JP5714654B2 - 定着装置 - Google Patents
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Description
線方向と直交するとともに前記チップ部を通る平面で切った断面において、前記第1の方向における寸法が、前記第1の方向及び前記軸線方向に直交する第2の方向における寸法よりも小さく、且つ、前記チップ部は、前記軸線方向から見たときに、前記ヒータのガラス管の中心と前記ニップ部の中央部と前記ニップ板とを通過する仮想直線と重ならないことを特徴とする。
本願第2の発明は、筒形状の筒状部材と、前記筒状部材の内面に接触するニップ部材と、ガラス管及び前記ガラス管の内部に配置された熱源を有し、前記ニップ部材と第1の方向において対向し、前記筒状部材の内側において発熱するヒータと、前記ヒータからの輻射熱を前記ニップ部材に向けて反射する反射部材と、を備え前記反射部材は、前記筒状部材の軸線方向から見たときに、前記ヒータを取り囲むように湾曲した形状を有し、前記ヒータのガラス管は、その表面から外側へ突出するチップ部を有し、前記ヒータは、前記筒状部材の軸線方向と直交するとともに前記チップ部を通る平面で切った断面において、前記第1の方向における寸法が、前記第1の方向及び前記軸線方向に直交する第2の方向における寸法よりも小さく、且つ、前記チップ部は、前記軸線方向から見たときに、前記ヒータのガラス管の中心と前記ニップ部の中央部と前記ニップ部材とを通過する仮想直線と重ならないことを特徴とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、記録シートの一例としての用紙Pを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙P上にトナー像(現像剤像)を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙P上のトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
ラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
図2に示すように、定着装置100は、定着フィルム110と、発熱体の一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ板130と、反射板140と、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ150と、ステイ160とを主に備えている。
線上に位置するようになっている。そのため、本実施形態のようにチップ部124を前方に向けると、ニップ板130のうちニップ部N1よりも前側部分を前方に延ばすことになり、前述したプレヒートを実行可能となっている。
きる。
また、反射板140は、フランジ部142がニップ板130とステイ160に挟まれた状態で、ステイ160に保持される。
上下方向におけるチップ部124を含んだガラス管121の断面形状の大きさL1が、前後方向における断面形状の大きさL2よりも小さくなるように、チップ部124を前方に向けたので、上下方向において反射板140(上壁141A)とニップ板130をハロゲンランプ120のガラス管121の表面に近づけることができる。そのため、ステイ160の上壁166の位置も低い位置に下げることができるので、上下方向に定着装置100を小型化することができる。
前記実施形態では、発熱体としてハロゲンランプ120(ハロゲンヒータ)を例示したが、これに限定されず、例えば、赤外線ヒータやカーボンヒータなどであってもよい。
110 定着フィルム
120 ハロゲンランプ
121 ガラス管
122 フィラメント
123 ハロゲンガス
124 チップ部
130 ニップ板
150 加圧ローラ
160 ステイ
N1 ニップ部
P 用紙
Claims (10)
- 筒形状の筒状部材と、
前記筒状部材の内面に接触するニップ板と、
前記ニップ板との間で前記筒状部材を挟むことで前記筒状部材との間にニップ部を形成するバックアップ部材であって、前記筒状部材とともに、前記ニップ部において、記録シートを所定の搬送方向へ搬送するように構成されたバックアップ部材と、
ガラス管及び前記ガラス管の内部に配置された熱源を有し、前記ニップ板と第1の方向において対向し、前記筒状部材の内側において発熱する1つのみのヒータと、
前記ヒータからの輻射熱を前記ニップ板に向けて反射する反射板と、を備え
前記反射板は、前記筒状部材の軸線方向から見たときに、前記ヒータを取り囲むように湾曲した形状を有し、
前記ヒータのガラス管は、その表面から外側へ突出するチップ部を有し、
前記ヒータは、前記筒状部材の軸線方向と直交するとともに前記チップ部を通る平面で切った断面において、前記第1の方向における寸法が、前記第1の方向及び前記軸線方向に直交する第2の方向における寸法よりも小さく、且つ、前記チップ部は、前記軸線方向から見たときに、前記ヒータのガラス管の中心と前記ニップ部の中央部と前記ニップ板とを通過する仮想直線と重ならず、前記ガラス管の表面から、前記第1の方向における前記ニップ板から離れる側、且つ、前記搬送方向の上流側へ突出することを特徴とする定着装置。 - 前記反射板は、前記筒状部材の軸線方向から見たときに、前記ニップ板へ向けて開口するとともに前記ヒータを取り囲む略U字形状を有したことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記ニップ板を支持するステイをさらに備え、
前記ステイは、前記反射板に当接することで前記反射板の前記搬送方向への移動を規制する当接部を有することを特徴とする請求項2に記載の定着装置。 - 前記ニップ板を支持するステイをさらに備え、
前記ステイは、前記反射板よりも前記搬送方向の上流側に配置された第1当接部と、前記反射板よりも前記搬送方向の下流側に配置された第2当接部と、を有し、
前記第1当接部と前記第2当接部は、前記搬送方向において前記反射板を挟むことで前記反射板の前記搬送方向への移動を規制することを特徴とする請求項1から請求項3に記載の定着装置。 - 前記ステイの第1当接部及び第2当接部のそれぞれは、ボスであることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
- 筒形状の筒状部材と、
前記筒状部材の内面に接触するニップ部材と、
前記ニップ部材との間で前記筒状部材を挟むことで前記筒状部材との間にニップ部を形成するバックアップ部材であって、前記筒状部材とともに、前記ニップ部において、記録シートを所定の搬送方向へ搬送するように構成されたバックアップ部材と、
ガラス管及び前記ガラス管の内部に配置された熱源を有し、前記ニップ部材と第1の方向において対向し、前記筒状部材の内側において発熱する1つのみのヒータと、
前記ヒータからの輻射熱を前記ニップ部材に向けて反射する反射部材と、を備え
前記反射部材は、前記筒状部材の軸線方向から見たときに、前記ヒータを取り囲むように湾曲した形状を有し、
前記ヒータのガラス管は、その表面から外側へ突出するチップ部を有し、
前記ヒータは、前記筒状部材の軸線方向と直交するとともに前記チップ部を通る平面で切った断面において、前記第1の方向における寸法が、前記第1の方向及び前記軸線方向に直交する第2の方向における寸法よりも小さく、且つ、前記チップ部は、前記軸線方向から見たときに、前記ヒータのガラス管の中心と前記ニップ部の中央部と前記ニップ部材とを通過する仮想直線と重ならず、前記ガラス管の表面から、前記第1の方向における前記ニップ部材から離れる側、且つ、前記搬送方向の上流側へ突出することを特徴とする定着装置。 - 前記ヒータは、ハロゲンランプであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記ヒータは、カーボンヒータであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記ヒータは、赤外線ヒータであることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記筒状部材は、フィルムからなることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の定着装置。
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