JP2520868B2 - ジツパ−縫付専用自動ミシン - Google Patents

ジツパ−縫付専用自動ミシン

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JP2520868B2
JP2520868B2 JP59503954A JP50395484A JP2520868B2 JP 2520868 B2 JP2520868 B2 JP 2520868B2 JP 59503954 A JP59503954 A JP 59503954A JP 50395484 A JP50395484 A JP 50395484A JP 2520868 B2 JP2520868 B2 JP 2520868B2
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sewing
zipper
flap
sewing machine
automatic
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徹 平松
一也 田味
虎男 大地
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Juki Corp
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Juki Corp
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【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、ジッパーをフラップ付き製品、例えば、ス
カート等の被縫製物に縫付ける際に使用するジッパー縫
付け専用自動ミシンに関するものである。
背景技術 ジッパーをスカートに縫付ける場合を例にとって、従
来の縫合プロセスを説明する。第1図(A)〜(C)
は、被縫製物のフラップ(ジッパーを覆うようにされた
部分)の三つの形態を示し、第2図(A)及び(B)、
第3図(A)及び(B)は、それぞれ、裏地のない場合
及び裏地のある場合の各部品の相対関係を示す分解斜視
図と右側面図である。
図面中、1は被縫製物の表地、2は裏地、3はスライ
ダー3aとファスナーテープ3b,3bを有するジッパー、そ
して、4は被縫製物1のフラップである。フラップの形
態には、第1図(A)〜(C)に図示した如く三つの形
態がある。
ジッパー3は、第2図(A)及び第3図(A)に図示
された如く裏地なしの状態で、又は裏地を縫付けた後、
表地1aに縫巾Lで縫付けられる。第4図(A)〜(F)
は、左フラップの場合の従来の縫合プロセスを図示した
ものである。第4図(A)は、縫い始め状態を示すもの
で、スライダー3aはジッパー3のほぼ中央まで下げられ
ている。作業員は、第4図(A)に図示されている如く
両手を表地1上であってジッパー3の両側にあたる位置
に添えて左上隅より縫い始める。フラップの根元側をジ
ッパー3の縦方向に途中まで縫った後、一旦ミシン10を
停止してスライダー3aを最上端まで引き上げる(第4図
(B))。これは、ミシンの針11が誤ってスライダー3a
を干渉する事故を防止するためである。引き続きジッパ
ーの縦方向に所定位置まで縫い、針を下げた状態でワー
クを矢印の方向に90°回転する(第4図(C))。ジッ
パー3の下端に沿って縫巾Lの距離だけ縫い、針を下げ
た状態で再びワークを矢印の方向に90°回転する(第4
図(D))。フラップ4をめくりながら、フラップの自
由端の下側をジッパー3の縦方向に途中まで縫った後、
一旦ミシン10を停止してスライダー3aをジッパー3のほ
ぼ中央まで戻す(第4図(E))。引き続き、ジッパー
3の縦方向に所定位置まで縫い、糸切りを行なって、縫
製を完了する(第4図(F))。
かかる縫合プロセスは、基本的には上記の手順を作業
員の手作業による案内によって行なうため、以下の欠点
を有していた。
(I)表地とジッパー(又は裏地)とがズレ易い。
(II)スライダーの移動操作が煩雑である。
(III)縫い目の間がりが発生し易い。
(IV)縫い巾Lが不均一となる。
(V)作業の安全性に問題がある。
(VI)高品質の縫製には、高度の熟練が必要である。
本発明は、上述の従来技術のもつ欠点を解決すべくな
されたものであり、その目的は、自動的且つ正確にジッ
パーのミシン縫いを行なえるジッパー縫付け専用自動ミ
シンを提供することである。
発明の開示 本発明の態様は、ジッパーをフラップ付き製品に縫付
けるのに使用するジッパー縫付け専用自動ミシンであっ
て、 少なくとも直線縫いできるミシン; 該ミシンに取付けられ、ミシンの針の運動方向に垂直
な平面内において相互に直角な2軸方向に運動可能な腕
部; 該腕部を前記2軸方向に駆動し得る駆動装置; 前記腕部に取付けられ、ジッパーと被縫製物とを所定
の位置関係で把持し得るジッパーセット装置;および フラップを自動的にめくり返すフラップ返し装置を備
えてなることを特徴とするジツパー縫い付け専用自動ミ
シンである。
特にこのフラップを自動的にめくり返す装置は、ミシ
ンが被縫製物のフラップの下側を縫う段階にきたことを
知らせる信号発生装置と、 フラップと接触して該フラップをめくり返すフラップ
返し部材と、 上記信号発生装置からの信号により、上記フラップ返
し部材に所定の運動を行なわせる駆動機構と、を含む。
図面の簡単な説明 第1図は、フラップの三つの形態を示す概略平面図で
あり; 第2図(A)及び(B)は、裏地なしの場合の縫製部
品の相対関係を示す分解斜視図及びその右側面図であ
り; 第3図(A)及び(B)は、裏地のある場合の縫製部
品の相対関係を示す分解斜視図であり; 第4図(A)〜(F)は、従来の縫合プロセスを示す
概略図であり; 第5図は、本発明に係るジッパー縫付け専用自動ミシ
ンの主要部の斜視図であり; 第6図及び第7図は、第5図の自動ミシンを用いてス
カートの表地とジッパーとを縫合した状態の主要部の平
面図及びその正面図であり; 第8図は、本発明に係るジッパー縫付け専用自動ミシ
ンの他の実施例の斜視図であり; 第9図は、第8図の自動ミシンの使用されるカセット
式のジッパーセット装置の斜視図であり; 第10図は、本発明に係るジッパー縫付け専用自動ミシ
ンのヘッド部分の詳細な斜視図であり; 第11図は、第10図に図示されたフラップ返し装置の空
気圧回路図であり; 第12図は、第10図のフラップ返し装置の作動を説明す
るための概略図であり; 第13図は、フラップ返し装置の他の実施例の作動を説
明するための概略正面図であり; 第14図(A)〜(C)は、それぞれ第10図に図示され
た中押え部材の平面図、正面図及び右側面図であり; 第15図は、中押え部材の他の実施例の斜視図であり; 第16図(A)〜(D)は、第15図の中押え部材の平面
図、正面図、右側面図及び第16図(B)のD−D線に沿
ってとった縦断面図であり; 第17図は、ハードウエアの要部ブロック図であり; 第18図は、操作卓の概略図であり;そして、 第19図は、本発明のジッパー縫付け専用自動ミシンの
作動を示すフローチャートである。
好適実施例の説明 第5図を参照すると、本発明に係るジッパー縫付け専
用自動ミシンの主要部が斜視図で示されている。
ミシン10は、第6図の平面図に破線で示されている如
く少なくとも直線縫いができる通常のミシンである。X
−Y駆動装置(図示されていない)は、ミシン10に取付
けられていると共に、腕部13をミシンの針11の運動方向
に垂直な平面内において相互に直角なX軸及びY軸方向
に駆動する。ジッパーセット装置12は、取付部12aによ
ってX−Y駆動装置の腕部13に着脱可能に又は固定して
取付けられている。ジッパーセット装置12は、また被縫
製物、例えばスカートの表地1を支持する取付台12bを
備えている。取付台12bのほぼ中央には、ミシンの針11
が貫通して通過可能な開口部12cが設けられている。ジ
ッパーセット装置12の取付台12bには、開口部12cの両側
に沿って一対のジッパー押え部材18が設けられている。
このジッパー押え部材18は、図示された実施例では、こ
の最奥部分で取付台12bに固着されたスキー板形状の一
対の押え板バネから構成されている。他の種々の構成に
より同様の目的を達成し得ることは当業者において理解
されるべきである。ジッパーセット装置12には、また空
気圧式アクチュエータ又はソレノイドの作動子に連結さ
れたリンク14と、このリンク14に固定されている共に取
付台12bに対し回転可能に軸支された軸15と、そして軸
の両端に回転しないように固定された一対のレバー16と
を介して、ジッパー押え部材18に向って押し付けられる
一対の押え板17が設けられている。上述のスカートの表
地1は、裏地2に予め縫付けられた、又は単独のジッパ
ー3を取付台12bとジッパー押え部材18との間に挟み込
んで保持した後、ジッパー押え部材18上に載せられる。
そして、アクチュエータ又はソレノイドが付勢される
と、表地1はジッパー押え部材18と押え板17との間に確
実に保持される。表地1とジッパー3とが縫製行程中ズ
レないようにするため、種々の構成が提供され得る。例
えば、第5図に図示されている如く、押え板17の内縁端
17aをわずかに下側に屈曲したり、表地1と接触する面
にゴム等の滑りにくいテープを貼着したり、あるいは、
ギザギザを付けたりする(第10図)ことができる。この
ようにしてジッパーセット装置にジッパー3及び表地1
が確実に保持された後、ミシン10及びX−Y駆動装置は
駆動され、ジッパーは表地1に縫付けられる。
第8図は、本発明に係るジッパー縫付け専用自動ミシ
ンの他の実施例を図示している。この自動ミシン20は、
基本的構造においては、第5図に図示された自動ミシン
10と同一である。すなわち、ミシン20に取付けられたX
−Y駆動装置(図示されていない)の腕部23は、着脱自
在のカセット式のジッパーセット装置22を支持するよう
に構成された支持装置26を針21の運動方向に垂直な平面
内において自由に駆動する。支持装置26は、ジッパーセ
ット装置22を滑り込ませて所定の位置に保持する一対の
対向する案内溝26aとミシンの針21aが貫通して通過可能
な開口部26bとを備えている。支持装置26は、また第5
図のミシン10と同様に、挿入されたジッパーセット装置
22を確実にそのままの状態に保持するリンク機構25及び
押え板24を備えている。
カセット式のジッパーセット装置22の詳細は、第9図
に図示されている。ジッパーセット装置22は、X−Y駆
動装置によって駆動される支持装置26の一対の案内溝26
a内に挿入される側縁22aを有する取付台22bを含んでい
る。取付台22bには、また支持装置26の開口部26bと整合
する位置に開口部22cが形成されている。取付台22bに固
定されたジッパー押え部材22dは、第5図に図示された
ジッパー押え部材18と同様の構成を有している。ジッパ
ーセット装置22は、さらに被縫製物、例えば、スカート
の表地1を取付台22bの上に且つジッパー3に対して表
地1を所定の位置に着脱可能に保持する被縫製物押え機
構を備えている。この被縫製物押え機構は、図示された
実施例においては左右独立して作動することができるよ
うになっている。被縫製物押え機構は、取付台22bの最
奥部においてそれに固定された長孔22eを有するレバー
固定板22fと、取付台22bに対し相対的に揺動可能な押え
板22gと、押え板22gと同軸状に且つ取付台22bに対し相
対的に揺動可能に取付けられたレバーであって上記レバ
ー固定板22fの長孔22e内に入って押え板22gを所定位置
に保持する突起22iを有するレバー22jと、そして、押え
板22gとレバー22jとが相互に離れるように装着されたコ
イルバネ22kとを備えて構成されている。
本発明の第2の実施例である着脱式のジッパーセット
装置22を有する自動ミシン20を用いると、ミシンの外部
で、例えば、テーブル27に固定された台座28を利用して
裏地2付きの又は単独のジッパー3とスカートの表地1
とをジッパーセット装置22で確実に保持し、しかる後、
ジッパーセット装置22を支持装置26に着脱可能に取付け
ることができる。
この構成では、ミシン20が縫合を行なっている間に、
台座28を利用してジッパー3と表地1とを予め確実に保
持しておき、縫合を終ったら直ぐにジッパーセット装置
22を交換することを可能にし、これにより、作業能率を
格段に向上させる。また、ジッパーセット装置22の各部
の寸法の異なるものを多数用意しておくことにより、種
々の縫合作業に容易に適応することができるようにな
る。また、第5図のミシン10のように、直接、ジッパー
3及び表地1をミシンに対して固定するものではないた
め、両者の間のズレや曲がりが少なくなり、仕上がりが
良くなる利点を有している。
第10図を参照すると、ミシンが被縫製物、例えば、ス
カートのフラップ4の自由端の下側を縫う際、フラップ
を自動的にめくり返すフラップ返し装置31と、針が抜け
る時にスカートの表地1を押えると共にフラップ4の返
りを手助けする、スカートの進行方向を長軸とする厚さ
のあるほぼ船舶形状の中押え足61を有する中押え駆動機
構60とが図示されている。
第11図は、フラップ返し装置31の空気圧回路であり、
第12図(A)〜(C)は、フラップ返し装置31の作動を
概略的に図示したものである。図示されたフラップ返し
装置31は、フラップ返し部32を図のX軸方向に移動させ
る第1のシリンダー33と、フラップ返し部32を上下方向
に移動させる第2のシリンダー34と、そして両シリンダ
ーを相互に連結する取付板35とを備えている。図示され
た空気圧回路中、36は5ポート2位置切換弁、37は3ポ
ート2位置切換弁、38は逆止弁付流量調整弁、そして39
は空気圧供給源である。
第11図の状態から、5ポート2位置切換弁36を上側回
路に切換えると、空気供給源39からの圧縮空気は、ライ
ン40からその支管であるライン40aを通って3ポート2
位置切換弁37に入り、さらにライン42を通って第2のシ
リンダー34のシリンダー室内に供給される。これによ
り、フラップ返し部32は下降せしめられるが(第12
(A))、その下死点に到達すると(第12図(B))ラ
イン40a,40b,42の圧力が上昇する。所定の設定圧力を超
えると圧縮空気は、逆止弁付流量調整弁38を通って、ラ
イン40c内に入り、さらに第1のシリンダー33の第1の
シリンダー室33a内に供給される。これにより、第1の
シリンダー33のピストンロッドに固定された取付板35、
ひいてはそれに固定された第2のシリンダー34及びフラ
ップ返し部32は、第11図において左側に移動し、フラッ
プ返し部32により、フラップ42はめくり返えされる。
5ポート2位置切換弁36をその下側回路に、そして、
3ポート2位置切換弁37をその下側回路に同時に切換え
ると、ライン41に供給された圧縮空気は、ライン41a、
切換弁37、及びライン42を通って第2のシリンダー34に
供給されると共に、ライン41b、流量調整弁38及びライ
ン41cを通って第1のシリンダー33の第2のシリンダー
室33b内に供給される。これにより、フラップ返し部32
は、その下死点に位置する状態で第11図において右側に
移動する。最後に、3ポート2位置切換弁37をその上側
回路に切換えると、ライン42は、ライン40a,40及び5ポ
ート2位置切換弁36を通って排気されて、流体的に連通
し、空気圧は急激に減少する。これによって、第2のシ
リンダー34のピストンロッドは、バネ圧によって上昇さ
れ、それに伴ってフラップ返し部32も上昇せしめられ
る。
第13図は、フラップ返し装置の他の実施例の側面図で
ある。
図面中、50は、フラップ返し装置であり、51はミシン
10(20)に取付けられた空気圧式アクチュエータ又はソ
レノイドによって作動される作動ロッド、52は作動ロッ
ド51にその一端が枢支されていると共にミシンのヘッド
部から吊下して設けられた支持部材53に対し揺動自在に
軸支された第1の枢動レバー、54は第1の駆動レバー52
の他端にその一端で枢支される第2の駆動レバー、そし
て、55は第2の駆動レバー54の他端に取付けられたフラ
ップ返し部である。第2の駆動レバー54は、そのほぼ中
央部分に長孔54aを有しており、この長孔54a内に、第1
の駆動レバー52の軸の真下に且つそれと平行に支持部材
53に設けられた軸部材56が挿入されるようになってい
る。これにより、第2の駆動レバー54は、軸部材56上を
滑りながら、それを中心として揺動することができる。
これにより、第2の駆動レバー54の他端に固定されたフ
ラップ返し部55の下端は、作動ロッド往復運動により楕
円運動を行なうことになる。
尚、フラップ返し装置としては、図示したものの他、
フラップ返し部の下端が円運動、放物線運動を行なうも
の等、種々の構成を採用することができる。
第14図(A)〜(C)は、それぞれ第10図に図示され
た中押え足61の平面図、正面図、そして右側面図であ
る。この中押え足61には、長孔61aと、フラップを中押
え足61の右側又は左側に偏向させる先端部61bと、そし
て、偏向されたフラップをめくり返すように案内する両
側面に形成されたフラップ案内部61cとを備えている。
ミシン10(20)の針11(21)は、中押え足61の長孔61a
内を貫通することができるようになされている。この中
押え足61は、第6図に図示されている如く、フラップの
縦直線縫い目19a及び横直線縫い目19bを縫っている場合
には、従来周知の押え足と同様、針11(21)が被縫製物
から抜ける時に被縫製物が針11(21)との摩擦抵抗によ
り上方に持ち上げられて縫い目形成の妨げとならないよ
うに、この被縫製物を押える働きを行なう。一方、フラ
ップ4の自由端の下側に位置する縦直線縫い目19cを縫
っている場合には、第10図に図示されている如く、ミシ
ンは、フラップ返し装置31(50)でフラップ4を返しな
らがジッパー3と被縫製物とを縫合してゆく。この時、
中押え足61は、フラップ返し装置でめくり返されたフラ
ップの端縁をフラップ案内部61cに沿って案内し、その
縫製時にフラップ4がジッパー3の上に戻らないように
している。
第15図は、本発明に係る中押え足の他の実施例の斜視
図であり、第16図(A)〜(D)は、それぞれ、その平
面図、正面図、右側面図及び第16図(B)のD−D線に
沿ってとった縦断面図である。
この中押え足62は、全体的に楕円形に近い形状をして
おり、且つ長孔62aと、先端部62bと、そして両側面に形
成されたフラップ案内部62cとを備えている。このフラ
ップ案内部62cは、第16図(C)に図示されている如く
溝形の断面を有していると共に長手方向後向に向ってわ
ずかに傾斜している。これにより、フラップの返りは増
長せしめられる。
次に、第10図を参照して、上述した中押え足61(62)
駆動する中押え駆動機構60について説明する。
67はミシン10のヘッド部に一端を枢着したシリンダー
であり、そのピストン棒67aには、下端に中押え足61(6
2)をもつ中押え棒63が取付台64を介して支持されてい
る。また66は取付台64の側面に固着された案内軸65を案
内するためのカム溝66aをもつ案内カム部材であり、ミ
シン10のヘッド部に固定されている。そして上記カム溝
の形状は、シリンダー67のピストン棒76aが下降するこ
とにより、中押え足61(62)が針11(21)の移動経路か
ら外れ且つミシンヘッド上面から離れ上った位置から針
11(21)の干渉を避けて下降し、長好61a(62a)が針11
(21)の移動経路に対向した状態で被縫製物をベッド上
面に押圧し、また上記ピストン棒76aが下降することに
より、中押え足61(62)が針11(21)と干渉しないよう
に前記とは逆に針の移動経路から横に外れ且つ上方に移
動するように形成されている。従って中押え足61(21)
は、下降された状態では布押え装置及びフラップ返しの
補助装置として機能し、また糸切り装置が作動した後の
上昇復帰時にはワイパー(糸払い)装置として機能する
ものである。
次に、第17図、第18図、第19図を参照して電気的な制
御を説明する。
第17図は本発明の一実施例の要部ブロック構成図を示
す。すなわち、制御回路68aにROM(読出専用メモリ)68
b、RAM(書込可能メモリ)68cをそれぞれ接続する。ま
た、制御回路68aにI/O回路(入出力回路)68dを介して
操作卓69を接続する。さらに、制御回路68aの出力をI/O
回路68dを介して縫いパターンデータに基づいて押えを
移動するモータ68eおよび上述の如く構成された第10図
〜第13図のフラップ返し装置31(50)に接続し、これら
の出力を上述したミシンで構成されるミシン10(20)に
それぞれ接続する。
第18図は、上記操作卓69の詳細図を示す。操作卓69は
表示部71,72、データ入力キー群73、入力データモード
を切替えるスイッチ74および75、入力データモードを表
示するLED等でなるランプ76〜83、横方向縫いの有無を
入力するスイッチ84、縫い始め位置を入力するスイッチ
851および852、縫いピッチ入力データを選択するスイッ
チ86および87、入力する縫いピッチを表示するLED等で
成るランプ88〜91とで構成される。
第19図は上記ROM62に書込まれた本装置の制御プログ
ラムのフローチャートを示す。第19図は縫いパターンの
左端を原点(基準点)とする場合を示す。
このような構成で操作卓69によりRAM68cに縫いパター
ンデータが書込まれる。まず、スイッチ74,75により入
力するデータの種類を選択する。これはスイッチ74によ
りランプ76〜83を上方へまたスイッチ75によりランプ76
〜83を下方へ順次点燈させ入力すべきデータに対応する
ランプを点燈させることにより行う。
まず、「パターン入力」を選択し、パターンナンバを
データ入力キー群73により入力する。このパターンナン
バは表示回路71に表示される。パターンナンバを入力し
た後に、「縦方向長さ」を選択し縫いパターン92の縦方
向長さ(以下、単に「縦長」という。)をデータ入力キ
ー群73により入力する。この縦長は表示回路72に表示さ
れる。また、「横方向長さ」を選択し、縫いパターン92
の横方向長さ(以下、単に「横長」という。)を同様な
操作で入力する。この横長は表示回路72に表示される。
また、縫いパターン92の左右の端で返し縫いを行う場
合には「返し量右」およびまたは「返し量左」を選択し
データ入力キー群73により返し縫針数を入力する。ま
た、縫いパターン92の横方向93を縫製する場合にはスイ
ッチ84により横方向縫い「有」を入力する。また、縫い
パターン92の横方向93を縫製しない場合にはスイッチ84
により横方向縫い「無」を入力する。さらに横方向93を
繰返して縫製するときはスイッチ84により横方向縫い
「有」を再度入力する。
また、縫いパターン92を左から縫製する場合にはスイ
ッチ851を入力し、縫いパターン92を右から縫製する場
合にはスイッチ852を入力する。
また、スイッチ86,87により縫いピッチデータを入力
する。これはスイッチ86,87により入力すべき縫いピッ
チに対応するランプ88〜91を選択点燈することにより行
う。
上記の入力した縫いパターンデータは制御回路61によ
り順次RAM63に書込まれ縫いパターンが記憶される。
ここで、第1図(A),(B),(C)に示したよう
にジッパー3をフラップ4付製品に縫付ける場合には、
フラップ4の形態は右フラップ(第1図A)、左フラッ
プ(第1図B)、センターフラップ(第1図C)の三つ
である。この三つの形態を縫製する場合に、従来の縫い
パターン自動縫製式ミシンでは以下の四つの縫いパター
ンデータを作成入力する必要がある。すなわち、(1)
右フラップの場合の、縫い始め点をジッパー3のスライ
ダー3a(第2図B)の右端とし、縫い始め点から縦方向
長さを縫製し、続いて横方向長さを縫製し、続いてスラ
イダー3aの左端を縫い終り点として縦方向長さを縫製す
る第一の縫いパターン。(2)左フラップの場合の、縫
い始め点をスライダー3aの左端とし、縫い始め点から縦
方向長さを縫製し、続いて横方向長さを縫製し、続いて
スライダー3aの右端を縫い終わり点として縦方向長さを
縫製する第二の縫いパターン。
(3)センターフラップの場合の、スライダー3aの左端
又は右端を縫い始め点とし縦方向長さを縫製し、続いて
横方向長さを空送りし、続いてスライダー3aの右端又は
左端を縫い終わり点として縦方向長さを縫製する第三、
第四の縫いパターンである。
しかし、本発明のミシンは上述の如く四つの縫いパタ
ーンをそれぞれ作成入力する必要はなく単に縫いパター
ンの形状(縦長、横長)を決定し入力すれば、これに縫
い始め位置および横方向縫い有無を付加して入力すれば
良い。すなわち、左フラップは縫い始め左および横縫い
有、右フラップは縫い始め右および横縫い有、センター
フラップは縫い始め左又は右および横縫い無を入力すれ
ばよい。これは本発明の特徴事項の一つである。
以上の操作により縫いパターン92のデータを作成入力
した後にパターンナンバを指定した起動スイッチを入力
すれば第19図のフローチャートにしたがって縫いパター
ンが制御回路68aの制御により自動的に縫製される。す
なわち、原点処理や入力データを基準点を有する縫いデ
ータに変換する処理等の一般的動作(第19図ブロック10
0、以下単に「ブロック」と言う。)後に、本発明の特
徴ある動作が行われる。
まず、左フラップの縫いパターンが入力された場合に
ついて説明する。制御回路68aは縫い始め位置が左かを
判別する(ブロック101)。左フラップの場合は縫い始
め位置は左である。次に縫い始め点での返し縫いの有無
が判別され返し縫いが入力されていれば入力データ(返
し量データ)に基づいてモータ68eおよびミシン10(2
0)により左返し縫い処理が行われる(ブロック102,10
3)。次に縫い始め位置は左であるので縦長データに基
づいてモータ68eが正転されミシン10(20)によって左
フラップを縫付けるために左側の縦長が縫製される(ブ
ロック104,105)。次に、横方向縫いが横長データに基
づいてモータ68e、ミシン10(20)により行われる(ブ
ロック106,107,108)。繰返し縫いが入力されていれば
モータ68eを横長データに基づいて逆転しさらに正転し
て繰返し縫い処理が行われる(ブロック109,110)。次
に左フラップに覆い隠される右側の縦長の縫製が、第10
図〜第13図で示したフラップ返し装置で構成されるフラ
ップ返し機構(以下、単に「フラップ返し装置31(5
0)」という。)を作動させかつモータ68eを逆転させ縦
長データに基づいてミシン10(20)で行われる(ブロッ
ク111,112,113)。縫い終わり点(右端)での返し縫い
が入力されていれば右返し縫い処理が行われる(ブロッ
ク114,115,116)。以上により左フラップの縫いパター
ンが縫製されると糸切り処理及び原点(基準点)復帰の
ためにモータ68eを横長データに基づいて逆転し横逆転
空送り処理及びバックラッシュを行う原点処理が行われ
(ブロック117,118,119,120,121,122)、左フラップの
縫製が終了する。
次に、右フラップの縫いパターンが入力された場合に
ついて説明する。制御回路68aは縫い始め位置を判別す
る(ブロック101)。右フラップの場合は縫い始め位置
右と入力されている。このため、横長データに基づいて
モータ68eが正転され横正転空送り処理が行われ縫い始
め点が右端に設定される(ブロック123)。縫い始め点
の返し縫いが入力されていれば入力データる基づいてモ
ータ68eおよびミシン10(20)により右返し縫い処理が
行われる(ブロック124,115,116)。次に、縦長データ
に基づいてモータ68eが正転されミシン10(20)によっ
て右フラップを縫付けるために右側の縦長が縫製される
(ブロック117,105)。次に、横方向縫い及び繰返し縫
いが入力されていれば、横長データに基づいてモータ68
eを逆転しさらに正転して繰返し縫い処理が行われかつ
モータ68eを逆転して横逆転縫い処理が行われて繰返し
縫いが行われる(ブロック106,125,110,111,127)。ま
た、横方向縫いだけが入力されていれば、横長データに
基づいてモータ68eを逆転し横逆転縫い処理だけが行わ
れる(ブロック106,125,126,127)。
次に、右フラップに覆い隠される左側の縦長の縫製が
フラップ返し装置31(50)を作動させかつモータを縦長
データに基づいて逆転させミシン10(20)で行われる
(ブロック112,113)。縫い終わり点(左端)での返し
縫いが入力されていれば左返し縫い処理が行われる(ブ
ロック114,102,103)。以上により右フラップの縫いパ
ターンが縫製されると糸切り処理及び原点処理が行われ
(ブロック104,118,119,122)、右フラップの縫製が終
了する。
次に、センターフラップの縫い始め位置が左と入力さ
れた縫いパターンの場合について説明する。制御回路68
aは縫い始め位置を判別する(ブロック101)。縫い始め
位置は左と入力されているので、縫い始め点(左端)で
の返し縫いの有無が判別され返し縫いが入力されていれ
ば入力データに基づいてモータ68eおよびミシン10(2
0)により左返し縫い処理が行われる(ブロック102,10
3)。次に、左側のフラップを縫付けるために左側の縦
長が縫製される(ブロック104,105)。次にセンターフ
ラップは横方向縫いは「無」と入力されているので、糸
切り処理が行われる(ブロック106,107,128)。次に右
フラップを縫うために、横長データに基づいて空送り行
われ右フラップの縫い始め点が設定される(ブロック12
9,123)。次に、右フラップを縫い付けるために、右側
の縦長の縫製がフラップ返し装置31(50)を作動させか
つモータ68eを逆転させ縦長データに基づいてミシン10
(20)で行われる(ブロック124,112,113)。縫い終わ
り点(右端)での返し縫いが入力されていれば右返し縫
い処理が行われる(ブロック114,115,116)。以上によ
りセンターフラップの縫いパターンが縫製されると糸切
り処理及び原点復帰のためにモータ68eを横長データに
基づいて逆転し横逆転空送り処理及びバックラッシュを
行う原点処理が行われ(ブロック117,118,119,120,121,
122)、センターフラップの縫製が終了する。
次に、センターフラップの縫い始め位置が右と入力さ
れた縫いパターンの場合について説明する。制御回路68
aは縫い始め位置を判別する(ブロック101)。縫い始め
位置は右と入力されているので、横長データに基づいて
モータ68eが正転され横正転空送り処理が行われ縫い始
め点が右端に設定される(ブロック123)。縫い始め点
の返し縫いが入力されていれば入力データに基づいてモ
ータ68eおよびミシン10(20)により右返し縫い処理が
行われる(ブロック124,115,116)。次に、縦長データ
に基づいてモータ68eが正転されミシン10(20)によっ
て右側フラップを縫い付けるために右側の縦長が縫製さ
れる(ブロック117,105)。次に、センターフラップは
横方向縫いは「無」と入力されているので糸切り処理が
行われる(ブロック106,125,126,128)。次に、左フラ
ップを縫うために横長データに基づいてモータ68eが逆
転され横逆転空送り処理が行われ左フラップの縫い始め
点が設定される(ブロック129,120)。次に左フラップ
を縫い付けるために、左側の縦長の縫製がフラップ返し
装置31(50)を作動させかつモータ68eを逆転させ縦長
データに基づいてミシン10(20)で行われる(ブロック
121,112,113)。縫い終わり点(左端)での返し縫いが
入力されていれば左返し縫い処理が行われる(ブロック
114,102,103)。以上によりセンターフラップの縫いパ
ターンが縫製されると糸切り処理及び原点処理(バック
ラッシュ処理)が行われ(ブロック104,118,119,12
2)、センターフラップの縫製が終了する。
ここで、上記例は縫いパターンの原点(基準点)を縫
いパターンの左端として説明したが基準点を右端として
も作用効果において同一であり、この場合は横方向縫い
のモータの回転が上記例と逆になる。
以上説明したように、本発明によればジッパーをフラ
ップ付勢品に能率良く縫い付けるミシンが提供できると
共にフラップの形態に対応して縫いパターンをそれぞれ
作成記憶させる必要がなく、縫いパターンの形状を作成
しこれに縫い始め位置及び横方向縫いの有無を合せて入
力すればフラップの形態に対応してフラップを自動的に
縫い付けることができる。
本発明は好ましい実施例に基づいて説明されている
が、本発明はその技術的範囲を逸脱することなく種々の
修正、変更が可能である。そして本発明は、添附の請求
の範囲に記載された全ての発明を含むものであって、例
示した実施例は、それに限定する意味ではない。
フロントページの続き (72)発明者 大地 虎男 東京都調布市国領町8丁目2番地の1 東京重機工業株式会社内 (56)参考文献 特公 昭57−30029(JP,B2) 実公 昭56−40394(JP,Y2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジッパーをフラップ付きの被縫製物に縫付
    けるのに使用するジッパー縫い付け専用自動ミシンであ
    って、 少なくとも直線縫いできるミシンと;該ミシンに取付け
    られミシンの針の運動方向に垂直な平面内において相互
    に直角な2軸方向に運動可能な腕部と、該腕部を前記2
    軸方向に駆動し得る駆動装置と;前記腕部に取付けら
    れ、前記ジッパーと被縫製物とを把持し得るジッパーセ
    ット装置と;前記ミシンがフラップ付き被縫製物のフラ
    ップの下側を縫う際、該フラップを自動的にめくり返す
    フラップ返し装置と、を備えて成るジッパー縫い付け専
    用自動ミシン。
  2. 【請求項2】請求の範囲第1項に記載のジッパー縫付け
    専用自動ミシンにおいて、前記ジッパーセット装置は、
    前記腕部に固定されていると共にジッパー及び被縫製物
    の把持は空気式又は油圧式アクチュエータ又はソレノイ
    ドの作動によって行なわれる自動ミシン。
  3. 【請求項3】請求の範囲第1項に記載のジッパー縫付け
    専用自動ミシンにおいて、前記ジッパーセット装置は、
    前記腕部に取付けられた支持装置に着脱可能に取付け可
    能なカセット式のジッパーセット装置から構成されてな
    る自動ミシン。
  4. 【請求項4】請求の範囲第1項に記載のジッパー縫付け
    専用自動ミシンにおいて、前記ジッパーセット装置は、
    ジッパーおよび被縫製物を保持するジッパー押え部材お
    よび押え板とを備えている自動ミシン。
  5. 【請求項5】請求の範囲第1項に記載のジッパー縫い付
    け専用自動ミシンにおいて、前記フラップ返し装置は、
    ミシンが被縫製物のフラップの下側を縫う段階にきたこ
    とを知らせる信号発生装置と、前記フラップと接触して
    該フラップをめくり返すフラップ返し部材と、前記信号
    発生装置からの信号により前記フラップ返し部材を運動
    せしめる駆動機構とを有するジッパー縫付け専用自動ミ
    シン。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5640394U (ja) * 1979-09-03 1981-04-15
JPS5730029A (en) * 1980-07-31 1982-02-18 Fujitsu Ltd File area managing system

Patent Citations (2)

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