JP2003205100A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2003205100A
JP2003205100A JP2002003329A JP2002003329A JP2003205100A JP 2003205100 A JP2003205100 A JP 2003205100A JP 2002003329 A JP2002003329 A JP 2002003329A JP 2002003329 A JP2002003329 A JP 2002003329A JP 2003205100 A JP2003205100 A JP 2003205100A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 遊技図柄の変動中に発生する保留球の増加に
応じて遊技者への利益供与を増大できるようにするこ
と、弾球遊技機の稼働率を向上できるようにすること。 【解決手段】 特別図柄の変動中に、遊技球が特別図柄
始動手段へ順々に入賞して保留記憶手段の保留球数が増
加する程、報知抽選確率が、10/100→20/100・・のよう
に高くなる。報知抽選C2で報知当たりになった場合、
所定回の特別図柄変動が実行されるまで、或いは保留球
が消化されるまで、報知当たりが抽選され易くなり、そ
の時点における特別図柄変動F1,F2・・・の抽選結
果が抽選情報報知H1,H2・・・により報知される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明はパチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関し、特に
遊技図柄の変動中に発生する保留球の増加に伴って、遊
技者への利益供与を増大させるようにしたものに関す
る。
【0002】
【従来の技術】 従来、第1種のパチンコ機等の弾球遊
技機においては、遊技盤に普通入賞手段に加えて、普通
図柄始動用のゲート手段(通過手段)や特別図柄始動手
段(電動式チューリップ)、1又は複数の普通図柄を変
動表示可能な普通図柄表示手段、複数の特別図柄を変動
表示可能な特別図柄表示手段、更に、アタッカーと呼ば
れる可変入賞手段(開閉式入賞手段)等を備え、遊技者
が発射手段の発射ハンドルを操作することで、球受け皿
に貯留された遊技球が遊技盤の遊技領域に順々に発射さ
れる。
【0003】そして、発射された遊技球が遊技釘や風車
等で落下方向を変えながら落下し、ゲート手段を通過し
た場合、普通図柄表示手段における普通図柄が所定時間
だけ変動し、遊技球のゲート手段への通過時点で抽選さ
れた結果が当たりの場合、その変動後の停止図柄が特別
図柄態様となり、特別図柄始動手段の1対の開閉爪が所
定時間だけ開放されて入賞し易くなる。
【0004】また、発射された遊技球が特別図柄始動手
段に入賞した場合、特別図柄表示手段における複数の特
別図柄が所定変動時間だけ変動し、遊技球の特別図柄始
動手段への入賞時点で抽選された結果が大当たりの場
合、その変動後の停止図柄が特定態様(所謂、「77
7」等の大当たり図柄態様)となり、可変入賞手段が所
定条件に基づいて、設定回数(例えば、16ラウンド)
まで開閉動作を繰り返し、遊技者に有利な利益状態であ
る特別遊技が発生する。
【0005】ところで、普通図柄の変動中にゲート手段
を通過した複数の遊技球を順次検出した場合、或いは、
特別図柄の変動中に特別図柄始動手段に入賞した複数の
遊技球を順次検出した場合には、予め設定された上限保
留個数(例えば、4個)を限度に保留球を夫々記憶し、
図柄変動が終了する毎に、保留球数を1つずつ減らして
消化するようにし、最終的に、保留球が無くなるまで図
柄変動が繰り返して実行される。
【0006】このように、普通図柄や特別図柄の為の最
大保留球数が所定数に設定され、所定の上限保留個数内
で保留記憶による利益が保証される反面、所定数以上の
保留に関しては無効となり、変化に乏しく、遊技者の興
趣に欠けるという問題がある。そのため、遊技者は、遊
技球の発射を中断し、保留球数が最大保留球数よりも少
なくなってから、発射ハンドル操作による遊技球の発射
を再開する遊技者がいる。この場合、パチンコホール側
の収益性が低下するという問題も発生する。
【0007】そこで、最近では、保留球数が最大保留球
数に達するという条件を満たした状態で、図柄始動手段
に入賞した場合には、変動後の停止図柄の如何に関わら
ず、可変入賞手段の開閉板を所定時間に亙って開放する
ようにし、遊技球が入賞し易くしたものや、最大保留球
数以上の無効となる図柄始動手段への入賞回数が所定数
を越えると、払出し遊技球数を増加させたり、何れの大
当たりが発生した場合でも、確変型大当たりにしてあげ
る、といった遊技価値や付加価値を遊技者に付与するよ
うにしたものも提案されている(例えば、特開平10−
52531号公報、特開平11−239638号公報を
参照)。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 このように、従来の
弾球遊技機において、通常遊技中には得られない特別な
遊技価値や付加価値が遊技者に付与されるのは、保留球
数が最大保留球数(例えば、4個)に達するという条件
を満たすこと、或いは最大保留球数以上の無効となる図
柄始動手段への入賞回数が所定数を越えること等を条件
として発生するようになっているため、保留球数が最大
保留球数に達するまでの少ない保留球数状態では、遊技
者に対する遊技価値は何ら供与されず、期待感を十分に
持てないという問題がある。
【0009】本発明の目的は、遊技図柄の変動中に発生
する保留球の増加に応じて遊技者への利益供与を増大で
きるようにすること、弾球遊技機の稼働率を向上できる
ようにすること、等である。
【0010】
【課題を解決するための手段】 本願の弾球遊技機は、
遊技図柄を変動表示可能な図柄表示手段と、球検出手段
の遊技球検出に基づく情報を所定の上限保留球数を限度
として記憶する保留記憶手段と、前記保留記憶手段の記
憶情報に基づいて図柄変動を行わせる保留消化手段と、
図柄表示手段に表示される変動後の停止図柄が特定態様
となった場合に遊技者に有利な利益状態を発生させる利
益状態発生手段とを備えた弾球遊技機において、停止図
柄を特定態様とするか否かを抽選する抽選手段と、抽選
手段の抽選結果に関連する情報を報知する抽選結果報知
手段と、抽選結果報知手段を作動させるか否かを抽選す
る報知選択手段とを備え、報知選択手段における抽選結
果報知手段を作動させる抽選確率を保留記憶手段の記憶
数に応じて異ならせたものである。
【0011】ここで、前記報知選択手段における抽選確
率は、保留記憶手段の保留球数が多くなる程高くなるよ
うに設定してもよい。また、前記抽選結果報知手段は、
報知選択手段が抽選した際に変動表示中の遊技図柄にお
ける変動後の停止図柄が特定態様となるか否か決定した
抽選における抽選結果に関連する情報を報知するように
構成してもよい。
【0012】遊技球が普通図柄始動手段や特別図柄始動
手段等の図柄始動手段で検出された場合、その検出タイ
ミングで停止図柄を特定態様とするか否かが抽選される
とともに、遊技図柄が変動表示される。その図柄変動中
に図柄始動手段で遊技球が検出された場合には、所定の
上限保留球数を限度に保留球として記憶される。変動表
示中の遊技図柄が変動を終了する毎に、順次次の遊技図
柄変動が継続して実行され、記憶保留球数が順々に消化
される。ところで、保留球が発生した場合、特定態様と
するか否かの抽選結果に関連する情報を報知するか否か
抽選され、報知する場合には、その抽選結果に関連する
情報が報知される。
【0013】この抽選結果に関連する情報が、変動表示
中の遊技図柄における変動後の停止図柄が特定態様とな
るか否かを決定した抽選における抽選結果に関連するの
であれば、停止図柄が特定態様となることを変動停止前
の時点で把握でき、遊技者は期待感を持って遊技を行う
ことができる。また、抽選結果を報知するように抽選す
る抽選確率を、保留球数が多くなる程高くなるように異
ならせる場合には、遊技者は図柄始動手段へ数多く入賞
(通過)させようと試みるようになる。それ故、遊技者
が遊技球を発射制限するようなことがなくなり、弾球遊
技機の稼働率が向上する。
【0014】また、前記抽選結果報知手段を作動させる
抽選結果を得た場合、抽選結果報知手段の作動確率を変
動させる作動確率変動手段を備えるように構成してもよ
い。また、前記保留記憶手段に記憶された遊技球に対し
て特定態様とするか否かを判定する保留抽選手段を備え
るように構成してもよい。また、前記抽選手段を備えた
主制御基板と、この主制御基板からの命令信号に基づい
て所定の演出装置を制御する演出制御手段を備えた演出
制御基板とを夫々別々の基板に構成するようにしてもよ
い。また、前記抽選結果報知手段による報知は、演出装
置で行うように構成してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面に基いて説明する。本実施形態は、パチンコホー
ルの島構造体に設置される所謂カード式弾球遊技機と呼
ばれる第1種パチンコ機に本発明を適用した場合の一例
であり、パチンコホールに設けられた島構造体には、そ
の長さ方向に複数のカード式球貸し機1と複数のパチン
コ機2とが交互に配設され、カード式球貸し機1はパチ
ンコ機2に電気的に接続されている。
【0016】図1〜図4に示すように、カード式弾球遊
技機であるパチンコ機2は、矩形枠状の外枠3と、この
外枠3に開閉自在に枢着された前枠4とを有し、カード
式球貸し機1をサンドイッチ状に挟持する状態で、外枠
3が島構造体(図示略)に着脱自在に装着されている。
前枠4には、遊技盤5が裏側から着脱自在に装着され、
遊技盤5の前側に対応させて、窓部6aを有するガラス
扉6と発射用の遊技球を貯留する球受け皿8の前面板
(図示略)とが夫々開閉自在に枢着されている。前枠4
の下部には、球受け皿8から溢流し又は抜き取った遊技
球を貯留する下皿9と、発射手段10の発射ハンドル1
1とが設けられている。
【0017】この発射手段10は、回動操作可能な発射
ハンドル11と、この発射ハンドル11を回動操作した
回動角度に応じた打撃力で打撃槌12により遊技球を発
射させる発射モータ13(図3、図4参照)などを備え
ている。球受け皿8の右部には、カード式球貸し機1に
対する球貸し操作用の操作パネル14が設けられ、この
操作パネル14には、カード残額を3桁の数字で表示す
るカード残額表示部14aと、所定金額分の遊技球の球
貸しを指示する球貸しスイッチ14bと、遊技終了時に
カードの返却を指令する返却スイッチ14cとが設けら
れている。
【0018】図2に示すように、遊技盤5には、金属製
の外レールと内レールとからなるガイドレール15がほ
ぼ環状に設けられ、このガイドレール15の内側の遊技
領域5aには、センターケース25と、そのセンターケ
ース25内に設けられたカラーの液晶ディスプレイ16
(これが演出装置に相当する)と、左右のゲート手段
(通過手段又は作動口)18と、複数の普通入賞手段1
9(この場合、例えば7つ)と、特別図柄始動手段(図
柄始動兼入賞手段)20と、可変入賞手段(開閉式入賞
手段)21等が夫々所定の位置に配設されている。
【0019】各ゲート手段18には遊技球の通過を検出
する球検出手段18aが設けられている。また、複数の
普通入賞手段19の各々にも、遊技球の入賞を検出する
球検出手段19aが設けられている。ここで、入賞手段
18,20が所定の入賞口に相当する。尚、遊技領域5
aには複数の遊技釘や風車等が設けられているが、図示
を省略する。液晶ディスプレイ16は、3つの特別図柄
を変動表示する特別図柄表示手段23として機能すると
ともに、2つの普通図柄を変動表示する普通図柄表示手
段24として機能する図柄表示手段22である。
【0020】また、図柄表示手段22には、各種のキャ
ラクタの動画、吹き出し等の動作を、特別図柄表示手段
23を含む液晶ディスプレイ16の表示画面に背景画像
として演出表示する機能も有する。特別図柄表示手段2
3は、例えば左右方向に並ぶ3個(左、中、右)の図柄
表示部23a〜23cを有し、特別図柄始動手段20に
遊技球が入賞することを条件に、図柄表示部23a〜2
3cに特別図柄が所定時間だけ変動表示(スクロール表
示)する。
【0021】即ち、特別図柄始動手段20に遊技球が入
賞した場合、その入賞タイミングで1つの制御乱数が抽
出され、特別図柄の変動前に大当たりに関して判定さ
れ、各図柄表示部23a〜23cにおいては、所定時間
の変動の後、判定結果に基づいて決定された図柄態様で
停止する。普通図柄表示手段24は、例えば図柄表示手
段22の右下部に、左右方向に並ぶ2個(左、右)の図
柄表示部24a,24bを有し、左右のゲート手段18
の何れかを通過した遊技球が検出されたとき、各図柄表
示部24a,24bに普通図柄を所定時間だけ変動表示
する。
【0022】遊技球が左右何れかのゲート手段18を通
過した場合、その通過タイミングで1つの制御乱数が抽
出され、普通図柄の変動前に当たりに関して判定され、
各図柄表示部24a,24bにおいては、所定時間の変
動表示の後、判定結果に基づいて決定された図柄態様で
停止する。普通図柄表示手段24の変動後に停止した普
通図柄が当たりとなった当たり発生時には、特別図柄始
動手段20に有する1対の開閉爪20aが所定時間だけ
開放されて入賞し易くなる。これも遊技者に有利な利益
状態である。
【0023】特別図柄始動手段20は、開閉自在な左右
1対の開閉爪20a及び遊技球の入賞を検出する球検出
手段20bを備え、図示外のソレノイドを駆動源とする
電動式チューリップと一体的に構成され、遊技球検知手
段として機能するものである。可変入賞手段21は前方
に開放可能な開閉板21aを備え、通常、開閉板21a
は閉じ状態である。しかし、特別図柄表示手段23の変
動後に停止した確定図柄が「777」、「444」等の
特定図柄態様のとき、所謂「大当たり」と称する特別遊
技が開始され、開閉板21aが前方に開放されて遊技者
に有利な状態が発生する。
【0024】この可変入賞手段21の内部に特定入賞領
域21b(所謂、Vゾーン)と普通入賞領域21cとが
設けられ、特定入賞領域21bを遊技球が通過したと
き、特別遊技が継続される。遊技球が特定入賞領域21
bに入賞したことを球検出手段21dで検出可能であ
り、遊技球が普通入賞領域21cに入賞したことを球検
出手段21eで検出可能である。
【0025】ここで、球検出手段18a,20bが、所
定の入賞口18,20への入賞を検出する球検出手段に
相当する。可変入賞手段21の開閉板21aが前方に開
放された後、所定時間(例えば、約30秒間)が経過し
た場合、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞し
た場合に特別遊技が終了する。しかし、開閉板21aが
閉じるに際して遊技球が特定入賞領域21bを通過して
いれば、最大所定ラウンド(例えば16ラウンド)まで
特別遊技を継続でき、遊技者に有利な利益状態が付与さ
れる。
【0026】図3、図4に示すように、前枠4の裏側に
は、遊技盤5を裏側から押さえる裏機構板30が着脱自
在に装着され、この裏機構板30の上側に、基板カバー
31で保護された外部出力基板32と、球タンク33
と、これから延びるタンクレール34とが設けられ、こ
のタンクレール34に接続された払出し手段35が裏機
構板30の側部に設けられ、裏機構板30の下側には払
出し手段35に接続された払出し球誘導路36が設けら
れている。
【0027】払出し手段35から払出された遊技球は払
出し球誘導路36を経由して球受け皿8に払出される。
裏機構板30の略中央部に形成された矩形状開口部30
aには、遊技盤5の裏側に装着された裏カバー37が嵌
合している。裏カバー37の後面に装着された基板ケー
ス38の内部には、主制御基板39が配設され、その前
側には図柄制御基板40が配設されている。そして、液
晶ディスプレイ16はこの図柄制御基板40に電気的に
接続されている。
【0028】主制御基板39の下側で、裏カバー37に
装着された基板ケース41aの内部にランプ制御基板4
2が設けられ、この基板ケース41aに隣接する基板ケ
ース41bの内部にサウンド制御基板43が設けられて
いる。これら基板ケース41a,41bの下側で裏機構
板30に装着された基板ケース44の内部には、電源基
板45と払出し制御基板46が夫々設けられている。
【0029】更に、発射手段10の後側に装着された基
板ケース47の内部には、発射制御基板48が設けられ
ている。これら制御基板39〜40,42〜43,45
〜46,48は夫々独立のプリント基板で構成され、電
源基板45と発射制御基板48を除くその他の制御基板
39,40,42,43,46には、CPUとROM及
びRAM等を有する1チップ集積回路からなるマイクロ
コンピュータ(図示略)が夫々設けられている。
【0030】主制御基板39とその他の制御基板40,
42,43,46とは、複数本の信号線でコネクタを介
して電気的に接続され、主制御基板39から各制御基板
40,42,43,46に、所定の遊技動作を実行させ
る種々の制御コマンドを一方向通信にて送信可能になっ
ている。制御コマンドの一方向通信を採用することで、
普通図柄や特別図柄の図柄停止に関する不正を確実に防
止できるとともに、後述する主制御手段50の制御負荷
を軽減でき、制御コマンドの送信制御を簡単化すること
ができる。
【0031】次に、パチンコ機2の制御装置に予め格納
した複数の制御プログラムを介して達成される種々の機
能について、図5の機能ブロック図により説明する。但
し、これら種々の機能は、前述した各種制御用のマイク
ロコンピュータ及びROMに格納した種々の制御プログ
ラム等により、これらの手段50〜58、61〜66、
70、71、73、75で達成される。
【0032】主制御基板39上に構成された主制御手段
50は、遊技態様や遊技球の挙動に応じた遊技動作の制
御、つまり遊技盤5に設けられた種々の遊技部品20,
21や各種の入賞手段18〜21に設けられた遊技球検
出手段18a,19a,20b,21d,21e等に対
する信号の入出力に関わる遊技盤5の遊技制御を主とし
て司るとともに、後述する表示制御手段60、払出し制
御手段70、ランプ制御手段71、サウンド制御手段7
3等に必要に応じて制御コマンドを送信出力する。
【0033】図柄制御基板40上に構成された表示制御
手段60は、主制御手段50から送信されてくる図柄制
御コマンドに基づいて、各図柄表示部24a,24bの
普通図柄を変動制御し、指示された普通図柄態様を表示
するように変動停止を制御する。表示制御手段60は、
更に、受信した図柄制御コマンドに基づいて、各図柄表
示部23a〜23cの特別図柄を変動制御し、指示され
た特別図柄態様を表示するように変動停止を制御した
り、これら図柄表示部23a〜23cを含む液晶ディス
プレイ16の画面に演出表示させる演出表示制御を実行
する。
【0034】払出し制御基板46上に構成された払出し
制御手段70は、主制御手段50から払出し制御コマン
ドを受信し、払出し手段35による遊技球の払出し制御
を司る。ランプ制御基板42上に構成されたランプ制御
手段71は、主制御手段50からランプ制御コマンドを
受信し、遊技盤5や前枠4等に設けられたエラー表示ラ
ンプ72aや多数の装飾用ランプや演出用ランプ等を含
むランプ群72の点灯制御を司る。
【0035】サウンド制御基板43上に構成されたサウ
ンド制御手段73は、主制御手段50からサウンド制御
コマンドを受信し、球受け皿8の裏側に設けられたスピ
ーカ74を駆動制御してサウンド出力制御を司る。発射
制御基板48上に構成された発射制御手段75は、発射
モータ13を駆動して遊技球の発射制御を司る。ここ
で、外部出力基板32は、特別図柄に関する変動回数や
停止図柄の情報等の種々の遊技情報を、パチンコホール
に設けられた図示しない島コンピュータに送信出力す
る。
【0036】主制御手段50は、特別図柄用の乱数発生
手段51及び乱数抽出手段52と、保留記憶手段53
と、保留消化手段54と、乱数判定手段55と、利益状
態発生手段56と、図柄決定手段57と、コマンド送信
手段58等を備えている。ここで、乱数発生手段51と
乱数抽出手段52と乱数判定手段55等により特別図柄
用の抽選手段が構成されている。
【0037】この主制御手段50には、左右のゲート手
段18の何れかを遊技球が通過することに基づいて普通
図柄に関する抽選を行う普通図柄用抽選手段と、普通図
柄用の保留記憶手段や保留消化手段が別途設けられてい
るが、ここでは、普通図柄に関する抽選手段や保留球の
詳しい説明を省略し、特別図柄用抽選手段について説明
する。
【0038】次に、特別図柄用抽選手段の乱数発生手段
51と乱数抽出手段52について説明する。この乱数発
生手段51は、微小な更新周期(例えば、約2msec)で、
例えば「0〜299」までの制御乱数を繰り返し発生す
る。この乱数発生手段51で発生する複数の制御乱数の
うち、1つの制御乱数(例えば、「17」)だけが、予
め定められた特定乱数である大当たり判定数値として設
定されている。乱数抽出手段52は、特別図柄に関し
て、特別図柄始動手段20に遊技球が入賞したときの1
つの制御乱数を抽出する。
【0039】保留記憶手段53は、図6に示すように、
乱数抽出手段52で制御乱数が抽出される毎に、その制
御乱数を保留球情報として、上限保留個数(4個)を限
度として保留順に記憶する。この場合、特別図柄が変動
していない場合には、保留記憶手段53の制御乱数が直
ぐに保留消化手段54により乱数判定手段55に供給さ
れて記憶した制御乱数を消去する。また、特別図柄が変
動中においても、保留球として抽出順に順々に記憶可能
であり、特別図柄の図柄変動が終了する毎に1つずつデ
クリメントされる。
【0040】保留消化手段54は、後述する特別図柄制
御手段61による特別図柄の図柄変動が終了する毎に、
保留記憶手段53に記憶している最も若い保留順の保留
球に関する制御乱数を乱数判定手段55に供給すること
で、保留球の図柄変動を順々に行わせて、保留球を順次
消化する。乱数判定手段55は、保留消化手段54から
制御乱数が供給されるその都度、特別図柄の変動前の時
点で、特別図柄に関して、その制御乱数について特定乱
数と一致した「大当たり」であるのか、又は「外れ(外
れリーチを含む)」の何れであるかを判定する。
【0041】更に、乱数判定手段55は、確率変動型の
大当たりに関しても判定を行い、確率変動型であると判
定した場合には、当該利益状態である特別遊技が終了し
た後、次回或いは次々回の大当たり迄、或いは所定回数
(例えば、100回)だけ特別図柄が変動する迄、大当
たりとする特定乱数の数を通常のときよりも多くする。
また、乱数判定手段55は、このような確率変動の場合
には、後述する利益状態発生手段56に所定の利益を与
えるように指示する。これも遊技者に有利な利益状態で
ある。
【0042】利益状態発生手段56は、乱数判定手段5
5から大当たりの判定結果を受ける、若しくは、特別図
柄表示手段23の変動後の停止図柄が大当たり図柄とな
ることを条件に、遊技制御に含まれる所定の利益状態発
生ルーチンにより可変入賞手段21の開閉板21aを前
述したように開閉作動させる。更に、利益状態発生手段
56は、乱数判定手段55から前述した確率変動指示を
受けると、普通図柄が「当たり」になることを条件とし
て、特別図柄始動手段20の開閉爪20aを通常時(例
えば、約0.5 秒)よりも長い時間(例えば、約3秒)、
開状態にする等して、遊技球が入り易くなるといった利
益状態を遊技者に与える。
【0043】図柄決定手段57は、乱数判定手段55か
らの判定結果に応じて、所定の抽選プログラムにより、
普通図柄に関して、「当たり」のときには当たり普通図
柄及び当たり普通図柄変動パターンを抽選により決定す
るとともに、「外れ」のときには外れ普通図柄及び外れ
普通図柄変動パターンを抽選により決定する。図柄決定
手段57は、更に、特別図柄に関して、「大当たり」の
ときには大当たりの特別図柄及び大当たり特別図柄変動
パターンを抽選により決定するとともに、「外れ」のと
きには外れ特別図柄及び外れ特別図柄変動パターンを決
定する。
【0044】コマンド送信手段58は、図柄決定手段5
7で決定された変動パターンに基づいて、表示制御手段
60に対して、特別図柄の為の変動パターン番号を指定
する変動パターン指定コードと、停止図柄と、変動停止
コマンドとを図柄変動毎に制御コマンドとして送信出力
するだけでなく、普通図柄の変動パターンについても同
様に、表示制御手段60に対して、変動パターン指定コ
ードを含む種々の制御コマンドを送信する。コマンド送
信手段58は、更に、払出し手段35とランプ制御手段
71とサウンド制御手段73等に対して、必要に応じて
その図柄変動に伴う種々の制御コマンドを送信する。
【0045】表示制御手段60は、特別図柄表示手段2
3を制御する特別図柄制御手段61と、普通図柄表示手
段24を制御する普通図柄制御手段62と、変動パター
ン記憶手段63と、報知選択手段64と、作動確率変動
手段65と、抽選結果報知手段66等を有し、コマンド
送信手段58から送信される図柄制御コマンドを受信
し、受信した図柄制御コマンドを解析する。表示制御手
段60においては、特別図柄制御手段61により各図柄
表示部23a〜23cにおける特別図柄変動が制御さ
れ、普通図柄制御手段62により各図柄表示部24a,
24bにおける普通図柄変動が制御される。
【0046】変動パターン記憶手段63には、普通図柄
や特別図柄に関して、複数の変動パターン番号の各々に
変動内容(変動時間を含む)を対応づけた変動パターン
情報が記憶されている。報知選択手段64は、図7に示
す通常用報知抽選テーブルと、図8に示す高確率用報知
抽選テーブルとが記憶されている。通常用報知抽選テー
ブルには、保留球記憶数が多くなる程抽選確率が高くな
るように設定された通常用抽選確率が各保留球記憶数に
対応させて夫々設定されている。
【0047】高確率用報知抽選テーブルには、抽選手段
による抽選結果の報知を連続的に行うような場合の各保
留球記憶数に対応させた高い抽選確率が夫々設定されて
いる。但し、各保留球記憶数に対応する抽選確率は、通
常時の抽選確率よりも高く設定されている。作動確率変
動手段65は、抽選結果の当否に基づいて、2つの報知
抽選テーブルを択一的に切換えて、抽選結果報知手段6
6の作動確率を変動させる。それ故、抽選結果を報知す
るように抽選結果を得た場合で、作動確率変動手段65
により高確率用報知抽選テーブルが選択された場合に
は、特別図柄始動手段20へ遊技球が入賞した場合の抽
選結果報知が連続し易くなっている。
【0048】次に、このように構成されたパチンコ機2
の作用及びその効果について、図9〜図10に基づいて
説明する。例えば、特別図柄表示手段23の各図柄表示
部23a〜23cにおける特別図柄の変動中に、特別図
柄始動手段20に連続して2個の遊技球が入賞したた
め、保留球数が「2」であって、しかも各遊技球の特別
図柄始動手段20への入賞時に報知抽選された結果、何
れの報知抽選においても「報知外れ」であった場合、こ
の時点での報知抽選確率は「10/100」である。
【0049】今回の特別図柄変動F1は、保留球数
「0」の状態での入賞に対する変動を行っている。この
状態で、特別図柄始動手段20への入賞N1が発生した
場合、この入賞N1の時点における通常用報知抽選テー
ブルを用いた報知抽選C1で「報知外れ」であっても、
保留球数が「3」になって報知抽選確率は「20/100」に
向上している。
【0050】この状態で、入賞N2が発生した場合、こ
の入賞N2の時点における通常用報知抽選テーブルを用
いた報知抽選C2で「報知当たり」の場合、作動確率変
動手段65により、高確率用報知抽選テーブルに切換え
られ、保留球数が「4」になって報知抽選確率は「85/1
00」に向上している。その結果、特別図柄変動F1の途
中において、演出的な抽選情報報知H1が行われる。例
えば、保留球数「0」の入賞時における抽選手段による
抽選で「外れリーチ」が決定している場合、抽選情報報
知H1の最初で、左図柄だけが「7」で停止する頃に、
例えば、図11(a)に示すように、「ハズレ?」が表
示される。
【0051】しかし、その後図11(b)に示すよう
に、中図柄にも「7」が停止する頃に、「リーチ?」が
最終的に表示される。このように、停止図柄が特定態様
となるか否かを決定した抽選で、「外れリーチ」の抽選
結果であれば、停止図柄がリーチ態様であることが文字
表示「リーチ?」により、変動停止前の時点で早期に把
握でき、遊技を安心して行うことができる。そして、抽
選情報報知H1が消えてから、図11(c)に示すよう
に、中図柄が停止し、リーチ態様が確定する。
【0052】ここで、抽選情報報知H1の最初で、抽選
結果を、文字表示「リーチ?」で報知するようにしても
よい。また、報知抽選C2の直後から、抽選情報報知H
1を行うようにしてもよい。更に、これら報知情報を、
変動終了時まで履歴として残すようにしてもよい。ま
た、保留球数「0」の入賞時における抽選手段による抽
選で「外れ」が決定している場合、抽選情報報知H1の
最初において、左図柄だけが「7」で停止する頃に、例
えば図12(a)に示すように、「リーチ?」が表示さ
れる。
【0053】しかし、その後、図12(b)に示すよう
に、中図柄が「5」で停止する頃に、「ハズレ?」が最
終的に表示される。このように、停止図柄が特定態様と
なるか否かを決定した抽選で、「外れ」の抽選結果であ
れば、停止図柄が外れ態様であることが文字表示「ハズ
レ?」により、変動停止前の時点で早期に把握すること
ができる。
【0054】ところで、保留球数「0」の入賞時におけ
る抽選手段による抽選で「大当たり」が決定している場
合、抽選情報報知H1の最初で、左図柄だけが「7」で
停止する頃に、例えば、図13(a)に示すように、
「リーチ?」が表示される。しかし、その後、図13
(b)に示すように、中図柄が「7」で停止する頃に、
「大当たり?」が最終的に表示される。このように、停
止図柄が特定態様となるか否かを決定した抽選で、「大
当たり」の抽選結果であれば、停止図柄が特定態様(大
当たり態様)であることが文字表示「大当たり?」によ
り、変動停止前の時点で早期に把握できる。
【0055】その後、特別図柄変動F1が終了し、これ
に伴って保留球数が1つデクリメントされて「3」とな
り、報知抽選確率は「80/100」になる。しかし、抽選確
率が高い状態が継続しているため、次の特別図柄変動F
2が開始されてから、入賞N3が発生した場合の報知抽
選C3でも「報知当たり」となり易く、保留球数が再度
「4」になって報知抽選確率が「85/100」に向上し、抽
選情報報知H2において、現時点における変動中の特別
図柄の抽選結果が報知される。
【0056】但し、抽選情報報知H2が実行されている
報知期間においては、入賞N4が発生した場合の報知抽
選C4は行われるが、その抽選結果は無効化される。そ
の後、特別図柄始動手段20への入賞Nが発生しない場
合には、特別図柄変動が、F3→F4→F5→F6・・
・と行われる。これに応じて、保留球数も「3」→
「2」→「1」→「0」と1つずつデクリメントされる
とともに、報知抽選確率も、「80/100」→「75/100」→
「70/100」→「10/100」→「 1/100」・・・と変化す
る。
【0057】ここで、特別図柄変動F6が終了した時点
で、保留球数による特別図柄の図柄変動が終了するた
め、作動確率変動手段65により通常用報知抽選テーブ
ルに切換えられ、報知抽選確率は通常の低確率「 1/10
0」が設定される。但し、1変動中に何れの入賞Nもな
い場合には、作動確率変動手段65が通常用報知抽選テ
ーブルに切換えるようにしてもよい。
【0058】このように、保留球数が増加するのに応じ
て抽選結果を報知する抽選確率が高くなるため、遊技者
は特別図柄の変動中に多くの遊技球を特別図柄始動手段
20へ入賞させて、保留球数を増やそうとするので、遊
技者は出来るだけ特別図柄始動手段20へ数多く入賞さ
せるようと試みるようになり、遊技者の期待感を十分に
満たすことができる。それ故、遊技者は遊技球を発射制
限することがなく、弾球遊技機の稼働率が向上し、パチ
ンコホール側の収益性が改善される。
【0059】ここで、主制御手段50に有するマイクロ
コンピュータ及びそのRAMに設けた保留球記憶メモリ
とROMに設けた保留記憶制御プログラムなどから保留
記憶手段53が構成され、そのマイクロコンピュータ及
びそのROMに設けた保留消化制御プログラムなどから
保留消化手段54が構成され、またそのマイクロコンピ
ュータ及びそのROMに設けた乱数判定制御プログラム
などから乱数判定手段55が構成されている。
【0060】図柄制御基板40に有するマイクロコンピ
ュータ及びそのROMに設けた報知選択制御プログラム
及び図7、図8の報知選択テーブルなどから報知選択手
段64が構成され、そのマイクロコンピュータ及びその
ROMに設けた作動確率変動制御プログラムなどから作
動確率変動手段65が構成され、またそのマイクロコン
ピュータ及びそのROMに設けた抽選結果報知制御プロ
グラムなどから抽選結果報知手段66が構成されてい
る。
【0061】前記実施形態の変更形態について説明す
る。 1〕保留記憶手段53に記憶された遊技球に対して特定
態様とするか否かを、入賞の時点で抽選する保留抽選手
段を主制御手段50に設け、図14〜図15に示すよう
に、遊技球の特別図柄始動手段20への入賞に伴って保
留抽選手段により抽選した抽選結果が特定態様の場合に
は、その遊技球に先行して保留された遊技球に基づく図
柄変動時に、抽選結果を夫々報知するようにしてもよ
い。
【0062】この場合、特別図柄始動手段20への入賞
N11,N12及び報知抽選C11,C12は前記実施
形態の入賞N1,N2及び報知抽選C1,C2と同様で
あり、その説明を省略する。
【0063】入賞N13が発生した場合に、この入賞N
13時点により第4保留球に相当する遊技球の制御乱数
が「17」であって、保留抽選手段による判定で大当た
りの場合で、しかも報知抽選C13で「報知当たり」と
なった場合には、何れの入賞Nが発生しなくても、その
第4保留球に先行して保留された第1〜第3保留球(遊
技球)の特別図柄変動F13〜F15及び第4保留球の
特別図柄変動F16に際して、抽選情報報知H13〜H
16が夫々実行される。
【0064】例えば、第1保留球に関する特別図柄変動
F13における抽選情報報知H13においては、図16
(a)に示すように、第1保留球の抽選結果が「外れ」
の場合には、「23?」から外れ図柄態様「235」で
停止するまで、例えば、キャラクタ「太陽」が1つだけ
上下に揺れながら図柄表示手段22を移動する。
【0065】次の第2保留球に関する特別図柄変動F1
4における抽選情報報知H14においては、図16
(b)に示すように、第2保留球の抽選結果も「外れ」
の場合には、「33?」から外れ図柄態様「335」で
停止するまで、例えば、2つのキャラクタ「太陽」が上
下に揺れながら図柄表示手段22を移動する。次の第3
保留球に関する特別図柄変動F15における抽選情報報
知H15においては、図16(c)に示すように、第3
保留球の抽選結果も「外れ」の場合には、「75?」か
ら外れ図柄態様「751」で停止するまで、例えば、3
つのキャラクタ「太陽」が上下に揺れながら図柄表示手
段22に表示される。
【0066】そして、大当たり抽選された次の第4保留
球に関する特別図柄変動F16における抽選情報報知H
16においては、図16(d)に示すように、「大当た
り?」が表示された状態で、「77?」から大当たり図
柄態様「777」で停止する。それ故、遊技者は、図1
6(a)に示す1つの「太陽」が表示される時点から、
ドキドキするようになり、3つの「太陽」や「大当たり
?」が表示される頃には、本当に大当たりするような確
信が持てるようになり、十分な演出効果を発揮すること
ができ、遊技者の興趣を十分に煽ることができる。
【0067】2〕図9〜図10に示す入賞N3による報
知抽選で「報知当たり」が出た場合、保留球の全てが消
化された以降も、所定回数に亙って特別図柄が変動する
までは報知し易くするようにしてもよい。例えば、10
回、15回又は50回等の間は、高確率用報知抽選テー
ブルを使用するようにしてもよい。この場合、遊技者の
期待感を十分に満たすことができる。 3〕抽選手段による抽選結果を、図柄表示手段22に表
示する背景画像の色を異ならせたり、登場させるキャラ
クタの動きや仕種を変更する等して報知するようにして
もよい。
【0068】4〕抽選結果で大当たりが発生する可能性
を、文字以外に、レベルメータを用いて報知したり、パ
ーセントにより報知するようにしてもよい。 5〕抽選手段による抽選結果を、ランプ制御手段71に
よるランプ群72の何れの表示ランプにより演出表示す
るようにしてもよい。この場合、表示ランプの発光態様
を変化させたり、また発光させる表示ランプを異ならせ
ることで、視覚的に抽選手段による抽選結果が分かる。
【0069】6〕抽選手段による抽選結果を、サウンド
制御手段73によるスピーカ74からの効果音により演
出表示するようにしてもよい。この場合には、「大当た
り」や「ハズレ」を音声で報知したり、効果音の音程を
高く又は低く変化させるようにして報知することで、聴
覚的に抽選手段による抽選結果が分かる。
【0070】7〕前述した実施形態では、主に特別図柄
の変動中に発生する保留球について説明したが、普通図
柄の変動中に発生する保留球についても同様に、普通図
柄用の抽選手段による抽選結果を、表示制御手段60に
表示したり、表示ランプの点滅により報知したり、或い
はスピーカ74からの効果音で報知するようにしてもよ
い。
【0071】8〕主制御手段50を構成する主制御基板
39と、表示制御手段60を構成する図柄制御基板40
と、それ以外のランプ制御手段71とサウンド制御手段
73等の複数の副制御手段を構成する1つの副制御基板
とを設けた種々の弾球遊技機にも本発明を適用すること
が可能である。 9〕主制御手段50を構成する主制御基板39と、主制
御手段50以外の表示制御手段60とランプ制御手段7
1とサウンド制御手段73等の複数の副制御手段を構成
する1つの副制御基板とを設けた種々の弾球遊技機にも
本発明を適用することが可能である。
【0072】10〕前述した保留抽選手段を、これら表
示制御手段60とランプ制御手段71とサウンド制御手
段73等の複数の副制御手段を構成する複数の制御基板
の何れかに設けるようにしてもよい。 11〕大当たりの保留球を保留記憶手段53に記憶した
場合の報知抽選確率を、ハズレを記憶した場合の報知抽
選確率よりも高くするようにしてもよい。 12〕本発明は、以上説明した実施形態に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更
を付加し、更に、パチンコ機に限らず、遊技球やコイン
等の各種の遊技媒体を用いるアレンジボール機、雀球遊
技機等、種々の弾球遊技機に本発明を適用することが可
能である。
【0073】
【発明の効果】 本願の発明によれば、遊技図柄の変動
中に遊技球が図柄始動手段で検出された場合に、所定の
上限保留球数を限度に保留球として記憶され、その保留
球の記憶数に応じて抽選結果を報知するように抽選する
抽選確率が異なるので、特に保留球数が多くなる程その
抽選確率を高くするような場合、遊技者は図柄始動手段
へ数多く入賞(通過)させるようと試みるようになり、
遊技者の期待感を十分に満たすことができる。それ故、
遊技者は遊技球を発射制限するようなことがなくなり、
弾球遊技機の稼働率が向上する。また、それに伴い、パ
チンコホール側の収益性を確保することができる。
【0074】また、前記抽選結果報知手段は、報知選択
手段が抽選した際に変動表示中の遊技図柄における変動
後の停止図柄が特定態様となるか否か決定した抽選にお
ける抽選結果に関連する情報を報知するように構成して
もよい。この場合、報知される抽選結果に関連する情報
により、停止図柄が特定態様となることを変動停止前の
時点で把握でき、遊技を安心して行うことができる。
【0075】また、前記抽選結果報知手段を作動させる
抽選結果を得た場合、抽選結果報知手段の作動確率を変
動させる作動確率変動手段を備えるように構成してもよ
い。この場合、抽選結果報知手段により抽選結果の報知
が決定した場合には、抽選結果に関連する情報の報知
が、保留球の消化期間だけでなく、保留球の消化完了後
にまで及んで行われるようになり、遊技者への報知期間
を長期化させることも可能である。
【0076】また、前記保留記憶手段に記憶された遊技
球に対して特定態様であるか否かを判定する保留判定手
段を備えるように構成してもよい。この場合、保留記憶
手段に保留する何れかの遊技球に対して保留判定手段に
より特定態様とする判定結果が出た場合には、遊技球に
先行して保留された遊技球に基づく図柄変動時に、抽選
結果報知手段が作動して、特定態様である大当たりが発
生する以前から判定結果が報知されるため、大当たりを
予告する演出効果を高めることができる。
【0077】また、前記抽選手段を備えた主制御基板
と、この主制御基板からの命令信号に基づいて所定の演
出装置を制御する演出制御手段を備えた演出制御基板と
を夫々別々の基板に構成するようにしてもよい。この場
合、主制御基板と演出制御基板を配置する設計上の自由
度を拡大することができる。
【0078】また、前記抽選結果報知手段による報知
は、演出装置で行うように構成してもよい。この場合、
演出装置がディスプレイ画面の場合には文字や記号やキ
ャラクタ等で抽選結果を報知でき、演出装置が表示ラン
プの場合にはランプの発光色や点滅速度等により抽選結
果を視覚的に報知でき、また演出装置がスピーカの場合
には各種の音や音声等により抽選結果を聴覚的に報知で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るパチンコ機(弾球遊技
機)の斜視図である。
【図2】パチンコ機の遊技盤の正面図である。
【図3】パチンコ機の背面図である。
【図4】パチンコ機の側面図である。
【図5】パチンコ機の制御系の機能ブロック図である。
【図6】保留記憶手段の記憶内容を示す図表である。
【図7】通常用報知抽選テーブルの記憶内容を示す図表
である。
【図8】高確率用報知抽選テーブルの記憶内容を示す図
表である。
【図9】保留球消化と抽選情報報知を説明するタイムチ
ャートの一部である。
【図10】保留球消化と抽選情報報知を説明するタイム
チャートの残部である。
【図11】(a)はハズレの演出表示であり、(b)と
(c)はリーチの抽選結果表示である。
【図12】(a)はリーチの演出表示であり、(b)と
(c)はハズレの抽選結果表示である。
【図13】(a)はリーチの演出表示であり、(b)は
(c)は大当たりの抽選結果表示である。
【図14】変更形態に係る図9相当図である。
【図15】変更形態に係る図10相当図である。
【図16】(a)は第1保留球消化時の演出表示であ
り、(b)は第2保留球消化時の演出表示であり、
(c)は第3保留球消化時の演出表示であり、(d)は
大当たり保留球消化時の抽選情報表示である。
【符号の説明】
2 パチンコ機(弾球遊技機) 16 液晶ディスプレイ 18 ゲート手段 18a 球検出手段 20 特別図柄始動手段 20b 球検出手段 22 図柄表示手段 39 主制御基板 42 ランプ制御基板 43 サウンド制御基板 51 乱数発生手段 52 乱数抽出手段 53 保留記憶手段 54 保留消化手段 56 利益状態発生手段 64 報知選択手段 65 作動確率変動手段 66 抽選結果報知手段 71 ランプ制御手段 72 ランプ群 73 サウンド制御手段 74 スピーカ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技図柄を変動表示可能な図柄表示手段
    (22)と、球検出手段(18a,20b) の遊技球検出に基づく情
    報を所定の上限保留球数を限度として記憶する保留記憶
    手段(53)と、前記保留記憶手段(53)の記憶情報に基づい
    て図柄変動を行わせる保留消化手段(54)と、図柄表示手
    段(22)に表示される変動後の停止図柄が特定態様となっ
    た場合に遊技者に有利な利益状態を発生させる利益状態
    発生手段(56)とを備えた弾球遊技機において、 前記停止図柄を特定態様とするか否かを抽選する抽選手
    段(51,52,55)と、 前記抽選手段(51,52,55)の抽選結果に関連する情報を報
    知する抽選結果報知手段(65)と、 前記抽選結果報知手段(65)を作動させるか否かを抽選す
    る報知選択手段(64)とを備え、 前記報知選択手段(64)における抽選結果報知手段(65)を
    作動させる抽選確率を保留記憶手段(53)の記憶数に応じ
    て異ならせたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記報知選択手段(64)における前記抽選
    確率は、前記保留記憶手段(53)の保留球数が多くなる程
    高くなるように設定されたことを特徴とする請求項1に
    記載の弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記抽選結果報知手段(65)は、前記報知
    選択手段(64)が抽選した際に変動表示中の遊技図柄にお
    ける変動後の停止図柄が特定態様となるか否か決定した
    抽選における抽選結果に関連する情報を報知することを
    特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記抽選結果報知手段(65)を作動させる
    抽選結果を得た場合、前記抽選結果報知手段(65)の作動
    確率を変動させる作動確率変動手段(65)を備えたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記保留記憶手段(53)に記憶された遊技
    球に対して特定態様とするか否かを判定する保留抽選手
    段を備えたことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記
    載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記抽選手段(51,52,55)を備えた主制御
    基板(39)と、この主制御基板(39)からの命令信号に基づ
    いて所定の演出装置(16,72,74)を制御する演出制御手段
    (60,71,73)を備えた演出制御基板(40,42,43)とを夫々別
    々の基板に構成したことを特徴とする請求項1又は2に
    記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記抽選結果報知手段(65)による報知
    は、前記演出装置(16,72,74)で行うことを特徴とする請
    求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
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