JP6609957B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無端状のベルトと、ベルトの内側に配置されるニップ板と、ニップ板の温度を検知する温度検知部材とを備える定着装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置で使用される定着装置として、例えば、特許文献1には、筒状の定着ベルトと、定着ベルトの内側に配置された長尺状のニップ板と、ニップ板を加熱するヒータと、ニップ板との間で定着ベルトを挟む加圧ローラと、ニップ板の温度を検知するサーミスタとを備えたものが開示されている。この技術では、ニップ板が、定着ベルトの内周面と摺接するベース部と、ベース部の後端から突出する突出部とを有し、サーミスタが、フレーム部材に支持されたコイルバネによって突出部に押し当てられた状態で設けられている。
特開2012−212066号公報
ところで、従来技術では、サーミスタがコイルバネによって突出部に押し当てられているので、ニップ板が撓む可能性があった。そして、ニップ板が撓んだ場合、サーミスタとニップ板との接触圧が弱くなるなどして、温度検知の精度が低下するおそれがある。
そこで、本発明は、ニップ板が撓むことを抑制し、ニップ板の温度を精度良く検知することができる定着装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、可撓性を有する無端状のベルトと、ベルトの内側に配置されるヒータと、ベルトの内側に配置され、ヒータによって加熱されるニップ板と、ニップ板との間でベルトを挟み、ベルトとの間でニップ部を形成する加圧ローラと、ニップ板に接触してニップ板の温度を検知する温度検知部材と、を備える。
ニップ板は、ニップ板本体と、当該ニップ板本体の、ベルトの周方向の端縁から延び、温度検知部材によって温度が検知される被検知部と、を有する。
定着装置は、温度検知部材を挟んで被検知部の反対側に配置されて温度検知部材を被検知部に向けて付勢する第1部分と、被検知部を温度検知部材に向けて付勢する第2部分と、第1部分と第2部分を連結する第3部分と、を有する固定部材をさらに備える。
このような構成によれば、固定部材が被検知部を温度検知部材に向けて付勢する第2部分を有することで、被検知部が温度検知部材から受ける付勢力を、第2部分から受ける付勢力で相殺することができるため、ニップ板が撓むことを抑制することができる。そして、ニップ板の撓みが抑えられることで、温度検知部材とニップ板との接触圧の低下が抑えられるので、ニップ板の温度を精度良く検知することができる。
本発明によれば、ニップ板が撓むことを抑制し、ニップ板の温度を精度良く検知することができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を備えたレーザプリンタを示す断面図である。 定着装置を示す断面図である。 ニップ板、サーミスタ、サーモスタットおよび固定部材を示す斜視図である。 第1の変形例に係る固定部材を示す断面図である。 第2の変形例に係る固定部材を示す斜視図である。 第3の変形例に係る固定部材を示す断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の実施形態に係る定着装置100を備えた画像形成装置の一例としてのレーザプリンタ1の概略構成を簡単に説明した後、定着装置100の詳細な構成について説明する。
また、以下の説明において、レーザプリンタ1の方向は、図1における左側を「前」、右側を「後」とし、奥側を「左」、手前側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、シートの一例としての用紙Sを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙S上にトナー像を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙Sを後方に移動させながら、用紙S上にトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、給紙トレイ31と、用紙押圧板32と、給紙機構33とを主に備えている。給紙トレイ31に収容された用紙Sは、用紙押圧板32によって上方に寄せられ、給紙機構33によってプロセスカートリッジ5の感光体ドラム61と転写ローラ63との間に向けて供給される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、図示しないレーザ発光部や、符号を省略して示すポリゴンミラー、レンズ、反射鏡などを備えている。この露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、感光体ドラム61の表面で高速走査されることで、感光体ドラム61の表面を露光する。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナーを収容するトナー収容部74とを主に備えている。
このプロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Sが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙S上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ5の後方に設けられている。用紙S上に転写されたトナー像は、定着装置100を通過することで用紙S上に熱定着される。その後、用紙Sは、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
図2に示すように、定着装置100は、ベルトの一例としての定着ベルト110と、ヒータの一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ板130と、加圧ローラ140と、反射板150と、ステイ160と、温度検知部材の一例としてのサーミスタ170と、サーモスタット180(図3参照)と、カバー部材200と、固定部材300とを主に備えている。
定着ベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状のステンレス鋼製のベルトであり、カバー部材200に形成された上流ガイド215や、固定部材300に形成された下流ガイド315などにより回転が案内されている。
ハロゲンランプ120は、輻射熱を発してニップ板130および定着ベルト110を加熱することで用紙S上のトナーを加熱する部材であり、定着ベルト110の内側において定着ベルト110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、ハロゲンランプ120からの輻射熱を受ける板状の部材であり、定着ベルト110の内側に配置されている。詳しくは、ニップ板130は、左右両端部がステイ160に保持された状態で、定着ベルト110の内側に配置されている。そして、ニップ板130は、その下面が定着ベルト110の内周面に摺接するように配置されている。本実施形態において、ニップ板130は、金属製であり、例えば、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、アルミニウム板などを折り曲げることで形成されている。なお、ニップ板130をアルミニウム製とした場合には、ニップ板130の熱伝導性を向上させることが可能となっている。
ニップ板130は、ニップ板本体131と、被検知部132とを有している。ニップ板130は、ニップ板本体131と被検知部132が、1枚のアルミニウム板などの金属板により一体に成形されている。そして、ニップ板本体131は、本体部133と、屈曲部134と、延出部135とを有している。
本体部133は、左右方向に長い長尺の板状の部位であり、加圧ローラ140との間で定着ベルト110を上下に挟み込むことでニップ部Nを形成している。そして、この本体部133は、ハロゲンランプ120の下方に配置されて、当該ハロゲンランプ120からの熱を定着ベルト110を介して用紙S上のトナーに伝達するようになっている。なお、本体部133のハロゲンランプ120に向いた面には、黒色の塗装を施したり、熱吸収部材を設けたりしてもよい。これによれば、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く吸収することができる。
屈曲部134は、本体部133の前端縁から上方に向けて略円弧状に屈曲するように形成されている。屈曲部134は、ステイ160の前壁162に向けて屈曲し、その上端縁が反射板150の上流側のフランジ152およびステイ160のフランジ164を介して前壁162で支持されている。
このようにニップ板130の上端縁を反射板150を介してステイ160で支持することで、例えば、ニップ板の面を反射板を介してステイで支持するものに比べ、ニップ板130と反射板150との伝熱面積を小さくすることが可能となっている。そして、このように伝熱面積が小さくなることで、ニップ板130からステイ160に伝わる熱量を小さくすることができるので、ニップ板130を効率良く加熱することが可能となっている。
また、屈曲部134の上端縁を、各フランジ152,164の面で支持するので、屈曲部134の上端縁の位置が誤差により搬送方向に多少ずれても、各フランジ152,164の面で確実に支持することが可能となっている。また、屈曲部134は、ハロゲンランプ120と対向するように配置されている。これにより、ハロゲンランプ120で直接屈曲部134が加熱されるので、ニップ部Nに入る前の定着ベルト110を屈曲部134で事前に加熱することができ、熱定着性を向上させることが可能となっている。
なお、本実施形態では、ニップ板130の前側においては屈曲部134の上端縁をステイ160で支持しているが、ニップ板130の後側においては、ニップ板130の面をステイ160で支持している。詳しくは、本体部133は、ニップ部Nから後側に延びる延長部133Aを備えており、この延長部133Aの上面が、反射板150の下流側のフランジ152を介してステイ160の後壁163で支持されている。
このように延長部133Aの上面をステイ160で支持することで、例えば、ニップ板の後側の屈曲部を前側の屈曲部と同じように大きな曲率半径としてニップ板の後側の端縁をステイで支持する構造に比べ、ニップ板130をステイ160で支持する位置をニップ部N寄りにすることができるので、定着装置100が搬送方向に大型化するのを抑えることが可能となっている。また、ニップ部Nから搬送方向に沿って後側に延出する延長部133Aを設けることで、例えば、本体部の後側の部位をニップ部近傍で屈曲させる構造に比べ、ニップ幅を大きく確保することが可能となっている。
延出部135は、本体部133の、定着ベルト110の周方向の端縁、具体的には、本体部133の後端縁から、本体部133と交差しかつニップ部Nから離れる方向に向けて延びるように形成されている。詳しくは、延出部135は、本体部133の後端縁から、本体部133が延びる前後方向と交差する方向であって、かつ、ニップ部Nから離れる方向、具体的には、上方に向けて延びるように形成されている。本実施形態において、延出部135は、上下方向に延び、本体部133と略直交するように設けられている。
図3に示すように、被検知部132は、サーミスタ170やサーモスタット180によって温度が検知される部位であり、ニップ板本体131の定着ベルト110の周方向の端縁から延びるように形成されている。詳しくは、各被検知部132は、ニップ板本体131の、用紙Sの搬送方向下流側の端縁である延出部135の上端縁の一部から後側に延びるように設けられている。
より詳しく説明すると、図2に示すように、被検知部132は、延出部135の上端縁から、延出部135が延びる上下方向と交差する方向、具体的には、後方に向けて延びるように形成されている。本実施形態において、被検知部132は、前後方向に延び、本体部133と略平行に設けられている。
図3に戻り、本実施形態において、被検知部132は、3つ設けられており、第1被検知部132Aと、第2被検知部132Bと、第3被検知部132Cとからなる。各被検知部132は、左右方向の長さが、ニップ板本体131の左右方向の長さよりも短く形成されている。
第1被検知部132Aは、定着ベルト110の左右方向の中央部に配置されている。また、第2被検知部132Bは、定着ベルト110の左右方向の端部、具体的には、右側の端部に配置されている。また、第3被検知部132Cは、第1被検知部132Aと第2被検知部132Bの間で、定着ベルト110の左右方向の中央部に配置されている。
詳しくは、第1被検知部132Aおよび第3被検知部132Cは、レーザプリンタ1で画像形成が可能な最小サイズの用紙Sがニップ部Nを通過する左右方向の範囲(以下、「最小通紙範囲S1」という。)の内側に配置されている。また、第2被検知部132Bは、レーザプリンタ1で画像形成が可能な最大サイズの用紙Sがニップ部Nを通過する左右方向の範囲(以下、「最大通紙範囲S2」という。)の外側に配置されている。
図2に示すように、加圧ローラ140は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟み、定着ベルト110との間でニップ部Nを形成する部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。本実施形態においては、ニップ部Nを形成するために、ニップ板130および加圧ローラ140の一方を他方に向けて付勢している。
加圧ローラ140は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されることで、左右方向に平行な回転軸線を中心に回転駆動するように構成されている。加圧ローラ140は、回転駆動することで定着ベルト110との摩擦力により定着ベルト110を従動回転させる。トナー像が転写された用紙Sは、加圧ローラ140と加熱された定着ベルト110の間を搬送されることでトナー像が熱定着されることとなる。
反射板150は、ハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に向けて反射する部材であり、定着ベルト110の内側でハロゲンランプ120を囲うように、ハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
この反射板150は、赤外線および遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などを断面視U字状に湾曲させて形成されている。より詳細に、反射板150は、U字形状をなす反射部151と、反射部151の前後方向における両端縁から前後方向外側に向けて延びるフランジ152とを有している。上流側および下流側のフランジ152は、前述したようにステイ160とニップ板130とで挟まれている。
ステイ160は、ニップ板130を反射板150を介して支持することで加圧ローラ140からの荷重を受ける部材であり、定着ベルト110の内側でハロゲンランプ120や反射板150を囲うように配置されている。なお、ここでいう荷重は、ニップ板130が加圧ローラ140を付勢する構成においては、ニップ板130が加圧ローラ140を付勢する力の反力をいうものとする。
ステイ160は、上壁161と、上壁161の前端から下方に延びる前壁162と、上壁161の後端から下方に延びる後壁163とによって断面視U字状に形成されている。そして、前壁162の下端部には、前側に延びるフランジ164が形成されている。このようなステイ160は、比較的剛性が高い、例えば、鋼板などを折り曲げることで形成されている。
サーミスタ170は、ニップ板130の温度を検知する部材であり、定着ベルト110の内側においてニップ板130の被検知部132に接触した状態で配置されている。詳しくは、サーミスタ170は、被検知部132の上面に接触した状態で配置され、接触している被検知部132の温度を検知する。
図3に示すように、サーミスタ170は、第1温度検知部材の一例としてのセンターサーミスタ171と、第2温度検知部材の一例としてのサイドサーミスタ172とを含んでいる。センターサーミスタ171は、最小通紙範囲S1内に位置する第1被検知部132Aに接触した状態で配置され、第1被検知部132Aの温度を検知する。また、サイドサーミスタ172は、最大通紙範囲S2外に位置する第2被検知部132Bに接触した状態で配置され、第2被検知部132Bの温度を検知する。サーミスタ170が検知した温度の情報は、定着装置100の制御に利用される。
サーモスタット180は、ニップ板130の温度を検知する部材であり、定着ベルト110の内側においてニップ板130の第3被検知部132Cに接触した状態で配置されている。詳しくは、サーモスタット180は、第3被検知部132Cの上面に接触した状態で配置され、第3被検知部132Cの温度を検知する。サーモスタット180は、ハロゲンランプ120に通電する回路に接続されており、所定以上の温度を検知したときにハロゲンランプ120への通電を遮断するように構成されている。
図2に示すように、カバー部材200は、左右方向に長く延びるように形成されており、ステイ160を挟んでハロゲンランプ120とは反対側でステイ160を覆うように配置されている。カバー部材200は、上側壁211と、上側壁211の前端から下方に延びる前側壁212とを主に有している。前側壁212の下端部には、定着ベルト110の前側下部を案内する上流ガイド215が形成されている。
上流ガイド215は、ニップ部Nよりも定着ベルト110の回転方向上流側に設けられ、定着ベルト110をニップ部Nに向けて案内している。そして、この上流ガイド215は、反射板150の上流側のフランジ152よりも下側に突出している。これにより、定着ベルト110が反射板150のフランジ152に引っ掛かるのを上流ガイド215によって抑えることが可能となっている。
固定部材300は、サーミスタ170をニップ板130の被検知部132に接触した状態に保持する部材であり、本実施形態においては、図3に示すように、センターサーミスタ171とサイドサーミスタ172のそれぞれに対応して1つずつ、合計2つが個別に設けられている。図2に戻り、各固定部材300は、それぞれ、保持部材310と、付勢部材320とを主に備えて構成されている。
保持部材310は、第1部分の一例としての第1付勢部311と、第2部分の一例としての第2付勢部312と、第3部分の一例としての連結部313と、ガイド部の一例としての下流ガイド315とを主に有している。
第1付勢部311は、サーミスタ170を挟んで、被検知部132の反対側、具体的には、上側に配置された部位である。第1付勢部311と被検知部132とは、所定の間隔をあけて配置されており、その間に、サーミスタ170と付勢部材320が配置されている。第1付勢部311とサーミスタ170は、被検知部132に直交する方向から見て、重なって配置されている。
第2付勢部312は、被検知部132の下側に配置された部位である。第2付勢部312の上面と被検知部132の下面とは、接触した状態で配置されている。第2付勢部312とサーミスタ170は、被検知部132に直交する方向から見て、重なって配置されている。これにより、第1付勢部311と第2付勢部312は、加圧ローラ140の回転軸線方向から見て、サーミスタ170と被検知部132を挟んで配置されている。
第2付勢部312を含む保持部材310は、金属製のニップ板130よりも熱伝導率が低い材料から形成されている。具体的に、本実施形態において、保持部材310は、耐熱性を有する、例えば、液晶ポリマー(LCP)などの樹脂からなっている。
連結部313は、第1付勢部311と第2付勢部312を連結する部位である。詳しくは、連結部313は、上下方向に延び、第1付勢部311の後端と第2付勢部312の後端とを連結するように設けられている。これにより、第1付勢部311、第2付勢部312および連結部313は、加圧ローラ140の回転軸線方向から見て、略U字形状をなすように形成されている。
下流ガイド315は、定着ベルト110の内面に摺接して定着ベルト110の回転を案内する部位である。詳しくは、下流ガイド315は、第2付勢部312の後端に設けられており、定着ベルト110の後側下部を案内する。また、下流ガイド315は、ニップ板130よりも後側、かつ、被検知部132よりも下側に配置され、定着ベルト110の内面を案内する。これにより、被検知部132に定着ベルト110が接触するのを抑制することができる。
付勢部材320は、コイルバネからなり、サーミスタ170の上面と第1付勢部311の下面との間で若干押し縮められた状態で配置されている。これにより、第1付勢部311は、付勢部材320を介して、サーミスタ170を、その下方に配置された被検知部132に向けて付勢している。一方、第2付勢部312は、付勢部材320によってサーミスタ170を介して下へ付勢される被検知部132から受ける力の反力によって、被検知部132を、その上方に配置されたサーミスタ170に向けて付勢している。
以上説明した本実施形態によれば、固定部材300が被検知部132をサーミスタ170に向けて付勢する第2付勢部312を有するので、被検知部132がサーミスタ170から受ける付勢力を、第2付勢部312から受ける付勢力で相殺することができる。これにより、ニップ板130が撓むことを抑制することができる。そして、ニップ板130の撓みが抑えられることで、サーミスタ170とニップ板130との接触圧の低下が抑えられるので、ニップ板130の温度を精度良く検知することができる。
また、サーミスタ170を被検知部132に向けて付勢する第1付勢部311と、被検知部132をサーミスタ170に向けて付勢する第2付勢部312とが、加圧ローラ140の回転軸線方向から見て、サーミスタ170と被検知部132を挟んで配置されているので、ニップ板130が撓むことをより抑制することができる。これにより、ニップ板130の温度をより精度良く検知することができる。
また、サーミスタ170と第2付勢部312が、被検知部132に直交する方向から見て、重なって配置されているので、被検知部132を第2付勢部312によって支えることができる。これにより、ニップ板130が撓むことをより一層抑制することができ、ニップ板130の温度をより一層精度良く検知することができる。
また、第2付勢部312が、金属製のニップ板130よりも熱伝導率が低い樹脂からなるので、ニップ板130から第2付勢部312(固定部材300)への熱伝導を抑制することができる。これにより、熱がニップ板130から逃げにくくなるので、ニップ部Nを速やかに定着温度まで加熱することが可能となり、定着装置100の立ち上げ性を向上させることができる。
また、固定部材300が定着ベルト110の回転を案内する下流ガイド315を有するので、固定部材300とは別に下流ガイドを設けるような構成に比べ、定着装置100の部品点数を削減したり、定着装置100を小型化したりすることができる。
また、被検知部132が第1被検知部132Aと第2被検知部132Bを含む、複数設けられているので、ニップ板130の左右方向の温度分布を検知することができ、定着装置100の制御に利用することができる。また、第1被検知部132Aと第2被検知部132Bを分けてニップ板本体131から延出させることで、ニップ板130の熱容量を小さくすることができるので、ニップ板130の温度の追従性を高くすることができる。
また、ニップ板本体131が、前後方向に延びる本体部133と、本体部133の後端縁から上方に延びる延出部135とを有し、被検知部132が、延出部135の上端縁から後方に延びているので、定着ベルト110の内面と被検知部132との間に隙間を形成することができる。
これにより、例えば、このような隙間がない構成に比べ、定着ベルト110と被検知部132との間に第2付勢部312を配置できるので、サーミスタ170を被検知部132に接触した状態に保持する構造を、付勢部材320を介して第1付勢部311と第2付勢部312とで挟むという簡単な構成とすることができる。また、第2付勢部312をネジなどで被検知部132に固定することも可能となる。また、定着ベルト110と被検知部132との間に隙間があることで、固定部材300に定着ベルト110の回転を案内する下流ガイド315のようなガイドを形成することができる。
また、被検知部132がニップ部Nを搬送される用紙Sの搬送方向下流側の端縁に設けられているので、固定部材300に下流ガイド315を設けることで、定着ベルト110に用紙Sとの剥離を促す曲率を与えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。
例えば、図4に示すように、第2付勢部312は、被検知部132に直交する方向から見て、被検知部132と接触する部分の面積が、被検知部132と重なる部分の面積よりも小さい構成であってもよい。一例として、第2付勢部312は、その上面に、上方に向けて突出して左右方向に延びる複数のリブ312Aを有している。そして、第2付勢部312は、リブ312Aの上面が被検知部132と接触した状態で配置されている。これにより、第2付勢部312は、被検知部132と接触する複数のリブ312Aの上面の面積(A1×4)が、被検知部132と重なる部分の面積(A2)よりも小さくなっている。
このような構成によれば、第2付勢部312と被検知部132との接触面積を小さくできるので、ニップ板130から第2付勢部312(固定部材300)への熱伝導を抑制することができる。これにより、ニップ部Nを速やかに定着温度まで加熱することが可能となるので、定着装置100の立ち上げ性を向上させることができる。なお、第2付勢部312の、被検知部132に接触する部分は、リブ312Aに限定されず、例えば、ボスなどであってもよい。
また、前記実施形態では、固定部材300がセンターサーミスタ171とサイドサーミスタ172のそれぞれに対応して1つずつ設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、図5に示すように、固定部材300Aは、1つだけ設けられていてもよい。具体的に、固定部材300Aは、保持部材330と、2つの付勢部材320とを主に備えて構成されている。そして、保持部材330は、第1部分としての第1付勢部331と、第2部分としての第2付勢部332と、第3部分としての連結部333とを主に有している。
第1付勢部331は、左右方向に長く延びるように形成され、センターサーミスタ171とサイドサーミスタ172を挟んで被検知部132の上側に配置される。また、第2付勢部332は、左右方向に長く延びるように形成され、第1被検知部132Aと第2被検知部132Bの下側に配置される。第1付勢部331と第2付勢部332は、サーミスタ170と被検知部132を挟んで配置される。連結部333は、第1付勢部331の後端と第2付勢部332の後端とを連結している。
2つの付勢部材320は、一方がセンターサーミスタ171の上面と第1付勢部331の下面との間に配置され、他方がサイドサーミスタ172の上面と第2付勢部332の下面との間に配置される。これにより、第1付勢部331は、付勢部材320を介して、センターサーミスタ171を第1被検知部132Aに向けて付勢するとともに、サイドサーミスタ172を第2被検知部132Bに向けて付勢する。一方、第2付勢部332は、各被検知部132から受ける力の反力によって、第1被検知部132Aをセンターサーミスタ171に向けて付勢するとともに、第2被検知部132Bをサイドサーミスタ172に向けて付勢する。
このような構成によれば、センターサーミスタ171とサイドサーミスタ172を別々に支持する場合と比べ、定着装置の部品点数を削減することができる。
また、前記実施形態では、第2部分としての第2付勢部312と、温度検知部材としてのサーミスタ170が、被検知部132に直交する方向から見て、重なって配置されていたが、これに限定されるものではない。例えば、第2部分と温度検知部材は、被検知部に直交する方向から見て、ずれて配置されていてもよい。また、第1部分と第2部分は、被検知部に直交する方向から見て、ずれて配置されていてもよい。
また、前記実施形態では、第1付勢部311と第2付勢部312が、加圧ローラ140の回転軸線方向から見て、サーミスタ170と被検知部132を挟んで配置されていたが、これに限定されるものではない。例えば、図6に示すように、第1付勢部341と第2付勢部342は、いずれも、被検知部132の、サーミスタ170が配置された側に配置されていてもよい。
具体的に、図6に示す固定部材300Bは、保持部材340と、付勢部材320とを主に備えて構成されている。そして、保持部材340は、第1部分としての第1付勢部341と、第2部分としての2つの第2付勢部342と、第3部分としての連結部343とを主に有している。
第1付勢部341は、サーミスタ170を挟んで被検知部132の上側に配置され、第2付勢部342は、第1付勢部341の左右両側で被検知部132の上側に配置されている。連結部343は、第1付勢部341の左右の端と第2付勢部342の左右方向内側の端とを連結している。
付勢部材320は、サーミスタ170の上面と第1付勢部341の下面との間に配置され、第2付勢部342は、被検知部132に接触した状態でネジなどの締結部材350により被検知部132に固定されている。これにより、第1付勢部341は、付勢部材320を介して、サーミスタ170を被検知部132に向けて付勢している。一方、第2付勢部342は、付勢部材320が保持部材340を上に押し上げようとする力によって、被検知部132をサーミスタ170に向けて付勢している。
また、前記実施形態では、第2部分としての第2付勢部312を含む、保持部材310の全体が金属製のニップ板130よりも熱伝導率が低い材料、具体的には、樹脂から形成されていたが、これに限定されるものではない。例えば、ニップ板がアルミニウム板から形成されている場合、保持部材は、アルミニウム板よりも熱伝導率が小さいスチールなどから形成されていてもよい。また、固定部材は、第2部分のみがニップ板よりも熱伝導率が低い材料、例えば、樹脂などから形成されていてもよい。
また、前記実施形態では、ベルトとしての定着ベルト110がステンレス鋼製のベルトであったが、これに限定されず、例えば、ベルトは、ポリイミドなどの高分子材料で構成されていてもよい。
また、前記実施形態では、固定部材300が定着ベルト110の回転を案内するガイド部としての下流ガイド315を有していたが、これに限定されず、例えば、固定部材は、ガイド部が設けられていない構成であってもよい。
また、前記実施形態では、ニップ板本体131が、本体部133の後端縁から上方に延びる延出部135を有し、被検知部132が、延出部135の上端縁から後方に延びていたが、これに限定されるものではない。例えば、図2を参考にして説明すると、延出部は、加圧ローラ140の回転軸線方向から見て、本体部133と鈍角を形成するように、本体部133の後端縁から上斜め後方に向けて延びるように設けられていてもよい。また、ニップ板本体131に延出部135が設けられていない場合には、被検知部は、本体部133の後端縁の一部から直接後方に延びるように設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、被検知部132がニップ板本体131の後端縁、つまり、用紙Sの搬送方向下流側の端縁から延びるように設けられていたが、これに限定されるものではない。例えば、図2を参考にして説明すると、被検知部は、ニップ板本体131の前端縁、つまり、用紙Sの搬送方向上流側の端縁から延びるように設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、固定部材300が備える付勢部材320としてコイルバネを例示したが、これに限定されず、例えば、板バネや線バネなどであってもよい。また、前記実施形態では、固定部材300がサーミスタ170を付勢する付勢部材320を備えていたが、これに限定されず、例えば、固定部材は、サーミスタを付勢する部分が第1部分に一体に設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、ニップ板130の屈曲部134の上端縁を、反射板150のフランジ152およびステイ160のフランジ164を介してステイ160の前壁162で間接的に支持したが、これに限定されず、例えば、屈曲部の端縁をステイの上流側壁の端部で直接支持してもよい。
また、前記実施形態では、シートとして、厚紙、はがき、薄紙などの用紙Sを例示したが、これに限定されず、例えば、OHPシートであってもよい。
また、前記実施形態では、ヒータとしてハロゲンランプ120を例示したが、これに限定されず、例えば、発熱抵抗体などを採用してもよい。
また、前記実施形態では、温度検知部材としてサーミスタ170を例示したが、これに限定されず、例えば、サーモスタットなどであってもよい。
100 定着装置
110 定着ベルト
120 ハロゲンランプ
130 ニップ板
131 ニップ板本体
132 被検知部
132A 第1被検知部
132B 第2被検知部
133 本体部
135 延出部
140 加圧ローラ
170 サーミスタ
171 センターサーミスタ
172 サイドサーミスタ
300 固定部材
310 保持部材
311 第1付勢部
312 第2付勢部
313 連結部
315 下流ガイド
320 付勢部材
N ニップ部
S 用紙

Claims (11)

  1. 可撓性を有する無端状のベルトと、
    前記ベルトの内側に配置されるヒータと、
    前記ベルトの内側に配置され、前記ヒータによって加熱されるニップ板と、
    前記ニップ板との間で前記ベルトを挟み、前記ベルトとの間でニップ部を形成する加圧ローラと、
    前記ニップ板に接触して前記ニップ板の温度を検知する温度検知部材と、を備え、
    前記ニップ板は、ニップ板本体と、当該ニップ板本体の、前記ベルトの周方向の端縁から延び、前記温度検知部材によって温度が検知される被検知部と、を有し、
    前記温度検知部材を挟んで前記被検知部の反対側に配置されて前記温度検知部材を前記被検知部に向けて付勢する第1部分と、前記被検知部を前記温度検知部材に向けて付勢する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分を連結する第3部分と、を有する固定部材をさらに備え、
    前記第2部分は、前記被検知部の、前記温度検知部材が接触する面に直交する方向から見て、前記被検知部と接触する部分の面積が、前記被検知部と重なる部分の面積よりも小さいことを特徴とする定着装置。
  2. 可撓性を有する無端状のベルトと、
    前記ベルトの内側に配置されるヒータと、
    前記ベルトの内側に配置され、前記ヒータによって加熱されるニップ板と、
    前記ニップ板との間で前記ベルトを挟み、前記ベルトとの間でニップ部を形成する加圧ローラと、
    前記ニップ板に接触して前記ニップ板の温度を検知する温度検知部材と、を備え、
    前記ニップ板は、ニップ板本体と、当該ニップ板本体の、前記ベルトの周方向の端縁から延び、前記温度検知部材によって温度が検知される被検知部と、を有し、
    前記温度検知部材を挟んで前記被検知部の反対側に配置されて前記温度検知部材を前記被検知部に向けて付勢する第1部分と、前記被検知部を前記温度検知部材に向けて付勢する第2部分と、前記第1部分と前記第2部分を連結する第3部分と、前記ベルトの内面に摺接して前記ベルトの回転を案内するガイド部と、を有する固定部材をさらに備え、
    前記ニップ板本体は、前記加圧ローラとの間で前記ベルトを挟む本体部と、前記本体部の前記周方向の端縁から、前記本体部と交差しかつ前記ニップ部から離れる方向に延びる延出部とを有し、
    前記被検知部は、前記延出部から、前記延出部と交差する方向であって、前記本体部から離れる方向に延びており、
    前記第1部分と前記第2部分は、前記加圧ローラの回転軸線方向から見て、前記温度検知部材と前記被検知部を挟んで配置され、
    前記ガイド部は、前記第2部分の前記延出部と反対側の端から、前記第2部分よりも前記ベルトの内面に向けて突出しており、
    前記周方向における前記ガイド部と前記延出部との間であって、前記ベルトの内面と前記第2部分との間に隙間が形成されていることを特徴とする定着装置。
  3. 前記第1部分と前記第2部分は、前記加圧ローラの回転軸線方向から見て、前記温度検知部材と前記被検知部を挟んで配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記固定部材は、前記ベルトの内面に摺接して前記ベルトの回転を案内するガイド部を有することを特徴とする請求項1または請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記ニップ板本体は、前記加圧ローラとの間で前記ベルトを挟む本体部と、前記本体部の前記周方向の端縁から、前記本体部と交差しかつ前記ニップ部から離れる方向に延びる延出部とを有し、
    前記被検知部は、前記延出部から、前記延出部と交差する方向であって、前記本体部から離れる方向に延びていることを特徴とする請求項1、請求項3および請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記温度検知部材と前記第2部分は、前記被検知部の、前記温度検知部材が接触する面に直交する方向から見て、重なって配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記第2部分は、前記ニップ板よりも熱伝導率が低いことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記第2部分は、樹脂からなり、
    前記ニップ板は、金属からなることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記被検知部は、前記ベルトの、前記加圧ローラの回転軸線方向の中央部に配置される第1被検知部と、前記ベルトの前記回転軸線方向の端部に配置される第2被検知部とを含むことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. 前記温度検知部材は、前記第1被検知部の温度を検知する第1温度検知部材と、前記第2被検知部の温度を検知する第2温度検知部材とを含み、
    前記第1部分は、前記第1温度検知部材を前記第1被検知部に向けて付勢するとともに、前記第2温度検知部材を前記第2被検知部に向けて付勢し、
    前記第2部分は、前記第1被検知部を前記第1温度検知部材に向けて付勢するとともに、前記第2被検知部を前記第2温度検知部材に向けて付勢することを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
  11. 前記被検知部は、前記ニップ部を搬送されるシートの搬送方向下流側の端縁に設けられていることを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の定着装置。
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