JP5234068B2 - 定着装置 - Google Patents

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Description

本発明は、記録シートに転写された現像剤像を熱定着する定着装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置に用いられる定着装置として、円筒状の定着フィルムと、定着フィルム内に配置されるヒータと、定着フィルムを介して加圧ローラとの間にニップ部を形成するニップ板と、ニップ板を支持するステイとを備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。具体的には、特許文献1の定着装置には、ヒータからの輻射熱をニップ板に向けて反射するために、ヒータの背面側に反射板が設けられている。このように構成された定着装置では、ヒータからの輻射熱によって、効率よくニップ板を加熱することができるようになっている。
特開2006−47769号公報
しかしながら、前述した技術では、反射板はステイの内側に配置されており、また、反射板は他の構成品と接していないため、ヒータからの輻射熱が反射板に蓄積され、反射板が高温化していた。そのため、反射板の劣化や変形が起こるおそれがあった。
そこで、本発明は、外部へ放熱できる反射板を有する定着装置を提供することを目的とする。
前記した目的を達成するため、本発明の定着装置は、記録シートに転写された現像剤像を熱定着する定着装置であって、筒状の定着フィルムと、前記定着フィルムの内側に配置された発熱体と、前記定着フィルムの内側に配置されたニップ部材と、前記発熱体からの輻射熱を前記ニップ板に向けて反射する反射部材と、前記反射部材を覆うように配置され、前記ニップ部材を支持するステイと、前記ニップ部材との間で前記定着フィルムを挟むことで前記定着フィルムとの間にニップ部を形成するバックアップ部材とを備え、前記反射部材は、前記定着フィルムの軸方向から見たときに、前記発熱体を覆うように湾曲し、前記ニップ部材との間に前記発熱体を収容する収容空間を形成する反射部と、前記収容空間から離れるように前記反射部から延出し、かつ、前記ステイの外側まで延びる延出部と、を有していることを特徴とする。
このように構成された定着装置によれば、反射部材がステイの外側へ延びる延出部を有しているため、反射部材の熱を、延出部から外側へ放熱することができる。
本発明によれば、反射部材がステイの外側へ延びる延出部を有しているため、この延出部から反射部材を放熱でき、反射部材の高温化を防ぐことができる。
本発明の一実施形態に係る定着装置を備えたレーザプリンタの概略構成を示す断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の断面図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の分解斜視図である。 ガイド部材の斜視図(a)と、ステイを組み付けたガイド部材を下側から見た斜視図(b)と底面図(c)である。 変形例に係る定着装置の分解斜視図である。
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下の説明では、まず、本発明の実施形態に係る定着装置100を備えたレーザプリンタ1(画像形成装置)の概略構成について説明した後、定着装置100の詳細な構成について説明する。
<レーザプリンタの概略構成>
図1に示すように、レーザプリンタ1は、本体筐体2内に、記録シートの一例としての用紙Pを供給する給紙部3と、露光装置4と、用紙Pにトナー像(現像剤像)を転写するプロセスカートリッジ5と、用紙Pに転写されたトナー像を熱定着する定着装置100とを主に備えている。
なお、以下の説明において、方向は、レーザプリンタを使用するユーザを基準にした方向で説明する。すなわち、図1における右側を「前」、左側を「後」とし、手前側を「左」、奥側を「右」とする。また、図1における上下方向を「上下」とする。
給紙部3は、本体筐体2内の下部に設けられ、用紙Pを収容する給紙トレイ31と、用紙Pの前側を持ち上げる用紙押圧板32と、給紙ローラ33と、給紙パット34と、紙粉取りローラ35,36と、レジストローラ37とを主に備えている。給紙トレイ31内の用紙Pは、用紙押圧板32によって給紙ローラ33に寄せられ、給紙ローラ33と給紙パット34によって1枚ずつ分離され、紙粉取りローラ35,36およびレジストローラ37を通ってプロセスカートリッジ5に向けて搬送される。
露光装置4は、本体筐体2内の上部に配置され、レーザ発光部(図示せず)と、回転駆動するポリゴンミラー41と、レンズ42,43と、反射鏡44,45,46とを主に備えている。露光装置4では、レーザ発光部から出射される画像データに基づくレーザ光(鎖線参照)が、ポリゴンミラー41、レンズ42、反射鏡44,45、レンズ43、反射鏡46の順に反射または通過して、感光体ドラム61の表面で高速走査される。
プロセスカートリッジ5は、露光装置4の下方に配置され、本体筐体2に設けられたフロントカバー21を開いたときにできる開口から本体筐体2に対して着脱可能に装着される構成となっている。このプロセスカートリッジ5は、ドラムユニット6と、現像ユニット7とから構成されている。
ドラムユニット6は、感光体ドラム61と、帯電器62と、転写ローラ63とを主に備えている。また、現像ユニット7は、ドラムユニット6に対して着脱可能に装着される構成となっており、現像ローラ71と、供給ローラ72と、層厚規制ブレード73と、トナー(現像剤)を収容するトナー収容部74とを主に備えている。
プロセスカートリッジ5では、感光体ドラム61の表面が、帯電器62により一様に帯電された後、露光装置4からのレーザ光の高速走査によって露光されることで、感光体ドラム61上に画像データに基づく静電潜像が形成される。また、トナー収容部74内のトナーは、供給ローラ72を介して現像ローラ71に供給され、現像ローラ71と層厚規制ブレード73の間に進入して一定厚さの薄層として現像ローラ71上に担持される。
現像ローラ71上に担持されたトナーは、現像ローラ71から感光体ドラム61上に形成された静電潜像に供給される。これにより、静電潜像が可視像化され、感光体ドラム61上にトナー像が形成される。その後、感光体ドラム61と転写ローラ63の間を用紙Pが搬送されることで感光体ドラム61上のトナー像が用紙P上に転写される。
定着装置100は、プロセスカートリッジ5の後方に設けられている。用紙P上に転写されたトナー像(トナー)は、定着装置100を通過することで用紙P上に熱定着される。トナー像が熱定着された用紙Pは、搬送ローラ23,24によって排紙トレイ22上に排出される。
<定着装置の詳細構成>
図2および図3に示すように、定着装置100は、定着フィルム110と、発熱体の一例としてのハロゲンランプ120と、ニップ板130と、反射部材の一例としての反射板140と、バックアップ部材の一例としての加圧ローラ150と、ステイ160と、2つのサーミスタ170とを主に備えている。
なお、以下の説明においては、用紙Pの搬送方向(前後方向)を単に「搬送方向」といい、用紙Pの幅方向(左右方向)を単に「幅方向」という。
定着フィルム110は、耐熱性と可撓性を有する無端状(筒状)のフィルムであり、その幅方向両端部が後述するガイド部材180により回転が案内されている。この定着フィルム110は、グリスを介してニップ板130に摺接するようになっている。なお、定着フィルムおよびニップ板の材質によっては、グリスは必ずしも塗布しなくてもよい。
ハロゲンランプ120は、ニップ板130を介して定着フィルム110を加熱することで用紙P上のトナーを加熱する公知の発熱体であり、定着フィルム110の内側において、定着フィルム110およびニップ板130の内面から所定の間隔をあけて配置されている。
ニップ板130は、加圧ローラ150の押圧力を受けるとともに、ハロゲンランプ120からの輻射熱を定着フィルム110を介して用紙P上のトナーに伝達する板状の部材であり、その下面が筒状の定着フィルム110の内面に摺接するように配置されている。
このニップ板130は、後述するスチール製のステイ160より熱伝導率が大きい、例えば、アルミニウム板などから形成されており、ベース部131と突出部132とを主に有している。
ベース部131は、図4に示すように、幅方向に平板状に延びるように形成されている。なお、ベース部131の上面には、黒色の塗装層など、ハロゲンランプ120からの輻射熱を吸収する部材を設けてもよい。これによれば、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率よく吸収することができる。
突出部132は、ベース部131の搬送方向における下流側の端部(後端部131R)から搬送方向に沿って後方に突出するように形成されている。この突出部132は、ベース部131の後端部131Rの右端付近と中央付近にそれぞれ1つずつ、合計2つ形成されている。
反射板140は、図2に示すように、ハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130(ベース部131の内面)に向けて反射する部材であり、定着フィルム110の内側において、ハロゲンランプ120を取り囲むようにハロゲンランプ120から所定の間隔をあけて配置されている。
このような反射板140によってハロゲンランプ120からの輻射熱をニップ板130に集めることで、ハロゲンランプ120からの輻射熱を効率良く利用することができ、ニップ板130および定着フィルム110を速やかに加熱することができる。
反射板140は、赤外線及び遠赤外線の反射率が大きい、例えば、アルミニウム板などから形成されており、湾曲状(断面視略U形状)をなす反射部141と、反射部141の両端部から搬送方向に沿って後述するステイ160の外部まで延びる延出部142とを主に有している。
延出部142は、ニップ板130に添ってステイ160の内側から外側へ延び、ニップ板130とステイ160との間に挟まれる被固定部142Aと、被固定部142Aの端部が上方向に向かって略直角に折り曲げられた屈曲部142Bとを有し、図4に示すように、反射板140の幅方向において用紙Pの印字範囲の全体に渡って設けられている。
また、延出部142には、サーミスタ170を配置するための切欠143が形成されている。より詳細に、切欠143は、ニップ板130の2つの突出部132に対応する位置に、サーミスタ170に接触しない程度の隙間を有するように、形成されている。
なお、熱反射率を高めるため、反射板140は、鏡面仕上げを施したアルミニウム板などを用いて形成してもよい。
加圧ローラ150は、図2に示すように、ニップ板130との間で定着フィルム110を挟むことで定着フィルム110との間にニップ部を形成する部材であり、ニップ板130の下方に配置されている。より詳細には、加圧ローラ150は、定着フィルム110を介してニップ板130を押圧することで定着フィルム110との間にニップ部を形成している。
この加圧ローラ150は、本体筐体2内に設けられた図示しないモータから駆動力が伝達されて回転駆動するように構成されており、回転駆動することで定着フィルム110(または用紙P)との摩擦力により定着フィルム110を従動回転させる。そして、トナー像が転写された用紙Pは、加圧ローラ150と加熱された定着フィルム110の間を搬送されることでトナー像(トナー)が熱定着されることとなる。
ステイ160は、ニップ板130(ベース部131)の両端部131Aを支持することでニップ板130の剛性を確保する部材であり、反射板140(反射部141)の外面形状に沿った形状(断面視略U形状)を有して反射板140を覆うように配置されている。このようなステイ160は、比較的剛性が大きい、例えば、鋼板などを断面視略U形状に折り曲げることで形成されている。
また、ステイ160の幅方向両端の上部には、幅方向外側に向けて突出する被支持部169が形成されている(図4参照)。この被支持部169は、後述するガイド部材180に支持されるようになっている。
このステイ160は、ニップ板130(両端部131A)との間で、反射板140の延出部142(被固定部142A)を挟んでいる。これにより、上下方向における反射板140の位置ずれを抑制できるのでニップ板130に対する反射板140の位置を固定することができるとともに、反射板140の剛性も確保することができる。
また、ステイ160の外面下部には、突起部162(接触部)が幅方向に複数設けられており(図4参照)、反射板140の延出部142(屈曲部142B)は、この突起部162を介して、ステイ160と接触している。
そして、図3および図4に示すように、ステイ160は、その後壁160Rにサーミスタ170を配置するための2つの切欠161を有している。より詳細には、切欠161は、ニップ板130の2つの突出部132に対応する位置において、サーミスタ170に接触しない程度の隙間を有するように、それぞれ形成されている。
サーミスタ170は、公知の温度センサであり、ニップ板130の温度を検知するように配置されている。具体的には、図2および図3に示すように、各サーミスタ170は、定着フィルム110の内側において、上部に設けられた固定用リブ173がステイ160の後壁160Rにネジ179によって固定され、ニップ板130の突出部132の上面(定着フィルム110と摺接する面とは反対側の面)に対面して配置されている。各サーミスタ170は、温度検知面171が突出部132の上面に接触している。
また、図2に示すように、各サーミスタ170(図2では一方のみ図示)は、搬送方向における反射板140(反射部141)の外側に配置されている。より詳細に、各サーミスタ170は、搬送方向におけるニップ部の外側において、反射板140の搬送方向下流側(後側)に配置されている。さらに、各サーミスタ170は、反射板140(反射部141)の外面と接触しないように、反射板140との間に隙間を有した状態で配置されている。
各サーミスタ170の検知結果は、本体筐体2内に設けられた図示しない制御装置に入力される。そして、制御装置は、サーミスタ170の検知結果に基づいて、ハロゲンランプ120の出力やON・OFFなどを制御することで定着温度(ニップ部の温度)を制御する。このような制御は公知なので詳細な説明を省略する。
そして、ニップ板130及び反射板140を保持するステイ160は、図5(a)に示すガイド部材180に直接固定されている。つまり、ガイド部材180は、ニップ板130、反射板140及びステイ160を一体的に支持している。
ガイド部材180は、樹脂などの絶縁性の材料で形成され、定着フィルム110の両端側に1つずつ配置されて、主に定着フィルム110の左右方向(軸方向)への移動を規制している。具体的に、ガイド部材180は、定着フィルム110の左右方向への移動を規制する規制面181と、定着フィルム110の径方向内側への変形を抑えるための抑制部182と、ステイ160の両端部を保持するための保持凹部183とを主に備えている。
抑制部182は、規制面181から左右方向内側に突出するリブであり、開口を下に向けたC字状に形成されている。そして、この抑制部182は、定着フィルム110内に入り込むことで径方向内側への変形を抑え、定着フィルム110が、反射板140やステイ160、サーミスタ170に接触するのを防いでいる。また、抑制部182の下側を向いた開口は、ステイ160を保持凹部183に挿入させるための逃げ部となっている。
保持凹部183は、下方に開口するとともに左右方向内側に貫通する溝であり、当該保持凹部183を形成する壁のうち前後方向で対向する一対の側壁184には、図5(b),(c)に示すように、一対の係合突起184Aが形成されている。各係合突起184Aは、保持凹部183の底面183A(図5(a)参照)から離れた位置から内側に突出するように形成されている。
そして、図5(b)に示すように、保持凹部183の底面183Aと一対の係合突起184Aの間に、ステイ160の被支持部169を差し込むと、被支持部169の上下方向への動きが保持凹部183の底面183Aと一対の係合突起184Aとで規制される。これにより、ガイド部材180に対するステイ160の上下方向における位置ずれを抑制することができる。
また、一対の係合突起184Aの左右方向内側の面184Bには、ステイ160の左右方向外側の端縁160Aが当接するようになっている。これにより、定着装置100が駆動したときの振動などでステイ160が左右に動こうとしても、係合突起184Aがステイ160に当接することで、ステイ160の左右方向の位置が規制される。その結果、ガイド部材180に対するステイ160の左右方向における位置ずれを抑制することができる。
さらに、ステイ160は、保持凹部183の一対の側壁184間で前後に挟み込まれることで、前後方向における位置ずれが抑制されている。以上のように、ガイド部材180にステイ160が支持されることで、ニップ板130および反射板140がステイ160を介してガイド部材180に一体的に支持される。
以上によれば、本実施形態において以下のような作用効果を得ることができる。
反射板140がステイ160の外側へ延びる延出部142を有しているため、反射板140がハロゲンランプ120からの輻射熱によって熱せられても、ステイ160の外側へ放熱することができる。
また、延出部142は、ニップ板130とステイ160の間を通って延出しており、被固定部142Aが、ニップ板130及びステイ160と接触しているので、被固定部142Aからニップ板130及びステイ160に、反射板140の熱を逃がすことができる。
そして、延出部142は、用紙Pの搬送方向における上流側と下流側の両側において延出しているので、片側のみに延出部を設ける場合に比べて、反射板140を放熱するための面積が大きいので、反射板140の温度上昇を抑制しやすい。
また、延出部142は、反射板140の幅方向において、用紙Pの印字範囲の全体に渡って設けられているため、一部のみに設ける場合に比べて、速やかに反射板140の放熱をすることができる。
そして、定着フィルム110は、延出部142に接触しないようにガイド部材180によって案内されているため、定着装置100の加熱開始時に、延出部142が定着フィルム110に接触することによって、定着フィルム110の熱を奪うのを防止することができる。
また、延出部142(屈曲部142B)は、ステイ160外面の突起部162と接触しているため、この突起部162を介して、反射板140の熱をステイ160に逃がすことができる。また、加熱によって反射部141が変形し、延出部142がステイ160内側へ向かって移動するのを防止することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではない。具体的な構成については、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更が可能である。
前記実施形態では、反射板140の延出部142は、用紙搬送方向の上流側と下流側の両側において延出していたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、下流側のみに延出部を設ける構成としてもよい。このように上流側に延出部を設けないことによって、ニップ板130を延出部の大きさに応じて延ばす必要がないため、ニップ板130の小型化を図ることができる。これにより、ニップ板130が加熱されやすくなる。
また、前記実施形態では、反射板140の屈曲部142Bの端縁は直線上に形成されていたが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、図6に示すように屈曲部142Bの端縁を櫛形に加工して形成してもよい。このように櫛形に形成することで、屈曲部142Bの表面積が増えるため、効率よく反射板140の放熱を行うことができる。
また、前記実施形態では、ステイ160に突起部162が設けられており、反射板140の屈曲部142Bと接触していたが、本発明はこれに限定されるものではなく、ステイ160に突起部162を設けなくてもよい。屈曲部142Bがステイ160と接触していなくとも、屈曲部142Bがステイ160の外側の空気に触れることによって、効率よく反射板140の放熱をすることができる。
前記実施形態では、本発明の定着装置100が、単色画像を形成するレーザプリンタ1に備えられた例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、複写機や複合機などに備えてもよいし、多色画像を形成するカラープリンタやカラー複写機、カラー複合機などに備えてもよい。
1 レーザプリンタ
100 定着装置
110 定着フィルム
120 ハロゲンランプ
130 ニップ板
140 反射板
142 延出部
150 加圧ローラ
160 ステイ
170 サーミスタ
170 ガイド部材

Claims (12)

  1. 記録シートに転写された現像剤像を熱定着する定着装置であって、
    筒状の定着フィルムと、
    前記定着フィルムの内側に配置された発熱体と、
    前記定着フィルムの内側に配置されたニップ部材と、
    前記発熱体からの輻射熱を前記ニップ部材に向けて反射する反射部材と、
    前記反射部材を覆うように配置され、前記ニップ部材を支持するステイと、
    前記ニップ部材との間で前記定着フィルムを挟むことで前記定着フィルムとの間にニップ部を形成するバックアップ部材とを備え、
    前記反射部材は、
    前記定着フィルムの軸方向から見たときに、前記発熱体を覆うように湾曲し、前記ニップ部材との間に前記発熱体を収容する収容空間を形成する反射部と、
    前記収容空間から離れるように前記反射部から延出し、かつ、前記ステイの外側まで延びる延出部と、を有していることを特徴とする定着装置。
  2. 前記延出部は、前記ニップ部材と前記ステイの間を通って、延出していることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記延出部は、記録シート搬送方向における上流側と下流側の両側において延出していることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  4. 前記延出部は、記録シート搬送方向における下流側のみにおいて延出していることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  5. 前記延出部は、前記反射部材の幅方向において記録シートの印字範囲の全体に渡って設けられていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の定着装置。
  6. 前記定着フィルムの回転を案内するガイド部材をさらに備え、
    前記ガイド部材は、前記定着フィルムが、前記延出部から離間するように前記定着フィルムをガイドしていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の定着装置。
  7. 前記ステイは、前記ステイの外面に前記延出部と接触する接触部を有していることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の定着装置。
  8. 前記反射部は、前記軸方向から見たときに、前記ニップ部材へ向けて開口する略U字形状に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の定着装置。
  9. 前記ステイは、前記ニップ部材を支持する支持部を有し、
    前記延出部の一部は、前記ニップ部材と前記支持部に挟まれていることを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
  10. 前記反射部と前記延出部の接続部は屈曲していることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の定着装置。
  11. 前記延出部は、前記軸方向に沿って延びるように形成されていることを特徴とする請求項1から請求項10に記載の定着装置。
  12. 記録シートに転写された現像剤像を熱定着する定着装置であって、
    筒状の定着フィルムと、
    前記定着フィルムの内側に配置された発熱体と、
    前記定着フィルムの内側に配置されたニップ部材と、
    前記発熱体からの輻射熱を前記ニップ部材に向けて反射する反射部材と、
    前記ニップ部材との間で前記定着フィルムを挟むことで前記定着フィルムとの間にニップ部を形成するバックアップ部材とを備え、
    前記反射部材は、
    前記定着フィルムの軸方向から見たときに、前記発熱体を覆うように湾曲し、前記ニップ部材との間に前記発熱体を収容する収容空間を形成する反射部と、
    前記収容空間から離れるように前記反射部から延出する延出部と、を有していることを特徴とする定着装置。
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