と、このフレーム140を支持するハウジング142とを有する。このとき、押圧ユニット76の保持部材126とハウジング142とフレーム140とが協働して、第1加圧部材114及び第2加圧部材116を保持部材とともに加熱ロール66側に押圧するように支持されている。
第1加圧部材114は、保持部材126の長手方向の長さと略同じ長さであって、たとえばシリコンゴム等の耐熱性のある樹脂材料で形成されており、また、第2加圧部材116は、保持部材126の長手方向の長さと略同じ長さであって、たとえばシリコンゴム等の耐熱性のある樹脂材料で形成されている。なお、図4Aに示すように実施形態1の第1の加圧部材114は矩形状となっており、第2の加圧部材116はいわゆる「逆へ字」状となっている。
また、第1の加圧部材114と第2の加圧部材116の硬度は、第2の加圧部材114に比べ第1の加圧部材116の方が高くなっている。すなわち、第1の加圧部材114に比べ第2の加圧部材116の方がやわらかくなっている。このときの第1の加圧部材114及び第2の加圧部材116の硬度としては、例えば、第1の加圧部材114の硬度は、アスカーCで70〜75度であり、第2の加圧部材116の硬度は、アスカーCで30〜35度のものが用いられる。
保持部材126は、樹脂材料、例えば、耐熱性の高いたとえばガラス入りPETによって形成されている。保持部材126には、図3及び図4にしめすように、加熱ロール66と対向する側に第1加圧部材114と第2加圧部材116が配置される第1座面128と第2座面130がそれぞれ形成されている。また、第1座面128と第2座面130は、それぞれ保持部材126の長手方向に沿って凹んだ溝状に形成されている。なお、第1座面128は、記録媒体144が排出される加熱ロール66の回転方向の下流側70、すなわち出口側70に形成されており、第2座面130は、記録媒体144が挿入される加熱ロール66の回転方向の上流側68、すなわち入口側68に形成されている。
また、第2座面130は、第1座面128に対して加熱ロール66に沿って傾斜している。さらに、第2座面130は、第1加圧部材114側の第1領域132と、第1加圧部材114から遠い側の第2領域134に分けられており、この第1領域132と第2領域134との間には、第1領域132と第2領域134とが近づく方向に折り曲げられた角部136が形成されている。このとき、第2領域134の傾斜は、第1領域132の傾斜より大きくなるように形成されている。
そして、第1座面128及び第2座面130に、第1加圧部材114及び第2加圧部材116が取り付けられる。このとき、第2加圧部材116は、第2座面130の第1領域132に対応して第1加圧部118が取り付けられ、第2領域134に対応して第2加圧部120が取り付けられるとともに、第2座面130に形成された角部136に対応して折れ曲がる折れ曲がり部121が形成される。このようにして、第2加圧部材116の第1加圧部118と第2加圧部120が異なる角度の傾斜を有する。
また、第1加圧部材114及び第2加圧部材116が保持部材126に取り付けられたとき、第1加圧部材114は、記録媒体144が排出される加熱ロール66及び無端ベルト72の回転方向の下流側70、すなわち出口側70に設けられ、第2加圧部材116は記録媒体144が挿入される加熱ロール66及び無端ベルト72の回転方向の上流側68、すなわち入口側68に設けられる。
なお、第1加圧部材114及び第2加圧部材116は、金属性の板部材(図示省略)を介して、保持部材126の第1座面128及び第2座面130に取り付けるようにしてもよい。
フレーム140は、保持部材126を支持するとともに、その両端がガイド部材74に支持され、保持部材が加熱ロール66側に押圧されるようになっている。このとき、フレーム140の端部はガイド部材74を貫通しており、このフレーム140の端部は、スプリング等の付勢手段(図示せず)によって加熱ロール66側に付勢されている。このとき、押圧ユニット76を軸支する部材(図示省略)には、加圧レバーが連設されており、加圧レバーは、付勢手段により、押圧ユニットが加熱ロール66に押圧するように付勢されている。
ハウジング142は、たとえばガラス入りPETなどの合成樹脂によって形成されており、保持部材126、フレーム及び無端ベルト72を支持している。
上述した実施形態1の画像形成装置10の定着装置36は、まず、画像形成手段14によりトナー像が転写された記録媒体144が、搬送路32を通り、加熱ロール66と無端ベルト72とが押圧されている押圧ユニット76の第1加圧部材114及び第2加圧部材116により押圧される押圧部102に送り込まれる。このとき、加熱ロール66が回転駆動され、これに従動して無端ベルト72も押圧ユニット76の外周を周回移動することで、記録媒体144が押圧部に送り込まれる。送り込まれた記録媒体144は、その先端が、加熱ロール66と無端ベルト72との間に挟み込まれて、まず、加熱ロール66と第2加圧部材116に押圧され、続いて加熱ロール66と第1加圧部材114に押圧されることで、トナー像が記録媒体144に定着される。
押圧部102の第1加圧部材114及び第2加圧部材116による記録媒体144の押圧は、まず、入口側68に設けられた硬度が低い第2の加圧部材116により押圧された後、硬度の高い第1の加圧部材114により押圧される。このとき、入口側68の第2加圧部材116と出口側70の第1加圧部材114は、押圧ユニット76の付勢手段の付勢力により押圧されているが、第1加圧部材114は付勢手段により加熱ロール66の中心方向に向けて押圧されているのに対し、第2加圧部材116は第1加圧部材114に対し斜め方向から押圧される。そのため、入口側68の第2加圧部材116の押圧力は、出口側70の第1加圧部材114に比べ弱い押圧力により押圧される。
また、弾性層を有さない加熱ロール66を用いる場合では、押圧部102の押圧力を十分に得るために記録媒体144の搬送方向(プロセス方向)の押圧部102の幅を広く取る必要があるが、第2加圧部材116は、第1加圧部材114に対して傾斜して設けられた第2加圧部材116に、異なる角度の傾斜を有する第1押圧部102と第2押圧部102を設けることで、プロセス方向の押圧部102の幅が広くなる。
さらに、定着装置36が経時的に使用されると、押圧部102の第1加圧部材114及び第2加圧部材116の弾性力が減少する、いわゆるへたりが生じ、このへたりが生じると、押圧部102の一部、すなわち、図5に示す点線Yのように第1加圧部材114と第2加圧部材116との間の押圧力が弱くなる圧力の谷が発生する。しかし、実施形態の定着装置36では、第2加圧部材116は角度の異なる傾斜の第1押圧部及び第2押圧部を有することで、押圧する幅が広くなっており、第1加圧部材114と第2加圧部材116との間に第2加圧部材116の第1押圧部102が押圧することで、図5に示す線Xのように圧力の弱くなる谷の部分がなくなる。
なお、保持部材の角部を設けるために、実施形態1では保持部材126の第2座面130と一体に形成しているが、これに限らず、図6に示すように、別部材で形成した角部材138を第2加圧部材116が折れ曲がるように保持部材126’の第2座面130’に設けてもよい。このようにしても、第2加圧部材116’に、第1加圧部118’、第2加圧部120’及び折れ曲がり部121’が設けられる。このとき、角部材138は、第2加圧部材116’と第2座面130’との間に設けられる板部材を加工して形成してもよい。
また、第2加圧部材116は、保持部材126の第2座面130に取り付けられることで、折れ曲がり部121が形成されているが、これに限らず、あらかじめ、第2加圧部材の形状を折り曲げて形成してもよい。
[実施形態2]
実施形態2の画像形成装置の定着装置では、保持部材及び第2加圧部材の構成を変更した場合を図7Aを参照して説明する。なお、実施形態2の定着装置の保持部材126A及び第2加圧部材116A以外の構成は、実施形態1の構成と共通するので、同一の構成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態2の定着装置の保持部材126Aは、図7Aに示すように、実施形態1の保持部材126の第2座面130の構成が異なり、溝状の第2座面130Aの底部は平坦に形成されている。
また、実施形態2の定着装置の第2加圧部材116Aは、図7Aに示すように、第1加圧部材114に対して傾斜されて取り付けられているとともに、加熱ロール66側をこの加熱ロール66の外周に沿った曲面状となる曲面部122が形成されている。
このようにすることで、実施形態2の定着装置では、押圧部102Aの第1加圧部材114及び第2加圧部材116Aのプロセス方向の押圧部の幅が広くなる。
[実施形態3]
また、実施形態3の画像形成装置の定着装置では、保持部材及び第2加圧部材の形状を変更した場合を図7Bを参照して説明する。なお、実施形態3の定着装置の保持部材126B及び第2加圧部材116B以外の構成は、実施形態1の構成と共通するので、同一の構成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態3の定着装置の保持部材126Bは、図7Bに示すように、実施形態1の保持部材126の第2座面130の構成が異なり、溝状の第2座面130Bの底部は平坦に形成されている。
実施形態3の定着装置の第2加圧部材116Bは、図7Bに示すように、第2加圧部材116Bの加熱ロール66側の面が傾斜し、加熱ロールに沿うような傾斜部124が形成されている。すなわち、第2加圧部材116Bの傾斜部124は、第1加圧部材114側の厚さTが最も厚く、前記第1加圧部材114から離れるにつれて、厚さが薄くなるように形成されている。
このようにすることで、実施形態3の定着装置では、第一加圧部材と第二加圧部材との間の押圧力が弱くなる部分の発生が抑制される。
[実施形態4]
実施形態4の画像形成装置の定着装置では、第2加圧部材が取り付けられた場合の角度を調整した場合を図7Cを参照して説明する。なお、実施形態4の定着装置の保持部材126C及び第2加圧部材116C以外の構成は、実施形態1の構成と共通するので、同一の構成については同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態4の定着装置の保持部材126Cは、図7Cに示すように、実施形態1の保持部材126の第2座面130の構成が異なり、溝状の第2座面130Cの底部は平坦に形成されている。
また、実施形態4の定着装置の第2加圧部材116Cは、図7Cに示すように、第1加圧部材114に対して加熱ロール66に沿う角度θで傾斜して形成されている。すなわち、第1加圧部材114を水平とした場合、第2加圧部材116Cは第1加圧部材114から離れるにつれて高くなるように形成されている。このとき、第1加圧部材114と第2加圧部材116Cとの角度θは、第1加圧部材114を水平とした場合、第2加圧部材116Cが第1加圧部材114から延長した仮想線に対して緩やかな傾斜となる角度、例えば22°〜24°の範囲で形成される。
なお、第2加圧部材116Cが第1加圧部材114に対して、24°を越える角度θとすると、圧力の谷が生じやすくなり、また、22°より小さい角度θとすると十分なプロセス方向の押圧部の幅を得ることが困難となる。
このようにすることで、実施形態4の定着装置では、押圧部102Cの第1加圧部材114及び第2加圧部材116Cのプロセス方向の押圧部の幅が広くなり、定着性がよくなる。
なお、第2加圧部材の傾斜を設けるために、保持部材の第2座面の底部を調整した角度で形成してもよい。
10:画像形成装置 12:画像形成装置本体 14:画像形成手段 16:排出部 18:給紙ユニット 20:給紙ユニット本体 22:給紙カセット 24:ピックアップロール 26:リタードロール 28:フィードロール 32:搬送路 34:排出口 36:定着装置 38:レジストロール 40:排出ロール 42:転写装置 44:像担持体 56:帯電装置 58:光書込み装置 60:現像装置 62:クリーニング装置 64:プロセスカートリッジ 66:加熱ロール 68:上流側(入口側) 70:下流側(出口側) 72:無端ベルト 74:ガイド部材 76:押圧ユニット 78:含浸パッド 84:ロール部 86:ヒータ 88:コア 90:離型層 92:剥離爪 94:サーモスタット 96:インレットシュート 98:アウトレットシュート 102:押圧部 114:第1加圧部材 116:第2加圧部材 118:第1加圧部 120:第2加圧部 121:折れ曲がり部 122:曲面部 124:傾斜部 126:保持部材 128:第1座面 130:第2座面 132:第1領域 134:第2領域 136:角部 138:角部材 140:フレーム 142:ハウジング 144:記録媒体


Claims (10)

  1. 回転可能な加熱部材と、
    前記加熱部材の回転に従動して走行される無端ベルトと、
    前記加熱部材の反対側であって、前記無端ベルトの内側に設けられた保持部材と、
    前記保持部材の記録媒体が排出される出口側に設けられた第1加圧部材と、
    前記保持部材の記録媒体が挿入される入口側であって、前記加熱部材に沿って前記第1加圧部材に対して傾斜して設けられ、前記加熱部材に沿った形状の第2加圧部材と、
    を有する定着装置。
  2. 前記第1加圧部材の硬度は、前記第2加圧部材の硬度より高い請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第2加圧部材は、
    前記第1加圧部材側に設けられた第1加圧部と、
    前記第1加圧部より大きい角度で傾斜した第2加圧部と、
    前記第1加圧部と前記第2加圧部との間に、前記第1加圧部と前記第2加圧部とが近づく方向に折り曲げられた折れ曲がり部と、を有する
    請求項1又は2に記載の定着装置。
  4. 前記第2加圧部材は、前記加熱部材に押圧される面が、前記加熱部材の外周に沿った曲面である請求項1又は2に記載の定着装置。
  5. 前記第2加圧部材は、前記第1加圧部材側の厚さが最も厚く、前記第1加圧部材から離れるにつれて、厚さが薄くなる請求項1又は2に記載の定着装置。
  6. 前記第1加圧部材に対する前記第2加圧部材の傾斜の角度は、前記第1加圧部材の底面から水平方向に延長した仮想線に対して22°〜24°である請求項1又は2に記載の定着装置。
  7. 前記保持部材は、前記第1加圧部材が取り付けられた第1座面と、前記第2加圧部材が取り付けられた第2座面を有し、
    前記第2座面は、前記加熱部材に沿って前記第1座面に対して傾斜した請求項1又は2に記載の定着装置。
  8. 前記第2座面は、
    前記第1座面側に設けられた第1領域と、
    前記第1領域より大きい角度で傾斜した第2領域と、
    前記第1領域と前記第2領域との間に、前記第1領域と前記第2領域とが近づく方向に曲げられた角部と、を有し、
    前記第2加圧部材が前記第2座面に取り付けられた場合、前記角部で折れ曲がる請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記第1座面と前記第2座面との成す角度は、前記第1座面から水平に延長した仮想線に対して22°〜24°である請求項7に記載の定着装置。
  10. 前記請求項1〜9のいずれかに記載の定着装置を有する画像形成装置。
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