JP5035365B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録シートに転写された現像剤像を熱定着する定着装置に関する。
従来、定着装置として、円筒状の定着フィルムと、定着フィルム内に配置されるヒータと、ヒータとの間で定着フィルムを挟む加圧ローラと、定着フィルムの外周面を案内する略有底円筒状のガイド部材とを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この定着装置では、ヒータと摺接する定着フィルムと加圧ローラとの間(ニップ部)で、用紙(記録シート)を搬送しつつ、用紙上の現像剤像を熱定着している。そして、この熱定着の際においては、定着フィルムの両端に配置される一対のガイド部材の略円筒状の部分の内周面によって、定着フィルムの外周面が案内されて、定着フィルムが良好に回転するようになっている。
また、ガイド部材としては、前述したような定着フィルムの外周面を案内する略円筒状の部分(外ガイド)の他に、定着フィルムの内周面を案内する略円筒状の部分(内ガイド)をさらに備えるものもある。このような外ガイドと内ガイドの両方を備えるガイド部材では、外ガイドと内ガイドの突出量(先端の位置)が同じとなるように形成されている。
特開2002−323821号公報
ところで、ニップ部に用紙が詰まった際にユーザが用紙をニップ部から引き抜くように引っ張ると(いわゆるジャム処理を行うと)、用紙の移動に伴って定着フィルムも一緒に移動することがある。この場合において、前述した技術のように外ガイドと内ガイドの先端の位置が同じであると、移動する定着フィルムが同じ位置にある外ガイドの先端と内ガイドの先端を基点に折れ曲がってしまうおそれがあった。
そこで、本発明は、ジャム処理時に定着フィルムが折れ曲がってしまうのを抑制することができる定着装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決する本発明は、筒状の定着フィルムと、前記定着フィルムの内側に配置されるニップ部材と、前記定着フィルムの軸方向の動きを規制する規制面を有する規制部材と、前記ニップ部材との間で前記定着フィルムを挟むことで前記定着フィルムとの間にニップ部を形成するバックアップ部材とを備えた定着装置であって、前記規制部材には、前記定着フィルムの外周面をガイドする外ガイドと、前記定着フィルムの内周面をガイドする内ガイドが、前記定着フィルムの軸方向内側へ突出するように設けられ、前記内ガイドは、記録シートの搬送方向における上流側の部位および下流側の部位の少なくとも一方の部位の先端が前記外ガイドの先端よりも前記軸方向内側に位置し、その他の部位の先端が前記規制面よりも前記軸方向内側で、かつ、前記外ガイドの先端よりも前記軸方向外側に位置するように形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、内ガイドの先端の位置が外ガイドの先端の位置よりも軸方向内側に位置するので、ジャム処理時に記録シートを引っ張った際に定着フィルムも一緒に移動した場合であっても、内ガイドと外ガイドの先端位置が異なることにより定着フィルムが折れる基点が異なり、定着フィルムが折れ難くなる。また、内ガイドの広い面で定着フィルムを受けることができるので、この点においても、定着フィルムが折れ難くなる。さらに、定着フィルムは筒状なので内側に変形しやすいが、その変形を外ガイドよりも軸方向内側に突出した内ガイドにより抑えるので、内ガイドにより変形が抑制される定着フィルムの端部の範囲が広がり、この点においても、定着フィルムが折れ難くなる。
本発明によれば、ジャム処理時に定着フィルムが折れ曲がってしまうのを抑制することができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を備えたレーザプリンタの概略構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る定着装置の概略構成を示す図である。 ハロゲンランプ、ニップ板、反射板およびステイの斜視図である。 ニップ板、反射板およびステイを搬送方向から見た図である。 ガイド部材を左右方向内側から見た図である。 ガイド部材やステイ等を示す分解斜視図である。 内ガイドの変形例を示す斜視図である。 内ガイドのガイド面の変形例を示す断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の実施形態に係る定着装置100を備えたレーザプリンタ1(画像形成装置)の概略構成について説明した後、定着装置100の構成を詳細に説明する。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、記録シートの一例としての用紙Pを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙P上にトナー像(現像剤像)を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙P上のトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
なお、以下の説明において、方向は、レーザプリンタ1を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ31と、用紙Pの前側を持ち上げる用紙押圧板32と、給紙ローラ33と、給紙パット34と、紙粉取りローラ35,36と、レジストローラ37とを主に備えている。給紙トレイ31内の用紙Pは、用紙押圧板32によって給紙ローラ33に寄せられ、給紙ローラ33と給紙パット34によって1枚ずつ分離され、紙粉取りローラ35,36およびレジストローラ37を通ってプロセスカートリッジ5に向けて搬送される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、レーザ発光部(図示せず)と、回転駆動するポリゴンミラー41と、レンズ42,43と、反射鏡44,45,46とを主に備えている。露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、ポリゴンミラー41、レンズ42、反射鏡44,45、レンズ43、反射鏡46の順に反射または通過して、感光体ドラム61の表面で高速走査される。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナー(現像剤)を収容するトナー収容部74とを主に備えている。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Pが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ5の後方に設けられている。用紙P上に転写されたトナー像(トナー)は、定着装置100を通過することで用紙P上に熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
<定着装置の詳細構成>
図2に示すように、定着装置100は、定着フィルム110と、発熱体の一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、反射板140と、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ150と、ステイ160とを備えている。
定着フィルム110は、耐熱性と可撓性を有する無端状(筒状)のフィルムであり、ハロゲンランプ120、ニップ板130、反射板140およびステイ160を囲むように配置されている。定着フィルム110は、その両端部が後述する規制部材の一例としてのガイド部材170により回転が案内されている。
ハロゲンランプ120は、輻射熱を発してニップ板130および定着フィルム110を加熱することで用紙P上のトナーを加熱する公知の発熱体であり、定着フィルム110の内側において定着フィルム110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、ハロゲンランプ120からの輻射熱を受ける板状の部材であり、筒状の定着フィルム110の内周面に摺接するように配置されている。そして、このニップ板130は、ハロゲンランプ120から受けた輻射熱を定着フィルム110を介して用紙P上のトナーに伝達する。
このニップ板130は、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。より詳細に、ニップ板130は、断面視において、前後方向(用紙Pの搬送方向)に沿うように延びるベース部131と、上方(加圧ローラ150からニップ板130に向かう方向)に向けて折り曲げられた折曲部132とを主に有している。
なお、ベース部131の内面(上面)には、黒色の塗装を施したり、熱吸収部材を設けたりしてもよい。これによれば、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く吸収することができる。
図3に示すように、ニップ板130は、ベース部131の右端部から平板状に延びる挿入部133と、ベース部131の左端部に形成された係合部134とをさらに有している。係合部134は、側面視U形状に形成されており、上に向けて折り曲げて形成された側壁部134Aには係合孔134Bが設けられている。
図2に示すように、反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱(主に前後方向や上方向に向けて放射された輻射熱)をニップ板130(ベース部131の内面)に向けて反射する部材であり、定着フィルム110の内側においてハロゲンランプ120を取り囲むように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
このような反射板140によってハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に集めることで、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く利用することができ、ニップ板130および定着フィルム110を速やかに加熱することができる。
反射板140は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U形状に湾曲させて形成されている。より詳細に、反射板140は、湾曲形状(断面視略U形状)をなす反射部141と、反射部141の両端部から前後方向外側に沿って延びるフランジ部142とを主に有している。なお、熱反射率を高めるため、反射板140は、鏡面仕上げを施したアルミニウム板などを用いて形成してもよい。
図3に示すように、反射板140の左右方向(用紙Pの幅方向)の両端部にはフランジ状の係止部143が合計4つ形成されている(3つのみ図示)。係止部143は、フランジ部142より上方に位置し、図4に示すように、ニップ板130、反射板140およびステイ160が組み立てられたときに、後述するステイ160の複数の接触部163を挟む(左右方向において最も外側の接触部163Aと隣接する)ように配置される。
これにより、定着装置100が駆動したときの振動などで反射板140が左右に動こうとしても、係止部143が接触部163Aに当接することで、反射板140の左右方向の位置が規制される。その結果、反射板140の左右方向における位置ずれを抑制することができる。
図2に示すように、加圧ローラ150は、弾性変形可能な部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。そして、この加圧ローラ150は、弾性変形した状態でニップ板130との間で定着フィルム110を挟むことで定着フィルム110との間にニップ部を形成している。なお、ニップ部を形成するためには、バネなどの付勢手段により、加圧ローラ150およびニップ板130の一方を他方に向けて付勢すればよい。
この加圧ローラ150は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することで定着フィルム110(または用紙P)との摩擦力により定着フィルム110を従動回転させる。
トナー像が転写された用紙Pは、加圧ローラ150と加熱された定着フィルム110の間(ニップ部)を搬送されることでトナー像(トナー)が熱定着されることとなる。
ステイ160は、前後方向におけるニップ板130(ベース部131)の両端部131Bを反射板140のフランジ部142を介して支持することでニップ板130の剛性を確保する部材である。ステイ160は、反射板140(反射部141)の外面形状に沿った形状(断面視略U形状)を有して反射板140を覆うように配置されている。このようなステイ160は、比較的剛性が大きい、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
ステイ160の前壁161および後壁162の下端には、図3に示すように、略櫛歯状をなすように形成された複数の接触部163が設けられている。
また、ステイ160の前壁161および後壁162の右端部には、下方に向けて延び、さらに左方へ向けて延びる略L形状の係止部165が設けられている。さらに、ステイ160の左端には、上壁166から左方に向けて延び、側面視略U形状に折り曲げられた保持部167が設けられている。保持部167の各側壁部167Aの内面には、内側に向けて突出する係合ボス167B(一方のみ図示)が設けられている。
図2および図3に示すように、ステイ160の前壁161および後壁162の内面の左右方向両端部には、内側に向けて突出する当接ボス168が合計4つ設けられている。この当接ボス168は、前後方向において反射板140(反射部141)に当接する。これにより、定着装置100が駆動したときの振動などで反射板140が前後に動こうとしても、当接ボス168に当接することで、反射板140の前後方向の位置が規制される。その結果、反射板140の前後方向における位置ずれを抑制することができる。
以上説明したステイ160に、反射板140とニップ板130を組み付ける場合、まず、ステイ160に反射板140を嵌め込むようにして取り付ける。ステイ160の前壁161および後壁162の内面には当接ボス168が設けられているので、この当接ボス168が反射板140に当接することで、反射板140はステイ160に仮保持される。
その後、図4に示すように、ニップ板130の挿入部133をステイ160の係止部165の間に挿入してベース部131(両端部131B)を各係止部165に係合させ、次いで、ニップ板130の係合部134(係合孔134B)とステイ160の保持部167(係合ボス167B)とを係合させる。
これにより、ニップ板130は、ベース部131の両端部131Bが係止部165に支持され、係合部134が保持部167に保持されることで、ステイ160に保持される。また、反射板140は、フランジ部142がニップ板130とステイ160に挟まれた状態で、ステイ160に保持される。
これにより、定着装置100が駆動したときの振動などで反射板140が上下に動こうとしても、フランジ部142がニップ板130とステイ160とに挟まれていることで、反射板140の上下方向の位置が規制される。その結果、反射板140の上下方向における位置ずれを抑制することができ、ニップ板130に対する反射板140の位置を固定することができる。
そして、ニップ板130および反射板140を保持するステイ160と、ハロゲンランプ120は、図5および図6に示すガイド部材170に直接固定されている。すなわち、ガイド部材170は、ニップ板130、反射板140、ステイ160およびハロゲンランプ120を一体的に支持している。
ガイド部材170は、樹脂などの絶縁性の材料で形成され、定着フィルム110の両端側(軸方向両側)に1つずつ配置されて、主に定着フィルム110の両端縁と当接して当該定着フィルム110の左右方向(軸方向)への移動を規制している。具体的に、ガイド部材170は、定着フィルム110の左右方向への移動を規制する規制面171と、この規制面171から左右方向内側に突出する外ガイド172および内ガイド173と、ステイ160の両端部を保持(支持)するための保持凹部174とを主に備えている。
外ガイド172は、定着フィルム110の外周面をガイドするリブであり、開口を下に向けたC字状に形成されている。そして、この外ガイド172は、定着フィルム110の径方向外側に位置して、定着フィルム110の径方向外側への変形を抑えている。また、外ガイド172の下側を向いた開口は、ステイ160を保持凹部174に挿入させるための逃げ部となっている。
内ガイド173は、定着フィルム110の内周面をガイドするリブであり、開口を下に向けた略C字状に形成されている。そして、この内ガイド173は、定着フィルム110内に入り込むことで径方向内側への変形を抑えている。また、内ガイド173の下側を向いた開口は、ステイ160を保持凹部174に挿入させるための逃げ部となっている。
そして、この内ガイド173は、その突出量が、外ガイド172の突出量よりも大きくなるように形成されている。すなわち、内ガイド173の先端173Gは、外ガイド172の先端172Gの位置よりも左右方向(定着フィルム110の軸方向)内側に位置している。
そのため、ジャム処理時に用紙Pを後方に引っ張った際に定着フィルム110も一緒に移動した場合であっても、内ガイド173と外ガイド172の先端位置が異なることにより定着フィルム110が折れる基点が異なり、定着フィルム110が折れ難くなっている。また、内ガイド173の広い面で定着フィルム110を受けることができるので、この点においても、定着フィルム110が折れ難くなっている。
また、内ガイド173の上壁部173Aには、ステイ160の上面を支持する支持部173Bが一体に形成されている。支持部173Bは、内ガイド173の上壁部173Aから下方(ステイ160)に向けて延びるリブであり、上壁部173Aの基端から先端(左右方向の全域)にわたって形成されている。また、支持部173Bは、ステイ160の前側部分と後側部分をバランスよく支持できるように、前後に間隔をあけて2つ設けられている。
このように外ガイド172よりも突出量が大きな内ガイド173の左右方向の全域にわたって支持部173Bを一体に形成するので、短いスパン(支点間距離)でステイ160を支持することができ、ステイ160の撓み変形を抑えることが可能となっている。
また、内ガイド173は、その前側の端部173Cが後側の端部173Dよりも上方に位置するような形状に形成されている。言い換えると、内ガイド173は、外ガイド172のようなC字状のリブの前側下部を切り欠いたような形状となっている。
そして、この切り欠かれた部分(端部173C)の下側には、ニップ板130の温度を検知する温度検知部材の一例としての温度センサ180が設けられるようになっている。すなわち、内ガイド173の切り欠かれた部分(端部173C)は、当該内ガイド173と温度センサ180との干渉を防止するための逃げ部となっている。
保持凹部174は、下方に開口するとともに左右方向内側に貫通する溝であり、ステイ160を前後で挟み込むように支持している。また、図5に示すように、保持凹部174の左右方向外側には、ハロゲンランプ120の端子121(図3参照)を固定するための固定部175が形成されている。
なお、ニップ板130等やガイド部材170を一体に移動させることでニップ板130を加圧ローラ150に向けて押圧させる構造では、端子121とレーザプリンタ1の本体筐体2の図示しない電源とをフレキシブルな配線を介して電気的に接続すればよい。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
内ガイド173の先端173Gの位置が外ガイド172の先端172Gの位置よりも軸方向内側に位置することで、ジャム処理時に用紙Pとともに定着フィルム110が引っ張られた場合であっても、定着フィルム110が折れる基点が異なるので、定着フィルム110が折れるのを抑制することができる。また、内ガイド173の広い面で定着フィルム110を受けることができるので、この点においても、定着フィルム110の折れを抑制できる。さらに、定着フィルム110は筒状なので内側に変形しやすいが、その変形を外ガイド172よりも軸方向内側に突出した内ガイド173により抑えるので、内ガイド173により変形が抑制される定着フィルム110の端部の範囲が広がり、この点においても、定着フィルム110の折れを抑制できる。
外ガイド172よりも突出量が大きな内ガイド173に、ステイ160を支持する支持部173Bを一体に形成するので、短いスパン(支点間距離)でステイ160を支持することができ、ステイ160の撓み変形を抑えることができる。
内ガイド173に、当該内ガイド173と温度センサ180との干渉を防止するための逃げ部(端部173C)を形成したので、この逃げ部に温度センサ180を良好に配置することができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
前記実施形態では、内ガイド173を略C字状に形成したが、本発明はこれに限定されず、内ガイドは、記録シートの搬送方向上流側の部位および下流側の部位の少なくとも一方の部位の先端が外ガイドの先端よりも軸方向内側に位置していれば、その他の部位の先端が外ガイドの先端よりも軸方向外側に位置するように形成されていてもよい。
すなわち、本発明は、外ガイドの先端と内ガイドの先端との上記の位置関係(内ガイドの先端が外ガイドの先端よりも軸方向内側)が、フィルムの回転方向(フィルムの軸に直交する方向)に沿って見たときに部分的に成立しているものを含む。上記位置関係が成立していないその他の部分で、この位置関係が逆転している構成も含む。
具体的には、例えば、図7に示すように、前記実施形態の内ガイド173の上壁部173A(図6参照)を外ガイド172よりも低くなるように切り欠くことで、内ガイド173の前側(搬送方向上流側)の部位173Eと後側(下流側)の部位173Fを残すように形成してもよい。この場合であっても、ジャム処理時において用紙Pを搬送方向の前方または後方に引っ張った際に、内ガイド173を構成する2つの部位173E,173Fの一方によって定着フィルム110が良好に支持されるので、定着フィルム110の折れを抑制することができる。また、この構造によれば、前記実施形態のような略C字状の内ガイド173に比べ、上壁部173Aが低いので、軽量化を図ることができるとともに、定着フィルム110と内ガイド173との摩擦を軽減することができる。
また、図8に示すように、内ガイド273のガイド面273A(定着フィルム110を案内する面)を、左右方向(定着フィルムの軸方向)内側に向かうにつれて定着フィルム110の径方向内側に傾斜するように形成するのが望ましい。これによれば、定着フィルム110は、ジャム処理時に用紙とともに例えば後方に引っ張られることで、ガイド部材270の後寄りに寄せられても、内ガイド273の先端で折れることなくテーパ状のガイド面273Aに沿って緩やかな円弧状に変形する。すなわち、定着フィルム110が折れずに緩やかに変形するので、用紙がニップ部から抜けた後は、定着フィルム110の復帰力を利用して、定着フィルム110を外ガイド172と内ガイド273との間に確実に戻すことができる。
前記実施形態では、反射板140やステイ160を設けたが、本発明はこれに限定されず、反射板やステイを設けない構成としてもよい。
前記実施形態では、発熱体としてハロゲンランプ120(ハロゲンヒータ)を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、赤外線ヒータやカーボンヒータなどであってもよい。
前記実施形態では、ニップ部材として板状のニップ板130を例示したが、本発明はこれに限定されず、板状でない厚めの部材(例えば発熱体であるセラミックヒータなど)をニップ部材として採用してもよい。
前記実施形態では、バックアップ部材として加圧ローラ150を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルト状の加圧部材などであってもよい。
前記実施形態では、記録シートとして、普通紙やはがきなどの用紙Pを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、OHPシートなどであってもよい。
前記実施形態では、画像形成装置として、レーザプリンタ1を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、LEDによって露光を行うLEDプリンタであってもよいし、プリンタ以外の複写機や複合機などであってもよい。また、前記実施形態では、モノクロ画像を形成する画像形成装置を例示したが、これに限定されず、カラー画像を形成する画像形成装置であってもよい。
100 定着装置
110 定着フィルム
130 ニップ板
150 加圧ローラ
170 ガイド部材
171 規制面
172 外ガイド
172G 先端
173 内ガイド
173B 支持部
173G 先端
174 保持凹部
180 温度センサ

Claims (10)

  1. 筒状の定着フィルムと、
    前記定着フィルムの内側に配置されるニップ部材と、
    前記定着フィルムの軸方向の動きを規制する規制面を有する規制部材と、
    前記ニップ部材との間で前記定着フィルムを挟むことで前記定着フィルムとの間にニップ部を形成するバックアップ部材とを備えた定着装置であって、
    前記規制部材には、前記定着フィルムの外周面をガイドする外ガイドと、前記定着フィルムの内周面をガイドする内ガイドが、前記定着フィルムの軸方向内側へ突出するように設けられ、
    前記内ガイドは、記録シートの搬送方向における上流側の部位および下流側の部位の少なくとも一方の部位の先端が前記外ガイドの先端よりも前記軸方向内側に位置し、その他の部位の先端が前記規制面よりも前記軸方向内側で、かつ、前記外ガイドの先端よりも前記軸方向外側に位置するように形成されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記内ガイドのガイド面は、前記軸方向内側に向かうにつれて前記定着フィルムの径方向内側に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ニップ部材を支持するステイをさらに備え、
    前記内ガイドに、前記ステイを支持する支持部を一体に形成したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記ニップ部材の温度を検知する温度検知部材をさらに備え、
    前記内ガイドに、当該内ガイドと前記温度検知部材との干渉を防止するための逃げ部を形成したことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記内ガイドのうち前記上流側の部位および前記下流側の部位の両方の先端が、前記外ガイドの先端よりも前記軸方向内側に位置するとともに、前記定着フィルムの周方向に平行に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記内ガイドのうち前記その他の部位の先端は、前記定着フィルムの周方向に平行に延びるように形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記内ガイドのうち前記上流側の部位および前記下流側の部位の両方の先端が、前記外ガイドの先端よりも前記軸方向内側に位置し、
    前記その他の部位の先端は、前記ニップ部材を挟んで前記バックアップ部材と反対側の位置にて、前記上流側の部位および下流側の部位に前記搬送方向で挟まれることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記内ガイドおよび前記外ガイドは、前記ニップ部材に対応した部分が切り欠かれていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 前記内ガイドおよび前記外ガイドは、前記ニップ部材を基準として、前記搬送方向における上流側の部位と下流側の部位とが非対称に前記搬送方向に膨出するように構成されたことを特徴とする請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記下流側の部位は、前記上流側の部位よりも大きく膨出するように構成されたことを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
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