JPWO2018101014A1 - 穿孔装置及びその穿孔装置を備えた刺繍ミシン - Google Patents
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Abstract
上下動する昇降棒(棒)および昇降棒の先端に設けられたポンス(穿孔具)を含む穿孔ヘッド(4)と、穿孔ヘッド(4)の下方に配置され、昇降棒の下動に伴い下降したポンスを受け止める受け部材を含む受け土台(6)と、ポンスと受け土台(6)との間であり且つ昇降棒の上下方向と交差する面方向に被加工物を展張して保持し、面方向のうち前後方向および前後方向と直行する左右方向の2次元方向に移動制御される保持枠(14)と、保持枠(14)に保持された被加工物と受け部材の上面との間であって且つ前後方向から、少なくともポンスの加工面積より幅広なテープ状緩衝材を、ポンスの昇降動作毎にテープ状緩衝材の位置をずらせながら供給するテープ供給機構(8)(緩衝材供給機構)と、を有する。
Description
本開示は、穿孔装置及びその穿孔装置を備えた刺繍ミシンに関する。
従来、国際公開第2015/076389号のように皮革シートなどの被加工物に穿孔処理を施す穿孔ヘッドを備える穿孔装置が知られている。ここでは、穿孔処理を施すための穿孔ヘッドと、その穿孔処理された孔部に刺繍を施す刺繍ヘッドと、を備えたミシンに関する技術が開示されている。このような技術では、穿孔ヘッドによる穿孔処理を皮革シート等の被加工物に施すにあたり、次のような処理を要していた。その処理とは、穿孔ヘッドにおけるポンス刃(穿孔具)の先端を受け止める受け土台の上に緩衝材として厚さ0.5mm程度の樹脂製シートを載せ、この樹脂製シートの上に皮革シートを載せこれらを重ねて保持枠にセットし、その上で、皮革シートと樹脂製シートをまとめてポンス刃で穿孔処理を施すというものである。係る処理を施すことで、ポンス刃(穿孔具)の損傷防止、確実な穿孔処理、及び穿孔時の騒音抑制などが図られる。
ここで、使用した樹脂製シートは、穿孔処理を施した部位にポンス痕が残り、係るポンス痕による凹みが深まるにつれて穿孔の確実性が劣る上に、ポンス痕による凹凸によってシートが縮み波打った状態となる。そのため、本来的には皮革シートの交換毎に新しいものに取り換えることが望ましいが、樹脂製シートのコストに鑑みて、穿孔品質に影響を与えない範囲で数回ほどの再利用に止めて廃棄している。
しかしながら、国際公開第2015/076389号における樹脂製シートは、皮革シートと重ねて保持枠に対し一体的に保持されることから皮革シートと同サイズを必要とする。そのため、樹脂製シートは、穿孔品質に影響を与えない範囲で数回ほど再利用したとしても、穿孔処理が施されずポンス痕が無い部分も含めて廃棄しなければならないことから、コスト面における更なる改善を要する。また、上記技術は、穿孔処理の終了後に刺繍等の次工程に移行させる場合において、一旦保持枠から皮革シートと樹脂製シートを取り外し、樹脂製シートを取り除いた状態で、保持枠に皮革シートを再度セットし直して次工程に移行させていたため煩雑であった。さらに、樹脂製シートを取り除くことを忘れ、そのまま次工程に移行させてしまうというおそれもある。
そこで、緩衝材の無駄を抑制しつつ、穿孔品質を一定に保つと共に、円滑に次工程へ移行し得る穿孔装置とすることが望まれている。
本開示の1つの態様によると、穿孔装置は、上下動する棒および該棒の先端に設けられた穿孔具を含む穿孔ヘッドと、前記穿孔ヘッドの下方に配置され、前記棒の下動に伴い下降した前記穿孔具を受け止める受け部材を含む受け土台と、前記穿孔具と前記受け土台との間であり且つ前記棒の上下方向と交差する面方向に被加工物を展張して保持し、該面方向のうち前後方向および該前後方向と直行する左右方向の2次元方向に移動制御される保持枠と、前記保持枠に保持された被加工物と前記受け部材の上面との間であって且つ前記前後方向から、少なくとも前記穿孔具の加工面積より幅広なテープ状の緩衝材を、前記穿孔具の昇降動作毎に前記緩衝材の位置をずらせながら供給する緩衝材供給機構と、を有する。
本開示の1つの特徴及び利点は、緩衝材供給機構が、少なくとも穿孔具の加工面積より幅広なテープ状の緩衝材を、穿孔具の昇降動作毎に緩衝材の位置をずらせながら供給するため、供給する緩衝材の無駄を抑制し得る。また、ポンス痕が残った緩衝材が順次送り出される構成であるため、ポンス痕による凹凸で穿孔処理の確実性が劣るといったことを抑制し得る。即ち穿孔品質を一定に保ち得る。さらに、緩衝材供給機構は、保持枠に保持された被加工物とは別に緩衝材を供給する構成であることから、穿孔処理を終えた被加工物を次の工程に移行させやすい。さらには、穿孔処理の途中で緩衝材の交換が必要になった場合でも、被加工物を保持枠から取り外すことなく緩衝材の交換が可能であり交換作業性の向上が図られ得る。また、緩衝材供給機構は、前後方向から緩衝材を供給する構成であることから装置が左右方向に大型化するのを抑制し得る。これは、穿孔ヘッドが複数構成される穿孔装置においては顕著となる。もって、緩衝材の無駄を抑制しつつ、穿孔品質を一定に保つと共に、円滑に次工程へ移行し得る穿孔装置とし得る。
上記穿孔装置について、前記緩衝材供給機構は、前記緩衝材が巻回されたリールを有し、前記リールは、前記穿孔ヘッドの下方の位置において前記受け土台を支持するフレームに前記前後方向に沿って支持されることが好ましい。
本開示の1つの特徴及び利点は、装置が左右方向に大型化するのをより一層抑制し得る。
上記穿孔装置について、前記緩衝材供給機構は、前記緩衝材を前記保持枠に保持された被加工物と前記受け部材の上面との間に供給するための送り部を有し、前記リールから前記送り部に供給される前記緩衝材の供給経路には、前記緩衝材に作用する張力に応じて変移する作動体により前記緩衝材の供給状態を検出する検出機構を有することが好ましい。
本開示の1つの特徴及び利点は、リールから送り部における供給経路において、緩衝材に作用する張力に応じて変移する作動体により緩衝材の供給状態を検出する検出機構を有することで、緩衝材が安定して供給されているか否かを把握し得る。
上記穿孔装置について、前記送り部は、前記受け土台に内蔵されていることが好ましい。
本開示の1つの特徴及び利点は、送り部は、受け土台に内蔵されていることからコンパクトに緩衝材供給機構を構成することができる。
上記穿孔装置について、前記検出機構は、前記緩衝材を案内する転向部材と、前記転向部材を回転自在に軸支すると共に前記緩衝材が前記転向部材に対し及ぼす張力の加減によって前記転向部材と共に摺動移動する移動体と、前記移動体に支持される変位部材と、前記変位部材の摺動移動を検出するセンサと、を備えることが好ましい。
本開示の1つの特徴及び利点は、検出機構は、転向部材を回転自在に軸支すると共に緩衝材が転向部材に対し及ぼす張力の加減によって転向部材と共に摺動移動する移動体と、移動体に支持される変位部材を有する。また、係る変位部材の摺動移動を検出するセンサを有している。そのため、緩衝材を案内する転向部材がリールから送り部に供給される際において適正な位置に位置しているか否かを検出することで緩衝材が安定して供給されているか否かを把握し得る。
上記穿孔装置について、前記変位部材は、前記リールの回動異常に伴って前記緩衝材に張力が加わると前記転向部材が持ち上げられて上昇し、前記前記リールに巻回された緩衝材が供給し尽くされるか又は弛むかに伴い前記緩衝材に張力が加わらない状態において前記移動体の自重により降下することが好ましい。
本開示の1つの特徴及び利点は、変位部材は、転向部材を支持する移動体の上昇、降下の動きによって、リールの回動異常による緩衝材の供給遅れや供給停止、またはリールに巻回された緩衝材が供給し尽くされたことや緩衝材の弛みを検出し得る。
上記穿孔装置について、前記受け土台は、前記穿孔具が挿通可能な窓孔を備えた受け板を有し、前記受け板の裏面側には、前記窓孔に対する前記緩衝材の幅方向の規制と、前記緩衝材が前記窓孔から抜け出すのを規制するガイドを有することが好ましい。
本開示の1つの特徴及び利点は、ガイドを有することにより、窓孔に対する緩衝材の幅方向の規制と、緩衝材が窓孔からの抜け出しの規制の両立を図り、安定して緩衝材を供給し得る。
上記穿孔装置について、前記ガイドは、前記穿孔具に向かう凸状の曲面部によって前記緩衝材を前記送り部に案内する構成であることが好ましい。
本開示の1つの特徴及び利点は、ガイドは、穿孔具に向かう凸状の曲面部によって緩衝材を送り部に案内する構成であるため、円滑に緩衝材を送り部に案内し得る。
上記穿孔装置について、前記緩衝材供給機構は、前記緩衝材の送り量を切替可能に構成されることが好ましい。
本開示の1つの特徴及び利点は、緩衝材供給機構、緩衝材の送り量を切替可能に構成されるため、供給する緩衝材の無駄をより一層抑制し得る。また、穿孔具の形状、面積などに応じた送り量に切り替えることができるため、穿孔処理の作業効率の向上が図られ得る。
上記穿孔装置について、前記穿孔ヘッドは、平面形状が異なる穿孔具を複数有しており、前記緩衝材供給機構は、前記異なる穿孔具の切り替えに応じて前記緩衝材の送り量が自動的に切替可能に構成されることが好ましい。
本開示の1つの特徴及び利点は、種々の穿孔具に対応して緩衝材の送り量が自動的に切替可能な構成であるため、穿孔加工の自由度の向上と、穿孔処理の作業効率の向上との両立が図られ得る。
上記穿孔装置と、上下動する針棒及びその先端に設けられた縫い針を含む刺繍ヘッドと、を備えた刺繍ミシンであってもよい。
本開示の1つの特徴及び利点は、穿孔装置と、上下動する針棒及びその先端に設けられた縫い針を含む刺繍ヘッドと、を備えた刺繍ミシンであると、穿孔処理と刺繍処理を円滑に施すミシンとなり得る。
<実施形態1>
以下に、本開示を実施するための実施形態1について、図1〜図11を用いて説明する。本開示の実施形態1は、穿孔処理を施すための穿孔ヘッド4と、刺繍を施す刺繍ヘッド3と、を備えた刺繍ミシン本体1を例示して説明する。ここで実施形態1では、穿孔ヘッド4と刺繍ヘッド3とを備える刺繍ミシン本体1を例示して説明するが、刺繍ミシン本体1に限られず、場合によっては穿孔ヘッド4のみを有する穿孔装置であってもよい。
以下に、本開示を実施するための実施形態1について、図1〜図11を用いて説明する。本開示の実施形態1は、穿孔処理を施すための穿孔ヘッド4と、刺繍を施す刺繍ヘッド3と、を備えた刺繍ミシン本体1を例示して説明する。ここで実施形態1では、穿孔ヘッド4と刺繍ヘッド3とを備える刺繍ミシン本体1を例示して説明するが、刺繍ミシン本体1に限られず、場合によっては穿孔ヘッド4のみを有する穿孔装置であってもよい。
<装置概要>
図1に示すように、刺繍ミシン本体1の上フレーム2の前面には、周知の刺繍ヘッド3と、穿孔ヘッド4が間隔を空けて併設されている。刺繍ヘッド3は複数本の針を備えており、刺繍ヘッド3の下方には、針と協働して縫いを行う周知の釜を備えた釜土台5が下フレーム7上に配置されている。また、穿孔ヘッド4の下方には、ポンス台30(図9参照)を支持した受け土台6がテープ供給機構8(緩衝材供給機構)と共に配置されている。
図1に示すように、刺繍ミシン本体1の上フレーム2の前面には、周知の刺繍ヘッド3と、穿孔ヘッド4が間隔を空けて併設されている。刺繍ヘッド3は複数本の針を備えており、刺繍ヘッド3の下方には、針と協働して縫いを行う周知の釜を備えた釜土台5が下フレーム7上に配置されている。また、穿孔ヘッド4の下方には、ポンス台30(図9参照)を支持した受け土台6がテープ供給機構8(緩衝材供給機構)と共に配置されている。
ミシンテーブル9上には、X方向駆動体10とY方向駆動体11が配置されている。X方向駆動体10は、ミシンテーブル9の下方において下フレーム7に固設されたX駆動部12に連結され、Y方向駆動体11は、同じく下フレーム7に固設されたY駆動部13に連結されている。被加工物を保持した保持枠14は、X方向駆動体10とY方向駆動体11に着脱自在に連結されており、柄データに基づいてX方向駆動体10とY方向駆動体11が各方向へ移動するに伴い、保持枠14がX−Y方向に移動される。ここで、Y方向は、ミシンテーブル9の面方向のうち前後方向のことをいう。また、X方向は、ミシンテーブル9の面方向のうちにおいて前後方向と直行する左右方向のことをいう。これにより、保持枠14は、後述する穿孔ヘッド4におけるポンス(穿孔具)17と受け土台6との間であり且つ昇降棒15の上下方向と交差する面方向に被加工物を展張して保持し、面方向のうち前後方向(Y方向)および前後方向と直行する左右方向(X方向)の2次元方向に移動制御される構成となる。
図示を省略するが、実施形態1に係る刺繍ミシン本体1は、ソフトウェアプログラムに従って動作するマイクロプロセッサまたは専用の回路等を含む制御装置(制御手段)を備えている。ここで、制御装置は、皮革シート(被加工物)に穿孔処理を施すための穿孔柄データ、またはその穿孔処理を施した穿孔に刺繍を施すための刺繍柄データ等を記憶媒体に記憶する記憶手段を含み得る。そして、実施形態1で説明する種々の動作は、ソフトウェアプログラム用の命令として記述され得、該命令はコンピュータ読み取り可能な記憶媒体において不揮発的にまたは非一時的に記憶され得る。そのため、刺繍ミシン本体1は、実施形態1内で説明する穿孔処理動作、刺繍動作等の種々の動作が、穿孔柄データまたは刺繍柄データに基づいて、係る制御装置の制御に従って実行される。
<穿孔ヘッド4>
穿孔ヘッド4は、図2に示すとおり、周知の刺繍ヘッド3(図1参照)の針棒ケースにおいて天秤や糸道などを取り除いた構造であり、刺繍ヘッド3と同様に、昇降可能な複数の針棒15を具備している。針棒15は中空であり、各針棒15の上端にはバキューム装置(図示外)に接続するチューブ16がそれぞれ取り付けられている。また、各針棒15の下端には、縫い針に替えてポンス(穿孔具)17がそれぞれ取り付けられている。なお、穿孔ヘッド4の針棒15には針が取り付けられていないので、以下、昇降棒と称する。
穿孔ヘッド4は、図2に示すとおり、周知の刺繍ヘッド3(図1参照)の針棒ケースにおいて天秤や糸道などを取り除いた構造であり、刺繍ヘッド3と同様に、昇降可能な複数の針棒15を具備している。針棒15は中空であり、各針棒15の上端にはバキューム装置(図示外)に接続するチューブ16がそれぞれ取り付けられている。また、各針棒15の下端には、縫い針に替えてポンス(穿孔具)17がそれぞれ取り付けられている。なお、穿孔ヘッド4の針棒15には針が取り付けられていないので、以下、昇降棒と称する。
ポンス17は、図3に示すとおり、本体17aの下端に穿孔刃17b(本例では平面円形の円形刃)が形成され、本体17aの上端には取付部17cが形成されている。ポンス17の取付部17cを昇降棒15の下端に嵌入し、針ダキ18のネジ19を締め付けることで、ポンス17が昇降棒15に固定される。本例では同一のポンス17が取り付けられているが、穿孔刃17bの平面形状が異なる(例えば、三角形、四角形、五角形、楕円形、星型、同じ円形でも径サイズが異なるものなど)種々のポンス17に交換可能である。
<受け土台6>
受け土台6は、図4〜8に示すとおり、底板6aと、その上面両側に立設固定された側板6bと、側板6bの前方下部に差し渡された支持板6cと、上板6dにより土台として構成されている。底板6aはボルト20によって下フレーム7上に固定されている。上板6dには、フタ板61aとフタ板61bが固定されている。
受け土台6は、図4〜8に示すとおり、底板6aと、その上面両側に立設固定された側板6bと、側板6bの前方下部に差し渡された支持板6cと、上板6dにより土台として構成されている。底板6aはボルト20によって下フレーム7上に固定されている。上板6dには、フタ板61aとフタ板61bが固定されている。
図8に示すとおり、支持板6cには合計4本の案内ロッド21が挿通するスリーブ22が所定間隔を空けて打ち込まれている。各案内ロッド21はスリーブ22に案内されて上下方向にスライド可能であり、案内ロッド21の上端には保持部材23が固定されている。各案内ロッド21には、支持板6cと保持部材23との間に圧縮コイルバネ24が嵌装されており、その付勢力によって保持部材23が上方に向けて付勢されている。また、支持板6cの4本の案内ロッド21の中央位置において、調整ロッド25が挿通されている。調整ロッド25の上端は保持部材23の下面にネジ26により固定され、下端は支持板6cの下方に突出している。突出部にはストッパー27(割りカラー)が嵌装され、先端部にナット28が螺合されている。そして、このナット28の締め付けにより上方に付勢された保持部材23の位置を調整できるようになっている。
図9に示すとおり、保持部材23の上面には、円形凹状の保持部29が形成されており、この保持部29に真鍮製のポンス台30が嵌装されている。保持部材23の前側中央にはテープ状緩衝材H(図8参照)の供給口31として切欠が形成されている。保持部材23の後側中央にはテープ状緩衝材Hの搬出口32として凹部が形成され、ローラ33が回転自在に嵌装されている。また、搬出口32には、テープ状緩衝材Hを後述する送り部37(図11参照)に案内するためのガイド34が設けられている。
ポンス台30は、ベース部材30aと受け部材30bとで構成されている。ベース部材30aは円形平面であり、保持部材23の供給口31に向けて傾斜面30cを備えている。受け部材30bの上面は案内面として円弧状になっており、厚みの薄い側が傾斜面30c側に位置するように、ベース部材30aにネジ止めされている。
保持部材23の上面には、フタ板35がネジ止めされている。フタ板35にはテープ状緩衝材H(図8参照)の供給経路として窓孔35aが形成されており、受け部材30bが窓孔35aの中間部に位置するようになっている。また、フタ板35には、窓孔35aを覆うようにして円形の受け板36がネジ止めされている。受け板36はポンス17が挿通する窓孔36aを備え、裏面にはベース板35の窓孔35aに対応する位置にガイド部36bが形成されている。図10に受け板36の裏面を示す。ガイド部36bは供給口方向及び搬出口方向に向けて円弧状に切り欠かれており、その幅はポンス17が挿通する窓孔36aより広く、テープ状緩衝材Hの幅(10mm)よりやや広く(11mm)形成されている。したがって、テープ状緩衝材Hは、ポンス台30の受け部材30bと受け板36間を通り、受け板36の窓孔36aから抜け出ることなく、ガイド部36bに沿って案内されるようになっている。
上述の受け土台6は、送り部37と、リール支持部50とで構成されるテープ供給機構8(緩衝材供給機構)を有している。
<送り部37>
図11に送り部37の詳細を示す。送り部37は、受け土台6(図4、5参照)に内蔵され、ポンス台30(図9参照)の後方に配設されている。受け土台6の右側の側板6bには切欠38が設けられており、その切欠38を通って外側から内部に向けて立設されたブラケット39にモータ40が固定されている。モータ軸の一端には駆動ローラ41が取り付けられており、他端にはモータ軸を手動操作するためのハンドル42が取り付けてある。駆動ローラ41の上部にはダンパー43の支持ピン44に軸支された従動ローラ45が回転可能に当接している。ダンパー43は支持ピン44の左右に長孔43aを備えており、長孔43aに挿通するピン43bによりブラケット39に上下スライド可能に支持されるとともに、ブラケット39の上部に設けられたバネ板46により下方に付勢されている。このような構造により、従動ローラ45は駆動ローラ41のローラ面方向に常に付勢されているため、テープ状緩衝材Hは駆動ローラ41と従動ローラ45間に挟持され、駆動ローラ41の回転により搬送されるようになっている。なお、駆動ローラ41と従動ローラ45がテープ状緩衝材Hを挟持する位置の前後には、テープ状緩衝材H(図8参照)の保持及び位置ずれを規制するためのガイド47A、47Bが配設されている。また、送り部37の後方及び下方には、受け土台6の底板6aに設けられた搬出口48に向けてテープ状緩衝材Hを誘導するためのガイド49A、49Bが配設されている。
図11に送り部37の詳細を示す。送り部37は、受け土台6(図4、5参照)に内蔵され、ポンス台30(図9参照)の後方に配設されている。受け土台6の右側の側板6bには切欠38が設けられており、その切欠38を通って外側から内部に向けて立設されたブラケット39にモータ40が固定されている。モータ軸の一端には駆動ローラ41が取り付けられており、他端にはモータ軸を手動操作するためのハンドル42が取り付けてある。駆動ローラ41の上部にはダンパー43の支持ピン44に軸支された従動ローラ45が回転可能に当接している。ダンパー43は支持ピン44の左右に長孔43aを備えており、長孔43aに挿通するピン43bによりブラケット39に上下スライド可能に支持されるとともに、ブラケット39の上部に設けられたバネ板46により下方に付勢されている。このような構造により、従動ローラ45は駆動ローラ41のローラ面方向に常に付勢されているため、テープ状緩衝材Hは駆動ローラ41と従動ローラ45間に挟持され、駆動ローラ41の回転により搬送されるようになっている。なお、駆動ローラ41と従動ローラ45がテープ状緩衝材Hを挟持する位置の前後には、テープ状緩衝材H(図8参照)の保持及び位置ずれを規制するためのガイド47A、47Bが配設されている。また、送り部37の後方及び下方には、受け土台6の底板6aに設けられた搬出口48に向けてテープ状緩衝材Hを誘導するためのガイド49A、49Bが配設されている。
<リール支持部50>
リール支持部50は、前後方向(Y方向)に沿って配設されている。詳しくは、リール支持部50は、支持ベース51、支軸52、規制部材53(割りカラー)により構成され、受け土台6の前方斜め下に配設されている。支持ベース51は略L字型で、その一端は下フレーム7の前面にボルトにより固定されており、他端(先端部)が前方下方に向けて突き出ている。支持ベース51の先端部には、テープ状緩衝材Hを巻回したリール54を回転可能に支持する支軸52が設けられている。リール54は支軸52にセットされ、リール54の外側に位置する規制部材53により、略直立した姿勢に保持されている。なお、テープ状緩衝材Hのサイズによってリール54の幅が異なるときは、規制部材53を軸方向にずらせて調整することで対応することができる。
リール支持部50は、前後方向(Y方向)に沿って配設されている。詳しくは、リール支持部50は、支持ベース51、支軸52、規制部材53(割りカラー)により構成され、受け土台6の前方斜め下に配設されている。支持ベース51は略L字型で、その一端は下フレーム7の前面にボルトにより固定されており、他端(先端部)が前方下方に向けて突き出ている。支持ベース51の先端部には、テープ状緩衝材Hを巻回したリール54を回転可能に支持する支軸52が設けられている。リール54は支軸52にセットされ、リール54の外側に位置する規制部材53により、略直立した姿勢に保持されている。なお、テープ状緩衝材Hのサイズによってリール54の幅が異なるときは、規制部材53を軸方向にずらせて調整することで対応することができる。
支持ベース51には、テープ状緩衝材Hを案内する複数のローラ55と、リール54に巻回されたテープ状緩衝材Hが供給し尽くされたこと、及びリール54の回動異常を検出する検出装置56が設けられている。検出装置56には、下部にテープ状緩衝材Hに当接可能な当接部57を有するとともに上部が二股状に分かれるレバー58(作動体)が軸59に回動自在に設けてあり、レバー58の回動を検知するようになっている。テープ状緩衝材Hをこのレバー58の当接部57に当接させることによりレバー58が当接部57の自重により回動するのを受け止め、テープ状緩衝材Hを使い切ってなくなるとレバー58が反時計方向に回動することによりテープ状緩衝材Hがなくなったことを検出する。また、何らかの原因によりリール54が回転しない異常が発生した場合は、テープ状緩衝材Hが張ることにより当接部57が持ち上げられ、レバー58が時計方向に回動することによりリール54の回動に異常があることを検出する。以上より、テープ供給機構8(緩衝材供給機構)は、テープ状緩衝材Hを前後方向(Y方向)から供給する構成となる。
<テープ状緩衝材H(緩衝材)>
テープ状緩衝材Hは、幅10mm、厚み0.5mmほどのテープ状の樹脂等からなる緩衝材である。なお係るテープ状緩衝材Hのサイズ、厚みは上記に限定されず、ポンス17のサイズに応じて適宜適用可能である。
テープ状緩衝材Hは、幅10mm、厚み0.5mmほどのテープ状の樹脂等からなる緩衝材である。なお係るテープ状緩衝材Hのサイズ、厚みは上記に限定されず、ポンス17のサイズに応じて適宜適用可能である。
<テープ状緩衝材Hのセット方法>
テープ状緩衝材Hのセット方法について説明する。まず、リール54に巻回されたテープ状緩衝材Hをリール支持部50に取り付け、テープ状緩衝材Hを各ローラ55に掛けながら受け土台6の前面に導く。
テープ状緩衝材Hのセット方法について説明する。まず、リール54に巻回されたテープ状緩衝材Hをリール支持部50に取り付け、テープ状緩衝材Hを各ローラ55に掛けながら受け土台6の前面に導く。
次に、テープ状緩衝材Hを保持部材23の供給口31からポンス台30方向に挿入していく。テープ状緩衝材Hは、ポンス台30の受け部材30b上面と受け板36下面に形成されたガイド部36bに沿って保持部材23の搬出口32に導かれる。
次に、テープ状緩衝材Hが送り部37まで到達したら、テープ状緩衝材Hをさらに挿入しながらモータ40のハンドル42を回し、テープ状緩衝材Hを送っていく。
<テープ状緩衝材Hの供給動作>
テープ状緩衝材Hの供給動作について説明する。テープ状緩衝材Hをセット後、穿孔柄データ(または刺繍柄データ)にしたがって、被加工物である皮革シートを保持した保持枠14をミシンテーブル9の上面でX、Y方向に移動制御しながら、穿孔ヘッド4により穿孔処理を皮革シートに施す。ここで、穿孔ヘッド4により穿孔処理を施す中で、テープ供給機構8は以下のとおり動作する。
テープ状緩衝材Hの供給動作について説明する。テープ状緩衝材Hをセット後、穿孔柄データ(または刺繍柄データ)にしたがって、被加工物である皮革シートを保持した保持枠14をミシンテーブル9の上面でX、Y方向に移動制御しながら、穿孔ヘッド4により穿孔処理を皮革シートに施す。ここで、穿孔ヘッド4により穿孔処理を施す中で、テープ供給機構8は以下のとおり動作する。
穿孔柄データにしたがって、穿孔処理を施す位置に皮革シートが移動される。穿孔ヘッド4の選択されているポンス17が下降し、皮革シートを挿通する(ポンス17の穿孔刃17bがテープ状緩衝材Hに当接し、ポンス痕ができる)。そして、ポンス17が上昇して皮革シートから抜け、皮革シートに穿孔が施される。ポンス17が皮革シートから抜けてから、皮革シートが次の穿孔位置に移動し、ポンス17が皮革シートに刺さるまでの間に、送り部37のモータ40が作動し、駆動ローラ41が時計回りに所定の送りピッチに応じた角度回転する。これにより、テープ状緩衝材Hが搬出方向に送られ、ポンス台30の受け部材30b上のテープ状緩衝材Hの面がずらされる。この繰り返しにより、穿孔処理ごとにテープ状緩衝材Hが所定ピッチで送られ、ポンス台30の受け部材30b上にはテープ状緩衝材Hの面がずらされて配置されることになる。なお、搬出されていく使用済みのテープ状緩衝材Hは、下フレーム7の下方に回収ボックスやシュレッター装置を設け、回収すればよい。
<テープ状緩衝材Hの送りピッチ>
テープ状緩衝材Hの送りピッチは操作画面上で任意に設定することができる。この設定により、たとえば、受け部材30b上に配置されるテープ状緩衝材Hの面(ポンス17が当接する面)を常に新しいものとなるようにずらせることや、送りピッチを少なくしてポンス痕の一部が重なるようにずらせることも可能である。また、ポンス17のサイズや種類に応じて送りピッチを登録しておくこともできる。穿孔ヘッド4は複数のポンス17を備えており、ポンス17のサイズや種類ごとに送りピッチを登録しておくことにより、使用するポンス17に切り替えると、送りピッチも当該ポンス17に応じた送りピッチに自動的に切り替えることができる。なお、穿孔処理の終了後に刺繍等の次工程に移行させる場合は、皮革シートを保持枠14に保持させたまま刺繍ヘッド3の下方に移動させ、続けて刺繍を施す。
テープ状緩衝材Hの送りピッチは操作画面上で任意に設定することができる。この設定により、たとえば、受け部材30b上に配置されるテープ状緩衝材Hの面(ポンス17が当接する面)を常に新しいものとなるようにずらせることや、送りピッチを少なくしてポンス痕の一部が重なるようにずらせることも可能である。また、ポンス17のサイズや種類に応じて送りピッチを登録しておくこともできる。穿孔ヘッド4は複数のポンス17を備えており、ポンス17のサイズや種類ごとに送りピッチを登録しておくことにより、使用するポンス17に切り替えると、送りピッチも当該ポンス17に応じた送りピッチに自動的に切り替えることができる。なお、穿孔処理の終了後に刺繍等の次工程に移行させる場合は、皮革シートを保持枠14に保持させたまま刺繍ヘッド3の下方に移動させ、続けて刺繍を施す。
このように、実施形態1の刺繍ミシン本体1は、次のような効果を有している。テープ供給機構8(緩衝材供給機構)は、少なくともポンス(穿孔具)17の加工面積より幅広なテープ状緩衝材Hを、ポンス17の昇降動作毎に位置をずらせながら供給するため、供給するテープ状緩衝材Hの無駄を抑制し得る。また、ポンス痕が残ったテープ状緩衝材Hが順次送り出される構成であるため、ポンス痕による凹凸で穿孔処理の確実性が劣るといったことを抑制し得る。即ち穿孔品質を一定に保ち得る。さらに、テープ供給機構8は、保持枠14に保持された皮革シート(被加工物)とは別にテープ状緩衝材Hを供給する構成であることから、穿孔処理を終えた皮革シートを次の工程に移行させやすい。さらには、穿孔処理の途中でテープ状緩衝材Hの交換が必要になった場合でも、皮革シートを保持枠14から取り外すことなくテープ状緩衝材Hの交換が可能であり交換作業性の向上が図られ得る。また、テープ供給機構8は、前後方向からテープ状緩衝材Hを供給する構成であることから装置が左右方向に大型化するのを抑制し得る。これは、穿孔ヘッド4が複数構成される装置においては顕著となる。
また、テープ供給機構8は、テープ状緩衝材Hが巻回されたリール54が穿孔ヘッド4の下方の位置において受け土台6を支持する下フレーム7に前後方向に沿って支持されているため、装置が左右方向に大型化するのをより一層抑制し得る。
また、テープ供給機構8(緩衝材供給機構)は、テープ状緩衝材Hを保持枠14に保持された皮革シート(被加工物)と受け部材30bの上面との間に供給するための送り部37を有している。リール54から送り部37に供給されるテープ状緩衝材Hの供給経路には、テープ状緩衝材Hに作用する張力に応じて回動するレバー58(作動体)によりテープ状緩衝材Hの供給状態を検出する検出装置56(検出機構)を有する。これにより、テープ状緩衝材Hが安定して供給されているか否かを把握し得る。
また、送り部37は、受け土台6に内蔵されていることからコンパクトにテープ供給機構8を構成することができる。
また、予め記憶されたデータによる指令に基づいて保持枠14が2次元方向に移動制御される制御手段を有することで、連続した穿孔処理を施し得る。
また、受け土台6は、ポンス17が挿通可能な窓孔36aを備えた受け板36を有し、受け板36の裏面側には、窓孔36aに対応してテープ状緩衝材Hの幅方向の規制と、テープ状緩衝材Hが窓孔36aから抜け出すのを規制するガイド部36bを有する。そのため、幅方向の規制と、窓孔36aからの抜け出しの規制の両立を図り、安定してテープ状緩衝材Hを供給し得る。
また、ガイド部36bは、ポンス17に向かう凸状の曲面部によってテープ状緩衝材Hを送り部37に案内する構成であるため、円滑にテープ状緩衝材Hを送り部37に案内し得る。
また、テープ供給機構8は、テープ状緩衝材Hの送り量を切替可能に構成されるため、供給するテープ状緩衝材Hの無駄をより一層抑制し得る。また、ポンス(穿孔具)17の形状、面積などに応じた送り量に切り替えることができるため、穿孔処理の作業効率の向上が図られ得る。
穿孔ヘッド4は、平面形状が異なるポンス17を複数有しており、テープ供給機構8は、異なるポンス17の切り替えに応じてテープ状緩衝材Hの送り量が自動的に切替可能に構成される。そのため、種々のポンス17に対応してテープ状緩衝材Hの送り量が自動的に切替可能な構成であるため、穿孔加工の自由度の向上と、穿孔処理の作業効率の向上との両立が図られ得る。
また、上記穿孔ヘッド4を含む穿孔装置と、上下動する針棒及びその先端に設けられた縫い針を含む刺繍ヘッド3と、を備えた刺繍ミシン本体1であると、穿孔処理と刺繍処理を円滑に施すミシンとなり得る。
<実施形態2>
次に実施形態2について、図12〜図14を用いて説明する。なお、実施形態1と同様の構成については、実施形態1と同様の符号を付して詳細な説明は省略することがある。
次に実施形態2について、図12〜図14を用いて説明する。なお、実施形態1と同様の構成については、実施形態1と同様の符号を付して詳細な説明は省略することがある。
実施形態2は、図12〜図14に示すように、送り部37を受け土台6の外部に配設した態様である。皮革シートの種類によっては、裏面の繊維の毛羽立ちがひどい場合がある。このような皮革シートに穿孔処理を施すと、特に粘着性がある素材の場合、穿孔処理の際に皮革シートの裏面の繊維屑がテープ状緩衝材Hに付着し、その繊維屑が送り部37内に溜まってしまうことがある。実施形態2は、送り部37を受け土台6の外部に配設することにより、メンテナンスをし易くした点で実施形態1と異なる。
実施形態2における受け土台6は、ポンス台30の後方に、受け土台6の底板6aに設けられた搬出口48に向けてテープ状緩衝材Hを誘導するためのガイド49a、49bと、案内ローラ62が配設されている。また、搬出口48の前方には、テープ状緩衝材Hが垂れて底板6aに擦れないように持ち上げるための支承部材63を備えている。支承部材63は、リール支持部50の支持ベース51に上下位置調整可能に固定されており、上端部にはテープ状緩衝材Hが挿通するスリット64が形成されている。
送り部37は、受け土台6の下方に位置し、下フレーム7から前方に向けて突出する支持ベース65に固定されたボックス66内に内蔵されている。ボックス66のフタ板67にはテープ状緩衝材Hの搬入口68が形成されている。また、ボックス66の底部前側はテープ状緩衝材Hの搬出口として開放しており、ガイド69が設けられている。ボックス66内の送り部37は、実施形態1と同様にモータ40に軸支された駆動ローラ41(図示外)と従動ローラ45(図示外)で構成され、駆動ローラ41の回転によりテープ状緩衝材Hをボックス66下方へと搬送する。
リール支持部50の検出装置70について説明する。検出装置70は実施形態1と同様に、リール54に巻回されたテープ状緩衝材Hが供給し尽くされたこと、及びリール54の回動異常を検出するためのもので、リール支持部50の支持ベース51に固定された取付プレート71上に設けられている。取付プレート71には、リール54から送り出されたテープ状緩衝材Hを下方向へ反転させるための第1ローラ72(転向部材)と、第1ローラ72で反転されたテープ状緩衝材Hを上方向へ反転させる第2ローラ73と、第2ローラ73で反転されたテープ状緩衝材Hを受け土台6に向けて反転させる第3ローラ74が設けられている。第1ローラ72と第3ローラ74は取付プレート71の所定位置に回転自在に軸支され、第2ローラ73は移動体75の上部に回転自在に軸支されている。移動体75は、取付プレート71に固定されたネジ76が係合する2本の案内溝77を備え、案内溝77に沿って昇降可能に保持されている。したがって、移動体75は第2ローラ73にかかる作用によって上下にスライドするようになっており、テープ状緩衝材Hに張力が加われば第2ローラ73が持ち上げられることにより移動体75は上昇し、テープ状緩衝材Hが弛んだり使い切ると移動体75は自重により降下することとなる。
移動体75の下部には、連結ブロック78を介して、移動体75を上下方向に直動させるためのガイドシャフト79が取り付けてあるとともに、側面に後方へ向けてT字形の変位部材80(作動体)が取り付けてある。変位部材80は、鉛直部81の各先端に磁石82を備えており、移動体75と一体となって上下方向に直動可能となっている。そして、変位部材80の鉛直部81に対向する位置には、磁石82から発せられる磁気を検出する磁気センサ83が設けられている。
これらの構造により、検出装置70は以下のように作用する。リール54に巻回されたテープ状緩衝材Hが供給し尽くされると、移動体75の自重により変位部材80(作動体)も降下するため、変位部材80における鉛直部81の上端側の磁石82が磁気センサ83に検出され、テープ状緩衝材Hがなくなったことが検出される。また、何らかの原因によりリール54が回転しない異常が発生した場合は、テープ状緩衝材Hが張ることにより第2ローラ73が持ち上げられ、移動体75と共に変位部材80も上昇するため、変位部材80における鉛直部81の下端側の磁石82が磁気センサ83に検出され、リール54の回転に異常があったことが検出される。
また、テープ供給機構8(緩衝材供給機構)は、テープ状緩衝材Hを保持枠14に保持された皮革シート(被加工物)と受け部材30bの上面との間に供給するための送り部37を有している。リール54から送り部37に供給されるテープ状緩衝材Hの供給経路には、テープ状緩衝材Hに作用する張力に応じて摺動移動する変位部材80(作動体)によりテープ状緩衝材Hの供給状態を検出する検出装置70(検出機構)を有する。これにより、テープ状緩衝材Hが安定して供給されているか否かを把握し得る。
検出装置70は、テープ状緩衝材Hを案内する第2ローラ73と、第2ローラ73を回転自在に軸支すると共にテープ状緩衝材Hが第2ローラ73に対し及ぼす張力の加減によって第2ローラ73と共に摺動移動する移動体75と、移動体75に支持される変位部材80(作動体)と、変位部材80の摺動移動を検出する磁器センサ83と、を備える。そのため、テープ状緩衝材Hを案内する第2ローラ73がリール54から送り部37に供給される際において適正な位置に位置しているか否かを検出することでテープ状緩衝材Hが安定して供給されているか否かを把握し得る。
また、変位部材80は、リール54の回動異常に伴ってテープ状緩衝材Hに張力が加わると第2ローラ73が持ち上げられて上昇し、前記リール54に巻回されたテープ状緩衝材Hが供給し尽くされるか又は弛むかに伴いテープ状緩衝材Hに張力が加わらない状態において移動体75の自重により降下する。そのため、係る変位部材80(作動体)は、第2ローラ73を支持する移動体75の上昇、降下の動きによって、リール54の回動異常によるテープ状緩衝材Hの供給遅れや供給停止、またはリール54に巻回されたテープ状緩衝材Hが供給し尽くされたことやテープ状緩衝材Hの弛みを検出し得る。
<他の実施形態>
実施形態1、2では、刺繍ミシン本体を例示して説明したため、穿孔処理後に刺繍糸による縫いを行う例を示したが、他の実施形態として穿孔後に刺繍縫いをすることなく、穿孔するのにとどめた装飾加工方法を選択し得る。係る場合、各昇降棒15に大きさ、形の異なる種々のポンス17をセットして、制御手段によって各昇降棒15を選択制御することで多種多様の穿孔装飾柄(穿孔模様のみからなる装飾柄)を形成することができる。
実施形態1、2では、刺繍ミシン本体を例示して説明したため、穿孔処理後に刺繍糸による縫いを行う例を示したが、他の実施形態として穿孔後に刺繍縫いをすることなく、穿孔するのにとどめた装飾加工方法を選択し得る。係る場合、各昇降棒15に大きさ、形の異なる種々のポンス17をセットして、制御手段によって各昇降棒15を選択制御することで多種多様の穿孔装飾柄(穿孔模様のみからなる装飾柄)を形成することができる。
また、上記実施形態1、2では、刺繍ミシン本体1において、刺繍ヘッド3と穿孔ヘッド4が一対だけ設けられているが、これに限られず、他の実施形態として一つの刺繍ミシン本体1において複数の刺繍ヘッド3及び穿孔ヘッド4を設けてもよい。また、他の実施形態として複数の穿孔ヘッド4のみを設けた穿孔装置であってもよい。
実施形態2では、作動体としての変位部材80と移動体75が別体の構成を示したが、他の実施形態として変位部材80と移動体75が一体として作動体を構成するものであってもよい。
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示の穿孔装置及びその穿孔装置を備えた刺繍ミシンは、本実施の形態に限定されず、その他各種の形態で実施することができるものである。
Claims (11)
- 上下動する棒および該棒の先端に設けられた穿孔具を含む穿孔ヘッドと、
前記穿孔ヘッドの下方に配置され、前記棒の下動に伴い下降した前記穿孔具を受け止める受け部材を含む受け土台と、
前記穿孔具と前記受け土台との間であり且つ前記棒の上下方向と交差する面方向に被加工物を展張して保持し、該面方向のうち前後方向および該前後方向と直行する左右方向の2次元方向に移動制御される保持枠と、
前記保持枠に保持された被加工物と前記受け部材の上面との間であって且つ前記前後方向から、少なくとも前記穿孔具の加工面積より幅広なテープ状の緩衝材を、前記穿孔具の昇降動作毎に前記緩衝材の位置をずらせながら供給する緩衝材供給機構と、を有する穿孔装置。 - 請求項1に記載の穿孔装置であって、
前記緩衝材供給機構は、前記緩衝材が巻回されたリールを有し、
前記リールは、前記穿孔ヘッドの下方の位置において前記受け土台を支持するフレームに前記前後方向に沿って支持される穿孔装置。 - 請求項1または請求項2に記載の穿孔装置であって、
前記緩衝材供給機構は、前記緩衝材を前記保持枠に保持された被加工物と前記受け部材の上面との間に供給するための送り部を有し、
前記リールから前記送り部に供給される前記緩衝材の供給経路には、
前記緩衝材に作用する張力に応じて変移する作動体により前記緩衝材の供給状態を検出する検出機構を有する穿孔装置。 - 請求項1から請求項3に何れかに記載の穿孔装置であって、
前記送り部は、前記受け土台に内蔵されている穿孔装置。 - 請求項3に記載の穿孔装置であって、
前記検出機構は、
前記緩衝材を案内する転向部材と、
前記転向部材を回転自在に軸支すると共に前記緩衝材が前記転向部材に対し及ぼす張力の加減によって前記転向部材と共に摺動移動する移動体と、
前記移動体に支持される変位部材と、
前記変位部材の摺動移動を検出するセンサと、を備える穿孔装置。 - 請求項5に記載の穿孔装置であって、
前記変位部材は、
前記リールの回動異常に伴って前記緩衝材に張力が加わると前記転向部材が持ち上げられて上昇し、
前記前記リールに巻回された緩衝材が供給し尽くされるか又は弛むかに伴い前記緩衝材に張力が加わらない状態において前記移動体の自重により降下する穿孔装置。 - 請求項1から請求項6の何れかに記載の穿孔装置であって、
前記受け土台は、前記穿孔具が挿通可能な窓孔を備えた受け板を有し、
前記受け板の裏面側には、前記窓孔に対する前記緩衝材の幅方向の規制と、前記緩衝材が前記窓孔から抜け出すのを規制するガイドを有する穿孔装置。 - 請求項7に記載の穿孔装置であって、
前記ガイドは、前記穿孔具に向かう凸状の曲面部によって前記緩衝材を前記送り部に案内する構成である穿孔装置。 - 請求項1から請求項8の何れかに記載の穿孔装置であって、
前記緩衝材供給機構は、前記緩衝材の送り量を切替可能に構成される穿孔装置。 - 請求項1から請求項9の何れかに記載の穿孔装置であって、
前記穿孔ヘッドは、平面形状が異なる穿孔具を複数有しており、
前記緩衝材供給機構は、前記異なる穿孔具の切り替えに応じて前記緩衝材の送り量が自動的に切替可能に構成される穿孔装置。 - 請求項1から請求項10の何れかに記載の穿孔装置と、上下動する針棒及びその先端に設けられた縫い針を含む刺繍ヘッドと、を備えた刺繍ミシン。
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