JP2001145737A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001145737A
JP2001145737A JP33234799A JP33234799A JP2001145737A JP 2001145737 A JP2001145737 A JP 2001145737A JP 33234799 A JP33234799 A JP 33234799A JP 33234799 A JP33234799 A JP 33234799A JP 2001145737 A JP2001145737 A JP 2001145737A
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JP33234799A
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者の興
趣を喚起できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 図柄始動手段13と、図柄始動手段13の遊
技球の検出を条件に複数個の抽選用図柄表示部に複数種
類の抽選用図柄を選択的に停止表示可能な図柄表示手段
19と、図柄表示手段19の停止図柄が特定図柄の組み合わ
せとなったときに、遊技者に有利な特別遊技状態を発生
させる特別遊技状態発生手段39とを備え、図柄表示手段
19は、選択用図柄23を表示可能な選択用図柄表示部21を
備え、選択用図柄表示部21に表示される選択用図柄23の
内、少なくとも一つを選択して抽選用図柄表示部に抽選
用遊技図柄として停止表示させる機能を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の遊技領域に、図柄始動手段、可変入賞手段等の他に、
3個の特別図柄を表示する特別図柄表示手段を設けると
共に、図柄始動手段が遊技球を検出したときに特別図柄
表示手段の特別図柄を所定時間変動させる特別図柄変動
制御手段を設けておき、図柄始動手段が遊技球を検出す
ることを条件に、特別図柄変動制御手段の制御により特
別図柄表示手段の特別図柄を所定時間変動させて、その
変動後に停止表示される特別図柄が特定表示となったと
きに、可変入賞手段を開放する等、遊技者に有利な特別
遊技状態を発生させるようにしたものがある。
【0003】この特別図柄を変動させる際の図柄変動方
式には、従来、特別図柄表示手段の3個の特別図柄表示
部内に表示される特別図柄を所定の変動パターンに従っ
て所定方向にスクロールさせるスクロール方式、或いは
スクロール方式での変動中、取り分けリーチ変動時に各
特別図柄表示部内で図柄自体の大きさを変化させて拡大
又は縮小表示する拡大・縮小方式等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の特別図柄の変動
表示方式は、スクロール方式、拡大・縮小方式の何れの
場合でも、高速変動、中速変動、低速変動等を組み合わ
せながら一定方向に変動させ、変動動作の最終段階で遊
技者が識別可能な速度まで変動速度を落として、各抽選
用遊技図柄を所定図柄で停止させるようになっている。
【0005】しかし、従来の多くの変動表示方式では、
特別図柄の変動開始から変動終了までの全過程を通じ
て、特別図柄が特別図柄表示部内で変動するだけである
ため変化に乏しく、図柄変動の演出性に欠け、遊技者の
興趣を十分に喚起できないという問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者の興趣を喚
起できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図柄始動手段
13と、該図柄始動手段13が遊技球を検出したことを条件
に複数個の抽選用図柄表示部20a,20b,20c に複数種類の
抽選用図柄22a,22b,22c を選択的に停止表示可能な図柄
表示手段19と、該図柄表示手段19の停止図柄が予め定め
られた特定図柄の組み合わせとなったときに、遊技者に
有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段
39とを備えた弾球遊技機において、前記図柄表示手段19
は、選択用図柄23を表示可能な選択用図柄表示部21を備
え、該選択用図柄表示部21に表示される選択用図柄23の
内、少なくとも一つを選択して前記抽選用図柄表示部20
a,20b,20c に前記抽選用遊技図柄22a,22b,22c として停
止表示させる機能を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3
が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側に
ガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。
前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着
されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿
7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫々設けられて
いる。
【0009】遊技盤3 には、図2に示すように、ガイド
レール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール
10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動
手段13、可変入賞手段14、普通入賞手段15〜17、普通図
柄始動手段18等の遊技部品が配置されている。
【0010】液晶表示手段12は、遊技者に対して通常の
遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段
19を兼用している。特別図柄表示手段19は、図3に示す
ように、複数個、例えば3個の特別図柄表示部20a,20b,
20c と、この各特別図柄表示部20a,20b,20c に共通の選
択用図柄表示部21とを備えている。
【0011】特別図柄表示部20a,20b,20c は、その夫々
に特別図柄22a,22b,22c を停止表示可能であって、特別
図柄表示手段19の下部に横方向に一列状に配置されてい
る。特別図柄22a,22b,22c は、図柄変動後の遊技が特別
遊技か否かの遊技条件を抽選により決定するための抽選
用遊技図柄であって、特別図柄始動手段13が遊技球を検
出することを条件に、乱数制御によって所定時間変動し
て停止するようになっている。
【0012】選択用図柄表示部21は、3個の特別図柄表
示部20a,20b,20c に跨がってその上側に横方向に配置さ
れており、この選択用図柄表示部21は、各特別図柄表示
部20a,20b,20c の特別図柄22a,22b,22c に共通の複数個
の選択用図柄23を横一列状に同時に表示可能であると共
に、この複数個の選択用図柄23の内、各特別図柄表示部
20a,20b,20c の特別図柄22a,22b,22c として選択すべき
図柄を指示する選択指示部24を表示可能である。
【0013】複数個の選択用図柄23は移動不能であり、
また選択指示部24は、特別図柄始動手段13が遊技球を検
出したときに選択用図柄23に対してa矢示方向へと移動
を開始し、その移動中に何れかの選択用図柄23に対応す
る位置で短時間だけ停止したときに、その位置の選択用
図柄23の選択を指示するようになっている。選択指示部
24により選択された選択用図柄23は、その表示位置から
停止表示すべき特別図柄表示部20a,20b,20c へと拡大し
ながら移動するべく動画的に表示される。
【0014】なお、特別図柄22a,22b,22c 及び選択用図
柄23には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクタ
ー図柄、その他の適宜図柄を使用可能であり、この実施
形態では0〜9までの10種類の数字図柄が使用されて
いる。選択用図柄表示部21には、0〜9までの10種類
の数字図柄が表示されている。
【0015】液晶表示手段12には、その上部に普通図柄
表示手段25が設けられている。普通図柄表示手段25は1
個又は複数個、例えば1個の普通図柄表示部を有し、普
通図柄始動手段18が遊技球を検出することを条件に、そ
の普通図柄表示部の普通図柄が乱数制御により所定時間
変動して停止するようになっている。なお、この実施形
態では普通図柄にも0〜9までの10種類の数字図柄が
使用されている。
【0016】特別図柄始動手段13は、遊技者に不利な第
1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換
動作可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪26を備
えた電動チューリップが使用されている。特別図柄始動
手段13は、変動後に普通図柄表示手段25に停止表示され
る普通図柄が、予め定められた所定図柄又は所定図柄の
組み合わせ(当たり図柄)となったときに、開閉爪26が
所定時間開放するようになっている。普通図柄始動手段
18は通過ゲート等によって構成されている。
【0017】可変入賞手段14は、遊技者に不利な第1状
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換動作
可能であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支され
た開閉板27を備え、変動後に各表示領域に停止表示され
る特別図柄22a,22b,22c が特定表示(例えば「3・3・
3」「5・5・5」「7・7・7」等のように、予め定
められた特定図柄又は特定図柄の組み合わせ(所謂大当
たり図柄))となったときに、開閉板27が前側に開放し
て遊技者に有利な特別遊技状態に移行するようになって
いる。
【0018】可変入賞手段14にはその内部に特定領域28
が設けられており、この特定領域28を入賞球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段14は、開放後に所定時間が経過した
とき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞した
ときに開閉板27が閉じると共に、遊技球が特定領域28を
通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)
まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0019】図4は制御系を例示するブロック図であ
る。図4において、29は第1抽選手段で、当たり・外れ
決定用乱数を発生させておき、普通図柄始動手段18での
遊技球の検出を条件に、その当たり・外れ決定用乱数の
乱数値を抽選して当たり遊技か否かを決定するためのも
のである。
【0020】30は普通図柄変動制御手段で、普通図柄始
動手段18が遊技球を検出することを条件に普通図柄表示
手段25の普通図柄を所定時間変動させると共に、そのと
きの第1抽選手段29の抽選結果に応じて、当たり乱数値
を抽選したときに当たり図柄で、外れ乱数値を抽選した
ときに外れ図柄で夫々普通図柄表示手段25の普通図柄を
停止させるためのものである。
【0021】31は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表
示手段25の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段18が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数(例えば4個)内で順次記憶しておき、先の変動
動作の終了後にその保留個数分だけ順次普通図柄を変動
させるためのものである。
【0022】32は開閉制御手段で、普通図柄表示手段25
の変動後の普通図柄が所定の当たり条件、例えば「7」
か否かを判定し、そのときの普通図柄が当たり図柄を停
止表示することを条件に、特別図柄始動手段13を所定時
間(例えば0.5秒間程度)開放させるためのものであ
る。
【0023】33は第2抽選手段で、特別遊技か否かを抽
選するための遊技条件抽選用乱数(例えば大当たり・外
れ決定用乱数)、リーチ演出決定用リーチ乱数(外れ
用)、図柄変動パターン決定用乱数、停止図柄決定用乱
数等の所定の乱数を発生させておき、特別図柄始動手段
13での遊技球の検出を条件に、その各乱数値を抽選して
特別図柄22a,22b,22c の変動後の遊技条件、選択指示部
24の図柄変動パターン、特別図柄22a,22b,22c の停止時
の停止図柄等を決めるためのものである。
【0024】なお、特別図柄22a,22b,22c の変動後の遊
技条件には、第2抽選手段33が大当たり乱数値を抽選し
たときの大当たり遊技(特別遊技状態)と、外れ乱数値
を抽選したときの外れ遊技(非特別遊技)との2種類が
ある。
【0025】34は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表
示手段19の特別図柄22a,22b,22c の変動中に特別図柄始
動手段13が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留
球数を設定上限個数(例えば4個)内で順次記憶してお
き、先の変動動作の終了後に保留個数分だけ順次特別図
柄22a,22b,22c を変動させるためのものである。
【0026】35は特別図柄変動制御手段で、特別図柄始
動手段13が遊技球を検出することを条件に、第2抽選手
段33により抽選された大当たり・外れ決定用乱数、リー
チ演出決定用リーチ乱数、図柄変動パターン決定用乱
数、停止図柄決定用乱数等の抽選乱数値の乱数処理によ
り、選択用図柄表示部21の選択指示部24を所定の図柄変
動パターンでa矢示方向へと移動させて、選択用図柄表
示部21の選択用図柄23の内から各特別図柄表示部20a,20
b,20c に表示される特別図柄22a,22b,22c を選択し、そ
の選択用図柄23を各特別図柄表示部20a,20b,20c の特別
図柄22a,22b,22cとして停止表示させるためのものであ
る。
【0027】そして、この特別図柄変動制御手段35は、
第2抽選手段33での抽選結果を判定する抽選結果判定部
36と、選択用図柄表示部21の表示制御を行う選択用図柄
表示制御部37と、特別図柄表示部20a,20b,20c の表示制
御を行う特別図柄表示制御部38とを備えている。
【0028】抽選結果判定部36は、第2抽選手段33の抽
選結果である抽選乱数値から、その抽選乱数値が大当た
り乱数値のときの特別遊技と、外れ乱数値のときの非特
別遊技とを夫々判定すると共に、リーチ演出、図柄変動
パターン、停止図柄の種類等を判定するためのものであ
る。
【0029】選択用図柄表示制御部37は、特別図柄始動
手段13が遊技球を検出した場合に特別図柄表示手段19の
選択用図柄表示部21に「0」〜「9」までの選択用図柄
23を表示する機能と、図柄変動パターン決定用乱数によ
り決定された図柄変動パターンで選択用図柄表示部21の
選択指示部24を移動させ且つ停止図柄決定用乱数で決定
された1個の選択用図柄23に対応する位置で選択指示部
24の移動を一時的に停止させる機能とを有する。
【0030】特別図柄表示制御部38は、選択用図柄表示
部21に表示される選択用図柄23の内、選択指示部24によ
り順次指示された選択用図柄23を選択して、その選択用
図柄23を表示位置から各特別図柄表示部20a,20b,20c へ
と動画的に拡大しながら移動させて、各特別図柄表示部
20a,20b,20c に特別図柄22a,22b,22c として停止表示さ
せる機能を有する。特別図柄表示制御部38は、3個の特
別図柄表示部20a,20b,20c の各特別図柄22a,22b,22c を
同時又は所定の時間をおいて所定の順序、例えば左、
右、中の順序で停止表示させるようになっている。
【0031】なお、選択用図柄表示制御部37、特別図柄
表示制御部38は、第2抽選手段33が大当たり乱数値を抽
選した場合には、特別図柄表示部20a,20b,20c に停止図
柄決定用乱数で決定された特定図柄の組み合わせを、外
れ乱数値を抽選した場合には、特別図柄表示部20a,20b,
20c に停止図柄決定用乱数で決定された外れ図柄を夫々
停止表示させるように制御し、またリーチ演出決定用の
リーチ乱数値を抽選した場合には、そのリーチ乱数値に
より決定されるリーチ演出を行うように制御する。
【0032】39は特別遊技状態発生手段で、抽選結果判
定部36が特別遊技と判定した場合及び/又は特別図柄表
示手段19の変動後の停止図柄が特定表示の場合に、遊技
者に有利な特別遊技状態を発生させるためのものであ
る。この特別遊技状態発生手段39は、例えば特別遊技状
態の発生時に可変入賞手段14の開閉板27を開放し、その
開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば
10個)の遊技球が入賞したときに開閉板27が閉じ、遊
技球が特定領域28を通過することを条件に、最大所定回
数(例えば16回)まで開閉動作を継続させるようにな
っている。
【0033】上記弾球遊技機において、遊技に際して
は、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段
8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3
側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射さ
れた遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その
盤面に沿って落下する間に普通入賞手段15〜17等に入賞
するか、普通図柄始動手段18を通過しながら下方へと落
下する。
【0034】遊技球が普通図柄始動手段18を通過する
と、第1抽選手段29がそのときの発生乱数を抽選して、
その乱数制御により普通図柄変動制御手段30が普通図柄
表示手段25の普通図柄を変動させる。そして、普通図柄
表示手段25の変動後の停止図柄が例えば「7」等の当た
り図柄になれば、開閉制御手段31により特別図柄始動手
段13の開閉爪26が所定時間開放して、この特別図柄始動
手段13に遊技球が入賞し易くなり、遊技者に有利な当た
り遊技状態が発生する。
【0035】遊技球が特別図柄始動手段13に入賞する
と、その遊技球の検出時に第2抽選手段33が発生乱数を
抽選して、特別図柄変動制御手段35がその乱数制御によ
り特別図柄表示手段19を制御する。そして、選択用図柄
表示部21の選択指示部24が所定時間a矢示方向へと移動
しながら選択用図柄23を順次3個選択し、その選択用図
柄23を各特別図柄表示部20a,20b,20c に特別図柄22a,22
b,22c として停止表示させて行く。
【0036】第2抽選手段33が大当たり乱数値を抽選す
れば、特別図柄変動制御手段35の制御により、特別図柄
表示手段19の変動後の特別図柄22a,22b,22c が、例えば
「7・7・7」等の特定表示になると共に、特別遊技状
態発生手段39が働いて遊技者に有利な特別遊技状態が発
生し、可変入賞手段14が前側に開放して遊技球が入賞し
易くなる。
【0037】この可変入賞手段14の開放から所定時間が
経過するか、又は所定数の遊技球が入賞すると、可変入
賞手段14が閉じる。しかし、可変入賞手段14の開放中に
遊技球が特定領域28を通過すれば、可変入賞手段14が再
度開放し、以下同様の開閉動作を最大16回まで繰り返
す。なお、特別図柄表示手段19の変動後の停止図柄が特
定表示以外の非特定表示のときには、特別遊技状態発生
手段39は特別遊技状態を発生しない。
【0038】第2抽選手段33が例えば外れ乱数値を抽選
した場合、特別図柄変動制御手段35の選択用図柄表示制
御部37の制御により、選択用図柄表示部21の選択指示部
24が10個の選択用図柄23を目視可能な速度で指示しな
がらa矢示方向へと繰り返し移動する。つまり、選択指
示部24がa矢示方向へとスクロールする。そして、停止
図柄決定用乱数で決定された停止図柄が、例えば「7・
5・3」の非特定表示の場合には、図5に示すような過
程を経て停止表示に至る。
【0039】先ず選択指示部24は、a矢示方向へと所定
時間スクロールした後、選択用図柄表示制御部37の制御
により、図5(A)に示すように、選択用図柄23の図柄
「7」に対応する位置で一時的に停止して、この図柄
「7」を選択する。そして、選択用図柄23の図柄「7」
を選択すると、特別図柄表示制御部38の制御により、そ
の図柄「7」が左の特別図柄表示部20a へとb矢示方向
へ移動し、その特別図柄表示部20a に図柄「7」を特別
図柄22a として停止表示する。
【0040】一方、選択指示部24は、再度a矢示方向へ
と所定時間移動した後、図5(B)に示すように、選択
用図柄23の図柄「3」に対応する位置で一時的に停止
し、その図柄「3」を選択する。そして、特別図柄表示
制御部38の制御により、この選択用図柄23の図柄「3」
が右の特別図柄表示部20c へとc矢示方向へ移動して、
その特別図柄表示部20c に図柄「3」を特別図柄22c と
して停止表示する。
【0041】同様にして図5(C)に示すように、選択
用図柄表示部21の選択用図柄23の中から選択用図柄23の
図柄「5」を選択し、その図柄「5」を中の特別図柄表
示部20b へとd矢示方向へ移動させ、特定図柄22b とし
て停止表示させる。これによって3個の特別図柄表示部
20a,20b,20c の各特別図柄22a,22b,22c が全て選択さ
れ、その後に「7・5・3」の非特定表示と確定する。
【0042】このように選択用図柄表示部21に予め複数
種類の選択用図柄23を表示しておき、その複数種類の選
択用図柄23の中から、各特別図柄表示部20a,20b,20c に
停止表示される選択用図柄23を選択指示部24で順次指示
して選択し、その選択用図柄23を特別図柄表示部20a,20
b,20c に順次特別図柄22a,22b,22c として停止表示させ
ることにより、従来のスクロール式、その他の図柄変動
方式に比較して図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者
の興趣を喚起できる利点がある。
【0043】なお、この実施形態では、選択用図柄23を
選択した後、その表示位置から特別図柄表示部20a,20b,
20c へと選択用図柄23を拡大させながら移動させるよう
にしているが、選択指示部24により選択用図柄23を選択
すれば、その図柄が特別図柄表示部20a,20b,20c の所定
位置に所定の大きさで現れるようにしても良い。
【0044】特別図柄22a,22b,22c は、特別図柄表示部
20a,20b,20c の所定位置に現れた後、小さい状態から所
定の大きさまで拡大しながら停止表示するようにしても
良い。また特別図柄22a,22b,22c は、特別図柄表示部20
a,20b,20c 内で拡大及び/又は縮小を1回又は複数回繰
り返すか、又は上下、左右等の所定方向に複数回揺れ変
動して停止表示するようにしても良い。
【0045】図6は本発明の第2の実施形態を例示し、
特別図柄表示制御部38に、複数個の特別図柄表示部20a,
20b,20c の一部又は全部に上下に複数個、例えば2個の
特別図柄22a,22b,22c を表示させる機能と、特別図柄表
示部20a,20b,20c に表示される特別図柄22a,22b,22c の
図柄数に応じて選択用図柄表示部21の選択指示部24を拡
大、縮小させる等によって、その選択指示部24により適
宜個数(1個又は複数個)の選択用図柄23を適宜選択指
示する機能とを持たせている。
【0046】この実施形態では、選択指示部24は、図6
に示すように拡大、縮小を繰り返しながらa矢示方向へ
と移動する。そして、例えば、図6(A)に示すよう
に、選択指示部24が選択用図柄23の「3」と「4」の2
個に跨がって拡大した状態で停止すれば、その図柄
「3」と図柄「4」が左の特別図柄表示部20a へと移動
し、この図柄「3」と図柄「4」が左の特別図柄表示部
20a に特別図柄22a として上下に停止表示される。
【0047】次に図6(B)に示すように、選択用図柄
23の1個の図柄「4」に対応すべく縮小した状態で選択
指示部24が停止すれば、その図柄「4」が右の特別図柄
表示部20c へと移動し、この図柄「4」が右の特別図柄
表示部20c に特別図柄22c として停止表示される。
【0048】その後、図6(C)に示すように、選択用
図柄23の1個の図柄「9」に対応すべく縮小した状態で
選択指示部24が停止すれば、その図柄「9」が中の特別
図柄表示部20b へと移動し、その図柄「9」が中の特別
図柄表示部20b に特別図柄22b として停止表示される。
【0049】なお、変動後の停止図柄が特定表示となる
か否か、また特別図柄表示部20a,20b,20c の図柄数を何
個にし、その変動後の停止図柄がどの種類にするか等
は、第2抽選手段33の抽選乱数値によって予め決定され
ており、全て乱数制御により制御されている。特別図柄
表示部20a,20b,20c に複数個の図柄を特別図柄22a,22b,
22c として停止表示するようにしても良い。
【0050】このように特別図柄表示部20a,20b,20c の
一部又は全部に複数個の特別図柄22a,22b,22c を停止表
示可能にすれば、遊技者の特定表示に対する期待感が見
掛け上増大するため、図柄変動時の演出効果と相俟って
遊技者の興趣が向上する利点かある。
【0051】また選択用図柄表示部21での選択指示部24
の拡大、縮小等によって、選択用図柄表示部21上で選択
用図柄23の選択数が変化し、それによって特別図柄表示
部20a,20b,20c に表示される特別図柄22a,22b,22c の表
示数が判るので、遊技者は、選択用図柄表示部21での選
択の段階で選択用図柄23の種類とその図柄数を把握する
ことも可能であり、遊技者の興趣が更に向上する。
【0052】図7は本発明の第3の実施形態を例示し、
特別図柄変動制御手段35に、遊技中に所定条件(選択用
図柄変更条件)の成立に基づいて、選択用図柄表示部21
の選択用図柄23の図柄数及び種類数を減少させる機能を
備えたものである。
【0053】特別図柄変動制御手段35の選択用図柄表示
制御部37には、所定条件(選択用図柄変更条件)とし
て、例えば抽選結果判定部36によるリーチ演出の判定が
あることが設定されており、特別図柄表示部20a,20b の
特別図柄22a,22b が揃うリーチ状態となったときに、選
択用図柄表示制御部37の制御により、例えば図7(A)
の10個から図7(B)の5個へと選択用図柄23の図柄
数及び種類数を減少させるようにしている。
【0054】図柄数は例えば半分の5個であり、また種
類数はリーチ図柄を含む半分の5個である。なお、減少
前に選択用図柄表示部21に表示される選択用図柄23に
は、同一種類のものが複数個あっても良い。また選択用
図柄23は、図柄数の減少により、個々の大きさが大きく
なる。
【0055】この実施形態では、変動動作の開始時点に
は選択用図柄表示部21に、図7(A)に示すように10
個の選択用図柄23が表示され、前述と同様の選択動作で
左側の2個の特別図柄表示部20a,20b に表示される特別
図柄22a,22b が順次選択されて行く。
【0056】そして、この2個の特別図柄表示部20a,20
b に表示される特別図柄22a,22b が例えば同じ「7」を
表示する等、リーチ状態になれば、選択用図柄表示制御
部37の制御により、選択用図柄表示部21に表示される選
択用図柄23の図柄数及び種類数が図7(B)の5個に減
少し、そのリーチ図柄と同じ図柄を含む5個の選択用図
柄23の中から右の特別図柄表示部20c に表示される特別
図柄22c を選択することになる。
【0057】従って、選択用図柄23において図柄「7」
が選択される可能性が見掛け上2倍になり、遊技者の特
定表示に対する期待感が著しく増大し、図柄変動時の演
出効果と相俟って遊技者の興趣が向上する利点がある。
【0058】なお、リーチ状態になったときに、選択用
図柄表示部21の複数種類の選択用図柄23の内、一部の種
類の選択用図柄23を他の種類の選択用図柄23に置換し
て、選択用図柄23の図柄数を同じにし、その種類数を減
少させるようにしても良い。例えば、変更前の選択用図
柄23の図7(A)の10種類、10個から、その偶数図
柄(「0」を含む)を奇数図柄に一時的に置換して、図
7(C)に示すように、奇数図柄の5種類、10個に種
類数を減少させても良い。
【0059】その他、所定条件の成立に基づいて、選択
用図柄表示部21の選択用図柄23の図柄数及び/又は種類
数を増加させるようにしても良いし、増加と減少を繰り
返すようにしても良い。要するに所定条件の成立に基づ
いて、選択用図柄23の図柄数及び/又は種類数を増加及
び/又は減少させるような構成を採用することも可能で
ある。
【0060】図8は本発明の第4の実施形態を例示し、
特別図柄変動制御手段35の選択用図柄表示制御部37に、
選択指示部24を選択用図柄表示部21の所定位置に固定的
に表示する機能と、「0」〜「9」の複数種類の選択用
図柄23をa矢示方向へとスクロールさせる機能と、選択
指示部24と複数種類の選択用図柄23とを相対移動させる
機能とを持たせたものである。
【0061】この実施形態では、「0」〜「9」の選択
用図柄23がa矢示方向へと目視可能な速度でスクロール
し、この選択用図柄23がスクロール中に極く短時間停止
するか、又は選択指示部24の色が変化したときに、選択
指示部24に対応する選択用図柄23、例えば図柄「9」を
選択して、その図柄「9」を左の特別図柄表示部20aに
停止表示する。
【0062】このように複数種類の選択用図柄23の中で
1個又は複数個の選択用図柄23を選択指示部24によって
指示して選択する場合、その複数種類の選択用図柄23と
選択指示部24とを相対的に移動させれば良い。
【0063】なお、図8に示すように、選択指示部24を
選択用図柄表示部21の所定位置で略停止させておき、複
数種類の選択用図柄23をa矢示方向に間欠的にスクロー
ルさせ、複数個の選択用図柄23が停止したときに、その
選択指示部24に対応する選択用図柄23を選択する場合、
その選択指示部24を拡大、縮小させる等によって、複数
種類の選択用図柄23の中から1個又は複数個の選択用図
柄23を選択するようにしても良い。またこの場合にも、
選択用図柄23の図柄数、種類数を増加及び/又は減少さ
せるようにしても良い。
【0064】図9は本発明の第5の実施形態を例示し、
特別図柄変動制御手段35の選択用図柄表示制御部37に、
選択用図柄表示部21に表示される複数種類の選択用図柄
23を経時的、択一的に変動表示させる機能を備えたもの
である。
【0065】即ち、この実施形態では、図9(A)に示
すように、選択用図柄表示部21の所定位置に1個(又は
複数個)の選択用図柄23をスクロール等の変動形態で変
動表示する。選択用図柄23には、例えば図9(B)に示
すように、「0」〜「9」までの10種類があり、その
10種類の選択用図柄23を1単位とする図柄列23a に従
って、選択用図柄表示部21に表示される選択用図柄23が
変動する。そして、選択用図柄表示部21に順次変動表示
される選択用図柄23を適宜タイミングで選択して、各特
別図柄表示部20a,20b,20c に特別図柄22a,22b,22c とし
て停止表示する。
【0066】このように選択用図柄表示部21に複数種類
の選択用図柄23を1個(又は複数個)づつ変動表示して
おき、その選択用図柄23を適宜タイミングで選択して、
各特別図柄表示部20a,20b,20c に特別図柄22a,22b,22c
として停止表示させる形態の場合にも、図柄変動時の演
出効果が向上し遊技者の興趣を喚起できる。
【0067】なお、選択用図柄表示部21の選択用図柄23
を1個の特別図柄表示部20a,20b,20c に対して複数回選
択して、特別図柄表示部20a,20b,20c に複数個(2個又
は3個程度)の特別図柄22a,22b,22c を停止表示するよ
うに構成しても良い。また図柄列23a の図柄数、種類数
を増加及び/又は減少させるようにしても良い。
【0068】図10は本発明の第6の実施形態を例示
し、特別図柄変動制御手段35の選択用図柄表示制御部37
の制御により、選択用図柄表示部21に通常数(所定数)
の選択用図柄23を表示させておき、最終的に特別図柄22
a,22b,22c が特定表示となるように大当たり乱数値を抽
選する場合、或いはリーチ状態を経て最終的に非特定図
柄を表示する場合等、リーチ演出判定等の所定条件が成
立することに基づいて、選択用図柄23の選択動作に入る
前に選択用図柄表示部21に表示される選択用図柄23の図
柄数及び種類数を減少させる機能を備えたものである。
【0069】例えば、図柄変動の開始後は、図10
(A)に示すように、選択用図柄表示部21に通常数の選
択用図柄23を表示している。そして、所定条件が成立す
れば、選択用図柄23の選択動作に入る前に、図10
(B)に示すように、選択用図柄表示部21の選択用図柄
23を、停止図柄決定用乱数により決定された種類の図柄
を含む例えば3個程度の少数個(2〜4個程度)まで減
少させる。
【0070】今、仮に選択用図柄23が「1」「2」
「3」の3種類に減少したとすると、図10(B)〜
(D)に示すように、その3種類の選択用図柄23の中か
ら1個の選択用図柄23を順次選択し、それを特別図柄表
示部20a,20b,20c に特別図柄22a,22b,22c として停止表
示させて行く。
【0071】この場合には選択用図柄表示部21に表示さ
れる選択用図柄23を通常数の10個、10種類から3
個、3種類に減少させ、その中から各特別図柄表示部20
a,20b,20c に停止表示される特別図柄22a,22b,22c を決
定するようにしているので、遊技者の特定表示に対する
期待感が増大する利点がある。
【0072】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は、各実施形態に限定されるものではな
い。例えば、実施形態では、3個の特別図柄表示部20a,
20b,20c に表示される特別図柄22a,22b,22c の全てにつ
いて、選択用図柄表示部21の選択用図柄23を選択して、
それを特別図柄22a,22b,22c として停止表示するように
している。
【0073】しかし、複数個の特別図柄表示部20a,20b,
20c の内、その一部、例えば特別図柄表示部20a,20b,20
c の特別図柄22a,22b,22c を、その特別図柄表示部20a,
20b,20c 内で変動するスクロール等の変動形態で変動さ
せ、残りの特別図柄表示部20a,20b,20c の特別図柄22a,
22b,22c に、各実施形態に例示のような変動形態を採用
しても良い。
【0074】その場合、前者の特別図柄表示部20a,20b,
20c 内での変動形態と、後者の変動形態とで同時並行的
に各特別図柄22a,22b,22c を変動させても良いし、前者
又は後者による変動を先行させ、その後に後者又は前者
による変動を行うようにしても良い。
【0075】また複数個の特別図柄表示部20a,20b,20c
の夫々に対応して選択指示部24の種類(例えば色、形状
等)を変え、その異なる種類の選択指示部24で各特別図
柄表示部20a,20b,20c の特別図柄22a,22b,22c を指示す
るようにしても良い。例えば、選択指示部24の色を赤、
青、緑とし、赤の選択指示部24で左の特別図柄表示部20
a の特別図柄22a を、青の選択指示部24で右の特別図柄
表示部20c の特別図柄22cを、緑の選択指示部24で中の
特別図柄表示部20b の特別図柄22b を夫々指示するよう
にしても良い。
【0076】また実施形態では、本発明を特別図柄表示
手段19の特別図柄22a,22b,22c の図柄変動方式に採用し
ているが、普通図柄表示手段25の普通図柄の図柄変動方
式に採用しても良い。従って、抽選用遊技図柄は特別図
柄22a,22b,22c 、普通図柄の何れでも良い。更に各実施
形態に例示のものを夫々組み合わせて併用することも可
能である。その他、本発明は、パチンコ機は勿論のこ
と、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機でも
同様に実施可能である。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば、図柄始動手段13と、該
図柄始動手段13が遊技球を検出したことを条件に複数個
の抽選用図柄表示部20a,20b,20c に複数種類の抽選用図
柄22a,22b,22c を選択的に停止表示可能な図柄表示手段
19と、該図柄表示手段19の停止図柄が予め定められた特
定図柄の組み合わせとなったときに、遊技者に有利な特
別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段39とを備
えた弾球遊技機において、図柄表示手段19は、選択用図
柄23を表示可能な選択用図柄表示部21を備え、該選択用
図柄表示部21に表示される選択用図柄23の内、少なくと
も一つを選択して抽選用図柄表示部20a,20b,20c に抽選
用遊技図柄22a,22b,22c として停止表示させる機能を備
えているので、図柄変動時の演出効果が向上して遊技者
の興趣を喚起できる。
【0078】また選択用図柄表示部21は、各抽選用図柄
表示部20a,20b,20c の抽選用遊技図柄に共通の選択用図
柄23を表示可能であり、該選択用図柄表示部21の選択用
図柄23を選択して各抽選用図柄表示部20a,20b,20c に抽
選用遊技図柄22a,22b,22c として停止表示させる機能を
備えているので、各図柄表示部毎に選択用図柄表示部21
を設ける場合に比較して、図柄表示手段19上に選択用図
柄表示部21及び抽選用図柄表示部20a,20b,20c を容易に
確保できる。
【0079】更に選択用図柄表示部21は、同時又は経時
的に複数種類の選択用図柄23を表示可能であるため、遊
技者が容易に選択用図柄23を把握できる。
【0080】しかも所定条件の成立に基づいて、選択用
図柄表示部21の選択用図柄23の図柄数及び/又は種類数
を増加及び/又は減少させる機能を備えているので、遊
技者の興趣を更に増大できる。
【0081】また所定条件の成立に基づいて、選択用図
柄表示部21の選択用図柄23を複数個選択し、該複数個の
選択用図柄23を抽選用図柄表示部20a,20b,20c に抽選用
遊技図柄22a,22b,22c として停止表示可能にする機能を
備えているので、遊技者の特定表示への期待感を増大さ
せることができる。
【0082】更に選択用図柄表示部21は、該選択用図柄
表示部21に表示される選択用図柄23と、複数種類の選択
用図柄23の内から抽選用図柄表示部20a,20b,20c に抽選
用遊技図柄22a,22b,22c として選択表示すべき図柄を指
示する選択指示部24とを相対移動可能に表示する機能を
備えているので、選択指示部24で各選択用図柄23を指示
しながら選択でき、実際に選択される図柄を遊技者が容
易に把握できる。
【0083】しかも抽選用図柄表示部20a,20b,20c は、
選択用図柄23を所定方向に変動表示可能であるため、選
択用図柄23の選択の不規則性を演出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄表示手
段の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図9】本発明の第5の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図10】本発明の第6の実施形態を示す図柄変動過程
の説明図である。
【符号の説明】
13 特別図柄始動手段 19 特別図柄表示手段 20a,20b,20c 特別図柄表示部(抽選用図柄表示部) 21 選択用図柄表示部 22a,22b,22c 特別図柄(抽選用図柄) 23 選択用図柄 24 選択指示部 39 特別遊技状態発生手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄始動手段(13)と、該図柄始動手段(1
    3)が遊技球を検出したことを条件に複数個の抽選用図柄
    表示部(20a)(20b)(20c) に複数種類の抽選用図柄(22a)
    (22b)(22c) を選択的に停止表示可能な図柄表示手段(1
    9)と、該図柄表示手段(19)の停止図柄が予め定められた
    特定図柄の組み合わせとなったときに、遊技者に有利な
    特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段(39)と
    を備えた弾球遊技機において、前記図柄表示手段(19)
    は、選択用図柄(23)を表示可能な選択用図柄表示部(21)
    を備え、該選択用図柄表示部(21)に表示される選択用図
    柄(23)の内、少なくとも一つを選択して前記抽選用図柄
    表示部(20a)(20b)(20c) に前記抽選用遊技図柄(22a)(22
    b)(22c) として停止表示させる機能を備えたことを特徴
    とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 前記選択用図柄表示部(21)は、前記各抽
    選用図柄表示部(20a)(20b)(20c) の抽選用遊技図柄(22
    a)(22b)(22c) に共通の前記選択用図柄(23)を表示可能
    であり、該選択用図柄表示部(21)の選択用図柄(23)を選
    択して前記各抽選用図柄表示部(20a)(20b)(20c) に前記
    抽選用遊技図柄(22a)(22b)(22c) として停止表示させる
    機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載の弾球遊
    技機。
  3. 【請求項3】 前記選択用図柄表示部(21)は、同時又は
    経時的に複数種類の選択用図柄(23)を表示可能であるこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 所定条件の成立に基づいて、前記選択用
    図柄表示部(21)の前記選択用図柄(23)の図柄数及び/又
    は種類数を増加及び/又は減少させる機能を備えたこと
    を特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技
    機。
  5. 【請求項5】 所定条件の成立に基づいて、前記選択用
    図柄表示部(21)の前記選択用図柄(23)を複数個選択し、
    該複数個の選択用図柄(23)を前記抽選用図柄表示部(20
    a)(20b)(20c) に抽選用遊技図柄(22a)(22b)(22c) とし
    て停止表示可能にする機能を備えたことを特徴とする請
    求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記選択用図柄表示部(21)は、該選択用
    図柄表示部(21)に表示される前記選択用図柄(23)と、複
    数種類の選択用図柄(23)の内から前記抽選用図柄表示部
    (20a)(20b)(20c) に抽選用遊技図柄(22a)(22b)(22c) と
    して選択表示すべき図柄を指示する選択指示部(24)とを
    相対移動可能に表示する機能を備えたことを特徴とする
    請求項1〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記選択用図柄表示部(21)は、前記選択
    用図柄(23)を所定方向に変動表示可能であることを特徴
    とする請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008104730A (ja) * 2006-10-26 2008-05-08 Taiyo Elec Co Ltd 遊技機
JP4868082B1 (ja) * 2011-06-07 2012-02-01 奥村遊機株式会社 パチンコ遊技機
US11006562B2 (en) 2017-12-14 2021-05-18 Hamm Ag Earth working roller

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