JP2016166921A - 定着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ヒータから発せられる輻射熱によって樹脂フレームが変形するのを抑えることを目的とする。
【解決手段】定着装置100は、長手方向へ延びるエンドレスベルト(定着ベルト110)と、エンドレスベルトの内側に配置されるヒータ(ハロゲンランプ120)と、ヒータの端部121,122を支持する開口(第2支持孔191A)が形成される金属フレーム(金属板190)と、金属フレームを支持する樹脂フレーム(サイドガイド180)を備える。金属フレームは、開口が形成される第1壁(底壁191)と、第1壁からエンドレスベルトの長手方向における中央側に延びる第2壁(下流壁192、上流壁193、上壁194および下壁195)を有する。第2壁は、樹脂フレームとヒータとの間に配置されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、記録シート上に現像剤像を熱定着するための定着装置に関する。
従来、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内側に配置されるヒータと、ヒータの端部を支持するステイと、ステイを支持する樹脂フレームとを備えた定着装置が知られている(特許文献1参照)。
米国特許出願公開第2009/0041515号明細書
しかしながら、従来技術では、樹脂フレームのうちステイよりも、エンドレスベルトの長手方向内側の部分が、ヒータに向けて露出しているので、この部分がヒータからの輻射熱によって変形するおそれがあった。
そこで、本発明は、ヒータから発せられる輻射熱によって樹脂フレームが変形するのを抑えることを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明に係る定着装置は、長手方向へ延びるエンドレスベルトと、前記エンドレスベルトの内側に配置され、長手方向に長いヒータと、前記ヒータの端部を支持する開口が形成される金属フレームと、前記金属フレームを支持する樹脂フレームと、を備える。
前記金属フレームは、前記開口が形成される第1壁と、前記第1壁から前記エンドレスベルトの前記長手方向における中央側に延びる第2壁と、を有する。
前記第2壁は、前記樹脂フレームと前記ヒータとの間に配置されている。
この構成によれば、ヒータから発せられる輻射熱が樹脂フレームに到達するのを金属製の第2壁によって遮蔽することができるので、ヒータからの輻射熱で樹脂フレームが変形するのを抑えることができる。
また、本発明に係る定着装置は、エンドレスベルトと、長手方向に延びるヒータであって、前記長手方向における第1端部と、前記長手方向において前記第1端部と反対の第2端部と、を有し、前記エンドレスベルトの内側に配置されたヒータと、前記ヒータの前記第1端部を支持するための開口が形成される耐熱フレームと、前記耐熱フレームを支持する樹脂フレームと、を備える。
前記耐熱フレームは、前記開口が形成される第1壁と、前記第1壁から前記ヒータの前記第2端部へ近づく方向へ延びる第2壁と、を有する。
前記第2壁は、前記樹脂フレームと前記ヒータとの間に配置されている。
この構成でも、ヒータから発せられる輻射熱が樹脂フレームに到達するのを耐熱フレームの第2壁によって遮蔽することができるので、ヒータからの輻射熱で樹脂フレームが変形するのを抑えることができる。
また、本発明に係る定着装置は、エンドレスベルトと、長手方向に延びるヒータであって、前記長手方向における第1端部と、前記長手方向において前記第1端部と反対の第2端部と、を有し、前記エンドレスベルトの内側に配置されたヒータと、前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材と、前記長手方向に長く、前記ヒータよりも前記ニップ部材側に配置された反射部材と、前記ヒータの前記第1端部が挿入される開口が形成される耐熱フレームと、前記耐熱フレームを支持する樹脂フレームと、を備える。
前記耐熱フレームは、前記開口が形成される第1壁と、前記第1壁から前記ヒータの前記第2端部へ近づく方向へ延びる第2壁と、を有する。
前記第2壁は、前記樹脂フレームと前記ヒータとの間に配置されている。
この構成でも、ヒータから発せられる輻射熱が樹脂フレームに到達するのを耐熱フレームの第2壁によって遮蔽することができるので、ヒータからの輻射熱で樹脂フレームが変形するのを抑えることができる。
また、本発明に係る定着装置は、エンドレスベルトと、長手方向に延びるヒータであって、前記長手方向における第1端部と、前記長手方向において前記第1端部と反対の第2端部と、を有し、前記エンドレスベルトの内側に配置されたヒータと、前記ヒータの前記第1端部を支持するための開口が形成される耐熱フレームと、前記耐熱フレームを支持する樹脂フレームであって、前記エンドレスベルトの内周面の端部をガイドするガイド部を有する樹脂フレームと、を備える。
前記耐熱フレームは、前記開口が形成された第1壁と、前記樹脂フレームのガイド部と前記ヒータとの間に配置された第2壁とを有する。
この構成によれば、ヒータから発せられる輻射熱が樹脂フレームのガイド部に到達するのを耐熱フレームの第2壁によって遮蔽することができるので、ヒータからの輻射熱で樹脂フレームのガイド部が変形するのを抑えることができる。
本発明によれば、ヒータから発せられる輻射熱によって樹脂フレームが変形するのを抑えることができる。
本発明の実施形態に係る定着装置を備えたカラーレーザプリンタを示す断面図である。 定着装置を示す断面図である。 ニップ板等を分解して示す分解斜視図である。 サイドガイド、金属板およびステイの関係を示す斜視図である。 サイドガイド、金属板およびステイの関係を詳細に示す拡大斜視図である。 サイドガイド、金属板およびステイの関係を詳細に示す図である。 サイドガイド等を搬送方向から見た図(a)と、サイドガイド等を搬送方向に直交する面で切った断面図(b)である。 本発明の変形例1を示す斜視図である。 本発明の変形例2を示す斜視図である。 本発明の変形例3を示す断面図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明において、特に断りがないかぎり図1に示した上下方向を上下、図1における右側を前、左側を後、紙面の手前側を左、紙面の奥側を右として、各方向を示す。
図1に示すように、カラーレーザプリンタ1は、本体筐体2内に、用紙51を供給する給紙部5と、給紙された用紙51に画像を形成する画像形成部6と、画像が形成された用紙51を排出する排紙部7とを備えている。
給紙部5は、本体筐体2内の下方において、本体筐体2に対して前側からスライド操作により脱着される給紙トレイ50と、給紙トレイ50内の用紙51を画像形成部6に向けて送り出す給紙機構M1とからなる。
この給紙機構M1は、給紙トレイ50の前側端部の付近に設けられた、ピックアップローラ52、分離ローラ53、分離パッド54などからなり、これらにより給紙トレイ50にある用紙51が一枚ずつ分離されて上方へ送られる。上方へ向けて搬送された用紙51は、紙粉取りローラ55とピンチローラ56の間を通過した後、搬送経路57を通って後向きへ方向転換され、後述する搬送ベルト73の上に供給される。
画像形成部6は、スキャナ部61、プロセス部62、転写部63および定着装置100を備えている。
スキャナ部61は、本体筐体2の上部に設けられており、図示はしないが、レーザ発光部、ポリゴンミラー、複数のレンズおよび反射鏡を備えている。スキャナ部61では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色に対応させてレーザ発光部から発光されるレーザをポリゴンミラーで左右方向に高速で走査させ、複数のレンズおよび反射鏡を通過または反射させた後各感光体ドラム31に照射している。
プロセス部62は、スキャナ部61の下方で、給紙部5の上方に配置されており、本体筐体2に対して前後方向に移動可能となる感光体ユニット3を備えている。感光体ユニット3は、ドラムサブユニット30と、ドラムサブユニット30に装着される現像カートリッジ40とを備えている。
ドラムサブユニット30は、公知の感光体ドラム31やスコロトロン型帯電器32などを備えている。
現像カートリッジ40は、内部に現像剤の一例としてのトナーが収容されており、供給ローラ41や現像ローラ42や層厚規制ブレード43などを備えている。
このようなプロセス部62は、次のように機能する。現像カートリッジ40内のトナーが供給ローラ41により現像ローラ42へ供給され、このときトナーが、供給ローラ41と現像ローラ42との間で摩擦帯電される。現像ローラ42に供給されたトナーは、現像ローラ42の回転に伴って層厚規制ブレード43によって擦られ、一定厚さの薄層として現像ローラ42の表面に担持される。
一方、ドラムサブユニット30では、スコロトロン型帯電器32がコロナ放電により感光体ドラム31を一様に帯電させる。この帯電した感光体ドラム31にスキャナ部61からのレーザが照射されて、静電潜像が感光体ドラム31に形成される。
その後、現像ローラ42に担持されているトナーが感光体ドラム31の静電潜像に供給される。これにより、感光体ドラム31の静電潜像は可視像化され、感光体ドラム31の表面には、各色のトナーに対応して、反転現像によるトナー像が担持される。
転写部63は、駆動ローラ71、従動ローラ72、搬送ベルト73、転写ローラ74およびクリーニング部75を備えている。
駆動ローラ71および従動ローラ72は、前後に離れて平行に配置され、これらにエンドレスベルトからなる搬送ベルト73が巻き掛けられている。搬送ベルト73は、その外側の面が各感光体ドラム31に接している。そして、搬送ベルト73の内側には各感光体ドラム31との間で搬送ベルト73を挟み込む転写ローラ74が配置されている。転写ローラ74には、転写バイアスが印加される。画像形成時には、搬送ベルト73により搬送されてきた用紙51は、感光体ドラム31と転写ローラ74に挟持され、感光体ドラム31上のトナー像が用紙51に転写される。
クリーニング部75は、搬送ベルト73の下方に配置され、搬送ベルト73に付着したトナーを除去し、その下方に配置されたトナー貯留部76に除去したトナーを落下させるようになっている。
定着装置100は、転写部63の後方に設けられ、用紙51上に転写されたトナー像を用紙51上に熱定着する。なお、定着装置100については、後で詳述する。
排紙部7において、用紙51の排紙側搬送経路91は、定着装置100の出口から上に向かって延び前側に反転するように形成されている。排紙側搬送経路91の途中には、用紙51を搬送する複数の搬送ローラ92が配置されている。本体筐体2の上面には、印刷後の用紙51を蓄積する排紙トレイ93が形成されており、搬送ローラ92により排紙側搬送経路91から排出された用紙51は、排紙トレイ93に蓄積される。
図2および図3に示すように、定着装置100は、エンドレスベルトの一例としての定着ベルト110と、ヒータの一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ部材の一例としてのニップ板130と、反射部材の一例としての反射板140と、受圧部材の一例としてのステイ150および断熱部材160と、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ170と、を主に備えている。
なお、以下の説明においては、用紙51の搬送方向(略前後方向)を単に「搬送方向」といい、定着ベルト110の延びる方向、つまり定着ベルト110の長手方向(略左右方向)を単に「長手方向」という。なお、搬送方向は、定着ベルト110がニップ板130に摺動する方向である摺動方向、つまり定着ベルト110の後述するニップ部NPでの移動方向に相当する。また、定着ベルト110の長手方向は、加圧ローラ170の回転軸線の延びる方向に沿っている。
定着ベルト110は、耐熱性と可撓性を有する無端状(筒状)のベルトであり、回転可能に構成され、その長手方向両端部が、後述する樹脂フレームの一例としてのサイドガイド180(図4参照)により案内されている。定着ベルト110の内周面111には、ニップ板130等との摩擦抵抗を減らすためのグリスが塗布されている。
なお、定着ベルト110は、金属製の基材と基材の外周に被覆された樹脂とを有する金属ベルトとして構成されていてもよいし、金属の表面にゴム層を有する構成であってもよいし、ゴム層の表面にフッ素コーティング等による非金属の保護層をさらに有する構成であってもよい。また、定着ベルト110の基材は、ポリイミド樹脂などの樹脂であってもよい。
ハロゲンランプ120は、定着ベルト110を加熱することで用紙51上のトナーを加熱する発熱体であり、定着ベルト110の内側において定着ベルト110から所定の間隔をあけて配置されている。ハロゲンランプ120は、長手方向に延びる略円筒状のガラス管120Aと、ガラス管120A内に配置され、フィラメントを螺旋状に巻くことで形成される発熱部120Bとを有している。また、ハロゲンランプ120は、長手方向における第1端部121と、長手方向において第1端部121と反対の第2端部122とを有し、各端部121,122には、セラミック製のキャップCPが被せられている。
ニップ板130は、ハロゲンランプ120よりも下方に配置され、定着ベルト110の内周面111に接触している。ニップ板130は、金属板を有しており、当該金属板を断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。なお、金属板は、アルミニウム板であってもよいし、SUS板であってもよい。
より詳細に、ニップ板130は、長手方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部131と、当該基部131の搬送方向における各端部より加圧ローラ170から離れる方向へ延びる側壁部132とを主に有している。ここで、加圧ローラ170から離れる方向とは、ニップ部における用紙51の搬送方向と交差し、且つ、加圧ローラ170から離れる方向を指す。
基部131は、長手方向に長い長方形の平板状に形成されており、その下面が定着ベルト110の内周面111に接触している。
側壁部132は、長手方向に長い長方形の平板状に形成されている。
反射板140は、ハロゲンランプ120からの輻射熱(光)を定着ベルト110の内周面111に向けて反射して内周面111に当てる長手方向に長い部材であり、定着ベルト110の内側においてハロゲンランプ120とニップ板130(詳しくは後述する基部131)との間に配置されている。言い換えると、反射板140は、ハロゲンランプ120の下方に配置され、ハロゲンランプ120からの輻射熱を上側、つまりニップ板130から離れる方向へ反射している。すなわち、反射板140の反射面と定着ベルト110との間には、反射板140が存在しない構造となっている。
反射板140は、金属板を含んで構成され、当該金属板を断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。なお、金属板は、アルミニウム板であってもよいし、SUS板であってもよい。
より詳細に、反射板140は、長手方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部141と、当該基部141の搬送方向における各端部から加圧ローラ170へ向かう方向に延びる側壁部142とを主に有している。各側壁部142は、ニップ板130の各側壁部132に対して搬送方向外側、つまり定着ベルト110側から重なっており、各側壁部132に対して隣接して配置されている。
ステイ150は、ニップ板130の剛性を確保するための金属製のフレームであり、反射板140に対してハロゲンランプ120とは反対側に配置され、断熱部材160を介してニップ板130を支持している。言い換えると、ステイ150および断熱部材160は、ニップ板130に対してハロゲンランプ120側に配置されている。ステイ150は、比較的剛性が大きい金属、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
より詳細に、ステイ150は、長手方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部151と、当該基部151の搬送方向における各端部から加圧ローラ170から離れる方向へ延びる側壁部152とを主に有している。ステイ150は、長手方向において、ニップ板130、反射板140および断熱部材160よりも長くなっており、その両端部がサイドガイド180(図4参照)に固定されている。なお、ステイ150とサイドガイド180との固定構造は、後で詳述する。
側壁部152の上面における長手方向の両端部には、サイドガイド180から力を受けるために、上方に向けて突出する突出部152Aが形成されている。なお、この突出部152Aとサイドガイド180との関係は、後で詳述する。
断熱部材160は、ニップ板130からステイ150に熱が伝わるのを抑えるための樹脂製のフレームであり、ニップ板130とステイ150との間に配置され、これらの部材に沿った断面視略U形状に形成されている。より詳細に、断熱部材160は、長手方向に直交する断面において、搬送方向に沿うように延びる基部161と、当該基部161の搬送方向における各端部から加圧ローラから離れる方向に向けて延びる側壁部162とを主に有している。断熱部材160は、例えば、耐熱性樹脂であるLCP(Liquid Crystal Polymer)からなる。
基部161の搬送方向の各端部161Aは、中央部161Bよりも下方に突出する凸部となってニップ板130に接触している。これにより、中央部161Bとニップ板130との間に空気の層が形成されている。
なお、前述した反射板140、ステイ150および断熱部材160は、どのような方法で互いに固定されていてもよい。例えば、断熱部材160の各側壁部162に搬送方向外側に突出する爪部を設け、この爪部を、ステイ150および反射板140に形成した各孔を通して反射板140の外側に突出させ、当該反射板140の外面に係合させてもよい。
加圧ローラ170は、ニップ板130との間で定着ベルト110を挟み、定着ベルト110との間にニップ部NPを形成する部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。加圧ローラ170は、円筒状のローラ本体171と、ローラ本体171に挿通され、ローラ本体171とともに回転可能なシャフト172とを有している。ローラ本体171は、弾性変形可能に構成されている。
この加圧ローラ170は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することで定着ベルト110(または用紙51)との摩擦力により定着ベルト110を従動回転させる。
図4に示すように、サイドガイド180は、定着ベルト110をガイドする部材であり、定着ベルト110を長手方向で挟み込むように配置されている。サイドガイド180は、ステイ150を後述する耐熱フレームおよび金属フレームの一例としての金属板190を介して支持するためのガイド本体部181と、定着ベルト110の内周面111をガイドする内周ガイド部182とを有している。
内周ガイド部182は、ガイド本体部181の長手方向内側の面から長手方向内側に突出する断面視円弧状の壁であり、その外周面が、定着ベルト110の内周面111をガイドするガイド面182Aとなっている。
各サイドガイド180は、バネSPによって下方に向けて押圧されている。このように各サイドガイド180がバネSPで押圧されることで、ステイ150に対して下方へ向かう押圧力が働き、この押圧力が、断熱部材160、ニップ板130および定着ベルト110を介して加圧ローラ170に伝達される。また、加圧ローラ170からは押圧力に対する反力が上方に向けて発生し、この反力は、定着ベルト110、ニップ板130および断熱部材160を介してステイ150で受けられるようになっている。
なお、これとは逆に、加圧ローラ170をバネなどの弾性部材によって上方に押圧することで、加圧ローラ170からの押圧力を、定着ベルト110、ニップ板130および断熱部材160を介してステイ150で受けるように構成してもよい。
ガイド本体部181は、長手方向内側に向けて開口する凹部の一例としての支持凹部181Aを有し、当該支持凹部181A内にステイ150の端部とハロゲンランプ120の端部(例えば第1端部121)が金属板190を介して固定されている。つまり、サイドガイド180には金属板190が固定され、金属板190にはステイ150が固定されている。また、ハロゲンランプ120は、金属板190とサイドガイド180とに固定されている。なお、以下の説明では、図5および図6を参照して、ハロゲンランプ120の第1端部121側の構造を詳細に説明し、この構造とは左右対称の構造となる第2端部122側の構造については説明を省略する。
図5および図6に示すように、支持凹部181Aは、長手方向に直交した第1面F1と、第1面F1の搬送方向の各端縁から長手方向内側に延びる第2面F2および第3面F3と、第1面F1の上下方向(バネSPの付勢方向)の各端縁から長手方向内側に延びる第4面F4および第5面F5とを有している。
第1面F1には、ハロゲンランプ120の第1端部121をセラミック製のキャップCPを介して支持する第1支持孔F11が形成されている。第1支持孔F11は、第1面F1からガイド本体部181の長手方向外側の面まで、長手方向に貫通するように形成されている。
第2面F2と第3面F3は、搬送方向に間隔を空けて対向し、その間隔は、金属板190の搬送方向の長さと略同じとなっている。第4面F4と第5面F5は、上下方向に間隔を空けて対向し、その間隔は、金属板190の上下方向の長さと略同じとなっている。第2面F2および第3面F3には、それぞれ搬送方向内側に向けて突出する突起F21,F31が形成されている。
第4面F4は、第1面F1、第2面F2および第3面F3の上端を繋ぐように形成され、第5面F5は、第1面F1、第2面F2および第3面F3の下端を繋ぐように形成されている。下側の第5面F5には、上方に向けて突出する突起F51が形成されている。
金属板190は、長手方向内側に向けて開口する矩形の箱状に形成されており、サイドガイド180の支持凹部181Aに嵌合可能となっている。金属板190は、第1壁の一例としての底壁191と、第2壁の一例としての下流壁192、上流壁193、上壁194および下壁195とを一体に有している。
下流壁192、上流壁193、上壁194および下壁195は、ハロゲンランプ120を囲うようにハロゲンランプ120の周囲に設けられている。詳しくは、下流壁192は、ハロゲンランプ120よりも搬送方向下流側に配置され、上流壁193は、ハロゲンランプ120よりも上流側に配置されている。上壁194は、反対壁の一例であり、ハロゲンランプ120を挟んでニップ板130とは反対側に配置され、下壁195は、ハロゲンランプ120よりもニップ板130側に配置されている。
底壁191は、長手方向に直交する平板状の壁であり、その適所には、ハロゲンランプ120の第1端部121をセラミック製のキャップCPを介して支持する、開口の一例としての第2支持孔191Aが形成されている。第2支持孔191Aは、底壁191を長手方向に貫通するように形成され、金属板190をサイドガイド180の支持凹部181Aに嵌合させた際に、サイドガイド180の第1支持孔F11と合致して連通するようになっている。
下流壁192と上流壁193は、搬送方向に間隔を空けて対向し、その間隔は、ステイ150の搬送方向の長さと略同じとなっている。上壁194と下壁195は、上下方向に間隔を空けて対向し、その間隔は、ステイ150の端部の上下方向の長さ、詳しくは突出部152Aの上面から側壁部152の下面までの長さと略同じとなっている。これにより、ステイ150の端部が金属板190に嵌り込んで固定されることになるので、前述したバネSPの付勢力は、サイドガイド180および金属板190を介して、ステイ150の端部、詳しくは突出部152Aに入力されるようになっている。
下流壁192および上流壁193には、それぞれ搬送方向内側に向けて凹む第1係合凹部192A,193Aが形成されている。また、下壁195には、上方に向けて凹む第1係合凹部195Aが形成されている。
詳しくは、各第1係合凹部192A,193A,195Aは、外側から見て凹んだ形状であり、内側から見て突出した形状となっている。そして、各第1係合凹部192A,193A,195Aの外側の凹んだ面には、前述したサイドガイド180の各突起F21,F31,F51が外側から嵌合するようになっている(図7(b)参照)。また、各第1係合凹部192A,193A,195Aの内側の凸状の面は、ステイ150の端部に形成された各第2係合凹部C1,C2,C3に外側から嵌合するようになっている(図7(b)参照)。なお、各第2係合凹部C1,C2,C3は、それぞれ第1係合凹部192A,193A,195Aに対応した位置に配置されるように、ステイ150の基部151と各側壁部152とにそれぞれ1つずつ形成されている。
図7(b)に示すように、底壁191は、長手方向において、ハロゲンランプ120の発熱部120Bとサイドガイド180との間に配置されている。ここで、図7(a),(b)は、サイドガイド180付近の構造を搬送方向上流側から見た側面図と断面図である。
下流壁192は、底壁191の搬送方向下流側の端縁(図5参照)から長手方向内側、つまり、定着ベルト110の長手方向における中央側に向けて延びるように形成されている。言い換えると、下流壁192は、底壁191からハロゲンランプ120の第2端部122へ近づく方向へ延びるように形成されている。
そして、下流壁192は、搬送方向において、サイドガイド180とハロゲンランプ120との間に配置されている。詳しくは、下流壁192は、搬送方向において、サイドガイド180の内周ガイド部182(ガイド面182A)とハロゲンランプ120との間に配置されている。言い換えると、下流壁192は、長手方向と直交する方向において、サイドガイド180とハロゲンランプ120との間に配置された部分を有している。
図7(a)に示すように、上流壁193は、底壁191の搬送方向上流側の端縁(図5参照)から長手方向内側に向けて延びるように形成されている。言い換えると、上流壁193は、底壁191からハロゲンランプ120の第2端部122へ近づく方向へ延びるように形成されている。
そして、上流壁193は、搬送方向において、サイドガイド180とハロゲンランプ120との間に配置されている。詳しくは、上流壁193は、搬送方向において、サイドガイド180の内周ガイド部182(ガイド面182A)とハロゲンランプ120との間に配置されている。言い換えると、上流壁193は、長手方向と直交する方向において、サイドガイド180とハロゲンランプ120との間に配置された部分を有している。
図7(b)に示すように、上壁194は、底壁191の上側の端縁から長手方向内側に向けて延びるように形成されている。言い換えると、上壁194は、底壁191からハロゲンランプ120の第2端部122へ近づく方向へ延びるように形成されている。
そして、上壁194は、上下方向において、サイドガイド180とハロゲンランプ120との間に配置されている。詳しくは、上壁194は、上下方向において、サイドガイド180の内周ガイド部182(ガイド面182A)とハロゲンランプ120との間に配置されている。言い換えると、上壁194は、長手方向と直交する方向において、サイドガイド180とハロゲンランプ120との間に配置された部分を有している。
下壁195は、底壁191の下側の端縁から長手方向内側に向けて延びるように形成されている。言い換えると、下壁195は、底壁191からハロゲンランプ120の第2端部122へ近づく方向へ延びるように形成されている。
そして、下壁195は、上下方向において、サイドガイド180とハロゲンランプ120との間に配置されている。詳しくは、下壁195は、上下方向において、ステイ150とサイドガイド180との間に配置されている。言い換えると、下壁195は、長手方向と直交する方向において、サイドガイド180とハロゲンランプ120との間に配置された部分を有している。
下流壁192、上流壁193、上壁194および下壁195は、ともにサイドガイド180の内周ガイド部182の長手方向内側の面よりも長手方向内側に突出している。そして、下流壁192、上流壁193、上壁194および下壁195と、ハロゲンランプ120の発熱部120Bとの長手方向における間隔は、30mm以下となっている。この間隔は、3mm〜25mmであってもよいし、7mm〜30mmであってもよいし、8mm〜15mmであってもよい。
以上によれば、本実施形態において以下のような効果を得ることができる。
金属製の下流壁192、上流壁193および上壁194が、ハロゲンランプ120とサイドガイド180との間に配置されるので、ハロゲンランプ120から発せられる輻射熱がサイドガイド180に到達するのを各壁192〜194によって遮蔽することができる。したがって、ハロゲンランプ120からの輻射熱でサイドガイド180が変形するのを抑えることができる。
特に、本実施形態では、各壁192〜194が、サイドガイド180の内周ガイド部182とハロゲンランプ120との間に配置されるので、ハロゲンランプ120からの輻射熱で内周ガイド部182のガイド面182Aが変形するのを抑えることができる。
また、各壁192〜194と、ハロゲンランプ120の発熱部120Bとの長手方向における間隔が、30mm以下となっているので、各壁192〜194を発熱部120Bに十分近づけることができ、発熱部120Bから発せられる輻射熱を各壁192〜194で良好に遮断することができる。
また、各壁192〜194がハロゲンランプ120の周囲を取り囲むように設けられているので、ハロゲンランプ120から放射される輻射熱を、ハロゲンランプ120の周囲の各壁192〜194によって良好に遮ることができる。
金属製の下壁195が金属製のステイ150と重なった状態で、ハロゲンランプ120とサイドガイド180との間に配置されるので、ハロゲンランプ120からの輻射熱がサイドガイド180の下側部分に到達するのを、下壁195とステイ150とによって良好に遮ることができる。
金属製の底壁191が、ハロゲンランプ120の発熱部120Bとサイドガイド180との間に配置されるので、発熱部120Bから発せられる輻射熱がサイドガイド180に到達するのを底壁191によって遮蔽することができる。したがって、発熱部120Bからの輻射熱でサイドガイド180が変形するのを抑えることができる。
なお、本発明は前記実施形態に限定されることなく、以下に例示するように様々な形態で利用できる。以下の説明においては、前記実施形態と略同様の構造となる部材には同一の符号を付し、その説明は省略する。
前記実施形態では、各突起F21,F31,F51と各第1係合凹部192A,193A,195Aとを係合させることで、金属板190をサイドガイド180に固定したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図8に示すように、金属板190の下流壁192、上流壁193および上壁194の長手方向内側の端部に形成した爪部192B,193B,194Bを、サイドガイド180の内周ガイド部182の長手方向内側の端面に形成した孔H1,H2,H3に嵌合させることで、金属板190をサイドガイド180に固定してもよい。具体的に、爪部192B,193B,194Bは、それぞれハロゲンランプ120から離れる方向に延びた後、長手方向外側に向けて延びるように、断面視L形状に形成されている。この場合であっても、金属板190をサイドガイド180に良好に固定することができる。なお、ステイ150は、金属板190内に嵌合させて固定すればよい。
前記実施形態では、ステイ150に金属板190を固定したが、本発明はこれに限定されず、例えば図9に示すように、断熱部材160に金属板190を固定してもよい。具体的に、この形態では、断熱部材160の両端がステイ150の両端と揃うように、断熱部材160が前記実施形態よりも長く形成されている。
そして、断熱部材160の端部には、前記実施形態においてステイ150に形成した第2係合凹部C1,C2,C3と同様の第2係合凹部C1,C2,C3が形成されている。詳しくは、第2係合凹部C1〜C3は、断熱部材160の基部161と各側壁部162とにそれぞれ形成されている。
金属板190の下流壁192と上流壁193は、断熱部材160の各側壁部162に外側から係合するように、その間隔が、前記実施形態よりも広くなっている。また、下壁195は、断熱部材160の下面に係合にするように、前記実施形態よりも下方の位置に配置されている。
また、このように前記実施形態よりも上下前後の幅が広くなった金属板190に対応すべく、サイドガイド180の支持凹部181Aも大きく形成されている。詳しくは、第2面F2、第3面F3および第5面F5が、金属板190の下流壁192、上流壁193および下壁195に対応する位置に形成されている。
このような構造であっても、ステイ150を、断熱部材160および金属板190を介してサイドガイド180で良好に支持することができる。
前記実施形態では、反射板140と金属板190の第2壁である各壁192〜194とを長手方向において間隔を空けて配置したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば図10に示すように、長手方向において、反射板140の一部が各壁192〜194の一部と同じ位置となるように、反射板140を前記実施形態よりも長手方向に大きく形成してもよい。
これによれば、反射板140で反射された輻射熱がサイドガイド180に到達するのを金属製の各壁192〜194で遮断することができる。
前記実施形態では、ヒータの一例としてハロゲンランプ120を例示したが、本発明はこれに限定されず、ヒータは、カーボンヒータなどであってもよい。
前記各実施形態では、ニップ部材の一例として板状のニップ板130を例示したが、本発明はこれに限定されず、ニップ部材は、例えば板状でない厚めのパッド部材またはブロック部材であってもよい。また、ニップ部材とエンドレスベルトの内周面との間には、エンドレスベルトの回転を円滑にするための摺動シートが介在していてもよい。この場合、この摺動シートはニップ部材に取り付けられていてもよい。
また、反射部材および金属フレームも、板状の部材ではなく、厚めの部材であってもよい。
前記実施形態では、カラーレーザプリンタ1に本発明を適用したが、本発明はこれに限定されず、その他の画像形成装置、例えば複写機や複合機などに本発明を適用してもよい。
前記実施形態では、ニップ部材との間でエンドレスベルトを挟むバックアップ部材として加圧ローラ170を例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、ベルト状の加圧部材などであってもよい。
前記実施形態では、耐熱フレームとして金属フレームを例示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、セラミックや、樹脂フレーム(PET)よりも耐熱性の高いフレーム(液晶ポリマー)であってもよい。
100 定着装置
110 定着ベルト
120 ハロゲンランプ
121 第1端部
122 第2端部
180 サイドガイド
190 金属板
191 底壁
191A 第2支持孔
192 下流壁
193 上流壁
194 上壁
195 下壁

Claims (20)

  1. エンドレスベルトと、
    前記エンドレスベルトの内側に配置され、長手方向に長いヒータと、
    前記ヒータの端部を支持する開口が形成される金属フレームと、
    前記金属フレームを支持する樹脂フレームと、を備え、
    前記金属フレームは、
    前記開口が形成される第1壁と、
    前記第1壁から前記エンドレスベルトの前記長手方向における中央側に延びる第2壁と、を有し、
    前記第2壁は、前記樹脂フレームと前記ヒータとの間に配置されていることを特徴とする定着装置。
  2. 前記樹脂フレームは、前記エンドレスベルトの内周面をガイドするガイド面を有し、
    前記第2壁は、前記ガイド面と前記ヒータとの間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記ヒータは、螺旋状に巻かれた発熱部を有し、
    前記第1壁は、前記樹脂フレームと前記発熱部との間に配置されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記長手方向における前記第2壁と前記発熱部との間隔は、30mm以下であることを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
  5. 前記ヒータからの輻射熱を前記エンドレスベルトに反射する反射部材を備え、
    前記長手方向において、前記第2壁の一部が、前記反射部材の一部と同じ位置に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むバックアップ部材と、
    前記ニップ部材に対して前記ヒータ側に配置され、前記バックアップ部材からの荷重を、前記ニップ部材を介して受ける受圧部材と、をさらに備え、
    前記金属フレームは、前記受圧部材に固定されていることを特徴とする請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記金属フレームは、前記樹脂フレームに固定されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記樹脂フレームは、前記金属フレームが嵌め込まれる凹部を有していることを特徴とする請求項7に記載の定着装置。
  9. 前記第2壁は、前記ヒータの周囲に複数設けられていることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の定着装置。
  10. エンドレスベルトと、
    長手方向に延びるヒータであって、前記長手方向における第1端部と、前記長手方向において前記第1端部と反対の第2端部と、を有し、前記エンドレスベルトの内側に配置されたヒータと、
    前記ヒータの前記第1端部を支持するための開口が形成される耐熱フレームと、
    前記耐熱フレームを支持する樹脂フレームと、を備え、
    前記耐熱フレームは、
    前記開口が形成される第1壁と、
    前記第1壁から前記ヒータの前記第2端部へ近づく方向へ延びる第2壁と、を有し、
    前記第2壁は、前記樹脂フレームと前記ヒータとの間に配置されたことを特徴とする定着装置。
  11. 前記樹脂フレームは、前記エンドレスベルトの端部の内周面をガイドするガイド部を有し、
    前記耐熱フレームの第2壁は、前記樹脂フレームのガイド部と前記ヒータとの間に配置されたことを特徴とする請求項10に記載の定着装置。
  12. 前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟むバックアップ部材と、
    前記ニップ部材に対して前記ヒータ側に配置され、前記バックアップ部材からの荷重を、前記ニップ部材を介して受ける受圧部材と、をさらに備え、
    前記耐熱フレームは、前記受圧部材に固定されていることを特徴とする請求項10または請求項11に記載の定着装置。
  13. 前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、前記エンドレスベルトとの間でニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、
    前記ニップ部において、前記エンドレスベルトは所定の移動方向に移動し、
    前記耐熱フレームの前記第2壁は、前記ヒータより前記移動方向の上流に配置された上流壁と、前記ヒータより前記移動方向の下流に配置された下流壁と、前記ヒータを挟んで前記ニップ部材とは反対側に配置された反対壁とを有することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の定着装置。
  14. 前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材と、
    前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、前記エンドレスベルトとの間でニップ部を形成するバックアップ部材と、を備え、
    前記ニップ部において、前記エンドレスベルトは所定の移動方向に移動し、
    前記耐熱フレームの前記第2壁は、前記ヒータより前記移動方向の上流に配置された上流壁と、前記ヒータより前記移動方向の下流に配置された下流壁と、を有することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の定着装置。
  15. 前記耐熱フレームの前記第2壁は、前記ヒータを挟んで前記ニップ部材とは反対側に配置された反対壁を有することを特徴とする請求項10または請求項11に記載の定着装置。
  16. エンドレスベルトと、
    長手方向に延びるヒータであって、前記長手方向における第1端部と、前記長手方向において前記第1端部と反対の第2端部と、を有し、前記エンドレスベルトの内側に配置されたヒータと、
    前記エンドレスベルトの内周面に接触するニップ部材と、
    前記長手方向に長く、前記ヒータよりも前記ニップ部材側に配置された反射部材と、
    前記ヒータの前記第1端部が挿入される開口が形成される耐熱フレームと、
    前記耐熱フレームを支持する樹脂フレームと、を備え、
    前記耐熱フレームは、
    前記開口が形成される第1壁と、
    前記第1壁から前記ヒータの前記第2端部へ近づく方向へ延びる第2壁と、を有し、
    前記第2壁は、前記樹脂フレームと前記ヒータとの間に配置されたことを特徴とする定着装置。
  17. 前記樹脂フレームは、前記エンドレスベルトの端部の内周面をガイドするガイド部を有し、
    前記耐熱フレームの第2壁は、前記樹脂フレームのガイド部と前記ヒータとの間に配置されたことを特徴とする請求項16に記載の定着装置。
  18. 前記耐熱フレームの前記第2壁は、前記ヒータを挟んで前記ニップ部材とは反対側に配置された反対壁を有することを特徴とする請求項16または請求項17に記載の定着装置。
  19. 前記ニップ部材との間で前記エンドレスベルトを挟み、前記エンドレスベルトとの間でニップ部を形成するバックアップ部材を備え、
    前記ニップ部において、前記エンドレスベルトは所定の移動方向に移動し、
    前記耐熱フレームの前記第2壁は、前記ヒータより前記移動方向の上流に配置された上流壁と、前記ヒータより前記移動方向の下流に配置された下流壁と、を有することを特徴とする請求項16から請求項18のいずれか1項に記載の定着装置。
  20. エンドレスベルトと、
    長手方向に延びるヒータであって、前記長手方向における第1端部と、前記長手方向において前記第1端部と反対の第2端部と、を有し、前記エンドレスベルトの内側に配置されたヒータと、
    前記ヒータの前記第1端部を支持するための開口が形成される耐熱フレームと、
    前記耐熱フレームを支持する樹脂フレームであって、前記エンドレスベルトの内周面の端部をガイドするガイド部を有する樹脂フレームと、を備え、
    前記耐熱フレームは、
    前記開口が形成された第1壁と、
    前記樹脂フレームのガイド部と前記ヒータとの間に配置された第2壁とを有することを特徴とする定着装置。
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