JP2003190681A - Cnc制御されたボタン孔ミシン - Google Patents

Cnc制御されたボタン孔ミシン

Info

Publication number
JP2003190681A
JP2003190681A JP2002360787A JP2002360787A JP2003190681A JP 2003190681 A JP2003190681 A JP 2003190681A JP 2002360787 A JP2002360787 A JP 2002360787A JP 2002360787 A JP2002360787 A JP 2002360787A JP 2003190681 A JP2003190681 A JP 2003190681A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing machine
drive
workpiece
buttonhole sewing
clamp
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002360787A
Other languages
English (en)
Inventor
Thomas Noeltge
ネルツゲ トーマス
Heinz Fransing
フランジング ハインツ
Andreas Oberndoerfer
オーベルンデルファー アンドレアス
Theodor Janocha
ヤノシャ テオドール
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Duerkopp Adler AG
Original Assignee
Duerkopp Adler AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from DE10216808A external-priority patent/DE10216808C2/de
Application filed by Duerkopp Adler AG filed Critical Duerkopp Adler AG
Publication of JP2003190681A publication Critical patent/JP2003190681A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
    • D05B3/06Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for sewing buttonholes
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B3/00Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing
    • D05B3/06Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for sewing buttonholes
    • D05B3/08Sewing apparatus or machines with mechanism for lateral movement of the needle or the work or both for making ornamental pattern seams, for sewing buttonholes, for reinforcing openings, or for fastening articles, e.g. buttons, by sewing for sewing buttonholes for buttonholes with eyelet ends
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B29/00Pressers; Presser feet

Abstract

(57)【要約】 【課題】 最小の消費時間で且つ他の手助けなく、夫々
の縫い条件に従うようにオペレータによって広がり範囲
を設定できるように一般的タイプのCNC制御されたボ
タン孔ミシンを開発する。 【解決手段】 ボタン孔ミシンは、初期広がり位置から
広がり長さだけ最終広がり位置へ変位するために摺動ド
ライブを備えた被加工物クランプ(17a,17b)を備えて成
っている。摺動ドライブは被加工物クランプ(17b)に割
り当てられた位置決め電動機である。更に、コントロー
ルユニットがデータ記憶部を有し、その中に、記憶され
たデータが所定広がり長さだけ被加工物クランプ(17b)
を変位するためにデータが記憶されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念(所謂プレアンブル部分)に係るCNC制御されたボ
タン孔ミシンに関する。
【0002】
【従来の技術】非特許文献1は、一般的タイプのCNC
制御ボタン孔ミシンを記載する。
【非特許文献1】JUKI MEB-3200指示マニュアル第02
29343316号パンフレットそれは、xドライブ、
yドライブとしての二個のステッピングモータによって
縫い面上を変位可能なx-yテーブルを備えて成ってい
る。二つの被加工物クランプが当該x-yテーブルに配
され、そこの被加工物を保持する。空気作用式シリンダ
を用いて、それらは、中心面に対し鏡面対称にx-y面
によって形成される縫い面上をx方向に変位可能であ
る。二つの空気作用式シリンダはコントロールユニット
に記憶された制御コマンドによって操作される。x-y
テーブルの各々の側に止めネジが備えられ、各被加工物
クランプの広がり長さを変更不能な内側初期広がり位置
から最終広がり位置まで設定することが可能である。
【0003】被加工物クランプをシフトすることによっ
て、きつく挟持された被加工物を引き伸ばして、ピンと
張った平坦な位置に広げられ得る。このようにして高品
質のボタン孔を生じることが可能である。被加工物を引
き伸ばすことによってまた、ボタン孔が先ず切られて次
いで縫われる場合、即ちミシンが所謂予備条件モードで
作動する場合に、針のとって十分な空間が生まれる。各
被加工物クランプの変位は1.0mmの範囲にあり、ク
ランプが2.0mmの広がり長さだけ離れて動き得る。
広がり長さは、被加工物の引き伸ばし、即ち、材料厚
等、縫いに用いられる糸の種類、糸締め、針サイズやギ
ンプ糸(笹縁糸)の潜在使用等のような様々な縫いパラ
メータに依存する。
【0004】よく知られているミシンの欠点は、広がり
の初期位置と広がり長さ、即ち、広がりの最終位置がネ
ジドライバーとゲージのような器具を用い時間のかかる
調整によってのみ得ることができる点にある。このジョ
ブは、熟練した機械工を必要とする。調整に必要な多数
の部品は磨耗を受けやすい。経験的に決定された構成・
機構を回復し再現することは困難である。ボタン孔幅に
おける全ての変更は更新された設定を必要とする;さも
なければ、生じるべきボタン孔シーム付近で被加工物を
挟持することができない。
【0005】特許文献1は、機構によって中心面に対し
対称に変位可能な被加工物クランプを有するボタン孔ミ
シンの被加工物挟持配置のための広がり機構を記載す
る。
【特許文献1】ドイツ特許第457750号公報その設
定が広がり長さを変更する手動で調整可能な止めを有し
たレバー機構が備えられている。この公知の機構も上記
した欠点を有する。
【0006】特許文献2は、CNCコントロールユニッ
トが調整可能なサイズの被加工物ホルダーに対するミシ
ンの動き座標を生成する自動ミシンを教示する。
【特許文献2】(米国特許第4312283号明細書に
対応する)ドイツ特許第2938064C2号 針が被加工物ホルダーと衝突するのを回避するため、被
加工物ホルダーでの夫々のサイズセットに関する情報
が、縫いプログラムにおける相応した訂正を自動的にコ
ントロールユニットがするために、コントロールユニッ
トに供給される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、最小
の消費時間で且つ他の手助けなく、夫々の縫い条件に従
うようにオペレータによって広がり範囲を設定できるよ
うに一般的タイプのCNC制御されたボタン孔ミシンを
更に開発することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この目
的は請求項1の特徴構成により達成される。本発明に係
るやり方は、夫々の縫い条件に対応する広がり長さ範囲
が容易に調整可能であるようにコントロールユニット入
力によって広がり長さが非常に都合よく与えられ得るこ
とを保証する。これは、被加工物品質、ボタン孔シーム
パラメータ、糸シームの締めの範囲を含む。これは、初
期広がり位置から最終広がり位置までの被加工物クラン
プの、広がり長さだけの変位後の最終広がり位置の非常
に正確な調整によって、ボタン孔の品質を増す。初期広
がり位置は、被加工物クランプのそれら閉じた並行当接
位置での間隔を意味する。最終広がり位置は、初期位置
から広がり長さだけ外へ動く被加工物クランプの位置を
意味する。これら調整と入力のジョブはオペレータによ
って扱われ、これは非常に都合の良い取り扱いを意味す
る。調整は特別な手助けなしに実行可能である。調整ジ
ョブに極めて僅かな時間だけが費やされるにすぎないの
で、機械の中断時間は少なく保たれる。操作する機械工
は楽になる。入れられるコントロールデータは、ディス
プレイにおける構成機構の更なる加工のため及び/又は
記録された縫いプログラムを呼ぶための基礎を構成す
る。高品質ボタン孔を製作することが再現可能となる。
【0009】請求項2の更なる展開は、初期広がり位置
もボタン孔シームの予見される形状とサイズに適合可能
であり、縫われるべきシームの付近で被加工物を挟持す
ることができることを保証する。これによって、特に信
頼性のあるステッチ形成と優れたボタン孔品質がもたら
される。
【0010】請求項3の特に有利な実施態様によれば、
単一の被加工物クランプのみがx-yテーブル上で可動
でなければならず、x-yテーブルの変位の可能性によ
って補償の動きが生じる。これは必要とされるコンポー
ネントの数を減らし、より信頼性のある操作と低めの製
造コストとなる。
【0011】請求項4と5に係る実施形態もまた、構成
の高い単純さとなる。請求項7〜10は有利な実施形態
を特定し、少なくとも変位可能な被加工物クランプによ
って、x-yテーブル上の被加工物クランプのガイドに
力が伝われない。広がりのため被加工物クランプの変位
に抗し得る摩擦力が被加工物クランプを位置決めするの
にあたって生じない。被加工物が挟持される場合に引き
起こされる力が被加工物クランプ自体の範囲内に維持さ
れる。これは広がりジョブの迅速さと正確さのために作
用する。全体の広がり配置の軽量構造が可能で、材料消
費を節約する。
【0012】本発明の詳細は図面に関連した三つの例示
的な実施形態の以下の記載から明らかとなろう。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に示されるように、ボタン孔
ミシンはC形状であり、トップアーム1、ケースの形状
をしたボトム床板22及びこれら両者を一体にするほぼ
鉛直なスタンダード(支柱)3を有する。アームシャフ
ト4が従来のようにアーム1内に収容され;図5に単に
概略されたモータ4aによって駆動可能である。針6を
備え鉛直に変位可能な針棒5の作動とそのためのジョグ
駆動機構とが習慣的にアームシャフト4から引き出され
る。
【0014】床板2上に、二つの水平な座標方向、即
ち、x方向とy方向に可動な横送り台であるx-yテー
ブル7が配設されている。当該x-yテーブル7は例え
ば特許文献3から公知のような在来構成である。
【特許文献3】(米国特許第6095066号明細書に
対応する)ドイツ特許第19807771A1号 x-yテーブル7の作動は図5に単に概略されたドライ
ブ、即ち、位置決め電動機、好ましくはステッピングモ
ータ又は制御可能なDCモータであるxドライブ8とy
ドライブ9によって実行される。
【0015】x-yテーブル7上に床板10が配設さ
れ、これによってリニアボール軸受ガイド11がx方向
での変位のためにx-yテーブル7に支持される。ステ
ッピングモータの形状をした摺動ドライブ12によって
x方向に可動である。図3と4に示されるように、この
ドライブ12x-yテーブル7に取り付けられ、シャフ
ト13に取り付けられたカム14とそれと協働するクロ
スヘッド摺動接合部14aを介して床板10に作用し、
その結果、x方向での床板10の最大変位が可能で、こ
れはカム14の偏心の二倍に相当する。変位長さはほぼ
2mmの範囲である。
【0016】二部分から成る支持プレート15a,15
bが床板10の上方に配されている。y方向で見て左の
部分支持プレート15aがネジ16aによってx-yテ
ーブル7に取り付けられ;このテーブルに定置される。
これとは逆に、y方向で見て右の部分支持プレート15
bがネジ16bによって変位可能な床板10に取り付け
られ;x方向に床板10と共に可動である。部分支持プ
レート15a,15bの上側は共有のx-y面に位置し
ている。
【0017】被加工物クランプ17aと17bが各部分
支持プレート15a,15b上に取り付けられ、当該各
部分支持プレート15a,15bに取り付けられた部分
支承プレート18a,18bを備えており、当該部分支
承プレートに夫々挟持プレート19aと19bが割り当
てられている。当該挟持プレート19a,19bは、関
連した支持プレート15aと15b上の旋回軸受21に
よって収容されている支承レバー20に取り付けられて
いる。被加工物クランプ17aと17bは(旋回軸受2
1回りの旋回性は別として)夫々の部分支持プレート1
5a,15bに対して静止している。被加工物クランプ
17a,17bは、空気作用的に作動される挟持ドライ
ブ22aによって稼動される作動レバー22によって旋
回する。夫々の部分支承プレート18a,18bと夫々
の挟持プレート19a,19bは、生じるべきボタン孔
シーム24を僅かな間隔で取り巻く開口を形成すべく組
み合わされる部分開口23a,23bを有する。
【0018】部分支持プレート15a,15bは互いの
方へ動かされ、それらと被加工物クランプ17a,17
bが夫々のゼロ位置を有する鉛直中心面25に接する。
この位置で、部分支持プレート15a,15bの対向縁
26a,26bは互いに支承する。この面25で、ボタ
ン孔28を切るための固定ナイフ27がミシンの床板2
上に配設される。このナイフ27は、切断ドライブ31
によってアーム1の底側に取り付けられた金敷30を有
する切断装置29の一部である。
【0019】ミシンは、xドライブ8、yドライブ9、
摺動ドライブ12、被加工物クランプ17a,17b用
ドライブ22a、アームシャフト4の駆動モータ4a及
び切断ドライブ31を始動するコントロールユニット3
2を備えている。当該コントロールユニット32は記憶
要素33を備えて成っている。更にキーボード35とデ
ィスプレイ36を有した操作ユニット34がコントロー
ルユニット32に割り当てられている。
【0020】生じるべきボタン孔シーム24と初期広が
り位置に関するプログラムとデータが記憶要素33に記
憶されている。更に、ボタン孔シーム24のタイプと形
状及び材料品質に割り当てられる広がり長さが記録され
ている。
【0021】縫い操作を開始する前に、ステッピングモ
ータの形態をしたドライブ8,9は従来通りに記憶要素
33に記憶されたデータにしたがってx-yテーブル7
をゼロ位置に動かす。当該ゼロ位置では、部分支持プレ
ート15a,15bの縁が面25に接し、中央面25が
また針6をその鉛直中心位置に保持している。このタイ
プのゼロ位置設定は縫い制御技術において一般的な操作
であり、更なる説明を要しない。操作ユニット34の相
応する作動によって、オペレータは或る種のボタン孔シ
ーム24を有したボタン孔28を選択する。オペレータ
はまた、材料データ等が割り当てられた相応する制御プ
ログラムを呼び出す。
【0022】既述のゼロ位置設定は縫い操作開始の入力
によって自動的に行われる。摺動ドライブ12の対応す
る起動が、部分支持プレート15bと被加工物クランプ
17bと共に床板10を、初期広がり位置へ移動する。
当該位置では、挟持プレート19a,19bの、部分開
口23a,23bを画定する長手方向縁37a,37b
が相互に間隔aを有し、それはボタン孔シーム24の全
幅bに、ボタン孔シーム24と各隣接長手方向縁37
a,37bの間の例えば0.5mmの間隔cを加えたも
のに相当する。挟持プレート19a,19bがそれらの
部分開口23a,23bによって、生じるべきボタン孔
シーム24に適合するならば、上記したタイプの調整操
作の必要はなく;単にx-yテーブル7がゼロ位置に設
定されるべきであるだけである。
【0023】そしてオペレータは操作ユニット34を介
して又は記憶された縫いプログラムにしたがい自動的に
被加工物クランプ17a,17bを解放する。オペレー
タはその際に被加工物38を支承プレート18a,18
b上に置いて位置合わせし得る。続いて、被加工物クラ
ンプ17a,17bはドライブ22aの相応した作動に
よって閉じられ、被加工物38が両方の被加工物クラン
プ17a,17bによって挟持される。その後、床板1
0が被加工物クランプ17bと共にx方向に、記憶要素
33に記憶された広がり長さdだけ変位することが摺動
ドライブ12によって全自動で実行される。同時に若し
くは直後に、x-yテーブル7が逆方向に長さd/2だ
け動いて、二つの支承プレート18a,18bが中心面
25に対し鏡面対称にそれらの最終広がり位置に再び位
置する。その結果、部分開口23a,23bは中心面2
5に対し鏡面対称に再び位置する。挟持され広げられた
被加工物38は針の下方で、縫い操作の実行のために正
確に規定された位置に位置決めさせられる。図6の実線
は挟持プレート19bの初期位置を表し、鎖線は、広が
り長さdだけ床板10が変位した後であって広がり長さ
の半分d/2だけx-yテーブル7が反対に補償する前
の広がり位置を示す。ナイフ27を用いたボタン孔28
の切断はボタン孔28の縫いジョブの前後いずれかで行
われ得る。図7で認識されるように、ボタン孔シーム2
4は針棒5の相応の針ジョグ駆動によって生成される通
常通りのフラットなステッチシームである。ステイステ
ッチ(図示せず)が、ボタン孔鳩目39の反対側のボタ
ン孔シーム24の終端に追加的に縫われてもよい。
【0024】図8は、二つの支持プレート15’a,1
5’bがリニアボール軸受ガイド11’上でのx方向変
位のためにx-yテーブル7’上に配された別の実施形
態を概略的に表す。スピンドル40が変位に供され、対
向するスレッド41a,41bを有し、スピンドルナッ
ト42a,42bと係合する。スピンドルナット42
a,42bは支持プレート15’a,15’bとつなが
っている。x-yプレート7’上での摺動ドライブ1
2’の相応した作動によって、支持プレート15’a,
15’bはx方向で、互いに鏡面対称に離接するように
動かされる。被加工物クランプ(図8では図示せず)は
上記した実施形態と同じように支持プレート15’a,
15’b上に配される。x-yテーブル7’のゼロ位置
取りが同じく図8の実施形態において行われる。被加工
物と共に被加工物クランプ(図示せず)の広がりが同じ
ように行われるが、広がり長さの半分d/2だけx-y
テーブル7’が反転するによって広がり長さの補償をす
る必要はない。
【0025】図9〜11に係る実施形態において、二つ
の支持プレートがx-yテーブル7上に配されている
が、そのうちの支持プレート15”bのみが概略されて
いる。構成と位置取りは第一実施形態に対応する。この
実施形態は、x-yテーブル7に対し可動な支持プレー
ト15”bに取り付けられた少なくとも被加工物クラン
プ17”bが支持プレート15”bに取り付けられた挟
持ドライブ43によって操作される点が上記のものと相
違する。このために、挟持プレート19bを担持する二
本アーム支承レバー20”が、支持プレート15”bの
底側にネジ46によって固定された駆動・支承ケース4
5におけるピボット軸受44によって取り付けられてい
る。両方の部品は共に、液状シーラント(図示せず)の
使用による圧縮空気気密のためのそれらの接触表面で接
続されている。
【0026】ケース45に、上下に開いたシリンダ室4
7が形成されている。そこにピストン48が、上下運動
のために密封され配されている。このピストン48は、
シリンダ室47から下方に延びたピストンロッド49を
備えて構成されている。ピストンロッドは、支承レバー
20”のピストンロッド49の方に向いた端部にジョイ
ント50によって関節接合されている。圧縮空気ダクト
51がケース45内でシリンダ室47の側のそばに形成
されており、ケース45の上面で、ダクト51はオーバ
ーフロー導路52を用いてシリンダ室47に接続されて
いる。このユニットは単方向(片側)に作動する空気作
用ピストンシリンダユニットを構成する。ケース45の
底側で、圧縮空気パイプ53は圧縮空気ダクト51に開
口する。それはコントロールユニット32によって作動
されるソレノイドバルブ43’を有する。
【0027】貫通孔54が圧縮空気ダクト51の側のそ
ばに備えられ、そこに配され予圧された引っ張りバネ5
5は保持ピン57によってケース45の上面に、別の保
持ピン57によって支承レバー20”に固定されてい
る。予圧された引っ張りバネ55によって、ピボット軸
線44とジョイント50の間のレバー部分58aは上方
に挟持ドライブ43に向かって引っ張られ、支承レバー
20”のレバー58bが上方に旋回する;即ち、挟持プ
レート19bが支持プレート15”bを離れるように持
ち上げられる。しかしながら、圧縮空気が圧縮空気パイ
プ53、圧縮空気ダクト51及びオーバーフロー導路5
2を介してピストン48上の室47内に流れるならば、
レバー部分58aを含めてピストン48が引っ張りバネ
55の力に抗して上方に持ち上げられ、レバー部分58
bが挟持プレート19bと共に支持プレート15”bの
方へ旋回し、それによっておそらく使用可能な被加工物
38が挟持される。
【0028】止めネジ59がレバー部分58aに配さ
れ、ケース45に当接する。それは挟持プレート19b
が持ち上げられる長さを調整するのに供される。支承レ
バー20”と支持プレート15”bの間に挟持ドライブ
43を配置することで、被加工物クランプ17”b内に
作用する力がクランプ内に維持されx-yテーブル7”
に作用しないことを保証する。
【0029】他の支持プレートと挟持プレートが同じよ
うに具現化される。被加工物クランプのこの構成は図1
〜7に係る例示的な実施形態のみでなく、図8の実施形
態においても実施され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボタン孔ミシンの側面図である。
【図2】図1の矢印に従うミシンのx-yテーブルの部
分平面図である。
【図3】図1に比べ拡大サイズでのミシンの部分的に切
り開いた描写での部分図である。
【図4】図3の線IV-IVでの図3に示されたミシンの一
部の平面図である。
【図5】コントロールユニットと操作ユニットを備えた
様々なドライブの回路でのリンクを含むボタン孔ミシン
の一部の斜視図である。
【図6】図2に比べ拡大サイズでのコンポーネント部分
の平面図である。
【図7】鳩目ボタン孔を備えた被加工物の平面図であ
る。
【図8】本発明の第2実施形態の図式図である。
【図9】本発明の第3実施形態の部分側面図である。
【図10】図9の線X-Xでの第3実施形態の水平断面
図である。
【図11】図9の線XI-XIでの第3実施形態の横断面図
である。
【符号の説明】
4 アームシャフト 6 針 7 x-yテーブル 8 xドライブ 9 yドライブ 12 摺動ドライブ 17 被加工物クランプ 24 ボタン孔シーム 32 コントロールユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ハインツ フランジング ドイツ連邦共和国 デー・49324 メレ アム ヴァルトラント 26 (72)発明者 アンドレアス オーベルンデルファー ドイツ連邦共和国 デー・33739 ビーレ フェルト ハイトジーカー ハイデ 61 (72)発明者 テオドール ヤノシャ ドイツ連邦共和国 デー・33739 ビーレ フェルト イム ツヴィステル 15 Fターム(参考) 3B150 AA16 AA24 BA06 CC01 CC07 CE23 CE25 CE26 CE27 EA12 EB03 EB07 EB13 EE03 EE07 EH01 EH11 GF01 JA03 JA06 JA07 JA13 LA29 LA32 LA40 LA65 LA68 LB02 LB03 NA28 NA31 NA64 NB09 NB12 NB13 NC05 NC06 NC18 QA01

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CNC制御されたボタン孔ミシンにし
    て、−アームシャフト(4)を介して駆動可能な針
    (6)と;−x方向にxドライブ(8)にて且つy方向
    にyドライブ(9)にて可動であり、相対的な変位のた
    めに取り付けられた第一及び第二被加工物クランプ(1
    7a,17b,17”b)を支持するx-yテーブル
    (7,7’)と;−コントロールユニット(32)とを
    備えて成り、上記x-yテーブルが初期広がり位置から
    広がり長さ(d)だけ最終広がり位置へ変位するために
    摺動ドライブ(12,12’)を備えており、上記コン
    トロールユニットがボタン孔シーム(24)の製作開始
    の前のx-yテーブル(7,7’)の変位のために上記
    ドライブ(8,9,12,12’)を制御するためのも
    のであるようなミシンにおいて、 少なくとも第一被加工物クランプ(17b,17”b)
    の上記摺動ドライブ(12)が位置決め電動機であるこ
    と;及び上記コントロールユニット(32)がデータ記
    憶部(33)を有し、その中に記憶されたデータが所定
    広がり長さ(d)だけ少なくとも第一被加工物クランプ
    (17b,17”b)を変位するためのものであること
    を特徴とするボタン孔ミシン。
  2. 【請求項2】 少なくとも第一被加工物クランプ(17
    b,17”b)の第二被加工物クランプ(17a)に対
    する初期広がり位置への変位のため、データが上記デー
    タ記憶部(33)に記憶されていることを特徴とする請
    求項1に記載にボタン孔ミシン。
  3. 【請求項3】 第一被加工物クランプ(17b,17”
    b)のみがx-yテーブル(7)に対して変位可能で、
    第二被加工物クランプ(17a)がx-yテーブル
    (7)に対して静止していること;及び第一被加工物ク
    ランプ(17b,17”b)を所定の広がり長さ(d)
    だけ変位するため及びx-yテーブル(7)を逆方向に
    所定の広がり長さ(d)の半分だけ変位するためにデー
    タがコントロールユニット(32)に記憶されているこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン孔ミシ
    ン。
  4. 【請求項4】 第一及び第二の被加工物クランプ(17
    a,17b,17”b)が互いに逆方向に変位可能であ
    ることを特徴とする請求項1又は2に記載のボタン孔ミ
    シン。
  5. 【請求項5】 第一及び第二の被加工物クランプ(17
    a,17b,17”b)が単一の摺動ドライブ(1
    2’)によって変位可能であることを特徴とする請求項
    4に記載のボタン孔ミシン。
  6. 【請求項6】 位置決め電動機がステッピングモータで
    あることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記
    載のボタン孔ミシン。
  7. 【請求項7】 少なくとも第一被加工物クランプ(1
    7”b)が、被加工物(38)を収容するための支持プ
    レート(15”b)と、当該支持プレート(15”b)
    に取り付けられた挟持プレート(19b)とを備えて成
    ること;及び上記挟持プレート(19b)の作動のため
    の挟持ドライブ(43)が支持プレート(15”b)に
    支持されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれ
    か一項に記載のボタン孔ミシン。
  8. 【請求項8】 上記挟持ドライブ(43)が空気作用の
    ピストンシリンダドライブであることを特徴とする請求
    項7に記載のボタン孔ミシン。
  9. 【請求項9】 上記挟持ドライブ(43)が、支持プレ
    ート(15”b)に取り付けられシリンダ室(47)を
    有したドライブケース(45)を備えて成り、上記シリ
    ンダ室に、挟持プレート(19b)を担持する支承レバ
    ー(20”)に連結したピストン(48)が変位のため
    に配置されていることを特徴とする請求項8に記載のボ
    タン孔ミシン。
  10. 【請求項10】 上記挟持ドライブ(43)が単方向に
    作動するピストンシリンダドライブであることを特徴と
    する請求項8に記載のボタン孔ミシン。
JP2002360787A 2001-12-21 2002-12-12 Cnc制御されたボタン孔ミシン Pending JP2003190681A (ja)

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE10163229 2001-12-21
DE10163229.0 2001-12-21
DE10216808A DE10216808C2 (de) 2001-12-21 2002-04-16 CNC-gesteuerte Knopfloch-Nähmaschine
DE10216808.3 2002-04-16

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003190681A true JP2003190681A (ja) 2003-07-08

Family

ID=26010831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002360787A Pending JP2003190681A (ja) 2001-12-21 2002-12-12 Cnc制御されたボタン孔ミシン

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6722299B2 (ja)
EP (1) EP1321555B1 (ja)
JP (1) JP2003190681A (ja)
CN (1) CN100344817C (ja)
AT (1) ATE321907T1 (ja)
DE (1) DE50206214D1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10216810A1 (de) * 2002-04-16 2003-11-06 Duerkopp Adler Ag Knopfloch-Nähmaschine
DE10304821B3 (de) * 2003-02-06 2004-02-26 Dürkopp Adler AG Knopfloch-Nähmaschine
DE10342433B4 (de) * 2003-09-13 2005-07-14 Dürkopp Adler AG Knopfloch-Nähmaschine mit einem Anschlag für ein Nähgutteil
DE102005021768A1 (de) 2005-05-11 2006-11-16 Dürkopp Adler AG Knopfloch-Nähmaschine
JP4899792B2 (ja) * 2006-10-30 2012-03-21 ブラザー工業株式会社 鳩目穴かがりミシン及び、鳩目穴かがりミシンプログラム
JP2010057722A (ja) * 2008-09-04 2010-03-18 Juki Corp 穴かがりミシンの布開き装置
DE102011005936A1 (de) 2011-03-23 2012-09-27 Dürkopp Adler AG Augenknopfloch-Nähmaschine sowie Verfahren zum Nähen einer einem Gimpfaden aufweisenden Augenknopfloch-Naht
DE102012205049A1 (de) 2012-03-29 2013-10-02 Dürkopp Adler AG Faden-Schneid-Baugruppe für eine Schnürloch-Nähmaschine
CN105002661A (zh) * 2015-07-21 2015-10-28 吴江新劲纺织有限公司 一种用于锁眼机的定位装置

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE457750C (de) * 1925-03-19 1928-03-24 Singer Mfg Co Spreizvorrichtung fuer die Werkstueckklemme von Knopflochnaehmaschinen
DE2938064C2 (de) * 1979-09-20 1983-12-08 Kochs Adler Ag, 4800 Bielefeld Nähautomat mit Steuerung durch einen Rechner zur Erzeugung einer Bahnkurve
DE19807771C1 (de) * 1998-02-24 1999-04-15 Duerkopp Adler Ag Augenknopfloch-Nähmaschine
DE19828788C1 (de) * 1998-06-27 1999-09-30 Duerkopp Adler Ag Augenknopfloch-Nähmaschine
JP4286964B2 (ja) 1999-05-06 2009-07-01 Juki株式会社 ミシンの制御装置
JP4409049B2 (ja) * 2000-05-26 2010-02-03 Juki株式会社 穴かがりミシンの布開き装置

Also Published As

Publication number Publication date
DE50206214D1 (de) 2006-05-18
US6722299B2 (en) 2004-04-20
ATE321907T1 (de) 2006-04-15
EP1321555A3 (de) 2005-02-09
CN100344817C (zh) 2007-10-24
EP1321555A2 (de) 2003-06-25
US20030131770A1 (en) 2003-07-17
CN1427108A (zh) 2003-07-02
EP1321555B1 (de) 2006-03-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3332259B2 (ja) 加工布保持装置
KR20090034546A (ko) 용접용 클램핑 장치
JP2000107474A (ja) パイピングを付けられたポケット開口の製作のための裁縫設備
JP2003190681A (ja) Cnc制御されたボタン孔ミシン
JPWO2018101014A1 (ja) 穿孔装置及びその穿孔装置を備えた刺繍ミシン
US5865137A (en) Dual clamping system
JP4528498B2 (ja) ボタン穴ミシン
US6647905B2 (en) Buttonhole sewing machine
JP2017000300A (ja) クランプ機構及びこれを備えるミシン
JP4102698B2 (ja) Cnc制御されるボタン穴ミシン
US6662737B2 (en) Mattress label sewing clamp
JP2001334082A (ja) 穴かがりミシンの布開き装置
JP3203862B2 (ja) 自動縫製装置における被縫物保持具の切削加工装置
JPH10314473A (ja) 被加工物にフラップを縫い付けるための自動裁縫装置
JPH04166186A (ja) 加工布折曲げ装置
JP4195533B2 (ja) 穴かがりミシンの布開き装置
JP2520868B2 (ja) ジツパ−縫付専用自動ミシン
JP3651853B2 (ja) ミシンにおける布押え装置
JPH11104384A (ja) 対加工用の生地さばき方法及び生地さばき装置
JPH07108441A (ja) 自動縫製装置における被縫物保持具の切削加工装置
JPH0739765U (ja) 根巻きボタン付けミシン
JPH0737055U (ja) 自動縫製ミシンの被縫製物押え装置
JPH0871279A (ja) 裁縫ミシン上糸張力調節装置
JPS6328636B2 (ja)
JPH04156884A (ja) ミシンの布押え方法及び装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050708

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070522

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20070821

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20070824

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070921

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20071120

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20080219