JP3124375B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

Info

Publication number
JP3124375B2
JP3124375B2 JP04156755A JP15675592A JP3124375B2 JP 3124375 B2 JP3124375 B2 JP 3124375B2 JP 04156755 A JP04156755 A JP 04156755A JP 15675592 A JP15675592 A JP 15675592A JP 3124375 B2 JP3124375 B2 JP 3124375B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
fixing film
fixing
guide
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04156755A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05346743A (ja
Inventor
曜 遊坐
明 黒田
安達信和
杉田壮志
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP04156755A priority Critical patent/JP3124375B2/ja
Publication of JPH05346743A publication Critical patent/JPH05346743A/ja
Priority to US08/630,271 priority patent/US5752149A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3124375B2 publication Critical patent/JP3124375B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/20Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat
    • G03G15/2003Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat
    • G03G15/2014Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat
    • G03G15/2064Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for fixing, e.g. by using heat using heat using contact heat combined with pressure
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/00135Handling of parts of the apparatus
    • G03G2215/00139Belt
    • G03G2215/00143Meandering prevention
    • G03G2215/00151Meandering prevention using edge limitations
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/20Details of the fixing device or porcess
    • G03G2215/2003Structural features of the fixing device
    • G03G2215/2016Heating belt
    • G03G2215/2035Heating belt the fixing nip having a stationary belt support member opposing a pressure member

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発熱体(ヒータ)に圧
接させて移動駆動させた耐熱性定着フィルムの発熱体側
とは反対面に、顕画像を支持する転写媒体(転写紙)を
導入し、密着させて定着フィルムと一緒に発熱体位置を
通過させることで発熱体の熱を定着フィルムを介して転
写媒体に与える方式(フィルム加熱方式)の加熱装置に
関するものである。
【0002】この装置は、電子写真複写機・プリンタ・
ファックス当の画像形成装置における画像加熱定着装
置、即ち電子写真・静電記録・磁気記録等の適宜の画像
形成プロセス手段により加熱溶融性の樹脂等より成るト
ナーを用いて転写紙(転写材シ
【0003】
【従来の技術】従来、例えば特開昭63−313182
号公報等のように、固定支持されたヒータと、このヒー
タに対抗圧接しつつ搬送される耐熱性の定着フィルム
と、このフィルムを介して記録材をヒータに密着させる
加圧部材を有し、ヒータの熱を定着フィルムを介して記
録材へ付与することで、記録材面に形成担持されている
未定着画像を記録材面上に加熱定着させるフィルム加熱
方式の加熱装置が提案されている。
【0004】このようなフィルム加熱方式においては、
ヒータとして低熱容量加熱体を用いることができる。こ
のため、従来の接触加熱方式である熱ローラ方式やベル
ト加熱方式などの加熱装置に比べ省電力化及びウエイト
タイム短縮化(クイックスタート)が可能となる。その
他、従来の加熱方式の種々の欠点を解決できる利点を有
し、効果的なものである。
【0005】しかしこのフィルム加熱方式では、薄膜の
フィルムを用いるためフィルムを常に全周的にテンショ
ンを加えて張り状態にしたものは、そのフィルムの駆
動、走行等の制御に複雑な装置が必要であった。
【0006】上記従来例のフィルム加熱方式の加熱装置
の改良型装置として、特願平2−153602〜153
610号、同2−339897〜339900号等(以
下テンションレス系のフィルム加熱方式の加熱装置と記
す)に記載されるような、フィルムとしてエンドレスの
形態のものを用い、その周長の少なくとも一部は常にテ
ンションフリー(テンションが加わらない状態)とし、
フィルムの走行移動は加圧部材の回転駆動力から得るよ
うにしたフィルム加熱方式の加熱装置が提案されてい
る。これによりフィルムの寄り移動力を低減化してフィ
ルムの寄り規制をフィルムの長手方向の端部をフランジ
部材で受け止めさせて規制する単純構成で行うことを可
能にし、装置全体を簡略化し、駆動トルクを大幅に低減
できた。図10にテンションレス系のフィルム加熱方式
の加熱装置の一例の要部の概略を示した。図10におい
て、定着フィルム8は加圧ローラ9、ヒータ14および
転写紙との摩擦力により走行し、走行中に発生する定着
フィルム8の寄りは定着フィルム8の長手方向の端部を
フランジ13で規制することで制御している。
【0007】また図18〜図21にはテンションレス定
着フィルムの加圧ローラによる駆動方法を使用した従来
の方式の画像加熱の断面図を示した。ここで、図18と
図20は加圧ローラ軸に垂直な方向の断面図、図19と
図21は加圧ローラ軸に水平な方向の断面図である。
【0008】図18〜図21に示す定着フィルム8はフ
ィルムガイド23に沿って加圧ローラ9、ヒータ21お
よび転写紙Pとの摩擦力により走行し、駆動力は加圧ロ
ーラ同軸状の駆動ギヤ22を通してモータ(不図示)か
ら加圧ローラに伝達される。不図示の画像形成部から搬
送された未定着トナー画像を担持した転写紙は、前記定
着ニップを通過する過程で加熱、加圧される。この過程
でトナー画像は軟化、溶融、固化永久固着像を形成す
る。
【0009】図18と図19に示した加熱装置のフィル
ムガイド23は、強度のあるステンレス製である。ヒー
タ21はヒータ取付部材25によってフィルムガイド2
3から絶縁断熱されている。フィルム8はフィルムガイ
ド23に沿ってニップ部Nに突入し、ヒータ21によっ
て直接加熱された後、再び金属製ガイド23を摺動して
回転する。
【0010】図20と図21に示した加熱装置のフィル
ムガイド23の材質は熱硬化性樹脂で、該ガイド23の
ヒータ取付部23aにおいては断熱絶縁の効果がある。
断熱性については、図18、図19に示した加熱装置に
おけるフィルム取付部材25よりも断熱材としての樹脂
部の熱容量が大きいので優れているが、強度については
劣っている。また図20と図21に示した加熱装置にお
けるフィルムガイド23のフィルム摺動部23bは樹脂
のため、図18、図19の金属性のフィルムガイドより
摺動性について優れている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テンションレ
ス系のフィルム加熱装置の場合でも、回転走行するフィ
ルムとフィルムを挟みニップを形成する加熱部材として
の加圧ローラおよびヒータの部品精度がバラついたり、
ヒータの幅方向で温度分布が生じたりすることによっ
て、フィルムの搬送力はその幅方向で不均一となり、図
4で後述説明するように定着フィルム内周長と定着フィ
ルムガイド周長差の程度によって定着フィル中心軸を定
着フィルム支持面10a、フランジ13に対してα°傾
き、方向を限定できないフィルムの寄りが生じ、フィル
ム端部をフランジで規制させてそのようなフィルム寄り
移動を規制させたとき、フィルムの膜厚、材質によって
はフィルムに折れ、皺および亀裂を生じる現象が見ら
れ、その結果として画像加熱定着装置にあっては定着画
像の劣化、定着フィルムの走行不良、耐久寿命の低下、
フィルムの寄り規制音の発生等の問題点があった。
【0012】また図18〜図21に示した加熱装置にお
いて、トナーを定着させるために、フィルムガイドおよ
びヒータ取付部材に要求される機能にはヒータの発生す
る熱量の成るべく多くがニップ側に流入するための断熱
性、トナーを加圧するための荷重に耐え得る強度を満た
さなければならない。またその他に要求される機能とし
てフィルムとフィルムガイド間の摺動における耐摩擦、
耐摩耗性がある。
【0013】すなわち、図18、図19の従来例では、
ニップ部加圧のための荷重に対する強度は金属性のた
め、十分であるがヒータ取付部材の体積が小さく、熱量
の多くが、フィルムガイド側に流入し、ニップ部を急速
に暖める事ができない上にニップ部を定着に要求される
温度にまで上昇させるためにヒータの発熱量が増加し効
率が悪くなる。また、フィルムガイドのフィルム摺動部
が金属のため、フィルムの摺動性が悪く耐摩耗性が著し
く劣る。さらに、図20、図21の従来例では、ヒータ
取付部の断熱性と、フィルムガイドフィルム摺動部につ
いては優れた性能を示すが、強度的に十分ではない。す
なわち、図20、図21の従来例のフィルムガイド13
は、低温時には、定着の加圧力には十分耐え得る強度は
持っているが、加熱によるヒータ取付部の変形や、長時
間高温と荷重を受ける事によるフィルムガイド材料であ
る熱硬化製樹脂のクリープ変形が大きく、紙幅方向にク
ラウンまたは逆クラウン形状になり一定の加圧力をニッ
プに与える事ができず、紙幅方向に一様なトナー定着が
困難になるという問題点があった。
【0014】本発明は上記のような問題点を解決しよう
とするものである。すなわち、本発明は定着フィルムの
走行が安定し、かつ、装置の寿命を延ばすことができる
ようにした加熱装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を達成する第1の構成は、エンドレス状のフィルムと、
前記フィルムと接しフィルムを駆動するローラと、前記
フィルムの移動をガイドするガイド部材と、前記フィル
ムの移動方向と直交する方向への寄りを規制するためフ
ィルム端部と当接可能な規制部材と、を有し、前記フィ
ルムは移動方向と直交する方向の全長にわたって実質的
に径が等しく、前記ガイド部材に対して当接可能で且つ
ルーズに懸回されている加熱装置において、前記フィル
ムの移動方向と直交する方向に関して、前記ガイド部材
は端部に前記ローラの軸方向に関して傾いたガイド部を
有するものである。
【0016】本出願に係る発明の目的を実現する第2の
構成は、上記第1の構成で、前記ガイド部は、前記フィ
ルムと前記ローラの接触部におけるフィルムの移動方向
に関して前記ガイド部材の上流側及び下流側の各々の端
部に設けられ、この各々のガイド部は前記接触部におけ
るフィルムの移動方向の上流側に傾いているものであ
る。本出願に係る発明の目的を実現する第3の構成は、
上記いずれかの構成で、前記ガイド部は、前記フィルム
の移動方向と直交する方向に関して前記ガイド部材の両
端に設けられているものである。
【0017】
【作用】上記した第1の構成では、前記ガイド部材の端
部に設けたガイド部により、フィルムの寄り力を低減で
き、フィルムの端部の折れ、亀裂及び皺がなくなり、フ
ィルムの走行が安定し、良好な定着画像が得られる。
【0018】
【0019】
【実施例】図1は本発明の第1実施例を適用したレーザ
ービームプリンターの一例を示す主要側面図である。1
は所定の周速度で回転される電子写真感光体(以下ドラ
ムと呼ぶ)である。ドラム1は回転過程で一次帯電器2
により正または負の所定電位に均一帯電をうけ、次いで
レーザースキャナ3によるレーザー走査露光Lで目的画
像情報の走査書き込みを受ける。これによりドラム1上
に静電潜像が形成される。潜像の形成されたドラム1面
は、現像装置4によりトナーTの供給を受けてトナー画
像として顕像化される。次いでトナー画像は転写ローラ
5の位置を通過する過程で、この転写ローラ5とドラム
1との間に送られた転写紙P面に順次転写されていく。
ドラム1から転写紙P面への転写は、転写ローラ5によ
り転写紙P面の裏側にトナー画像の荷電極性と逆極性の
帯電がなされることにより行われる。次いで転写紙P
は、転写ローラ5と逆極性の電圧を印加した除電針6で
除電され、ドラム1から分離し、加熱装置7へ搬送され
る。加熱装置7では転写紙P面上のトナーTが加熱溶融
され、永久固着像として転写紙P面に定着される。図2
および図3は本発明の特徴を良く表す加熱定着器7の正
面図および定着フィルムガイドの縦断面図である。定着
フィルム8は耐熱性、トナー離形性、強靭性を有する単
層定着フィルムあるいは所望の表面処理やラミネート処
理をした複合層フィルムである。例えば耐熱処理をした
約50μmのポリエステル(PET)やポリイミド(P
I)単層フィルム、あるいは前記フィルム面を更に4フ
ッ化エチレン(PTFE)で離形層付与処理した複合層
フィルムなどである。前記定着器7では定着フィルムは
エンドレスの円筒状で、その周方向にはニップ部を除い
て張力が働いておらず、加圧ローラ9との摩擦力のみで
回転走行する構成をとっている。図から明らかな様に、
定着フィルム8は移動方向と直交する方向の全長にわた
って実質的に径が等しい。
【0020】定着フィルム8の内面を長手方向全域にわ
たって支持する定着フィルムガイド10と当接したヒー
タ14と加圧ローラ9は定着フィルム8を挟んで加圧ば
ね11a、11bにより所定の当接圧(例えばA4幅で
総圧3〜6kg)をもって互いに圧接状態にしてある。
ヒータ14の表面には蒸着、スパッタリング、CVD、
スクリーン印刷等で形成されたTaSiO2、銀パラジ
ウム、Ta2N、RuO2、ニクロム等の線上または細
帯状の薄膜発熱抵抗部がある。また定着フィルム8の端
部を、装置組み立て時に定着フィルムガイド10に取り
付けられるフランジ13で規制することにより、加熱定
着器7の駆動時に生じる定着フィルム8の寄りは、規制
されている。
【0021】未定着トナー画像を転写された転写紙Pは
駆動ギア12で回転する加圧ローラ9の表面摩擦力によ
り定着フィルム8とともに定着ニップ部へ搬送された
後、少なくとも定着ニップ部内では、加圧ばね11a、
11bによる当接圧によって滑ることなく、定着フィル
ム8、加圧ローラ9と同一速度で転写紙Pの進行方向へ
送られる。15は加圧ローラ9の軸受を示す。定着ニッ
プ部を通過した後、定着フィルム8と転写紙Pは引き続
き溶融、軟化したトナーTの粘着力により密着したまま
搬送される。この搬送過程を冷却工程として、軟化、溶
融したトナーTの熱が放熱され、トナーTは冷却固化
し、転写紙P上に永久固着像が形成される。冷却工程
後、定着フィルム8と転写紙Pはトナー冷却固化により
容易に分離し、分離後転写紙Pは加熱装置7より排出さ
れる。
【0022】定着フィルム8の内面を長手方向全域にわ
たって支持する定着フィルムガイドの定着フィルム支持
面10aの長手方向の長さは、定着フィルム8の幅より
も長く設定してあり、図2のように初期に設置された定
着フィルム8の状態で、定着フィルム支持面10aの両
端部側の定着フィルム8を支持していない部分は、加圧
ローラ9の中心軸と、定着ニップ部Nの定着フィルム移
動方向の上流側方向に角度θをなしている。この角度θ
は0より大きく、90°より小さい。
【0023】図4は定着フィルム8の寄り力発生を説明
するための略平面図である。定着フィルムの寄りは諸部
材(特にヒータ,加圧ローラ)の位置および単品精度が
でていなかったり、ヒータ長手方向で温度分布が生じて
しまうことにより定着フィルム8の搬送力が長手方向で
均一でない場合および定着フィルムの単品精度(膜厚,
円筒度等)がでていない場合に起こるが、その時定着フ
ィルム端部の寄り状態は一様にして図4に示す形態をと
る。即ち上記要因によって生じる定着フィルム搬送力差
が、定着フィルム内周長と定着フィルムガイド周長差の
程度によって定着フィルム中心軸を定着フィルム支持面
10a,フランジ13に対してα°傾ける。加圧ローラ
9の長手方向に垂直な力(摩擦力)Fによって定着フィ
ルム8は、Fsinα°の力で寄ることになる。
【0024】しかしながら本実施例の様に定着フィルム
ガイドの定着フィルム支持面両端部の形状を図3のごと
く上記したようにすることで以下の効果がある。
【0025】定着フィルム8の内面を長手方向全域にわ
たって支持する定着フィルムガイド10の定着フィルム
支持面10aの両端部近傍の形状を加圧ローラ9の中心
軸と、定着ニップ部Nの定着フィルム移動方向の上流側
方向に0<θ<90°の角度θをつけることによって、
定着フィルム中心軸と定着フィルム支持面10aのなす
角α°を規制し、定着フィルム8の寄り力を低減するこ
とが可能になった。従って定着フィルム端部の折れ、亀
裂及びシワがなくなり、定着フィルムの走行が安定し、
定着画像の不良が軽減した。
【0026】定着フィルム端部をカットする際に生じる
バリ、ノッチは従来厳しく管理されてきたが、本発明に
より定着フィルムの寄り力が低減され端部のバリ、ノッ
チ等、加工上の定着フィルム端部損傷についての制約は
緩和されコストダウンの効果もまた十分にある。
【0027】図5は本発明の第2実施例を表す定着フィ
ルムガイド10の中間部省略の縦断面図である。本実施
例は、上記第1実施例記載の定着フィルム支持面10a
の両端部近傍と加圧ローラ9の中心軸とが、定着ニップ
部Nの定着フィルム移動方向の上流側方向になす角度
を、一定でなく端部近傍から端部に向かって増大するよ
うにした。
【0028】本実施例においても、定着フィルム中心軸
と定着フィルム支持面10aのなす角α°を規制するこ
とで第1実施例と同様の効果がある。
【0029】図6は本発明の第3実施例を表す定着フィ
ルムガイド10の縦断面図である。上記第1、第2実施
例は定着フィルム支持面10aの両端近傍で、定着フィ
ルム支持面10aと加圧ローラ9の中心軸とが、定着ニ
ップ部Nの定着フィルム移動方向の上流側所定の角度を
なすのに対し、本実施例は上記第1、第2実施例記載の
定着フィルム支持面10aと加圧ローラ9の中心軸との
なす角度が、定着フィルム支持面10aの長手方向中央
付近より端部に向かって増大するように、定着フィルム
支持面10aが形成されている。
【0030】本実施例においても、定着フィルム中心軸
と定着フィルム支持面10aのなす角α°を規制するこ
とで第1実施例と同様の効果がある。
【0031】また本実施例で定着フィルム支持面と加圧
ローラの中心軸とのなす角度θが、0°<θ<90°の
範囲で定着フィルム支持面の長手方向中央付近より端部
に向かって一定で定着フィルム支持面10aが形成され
ていても、第1実施例と同様の効果がある。
【0032】図7は本発明の第3実施例を表す定着フィ
ルムガイド10の正面面図である。上記第1、第2実施
例は定着フィルム支持面10aの両端部近傍で、定着フ
ィルム支持面10aと加圧ローラ9の中心軸とが、定着
ニップ部Nの定着フィルム移動方向の上流側方向に所定
の角度をなすのに対し、本実施例は両端部近傍の定着フ
ィルム支持面10aと加圧ローラ9の中心軸とのなす角
が、定着ニップ部N直交方向の定着フィルムガイド10
側に所定の角度をなしている。
【0033】本実施例では、両端部近傍の定着フィルム
支持面10aと加圧ローラ9の中心軸とのなす角度が、
ニップ部直交方向の定着フィルムガイド側に所定の角度
をなしていることで、定着フィルム8が端部に寄ったと
きに定着フィルム内面と定着フィルム支持面10aの摺
動抵抗力が増加し、定着フィルムの長手方向での搬送力
の不均一を緩和して、定着フィルム8の寄り力を低減す
ることによって上記第1実施例同様の効果がある。
【0034】図8は本発明の第5実施例を表す定着フィ
ルムガイド10の中間部省略の縦断面図である。本実施
例では、上記定着フィルム支持面10aの端部近傍が定
着ニップ部Nの定着フィルム移動方向の上流側でテーパ
ー状になっている。
【0035】そのため定着フィルム8が両端部方向に進
むに従って定着フィルム8と定着フィルム支持面10a
のギャップが減少し定着フィルム中心軸と定着フィルム
支持面10aのなす角α°を軽減し、および定着フィル
ム内面と定着フィルム支持面10aの摺動抵抗力が増加
し、定着フィルム8の長手方向での搬送力の不均一を緩
和して、定着フィルム8の寄り力を低減することによっ
て上記第1実施例同様の効果がある。
【0036】図9は上記第5実施例において、前記定着
フィルム支持面10aの両端部近傍のテーパー形状部
を、定着ニップ部N直交方向の定着フィルムガイド10
側に設置したものである。
【0037】本実施例においても、定着フィルム8が両
端部方向に進に従って定着フィルム8と定着フィルム支
持面10aのギャップが減少し定着フィルム中心軸と定
着フィルム支持面10aのなす角α°を軽減し、および
定着フィルム内面と定着フィルム支持面10aの摺動抵
抗力が増加し、定着フィルム8の長手方向での搬送力の
不均一を緩和して、定着フィルム8の寄り力を低減する
ことによって上記第1実施例同様の効果がある。
【0038】以上のように本発明の第1〜第6実施例の
加熱装置は、定着フィルムガイドの定着フィルム支持面
の形状が変化する構成で、定着フィルムの寄り力を低減
し定着フィルム端部の折れ、亀裂及びシワがなくなり、
定着フィルムの走行が安定し定着画像の不良を軽減する
とともに、装置の寿命をも延ばすことができた。
【0039】図11は本発明の第7実施例の加熱定着器
の上部主要部品を分解して示した斜視図であり、図12
は前記第7実施例を適用した画像形成装置本体の断面
図、図13は図11の加熱定着器の主断面図、図14は
同じく加圧ローラ軸に水平な方向の断面図である。
【0040】そして、図12において、符号1〜9は図
1の場合と同様であり、21はヒータである。
【0041】図13のように、定着フィルム8はエンド
レスの円筒状で、その周方向にはニップ部を除いて張力
が働いておらず、加圧ローラ9との摩擦力のみで回転走
行する。定着フィルムはその内面を、熱硬化性樹脂であ
るフェノール樹脂製のフィルムガイド摺動部23bに沿
って摺動する構成をとっている。
【0042】フィルムガイド23は図13のように主断
面方向から見てUの字形状をなしていて、最下部ではヒ
ータ21がはまるような溝があり、ヒータ21はこの部
分に接着剤によって取り付けられている。(以下この2
3aの部分をヒータ取付部と呼ぶ。)24はヒータ取付
部を備えたフィルムガイド23の剛性を高めるための補
強部材で、両端から加圧ばね20によって所定の当接圧
を得る。補強部材は、図11および図13から見て分か
るように、逆Uの字形状であり、フィルムガイド・ヒー
タ取付部23aの裏面の紙幅方向に3点(図14)、紙
送り方向にそれぞれ2点ずつ(図13)計6点の位置を
押さえつけることができるような6本の足24aが突き
出ている。この6本の足24aは、補強部材24の上
面、すなわち、加圧ばね20から力を受ける面から、そ
れぞれ長さが同じである。これによってヒータ取付部や
ヒータは紙幅方向から見て水平の位置に規制されたまま
(図14)、フィルム、加圧ローラに圧接される。
【0043】未定着トナー画像を転写された転写紙Pは
駆動ギア22で回転する加圧ローラ9の表面摩擦力によ
り定着フィルム8とともに定着ニップ部へ搬送された
後、少なくとも定着ニップ部内では、加圧ばね20a、
20bによる当接圧によって滑ることなく、定着フィル
ム8、加圧ローラ9と同一速度で転写紙Pの進行方向へ
送られる。この定着ニップ部通過過程を加熱および加圧
工程として、ヒータ21の熱が定着フィルム8を介して
転写紙Pへ伝達され、転写紙P上の未定着トナーTが溶
融、加圧される。定着ニップ部を通過した後、定着フィ
ルム8と転写紙Pは引き続き溶融、軟化したトナーTの
粘着力により密着したまま搬送される。この搬送過程を
冷却工程として、軟化、溶融したトナーTの熱が放熱さ
れ、トナーTは冷却固化し、転写紙P上に永久固着像が
形成される。冷却工程後、定着フィルム8と転写紙Pは
トナー冷却固化により容易に分離し、分離後転写紙Pは
図12の加熱定着器7から排出される。
【0044】理想的な定着においてはヒータ温度と加圧
力は紙幅方向に一定になるように規制する必要があり、
本実施例においては、補強部材によってヒータ取付部が
常に紙幅方向に水平な形状に押さえ付けられるため、一
定の加圧力が期待できる。
【0045】前記第7実施例において、ヒータ取付部の
形状は、温度や加圧力によって紙幅方向にクラウン形状
が望ましい場合もあれば、逆クラウン形状が良い場合も
ある。
【0046】図15および図16は本発明の第8実施例
を示しており、補強部材24とヒータ取付部23aのヒ
ータ裏側の面を示している。
【0047】本実施例の補強部材24の位置決めの足2
4aの長さのうち、中央のものを図15のように両端の
足の長さよりも長くしてやればクラウン形状に、逆に図
16のように短くしてやれば逆クラウン形状となる。こ
れによって、ヒータ取付部は、最も定着に都合の良い形
状に規制される。
【0048】図17は本発明の第9実施例を示してい
る。
【0049】つまり、樹脂製のフィルムガイド23の内
部に当てはまるようにU字形状をした補強部材24が組
込まれている。
【0050】補強部材はフィルムガイドのヒータ取付部
23aの裏面全面を押しつける事によって、ヒータ21
を紙幅方向に水平な形状に保つ事ができる。
【0051】本実施例によって、ヒータ取付部の剛性を
得ることができる上に、熱伝導性の良い金属がヒータ取
付部裏面全面を覆っているため、紙幅方向に大きな温度
差があった場合、熱量が金属を伝わって温度の低い方向
へ流入し易くなり、フラットな加熱が期待できる。
【0052】図11〜図17で説明した実施例では、樹
脂製のフィルムガイド内部に金属性の補強部材を組み込
むことによって、ヒータを紙幅方向に適当な形状に保持
することができ、定着に理想的な加圧力を得ることがで
きるうえ、断熱性、フィルム摺動性も同時に満足させる
ことができる。また本発明によって、フィルムガイドの
材質もより安価で加工も容易な熱可塑性樹脂を用いるこ
とが可能である。
【0053】
【発明の効果】本発明によれば、フィルムの寄り力を低
減し、フィルム端部の折れ、亀裂および皺がなくなり、
フィルムの走行が安定し、定着画像の不良を軽減すると
ともに、装置の寿命をも延ばすことができる。
【0054】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を適用した画像形成装置の
内部を示した側面図である。
【図2】本発明の第1実施例の加熱装置の一部切欠正面
図である。
【図3】図2の定着フィルムガイドの縦断平面図であ
る。
【図4】フィルムの寄り力発生説明図である。
【図5】本発明の第2実施例の加熱装置の定着フィルム
ガイドの中間部省略の縦断平面図である。
【図6】本発明の第3実施例の加熱装置の定着フィルム
ガイドの縦断平面図である。
【図7】本発明の第4実施例の加熱装置の加熱装置の定
着フィルムガイドの正面図である。
【図8】本発明の第5実施例の加熱装置の定着フィルム
ガイドの中間部省略の縦断平面図である。
【図9】本発明の第6実施例の加熱装置の定着フィルム
ガイドの中間部省略の正面図である。
【図10】従来のテンションレス系のフィルム加熱方式
の加熱装置の一例を示した斜視図である。
【図11】本発明の第7実施例の加熱装置の上部要部品
を分解して示した斜視図である。
【図12】本発明の第7実施例を適用した画像形成装置
の内部を示した側面図である。
【図13】本発明の第7実施例の加熱装置の主要部の断
面図である。
【図14】同じくもう1つの断面図である。
【図15】本発明の第8実施例の加熱装置の一部の断面
図である。
【図16】同じくもう1つの断面図である。
【図17】本発明の第9実施例の加熱装置の上部主要部
品を分解した斜視図である。
【図18】従来の技術のもう1つの例の主要部の断面図
である。
【図19】同じくもう1つの断面図である。
【図20】従来の技術のさらにもう1つの例の主要部の
断面図である。
【図21】同じくもう1つの断面図である。
【符号の説明】
7…加熱定着器 8…定着フィルム 9…加圧ローラ 10…定着フィルムガイ
ド 14…ヒータ 21…ヒータ 23…フィルムガイド 24…補強部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 杉田壮志 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平4−44075(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/20

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンドレス状のフィルムと、前記フィル
    ムと接しフィルムを駆動するローラと、前記フィルムの
    移動をガイドするガイド部材と、前記フィルムの移動方
    向と直交する方向への寄りを規制するためフィルム端部
    と当接可能な規制部材と、を有し、前記フィルムは移動
    方向と直交する方向の全長にわたって実質的に径が等し
    く、前記ガイド部材に対して当接可能で且つルーズに懸
    回されている加熱装置において、 前記フィルムの移動方向と直交する方向に関して、前記
    ガイド部材は端部に前記ローラの軸方向に関して傾いた
    ガイド部を有することを特徴とする加熱装置。
  2. 【請求項2】前記ガイド部は、前記フィルムと前記ロー
    ラの接触部におけるフィルムの移動方向に関して前記ガ
    イド部材の上流側及び下流側の各々の端部に設けられ、
    この各々のガイド部は前記接触部におけるフィルムの移
    動方向の上流側に傾いていることを特徴とする請求項1
    記載の加熱装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド部は、前記フィルムの移動方向
    と直交する方向に関して前記ガイド部材の両端に設けら
    れていることを特徴とする請求項1または2記載の加熱
    装置。
JP04156755A 1992-06-16 1992-06-16 加熱装置 Expired - Fee Related JP3124375B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04156755A JP3124375B2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 加熱装置
US08/630,271 US5752149A (en) 1992-06-16 1996-04-10 Image heating apparatus using endless web guided by a guide having inclined surfaces

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04156755A JP3124375B2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 加熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05346743A JPH05346743A (ja) 1993-12-27
JP3124375B2 true JP3124375B2 (ja) 2001-01-15

Family

ID=15634613

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04156755A Expired - Fee Related JP3124375B2 (ja) 1992-06-16 1992-06-16 加熱装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5752149A (ja)
JP (1) JP3124375B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104880932A (zh) * 2014-02-28 2015-09-02 京瓷办公信息系统株式会社 定影装置及图像形成装置

Families Citing this family (19)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09258583A (ja) * 1996-03-22 1997-10-03 Canon Inc 管状フィルム、及び、管状フィルムの製造方法、並びに、管状フィルムを用いた画像形成装置
US5987245A (en) 1996-07-01 1999-11-16 Sun Microsystems, Inc. Object-oriented system, method and article of manufacture (#12) for a client-server state machine framework
JP3744347B2 (ja) * 2000-11-10 2006-02-08 富士ゼロックス株式会社 定着装置
US6986772B2 (en) * 2001-03-01 2006-01-17 Michelson Gary K Dynamic lordotic guard with movable extensions for creating an implantation space posteriorly in the lumbar spine
JP2003295649A (ja) * 2002-03-29 2003-10-15 Toshiba Tec Corp 定着装置
JP2003300637A (ja) 2002-04-11 2003-10-21 Canon Inc シート作用部材及びこれを用いたシート搬送装置並びに画像処理装置
JP4054599B2 (ja) * 2002-04-25 2008-02-27 キヤノン株式会社 像加熱装置
US6947679B2 (en) * 2002-08-29 2005-09-20 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and fixing temperature control method
JP2005242333A (ja) * 2004-01-30 2005-09-08 Canon Inc 可撓性スリーブを有する像加熱装置
JP4877965B2 (ja) * 2006-11-08 2012-02-15 京セラミタ株式会社 定着装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5950622B2 (ja) * 2011-04-19 2016-07-13 キヤノン株式会社 画像加熱装置
JP2013076759A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Oki Data Corp 現像装置及び画像形成装置
JP6012233B2 (ja) * 2012-04-11 2016-10-25 キヤノン株式会社 像加熱装置
JP6094061B2 (ja) * 2012-05-31 2017-03-15 ブラザー工業株式会社 定着装置およびその製造方法
JP6103913B2 (ja) * 2012-12-11 2017-03-29 キヤノン株式会社 定着装置
JP6149468B2 (ja) * 2013-03-29 2017-06-21 ブラザー工業株式会社 定着装置
JP6485110B2 (ja) * 2015-02-26 2019-03-20 ブラザー工業株式会社 定着装置
US10254691B2 (en) * 2017-01-13 2019-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Fixing device that regulates a position of an inner surface of a film
JP7247401B2 (ja) * 2017-12-27 2023-03-28 キヤノン株式会社 定着装置

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5241155A (en) * 1988-11-25 1993-08-31 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus having linear heat generating layer with variable resistance distribution
US5027160A (en) * 1988-12-08 1991-06-25 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus with movable film and means for controlling film position
JPH0721680B2 (ja) * 1989-06-22 1995-03-08 キヤノン株式会社 定着装置
JPH0325480A (ja) * 1989-06-22 1991-02-04 Canon Inc 定着装置
JP2552735B2 (ja) * 1989-08-01 1996-11-13 キヤノン株式会社 定着装置
DE69112098T2 (de) * 1990-02-20 1996-02-08 Canon Kk Bild-Heizgerät mit von einem rotierenden Element angetriebenen Film.
ATE141697T1 (de) * 1990-05-24 1996-09-15 Bando Chemical Ind Bandantriebssystem
US5148226A (en) * 1990-06-11 1992-09-15 Canon Kabushiki Kaisha Heating apparatus using endless film
US5210579A (en) * 1990-11-30 1993-05-11 Canon Kabushiki Kaisha Image fixing apparatus having a parting resin layer for reducing frictional resistance of the film through which the image is heated
JP2941962B2 (ja) * 1991-01-08 1999-08-30 キヤノン株式会社 定着装置
US5196895A (en) * 1991-02-15 1993-03-23 Canon Kabushiki Kaisha Heating apparatus using endless film
US5257078A (en) * 1991-07-19 1993-10-26 Canon Kabushiki Kaisha Image heating apparatus regulating shift of endless fixing film

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104880932A (zh) * 2014-02-28 2015-09-02 京瓷办公信息系统株式会社 定影装置及图像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05346743A (ja) 1993-12-27
US5752149A (en) 1998-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3124375B2 (ja) 加熱装置
US10935911B2 (en) Fixing device capable of enhancing durability of endless belt and image forming apparatus incorporating the same
JP4298542B2 (ja) 像加熱装置
JP4654704B2 (ja) 定着装置および画像形成装置
US9507306B2 (en) Fixing device with a temperature detector adjacent an easily deformable location and image forming apparatus including same
US7792477B2 (en) Image heating apparatus including pads and belts forming a pressurized nip
US7603069B2 (en) Fixing apparatus and image forming apparatus provided therewith
JP5882799B2 (ja) 像加熱装置
JP5896306B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP6111657B2 (ja) 定着装置及び画像形成装置
US5257078A (en) Image heating apparatus regulating shift of endless fixing film
JP4600100B2 (ja) ベルト部材を駆動するロール部材を備えた装置、定着装置および画像形成装置
US10908541B2 (en) Image heating apparatus which attains secure fixing of an unfixed image and reduction of energy to be consumed while securing slidability of a film
JP2003077621A (ja) 加熱装置および画像形成装置
JP3478068B2 (ja) 定着装置
JP2005077872A (ja) 定着装置および画像形成装置
JPH06337601A (ja) 加熱装置
JP3269336B2 (ja) 加熱装置
JP4332593B2 (ja) 像加熱装置
JP6740333B2 (ja) 定着装置
US20020127034A1 (en) Image heating apparatus
JP7267737B2 (ja) 像加熱装置
JP2949926B2 (ja) 加熱装置
JP2022066948A (ja) 定着装置
JPH052350A (ja) 定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071027

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081027

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091027

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101027

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111027

Year of fee payment: 11

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees