JP2003229384A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2003229384A
JP2003229384A JP2002307169A JP2002307169A JP2003229384A JP 2003229384 A JP2003229384 A JP 2003229384A JP 2002307169 A JP2002307169 A JP 2002307169A JP 2002307169 A JP2002307169 A JP 2002307169A JP 2003229384 A JP2003229384 A JP 2003229384A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】チップの側面に発生する条痕や素子形成面側に
形成されるチッピングを低減できる半導体装置の製造方
法を提供することを目的としている。 【解決手段】半導体素子12が形成されたウェーハ11
の表面11Aに劈開の起点となる切り欠き15を入れ、
前記ウェーハの素子形成面側に表面保護テープ17を貼
り付ける。その後、前記切り欠き15を起点として、前
記ウェーハを結晶方位に沿って劈開し、前記ウェーハの
裏面研削を行う。そして、個片化されたチップ20の裏
面に鏡面加工を施すことを特徴としている。ウェーハの
分割を劈開で行うので、チップ側面及び表面にダメージ
の少ないチップが形成でき、チップの抗折強度を向上で
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置の製
造方法に関するもので、更に詳しくは、半導体素子が形
成されたウェーハを分割して個々のチップ状に個片化す
る工程に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程において、素子形
成の終了したウェーハは、ダイシングラインやチップ分
割ラインに沿って分離され、個片化されて複数のチップ
(ダイまたはペレットとも呼ばれる)が形成される。こ
れらのチップは粘着性のシートに接着され、各チップが
この粘着性シートから順次ピックアップされて、リード
フレームやTABテープへのマウント工程やパッケージ
への封止工程等の実装工程を経て半導体装置が完成され
る。
【0003】近年は、チップを薄いパッケージに内蔵す
るために、チップの厚さを薄くすることが要求されてお
り、ウェーハの裏面を研削及びエッチングして薄くして
いる。しかし、ウェーハを薄くすると、種々の製造工程
(製造装置)間の搬送時にウェーハが割れたり、個片化
するためのダイシング時にクラックやチッピングが発生
しやすくなる。
【0004】この問題を解決する1つの手法として、先
ダイシング法と呼ばれる製造方法が提案されている。図
31乃至図37はそれぞれ、素子形成の終了したウェー
ハを先ダイシング法により個々のチップに個片化する工
程を順次示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断
面図である。
【0005】先ダイシング法では、ウェーハ21の主表
面に種々の半導体素子22を形成した後、素子形成面2
1A側をダイシングラインやチップ分割ラインに沿って
ダイヤモンドブレード23等でダイシングして、チップ
の目的の厚み(完成時の厚さ)よりもわずかに深い溝2
4A,24Bを形成する(図31乃至図34参照)。そ
の後、上記ウェーハ21の素子形成面21A側に表面保
護テープ25を貼り付け(図35)、砥石のついたホイ
ール26を回転させながらウェーハ裏面21Bを研削し
て個々のチップ27への分割と薄くするのを同時に行う
(図36)。そして、必要に応じて研削後のチップ27
の裏面にポリッシング等で鏡面加工を施し、裏面研削の
条痕を除去している(図37)。
【0006】しかしながら、上記先ダイシング法では、
チップ27の裏面側の条痕は除去できるものの、ダイシ
ング時にチップ27の側面に発生する条痕や素子形成面
側に発生するチッピングは除去できない為、応力の集中
によるチップの抗折強度の低下は避けられない。このた
め、ピックアップ時や樹脂封止時等においてチップのク
ラックを招く要因となる。
【0007】この問題を回避する1つの技術として、裏
面研削後にウェットエッチングを施す手法が提案されて
いるが、この手法ではチップ側面の条痕は除去できるも
のの素子形成面側のチッピングは除去できない。また、
ダイシングに代わりRIE(Reactive Ion Etching)で
エッチングして溝を形成する手法も考えられるが、RI
Eで形成できる溝の深さは100μm程度であり、適用
可能なチップの厚さに制限がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のように先ダイシ
ング法を用いた従来の半導体装置の製造方法は、チップ
の側面に発生する条痕や素子形成面側に形成されるチッ
ピングを十分に除去できないため、まだ改良の余地があ
る。
【0009】また、いくつかの改善案が提案されている
が、何らかの制限があり、必ずしも十分なものではな
い。
【0010】この発明は上記のような事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、チップの側面に
発生する条痕や素子形成面側に形成されるチッピングを
低減できる半導体装置の製造方法を提供することにあ
る。
【0011】また、薄いチップの抗折強度の低下を抑制
できる半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明の半導体装置の
製造方法は、半導体素子が形成されたウェーハの素子形
成面側に切り欠きを入れる工程と、前記ウェーハの素子
形成面側に表面保護テープを貼り付ける工程と、前記切
り欠きを起点として、前記ウェーハを結晶方位に沿って
劈開する工程と、前記ウェーハの裏面研削を行う工程と
を具備することを特徴としている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。 [第1の実施の形態]図1は、この発明の第1の実施の
形態に係る半導体装置の製造方法について説明するため
の工程図である。また、図2乃至図9はそれぞれ、ウェ
ーハを個々のチップに個片化する工程を順次示してお
り、(a)図は斜視図、(b)図は断面図である。
【0014】まず、図2に示すように、ウェーハ11の
主表面に、周知のプロセスにより種々の半導体素子12
を形成する(STEP1)。
【0015】次に、図3に示すように、上記ウェーハ1
1の素子形成面11A側に、チップの短辺側に対応する
ダイシングラインまたはチップ分割ラインに沿って、ダ
イヤモンドブレード13等でダイシングして所望のチッ
プ厚(完成時のチップの厚さ)よりも深い溝14を形成
するとともに、図4に示すようにチップの長辺側に対応
するウェーハ外周部に劈開の起点となる切り欠き15を
入れる(STEP2)。上記切り欠き15は、例えば結
晶方位<100>に沿って形成するのが好ましい。
【0016】これによって、図5に示すように、ウェー
ハ11の素子形成面11Aには、チップの短辺側に対応
する位置に溝14、チップの長辺側に対応するウェーハ
外周部に切り欠き15が形成された状態となる。
【0017】その後、図6に示すように、上記ウェーハ
11の素子形成面11A側を保護するために、ローラー
16等を用いて表面保護テープ17を貼り付ける(ST
EP3)。
【0018】次に、図7に示すように、ウェーハ11の
裏面11B側にジグ18を押当て、表面側から矢印Fで
示すように荷重を加えることにより、上記ウェーハ11
の周辺部に形成した切り欠き15を起点として、ウェー
ハ11を結晶方位に沿って劈開する。あるいはウェーハ
11の裏面11Bからチップ分割ラインに沿って荷重を
加えることにより、上記ウェーハ11の周辺部に形成し
た切り欠き15を起点として、ウェーハ11を結晶方位
に沿って劈開する。上記ジグ18またはウェーハ11を
順次移動させながら、切り欠き15を起点として、同様
にウェーハ11を結晶方位に沿って劈開する(STEP
4)。
【0019】その後、図8に示すように、砥石のついた
ホイール19を4000〜6000rpmの高速で回転
させながらウェーハの裏面11Bを研削して個々のチッ
プ20への分割と薄くするのを同時に行う(STEP
5)。上記砥石は、人工ダイヤモンドをフェノール樹脂
で固めて成形したものである。この裏面研削工程は、2
軸で行うことが多い。また、1軸で予め320〜600
番で荒削りした後、2軸で1500〜2000番で鏡面
に仕上げる方法もある。更には、3軸で研削する方法で
も良い。この裏面研削の際、砥石が溝14に達してから
更に研削を続けて所望のチップ厚にすることにより、ダ
イシングにより溝14の底部に形成されたダメージ領域
を除去できる。
【0020】また、上記裏面研削の前に、上記表面保護
テープ17を伸張(エキスパンド)させてウェーハ11
の劈開面間、及びダイシングライン間を広げた状態で裏
面研削を行うことにより、分離されたチップ20が干渉
してチッピングが発生するのを抑制できる。
【0021】そして、図9に示すように、ウェットエッ
チング、プラズマエッチング、ポリッシング、バフ研
磨、あるいはCMP(Chemical Mechanical Polishin
g)等によりチップ20の裏面に鏡面加工を施し、裏面
研削の条痕を除去する(STEP6)。
【0022】以降は、周知の半導体装置の製造方法と同
様であり、チップ20のピックアップ工程、リードフレ
ームやTABテープへのマウント工程、パッケージへの
封止工程等の実装工程を経て半導体装置が完成される
(STEP7)。
【0023】上記のような製造方法によれば、チップの
長辺側に対応する分割を劈開で行うので、長辺側のチッ
プ側面及び素子形成面にダメージの少ないチップが形成
でき、チップの抗折強度を向上できる。
【0024】また、ウェーハの裏面研削前で厚く剛性の
高い状態の時に劈開を行うので、結晶方位に沿って劈開
が行われやすく、劈開ミスが少ない。
【0025】更に、結晶方位に沿って劈開するので、切
断の為のスペースが不要であり、現状のダイシングライ
ン(またはチップ分割ライン)が不要になるので、1枚
のウェーハ当たりのチップ取り数を増加できる。
【0026】図10はそれぞれ、個片化されたチップの
長辺側の側面の状態を比較して説明するためのもので、
(a)図は従来の半導体装置の製造方法で形成されたチ
ップ側面の顕微鏡写真、(b)図はこの発明の第1の実
施の形態に係る半導体装置の製造方法で形成されたチッ
プ側面の顕微鏡写真である。
【0027】図10(a),(b)を比較すれば明らか
なように、従来の半導体装置の製造方法で形成されたチ
ップの側面にはダイシングの際の多数の条痕が存在して
いるのに対し、劈開によって形成されたチップ側面は滑
らかである。また、素子形成面側のチッピングも少なく
なっている。よって、応力の集中が起こり難く、チップ
の抗折強度を向上できる。この結果、ピックアップ時や
樹脂封止時等におけるチップのクラックを抑制できる。
【0028】図11は、従来の半導体装置の製造方法と
この発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造方
法を比較して示すもので、チップの抗折強度[MPa]
と不良発生率[%]との関係を示している。○印は先ダ
イシング法においてチップの側面のエッチングをしなか
った場合、□印は先ダイシング法においてチップの側面
のエッチングをした場合、△印はこの発明の第1の実施
の形態に係る半導体装置の製造方法で分割した場合のチ
ップの抗折強度[MPa]と不良発生率[%]をそれぞ
れプロットしたものである。
【0029】この発明の第1の実施の形態に係る半導体
装置の製造方法によれば、チップの抗折強度は大幅に上
昇し、これに伴って不良発生率が低下している。
【0030】[第2の実施の形態]図12は、この発明
の第2の実施の形態に係る半導体装置の製造方法につい
て説明するための工程図である。本第2の実施の形態が
上述した第1の実施の形態と異なるのは、STEP2の
工程において、ダイシングに代えてダイヤモンドスクラ
イブによりチップの短辺側に対応するダイシングライン
またはチップ分割ラインに沿って所望のチップ厚よりも
深い溝を形成するとともに、チップの長辺側に対応する
ウェーハ外周部のみに劈開の起点となる切り欠きを形成
する点にある。
【0031】他の基本的な製造工程は、第1の実施の形
態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0032】このような製造方法であっても、基本的に
は第1の実施の形態と同様な効果が得られる。
【0033】[第3の実施の形態]図13は、この発明
の第3の実施の形態に係る半導体装置の製造方法につい
て説明するための工程図である。本第3の実施の形態が
上述した第1の実施の形態と異なるのは、STEP2の
工程において、ダイシングに代えてワイヤーソーにより
チップの短辺側に対応するダイシングラインまたはチッ
プ分割ラインに沿って所望のチップ厚よりも深い溝を形
成するとともに、チップの長辺側に対応するウェーハ外
周部のみに劈開の起点となる切り欠きを形成する点にあ
る。
【0034】他の基本的な製造工程は、第1の実施の形
態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0035】このような製造方法であっても、基本的に
は上記第1及び第2の実施の形態と同様な効果が得られ
る。
【0036】[第4の実施の形態]図14は、この発明
の第4の実施の形態に係る半導体装置の製造方法につい
て説明するための工程図である。本第4の実施の形態が
上述した第1の実施の形態と異なるのは、STEP2の
工程において、ダイシングに代えてルーターによりチッ
プの短辺側に対応するダイシングラインまたはチップ分
割ラインに沿って所望のチップ厚よりも深い溝を形成す
るとともに、チップの長辺側に対応するウェーハ外周部
のみに劈開の起点となる切り欠きを形成する点にある。
【0037】他の基本的な製造工程は、第1の実施の形
態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0038】このような製造方法であっても、基本的に
は上記第1乃至第3の実施の形態と同様な効果が得られ
る。
【0039】[変形例]なお、上述した第1乃至第4の
実施の形態を適宜組み合わせ、ダイシング、ダイヤモン
ドスクライブ、ワイヤーソー及びルーターを選択的に用
いてチップ厚よりも深い溝と劈開の起点となる切り欠き
を形成しても良いのは勿論である。
【0040】[第5の実施の形態]図15は、この発明
の第5の実施の形態に係る半導体装置の製造方法につい
て説明するための工程図である。また、図16乃至図2
1はそれぞれ、ウェーハを個々のチップに個片化する工
程を順次示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断
面図である。
【0041】まず、図16に示すように、ウェーハ11
の主表面に、周知のプロセスにより種々の半導体素子1
2を形成する(STEP1)。
【0042】次に、図17に示すように、上記ウェーハ
11の素子形成面11A側に、RIEにより各チップの
外周(ダイシングラインまたはチップ分割ライン)に沿
って劈開の起点となる溝(劈開の起点となる切り欠き)
14A,14Bを形成する(STEP2)。
【0043】その後、図18に示すように、上記ウェー
ハ11の素子形成面11A側に、ローラー16等を用い
て表面保護テープ17を貼り付ける(STEP3)。
【0044】次に、図19に示すように、ウェーハ11
の裏面からジグ18を押当て、表面側から矢印Fで示す
ように荷重を加えることにより、上記溝14Aまたは1
4Bを起点として、ウェーハ11を結晶方位に沿って劈
開する。あるいはウェーハ11の裏面11Bからチップ
分割ラインに沿って荷重を加えることにより、上記溝1
4Aまたは14Bを起点として、ウェーハ11を結晶方
位に沿って劈開する。上記ジグ18またはウェーハ11
を順次移動させながら、溝14Aまたは14Bを起点と
して、同様にウェーハ11を結晶方位に沿って劈開する
ことによって個々のチップ20に分離する(STEP
4)。
【0045】その後、図20に示すように、ホイール1
9を回転させながらチップ裏面を研削して薄厚化を行う
(STEP5)。この裏面研削の前に、表面保護テープ
17を伸張させてウェーハ11の劈開面間を広げた状態
で裏面研削を行うことにより、分離されたチップ20が
干渉してチッピングが発生するのを抑制できる。
【0046】そして、図21に示すように、ウェットエ
ッチング、プラズマエッチング、ポリッシング、バフ研
磨、あるいはCMP等によりチップ20の裏面に鏡面加
工を施し、裏面研削の条痕を除去する(STEP6)。
【0047】以降は、周知の半導体装置の製造方法と同
様であり、チップ20のピックアップ工程、リードフレ
ームやTABテープへのマウント工程、パッケージへの
封止工程等の実装工程を経て半導体装置が完成される
(STEP7)。
【0048】上記のような製造方法によれば、ウェーハ
の個々のチップへの個片化をRIEまたはレーザーと劈
開とで行うので、チップ側面及び素子形成面にダメージ
の無いチップが形成でき、チップの抗折強度を向上でき
る。
【0049】また、ウェーハの裏面研削前の厚い状態の
剛性の高い状態の時に劈開を行うので、結晶方位に沿っ
て劈開が行われやすく、劈開ミスが少ない。
【0050】更に、結晶方位にそって劈開するので、切
断の為のスペースが不要であり、現状のダイシングライ
ン(またはチップ分割ライン)が不要になるので、1枚
のウェーハ当たりのチップ取り数を増加できる。
【0051】更にまた、ダイシングでは作成できるチッ
プ厚に限界があったが、劈開を組み合わせることでチッ
プ厚の制限が無くなる。
【0052】[第6の実施の形態]図22は、この発明
の第6の実施の形態に係る半導体装置の製造方法につい
て説明するための工程図である。本第6の実施の形態が
上述した第5の実施の形態と異なるのは、STEP2の
工程において、RIEに代えてレーザーによりチップの
外周(ダイシングラインまたはチップ分割ライン)に沿
って劈開の起点となる溝14A,14Bを形成する点に
ある。
【0053】他の基本的な製造工程は、第5の実施の形
態と同様であるので、詳細な説明は省略する。
【0054】このような製造方法であっても、基本的に
は第5の実施の形態と同様な効果が得られる。
【0055】[第7の実施の形態]図23は、この発明
の第7の実施の形態に係る半導体装置の製造方法につい
て説明するための工程図である。また、図24乃至図3
0はそれぞれ、ウェーハを個々のチップに個片化する工
程を順次示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断
面図である。
【0056】まず、図24に示すように、ウェーハ11
の主表面に、周知のプロセスにより種々の半導体素子1
2を形成する(STEP1)。
【0057】次に、図25に示すように、上記ウェーハ
11の素子形成面11A側に、ダイシングラインまたは
チップ分割ラインに沿って、劈開の起点となる溝または
切り欠き30A,30Bを形成する(STEP2)。こ
の劈開の起点となる溝または切り欠き30A,30B
は、前述した第1乃至第6の実施の形態におけるダイシ
ング、ダイヤモンドスクライブ、ワイヤーソー、ルータ
ー、RIE、レーザー等のいずれを用いても良い。
【0058】引き続き、図26に示すように、ウェーハ
リング31とウェーハ11を位置決めした後、ローラー
16等を用いてウェーハリング31とウェーハ11の素
子形成面11Aに伸張性のある表面保護テープ17を貼
り付ける(STEP3)。これによって、上記ウェーハ
11の素子形成面11A側が保護される。
【0059】次に、図27に示すように、ウェーハ11
の裏面11B側にジグ18を押当て、表面側から矢印F
で示すように荷重を加えることにより、上記ウェーハ1
1の周辺部に形成した溝または切り欠き30A,30B
を起点として、ウェーハ11を結晶方位に沿って劈開す
る。あるいはウェーハ11の裏面11Bからチップ分割
ラインに沿って荷重を加えることにより、上記ウェーハ
11の周辺部に形成した溝または切り欠き30A,30
Bを起点として、ウェーハ11を結晶方位に沿って劈開
する。上記ジグ18またはウェーハ11を順次移動させ
ながら、同様に溝または切り欠き30A,30Bを起点
として、ウェーハ11を結晶方位に沿って劈開する(S
TEP4)。
【0060】その後、図28に示すように、表面保護テ
ープ17を伸張(エキスパンド)し、劈開によって分割
されたウェーハ11における各チップ20の劈開面間の
距離を少なくとも100μm程度離隔させる(STEP
5)。図28では、表面保護テープ17を四方向に引き
延ばすように表現しているが、ウェーハリング31をウ
ェーハ11に押しつけることによっても各チップ20の
劈開面間の距離を離すことができる。
【0061】次に、図29に示すように、砥石のついた
ホイール19を4000〜6000rpmの高速で回転
させながらウェーハの裏面11Bを研削して個々のチッ
プ20への分割と薄くするのを同時に行う(STEP
6)。上記砥石は、例えば人工ダイヤモンドをフェノー
ル樹脂で固めて成形したものを用いる。この裏面研削工
程は、2軸で行うことが多いが、1軸で予め320〜6
00番で荒削りした後、2軸で1500〜2000番で
鏡面に仕上げる方法もある。更には、3軸で研削する方
法でも良い。
【0062】また、ここでは、各チップ20間の間隔を
より広くできるので、例えば、ポリウレタン等、弾性の
あるパッド材等を用いてウェーハ11の裏面を研削すれ
ば、チップ20の裏面側の任意のエッジ部において、面
取りを容易に行え、チップ20の抗折強度が高められ
る。
【0063】そして、図30に示すように、ウェットエ
ッチング、プラズマエッチング、ポリッシング、バフ研
磨、あるいはCMP(Chemical Mechanical Polishin
g)等によりチップ20の裏面に鏡面加工を施し、裏面
研削の条痕を除去する(STEP7)。
【0064】以降は、周知の半導体装置の製造方法と同
様であり、チップ20のピックアップ工程、リードフレ
ームやTABテープへのマウント工程、パッケージへの
封止工程等の実装工程を経て半導体装置が完成される
(STEP8)。
【0065】上記のような製造方法によれば、ウェーハ
の分割を劈開で行うので、チップ側面及び素子形成面に
ダメージの少ないチップが形成でき、チップの抗折強度
を向上できる。
【0066】また、ウェーハ11の裏面研削前で厚く剛
性の高い状態の時に劈開を行うので、結晶方位に沿って
劈開が行われやすく、劈開ミスが少ない。
【0067】更に、劈開でウェーハ11を分割するの
で、切断の為のスペースが不要であり、現状のダイシン
グライン(またはチップ分割ライン)が不要になるの
で、1枚のウェーハ当たりのチップ取り数を増加でき
る。
【0068】しかも、ウェーハ11の劈開後に表面保護
テープ17を伸張させて各チップ20間を離隔させた状
態でウェーハリング31に貼り付けるので、搬送時のチ
ップ20間の干渉を抑制し、チップ側面及び表面にダメ
ージの少ないチップが作成できる。この結果、チップの
抗折強度を向上できる。また、チップの劈開後に表面保
護テープ17を伸張させ、且つこの状態で裏面研削を行
うので、研削時のチップ20の揺動によるチップ20間
の干渉を低減して、チップ側面及び表面にダメージの無
いチップが作成できるとともに、裏面研削や鏡面研磨で
発生したシリコン屑や研磨材などのダストがチップ側面
に残留する確率を格段に低下できる。よって、この点か
らもチップの抗折強度が向上できる。
【0069】また、本実施の形態では、各チップ間の間
隔をより広くできるので、チップ裏面側の研削時に、そ
の裏面側の任意のエッジ部において、面取りを容易に行
え、チップの抗折強度が高めることができる。
【0070】以上第1乃至第7実施の形態を用いてこの
発明の説明を行ったが、この発明は上記各実施の形態に
限定されるものではなく、各工程の順番等を含め、実施
段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形するこ
とが可能である。また、上記各実施の形態には種々の段
階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件の
適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例
えば各実施の形態に示される全構成要件からいくつかの
構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題の少なくとも1つが解決でき、発明の
効果の欄で述べられている効果の少なくとも1つが得ら
れる場合には、この構成要件が削除された構成が発明と
して抽出され得る。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、チップの側面に発生する条痕や素子形成面側に形成
されるチッピングを低減できる半導体装置の製造方法が
得られる。
【0072】また、薄厚化されたチップの抗折強度の低
下を抑制できる半導体装置の製造方法が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法について説明するための工程図。
【図2】この発明の第1の実施の形態に係る半導体装置
の製造方法について説明するためのもので、ウェーハを
個々のチップに個片化する第1の工程を示しており、
(a)図は斜視図、(b)図は断面図。
【図3】ウェーハを個々のチップに個片化する第2の工
程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図4】ウェーハを個々のチップに個片化する第3の工
程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図5】ウェーハを個々のチップに個片化する第4の工
程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図6】ウェーハを個々のチップに個片化する第5の工
程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図7】ウェーハを個々のチップに個片化する第6の工
程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図8】ウェーハを個々のチップに個片化する第7の工
程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図9】ウェーハを個々のチップに個片化する第8の工
程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図10】個片化されたチップ側面の状態を比較して説
明するためのもので、(a)図は従来の半導体装置の製
造方法で形成されたチップ側面の顕微鏡写真、(b)図
はこの発明の第1の実施の形態に係る半導体装置の製造
方法で形成されたチップ側面の顕微鏡写真。
【図11】従来の半導体装置の製造方法とこの発明の第
1の実施の形態に係る半導体装置の製造方法で形成した
チップにおける抗折強度と不良発生率との関係を比較し
て示す図。
【図12】この発明の第2の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法について説明するための工程図。
【図13】この発明の第3の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法について説明するための工程図。
【図14】この発明の第4の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法について説明するための工程図。
【図15】この発明の第5の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法について説明するための工程図。
【図16】この発明の第5の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法について説明するためのもので、ウェーハ
を個々のチップに個片化する第1の工程を示しており、
(a)図は斜視図、(b)図は断面図。
【図17】ウェーハを個々のチップに個片化する第2の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図18】ウェーハを個々のチップに個片化する第3の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図19】ウェーハを個々のチップに個片化する第4の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図20】ウェーハを個々のチップに個片化する第5の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図21】ウェーハを個々のチップに個片化する第6の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図22】この発明の第6の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法について説明するための工程図。
【図23】この発明の第7の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法について説明するための工程図。
【図24】この発明の第7の実施の形態に係る半導体装
置の製造方法について説明するためのもので、ウェーハ
を個々のチップに個片化する第1の工程を示しており、
(a)図は斜視図、(b)図は断面図。
【図25】ウェーハを個々のチップに個片化する第2の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図26】ウェーハを個々のチップに個片化する第3の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図27】ウェーハを個々のチップに個片化する第4の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図28】ウェーハを個々のチップに個片化する第5の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図29】ウェーハを個々のチップに個片化する第6の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図30】ウェーハを個々のチップに個片化する第7の
工程を示しており、(a)図は斜視図、(b)図は断面
図。
【図31】従来の半導体装置の製造方法について説明す
るためのもので、先ダイシング法によりウェーハを個々
のチップに個片化する第1の工程を示しており、(a)
図は斜視図、(b)図は断面図。
【図32】先ダイシング法によりウェーハを個々のチッ
プに個片化する第2の工程を示しており、(a)図は斜
視図、(b)図は断面図。
【図33】先ダイシング法によりウェーハを個々のチッ
プに個片化する第3の工程を示しており、(a)図は斜
視図、(b)図は断面図。
【図34】先ダイシング法によりウェーハを個々のチッ
プに個片化する第4の工程を示しており、(a)図は斜
視図、(b)図は断面図。
【図35】先ダイシング法によりウェーハを個々のチッ
プに個片化する第5の工程を示しており、(a)図は斜
視図、(b)図は断面図。
【図36】先ダイシング法によりウェーハを個々のチッ
プに個片化する第6の工程を示しており、(a)図は斜
視図、(b)図は断面図。
【図37】先ダイシング法によりウェーハを個々のチッ
プに個片化する第7の工程を示しており、(a)図は斜
視図、(b)図は断面図。
【符号の説明】
11…ウェーハ 11A…素子形成面 11B…裏面 12…半導体素子 13…ダイヤモンドブレード 14…溝 14A,14B…劈開の起点となる溝(劈開の起点とな
る切り欠き) 15…劈開の起点となる切り欠き 16…ローラー 17…表面保護テープ 18…ジグ 19…ホイール 20…チップ 30A,30B…溝または切り欠き 31…ウェーハリング
フロントページの続き (72)発明者 黒澤 哲也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝マイクロエレクトロニクスセン ター内

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子が形成されたウェーハの素子
    形成面側に切り欠きを入れる工程と、 前記ウェーハの素子形成面側に表面保護テープを貼り付
    ける工程と、 前記切り欠きを起点として、前記ウェーハを結晶方位に
    沿って劈開する工程と、 前記ウェーハの裏面研削を行う工程とを具備することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記裏面研削したウェーハの裏面に鏡面
    加工を施す工程を更に具備することを特徴とする請求項
    1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記ウェーハの裏面研削を行う工程は、
    前記表面保護テープを伸張させ、前記劈開面を離隔させ
    た状態で行うことを特徴とする請求項1または2に記載
    の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記表面保護テープは、ウェーハリング
    に貼り付けられることを特徴とする請求項3に記載の半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記切り欠きを入れる工程は、チップの
    長辺側に対応するウェーハ外周部に、ダイシングにより
    溝を形成するものであることを特徴とする請求項1乃至
    4いずれか1つの項に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記切り欠きを入れる工程は、チップの
    長辺側に対応するウェーハ外周部にダイヤモンドスクラ
    イビングにより溝を形成するものであることを特徴とす
    る請求項1乃至4いずれか1つの項に記載の半導体装置
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記切り欠きを入れる工程は、チップの
    長辺側に対応するウェーハ外周部に、ワイヤーソーによ
    り溝を形成するものであることを特徴とする請求項1乃
    至4いずれか1つの項に記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記切り欠きを入れる工程は、チップの
    長辺側に対応するウェーハ外周部に、ルーターにより溝
    を形成するものであることを特徴とする請求項1乃至4
    いずれか1つの項に記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記表面保護テープを貼り付ける工程の
    前に、チップの短辺側に対応するウェーハ表面に、完成
    時のチップよりも深い溝を形成する工程を更に具備する
    ことを特徴とする請求項5乃至8いずれか1つの項に記
    載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記切り欠きを入れる工程は、ダイシ
    ングラインまたはチップ分割ラインに沿ってRIE(Re
    active Ion Etching)を行って溝を形成するものである
    ことを特徴とする請求項1乃至4いずれか1つの項に記
    載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記切り欠きを入れる工程は、ダイシ
    ングラインまたはチップ分割ラインに沿ってレーザーを
    照射して溝を形成するものであることを特徴とする請求
    項1乃至4いずれか1つの項に記載の半導体装置の製造
    方法。
  12. 【請求項12】 前記ウェーハを結晶方位に沿って劈開
    する工程は、ウェーハの裏面からジグを押当てることに
    より劈開するものであることを特徴とする請求項1乃至
    11いずれか1つの項に記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記ウェーハを結晶方位に沿って劈開
    する工程は、ダイシングラインに沿って荷重を加えるこ
    とにより劈開するものであることを特徴とする請求項1
    乃至11に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記裏面研削したウェーハの裏面に鏡
    面加工を施す工程は、前記ウェーハの裏面研削した面を
    ウェットエッチングするものであることを特徴とする請
    求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記裏面研削したウェーハの裏面に鏡
    面加工を施す工程は、前記ウェーハの裏面研削した面を
    プラズマエッチングするものであることを特徴とする請
    求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記裏面研削したウェーハの裏面に鏡
    面加工を施す工程は、前記ウェーハの裏面研削した面を
    ポリッシングするものであることを特徴とする請求項2
    に記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記裏面研削したウェーハの裏面に鏡
    面加工を施す工程は、前記ウェーハの裏面研削した面を
    バフ研磨するものであることを特徴とする請求項2に記
    載の半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記裏面研削したウェーハの裏面に鏡
    面加工を施す工程は、前記ウェーハの裏面研削した面を
    CMP(Chemical Mechanical Polishing)で研磨する
    ものであることを特徴とする請求項2に記載の半導体装
    置の製造方法。
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