JP2017067955A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】エンドレスベルトの回転の安定性やエンドレスベルトの耐久性を向上させることができる定着装置を提供する。【解決手段】定着装置100は、エンドレスベルト111と、基部310および基部310から延出し、エンドレスベルト111をガイド方向にガイドするガイド面が形成された延部320を有する可動ガイド部材300と、可動ガイド部材300を、第1対向面312が近づく第1位置と、第1対向面312が離れる第2位置との間で移動可能に支持するカバー部材200と、可動ガイド部材300を付勢するコイルバネ400とを備える。第1対向面312は、カバー部材200との間で、可動ガイド部材300が第2位置へ向けて移動するときに拡大する隙間を形成する。延部320は、当該隙間を越えてガイド方向の下流側へ延びている。延部320の反対面322とカバー部材200との間の境界は、ガイド方向の下流側が開放されている。【選択図】図2

Description

本発明は、シートに転写された現像剤像を熱定着する定着装置に関する。
従来、用紙などのシートに転写された現像剤像を熱定着する定着装置として、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの端部の内周面をガイドするガイド面を有するガイド部材とを備えたものが知られている。そして、特許文献1には、ガイド部材として、固定された固定ガイドと、固定ガイドに対してシートの搬送方向に移動可能であり、弾性体によってエンドレスベルトの内周面に付勢された可動ガイドとを有する定着装置が開示されている。このような定着装置によれば、エンドレスベルトの端部に内側から圧接力を作用させることができるので、エンドレスベルトの寄りや撓みの発生を抑えることができる。
特開2005−10201号公報
ところで、従来技術においては、固定ガイドと可動ガイドの間に可動ガイドの移動に伴って広くなったり、狭くなったりする隙間ができるため、回転するエンドレスベルトの内周面が、隙間のエッジに接触する可能性があった。エンドレスベルトの内周面が隙間のエッジに接触すると、エンドレスベルトの回転が不安定になったり、エンドレスベルトの内周面に傷が付くなどしてエンドレスベルトの耐久性が低下したりするおそれがある。
本発明は、以上の背景に鑑みてなされたものであり、エンドレスベルトの回転の安定性やエンドレスベルトの耐久性を向上させることができる定着装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、エンドレスベルトと、第1ガイド部材と、第2ガイド部材と、支持部材と、付勢部材と、を備える。
エンドレスベルトは、所定の回転方向に回転する。
第1ガイド部材は、エンドレスベルトの内周面をガイドする基部と、当該基部からエンドレスベルトの回転方向の下流側へ延出し、エンドレスベルトの内周面を所定のガイド方向にガイドするガイド面を有する延部と、を有する。
第2ガイド部材は、延部から離れたエンドレスベルトの内周面を受け、当該内周面をガイドする。
支持部材は、第1ガイド部材および第2ガイド部材のうち一方を他方に対し、基部の延部が配置された側の面である第1面が第2ガイド部材に近い第1位置と、当該第1位置よりも第1面が第2ガイド部材から離れた第2位置との間で移動可能に支持する。
付勢部材は、第1ガイド部材および第2ガイド部材のうち一方を第2位置へ向けて付勢する。
そして、第1面は、第2ガイド部材との間で、第1ガイド部材および第2ガイド部材のうち一方が第2位置へ向けて移動するときに拡大する隙間を形成する。
延部は、隙間を越えてガイド方向の下流側へ延びている。
延部のガイド面とは反対側の面である反対面と第2ガイド部材との間の境界または隙間は、ガイド方向の下流側が開放されている。
このような構成によれば、延部が隙間を越えてガイド方向の下流側へ延び、延部の反対面と第2ガイド部材との間の境界または隙間のガイド方向の下流側が開放されているので、第1ガイド部材の第1面と第2ガイド部材との間に形成される隙間を、ガイド面を有する延部によって覆うことができる。これにより、回転するエンドレスベルトの内周面と隙間のエッジとの接触を抑制することができるので、エンドレスベルトの回転の安定性やエンドレスベルトの耐久性を向上させることができる。
本発明によれば、エンドレスベルトの回転の安定性やエンドレスベルトの耐久性を向上させることができる。
実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す図である。 定着装置の断面図である。 ベルトユニットの斜視図である。 カバー部材、可動ガイド部材およびコイルバネを示す斜視図である。 ベルトユニットの拡大断面図である ベルトユニットの断面図であり、可動ガイド部材が第1位置にあるときの状態を示す図(a)と、第2位置にあるときの状態を示す図(b)である。 第1の変形例に係る延部の構成を示す図であり、可動ガイド部材が第1位置にあるときの状態を示す図(a)と、第2位置にあるときの状態を示す図(b)である。 第2の変形例に係るベルトユニットの端部の斜視図(a)と、ベルトユニットの断面図(b)である。
次に、本発明の一実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、実施形態に係る定着装置を備えた画像形成装置の概略構成を簡単に説明し、その後、定着装置の詳細な構成について説明する。
また、以下の説明において、方向は、画像形成装置を使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、画像形成装置としてのレーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙Sを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙Sにトナー像を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙Sに転写されたトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、用紙押圧板32によって上方に寄せられ、給紙機構33によってプロセスカートリッジ5の感光体ドラム61と転写ローラ63との間に向けて供給される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、図示しないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、感光体ドラム61の表面で高速走査されることで、感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。プロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナーを収容する収容部74とを主に備えている。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Sが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ5の後方に配置され、図2に示すように、ベルトユニット110と、加圧ローラ120とを主に備えている。そして、ベルトユニット110は、エンドレスベルト111と、ハロゲンランプ112と、ニップ部材113と、反射部材114と、ステイ115とを主に備えている。
エンドレスベルト111は、耐熱性と可撓性を有する筒状のベルトであり、例えば、ステンレス鋼などから形成されている。エンドレスベルト111は、その長手方向の両端部の内周面が後述するカバー部材200および可動ガイド部材300により回転が案内されていることで、所定の回転方向、本実施形態では、具体的には図2の時計回りに回転する。
ハロゲンランプ112は、通電によって発熱してニップ部材113およびエンドレスベルト111を加熱することで用紙Sに転写されたトナーを加熱するヒータであり、エンドレスベルト111の内側に配置されている。
ニップ部材113は、ハロゲンランプ112からの輻射熱を受ける板状の部材であり、エンドレスベルト111の内側においてエンドレスベルト111の内周面に接触するように配置されている。ニップ部材113は、ハロゲンランプ112から受けた輻射熱をエンドレスベルト111を介して用紙S上のトナーに伝達するため、熱伝導率が大きい、例えば、アルミニウム板などから形成されている。
反射部材114は、ハロゲンランプ112からの輻射熱をニップ部材113に向けて反射する部材であり、エンドレスベルト111の内側でハロゲンランプ112を取り囲むように配置されている。反射部材114は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視略U字形状に湾曲させて形成されている。
ステイ115は、反射部材114を介してニップ部材113を支持することで加圧ローラ120から荷重が加わるニップ部材113の剛性を確保する部材であり、反射部材114を覆うように配置されている。ステイ115は、比較的剛性が大きい、例えば、鋼板などを折り曲げることで形成されている。
加圧ローラ120は、エンドレスベルト111を介してニップ部材113との間で用紙Sを搬送するローラであり、ニップ部材113との間でエンドレスベルト111を挟むようにしてニップ部材113の下方に配置されている。加圧ローラ120は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されることで、エンドレスベルト111を従動回転させながら図2の反時計回りに回転駆動する。これにより、定着装置100は、ベルトユニット110と加圧ローラ120との間で、用紙Sを所定の搬送方向、本実施形態では、具体的には前から後に向けて搬送する。
定着装置100では、トナー像が転写された用紙Sがベルトユニット110と加圧ローラ120との間を搬送されることで、トナー像が用紙Sに熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Sは、図1に示すように、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
次に、定着装置100の詳細な構成について説明する。
図2および図3に示すように、定着装置100を構成するベルトユニット110は、前述したエンドレスベルト111などの他、さらに、第2ガイド部材および支持部材の一例としてのカバー部材200と、第1ガイド部材の一例としての可動ガイド部材300と、付勢部材の一例としてのコイルバネ400と、規制部材500とを備えている。カバー部材200、可動ガイド部材300および規制部材500は、例えば、樹脂などから形成されている。
カバー部材200は、ステイ115を挟んでハロゲンランプ112とは反対側でステイ115を覆う部材であり、エンドレスベルト111の長手方向、本実施形態では、具体的には左右方向に長く延びるように形成されている。カバー部材200は、上側壁201と、上側壁201の前端から下方に延びる前側壁202と、上側壁201の後端から下方に延びる後側壁203とを主に有している。
図4に示すように、カバー部材200には、第1固定ガイド部210と、第2固定ガイド部220と、第2係合部230と、第2バネ係合部240と、規制部250とが設けられている。
図3に示すように、第1固定ガイド部210は、エンドレスベルト111の長手方向の両端部に1つずつ形成されている。図2に示すように、各第1固定ガイド部210は、上側壁201の前端部から前側壁202にわたる範囲で、上側壁201および前側壁202から、カバー部材200の内側に配置されたステイ115などから離れる方向に突出するように設けられている。
第1固定ガイド部210は、エンドレスベルト111の内周面に対面する面である外周面が、断面視略弧状の曲面となっている。第1固定ガイド部210の外周面は、エンドレスベルト111の内周面に接触してエンドレスベルト111の内周面をガイドする第2ガイド面の一例としての第1固定ガイド面211を有している。
第1固定ガイド面211は、エンドレスベルト111の回転に伴って、可動ガイド部材300の後述する延部320から離れたエンドレスベルト111の内周面を受け、当該内周面をガイドすることで、エンドレスベルト111をニップ部材113と加圧ローラ120との間のニップに向けてガイドする。
また、第1固定ガイド部210は、エンドレスベルト111の回転方向における外周面の上流端から下方に延びる後側の面として第2面212を有している。
第2固定ガイド部220は、エンドレスベルト111の長手方向にわたる範囲で、後側壁203の下端部から後方に突出するように設けられている。
第2固定ガイド部220は、エンドレスベルト111の内周面に対面する面である外周面が、断面視略弧状の曲面となっている。第2固定ガイド部220の外周面は、エンドレスベルト111の内周面に接触してエンドレスベルト111の内周面をガイドする第2固定ガイド面221を有している。
第2固定ガイド面221は、エンドレスベルト111の回転に伴って、ニップ部材113と加圧ローラ120との間のニップから出たエンドレスベルト111の内周面を受け、当該内周面をガイドすることで、エンドレスベルト111を可動ガイド部材300の後述する可動ガイド面301に向けてガイドする。
図4に示すように、第2係合部230は、第1固定ガイド部210の第2面212の左右両端部から、後方に延びるように設けられている。具体的に、第2係合部230は、エンドレスベルト111の長手方向に略直交するように設けられた一対の側壁部231と、各側壁部231の上端部から他方の側壁部231に向けて延びる一対の上壁部232とを有して構成されている。
第2バネ係合部240は、第1固定ガイド部210の第2面212の中央付近に設けられている。具体的に、第2バネ係合部240は、第2面212に対して凹む形状の凹部241と、凹部241の底から後方に向けて突出する略円筒状の凸部242とを有して構成されている。コイルバネ400は、その端部が、第2バネ係合部240の凹部241に入り込んで凸部242に係合した状態で配置される。
図2に戻って、規制部250は、第2固定ガイド部220の上面の後端部から、エンドレスベルト111の回転方向の下流側(上側)へ延出するように形成されている。規制部250には、可動ガイド部材300が後述する第2位置にあるときに(図6(b)参照)、可動ガイド部材300が当接する。これにより、可動ガイド部材300の位置を規制することができるとともに、可動ガイド部材300がカバー部材200から脱落することを抑制することができる。
可動ガイド部材300は、カバー部材200の第1固定ガイド部210および第2固定ガイド部220とともにエンドレスベルト111の内周面をガイドする部材であり、エンドレスベルト111に回転方向における第2固定ガイド部220の下流側の端部と第1固定ガイド部210の上流側の端部との間に配置されている。
可動ガイド部材300は、エンドレスベルト111の内周面に対面する面である外周面が、断面視略弧状の曲面となっている。可動ガイド部材300の外周面は、エンドレスベルト111の内周面に接触してエンドレスベルト111の内周面をガイドする可動ガイド面301を有している。
可動ガイド面301は、エンドレスベルト111の回転に伴って、第2固定ガイド面221をガイドされてきたエンドレスベルト111の内周面を受け、当該内周面をガイドすることで、エンドレスベルト111を第1固定ガイド面211に向けてガイドする。
可動ガイド部材300は、基部310と、当該基部310からエンドレスベルト111の回転方向の下流側へ延出する側面視略庇状の延部320とを有している。また、図4に示すように、基部310には、第2係合部230に係合する第1係合部330と、コイルバネ400の端部が係合する第1バネ係合部340とが形成されている。
図5に示すように、基部310は、可動ガイド部材300の本体を構成する部分である。基部310は、エンドレスベルト111の内周面に対面する外周面に、可動ガイド面301の一部を構成する基部側ガイド面311を有している。
また、基部310は、カバー部材200に対面する面が、エンドレスベルト111の長手方向から見て、第1固定ガイド部210の第2面212、上側壁201の上面、後側壁203の後面および第2固定ガイド部220の上面に沿うような段差状に形成されている。
具体的に、基部310のカバー部材200に対面する面は、第1面の一例としての第1対向面312と、第1対向面312の下端から後方に延びる第2対向面313と、第2対向面313の後端から下方に延びる第3対向面314と、第3対向面314の下端から後方に延びる第4対向面315と、第4対向面315の後端から下方に延びる第5対向面316と、第5対向面316の下端から後方に延びて外周面の下端につながる第6対向面317とを有している。
可動ガイド部材300は、第1対向面312および第3対向面314が第2面212に対向し、第2対向面313および第4対向面315が上側壁201の上面に対向し、第5対向面316が後側壁203の後面に対向し、第6対向面317が第2固定ガイド部220の上面に対向するように配置されている。また、可動ガイド部材300は、第4対向面315が上側壁201によって支持されており、第6対向面317が第2固定ガイド部220によって支持されている。
第1対向面312は、基部310の延部320が配置された側である前側の端面であり、カバー部材200の第2面212に直接対面している。第1対向面312は、延部320の後述する反対面322の後端から下方に延びるように設けられていることで、反対面322との間に隅部A1を形成している。本実施形態では、第1対向面312と第2面212は、用紙Sの搬送方向(前後方向)に直交する面として形成されている。
延部320は、エンドレスベルト111の回転方向における基部310の下流側の端の上端から下流側(前側)へ延出するように設けられている。延部320は、エンドレスベルト111の長手方向から見て、上下方向(ガイド方向と直交する方向)の厚みT1が、基部310の上下方向の厚みT2よりも小さくなっている。さらに説明すると、延部320は、エンドレスベルト111の長手方向から見て、上下方向の厚みT1が、エンドレスベルト111の回転方向における基部310の下流側の端の上下方向の厚みT3よりも小さくなっている。
延部320は、その上側の面である外周面に、可動ガイド面301の一部を構成するガイド面の一例としての延部側ガイド面321を有している。延部側ガイド面321は、基部側ガイド面311から滑らかにつながる連続した面として形成されており、エンドレスベルト111の内周面を、所定のガイド方向、本実施形態では、略前後方向、具体的には後から前に向けてガイドする。
また、延部320は、延部側ガイド面321とは反対側の下側の面である反対面322と、延部側ガイド面321と反対面322とをつなぐ、エンドレスベルト111の回転方向下流側の端面の一例としての下流端面323とを有している。
反対面322は、コイルバネ400の付勢方向、本実施形態では、具体的には用紙Sの搬送方向に沿った面である。さらに、本実施形態では、反対面322は、用紙Sの搬送方向に平行な面として形成されている。また、下流端面323は、エンドレスベルト111の長手方向から見て、略円弧形をなすような曲面状に形成されている。
図4に示すように、第1係合部330は、基部310の第3対向面314から前方に延びるように設けられている。具体的に、第1係合部330は、エンドレスベルト111の長手方向に間隔をあけて2つ設けられ、第2係合部230に係合可能な凸部として形成されている。第1係合部330が第2係合部230に係合することで、可動ガイド部材300は、上下および左右方向への移動が規制される。
第1バネ係合部340は、第3対向面314の2つの第1係合部330の間に設けられている。具体的に、第1バネ係合部340は、第3対向面314から前方に向けて突出する略円柱状の凸部として形成されている。コイルバネ400は、その端部が、2つの第1係合部330の間で、第1バネ係合部340に係合した状態で配置される。
可動ガイド部材300は、カバー部材200に対して、用紙Sの搬送方向に移動可能に設けられている。より詳細に説明すると、カバー部材200は、可動ガイド部材300を、当該カバー部材200に対し、図6(a)に示す第1位置と、図6(b)に示す第2位置との間で用紙Sの搬送方向に移動可能に支持している。第1位置は、基部310の第1対向面312が第1固定ガイド部210の第2面212に近い位置、本実施形態では、具体的には第1対向面312が第2面212に接触する位置である。また、第2位置は、第1位置よりも第1対向面312が第1固定ガイド部210の第2面212から離れた位置、本実施形態では、具体的には基部310がカバー部材200の規制部250に当接する位置である。
図5に示すように、コイルバネ400は、可動ガイド部材300をカバー部材200に対して後方、すなわち第2位置へ向けて付勢する部材である。コイルバネ400は、一端部が第1バネ係合部340に係合し、他端部が第2バネ係合部240に係合した状態で、可動ガイド部材300の基部310とカバー部材200の第1固定ガイド部210との間に配置されている。
基部310の第1対向面312は、カバー部材200の第2面212との間で隙間C1を形成する。隙間C1は、可動ガイド部材300が第1位置(前方)へ向けて移動するときに小さくなり、可動ガイド部材300が第2位置(後方)へ向けて移動するときに拡大する。また、第1対向面312は、可動ガイド部材300が第1位置にあるとき、言い換えると、カバー部材200の第2面212に最も近づいたときに、カバー部材200の第2面212に接触する(図6(a)参照)。
延部320は、基部310の第1対向面312とカバー部材200の第2面212との間に形成される隙間C1を越えてガイド方向の下流側、すなわち前側へ延びている。さらに言えば、延部320は、可動ガイド部材300が第2位置(図6(b)参照)にあるときの隙間C1、すなわち、第1対向面312と第2面212との間隔が最大のときの隙間C1を越えて前側まで延びている。
また、延部320は、その反対面322が、カバー部材200の外周面のガイド方向上流側の端部に接触するように配置されている。なお、可動ガイド部材300は、エンドレスベルト111の回転に伴う振動などにより、延部320の反対面322がカバー部材200の外周面に接触する位置と、延部320の反対面322がカバー部材200の外周面から離れる位置との間を移動することがある。
延部320の反対面322と、カバー部材200の外周面との間の境界B1(または、反対面322がカバー部材200の外周面から離れた場合には隙間)は、ガイド方向の下流側の端が、ガイド方向下流側の方向、すなわち前方に向けて開放されている。言い換えると、延部320は、ガイド方向の下流側(前側)から見て、下流端面323のすべてがカバー部材200と重ならないように露出した状態で配置されている。このため、延部320は、下流端面323のすべてがエンドレスベルト111の内周面と直接対面している。
図2および図3に示すように、規制部材500は、側面視略U字形状の板状の部材であり、カバー部材200の長手方向両端部に係合した状態で1つずつ設けられている。規制部材500は、エンドレスベルト111の長手方向内側の面に、規制面510を有している。
規制面510は、回転するエンドレスベルト111が長手方向の一方側に寄った場合に、エンドレスベルト111の端面に接触し、エンドレスベルト111の長手方向の位置を規制する。なお、エンドレスベルト111は、長手方向の一方側に寄った場合であっても、その端部に可動ガイド部材300から圧接力、すなわち、当該エンドレスベルト111の径を広げようとする方向に力が作用していることで、他方側へ戻るように移動する。これにより、エンドレスベルト111の寄りの発生を抑えることができる。
可動ガイド部材300の延部320は、エンドレスベルト111の長手方向から見て、規制面510と重なる位置に配置されている。言い換えると、可動ガイド部材300の延部320は、エンドレスベルト111の長手方向から見て、規制面510の輪郭の内側に配置されている。なお、本実施形態では、エンドレスベルト111の長手方向から見て、可動ガイド面301の全体および第1固定ガイド面211の全体が、それぞれ、規制面510の輪郭の内側に配置されている。
以上説明した本実施形態によれば、図5に示したように、延部320が隙間C1を越えてガイド方向の下流側へ延び、反対面322とカバー部材200の外周面との間の境界B1のガイド方向の下流側が開放されているので、可動ガイド部材300の第1対向面312とカバー部材200の第2面212との間に形成される隙間C1を、延部側ガイド面321を有する延部320によって覆うことができる。これにより、回転するエンドレスベルト111の内周面と隙間C1のエッジとの接触を抑制することができるので、従来の構成と比較して、エンドレスベルト111の回転の安定性やエンドレスベルト111の耐久性を向上させることができる。
また、延部320の反対面322がカバー部材200の外周面に接触するので、カバー部材200によって延部320を支持することができる。これにより、延部320の前後方向への移動が安定するので、エンドレスベルト111の回転の安定性をより向上させることができる。
また、特に本実施形態では、延部320の厚みT1が基部310の厚みT2よりも小さく薄いので、このような延部320が薄い構成でも、延部320がカバー部材200によって支持されることで、延部320の撓みなどを抑制することができ、その結果として、エンドレスベルト111の回転の安定性を向上させることができる。
また、基部310の第1対向面312がカバー部材200の第2面212に接触可能なので、基部310の第1対向面312がカバー部材200の第2面212に接触したときには、可動ガイド部材300のそれ以上の移動を抑制することができる。これにより、可動ガイド部材300がカバー部材200に対して必要以上に動くことが抑制されるので、エンドレスベルト111の回転の安定性をより向上させることができる。
また、エンドレスベルト111の長手方向から見て、延部320が規制部材500の規制面510と重なる位置に配置されているので、カバー部材200の第1固定ガイド部210と、可動ガイド部材300との接続部近傍において、エンドレスベルト111の挙動を安定させることができる。これにより、エンドレスベルト111の回転の安定性をより向上させることができる。
また、延部320の下流端面323が曲面状に形成されているので、エンドレスベルト111の内周面と下流端面323との接触によって、エンドレスベルト111の回転が不安定になったり、エンドレスベルト111の内周面に傷が付いたりする可能性を低減することができる。
また、延部320の反対面322がコイルバネ400の付勢方向に沿った面であるので、可動ガイド部材300がカバー部材200に対してコイルバネ400の付勢方向に沿って第1位置と第2位置との間を移動するときに、反対面322とカバー部材200との干渉を抑制することができる。これにより、可動ガイド部材300を良好に移動させることができるので、エンドレスベルト111の回転の安定性をより向上させることができる。
また、第2ガイド部材および支持部材がカバー部材200として一体に設けられているので、定着装置100の部品点数を削減することができる。これにより、定着装置100の組み立てを簡単にしたり、コストを削減したりすることが可能となる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、下記のように発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
例えば、図7(a)に示すように、延部320は、可動ガイド部材300の第1対向面312が第1固定ガイド部210に近い第1位置にあるときに、ハッチングを付して示した、第1固定ガイド部210の第1固定ガイド面211の一部を覆うように設けられていてもよい。図7(b)に示すように、第1固定ガイド面211は、少なくとも、可動ガイド部材300の第1対向面312が第1固定ガイド部210から離れた第2位置にあるときに、エンドレスベルト111の内周面に接触してエンドレスベルト111の内周面をガイドする面である。
また、前記実施形態では、延部320の反対面322が第2ガイド部材としてのカバー部材200の第1固定ガイド部210に接触するように配置されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図7に示すように、延部320の反対面322は、カバー部材200に接触せずに、カバー部材200との間に隙間を有する状態で配置されていてもよい。
また、前記実施形態では、基部310の第1対向面312が第1位置にあるときに第2ガイド部材としてのカバー部材200の第1固定ガイド部210に接触するように配置されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図7(a)に示すように、基部310の第1対向面312は、第1位置にあるときにも、カバー部材200に接触せずに、カバー部材200との間に隙間を有する状態で配置されていてもよい。
また、前記実施形態では、延部320を有する第1ガイド部材の一例としての可動ガイド部材300が、第2ガイド部材の一例としてのカバー部材200に対して移動可能に支持されていたが、これに限定されるものではない。例えば、第2ガイド部材が、第1ガイド部材に対して移動可能に支持されていてもよい。
具体的には、図8(a),(b)に示すように、ベルトユニット110は、延部620を有する第1ガイド部材の他の例としてのカバー部材600と、第2ガイド部材の他の例としての可動ガイド部材700とを備え、第2ガイド部材としての可動ガイド部材700が、第1ガイド部材としてのカバー部材600に対して移動可能であってもよい。
ここで、図8に示す形態について詳細に説明する。なお、前記実施形態と同様の構成要素については同一符号を付して詳しい説明を省略する。
カバー部材600は、第2固定ガイド部220の上面の後端部から、エンドレスベルト111の回転方向の下流側(上側)へ延出する延部620と、当該カバー部材600の延部620以外の部分である基部610とを有している。
基部610は、エンドレスベルト111の内周面をガイドする第1固定ガイド面211や第2固定ガイド面221を有している。また、基部610は、延部620が配置された側の面である第2固定ガイド部220の上面に第1面としての固定側対向面612を有している。
延部620は、その後側の面である外周面に、エンドレスベルト111の内周面を所定のガイド方向、本形態では、略上下方向、具体的には下から上に向けてガイドするガイド面としての延部側ガイド面621を有している。また、延部620は、延部側ガイド面621とは反対側の前側の面である反対面622を有している。
可動ガイド部材700は、エンドレスベルト111の内周面に対面する面である外周面が、断面視略弧状の曲面となっている。可動ガイド部材700の外周面は、延部620から離れたエンドレスベルト111の内周面を受け、当該内周面をガイドすることで、エンドレスベルト111を第1固定ガイド面211に向けてガイドする可動ガイド面701を有している。
カバー部材600は、可動ガイド部材700を上下方向に移動可能に支持している。詳しくは、可動ガイド部材700は、カバー部材600に対し、基部610の固定側対向面612が可動ガイド部材700の可動側対向面712に近づく第1位置と、当該第1位置よりも固定側対向面612が可動側対向面712から離れる第2位置との間で移動可能に支持されている。カバー部材600の基部610と可動ガイド部材700との間には、可動ガイド部材700を第2位置へ向けて付勢する付勢部材としてのコイルバネ800が配置されている。
固定側対向面612は、可動ガイド部材700の可動側対向面712との間で隙間C2を形成する。隙間C2は、可動ガイド部材700が第1位置(下方)へ向けて移動するときに小さくなり、可動ガイド部材700が第2位置(上方)へ向けて移動するときに拡大する。
延部620は、隙間C2(詳しくは、固定側対向面612と可動側対向面712との間隔が最大のときの隙間C2)を越えてガイド方向の下流側、すなわち上側へ延びている。そして、延部620の反対面622と可動ガイド部材700の外周面との間の隙間B2は、ガイド方向の下流側の端が、ガイド方向下流側の方向、すなわち上方に向けて開放されている。
このような図8に示す形態においても、隙間C2を延部620によって覆うことができるので、エンドレスベルト111の内周面と隙間C2のエッジとの接触を抑制することができ、エンドレスベルト111の回転の安定性やエンドレスベルト111の耐久性を向上させることができる。
また、前記実施形態では、第2ガイド部材および支持部材がカバー部材200として一体に設けられていたが、これに限定されず、例えば、支持部材は、第2ガイド部材とは別部品として独立して設けられていてもよい。また、図8に示した形態では、第1ガイド部材としてのカバー部材600が第2ガイド部材としての可動ガイド部材700を移動可能に支持する支持部材としても機能しており、第1ガイド部材と支持部材とが一体に設けられていたが、これに限定されず、例えば、支持部材は、第1ガイド部材とは別部品として独立して設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、エンドレスベルト111の内周面をガイドする第1固定ガイド部210などを有するカバー部材200(すなわち可動側ではないガイド部材)と、エンドレスベルト111の長手方向の位置を規制する規制面510を有する規制部材500とが、別部品として設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、可動側ではないガイド部材と規制部材とは、一部品として一体に設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、付勢部材としてコイルバネ400を例示したが、これに限定されず、付勢部材は、トーションバネや板バネなどであってもよい。また、付勢部材は、第1ガイド部材または第2ガイド部材の一部として一体に設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、本発明の定着装置を備えた画像形成装置として、用紙Sにモノクロ画像を形成するレーザプリンタ1を例示したが、これに限定されず、例えば、用紙にカラー画像を形成可能なプリンタであってもよい。また、画像形成装置は、プリンタに限定されず、例えば、フラットベッドスキャナなどの原稿読取装置を備える複写機や複合機などであってもよい。
100 定着装置
111 エンドレスベルト
200 カバー部材
210 第1固定ガイド部
211 第1固定ガイド面
300 可動ガイド部材
310 基部
312 第1対向面
320 延部
321 延部側ガイド面
322 反対面
323 下流端面
400 コイルバネ
500 規制部材
510 規制面
A1 隅部
B1 境界
C1 隙間
T1 厚み

Claims (10)

  1. 所定の回転方向に回転するエンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面をガイドする基部と、当該基部から前記エンドレスベルトの回転方向の下流側へ延出し、前記エンドレスベルトの内周面を所定のガイド方向にガイドするガイド面を有する延部と、を有する第1ガイド部材と、
    前記延部から離れた前記エンドレスベルトの内周面を受け、当該内周面をガイドする第2ガイド部材と、
    前記第1ガイド部材および前記第2ガイド部材のうち一方を他方に対し、前記基部の前記延部が配置された側の面である第1面が前記第2ガイド部材に近い第1位置と、当該第1位置よりも前記第1面が前記第2ガイド部材から離れた第2位置との間で移動可能に支持する支持部材と、
    前記一方を前記第2位置へ向けて付勢する付勢部材と、を備え、
    前記第1面は、前記第2ガイド部材との間で、前記一方が第2位置へ向けて移動するときに拡大する隙間を形成し、
    前記延部は、前記隙間を越えて前記ガイド方向の下流側へ延び、
    前記延部の前記ガイド面とは反対側の面である反対面と前記第2ガイド部材との間の境界または隙間は、前記ガイド方向の下流側が開放されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記延部は、前記反対面が、前記第2ガイド部材に接触することを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記延部は、前記エンドレスベルトの長手方向から見て、前記ガイド方向と直交する方向の厚みが、前記基部よりも小さいことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記第1面は、前記反対面との間に隅部を形成し、第2ガイド部材に接触することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の定着装置。
  5. 前記エンドレスベルトの端面に接触し、前記エンドレスベルトの長手方向の位置を規制する規制面を有する規制部材を備え、
    前記延部は、前記長手方向から見て、前記規制面と重なる位置に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記延部の前記回転方向下流側の端面は、前記エンドレスベルトの長手方向から見て、曲面状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記延部は、前記反対面が、前記付勢部材の付勢方向に沿った面であることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記支持部材は、前記他方に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 前記第1ガイド部材は、前記第2ガイド部材に対して移動可能であることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記第2ガイド部材は、前記エンドレスベルトの内周面をガイドする第2ガイド面を有し、
    前記延部は、前記一方が第1位置にあるときに前記第2ガイド面の一部を覆うことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の定着装置。
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