JP2000300874A - ボタン孔ミシン - Google Patents

ボタン孔ミシン

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JP2000300874A
JP2000300874A JP2000104869A JP2000104869A JP2000300874A JP 2000300874 A JP2000300874 A JP 2000300874A JP 2000104869 A JP2000104869 A JP 2000104869A JP 2000104869 A JP2000104869 A JP 2000104869A JP 2000300874 A JP2000300874 A JP 2000300874A
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sewing machine
buttonhole
buttonhole sewing
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Dietrich Kaehler
ケーラー ディートリヒ
Jochen Fischer
フィッシャー ヨッヘン
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Duerkopp Adler AG
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Duerkopp Adler AG
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    • D05D2303/08Cordage

Abstract

(57)【要約】 【課題】 手動の調整をする必要なしにデザイン構造及
び/又は寸法の異なる一群のボタン孔を逐次縫い得るよ
うにする。 【解決手段】 一群のボタン孔のデザイン及び/又はサ
イズの変更に関する情報の記入、記憶及び処理のための
装置と;縫い素材でのボタン孔の連続製作のために駆動
装置を作動するための装置と備えるボタン孔ミシン。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の前提部
分に係るボタン孔ミシンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】(米国特許出願No.09/063965に対応す
る)ドイツ特許第19716629号から公知の一般的
タイプのボタン孔ミシンにおいて、X-Yテーブルの形
状をした縫い素材ホルダーは2つのステッピングモータ
によって作動される。更に針棒とフック軸受はステッピ
ングモータによって同期して且つ等角的に駆動され、そ
の結果、縫い工具が針の軸線回りに回転可能であり、こ
のことは縫い方向に対する縫い工具の一定の位置を、そ
れ故にシームの幾何学的図形に関するミシンの著しいフ
レキシビリティを達成するのに役立つ。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、手動
の調整をする必要なしにデザイン構造及び/又は寸法の
異なる一群のボタン孔が逐次縫われ得るように一般的タ
イプのボタン孔ミシンを具現化することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は、請求項1の特徴部分の構成によって成し遂げられ
る。本発明に係るやり方は、単一の作業個所で、言い換
えれば、同じボタン孔ミシンによって連続的に作り出さ
れるべきボタン孔の関連したパラメータ全てが前もって
書き入れられること及びボタン孔がその後に次々と縫わ
れ場合によっては請求項2にしたがって切られることを
達成することに役立つ。そしてボタン孔の切断がプレカ
ッティングモードにおいてなされるかアフターカッティ
ングモードにおいてなされるかは重要でない。
【0005】請求項3によれば、非常に頻繁に望まれる
笹縁糸フィーダーが備えられ、笹縁糸(ギンプスレッ
ド)の自動的な供給切断が、続いての請求項4に係る変
動するボタン孔の縫い操作の自動化の範囲内でもたらさ
れる。当然ながら、笹縁糸フィーダーのこの構造もま
た、デザイン構造やサイズが同じボタン孔を連続的に縫
う際に及び/又は自動化を備えない場合に、用いること
ができる。同様のことが請求項9に係る笹縁糸カッター
の使用にも当てはまる。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の詳細が、図面に関連した
例示的な実施形態の次の記載から明らかとなろう。
【0007】図1に示されたシングル/ダブル糸鎖編ミ
シンは、実質的に所謂面板2、スタンダード(スタン
ド)3及び上アーム4からなるハウジング1を備えて構
成されている。アーム軸5がアーム4内に回転可能に延
在し、ベルト駆動装置7を介して駆動モータ6によって
回転駆動可能である。
【0008】アーム4において軸受9,10に実質的に
垂直の針棒8が取り付けられ、これはクランク駆動装置
11を介してアーム軸5によって往復運動するように駆
動可能である。その下端で針棒8は針12を備える。
【0009】針棒8の下方で、鎖編フック(図3)を備
えてなるフック軸受13が、Z方向に延在する垂直ピボ
ット軸線17回りに約400°の回転のために軸受1
5,16に取り付けられている。フック軸受13のロー
タリー作動は、ピボット駆動装置18として供されるス
テッピングモータによって2つのベルト駆動装置19,
20を介して起こされる。針棒8が、縦方向での変位の
ためだけでなくピボット軸線17回りの回転のために
も、軸受9,10に取り付けられる。ベルト駆動装置1
9によって駆動可能でZ方向に延在するセット軸21を
介して、及び別のベルト駆動装置22を介して、これは
ピボット駆動装置18によってフック軸受13に対して
等角で且つ同期して駆動され、その結果、針12及びフ
ック軸受13はピボット軸線17回りに等角で且つ同期
してピボット旋回する。
【0010】針棒8と針12は、針ジョグ駆動装置23
によって横方にジョグするように、即ち、揺動するよう
に駆動可能である。横方のジョグ動作はピボット軸線1
7に対する針棒8の片寄りを伴う。針棒8の回転可能性
のために、針12を備えた針棒8のジョグ面はフック軸
受13の回転の位置に対して等角に且つ同期して変位可
能である。ステッピングモータ25が針棒8の横方ジョ
グのために備えられる。このステッピングモータ25は
軸受26,27に延在するジョグ軸28を介して針棒8
に作用する。このために、米国特許第1991627号
及び(米国特許出願 09/256853 に対応する)DE 19
807771 A1から公知の(詳細には示されない)
伝動装置29が備えられる。
【0011】(図2に詳細に示された)X-Yテーブル
30が面板2に配設される:X方向に延在するガイドロ
ッド31に取り付けられ、この方向に変位可能である。
連結ロッド32によって、ガイドロッド31は、面板2
に取り付けられX方向に延在するロッド33に支持され
る。連結ロッド32はロッド33とガイドロッド31と
テーブル30と協働して平行なロッド案内を形成し、そ
れによってテーブル30はY方向において自身と平行に
変位可能である。そのようにするにおいて、Z方向に僅
かな動きが起こるが、重要でないので無視してよい。Y
方向におけるテーブルの変位の既述した動きは、ピニオ
ン35とセグメントギヤ36を介してロッド33の一つ
と連結したステッピングモータ34によって起こる。X
方向におけるテーブル30の変位は、ステッピングモー
タ37と(概略的に描かれた)スプンドル駆動装置38
によって起こる。テーブル30の既述したデザイン構造
と作動もまた(米国特許出願 09/256853 に対応する)
DE 19807771 A1から公知である。クランプ
39がテーブル30に配設され、縫い素材40を固定す
る。ボタン孔を切断するための縫い素材カッター41
は、通例的にテーブル30の上方でアーム4に針棒8の
そばで備えられる。
【0012】図3〜5に示されたように、鎖編フック1
4がフック軸受13に配設され;ルーパ糸45が、ピボ
ット軸線17と同心にフック軸受13の底部43に形成
された開口44を通ってフック14に供給される。フッ
ク軸受13の上方でテーブル39の面において面板2
に、ステッチ孔47を備えたステッチプレート46が配
設される。上記ステッチ孔を、針棒48と共に針12が
通過する。針棒48はジョグフック14によって捉えら
れ、ダブル糸鎖編が縫い素材40に形成される。
【0013】更にフック軸受13にフィーダー49が備
えられ、ステッチ孔47を通して縫い素材40に笹縁糸
50を供給する。このフィーダー49は、笹縁糸50の
ためのピボットガイド51を備えてなる。このガイド5
1は、二本腕旋回レバー53に取り付けられた湾曲ガイ
ド管52を有する。
【0014】レバー53は、X方向に延在する水平軸線
55回りに旋回するように、フック軸受13に配設され
た軸受54に取り付けられる。旋回レバー53の、ガイ
ド管52から離れた端部で、フック軸受13の底部43
に連節し空気作用で作動するダブル作用ピストンシリン
ダ駆動装置によって形成されたピボット駆動装置56が
作用する。ガイド管52に割り当てられるようにクラン
プ装置57が旋回レバー53に備えられる。当該クラン
プ装置57は、ガイド管52に形成されたクランプ表面
58、これと協働するクランプジョー59、及びリニア
作用のクランプジョー駆動装置60を備えて構成され
る。駆動装置60もまた空気作用で作動するダブル作用
ピストンシリンダ駆動装置によって形成される。
【0015】フック軸受13の上軸受15も担持する面
板2の内側壁61に、リニア変位駆動装置64によって
フック軸受13の外側の係止位置(図3,5に示され
た)に動かされるかフック軸受13の壁66においてそ
の開口65を通り笹縁糸50に位置した作業位置(図4
に示された)に動かされる鋏63を備えてなる笹縁糸カ
ッター62が備えられる。同じく変位駆動装置64は空
気作用で作動するダブル作用ピストンシリンダ駆動装置
によって形成される。
【0016】笹縁糸50はルーパ糸45と同じようにフ
ック軸受13の底部43における開口44を通って供給
され、フック軸受13に定着され開口44とガイド管5
2の間の経路に配設された笹縁糸ガイド67を通して案
内される。ピボット駆動装置56とクランプジョー駆動
装置60とは、フレキシブルホース線である圧縮空気線
68,69,70,71を介して圧縮空気を備えられ、
フック軸受13の底部43における開口44を通って通
じている。フック軸受13が公転でないピボット旋回動
作をなすのみなので、フレキシブルなプラスチックホー
スが損傷なしに当該動作に関係することが可能である。
変位駆動装置64が圧縮空気線72,73を介して圧縮
空気を供給される。鋏63は公知のように切断位置へ進
行して切断動作を行うように構成されている。笹縁糸の
ための供給通路74がステッチプレート46に形成さ
れ、側方へステッチ孔47に開口しており;ガイド51
の供給路に位置する。
【0017】カッター41は(米国特許出願 09/063965
に対応する)DE 19716629 C1から部分的
に公知である。これは、ステッチプレート46の面に位
置し面板2に定置した下ナイフ75と、当該ナイフ75
の垂直上方で針棒8の傍らでアーム4に位置した切断ブ
ロック76とを備えて構成される。切断ブロック76
は、図面では2つのみ描かれているが複数のナイフ接合
体(アバットメント)78,79を配設する担体77を
備えてなる。当該担体77は、下方に開いた弓体として
構成されるホルダー80に回転可能に取り付けられ、ロ
ータリーアクチュエータ81によって回転軸線82回り
に回転するように駆動可能であり、一体のナイフ接合体
78と79が同時にナイフ75に割り当てられた位置に
動く。ホルダー80はロッド80aに回転不能に且つ軸
線方向に変位可能なように配置され、その下端が担体7
7に当接する。ロッド80aはZ方向に変位可能である
が軸受83に回転不能に取り付けられる。垂直作動の、
即ち、Z方向に作用し空気作用で作動するダブル作用ピ
ストンシリンダ駆動装置の形態で構成された持ち上げ機
構84がロッド80aの上端に作用する。更に、実質的
に水平に配置されたレバー86を備えてなる切断駆動装
置配置85はロッド80aに作用する。当該レバーの一
端87はホルダー80に連節し、他端はピボット軸受8
8によって水平軸線回りに旋回するようにアーム4に取
り付けられている。ロール89はレバー86に付けら
れ、操作レバーに形成されたカム91と係合可能であ
る。この操作レバー90はアーム4におけるピボット軸
受92に旋回するように取り付けられ、ピボット軸受8
8の軸線に平行な軸線回りに旋回する。空気作用で作動
するピストンシリンダ駆動装置の形態をした切断駆動装
置93は、ピボット軸受92と反対側の操作レバー90
の端部に作用する。この駆動装置93のピストンロッド
94はピボット軸受92と反対側の操作レバー90の端
部に連節される。切断駆動装置のシリンダ95はアーム
4における軸受96によって連節される。操作レバー9
0でのカム91は、切断駆動装置93の或る引き出し動
作の後にロール89と係合して切断駆動装置93を下方
に押し、それ故に担体77とナイフ接合体78,79と
共にホルダー80も押すように形成される。切断ブロッ
ク76の上方に位置した下向きのナイフ接合体78はそ
こで支承される。図6に示されるように、ピストンロッ
ド94が完全にシリンダ95内に完全に引き込まれる
と、ナイフ接合体78と共にホルダー80が、ホルダー
80とロッド80aの間に位置したスプリング97の力
に抗して持ち上げ機構84によって更に上方に持ち上げ
られ得る。実際の切断ジョブのために約1mmの経路で
且つ5mmの程度のオーダーでのストロークのみが、切
断駆動装置配置85によって高い力でなされる。
【0018】ナイフ75は、ボタン孔において、とりわ
けはと目タイプのボタン孔において実施されるべき最大
可能長さの切り目の形状を有する。ナイフ接合体78
は、はと目タイプのボタン孔における切り目が実際にな
されることになる長さにわたってのみ延在する。切り目
が作られる際にナイフ75のためにナイフ接合体が利用
できない場合には必ず、縫い素材40が側方に撓んで或
いはつぶれて、短めの切り目が作られる。
【0019】供給装置49は縫いツールと、即ち、針1
2とフック14と、そしてカッター41と次のように協
働する:出発点となる基礎は図3に示された縫い操作で
あり、ジグザグのステッチがボタン孔シームを生み出す
ためになされる。ジグザグの構成形態はもっぱら針ジョ
グ駆動装置23によって製作される。笹縁糸50が公知
のようにボタン孔シームに供給される。この場合、ガイ
ド51がガイド管52と共に、その案内位置にあり、そ
こで当該ガイドはステッチプレート46から離れるよう
に旋回し、笹縁糸50が開口44、ガイド67、ガイド
管52及び横方にステッチ孔47内に排出される供給通
路74を通って案内される。当該笹縁糸50は更にステ
ッチ孔47から出てジグザグシームに供給される。クラ
ンプ装置57はこの場合、開いている。カッター62は
引っ込んだ係止位置にあり、その結果、フック軸受13
が針12と共に、作り出されるべきシームの経路に対応
して、ピボット軸線17回りに自由に回転することがで
きる。ダブル糸鎖編シームは公知のように針12とフッ
ク14の協働によって作り出される。シームの経路は、
針12とフック軸受13の共同旋回に関連したテーブル
30の変位に起因する。
【0020】シームの終端に達する前に、フック軸受1
3は、開口65が鋏63の前に位置する係止位置にあ
る。クランプジョー駆動装置60が作動して、クランプ
ジョー59がクランプ表面58に押し付けられ、笹縁糸
50を挟持する。同時に変位駆動装置64が作動して、
鋏63が開口65を通ってフック軸受13内に動かさ
れ、そこでガイド管52から間隔をおいて笹縁糸50を
切断する。その直後、鋏63が変位駆動装置64の対応
する逆作動によってフック軸受から出るように動く。笹
縁糸50はクランプ駆動装置57に挟持されたままであ
る。笹縁糸50が切り離される時機は、縫い素材40に
至る笹縁糸の部分が仕上がりボタン孔シームにおいて完
全に巻き取られる、言い換えれば使い果たされるよう
に、選択される。別の笹縁糸50ジグザグシームの次の
開始で、ガイド管52から突出する笹縁糸50の端部7
5は、ピボット駆動装置56が図5に認められるように
作動することによって、自動的に供給通路74に、それ
故にステッチ孔47に供給される。このようにして、ガ
イド管52はステッチプレート46まで動き、笹縁糸5
0の自由端100を供給通路74とステッチ孔47を介
して上方に押す。この供給動作の間、笹縁糸50はなお
クランプジョー59とクランプ表面58の間に挟持され
る。別の縫いジョブが開始される場合、上記端部100
はジグザグシームに挟持され;クランプジョー59とク
ランプ表面58の間の挟持拘束は解放され、そのために
クランプジョー駆動装置60がクランプ動作と逆に作動
する。そしてピボット駆動装置56が再び作動して、ガ
イド管52が図3及び4に描かれた元の位置に戻るよう
に旋回される。
【0021】図7は、3つの異なるボタン孔、即ち、折
り襟ボタン孔A、2つの同じ前部ボタン孔B及び袖ボタ
ン孔Cが作られるべき縫い素材40としてジャケットを
示す。図8,9,10は、例示としてのみ幾つかのボタ
ン孔と対応するボタン孔シームを示す。図8は、真っ直
ぐな切れ目102と矩形のジグザグシーム103とを有
するはと目のない簡単なボタン孔101を示す。図9
は、所謂はと目105と真っ直ぐな切れ目102とはと
目において所謂はと目タイプの切れ目106とを備えた
ボタン孔104を示す。はと目105の近くでジグザグ
シーム107が円弧に延在する。図10のボタン孔10
8は図9のそれに対応し、縫い合わされた横向きロック
109がはと目105と反対側の端部でジグザグシーム
107に加えて備えられている。当然ながら、多数の他
の形状のボタン孔シームがあるが、その描写は本発明の
理解にとって必須のものではない。既述のように、ボタ
ン孔101,104,108は異なる切れ目102,1
02,106を備える。それらはカッター41の起動/
作動を異ならせることによって作り出される。当然なが
ら、プログラムに応じてカッター41を操作しないこと
によって装飾的なシームパターンとしての切れ目のない
ボタン孔を作り出すことも可能である。
【0022】プログラムシーケンスが図11と12から
認識可能である。ミシンは操作制御ユニット110を備
え、これにキーボードを介してボタン孔101,10
4,108のパラメータ、例えばその長さl、ボタン孔
がはと目105と笹縁糸50を有することになるか否か
の決定が記入される(エントリー)。更にボタン孔が真
っ直ぐな切れ目02とはと目切れ目106を有すること
になるか否かが記入される。更に記入には、ボタン孔が
縫い合わされた横向きロック109を有することになる
か否か、及びこの横向きロックの幅aはどのくらいかと
いった問題が含まれる。各ジグザグシーム103,10
7のステッチの幅bもまた記入可能である。記入された
データはディスプレイ112によってチェックされる。
作り出されるべきボタン孔シームの更なるパラメータが
同様にプログラム化され得る。
【0023】自由に選択可能なデータがユニット110
の作業記憶区分113に保管される一方、ミシンに関す
るデータはメイン記憶部114に保管される。カッター
41のための駆動装置システムを含む既述された駆動装
置システムの全ては、操作制御ユニット110によって
作動される。これは対応して円で囲まれた参照数字によ
って図11に大まかに描かれている。図12はグラフ的
に上述したプログラム記入PRGを表し、そこでは上に
紹介された参照数字が用いられる。縫い素材40のタイ
プはPRGのもとで記入される。これにボタン孔10
1,104,108の、即ち、折り襟ボタン孔A、2つ
の前部ボタン孔B,B、スリーブ乃至袖ボタン孔Cの記
入が続く。次いで各々の長さlが記入され、その後には
と目105が縫われることになるか否かが記入される。
図12において、対応する特徴のために円に斜め十字が
付けられる。その後に笹縁糸50が縫い付けられること
になるか否かが記入される。そして真っ直ぐな切れ目1
02やはと目切れ目106が作られることになるか否か
が決定される。最後に縫い合わされる横向きロック10
9が縫われることになるか否か、及び幅はどの程度かが
決定される。ジグザグシーム103,107の幅bがな
お記入されなければならない。
【図面の簡単な説明】
【図1】ボタン孔ミシンの正面図である。
【図2】図1の矢印IIにしたがうX-Yテーブルの前面
図である。
【図3】縫いジョブの間の、図1の矢印IIにしたがう笹
縁糸フィーダーの概略的な鉛直断面図である。
【図4】笹縁糸の切断中の、図3にしたがう笹縁糸フィ
ーダーのイラスト図である。
【図5】縫いジョブを開始する前の笹縁糸供給の間の、
図3にしたがう笹縁糸フィーダーのイラスト図である。
【図6】図1に比較して拡大した縮尺でのカッターの図
である。
【図7】3つの異なるタイプでの縫われるべき4つのボ
タン孔を備えてなるジャケット前部の形状をした縫い素
材の図である。
【図8】真っ直ぐなボタン孔の模式図である。
【図9】はと目タイプのボタン孔のイラスト図である。
【図10】縫い綴じられた横ロックを備えたはと目タイ
プのボタン孔のイラスト図である。
【図11】ミシンの操作制御ユニットの模式図である。
【図12】ボタン孔パラメータの記入の例証のための入
力グラフである。
【符号の説明】 2 面板 4 アーム 6 駆動モータ 12 針 13 フック軸受 14 フック 18 ピボット駆動装置 23 ジョグ駆動装置 30,39 ホルダー 40 縫い素材 47 ステッチ孔 101 ボタン孔 110 操作制御ユニット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アーム(4)に取り付けられた針(1
    2)と、面板(2)に配設されたフック軸受(13)
    と、当該フック軸受(13)に配設されたフック(1
    4)と、当該フック(14)と上記針(12)に割り当
    てられるステッチ孔(47)と、縫い素材(40)のた
    めのホルダー(30,39)と、操作制御ユニット(1
    10)とを備えて構成される、デザイン及び/又はサイ
    ズの異なる少なくとも2つのボタン孔(101,10
    4,108)を有する一群のボタン孔(A,B,C)を
    縫い素材(40)に作るためのボタン孔ミシンにして、 上記針は駆動モータ(6)によってZ方向に往復駆動可
    能で、縫い素材(40)に対する針(12)の動きによ
    ってジグザグシームを作り出すためにジョグ駆動装置
    (23)によって駆動可能で、ピボット駆動装置(1
    8)によって軸線回りに旋回するように駆動可能であ
    り、 上記フック軸受は針(12)に対し等角に且つ同期して
    Z方向に延在するピボット軸線(17)回りに旋回する
    ようにピボット駆動装置(18)によって駆動可能であ
    り、 上記ホルダー(30,39)は駆動装置(34,37)
    によってX方向とY方向に変位可能である、ようなボタ
    ン孔ミシンにおいて、 一群のボタン孔(A,B,C)のデザイン及び/又はサ
    イズの変更に関する情報の記入、記憶及び処理のための
    装置と;縫い素材(40)でのボタン孔(A,B,C)
    の連続製作のために駆動装置を作動するための装置とを
    特徴とするボタン孔ミシン。
  2. 【請求項2】 ジグザグシーム(103,107)での
    切れ目(102,106)の製作のためにカッター(4
    1)が備えられ;上記操作制御ユニット(110)が遂
    行又は不遂行及び切れ目(102,106)のタイプに
    関する情報の記入、記憶及び処理のために設計され;上
    記駆動装置を作動するための装置がまた上記カッター
    (41)を作動する、ことを特徴とする請求項1に記載
    のボタン孔ミシン。
  3. 【請求項3】 笹縁糸(50)の供給のためにフィーダ
    ー(49)が備えられることを特徴とする請求項1に記
    載のボタン孔ミシン。
  4. 【請求項4】 上記フィーダー(49)が、駆動装置
    (56)によって動かされる笹縁糸ガイド(51)を備
    えてなることを特徴とする請求項3に記載のボタン孔ミ
    シン。
  5. 【請求項5】 上記フィーダー(49)が、クランプ駆
    動装置(60)によって動かされるクランプ装置(5
    7)を備えてなることを特徴とする請求項3に記載のボ
    タン孔ミシン。
  6. 【請求項6】 上記フィーダー(49)が、駆動装置
    (64)によって動かされる笹縁糸カッター(62)を
    備えてなることを特徴とする請求項3に記載のボタン孔
    ミシン。
  7. 【請求項7】 上記ガイド(51)が、ステッチ孔(4
    7)前の供給位置に、及びそこから離れた係止位置に動
    かされ得ることを特徴とする請求項4に記載のボタン孔
    ミシン。
  8. 【請求項8】 上記フィーダー(49)の駆動装置が、
    操作制御ユニット(110)によって作動されることを
    特徴とする請求項4〜6のいずれか一項に記載のボタン
    孔ミシン。
  9. 【請求項9】 切れ目(102,106)の製作のため
    のカッター(41)が、面板(2)に配設されたナイフ
    (75)と、アーム(4)に配設されロータリーアクチ
    ュエーター(81)によって上記ナイフ(75)と対向
    する位置に動き得る幾つかの異なるナイフ接合体(7
    8,79)を備えてなる切断ブロック(76)とを備え
    て構成されることを特徴とする請求項2に記載のボタン
    孔ミシン。
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