JP2001346995A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定条件の成否によって、演出情報の複数種
類の演出パターンの中から特定の演出パターンを選択す
る選択確率を変化させるようにする。 【解決手段】 演出情報を変動表示可能な演出情報表示
手段19と、演出情報の演出パターンを複数種類記憶する
演出パターン記憶手段38と、選択指令信号C1〜C3に基づ
いて複数種類の演出パターンの中から所定の演出パター
ンを選択する演出パターン選択手段39と、所定の演出パ
ターンに基づいて演出情報表示手段19の演出情報を表示
制御する演出情報表示制御手段44と、所定条件の成立に
基づいて演出パターン選択手段39が複数種類の変動パタ
ーンの中から特定の演出パターンを選択する選択確率を
変化させる選択確率変化手段41とを備えている。
類の演出パターンの中から特定の演出パターンを選択す
る選択確率を変化させるようにする。 【解決手段】 演出情報を変動表示可能な演出情報表示
手段19と、演出情報の演出パターンを複数種類記憶する
演出パターン記憶手段38と、選択指令信号C1〜C3に基づ
いて複数種類の演出パターンの中から所定の演出パター
ンを選択する演出パターン選択手段39と、所定の演出パ
ターンに基づいて演出情報表示手段19の演出情報を表示
制御する演出情報表示制御手段44と、所定条件の成立に
基づいて演出パターン選択手段39が複数種類の変動パタ
ーンの中から特定の演出パターンを選択する選択確率を
変化させる選択確率変化手段41とを備えている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機には、識別情
報としての特別図柄を変動表示可能な特別図柄表示手段
を遊技盤に設け、その特別図柄の変動後の停止図柄の種
類の如何により、遊技者に有利な特別遊技状態を発生さ
せるようにしたものがある。
報としての特別図柄を変動表示可能な特別図柄表示手段
を遊技盤に設け、その特別図柄の変動後の停止図柄の種
類の如何により、遊技者に有利な特別遊技状態を発生さ
せるようにしたものがある。
【0003】例えば、特別図柄始動用検出手段が遊技球
を検出すれば、その検出信号に基づいて特別遊技抽選手
段が乱数値を抽選して、その所定抽選乱数値に基づいて
特別遊技判定手段が遊技者に有利な特別遊技状態を発生
させるか否か、即ち特別遊技判定と非特別遊技判定との
何れかの判定を行い、その判定結果に従って特別図柄表
示制御手段の制御により特別図柄表示手段の特別図柄を
所定の変動パターンで変動させて、変動後の特別図柄が
「7・7・7」等の特定態様で停止し確定することを条
件に、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるように
している。
を検出すれば、その検出信号に基づいて特別遊技抽選手
段が乱数値を抽選して、その所定抽選乱数値に基づいて
特別遊技判定手段が遊技者に有利な特別遊技状態を発生
させるか否か、即ち特別遊技判定と非特別遊技判定との
何れかの判定を行い、その判定結果に従って特別図柄表
示制御手段の制御により特別図柄表示手段の特別図柄を
所定の変動パターンで変動させて、変動後の特別図柄が
「7・7・7」等の特定態様で停止し確定することを条
件に、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるように
している。
【0004】この種の弾球遊技機では、特別図柄の変動
中に、その特別図柄の背景部分にキャラクター、その他
を含む適宜演出画像(演出情報)を変動可能に表示し、
その演出画像の演出効果により遊技者の興趣を喚起する
ようにしている。
中に、その特別図柄の背景部分にキャラクター、その他
を含む適宜演出画像(演出情報)を変動可能に表示し、
その演出画像の演出効果により遊技者の興趣を喚起する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来は、特別図柄表示
手段に表示される演出画像自体に予告的機能を持たせ、
その演出画像中にキャラクター等を出現させることによ
り、変動後に停止図柄が特定態様となることを間接的に
予告したり、或いは演出パターンの種類の違い等によっ
て、変動後の特別図柄が特定態様となる信頼度を間接的
に表示したりしている。
手段に表示される演出画像自体に予告的機能を持たせ、
その演出画像中にキャラクター等を出現させることによ
り、変動後に停止図柄が特定態様となることを間接的に
予告したり、或いは演出パターンの種類の違い等によっ
て、変動後の特別図柄が特定態様となる信頼度を間接的
に表示したりしている。
【0006】しかし、従来の変動制御方式では、演出画
像に予告又は信頼度を表示する機能を持たせているもの
の、特別図柄始動用検出手段が遊技球を検出する毎に、
選択指令信号に基づいて演出画像の複数種類の演出パタ
ーンの中から所定の演出パターンを選択するだけであ
る。
像に予告又は信頼度を表示する機能を持たせているもの
の、特別図柄始動用検出手段が遊技球を検出する毎に、
選択指令信号に基づいて演出画像の複数種類の演出パタ
ーンの中から所定の演出パターンを選択するだけであ
る。
【0007】従って、予告機能のある演出パターン又は
信頼度の高い演出パターンを選択するか否かは、特別遊
技判定手段の判定結果に従って発生する選択指令信号に
よりよって決まるため、特別図柄の変動後の停止図柄が
非特定態様となる図柄変動を如何に多数回繰り返して
も、予告機能のある演出パターン又は信頼度の高い演出
パターンが全く出現しないこともあり、遊技者の遊技に
対する意欲を阻害する問題がある。
信頼度の高い演出パターンを選択するか否かは、特別遊
技判定手段の判定結果に従って発生する選択指令信号に
よりよって決まるため、特別図柄の変動後の停止図柄が
非特定態様となる図柄変動を如何に多数回繰り返して
も、予告機能のある演出パターン又は信頼度の高い演出
パターンが全く出現しないこともあり、遊技者の遊技に
対する意欲を阻害する問題がある。
【0008】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、所定条件の成否によって、演出情報の複数種類の演
出パターンの中から特定の演出パターンを選択する選択
確率を変化させることにより、遊技者の興趣を喚起でき
る弾球遊技機を提供することを目的とする。
み、所定条件の成否によって、演出情報の複数種類の演
出パターンの中から特定の演出パターンを選択する選択
確率を変化させることにより、遊技者の興趣を喚起でき
る弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、演出情報を変
動表示可能な演出情報表示手段19と、演出情報の演出パ
ターンを複数種類記憶する演出パターン記憶手段38と、
選択指令信号C1〜C3に基づいて前記複数種類の演出パタ
ーンの中から所定の演出パターンを選択する演出パター
ン選択手段39と、前記所定の演出パターンに基づいて前
記演出情報表示手段19の演出情報を表示制御する演出情
報表示制御手段44とを備えた弾球遊技機において、所定
条件の成立に基づいて前記演出パターン選択手段39が前
記複数種類の変動パターンの中から特定の演出パターン
を選択する選択確率を変化させる選択確率変化手段41を
備えたものである。
動表示可能な演出情報表示手段19と、演出情報の演出パ
ターンを複数種類記憶する演出パターン記憶手段38と、
選択指令信号C1〜C3に基づいて前記複数種類の演出パタ
ーンの中から所定の演出パターンを選択する演出パター
ン選択手段39と、前記所定の演出パターンに基づいて前
記演出情報表示手段19の演出情報を表示制御する演出情
報表示制御手段44とを備えた弾球遊技機において、所定
条件の成立に基づいて前記演出パターン選択手段39が前
記複数種類の変動パターンの中から特定の演出パターン
を選択する選択確率を変化させる選択確率変化手段41を
備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図6は識別情報として特別図
柄を使用した場合の本発明の第1の実施形態を例示す
る。図1において、1 は遊技機本体で、開閉自在に枢着
された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3 が裏側か
ら着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側にガラス扉
4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。前面板5
には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着されてい
る。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿7 と、発
射手段8 の発射ハンドル9 とが設けられている。
基づいて詳述する。図1〜図6は識別情報として特別図
柄を使用した場合の本発明の第1の実施形態を例示す
る。図1において、1 は遊技機本体で、開閉自在に枢着
された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3 が裏側か
ら着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側にガラス扉
4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。前面板5
には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着されてい
る。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿7 と、発
射手段8 の発射ハンドル9 とが設けられている。
【0011】遊技盤3 には、図2に示すように、ガイド
レール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール
10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動
用検出手段(識別情報始動用検出手段)13、可変入賞手
段14、普通入賞手段15〜17、普通図柄始動用検出手段18
等の遊技部品が配置されている。
レール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール
10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動
用検出手段(識別情報始動用検出手段)13、可変入賞手
段14、普通入賞手段15〜17、普通図柄始動用検出手段18
等の遊技部品が配置されている。
【0012】液晶表示手段12は、遊技者に対して通常の
遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段
(識別情報表示手段、演出情報表示手段)19を兼用して
いる。特別図柄表示手段19は、その表示領域に1個又は
複数個、例えば3個を一組とする特別図柄(識別情報)
20a,20b,20c と、この特別図柄20a,20b,20c の背景とな
る演出画像(演出情報)20d とを変動表示可能である。
遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段
(識別情報表示手段、演出情報表示手段)19を兼用して
いる。特別図柄表示手段19は、その表示領域に1個又は
複数個、例えば3個を一組とする特別図柄(識別情報)
20a,20b,20c と、この特別図柄20a,20b,20c の背景とな
る演出画像(演出情報)20d とを変動表示可能である。
【0013】特別図柄20a,20b,20c は、特別図柄始動用
検出手段13の遊技球の検出を条件に、乱数制御により選
択した所定の変動パターンで所定時間変動して、所定時
間の経過後に後述の判定結果に応じて特定種類の図柄の
組み合わせである特定態様と、その組み合わせ以外の非
特定態様との何れかで停止し確定するようになってい
る。
検出手段13の遊技球の検出を条件に、乱数制御により選
択した所定の変動パターンで所定時間変動して、所定時
間の経過後に後述の判定結果に応じて特定種類の図柄の
組み合わせである特定態様と、その組み合わせ以外の非
特定態様との何れかで停止し確定するようになってい
る。
【0014】なお、特別図柄20a,20b,20c には、数字図
柄、アルファベット図柄、キャラクター、その他の図柄
を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの10
種類の数字図柄が使用され、その10種類の数字図柄が
所定の図柄変動パターンで変動するようになっている。
柄、アルファベット図柄、キャラクター、その他の図柄
を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの10
種類の数字図柄が使用され、その10種類の数字図柄が
所定の図柄変動パターンで変動するようになっている。
【0015】演出画像20d は、特別図柄始動用検出手段
13の遊技球の検出を条件に、特別図柄20a,20b,20c の変
動開始前、変動開始と同時又は変動開始後等の適宜時点
で出現して、乱数制御により選択した所定の演出パター
ンで変動し、変動後の特別図柄20a,20b,20c が特定態様
となる可能性を予告したり、変動後の特別図柄20a,20b,
20c が特定態様となる信頼度を演出表示したりするよう
になっている。演出画像20d には、所定のキャラクタ
ー、その他の動画像が使用され、複数種類設定されてい
る。なお、演出画像20d は、特別図柄20a,20b,20c の変
動停止前、変動停止と同時又は変動停止後の適宜時点で
停止するようになっている。
13の遊技球の検出を条件に、特別図柄20a,20b,20c の変
動開始前、変動開始と同時又は変動開始後等の適宜時点
で出現して、乱数制御により選択した所定の演出パター
ンで変動し、変動後の特別図柄20a,20b,20c が特定態様
となる可能性を予告したり、変動後の特別図柄20a,20b,
20c が特定態様となる信頼度を演出表示したりするよう
になっている。演出画像20d には、所定のキャラクタ
ー、その他の動画像が使用され、複数種類設定されてい
る。なお、演出画像20d は、特別図柄20a,20b,20c の変
動停止前、変動停止と同時又は変動停止後の適宜時点で
停止するようになっている。
【0016】液晶表示手段12には、その表示ケースの上
部に普通図柄表示手段21が設けられている。普通図柄表
示手段21は1個又は複数個、例えば1個の普通図柄を変
動表示可能であり、普通図柄始動用検出手段18が遊技球
を検出することを条件に、その普通図柄が乱数制御によ
り所定時間変動して、所定時間の経過後に所定図柄であ
る所定態様と、所定図柄以外の非所定態様との何れかで
停止し確定するようになっている。なお、普通図柄にも
0〜9までの10種類の数字図柄が使用されている。
部に普通図柄表示手段21が設けられている。普通図柄表
示手段21は1個又は複数個、例えば1個の普通図柄を変
動表示可能であり、普通図柄始動用検出手段18が遊技球
を検出することを条件に、その普通図柄が乱数制御によ
り所定時間変動して、所定時間の経過後に所定図柄であ
る所定態様と、所定図柄以外の非所定態様との何れかで
停止し確定するようになっている。なお、普通図柄にも
0〜9までの10種類の数字図柄が使用されている。
【0017】特別図柄始動用検出手段13は、遊技者に不
利な第1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)と
に変換可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪22
と、この開閉爪22側から入賞した遊技球を検出する球検
出スイッチ(図示省略)とを備え、電動チューリップ等
が使用されている。
利な第1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)と
に変換可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪22
と、この開閉爪22側から入賞した遊技球を検出する球検
出スイッチ(図示省略)とを備え、電動チューリップ等
が使用されている。
【0018】なお、特別図柄始動用検出手段13は、変動
後に普通図柄表示手段21に停止表示される普通図柄が所
定態様の場合に、開閉爪22が所定時間開放するようにな
っている。普通図柄始動用検出手段18は、通過ゲート等
によって構成され、遊技球の通過を検出する球検出スイ
ッチ(図示省略)を備えている。
後に普通図柄表示手段21に停止表示される普通図柄が所
定態様の場合に、開閉爪22が所定時間開放するようにな
っている。普通図柄始動用検出手段18は、通過ゲート等
によって構成され、遊技球の通過を検出する球検出スイ
ッチ(図示省略)を備えている。
【0019】可変入賞手段14は、遊技者に不利な第1状
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換可能
であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支された開
閉板23を備え、変動後に特別図柄20a,20b,20c が例えば
「7・7・7」等の特定態様となった場合に、開閉板23
が前側に開放して遊技者に有利な特別遊技状態に移行す
るようになっている。
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換可能
であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支された開
閉板23を備え、変動後に特別図柄20a,20b,20c が例えば
「7・7・7」等の特定態様となった場合に、開閉板23
が前側に開放して遊技者に有利な特別遊技状態に移行す
るようになっている。
【0020】可変入賞手段14にはその内部に特定領域24
が設けられており、この特定領域24を遊技球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段14は、開放後に所定時間が経過した
場合、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞した
場合の何れか早い方を条件に開閉板23を閉じ、また遊技
球が特定領域24を通過することを条件に、最大所定回数
(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになって
いる。
が設けられており、この特定領域24を遊技球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段14は、開放後に所定時間が経過した
場合、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞した
場合の何れか早い方を条件に開閉板23を閉じ、また遊技
球が特定領域24を通過することを条件に、最大所定回数
(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになって
いる。
【0021】図4は制御系を例示するブロック図であ
る。図4において、25は遊技制御基板で、遊技盤3 の裏
側の裏カバー等、遊技機本体1 の裏側の所定箇所に着脱
自在に装着されている。26は表示制御基板で、特別図柄
表示手段19の裏側等、遊技盤3の裏側又は遊技機本体1
の裏側の所定箇所に着脱自在に装着されている。なお、
遊技制御基板25、表示制御基板26は、別々の基板により
構成され、同一又は別々の基板ケースに収納されてい
る。
る。図4において、25は遊技制御基板で、遊技盤3 の裏
側の裏カバー等、遊技機本体1 の裏側の所定箇所に着脱
自在に装着されている。26は表示制御基板で、特別図柄
表示手段19の裏側等、遊技盤3の裏側又は遊技機本体1
の裏側の所定箇所に着脱自在に装着されている。なお、
遊技制御基板25、表示制御基板26は、別々の基板により
構成され、同一又は別々の基板ケースに収納されてい
る。
【0022】遊技制御基板25には、主として遊技盤3 側
の遊技動作を制御する遊技制御手段27が装着されてい
る。遊技制御手段27は、所定遊技抽選手段28、所定遊技
判定手段29、所定遊技状態発生手段30、特別遊技抽選手
段31、特別遊技判定手段32、特別遊技状態発生手段33、
指令信号発生手段34等を備え、CPU、ROM、RAM
等により構成されている。
の遊技動作を制御する遊技制御手段27が装着されてい
る。遊技制御手段27は、所定遊技抽選手段28、所定遊技
判定手段29、所定遊技状態発生手段30、特別遊技抽選手
段31、特別遊技判定手段32、特別遊技状態発生手段33、
指令信号発生手段34等を備え、CPU、ROM、RAM
等により構成されている。
【0023】表示制御基板26には、普通図柄表示手段21
側の表示制御を行う普通図柄表示制御手段35と、主とし
て特別図柄表示手段19側の表示制御を行う特別図柄表示
制御系36とが装着されている。特別図柄表示制御系36
は、情報解析手段37、演出パターン記憶手段38、演出パ
ターン選択手段39、計数手段40、選択確率変化手段41、
特別図柄情報記憶手段(識別情報記憶手段)42、特別図
柄表示制御手段(識別情報表示制御手段)43、演出画像
表示制御手段(演出情報表示制御手段)44等を備え、C
PU、ROM、RAM等により構成されている。
側の表示制御を行う普通図柄表示制御手段35と、主とし
て特別図柄表示手段19側の表示制御を行う特別図柄表示
制御系36とが装着されている。特別図柄表示制御系36
は、情報解析手段37、演出パターン記憶手段38、演出パ
ターン選択手段39、計数手段40、選択確率変化手段41、
特別図柄情報記憶手段(識別情報記憶手段)42、特別図
柄表示制御手段(識別情報表示制御手段)43、演出画像
表示制御手段(演出情報表示制御手段)44等を備え、C
PU、ROM、RAM等により構成されている。
【0024】所定遊技抽選手段28は、例えば所定態様の
発生確率が1/10の場合に0〜9までの10個の乱数
値を発生させる等、所定数の所定遊技状態毛低用乱数を
順次発生させておき、普通図柄始動用検出手段18の検出
信号を条件に、その所定遊技状態毛低用乱数から何れか
の乱数値を抽選するためのものである。
発生確率が1/10の場合に0〜9までの10個の乱数
値を発生させる等、所定数の所定遊技状態毛低用乱数を
順次発生させておき、普通図柄始動用検出手段18の検出
信号を条件に、その所定遊技状態毛低用乱数から何れか
の乱数値を抽選するためのものである。
【0025】所定遊技判定手段29は、所定遊技抽選手段
28での抽選乱数値が所定遊技判定値の場合に所定遊技と
判定するように、所定遊技抽選手段28の抽選乱数値に基
づいて所定遊技状態を発生させるか否かを判定するよう
になっている。
28での抽選乱数値が所定遊技判定値の場合に所定遊技と
判定するように、所定遊技抽選手段28の抽選乱数値に基
づいて所定遊技状態を発生させるか否かを判定するよう
になっている。
【0026】所定遊技状態発生手段30は、所定遊技判定
手段29で所定遊技判定があり、普通図柄表示手段21の変
動後の普通図柄が所定態様で停止した後に、遊技者に有
利な所定遊技状態を発生させるためのもので、特別図柄
始動用検出手段13の開閉爪22を所定時間(例えば0.5
秒間程度)開放させるようになっている。
手段29で所定遊技判定があり、普通図柄表示手段21の変
動後の普通図柄が所定態様で停止した後に、遊技者に有
利な所定遊技状態を発生させるためのもので、特別図柄
始動用検出手段13の開閉爪22を所定時間(例えば0.5
秒間程度)開放させるようになっている。
【0027】特別遊技抽選手段31は、例えば特定態様の
発生確率が1/350の場合に0〜349までの350
個の乱数値を発生させる等、所定数の特別遊技状態毛低
用乱数を順次発生させておき、特別図柄始動用検出手段
13の検出信号があることを条件に、その特別遊技状態毛
低用乱数から何れかの乱数値を抽選するためのものであ
る。
発生確率が1/350の場合に0〜349までの350
個の乱数値を発生させる等、所定数の特別遊技状態毛低
用乱数を順次発生させておき、特別図柄始動用検出手段
13の検出信号があることを条件に、その特別遊技状態毛
低用乱数から何れかの乱数値を抽選するためのものであ
る。
【0028】特別遊技判定手段32は、特別遊技抽選手段
31での抽選乱数値が特別遊技判定値(例えば、乱数値
「7」)の場合に特別遊技判定を行うように、特別遊技
抽選手段31の抽選乱数値に基づいて特別遊技状態を発生
させるか否かを判定して記憶するようになっている。
31での抽選乱数値が特別遊技判定値(例えば、乱数値
「7」)の場合に特別遊技判定を行うように、特別遊技
抽選手段31の抽選乱数値に基づいて特別遊技状態を発生
させるか否かを判定して記憶するようになっている。
【0029】特別遊技状態発生手段33は、特別遊技判定
手段32で特別遊技判定があり、特別図柄表示手段19の特
別図柄20a,20b,20c が特定態様で停止した後に、遊技者
に有利な特別遊技状態を発生させるためのもので、例え
ば可変入賞手段14の開閉板23を開放し、その開放後に所
定時間(例えば30秒間)が経過した場合、又は所定数
(例えば10個)の遊技球が入賞した場合の何れか早い
方の成立で開閉板23を閉じ、遊技球が特定領域24を通過
することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで
開閉動作を継続させるようになっている。
手段32で特別遊技判定があり、特別図柄表示手段19の特
別図柄20a,20b,20c が特定態様で停止した後に、遊技者
に有利な特別遊技状態を発生させるためのもので、例え
ば可変入賞手段14の開閉板23を開放し、その開放後に所
定時間(例えば30秒間)が経過した場合、又は所定数
(例えば10個)の遊技球が入賞した場合の何れか早い
方の成立で開閉板23を閉じ、遊技球が特定領域24を通過
することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで
開閉動作を継続させるようになっている。
【0030】指令信号発生手段34は、特別図柄始動用検
出手段13の検出信号に基づいて特別遊技判定手段32から
特別遊技判定、非特別遊技判定の判定結果があった場合
に、特定態様指令信号A1、非特定態様指令信号A2、変動
時間指令信号B の他、複数種類の選択指令信号C1〜C3
(図5参照)を夫々発生し、それらを組み合わせた一組
のコマンドを、表示制御基板26の特別図柄表示制御系36
へと一方向通信により送信するようになっている。
出手段13の検出信号に基づいて特別遊技判定手段32から
特別遊技判定、非特別遊技判定の判定結果があった場合
に、特定態様指令信号A1、非特定態様指令信号A2、変動
時間指令信号B の他、複数種類の選択指令信号C1〜C3
(図5参照)を夫々発生し、それらを組み合わせた一組
のコマンドを、表示制御基板26の特別図柄表示制御系36
へと一方向通信により送信するようになっている。
【0031】この指令信号発生手段34が発生する選択指
令信号C1〜C3には、図5に示すように、変動後の特別図
柄20a,20b,20c が特定態様又は非特定態様の何れになる
か、その特別図柄20a,20b,20c の変動中に通常演出又は
特別演出の演出画像20d を表示するか否かによって複数
の種類がある。そして、複数種類の中の一部の選択指令
信号C3は、変動後の特別図柄20a,20b,20c がリーチ変動
を経ずに非特定態様で停止する場合の通常演出を指令す
るようになっている。
令信号C1〜C3には、図5に示すように、変動後の特別図
柄20a,20b,20c が特定態様又は非特定態様の何れになる
か、その特別図柄20a,20b,20c の変動中に通常演出又は
特別演出の演出画像20d を表示するか否かによって複数
の種類がある。そして、複数種類の中の一部の選択指令
信号C3は、変動後の特別図柄20a,20b,20c がリーチ変動
を経ずに非特定態様で停止する場合の通常演出を指令す
るようになっている。
【0032】普通図柄表示制御手段35は、所定遊技判定
手段29の判定結果に基づいて普通図柄表示手段21の普通
図柄を所定時間変動させると共に、変動後の普通図柄が
所定遊技判定の場合に所定態様で、非所定遊技判定の場
合に非所定態様で夫々停止するように、その所定判定結
果に応じて普通図柄を変動制御するようになっている。
手段29の判定結果に基づいて普通図柄表示手段21の普通
図柄を所定時間変動させると共に、変動後の普通図柄が
所定遊技判定の場合に所定態様で、非所定遊技判定の場
合に非所定態様で夫々停止するように、その所定判定結
果に応じて普通図柄を変動制御するようになっている。
【0033】情報解析手段37は、指令信号発生手段34に
より送信されるコマンドから、特定態様指令信号A1、非
特定態様指令信号A2、変動時間指令信号B 及び選択指令
信号C1〜C3を解析するものである。
より送信されるコマンドから、特定態様指令信号A1、非
特定態様指令信号A2、変動時間指令信号B 及び選択指令
信号C1〜C3を解析するものである。
【0034】演出パターン記憶手段38は、演出画像20d
の複数種類の演出パターンを記憶するものである。演出
画像20d には、通常演出、特別演出の何れの場合にも、
例えば海中を魚が遊泳する動画像等が使用されている。
この演出画像20d の演出パターンは、魚の数、魚の動
き、魚の大小等を時系列的に組み合わせたものであっ
て、例えば図6に第1〜第6パターンの6種類を例示す
るように、相互に識別可能な複数種類の演出パターンが
あり、その夫々が演出パターン記憶手段38にプログラム
されている。
の複数種類の演出パターンを記憶するものである。演出
画像20d には、通常演出、特別演出の何れの場合にも、
例えば海中を魚が遊泳する動画像等が使用されている。
この演出画像20d の演出パターンは、魚の数、魚の動
き、魚の大小等を時系列的に組み合わせたものであっ
て、例えば図6に第1〜第6パターンの6種類を例示す
るように、相互に識別可能な複数種類の演出パターンが
あり、その夫々が演出パターン記憶手段38にプログラム
されている。
【0035】第1〜第5パターンは、特別図柄20a,20b,
20c がリーチ変動を経て変動後に特定態様になる可能性
のある場合の特別演出用の演出パターンであって、第1
パターンは特定態様信頼度2%に、第2パターンは特定
態様信頼度8%に、第3パターンは特定態様信頼度12
%に、第4パターンは特定態様信頼度25%に、第5パ
ターンは特定態様信頼度40%に夫々設定されている。
第6パターンは通常演出用であって、リーチ変動を経ず
に変動後の特別図柄20a,20b,20c が非特定態様になる特
定態様信頼度0%(通常演出パターン)である。
20c がリーチ変動を経て変動後に特定態様になる可能性
のある場合の特別演出用の演出パターンであって、第1
パターンは特定態様信頼度2%に、第2パターンは特定
態様信頼度8%に、第3パターンは特定態様信頼度12
%に、第4パターンは特定態様信頼度25%に、第5パ
ターンは特定態様信頼度40%に夫々設定されている。
第6パターンは通常演出用であって、リーチ変動を経ず
に変動後の特別図柄20a,20b,20c が非特定態様になる特
定態様信頼度0%(通常演出パターン)である。
【0036】なお、複数種類の演出パターンは、特定態
様信頼度が高いパターン程、そのパターンが出現する出
現率が低くなるように設定されている。例えば、特定態
様信頼度2%の第1パターンは出現率50%に、特定態
様信頼度8%の第2パターンは出現率20%に、特定態
様信頼度12%の第3パターンは出現率18%に、特定
態様信頼度25%の第4パターンは出現率10%に、特
定態様信頼度40%の第5パターンは出現率2%に夫々
設定されている。この各変動パターンは、単なる例示に
過ぎない。
様信頼度が高いパターン程、そのパターンが出現する出
現率が低くなるように設定されている。例えば、特定態
様信頼度2%の第1パターンは出現率50%に、特定態
様信頼度8%の第2パターンは出現率20%に、特定態
様信頼度12%の第3パターンは出現率18%に、特定
態様信頼度25%の第4パターンは出現率10%に、特
定態様信頼度40%の第5パターンは出現率2%に夫々
設定されている。この各変動パターンは、単なる例示に
過ぎない。
【0037】選択指令信号C1,C2 は、特別図柄20a,20b,
20c のリーチ変動に対応しており、第1〜第5パターン
の演出パターンを選択した場合には、特別図柄20a,20b,
20cがリーチ変動するようになっている。なお、各演出
パターンは、単なる例示に過ぎない。
20c のリーチ変動に対応しており、第1〜第5パターン
の演出パターンを選択した場合には、特別図柄20a,20b,
20cがリーチ変動するようになっている。なお、各演出
パターンは、単なる例示に過ぎない。
【0038】演出パターン選択手段39は、指令信号発生
手段34からの複数種類の選択指令信号C1〜C3の解析結果
に基づいて、演出パターン記憶手段38が記憶する第1パ
ターンから第6パターン等の複数種類の演出パターンの
中から所定の演出パターンを択一的に選択するためのも
ので、選択指令信号C1〜C3に従って乱数抽選等により何
れかの演出パターンを予め設定された所定の確率で選択
するようになっている。即ち、演出パターン選択手段39
は、選択指令信号C1,C2 のときに特別図柄20a,20b,20c
のリーチ変動を伴う第1〜第5パターンの何れかを選択
し、選択指令信号C3のときに第6パターンを選択するよ
うになっている。
手段34からの複数種類の選択指令信号C1〜C3の解析結果
に基づいて、演出パターン記憶手段38が記憶する第1パ
ターンから第6パターン等の複数種類の演出パターンの
中から所定の演出パターンを択一的に選択するためのも
ので、選択指令信号C1〜C3に従って乱数抽選等により何
れかの演出パターンを予め設定された所定の確率で選択
するようになっている。即ち、演出パターン選択手段39
は、選択指令信号C1,C2 のときに特別図柄20a,20b,20c
のリーチ変動を伴う第1〜第5パターンの何れかを選択
し、選択指令信号C3のときに第6パターンを選択するよ
うになっている。
【0039】なお、特定態様の発生確率が1/350の
場合には、特別遊技判定手段32での判定結果の349/
350が非特別遊技判定であるため、指令信号発生手段
34が殆どの場合に選択指令信号C3を発生し、演出パター
ン選択手段39がその選択指令信号C3により殆どの場合に
第6パターンを選択するようになっている。
場合には、特別遊技判定手段32での判定結果の349/
350が非特別遊技判定であるため、指令信号発生手段
34が殆どの場合に選択指令信号C3を発生し、演出パター
ン選択手段39がその選択指令信号C3により殆どの場合に
第6パターンを選択するようになっている。
【0040】計数手段40は、選択指令信号C1〜C3の内の
一部の所定の選択指令信号C3、即ち非特別遊技判定でリ
ーチ変動なしの選択指令信号C3があった場合に、その選
択指令信号C3の発生回数を計数するためのもので、選択
指令信号C3を計数した計数値が予め設定された所定値
(例えば100回)となったときに、選択確率変化手段
41に確率変化信号を出力するようになっている。なお、
計数手段40は、計数値が所定値となった場合に、その計
数値を初期値にリセットするように構成されている。
一部の所定の選択指令信号C3、即ち非特別遊技判定でリ
ーチ変動なしの選択指令信号C3があった場合に、その選
択指令信号C3の発生回数を計数するためのもので、選択
指令信号C3を計数した計数値が予め設定された所定値
(例えば100回)となったときに、選択確率変化手段
41に確率変化信号を出力するようになっている。なお、
計数手段40は、計数値が所定値となった場合に、その計
数値を初期値にリセットするように構成されている。
【0041】選択確率変化手段41は、所定条件の成立に
基づいて演出パターン選択手段39が複数種類の演出パタ
ーンの中から特定の演出パターンを選択する選択確率を
変化させるためのもので、計数手段40からの確率変化信
号があった場合に、演出パターン選択手段39が特定の演
出パターン、例えば第4パターン、第5パターンの何れ
かを選択するように構成されている。この場合の特定の
演出パターン(第4パターン、第5パターン)は、特定
態様信頼度0%の第6パターンに比較して、特別図柄20
a,20b,20c が変動後に特定態様となって特別遊技状態が
発生する可能性の高い演出パターンである。
基づいて演出パターン選択手段39が複数種類の演出パタ
ーンの中から特定の演出パターンを選択する選択確率を
変化させるためのもので、計数手段40からの確率変化信
号があった場合に、演出パターン選択手段39が特定の演
出パターン、例えば第4パターン、第5パターンの何れ
かを選択するように構成されている。この場合の特定の
演出パターン(第4パターン、第5パターン)は、特定
態様信頼度0%の第6パターンに比較して、特別図柄20
a,20b,20c が変動後に特定態様となって特別遊技状態が
発生する可能性の高い演出パターンである。
【0042】特別図柄情報記憶手段42は、特別図柄20a,
20b,20c の表示制御に必要な図柄情報を記憶するための
もので、特別図柄20a,20b,20c の表示形態、変動パター
ン、各図柄の停止順序、停止図柄の種類等、特別図柄20
a,20b,20c の表示制御に関連する所定の図柄情報が予め
プログラムされている。
20b,20c の表示制御に必要な図柄情報を記憶するための
もので、特別図柄20a,20b,20c の表示形態、変動パター
ン、各図柄の停止順序、停止図柄の種類等、特別図柄20
a,20b,20c の表示制御に関連する所定の図柄情報が予め
プログラムされている。
【0043】特別図柄表示制御手段43は、特別図柄表示
手段19の特別図柄20a,20b,20c を変動制御するためのも
ので、特別図柄始動用検出手段13の検出信号がある毎
に、特定態様指令信号A1、非特定態様指令信号A2、変動
時間指令信号B の解析結果に基づいて、特別図柄情報記
憶手段42の記憶情報を読み出しながら特別図柄20a,20b,
20c を所定時間変動させ、所定時間の経過後に所定の特
定態様又は非特定態様で特別図柄20a,20b,20c を停止さ
せるようになっている。
手段19の特別図柄20a,20b,20c を変動制御するためのも
ので、特別図柄始動用検出手段13の検出信号がある毎
に、特定態様指令信号A1、非特定態様指令信号A2、変動
時間指令信号B の解析結果に基づいて、特別図柄情報記
憶手段42の記憶情報を読み出しながら特別図柄20a,20b,
20c を所定時間変動させ、所定時間の経過後に所定の特
定態様又は非特定態様で特別図柄20a,20b,20c を停止さ
せるようになっている。
【0044】演出画像表示制御手段44は、特別図柄表示
手段19の演出画像20d を変動制御するためのもので、特
別図柄始動用検出手段13の検出信号がある毎に、演出パ
ターン選択手段39が選択した所定の演出パターンに基づ
いて、特別図柄表示手段19の演出画像20d を変動させて
停止させるようになっている。
手段19の演出画像20d を変動制御するためのもので、特
別図柄始動用検出手段13の検出信号がある毎に、演出パ
ターン選択手段39が選択した所定の演出パターンに基づ
いて、特別図柄表示手段19の演出画像20d を変動させて
停止させるようになっている。
【0045】上記弾球遊技機において、遊技に際して
は、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段
8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3
側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射さ
れた遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その
盤面に沿って落下する間に普通入賞手段15〜17等に入賞
するか、普通図柄始動用検出手段18を通過しながら下方
へと落下する。
は、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段
8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3
側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射さ
れた遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その
盤面に沿って落下する間に普通入賞手段15〜17等に入賞
するか、普通図柄始動用検出手段18を通過しながら下方
へと落下する。
【0046】遊技球が普通図柄始動用検出手段18を通過
すると、所定遊技抽選手段28がそのときの発生乱数値を
抽選して、所定遊技判定手段29がその抽選乱数値から所
定遊技状態にするか否かを判定し、その判定結果により
普通図柄表示制御手段35が普通図柄表示手段21の普通図
柄を変動させる。
すると、所定遊技抽選手段28がそのときの発生乱数値を
抽選して、所定遊技判定手段29がその抽選乱数値から所
定遊技状態にするか否かを判定し、その判定結果により
普通図柄表示制御手段35が普通図柄表示手段21の普通図
柄を変動させる。
【0047】そして、所定遊技判定手段29の判定結果が
所定遊技判定の場合には、普通図柄表示手段21の変動後
の停止図柄が例えば「7」等の所定態様になり、所定遊
技状態発生手段30により所定遊技状態が発生し、特別図
柄始動用検出手段13の開閉爪22が所定時間開放して、こ
の特別図柄始動用検出手段13に遊技球が入賞し易くな
る。
所定遊技判定の場合には、普通図柄表示手段21の変動後
の停止図柄が例えば「7」等の所定態様になり、所定遊
技状態発生手段30により所定遊技状態が発生し、特別図
柄始動用検出手段13の開閉爪22が所定時間開放して、こ
の特別図柄始動用検出手段13に遊技球が入賞し易くな
る。
【0048】遊技球が特別図柄始動用検出手段13に入賞
すると、その遊技球の検出信号に基づいて特別遊技抽選
手段31が発生乱数値を抽選して、特別遊技判定手段32が
その抽選乱数値から特別遊技状態を発生させるか否かを
判定し、指令信号発生手段34が各指令信号A1,A2,B,C1〜
C3を含むコマンドを表示制御基板26へと送信する。
すると、その遊技球の検出信号に基づいて特別遊技抽選
手段31が発生乱数値を抽選して、特別遊技判定手段32が
その抽選乱数値から特別遊技状態を発生させるか否かを
判定し、指令信号発生手段34が各指令信号A1,A2,B,C1〜
C3を含むコマンドを表示制御基板26へと送信する。
【0049】表示制御基板26では、指令信号発生手段34
からの各指令信号A1,A2,B,C1〜C3を含むコマンドを情報
解析手段37が受信して解析すると共に、その指令信号A
1,A2,B に従って特別図柄表示制御手段43が特別図柄情
報記憶手段42の記憶情報を読み出しながら、特別図柄表
示手段19の特別図柄20a,20b,20c を所定の変動パターン
で変動表示させる。
からの各指令信号A1,A2,B,C1〜C3を含むコマンドを情報
解析手段37が受信して解析すると共に、その指令信号A
1,A2,B に従って特別図柄表示制御手段43が特別図柄情
報記憶手段42の記憶情報を読み出しながら、特別図柄表
示手段19の特別図柄20a,20b,20c を所定の変動パターン
で変動表示させる。
【0050】一方、選択指令信号C1〜C3に基づいて演出
パターン選択手段39が演出パターン記憶手段38の複数種
類の演出パターンの中から所定の演出パターンを選択す
る。この場合、特別遊技判定手段32の判定結果が特別遊
技判定であれば、演出パターン選択手段39は、その判定
結果に対応する選択指令信号C1に基づいて複数種類の演
出パターンの中から第1〜第5パターンの何れかを選択
する。
パターン選択手段39が演出パターン記憶手段38の複数種
類の演出パターンの中から所定の演出パターンを選択す
る。この場合、特別遊技判定手段32の判定結果が特別遊
技判定であれば、演出パターン選択手段39は、その判定
結果に対応する選択指令信号C1に基づいて複数種類の演
出パターンの中から第1〜第5パターンの何れかを選択
する。
【0051】そして、演出パターン選択手段39が所定の
演出パターンを選択すると、演出画像表示制御手段44が
所定の演出パターンに従って特別図柄表示手段19の演出
画像20d を変動表示させる。従って、遊技者は、第1〜
第5パターンの何れかで変動する演出画像20d を見れ
ば、その演出画像20d の演出パターンから変動後の特別
図柄20a,20b,20c が特定態様になる可能性のある特別演
出用か否かを判断でき、特別遊技状態の発生に対して期
待感を抱きながら遊技を行うことができる。
演出パターンを選択すると、演出画像表示制御手段44が
所定の演出パターンに従って特別図柄表示手段19の演出
画像20d を変動表示させる。従って、遊技者は、第1〜
第5パターンの何れかで変動する演出画像20d を見れ
ば、その演出画像20d の演出パターンから変動後の特別
図柄20a,20b,20c が特定態様になる可能性のある特別演
出用か否かを判断でき、特別遊技状態の発生に対して期
待感を抱きながら遊技を行うことができる。
【0052】特別遊技判定手段32の判定結果が特別遊技
判定の場合には、演出パターン選択手段39が第1〜第5
パターンの何れの演出パターンを選択しても、特別図柄
20a,20b,20c は所定時間変動した後、特別図柄情報記憶
手段42の記憶情報により決定する「7・7・7」等の特
定態様で停止し確定する。
判定の場合には、演出パターン選択手段39が第1〜第5
パターンの何れの演出パターンを選択しても、特別図柄
20a,20b,20c は所定時間変動した後、特別図柄情報記憶
手段42の記憶情報により決定する「7・7・7」等の特
定態様で停止し確定する。
【0053】特別図柄20a,20b,20c が特定態様で確定す
ると、特別遊技状態発生手段33が働いて遊技者に有利な
特別遊技状態を発生させ、可変入賞手段14が前側に開放
して遊技球が入賞し易くなる。可変入賞手段14は、その
開閉板23の開放から所定時間が経過するか、又は所定数
の遊技球が入賞すると、開閉板23を閉じる。なお、開閉
板23が開放すれば、この開閉板23が遊技球を可変入賞手
段14の入賞口側へと案内するため、遊技者は多大な利益
を享受できる。また可変入賞手段14の開放中に遊技球が
特定領域24を通過すれば、可変入賞手段14が再度開放
し、以下、同様の開閉動作を最大16回まで繰り返す。
ると、特別遊技状態発生手段33が働いて遊技者に有利な
特別遊技状態を発生させ、可変入賞手段14が前側に開放
して遊技球が入賞し易くなる。可変入賞手段14は、その
開閉板23の開放から所定時間が経過するか、又は所定数
の遊技球が入賞すると、開閉板23を閉じる。なお、開閉
板23が開放すれば、この開閉板23が遊技球を可変入賞手
段14の入賞口側へと案内するため、遊技者は多大な利益
を享受できる。また可変入賞手段14の開放中に遊技球が
特定領域24を通過すれば、可変入賞手段14が再度開放
し、以下、同様の開閉動作を最大16回まで繰り返す。
【0054】特別遊技判定手段32での判定結果が非特別
遊技判定であり、特別図柄20a,20b,20c がリーチ変動す
る場合には、その判定結果に対応する選択指令信号C2に
より、演出パターン選択手段39が複数種類の演出パター
ンの内、第1〜第5パターンの何れかの演出パターンを
選択して、前述と同様に演出画像表示制御手段44が特別
図柄表示手段19の演出画像20d をその演出パターンで変
動表示させる。
遊技判定であり、特別図柄20a,20b,20c がリーチ変動す
る場合には、その判定結果に対応する選択指令信号C2に
より、演出パターン選択手段39が複数種類の演出パター
ンの内、第1〜第5パターンの何れかの演出パターンを
選択して、前述と同様に演出画像表示制御手段44が特別
図柄表示手段19の演出画像20d をその演出パターンで変
動表示させる。
【0055】しかし、この場合には判定結果が非特別遊
技判定であるため、第1〜第5パターンの何れかの演出
パターンを経て変動しても、最終的に特別図柄20a,20b,
20cがリーチ状態の非特定態様で停止し確定するだけで
あって、特別図柄20a,20b,20c が特定態様で停止するこ
とはない。
技判定であるため、第1〜第5パターンの何れかの演出
パターンを経て変動しても、最終的に特別図柄20a,20b,
20cがリーチ状態の非特定態様で停止し確定するだけで
あって、特別図柄20a,20b,20c が特定態様で停止するこ
とはない。
【0056】特別遊技判定手段32の判定結果は殆どの場
合に非特別遊技判定であり、しかもその判定結果による
特別図柄20a,20b,20c の変動時にリーチ変動を伴わない
ように設定されている。このため指令信号発生手段34は
殆どの場合に非特定遊技判定で通常演出の選択指令信号
C3を送信して、その選択指令信号C3に従って演出パター
ン選択手段39が第6パターンを選択し、特別図柄表示手
段19の演出画像20d が通常演出の第6パターンで変動し
停止する。
合に非特別遊技判定であり、しかもその判定結果による
特別図柄20a,20b,20c の変動時にリーチ変動を伴わない
ように設定されている。このため指令信号発生手段34は
殆どの場合に非特定遊技判定で通常演出の選択指令信号
C3を送信して、その選択指令信号C3に従って演出パター
ン選択手段39が第6パターンを選択し、特別図柄表示手
段19の演出画像20d が通常演出の第6パターンで変動し
停止する。
【0057】一方、演出パターン選択手段39が第6パタ
ーンを選択する選択指令信号C3があると、その発生回数
を計数手段40が順次計数する。そして、その選択指令信
号C3の発生回数が100回になれば、計数手段40からの
確率変化信号により、選択確率変化手段41が演出パター
ン選択手段39の選択確率を変化させ、第4パターン、第
5パターンの何れかを選択するように制御する。このた
め次に選択指令信号C3があれば、演出パターン選択手段
39が第4パターン又は第5パターンを選択し、特別図柄
表示制御手段43がその演出パターンで特別図柄表示手段
19の演出画像20d を制御する。
ーンを選択する選択指令信号C3があると、その発生回数
を計数手段40が順次計数する。そして、その選択指令信
号C3の発生回数が100回になれば、計数手段40からの
確率変化信号により、選択確率変化手段41が演出パター
ン選択手段39の選択確率を変化させ、第4パターン、第
5パターンの何れかを選択するように制御する。このた
め次に選択指令信号C3があれば、演出パターン選択手段
39が第4パターン又は第5パターンを選択し、特別図柄
表示制御手段43がその演出パターンで特別図柄表示手段
19の演出画像20d を制御する。
【0058】従って、特別図柄20a,20b,20c は、最終的
には非特定態様で確定するが、特定態様信頼度25%の
第4パターン、又は特定態様信頼度40%の第5パター
ンで演出画像20d が変動することになり、これによって
遊技者の特定態様の発生に対する期待感が増大し、演出
画像20d がリーチ変動なしの非特定態様に対応して特別
遊技状態の発生する可能性のない第6パターンのみで変
動、停止を繰り返す場合に比較して、遊技者の遊技に対
する興趣を喚起することができる。
には非特定態様で確定するが、特定態様信頼度25%の
第4パターン、又は特定態様信頼度40%の第5パター
ンで演出画像20d が変動することになり、これによって
遊技者の特定態様の発生に対する期待感が増大し、演出
画像20d がリーチ変動なしの非特定態様に対応して特別
遊技状態の発生する可能性のない第6パターンのみで変
動、停止を繰り返す場合に比較して、遊技者の遊技に対
する興趣を喚起することができる。
【0059】図7は本発明の第2の実施形態を例示し、
この実施形態では、複数種類の選択指令信号C1〜C3の中
の一部の選択指令信号C3、即ち、リーチ変動なし非特定
態様に対応する選択指令信号C3が連続して発生した場合
に、その連続発生回数を計数する計数手段40を備え、こ
の計数手段40の計数値が所定値となった場合に、選択確
率変化手段41によって、演出パターン選択手段39が特定
の演出パターン、例えば第4パターン、第5パターン等
の特定態様信頼度の高いパターンを選択する選択確率を
変化させるようにしている。
この実施形態では、複数種類の選択指令信号C1〜C3の中
の一部の選択指令信号C3、即ち、リーチ変動なし非特定
態様に対応する選択指令信号C3が連続して発生した場合
に、その連続発生回数を計数する計数手段40を備え、こ
の計数手段40の計数値が所定値となった場合に、選択確
率変化手段41によって、演出パターン選択手段39が特定
の演出パターン、例えば第4パターン、第5パターン等
の特定態様信頼度の高いパターンを選択する選択確率を
変化させるようにしている。
【0060】計数手段40にはリセット手段45が接続され
ている。リセット手段45は、リーチ変動なし非特定態様
の演出パターンを選択する所定選択指令信号C3以外の他
の選択指令信号C1,C2 があった場合、又は計数手段40の
計数値が所定値となった場合に、その計数値を初期値に
リセットするようになっている。
ている。リセット手段45は、リーチ変動なし非特定態様
の演出パターンを選択する所定選択指令信号C3以外の他
の選択指令信号C1,C2 があった場合、又は計数手段40の
計数値が所定値となった場合に、その計数値を初期値に
リセットするようになっている。
【0061】この実施形態では、所定選択指令信号C3が
あれば、計数手段40がその選択指令信号C3を順次計数す
る。しかし、計数手段40が所定値を計数するまでに、リ
ーチ変動を伴う他の選択指令信号C1,C2 があれば、リセ
ット手段45が計数手段40の計数値を初期値にリセットす
る。
あれば、計数手段40がその選択指令信号C3を順次計数す
る。しかし、計数手段40が所定値を計数するまでに、リ
ーチ変動を伴う他の選択指令信号C1,C2 があれば、リセ
ット手段45が計数手段40の計数値を初期値にリセットす
る。
【0062】そして、選択指令信号C3が連続して所定の
発生回数(例えば30回程度)になり、計数手段40の計
数値が所定値になれば、選択確率変化手段41が演出パタ
ーン選択手段39の選択確率を制御する。これによって、
演出パターン選択手段39は、特定態様が発生する確率の
高い演出パターンを選択する。この場合にも、遊技者の
興趣を喚起できる。
発生回数(例えば30回程度)になり、計数手段40の計
数値が所定値になれば、選択確率変化手段41が演出パタ
ーン選択手段39の選択確率を制御する。これによって、
演出パターン選択手段39は、特定態様が発生する確率の
高い演出パターンを選択する。この場合にも、遊技者の
興趣を喚起できる。
【0063】図8は本発明の第3の実施形態を例示し、
この実施形態では、計数手段40の計数値が所定値になれ
ば、選択確率変化手段41の確率変化信号により、選択指
令信号C3があったときに演出パターン選択手段39が選択
する変動パターンを、複数種類の変動パターンの中から
本来の選択対象とそれ以外の選択対象とに変更するよう
にしている。なお、各パターンの特定態様信頼度、出現
率は図6の場合と同様である。またその他の構成は、第
1又は第2の実施形態と同一である。
この実施形態では、計数手段40の計数値が所定値になれ
ば、選択確率変化手段41の確率変化信号により、選択指
令信号C3があったときに演出パターン選択手段39が選択
する変動パターンを、複数種類の変動パターンの中から
本来の選択対象とそれ以外の選択対象とに変更するよう
にしている。なお、各パターンの特定態様信頼度、出現
率は図6の場合と同様である。またその他の構成は、第
1又は第2の実施形態と同一である。
【0064】計数手段40の計数値が所定値になる前の段
階では、図8(A)に示すように、演出パターン選択手
段39は、選択指令信号C1,C2 があれば、リーチ変動を伴
う第1〜第5パターンの何れかを選択し、また選択指令
信号C3があれば、リーチ変動のない第6パターンを選択
する。
階では、図8(A)に示すように、演出パターン選択手
段39は、選択指令信号C1,C2 があれば、リーチ変動を伴
う第1〜第5パターンの何れかを選択し、また選択指令
信号C3があれば、リーチ変動のない第6パターンを選択
する。
【0065】しかし、計数手段40の計数値が所定値にな
れば、選択確率変化手段41の確率変化信号により、演出
パターン選択手段39が選択対象を一部変更して、図8
(B)に示すように、選択指令信号C3があったときの選
択対象を第6パターンとリーチ変動を伴う第4パターン
及び/又は第5パターンとに変更し、その何れかを選択
する。この場合にも、同様の効果を得ることが可能であ
る。
れば、選択確率変化手段41の確率変化信号により、演出
パターン選択手段39が選択対象を一部変更して、図8
(B)に示すように、選択指令信号C3があったときの選
択対象を第6パターンとリーチ変動を伴う第4パターン
及び/又は第5パターンとに変更し、その何れかを選択
する。この場合にも、同様の効果を得ることが可能であ
る。
【0066】図9は本発明の第4の実施形態を例示し、
この実施形態では、計数手段40の計数値が所定値になれ
ば、選択確率変化手段41の確率変化信号により、選択指
令信号C3があったときに演出パターン選択手段39が選択
する変動パターンを、複数種類の変動パターンの中から
本来の選択対象以外の選択対象に変更するようにしてい
る。なお、各パターンの特定態様信頼度は図6の場合と
同じであり、また特定態様信頼度の高いパターン程、そ
のパターンの出現率が高くなるように設定されている。
またその他の構成は、第1の実施形態と同一である。
この実施形態では、計数手段40の計数値が所定値になれ
ば、選択確率変化手段41の確率変化信号により、選択指
令信号C3があったときに演出パターン選択手段39が選択
する変動パターンを、複数種類の変動パターンの中から
本来の選択対象以外の選択対象に変更するようにしてい
る。なお、各パターンの特定態様信頼度は図6の場合と
同じであり、また特定態様信頼度の高いパターン程、そ
のパターンの出現率が高くなるように設定されている。
またその他の構成は、第1の実施形態と同一である。
【0067】計数手段40の計数値が所定値になる前の段
階では、図9(A)に示すように、演出パターン選択手
段39は、選択指令信号C1,C2 があれば、リーチ変動を伴
う第1〜第5パターンの何れかを選択し、また選択指令
信号C3があれば、リーチ変動のない第6パターンを選択
する。
階では、図9(A)に示すように、演出パターン選択手
段39は、選択指令信号C1,C2 があれば、リーチ変動を伴
う第1〜第5パターンの何れかを選択し、また選択指令
信号C3があれば、リーチ変動のない第6パターンを選択
する。
【0068】しかし、計数手段40の計数値が所定値にな
れば、選択確率変化手段41の確率変化信号により、選択
指令信号C3があったときの演出パターン選択手段39の選
択対象を変更して、図9(B)に示すように、リーチ変
動を伴う第1〜第5パターンに変更し、選択指令信号C3
があったときに、その第1〜第5パターンの中から何れ
かを選択する。この場合にも、出現率の高い第5パター
ンを選択する可能性が高くなり、同様の効果を得ること
が可能である。なお、変動後の選択対象は、リーチ変動
を伴う場合の演出パターンの全てでも良いし、一部でも
良い。
れば、選択確率変化手段41の確率変化信号により、選択
指令信号C3があったときの演出パターン選択手段39の選
択対象を変更して、図9(B)に示すように、リーチ変
動を伴う第1〜第5パターンに変更し、選択指令信号C3
があったときに、その第1〜第5パターンの中から何れ
かを選択する。この場合にも、出現率の高い第5パター
ンを選択する可能性が高くなり、同様の効果を得ること
が可能である。なお、変動後の選択対象は、リーチ変動
を伴う場合の演出パターンの全てでも良いし、一部でも
良い。
【0069】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は、各実施形態に限定されるものではな
い。例えば実施形態では、識別情報として特別図柄20a,
20b,20c を、演出情報として演出画像20d を夫々例示
し、本発明を特別図柄表示手段19の特別図柄20a,20b,20
c 及び演出画像20d を制御するものに採用しているが、
普通図柄表示手段21の普通図柄、及びその背景の演出画
像を制御するものに採用することも可能である。勿論、
特別図柄表示制御手段43、普通図柄表示制御手段35の両
方に併用することも可能である。
たが、本発明は、各実施形態に限定されるものではな
い。例えば実施形態では、識別情報として特別図柄20a,
20b,20c を、演出情報として演出画像20d を夫々例示
し、本発明を特別図柄表示手段19の特別図柄20a,20b,20
c 及び演出画像20d を制御するものに採用しているが、
普通図柄表示手段21の普通図柄、及びその背景の演出画
像を制御するものに採用することも可能である。勿論、
特別図柄表示制御手段43、普通図柄表示制御手段35の両
方に併用することも可能である。
【0070】また識別情報は、特別図柄20a,20b,20c 、
普通図柄以外のものでも良い。演出情報は、動画的な演
出画像20d の他、或る時間中、スポット的に発光表示す
るようなものでも良いし、背景画像の一部又は全体の色
を変化させるようなものでも良い。演出情報は、1個又
は複数個の演出表示ランプの発光、点滅等によって表示
するようにしても良い。従って、演出情報は、その演出
自体に情報性のあるものであれば十分である。
普通図柄以外のものでも良い。演出情報は、動画的な演
出画像20d の他、或る時間中、スポット的に発光表示す
るようなものでも良いし、背景画像の一部又は全体の色
を変化させるようなものでも良い。演出情報は、1個又
は複数個の演出表示ランプの発光、点滅等によって表示
するようにしても良い。従って、演出情報は、その演出
自体に情報性のあるものであれば十分である。
【0071】実施形態では、特別図柄20a,20b,20c (識
別情報)を変動表示する特別図柄表示手段(識別情報表
示手段)と、演出画像20d (演出情報)を変動表示する
演出画像表示手段(演出情報表示手段)とを1個の液晶
表示手段12により兼用し、特別図柄20a,20b,20c の背景
に演出画像20d を表示するようにしているが、両者は別
々に設けても良い。
別情報)を変動表示する特別図柄表示手段(識別情報表
示手段)と、演出画像20d (演出情報)を変動表示する
演出画像表示手段(演出情報表示手段)とを1個の液晶
表示手段12により兼用し、特別図柄20a,20b,20c の背景
に演出画像20d を表示するようにしているが、両者は別
々に設けても良い。
【0072】選択確率変化手段41が演出パターン選択手
段39の選択確率を変化させる場合の条件は、遊技中に発
生する所定条件であれば十分であり、各実施形態に例示
の複数種類の選択指令信号C1〜C3の中の一部の所定選択
指令信号C3の発生回数に限定されるものではない。
段39の選択確率を変化させる場合の条件は、遊技中に発
生する所定条件であれば十分であり、各実施形態に例示
の複数種類の選択指令信号C1〜C3の中の一部の所定選択
指令信号C3の発生回数に限定されるものではない。
【0073】また実施形態に例示のように複数種類の選
択指令信号C1〜C3の中の一部の所定の選択指令信号C3の
発生回数を条件にする場合でも、リーチ変動なし非特定
態様に対応する場合の遊技者に不利な選択指令信号C3の
発生回数を条件にする他、リーチ変動に対応する場合の
遊技者に有利な可能性のある選択指令信号C1,C2 の発生
回数を条件にしても良い。
択指令信号C1〜C3の中の一部の所定の選択指令信号C3の
発生回数を条件にする場合でも、リーチ変動なし非特定
態様に対応する場合の遊技者に不利な選択指令信号C3の
発生回数を条件にする他、リーチ変動に対応する場合の
遊技者に有利な可能性のある選択指令信号C1,C2 の発生
回数を条件にしても良い。
【0074】更に選択確率変化手段41により選択確率を
変化させる場合には、計数手段40が所定発生回数を計数
する前後において、特別演出の演出パターンと通常演出
の演出パターンとの比率を強制的に変化させるようにし
ても良い。例えば、計数手段の計数値が所定値となる前
の時点では、通常演出と特別演出との比率が1対9の場
合に、所定値になれば、9対1等に逆転させる等、その
比率を強制的に変えるようにしても良い。
変化させる場合には、計数手段40が所定発生回数を計数
する前後において、特別演出の演出パターンと通常演出
の演出パターンとの比率を強制的に変化させるようにし
ても良い。例えば、計数手段の計数値が所定値となる前
の時点では、通常演出と特別演出との比率が1対9の場
合に、所定値になれば、9対1等に逆転させる等、その
比率を強制的に変えるようにしても良い。
【0075】各実施形態に例示のものを併用するか、又
は単独で設けるかは別として、複数種類の演出パターン
の夫々の出現率を変化させるようにしても良いし、複数
種類の演出パターンの中の一部の演出パターンの出現率
を変化させるようにしても良い。
は単独で設けるかは別として、複数種類の演出パターン
の夫々の出現率を変化させるようにしても良いし、複数
種類の演出パターンの中の一部の演出パターンの出現率
を変化させるようにしても良い。
【0076】また各実施形態では、演出パターン記憶手
段38、演出パターン選択手段39、計数手段40、選択確率
変化手段41を表示制御基板26側に設けているが、遊技制
御基板25側に設けても良いし、遊技制御基板25、表示制
御基板26とは別の基板に設けても良い。その他、本発明
は、パチンコ機は勿論のこと、アレンジボール機、雀球
遊技機等の弾球遊技機でも同様に実施可能である。
段38、演出パターン選択手段39、計数手段40、選択確率
変化手段41を表示制御基板26側に設けているが、遊技制
御基板25側に設けても良いし、遊技制御基板25、表示制
御基板26とは別の基板に設けても良い。その他、本発明
は、パチンコ機は勿論のこと、アレンジボール機、雀球
遊技機等の弾球遊技機でも同様に実施可能である。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、演出情報を変動表示可
能な演出情報表示手段19と、演出情報の演出パターンを
複数種類記憶する演出パターン記憶手段38と、選択指令
信号C1〜C3に基づいて複数種類の演出パターンの中から
所定の演出パターンを選択する演出パターン選択手段39
と、所定の演出パターンに基づいて演出情報表示手段19
の演出情報を表示制御する演出情報表示制御手段44とを
備えた弾球遊技機において、所定条件の成立に基づいて
演出パターン選択手段39が複数種類の演出パターンの中
から特定の演出パターンを選択する選択確率を変化させ
る選択確率変化手段41を備えているので、所定条件の成
否によって、複数種類の演出パターンの中から特定の演
出パターンを選択する選択確率が異なり、遊技者の興趣
を喚起できる利点がある。
能な演出情報表示手段19と、演出情報の演出パターンを
複数種類記憶する演出パターン記憶手段38と、選択指令
信号C1〜C3に基づいて複数種類の演出パターンの中から
所定の演出パターンを選択する演出パターン選択手段39
と、所定の演出パターンに基づいて演出情報表示手段19
の演出情報を表示制御する演出情報表示制御手段44とを
備えた弾球遊技機において、所定条件の成立に基づいて
演出パターン選択手段39が複数種類の演出パターンの中
から特定の演出パターンを選択する選択確率を変化させ
る選択確率変化手段41を備えているので、所定条件の成
否によって、複数種類の演出パターンの中から特定の演
出パターンを選択する選択確率が異なり、遊技者の興趣
を喚起できる利点がある。
【0078】また複数種類の選択指令信号C1〜C3の中の
一部の所定の選択指令信号C3の発生回数を計数する計数
手段40を備え、該計数手段40の計数値が所定値となった
場合に選択確率変化手段41が作動するようにしているの
で、一部の所定の選択指令信号C3による一部の演出パタ
ーンが必要以上に連続することがなく、遊技者の興趣を
喚起できる。
一部の所定の選択指令信号C3の発生回数を計数する計数
手段40を備え、該計数手段40の計数値が所定値となった
場合に選択確率変化手段41が作動するようにしているの
で、一部の所定の選択指令信号C3による一部の演出パタ
ーンが必要以上に連続することがなく、遊技者の興趣を
喚起できる。
【0079】更に複数種類の選択指令信号C1〜C3の中の
一部の所定の選択指令信号C3が連続して発生した場合に
その連続発生回数を計数する計数手段40を備え、該計数
手段40の計数値が所定値となった場合に選択確率変化手
段41が作動するようにしているので、一部の所定の選択
指令信号C3による一部の演出パターンが必要以上に連続
することがなく、遊技者の興趣を喚起できる。
一部の所定の選択指令信号C3が連続して発生した場合に
その連続発生回数を計数する計数手段40を備え、該計数
手段40の計数値が所定値となった場合に選択確率変化手
段41が作動するようにしているので、一部の所定の選択
指令信号C3による一部の演出パターンが必要以上に連続
することがなく、遊技者の興趣を喚起できる。
【0080】しかも変動後の識別情報が特定態様で停止
表示することを条件に、遊技者に有利な遊技状態を発生
させる遊技状態発生手段34を備え、特定の演出パターン
は、遊技状態が発生する可能性のある演出パターンであ
るので、その演出パターンの出現によって遊技者の期待
感を向上させることができる。
表示することを条件に、遊技者に有利な遊技状態を発生
させる遊技状態発生手段34を備え、特定の演出パターン
は、遊技状態が発生する可能性のある演出パターンであ
るので、その演出パターンの出現によって遊技者の期待
感を向上させることができる。
【0081】また選択指令信号C1〜C3を発生させる指令
信号発生手段34を備えた遊技制御基板25と、少なくとも
演出情報表示制御手段44を備えた表示制御基板26とを別
々の基板により構成すると共に、計数手段40を表示制御
基板26に設けているので、遊技制御基板25側で選択指令
信号C1〜C3を発生させれば、計数手段40による計数及び
その後の処理を全て表示制御基板26側で容易に行うこと
ができる。
信号発生手段34を備えた遊技制御基板25と、少なくとも
演出情報表示制御手段44を備えた表示制御基板26とを別
々の基板により構成すると共に、計数手段40を表示制御
基板26に設けているので、遊技制御基板25側で選択指令
信号C1〜C3を発生させれば、計数手段40による計数及び
その後の処理を全て表示制御基板26側で容易に行うこと
ができる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄表示手
段の説明図である。
段の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す選択指令信号の
説明図である。
説明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す演出パターンの
説明図である。
説明図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図8】本発明の第3の実施形態を示す演出パターン選
択の説明図である。
択の説明図である。
【図9】本発明の第4の実施形態を示す演出パターン選
択の説明図である。
択の説明図である。
19 演出情報表示手段 25 遊技制御基板 26 表示制御基板 33 遊技状態発生手段 34 指令信号発生手段 38 演出パターン記憶手段 39 演出パターン選択手段 40 計数手段 41 選択確率変化手段 44 演出情報表示制御手段
Claims (6)
- 【請求項1】 演出情報を変動表示可能な演出情報表示
手段(19)と、演出情報の演出パターンを複数種類記憶す
る演出パターン記憶手段(38)と、選択指令信号(C1)〜(C
3)に基づいて前記複数種類の演出パターンの中から所定
の演出パターンを選択する演出パターン選択手段(39)
と、前記所定の演出パターンに基づいて前記演出情報表
示手段(19)の演出情報を表示制御する演出情報表示制御
手段(44) を備えた弾球遊技機において、所定条件の成
立に基づいて前記演出パターン選択手段(39)が前記複数
種類の演出パターンの中から特定の演出パターンを選択
する選択確率を変化させる選択確率変化手段(41)を備え
たことを特徴とする弾球遊技機。 - 【請求項2】 複数種類の前記選択指令信号(C1)〜(C3)
の中の一部の所定の選択指令信号(C3)の発生回数を計数
する計数手段(40)を備え、該計数手段(40)の計数値が所
定値となった場合に前記選択確率変化手段(41)が作動す
るようにしたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊
技機。 - 【請求項3】 複数種類の前記選択指令信号(C1)〜(C3)
の中の一部の所定の選択指令信号(C3)が連続して発生し
た場合にその連続発生回数を計数する計数手段(40)を備
え、該計数手段(40)の計数値が所定値となった場合に前
記選択確率変化手段41が作動するようにしたことを特徴
とする請求項1に記載の弾球遊技機。 - 【請求項4】 変動後の識別情報が特定態様で停止表示
することを条件に、遊技者に有利な遊技状態を発生させ
る遊技状態発生手段(33)を備え、前記特定の演出パター
ンは、前記遊技状態が発生する可能性の高い演出パター
ンであることを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載
の弾球遊技機。 - 【請求項5】 前記選択指令信号(C1)〜(C3)には前記識
別情報のリーチ変動に対応する前記選択指令信号(C1)(C
2)と前記識別情報のリーチ変動なしに対応する前記選択
指令信号(C3)とがあり、前記選択指令信号(C1)(C2)の場
合に前記遊技状態が発生する可能性のある演出パターン
を、前記選択指令信号(C3)の場合に前記遊技状態が発生
する可能性のない演出パターンを前記演出パターン選択
手段(39)が選択するようにしたことを特徴とする請求項
4に記載の弾球遊技機。 - 【請求項6】 前記選択指令信号(C1)〜(C3)を発生させ
る指令信号発生手段(34)を備えた遊技制御基板(25)と、
少なくとも前記演出情報表示制御手段(44)を備えた表示
制御基板(26)とを別々の基板により構成し、前記計数手
段(40)を前記表示制御基板(26)に設けたことを特徴とす
る請求項2〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000172564A JP2001346995A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000172564A JP2001346995A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 弾球遊技機 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005115737A Division JP2005205240A (ja) | 2005-04-13 | 2005-04-13 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001346995A true JP2001346995A (ja) | 2001-12-18 |
Family
ID=18674943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000172564A Pending JP2001346995A (ja) | 2000-06-08 | 2000-06-08 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001346995A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003220223A (ja) * | 2002-01-29 | 2003-08-05 | Fuji Shoji:Kk | 弾球遊技機 |
JP2004016642A (ja) * | 2002-06-19 | 2004-01-22 | Space Life:Kk | 弾球遊技機 |
JP2004135863A (ja) * | 2002-10-17 | 2004-05-13 | Sansei R & D:Kk | 遊技機 |
JP2010115436A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2010115438A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2010115437A (ja) * | 2008-11-14 | 2010-05-27 | Newgin Co Ltd | 遊技機 |
JP2012170586A (ja) * | 2011-02-21 | 2012-09-10 | Sammy Corp | 弾球遊技機 |
-
2000
- 2000-06-08 JP JP2000172564A patent/JP2001346995A/ja active Pending
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