JP2010057722A - 穴かがりミシンの布開き装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】省スペース化を図ることのできる穴かがりミシンの布開き装置を提供する。
【解決手段】
布開き手段23に、基端部が送り台11に支持されて自由端部が回動する2つのリンク25、26と、これらを作動するアクチュエータ44とを設けるとともに、2つのリンク25、26をそれぞれの長手方向が布受け板22の移動方向に直交する前後方向に向けて配置し、一方のリンク25の基端部側に他方のリンク26の自由端部側が位置するように上下方向に対向配置し、基端部と自由端部の間に2つのリンク25、26を連結するリンク連結部47を設け、リンク連結部47より自由端側に布受け板22との連結に用いる板連結部25C、26Cを設ける。
【選択図】図3

Description

本発明は、加工布に形成したスリットを、このスリットの両側に配置されている1対の布受け板の相互に離間する方向への移動により開くようにした穴かがりミシンの布開き装置に関する。
従来から、工業用ミシンなどのミシンの1種として、縫製対象物としての加工布の一部に鳩目穴(ボタン穴)あるいは眠り穴などのスリットを形成するとともに、スリットの周囲に対し、かがり縫い(穴かがり縫い)を自動的に実行することのできる穴かがりミシンが知られている。
このような穴かがりミシンは、駆動機構によりアーム部の下部で上下方向および左右方向のそれぞれの方向に往復動させられる針棒と、針棒の下側におけるベッド部に備えられてこの針棒と同期駆動させられるルーパーと、ベッド部に備えられ、かつ、加工布がセットされるとともに、送り機構により前後方向および左右方向のそれぞれに移動させられる送り台と、加工布にスリットを形成するために、ベッド部に固定配置されたメス受け(固定メス)およびこのメス受けに対して接離される布切りメス(動メス)を有する布切り装置とを備えている。また、送り台には、加工布に形成したスリットを開くための布開き装置が配設されている。
なお、前後方向とは、ミシン本体のアーム部の自由端側を前とし、その反対側を後とする方向であり、左右方向とは、アーム部の自由端を正面にして見たときの方向である。
このような布開き装置として、リンク機構を用いることにより送り台に対する左右方向の配置スペースを少なくして省スペース化を図ったものがある(例えば、特許文献1参照。)。
リンク機構を用いた布開き装置においては、前後方向に延在するメス受けの左右両側に位置し得るように送り台に設けられた1対の布受け板と、両布受け板に設けられた布押えとを備えている。そして、両布受け板に載置された加工布に布切りメス(ハンマー)をメス受けに当接させることにより前後に延びるスリットを形成し、このスリットの両側を両布押えにより押えた状態で、両布受け板を相互に離れる方向に移動させることによりスリットを開くようにしている。また、この布開き装置は、それぞれの中間部が送り台に支持されて両端が揺動する複数のリンク(第1のリンクと第2のリンク)を前後方向に連結して構成され後端側および前端側の自由端の移動量(回転角度)が同一となるように設定されたリンク機構を左右1対設け、両リンク機構における後端側および前端側の自由端に両布受け板の前端部および後端部とそれぞれ連結する連結部(ピン)を設け、リンク機構を作動させることにより布受け板を左右方向に沿って移動させるように構成されている。
そして、加工布にかがり縫いを行うに当たっては、この加工布を送り台に載置するとともに、加工布を布押えにより押えて、布受け板上に加工布を保持し、布切りメスをメス受けに向かって移動させて、布切りメスをメス受けに当接させて合致させることにより、布切りメスとメス受けとの間に挟んだ加工布の一部を押し切りしてスリットを形成する。その後、加工布のスリットの両側を布押えにより押えた状態で、両布開き手段を駆動させて、両布受け板を相互に離れる方向、すなわち、左側の布受け板を左側に向かって移動させ、右側の布受け板を右側に向かって移動させることにより、前後方向の全領域でその開き幅が一様になるようにスリットを開くようにしている。
なお、この布開き状態で、針棒に取り付けられた縫い針が加工布に形成されたスリットの周囲に沿って移動するように送り台とともに加工布を移動させつつ、駆動機構により針棒およびルーパーを駆動させることにより、スリットの周囲にかがり縫いが施されるようになっている。
従来の布開き装置は、送り台に布切りメスの移動経路を介して左右対称に配置されているので、右側の布開き装置を例示して図8によりさらに説明する。
図8に示すように、従来の布開き装置101における布開き手段102の一部を構成するリンク機構103は、前後方向に連結された第1のリンク104と第2のリンク105のそれぞれの中間部に送り台106に固定される支点104F、105Fが配設されているとともに、後端側および前端側の自由端の移動量が同一となるように設定されている。すなわち、第1のリンク104における支点104Fと布受け板107との板連結点104Cとの距離104Laと、支点104Fと両リンク104、105の連結点であるリンク連結点104Dとの距離104Lbとが同一にされ(104La=104Lb)、第2のリンク105における支点105Fと布受け板107との板連結点105Cとの距離105Laと、支点105Fとリンク連結点104Dとの距離105Lbとが同一にされている(105La=105Lb)。また、第1のリンク104の中間部には、右側に伸びる入力アーム108が設けられており。この入力アーム108の先端部には、ジョイント109の一端が連結されており、ジョイント109の他端には、アクチュエータとしてのエアシリンダ110の出力軸110aの先端部が連結されている。また、エアシリンダ110の出力軸110aは、前後方向に沿って移動するように構成されている。
したがって、従来の布開き装置101のリンク機構103は、後側から前側に向かって、板連結点104C、支点104F、リンク連結点104D、支点105Fおよび板連結点105Cがこの順に前後方向に沿ってほぼ直線をなすように配置されている。
そして、エアシリンダ110の出力軸109を縮小させることにより、リンク機構103は、第1のリンク104が支点104Fを中心として図8の時計方向に回転する。また、第1のリンク104の時計方向への回転にともなって、第2のリンク105が支点105Fを中心として図8の反時計方向に回転する。これらにより、布受け板107は右側、すなわち、図示しない布切りメスの移動経路から離れる方向に移動する。
なお、従来の布開き装置101においては、第1のリンク104と第2のリンク105のそれぞれの中間部に送り台106に固定される支点104F、105Fが形成されているため、両リンク104、105の先端、すなわち、第1のリンク104の板連結点104C、および、第2のリンク105の板連結点105Cとのそれぞれが円弧運動することになり、布開きの際、布受け板107と布押えが前後方向の変位をともなって移動するので、加工布の位置が所定の位置からずれてしまう。
そこで、従来の布開き装置101においては、両リンク104、105のうちの一方、例えば、図8に示すように、第2のリンク105の長さを第1のリンク104の長さより長く、すなわち、距離104Laより距離105Laを長く(104La<105La)して、第2のリンク105による円弧の半径を大きくすることにより、全体として布受け板107が移動するときに発生する前後方向の変位を低減している。
特許第2722777号明細書
しかしながら、従来の布開き装置101においては、第1のリンク104と第2のリンク105のそれぞれの中間部に送り台106に固定される支点104F、105Fが形成されているとともに、後端側および前端側の自由端の移動量が同一となるように設定されている。すなわち、両リンク104、105におけるそれぞれのリンク比(てこ比)が1:1、詳しくは、第1のリンク104における距離104Laと距離104Lbとが同一(104La=104Lb)にされ、第2のリンク105における距離105Laと距離105Lbとが同一(105La=105Lb)に設定されているため、リンク比を変えてエアシリンダ110の出力を小さくすることができず、省スペース化を図ることができないという問題点があった。
なお、従来の布開き装置101においては、エアシリンダ110の出力を小さくできないため、送り台106の内部で布開き手段102が占めるスペースが大きくなるので、布押えの駆動機構などの他の機構の配置箇所や設置容積が限られてしまい、設計の自由度を阻害するという問題点もあった。
そこで、省スペース化を図ることのできる穴かがりミシンの布開き装置が求められている。
本発明はこの点に鑑みてなされたものであり、省スペース化を図ることのできる穴かがりミシンの布開き装置を提供することを目的とする。
前述した目的を達成するため特許請求の範囲の請求項1に係る本発明の穴かがりミシンの布開き装置の特徴は、上面に加工布が保持可能とされ、布切りメスの移動経路を基準に、左右方向に対向するように送り台に配設された1対の布受け板と、前記1対の布受け板を前記移動経路に対してそれぞれ接近あるいは離間するように前記左右方向に沿って移動させることにより、前記布切りメスによりスリットが形成された加工布のスリットを開閉する1対の布開き手段とを有している穴かがりミシンの布開き装置において、前記布開き手段は、基端部が送り台に支持されて自由端部が揺動する2つのリンクと、これらのリンクを作動するアクチュエータとを有しており、前記2つのリンクは、それぞれの長手方向が、前記左右方向に対して直交する前後方向に向けて配置されているとともに、一方のリンクの基端部側に他方のリンクの自由端部側が位置するように上下方向に対向配置されており、また、前記2つのリンクは、それぞれの前記基端部と前記自由端部の間に前記2つのリンクを連結するリンク連結部が設けられており、さらに、前記2つのリンクは、それぞれの前記リンク連結部より自由端側に前記布受け板との連結に用いる板連結部が設けられている点にある。
そして、このような構成を採用したことにより、2つのリンクが上下方向に対向配置されているので、前後方向の長さを短くすることが容易にできる。また、支点と板連結部との距離が支点とリンク連結部との距離より長くなるようにリンク比を取ることができるので、アクチュエータの出力を小さくすることができる。
また、請求項2に係る本発明の穴かがりミシンの布開き装置の特徴は、請求項1において、前記2つのリンクは、一方のリンクの前記板連結部と他方のリンクの前記板連結部とが前記リンク連結部を介して対称に配置されるとともに、前記リンク連結部に前記アクチュエータによる駆動力の入力部が設けられている点にある。そして、このような構成を採用したことにより、2つのリンクの長さを同一とした構成で、支点と板連結部との距離を長くし、さらに、支点と板連結部との距離が支点とリンク連結部との距離より長くなるようにリンク比を取ることができるので、アクチュエータの出力を小さくすることができるとともに、板連結部の回転半径を従来より大きくすることができる。
本発明に係る穴かがりミシンの布開き装置によれば、2つのリンクが上下方向に対向配置されているので、前後方向の長さを短くすることが容易にできる。また、支点と板連結部との距離が支点とリンク連結部との距離より長くなるようにリンク比を取ることができるので、アクチュエータの出力を小さくすることができる。その結果、省スペース化を容易かつ確実に図ることができるなどの優れた効果を奏する。
以下、本発明を図面に示す実施形態により説明する。
説明の便宜上、本実施形態の穴かがりミシンの布開き装置を備えた穴かがりミシンの概略構成について図1により先に説明する。
図1は本発明に係る穴かがりミシンの布開き装置の実施形態を備えた穴かがりミシンの要部を示す概略外観図である。
本実施形態の穴かがりミシンの布開き装置(以下、単に、布開き装置と記す。)が備えられた穴かがりミシンは、従来公知のかがり縫いを行なう穴かがりミシンの基本構成を備えているものである。
図1に示すように、本実施形態の穴かがりミシン1は、ミシン本体2と、このミシン本体2の底部を覆うボトムカバー3とを有しており、ボトムカバー3は、図示しないミシンテーブルに支持されるようになっている。
前記ミシン本体2は、ほぼ矩形箱状のベッド部2aと、ベッド部2aの図1の左側に示す後部に設けられた上方に向かって突設された縦胴部2bと、この縦胴部2bの上部から図1の右側に示す前方に向けてベッド部2aと平行に延在するように延出されたアーム部2cとを有する全体としてほぼコ字状に形成されている。
ここで、説明の便宜上、穴かがりミシン1を水平面上に設置した場合に、後述する縫い針6の上下動方向の上側(図1の上側)を上、下側(図1の下側)を下、ミシン本体2のアーム部2cの自由端側(図1の右側)を前、その反対側(図1の左側)を後、アーム部2cの自由端を正面にして見たときの左側(図1の紙面垂直方向の手前側)左、その反対側(図1の紙面垂直方向の奥側)を右として以下に説明する。なお、穴かがりミシン1の前側は、操作者が対峙する操作側とされている。
前記アーム部2cの図1の右側に示す自由端部には、針棒5が配設されている。この針棒5は、その下端部がベッド部2aに向かって突出するように配設されており、針棒5の下端部には、縫い針6の基端部が着脱自在に取り付けられている。また、針棒5は、針棒駆動機構および針振り機構(共に図示せず)により、所定のストロークをもって上下動可能、かつ、所定のストロークをもって前後方向に対して直交する左右方向(図1の紙面垂直方向)に沿って揺動可能にされている。そして、針棒駆動機構は、アーム部2cの内部に回転自在に配設された図示しないミシン主軸(上軸)の回転に連動して駆動可能に形成されており、ミシン主軸は、ベッド部2aの内部に配設された図示しないミシンモータによって駆動可能に形成されている。また、針振り機構は、ミシンモータの駆動力によって駆動可能に形成されている。
前記ベッド部2aには、針棒5に対向してルーパーおよびこのルーパーを針棒5の動作に同期して駆動させるための各種駆動機構(共に図示せず)が配設されている。
前記穴かがりミシン1には、加工布の一部に鳩目穴(ボタン穴)あるいは眠り穴などのスリットを形成するための布切り装置8が配設されている。この布切り装置8は、アーム部2cに上下動可能に配設された動メスとしての布切りメス9(ベッド部2aや縦胴部2bに配置される場合もある。)と、ベッド部2aに図示しないメス受け台を介して固定される固定メスとしてのメス受け10(図2)とを有している。そして、布切りメス9とメス受け10との間に加工布を配置した状態で、図示しないメス駆動機構を駆動して布切りメス9をメス受け10に向かって移動させて、布切りメス9をメス受け10に当接させて合致させることにより、布切りメス9とメス受け10との間に挟んだ加工布の一部を押し切りして加工布を厚さ方向に貫通するスリットを加工布に形成することができるようようになっている。なお、メス受け10の上端は、後述する左右1対の布受け板22の上面とほぼ同様の高さ位置となるように配置されている。
前記ベッド部2aの上面部には、加工布がセットされる送り台11が配設されているとともに、この送り台11の上面部には、後述する布開き装置21の一部を構成する左右1対の布受け板22(図2)が配設されている。そして、1対の布受け板22の上方には、それぞれ布押え13が配設されている。これらの布押え13は、押え駆動機構14により布受け板22に対して接離可能に形成されている。すなわち、布押え13および押え駆動機構14も1対にされている。
なお、押え駆動機構14は、詳しくは説明しないが、布押え13を先端部に備えた押え駆動アーム15を有しており、この押え駆動アーム15は、布受け板22の上面の後端部にその軸線方向を左右方向に向けて水平配置された押え支持ピン16を中心として回動可能に形成されている。そして、布受け板22の背面側に位置する送り台11の内部に配設された図示しないアクチュエータの駆動力をもって押え駆動アーム15を回動させることにより、布押え13を布受け板22に対して接離させることができるようになっている。よって、布受け板22は加工布を保持可能に形成されている。また、布押え13は布受け板22に支持されており、布受け板22が移動するときには、布受け板22とともに移動するように構成されている。
前記送り台11は、全体として上部が開口の薄形の矩形箱状に形成されており、1対の布押え13の間に位置して前後方向に長い開口部が設けられている。そして、送り台11は、図示しない送り機構により針落ち点を原点として相互に直交する前後方向および左右方向へ水平移動されるようになっている。
すなわち、布押え13によって、加工布を送り台11上に設けられた両布受け板22に押え付けて保持し、この状態で、後述する布開き装置21によりスリットを開いた状態で、スリットの形状に応じて送り台11を移動させてスリットの周縁に順次かがり縫いを施すようになっている。
なお、加工布の素材としては、布、皮革などの穴かがりミシン1でスリットが形成されて穴かがり縫いが行われる多種多様のものが用いられるようになっている。
前記穴かがりミシン1のその他の構成は、従来周知の穴かがりミシンと同様に形成されているので、その詳しい説明については省略する。
ここで、本発明の穴かがりミシンの布開き装置の実施形態について図2から図5により説明する。
図2から図5は、本発明に係る穴かがりミシンの布開き装置の実施形態を示すものであり、図2は全体構成の要部の外観斜視図、図3は図2の右側の布開き装置の要部の分解斜視図、図4は図3の拡大斜視図、図5は図3の拡大平面図である。
図2に示すように、本実施形態の布開き装置21は、1対の布受け板22と、1対の布開き手段23とを有している。
前記1対の布受け板22(符号22は、左側の布受け板22Lおよび右側の布受け板22Rを総称する。)は、それぞれ全体として前後方向に長い矩形状に形成されている。また、両布受け板22は、布切りメス9の移動経路(以下、単に、移動経路と記す。)を基準に、左右方向に対向するように送り台11に配設されている。すなわち、両布受け板22は、移動経路を挟んで左右対称に配置されている。よって、両布受け板22は、メス受け10の左右両側に配置されていることになる。
前記1対の布開き手段23(符号23は、左側の布開き手段23Lおよび右側の布開き手段23Rを総称する。)は、両布受け板22と同様に、移動経路を基準に、左右方向に対向するように左右対称に配置されており、1対の布受け板22を移動経路に対してそれぞれ接近あるいは離間するように左右方向に移動させることにより、1対の布受け板22に保持されて布切りメス9によりスリットが形成された加工布のスリットを開閉することができるようになっている。
前記布開き手段23は、送り台11に左右対称に配設されているので、右側の布開き手段23Rについて以下に説明し、左側の布開き手段23Lについての説明は省略する。
図3から図5に示すように、右側の布開き手段23Rは、上リンク25と、この上リンク25の下方に配置された下リンク26とを有している。そして、上リンク25および下リンク26とは、ともに前後方向に長い平板状に形成されており、それぞれの厚さ方向を上下方向に向けて配置されている。また、上リンク25と下リンク26とは、上リンク25の前端が下リンク26の前端より前方に位置し、下リンク26の後端が上リンク25の後端より後方に位置するように、相互に前後方向にずらして配置された状態で上下に重なるように配置されている。すなわち、上リンク25と下リンク26とは、全体として一方のリンクの基端部側に他方のリンクの自由端部側が位置するように上下方向に対向配置されている。
前記上リンク25の前端は、下リンク26の前端が重ならない基端部とされており、この基端部には、厚さ方向に貫通する上リンク支持孔27が形成されている。そして、上リンク支持孔27に、上リンク用段ねじ28を上方から挿通し、この上リンク用段ねじ28の先端を送り台11にねじ込んで螺着することにより、上リンク25は、上リンク用段ねじ28を中心として水平面に沿って回動自在に支持されている。すなわち、上リンク25は、前側に配置された基端部に支点25Fが設けられており、基端部が送り台11に支持されて自由端部が回動するように形成されている。
なお、段ねじとは、頭部側に配置された円柱状の段部と、この段部の先端の中心に配置される段部より小径のねじ部と備えたものであり(以下、同じ。)、上リンク用段ねじ28は、その段部が上リンク支持孔27に嵌合され、ねじ部が送り台11に螺着されている。
前記上リンク25の後側に配置された自由端部には、上リンク用板支持ピン29が上向きに突設されており、この上リンク用板支持ピン29の先端部は、布受け板22Rの後側に設けられた板連結孔としての後側板連結孔30に回動自在に嵌合されて連結されている。
前記上リンク25の長手方向の中間部には、厚さ方向に貫通する連結用支持孔31が形成されている。また、上リンク25の前側には、左右方向に長い挿通用長孔32が形成されている。
前記下リンク26の後端は、上リンク25の後端が重ならない基端部とされており、この基端部には、厚さ方向に貫通する下リンク支持孔33が形成されている。そして、下リンク支持孔33に、下リンク用段ねじ34を上方から挿通し、この下リンク用段ねじ34の先端を送り台11にねじ込んで螺着することにより、下リンク26は、下リンク用段ねじ34を中心として水平面に沿って回動自在に支持されている。すなわち、下リンク26は、後側に配置された基端部に支点26Fが設けられており、基端部が送り台11に支持されて自由端部が回動するように形成されている。
なお、下リンク用段ねじ34は、上リンク用段ねじ28と同様に形成されており、下リンク用段ねじ34は、その段部が下リンク支持孔33に嵌合され、ねじ部が送り台11に螺着されている。
前記下リンク26の前側に配置された自由端部には、下リンク用板支持ピン35が上向きに突設されており、この下リンク用板支持ピン35の先端部は、上リンク25に形成された挿通用長孔32を通過して右側の布受け板22Rの前側に設けられた板連結孔としての前側板連結孔36に回動自在に嵌合されて連結されている。また、下リンク用板支持ピン35の下端は、下リンク26の下方に突設されている。なお、挿通用長孔32の大きさおよび形状は、布受け板22Rが左右方向に移動したときに下リンク用板支持ピン35が干渉しないように設定されている。
前記下リンク26の長手方向のほぼ中間部には、前側に向かって前後方向に長い入力用長孔37が形成されており、この入力用長孔37には平面四角形に形成された角駒38が前後方向に移動可能に配置されている。また、角駒38の中央部には、上下方向に貫通する貫通孔38aが形成されている。
前記下リンク26の下方には、左右方向に長い平板状に形成された入力リンク39がその厚さ方向を上下方向に向けて配置されている。この入力リンク39の上面の左端側には、連結ピン39aが上向きに突設されており、この連結ピン39aの先端部は、角駒38の貫通孔38aを通過して上リンク25の連結用支持孔31に回動自在に嵌合されている。
したがって、上リンク25および下リンク26が連結ピン39aにより連結されているとともに、上リンク25および下リンク26が、ともに入力リンク39に連結されている。このように、上リンク25および下リンク26が連結ピン39aにより連結されていることにより、上リンク25および下リンク26のそれぞれは、基端部が送り台11に支持されて自由端部が揺動するように形成されている。
前記入力リンク39の右端には、厚さ方向に貫通するリンク貫通孔39bが形成されている。また、入力リンク39の下方には、ベルクランク40がその厚さ方向を上下方向に向けて配置されている。このベルクランク40は、前後方向に位置する短板部40aと、この短板部40aの右側面の前側から右側に向けて延出された長板部40bとにより平面ほぼL字状をなす板状に形成されている。そして、短板部40aの上面の後側には、従動ピン40cが上方向に向けて突設されており、この従動ピン40cは、リンク貫通孔39bに回動自在に嵌合されている。すなわち、従動ピン40cを介してベルクランク40と入力リンク39とが連結されている。
前記ベルクランク40は、送り台11に取り付けられたクランク支持ピン41によって、長板部40bのほぼ中間部が回動自在に支持されている。また、ベルクランク40の長板部40bの右端には、前後方向に延在するジョイント板42の前端が段ねじ43によって水平面に沿って回動可能に連結されており、このジョイント板42の後端は、アクチュエータとしてのエアシリンダ44の出力軸44aに取り付けられたナックルジョイント45に取付ねじ46によって水平面に沿って回動可能に連結されている。また、エアシリンダ44は、その出力軸44aを前側にして前後方向に沿って送り台11に取り付けられている。
したがって、上リンク25と下リンク26とは、それぞれの基端部と自由端部の間に2つのリンクを連結するリンク連結部としてのリンク連結点47が設けられているとともに、このリンク連結点47に、エアシリンダ44による駆動力の入力部としての入力点48が設けられている。また、リンク連結点47は、上リンク25および下リンク26のそれぞれの力点49とされており、この力点49は、両リンク25、26の支点25F、26Fと板連結部としての板連結点25C、26Cの内側に配置されている。さらに、上リンク25と下リンク26とは、それぞれリンク連結点47より自由端側に布受け板22との連結に用いる板連結部としての板連結点25C、26Cが設けられている。すなわち、上リンク25と下リンク26のそれぞれは、リンク連結点47を介して支点25F、26Fと板連結点25C、26Cとが配置されている。さらにまた、上リンク25の板連結点25Cと下リンク26の板連結点26Cとがリンク連結点47を介して対称に配置されている。
本実施形態の上リンク25は、図3に示すように、リンク比(てこ比)である支点25F(上リンク用段ねじ28の中心)と板連結点25C(上リンク用板支持ピン29の中心)との距離25Laと、支点25Fとリンク連結点47(連結ピン39aの中心)との距離25Lbとの比が2:1に形成されている。また、上リンクと25と同様に、下リンク26も、そのリンク比である支点26F(下リンク用段ねじ34の中心)と板連結点26C(下リンク用板支持ピン35の中心)との距離26Laと、支点26Fとリンク連結点47との距離26Lbとの比が2:1に形成されている。
勿論、上リンク用板支持ピン29の移動量(回転角度)と、下リンク用板支持ピン35の移動量(回転角度)とは、同一にされている。
なお、リンク比としては、距離25La(26La):距離25Lb(2Lb)=2:1に限定されるものではなく、距離25La(26La)が距離25Lb(2Lb)より大きければよい。また、距離25La(26La)の値としては、設計コンセプトなどの必要に応じて設定することができる。
前記布受け板22の下方には、右側の布受け板22の右側への移動である開き側の最大位置を規制するための開き側ストッパ51と、左側への移動である閉じ側の最大位置を規制するための閉じ側ストッパ52とが配設されている。この両ストッパ51、52は、左右方向の位置を調節可能にして送り台11に取り付けられている。
本実施形態の開き側ストッパ51は、その左側に位置する先端面が上リンク25の自由端側の右側面と接離可能に配置されており、開き側ストッパ51の先端面を上リンク25の自由端側の右側面に当接させることにより、右側の布受け板22の右側への最大移動位置である開き位置が規制されるようになっている。また、閉じ側ストッパ52は、左右方向に長い規制用長孔52aが下リンク26の下リンク用板支持ピン35の下端部と接離可能に配置されており、規制用長孔52aの右端に規制用長孔52aに挿入した下リンク用板支持ピン35の下端を当接させることにより、右側の布受け板22の左側への最大移動位置である閉じ位置が規制されるようになっている。
つぎに、前述した構成からなる本実施形態の作用について説明する。
図6は本発明に係る穴かがりミシンの布開き装置の実施形態の右側の布開き装置の閉じ状態の要部を簡略化して示す模式図であり、図7は本発明に係る穴かがりミシンの布開き装置の実施形態の右側の布開き装置の開き状態の要部を簡略化して示す模式図である。
本実施形態の布開き装置21は、布開き手段23の動作に特徴があるので、布開き手段23の動作についてのみ説明する。また、本実施形態の左右1対の布開き手段23は、送り台11に左右対称に配設されているので、右側の布開き手段23Rの動作について以下に説明し、左側の布開き手段23Lの動作についての説明は省略する。
図6に示すように、布受け板22Rが移動経路に最も接近した閉じ位置に位置した閉じ状態(待機状態)においては、エアシリンダ44の出力軸44aが縮小した後退位置を保持しており、両リンク25、26は上下方向に重なった状態とされている。なお、図6においては、上下に重なった両リンク25、26を左右にずらして示してある。
前記閉じ状態からエアシリンダ44を駆動して、その出力軸44aを伸長すると、出力軸44aが前方に前進して、ベルクランク40がクランク支持ピン41を中心として図6の時計方向に回転し、このベルクランク40の時計方向への回転により入力リンク39が右側に移動する。そして、入力リンク39の右側への移動により、リンク連結点47が右側に移動し、このリンク連結点47の右側への移動に連動して、上リンク25は、支点25Fを中心として水平面に沿って図6の時計方向に回転し、この上リンク25の回転に同期して、下リンク26は、支点26Fを中心として水平面に沿って反時計方向に回転する。そして、両リンク25、26の回転により、板連結点25C、26Cがともに右側へ移動して、布受け板22Rが移動経路から離間するように右側に移動する。
この時、上リンク25は、距離25Laと距離25Lbとの比であるリンク比が2:1に形成されており、下リンク26も、距離26Laと距離26Lbとの比であるリンク比が2:1に形成されているので、布受け板22の右側への移動量となる板連結点25C、26Cの移動量は、リンク連結点47の移動量の2倍となる。
したがって、布受け板22を移動させるのに必要なエアシリンダ44の出力は1/2になる。よって、エアシリンダ44の小型化を容易に図ることができる。
ついで、布受け板22Rが右側に移動して予め設定された移動経路から最も離間した開き位置に到達すると、開き状態(作動終了状態)になる。この布開き装置21の開き状態を図7に示す。
なお、左側の布受け板22Lは、同様にして左側に移動する。したがって、左右1対の布受け板22に保持されている加工布のスリットが開かれることになる。なお、加工布のスリットを閉じる際には、左右の布開き手段23を逆方向に作動、すなわち、エアシリンダ44の出力軸44aを後退させることにより実行する。
また、閉じ状態においては、閉じ側ストッパ52の規制用長孔52aの左端に下リンク用板支持ピン35が当接し、開き側ストッパ51の先端面は、上リンク25の自由端側の右側面から離間する。さらに、開き状態においては、開き側ストッパ51の先端面が上リンク25の自由端側の右側面に当接し、下リンク用板支持ピン35は、右側に移動して閉じ側ストッパ52の規制用長孔52aの左右両端から離間する。
このように、本実施形態の布開き装置21によれば、2つのリンクである上リンク25と下リンク26が上下方向に対向配置されているので、従来の第1のリンク104と第2のリンク105を前後方向に連結した構成(図8参照)に比較して、前後方向の長さを短くすることが容易にできる。
また、本実施形態の布開き装置21によれば、2つのリンクである上リンク25と下リンク26の基端部側に支点25F、26Fが設けられ、自由端側に板連結点25C、26Cが設けられ、基端部と自由端部との間、すなわち、支点25F、26Fと板連結点25C、26Cの内側に入力点48を兼ねたリンク連結点47が設けられているから、距離25La、26Laが距離25Lb、26Lbより長くなるようにリンク比を取ることができるので、エアシリンダ44の出力を小さくすることができる。
すなわち、本実施形態の布開き装置21によれば、従来と異なり、リンク比を変えてエアシリンダ44の出力を容易かつ確実に小さくすることができる。
したがって、本実施形態の布開き装置21によれば、送り台11に配置する布開き手段23が占めるスペースを少なくして省スペース化を容易かつ確実に図ることができる。
また、本実施形態の布開き装置21によれば、2つのリンクである上リンク25と下リンク26の基端部側に支点25F、26Fが設けられ、自由端側に板連結点25C、26Cが設けられ、基端部と自由端部との間、すなわち支点Fと板連結点Cの内側に入力点48を兼ねたリンク連結点47が設けられているから、上リンク25および下リンク26の長さを同一とした構成で、距離25La、26Laをともに長くし、さらに、距離25La、26Laが距離25Lb、26Lbより長くなるようにリンク比を取ることができるので、板連結点25C、26Cの回転半径を従来より大きくすることができる。その結果、布受け板22が移動するときに発生する前後方向の変位を従来より容易かつ確実に低減することができる。
さらに、本実施形態の布開き装置21によれば、送り台11に配置する布開き手段23が占めるスペースを少なくできるので、布押え13の駆動機構などの他の機構に割り当てることのできるスペースを大きくすることができる。その結果、設計の自由度を向上することができる。
さらにまた、本実施形態の布開き装置21によれば、送り台11に配置する布開き手段23が占めるスペースを少なくできるので、送り台11を小さくすることもできるし、布開き手段23の小型化にともなう軽量化により、送り台11を移動する送り機構を駆動する駆動源の出力を小さくすることもできるし、ミシン本体2の小型化および軽量化を図ることもできる。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明に係る穴かがりミシンの布開き装置の実施形態を備えた穴かがりミシンの要部を示す概略外観図 本発明に係る穴かがりミシンの布開き装置の実施形態の全体構成の要部を示す外観斜視図 図2の右側の布開き装置の要部の分解斜視図 図3の拡大斜視図 図3の拡大平面図 図3の布開き装置の閉じ状態の要部を簡略化して示す模式図 図3の布開き装置の開き状態の要部を簡略化して示す図6と同様の図 従来の穴かがりミシンの布開き装置の一例の右側の布開き装置の要部を簡略化して示す模式図
符号の説明
1 穴かがりミシン
2 ミシン本体
8 布切り装置
9 布切りメス
10 メス受け
11 送り台
13 布押え
21 布開き装置
22、22L、22R 布受け板
23、23L、23R 布開き手段
25 上リンク
25C (上リンクの)板連結点
25F (上リンクの)支点
26 下リンク
26C (下リンクの)板連結点
26F (下リンクの)支点
39 入力リンク
40 ベルクランク
44 エアシリンダ
47 リンク連結点
48 入力点
49 力点
25La (上リンクの支点と板連結点との)距離
25Lb (上リンクの支点とリンク連結点との)距離
26La (下リンクの支点と板連結点との)距離
27Lb (下リンクの支点とリンク連結点との)距離

Claims (2)

  1. 上面に加工布が保持可能とされ、布切りメスの移動経路を基準に、左右方向に対向するように送り台に配設された1対の布受け板と、
    前記1対の布受け板を前記移動経路に対してそれぞれ接近あるいは離間するように前記左右方向に沿って移動させることにより、前記布切りメスによりスリットが形成された加工布のスリットを開閉する1対の布開き手段とを有している穴かがりミシンの布開き装置において、
    前記布開き手段は、基端部が送り台に支持されて自由端部が揺動する2つのリンクと、これらのリンクを作動するアクチュエータと、を有しており、
    前記2つのリンクは、それぞれの長手方向が、前記左右方向に対して直交する前後方向に向けて配置されているとともに、一方のリンクの基端部側に他方のリンクの自由端部側が位置するように上下方向に対向配置されており、
    また、前記2つのリンクは、それぞれの前記基端部と前記自由端部の間に前記2つのリンクを連結するリンク連結部が設けられており、
    さらに、前記2つのリンクは、それぞれの前記リンク連結部より自由端側に前記布受け板との連結に用いる板連結部が設けられていることを特徴とする穴かがりミシンの布開き装置。
  2. 前記2つのリンクは、一方のリンクの前記板連結部と他方のリンクの前記板連結部とが前記リンク連結部を介して対称に配置されるとともに、前記リンク連結部に前記アクチュエータによる駆動力の入力部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の穴かがりミシンの布開き装置。
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