JP2016071127A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙の皺を抑制可能な定着装置を提供する。【解決手段】定着装置5は、エンドレスベルト51と、ヒータHTRと、ニップ板52と、エンドレスベルトとの間でニップを形成するバックアップ部材PRと、ヒータとニップ板との間に配置された反射板56と、反射板とニップ板との間に配置されたステイ53と、ステイとニップ板との間に挟まれた断熱材55と、を備え、ニップにおいて記録シートを搬送方向に搬送しながら定着する。断熱材は、ニップ板を支持する上流支持面551と、上流支持面から搬送方向の下流に離れて配置され、ニップ板を支持する下流支持面553と、を有していている。さらに、断熱材の長手方向の中央部での上流支持面と下流支持面との搬送方向における間隔は、断熱材の長手方向の端部における上流支持面と下流支持面との搬送方向における間隔よりも小さい。【選択図】図2

Description

本発明は、記録シートに現像剤を定着するための定着装置に関する。
従来、定着装置として、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内周面に接触するニップ板と、ニップ板との間でエンドレスベルトを挟む加圧ローラと、を備えたものが知られている。この定着装置では、エンドレスベルトと加圧ローラとの間にニップが形成され、このニップを記録シートが通過するときに現像剤像が記録シートに熱定着される。
米国特許公開US2012/0008971号公報
上記従来の構成において、ニップを記録シートが通過することで、記録シートに皺が発生する可能性がある。
そこで本発明は、記録シートに皺が発生することを抑えることが可能な定着装置を提供することにある。
本発明に係る定着装置は、例えば、エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側において延びるヒータと、前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ板と、前記ニップ板との間で前記エンドレスベルトを挟むことで、前記エンドレスベルトとの間でニップを形成するバックアップ部材と、前記ヒータと前記ニップ板との間に配置された反射板と、前記反射板と前記ニップ板との間に配置されたステイと、前記ステイと前記ニップ板との間に挟まれた断熱材と、を備え、前記ニップにおいて記録シートを前記断熱材の長手方向に直交する搬送方向に搬送しながら記録シート上に現像剤を熱定着するように構成されている。
また、前記断熱材は、前記ニップ板を支持する上流支持面と、前記上流支持面から前記搬送方向の下流に離れて配置され、前記ニップ板を支持する下流支持面と、を有していてもよい。
さらに、前記断熱材の前記長手方向の中央部での前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔は、前記断熱材の前記長手方向の端部における前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔よりも小さくてもよい。
また、本発明に係るは、エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側において延びるヒータと、前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ板と、前記ニップ板との間で前記エンドレスベルトを挟むことで、前記エンドレスベルトとの間でニップを形成するバックアップ部材と、前記ヒータと前記ニップ板との間に配置された反射板と、前記反射板と前記ニップ板との間に配置されたステイと、前記ステイと前記ニップ板との間に挟まれた中間部材と、を備え、前記ニップにおいて記録シートを前記中間部材長手方向に直交する搬送方向に搬送しながら記録シート上に現像剤を熱定着するように構成されている。
また、前記中間部材は、前記ニップ板を支持する上流支持面と、前記上流支持面から前記搬送方向の下流に離れて配置され、前記ニップ板を支持する下流支持面と、を有していてもよい。
さらに、前記中間部材の前記長手方向の中央部での前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔は、前記中間部材の前記長手方向の端部における前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔よりも小さくてもよい。
本発明によれば、記録シートに皺が発生することを抑制することができる。
プリンタ1の概略中央断面図 定着装置5の中央断面図 定着装置5の分解斜視図 定着装置5を用紙Pの搬送方向(FD)から見た図 断熱材55の斜視図 断熱材55を定着ニップから見た図 断熱材55を用紙Pの搬送方向(FD)から見た図 定着装置5の端部の断面図 定着装置5の中央断面図 変形例1の断熱材55を着ニップから見た図 変形例2の断熱材55を着ニップから見た図
本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、定着装置5を備えた電子写真方式のプリンタ1の概略について説明した後、定着装置5の詳細について説明する。
まず、プリンタ1の概略構成について説明する。プリンタ1は、図1に示すように、ハウジング10を備えている。プリンタ1は、ハウジング10の内部に配置された、給紙装置2と、転写装置3と、露光装置4と、定着装置5と、をさらに備えている。プリンタ1は、排紙装置9をさらに備えている。
給紙装置2は、トレイ21と、ピックアップローラ23と、給紙ローラ241と、給紙ローラ241と隣り合う従動ローラ243と、レジストローラ251と、レジストローラ251と隣り合う従動ローラ253と、を備えている。転写装置3は、感光ドラム31と、転写ローラ33と、を備えている。露光装置4は、半導体レーザ、レンズと、を備えている。定着装置5は、エンドレスベルト51と、エンドレスベルト51との間でニップを形成する加圧ローラPRと、を備えている。排紙装置9は、排紙ローラ91と、排紙ローラ91と隣り合う従動ローラ93と、排紙トレイ94と、を備えている。なお、排紙トレイ94は、ハウジング10の一部である。
次に、プリンタ1の概略動作について説明する。プリンタ1は、プリンタ1に電力が投入され、プリンタ1がプリント指令を受けたときに、この動作(プリント動作)を実行する。
プリンタ1がプリント指令を受けると、ピックアップローラ23がトレイ21に載っている用紙Pをピックアップして送る。給紙ローラ241と従動ローラ243は、ピックアップローラ23から送られてくる用紙Pをさらに下流へ送る。レジストローラ251と従動ローラ253は、給紙ローラ241と従動ローラ243から送られてくる用紙Pの先端の傾きを整えた後に、用紙Pをさらに下流へ送る。
露光装置4は、感光ドラム31に光を照射して感光ドラム31の表面に静電潜像を形成する。この静電潜像は、不図示の現像ローラから感光ドラム31へ現像剤が供給されることにより現像され現像剤像となる。感光ドラム31と転写ローラ33は、レジストローラ251から感光ドラム31と転写ローラ33との間に形成された転写ニップへ搬送された用紙P上に、この現像剤像を転写する。
定着装置5は、転写装置3がエンドレスベルト51と加圧ローラPRとの間の定着ニップに用紙Pを搬送したときに、現像剤像を用紙P上に熱定着する。排紙ローラ91と従動ローラ93は、定着装置5が搬送した用紙Pを排紙トレイ94上へ排出する。
次に定着装置5の詳細構成について説明する。図2は定着装置5の中央断面図であり、図3は定着装置5の分解斜視図であり、図4は定着装置5を定着ニップ(NIP)における用紙搬送方向の上流から見た図である。
定着装置5は、図2に示すように、エンドレスベルト51と、エンドレスベルト51の内側にて延びるヒータHTRと、エンドレスベルト51の内周面に接触可能なニップ板52と、エンドレスベルト51の内側にて延びる中間部材の一例としての断熱材55と、エンドレスベルト51の内側にて延びる反射板56と、エンドレスベルト51の外側に配置されたバックアップ部材の一例としての加圧ローラPRと、を備えている。定着装置は、さらに、ステイ53を押圧するためのスプリングSPRを備えている。定着装置は、定着ニップ(NIP)において、用紙Pを所定の搬送方向(FD)へ搬送する。
エンドレスベルト51は、基層と、基層の表面を覆う離型層とを有している。基層は、SUS(ステンレス鋼)又はニッケル合金などを含む金属層であってもよいし、ポリイミド樹脂などを含む樹脂層であってもよい。基層には各種添加剤を含んでいてもよい。例えば、基層が樹脂層である場合、樹脂層は添加剤として金属、セラミック、カーボン又は樹脂などを含んでいてもよい。
離型層は、PFA(テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)又はPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)などのフッ素樹脂を含む樹脂層である。この離型層は、添加剤としてカーボンなどを含んでいてもよい。エンドレスベルト51は、基層と離型層との間に配置された弾性層をさらに備えていてもよい。弾性層は、例えば、耐熱性のシリコンゴム層などであってもよい。弾性層は、添加剤としてカーボン、セラミック、又は金属などを含んでいてもよい。エンドレスベルト51は、筒形状を有しており、内周面51Aと外周面51Bとを有する。 エンドレスベルト51の厚みは、例えば、数十μm〜数百μmの範囲である。エンドレスベルト51の厚みは、例えば、5μ〜800μmの範囲であってもよいし、10um〜500μmの範囲であってもよいし、10μm〜300μmの範囲であってもよいし、10um〜200μmの範囲であってもよい。
ヒータHTRは、断熱材55の長手方向においてエンドレスベルト51よりも長く、エンドレスベルト51の内側において延び、図4に示すように、さらにエンドレスベルト51の端面を越えてエンドレスベルト51の外側へ延びている。ヒータHTRは、ハロゲンランプであってもよいし、カーボンヒータなどであってもよい。ヒータHTRは、赤外線ヒータであってもよい。ハロゲンランプは、ガラス管と、ガラス管の内部に配置された発熱体と、を有している。ここで、断熱材55の長手方向は、加圧ローラPRの軸線AXISが延びる方向(軸線方向)と略平行である。
ニップ板52は、断熱材55の長手方向においてエンドレスベルト51より長くエンドレスベルト51の内周面と接触可能である。ニップ板は、SUS(ステンレス鋼)板やアルミニウム板などの弾性変形可能な金属板であり、表層として酸化被膜やフッ素樹脂膜などを有していてもよい。ニップ板52の板厚は、例えば、0.05〜5mmの範囲であってもよいし、0.1〜3mmの範囲であってもよいし、0.5〜2mmの範囲であってもよいし、0.9〜1.5mmの範囲であってもよい。
ニップ板52は、図2に示すように、上流部52Aと、上流部52Aよりも搬送方向(FD)の下流に配置された下流部52Bと、上流部52Aと下流部52Bとを連結する中央部52Cと、を備えている。
ニップ板52の中央部52Cは、図2に示すように、ヒータHTRよりも搬送方向(FD)の上流からヒータよりも搬送方向(FD)の下流へ延びている。上流部52Aは、中央部52Cの搬送方向(FD)の上流端から加圧ローラPRから離れる方向へ延びる。下流端52Bは、中央部52Cの搬送方向(FD)の下流端から加圧ローラPRから離れる方向へ延びる。上記した構成により、ニップ板52は、定着ニップ(NIP)へ向かう方向に凹む凹を形成し、略U字形状を有している。
反射板56は、断熱材55の長手方向においてエンドレスベルト51より長く、図2に示すように、ヒータHTRとニップ板52との間に配置されおり、上流部56Aと、上流部56Aよりも搬送方向(FD)の下流に配置された下流部56Bと、上流部56Aと下流部56Bとを連結する中央部56Cと、を備えている。反射板56は、アルミニウム板やSUS(ステンレス鋼)板などの金属板であって、ヒータHTRと対向する面(反射面)が鏡面加工されている。反射板56はミラーである。反射板56の板厚は、例えば、0.05〜5mmの範囲であってもよいし、0.1〜3mmの範囲であってもよいし、0.5〜2mmの範囲であってもよいし、0.9〜1.5mmの範囲であってもよい。
反射板56の中央部56Cは、図2に示すように、ヒータHTRよりも搬送方向(FD)の上流からヒータよりも搬送方向(FD)の下流へ延びている。中央部56Cは、ヒータHTRと対向してヒータHTRからの輻射熱をエンドレスベルト51の内周面51Aへ向けて反射するための反射面を有する。上流部56Aは、中央部56Cの搬送方向(FD)の上流端から加圧ローラPRへ向かう方向へ延びる。下流端56Bは、中央部56Cの搬送方向(FD)の下流端から加圧ローラPRへ向かう方向へ延びる。
上記した構成により、反射板56は、定着ニップ(NIP)から離れる方向に凹む凹を形成し、略U字形状を有している。また、反射板56は、ステイ53の大半の部分と、断熱材55の大半の部分と、をニップ板52と反対側から覆うように配置されている。言い換えると、後述するように、ステイ53の大半の部分と、断熱材55は、ニップ板52と反射板56との間に配置され、ニップ板52と反射板56とに取り囲まれている。
ステイ53は、図2に示すように、反射板56とニップ板52との間に配置されており、上流壁53Aと、上流壁53Aよりも搬送方向(FD)の下流に配置された下流壁53Bと、上流壁53Aと下流壁53Bとを連結する中央壁53Cとを備えている。ステイ53は、SUS(ステンレス鋼)フレーム、アルミニウムフレーム、又は鉄フレームはなどの金属フレームであり、ニップ板52や断熱材55よりも剛性が高い。ステイ53の上流壁53A、下流壁53B、及び中央壁53Cのそれぞれの厚みは、例えば、2.0〜25mmの範囲であってもよいし、5.0〜15mmの範囲であってもよいし、0.9〜10mmの範囲であってもよいし、1.0〜9.0mmの範囲であってもよい。また、ステイ53は、図4に示すように、断熱材55の長手方向において、エンドレスベルト51、ニップ板52、反射板56、ヒータHRT、及び断熱材55のいずれよりも長い。
ステイ53の中央壁53Cは、図2に示すように、ヒータHTRよりも搬送方向(FD)の上流からヒータHTRよりも搬送方向(FD)の下流へ延びている。ステイ53の中央壁53Cの搬送方向(FD)における寸法は、反射板56の中央部56Cの搬送方向(FD)における寸法よりも小さい。ステイ53の上流壁53Aは、中央壁53Cの搬送方向(FD)の上流端から加圧ローラPRから離れる方向へ延びる。ステイ53の下流壁53Bは、中央壁53Cの搬送方向(FD)の下流端から加圧ローラPRから離れる方向へ延びる。
上記した構成により、ステイ53は、定着ニップ(NIP)へ向かう方向へ凹む凹を形成し、略U形状を有している。ステイ53の少なくとも一部は、反射板56が形成する凹の内側に配置されている。
スプリングSPRは、図4に示すように、ステイ53を介して断熱材55とニップ板52を加圧ローラPRへ向けて付勢可能である。スプリングSPRとステイ53との間にリンク比をかせぐためのアームなどが設けられていてもよい。
加圧ローラPRは、シャフトSFTとシャフトSFTの大半を覆う弾性層ESTとを有し、図2に示すように回転軸線AXISの周りを回転可能である。ニップ板52との間でエンドレスベルト51を挟むことで、エンドレスベルト51との間で定着ニップ(NIP)を形成することが可能である。
断熱材55は、図2に示すように、ステイ53とニップ板52との間に挟まれており、上流壁55Aと、上流壁55Aよりも搬送方向(FD)の下流に配置された下流壁55Bと、上流壁55Aと下流壁55Bとを連結する中央壁55Cと、を備えている。
断熱材55の中央壁55Cは、図2に示すように、ヒータHTRよりも搬送方向(FD)の上流からヒータHTRよりも搬送方向(FD)の下流へ延びている。断熱材55の中央壁55Cの搬送方向(FD)における寸法は、ステイ53の中央壁53Cの搬送方向(FD)における寸法よりも小さい。断熱材55の上流壁55Aは、中央壁55Cの搬送方向(FD)の上流端から加圧ローラPRから離れる方向へ延びる。下流壁55Bは、中央壁53Cの搬送方向(FD)の下流端から加圧ローラPRから離れる方向へ延びる。
上記した構成により、ステイ53は、定着ニップ(NIP)へ向かう方向へ凹む凹を形成し、略U形状を有している。断熱材55の少なくとも一部は、反射板56が形成する凹の内側に配置されている。また、ステイ53の少なくとも一部は、断熱材55が形成する凹の内側に配置されており、ステイ53は断熱材55が形成する凹内で、断熱材55を支持する。
断熱材55は、ステイ53及びニップ板52よりも剛性が低く熱を伝えづらい(熱伝導率が低い)部材であり、フッ素系樹脂フレームやLCP(Liquid Crystal Plastic)フレームなどの耐熱樹脂フレームである。断熱材55Aの上流壁55A、下流壁55B、及び中央壁55Cのそれぞれの厚みは、例えば、2.0〜25mmの範囲であってもよいし、5.0〜15mmの範囲であってもよいし、0.9〜10mmの範囲であってもよいし、1.0〜9.0mmの範囲であってもよい。
次に、断熱材55の中央壁55Cに関してより詳細に説明する。図5は断熱材55の斜視図であり、図6は断熱材55を定着ニップ(NIP)側からみた図であり、図7は断熱材55を搬送方向(FD)から見た図である。
断熱材55の中央壁55Cの少なくとも一部は、ニップ板52が形成する凹に配置されている。断熱材55の中央壁55Cは、ニップ板52の中央部52Cを定着ニップ(NIP)と反対側から支持する上流支持面551と、下流支持面553とを有している。下流支持面553は、上流支持面551から搬送方向(FD)の下流に離れて配置されている。
上流支持面551は、図6に示すように、断熱材55の一端部55E1から断熱材55の他端部55E2に亘って延びる。さらに、上流支持面551は、図6に示すように、断熱材55の一端55EDE1から断熱材55の他端55EDE2に亘って延びる。
上流側支持面551は、図5及び図6に示すように、搬送方向(FD)における下流端縁551Dを有している。上流支持面551の下流端縁551Dは、定着ニップ(NIP)から用紙Pの厚み方向に見たときに用紙搬送中心(CTR)と重複する中央部551DCと、定着ニップ(NIP)から用紙Pの厚み方向に見たときに最大用紙搬送領域の一端と重複する551DE1と、定着ニップ(NIP)から用紙Pの厚み方向に見たときに最大用紙搬送領域の他端と重複する551DE2と、を有している。また、中央部551DCは、定着ニップ(NIP)から用紙Pの厚み方向に見たときに、断熱材55の長手方向の中心と重複する。 本実施形態では、用紙Pの厚み方向とは、言い換えると、定着ニップ(NIP)での用紙P搬送方向(FD)と、用紙の幅方向(断熱材55の長手方向)の両方に直交する方向と言い得る。また、本実施形態では、用紙Pの搬送方向(FD)とは、言い換えると、定着ニップ(NIP)におけるエンドレスベルト11の回転方向(移動方向)とも言い得る。
用紙搬送中心(CTR)とは、定着ニップ(NIP)における用紙搬送領域の用紙幅方向の中心である。最大用紙搬送領域とは、定着装置5で使用可能な用紙のうち用紙幅が最大の用紙の搬送領域を指す。用紙幅が最大の用紙とは、例えば、リーガルサイズの用紙(用紙幅279mm)、A4サイズの用紙(用紙幅210mm)、A3サイズの用紙(用紙幅297mm)などが挙げられる。断熱材55の長手方向の中心とは、断熱材の長手方向の一端と他端からの距離が等しい部位である。
上流支持面551の下流端縁551Dは、下流支持面553へ向けて膨らむ弓なり形状を有しており、中央部551DCが、端部551DE1及び551DE2よりも下流支持面553に近い。
上流支持面551は、図7に示すように、断熱材55の長手方向中央に向かうについてニップから離れるように弓なり形状に窪む凹形状を有している。また、中央部553UCは、定着ニップ(NIP)から用紙Pの厚み方向に見たときに、断熱材55の長手方向の中心と重複する。上流支持面551の長手方向の中央の上流支持面551の長手方向の端に対するくぼみ量Hは、0.05〜0.3mmであってもよいし、0.1mm未満であってもよい。
下流支持面553は、図6に示すように、断熱材55の一端部55E1から断熱材55の他端部55E2に亘って延びる。さらに、下流支持面553は、図6に示すように、断熱材55の一端55EDE1から断熱材55の他端55EDE2に亘って延びる。
下流支持面553は、図5及び図6に示すように、搬送方向(FD)における上流端縁553Uを有している。下流支持面553の上流端縁553Uは、定着ニップ(NIP)から用紙Pの厚み方向に見たときに用紙搬送中心(CTR)と重複する中央部553UCと、定着ニップ(NIP)から用紙Pの厚み方向に見たときに最大用紙搬送領域の一端と重複する端部553UE1と、定着ニップ(NIP)から用紙Pの厚み方向に見たときに最大用紙搬送領域の他端と重複する端部553UE2と、を有している。
下流支持面553の上流端縁553Uは、上流支持面551へ向けて膨らむ弓なり形状を有しており、中央部553UCが、端部553UE1及び553UE2よりも上流支持面551に近い。
下流支持面553は、図7に示すように、断熱材55の長手方向中央に向かうについてニップから離れるように弓なり形状に窪む凹形状を有している。下流支持面553の長手方向の中央の下流支持面553の長手方向の端に対するくぼみ量Hは、0.05〜0.3mmであってもよいし、0.1mm未満であってもよい。
図6に示すように、断熱材55の長手方向の端部における上流支持面551と下流支持面553との搬送方向(FD)における間隔D1(D2)と、断熱材55の長手方向の中央部における上流支持面551と下流支持面553との搬送方向(FD)における間隔(DC)との差分Sは、0.1〜6.0mmの範囲であってもよいし、0.5〜4.5mmの範囲であってもよいし、0.9〜3.5mmの範囲であってもよいし、1.0〜3.5mmの範囲であってもよい。
また、図6に示すように、断熱材55の長手方向の端における上流支持面551と下流支持面553との搬送方向(FD)における間隔D4(D3)と、断熱材55の長手方向の中央部における上流支持面551と下流支持面553との搬送方向(FD)における間隔(DC)との差分Sは、0.1〜7.0mmの範囲であってもよいし、0.5〜4.7mmの範囲であってもよいし、0.9〜3.7mmの範囲であってもよいし、1.0〜3.7mmの範囲であってもよい。
次に定着装置5の定着動作を説明する。この定着装置5の定着動作は、プリント動作時に生じる。
ニップ板52は、スプリングSPRの付勢力によりステイ53及び断熱材55を介して、加圧ローラPRに押圧される。ニップ板52と加圧ローラPRは、ニップ板52がこのように押圧されることで、ニップ板52と加圧ローラPRとの間でエンドレスベルト51を挟み、エンドレスベルト51と加圧ローラPRとの間で定着ニップ(NIP)を形成する。この定着ニップ(NIP)を形成する動作は、上記のようにプリント動作時に実行されるものであってもよいが、プリント動作でないときに常に定着ニップ(NIP)が維持されていてもよい。
不図示のモータは加圧ローラPRを駆動し、加圧ローラPRは図2に示すように回転軸線(AXIS)の周りを図2における反時計回り方向に回転する。加圧ローラPRがこのように回転されることで、エンドレスベルト51は図2に示すように図2において時計回り方向に回転する。
ヒータHTRは、ヒータHTRに電力が投入されることで、輻射熱を発する。反射板56は、ヒータHTRからの輻射熱をエンドレスベルト51の内周面51Aへ向けて反射する。エンドレスベルト51は、反射板56から反射された輻射熱により加熱され蓄熱する。エンドレスベルト51は、蓄熱された熱を回転することで定着ニップ(NIP)へ運ぶ。
蓄熱したエンドレスベルト51と加圧ローラPRは、用紙Pを定着ニップ(NIP)において挟むことで、用紙P上の現像剤像に熱と圧力を付与し、現像剤像を用紙P上に熱定着する。
次に、スプリングSPRの付勢力により、定着ニップ(NIP)が形成されたときのニップ板52の変形について説明する。図8は、定着装置5の端部断面図であり、図4におけるB−B‘矢視断面図(C―C’矢視断面図)である。言い換えると、図8は、定着装置5を、断熱材55の下流支持面553の上流端縁553Uの端部553UE1(553UE2)を通過するとともに断熱材55の長手方向に直交する平面で切った断面図である。図9は、定着装置の中央断面図であり、図4におけるA−A‘矢視断面図である。言い換えると、図9は、定着装置5を、断熱材55の下流支持面553の上流端縁553Uの中央部553UCを通過するとともに断熱材55の長手方向に直交する平面で切った断面である。
断熱材55の端部においては、図8に示すように、上流支持面551の下流端縁551Dと下流支持面553の上流端縁553Uとの搬送方向(FD)における間隔が大きいので、上流支持面551の下流端縁551Dと下流支持面553の上流端縁553Uとの間でニップ板52が断熱材55の凹555へ向けて大きく湾曲する。このため、定着ニップ(NIP)の内、ニップ板52の凹555へ湾曲した部位により形成される領域C_NIP1の搬送方向(FD)における寸法も大きくなる。
一方、断熱材55の中央部においては、図9に示すように、上流支持面551の下流端縁551Dと下流支持面553の上流端縁553Uとの搬送方向(FD)における間隔が図8と比較して小さいので、上流支持面551の下流端縁551Dと下流支持面553の上流端縁553Uとの間でニップ板52が断熱材55の凹555へ向けて小さく湾曲する。このため、定着ニップ(NIP)の内、ニップ板52の凹555へ湾曲した部位により形成される領域C_NIP2の搬送方向(FD)における寸法は、図8におけるC_NIP1に比べて小さくなる。このため、断熱材55の中央部における定着ニップ(NIP)の面積は、断熱材55の端部における定着ニップ(NIP)の面積より小さくなる。この結果、定着ニップ(NIP)を通過する用紙Pは、用紙Pの中央部から端部へ向けて引っ張られる。
さらに、断熱材55の上流支持面551及び下流支持面553は、図7に示すように、断熱材55の長手方向中央に向かうについてニップから離れるように弓なり形状に窪む凹形状を有しているので、定着ニップ(NIP)が形成されたときに、定着ニップ(NIP)の長手方向中央よりも端部の方が、荷重が大きくなる。このため、定着ニップ(NIP)を通過する用紙Pは、用紙Pの中央部から端部へ向けてさらに引っ張られる。
次に、上述した構成により得られる効果について説明する。
断熱材55の中央部においては、図9に示すように、上流支持面551の下流端縁551Dと下流支持面553の上流端縁553Uとの搬送方向(FD)における間隔が図8(断熱材55の端部)と比較して小さいので、断熱材55の中央部における定着ニップ(NIP)の面積は、断熱材55の端部における定着ニップ(NIP)の面積より小さくなる。このため、用紙Pの中央部から端部へ向けて引っ張られ、用紙Pに皺が生じることを抑制することができる。
ここで、上流支持面551の下流端縁551Dと下流支持面553の上流端縁553Uとの搬送方向(FD)における間隔が、断熱材55の長手方向の端部から中央に向かうにつれて徐々に小さくなるので、定着ニップ(NIP)の面積を、定着ニップ(NIP)の長手方向の端部から中央へ向けて徐々に小さくすることができる。このため、用紙Pを定着ニップ(NIP)において安定して搬送することができる。
さらに、断熱材55の上流支持面551及び下流支持面553は、図7に示すように、断熱材55の長手方向中央に向かうについてニップから離れるように弓なり形状に窪む凹形状を有しているので、着ニップ(NIP)を通過する用紙Pは、用紙Pの中央部から端部へ向けてさらに引っ張られる。このため、用紙Pに皺が生じることをさらに抑制することができる。
<変形例1>
上記の実施形態においては、上流支持面551の下流端縁551Dと、下流支持面553の上流端縁553Uとは、それぞれ弓なり形状を有していたが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、図10に示すように、上流支持面551の下流端縁551Dと、下流支持面553の上流端縁553Uとは、V形状を有していてもよい。
より詳しくは、上流支持面551の下流端縁551Dは、上流支持面551の長手方向の一端から中央に向かうにつれて下流支持面553へ近づく直線状の端縁551D1と、上流支持面551の長手方向の他端から中央に向かうにつれて下流支持面553へ近づくとともに端縁551D1と繋がる直線状の端縁551D2と、を有している。また、下流支持面553の上流端縁553Uは、下流支持面553の長手方向の一端から中央に向かうにつれて上流支持面551へ近づく直線状の端縁553U1と、下流支持面553の長手方向の他端から中央に向かうにつれて上流支持面551へ近づくとともに端縁553U1と繋がる直線状の端縁553U2と、を有している。
<変形例2>
上記の実施形態においては、上流支持面551の下流端縁551Dと、下流支持面553の上流端縁553Uとは、それぞれ弓なり形状を有していたが、本発明はそれに限定されるものではない。例えば、図11に示すように、上流支持面551の下流端縁551Dは、上流支持面551の長手方向の一端から中央に向かうにつれて下流支持面553へ近づく直線状の端縁551D1と、上流支持面551の長手方向の他端から中央に向かうにつれて下流支持面553へ近づく端縁551D2と、上流支持面551の長手方向に沿って延びるとともに端縁551D1及び端縁551D2を繋げる端縁551D3とを有している。また、下流支持面553の上流端縁553Uは、下流支持面553の長手方向の一端から中央に向かうにつれて上流支持面551へ近づく直線状の端縁553U1と、下流支持面553の長手方向の他端から中央に向かうにつれて上流支持面551へ近づく端縁553U2と、端縁553U1と端縁553U2とを繋ぐとともに下流支持面553の長手方向に延びる直線状の553U3とを有している。
1 プリンタ
5 定着装置
51 エンドレスベルト
52 ニップ板
53 ステイ
56 反射板
55 断熱材
551 上流支持面
551D 下流端縁
553 下流支持面
553 上流端縁
HTR ヒータ
PR 加圧ローラ

Claims (18)

  1. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側において延びるヒータと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ板と、
    前記ニップ板との間で前記エンドレスベルトを挟むことで、前記エンドレスベルトとの間でニップを形成するバックアップ部材と、
    前記ヒータと前記ニップ板との間に配置された反射板と、
    前記反射板と前記ニップ板との間に配置されたステイと、
    前記ステイと前記ニップ板との間に挟まれた断熱材と、を備え、
    前記ニップにおいて記録シートを前記断熱材の長手方向に直交する搬送方向に搬送しながら記録シート上に現像剤を熱定着する定着装置であって、
    前記断熱材は、
    前記ニップ板を支持する上流支持面と、
    前記上流支持面から前記搬送方向の下流に離れて配置され、前記ニップ板を支持する下流支持面と、を有し、
    前記断熱材の前記長手方向の中央部での前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔は、前記断熱材の前記長手方向の端部における前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔よりも小さい、ことを特徴とする定着装置。
  2. 前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔は、前記長手方向における前記断熱材の端部から中央部へ向かうにつれて徐々に小さくなる、ことを特徴とする、請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記上流支持面の搬送方向の下流端縁は、前記下流支持面へ向けて膨らむ弓なり形状を有することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記下流支持面の搬送方向の上流端縁は、前記上流支持面へ向けて膨らむ弓なり形状を有することを特徴とする、請求項2又は3に記載の定着装置。
  5. 前記上流支持面の前記搬送方向の下流端縁は、前記下流支持面へ向けて膨らむV形状を有することを特徴とする、請求項2に記載の定着装置。
  6. 前記下流支持面の前記搬送方向の上流端縁は、前記上流支持面へ向けて膨らむV形状を有することを特徴とする、請求項2又は5に記載の定着装置。
  7. 前記断熱材は、LCP (Liquid Crystal Plastic)を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の定着装置。
  8. 前記上流支持面は、前記断熱材の前記長手方向の端部から中央部に向かうにつれて、前記ニップから離れる方向に窪んでいることを特徴とする、請求項1〜7の何れか一項に記載の定着装置。
  9. 前記下流支持面は、前記断熱材の前記長手方向の端部から中央部に向かうにつれて、前記ニップから離れる方向に窪んでいることを特徴とする、請求項1〜8の何れか一項に記載の定着装置。
  10. 前記断熱材の前記長手方向の中央部は、前記ニップを通過する記録シートの厚み方向から見て記録シート搬送中心と重複することを特徴とする、請求項1〜9のいずれか一項に記載の定着装置。
  11. 前記断熱材の前記長手方向の中央部は、前記断熱材の前記長手方向の中心であること特徴とする、請求項10に記載の定着装置。
  12. 前記断熱材の前記長手方向の端部は、前記ニップにおける記録シートの厚み方向から見て記録シートの搬送領域の端と重複することを特徴とする、請求項1〜11のいずれか一項に記載の定着装置。
  13. 前記断熱材の前記長手方向の端部における前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔と、前記断熱材の前記長手方向の中央部における前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔との差分は、0.1〜6.0mmの範囲である、ことを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載の定着装置。
  14. 前記ニップ板は金属板を含む、ことを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載の定着装置。
  15. 前記上流側支持面と前記下流支持面は、前記断熱材の前記長手方向における一端から他端へわたって、搬送方向において離れていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載の定着装置。
  16. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側において延びるヒータと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ板と、
    前記ニップ板との間で前記エンドレスベルトを挟むことで、前記エンドレスベルトとの間でニップを形成するバックアップ部材と、
    前記ヒータと前記ニップ板との間に配置された反射板と、
    前記反射板と前記ニップ板との間に配置されたステイと、
    前記ステイと前記ニップ板との間に挟まれた中間部材と、を備え、
    前記ニップにおいて記録シートを前記中間部材の長手方向に直交する搬送方向に搬送しながら記録シート上に現像剤を熱定着する定着装置であって、
    前記中間部材は、
    前記ニップ板を支持する上流支持面と、
    前記上流支持面から前記搬送方向の下流に離れて配置され、前記ニップ板を支持する下流支持面と、を有し、
    前記中間部材の前記長手方向の中央部での前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔は、前記中間部材の前記長手方向の端部における前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔よりも小さい、ことを特徴とする定着装置。
  17. 前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔は、前記長手方向における前記断熱材の端部から中央部へ向かうにつれて徐々に小さくなる、ことを特徴とする、請求項16に記載の定着装置。
  18. 前記中間部材の前記長手方向の端部における前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔と、前記中間部材の前記長手方向の中央部における前記上流支持面と前記下流支持面との前記搬送方向における間隔との差分は、0.1〜6.0mmの範囲である、ことを特徴とする請求項16又は17に記載の定着装置。
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