JP6361234B2 - 定着装置 - Google Patents

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本発明は、記録シート上に現像剤像を熱定着するための定着装置に関する。
従来、定着装置として、無端状のベルトと、ベルト内に配置される発熱体およびニップ部材と、ニップ部材との間でベルトを挟むことでベルトとの間にニップ部を形成するバックアップ部材と、発熱体からの輻射熱をニップ部材に反射する反射部材とを備えるものが知られている(特許文献1参照)。具体的に、この技術では、反射部材は、断面視U字状に構成され、ニップ部材の用紙搬送方向の両端部にバックアップ部材とは反対側から接触している。また、反射部材のニップ部材と接触する部分は、ニップ部材の長手方向における略一端部から略他端部にわたって形成されている。
特開2011−95534号公報
ところで、近年、用紙に皺が生じるのを抑えるために、ベルトとバックアップ部材との間のニップ部において、用紙を用紙搬送方向から見て円弧状に曲げることが望まれている。しかしながら、従来技術では、反射部材がニップ部材の長手方向における略一端部から略他端部にわたって接触しているので、ニップ部材を円弧状に曲げにくく、用紙に皺が生じるおそれがあった。
そこで、本発明は、ニップ部材を円弧状に曲げやすくすることで、用紙(記録シート)に皺が生じるのを良好に抑えることができる定着装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、前記エンドレスベルトとの間にニップ部を形成するように構成されたバックアップ部材と、前記ニップ部材を挟んで前記バックアップ部材とは反対側に配置され、前記ニップ部材に接触する接触部材と、を備える。
前記接触部材は、前記ニップ部材に接触する第1接触部と、前記第1接触部から前記エンドレスベルトの軸線方向に離れ、前記ニップ部材に接触する第2接触部と、前記第1接触部と前記第2接触部との間に配置され、前記ニップ部材から離れた中間部と、を有する。
前記中間部は、前記記録シートの搬送中心を通り、かつ、前記軸線方向に直交する平面と重なる位置に配置されている。
ここで、「搬送中心」とは、定着装置で搬送される記録シートの軸線方向の中心をいう。
この構成によれば、接触部材の搬送中心付近にニップ部材から離れて配置される中間部を設けることで、バックアップ部材からの力によってニップ部材の搬送中心付近が接触部材側に押し込まれて、ニップ部材を円弧状に曲げることができるので、ニップ部において記録シートに皺が生じるのを良好に抑えることができる。
また、前記した構成において、前記中間部は、前記平面に対して対称となっていてもよい。
これによれば、ニップ部材を搬送中心に対して対称となる円弧状に曲げることができるので、記録シートを搬送中心に対して対称となる円弧状に曲げて、記録シートの搬送中心を挟んだ一方側と他方側とをバランスよく延ばして、皺が生じるのを良好に抑えることができる。
また、前記中間部の長さは、前記軸線方向において、定着装置で定着可能な最大幅の記録シートの幅よりも小さくてもよい。
これによれば、接触部材の各接触部とバックアップ部材との間で、最大幅の記録シートの軸線方向の両端部を強く挟み込んだ上で、最大幅の記録シートの軸線方向の中央部を接触部材側に凹ませることができるので、最大幅の記録シートに皺が発生するのを良好に抑えることができる。
また、前記中間部の長さは、前記軸線方向において、定着装置で定着可能な最小幅の記録シートの幅よりも大きくてもよい。
これによれば、接触部材の各接触部とバックアップ部材との間で、最小幅の記録シートが挟まれないので、最小幅の記録シートに過大な負荷がかかるのを抑えることができる。
また、前記した構成において、前記接触部材は、前記第1接触部の前記軸線方向外側に、前記ニップ部材から離れて配置される第1外側部と、前記第2接触部の前記軸線方向外側に、前記ニップ部材から離れて配置される第2外側部と、を有し、前記軸線方向において、前記第1接触部と前記第2接触部は、前記ニップ部材を加熱する発熱体の発熱分布のピークに対応した位置に配置されていてもよい。
これによれば、ニップ部材における発熱体の発熱分布のピークに対応した位置にある部分が発熱体によって加熱されすぎた場合には、当該部分の熱を接触部を介して逃がすことができるので、ニップ部材の温度を適正な温度にすることができる。
また、前記した構成において、前記ニップ部材は、温度センサによって温度が検出される被検出部を有し、前記被検出部は、前記軸線方向において、前記中間部の範囲内に配置されていてもよい。
これによれば、被検出部が、中間部の範囲内、つまり接触部によって熱が奪われ難い部位に配置されるので、温度センサによってニップ部材の温度を良好に検出することができる。
また、前記した構成において、温度センサをさらに有し、温度センサは、前記軸線方向において、前記中間部の範囲内に配置されていてもよい。
本発明によれば、ニップ部材が円弧状に曲がりやすくなるので、記録シートに皺が生じるのを良好に抑えることができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を備えたカラーレーザプリンタを示す断面図である。 定着装置を示す断面図である。 ニップ板等を分解して示す分解斜視図である。 ニップ板、反射板およびステイの関係を示す図である。 第1退避部および第2退避部の配置等を説明するための図である。 第1退避部によりニップ板が円弧状に変形する様子を誇張して示す図である。 反射板の変形例を示す図である。 定着装置の変形例を示す断面図である。 断熱部材等を分解して示す分解斜視図である。 断熱部材を下から見た平面図である。 断熱部材に形成された第1退避部の配置等を説明するための図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りがないかぎり図1に示した上下方向を上下、図1における右側を前、左側を後、紙面の手前側を左、紙面の奥側を右として、各方向を示す。ここでの左右は、カラーレーザプリンタ1の前側に立った者から見た方向を基準として規定してある。
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、装置本体2内に、記録シートの一例としての用紙51を供給する給紙部5と、給紙された用紙51に画像を形成する画像形成部6と、画像が形成された用紙51を排出する排紙部7とを備えている。
給紙部5は、装置本体2内の下方において、装置本体2に対して前側からスライド操作により脱着される給紙トレイ50と、給紙トレイ50から用紙51を前側から上に持ち上げ、後側へ反転させて搬送する給紙機構M1とからなる。
この給紙機構M1は、給紙トレイ50の前側端部の付近に設けられた、ピックアップローラ52、分離ローラ53、分離パッド54などからなり、これらにより給紙トレイ50にある用紙51が一枚ずつ分離されて上方へ送られる。上方へ向けて搬送された用紙51は、紙粉取りローラ55とピンチローラ56の間を通過した後、搬送経路57を通って後向きへ方向転換され、後述する搬送ベルト73の上に供給される。用紙51が、紙粉取りローラ55とピンチローラ56の間を通過しているとき、用紙51に付着した紙粉は、紙粉取りローラ55により用紙51から取り除かれる。
画像形成部6は、スキャナ部61、プロセス部62、転写部63および定着装置100を備えている。
スキャナ部61は、装置本体2の上部に設けられており、図示はしないが、レーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。スキャナ部61では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させてレーザ発光部から発光されるレーザをポリゴンミラーで左右方向に高速で走査させ、複数のレンズおよび反射鏡を通過または反射させた後各感光体ドラム31に照射している。
プロセス部62は、スキャナ部61の下方で、給紙部5の上方に配置されており、装置本体2に対して前後方向に移動可能となる感光体ユニット3を備えている。感光体ユニット3は、ドラムサブユニット30と、ドラムサブユニット30に装着される現像カートリッジ40とを備えている。
ドラムサブユニット30は、公知の感光体ドラム31やスコロトロン型帯電器32などを備えている。
現像カートリッジ40は、内部に現像剤の一例としてのトナーが収容されており、公知の供給ローラ41や現像ローラ42や層厚規制ブレード43などを備えている。
このようなプロセス部62は、次のように機能する。現像カートリッジ40内のトナーが供給ローラ41により現像ローラ42へ供給され、このときトナーが、供給ローラ41と現像ローラ42との間で正極性に摩擦帯電される。現像ローラ42に供給されたトナーは、現像ローラ42の回転に伴って層厚規制ブレード43によって擦られ、一定厚さの薄層として現像ローラ42の表面に担持される。
一方、ドラムサブユニット30では、スコロトロン型帯電器32がコロナ放電により感光体ドラム31を一様に正極性に帯電させる。この帯電した感光体ドラム31にスキャナ部61からのレーザが照射されて、用紙51に形成すべき画像に対応した静電潜像が感光体ドラム31に形成される。
さらに感光体ドラム31が回転すると、現像ローラ42に担持されているトナーが感光体ドラム31の静電潜像、すなわち、一様に正帯電されている感光体ドラム31の表面のうち、レーザにより露光され電位が下がった部分に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は可視像化され、感光体ドラム31の表面には、各色のトナーに対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
転写部63は、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73、転写ローラ74およびクリーニング部75を備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後に離れて平行に配置され、これらにエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が巻き掛けられている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム31に接している。そして、搬送ベルト73の内側には各感光体ドラム31との間で搬送ベルト73を挟み込む転写ローラ74が配置されている。転写ローラ74には、図示しない高圧基板から転写バイアスが印加される。画像形成時には、搬送ベルト73により搬送されてきた用紙51は、感光体ドラム31と転写ローラ74に挟持され、感光体ドラム31上のトナー像が用紙51に転写される。
クリーニング部75は、搬送ベルト73の下方に配置され、搬送ベルト73に付着したトナーを除去し、その下方に配置されたトナー貯留部76に除去したトナーを落下させるようになっている。
定着装置100は、転写部63の後方に設けられ、用紙51上に転写されたトナー像を用紙51上に熱定着する。なお、定着装置100については、後で詳述する。
排紙部7において、用紙51の排紙側搬送経路91は、定着装置100の出口から上に向かって延び前側に反転するように形成されている。排紙側搬送経路91の途中には、用紙51を搬送する複数の搬送ローラ92が配置されている。装置本体2の上面には、印刷後の用紙51を蓄積する排紙トレイ93が形成されており、搬送ローラ92により排紙側搬送経路91から排出された用紙51は、排紙トレイ93に蓄積される。
<定着装置の詳細構成>
図2に示すように、定着装置100は、エンドレスベルトの一例としての定着ベルト110と、発熱体の一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、接触部材の一例としての反射板140と、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ150と、ステイ160とを主に備えている。
なお、以下の説明においては、用紙51の搬送方向(略前後方向)を単に「搬送方向」といい、定着ベルト110の軸線方向(略左右方向)を単に「軸線方向」という。また、加圧ローラ150の押圧方向(略上下方向)を単に「押圧方向」という。
定着ベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状(筒状)のベルトであり、回転可能に構成され、その軸線方向両端部が図示しないガイド部材により案内されている。
なお、定着ベルト110は、金属製の基材と基材の外周に被覆された樹脂とを有する金属ベルトとして構成されていてもよいし、金属の表面にゴム層を有する構成であってもよいし、ゴム層の表面にフッ素コーティング等による非金属の保護層をさらに有する構成であってもよい。
ハロゲンランプ120は、ニップ板130および定着ベルト110を加熱することで用紙51上のトナーを加熱する発熱体であり、定着ベルト110の内側において定着ベルト110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、加圧ローラ150の押圧力を受けるとともに、ハロゲンランプ120からの輻射熱を定着ベルト110を介して用紙51上のトナーに伝達する板状の部材であり、筒状の定着ベルト110の内周面に接触するように配置されている。
このニップ板130は、金属板を含む。この金属板は、アルミニウム板であっても良いし、SUS板であってもよい。
このニップ板130は、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。より詳細に、ニップ板130は、断面視において、搬送方向に沿うように延びるベース部131と、当該ベース部131の前後方向における各端部から上方に向けて延びる側壁部132とを主に有している。
ベース部131は、搬送方向における中央部131Aが両端部131Bより加圧ローラ150側(下方)に向けて凸となるように屈曲形成されている。なお、ベース部131の内面(上面)には、黒色の塗装を施したり、熱吸収部材を設けたりしてもよい。これによれば、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く吸収することができる。
図3に示すように、ニップ板130は、ベース部131の右端部から平板状に延びる挿入部133と、ベース部131の左端部に形成された係合部134とをさらに有している。係合部134は、側面視U形状に形成されており、上に向けて折り曲げて形成された側壁部134Aには係合孔134Bが設けられている。
また、ニップ板130の後側の側壁部132の略中央部には、当該側壁部132の上端から後方に向けて折り曲げられる2つの被検出部135A,135Bが間隔を空けて設けられている。各被検出部135A,135Bには、それぞれ、ニップ板130の温度を検出するための温度センサの一例としてのサーミスタ210およびサーモスタット220が設けられている。
そして、各被検出部135A,135Bは、軸線方向において、後述する反射板140の切欠141C(第1退避部144)の範囲内に配置されている。
図2に示すように、反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱(主に前後方向や上方向に向けて放射された輻射熱)をニップ板130(ベース部131の内面)に向けて反射する部材であり、定着ベルト110の内側においてハロゲンランプ120を取り囲むように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。反射板140は、金属板を含む。例えば、金属板は、アルミニウム板であってもよいし、SUS板であってもよい。
このような反射板140によってハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に集めることで、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く利用することができ、ニップ板130および定着ベルト110を速やかに加熱することができる。
また、反射板140は、ニップ板130を挟んで加圧ローラ150とは反対側に配置され、ニップ板130に接触して加圧ローラ150からの力を受けている。なお、本実施形態では、図示せぬ押圧機構によってステイ160が下方に押圧されるようになっており、これにより、押圧機構からの押圧力はステイ160、反射板140、ニップ板130および定着ベルト110を介して加圧ローラ150に伝達されている。また、加圧ローラ150からは押圧力に対する反力が上方に向けて発生し、この反力は、定着ベルト110およびニップ板130を介して反射板140で受けられるようになっている。
なお、これとは逆に、加圧ローラ150がステイ160に向けて付勢されるように構成してもよい。
反射板140は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に湾曲させて形成されている。より詳細に、反射板140は、湾曲形状(断面視略U形状)をなす反射部141と、反射部141の両端部から搬送方向に沿って延びるフランジ部142とを主に有している。なお、熱反射率を高めるため、反射板140は、鏡面仕上げを施したアルミニウム板などを用いて形成してもよい。
図3に示すように、反射板140の軸線方向両端部にはフランジ状の係止部143が合計4つ形成されている(3つのみ図示)。係止部143は、フランジ部142より上方に位置し、図4に示すように、ニップ板130、反射板140およびステイ160が組み立てられたときに、後述するステイ160の複数の支持部163を挟む(軸線方向において最も外側の支持部R1,L1と隣接する)ように配置される。
これにより、定着装置100が駆動したときの振動などで反射板140が左右に動こうとしても、係止部143が支持部R1,L1に当接することで、反射板140の軸線方向の位置が規制される。その結果、反射板140の軸線方向における位置ずれを抑制することができる。
図3に示すように、反射部141は、円弧状の上壁部141Aと、上壁部141Aの前後端から下方へ向けて延びる一対の側壁部141Bとを有している。各側壁部141Bには、その軸線方向中央部に下方へ向けて開口するU字状の切欠141Cが形成され、当該切欠141Cを挟んだ左右両側部分に前述したフランジ部142がそれぞれ設けられている。これにより、本実施形態では、左右のフランジ部142のうち右側のフランジ部142Rがニップ板130に接触する第1接触部となり、左側のフランジ部142Lがニップ板130に接触する第2接触部となっている。また、U字状の切欠141Cの底部が、ニップ板130から離れて配置される中間部144となっている。詳しくは、反射板140は、軸線方向に互いに離間する一対のフランジ部142と、一対のフランジ部142の間に配置される中間部144とを、前後に1組ずつ有している。
なお、前述した各係止部143のうち右側の係止部143Rは、右側のフランジ部142Rの左右方向外側に配置され、かつ、ニップ板130から離れて配置される第1外側部となり、左側の係止部143Lは、左側のフランジ部142Lの左右方向外側に配置され、かつ、ニップ板130から離れて配置される第2外側部となっている。また、図5に示すように、各係止部143は、加圧ローラ150(後述するローラ本体151)の端面よりも左右方向外側に配置されている。
図2に示すように、加圧ローラ150は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟むことで定着ベルト110との間にニップ部を形成する部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。より詳細に、加圧ローラ150は、定着ベルト110を介してニップ板130を押圧することで定着ベルト110との間にニップ部を形成している。
加圧ローラ150は、円筒状のローラ本体151と、ローラ本体151に挿通され、ローラ本体151とともに回転可能なシャフト152とを有している。ローラ本体151は、弾性変形可能に構成されている。
この加圧ローラ150は、装置本体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することで定着ベルト110(または用紙51)との摩擦力により定着ベルト110を従動回転させる。
トナー像が転写された用紙51は、加圧ローラ150と加熱された定着ベルト110の間(ニップ部)を搬送されることでトナー像(トナー)が熱定着されることとなる。
ステイ160は、搬送方向におけるニップ板130(ベース部131)の両端部131Bを支持することでニップ板130の剛性を確保する部材であり、反射板140(反射部141)の外面形状に沿った形状(断面視略U形状)を有して反射板140を覆うように配置されている。このようなステイ160は、比較的剛性が大きい、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
ステイ160の前壁161および後壁162の下端には、図3に示すように、複数の支持部163が下方に突出するように設けられている。詳しくは、後壁162の右側には、反射板140の右側のフランジ部142Rに接触する3つの右側支持部R1,R2,R3が設けられ、後壁162の左側には、反射板140の左側のフランジ部142Lに接触する3つの左側支持部L1,L2,L3が設けられている。そして、3つのうち最も軸線方向内側の右側支持部R3と、3つのうち最も軸線方向内側の左側支持部L3とは、前述した切欠141Cの軸線方向の長さよりも大きな間隔を空けて配置されている。なお、前壁161にも、後壁162と同様の複数の支持部163が設けられている。
また、ステイ160の前壁161および後壁162の右端部には、下方に向けて延び、さらに左方へ向けて延びる略L形状の係止部165が設けられ、当該係止部165によってニップ板130の右端部が支持されている。さらに、ステイ160の左端には、上壁166から左方に向けて延び、側面視略U形状に折り曲げられた保持部167が設けられている。保持部167の各側壁部167Aの内面には、内側に向けて突出し、前述したニップ板130の係合孔134Bに係合する係合ボス167B(一方のみ図示)が設けられている。
図2および図3に示すように、ステイ160の前壁161および後壁162の内面の軸線方向両端部には、内側に向けて突出する当接ボス168が合計4つ設けられている。この当接ボス168は、搬送方向において反射板140(反射部141)に当接する。これにより、定着装置100が駆動したときの振動などで反射板140が前後に動こうとしても、当接ボス168に当接することで、反射板140の搬送方向の位置が規制される。その結果、反射板140の搬送方向における位置ずれを抑制することができる。
<中間部の詳細>
次に、中間部144やその周りの構造について、詳細に説明する。
図4に示すように、中間部144は、用紙51の搬送中心を通り、かつ、軸線方向に直交する第1平面P1と重なる位置に配置されている。ここで、搬送中心とは、定着装置100で搬送される用紙51の軸線方向の中心をいう。
なお、本実施形態では、用紙51の搬送方式を、用紙51の搬送中心をニップ板130の左右方向の略中央に合わせて搬送する方式を採用することとするが、本発明はこれに限定されず、例えば用紙の左右方向の端縁をニップ板の左右方向の一端側に寄せて搬送する方式を採用してもよい。
詳しくは、中間部144は、第1平面P1に対して対称となっている。ここで、対称とは、中間部144のうち、第1平面P1よりも右側の部位と、第1平面P1よりも左側の部位との公差許容量が10.0mmとなる関係を含む。
また、中間部144は、最も軸線方向内側の右側支持部R3の下面(支持面)の内端を通り、かつ、軸線方向に直交する第2平面P2と、最も軸線方向内側の左側支持部L3の下面(支持面)の内端を通り、かつ、軸線方向に直交する第3平面P3との間に配置されている。
図5に示すように、軸線方向における中間部144の長さは、定着装置100で定着可能な最小幅W1の用紙51の幅よりも大きく、かつ、定着装置100で定着可能な最大幅W2の用紙51の幅よりも小さくなっている。言い換えると、中間部144は、最小幅W1の用紙51の右端を通り、かつ、軸線方向に直交する第4平面P4よりも右側に突出するとともに、最小幅W1の用紙51の左端を通り、かつ、軸線方向に直交する第5平面P5よりも左側に突出している。
また、中間部144は、最大幅W2の用紙51の右端を通り、かつ、軸線方向に直交する第6平面P6と、最大幅W2の用紙51の左端を通り、かつ、軸線方向に直交する第7平面P7との間に配置されている。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
反射板140の搬送中心付近(第1平面P1付近)にニップ板130から離れて配置される中間部144を設けることで、図6に誇張して示すように、加圧ローラ150からの力によってニップ板130の搬送中心付近が反射板140側に押し込まれて、ニップ板130が円弧状に曲がる。これにより、ニップ部において用紙51を円弧状に曲げることができるので、用紙51に皺が生じるのを良好に抑えることができる。
また、中間部144を第1平面P1に対して対称となるように構成したので、加圧ローラ150から力を受けるニップ板130は、搬送中心(第1平面P1)に対して対称となる円弧状に曲げられる。そのため、用紙51を搬送中心に対して対称となる円弧状に曲げることができるので、用紙51の搬送中心を挟んだ一方側と他方側とをバランスよく延ばして、皺が生じるのを良好に抑えることができる。
中間部144の長さを最大幅W2の用紙51の幅よりも小さくしたので、反射板140の各フランジ部142と加圧ローラ150との間で、最大幅W2の用紙51の軸線方向の両端部を強く挟み込んだ上で、最大幅W2の用紙51の軸線方向の中央部を反射板140側に凹ませることができる。そのため、最大幅W2の用紙51に皺が発生するのを良好に抑えることができる。
中間部144の長さを最小幅W1の用紙51の幅よりも大きくすることで、反射板140の各フランジ部142と加圧ローラ150との間で、最小幅W1の用紙51が挟まれないので、最小幅W1の用紙51に過大な負荷がかかるのを抑えることができる。
サーミスタ210等によって温度が検出される被検出部135A,135Bを、軸線方向において中間部144の範囲内、つまりフランジ部142によって熱が奪われ難い部位に配置したので、サーミスタ210等によってニップ板130の温度を良好に検出することができる。なお、サーミスタ210およびサーモスタット220も、軸線方向において中間部144の範囲内に配置されている。なお、本実施形態では、サーミスタ210およびサーモスタット220を定着ベルト110の内側に配置したが、本発明はこれに限定されず、サーミスタ等の温度センサを、定着ベルトの外側に配置し、定着ベルトの温度を検知するように構成してもよい。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、中間部144の軸線方向における長さを最小幅W1の用紙51の幅よりも大きくしたが、本発明はこれに限定されず、例えば図7に示すように、中間部144の軸線方向における長さを、最小幅W1の用紙51の幅と同じ大きさにしてもよい。詳しくは、中間部144を、第4平面P4から第5平面P5までの範囲にわたって形成してもよい。
前記実施形態では、第1外側部または第2外側部としての係止部143を加圧ローラ150の端部よりも軸線方向外側に配置したが、本発明はこれに限定されず、図7に示すように、第1外側部145Rおよび第2外側部145Lを、軸線方向において加圧ローラ150の端面の外側から内側にわたって形成してもよい。
また、図7に示すように、軸線方向において、ハロゲンランプ120の発熱分布のピーク位置PPを、各フランジ部142(接触部)の範囲内に位置させてもよい。これによれば、ニップ板130におけるハロゲンランプ120の発熱分布のピーク位置PPに対応する部分がハロゲンランプ120によって加熱されすぎた場合には、当該部分の熱をフランジ部142を介して逃がすことができるので、ニップ板130の温度を適正な温度にすることができる。
前記実施形態では、接触部材として反射板140を例示したが、本発明はこれに限定されず、ニップ部材に直接接触してバックアップ部材からの力を受ける部材であれば、どのような部材であってもよい。例えば、本発明は、図8から図11に示すような構造にも適用することができる。
具体的に、この形態における定着装置300は、定着ベルト110と、定着ベルト110内に配置されるハロゲンランプ120、反射部材330、支持部材340、断熱部材350およびニップ板360と、加圧ローラ150とを備えている。ニップ板360、断熱部材350および支持部材340は、上方(加圧ローラ150とは反対側)に開口する断面視略U字状に形成されており、ニップ板360の内側に断熱部材350が嵌め込まれ、断熱部材350の内側に支持部材340が嵌め込まれている。
反射部材330は、ニップ板360、断熱部材350および支持部材340の上方に配置され、ハロゲンランプ120は、反射部材330の上方に配置されている。これにより、ハロゲンランプ120からの輻射熱が、反射部材330によって上方の定着ベルト110に向けて反射されるようになっている。
断熱部材350は、接触部材の一例であり、ニップ板360に直接接触して、加圧ローラ150からの力を受けるように構成されている。断熱部材350は、液晶ポリマーなどの樹脂から形成され、ハロゲンランプ120からの熱がニップ板360に直接伝わることを抑制する。
断熱部材350は、下壁部351と、下壁部351の搬送方向における両端部から上方に向けて延びる一対の側壁部352とを有している。そして、図8および図10に示すように、下壁部351の下面351Aには、当該下面351Aから上方へ向けて凹む凹部353が形成されている。なお、図10においては、便宜上、凹部353にドットのハッチングを施して図示する。
そして、この形態においては、凹部353の底面が、ニップ板360から離れて配置される退避部353Aとなり、下面351Aが接触部となっている。退避部353Aは、断熱部材350の搬送方向下流側の端縁から上流側の端縁にわたって形成される中間部A1と、中間部A1の軸線方向の各端縁における搬送方向略中央部から軸線方向外側に突出するように形成される一対の端部A2とを有している。中間部A1は、軸線方向において、各下面351Aの間に配置されている。
そして、図11に示すように、退避部353Aの中間部A1は、第1平面P1と重なる位置に配置されている。この場合であっても、前記実施形態と同様に、加圧ローラ150からの力によってニップ板360の搬送中心付近が断熱部材350側に押し込まれて、ニップ板360が円弧状に曲がるので、ニップ部において用紙51を円弧状に曲げることができ、用紙51に皺が生じるのを良好に抑えることができる。
また、退避部353Aの中間部A1は、第6平面P6と第7平面P7との間に配置されている。つまり、退避部353Aの中間部A1の軸線方向における長さを最大幅W2の用紙51の幅よりも小さくしたので、断熱部材350の各下面351Aと加圧ローラ150との間で、最大幅W2の用紙51の軸線方向の両端部を強く挟み込んだ上で、最大幅W2の用紙51の軸線方向の中央部を断熱部材350側に凹ませることができる。そのため、最大幅W2の用紙51に皺が発生するのを良好に抑えることができる。
また、退避部353Aの中間部A1は、第4平面P4よりも軸線方向外側に突出するとともに、第5平面P5よりも軸線方向外側に突出している。つまり、退避部353Aの中間部A1の軸線方向における長さを最小幅W1の用紙51の幅よりも大きくすることで、断熱部材350の各下面351Aと加圧ローラ150との間で、最小幅W1の用紙51が挟まれないので、最小幅W1の用紙51に負荷がかかるのを抑えることができる。
前記実施形態では、シートの一例として、厚紙、はがき、薄紙などの用紙51を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えばOHPシートであってもよい。
前記各実施形態では、ニップ部材の一例としてニップ板を例示したが、本発明はこれに限定されず、ニップ部材は、例えば板状でない厚めの部材であってもよい。
前記実施形態では、バックアップ部材として加圧ローラ150を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルト状の加圧部材などであってもよい。
前記実施形態では、カラーレーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記各実施形態では、発熱体の一例としてハロゲンランプ120を例示したが、本発明はこれに限定されず、発熱体は、例えばカーボンヒータなどであってもよい。
なお、定着ベルトは、ポリイミドを主成分とする樹脂フィルムであってもよい。定着ベルトは、この場合、表層にPTFEなどのフッ素樹脂により被覆されている。
前記実施形態では、ステイ160の反射板140を支持する支持面が定着ベルトの軸線方向に沿って凸凹で断続的に形成されていたが、例えば、ステイの一端から他端に亘って定着ベルトの軸線方向に延びる断面視直線状(平面状)に形成されていてもよい。
51 用紙
100 定着装置
110 定着ベルト
130 ニップ板
140 反射板
142 フランジ部
144 第1退避部
150 加圧ローラ
P1 第1平面

Claims (12)

  1. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、前記エンドレスベルトとの間にニップ部を形成するように構成されたバックアップ部材と、
    前記ニップ部材を挟んで前記バックアップ部材とは反対側に配置され、前記ニップ部材に接触する接触部材と、を備え、
    前記接触部材は、
    前記ニップ部材に接触する第1接触部と、
    前記第1接触部から前記エンドレスベルトの軸線方向に離れ、前記ニップ部材に接触する第2接触部と、
    前記第1接触部と前記第2接触部との間に配置され、前記ニップ部材から離れた中間部と、を有し、
    前記中間部は、記録シートの搬送中心を通り、かつ、前記軸線方向に直交する平面と重なる位置に配置され
    前記軸線方向において、前記中間部の長さは、定着装置で定着可能な最小幅の記録シートの幅よりも大きいことを特徴とする定着装置。
  2. ステイをさらに備え、
    前記接触部材は、発熱体からの輻射熱を前記ニップ部材に向けて反射する反射部材であり、
    前記ステイは、前記軸線方向に互いに離れて配置された複数の第1支持部と、前記軸線方向に互いに離れて配置された複数の第2支持部とを有し、
    前記複数の第1支持部は、前記ニップ部材との間で前記第1接触部を挟み、
    前記複数の第2支持部は、前記ニップ部材との間で前記第2接触部を挟むことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、前記エンドレスベルトとの間にニップ部を形成するように構成されたバックアップ部材と、
    前記ニップ部材を挟んで前記バックアップ部材とは反対側に配置され、前記ニップ部材に接触する接触部材と、
    ステイと、を備え、
    前記接触部材は、
    発熱体からの輻射熱を前記ニップ部材に向けて反射する反射部材であり、
    前記ニップ部材に接触する第1接触部と、
    前記第1接触部から前記エンドレスベルトの軸線方向に離れ、前記ニップ部材に接触する第2接触部と、
    前記第1接触部と前記第2接触部との間に配置され、前記ニップ部材から離れた中間部と、を有し、
    前記中間部は、記録シートの搬送中心を通り、かつ、前記軸線方向に直交する平面と重なる位置に配置され
    前記ステイは、前記軸線方向に互いに離れて配置された複数の第1支持部と、前記軸線方向に互いに離れて配置された複数の第2支持部とを有し、
    前記複数の第1支持部は、前記ニップ部材との間で前記第1接触部を挟み、
    前記複数の第2支持部は、前記ニップ部材との間で前記第2接触部を挟むことを特徴とする定着装置。
  4. 前記ステイは、前記複数の第1支持部のうち最も軸線方向内側の第1支持部と、前記複数の第2支持部のうち最も軸線方向内側の第2支持部との間に位置する中央部を有し、
    前記中央部は、前記ニップ部材から離れていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記ステイの前記中央部は、前記軸線方向において、前記接触部材の前記中間部よりも大きいことを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 前記ニップ部材は、厚さが一定となるニップ板であることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記中間部は、前記平面に対して対称となっていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記軸線方向において、前記中間部の長さは、定着装置で定着可能な最大幅の記録シートの幅よりも小さいことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 記軸線方向において、前記第1接触部と前記第2接触部は、前記ニップ部材を加熱する発熱体の発熱分布のピークに対応した位置に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記ニップ部材は、温度センサによって温度が検出される被検出部を有し、
    前記被検出部は、前記軸線方向において、前記中間部の範囲内に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 温度センサをさらに有し、
    温度センサは、前記軸線方向において、前記中間部の範囲内に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触可能なニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、前記エンドレスベルトとの間にニップ部を形成するように構成されたバックアップ部材と、
    前記ニップ部材を挟んで前記バックアップ部材とは反対側に配置され、前記ニップ部材に接触する接触部材と、を備え、
    前記接触部材は、
    前記ニップ部材に接触する第1接触部と、
    前記第1接触部から前記エンドレスベルトの軸線方向に離れ、前記ニップ部材に接触する第2接触部と、
    前記第1接触部と前記第2接触部との間に配置され、前記ニップ部材から離れた中間部と、を有し、
    前記中間部は、記録シートの搬送中心を通り、かつ、前記軸線方向に直交する平面と重なる位置に配置され
    前記軸線方向において、前記第1接触部と前記第2接触部は、前記ニップ部材を加熱する発熱体の発熱分布のピークに対応した位置に配置されていることを特徴とする定着装置。
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