JP2003117133A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003117133A
JP2003117133A JP2001313814A JP2001313814A JP2003117133A JP 2003117133 A JP2003117133 A JP 2003117133A JP 2001313814 A JP2001313814 A JP 2001313814A JP 2001313814 A JP2001313814 A JP 2001313814A JP 2003117133 A JP2003117133 A JP 2003117133A
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JP2001313814A
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Inventor
Katsumi Yoneda
勝巳 米田
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 演出表示に遊技者が関与できるようにするこ
とにより遊技者の興趣を増大できる弾球遊技機を提供す
る。 【解決手段】 画像を変動表示可能な可変表示部23上
に設けられ且つ遊技図柄を変動表示可能な図柄表示部2
5と、図柄表示部25の変動後の停止図柄が所定の組み
合わせとなることに基づいて利益状態を発生させる利益
状態発生手段46,49とを備えた弾球遊技機で、可変
表示部23上に所定の演出表示が可能な演出表示部26
を図柄表示部25とは別に設け、演出表示部26の演出
表示を停止させる演出表示停止操作部14と、演出表示
停止操作部14の操作を検出する操作検出手段14b
と、操作検出手段14bによる検出を条件に演出表示部
26の演出表示を停止させる演出表示停止制御手段59
とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の遊技領域に普通入賞手段、大入賞手段等の入賞手段の
他に複数個、例えば3つの遊技図柄を変動表示可能な液
晶表示手段等よりなる変動表示手段と図柄始動手段とを
設け、図柄始動手段が遊技球を検出することを条件に、
図柄表示手段の複数個の遊技図柄を所定時間変動させ
て、その変動後の停止図柄が予め定められた図柄の組み
合わせである特定態様(大当たり態様)となったとき
に、大入賞手段を所定回数繰り返し開放する等、遊技者
に有利な特定状態を発生させるようにしたものが一般的
である。
【0003】この種の弾球遊技機では、例えば図柄表示
手段上で遊技図柄以外の例えばキャラクター等を適宜ア
ニメーション表示させるなどして、図柄変動に関連する
補助的な表示、例えば大当たり発生の予告等を行うこと
で遊技に対する興趣の向上が図られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の弾球遊技機で
は、上記のような演出表示が遊技機側の制御のみに基づ
いて行われており、遊技者側は何らそれに関与すること
ができないため、必ずしも遊技者の興味を長く引きつけ
ることができない欠点があった。
【0005】また、従来の弾球遊技機においては、遊技
者が遊技に関して可能な操作といえば発射ハンドルの操
作のみであって、遊技中の遊技者の動作は非常に単調な
ものであり、演出表示内容に変化を持たせることで遊技
者の興味を長く引きつけるには自ずと限界があった。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、演出表示に遊技者が関与できるようにすることによ
り遊技者の興趣を増大できる弾球遊技機を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、画像を変動表
示可能な可変表示部23を有する可変表示手段17と、
前記可変表示部23上に設けられ且つ図柄始動手段19
が遊技球を検出することを条件に遊技図柄を変動表示可
能な図柄表示部25と、該図柄表示部25の変動後の停
止図柄が予め定められた所定の組み合わせとなることに
基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態
発生手段46,49とを備えた弾球遊技機において、前
記可変表示部23上に前記図柄表示部25とは別に設け
られ且つ所定の演出表示が可能な演出表示部26と、前
記演出表示部26の演出表示を停止させるための演出表
示停止操作部14と、該演出表示停止操作部14の操作
を検出する操作検出手段14bと、該操作検出手段14
bが前記演出表示停止操作部14の操作を検出すること
を条件に前記演出表示部26の演出表示を停止させる演
出表示停止制御手段59とを備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の各実施形態を図面
に基づいて詳述する。図1〜図8は本発明をパチンコ機
に採用した第1の実施形態を例示している。図1におい
て、1は遊技機本体で、矩形状の外枠2と、この外枠2
の前側に開閉自在に枢着された前枠3とを備えている。
4はガラス扉、5は前面板で、これらは前枠3の窓孔6
に対応して上下に配置され、前枠3に開閉自在に枢支さ
れている。
【0009】7は発射用の遊技球を貯留する上皿で、前
面板5の前側に装着され、上皿カバー8により覆われて
いる。また、9は余剰球等を貯留する下皿、10は灰皿
で、これらは前面板5の下側で前枠3の前側に左右に配
置され、下皿カバー11により覆われている。下皿9の
一側、例えば向かって右側には、発射手段12の発射ハ
ンドル13が、前枠3の前側に突出状に設けられてい
る。
【0010】前面板5の前側の所定位置、例えば上皿カ
バー8の前側には、後述する演出表示部26の演出表示
を停止させるための演出表示停止ボタン(演出表示停止
操作部)14と、この演出表示停止ボタン14が有効で
あるか否かを報知する報知ランプ14aとが設けられて
いる。
【0011】演出表示停止ボタン14による操作は、操
作検出手段14b(図4)によって検出される。また、
報知ランプ14aは、演出表示停止ボタン14の操作が
有効である場合に例えば点灯して、遊技者に演出表示停
止ボタン14の操作が有効であることを報知するように
なっている。
【0012】15は遊技盤で、前枠3の窓孔6に対応す
るように、前枠3の裏側に着脱自在に装着されている。
遊技盤15には、図2に示すように、発射手段12から
発射された遊技球を案内するガイドレール16が環状に
装着されると共に、そのガイドレール16の内側の遊技
領域15aに、可変表示手段17、普通図柄始動手段1
8、特別図柄始動手段19、大入賞手段20、普通入賞
手段21等の各種遊技部品が配置されている。
【0013】可変表示手段17は、遊技盤15に前面側
から装着された表示ケース22と、この表示ケース22
の略中央に配置された例えば液晶式の可変表示部23と
を備えており、表示ケース22の上部側に普通図柄表示
部24が設けられている。可変表示部23上には、特別
図柄表示部25と演出表示部26とが個別に形成されて
いる。
【0014】普通図柄表示部24は、1個又は複数個、
例えば1個の普通図柄を変動表示可能な例えば7セグメ
ント式の表示手段により構成されており、通過ゲート等
よりなる普通図柄始動手段18が遊技球を検出すること
を条件に、その普通図柄が乱数制御等により所定時間変
動して、所定態様(所定種類の図柄)又は非所定態様で
停止するようになっている。
【0015】なお、普通図柄には、数字図柄、アルファ
ベット図柄、キャラクター図柄、その他の適宜遊技図柄
を使用可能であり、この実施形態では、0〜9までの数
字図柄が用いられている。
【0016】特別図柄始動手段19は、開閉自在な左右
一対の開閉爪19aを備えた可変作動式の電動式チュー
リップ等により構成され、普通図柄表示手段24の変動
後の停止図柄が所定態様となった場合に一対の開閉爪1
9aが所定時間開状態に作動するようになっている。
【0017】特別図柄表示部25は、1個又は複数個、
例えば左右方向に3個の特別図柄を表示可能に構成さ
れ、特別図柄始動手段19が遊技球を検出することを条
件に乱数制御により各特別図柄が所定時間変動して、例
えば左、右、中等の所定の順序で停止するようになって
いる。
【0018】特別図柄は、変動時には上下方向又は左右
方向にスクロールする等、所定の変動パターンで変動し
て、その変動後に各特別図柄が同種図柄となる特定態様
(大当たり態様)、又は特別図柄の少なくとも1つが異
なる図柄となる非特定態様(外れ態様)で停止する。
【0019】特別図柄の変動パターンは複数設けられて
おり、例えば図3に示すような9種類の変動パターン
A,B1,B2,C1,C2,D1,D2,E1,E2
が予め設定されている。変動パターンAはリーチ状態を
経由しない変動パターンで、特別図柄が特定態様となら
ない場合にのみ選択される。
【0020】また、変動パターンB1,B2,C1,C
2,D1,D2,E1,E2は全てリーチ状態を経由す
る変動パターンで、変動パターンB1とB2(第1変動
パターンBで総称する)、C1とC2(第2変動パター
ンCで総称する)、D1とD2(第3変動パターンDで
総称する)、E1とE2(第4変動パターンEで総称す
る)が夫々同種の変動パターンとなっており、そのうち
変動パターンB1,C1,D1,E1が非特定態様(外
れ態様)に対応し、変動パターンB2,C2,D2,E
2が特定態様(大当たり態様)に対応している。また、
各変動パターンA,B1,B2等の選択率(%)と変動
タイムチャートは例えば図3に示すように設定されてい
る。
【0021】図3に示す選択率の設定より明らかなよう
に、特定態様となる信頼度は、リーチなし変動パターン
A、第1リーチ変動パターンB、第2リーチ変動パター
ンC、第3リーチ変動パターンD、第4リーチ変動パタ
ーンEの順で高くなるように設定されている。
【0022】なお、特別図柄には、数字図柄、アルファ
ベット図柄、キャラクター図柄、その他の遊技図柄を適
宜使用可能であり、この実施形態では、0〜9までの数
字図柄が用いられている。また特別図柄には、その種類
によって1種類又は複数種類の特定図柄と非特定図柄と
があり、0〜9までの10種類の数字図柄の内、奇数図
柄が特定図柄、偶数図柄が非特定図柄となっている。
【0023】演出表示部26は、1又は複数個、例えば
1個の演出図柄を変動表示可能に構成され、特別図柄の
変動中に、その特別図柄の変動パターンに応じた所定の
演出表示パターンで、例えば上下方向又は左右方向のス
クロールにより演出図柄を変動すると共に、演出表示の
所定時点(例えば演出図柄の変動開始時点)からの経過
時間が演出表示パターン毎に設定された最大動作時間に
達するか、若しくは演出表示パターン毎に設定された停
止ボタン有効期間内に演出表示停止ボタン14が操作さ
れることを条件に、所定の演出図柄で停止するようにな
っている。
【0024】停止ボタン有効期間の始期は、例えば演出
図柄の変動開始から所定時間後に設定される。また、停
止ボタン有効期間の終期は、演出表示の最大動作時間の
終了時点と一致しており、演出表示停止ボタン14が操
作されることなく停止ボタン有効期間が経過すると同時
に演出図柄の変動が停止される。なお、停止ボタン有効
期間の終期を、最大動作時間の終了時点よりも前に設定
してもよい。
【0025】演出表示パターンは、例えば「高速」、
「低速」、「コマ送り」、「停止」等の複数の変動状態
を時系列的に組み合わせたもので、例えば図3に示すよ
うな5種類の演出表示パターンa〜eが、各変動パター
ンA,B,C,D,Eに対応して予め設定されている。
演出表示パターンaはリーチなし変動パターンAに対応
するもので、演出図柄は停止のまま、即ち特別図柄が変
動しても演出図柄は変動しないようになっている。演出
表示パターンbは第1リーチ変動パターンBに対応する
もので、特別図柄の変動開始と同時に高速で変動を開始
すると共に、中央の特別図柄が仮停止する直前までその
高速変動を継続するようになっている。
【0026】演出表示パターンcは第2リーチ変動パタ
ーンCに対応するもので、特別図柄の変動開始と同時に
高速で変動を開始すると共に、右の特別図柄が仮停止し
てリーチ状態が発生した時に低速変動に切り換えられ、
中央の特別図柄が仮停止する直前までその低速変動を継
続するようになっている。演出表示パターンdは第3リ
ーチ変動パターンDに対応するもので、特別図柄の変動
開始と同時に低速で変動を開始すると共に、右の特別図
柄が仮停止してリーチ状態が発生した時にコマ送り変動
に切り換えられ、中央の特別図柄が仮停止する直前まで
そのコマ送り変動を継続するようになっている。
【0027】演出表示パターンeは第4リーチ変動パタ
ーンEに対応するもので、特別図柄の変動開始後、左右
の特別図柄が仮停止してリーチ状態が発生した時にコマ
送りで変動を開始すると共に、中央の特別図柄が仮停止
する直前までそのコマ送り変動を継続するようになって
いる。なお、演出表示パターンa〜eには、夫々図3に
矢印で示すような停止ボタン有効期間が設定されてい
る。
【0028】なお、特定態様となる信頼度は、変動パタ
ーンA〜Eの順で高くなるように設定されているため、
演出表示パターンa〜eも、その順で特定態様となる信
頼度が高くなる。
【0029】演出表示部26に変動表示される演出図柄
には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図
柄、その他の適宜遊技図柄を使用可能であり、この実施
形態では、特別図柄で用いられている数字図柄とは異な
る図柄として、「A」〜「H」の8種類のアルファベッ
ト図柄が用いられている。なお、演出図柄の変動中に
は、演出表示部26にそれら複数の演出図柄が所定の順
序で周期的に表示されるようになっている。
【0030】大入賞手段20は、下部側の横軸心廻りに
開閉する開閉板20aを備えた可変作動式であって、特
別図柄表示部25の変動後の特別図柄が特定態様となる
ことに基づいて第1利益状態が発生したときに、開閉板
20aが前側に所定時間開放して、その上に落下した遊
技球を内部へと入賞させるようになっている。また大入
賞手段20は、その内部側が3個等の複数個の通路に分
割され、その一部の通路が特定領域27となっている。
そして、遊技球が特定領域27を通過することを条件
に、第1利益状態を継続させるようになっている。
【0031】なお、大入賞手段20は、開放から所定時
間(例えば30秒間)が経過するか、所定時間内に所定
数(例えば10個)の遊技球が入賞することを条件に開
閉板20aを閉じ、遊技球が特定領域27を通過するこ
とを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動
作を繰り返すようになっている。
【0032】図4は制御用のブロック図である。図4に
おいて、31は主制御基板であり、この主制御基板31
は、遊技領域15a側に装着された可変表示手段17、
その他の複数個の遊技部品を裏側から一括して覆う裏カ
バーの裏側等、前枠3及び遊技盤15を含む遊技機本体
1の裏側の適宜箇所に着脱自在に装着された基板ケース
に収納されている。32は図柄制御基板で、この図柄制
御基板32は、可変表示手段17の裏側等、前枠3及び
遊技盤15を含む遊技機本体1の裏側の適宜箇所に着脱
自在に装着された基板ケースに収納されている。
【0033】主制御基板31は、主に遊技盤15側の遊
技動作に関わる制御を行うためのもので、CPU、RO
M、RAM等により構成されており、第1乱数抽選手段
41、第1判定手段42、開閉制御手段43、第2乱数
抽選手段44、第2判定手段45、第1利益状態発生手
段46、停止特別図柄選択手段47、変動パターン選択
手段48、第2利益状態発生手段49、第2利益状態終
了手段50、演出制御手段51、制御コマンド送信手段
52等を備えている。
【0034】第1乱数抽選手段41は、変動後の普通図
柄が所定態様となる確率が例えば1/10のときに0〜
9までの10個の乱数値を発生する等、その確率に応じ
て所定数の乱数値を発生し、普通図柄始動手段18が遊
技球を検出することを条件に、その何れかの乱数値を抽
出するようになっている。
【0035】第1判定手段42は、第1乱数抽選手段4
1での抽出乱数値に基づいて、変動後の普通図柄を所定
態様とするか否か、即ち特別図柄始動手段19を開状態
にするか否かを判定するためのもので、第1乱数抽選手
段41で抽出された抽出乱数値が所定態様判定値か否か
を判定し、その抽選乱数値が所定態様判定値のときに所
定態様の判定出力を出すようになっている。
【0036】開閉制御手段43は、第1判定手段42の
判定結果が所定態様判定のときに、普通図柄表示部24
の変動後の普通図柄が所定態様となることに基づいて特
別図柄始動手段19の開閉爪19aを所定時間開放させ
るようになっている。
【0037】第2乱数抽選手段44は、変動後の特別図
柄が特定態様となる確率が例えば1/360のときに0
〜359までの360個の乱数値を発生する等、その確
率に応じて所定数の乱数値を発生し、特別図柄始動手段
19が遊技球を検出することを条件に、その何れかの乱
数値を抽出するようになっている。
【0038】第2判定手段45は、第2乱数抽選手段4
4での抽出乱数値に基づいて変動後の特別図柄が特定態
様となるか否か、即ち第1利益状態を発生させるか否か
を判定するためのもので、第2乱数抽選手段44で抽出
された抽出乱数値が特定態様判定値か否かを判定し、そ
の抽出乱数値が特定態様判定値のときに特定態様(第1
利益状態発生)の判定出力を出すようになっている。
【0039】第1利益状態発生手段46は、第2判定手
段45の判定結果が特定態様判定のときに、特別図柄表
示部25の変動後の特別図柄が「7・7・7」等の特定
態様となることに基づいて、遊技者に有利となる第1利
益状態を発生させるためのものである。
【0040】この第1利益状態発生手段46は、特別図
柄表示部25の変動後の特別図柄が特定態様となった後
に大入賞手段20の開閉板20aを開放し、また開閉板
20aの開放から所定時間(例えば30秒)が経過する
か、所定時間(例えば30秒)の経過までに大入賞手段
20に所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したとき
に開閉板20aを閉じ、更に入賞した遊技球が特定領域
27を通過することを条件に、最大所定回数(例えば1
6回)まで開閉動作(第1利益状態)を継続させるよう
になっている。
【0041】停止特別図柄選択手段47は、変動後の特
別図柄の停止図柄を選択するためのもので、第2判定手
段45の判定結果が特定態様判定のときには複数種類の
特定態様の中から1つを、第2判定手段45の判定結果
が特定態様判定以外のときには複数種類の非特定態様の
中から1つを、夫々乱数抽選により選択するようになっ
ている。なお、非特定態様のときには、3個の特別図柄
の少なくとも1個が異なる種類の図柄となる。
【0042】変動パターン選択手段48は、第2判定手
段45の判定結果と、停止特別図柄選択手段47の選択
結果との少なくとも1つに基づいて、複数の変動パター
ンA,B1,B2,C1,C2,D1,D2,E1,E
2等の中から1つを乱数抽選により択一的に選択するた
めのもので、第2判定手段45の判定結果が特定態様判
定のときに、変動後の特別図柄が特定態様となる可能性
のある複数種類の変動パターンB2,C2,D2,E2
の何れかを、非特定態様判定のときに、変動パターン
A,B1,C1,D1,E1の何れかを夫々乱数抽選等
により選択するようになっている。
【0043】第2利益状態発生手段49は、第1利益状
態の終了後(又は発生後)に、遊技者に有利となる第2
利益状態を発生させるためのもので、確率変化手段53
により構成されている。確率変化手段53は、第2判定
手段45が特定態様と判定して、変動後の特別図柄が特
定図柄(例えば奇数の数字図柄)による特定態様となる
ことを条件に、第1利益状態の終了後に、特別図柄が特
定態様となる確率を通常確率状態(例えば1/360の
低確率)から高確率状態(例えば1/50程度)へと変
化させるためのものである。なお、確率変化手段53
は、高確率状態のときに第2判定手段45の特定態様判
定値の数を増やして、その特定態様の発生確率を高くす
るようになっている。
【0044】第2利益状態終了手段50は、第2利益状
態発生手段49によって発生した第2利益状態を終了さ
せるためのもので、確率復帰手段54により構成されて
おり、特別図柄が特定態様となって次の第1利益状態が
発生するか、それまでに特別図柄が予め定められた所定
回数変動した場合に、特定態様の発生確率を高確率から
通常確率(低確率)へと復帰させて第2利益状態を終了
させるようになっている。なお、第2利益状態終了手段
50は、第2判定手段45の特定態様判定値の数を通常
確率の数まで減少させるようになっている。
【0045】演出制御手段51は、演出表示部26の表
示制御を行うためのもので、演出表示パターン記憶手段
55、演出表示パターン選択手段56、演出表示制御手
段57、演出表示内容判定手段58、演出表示停止制御
手段59等を備えている。
【0046】演出表示パターン記憶手段55は、演出表
示部26による複数種類の演出表示パターンa〜eを予
め記憶するためのもので、各演出表示パターンa〜eが
変動パターンA,B,C,D,Eと夫々関連付けた形で
記憶されている。各演出表示パターンa〜eは、例えば
複数の動作指令の時系列データとして記憶されており、
例えば演出表示パターンcについては、特別図柄の変動
開始時を基準として、0秒で「高速変動」、3秒で「低
速変動」、7秒で「変動停止」のようなデータ構成とな
っている。もちろん、それ以外のデータ構成を採用して
もよい。
【0047】また、演出表示パターン記憶手段55に
は、各演出表示パターンa〜e毎に停止ボタン有効期間
(図3参照)が設定されている。この停止ボタン有効期
間についても、複数の動作指令の時系列データとして記
憶することができる。例えば、演出表示パターンcの停
止ボタン有効期間は、特別図柄の変動開始時を基準とし
て、1秒で「有効期間開始」、6.5秒で「有効期間終
了」のようなデータ構成となっている。
【0048】演出表示パターン選択手段56は、演出表
示パターン記憶手段55に記憶された複数種類の演出表
示パターンa〜eの中から1つを選択するためのもの
で、変動パターン選択手段48で選択された変動パター
ンに基づいてそれに対応する演出表示パターンを1つ選
択するようになっている。例えば、変動パターン選択手
段48で第1リーチ変動パターンB1が選択された場合
には、演出表示パターン選択手段56により演出表示パ
ターンbが選択される。
【0049】演出表示制御手段57は、演出表示パター
ン選択手段56で選択された演出表示パターンに基づい
て演出表示部26に対する演出図柄の変動表示制御を行
うためのもので、特別図柄の変動に対応して、演出表示
パターン選択手段56で選択された演出表示パターンに
従って演出図柄の変動を開始させると共に、演出表示停
止制御手段59による停止指令に基づいて演出図柄の変
動を停止させるようになっている。
【0050】演出表示内容判定手段58は、演出表示部
26の所定時点での表示内容(演出図柄)を判定するた
めのもので、演出表示制御手段57による演出図柄の表
示制御に基づいて、演出図柄の変動中に演出表示部26
に表示されている(若しくは所定時間後に表示される)
演出図柄を判定し、演出表示停止制御手段59にその判
定結果を出力するようになっている。
【0051】例えば、図5に模式的に示すように、演出
図柄が「A」、「H」、「D」、「F」、「B」、
「E」、「C」、「G」の順序で周期的に現れるように
変動表示され、扇形で示すの期間内(「G」が表示さ
れた後、「A」が表示されるまでの間)に演出表示停止
ボタン14が操作された場合には「A」で、の期間内
での操作に対しては「H」で、演出図柄の変動が停止す
るように設定されているとすると、演出表示内容判定手
段58は、演出表示部26の変動中、〜のどの期間
内にあるかを判定し、例えばの期間内には「A」、
の期間内には「H」の判定結果を演出表示停止制御手段
59に出力するようになっている。
【0052】演出表示停止制御手段59は、演出表示制
御手段57による演出表示部26の演出表示を停止させ
るためのもので、操作検出手段14bが演出表示停止ボ
タン14の操作を検出するか、若しくは演出表示の所定
時点(例えば演出図柄の変動開始時点)からの経過時間
が演出表示パターン毎に設定された最大動作時間に達す
る(本実施形態では演出表示停止ボタン14の操作が検
出されることなく停止ボタン有効期間が経過する)こと
を条件に、その時点での演出表示内容判定手段58の判
定結果に基づいて、所定のタイミングで演出表示制御手
段57に変動停止信号を出力し、所定の演出図柄で変動
を停止させるようになっている。
【0053】8種類の演出図柄「A」〜「H」のうち、
「A」は大当たり確実(図5では二重丸で囲んで示
す)、「B」は大当たり可能性大(図5では一重丸で囲
んで示す)、「C」は確率変動確実(図5では二重四角
で囲んで示す)、「D」は確率変動可能性大(図5では
一重四角で囲んで示す)を表すように設定されている。
演出表示停止制御手段59は、第2判定手段45の判定
結果、停止特別図柄選択手段47の選択結果等に基づい
て、必要に応じて非停止演出図柄を設定し、演出表示停
止ボタン14の操作時、若しくは停止ボタン有効期間の
経過時がそれら非停止演出図柄の停止タイミングであっ
た場合には、例えばその次の演出図柄で停止させるよう
になっている。
【0054】例えば、図5の例では、非停止演出図柄と
して「A」が設定されている場合には、の期間内に演
出表示停止ボタン14が操作されても「A」では停止せ
ず、次の「H」で停止する。
【0055】非停止演出図柄は、第2判定手段45の判
定結果が非特定態様判定の場合には「A」と「C」が、
第2利益状態発生中以外での非特定図柄での特定態様判
定の場合には「C」が、第2利益状態発生中での特定態
様判定の場合には「C」と「D」が、夫々設定される。
これにより、例えば演出図柄が大当たり確実を示す
「A」で停止したにも拘わらず特別図柄が非特定態様と
なるような矛盾状態を回避できる。
【0056】また、演出表示停止制御手段59は、演出
表示停止ボタン14の操作タイミング等に対応する演出
図柄が非停止演出図柄以外の図柄であっても、第2判定
手段45の判定結果等に基づいて停止図柄を適宜ずらし
て停止させるようになっている。例えば、第2判定手段
45の判定結果が特定態様判定の場合には、大当たり可
能性大の「B」がその前後の「F」、「E」よりも高い
確率で停止し、逆に非特定態様判定の場合には「B」よ
りも「F」、「E」のほうが高い確率で停止するよう
に、〜の範囲で演出表示停止ボタン14が操作され
た場合には適宜次の演出図柄で停止させるように制御す
る。
【0057】同様に、第2判定手段45の判定結果が特
定態様判定で且つ停止特別図柄選択手段47で特定図柄
が選択された場合には、確率変動可能性大の「D」がそ
の前後の「H」、「F」よりも高い確率で停止し、第2
判定手段45の判定結果が特定態様判定で且つ停止特別
図柄選択手段47で非特定図柄が選択された場合には
「D」よりも「H」、「F」のほうが高い確率で停止す
るように、〜の範囲で演出表示停止ボタン14が操
作された場合に適宜次の演出図柄で停止させるように制
御するようになっている。
【0058】また、演出表示停止制御手段59は、演出
表示パターン選択手段56で選択された演出表示パター
ンa〜eに設定されている停止ボタン有効期間に基づい
て、その停止ボタン有効期間中に報知ランプ14bを点
灯させるようになっている。遊技者は、この報知ランプ
14bの点灯によって容易に停止ボタン有効期間である
か否かを認識することができる。
【0059】制御コマンド送信手段52は、所定の制御
コマンドを一方向通信により図柄制御基板32側へと送
信して制御指令を与えるためのもので、普通図柄始動手
段18が遊技球を検出したときに、第1判定手段41の
判定結果に基づいて普通図柄の停止図柄コマンド等を図
柄制御基板32側へと送信する機能、特別図柄始動手段
19が遊技球を検出したときに、第2判定手段45の判
定結果、変動パターン選択手段48で選択された変動パ
ターンA,B1,B2,C1,C2,D1,D2,E
1,E2、停止特別図柄選択手段47で選択された停止
図柄等に基づいて、特別図柄の変動パターンコマンド、
停止図柄コマンド、停止コマンド等を図柄制御基板32
側へと送信する機能等を備えている。
【0060】図柄制御基板32は、普通図柄表示部24
及び特別図柄表示部25の表示制御を行うためのもの
で、普通図柄制御手段61、特別図柄制御手段62等を
備えている。
【0061】普通図柄制御手段61は、普通図柄表示部
24の表示制御を行うもので、普通図柄始動手段18が
遊技球を検出することを条件に、制御コマンド送信手段
52からの制御コマンドに基づいて普通図柄表示部24
の普通図柄を所定時間変動させて、第1判定手段42の
判定結果が所定態様判定のときに「7」等の所定態様
で、それ以外のときに非所定態様で普通図柄を停止させ
るようになっている。
【0062】特別図柄制御手段62は、特別図柄表示部
25の表示制御を行うもので、特別図柄始動手段19が
遊技球を検出することを条件に、制御コマンド送信手段
52からの制御コマンドに基づいて特別図柄表示部25
の特別図柄を所定の変動パターンA,B1,B2等で所
定時間変動させて、第2判定手段45の判定結果が特定
態様判定のときに特定態様で、それ以外のときに非特定
態様で特別図柄を停止させるようになっている。
【0063】次に上記パチンコ機における動作について
説明する。ゲームに際して発射手段12により遊技球を
発射すると、その遊技球はガイドレール16を経て遊技
領域15aに入った後、その遊技領域15a内を落下す
る間に普通入賞手段21等に入賞するか、普通図柄始動
手段18を通過しながら下方へと落下する。遊技球が普
通図柄始動手段18を通過すると、第1乱数抽選手段4
1が発生乱数値を抽出して、第1判定手段42がその抽
出乱数値から所定態様か否かを判定し、その判定結果に
基づいて制御コマンド送信手段52から図柄制御基板3
2側に普通図柄の停止図柄コマンド等が送信される。
【0064】第1判定手段42の判定結果が所定態様判
定のときには、図柄制御基板32側の普通図柄制御手段
61の制御により、普通図柄表示部24の普通図柄が所
定時間変動した後に所定態様で停止する。そして、開閉
制御手段43の制御により、特別図柄始動手段19の開
閉爪19aが所定時間開放し、この特別図柄始動手段1
9に遊技球が入賞し易くなる。なお、第1判定手段42
の判定結果が所定態様判定以外であれば、変動後の普通
図柄が非所定態様で停止する。
【0065】特別図柄始動手段19の開閉爪19aが開
放して遊技球が入賞し、この特別図柄始動手段19が遊
技球を検出すると、第2乱数抽選手段44が発生乱数値
を抽出し、第2判定手段45がその抽選乱数値から特定
態様か否かを判定し、その判定結果に応じて停止特別図
柄選択手段47が特別図柄の変動後の停止図柄の種類を
選択すると共に、第2判定手段45の判定結果と、停止
特別図柄選択手段47の選択結果との少なくとも1つに
基づいて変動パターン選択手段48が変動パターンA,
B1,B2等の何れかを選択する。
【0066】そして、制御コマンド送信手段52が特別
図柄の変動パターンコマンド、停止図柄コマンド、停止
コマンド等を一方向通信により図柄制御基板32側へと
送信し、特別図柄の変動、停止等を指令する。
【0067】図柄制御基板32側では、制御コマンド送
信手段52からの各コマンドを解析して、特別図柄制御
手段62の制御により、主制御基板31側で選択された
変動パターンA,B1,B2等に従って特別図柄を変動
表示させた後、停止特別図柄選択手段47で選択された
図柄で停止させる。
【0068】また、演出制御手段51では、演出表示パ
ターン選択手段56が、変動パターン選択手段48で選
択された変動パターンに基づいてそれに対応する演出表
示パターンを1つ選択し、その演出表示パターンに従っ
て、演出表示制御手段57が特別図柄の変動と関連して
演出表示部26の演出図柄の変動を開始する。演出図柄
の変動中は、演出表示内容判定手段58により、演出表
示部26に表示されている(若しくは所定時間後に表示
される)演出図柄が逐次判定される。
【0069】演出図柄の変動開始後、停止ボタン有効期
間に入ると、その停止ボタン有効期間が終了するまで、
演出表示停止制御手段59が報知ランプ14bを点灯さ
せて演出表示停止ボタン14の操作が有効であることを
遊技者に報知する。そして、その停止ボタン有効期間内
に遊技者が演出表示停止ボタン14を操作すると、操作
検出手段14bから検出信号が出力され、この検出信号
に基づいて演出表示停止制御手段59が、その時点での
演出表示内容判定手段58の判定結果に基づいて所定の
タイミングで演出表示制御手段57に変動停止信号を出
力し、所定の演出図柄で変動を停止させる。
【0070】例えば、第2判定手段45で特定態様判定
となり、停止特別図柄選択手段47で「6・6・6」
が、変動パターン選択手段48で第3リーチ大当たり変
動パターンD2が選択された場合には、演出表示パター
ン選択手段56により演出表示パターンdが選択され
る。また、第2判定手段45で特定態様判定となり、停
止特別図柄選択手段47で非特定図柄である「6・6・
6」が選択されたことに基づいて、演出表示停止制御手
段59では非停止演出図柄として「C」が設定される。
【0071】そして、演出表示制御手段57の制御によ
り、演出表示パターンdに従って、特別図柄の変動開始
と同時に演出表示部26の演出図柄がまず低速で変動を
開始する(図6(a))と共に、演出表示内容判定手段
58による演出図柄の判定が開始される。
【0072】このとき、特別図柄の変動開始と同時に演
出図柄が低速で変動を開始したことにより、遊技者は特
定態様信頼度が比較的高い演出変動パターンdであるこ
とを認識できるため、遊技者は特定態様出現への期待感
を高揚させつつその後の動向を見守ることとなる。
【0073】演出図柄の変動が開始されて所定時間が経
過すると、停止ボタン有効期間が開始され、演出表示停
止制御手段59によって報知手段14bが点灯し、演出
表示停止ボタン14の操作が有効となったことが遊技者
に対して報知される。
【0074】その後、特別図柄が左、右の順で仮停止し
てリーチ状態が成立したところで演出図柄の変動速度が
低速からコマ送りに切り換えられ(図6(b),
(c))、中央の特別図柄が仮停止する前の所定の時点
で停止ボタン有効期間が終了し、報知手段14bが消灯
する。
【0075】その停止ボタン有効期間中に遊技者が演出
表示停止ボタン14を操作すると、演出表示停止制御手
段59は、その時点での演出表示内容判定手段58の判
定結果を取得し、その判定結果が非停止演出図柄に設定
されている演出図柄「C」以外であれば、特定態様とな
る信頼度に応じて、その演出図柄若しくはその次の演出
図柄で停止させるべく、所定のタイミングで演出表示制
御手段57に変動停止信号を出力し、これによって演出
表示部6の変動は所定の演出図柄で停止する。
【0076】例えば、演出表示内容判定手段58の判定
結果が演出図柄「F」であれば、図7に模式的に示すよ
うに、特定態様となる信頼度に応じた乱数抽選等に基づ
いて、そのときの演出図柄「F」か、若しくは特定態様
可能性大を表す次の演出図柄「B」で停止させる。な
お、演出表示内容判定手段58の判定結果が非停止演出
図柄以外であれば、必ずそのときの演出図柄で停止させ
るようにしてもよい。
【0077】一方、演出表示内容判定手段58の判定結
果が非停止演出図柄に設定されている演出図柄「C」で
あれば、図8に模式的に示すように、その演出図柄
「C」を避けて次の演出図柄「G」で停止させるべく、
所定のタイミングで演出表示制御手段57に変動停止信
号を出力し、これによって演出表示部6の変動は演出図
柄「G」で停止する。
【0078】ここで、例えば演出表示部26の停止図柄
が例えば「B」であれば遊技者は更に特定態様成立への
期待感を高揚させ、「A」であれば遊技者はこの時点で
特定態様成立を確信する。
【0079】なお、第2判定手段45の判定結果が非特
定態様判定の場合には、非停止演出図柄として「A」と
「C」が設定されてそれ以外の例えば「B」、「H」等
で停止し、第2利益状態の発生中で且つ第2判定手段4
5の判定結果が特定態様判定の場合には、非停止演出図
柄として「C」と「D」が設定されてそれ以外の例えば
「A」、「B」、「E」等で停止し、第2判定手段45
の判定結果が特定態様判定で停止特別図柄選択手段47
の選択結果が特定図柄(奇数の数字図柄等)の場合に
は、非停止演出図柄は指定されず例えば「C」、
「D」、「A」、「G」等で停止する。
【0080】また、演出表示停止ボタン14が操作され
ることなく操作停止ボタン有効期間が経過した場合に
は、その時点で、上述した演出表示停止ボタン14が操
作された場合と略同様の処理が行われる。
【0081】演出表示部26の変動が停止した後、中央
の特別図柄が仮停止し、その後に全特別図柄が再変動し
て「6・6・6」で最終停止し、確定する。
【0082】変動後の特別図柄が特定態様となると、そ
の後に第1利益状態発生手段46が作動して第1利益状
態が発生し、大入賞手段20の開閉板20aが前側に開
放する。大入賞手段20は、開放から所定時間(例えば
30秒)が経過するか、所定時間(例えば30秒)の経
過までに大入賞手段20に所定数(例えば10個)の遊
技球が入賞すれば、その時点で開閉板20aが閉じる。
そして、入賞した遊技球が特定領域27を通過すれば、
再度開閉板20aが開放し、最大所定回数(例えば16
回)まで開閉動作を繰り返す。
【0083】このため、第1利益状態が発生すれば、大
入賞手段20に多数の遊技球が入賞する可能性があり、
遊技者はその入賞球数に応じて賞球の払い出しを受ける
ことができ、多大な利益を享受することができる。
【0084】そして、第1利益状態が終了すると、第1
利益状態の発生に起因する特別図柄が特定図柄(例えば
奇数の数字図柄)での特定態様(例えば「7・7・
7」)であった場合には、第2利益状態発生手段49の
確率変化手段53が作動して、特定態様の発生確率を通
常確率から高確率へと変化させる。その後は、第2判定
手段45が高確率状態で特定態様とするか否かを判定す
るため、変動後の特別図柄が特定態様となる可能性が非
常に高くなり、遊技者は有利な状態でゲームを行える。
【0085】第2利益状態発生後、特別図柄が特定態様
となって次の第1利益状態が発生するか、それまでに特
別図柄が予め定められた所定回数変動すると、第2利益
状態終了手段50の確率復帰手段54が作動して、特定
態様の発生確率を高確率から通常確率(低確率)へと復
帰させて第2利益状態が終了する。
【0086】以上説明したように、本実施形態では、可
変表示部23上に特別図柄表示部25とは別に演出表示
部26を設け、更に演出表示部26の演出表示を停止さ
せるための演出表示停止ボタン14と、演出表示停止操
作部14の操作を検出する操作検出手段14bとを備
え、操作検出手段14bが演出表示停止ボタン14の操
作を検出することを条件に演出表示停止制御手段59に
より演出表示部26の演出表示を停止させるようにして
いるため、遊技者は演出表示停止ボタン14を操作する
ことで演出表示の内容に関与することができると共に、
遊技に関して発射ハンドル13の操作以外の動作が可能
となって単調さから開放され、遊技者の遊技に関する興
趣を増大できる。
【0087】また、演出表示部26による演出表示のパ
ターンa〜eを複数種類記憶する演出表示パターン記憶
手段55と、演出表示パターン記憶手段55に記憶され
た複数種類の演出表示パターンa〜eの何れかを選択す
る演出表示パターン選択手段56とを備えているため、
演出表示に変化を持たせることが可能である。
【0088】第1利益状態を発生させるか否かを決定す
るための乱数抽選を行う第2乱数抽選手段44を備え、
この第2乱数抽選手段44の抽選結果に基づいて演出表
示パターン選択手段56が作動するようにしているた
め、例えば演出表示パターンによって第1利益状態の発
生の予告を行うことができる。
【0089】演出表示パターン選択手段56は、第2乱
数抽選手段44の抽選結果が第1利益状態を発生させる
ものである場合には、第1利益状態を発生させない場合
に比べて高い確率で所定の演出表示パターン、例えば演
出表示パターンeを選択するように構成されているた
め、遊技者は所定の演出表示パターンの出現によって第
1利益状態発生の期待感を高めつつ緊張感を持って遊技
を行うことができる。
【0090】演出表示部26の所定時点での表示内容を
判定する演出表示内容判定手段58を備え、演出表示停
止制御手段59は、演出表示内容判定手段58の判定結
果に基づいて演出表示を停止させるため、所定の演出図
柄で確実に変動を停止させることができる。
【0091】演出表示停止制御手段59は、演出表示の
所定時点からの経過時間と、予め設定された最大動作時
間とに基づいて演出表示を停止させるように構成されて
いるため、遊技者が演出表示停止ボタン14を操作しな
い場合には自動的に確実に演出表示を停止させることが
できる。
【0092】最大動作時間は演出表示パターン記憶手段
55に記憶された各演出表示パターンa〜e毎に設定さ
れているため、例えば演出表示時間の異なる各演出表示
パターンa〜e毎に最適な最大動作時間を設定できる。
【0093】図9は本発明の第2の実施形態を例示し、
第1の実施形態で主制御基板31側に設けた演出制御手
段51を、専用の演出制御基板71上に設け、操作検出
手段14b、報知ランプ14a等をその演出制御基板7
1側に接続した例を示している。
【0094】演出制御基板71は、CPU、ROM、R
AM等により構成されており、主制御基板31側の制御
コマンド送信手段52から一方向通信により送信される
制御コマンド、例えば特別図柄の変動パターンコマン
ド、停止図柄コマンド、停止コマンド、第2利益状態の
発生コマンド、終了コマンド等、及び操作検出手段14
bからの検出信号に基づいて、演出制御手段51が演出
表示部26、報知ランプ14aに対して上述した第1の
実施形態と略同様の制御を行うようになっている。
【0095】以上のように、演出制御手段51を、専用
の演出制御基板71上に設けることも可能である。
【0096】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明はこれら各実施形態に限定されるものでは
なく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可
能である。例えば、演出制御手段51を、専用の演出制
御基板71上ではなく、図柄制御基板32、ランプ制御
基板、音声制御基板、払い出し制御基板、発射制御基板
等に設けてもよい。
【0097】また、演出制御手段51を演出制御基板7
1やその他のサブ基板上に設ける場合、操作検出手段1
4bを主制御基板31側に接続して主制御基板31側か
らサブ基板側の演出制御手段51に対して演出表示停止
ボタン14の検出コマンドを送信するようにしてもよ
い。更にこの場合、報知ランプ14aは主制御基板31
側で制御してもよいし、演出制御手段51側で制御して
もよいし、ランプ制御基板等の他の制御基板で制御して
もよい。
【0098】演出表示部26と、特別図柄表示部25と
普通図柄表示部24との何れか一方とは、互いにその一
部分が重なるように配置してもよい。また、演出表示部
26と特別図柄表示部25との少なくとも一方の位置、
大きさ等が時間と共に変化し、両者の少なくとも一部分
が一時的に重なるようにしてもよい。
【0099】また、演出表示部26と特別図柄表示部2
5とを、表示ケース22の一部分で区分してもよい。
【0100】演出表示部26は、可変表示部23上に複
数設けてもよい。また、演出表示部26は、少なくとも
変動表示時に出現させればよく、通常時は可変表示部2
3上に表示しないようにしてもよい。
【0101】演出表示部26に変動表示する複数の演出
図柄は、その一部若しくは全てが特別図柄と同一のもの
であってもよい。演出図柄には、異なる種類、例えば数
字図柄、キャラクタ図柄、アルファベット図柄等を混在
させてもよい。
【0102】演出表示部26の演出図柄の変動表示中
に、例えばその演出図柄で停止することによって遊技者
に有利となる演出図柄が表示された場合に、その演出図
柄を強調表示するようにしてもよい。強調表示の種類と
しては、演出図柄の大きさを変化させるもの、色を変化
させるもの、前側に飛び出すような立体図柄に変化させ
るもの、任意の図形で取り囲むもの、速度を(例えばよ
り低速に)変化させるもの、背景の色、柄等を変化させ
るもの、キャラクタを表示させるもの、演出図柄の回
転、変形、移動させるもの、等を採用でき、またそれら
を複数組み合わせてもよい。
【0103】遊技者が演出表示停止ボタン14を操作し
たとき、演出表示部26上で停止した演出図柄を上記強
調表示するようにしてもよい。また、遊技者が演出表示
停止ボタン14を操作したとき、演出表示部26上で停
止した演出図柄が特別図柄表示部25側に移動するよう
にしてもよい。この場合、例えば演出図柄が特別図柄の
前に重なるように表示してもよい。
【0104】演出表示部26の1回の変動表示を、特別
図柄の複数回の変動にわたって行うようにしてもよい。
【0105】演出図柄の変動後の停止図柄を予告する予
告手段を設けてもよい。この予告手段は、例えば演出表
示部26の背景を変化させるもの、演出図柄とは異なる
キャラクタ等を表示させるもの、キャラクタで演出図柄
を覆い隠すものなど種々の形態が考えられる。
【0106】演出表示パターンは、全ての変動パターン
に対応して設ける必要はなく、特定の変動パターンにの
み対応して設けてもよい。また、1つの変動パターンに
対して複数の演出表示パターンを設け、例えば抽選によ
り1つを選択するようにしてもよい。演出表示パターン
は、変動パターンとは関係なく選択するようにしてもよ
い。
【0107】演出表示パターンを構成する変動状態とし
ては、「高速」、「低速」、「コマ送り」、「停止」以
外にも、更に複数の変動速度を設けてもよい。また、ス
クロール方向(上下、左右等)の変更、正逆方向の切り
換えなどを組み合わせてもよい。1回の変動動作中に1
回以上の一時停止を設けてもよい。
【0108】停止ボタン有効期間は、連続する期間であ
る必要はなく、複数に分割されていてもよい。
【0109】演出表示パターンで、変動開始のタイミン
グ、停止ボタン有効期間、停止ボタン有効期間の開始タ
イミング、1回の変動動作における変動回数、1回の変
動動作における停止ボタン有効化回数等によって利益状
態発生の信頼度を異ならせるようにしてもよい。
【0110】演出表示パターンは、特別図柄若しくは普
通図柄の変動を演出するための主制御基板31側での演
出表示パターンの指定に基づいて選択されるようにして
もよい。
【0111】また、演出表示部26は、遊技が行われて
いないときに任意のパターンで演出図柄を変動表示させ
るようにしてもよい。また、大当たり(第1利益状態)
時(例えば大当たり中、大当たり開始時、各ラウンド
中、各ラウンドのインターバル中、特定領域27の通過
時、大当たり終了時)に演出図柄を変動表示させるよう
にしてもよい。
【0112】演出表示停止ボタン14は、遊技者が操作
可能な位置に設ければ良く、上皿7、下皿9、ガラス扉
4等、前枠3の適宜箇所に設けることができる。また、
報知ランプ14aは、演出表示停止ボタン14と一体に
設けても良いし、例えば遊技盤15上に配置してもよ
い。
【0113】また、遊技盤15上のランプ表示、可変表
示部23上のキャラクタ表示、可変表示部23上の吹き
出し表示、可変表示部23上のカウントダウン表示、可
変表示部23上のレベルメータ表示、音声の出力等によ
って、演出表示停止ボタン14が有効であること、有効
時間開始、有効時間終了の少なくとも1つを報知するよ
うにしてもよい。
【0114】第2利益状態発生手段49で発生させる第
2利益状態としては、特別図柄が特定態様となる確率を
通常状態よりも高確率とするもの以外に、例えば特別図
柄の変動時間を通常状態よりも短縮するもの、特別図柄
始動手段19の開放時間を通常状態よりも長くするも
の、普通図柄が所定態様となる確率を通常状態よりも高
確率とするもの、普通図柄の変動時間を通常状態よりも
短縮するもの、大入賞手段20の開放のラウンド回数を
増加(例えば通常5回を16回に増加)させるもの、大
入賞手段20の1回の開放時間を増大(例えば通常10
秒を30秒に増大)させるもの、大入賞手段20の規定
入賞数を増加(例えば通常5個を10個に増加)させる
もの、普通図柄始動手段18の規定入賞数を増加(例え
ば通常4個を6個に増加)させるもの、特別図柄始動手
段19の規定入賞数を増加(例えば通常4個を6個に増
加)させるもの等、種々の利益状態を用いることができ
る。また、それら複数種類の利益状態を同時或いは個別
に発生させるようにしてもよい。
【0115】演出表示部26に複数のキャラクタを変動
表示させ、演出表示停止ボタン14の操作によって停止
表示したキャラクタに関連するスーパーリーチ演出を、
可変表示部23に表示するように構成してもよい。
【0116】演出表示部26に複数のスーパーリーチ演
出に関連する表示を変動表示させ、演出表示停止ボタン
14の操作によって停止表示したスーパーリーチ演出に
関連する表示に対応するスーパーリーチ演出を、可変表
示部23に表示するように構成してもよい。
【0117】演出表示部26に複数の多価値図柄、多価
値キャラクタの少なくとも一方を変動表示させ、演出表
示停止ボタン14の操作によって停止表示した多価値図
柄、多価値キャラクタの少なくとも一方に対応する遊技
図柄を図柄表示部23に残す、若しくは削除するように
構成してもよい。
【0118】大当たり終了時、終了後、ラウンド中、イ
ンターバル中に、演出表示停止ボタン14が有効になっ
てもよい。
【0119】演出表示停止ボタン14の操作による停止
表示によって、利益状態の発生を予告、又は報知するよ
うにしてもよい。この場合の利益状態とは、特別図柄高
確率状態(実施形態における第2利益状態)、普通図柄
高確率状態、特別図柄変動時間短縮状態、普通図柄変動
時間短縮状態、特別図柄始動手段19の開放時間延長状
態、特別図柄始動手段19の開放回数増大状態、大入賞
手段20の開放時間延長状態、大入賞手段20の開放回
数増大状態等を採用できる。
【0120】複数の演出表示部26と、その複数の演出
表示部26夫々に対応する演出表示停止ボタン14とを
設けてもよい。複数の演出表示停止ボタン14を設けた
場合、その操作信号を別の基板に入力するようにしても
よい。
【0121】演出表示内容判定手段58による表示演出
図柄の判定は、演出図柄の変動表示中に行うようにして
もよいし、停止ボタン有効期間内にのみ行うようにして
もよい。
【0122】演出表示停止ボタン14、或いはその他の
操作手段を遊技者が操作することにより、特別図柄表示
部25に表示される背景やキャラクタ等を切り換えるよ
うにしてもよい。
【0123】特別図柄始動手段19は、閉状態時にも遊
技球が入賞可能としてもよいし、閉状態時には入賞不可
能としてもよい。また、大入賞手段20についても、閉
状態時にも遊技球が入賞可能としてもよいし、閉状態時
には入賞不可能としてもよい。
【0124】可変表示部23は液晶式の表示手段に限ら
れるものではなく、7セグメント式表示手段、マトリッ
クス表示手段等でもよい。また、可変表示部23が複数
の画像表示装置からなるように構成してもよい。
【0125】演出表示部26と図柄表示部25とは、見
た目上は同一領域内に表示されるものであっても、表示
するスプライト画面、論理座標における深度の少なくと
も一方が異なっていればよい。
【0126】また本発明は、パチンコ機に限らず、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の各種の弾球遊技機におい
ても同様に実施することが可能である。
【0127】
【発明の効果】本発明によれば、画像を変動表示可能な
可変表示部23を有する可変表示手段17と、可変表示
部23上に設けられ且つ図柄始動手段19が遊技球を検
出することを条件に遊技図柄を変動表示可能な図柄表示
部25と、図柄表示部25の変動後の停止図柄が予め定
められた所定の組み合わせとなることに基づいて遊技者
に有利な利益状態を発生させる利益状態発生手段46,
49とを備えた弾球遊技機において、可変表示部23上
に図柄表示部25とは別に設けられ且つ所定の演出表示
が可能な演出表示部26と、演出表示部26の演出表示
を停止させるための演出表示停止操作部14と、演出表
示停止操作部14の操作を検出する操作検出手段14b
と、操作検出手段14bが演出表示停止操作部14の操
作を検出することを条件に演出表示部26の演出表示を
停止させる演出表示停止制御手段59とを備えているた
め、遊技者は演出表示停止操作部14を操作することで
演出表示の内容に関与することができると共に、遊技に
関して発射ハンドル13の操作以外の動作が可能となっ
て単調さから開放され、遊技者の遊技に関する興趣を増
大できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す変動パターン及
び演出表示パターンの種類と対応関係の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す演出図柄の表示
順序とその停止操作期間の説明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄と演出
図柄の変動状態の説明図である。
【図7】所定の停止操作期間で演出表示停止ボタンを操
作したときの停止図柄の説明図である。
【図8】所定の停止操作期間で演出表示停止ボタンを操
作したときの停止図柄の説明図である。
【図9】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
14 演出表示停止ボタン(演出表示停止操作部) 14b 操作検出手段 17 可変表示手段 19 特別図柄始動手段 23 可変表示部 25 特別図柄表示部 26 演出表示部 44 第2乱数抽選手段 46 第1利益状態発生手段 49 第2利益状態発生手段 55 演出表示パターン記憶手段 56 演出表示パターン選択手段 58 演出表示内容判定手段 59 演出表示停止制御手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像を変動表示可能な可変表示部(2
    3)を有する可変表示手段(17)と、前記可変表示部
    (23)上に設けられ且つ図柄始動手段(19)が遊技
    球を検出することを条件に遊技図柄を変動表示可能な図
    柄表示部(25)と、該図柄表示部(25)の変動後の
    停止図柄が予め定められた所定の組み合わせとなること
    に基づいて遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状
    態発生手段(46)(49)とを備えた弾球遊技機にお
    いて、前記可変表示部(23)上に前記図柄表示部(2
    5)とは別に設けられ且つ所定の演出表示が可能な演出
    表示部(26)と、前記演出表示部(26)の演出表示
    を停止させるための演出表示停止操作部(14)と、該
    演出表示停止操作部(14)の操作を検出する操作検出
    手段(14b)と、該操作検出手段(14b)が前記演
    出表示停止操作部(14)の操作を検出することを条件
    に前記演出表示部(26)の演出表示を停止させる演出
    表示停止制御手段(59)とを備えたことを特徴とする
    弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記演出表示部(26)による演出表示
    のパターン(a)〜(e)を複数種類記憶する演出表示
    パターン記憶手段(55)と、該演出表示パターン記憶
    手段(55)に記憶された複数種類の演出表示パターン
    (a)〜(e)の何れかを選択する演出表示パターン選
    択手段(56)とを備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記利益状態を発生させるか否かを決定
    するための乱数抽選を行う抽選手段(44)を備え、該
    抽選手段(44)の抽選結果に基づいて前記演出表示パ
    ターン選択手段(56)が作動するように構成したこと
    を特徴とする請求項2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記演出表示パターン選択手段(56)
    は、前記抽選手段(44)の抽選結果が前記利益状態を
    発生させるものである場合には、前記利益状態を発生さ
    せない場合に比べて高い確率で所定の演出表示パターン
    を選択するように構成されていることを特徴とする請求
    項3に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記演出表示部(26)の所定時点での
    表示内容を判定する演出表示内容判定手段(58)を備
    え、前記演出表示停止制御手段(59)は、前記演出表
    示内容判定手段(58)の判定結果に基づいて前記演出
    表示を停止させるように構成されていることを特徴とす
    る請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記演出表示停止制御手段(59)は、
    前記演出表示の所定時点からの経過時間と、予め設定さ
    れた最大動作時間とに基づいて前記演出表示を停止させ
    るように構成されていることを特徴とする請求項1〜5
    の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記最大動作時間は前記演出表示パター
    ン記憶手段(55)に記憶された各演出表示パターン
    (a)〜(e)毎に設定されていることを特徴とする請
    求項6に記載の弾球遊技機。
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