JP4657163B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、当たり又はハズレを決定する当たり抽選の結果を図柄の変動表示の後に表示する遊技機に関する。
遊技盤に向かって打ち出された遊技球が特定の入賞口(始動入賞口)に入賞した時に当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われるパチンコ機が知られている。このパチンコ機は、当たりに当選すると通常モードから当たりモードに移行されて多数の賞球を獲得できる。当たり抽選の結果は例えば特許文献1で示されるような7セグメント型の表示装置や液晶ディスプレイなどの画像表示装置に表示される。液晶ディスプレイを用いたパチンコ機ではその画像表示面で図柄の変動表示が行われ、図柄の変動表示が開始されてから一定時間が経過すると、画面上に図柄が停止して表示される。この時に例えば3つの同じ図柄が一列に揃うと当たりを表し、これ以外の並び方をした場合にはハズレを表す。ところで、当たりに当選した場合に単に当たりモードに移行されるのみでは遊技が画一的になって遊技への飽きがきやすくなるため、最近では当たりモードに移行するのみならず、当たりの当選確率が通常モードよりも高くなる確率変動モードに移行するパチンコ機も提供されている。このようなパチンコ機では当たりの当選時に確率変動モードに移行させるか否かが決定され、確率変動モードに移行させることが決定されると当たりモードに引き続き確率変動モードに移行される。確率変動モードに移行するか否かは例えば当たり当選時に表示された図柄の種類によって表示されたり、あるいは、当たりモード中の演出画像によって表示される。
図柄の変動表示中に当たりへの期待感を遊技者に抱かせることは遊技者の遊技への興趣を高めるうえで重要な要素となり、図柄の変動表示中に当たりへの期待感を高める工夫が凝らされたパチンコ機が各メーカーから種々提供されている。このようなパチンコ機の一つとして例えば動きのあるキャラクタ人形や模型等を演出用役物として設け、図柄の変動表示中に演出用役物を作動させることによって当たりへの期待感を高めるパチンコ機が知られている。演出用役物は当たりの場合に作動され易く、ハズレの場合に作動され難いようにその作動確率が設定されており、演出用役物が可動されると遊技者は当たりに対する高い期待感を抱くことができる。
特開2001−346965号公報
しかしながら、演出用役物は通常モードでの抽選に当選した場合には独特の動きをして当たりへの期待感を高めるものの、当たりモードでは全く作動せずに遊技盤の装飾として機能するかあるいは一定の動きによって当たりモード中であることを遊技者にアピールするのみであり、演出用役物とこれを作動させる機構を設けるにあたってパチンコ機の製造コストが上昇した割にはその機能を発揮する場面が限定され、コストに見合うだけのアピールを遊技者に対して行えているとは言い難かった。
本発明は、上記問題点を考慮してなされたもので、演出用役物の利用価値を高めて演出用役物を設けたときに生じたコストに見合うアピールを遊技者に対して行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明は、通常モードにおいて当たり又はハズレを決定する当たり抽選を行う当たり抽選手段と、前記当たり抽選の結果を画像表示面で表示する画像表示装置とを備え、前記画像表示装置は、複数の図柄の変動表示を行うとともに変動表示させた図柄を所定順序で停止させ、停止させた図柄の組み合わせによって前記当たり抽選の結果を表示するとともに、前記当たりに当選したことを表示する際には、最後に停止する図柄が変動表示中かつそれ以外の図柄が停止した状態で、変動表示中の図柄が停止したときに前記当たりとなる図柄の組み合わせとなり得るリーチ表示を表示し、前記通常モードと前記通常モードよりも有利な当たりモードと前記通常モードよりも前記当たりに当選する確率が高くなる確率変動モードとでの遊技が行われ、前記通常モードで前記当たりに当選すると前記当たりモードにのみ移行するか又は前記当たりモードに引き続き前記確率変動モードに移行する遊技機であって、前記通常モードにおいては、前記当たりに当選した場合に前記ハズレになった場合よりも高い数値となる当たり期待度を示すパラメータ及び前記当たりに当選した場合に前記ハズレになった場合よりも高い数値となる前記リーチ表示が表示される確率を示すパラメータを、前記図柄とは別個の演出図柄を用いて複数の表示部で個別に表示し、前記当たりモードにおいては、前記表示部の少なくともいずれか1つで変動表示した前記演出図柄が停止したときの前記演出図柄の種類によって前記確率変動モードに移行するか否かを表示するパラメータ表示装置と、前記パラメータ表示装置を、前記画像表示面の前方に位置する出現位置と前記画像表示面の前方から退避する退避位置との間で移動させる移動手段と、前記当たり抽選が行われたことに応答して、前記パラメータ表示装置を前記退避位置から前記出現位置に移動させるか否かを移動抽選により決定する移動抽選手段と、前記移動抽選に当選した場合及び前記当たりモード中に前記パラメータ表示装置を前記待避位置から前記出現位置に移動させる移動制御手段と、前記当たりモードで変動表示されている前記演出図柄を停止させる停止操作手段と、前記通常モード中に前記移動抽選に当選した場合には、各々の前記パラメータを前記演出図柄によって表示し、前記当たりモード中には、前記停止操作手段が操作されたことに応答して前記演出図柄を停止させ、前記確率変動モードに移行するか否かを表示させる表示制御手段を備えたものである。
なお、前記演出図柄の変動表示が開始されてから停止するまでの前記停止操作手段の操作回数に応じて前記確率変動モードへの移行する確率が高くなることが好ましい。
また、前記確率変動モードに移行させることが決定している場合、複数の前記表示部のいずれで前記確率変動モードに移行することを表示するかを確変表示抽選により決定する確変表示抽選手段を設け、前記表示制御手段は、前記確変表示抽選で決定された前記表示部で前記確率変動モードに移行することを表示する前記演出図柄を停止させることが好ましい。
本発明によれば、当たりモードで変動表示されている演出図柄を遊技者の停止操作によって表示部ごとに順次に停止させ、確率変動モードに移行するか否かによって停止させる演出図柄の種類を異ならせるから、演出用役物であるパラメータ表示装置を当たりモードでも使用することが可能になり、パラメータ表示装置の利用価値を高めて演出用役物を設けたときに生じたコストに見合うアピールを遊技者に対して行うことができる。また、パラメータ表示装置を用いることで従来にない独特の興趣を遊技者に与えることができる。
また、演出図柄の変動表示が開始されてから停止するまでの演出図柄の停止操作の回数に応じて確率変動モードに移行する確率が決定されるから、演出図柄の停止操作を行うことへの遊技者の意欲を高めることが可能になり、演出用役物であるパラメータ表示装置の利用価値を高めて演出用役物を設けたときに生じたコストに見合うアピールを遊技者に対して行うことができる。また、冗長になりやすい当たりモードでの遊技に緊張感を付与することができる。
また、確率変動モードに移行させることが決定している場合、複数の表示部のいずれで確率変動モードに移行することを表示するかを確変表示抽選により決定するので、遊技の内容に予測がつかなくなり、演出図柄を停止させる際の遊技者の緊張感を高めることができる。
図1において、パチンコ機10は遊技盤10aを備えている。遊技盤10aの前面には遊技領域11が形成されており、打ち出された遊技球は遊技領域11を流下する。遊技領域11には始動入賞口12と通常入賞口13が設けられている。遊技球が各入賞口に入賞すると予め決められた個数の遊技球が賞球として払い出される。払い出された遊技球は、遊技に使用することができる。なお、詳しくは図示しないが、遊技領域11には、流下する遊技球の動きに変化を与える遊技釘が設けられている。
始動入賞口12に遊技球が入賞すると当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われる。当たりに当選すると当たりモードに移行し、アタッカ14が開放される。アタッカ14が開放されるとその内面で遊技球の大半が大入賞口に案内され、多数の賞球を得ることができる。アタッカ14は大入賞口に所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するか又は開放時間が例えば30秒になると閉じられ、これにより第1ラウンドが終了する。当たりモードではアタッカ14の開閉が繰り返されて第15ラウンドで終了する。なお、パチンコ機10では通常モード及び当たりモードの他に確率変動モードでの遊技が可能である。確率変動モードに移行すると通常モードよりも当たりに当選する確率が高くなる。確率変動モードに移行させるか否かは当たりに当選したときに振り分けられ、確率変動モードへの移行が決定すると当たりモードに引き続き確率変動モードに移行する。
遊技領域11の中央部にはセンター役物15が設けられている。センター役物15の中には、当たり抽選の結果を表示する画面(画像表示面)16aが露呈された液晶表示装置(画像表示装置)16が設けられている。センター役物15には、その周囲に設けられた取り込み口から遊技球を取り込み、取り込んだ遊技球を他の位置へ誘導する誘導ルートが形成されており、誘導ルートは遊技球を始動入賞口12に入賞しやすい位置等に誘導する。
図2において、センター役物15には矩形板状のパラメータ表示装置21が設けられている。パラメータ表示装置21は、センター役物15の内部に隠れて視認不可能になる退避位置(図中破線で示す位置)と、液晶ディスプレイ16の画面16aの前方に出現して画面16aの一部を遮る出現位置(図中二点差線で示す位置)との間で移動する。パラメー表示装置21の退避位置と出現位置との間での移動時間は2秒になっている。
通常モードでは、後述する移動抽選によってパラメータ表示装置21を退避位置から出現位置に移動させるか否かが決定される。また、当たりモードの第15ラウンドの開始時、すなわち当たりモードの最終ラウンドの開始時にもパラメータ表示装置21は出現位置に移動する。
パラメータ表示装置21には、7セグメント型の表示装置からなる3つのパラメータ表示部22a,22b,22cが設けられている。各々の表示部22a〜22cからは2桁の数字を表す演出図柄24(図6参照)が表示される。通常モードでパラメータ表示装置21が出現位置に移動すると、パラメータ表示部22aでは図柄の変動表示の過程でリーチ表示が表示される確率を示すパラメータが表示され、パラメータ表示部22bでは当たり期待度を示すパラメータが表示され、パラメータ表示部22cでは確率変動モードへの移行の期待度を示すパラメータが表示される。
また、当たりモードの第15ラウンド目でパラメータ表示装置21が出現位置に移動したときには、各パラメータ表示部22a〜22cで演出図柄24が変動表示され、変動表示されている演出図柄24が遊技者の停止操作によってパラメータ表示部22a〜22cごとに順次停止される。演出図柄を停止させるとパラメータ表示部22a〜22cからは確率変動モードに移行しないことを表す「− −」又は確率変動モードに移行することを表す「7 7」のいずれかが表示される。そして、遊技者が停止操作を行った結果、いずれかのパラメータ表示部22a〜22cで「7 7」が表示されるか又は全てのパラメータ表示部22a〜22cで一旦「− −」が表示された後に全てのパラメータ表示部22a〜22cで「7 7」が表示されると当たりモード終了後に確率変動モードに移行する。
液晶ディスプレイ16の画面16aには例えば1列が0〜9の数字からなる3列の図柄23が表示される。始動入賞口12に遊技球が入賞すると図柄23の変動表示が開始され、図柄23が上から下へスクロールする。図柄23は1列ずつ順次(左→右→中の順)停止し、全ての図柄が停止したときに同一の図柄23が揃っていると当たり、それ以外ではハズレとなる。同一の図柄23が揃うためには、左右に2つの同一の図柄23が揃い、残り1つの図柄が揃えば当たりの表示になるリーチ表示を経由することになる。なお、液晶ディスプレイ16からは図柄23の他に様々な演出画像も表示される。
図3において、パチンコ機10は制御部(表示制御手段及び移動制御手段)30aを備えている。制御部30aは、メモリ30bに格納された遊技の制御プログラムに従ってアタッカ14の開閉制御や液晶ディスプレイ16での表示制御、パラメータ表示装置21での表示制御などパチンコ機10全体の動作を制御する。
始動入賞センサ31は、始動入賞口12に入った遊技球を検知する。通常入賞センサ32は、通常入賞口13に入った遊技球を検知する。特別入賞センサ33は、アタッカ14が開放した時に出現する大入賞口に入った遊技球を検知する。賞球払い出し装置35は、遊技球が各入賞口に入賞した際に入力される払い出しコマンドに応答して規定数の遊技球を賞球として払い出す。
遊技球発射装置36は、遊技者の発射ハンドルの回動操作に応答して遊技領域11に遊技球を1球ずつ発射する。遊技球の発射強さは発射ハンドルの回動量に応じて調節される。アタッカ駆動装置37は、当たりモードでアタッカ14を開閉する。
当たり抽選部40は、始動入賞口12に遊技球が入賞したときに制御部30aからコマンドを受けて乱数を利用した当たり抽選を行い、当たり又はハズレを決定する。当たりには当たりモードにのみ移行させる小当たりと当たりモード後に確率変動モードに移行させる大当たりとが設定されている。当たり抽選で使用される当たり判定テーブルでは、抽選で抽出される全乱数値にハズレ、小当たり、大当たりのいずれかが割り当てられている。小当たりと大当たりとは各々が1/2で選択されるように乱数値の数が決められている。そして、抽選時に抽出された乱数値がいずれに対応する値であるかによってハズレ、小当たり又は大当たりが決定される。なお、当たり抽選ではハズレ又は当たりのみを決定し、当たりに当選した場合は小当たり又は大当たりを決定する抽選を別個に実行してもよい。
図柄抽選部41は当たり抽選の結果に応じた図柄抽選を行い、図柄23の変動表示後に停止させる図柄23の停止パターンを決定する。なお、当たりに当選した場合は必ず図柄23の変動表示の過程でリーチ表示が表示されるが、ハズレの停止パターンにもリーチ表示を経由してハズレが表示される態様、すなわち同一の図柄23が2つ停止した後にハズレが表示される停止パターンも含まれている。
移動抽選部(移動抽選手段)42は、乱数を利用した移動抽選を行って、パラメータ表示装置21を退避位置から出現位置に移動させるか否かを決定する。移動抽選部42は、当たり用のテーブルとハズレ用のテーブルを備えており、抽出された乱数が当たり抽選の結果に応じたテーブルと照合される。当たり用のテーブルはハズレ用のテーブルよりもパラメータ表示装置21が出現位置に移動する確率が高くなるように当選乱数の数が設定されている。このため、通常モードでパラメータ表示装置21が出現位置に移動すると遊技者の当たりへの期待感が高まる。パラメータ表示装置21を移動させるときには制御部30aはモータ(移動手段)21aを駆動する。モータ21aはステッピングモータからなり、制御部30aは予め設定された数のパルスをステッピングモータに入力することによりパラメータ表示装置21を退避位置と出現位置との間で移動させる。
第1表示抽選部43aは移動抽選に当選した場合に作動され、パラメータ表示部22aで表示させる数値をパラメータ抽選により決定する。第1表示抽選部43aは当たり用のテーブルとハズレ用のテーブルを備えており、各々のテーブルではパラメータ表示部22aで表示させる数値「0%」〜「99%」のいずれかが個々の乱数値に割り当てられている。そして、当たり用のテーブルはハズレ用のテーブルよりも相対的に高い数値が選択されるように各数値を割り当てた乱数値の数が設定されている。このため、パラメータ表示部22aでのパラメータを示す数値が高いほど遊技者のリーチ表示が表示されることへの期待感、すなわち当たりへの期待感が高まる。
第2表示抽選部43bも同様にパラメータ表示部22bで表示させる数値をパラメータ抽選により決定する。第2表示抽選部43bでも第1表示抽選部43aと同様に当たり又はハズレに応じてパラメータ表示部22bで表示させる数値が「0%」〜「99%」のいずれかから決定され、当たりに当選した場合のほうが表示される数値が高くなるように数値の選択確率が設定されている。このため、パラメータ表示部22bでのパラメータを示す数値が高いほど遊技者の当たりへの期待感が高まる。
第3表示抽選部43cも同様にパラメータ表示部22cで表示させる数値をパラメータ抽選により決定するが、第1、第2表示抽選部43a,43bとはテーブルの構成が異なっており、第3表示抽選部43cは、大当たりに当選した場合に用いられる確変テーブルとハズレ又は小当たりに当選した場合に用いられる非確変テーブルを備えている。各々のテーブルではパラメータ表示部22cで表示させる数値「0%」〜「99%」のいずれかが個々の乱数値に割り当てられている。そして、確変テーブルは非確変テーブルよりも相対的に高い数値が選択されるように各数値を割り当てた乱数値の数が設定されている。このため、パラメータ表示部22cでのパラメータを示す数値が高いほど遊技者は確率変動モードへの期待感が高まる。
画像メモリ45には図柄23や各種演出画像の画像データが格納されている。図柄23の画像データにはその種類ごとに先頭アドレスが付されており、制御部30aは先頭アドレスを識別することによって図柄23の種類を識別する。
当たりモードの第15ラウンド目での演出図柄24の変動中、制御部30aは、パチンコ機10に設けられた停止ボタン(停止操作手段)46が押下されるたびにパラメータ表示部21a→パラメータ表示部21b→パラメータ表示部21cの順で演出図柄24を停止させていく。
確変表示抽選部(確変表示抽選手段)47は当たり抽選で大当たりに当選した場合に作動される。確変表示抽選部47は確変表示抽選を実行し、当たりモードでの第15ラウンド目で演出図柄24が停止されたときに、パラメータ表示部22a〜22cのいずれで確率変動モードに移行することを表示、すなわち大当たりに当選したことを表示するかを決定する。確変表示抽選部47で決定される表示態様には全てのパラメータ表示部22a〜22cで大当たりに当選したことを表示する態様も含まれている。
タイマー48はアタッカ14の開放時間やパラメータ表示装置21の作動時間など各種装置の時間管理を行う際に使用される。制御部30aはタイマー48を使用することによって各装置を制御する。
次に図4〜図7を用いてパチンコ機10の作用について説明する。図4及び図5に示すように、遊技者が発射ハンドルの回動操作を行うと遊技球が1球ずつ遊技領域11に打ち出される。遊技球は、遊技釘等の障害物に衝突しながら遊技領域11を流下する。遊技領域11を流下した遊技球は、始動入賞口12又は通常入賞口13に入賞するか、これらに入賞しなかった場合はアウト球として回収される。始動入賞口12又は通常入賞口13に遊技球が入賞すると賞球が払い出される。
始動入賞口12に遊技球が入賞した場合には当たり抽選が実行され、当たり又はハズレが決定される。当たり抽選が終了すると、その結果に応じて図柄抽選が行われ、図柄23の停止パターンが決定される。また、当たり抽選が終了するとその結果に応じて移動抽選が行われてパラメータ表示装置21を退避位置から出現位置に移動させるか否かが決定される。さらには、当たりに当選し、かつ大当たりに当選していた場合は、確変表示抽選部47で確変表示抽選が行われる。
移動抽選に当選してパラメータ表示装置21を出現位置に移動させることが決定された場合は第1〜第3表示抽選部43a〜43cでパラメータ表示抽選が行われてパラメータ表示部22a〜22cで表示するパラメータの数値が決定される。
図6(a)に示すように、パラメータ表示抽選が終了すると図柄23の変動表示が開始される。図柄23の変動表示が開始されるとパラメータ表示装置21が退避位置から出現位置に移動開始する。制御部30aはパラメータ表示部22a〜22cの数値を変動表示させた状態でパラメータ表示装置21を出現位置に移動させる。
図6(b)に示すように、パラメータ表示装置21が出現位置に移動すると、パラメータ表示抽選で決定された数値がパラメータ表示部22a〜22cのそれぞれから表示される。
当たり抽選で当たりに当選して当たりモードに移行した場合には制御部30aは第15ラウンドの開始と同時にパラメータ表示装置21を出現位置に移動させる。このとき、各パラメータ表示部22a〜22cでは演出図柄24が変動表示された状態でパラメータ表示装置21は出現位置に移動する。パラメータ表示装置21が移動を開始してから2秒経過、すなわち第15ラウンドの開始から2秒経過するとパラメータ表示装置21は出現位置に到着するため、第15ラウンドの開始から移動開始から2秒後に停止ボタン46の操作が有効化される。
そして、図7に示すように、遊技者が停止ボタン46を押下するとパラメータ表示部22aの演出図柄24が停止し(図7(a)の状態)、続いてパラメータ表示部22bの演出図柄24が停止し(図7(b)の状態)、最後にパラメータ表示部22cの演出図柄24が停止する(図7(c)の状態)。そして、大当たりに当選していた場合は確変表示抽選で決定されたパラメータ表示部22a〜22cで「7 7」が表示される。
また、図7(d)に示すように、全てのパラメータ表示部22a〜22cで大当たりに当選していたことを表示する態様が確変表示抽選で決定された場合には一旦全ての表示部22a〜22cで「− −」が表示された後に全ての表示部22a〜22cで「7 7」が表示される。
また、パラメータ表示部22a〜22cのいずれか又は全てで「7 7」が表示されると、これと同時に液晶ディスプレイ16で「確変」の文字が表示され、当たりモード後に確率変動モードに移行することが液晶ディスプレイ16で遊技者に表示される。第15ラウンドが終了するとパラメータ表示装置21は退避位置に移動する。
なお、第15ラウンドの開始から10秒を経過しても全てのパラメータ表示部22a〜22cの演出図柄24が停止していない場合には、遊技者が停止ボタン46を押下する意志がないとみなされ、変動中の演出図柄24は全て自動的に停止する。また、パラメータ表示部22a〜22cでの演出図柄24の変動表示中に大入賞口に遊技球が10個入賞して第15ラウンドが終了した場合は演出図柄24の変動表示が行われた状態でパラメータ表示装置21は退避位置に移動する。この場合、大当たりに当選している場合は液晶ディスプレイ16で「確変」の文字が表示されるため、遊技者は当たりモード後に確率変動モードに移行することを知ることができる。
当たりモードが終了すると、当たりの種類が大当たりであった場合には当たりモードに引き続き確率変動モードに移行され、当たりの種類が小当たりであった場合には再び通常モードに移行される。
上記実施形態では、当たりモードの最終ラウンドで大当たりに当選したか否かを表示したが、例えば当たりモードの開始(又は第1ラウンドの開始)とともにパラメータ表示装置21を出現位置に移動させ、ラウンド毎に演出図柄の変動表示を行い、いずれかのラウンドで大当たりに当選したことを表示する、あるいは、パラメータ表示装置21を出現位置に移動させるラウンドを抽選により決定するなど、当たりモード中にパラメータ表示装置で大当たりに当選したことを表示するタイミングは適宜に設定してよい。
上記実施形態では、確率変動モードに移行させるか否かを当たり抽選で決定したが、確率変動モードに移行させるか否かを停止ボタン46の押下後に決定するとともに、停止ボタン46の押下回数によってその確率を変更してもよい。以下、この場合の例について図8を用いて説明するが、停止ボタン46が有効化されるまでの処理の流れは上記実施形態と同一なので図示及び説明を省略し、当たりモードで停止ボタン46が有効化された後の流れについてのみ説明する。
この実施形態においては、例えば停止ボタン46の押下回数と確率変動モードへの移行確率とを対応付けした確率参照テーブルを設ける。この確率参照テーブルでは例えば「押下回数0〜5回→移行確率0%、押下回数5〜10回→移行確率50%、押下回数11回以上→移行確率90%」というように押下回数が多くなるほど移行確率が高くなるように押下回数と移行確率とを対応付けする。また、これに加え、確率変動モードに移行させるか否かを決定する確変抽選で用いる抽選テーブルを確変参照テーブルの移行確率ごとに設ける。
そして、図8に示すように、当たりモードに移行したときに、制御部30aは、操作が有効化されてから一定時間内に停止ボタン46が押下された回数をカウントする。一定時間が経過した後は確率参照テーブルを参照し、カウントした押下回数から確率変動モードへの移行確率を識別する。そして、制御部30aは、識別した移行確率に対応する抽選テーブルを用いて確変抽選を実行し、当たりモード後に確率変動モードに移行させるか否かを決定する。この確変抽選の後、演出図柄24を停止させて確変抽選の結果をパラメータ表示部22aで表示する。同様の処理をパラメータ表示部22b,22cで行う。確変抽選に当選して確率変動モードに移行させることが決定された場合は、上記実施形態と同様に確変表示抽選で決定されたパラメータ表示部22a〜22cで表示される。なお、前記一定時間はラウンド開始から10秒を超えない範囲内で各パラメータ表示部22a〜22cについて同一の処理を3回繰り返すことができる範囲であれば適宜に設定してよい。
上記実施形態では、パラメータ表示装置21でパラメータ表示部を3つ設けたが、例えば上記の3つパラメータに加えてリーチ表示よりも当たりへの期待度が高いスーパーリーチ表示の表示確率を示すパラメータを表示する表示部を設けるなど適宜のパラメータを表示する表示部を設けてよい。
パチンコ遊技機の正面概略図である。 液晶ディスプレイとパラメータ表示装置を示す正面図である。 パチンコ機の電気的構成を示すブロック図である。 パラメータ表示装置の作動処理の流れを示すフローチャートである。 パラメータ表示装置の作動処理の流れを示すフローチャートである。 通常モード中のパラメータ表示装置の動作及び画面上の画像の変化を説明する正面図である。 当たりモード中のパラメータ表示装置の動作の変化を説明する正面図である。 停止ボタンの押下回数に応じて確率変動モードに移行する確率を高くした場合の遊技の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
10 パチンコ機
11 遊技領域
16 液晶ディスプレイ(画像表示手段)
16a 画面
21 パラメータ表示装置
21a モータ(移動手段)
23 図柄
30a 制御部(移動制御手段)
40 当たり抽選部
41 図柄抽選部
42 移動抽選部(移動抽選手段)
45 画像メモリ
46 停止ボタン(停止操作手段)
47 確変表示抽選部(確変表示抽選手段)

Claims (2)

  1. 通常モードにおいて当たり又はハズレを決定する当たり抽選を行う当たり抽選手段と、前記当たり抽選の結果を画像表示面で表示する画像表示装置とを備え、前記画像表示装置は、複数の図柄の変動表示を行うとともに変動表示させた図柄を所定順序で停止させ、停止させた図柄の組み合わせによって前記当たり抽選の結果を表示するとともに、前記当たりに当選したことを表示する際には、最後に停止する図柄が変動表示中かつそれ以外の図柄が停止した状態で、変動表示中の図柄が停止したときに前記当たりとなる図柄の組み合わせとなり得るリーチ表示を表示し、前記通常モードと前記通常モードよりも有利な当たりモードと前記通常モードよりも前記当たりに当選する確率が高くなる確率変動モードとでの遊技が行われ、前記通常モードで前記当たりに当選すると前記当たりモードにのみ移行するか又は前記当たりモードに引き続き前記確率変動モードに移行する遊技機であって、
    前記通常モードにおいては、前記当たりに当選した場合に前記ハズレになった場合よりも高い数値となる当たり期待度を示すパラメータ及び前記当たりに当選した場合に前記ハズレになった場合よりも高い数値となる前記リーチ表示が表示される確率を示すパラメータを、前記図柄とは別個の演出図柄を用いて複数の表示部で個別に表示し、前記当たりモードにおいては、前記表示部の少なくともいずれか1つで変動表示した前記演出図柄が停止したときの前記演出図柄の種類によって前記確率変動モードに移行するか否かを表示するパラメータ表示装置と、
    前記パラメータ表示装置を、前記画像表示面の前方に位置する出現位置と前記画像表示面の前方から退避する退避位置との間で移動させる移動手段と、
    前記当たり抽選が行われたことに応答して、前記パラメータ表示装置を前記退避位置から前記出現位置に移動させるか否かを移動抽選により決定する移動抽選手段と、
    前記移動抽選に当選した場合及び前記当たりモード中に前記パラメータ表示装置を前記待避位置から前記出現位置に移動させる移動制御手段と、
    前記当たりモードで変動表示されている前記演出図柄を停止させる停止操作手段と、
    前記通常モード中に前記移動抽選に当選した場合には、各々の前記パラメータを前記演出図柄によって表示し、前記当たりモード中には、前記停止操作手段が操作されたことに応答して前記演出図柄を停止させ、前記確率変動モードに移行するか否かを表示させる表示制御手段を備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記確率変動モードに移行させることが決定している場合、複数の前記表示部のいずれで前記確率変動モードに移行することを表示するかを確変表示抽選により決定する確変表示抽選手段を設け、
    前記表示制御手段は、前記確変表示抽選で決定された前記表示部で前記確率変動モードに移行することを表示する前記演出図柄を停止させることを特徴とする請求項記載の遊技機。
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