JP6485110B2 - 定着装置 - Google Patents

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本発明は、ニップ部材と、ニップ部材を支持する支持部材とを備える定着装置に関する。
従来、電子写真方式の画像形成装置に備えられる定着装置に、筒状部材と、筒状部材の内側に配置されるニップ部材と、ニップ部材との間で筒状部材を挟むバックアップローラとを備え、筒状部材とバックアップローラで記録シートを挟んで搬送するものが知られている。このような定着装置において、搬送される記録シートに皺が寄るのを低減するため、搬送時にニップ部材がバックアップローラの軸線方向の中央に向かうほどバックアップローラから離れるようなコンケーブ形状となるように構成されたものがある。
例えば、特許文献1で開示されている定着装置は、ニップ部材をバックアップローラとは反対側から支持するステイを備えている。そして、このステイのニップ部材を支持する支持面は、バックアップローラの軸線方向の中央に向かうほどバックアップローラから離れるように湾曲している。このような支持面を設けることで、ニップ部材が支持面に倣って変形し、コンケーブ形状となる。
特開2013−156501号公報
ところで、上述した技術におけるステイ(支持部材)の支持面が有する湾曲形状に誤差があると、ニップ部材のコンケーブ形状が歪み、記録シートの搬送に影響がでるおそれがある。しかしながら、全体が湾曲した支持面を少ない誤差で製造するのは難しい。
そこで、本発明は、ニップ部材を支持する支持部材の製造が容易な定着装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、ニップ部材との間でエンドレスベルトを挟むバックアップローラと、ニップ部材に対してバックアップローラとは反対側に配置され、ニップ部材を支持する支持部材とを備えている。
支持部材は、ニップ部材から荷重を受ける複数の段を有し、複数の段は、第1部分と、第1部分から前記軸線方向に離れた第2部分と、第1部分と第2部分の間に位置する第3部分とを有している。
第1部分と第3部分は、第1段差部分により繋がり、第2部分と第3部分は、第2段差部分により繋がっている。
そして、第1部分と第2部分は、バックアップローラの軸線からの距離が第1距離であり、第3部分は、前記軸線からの距離が第1距離より長い第2距離である。
このように構成された定着装置では、ニップ部材は、バックアップローラから荷重を受けたときに複数の段に倣って変形し、バックアップローラの軸線方向の中央がバックアップローラから離れるように湾曲した形状になる。これにより、支持部材のニップ部材から荷重を受ける支持面を連続した湾曲面にする必要がないので、支持部材の製造が容易である。
前記した定着装置において、第1部分の前記軸線方向の長さと第2部分の前記軸線方向の長さは等しくてもよい。
前記した定着装置において、第3部分は、前記軸線方向に離れて2つ設けられ、支持部材は、2つの第3部分の間に、第3部分よりもニップ部材から退避した第4部分を有していてもよい。
前記した定着装置において、第4部分の前記軸線方向の長さは、第1部分の前記軸線方向の長さよりも長く、第2部分の前記軸線方向の長さよりも長くてもよい。
前記した定着装置において、第4部分の前記軸線方向の長さは、搬送可能な最大幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも小さく、搬送可能な最小幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも大きくてもよい。
前記した定着装置において、複数の段は、第1部分よりも前記軸線方向外側に設けられた第5部分と、第2部分よりも前記軸線方向外側に設けられた第6部分とを有し、第1部分と第5部分は、第3段差部分により繋がり、第2部分と第6部分は、第4段差部分により繋がっている構成であってもよい。
この場合、第5部分と第6部分は、前記軸線からの距離が第1距離よりも短い第3距離とすることができる。
前記した定着装置において、複数の段は、支持部材の記録シート搬送方向一端部に設けられていてもよい。
前記した定着装置において、支持部材は、記録シート搬送方向他端部に、記録シート搬送方向外側に向けて延びるフランジ部を有していてもよい。
この場合、フランジ部は、第1フランジ部と、第1フランジ部から前記軸線方向に離れた第2フランジ部と、第1フランジ部と第2フランジ部の間に位置する第3フランジ部とを有し、第1フランジ部と第2フランジ部は、前記軸線からの距離が第4距離であり、第3フランジ部は、前記軸線からの距離が第4距離より長い第5距離であることが望ましい。
これによれば、フランジ部を有する支持部材であっても、フランジ部に湾曲形状を設けることなく、ニップ部材を湾曲させることができる。これにより、支持部材の製造が容易になる。
前記した支持部材がフランジ部を有する定着装置において、第1フランジ部の前記軸線方向の長さと第2フランジ部の前記軸線方向の長さは等しくてもよい。
前記した支持部材がフランジ部を有する定着装置において、第3フランジ部の前記軸線方向の長さは、第1フランジ部の前記軸線方向の長さよりも長く、第2フランジ部の前記軸線方向の長さよりも長くてもよい。
前記した支持部材がフランジ部を有する定着装置において、第3フランジ部の前記軸線方向の長さは、搬送可能な最大幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも小さく、搬送可能な最小幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも大きくてもよい。
前記した定着装置が、ヒータと、ヒータを覆うように形成された反射部材と、を備えている場合には、支持部は、ニップ部材との間で反射部材の一部を挟んでいてもよい。
本発明によれば、支持部材のニップ部材から荷重を受ける支持面を連続した湾曲面にする必要がないので、支持部材の製造が容易である。
本発明の一実施形態に係る定着装置を備えたレーザプリンタの概略構成を示す図である。 定着装置の断面図である。 ステイを示す斜視図であって、前壁側を示す図(a)と、後壁側を示す図(b)である。 ニップ板の湾曲形状を誇張して示す図であって、前壁側を示す図(a)と、後壁側を示す図(b)である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の実施形態に係る定着装置を備えたレーザプリンタの概略構成を簡単に説明した後、本発明の特徴部分について詳細に説明する。
また、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、奥側を「左」、手前側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、記録シートの一例としての用紙Sを供給する給紙部3と、搬送される用紙Sにトナー像を形成する画像形成部10と、用紙S上にトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33を主に備えている。給紙部3では、給紙トレイ31に収容された用紙Sが、用紙押圧板32によって給紙機構33へ向けて持ち上げられ、給紙機構33によって画像形成部10に向けて供給される。
画像形成部10は、露光装置4およびプロセスカートリッジ5を主に備えている。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、図示しないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。この露光装置4は、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)によって、プロセスカートリッジ5が備える感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4と給紙トレイ31の間に配置されている。プロセスカートリッジ5は、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナーを収容するトナー収容部74と、トナー収容部74内のトナーを攪拌するアジテータ75とを主に備えている。
このプロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Sが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ5の後方に設けられている。用紙S上に転写されたトナー像は、定着装置100を通過することで用紙S上に熱定着される。その後、用紙Sは、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
図2に示すように、定着装置100は、定着ベルト110と、ヒータ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、バックアップローラの一例としての加圧ローラ140と、反射部材の一例としての反射板150と、支持部材の一例としてのステイ160とを備えている。
定着ベルト110は、トナー像が形成された用紙Sを加熱するための部材である。定着ベルト110は、耐熱性と可撓性を有するステンレス鋼製のエンドレスベルトであり、その内部には、ヒータ120、ニップ板130、反射板150およびステイ160が配置されている。
ヒータ120は、例えば、ハロゲンランプであり、輻射熱を発してニップ板130および定着ベルト110を加熱する部材であり、ニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、定着ベルト110の内周面に接触可能となるように配置された板状の部材であり、ヒータ120からの輻射熱を受け、その熱を定着ベルト110に伝達するように設けられている。このニップ板130は、例えば、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、アルミニウム板などを折り曲げることで形成されている。ニップ板130は、定着ベルト110に接する左右方向に長い板状部131と、板状部131の前端から上方に向けて延びる前側屈曲部132と、板状部131の後端から上方に向けて延びる後側屈曲部133とを有している。
加圧ローラ140は、ニップ板130の板状部131との間で定着ベルト110を挟むことで定着ベルト110との間にニップ部Nを形成する部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。そして、ニップ部Nを形成するために、ニップ板130および加圧ローラ140の一方が他方に向けて付勢されている。そして、この加圧ローラ140は、本体筐体2内に設けられた図示しない駆動源から駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、ニップ板130との間で定着ベルト110および用紙Sを挟んだ状態で回転することで、当該定着ベルト110とともに回転して用紙Sを後方に搬送するようになっている。
反射板150は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを、略U字状に湾曲させて形成されている。より詳しくは、反射板150は、ヒータ120を覆うように湾曲形状(断面視略U字状)に形成された反射部151と、反射部151のニップ板130側の両端部から前後方向外側にヒータ120から離れるように延びる延出部152とを有している。
この反射板150の前側の延出部152は、ニップ板130の前側屈曲部132の先端面に載っている。そして、後側の延出部152は、ニップ板130の板状部131の後端部に載っている。
ステイ160は、ニップ板130に対して加圧ローラ140とは反対側に配置され、前後方向におけるニップ板130の両端部を支持し、ニップ板130に対し加圧ローラ140側から力が作用したときに、その力を受け止める部材である。このステイ160は、比較的剛性が高い、例えば、鋼板などの金属板からなる。
ステイ160は、図3(a),(b)に示すように、加圧ローラ140の軸線方向、すなわち、左右方向に長い部材であり、左右方向に沿って見て、ニップ板130側が開口し、反射板150の反射部151を覆うU字形状に形成された本体部160Aを有している。具体的に、本体部160Aは、ヒータ120の上方に配置される上壁161(図2参照)と、上壁161の前端から下方へ延びる前壁162と、上壁161の後端から下方へ延びる後壁163とを有している。
図3(a)に示すように、前壁162は、ニップ板130側の端部である下端部に、用紙Sの搬送方向外側、すなわち、前側に向けて延びるフランジ部566を有している。つまり、ステイ160は、用紙Sの搬送方向における前端部に、フランジ部566を有している。
フランジ部566は、前壁162の左端部に設けられた第1フランジ部566Aと、前壁162の右端部に設けられ、第1フランジ部566Aから左右方向に離れた第2フランジ部566Bと、第1フランジ部566Aと第2フランジ部566Bの間に位置する第3フランジ部566Cとを有している。
図4(a)に誇張して示すように、第1フランジ部566Aと第2フランジ部566Bは、同じ高さ位置に設けられ、それぞれ、加圧ローラ140の軸線Xからの距離が第4距離L4となっている。そして、第3フランジ部566Cは、第1フランジ部566Aと第2フランジ部566Bよりも上に設けられ、加圧ローラ140の軸線Xからの距離が第4距離L4よりも長い第5距離L5となっている。なお、本実施形態において、各フランジ部566A,566B,566Cの下面は平面である。
フランジ部566は、反射板150の前側の延出部152に上から当接するように設けられ、ニップ板130の前側屈曲部132との間で反射板150の一部である延出部152を挟んでいる。このようにフランジ部566が設けられることにより、ニップ板130が加圧ローラ140から力を受けたときに、ステイ160の前壁162側では、各フランジ部566A,566B,566Cの下面が、反射板150の延出部152を介してニップ板130から荷重を受けるようになっている。つまり、ステイ160の各フランジ部566A,566B,566Cは、下面に、ニップ板130から荷重を受ける支持部を有している。なお、フランジ部566は、用紙Sの搬送方向におけるニップ板130の中央部に対して上流側に配置され、ニップ板130の前端部を支持している。
フランジ部566は、用紙Sの搬送中心Cに対して左右対称となるように形成されている。具体的には、第3フランジ部566Cの左右方向の中央部が、用紙Sの搬送中心C上に配置されるとともに、第1フランジ部566Aと第2フランジ部566Bが、第3フランジ部566Cから等距離に配置されている。そして、第1フランジ部566Aの左右方向の長さと第2フランジ部566Bの左右方向の長さは等しい。
ここで、用紙Sの搬送中心Cとは、用紙幅の異なる複数種類の用紙Sの左右方向中央部の位置を変えずに搬送を行うときの搬送基準となる線をいい、搬送される複数種類の各用紙Sの左右方向の中央部を通る線をいう。
また、第3フランジ部566Cの左右方向の長さは、第1フランジ部566Aの左右方向の長さよりも長く、第2フランジ部566Bの左右方向の長さよりも長い。第3フランジ部566Cの左右方向の長さは、定着装置100で搬送可能な最大幅の用紙Sの左右方向の幅Wmaxよりも小さく、定着装置100で搬送可能な最小幅の用紙Sの左右方向の幅Wminよりも大きい。
図3(b)に示すように、後壁163は、下端面が、左右方向の両端部から中央に向けて段階的に加圧ローラ140の軸線Xから離れるように形成された階段形状に形成され、複数の段165を有している。つまり、複数の段165は、ステイ160の用紙Sの搬送方向における後端部に設けられる。
図4(b)に誇張して示すように、複数の段165は、第1部分165Aと、第1部分165Aから左右方向に離れた第2部分165Bと、第1部分165Aと第2部分165Bの間に位置し、左右方向に離れて2つ設けられた第3部分165Cと、第1部分165Aよりも左右方向外側に設けられた第5部分165Dと、第2部分165Bよりも左右方向外側に設けられた第6部分165Eとを有している。本実施形態において、各段165A,165B,165C,165D,165Eは、平面である。
また、ステイ160は、2つの第3部分165Cの間に、第3部分165Cよりもニップ板130から退避した第4部分168を有している。
第1部分165Aと第2部分165Bは、加圧ローラ140の軸線Xからの距離が第1距離L1となっている。各第3部分165Cは、加圧ローラ140の軸線Xからの距離が第1距離L1より長い第2距離L2となっている。また、第5部分165Dと第6部分165Eは、加圧ローラ140の軸線Xからの距離が第1距離L1より短い第3距離L3となっている。
第1部分165Aと第1部分165A側の第3部分165Cは、左右方向と交差する第1段差部分の一例としての第1段差面167Aにより繋がっている。第2部分165Bと第2部分165B側の第3部分165Cは、左右方向と交差する第2段差部分の一例としての第2段差面167Bにより繋がっている。第1部分165Aと第5部分165Dは、左右方向と交差する第3段差部分の一例としての第3段差面167Cにより繋がっている。第2部分165Bと第6部分165Eは、左右方向と交差する第4段差部分の一例としての第4段差面167Dにより繋がっている。
複数の段165は、反射板150の後側の延出部152に上から当接するように設けられ、ニップ板130の板状部131との間で反射板150の一部である延出部152を挟んでいる。
このように複数の段165が設けられることにより、ニップ板130が加圧ローラ140から力を受けたときに、ステイ160の後壁163側では、各段165A,165B,165C,165D,165Eの角部がニップ板130から荷重を受けるようになっている。つまり、ステイ160の各段165A,165B,165C,165D,165Eは、ニップ板130から荷重を受ける支持部を有している。なお、複数の段165は、用紙Sの搬送方向におけるニップ板130の中央部に対して下流側に配置され、ニップ板130の後端部を支持している。
なお、2つの第3部分165Cの間にある第4部分168は、ニップ板130が加圧ローラ140から力を受けた時に、ニップ板130から荷重を受けない位置に設けられている。
複数の段165は、用紙Sの搬送中心Cに対して左右対称となるように形成されている。具体的には、2つの第3部分165Cは、用紙Sの搬送中心Cから等距離に配置されている。そして、2つの第3部分165Cの左右方向の長さは等しい。第1部分165Aと第2部分165Bは、用紙Sの搬送中心Cから等距離に配置されている。そして、第1部分165Aの左右方向の長さと第2部分165Bの長さは等しい。第5部分165Dと第6部分165Eは、用紙Sの搬送中心Cから等距離に配置されている。第5部分165Dの左右方向の長さと第6部分165Eの左右方向の長さは等しい。本実施形態では、すべての段165A,165B,165C,165D,165Eの長さは等しくなっている。なお、第3部分165Cの左右方向の長さは、第1部分165Aの左右方向の長さおよび第2部分165Bの左右方向の長さと異なっていてもよい。また、第5部分165Dの左右方向の長さおよび第6部分165Eの左右方向の長さは、第1部分165Aの左右方向の長さ、第2部分165Bの左右方向の長さ、および、第3部分165Cの左右方向の長さと異なっていてもよい。
そして、第4部分168の左右方向の長さは、第1部分165Aの左右方向の長さよりも長く、第2部分165Bの左右方向の長さよりも長い。また、第4部分168の左右方向の長さは、定着装置100で搬送可能な最大幅の用紙Sの左右方向の幅Wmaxよりも小さく、定着装置100で搬送可能な最小幅の用紙Sの左右方向の幅Wminよりも大きい。
以上のように構成された定着装置100の作用および効果について説明する。
図4(a),(b)に示すように、ニップ板130に加圧ローラ140から力がかかると、反射板150の延出部152とニップ板130が、ステイ160のフランジ部566と複数の段165に倣って変形し、左右方向の中央が加圧ローラ140から離れるように湾曲したコンケーブ形状になる。このように、ステイ160の下端面全体に湾曲面を設けなくても、ステイ160のニップ板130から荷重を受ける部分の位置を調整することでニップ板130をコンケーブ形状にすることができるので、ステイ160の製造が容易になる。特に、本実施形態では、後壁163側は、複数の段165のうちニップ板130から荷重を受ける角部の一点の寸法を正確に作ればよいので、ステイ160の製造が容易である。
また、各フランジ部566A,566B,566Cに湾曲形状を設けることなく、ニップ板130を湾曲させることができるので、ステイ160の製造が容易になる。
そして、フランジ部566と複数の段165は、用紙Sの搬送中心Cに対して対称となるように設けられているので、搬送される用紙Sにかかる力が左右均等になる。
また、ステイ160は、ニップ板130の用紙Sの搬送方向における中央部に対し上流側にフランジ部566を有し、下流側に複数の段165を有しているので、ニップ板130がフランジ部566や複数の段165に倣って変形しやすい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、複数の段165が2つの第3部分165Cを有し、ステイ160の2つの第3部分165Cの間にニップ板130から荷重を受けない第4部分168が設けられていたが、ステイの構成はこれに限定されるものではない。例えば、ステイ160は第4部分を有しておらず、第1部分165Aと第2部分165Bの間には、1つの第3部分165Cが設けられていてもよい。この場合、ニップ板130が加圧ローラ140から力を受けたときに、第3部分165Cの左右方向中央部がニップ板130から荷重を受ける。
前記実施形態では、フランジ部566が第1フランジ部566A、第2フランジ部566Bおよび第3フランジ部566Cから構成されていたが、フランジ部の構成はこれに限定されるものでない。例えば、ステイは、第1フランジ部566Aの左右方向外側に、第1フランジ部566Aよりも加圧ローラ140の軸線Xからの距離が短いフランジ部を1つ以上有していてもよいし、第2フランジ部566Bの左右方向外側に、第2フランジ部566Bよりも加圧ローラ140の軸線Xからの距離が短いフランジ部を1つ以上有していてもよい。
前記実施形態では、複数の段165が第1部分165A、第2部分165B、第3部分165C、第5部分165Dおよび第6部分165Eから構成されていたが、複数の段は、第5部分165Dおよび第6部分165Eより左右方向外側に、左右方向外側に向かうにつれて徐々に加圧ローラ140の軸線Xに近づく段をさらに有していてもよい。
前記実施形態では、支持部材であるステイ160と反射板150とが別部品として設けられていたが、ステイ160の内面に鏡面加工を施して、ステイ160に反射板としての機能を設けてもよい。
100 定着装置
110 定着ベルト
120 ヒータ
130 ニップ板
140 加圧ローラ
150 反射板
160 ステイ
165 段
165A 第1部分
165B 第2部分
165C 第3部分
165D 第5部分
165E 第6部分
167A 第1段差面
167B 第2段差面
167C 第3段差面
167D 第4段差面
168 第4部分
566 フランジ部
566A 第1フランジ部
566B 第2フランジ部
566C 第3フランジ部

Claims (17)

  1. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むバックアップローラと、
    前記ニップ部材に対して前記バックアップローラとは反対側に配置され、前記ニップ部材を支持する支持部材と
    ヒータと、
    前記ヒータを覆うように配置される反射部材と、を備え、
    前記支持部材は、前記ニップ部材との間で前記反射部材の一部を挟んでおり、前記ニップ部材から荷重を受ける複数の段を有し、
    前記複数の段は、第1部分と、前記第1部分から前記バックアップローラの軸線方向に離れた第2部分と、前記第1部分と前記第2部分の間に位置する第3部分とを有し、
    前記第1部分と前記第3部分は、第1段差部分により繋がり、
    前記第2部分と前記第3部分は、第2段差部分により繋がり、
    前記第1部分と前記第2部分は、前記バックアップローラの軸線からの距離が第1距離であり、
    前記第3部分は、前記軸線からの距離が前記第1距離より長い第2距離であることを特徴とする定着装置。
  2. 前記第1部分の前記軸線方向の長さと前記第2部分の前記軸線方向の長さは等しいことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記第3部分は、前記軸線方向に離れて2つ設けられ、
    前記支持部材は、2つの前記第3部分の間に、前記第3部分よりも前記ニップ部材から退避した第4部分を有していることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記第4部分の前記軸線方向の長さは、前記第1部分の前記軸線方向の長さよりも長く、前記第2部分の前記軸線方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記第4部分の前記軸線方向の長さは、搬送可能な最大幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも小さく、搬送可能な最小幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記複数の段は、前記第1部分よりも前記軸線方向外側に設けられた第5部分と、前記第2部分よりも前記軸線方向外側に設けられた第6部分とを有し、
    前記第1部分と前記第5部分は、第3段差部分により繋がり、
    前記第2部分と前記第6部分は、第4段差部分により繋がり、
    前記第5部分と前記第6部分は、前記軸線からの距離が前記第1距離よりも短い第3距離であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記複数の段は、前記支持部材の記録シート搬送方向一端部に設けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記支持部材は、記録シート搬送方向他端部に、記録シート搬送方向外側に向けて延びるフランジ部を有し、
    前記フランジ部は、第1フランジ部と、前記第1フランジ部から前記軸線方向に離れた第2フランジ部と、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部の間に位置する第3フランジ部とを有し、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部は、前記軸線からの距離が第4距離であり、
    前記第3フランジ部は、前記軸線からの距離が前記第4距離より長い第5距離であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むバックアップローラと、
    前記ニップ部材に対して前記バックアップローラとは反対側に配置され、前記ニップ部材を支持する支持部材とを備え、
    前記支持部材は、前記ニップ部材から荷重を受ける複数の段と、記録シート搬送方向他端部に設けられた、記録シート搬送方向外側に向けて延びるフランジ部と、を有し、
    前記複数の段は、第1部分と、前記第1部分から前記バックアップローラの軸線方向に離れた第2部分と、前記第1部分と前記第2部分の間に位置する第3部分とを有し、
    前記第1部分と前記第3部分は、第1段差部分により繋がり、
    前記第2部分と前記第3部分は、第2段差部分により繋がり、
    前記第1部分と前記第2部分は、前記バックアップローラの軸線からの距離が第1距離であり、
    前記第3部分は、前記軸線からの距離が前記第1距離より長い第2距離であり、
    前記フランジ部は、第1フランジ部と、前記第1フランジ部から前記軸線方向に離れた第2フランジ部と、前記第1フランジ部と前記第2フランジ部の間に位置する第3フランジ部とを有し、
    前記第1フランジ部と前記第2フランジ部は、前記軸線からの距離が第4距離であり、
    前記第3フランジ部は、前記軸線からの距離が前記第4距離より長い第5距離であることを特徴とする定着装置。
  10. 前記複数の段は、前記支持部材の記録シート搬送方向一端部に設けられることを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
  11. 前記第1フランジ部の前記軸線方向の長さと前記第2フランジ部の前記軸線方向の長さは等しいことを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. 前記第3フランジ部の前記軸線方向の長さは、前記第1フランジ部の前記軸線方向の長さよりも長く、前記第2フランジ部の前記軸線方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項8から請求項11のいずれか1項に記載の定着装置。
  13. 前記第3フランジ部の前記軸線方向の長さは、搬送可能な最大幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも小さく、搬送可能な最小幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項8から請求項12のいずれか1項に記載の定着装置。
  14. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むバックアップローラと、
    前記ニップ部材に対して前記バックアップローラとは反対側に配置され、前記ニップ部材を支持する支持部材とを備え、
    前記支持部材は、前記ニップ部材から荷重を受ける複数の段を有し、
    前記複数の段は、第1部分と、前記第1部分から前記バックアップローラの軸線方向に離れた第2部分と、前記第1部分と前記第2部分の間に位置する第3部分とを有し、
    前記第1部分と前記第3部分は、第1段差部分により繋がり、
    前記第2部分と前記第3部分は、第2段差部分により繋がり、
    前記第1部分と前記第2部分は、前記バックアップローラの軸線からの距離が第1距離であり、
    前記第3部分は、前記軸線からの距離が前記第1距離より長い第2距離であり、前記軸線方向に離れて2つ設けられ、
    前記支持部材は、2つの前記第3部分の間に、前記第3部分よりも前記ニップ部材から退避した第4部分を有していることを特徴とする定着装置。
  15. 前記第4部分の前記軸線方向の長さは、前記第1部分の前記軸線方向の長さよりも長く、前記第2部分の前記軸線方向の長さよりも長いことを特徴とする請求項14に記載の定着装置。
  16. 前記第4部分の前記軸線方向の長さは、搬送可能な最大幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも小さく、搬送可能な最小幅の記録シートの前記軸線方向の幅よりも大きいことを特徴とする請求項14または請求項15に記載の定着装置。
  17. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むバックアップローラと、
    前記ニップ部材に対して前記バックアップローラとは反対側に配置され、前記ニップ部材を支持する支持部材とを備え、
    前記支持部材は、前記ニップ部材から荷重を受ける複数の段を有し、
    前記複数の段は、第1部分と、前記第1部分から前記バックアップローラの軸線方向に離れた第2部分と、前記第1部分と前記第2部分の間に位置する第3部分とを有し、
    前記第1部分と前記第3部分は、第1段差部分により繋がり、
    前記第2部分と前記第3部分は、第2段差部分により繋がり、
    前記第1部分と前記第2部分は、前記バックアップローラの軸線からの距離が第1距離であり、
    前記第3部分は、前記軸線からの距離が前記第1距離より長い第2距離であり、
    前記複数の段は、前記第1部分よりも前記軸線方向外側に設けられた第5部分と、前記第2部分よりも前記軸線方向外側に設けられた第6部分とを有し、
    前記第1部分と前記第5部分は、第3段差部分により繋がり、
    前記第2部分と前記第6部分は、第4段差部分により繋がり、
    前記第5部分と前記第6部分は、前記軸線からの距離が前記第1距離よりも短い第3距離であることを特徴とする定着装置。
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