JP6657722B2 - 熱定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録シート上に現像剤像を熱定着させる熱定着装置に関する。
従来、熱定着装置として、エンドレスベルトと、エンドレスベルト内に配置され、エンドレスベルトの軸線方向に長い矩形のセラミックヒータと、セラミックヒータとの間でエンドレスベルトを挟むことで、エンドレスベルトとの間にニップ部を形成する加圧ローラとを備えたものが知られている(特許文献1参照)。この技術では、セラミックヒータと加圧ローラとの間に挟まれて搬送される記録シートは、その搬送方向におけるセラミックヒータの下流側の端部のとことでエンドレスベルトから剥離される。
特開2000−321901号公報
ところで、前記した構成において、セラミックヒータの長手方向の両端部が加圧ローラに向けて付勢した場合には、セラミックヒータの長手方向の中央部が端部よりも加圧ローラから離れる方向に変形する。この場合、ニップ部の下流側の端縁が、上流側に凸となる。これに対し、記録シートが剥離する箇所(以下、「剥離ポイント」ともいう。)となる、セラミックヒータの下流側の端部は、軸線方向に沿った直線状であるため、剥離ポイントとニップ部の下流側の端縁との距離が、軸線方向の各位置で異なってしまう。このように剥離ポイントとニップ部の下流側の端縁との距離が軸線方向の各位置で異なると、記録シート上に熱定着された画像の品質、特に光沢紙での光沢(グロス)の具合が、軸線方向の各位置で差異(以下、「画像品質のムラ」ともいう。)が生じるおそれがあった。
そこで、本発明は、画像品質のムラを抑えることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る熱定着装置は、エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側に配置されるニップ部材と、前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むことで、前記エンドレスベルトとの間にニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、前記ニップ部において記録シートを所定の搬送方向に搬送するように構成される。
前記ニップ部は、前記搬送方向の下流側の端縁が、前記搬送方向の上流側に凸となっている。
前記ニップ部材は、前記バックアップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟む第1部分と、前記第1部分よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記バックアップ部材から離れる方向に屈曲した第2部分と、を有する。
前記第2部分は、前記搬送方向の上流側に凸となっている。
この構造によれば、第1部分よりも搬送方向下流側に配置されて屈曲した第2部分は、記録シートを剥離するための剥離ポイントとなる。そして、この剥離ポイントとなる第2部分とニップ部の下流側の端縁とがともに搬送方向の上流側に凸となることで、エンドレスベルトの軸線方向における各位置において、搬送方向における第2部分とニップ部の下流側の端縁との距離のバラツキを従来に比べて抑制することができるので、画像品質のムラを抑えることができる。
本発明によれば、軸線方向の各位置における剥離ポイントとニップ部の下流側の端縁との距離のバラツキを抑制することができるので、画像品質のムラを抑えることができる。
本発明の一実施形態に係るカラープリンタを示す断面図である。 熱定着装置を示す断面図である。 ニップ板等を分解して示す分解斜視図である。 サイドガイドを示す斜視図である。 ニップ板等を下から見た斜視図である。 屈曲部の形状を示す図である。 ニップ部の下流端、凹部および屈曲部の関係を示す図(a)と、図7(a)のI−I断面図(b)と、図7(a)のII−II断面図(c)である。 変形例1に係る熱定着装置を示す断面図である。 変形例1に係るニップ板等を下から見た斜視図である。 変形例1に係るニップ板の第2屈曲部とニップ部の下流端の関係を示す図である。 変形例2に係る熱定着装置を示す断面図である。 変形例2に係るニップ板等を下から見た斜視図である。 変形例2に係るニップ板の屈曲部とニップ部の下流端の関係を示す図である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明においては、まず、カラープリンタ1の全体構成を説明した後、本発明の特徴部分の詳細を説明することとする。
以下の説明において、方向は、図1に示す方向で説明する。具体的には、図1の右側を「前」とし、図1の左側を「後」とし、図1の紙面手前側を「左」とし、図1の紙面奥側を「右」とする。また、図1の上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、カラープリンタ1は、本体筐体10内に、記録シートの一例としての用紙Pを供給する給紙部20と、給紙された用紙Pに画像を形成する画像形成部30と、画像が形成された用紙Pを排出する排紙部90とを備えている。
給紙部20は、用紙Pを収容する給紙トレイ21と、給紙トレイ21から用紙Pを画像形成部30へ搬送する用紙搬送機構22とを備えている。
画像形成部30は、スキャナユニット40と、4つのプロセスカートリッジ50と、ホルダ60と、転写ユニット70と、熱定着装置100とを備えている。
スキャナユニット40は、本体筐体10内の上部に設けられ、図示しないレーザ発光部、ポリゴンミラー、レンズおよび反射鏡などを備えている。スキャナユニット40は、レーザビームを各感光ドラム51の表面上に高速走査にて照射する。
プロセスカートリッジ50は、給紙部20の上方で前後方向に配列されており、感光ドラム51や、図示しない帯電器、現像ローラ53、トナー収容室などを備えて構成されている。
ホルダ60は、4つのプロセスカートリッジ50を一体的に保持しており、本体筐体10の前面に配置されたフロントカバー11を開放することで形成される開口部10Aを通して前後方向に移動可能に構成されている。
転写ユニット70は、給紙部20と4つのプロセスカートリッジ50との間に設けられ、駆動ローラ71と、従動ローラ72と、搬送ベルト73と、転写ローラ74とを備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後方向に離間して平行に配置され、その間にエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が張設されている。また、搬送ベルト73の内側には、各感光ドラム51との間で搬送ベルト73を挟持する転写ローラ74が、各感光ドラム51に対向して4つ配置されている。
熱定着装置100は、4つのプロセスカートリッジ50および転写ユニット70の後側に配置されている。熱定着装置100については後述する。
この画像形成部30では、図示せぬ帯電器が、回転する感光ドラム51の表面を一様に帯電する。スキャナユニット40は、感光ドラム51の表面にレーザビームを出射して、感光ドラム51の表面を露光することで、感光ドラム51の表面に画像データに基づく静電潜像を形成する。
次いで、回転駆動される現像ローラ53が、感光ドラム51の静電潜像にトナーを供給して、感光ドラム51の表面上にトナー像を形成する。その後、給紙部20から供給された用紙Pを、感光ドラム51と転写ローラ74との間で搬送することで、感光ドラム51上のトナー像を用紙Pに転写する。次いで、熱定着装置100が、用紙P上に転写されたトナー像を熱定着する。
排紙部90は、用紙Pを搬送する複数の搬送ローラ91を主に備えている。トナー像が転写され、熱定着された用紙Pは、搬送ローラ91によって搬送され、本体筐体10の外部に排出される。
図2に示すように、熱定着装置100は、トナー像が形成された用紙Pを加熱する加熱体101と、加熱体101との間でニップ部NPを形成する、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ150と、を備えている。熱定着装置100は、ニップ部NPにおいて用紙Pを所定の搬送方向に搬送するように構成されている。なお、本実施形態では、搬送方向は、前後方向と略一致している。
加熱体101は、エンドレスベルト110と、ヒータの一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、反射部材の一例としての反射板140と、支持部材の一例としてのステイ160と、を備えて構成されている。ハロゲンランプ120、ニップ板130、反射板140およびステイ160は、エンドレスベルト110の内側に配置されている。
エンドレスベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状のベルトであり、左右方向に延びる軸線を中心とした略円筒形状であり、左右方向の幅が直径よりも大きく形成されている。エンドレスベルト110は、金属層111と、弾性層112とを備えている。なお、以下の説明では、左右方向を軸線方向とも称する。
金属層111は、ステンレスなどの金属からなり、エンドレスベルト110の厚み方向において弾性層112の内側に設けられている。金属層111の内周面は、ニップ板130に接触している。金属層111の内周面には、ニップ板130等との摩擦抵抗を減らすためのグリスが塗布されている。金属層111の左右方向両端部は、一対のサイドガイド180(図4参照)により案内されている。
弾性層112は、エンドレスベルト110の厚み方向において金属層111の外側に密着するように設けられている。弾性層112は、シリコンゴムなどの剥離性と弾性を併有するゴムからなり、外周面が加圧ローラ150に接触している。なお、弾性層112の外周面に、フッ素樹脂などからなる非金属の離型層をフッ素コーティング等によってさらに設けてもよい。
ハロゲンランプ120は、ニップ板130を介してエンドレスベルト110を加熱することで用紙P上のトナーを加熱するヒータであり、エンドレスベルト110の内側においてニップ板130から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、加圧ローラ150との間でエンドレスベルト110を挟むことでエンドレスベルト110と加圧ローラ150との間にニップ部NPを形成するための部材であり、軸線方向に長い板状に形成され、ハロゲンランプ120の下方に配置されている。そして、このニップ板130は、ハロゲンランプ120から受けた輻射熱をエンドレスベルト110を介して用紙P上のトナーに伝達する。
このニップ板130は、金属板と、金属板を覆いエンドレスベルト110の内周面に接する表面層とを有している。表面層は、非金属または金属のメッキやフッ素系樹脂コーティングなどからなる。
ニップ板130を構成する金属板は、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、例えば、アルミニウム板などからなり、断面視略U形状に折り曲げられている。より詳細にニップ板130は、断面視において、略前後方向に沿うように延びるベース部131と、ベース部131の前後端から上方に向けて折り曲げられた折曲部132,133とを主に有している。
ベース部131は、第1部分の一例としての第1平板状部131Aと、第4部分の一例としての凹部131Bと、第2平板状部131Cと、第2部分の一例としての屈曲部131Dとを有している。第1平板状部131A、凹部131Bおよび第2平板状部131Cは、加圧ローラ150との間でエンドレスベルト110を挟むことでニップ部NPを形成している。屈曲部131Dは、ニップ部NPから搬送方向下流側にずれた位置に配置されている。
左右方向に直交する平面で切った断面における、凹部131Bの搬送方向での寸法は、0.5〜5mmであってもよいし、1.0〜3.0mmであってもよいし、1.0〜2.0mmであってもよく、左右方向に亘ってその幅は略一定である。左右方向に直交する平面で切った断面における、凹部131Bの深さは、0.5〜5mmであってもよいし、1.0〜3.0mmであってもよいし、1.5〜3.0mmであってもよく、左右方向に亘ってその深さは略一定である。
第1平板状部131Aは、上下方向に略直交した平板状の部位であり、搬送方向において、後述するステイ160の前壁162からハロゲンランプ120付近にわたって形成されている。第1平板状部131Aの下面(エンドレスベルト110との接触面)は、略平面状の面となっている。ここで、「略平面状」とは、曲率が、荷重を受けない状態の加圧ローラ150の曲率よりも小さいことを指す。また、第1平板状部131Aの下面の曲率半径は、ニップ板130のうちニップ部NPを形成するための各面の各曲率半径のうち最も大きな曲率半径となっている。
凹部131Bは、搬送方向において後述するステイ160の後壁163とハロゲンランプ120との間に配置され、第1平板状部131Aの搬送方向下流端から上方(加圧ローラ150から離れる方向)に向かって凹んでいる。凹部131Bの下面の上流端部B1と下流端部B2の曲率半径は、第1平板状部131Aの下面の曲率半径よりも小さくなっている。詳しくは、上流端部B1と下流端部B2の曲率半径は、凹部131Bの底面の曲率半径よりも小さくなっている。
第2平板状部131Cは、上下方向に略直交した平板状の部位であり、凹部131Bの下流端部B2から搬送方向下流側に向けて延びるように形成されている。第2平板状部131Cの下面も、第1平板状部131Aと同様に、略平面状の面となっている。
屈曲部131Dは、第2平板状部131Cの下流端から上方に向けて屈曲した部分であり、その下面の曲率半径は、第1平板状部131Aおよび第2平板状部131Cの下面の曲率半径よりも小さくなっている。言い換えると、屈曲部131Dは、加圧ローラ150からニップ板130へ向かう方向に屈曲している。そして、このように第2平板状部131Cから急激に曲率が変化した屈曲部131Dによって、用紙Pがエンドレスベルト110から剥離されるようになっている。つまり、屈曲部131Dは、用紙Pを剥離するための剥離ポイントとなっている。
そして、図3および図5に示すように、屈曲部131Dと前述した凹部131Bは、上下方向から見て、搬送方向の上流側に向けて凸となっている。凹部131Bの下面の上流端部B1と下流端部B2も、上下方向から見て、搬送方向の上流側に向けて凸となっている。ここで、凸は、用紙Pの搬送中心線(左右方向における中心線)に対して略対称な形状であり、用紙Pの搬送領域(左右方向の幅)に亘ってクラウン形状である。クラウン形状は、弧形状またはコンケーブ形状とも言い得る。
図6に示すように、搬送中心線CLとは、ニップ部NPにおける最大用紙の搬送領域(Dmaxで示す範囲)の用紙搬送方向と直交する方向(左右方向)における中心を指す。ここで、最大用紙とは、レターサイズであってもよいし、A3サイズでもよく、プリンタで使用可能な用紙のうち、最大のサイズのことを指す。
また、屈曲部131Dの搬送中心線CLと重なる位置P1と、屈曲部131Dの最大用紙の搬送領域の端と重なる位置P2との、用紙搬送方向におけるずれをXとすると、クラウン量CRは、以下の式で表すことができる。
CR=X/Dmax
Dmax:最大用紙の搬送領域の左右方向の長さ
CRは、本実施形態では0.02であるが、0.001〜0.5であってもよいし、0.005〜0.3であってもよい。0.01〜0.1であってもよい。
図2に戻って、上流側の折曲部132は、第1平板状部131Aの上流端から前方および上方に向けて略円弧状に延びている。折曲部132は、屈曲部131Dの曲率半径よりも大きな曲率半径となっている。
下流側の折曲部133は、屈曲部131Dの上端から上方に向けて延びている。この折曲部133も、屈曲部131Dと同様に、搬送方向の上流側に向けて凸となっている(図3参照)。
反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に向けて反射する部材であり、エンドレスベルト110の内側においてハロゲンランプ120を取り囲むように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
反射板140は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に湾曲させて形成されている。なお、熱反射率を高めるため、反射板140は、鏡面仕上げを施したアルミニウム板などを用いて形成してもよい。
より詳細に、反射板140は、断面視略U形状をなす反射部141と、反射部141の両端部から搬送方向外側に沿って延びるフランジ部142とを主に有している。各フランジ部142は、図3に示すように、ニップ板130の長手方向の一端から他端に向けて、長手方向に沿って延びている。
図2に戻って、ステイ160は、搬送方向におけるニップ板130のベース部131の両端を反射板140のフランジ部142を介して支持することでニップ板130の剛性を確保する部材であり、ニップ板130の加圧ローラ150側とは反対側に配置されている。ステイ160は、比較的剛性が大きい、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
ステイ160は、上壁161と、上壁161の前端から下方に延びる前壁162と、上壁161の後端から下方に延びる後壁163とによって断面視略U形状に形成され、反射板140を覆うように配置されている。前壁162および後壁163の下面は、反射板140のフランジ部142を介してニップ板130を支持する支持面162A,163Aとなっている。支持面162A,163Aは、図3に示すように、ニップ板130の長手方向の一端から他端に向けて、長手方向に沿って延びている。
そして、このように長手方向に直線状に延びるステイ160の支持面162A,163Aと前述した反射板140のフランジ部142は、上から見て弧状に形成された折曲部133と凹部131Bとの間に入り込んでいる。ここで、図3では、便宜上、折曲部133および凹部131Bが搬送方向上流側に凸となる度合(長手方向両端に対する中央の突出量)を誇張して大きく図示しているが、実際には、凸の度合いは小さい。
図2に戻って、加圧ローラ150は、弾性変形可能な部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。そして、この加圧ローラ150は、弾性変形した状態でニップ板130との間でエンドレスベルト110を挟むことでエンドレスベルト110との間にニップ部NPを形成している。
この加圧ローラ150は、本体筐体10内に設けられた図示せぬモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することでエンドレスベルト110または用紙Pとの摩擦力によりエンドレスベルト110を従動回転させる。
図4に示すように、一対のサイドガイド180は、エンドレスベルト110をガイドする部材であり、エンドレスベルト110を長手方向で挟み込むように配置されている。言い換えると、エンドレスベルト110の長手方向における一端部の内周面は、第1サイドガイド180Aでガイドされ、エンドレスベルト110の長手方向における他端部の内周面は、第2サイドガイド180Bでガイドされている。
サイドガイド180は、ステイ160等を支持するためのガイド本体部181と、エンドレスベルト110の内周面をガイドする内周ガイド部182とを有している。
ガイド本体部181は、長手方向に貫通する支持孔181Aを有し、当該支持孔181A内にステイ160の端部が固定されている。また、支持孔181A内には、図示せぬ金属板が設けられ、当該金属板によってハロゲンランプ120が支持されている。
内周ガイド部182は、ガイド本体部181の長手方向内側の面から長手方向内側に突出する断面視円弧状の壁であり、その外周面が、エンドレスベルト110の内周面をガイドするガイド面182Aとなっている。
各サイドガイド180は、コイルバネSPによって下方に向けて押圧されている。このように各サイドガイド180がコイルバネSPで押圧されることで、ステイ160の両端部に対して下方へ向かう押圧力が働き、この押圧力が、反射板140を介してニップ板130の両端部に伝達された後、加圧ローラ150に伝達される。また、加圧ローラ150からは押圧力に対する反力が上方に向けて発生し、この反力は、エンドレスベルト110を介してニップ板130に伝達される。
なお、これとは逆に、加圧ローラ150の両端部をバネなどの付勢部材によって上方に押圧することで、加圧ローラ150からの押圧力を、エンドレスベルト110、ニップ板130および反射板140を介してステイ160で受けるように構成してもよい。
このようにニップ板130および加圧ローラ150のうち一方の長手方向における両端部を他方に向けて付勢する構造においては、ニップ板130が上方に向けて凸となるように変形する。このようにニップ板130が変形することで、ニップ部NPは、図7(a)にドットのハッチングで示すように、その搬送方向における上下流端が、それぞれ搬送方向内側に向けて凹となるクラウン形状となる。つまり、ニップ部NPは、上流側の端縁NP1が搬送方向下流側に凸となり、下流側の端縁NP2が搬送方向上流側に凸となっている。
そして、このようにニップ部NPの下流側の端縁NP2が上流側に凸となることで、同じく上流側に凸となった凹部131Bおよび屈曲部131Dが、ニップ部NPの下流側の端縁NP2に沿っている。詳しくは、凹部131Bは、ニップ部NPの下流側の端縁NP2よりも上流側に配置され、屈曲部131Dは、ニップ部NPの下流側の端縁NP2よりも下流側に配置されている。
図7(b)は、ニップ板130の長手方向の端部を長手方向に直交する面で切ったI−I断面におけるニップ部NP内の圧力分布を示す図であり、図7(c)は、ニップ板130の長手方向の中央部を長手方向に直交する面で切ったII−II断面におけるニップ部NP内の圧力分布を示す図である。図7(b),(c)に示すように、ニップ部NP内の圧力は、ニップ部NPの上流側の端縁NP1付近で急激に立ち上がった後、端縁NP1付近から凹部131Bの上流端部B1に向かうにつれて緩やかな傾きで徐々に高くなり、上流端部B1から凹部131Bの底に向かうにつれて、急激に低くなる。また、圧力は、凹部131Bの底から下流端部B2に向かうにつれて急激に高くなり、下流端部B2付近で最も高くなる、つまり圧力ピークとなっている。そして、圧力は、下流端部B2付近からニップ部NPの下流側の端縁NP2に向かうにつれて急激に低下していく。
このようにニップ部NP内に圧力が急激に高くなって急激に下がるような圧力ピークを作ると、用紙Pの一部が、エンドレスベルト110に一旦強く押し当てられた後、圧力の解放によりエンドレスベルト110から剥がれやすくなる。そして、このような大きな圧力が加わる用紙Pの一部は、ニップ部NPの下流側の端縁NP2に沿った凸形状となるため、当該一部とニップ部NPの下流側の端縁NP2までの距離のバラツキが、長手方向の各位置において小さくなる。そのため、大きな圧力が加わって剥離性が向上された用紙Pの一部は、長手方向において、略同時にニップ部NPの下流側の端縁NP2を通り抜けるとともに、略同時に、剥離ポイントである屈曲部131Dに向かう。これにより、同等の剥離性を持った用紙Pの一部が、長手方向において、屈曲部13Dを一斉に抜け、当該一部をエンドレスベルト110から略同時に剥離させることができる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
用紙Pの剥離ポイントとなる屈曲部131Dとニップ部NPの下流側の端縁NP2とがともに搬送方向の上流側に凸となっているので、長手方向における各位置において、屈曲部131Dと端縁NP2との搬送方向における距離のバラツキを抑えることができ、ひいては画像品質のムラを抑えることができる。
第1平板状部131Aと屈曲部131Dとの間に、第1平板状部131Aよりも曲率半径の小さな下流端部B2を有する凹部131Bを設けたので、剥離ポイントである屈曲部131Dの上流側において圧力ピークを作ることができ、用紙Pの剥離性を向上させることができる。
圧力ピークとなる下流端部B2を搬送方向の上流側へ凸となるように形成したので、圧力ピークと剥離ポイントの搬送方向における距離のバラツキを、長手方向における各位置において小さくすることができ、ひいては画像品質のムラを抑えることができる。
ニップ板130を金属板としたので、図3のような形状のニップ板130を絞り加工等により容易に形成することができる。
ステイ160の支持面162A,163Aを長手方向に沿って延びる略直線状に形成したので、ステイ160の形状を簡易な形状とすることができ、ステイ160を容易に形成することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、圧力ピークを作るためにニップ板130に凹部131Bを設けたが、本発明はこれに限定されず、例えば図8に示すように、ニップ板230のベース部231を段差形状に形成することで圧力ピークを作ってもよい。詳しくは、図8の形態におけるベース部231は、前記実施形態と略同様の第1平板状部131Aおよび屈曲部131Dを有する他、第1平板状部131Aと屈曲部131Dとを繋ぐ、第3部分の一例としての連結部232を有している。
連結部232は、屈曲部131Dの搬送方向の上流側、かつ、第1平板状部131Aの搬送方向の下流側に配置され、第1平板状部131Aから下方(加圧ローラ150側)へ向けて突出するように形成されている。第1平板状部131Aおよび連結部232は、加圧ローラ150との間でエンドレスベルト110を挟んでいる。
連結部232は、第1平板状部131Aの下流端から後斜め下方に向けて斜めに延びる上流壁部232Aと、屈曲部131Dの上流端から上流側へに向けて略水平に延びる下流壁部232Cと、上流壁部232Aと下流壁部231Cとを繋ぐ第2屈曲部232Bとを有している。上流壁部232Aは、第1平板状部131Aの下流端に連続して形成され、下流壁部232Cは、屈曲部131Dの上流端に連続して形成されている。
なお、反射板240およびステイ260の後壁243,263は、下流壁部232Cが第1平板状部131Aよりも一段下がった位置に配置されることにより、前壁242,262よりも下方に延出するように形成されている。
第2屈曲部232Bの下面の曲率半径は、第1平板状部131Aの下面の曲率半径よりも小さくなっている。これにより、第2屈曲部232Bで圧力ピークを作ることが可能となっている。そして、圧力ピークとなる第2屈曲部232Bは、図9に示すように、剥離ポイントである屈曲部131Dとともに、搬送方向の上流側に向けて凸となっている。
この形態でも、第2屈曲部232Bで圧力ピークを作ることができるので、用紙Pの剥離性を向上させることができる。また、第2屈曲部232Bと屈曲部131Dとをともに搬送方向の上流側に向けて凸としたので、図10に示すように、圧力ピークと剥離ポイントの搬送方向の距離のバラツキを、長手方向の各位置において小さくすることができ、ひいては画像品質のムラを抑えることができる。
なお、この形態においても、クラウン量CR(X/Dmax)は、0.001〜0.5であってもよいし、0.005〜0.3であってもよい。0.01〜0.1であってもよい。
前記各実施形態では、ニップ板130,230に圧力ピークを作るための部分(B2,232B)を設けたが、本発明はこれに限定されず、例えば図11に示すように、圧力ピークを作るための部分をニップ板330に設けなくてもよい。具体的に、図11に示す形態では、ニップ板330は、第1部分の一例としてのベース部331と、図2に示す形態と略同様の屈曲部131Dおよび折曲部132,133とを有している。
ベース部331は、上下方向に略直交する平板状の部位であり、ステイ160の前壁162から後壁163にわたって前後方向に延びている。そして、ベース部331と加圧ローラ150との間でエンドレスベルト110を挟むことで、エンドレスベルト110と加圧ローラ150との間にニップ部NPを形成している。
屈曲部131Dは、ベース部331の下流端から上方に向けて屈曲し、図12に示すように、搬送方向の上流側に向けて凸となっている。これにより、図13に示すように、剥離ポイントである屈曲部131Dとニップ部NPの下流側の端縁NP2との搬送方向における距離のバラツキが、長手方向における各位置において小さくなるため、画像品質のムラを抑えることができる。
なお、この形態においても、クラウン量CR(X/Dmax)は、0.001〜0.5であってもよいし、0.005〜0.3であってもよい。0.01〜0.1であってもよい。
前記各実施形態では、ヒータとしてハロゲンランプ120を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばカーボンヒータ、セラミックヒータ、IH(induction heating)ヒータなどであってもよい。また、ヒータは、エンドレスベルトの内側でなく、エンドレスベルトの外側に配置されていてもよい。
前記各実施形態では、ニップ部材の一例としてニップ板130を例示したが、本発明はこれに限定されず、ニップ部材は、例えば板状でない厚めの部材(ブロック状やパッド状の部材)であってもよい。また、反射部材も、反射板140のような板状の部材ではなく、厚めの部材であってもよい。ニップ板は金属板に限らず、樹脂製の板やセラミック製の基材にガラスコートや樹脂コートを施したものであってもよい。
前記各実施形態では、バックアップ部材として加圧ローラ150を例示したが、本発明はこれに限定されず、バックアップ部材は、例えばベルト状の加圧部材などであってもよい。
前記各実施形態では、ニップ板130の両端部を付勢する付勢部材としてコイルバネSPを例示したが、本発明はこれに限定されず、付勢部材は、例えばトーションバネや板バネなどの弾性部材であってもよい。
前記各実施形態では、記録シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Pを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
100 熱定着装置
110 エンドレスベルト
120 ハロゲンランプ
130 ニップ板
131A 第1平板状部
131D 屈曲部
150 加圧ローラ
NP ニップ部
NP2 端縁
P 用紙

Claims (8)

  1. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されるニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むことで、前記エンドレスベルトとの間にニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、前記ニップ部において記録シートを所定の搬送方向に搬送する熱定着装置であって、
    前記ニップ部は、前記搬送方向の下流側の端縁が、前記搬送方向の上流側に凸となり、
    前記ニップ部材は、金属板であり、前記バックアップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟む第1部分と、前記第1部分よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記バックアップ部材から離れる方向に屈曲した第2部分と、を有し、
    前記第2部分は、前記搬送方向の上流側に凸となることを特徴とする熱定着装置。
  2. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されるニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むことで、前記エンドレスベルトとの間にニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、前記ニップ部において記録シートを所定の搬送方向に搬送する熱定着装置であって、
    前記ニップ部は、前記搬送方向の下流側の端縁が、前記搬送方向の上流側に凸となり、
    前記ニップ部材は、前記バックアップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟む第1部分と、前記第1部分よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記バックアップ部材から離れる方向に屈曲した第2部分と、前記第2部分よりも前記搬送方向の上流側、かつ、前記第1部分よりも前記搬送方向の下流側に配置された第3部分と、を有し、
    前記第2部分は、前記搬送方向の上流側に凸となり、
    前記第3部分は、前記バックアップ部材へ向けて突出し、前記バックアップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、
    前記第3部分は、前記第1部分の曲率半径よりも小さな曲率半径となる部分を有し、
    前記第3部分の、前記第1部分の曲率半径よりも小さな曲率半径となる部分は、前記搬送方向の上流側へ凸となることを特徴とする熱定着装置。
  3. 前記第3部分は、前記第2部分から連続して前記搬送方向の上流側へ延びることを特徴とする請求項2に記載の熱定着装置。
  4. 前記第3部分は、前記第1部分から連続して前記搬送方向の下流側へ延びることを特徴とする請求項2に記載の熱定着装置。
  5. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されるニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むことで、前記エンドレスベルトとの間にニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、前記ニップ部において記録シートを所定の搬送方向に搬送する熱定着装置であって、
    前記ニップ部は、前記搬送方向の下流側の端縁が、前記搬送方向の上流側に凸となり、
    前記ニップ部材は、前記バックアップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟む第1部分と、前記第1部分よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記バックアップ部材から離れる方向に屈曲した第2部分と、前記第2部分よりも前記搬送方向の上流側、かつ、前記第1部分よりも前記搬送方向の下流側に配置された第4部分と、を有し、
    前記第2部分は、前記搬送方向の上流側に凸となり、
    前記第4部分は、前記バックアップ部材から離れる方向へ凹み、前記第1部分の曲率半径よりも小さな曲率半径となる部分を有し、前記搬送方向の上流側へ凸となることを特徴とする熱定着装置。
  6. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されるニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むことで、前記エンドレスベルトとの間にニップ部を形成するバックアップ部材と、
    前記エンドレスベルトを加熱するヒータと、
    前記ヒータの輻射熱を前記ニップ部材に反射する反射部材と、を備え、前記ニップ部において記録シートを所定の搬送方向に搬送する熱定着装置であって、
    前記ニップ部は、前記搬送方向の下流側の端縁が、前記搬送方向の上流側に凸となり、
    前記ニップ部材は、前記バックアップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟む第1部分と、前記第1部分よりも前記搬送方向の下流側に配置され、前記バックアップ部材から離れる方向に屈曲した第2部分と、を有し、
    前記第2部分は、前記搬送方向の上流側に凸となることを特徴とする熱定着装置。
  7. 前記ニップ部材は、金属板であることを特徴とする請求項から請求項のいずれか1項に記載の熱定着装置。
  8. 前記ニップ部材を前記バックアップ部材とは反対側から支持する支持部材を備え、
    前記支持部材のうち前記ニップ部材を支持する支持面は、前記ニップ部材の長手方向の一端から他端に向けて、前記長手方向に沿って延びていることを特徴とする請求項1から請求項のいずれか1項に記載の熱定着装置。
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