JP6221602B2 - 定着装置 - Google Patents
定着装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6221602B2 JP6221602B2 JP2013210771A JP2013210771A JP6221602B2 JP 6221602 B2 JP6221602 B2 JP 6221602B2 JP 2013210771 A JP2013210771 A JP 2013210771A JP 2013210771 A JP2013210771 A JP 2013210771A JP 6221602 B2 JP6221602 B2 JP 6221602B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nip
- fixing belt
- thickness
- heating element
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
前記ニップ部材は、前記バックアップ部材から前記ニップ部材に向かう方向に投影した場合に前記ニップ部の全体と重なり、かつ、第1の厚さとなる第1部分と、前記第1部分とは異なる位置に配置され、かつ、前記第1の厚さよりも小さい第2の厚さとなる第2部分とを有する。
次に、本発明の第1の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の定着装置100を備えたレーザプリンタ1の概略構成について説明した後、本発明の特徴部分について詳しく説明する。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、シートの一例としての用紙Sを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙S上にトナー像(現像剤像)を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙S上のトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
図2に示すように、定着装置100は、無端状の定着ベルト110と、定着ベルト110の内側に配置され、定着ベルト110を加熱する加熱ユニット200と、加熱ユニット200との間で定着ベルト110を挟むバックアップ部材の一例としての加圧ローラ140とを主に備えている。
図3に示すように、ニップ板220は、第1部分および第5部分の一例としてのベース部221と、ベース部221の前端から上方に向けて湾曲する前壁部222と、ベース部221の後端から上方に向けて突出する後壁部223と、後壁部223の上端から後方に向けて突出する3つの被検知部224とを有している。
ニップ板220の薄肉部222Aおよび被検知部224の厚さが、ベース部221の厚さよりも小さいため、厚さを小さくした分だけ、ニップ板220全体の熱容量が小さくなり、ニップ板220の加熱効率を向上することができる。また、ニップ部Nの全体と重なるベース部221の厚さが第1の厚さ、つまり、一定の厚さとなっているため、ニップ部Nの熱容量を一定にすることができ、熱定着性能を向上させることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前述した第1の実施形態に係るニップ板220の構造を変更したものであるため、第1の実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。
次に、本発明の第3の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本実施形態は、前述した第1の実施形態に係るニップ板220の構造を変更したものであるため、第1の実施形態と同様の構成要素については、同一符号を付し、その説明を省略することとする。
ベース部521の上流側と下流側に、溝G1,G2により形成される薄肉部522を設けることで、ベース部521から各薄肉部522に熱が伝わりにくくなるので、ベース部521を迅速に加熱することができる。
110 定着ベルト
140 加圧ローラ
210 ハロゲンランプ
220 ニップ板
221 ベース部
222A 薄肉部
224 被検知部
N ニップ部
Claims (9)
- 無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの内側に配置され、発熱するように構成される発熱体と、
前記発熱体と間隔を隔てて配置され、前記発熱体からの輻射熱を受けるニップ部材と、
前記ニップ部材との間で前記定着ベルトを挟むことで前記定着ベルトとの間にニップ部を形成するためのバックアップ部材とを備えた定着装置であって、
前記ニップ部材は、前記バックアップ部材から前記ニップ部材に向かう方向に投影した場合に前記ニップ部の全体と重なり、かつ、全体が一定の第1の厚さとなる第1部分と、前記第1部分とは異なる位置に配置され、かつ、前記第1の厚さよりも小さい第2の厚さとなる第2部分とを有し、
前記第2部分は、前記ニップ部材の前記発熱体側の面に設けられる溝の底面と、前記ニップ部材の前記バックアップ部材側の面との間の部位であり、
前記溝は、前記バックアップ部材から前記ニップ部材に向かう方向に投影した場合に前記ニップ部の全体と重ならないことを特徴とする定着装置。 - 前記溝は、前記第1部分に対して、前記バックアップ部材により搬送されるシートの搬送方向の上流側と下流側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記ニップ部材の温度を検知する温度検知部材を備え、
前記溝は、前記ニップ部材の前記発熱体側の面のうち前記温度検知部材が対向する部位とは異なる部位に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。 - 前記溝は、前記バックアップ部材により搬送されるシートの搬送方向に沿う長尺状に構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記溝は、前記定着ベルトの幅方向において、間隔を空けて複数設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
- 前記発熱体は、前記幅方向において、所定発熱量以下で発熱するように構成される第1発熱部と、前記所定発熱量よりも大きい発熱量で発熱するように構成される第2発熱部と、を有し、
前記ニップ部材は、前記幅方向において、前記第1発熱部に対応する第1対応部と、前記第2発熱部に対応する第2対応部と、を有し、
前記第1対応部には、前記溝が設けられ、前記第2対応部には、前記溝が設けられていないことを特徴とする請求項5に記載の定着装置。 - 無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの内側に配置され、発熱するように構成される発熱体と、
前記発熱体と間隔を隔てて配置され、前記発熱体からの輻射熱を受けるニップ部材と、
前記ニップ部材との間で前記定着ベルトを挟むことで前記定着ベルトとの間にニップ部を形成するためのバックアップ部材とを備えた定着装置であって、
前記ニップ部材は、前記バックアップ部材から前記ニップ部材に向かう方向に投影した場合に前記ニップ部の全体と重なり、かつ、第1の厚さとなる第1部分と、前記第1部分とは異なる位置に配置され、かつ、前記第1の厚さよりも小さい第2の厚さとなる第2部分とを有し、
前記第2部分は、前記ニップ部材の前記発熱体側の面に設けられる溝の底面と、前記ニップ部材の前記バックアップ部材側の面との間の部位であり、
前記溝は、前記定着ベルトの幅方向において、間隔を空けて複数設けられ、
前記発熱体は、前記幅方向において、所定発熱量以下で発熱するように構成される第1発熱部と、前記所定発熱量よりも大きい発熱量で発熱するように構成される第2発熱部と、を有し、
前記ニップ部材は、前記幅方向において、前記第1発熱部に対応する第1対応部と、前記第2発熱部に対応する第2対応部と、を有し、
前記第1対応部には、前記溝が設けられ、前記第2対応部には、前記溝が設けられていないことを特徴とする定着装置。 - 無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの内側に配置され、発熱するように構成される発熱体と、
前記発熱体と間隔を隔てて配置され、前記発熱体からの輻射熱を受けるニップ部材と、
前記ニップ部材との間で前記定着ベルトを挟むことで前記定着ベルトとの間にニップ部を形成するためのバックアップ部材と、
前記ニップ部材の温度を検知する温度検知部材とを備えた定着装置であって、
前記ニップ部材のうち前記温度検知部材が対向する第4部分の厚さは、前記第4部分とは異なる位置に配置される第5部分の厚さよりも小さいことを特徴とする定着装置。 - 前記第4部分と前記第5部分とを連結する第6部分を備え、
前記第6部分は、前記第5部分から前記第4部分に向かうにつれて厚さが徐々に小さくなることを特徴とする請求項8に記載の定着装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013210771A JP6221602B2 (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013210771A JP6221602B2 (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 定着装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015075562A JP2015075562A (ja) | 2015-04-20 |
JP6221602B2 true JP6221602B2 (ja) | 2017-11-01 |
Family
ID=53000485
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013210771A Active JP6221602B2 (ja) | 2013-10-08 | 2013-10-08 | 定着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6221602B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7396030B2 (ja) * | 2019-12-24 | 2023-12-12 | 株式会社リコー | ニップ形成部材、定着装置、画像形成装置、及びニップ形成部材の製造方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005283927A (ja) * | 2004-03-29 | 2005-10-13 | Casio Electronics Co Ltd | 定着装置 |
JP4821265B2 (ja) * | 2005-10-25 | 2011-11-24 | 富士ゼロックス株式会社 | 定着装置、及び画像形成装置 |
JP2009244400A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-22 | Kyocera Mita Corp | 定着装置、及び画像形成装置 |
JP5263206B2 (ja) * | 2010-03-25 | 2013-08-14 | ブラザー工業株式会社 | 定着装置 |
US9031484B2 (en) * | 2011-06-28 | 2015-05-12 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Fuser, image forming apparatus, and image forming method |
JP5953720B2 (ja) * | 2011-11-29 | 2016-07-20 | ブラザー工業株式会社 | 定着装置 |
-
2013
- 2013-10-08 JP JP2013210771A patent/JP6221602B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015075562A (ja) | 2015-04-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US9488940B2 (en) | Fixing device with temperature sensor fitted in a recess of a nip plate | |
US8977178B2 (en) | Fixing device | |
JP5821264B2 (ja) | 定着装置 | |
JP6149468B2 (ja) | 定着装置 | |
JP5531822B2 (ja) | 定着装置 | |
JP6270106B2 (ja) | 定着装置 | |
JP6083299B2 (ja) | 定着装置 | |
US8938193B2 (en) | Fuser unit | |
JP2011180229A (ja) | 定着装置 | |
JP2015191189A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5953720B2 (ja) | 定着装置 | |
JP5957858B2 (ja) | 定着装置 | |
JP5440131B2 (ja) | 定着装置 | |
JP6197328B2 (ja) | 定着装置 | |
JP5935305B2 (ja) | 定着装置 | |
JP6349667B2 (ja) | 定着装置 | |
JP5884299B2 (ja) | 定着装置 | |
JP2016145852A (ja) | 定着装置 | |
JP6361234B2 (ja) | 定着装置 | |
JP6349884B2 (ja) | 定着装置 | |
JP6201374B2 (ja) | 定着装置 | |
JP6221602B2 (ja) | 定着装置 | |
US9423734B2 (en) | Fixing device | |
JP6225615B2 (ja) | 定着装置 | |
US9310729B2 (en) | Fixing device |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160913 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170614 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170620 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170905 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170918 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6221602 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |