JP2020106673A - 像加熱装置 - Google Patents
像加熱装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020106673A JP2020106673A JP2018245431A JP2018245431A JP2020106673A JP 2020106673 A JP2020106673 A JP 2020106673A JP 2018245431 A JP2018245431 A JP 2018245431A JP 2018245431 A JP2018245431 A JP 2018245431A JP 2020106673 A JP2020106673 A JP 2020106673A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- supply member
- image
- supply
- heating device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Abstract
Description
回転体と、回転体との間でニップ部を形成するニップ形成部材と、ニップ形成部材を支持する支持部材と、支持部材の周りを回転した際にニップ部で内周面がニップ形成部材と摺動する無端状のフィルムと、回転体またはフィルムに熱を供給する加熱体と、を有し、ニップ部で画像を担持した記録材を挟持搬送しつつ加熱することでトナー像を定着する像加熱装置であって、支持部材の長手方向の中央部側にフィルムと接触するように潤滑剤を供給する第1供給部材と、支持部材の長手方向の端部側にフィルムと接触するように潤滑剤を供給する第2供給部材と、をさらに備え、第1供給部材は、ニップ部で搬送される記録材の搬送方向において、ニップ部の下流側に配置されていることを特徴とする。
まず初めに、図1を用いて画像形成装置100の構成について説明を行う。図1は、本実施例に係る画像形成装置100の概略断面図である。画像形成装置100は、電子写真方式を利用して記録材P上に画像を形成するレーザビームプリンターである。
次に、本実施例におけるフィルム加熱方式の像加熱装置200について説明する。図2は本実施例に係る像加熱装置200の短手方向における概略断面図であり、図3は本実施例に係る像加熱装置200の長手方向における概略断面図である。また図4に本実施例に係る像加熱装置200の構成部品を示す分解斜視図である。像加熱装置200は、フィルムユニット(ベルトユニット)205と、加圧部材としての加圧ローラ(回転体)208と、これらを収容している筐体203を有する。
以下、図2、図5及び図6を用いて、貯蔵部501と供給部材500を説明する。図2及び図6は本実施例の像加熱装置の垂直方向と短手方向(ニップ部Nにおける記録材Pの搬送方法)に延びる面における断面図である。また、図5は像加熱装置の水平面における断面図であり、像加加熱装置を上方から下方へ見た図である。図6は、図5の供給部材500(500C、500R1、500R2,500L1,500L2)が設けられた部分における断面を示す図である。なお図6では、加圧ローラ208を省略している。
以下では、実施例1の係る像加熱装置200を用いた場合と、比較例に係る像加熱装置を用いて、記録材Pにトナー像の定着を行い、擦れ画像の発生頻度を検証した。実施例1に係る像加熱装置200として、長手中央部に位置する供給部材500Cの下流側端部が長手端部に位置する供給部材500L2,500R2の下流側端部に対して、ニップ部Nにおける記録材Pの搬送方向Vにおいて、下流側に位置したものを用いた。本検証では実施例1に係る像加熱装置200として、長手中央部に位置する供給部材500Cの下流側端部から長手端部に位置する供給部材500L2,500R2の下流側端部までの距離Dが0.5mm、0.4mm、0.3mm、0.2mmのものを用いた。比較例に係る像加熱装置としては、長手中央部に位置する供給部材500Cの下流側端部から長手端部に位置する供給部材500L2,500R2の下流側端部までの距離Dが0mm、つまり全ての供給部材500が一直線に配置されたものを用いた。
以下では、実施例2の係る像加熱装置200を用いた場合と、実施例1の比較例に係る像加熱装置を用いて、記録材Pにトナー像の定着を行い、擦れ画像の発生頻度を検証した。実施例2に係る像加熱装置200は、供給部材500Cが設けられた位置が異なされている他、他の構成は実施例1と同様である。また実施例1での検証同様、あらかじめ200,000枚の通紙を行った後、像加熱装置が室温まで十分に冷えた状態からの連続して20枚の記録材Pを通紙し、文字画像を記録材Pの片面側に定着した。記録材Pは、PB PAPER、64[g/m2](キヤノン株式会社製)を用い、通常のオフィス環境を想定して27℃/65%の環境下で検証を行った。表中の当接圧は、供給部材500の設置位置に感圧センサを設置して測定したものである。
以下では、実施例3の係る像加熱装置200を用いた場合と、実施例1の比較例に係る像加熱装置を用いて、記録材Pにトナー像の定着を行い、擦れ画像の発生頻度を検証した。実施例3に係る像加熱装置200は、ステンレス鋼からなる基材を備えたフィルム202を用い、供給部材500Cが設けられた位置を異ならせている他、他の構成は実施例1と同様である。本検証では実施例1に係る像加熱装置200として、長手中央部に位置する供給部材500Cの下流側端部から長手端部に位置する供給部材500L2,500R2の下流側端部までの距離Dが0.6mm、0.5mm、0.4mm、0.3mmのものを用いた。より具体的には供給部材500Cは、回転方向R2において供給部材500L2,500R2から下流側に、距離Dを0.6mmとしたものでは3.0mmの距離を有する位置に設けている。同様に、回転方向R2における供給部材500Cと供給部材500L2,500R2の距離を、距離Dを0.5mmとしたものでは2.5mm、距離Dを0.4mmとしたものでは2.0mm、距離Dを0.3mmとしたものでは1.0mmとした。
12 給紙ローラ
13 搬送ローラ
14 レジストローラ
15 プロセスカートリッジ
16 帯電ローラ
17 現像ローラ
18 クリーニングブレード
19 感光体ドラム
20 転写ローラ
21 レーザスキャナ
26 搬送ローラ
27 排紙ローラ
30 モータ
40L、40R フランジ
100 画像形成装置
200 像加熱装置
201 支持部材
202 フィルム
204 ステー
208 加圧ローラ
212 サーミスタ
300 ヒータ
400 制御部
500 供給部材
501 貯蔵部
N 定着ニップ部
P 記録材
Claims (12)
- 回転体と、
前記回転体との間でニップ部を形成するニップ形成部材と、
前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、
前記支持部材の周りを回転した際に前記ニップ部で内周面が前記ニップ形成部材と摺動する無端状のフィルムと、
前記回転体または前記フィルムに熱を供給する加熱体と、
を有し、前記ニップ部で画像を担持した記録材を挟持搬送しつつ加熱することでトナー像を定着する像加熱装置であって、
前記支持部材の長手方向の中央部側に前記フィルムと接触するように前記潤滑剤を供給する第1供給部材と、
前記支持部材の長手方向の端部側に前記フィルムと接触するように前記潤滑剤を供給する第2供給部材と、
をさらに備え、
前記第1供給部材と前記第2供給部材は、前記ニップ部で搬送される記録材の搬送方向において、前記ニップ部の上流側に配置され、
前記フィルムと接触する前記第1供給部材の前記搬送方向における下流側の端部は、前記フィルムと接触する前記第2供給部材の前記搬送方向における下流側の端部に対して、前記搬送方向の下流側に配置されている
ことを特徴とする像加熱装置。 - 前記第1供給部材の厚さは、前記第2供給部材の厚さに比べて薄い
ことを特徴とする請求項1に記載の像加熱装置。 - 前記支持部材の長手方向の中央部側に、潤滑剤を貯蔵する第1貯蔵部を有し、前記第1貯蔵部の開口部を覆うように前記第1供給部材が設けられ、
前記支持部材の長手方向の端部側に、潤滑剤を貯蔵する第2貯蔵部を有し、前記第2貯蔵部の開口部を覆うように前記第2供給部材が設けられている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の像加熱装置。 - 前記支持部材は、前記第1貯蔵部と前記第2貯蔵部を有している
ことを特徴とする請求項3に記載の像加熱装置。 - 前記ニップ形成部材は、前記加熱体であり、前記加熱体と前記回転体との間に前記フィルムを介して前記ニップ部が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の像加熱装置。 - 前記フィルムは、金属からなる基層を有している
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の像加熱装置。 - 回転体と、
前記回転体との間でニップ部を形成するニップ形成部材と、
前記ニップ形成部材を支持する支持部材と、
前記支持部材の周りを回転した際に前記ニップ部で内周面が前記ニップ形成部材と摺動する無端状のフィルムと、
前記回転体または前記フィルムに熱を供給する加熱体と、
を有し、前記ニップ部で画像を担持した記録材を挟持搬送しつつ加熱することでトナー像を定着する像加熱装置であって、
前記支持部材の長手方向の中央部側に前記フィルムと接触するように前記潤滑剤を供給する第1供給部材と、
前記支持部材の長手方向の端部側に前記フィルムと接触するように前記潤滑剤を供給する第2供給部材と、
をさらに備え、
前記第1供給部材は、前記ニップ部で搬送される記録材の搬送方向において、前記ニップ部の下流側に配置する
ことを特徴とする像加熱装置。 - 前記第2供給部材が前記搬送方向において前記ニップ部の下流側に配置されている場合には、前記フィルムと接触する前記第2供給部材の前記搬送方向における上流側の端部に対して、もしくは前記第2供給部材が前記搬送方向において前記ニップ部の上流側に配置されている場合には、前記フィルムと接触する前記第2供給部材の前記搬送方向における下流側の端部に対しての端部に対して、前記フィルムと接触する前記第1供給部材の前記搬送方向における上流側の端部は、前記搬送方向の下流側に配置されている
ことを特徴とする請求項7に記載の像加熱装置。 - 前記第1供給部材の厚さは、前記第2供給部材の厚さに比べて薄い
ことを特徴とする請求項8に記載の像加熱装置。 - 前記支持部材の長手方向の中央部側に、潤滑剤を貯蔵する第1貯蔵部を有し、前記第1貯蔵部の開口部を覆うように前記第1供給部材が設けられ、
前記支持部材の長手方向の端部側に、潤滑剤を貯蔵する第2貯蔵部を有し、前記第2貯蔵部の開口部を覆うように前記第2供給部材が設けられている
ことを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項に記載の像加熱装置。 - 前記支持部材は、前記第1貯蔵部と前記第2貯蔵部を有している
ことを特徴とする請求項10に記載の像加熱装置。 - 前記ニップ形成部材は、前記加熱体であり、前記加熱体と前記回転体との間に前記フィルムを介して前記ニップ部が形成されている
ことを特徴とする請求項7〜11のいずれか1項に記載の像加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018245431A JP7267737B2 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 像加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018245431A JP7267737B2 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 像加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020106673A true JP2020106673A (ja) | 2020-07-09 |
JP7267737B2 JP7267737B2 (ja) | 2023-05-02 |
Family
ID=71450799
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018245431A Active JP7267737B2 (ja) | 2018-12-27 | 2018-12-27 | 像加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7267737B2 (ja) |
Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54126544A (en) * | 1978-03-24 | 1979-10-01 | Canon Inc | Fixing apparatus |
JP2000098790A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Konica Corp | 定着装置及びクリーニングウェブ部材 |
JP2001154523A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-06-08 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JP2002372881A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2016173457A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2017009940A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-12 | キヤノン株式会社 | 加熱定着装置 |
-
2018
- 2018-12-27 JP JP2018245431A patent/JP7267737B2/ja active Active
Patent Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54126544A (en) * | 1978-03-24 | 1979-10-01 | Canon Inc | Fixing apparatus |
JP2000098790A (ja) * | 1998-09-25 | 2000-04-07 | Konica Corp | 定着装置及びクリーニングウェブ部材 |
JP2001154523A (ja) * | 1999-11-24 | 2001-06-08 | Ricoh Co Ltd | 定着装置 |
JP2002372881A (ja) * | 2001-06-13 | 2002-12-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 定着装置及びこれを用いた画像形成装置 |
JP2016173457A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP2017009940A (ja) * | 2015-06-26 | 2017-01-12 | キヤノン株式会社 | 加熱定着装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7267737B2 (ja) | 2023-05-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9507306B2 (en) | Fixing device with a temperature detector adjacent an easily deformable location and image forming apparatus including same | |
US8655211B2 (en) | Fixing device and image forming apparatus incorporating same | |
JP4994626B2 (ja) | 画像加熱装置、及び画像形成装置 | |
JP4298542B2 (ja) | 像加熱装置 | |
JP4054599B2 (ja) | 像加熱装置 | |
JP6547947B2 (ja) | 分離部材、定着装置及び画像形成装置 | |
JP2006267901A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
US10908541B2 (en) | Image heating apparatus which attains secure fixing of an unfixed image and reduction of energy to be consumed while securing slidability of a film | |
US20110311283A1 (en) | Fixing device and image forming apparatus | |
US20110008083A1 (en) | Image heating apparatus | |
JP2013024895A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP4539252B2 (ja) | 定着装置、および画像形成装置 | |
JP2005077872A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
US10908539B2 (en) | Image heating device that prevents failure caused by insufficient supply of lubricant at ends parts | |
JP7254507B2 (ja) | 像加熱装置 | |
JP7267737B2 (ja) | 像加熱装置 | |
JP2005300732A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP7292875B2 (ja) | 像加熱装置 | |
JP6122797B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5867434B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP7267736B2 (ja) | 像加熱装置および、それを備える画像形成装置 | |
US20230060287A1 (en) | Image heating device and image forming apparatus | |
JP2006235006A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2010107643A (ja) | 像加熱装置及びこれを備える画像形成装置 | |
US9229393B2 (en) | Fixing device configured to fix a toner image onto a recording medium and image forming apparatus including the same |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221026 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221115 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230111 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230322 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230420 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7267737 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |