JP2002126255A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002126255A
JP2002126255A JP2000325831A JP2000325831A JP2002126255A JP 2002126255 A JP2002126255 A JP 2002126255A JP 2000325831 A JP2000325831 A JP 2000325831A JP 2000325831 A JP2000325831 A JP 2000325831A JP 2002126255 A JP2002126255 A JP 2002126255A
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Akira Sasa
亮 佐々
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リーチ図柄を遊技者に容易に認識させること
ができるとともに、表示領域を有効に活用し遊技者の期
待感を高める図柄演出を行うことができるパチンコ機を
提供する。 【解決手段】 可変表示器6に設けられた三つの表示部
に変動表示される図柄のうち、二つの表示部の図柄が同
一の図柄で停止表示された、いわゆるリーチ状態の発生
に伴なって、リーチ状態を構成する停止表示された二つ
のリーチ図柄を、異なる一つのリーチ図柄60に置き換
えて集約表示する。集約表示された異なるリーチ図柄6
0の表示部51をリーチ状態を構成していた二つのリー
チ図柄の表示部よりも小さく表示することにより、リー
チ状態を演出する表示部を大きく確保することができ、
演出キャラクタ61等を表示し遊技者の期待感を高める
図柄演出を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可変表示装置を備
えたパチンコ機、特に、可変表示装置の図柄変動に基づ
いて発生したリーチ状態の図柄を変化させて表示させ得
るパチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の可変表示装置を備えたパチンコ機
としては、遊技球が始動入賞口(始動入賞装置)へ入賞
することによって、可変表示装置に表示されている数字
あるいは絵柄(以下、これらを図柄という)が変動表示
を開始して、所定時間後に予め定められた特定の図柄等
が停止表示すると大入賞口が開放状態(大当たり状態)
となり、短時間で多くの賞球を得ることができ、遊技者
にとって有利な遊技状態が発生するといったものが一般
的である。従って、遊技者にとっては、遊技球が始動入
賞口へ入賞して図柄の変動表示が開始されることが、大
当たり状態への期待を高める一つの要因となる。また、
可変表示装置の図柄変動においては、この大当たり状態
が発生する前段階で、三つの変動図柄の内、二つが同じ
図柄で停止表示され、残りの一つが変動表示を継続して
いる状態、いわゆるリーチ状態が発生する。このリーチ
状態は、遊技者にとって、大当たり状態の発生する期待
が大きく高まる遊技状態であり、リーチ状態の発生の有
無は、遊技者の遊技意欲を大きく左右する一つの要因と
なっている。そして、遊技者の大当たりに対する期待感
をさらに高めるため、三つの変動図柄の内の最後に停止
表示される図柄の変動速度を変化させたり、図柄の背景
にキャラクタを表示させたりしている。
【0003】この他、リーチ状態の発生に伴なって遊技
者の大当たりに対する期待感を高める手段としては、特
開平10−263155号公報において、リーチ状態を
構成する停止した二つのリーチ図柄を移動もしくは縮小
させ、空いた表示領域にリーチ状態を演出する図柄を表
示させ、限られた表示領域を有効に利用してリーチ状態
の演出効果を高めるといった内容のパチンコ機が提案さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した機
能を有するパチンコ機においては、停止した二つのリー
チ図柄を移動させた場合、それらの図柄は一部が重なり
合って配置されるため一方の図柄の一部が覆い隠され、
停止したリーチ図柄の種類を容易に認識できないという
不具合があった。また、最後に停止表示される図柄の変
動表示によっても、その変動図柄が移動させたリーチ図
柄の一部に重なり、リーチ図柄が覆い隠されて同じよう
な不具合があった。更に、リーチ図柄を移動させ二つの
図柄を完全に重ね合わせて配置し表示させた場合には、
その図柄がリーチ状態を表示している図柄なのか否かを
遊技者は容易に認識できず、遊技内容に支障をきたすと
いった不具合もあった。また更に、停止したリーチ図柄
を縮小させて表示させる場合には、上述の移動させて表
示する場合に比較してさらに図柄の内容が認識しにくく
なるという不具合があった。
【0005】そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなさ
れたものであり、リーチ状態を表示する図柄の内容を遊
技者に容易に認識させることができるとともに、表示領
域を有効に活用して、大当たりに対する遊技者の期待感
を高める図柄演出を行うことができるパチンコ機の提供
を目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、遊技盤に配設された始動入
賞装置への遊技球の入賞に基づいて、複数列に配列され
た表示部を有する表示領域の、それぞれの表示部に複数
種の図柄を変動表示させ、所定の時間後に前記複数種の
図柄の中から選択した図柄をそれぞれの表示部に停止表
示し、その停止表示された図柄の組み合わせが、予め定
められた特定の図柄の組み合わせである場合に、遊技者
にとって有利な特別遊技状態を発生させるパチンコ機に
おいて、前記複数の表示部のうち残り一つの表示部の図
柄が、所定の図柄で停止表示したときに前記特定の図柄
の組み合わせとなるリーチ状態の発生に伴なって、該リ
ーチ状態を構成する複数のリーチ図柄が一つの図柄に集
約表示されるとともに、該集約表示された図柄は前記リ
ーチ状態を構成していたリーチ図柄とは異なるリーチ図
柄に置き換えられて表示されることを特徴とするもので
ある。
【0007】リーチ状態を構成する停止表示された複数
の図柄が、一つの新たな(異なる)リーチ図柄に置き換
えられて表示され、新たなリーチ図柄以外の表示領域に
はリーチ状態の発生を演出する図柄が表示されて、遊技
者の大当たりの発生に対する期待感を高める。ここで、
図柄の停止表示とは、図柄が表示部に完全に停止する状
態を表す他、図柄が略一定の位置において小さな振幅で
ゆれを有している状態、いわゆるゆれ変動状態、あるい
は仮停止状態をも表している。また、遊技者にとって有
利な特別遊技状態とは、特定の組合わせ図柄の停止表示
に基づいて、遊技球の入賞しにくいあるいは入賞しない
状態(閉状態)の入賞口が、入賞し易い状態(開状態)
に変化し、短時間で多くの遊技球(賞球)を得ることが
可能な遊技状態のことをいう。
【0008】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の発明において、前記集約表示された異なるリーチ
図柄は、前記複数のリーチ図柄が表示されていた表示領
域よりも小さい表示領域に表示されることを特徴とする
ものである。
【0009】また、請求項3に係る発明は、請求項1ま
たは2に記載の発明において、前記集約表示された異な
るリーチ図柄の大きさは、前記複数のリーチ図柄の大き
さよりも小さく表示されることを特徴とするものであ
る。
【0010】新たな(異なる)リーチ図柄を、リーチ状
態を構成していた複数のリーチ図柄の表示領域よりも小
さい表示領域に表示することにより、残りの表示領域に
変動表示中の図柄およびリーチ状態を演出する図柄を大
きく表示することができ、演出効果を高める。
【0011】また、請求項4に係る発明は、請求項1か
ら3のいずれかに記載の発明において、前記集約表示さ
れた異なるリーチ図柄は、前記複数のリーチ図柄とは異
なる色彩を有していることを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るパチンコ機の
実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は、パ
チンコ機の遊技盤1の一形態を示す正面図である。この
パチンコ機の基本的な動作は、遊技球が所定の入賞口
(入賞装置)へ入賞することに基づいて、表示装置の表
示領域に表示されている図柄(数字や絵柄等)が所定時
間変動表示を開始し、特定の図柄で停止表示すると大入
賞口が開放して、短時間で多くの賞球を得ることが可能
となり、遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり状態)
が発生するという遊技内容のものである。
【0013】図に示すように、遊技盤1には、ハンドル
(図示省略)操作によって発射装置から打出された遊技
球を誘導する略円弧状の外レール2a及び内レール2b
が設けられ、この二つのレール2aと2bによって囲ま
れた部分が遊技領域3を形成している。遊技盤1(遊技
領域3)のほぼ中央には可変表示装置5が設けられ、こ
の可変表示装置5には、図柄の変動表示が行われる可変
表示器6が設けられている。可変表示器6の表示領域に
は、左、中、右の三つの表示部が設けられ、それらの表
示部には、複数の図柄が独立して変動表示、および停止
表示される。そして、この可変表示器6に図柄の変動表
示動作が開始され、三つの表示部の図柄の内、先に停止
表示された二つの表示部の図柄が同じ図柄の状態、いわ
ゆるリーチ状態の発生に基づいて、二つの表示部の同じ
図柄が一つの表示部にそのリーチ状態の図柄とは異なる
リーチ図柄によって置き換えられ表示される(後述す
る)。
【0014】また、可変表示装置5の上部には、LED
15(4個)が設けられ、このLED15の点灯されて
いる数によって、可変表示器6が変動表示を行う保留回
数が表示される。可変表示装置5の下側には始動入賞口
(始動入賞装置)9が設けられ、始動入賞口9の下側に
は、可変表示器6に特定の図柄が停止表示したときに継
続して開放状態となる大入賞口10が設けられている。
また、大入賞口10の内部には、V入賞ゾーン16が設
けられており、大当たり状態の発生中に大入賞口10に
入賞した遊技球がこのV入賞ゾーン16を通過すると、
開放状態が終了し閉状態となった大入賞口10が再度開
放状態となる。大入賞口10の左右両側には、一般入賞
口11が設けられ、大入賞口10の下側には、はずれ球
を回収するアウト口12が設けられている。また、可変
表示装置5の左右両側には、接触することで遊技球の方
向及び速度を変化させる風車13が設けられている。
【0015】尚、この実施例では、可変表示器6のそれ
ぞれの表示領域に停止表示された三つの図柄の組合せ
が、特定の組合せの場合(例えば、同一の図柄が三つ揃
って停止表示された場合)に、大当たり状態となって大
入賞口10が開放状態となり、遊技者にとって有利な遊
技状態を発生させる機能を有するパチンコ機について示
しているが、この形態のパチンコ機に限定されるもので
はなく、その他、遊技者にとって有利な遊技状態を発生
させる機能として、所定条件に基づいて大当たり状態の
発生する確率が上昇する確率変動機能、あるいは可変表
示器6とは別個に図柄の変動表示動作を実行する、例え
ば普通図柄表示器を備え時間短縮機能等を有するパチン
コ機であってもよい。
【0016】次に、本発明に係るパチンコ機の制御装置
について、図2に示すブロック図を基に説明する。本パ
チンコ機の遊技の制御は、ROM21、RAM22等を
含む中央処理装置(CPU)20によって実行される。
ROM21にはCPU20の制御情報が保持され、ま
た、RAM22はCPU20の制御情報の書込み/消去
作業をする領域として使用されている。CPU20に
は、リセット回路30と、電源回路31が接続され、電
源投入時にリセット回路30からCPU20へリセット
信号が送信され、CPU20はこのリセット信号をトリ
ガとして初期状態から動作を開始する。
【0017】また、CPU20には、図柄始動スイッチ
23と、カウントスイッチ24と、継続スイッチ25が
入力ポート33を介して接続されている。図柄始動スイ
ッチ23は、始動入賞口9内に設けられ、始動入賞口9
ヘの遊技球の入賞を検出し、図柄の変動開始信号を発生
する。カウントスイッチ24は、大当たり状態が発生し
て大入賞口10が開放状態となったときに、大入賞口1
0に入賞した遊技球の数を検出して、その検出信号を発
生する。継続スイッチ25は、大入賞口10に入賞した
遊技球が、大入賞口10の開放状態を継続するためのV
入賞ゾーン16を通過したか否かを検出し、その検出信
号を発生する。そして、それぞれのスイッチで発生され
た信号がCPU20に入力される。
【0018】また、CPU20には、表示灯制御装置2
6と、音声制御装置27と、大入賞口用ソレノイド28
と、賞球払出制御装置29と、図柄表示制御装置40が
出力ポート35を介して接続され、CPU20からそれ
ぞれの制御信号が送信されている。表示灯制御装置26
へは、遊技盤1上に設けられている表示灯、例えば、大
当たり状態の発生を報知するための表示灯、図柄の変動
表示が発生していることを報知するための表示灯等を制
御する信号が送信される。音声制御装置27へは、遊技
中の効果音を出力するスピーカを制御するための信号が
送信される。大入賞口用ソレノイド28へは、大当たり
状態が発生したときに大入賞口10の開閉を制御する信
号が送信される。賞球払出制御装置29へは、遊技球が
どの入賞口へ入賞したかを区別する信号、即ち、遊技者
に払出される賞球数を制御する信号が送信される。
【0019】そして、図柄表示制御装置40へは、可変
表示装置5の図柄の変動表示を制御するために設けられ
ている、CPU41を制御する信号が送信される。CP
U41はROM42、RAM48を備え、ROM42に
は可変表示装置5の可変表示器6に変動表示される各種
図柄データ(装飾キャラクタデータ43〜演出キャラク
タデータ47)が保持され(後述する)、また、RAM
48は可変表示器6に変動表示される各種図柄データを
書込み/消去作業する領域として使用されている。
【0020】次に、本発明に係るパチンコ機の遊技動作
を図3から図6に従って説明する。図3から図6は、可
変表示器6に表示される一連の図柄変動を示している。
遊技者のハンドル操作によって発射装置から発射された
遊技球が始動入賞口9に入賞すると、始動入賞口9内に
設けられた図柄始動スイッチ23によってその入賞が検
出され、可変表示器6の表示図柄の変動表示が開始され
る。図3は、可変表示器6に変動表示される図柄の一形
態を示すものである。可変表示器6の表示領域は、第一
図柄表示部51、第二図柄表示部52、第三図柄表示部
53の三つの表示部から構成され(以下、単に表示部5
1、表示部52、表示部53という)、各表示部の図柄
は独立して制御されている。即ち、各表示部51、5
2、53は、遊技球の始動入賞口9への入賞に基づいて
略同時に図柄の変動表示を開始するが、各表示部の制御
は別個に行われており、それぞれ独立した変動表示およ
び停止表示が行われる。
【0021】表示部51、52、53にはそれぞれ複数
種類の図柄が変動表示され、例えば、その変動表示は各
表示部51、52、53に示す矢印の方向へ図柄の表示
位置を順次変化させることによって行われる。それぞれ
の図柄は、装飾キャラクタ54とその識別符号55とか
ら構成されており、それらのデータはCPU41に備え
られたROM42内に記憶され、装飾キャラクタ54は
ROM42の装飾キャラクタデータ43から読み出さ
れ、識別符号55はROM42の識別符号データ44か
ら読み出され各表示部に表示される。
【0022】所定時間の変動表示動作の後、各表示部5
1、52、53にはそれぞれ独立した図柄の停止表示が
行われる。CPU41によって各表示部の独立した制御
が行なわれているため、停止表示される表示部の順番お
よび停止遅延タイミング等は任意に設定可能である。こ
の実施例においては、表示部51、表示部52、表示部
53の順番に所定の遅延時間を持たせて停止表示される
場合について説明する。図4は、可変表示器6の三つの
表示部51、52、53の変動図柄の内、表示部51と
表示部52の二つの図柄が停止表示された状態を表す図
である。また、表示部53は継続して図柄が変動表示さ
れている状態を表している。
【0023】図に示すように可変表示器6は、二つの表
示部51、52に同一種類の図柄(以下、セブン図柄と
もいう)が停止表示され、継続して変動表示されている
(残り一つの)表示部53の図柄がセブン図柄で停止表
示されたとき、同一の図柄が三つ揃った特定の図柄の組
合わせとなり、大当たり状態の発生する、いわゆるリー
チ状態を形成している。
【0024】このリーチ状態の発生に基づいて、リーチ
状態を構成する停止表示された図柄の集約表示が行われ
る。図5は、集約表示される過程の図柄の一形態を表す
図である。リーチ状態を構成する表示部51および表示
部52のセブン図柄は、リーチ状態の発生に基づいてそ
れぞれの停止表示されている位置を互いに近づく方向に
変化させ、図柄の一部が重なり合うまでその位置を移動
させる。このときの移動間の表示図柄は、表示部51と
表示部52を足し合わせた表示領域(表示部57)に表
示され、装飾キャラクタ54と識別符号55とから構成
されている図柄(セブン図柄)と同一の図柄が使用され
て表示される。そして、そのセブン図柄のデータは、C
PU41に備えられたROM42に記憶されており、C
PU41の制御によって装飾キャラクタ54のデータは
ROM42の装飾キャラクタデータ43から読み出さ
れ、識別符号55のデータはROM42の識別符号デー
タ44から読み出され表示部57に表示される。
【0025】また、リーチ状態の発生に基づいて表示位
置を移動させる上記図柄の位置変化は、単純に双方が直
線的に近づく移動の形態、双方が不規則にその位置を変
化させながら近づく移動の形態等に設定可能であるが、
遊技者に対しリーチ状態の発生を容易に認識させること
ができ、且つ、大当たりへの期待感を高めるものである
ことが望ましい。尚、この遊技動作中も表示部53の図
柄は継続して変動表示されている。
【0026】上述するような、リーチ状態を構成する図
柄の位置変化表示が行われた後、そのリーチ図柄の集約
表示が行われ、リーチ状態を構成していたリーチ図柄は
異なるリーチ図柄によって置き換え表示される。図6
は、異なるリーチ図柄による置き換え表示の一形態を表
す図である。
【0027】表示部57に表示された二つのセブン図柄
は、装飾キャラクタ59と識別符号55とから構成され
るリーチ図柄60に置き換えられて表示される。即ち、
表示部51と表示部52に同一の図柄が停止表示されリ
ーチ状態が発生し(図4の状態)、そのリーチ状態を構
成していた図柄(二つのセブン図柄)が、装飾キャラク
タ54とは異なる装飾キャラクタ59と、セブン図柄を
構成する識別符号と同一の識別符号55とによって構成
される、セブン図柄とは異なる一つのリーチ図柄60に
置き換えられて集約表示される。集約表示されたリーチ
図柄60の大きさは、二つのセブン図柄を足し合わせた
図柄の大きさよりも小さく表示され、また、その形状
は、セブン図柄とは異なる形状の図柄によって表示され
る。具体的には、装飾キャラクタ59は装飾キャラクタ
54と比較して、図柄を構成する小さな円の数が多い形
状となっている。
【0028】また、この場合、装飾キャラクタ59は装
飾キャラクタ54とは異なる色彩を有するものであって
もよい。色彩を変化させることにより遊技者は、集約表
示された図柄を容易に認識することができる。即ち、置
き換えられる装飾キャラクタ59は装飾キャラクタ54
と同一のものではないが、類似性を有するものであり、
遊技者に集約表示された図柄であることを容易に認識さ
せることができるものであればよい。このリーチ図柄6
0のデータは、CPU41に備えられたROM42に記
憶されており、CPU41の制御によりROM42のリ
ーチ図柄データ46から読み出されて表示される。
【0029】また、リーチ図柄60は、可変表示器6の
表示部51に停止表示される。尚、このリーチ図柄60
が表示される表示領域は、表示部51に限定されるもの
ではなく、セブン図柄が表示されていた表示部51と表
示部52とを足し合わせた表示領域(図5では、表示部
57)よりも小さい表示部であって、リーチ図柄60を
表示したときにその図柄の識別が遊技者に容易に行うこ
とができる大きさの表示部であればよい。
【0030】可変表示器6の表示領域の内、リーチ図柄
60を表示した表示部51以外の表示領域である表示部
58は、リーチ状態を演出するための表示領域として使
用される。表示部58には、継続して変動表示されてい
る変動図柄が表示されるとともに、リーチ状態を演出し
大当たりへの期待感を高める演出キャラクタ61が表示
される。演出キャラクタ61のデータは、CPU41に
備えられたROM42に記憶され、CPU41の制御に
よってROM42の演出キャラクタデータ47から読み
出され表示される。尚、遊技者の大当たりへの期待感を
より高めるために、演出キャラクタ61に動きを持たせ
てもよい。また、演出キャラクタ61の動き方によって
大当たりの発生確率を変化させたり、大当たりの発生す
る確率の高低により表示する演出キャラクタ61の種類
を変化させてもよい。
【0031】表示部58に変動表示されている図柄は、
所定時間の経過後に停止表示され、その停止図柄がリー
チ図柄60と同種類の図柄であるときは、特定の組合わ
せ図柄状態、即ち、大当たり発生状態となり、大入賞口
10が開放し遊技者にとって有利な遊技状態が発生す
る。但し、正確には、特定の組合せ図柄状態において
は、リーチ図柄60を構成する識別符号55と、表示部
58に停止表示される図柄の識別符号55とは同一のも
のとなるが、リーチ図柄60の装飾キャラクタ59は、
上述した置き換え表示がされているため、表示部58の
装飾キャラクタ54とは同一キャラクタとならない。つ
まり、この実施の形態においては、表示部58にセブン
図柄が停止表示されたときに大当たりの発生状態となる
が、このときの表示部51の装飾キャラクタ59とセブ
ン図柄の装飾キャラクタ54とは同一のキャラクタでは
ない。
【0032】
【発明の効果】本発明に係るパチンコ機によれば、リー
チ状態の発生に基づいて停止表示されたリーチ図柄を集
約表示させることにより、図柄の表示態様に変化を持た
せることができ、リーチ状態の発生に対する遊技者の期
待感を高めることができる。また、リーチ状態を構成し
ていた複数のリーチ図柄を、単数の異なるリーチ図柄に
置き換え表示することにより、リーチ図柄の表示領域を
従来の表示領域よりも縮小させて表示することができ
る。これによりリーチ図柄表示領域以外の領域をリーチ
状態を演出するための表示領域として大きく確保するこ
とができ、遊技者の大当たりに対する期待感を高めるた
めの演出表示領域として有効活用することができる。更
に、置き換え表示されるリーチ図柄は、その表示領域内
に独立して単数の図柄で表示される他、リーチ状態を構
成していた図柄とは相違した形状および色彩によって表
示されるため、遊技者は表示されたリーチ図柄の識別を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る、パチンコ機の遊技盤の一形態を
示す正面図である。
【図2】本発明に係る、パチンコ機の制御装置を示すブ
ロック図である。
【図3】本発明に係る、パチンコ機の可変表示器に変動
表示される図柄の一形態を示す図である。
【図4】本発明に係る、パチンコ機の可変表示器の変動
図柄の内、二つの図柄が停止表示された状態を表す図で
ある。
【図5】本発明に係る、パチンコ機の可変表示器に集約
表示された図柄の一形態を表す図である。
【図6】本発明に係る、パチンコ機のリーチ図柄を異な
るリーチ図柄によって置き換え表示した一形態を表す図
である。
【符号の説明】
1 遊技盤 5 可変表示装置 6 可変表示器 9 始動入賞口(始動入賞装置) 10 大入賞口 51,52,53,57,58 表示部 54,59 装飾キャラクタ 55 識別符号 56,60 リーチ図柄 61 演出キャラクタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技盤に配設された始動入賞装置への遊
    技球の入賞に基づいて、複数列に配列された表示部を有
    する表示領域の、それぞれの表示部に複数種の図柄を変
    動表示させ、所定の時間後に前記複数種の図柄の中から
    選択した図柄をそれぞれの表示部に停止表示し、その停
    止表示された図柄の組み合わせが、予め定められた特定
    の図柄の組み合わせである場合に、遊技者にとって有利
    な特別遊技状態を発生させるパチンコ機において、 前記複数の表示部のうち残り一つの表示部の図柄が、所
    定の図柄で停止表示したときに前記特定の図柄の組み合
    わせとなるリーチ状態の発生に伴なって、該リーチ状態
    を構成する複数のリーチ図柄が一つの図柄に集約表示さ
    れるとともに、該集約表示された図柄は前記リーチ状態
    を構成していたリーチ図柄とは異なるリーチ図柄に置き
    換えられて表示されることを特徴とするパチンコ機。
  2. 【請求項2】 前記集約表示された異なるリーチ図柄
    は、前記複数のリーチ図柄が表示されていた表示領域よ
    りも小さい表示領域に表示されることを特徴とする請求
    項1に記載のパチンコ機。
  3. 【請求項3】 前記集約表示された異なるリーチ図柄の
    大きさは、前記複数のリーチ図柄の大きさよりも小さく
    表示されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    パチンコ機。
  4. 【請求項4】 前記集約表示された異なるリーチ図柄
    は、前記複数のリーチ図柄とは異なる色彩を有している
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のパ
    チンコ機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008220535A (ja) * 2007-03-09 2008-09-25 Samii Kk 雀球遊技機
JP2010220920A (ja) * 2009-03-25 2010-10-07 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2012176274A (ja) * 2012-05-17 2012-09-13 Daito Giken:Kk 遊技台
JP2021036926A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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