JP3203862B2 - 自動縫製装置における被縫物保持具の切削加工装置 - Google Patents

自動縫製装置における被縫物保持具の切削加工装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数枚の布押え板の間
に布を挟んで成る被縫物保持具を、縫製パターン通りに
XY方向に移動させつつ縫針を上下駆動させ、縫目形成
指令に従って変化させて連続した縫目を被縫物に形成す
る自動縫製装置において、縫製パターン通りに縫製する
等のため、被縫物保持具にパターン溝孔を切削加工する
装置に関するものであり、より詳しくは、エンドミル等
の切削加工具による切削深さを調節するための装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の自動縫製装置では、一般に、前
記被縫物保持具(布カセット)における2枚の布押え板
には前記縫製すべき箇所のパターン溝孔を予め形成して
おき、このパターン溝孔に沿って縫製するように、自動
縫製装置に備えた縫製プログラム記憶装置からの読み出
し信号にてテーブルの表面に沿ってX方向とY方向とに
被縫物保持具を移動させるようにキャリッジを駆動させ
て、ワイシャツの襟やポケット等の輪郭に沿って被縫物
を縫製する。その場合、前記2枚の布押え板間に被縫物
(布)を挟み込んで被縫物がずれたり、皺が発生しない
ようにしている。
【0003】そして、前記布押え板にパターン溝孔を形
成するための切削加工装置の先行技術として、例えば、
特開昭52−103256号公報では、自動縫製装置
(自動ミシン)のミシンヘッドの前面に支持板を取付け
し、該支持板に昇降動可能に装着した駆動モータにて回
転駆動するチャックにエンドミルを下向きに突出させる
一方、被縫物保持具である2枚の布押え板を、前記X方
向及びY方向に移動するキャリッジに取付け、縫製プロ
グラム記憶装置に記憶させた縫製の輪郭(パターン)の
データを利用して前記キャリッジをXY方向に移動さ
せ、所定のパターン溝孔を切削形成することが開示され
ている。
【0004】この先行技術では、エンドミルの切削深さ
を規制するため、前記チャツク付駆動モータの取付け台
に左右一対の上下長孔を形成し、該両上下長孔に挿通さ
せた締着ボルトを介して前記取付け台を前記支持板に対
して上下位置調節可能、且つ位置固定できるようにして
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記上
下長孔と締着ボルトによる取付け台の上下位置調節で
は、一旦締着ボルトを緩めると、取付け台が最下位置を
規制するストッパー箇所まで落下してしまうので、取付
け台を基準面に対して平行状に手で保持し、しかも、所
定切削深さになるように取付け台を手で位置決め保持し
た状態で2つの締着ボルトを締めつけなければならず、
微小寸法の深さ調節を実行することが至極困難であると
いう問題があった。
【0006】また、被縫物保持具である布押え板の板厚
さが厚い場合に、エンドミルによる切削深さを段階的に
調節するには、前述の手作業を何度も繰り返さなければ
ならないので、切削深さ調節作業に至極手間が掛かると
いう問題があった。
【0007】本発明は、これらの問題を解決し、簡単な
操作で切削深さの調節が可能な被縫物保持具の切削加工
装置を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の被縫物保持具の切削加工装置は、縫針の軸
線と被縫物保持具との間の相対的位置を縫目形成指令に
従って変化させて連続した縫目を被縫物に形成する自動
縫製装置において、前記被縫物保持具を切削加工するた
めの加工用具と、該加工用具を被縫物保持具に対して垂
直方向に案内するガイド手段と、前記加工用具を被縫物
保持具に対して垂直方向に昇降駆動するためのアクチュ
エータと、前記加工用具による被縫物保持具への切削深
さを可変的に規制するストッパー手段とを備え、該スト
ッパー手段は、前記加工用具を上下動可能に支持するた
めの位置固定的な支持手段に設けられ、且つ前記加工用
具と共に前記垂直方向に移動する上下移動部材における
当接部に当接して前記加工用具の下降位置を調節規制す
るように構成されているものである。
【0009】
【実施例】次に、本発明を具体化した実施例を図面を参
照して説明する。図1は自動縫製装置の斜視図、図2は
側面図を示し、ミシンアーム1の基部を基台2に立設
し、ミシンアーム1の先端であるミシンヘッド3を、前
記基台2の上面にて前方に延びるテーブル4の上方に臨
ませる。ミシンアーム1内の主軸(図示せず)を介して
上下動する針棒5下端に取付く縫針6は、テーブル4の
下方にてミシンヘッド3の下位置に臨ませたベッド部の
釜装置(図示しない)との間を上下動して、図1の被縫
物保持具7に挟んだ被縫物である布(図示せず)を所定
の縫製パターンにて縫う。
【0010】図1に示すように、前記被縫物保持具7を
テーブル4上面に沿ってX方向及びY方向に移動させる
移動機構は、X方向に延びるガイドレール8と該ガイド
レール8に左右(X方向)に移動自在に装着されたキャ
リッジ9とからなり、ガイドレール8は左右一対のアー
ム10,10に取付き、案内レール11,11に沿って
前後(Y方向)に摺動可能に装着され、図示しないYモ
ータと駆動軸12とベルト13等からなるY移動機構に
て駆動させられる。また、図示しないXモータからの駆
動力を前記ミシンアーム1の延びる方向と平行状に配置
した駆動軸14を回転させるように伝達し、該駆動軸1
4の先端に設けられたピニオン15とキャリッジ9の裏
面に設けられたラック等のX移動機構を介してキャリッ
ジ9を、X方向に移動させる。これらの移動制御は自動
縫製装置に内蔵した縫製パターン記憶装置からの信号に
基づいて、前記Xモータ及びYモータの正逆回転の間欠
的作動を実行するものである。これにより、縫針6の軸
線と被縫物保持具7との間の相対的位置を縫目形成指令
に従って変化させて連続した縫目を被縫物に形成するこ
とができる。
【0011】前記被縫物保持具7の一つの実施例は、図
3に示すように、平面視略矩形状等の枠体16、2枚の
透明な布押え板17a,17bとからなるいわゆるカセ
ットタイプであって、枠体16の下面には、一方(下面
側)の布押え板17bをその上面周縁部が両面接着テー
プ等を介して固定され、他方(上面側)の布押え板17
aはその一側周縁(ガイドレール8寄り部位)を蝶番1
8を介して枠体16に開閉可能に取り付けられている。
また、前記枠体16の一側寄り部位に取付けられた左右
一対の着脱用係止ブロック19,19を、キャリッジ9
の前面に装着したクランプ装置20,20にて係脱し、
前記2枚の布押え板17a,17b間に被縫物である布
を挟んだまま縫製作業に伴って交換するように構成され
ている。
【0012】なお、図3において、布押え板17aは、
枠体16の矩形形状の切り抜き穴よりも小さく描かれて
いるが、これは便宜上わかりやすく図示したもので、実
際は切り抜き穴より若干大きめとする。
【0013】そして、キャリッジ9の前面に取付けられ
た昇降機構21とエアシリンダ等のアクチュエータ22
とにより、押え枠23を昇降動させる。押え枠23が上
昇するときは、その前端側(テーブル4の前端側)が大
きく跳ね上がるように移動し、該押え枠23を下降させ
るとき、これにて前記被縫物保持具7をテーブル4に押
しつけ、枠体16等が縫製作業時に浮き上がる等の不都
合が発生しないようにしている。
【0014】次に、前記被縫物保持具7である布押え板
17a,17bに縫製パターンに沿う平面視形状のパタ
ーン溝孔24を加工形成する切削加工装置25について
説明する。切削加工装置25における支持板26は前記
ミシンヘッド3の前面にボルト27を介して着脱自在に
装着できるもので、支持板26の前面には、ガイド手段
28を介して加工用具29が上下動可能に支持される。
即ち、加工用具29はエンドミル30を掴むチャック3
1と該チャック31を回転駆動させるための駆動モータ
32とからなる。そして、駆動モータ32の胴部を着脱
自在に保持する締着体33の裏面には、連結部材34と
摺動板35とがボルト36を介して取付けられており、
支持板26の表面に取付けられた左右一対のガイド板3
7,37に形成された縦溝38,38と前記摺動板35
の左右両側に形成された縦溝39,39との間には、上
下長手プレート40に複数のボール41を回転自在に保
持してなるガイド手段28,28を介挿する(図4及び
図6参照)。
【0015】なお、ガイド手段28の他の実施例とし
て、摺動板35の左右両側縁を左右一対のガイド板3
7,37に対して摺動自在に配置するようにしても良
い。
【0016】前記支持板26に取付けられたエアシリン
ダ等からなるアクチュエータ42の下端から下向き突出
動する昇降軸43を二股ブラケット44を介して前記連
結部材34に連結することにより、前記加工用具29を
被縫物保持具7である布押え板17a,17bに対して
垂直方向に昇降駆動する。他方、前記二股ブラケット4
4に取付けられた接当片45を、支持板26の一側部に
上向きに装着した油圧式等の流体緩衝器46のロッド4
7の先端と対面するように臨ませ、加工用具29の下降
動作時の終端行程近傍での動きを緩和させるようにして
いる。
【0017】前記加工用具29におけるエンドミル30
による前記布押え板17a,17bに対する切削深さを
無段階的(又は段階的)に調節するためのストッパー手
段48の第1実施例は、図4及び図5に示すごとく、支
持板26の表面に突出させた支軸49に回転可能に被嵌
した略勾玉状の端面カム体50と、該端面カム体50の
回動位相を手動調節するための撮みハンドル51とから
なり、前記端面カム体50の端面カム部が前記連結部材
34等の上下移動部材における当接部34aと対面する
ように配置されている。
【0018】そして、円筒キャップ状の撮みハンドル5
1における中筒51aを支軸49に回動可能に被嵌し、
且つ中筒52の端部の切欠き部(図示せず)を端面カム
体50に突出させた係合部52に係合させる一方、撮み
ハンドル51を止めねじ53にて支軸49から抜け不
能、且つ回転自在に装着している。また、支持板26の
表面に設けたばね板製のラッチ54の係止突条55を、
撮みハンドル51における外筒51bの端面に円周方向
に適宜間隔で凹み形成された係止溝56に係止させて、
撮みハンドル51ひいては端面カム体50の回動位相が
不用意にずれず、且つ段階的に切削深さを調節セットで
きるように構成されている。なお、この場合、撮みハン
ドル51と支持板26等の固定部とに切削深さ寸法に換
算した目盛りを付しておけば、切削深さ調節作業が一層
容易となる。
【0019】前記実施例における切削加工装置25のエ
ンドミル30の軸線と縫針6の軸線とは、X方向にはず
れがなく、Y方向には図5に示すように、距離Lだけず
れているものとする。この場合、自動縫製装置に内蔵し
た縫製パターン記憶装置からの縫目形成指令信号に基づ
いて、布押え板17a,17bに、縫製パターンと同じ
平面視形状のパターン溝孔を切削させるには、縫製パタ
ーン記憶装置からの縫目形成指令信号に前記距離Lに相
当する補正信号を付加するソフト的方式もあるが、次に
述べるように、治具を使用することもできる。即ち、図
3に示す左右一対の治具60,60は、縫針6の軸線と
エンドミル30の軸線とのY方向の距離Lに相当する長
さを有するもので、枠体16における係止ブロック1
9,19に前記治具60,60をねじ等で取付け、各治
具60設けた係止ブロック61を、キャリッジ9の前面
に装着されたクランプ装置20の係合部20aに係合さ
せれば良い。
【0020】前記の構成により、前述のように、予め枠
体16に2枚の布押え板17a,17bを接着及び蝶番
18を介して取付けしておき、この枠体16を治具60
を介してキャリッジ9におけるクランプ装置20に装着
する。次いで、ミシンヘッド3に装着されたた切削加工
装置25の撮みハンドル51を図4における時計回りま
たは反時計回りに適宜回動角度だけ回動させて切削深さ
をセットし、縫製パターン記憶装置からの縫目形成指令
信号に従ってキャリッジ9をX方向およびY方向に移動
させてパターン溝孔24における始端部の真上に前記エ
ンドミル30が位置するようにセットする。
【0021】次いで、アクチュエータ42を作動させ、
加工用具25を下降動させてエンドミル30の下端(刃
先部)を上側の布押え板17aに押しつけ、キャリッジ
9をXY方向に移動させて切削加工を開始する。この場
合、前記ストッパー手段48における端面カム体50に
連結部材34等の当接部34aが突き当たる深さまでし
かエンドミル30は下降しない。そして、布押え板17
a,17bの材質(アルミやアクリル合成樹脂等)及び
板厚さにより、1回あたりの切削工程での切削深さを板
厚さより少なくし、複数回に分けて切削深さを深くする
ときには、前記端面カム体50の回動操作を複数回に分
けて実行すれば良い。なお、エンドミル30の刃先部が
上下複数枚の布押え板を貫通させた状態のとき、ベッド
部の針板またはテーブル4の表面を傷つけないように、
エンドミル30の刃先部の直径よりやや大きい直径の凹
所62をテーブル4等の該当箇所に形成しておけば良い
(図4、図5参照)。
【0022】前述のように、予め枠体16の下面に下の
布押え板17bを接着させて固定し、上の布押え板17
aを蝶番18を介して枠体16に取付けておけば、単に
2まいの布押え板を重ねた状態にてパターン溝孔を形成
したのちに枠体16に装着するのに比べて、パターン溝
孔を一致するように上下2枚の布押え板をセットするこ
とが至極容易になる。
【0023】図7に示す切削屑吸引装置63の筒状カバ
ー体64は、エンドミル30を囲むように加工用具25
の先端部に着脱自在に装着され、筒状カバー体64の下
端側に筒状スカート体65が上下動自在に、且つ布押え
板17aの表面に常時当接するよう下向き付勢するよう
に装着され、エンドミル30による切削屑を吸引筒66
から吸引される空気と共に排除することができる。
【0024】図8は前記切削加工装置25による切削深
さ調節用のストッパー手段の第2実施例を示し、支持板
26に設けた支持ブラケット67に調節ねじ68を上下
動可能に螺合させ、ナット69により調節ねじ68の緩
み止め作用をする。この実施例では、調節ねじ68の上
端を前記連結部材34等の上下移動部材における当接部
34aと対面するように設置しておけば良い。他の実施
例として、図示しないが、支持板26に対して上下傾斜
する方向に上下動可能にストッパー片を設け、該ストッ
パー片の上面を前記当接部と対面させ、且つストッパー
片を水平方向または上下垂直方向に調節可能なねじ杆を
介して移動調節するような構成であっても良い。
【0025】図9及び図10は、ポケット部の縫製に使
用する上下2枚の布押え板17a,17bであって、2
枚の布押え板17a,17bにポケット部の縁の縫い目
形成用の平面視略U字状のパターン溝孔70a,70b
を切削形成する一方、上の布押え板17aには、略矩形
状のパターン溝孔71をさらに切削形成し、一方の布7
2aと他方の布72bとの間に介挿させた中子73を前
記パターン溝孔71内に位置するようにして、両布72
a,72bを2枚の布押え板17a,17bで挟み込
み、前記パターン溝孔70a,70bの箇所を縫製す
る。
【0026】このように、複数枚重ねた布押え板のうち
上側の布押え板に別のパターン溝孔を加重的に切削形成
するときには、前記ストッパー手段48にて切削深さの
調節をすると、切削しない下側の布押え板との間に厚紙
を挟んで上側の布押え板にのみ別のパターン溝孔を穿設
することが容易に実行できるのである。
【0027】本発明では、被縫物保持具である布押え板
を3枚以上切削加工する場合にも適用でき、また、本発
明の切削加工装置25はテーブル4の下方に装着して布
押え板を下面側から切削する構成であっても良いことは
言うまでもなく、縫針の軸線と切削工具の軸線との平面
視における位置ずれは、X方向及びY方向の双方にあっ
ても良い。
【0028】
【発明の作用・効果】以上に説明したように、本発明の
被縫物保持具の切削加工装置は、縫針の軸線と被縫物保
持具との間の相対的位置を縫目形成指令に従って変化さ
せて連続した縫目を被縫物に形成する自動縫製装置にお
いて、前記被縫物保持具を切削加工するための加工用具
と、該加工用具を被縫物保持具に対して垂直方向に案内
するガイド手段と、前記加工用具を被縫物保持具に対し
て垂直方向に昇降駆動するためのアクチュエータを備え
ているので、アクチュエータの作動にて加工用具の昇降
動を任意に実行できる。そして、前記加工用具による被
縫物保持具への切削深さを可変的に規制するストッパー
手段は、前記加工用具を上下動可能に支持するための位
置固定的な支持手段に設けられており、前記加工用具と
共に前記垂直方向に移動する上下移動部材の当接部に対
して当接して前記加工用具の下降位置を調節規制するよ
うに構成されているものであるので、切削深さを調節す
るには、ストッパー手段に対する前記上下移動部材の当
接部の上下方向(垂直移動方向)の相対距離の調節を、
ストッパー手段側で行うだけで良く、切削深さの微調節
が至極簡単にできる。
【0029】しかも、前記加工用具が被縫物保持具を所
定の切削深さで切削加工する所定の下降位置となって
も、ストッパー手段が被縫物保持具に直接当たることが
なくストッパー手段にて被縫物保持具を擦って傷つけ
る等の不都合を回避できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動縫製装置の斜視図である。
【図2】自動縫製装置の側面図である。
【図3】被縫物保持具の分解斜視図である。
【図4】切削加工装置の正面図である。
【図5】切削加工装置の一部切欠き側面図である。
【図6】図5のVI−VI矢視一部切欠き断面図である。
【図7】吸引装置の要部拡大側断面図である。
【図8】切削深さ調節用ストッパー手段の第2実施例を
示す正面図である。
【図9】パターン溝孔の平面図である。
【図10】図9のX−X線矢視断面図である。
【符号の説明】
3 ミシンヘッド 4 テーブル 6 縫針 7 被縫物保持具 9 キャリッジ 16 枠体 17a,17b 布押え板 24,70a,70b,71 パターン溝孔 25 切削加工装置 28 ガイド手段 29 加工用具 30 エンドミル 32 駆動モータ 33 締着体 34 連結部材 34a 当接部 42 アクチュエータ 46 流体緩衝器 48 ストッパー手段 49 支軸 50 端面カム体 51 撮みハンドル 54 ラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23C 3/28 B23C 9/00 D05B 21/00 D05B 35/00 D05B 39/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 縫針の軸線と被縫物保持具との間の相対
    的位置を縫目形成指令に従って変化させて連続した縫目
    を被縫物に形成する自動縫製装置において、前記被縫物
    保持具を切削加工するための加工用具と、該加工用具を
    被縫物保持具に対して垂直方向に案内するガイド手段
    と、前記加工用具を被縫物保持具に対して垂直方向に昇
    降駆動するためのアクチュエータと、前記加工用具によ
    る被縫物保持具への切削深さを可変的に規制するストッ
    パー手段とを備え、該ストッパー手段は、前記加工用具を上下動可能に支持
    するための位置固定的な支持手段に設けられ、且つ前記
    加工用具と共に前記垂直方向に移動する上下移動部材に
    おける当接部に当接して前記加工用具の下降位置を調節
    規制するように構成されている ことを特徴とする自動縫
    製装置における被縫物保持具の切削加工装置。
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