JP2016161624A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ニップ部の近傍の温度を精度良く検知することを目的とする。
【解決手段】定着装置100は、エンドレスベルト(定着ベルト110)と、エンドレスベルトの内周面111に接触するニップ部材(ニップ板130)と、ニップ部材との間でエンドレスベルトを挟むことでエンドレスベルトとの間でニップ部NPを形成するバックアップ部材(加圧ローラ170)と、エンドレスベルトの内側に配置されるヒータ(ハロゲンランプ120)と、ヒータよりもニップ部材側に配置され、ヒータからの輻射熱をエンドレスベルトの内周面111に反射する反射部材(反射板140)と、ニップ部材の温度を検知する感熱素子S11を有する温度センサ(センターサーミスタS1)を備える。感熱素子S11は、ニップ部材の反射部材側の面に対向して配置されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録シート上に現像剤像を熱定着するための定着装置に関する。
従来、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材と、ニップ部材との間でエンドレスベルトを挟むことでエンドレスベルトとの間にニップ部を形成する加圧ローラと、エンドレスベルトの外側に配置される温度センサとを備えた定着装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2013−164438号公報
しかしながら、従来技術では、温度センサがエンドレスベルトの外側に配置されているので、ニップ部の近傍の温度を精度良く検知することができなかった。
そこで、本発明は、ニップ部の近傍の温度を精度良く検知することができる定着装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、エンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材と、前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むことで前記エンドレスベルトとの間でニップ部を形成するバックアップ部材と、前記エンドレスベルトの内側に配置されるヒータと、前記ヒータよりも前記ニップ部材側に配置され、前記ヒータからの輻射熱を前記エンドレスベルトの内周面に反射する反射部材と、温度を検知する感熱素子と、を備える。
前記感熱素子は、前記反射部材と前記ニップ部材との間に配置され、かつ、前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内周面に接触する面の裏面に対向して配置されている。
この構成によれば、感熱素子が、反射部材とニップ部材との間に配置され、かつ、ニップ部材のエンドレスベルトの内周面に接触する面の裏面に対向して配置されるので、温度センサがエンドレスベルトの外側に設けられる構成と比べ、感熱素子でニップ部の近傍の温度を精度良く検知することができる。
本発明によれば、ニップ部の近傍の温度を精度良く検知することができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を備えたカラーレーザプリンタを示す断面図である。 定着装置を示す断面図である。 ニップ板等を分解して示す分解斜視図である。 ステイユニットの各取付孔と各温度センサとの関係を示す斜視図である。 反射板を下側から見た斜視図である。 本発明の変形例1を示す断面図である。 本発明の変形例2を示す断面図である。 本発明の変形例3を示す断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りがないかぎり図1に示した上下方向を上下、図1における右側を前、左側を後、紙面の手前側を左、紙面の奥側を右として、各方向を示す。
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙51を供給する給紙部5と、給紙された用紙51に画像を形成する画像形成部6と、画像が形成された用紙51を排出する排紙部7とを備えている。
給紙部5は、本体筐体2内の下方において、本体筐体2に対して前側からスライド操作により脱着される給紙トレイ50と、給紙トレイ50内の用紙51を画像形成部6に向けて送り出す給紙機構M1とからなる。
この給紙機構M1は、給紙トレイ50の前側端部の付近に設けられた、ピックアップローラ52、分離ローラ53、分離パッド54などからなり、これらにより給紙トレイ50にある用紙51が一枚ずつ分離されて上方へ送られる。上方へ向けて搬送された用紙51は、紙粉取りローラ55とピンチローラ56の間を通過した後、図示しない壁部材などで構成された搬送経路57を通って後向きへ方向転換され、後述する搬送ベルト73の上に供給される。
画像形成部6は、スキャナ部61、プロセス部62、転写部63および定着装置100を備えている。
スキャナ部61は、本体筐体2の上部に設けられており、図示はしないが、レーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。スキャナ部61では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させてレーザ発光部から発光されるレーザをポリゴンミラーで左右方向に高速で走査させ、複数のレンズおよび反射鏡を通過または反射させた後各感光体ドラム31に照射している。
プロセス部62は、スキャナ部61の下方で、給紙部5の上方に配置されており、本体筐体2に対して前後方向に移動可能となる感光体ユニット3を備えている。感光体ユニット3は、ドラムサブユニット30と、ドラムサブユニット30に装着される現像カートリッジ40とを備えている。
ドラムサブユニット30は、公知の感光体ドラム31やスコロトロン型帯電器32などを備えている。
現像カートリッジ40は、内部に現像剤の一例としてのトナーが収容されており、供給ローラ41や現像ローラ42や層厚規制ブレード43などを備えている。
このようなプロセス部62は、次のように機能する。現像カートリッジ40内のトナーが供給ローラ41により現像ローラ42へ供給され、このときトナーが、供給ローラ41と現像ローラ42との間で摩擦帯電される。現像ローラ42に供給されたトナーは、現像ローラ42の回転に伴って層厚規制ブレード43によって擦られ、一定厚さの薄層として現像ローラ42の表面に担持される。
一方、ドラムサブユニット30では、スコロトロン型帯電器32がコロナ放電により感光体ドラム31を一様に帯電させる。この帯電した感光体ドラム31にスキャナ部61からのレーザが照射されて、静電潜像が感光体ドラム31に形成される。
その後、現像ローラ42に担持されているトナーが感光体ドラム31の静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は可視像化され、感光体ドラム31の表面には、各色のトナーに対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
転写部63は、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73、転写ローラ74およびクリーニング部75を備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後に離れて平行に配置され、これらにエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が巻き掛けられている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム31に接している。そして、搬送ベルト73の内側には各感光体ドラム31との間で搬送ベルト73を挟み込む転写ローラ74が配置されている。転写ローラ74には、転写バイアスが印加される。画像形成時には、搬送ベルト73により搬送されてきた用紙51は、感光体ドラム31と転写ローラ74に挟持され、感光体ドラム31上のトナー像が用紙51に転写される。
クリーニング部75は、搬送ベルト73の下方に配置され、搬送ベルト73に付着したトナーを除去し、その下方に配置されたトナー貯留部76に除去したトナーを落下させるようになっている。
定着装置100は、転写部63の後方に設けられ、用紙51上に転写されたトナー像を用紙51上に熱定着する。なお、定着装置100については、後で詳述する。
排紙部7において、用紙51の排紙側搬送経路91は、図示しない壁部材などで構成され、定着装置100の出口から上に向かって延び前側に反転するように形成されている。排紙側搬送経路91の途中には、用紙51を搬送する複数の搬送ローラ92が配置されている。本体筐体2の上面には、印刷後の用紙51を蓄積する排紙トレイ93が形成されており、搬送ローラ92により排紙側搬送経路91から排出された用紙51は、排紙トレイ93に蓄積される。
図2および図3に示すように、定着装置100は、エンドレスベルトの一例としての定着ベルト110と、ヒータの一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、反射部材の一例としての反射板140と、ステイ150と、断熱部材160と、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ170とを主に備えている。
なお、以下の説明においては、用紙51の搬送方向(略前後方向)を単に「搬送方向」といい、定着ベルト110の幅方向(略左右方向)を単に「幅方向」という。なお、搬送方向は、定着ベルト110のニップ板130と接触する部分の回転方向すなわち移動方向、つまり定着ベルト110の後述するニップ部NPでの移動方向に相当する。また、定着ベルト110の幅方向は、加圧ローラ170の回転軸線の延びる方向に沿っている。
定着ベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状(筒状)のベルトであり、回転可能に構成され、その軸線方向両端部が図示せぬサイドガイドにより案内されている。定着ベルト110の内周面111には、ニップ板130等との摩擦抵抗を減らすためのグリスが塗布されている。
なお、定着ベルト110は、金属製の基材と基材の外周に被覆された樹脂とを有する金属ベルトとして構成されていてもよいし、金属の表面にゴム層を有する構成であってもよいし、ゴム層の表面にフッ素コーティング等による非金属の保護層をさらに有する構成であってもよい。また、定着ベルト110の基材は、ポリイミド樹脂などの樹脂であってもよい。
ハロゲンランプ120は、定着ベルト110を加熱することで用紙51上のトナーを加熱する発熱体であり、定着ベルト110の内側において定着ベルト110から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、ハロゲンランプ120よりも下方に配置され、定着ベルト110の内周面111に接触している。ニップ板130は、金属板を含んで構成され、当該金属板を断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。なお、金属板は、アルミニウム板であってもよいし、SUS板であってもよい。
より詳細に、ニップ板130は、幅方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部131と、当該基部131の搬送方向における各端部より、加圧ローラ170から離れる方向へ向けて延びる側壁部132とを主に有している。ここで、加圧ローラ170から離れる方向とは、ニップ部NPにおける記録シートの搬送方向と交差し、且つ、加圧ローラ170から離れる方向である。
基部131は、幅方向に長い長方形の平板状に形成されており、その下面が定着ベルト110の内周面111に接触している。
側壁部132は、幅方向に長い長方形の平板状に形成されており、その適所に、後述する断熱部材160の爪部162Aが挿通される複数の挿通孔H1を有している。
反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱(光)を定着ベルト110の内周面111に向けて反射して内周面111に直接当てる部材であり、定着ベルト110の内側においてハロゲンランプ120とニップ板130(詳しくは後述する基部131)との間に配置されている。言い換えると、反射板140は、ハロゲンランプ120の下方かつ後述する基部131の上方に配置され、ハロゲンランプ120からの輻射熱を上側、つまりニップ板130から離れる方向に向けて反射している。すなわち、反射板140の反射面で反射された輻射熱がニップ板130から離れる方向に照射されるようになっている。
反射板140は、金属板を含んで構成され、当該金属板を断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。なお、金属板は、アルミニウム板であってもよいし、SUS板であってもよい。
より詳細に、反射板140は、幅方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部141と、当該基部141の搬送方向における各端部から、加圧ローラ170へ向かう方向に向けて延びる側壁部142とを主に有している。ここで、加圧ローラ170へ向かう方向とは、ニップ部NPにおける記録シートの搬送方向と交差し、且つ、加圧ローラ170へ向かう方向である。
基部141の下面、つまり後述する空間ES側の内面には、第2断熱部材の一部の一例としての、樹脂製の第4断熱部材143が設けられている。第4断熱部材143は、基部141の下面の全体を覆うように形成されており、その適所に、押圧部材の一例としての圧縮コイルバネSPを支持する支持突起143Aが、幅方向に所定のピッチで並んで3つ配置されている(図5参照)。
各側壁部142は、ニップ板130の各側壁部132に対して搬送方向外側、つまり定着ベルト110側から重なっており、各側壁部132に対して隣接して配置されている。各側壁部142は、搬送方向に直交する平板状に形成されており、その適所に、後述する断熱部材160の爪部162Aが挿通される複数の挿通孔H2を有している。
ステイ150は、ニップ板130の剛性を確保するための金属製のフレームであり、反射板140に対してハロゲンランプ120とは反対側に配置され、断熱部材160を介してニップ板130を支持している。ステイ150は、比較的剛性が大きい金属、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
より詳細に、ステイ150は、幅方向に直交する断面において反射板140に向かって開口した凹形状であって、搬送方向に沿うように延びる基部151と、当該基部151の搬送方向における各端部から、加圧ローラ170から離れる方向へ向けて延びる側壁部152とを主に有している。基部151には、上側から下側へ向けて、つまり反射板140側からニップ板130側の中でも、特に、ハロゲンランプ120側から加圧ローラ170側へ向けて貫通する第1貫通孔151Aが形成されている。第1貫通孔151Aは、幅方向に間隔を空けて3つ設けられている(図4参照)。
ステイ150は、幅方向において、ニップ板130および反射板140よりも長くなっており、その両端部が図示せぬサイドガイドに固定されている。
なお、各サイドガイドは、バネなどの図示しない弾性部材によって下方に向けて押圧されており、これにより、ステイ150に対して下方へ向かう押圧力が働き、この押圧力が、断熱部材160、ニップ板130および定着ベルト110を介して加圧ローラ170に伝達される。また、加圧ローラ170からは押圧力に対する反力が上方に向けて発生し、この反力は、定着ベルト110、ニップ板130および断熱部材160を介してステイ150で受けられるようになっている。
なお、これとは逆に、加圧ローラ170を弾性部材によって上方に押圧することで、加圧ローラ170からの押圧力を、定着ベルト110、ニップ板130および断熱部材160を介してステイ150で受けるように構成してもよい。
断熱部材160は、ニップ板130および反射板140からステイ150に熱が伝わるのを抑えるための樹脂製の部材であり、幅方向に直交する断面において、ステイ150の全周を覆うようにステイ150にインサート成型により一体に形成されている。具体的に、断熱部材160は、第1断熱部材160Aと、第2断熱部材の一部の一例としての第3断熱部材160Bと、第5断熱部材166とを有している。断熱部材160は、例えば、耐熱性樹脂であるLCP(Liquid Crystal Polymer)からなる。
第1断熱部材160Aは、ニップ板130とステイ150との間に配置され、これらの部材に沿った断面視略U形状に形成されている。より詳細に、第1断熱部材160Aは、幅方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部161と、当該基部161の搬送方向における各端部から、加圧ローラ170から離れる方向へ向けて延びる側壁部162とを主に有している。
基部161の搬送方向の各端部161Aは、中央部161Bよりも下方に突出する凸部となってニップ板130に接触している。これにより、中央部161Bとニップ板130との間に空気の層が形成されている。
また、中央部161Bには、ステイ150に形成された3つの第1貫通孔151Aに対応する位置に、ステイ150側からニップ板130へ向けて貫通する3つの第2貫通孔161C(図4も参照)が形成されている。
側壁部162の搬送方向外側の面である外面には、当該外面から搬送方向外側に突出する複数の爪部162Aが形成されている。爪部162Aは、側壁部162から搬送方向外側に突出し、その先端部が下方に突出するように形成されている。そして、爪部162Aは、ニップ板130の挿通孔H1と反射板140の挿通孔H2とを貫通して、その先端部が反射板140の側壁部142に外側から係合するようになっている。
第3断熱部材160Bは、ステイ150の側壁部152の上端面、側壁部152の搬送方向内側の面および基部151の上面を覆うように形成されている。ここで、本実施形態では、凹形状となるステイ150の底面(基部151の上面)と、ステイ150の一対の側面(側壁部152の内面)と、一対の側面を反射板140まで仮想的に延長した部分と、反射板140とによって囲まれる空間ESが形成されており、第3断熱部材160Bは、ステイ150の空間ES側の面を覆っている。
具体的に、第3断熱部材160Bは、前後の各側壁部152の上端面を覆う一対の第1部位163と、前後の各側壁部152の搬送方向内側の面を覆う一対の第2部位164と、基部151の上面を覆う第3部位165とを有している。
第1部位163は、搬送方向外側の端部が第1断熱部材160Aの側壁部162に一体に形成され、搬送方向内側の端部が第2部位に一体に形成されている。また、第1部位163の上面は、第4断熱部材143に接触している。
第2部位164は、第1部位163から第3部位165まで側壁部152に沿って下方に向かって延びて、当該第3部位165に一体に形成されている。第3部位165は、基部151の上面の略全体にわたって形成され、基部151に形成された3つの第1貫通孔151Aに対応した位置に、上側から下側、つまり反射板140側からニップ板130側に向けて貫通する3つの第3貫通孔165A(図4参照)が形成されている。
第5断熱部材166は、第1貫通孔151Aの内周面に沿った筒状に形成され、上端部が第3部位165の第3貫通孔165Aの周囲に一体に連結されるとともに、下端部が第1断熱部材160Aの基部161の第2貫通孔161Cの周囲に一体に連結されている。そして、第5断熱部材166の内周面は、第2貫通孔161Cの内周面と第3貫通孔165Aの内周面と略面一な状態で繋がっており、これらの内周面内には、センターサーミスタS1などの矩形の温度センサ(図4参照)が挿入されている。
つまり、図4に示すように、ステイ150と断熱部材160とからなるステイユニットSUには、センターサーミスタS1等の3つの矩形の温度センサを取り付けるための3つの矩形の取付孔H3,H4,H5が貫通するように形成されている。そして、各取付孔H3〜H5は、前述した第3貫通孔165Aと、第5断熱部材166を貫通する孔(内周面)と、第2貫通孔161Cとで構成されている。なお、図4では、便宜上、ステイ150の1つの側壁部152と、当該側壁部152周りの断熱部材160の一部を破断させて図示している。
詳しくは、3つの取付孔H3〜H5は、ステイユニットSUの幅方向の略中央部に1つ、ステイユニットSUの幅方向の各端部付近にそれぞれ1つずつ設けられ、センターサーミスタS1等の3つの温度センサを上下方向に移動可能に支持している。
幅方向の略中央部に設けられる取付孔H3内には、温度センサの一例としてのセンターサーミスタS1が挿入されている。ここで、センターサーミスタS1は、ニップ板130の幅方向の略中央部の温度を検知するためのセンサであり、図2に示すように、その下面には、ニップ板130に接触して当該ニップ板130の温度を検知する感熱素子S11を有している。この感熱素子S11は、ニップ板130の上面に対向するように、反射板140とニップ板130との間に配置され、かつ、後述するニップ部NPの搬送方向における内側に配置されている。言い換えると、感熱素子S11は、ニップ板130の、定着ベルト110の内周面111に接触する面の裏面に対向して配置され、搬送方向におけるニップ部NPの内側に配置されている。また、感熱素子S11は、ニップ板130に接触しており、加圧ローラ170との間で、ニップ板130および定着ベルト110を挟んでいる。
図4に戻って、中央の取付孔H3には、センターサーミスタS1の配線S12を保持するとともにステイユニットSUの幅方向の内側から外側に引き出すための、配線保持部の一例としての第1配線用溝C1が繋がっている。詳しくは、第1配線用溝C1は、中央の取付孔H3から幅方向の一方側(図示右側)に延びた後、搬送方向の一方側に延び、その後、幅方向の一方側に延びて幅方向外側に開口するように、断熱部材160の第3部位165に形成されている。
幅方向の一方側の端部付近に設けられる取付孔H4内には、サイド温度センサの一例としてのサイドサーミスタS2が挿入されている。ここで、サイドサーミスタS2は、ニップ板130の幅方向の一方側の端部付近の温度を検知するためのセンサであり、その下面には、前述した感熱素子S11と略同様の機能を有する感熱素子(図示略)が設けられている。なお、この図示せぬ感熱素子も、前述した感熱素子S11と同様に、ニップ板130の、定着ベルト110の内周面111に接触する面の裏面に対向して配置され、ニップ部NPの搬送方向における内側に配置されている。
一方側の取付孔H4には、サイドサーミスタS2の配線S22を保持するとともにステイユニットSUの幅方向の内側から外側に引き出すための、配線保持部の一例としての第2配線用溝C2が繋がっている。詳しくは、第2配線用溝C2は、一方側の取付孔H4から幅方向の一方側に延びて幅方向外側に開口するように、断熱部材160の第3部位165に形成されている。
幅方向の他方側の端部付近に設けられる取付孔H5内には、サーモスタットS3が挿入されている。ここで、サーモスタットS3は、ハロゲンランプ120に電力を供給する回路上に設けられており、ニップ板130の温度が所定値以上となったときにハロゲンランプ120への通電を遮断するものであり、その下面には、前述した感熱素子S11と略同様の機能を有する感熱素子(図示略)が設けられている。なお、この図示せぬ感熱素子も、前述した感熱素子S11と同様に、ニップ板130と反射板140との間に配置され、ニップ部NPの搬送方向における内側に配置されている。なお、感熱素子S11と略同等の感熱素子は、ニップ板130と、図示しない保護部材が介在して接触している。保護部材は例えばフィルムなどで構成されている。なお、保護部材はなくてもよい。
他方側の取付孔H5には、サーモスタットS3の配線S32を保持するとともにステイユニットSUの幅方向の内側から外側に引き出すための、配線保持部の一例としての第3配線用溝C3が繋がっている。詳しくは、第3配線用溝C3は、他方側の取付孔H5から幅方向の他方側に延びて幅方向外側に開口するように、断熱部材160の第3部位165に形成されている。なお、配線S12,S22,S32は、電線を耐熱性のある樹脂等で被覆されたものである。
図2に示すように、センターサーミスタS1は、ステイ150よりも上方、つまり第2貫通孔161Cから第1貫通孔151Aに向かう方向に突出した端部S13を有している。端部S13は、ステイ150と反射板140とによって囲まれた空間ES内に配置されている。言い換えると、端部S13は、第3断熱部材160Bおよび第4断熱部材143で囲われた空間内に配置され、これらの断熱部材160B,143によって覆われている。さらに言い換えると、端部S13は、ニップ板130と、各断熱部材160A,166,160B,143とによって囲まれた空間内に配置されている。なお、サイドサーミスタS2およびサーモスタットS3も、同様に、その端部が前述した空間内に配置されている。
そして、センターサーミスタS1と第4断熱部材143との間には、センターサーミスタS1をニップ板130へ向けて押圧する圧縮コイルバネSPが設けられている。なお、サイドサーミスタS2と第4断熱部材143との間や、サーモスタットS3と第4断熱部材143との間にも、同様の圧縮コイルバネSPが設けられている。
加圧ローラ170は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟み、定着ベルト110との間にニップ部NPを形成する部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。加圧ローラ170は、円筒状のローラ本体171と、ローラ本体171に挿通され、ローラ本体171とともに回転可能なシャフト172とを有している。ローラ本体171は、弾性変形可能に構成されている。
この加圧ローラ170は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することで定着ベルト110(または用紙51)との摩擦力により定着ベルト110を従動回転させる。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
センターサーミスタS1の感熱素子S11が、反射板140とニップ板130との間、かつ、ニップ板130の、定着ベルト110の内周面111に接触する面の裏面に対向して配置されるので、例えばセンターサーミスタが定着ベルトの外側に設けられる構成と比べ、センターサーミスタS1の感熱素子S11でニップ部NPの温度を精度良く検知することができる。なお、この効果は、サイドサーミスタS2およびサーモスタットS3についても同様に発揮される。
感熱素子S11がニップ部NPの搬送方向における内側に配置されているので、ニップ部NPの温度をより精度良く検知することができる。
センターサーミスタS1等が断熱部材160に形成された各取付孔H3〜H5内に配置されるので、各取付孔H3〜H5によってセンターサーミスタS1等を良好に保持することができる。言い換えると、センターサーミスタS1等のうち、ステイ150に形成された各第1貫通孔151A内に配置された部分は、各第1貫通孔151A内の内側に配置される第5断熱部材166を介して各第1貫通孔151Aによって良好に保持される。また、センターサーミスタS1等のうち、第1断熱部材160Aに形成された各第2貫通孔161C内に配置された部分は、各第2貫通孔161Cによって良好に保持される。
ステイ150の空間ES側の内面に第3断熱部材160Bを設けることで、反射板140からの熱がステイ150を介してセンターサーミスタS1等に伝わり難くなるので、センターサーミスタS1等による温度検出を良好に行うことができる。
反射板140の空間ES側の内面に第4断熱部材143を設けることで、反射板140の熱がセンターサーミスタS1等に伝わり難くなるので、センターサーミスタS1等による温度検出を良好に行うことができる。
センターサーミスタS1の端部S13が第3断熱部材160Bおよび第4断熱部材143によって覆われているので、センターサーミスタS1の端部S13に伝達される熱を第3断熱部材160Bおよび第4断熱部材143によって遮断することができる、センターサーミスタS1による温度検出を良好に行うことができる。なお、この効果は、サイドサーミスタS2およびサーモスタットS3についても同様に発揮される。
幅方向に直交する断面において、ステイ150の全周を第1断熱部材160Aおよび第3断熱部材160Bで覆ったので、第1断熱部材160Aおよび第3断熱部材160Bによってステイ150の温度が高くなりすぎるのを抑えることができる。また、このようにステイ150の温度が高くなりすぎるのを抑えることで、ステイ150の熱がセンターサーミスタS1等に伝達されるのを抑えることができるので、センターサーミスタS1等による温度検出を良好に行うことができる。
第1断熱部材160A、第3断熱部材160Bおよび第5断熱部材166がステイ150に一体に形成されているので、例えば、各断熱部材がそれぞれステイとは別部材として構成される形態と比べ、定着装置100の組立作業を容易に行うことができる。
第1断熱部材160A、第3断熱部材160Bおよび第5断熱部材166がインサート成型によってステイ150に一体に形成されるので、第1断熱部材160A、第3断熱部材160Bおよび第5断熱部材166とステイ150とを容易に一体にすることができる。
センターサーミスタS1の感熱素子S11がニップ板130に接触しているので、例えば感熱素子がニップ板から離れている構造と比べ、センターサーミスタS1の感熱素子S11によってニップ部NPの温度をより精度良く検知することができる。なお、この効果は、サイドサーミスタS2およびサーモスタットS3についても同様に発揮される。
センターサーミスタS1をニップ板130へ向けて押圧する圧縮コイルバネSPを設けることで、センターサーミスタS1の感熱素子S11をニップ板130に良好に接触させることができるので、センターサーミスタS1の感熱素子S11でニップ部NPの温度をより精度良く検知することができる。なお、この効果は、サイドサーミスタS2およびサーモスタットS3についても同様に発揮される。
第1貫通孔151A内に第5断熱部材166を設けることで、ステイ150の熱がセンターサーミスタS1等に伝達されるのを抑えることができるので、センターサーミスタS1等による温度検出を良好に行うことができる。
センターサーミスタS1等を、ニップ板130と各断熱部材160A,166,160B,143とによって囲まれた空間内に配置したので、反射板140の熱がセンターサーミスタS1等に伝達されるのを抑えることができ、センターサーミスタS1等による温度検出を良好に行うことができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、第3断熱部材160Bを設けたが、本発明はこれに限定されず、図6に示すように、第3断熱部材160Bは設けなくもよい。また、図6に示すように、センターサーミスタS1の反射板140側の端部S13を、反射板140からの熱がセンターサーミスタS1に伝達されるのを抑えるための第2断熱部材S4で覆ってもよい。
具体的に、センターサーミスタS1の端部S13は、ステイ150の基部151よりも反射板140側に突出している。第2断熱部材S4は、センターサーミスタS1の端部S13の上面に設けられる矩形の上壁部S41と、上壁部S41の幅方向および搬送方向における各端部から下方に延びる4つの側壁部S42とを有している。
各側壁部S42は、ステイ150の基部151に形成された第1貫通孔151A内に挿入され、第1貫通孔151Aによって上下方向に移動可能に支持されている。この形態によれば、センターサーミスタS1の端部S13に伝達される熱を第2断熱部材S4によって遮断することができるので、センターサーミスタS1による温度検出を良好に行うことができる。
また、この形態では、センターサーミスタS1の端部S13を第2断熱部材S4で熱から保護するので、前記実施形態のような第4断熱部材143は設けなくてもよい。つまり、この形態では、前記実施形態のような反射板140の基部141の下面の全体に形成する第4断熱部材143の代わりに、端部S13を覆う第2断熱部材S4を設けているので、断熱部材の量を減らすことができ、定着装置100の軽量化を図ることができる。
前記実施形態では、感熱素子S11をニップ部NPの搬送方向における領域内に配置したが、本発明はこれに限定されず、例えば図7に示すように、感熱素子S11を、搬送方向においてニップ部NPの領域外の位置に配置してもよい。なお、この場合には、センターサーミスタS1等の温度センサを取り付けるための取付孔H3〜H5(H3のみを図示)を、適宜搬送方向にずらせばよい。
前記実施形態では、サイドサーミスタS2およびサーモスタットS3を定着ベルト110内に配置したが、本発明はこれに限定されず、図8に簡略的に示すように、サイドサーミスタS2およびサーモスタットS3を定着ベルト110の外側に配置してもよい。つまり、本発明は、複数の温度センサのうち、少なくとも1つの温度センサの感熱素子が、ニップ板130と反射板140との間で、かつ、ニップ板130の、定着ベルト110の内周面111に接触する面の裏面に対向して配置されていればよい。ここで、図8は、定着ベルト110、反射板140およびニップ板130を搬送方向に直交する面で切った断面図であり、断熱部材160等を適宜省略した図である。
前記実施形態では、反射板140のステイ150側の面の全体に第4断熱部材143を設けたが、本発明はこれに限定されず、第3断熱部材は、反射板のステイ側の面のうち、少なくとも温度センサに対向する部分に設ければよい。
前記実施形態では、感熱素子S11をニップ板130に接触させたが、本発明はこれに限定されず、非接触式の温度センサを用いる場合には、感熱素子をニップ板から離間させてもよい。
前記実施形態では、押圧部材の一例として圧縮コイルバネSPを例示したが、本発明はこれに限定されず、押圧部材は、例えば板バネやトーションバネなどであってもよい。
前記実施形態では、配線保持部の一例として溝C1〜C3を例示したが、本発明はこれに限定されず、配線保持部は、例えば配線を挟むように配置される一対の突出部であってもよい。
前記実施形態では、ヒータの一例としてハロゲンランプ120を例示したが、本発明はこれに限定されず、ヒータは、カーボンヒータなどであってもよい。
前記各実施形態では、ニップ部材や反射部材の一例として板状のニップ板130や反射板140を例示したが、本発明はこれに限定されず、ニップ部材や反射部材は、例えば板状でない厚めの部材であってもよい。
前記実施形態では、カラーレーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、ニップ部材との間でエンドレスベルトを挟むバックアップ部材として加圧ローラ170を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルト状の加圧部材などであってもよい。
前記実施形態では、幅方向に直交する断面において凹形状となるステイ150を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、幅方向に直交する断面において逆T字型となるステイを採用してもよい。このような場合には、温度センサは、ステイの搬送方向における端部に配置してもよい。
前記実施形態では、第2断熱部材を構成する第3断熱部材160Bおよび第4断熱部材143を別体に構成したが、本発明はこれに限定されず、第3断熱部材と第4断熱部材を一体に形成してもよい。
前記実施形態では、温度センサは第1貫通孔151Aおよび第2貫通孔161C内に位置していたが、本発明はこれに限定されず、例えば第1貫通孔151A内に温度センサのすべてが位置していてもよいし、第2貫通孔161C内に温度センサのすべてが位置していてもよい。
100 定着装置
110 定着ベルト
111 内周面
120 ハロゲンランプ
130 ニップ板
140 反射板
170 加圧ローラ
NP ニップ部
S1 センターサーミスタ
S11 感熱素子

Claims (17)

  1. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むことで前記エンドレスベルトとの間でニップ部を形成するバックアップ部材と、
    前記エンドレスベルトの内側に配置されるヒータと、
    前記ヒータよりも前記ニップ部材側に配置され、前記ヒータからの輻射熱を前記エンドレスベルトの内周面に反射する反射部材と、
    温度を検知する感熱素子と、を備え、
    前記感熱素子は、前記反射部材と前記ニップ部材との間に配置され、かつ、前記ニップ部材の前記エンドレスベルトの内周面に接触する面の裏面に対向して配置されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記感熱素子は、前記エンドレスベルトの前記ニップ部での移動方向における前記ニップ部の内側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記感熱素子を有する温度センサと、
    前記反射部材に対して前記ヒータとは反対側に配置され、前記ニップ部材を支持するステイをさらに備え、
    前記ステイは、第1貫通孔を有し、
    前記温度センサの少なくとも一部は、前記第1貫通孔内に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記ステイと前記ニップ部材との間に配置される第1断熱部材をさらに備え、
    前記第1断熱部材は、第2貫通孔を有し、
    前記温度センサは、前記第2貫通孔内に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記第1断熱部材は、前記移動方向の各端部が中央部よりも下方に突出する凸部となって前記ニップ部材に接触し、
    前記第1断熱部材の前記各端部の間に、前記温度センサが配置されていることを特徴とする請求項4に記載の定着装置。
  6. 第2断熱部材をさらに備え、
    前記温度センサは、前記ステイよりも前記第2貫通孔から前記第1貫通孔に向かう方向に突出した端部を有し、
    前記温度センサの端部は、前記第2断熱部材によって覆われていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記ステイは、前記エンドレスベルトの幅方向に直交する断面において、前記反射部材に向かって開口した凹形状であって、
    前記端部は、前記ステイの前記凹形状の底面と、前記凹形状の一対の側面と、前記一対の側面を前記反射部材まで仮想的に延長した部分と、前記反射部材とによって囲まれた空間内に位置し、
    前記ステイの前記空間側の面は、前記第2断熱部材を構成する第3断熱部材で覆われていることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記第3断熱部材は、前記温度センサの配線を保持する配線保持部を有することを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記エンドレスベルトの幅方向に直交する断面において、前記ステイの全周が前記第1断熱部材および前記第3断熱部材で覆われていることを特徴とする請求項7または請求項8に記載の定着装置。
  10. 前記第1断熱部材と前記第3断熱部材は、インサート成型によって前記ステイに一体成型されていることを特徴とする請求項9に記載の定着装置。
  11. 前記端部は、前記ステイと前記反射部材とによって囲まれた空間内に位置し、
    前記反射部材の前記空間側の面は、前記第2断熱部材を構成する第4断熱部材で覆われていることを特徴とする請求項6から請求項10のいずれか1項に記載の定着装置。
  12. 前記第1貫通孔内には第5断熱部材が設けられていることを特徴とする請求項3から請求項11のいずれか1項に記載の定着装置。
  13. 前記温度センサは、断熱部材と前記ニップ部材とによって囲まれた空間内に配置されていることを特徴とする請求項3から請求項12のいずれか1項に記載の定着装置。
  14. 前記感熱素子は、前記ニップ部材に接触していることを特徴とする請求項1から請求項13のいずれか1項に記載の定着装置。
  15. 前記感熱素子を前記ニップ部材へ向けて押圧する押圧部材をさらに備えたことを特徴とする請求項14に記載の定着装置。
  16. サーモスタットをさらに備え、
    前記サーモスタットは、前記エンドレスベルトの外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか1項に記載の定着装置。
  17. 前記温度センサよりも前記エンドレスベルトの端部の近くに配置されたサイド温度センサをさらに備え、
    前記サイド温度センサは、前記エンドレスベルトの外側に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項16のいずれか1項に記載の定着装置。
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