JP2001120772A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001120772A
JP2001120772A JP30739099A JP30739099A JP2001120772A JP 2001120772 A JP2001120772 A JP 2001120772A JP 30739099 A JP30739099 A JP 30739099A JP 30739099 A JP30739099 A JP 30739099A JP 2001120772 A JP2001120772 A JP 2001120772A
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JP30739099A
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者の興
趣を喚起できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 図柄始動手段13が遊技球を検出すること
を条件に図柄表示手段19の複数個の抽選用遊技図柄が所
定方向に変動し、図柄表示手段19の変動後の抽選用遊技
図柄が特定表示となることを条件に遊技者に有利な特別
遊技状態を発生させる。そして、図柄表示手段19の各抽
選用遊技図柄が最終的に停止する前に、異方向変動制御
手段36の制御により、各抽選用遊技図柄を一旦停止的に
停止表示し、その後に各抽選用遊技図柄をそれまでの第
1の変動方向と異なる第2の変動方向へと変動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の遊技領域に、普通入賞手段、可変入賞手段等の他に、
3個の特別図柄を表示する特別図柄表示手段を設けると
共に、遊技球を検出することを条件に特別図柄表示手段
の特別図柄を所定時間変動させる特別図柄変動制御手段
を設け、変動後に特別図柄表示手段に停止表示される特
別図柄が特定表示となったときに、可変入賞手段を開放
する等、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるよう
にしたものがある。
【0003】この特別図柄を変動させる際の図柄変動方
式には、従来、特別図柄表示手段の3個の表示領域内に
表示される特別図柄を所定の変動パターンに従って所定
方向にスクロールさせるスクロール方式、或いはスクロ
ール方式での変動中、取り分けリーチ変動時に各表示領
域内で図柄自体の大きさを変化させて拡大又は縮小表示
する拡大・縮小方式等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の特別図柄の変動
表示方式は、スクロール方式、拡大・縮小方式の何れの
場合でも、高速変動、中速変動、低速変動等を組み合わ
せながら一定方向に変動させ、変動動作の最終段階で遊
技者が識別可能な速度まで変動速度を落として、各抽選
用遊技図柄を所定図柄で停止させるようになっている。
【0005】このように従来の多くの変動表示方式で
は、特別図柄の変動開始から変動終了までの全過程を通
じて変動方向が一定であるため変化に乏しく、図柄変動
の演出性に欠け、遊技者の興趣を十分に喚起できないと
いう問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者の興趣を喚
起できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図柄始動手段
13が遊技球を検出することを条件に図柄表示手段19の複
数個の抽選用遊技図柄が所定方向に変動し、該図柄表示
手段19の変動後の前記抽選用遊技図柄が特定表示となる
ことを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる
ようにした弾球遊技機において、前記図柄表示手段19の
前記各抽選用遊技図柄が最終的に停止する前に、該各抽
選用遊技図柄を一旦停止的に停止表示し、その後に前記
各抽選用遊技図柄をそれまでの第1の変動方向と異なる
第2の変動方向へと変動させる異方向変動制御手段36を
備えたものである。
【0008】また本発明は、複数個の抽選用遊技図柄を
変動表示可能な図柄表示手段19と、遊技球の検出を条件
に前記図柄表示手段19の抽選用遊技図柄の変動を開始さ
せる図柄始動手段13と、該図柄始動手段13での遊技球の
検出を条件に遊技条件を抽選可能な抽選手段31と、該抽
選手段31での抽選結果を判定する抽選結果判定手段34
と、該抽選結果判定手段34での判定結果が特別遊技判定
の場合に前記図柄表示手段19の変動後の抽選用遊技図柄
を特定表示とする特定表示制御手段37と、前記特別遊技
判定及び/又は前記特定表示の場合に遊技者に有利な特
別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段38とを備
えた弾球遊技機において、前記抽選用遊技図柄が前記特
定表示とならんとする変動状態の場合に、該各抽選用遊
技図柄を一旦停止的に停止表示し、その後に前記各抽選
用遊技図柄をそれまでの第1の変動方向と異なる第2の
変動方向へと変動させる異方向変動制御手段36を備えた
ものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3
が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側に
ガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。
前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着
されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿
7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫々設けられて
いる。
【0010】遊技盤3 には、図2に示すように、ガイド
レール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール
10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動
手段13、可変入賞手段14、普通入賞手段15〜17、普通図
柄始動手段18等の遊技部品が配置されている。
【0011】液晶表示手段12は、遊技者に対して通常の
遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段
19を兼用している。特別図柄表示手段19は、複数個、例
えば図3に示すように特別図柄(抽選用遊技図柄)20a,
20b,20c を表示する3個の表示領域21a,21b,21c を備え
ている。特別図柄20a,20b,20c は、図柄変動後の遊技が
特別遊技か否かの遊技条件を抽選により決定するための
抽選用遊技図柄であって、特別図柄始動手段13が遊技球
を検出することを条件に、乱数制御によって所定時間変
動して停止するようになっている。
【0012】なお、特別図柄20a,20b,20c には、数字図
柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の
図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの
10種類の数字図柄が使用され、その10種類の数字図
柄が所定の図柄変動パターンで変動するようになってい
る。
【0013】液晶表示手段12には、その上部に普通図柄
表示手段23が設けられている。普通図柄表示手段23は1
個又は複数個、例えば1個の表示領域を有し、普通図柄
始動手段18が遊技球を検出することを条件に、その表示
領域の普通図柄が乱数制御により所定時間変動して停止
するようになっている。なお、この実施形態では普通図
柄にも0〜9までの10種類の数字図柄が使用されてい
る。
【0014】特別図柄始動手段13は、遊技者に不利な第
1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換
動作可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪24を備
えた電動チューリップが使用されている。特別図柄始動
手段13は、変動後に普通図柄表示手段23に停止表示され
る普通図柄が予め定められた所定図柄又は所定図柄の組
み合わせ(当たり図柄)となったときに、開閉爪24が所
定時間開放するようになっている。普通図柄始動手段18
は通過ゲート等によって構成されている。
【0015】可変入賞手段14は、遊技者に不利な第1状
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換動作
可能であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支され
た開閉板25を備え、変動後に各表示領域21a,21b,21c に
停止表示される特別図柄20a,20b,20c が特定表示(例え
ば「3・3・3」「5・5・5」「7・7・7」等のよ
うに、予め定められた特定図柄又は特定図柄の組み合わ
せ(所謂大当たり図柄))となったときに、開閉板25が
前側に開放して遊技者に有利な特別遊技状態に移行する
ようになっている。
【0016】可変入賞手段14にはその内部に特定領域26
が設けられており、この特定領域26を入賞球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段14は、開放後に所定時間が経過した
とき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞した
ときに開閉板25が閉じると共に、遊技球が特定領域26を
通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)
まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0017】図4は制御系を例示するブロック図であ
る。図4において、27は第1抽選手段で、当たり・外れ
決定用乱数を発生させておき、普通図柄始動手段18での
遊技球の検出を条件に、その当たり・外れ決定用乱数の
乱数値を抽選して当たり遊技か否かを決定するためのも
のである。
【0018】28は普通図柄変動制御手段で、普通図柄始
動手段18が遊技球を検出することを条件に普通図柄表示
手段23の普通図柄を所定時間変動させると共に、そのと
きの第1抽選手段27の抽選結果に応じて、当たり乱数値
を抽選したときに当たり図柄で、外れ乱数値を抽選した
ときに外れ図柄で夫々普通図柄表示手段23の普通図柄を
停止させるためのものである。
【0019】29は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表
示手段23の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段18が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数(例えば4個)内で順次記憶しておき、先の変動
動作の終了後にその保留個数分だけ順次普通図柄を変動
させるためのものである。
【0020】30は開閉制御手段で、普通図柄表示手段23
の変動後の普通図柄が所定の当たり条件、例えば「7」
か否かを判定し、そのときの普通図柄が当たり図柄を停
止表示することを条件に、特別図柄始動手段13を所定時
間(例えば0.5秒間程度)開放させるためのものであ
る。
【0021】31は第2抽選手段で、特別遊技か否かを抽
選するための遊技条件抽選用乱数(例えば大当たり・外
れ決定用乱数)、リーチ演出決定用リーチ乱数(外れ
用)、図柄変動パターン決定用乱数、停止図柄決定用乱
数等の所定の乱数を発生させておき、特別図柄始動手段
13での遊技球の検出を条件に、その各乱数値を抽選して
特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊技条件、特別図柄20
a,20b,20c の変動中の図柄変動パターン、特別図柄20a,
20b,20c の停止時の停止図柄等を決めるためのものであ
る。
【0022】なお、特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊
技条件には、第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選し
たときの大当たり遊技(特別遊技状態)と、外れ乱数値
を抽選したときの外れ遊技(非特別遊技)との2種類が
ある。
【0023】32は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表
示手段19の特別図柄20a,20b,20c の変動中に特別図柄始
動手段13が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留
球数を設定上限個数(例えば4個)内で順次記憶してお
き、先の変動動作の終了後にその保留個数分だけ順次特
別図柄を変動させるためのものである。
【0024】33は特別図柄変動制御手段で、特別図柄始
動手段13が遊技球を検出することを条件に、第2抽選手
段31により抽選された大当たり・外れ決定用乱数、リー
チ演出決定用リーチ乱数、図柄変動パターン決定用乱
数、停止図柄決定用乱数等の抽選乱数値の乱数処理によ
り、特別図柄表示手段19の特別図柄20a,20b,20c を所定
の図柄変動パターンで所定時間変動させて所定の停止図
柄で停止させるためのもので、抽選結果判定手段34と変
動表示制御手段35と異方向変動制御手段36と特定表示制
御手段37とを備えている。
【0025】抽選結果判定手段34は、第2抽選手段31の
抽選結果である抽選乱数値から、その抽選乱数値が大当
たり乱数値のときの特別遊技を、外れ乱数値のときの非
特別遊技を夫々判定すると共に、リーチ演出、図柄変動
パターン、停止図柄の種類等を判定するためのものであ
る。なお、第2抽選手段31、抽選結果判定手段34は、判
定対象毎に設けても良い。
【0026】変動表示制御手段35は、特別図柄始動手段
13が遊技球を検出した場合に特別図柄表示手段19の特別
図柄20a,20b,20c の変動を開始させると共に、抽選結果
判定手段34での判定結果に応じて所定のリーチ演出、図
柄変動パターン、停止図柄に沿って特別図柄20a,20b,20
c を所定時間変動させて停止させるためのものである。
【0027】なお、変動表示制御手段35は、通常変動時
に、図柄変動パターン決定用乱数の抽選乱数値により決
定された所定の図柄変動パターンに従って各特別図柄20
a,20b,20c を上から下へと上下方向の第1の変動方向に
スクロールさせた後、その各特別図柄20a,20b,20c を
左、中、右等の所定の順番で停止させる機能と、大当た
り・外れ決定用乱数の大当たり乱数値、又はリーチ演出
決定用リーチ乱数の抽選乱数値によりリーチ演出の決定
があった場合に、1個の特別図柄20c を除く特別図柄20
a,20b 、即ち左側の2個の特別図柄20a,20b の表示領域
21a,21b に同じ特定図柄を表示させる機能とを有する。
【0028】特定表示制御手段37は、抽選結果判定手段
34での判定結果が特別遊技判定(大当たり遊技)の場合
に、変動後の特別図柄20a,20b,20c が、停止図柄決定用
乱数値により決定された種類の特定図柄の組み合わせの
特定表示を表示するように、特別図柄表示手段19を制御
するためのものである。
【0029】特定表示は、特別図柄表示手段19の3個の
特別図柄20a,20b,20c が、「7・7・7」のように特定
図柄(同じ図柄)の組み合わせを表示する状態を言い、
特別図柄20a,20b,20c が0〜9までの数字図柄の場合に
は10種類の特定表示がある。
【0030】異方向変動制御手段36は、抽選結果判定手
段34がリーチ演出(最終的な特定表示及び非特定表示を
含む)の判定結果があった場合、即ち、最終的に特定表
示とならんとする場合及び/又は最終的に非特定表示
(外れ表示)となる場合の図柄変動において、リーチ状
態で全ての特別図柄20a,20b,20c を一旦停止的に停止さ
せて停止表示し、その後に各特別図柄20a,20b,20c の全
てをそれまでの第1の変動方向と異なる第2の変動方向
へと変動させるためのものである。
【0031】この異方向変動制御手段36は、最終的な停
止表示が特定表示と非特定表示との何れであるかを問わ
ず、図5に示すように、1個の特別図柄20c を除く他の
特別図柄20a,20b が同じ特定図柄を表示するリーチ状態
になった場合に、全ての特別図柄20a,20b,20c を短時間
だけ一旦停止的に停止させて停止表示した後、その全て
の特別図柄20a,20b,20c をそれまでの上下方向のスクロ
ールから、左右方向へのスクロールに切り換えて所定時
間変動させるようになっている。
【0032】なお、3個の特別図柄20a,20b,20c が所定
の特定図柄の組み合わせで最終的に特定表示となる場合
には、特定表示制御手段37と異方向変動制御手段36との
制御により、例えば左側の2個の特別図柄20a,20b が特
定図柄で停止するリーチ状態になれば、次いで右の1個
の特別図柄20c が停止して全ての特別図柄20a,20b,20c
が一旦停止的に停止する停止表示を経て、その後に全て
の特別図柄20a,20b,20c が左右方向の何れか一方又は両
方へと所定時間スクロールする。
【0033】この場合、特定表示制御手段37は、抽選結
果判定手段34が特別遊技と判定すれば、変動パターン決
定用乱数の抽選乱数値で決定された図柄変動パターンで
特別図柄20a,20b,20c を変動させ、その特別図柄20a,20
b,20c の変動後に10種類の特定表示の中から、停止図
柄決定用乱数の抽選乱数値で決定された1種類の特定表
示を表示させるように特別図柄表示手段19を制御する。
【0034】また異方向変動制御手段36は、左側の2個
の特別図柄20a,20b が所定の特定図柄を表示するリーチ
状態になった場合に、その後に右の1個の特別図柄20c
を停止させて、その後に各特別図柄20a,20b,20c が識別
可能な速度で左右方向に再度スクロールするように、全
ての特別図柄20a,20b,20c を制御する。
【0035】なお、最終的に非特定表示となる場合に
も、リーチ状態で特別図柄20a,20b,20c を停止させて全
ての特別図柄20a,20b,20c が一旦停止的に停止する停止
表示を経て、各特別図柄20a,20b,20c を左右方向へとス
クロールさせるが、そのスクロール後の特別図柄20a,20
b,20c は、特定図柄以外の図柄で停止する。但し、最終
的に非特定表示となる場合のリーチ状態では、第2方向
へは変動しないようにしても良い。
【0036】38は特別遊技状態発生手段で、抽選結果判
定手段34が特別遊技と判定した場合及び/又は特別図柄
表示手段19の変動後の停止図柄が特定表示の場合に、遊
技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのものであ
る。この特別遊技状態発生手段38は、例えば特別遊技状
態の発生時に可変入賞手段14の開閉板25を開放し、その
開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば
10個)の遊技球が入賞したときに開閉板25が閉じ、遊
技球が特定領域26を通過することを条件に、最大所定回
数(例えば16回)まで開閉動作を継続させるようにな
っている。
【0037】上記弾球遊技機において、遊技に際して
は、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段
8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3
側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射さ
れた遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その
盤面に沿って落下する間に普通入賞手段15〜17等に入賞
するか、普通図柄始動手段18を通過しながら下方へと落
下する。
【0038】遊技球が普通図柄始動手段18を通過する
と、第1抽選手段27がそのときの発生乱数を抽選して、
その乱数制御により普通図柄変動制御手段28が普通図柄
表示手段23の普通図柄を変動させる。そして、普通図柄
表示手段23の変動後の停止図柄が例えば「7」等の当た
り図柄になれば、開閉制御手段30により特別図柄始動手
段13の開閉爪24が所定時間開放して、この特別図柄始動
手段13に遊技球が入賞し易くなり、遊技者に有利な当た
り遊技状態が発生する。
【0039】遊技球が特別図柄始動手段13に入賞する
と、その遊技球の検出時に第2抽選手段31が発生乱数を
抽選して、その乱数制御により特別図柄変動制御手段33
が特別図柄表示手段19の各表示領域21a,21b,21c の特別
図柄20a,20b,20c を所定時間変動させる。
【0040】第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選す
れば、特定表示制御手段37の制御により、特別図柄表示
手段19の変動後の特別図柄20a,20b,20c が、例えば「6
・6・6」等の特定表示になると共に、特別遊技状態発
生手段38が働いて遊技者に有利な特別遊技状態が発生
し、可変入賞手段14が前側に開放して遊技球が入賞し易
くなる。
【0041】この可変入賞手段14の開放から所定時間が
経過するか、又は所定数の遊技球が入賞すると、可変入
賞手段14が閉じる。しかし、可変入賞手段14の開放中に
遊技球が特定領域26を通過すれば、可変入賞手段14が再
度開放し、以下同様の開閉動作を最大16回まで繰り返
す。なお、特別図柄表示手段19の変動後の停止図柄が特
定表示以外の非特定表示のときには、特別遊技状態発生
手段38は特別遊技状態を発生しない。
【0042】第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選し
た場合、先ず変動表示制御手段35により特別図柄表示手
段19の各特別図柄20a,20b,20c が所定の図柄変動パター
ンで上から下へと第1の変動方向にスクロールする。そ
して、停止図柄決定用乱数値で決定された特定図柄が
「6」の場合には、そのスクロール後に、図5の(A)
に示すように、左、中順番で特別図柄20a,20b が特定図
柄「6」で停止してリーチ状態になった後、異方向変動
制御手段36の制御により、(B)に示すように右の特別
図柄20c が特定図柄「6」で停止して、全ての特別図柄
20a,20b,20c が一旦停止的に停止した停止表示となる。
なお、特別図柄20c は特定図柄以外の図柄で停止させる
ようにしても良い。
【0043】次に異方向変動制御手段36の異方向変動制
御により、(C)に示すように全ての特別図柄20a,20b,
20c が左右方向、例えば右方向へと所定の変動速度でス
クロールし、各表示領域21a,21b,21c に表示される特別
図柄20a,20b,20c が変動する。そして、所定時間経過し
て各特別図柄20a,20b,20c が一巡以上変動すれば、
(D)に示すように各特別図柄20a,20b,20c が特定図柄
「6」で停止して、その停止後の各特別図柄20a,20b,20
c が特定図柄「6」による特定表示となる。
【0044】停止表示後の各特定図柄がスクロールを開
始する場合、各特別図柄20a,20b,20c を同時に変動させ
ても良いし、僅かの時間間隔で所定の順序、例えば一旦
停止に際しての停止順(特別図柄20a 、特別図柄20b 、
特別図柄20c の順)で順次変動させても良い。また各特
別図柄20a,20b,20c がスクロールを再開した後は、一部
又は全部の特別図柄20a,20b,20c を異なる速度で変動さ
せても良いし、同一速度で変動させても良い。各特別図
柄20a,20b,20c がスクロール後に停止する場合、各特別
図柄20a,20b,20c を同時に停止させても良いし、所定の
順序、例えばスクロール開始の順序で順次停止させても
良い。
【0045】なお、第2抽選手段31がリーチ乱数値を抽
選した場合にも、特別図柄20a,20b,20c は最終的に特定
表示以外の非特定表示を表示するが、左側の2個の特別
図柄20a,20b が同じ図柄を表示するリーチ状態になった
ときに、右の特別図柄20c が前述と同様に特定図柄以外
の図柄で停止して一旦停止的に停止表示し、その後、各
特別図柄20a,20b,20c が右方向にスクロールして停止す
る。
【0046】このようにリーチ状態が発生する前の段階
では、各特別図柄20a,20b,20c を第1の変動方向(上下
方向)に変動させ、リーチ状態になった後は第1の変動
方向とは異なる第2の変動方向(左右方向)に全ての特
別図柄20a,20b,20c を変動させるようにしているので、
図柄変動の変化が大となって演出効果が向上し、この図
柄変動によって遊技者の興趣を喚起でき、また変動後の
停止図柄の予測性を困難にできる。
【0047】図6は本発明の第2の実施形態を例示し、
異方向変動制御手段36の制御により、一旦停止による停
止表示後に各特別図柄20a,20b,20c を、第1の変動方向
と異なる方向であって、しかも互いに異なる方向に夫々
変動させるようにしたものである。
【0048】この実施形態では、各特別図柄20a,20b,20
c が前述と同様に図6の(A)のリーチ状態を経て
(B)に示すように特定図柄「6」で一旦停止による停
止表示となった後、各特別図柄20a,20b,20c が互いに異
なる方向へとスクロールを開始する。例えば、(C)に
示すように、左の特別図柄20a は左方向へ、中の特別図
柄20b は上方向へ、右の特別図柄20c は右方向へと夫々
スクロールする。そして、各特別図柄20a,20b,20c は一
巡以上変動して停止し、(D)に示すように特定図柄
「6」による特定表示となる。
【0049】この場合には、再変動開始後における各特
別図柄20a,20b,20c の変動方向が夫々異なるため、リー
チ状態以前の第1の変動方向と異なる第2の変動方向に
全てが揃って変動する場合に比較して、各特別図柄20a,
20b,20c の図柄変動の意外性が更に大になり、遊技者の
興趣が更に向上する利点がある。
【0050】なお、2個の特別図柄20a,20b の場合に
は、その両特別図柄20a,20b を第1の変動方向と異なる
方向であって、互いに反対方向に変動させても良い。ま
た3個以上の特別図柄20a,20b,20c の場合には、その一
部の複数個の特別図柄20a,20bを第1の変動方向と異な
る方向で且つ共に同じ方向に変動させ、他の1個又は複
数個の特別図柄20c を第1の変動方向と異なる方向であ
って、しかも前記複数個の特別図柄20a,20b の変動方向
と異なる方向に変動させても良い。
【0051】図7は本発明の第3の実施形態を例示し、
特別図柄変動制御手段33の制御により、一旦停止による
停止表示後に各特別図柄20a,20b,20c が、第1の変動方
向と異なる方向に再変動する場合に、その特別図柄20a,
20b,20c の一部を拡大、縮小させるようにしたものであ
る。
【0052】この実施形態では、各特別図柄20a,20b,20
c が前述と同様に図7の(A)のリーチ状態を経て
(B)に示すように特定図柄「6」で一旦停止による停
止表示となった後、(C)及び(D)に示すように各特
別図柄20a,20b,20c が右方向へとスクロールする。この
とき各特別図柄20a,20b,20c は、例えば数字図柄の
「6」から「5」「4」「3」等と順次変動するが、そ
の変動過程で通常の拡大状態と縮小状態との間で動的に
縮小、拡大を繰り返す。そして、所定時間変動した後
に、(E)に示すように、通常の拡大状態の数字図柄の
「6」に戻り、特定図柄「6」による特定表示となる。
【0053】この場合には、再変動開始後に各特別図柄
20a,20b,20c が拡大、縮小しながら、リーチ状態以前の
第1の変動方向と異なる第2の変動方向で変動するの
で、各特別図柄20a,20b,20c の図柄変動の演出効果が更
に大になり、遊技者の興趣が更に向上する利点がある。
【0054】なお、複数個の特別図柄20a,20b,20c の
内、その一部の特別図柄20c を拡大及び縮小させるよう
にしても良い。また拡大及び縮小させる他、拡大又は縮
小の何れか一方を採用しても良い。更にリーチ状態以前
の第1の変動方向への変動時に、複数個の特別図柄20a,
20b,20c の一部又は全部を拡大及び/又は縮小させるよ
うにしても良い。
【0055】図8は本発明の第4の実施形態を例示し、
特別図柄変動制御手段33の制御により、一旦停止による
停止表示後に各特別図柄20a,20b,20c が、第1の変動方
向と異なる方向に再変動する場合に、その特別図柄20a,
20b,20c を変形させるようにしたものである。
【0056】この実施形態では、各特別図柄20a,20b,20
c が前述と同様に図8の(A)のリーチ状態を経て
(B)に示すように特定図柄「6」で一旦停止による停
止表示となった後、(C)に示すように各特別図柄20a,
20b,20c が右方向へとスクロールを開始する。このとき
各特別図柄20a,20b,20c は、例えば算用数字の「6」か
ら漢数字に変形し、その漢数字を表示しながら「五」
「四」「三」と変動して行く。そして、各特別図柄20a,
20b,20c は一巡以上変動して停止し、(D)に示すよう
に算用数字の「6」に戻り、特定図柄「6」による特定
表示となる。
【0057】この場合には、各特別図柄20a,20b,20c が
リーチ状態以前の第1の変動方向と異なる第2の変動方
向で変動するだけでなく、その変動中に特別図柄20a,20
b,20c が変形するので、各特別図柄20a,20b,20c の図柄
変動の演出効果が大になり、遊技者の興趣が更に向上す
る。
【0058】なお、複数個の特別図柄20a,20b,20c の
内、その一部の特別図柄20c を変形させるようにしても
良い。また変形は、遊技者がその意味、内容の同一性を
容易に把握できる範囲内のものであれば、算用数字と漢
数字との相互間での変形に限らず、種々の態様で変形さ
せることも可能である。更に第1の変動方向への変動中
に一部又は全部の特別図柄20a,20b,20c を変形させるよ
うにしても良い。
【0059】図9は本発明の第5の実施形態を例示し、
特別図柄変動制御手段33の制御により、一旦停止による
停止表示後に各特別図柄20a,20b,20c が、第1の変動方
向と異なる方向に再変動する場合に、その特別図柄20a,
20b,20c の色を変化させるようにしたものである。
【0060】この実施形態では、各特別図柄20a,20b,20
c が前述と同様に図9の(A)のリーチ状態を経て
(B)に示すように特定図柄「6」で一旦停止による停
止表示となった後、(C)に示すように各特別図柄20a,
20b,20c が右方向へとスクロールを開始する。このとき
各特別図柄20a,20b,20c は、例えば数字図柄の「6」か
ら「5」「4」「3」と順次識別可能な速度で変動する
が、例えば数字図柄「6」を赤で表示し、数字図柄
「5」を青、数字図柄「4」を緑、数字図柄「3」を黄
で表示する等、その変動に応じて特別図柄20a,20b,20c
の色が変化する。そして、各特別図柄20a,20b,20c は色
の変化を伴いながら一巡以上変動して停止し、(D)に
示すように赤の数字図柄「6」に戻り、特定図柄「6」
による特定表示となる。
【0061】この場合には、各特別図柄20a,20b,20c が
リーチ状態以前の第1の変動方向と異なる第2の変動方
向で変動するだけでなく、特別図柄20a,20b,20c の変動
に伴ってその色が変化するので、各特別図柄20a,20b,20
c の図柄変動の演出効果が大になり、遊技者の興趣が更
に向上する。
【0062】なお、複数個の特別図柄20a,20b,20c の
内、その一部の特別図柄20c の色を変化させるようにし
ても良い。また第1の変動方向への変動中に一部又は全
部の特別図柄20a,20b,20c の色を変化させるようにして
も良い。
【0063】図10は本発明の第6の実施形態を例示
し、特別図柄20a,20b,20c の図柄変動中に、特別図柄変
動制御手段33により、特別図柄20a,20b,20c の背景を変
化させるようにしたものである。
【0064】この実施形態では、各特別図柄が前述と同
様に図10の(A)のリーチ状態を経て(B)に示すよ
うに特定図柄「6」で一旦停止による停止表示となった
後、(C)に示すように各特別図柄20a,20b,20c が右方
向へとスクロールを開始し、所定時間変動してから、
(D)に示すように各特別図柄20a,20b,20c が特定図柄
「6」で停止して特定表示となる。このとき(A)〜
(D)に示すように、各特別図柄20a,20b,20c の背景と
して各表示領域21a,21b,21c に表示される斜め縞模様の
背景が、特別図柄20a,20b,20c の表示状態の変化に応じ
て適宜変化する。
【0065】従って、このように図柄変動中に特別図柄
20a,20b,20c の背景を変化させることによって、特別図
柄20a,20b,20c の変動方向の変化と相俟って図柄変動の
演出効果が更に向上する。
【0066】なお、背景に所定の模様を使用する場合に
は、この実施形態に例示のようにその模様を変化させる
だけでなく、模様の色を変化させるようにしても良い。
また無模様の場合には、色を変化させるだけでも良い。
その他、種々の方法で背景を変化させるようにしても良
い。また複数個の特別図柄20a,20b,20c の内、その一部
の特別図柄20c の背景を変化させるだけでも良い。
【0067】図11は本発明の第7の実施形態を例示
し、異方向変動制御手段36に、複数個(例えば3個)の
特別図柄20a,20b,20c をその表示領域21a,21b,21c 毎一
緒(一連的)に異なる方向へ変動させる機能を持たせた
ものである。
【0068】例えば、図11の実施形態では、各表示領
域21a,21b,21c 内に特別図柄20a,20b,20c を表示した状
態で、左の特別図柄20a と表示領域21a は下へ、中の特
別図柄20b と表示領域21b は上へ、右の特別図柄20c と
表示領域21c は下へと夫々スクロールし、所定時間変動
した後に、表示領域21a,21b,21c 内に特別図柄20a,20b,
20c を表示した状態でのまま、横一列等の所定位置に停
止するようになっている。この場合には、特別図柄20a,
20b,20c がその表示領域21a,21b,21c と一緒に変動する
ため、図柄変動の演出効果が更に向上する。
【0069】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は、各実施形態に限定されるものではな
い。例えば、実施形態では、3個の表示領域21a,21b,21
c に表示される特別図柄20a,20b,20c の内、2個の表示
領域21a,21b の特別図柄20a,20b が同じ種類となるリー
チ状態が発生した後に、各特別図柄の変動方向を第1の
変動方向から第2の変動方向へと変化させるようにして
いるが、リーチ状態の発生前に各特別図柄20a,20b,20c
の変動方向を第1の変動方向から所定時間だけ第2の変
動方向へと変動させ、その後に第1の変動方向の変動に
戻すようにしても良い。
【0070】実施形態では、本発明を特別図柄表示手段
19の特別図柄20a,20b,20c の図柄変動方式に採用してい
るが、普通図柄表示手段の普通図柄の図柄変動方式に採
用しても良い。従って、抽選用遊技図柄は特別図柄20a,
20b,20c 、普通図柄の何れでも良い。また本発明は、各
実施形態に例示のものを夫々組み合わせて併用すること
も可能である。その他、本発明は、パチンコ機は勿論の
こと、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機で
も同様に実施可能である。
【0071】
【発明の効果】本発明によれば、図柄表示手段19の各抽
選用遊技図柄が最終的に停止する前に、該各抽選用遊技
図柄を一旦停止的に停止表示し、その後に各抽選用遊技
図柄をそれまでの第1の変動方向と異なる第2の変動方
向へと変動させる異方向変動制御手段36を備えているの
で、図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者の興趣を喚
起できる。
【0072】また抽選用遊技図柄が特定表示とならんと
する変動状態の場合に、該各抽選用遊技図柄を一旦停止
的に停止表示し、その後に各抽選用遊技図柄をそれまで
の第1の変動方向と異なる第2の変動方向へと変動させ
る異方向変動制御手段36を備えているので、図柄変動時
の演出効果が向上し、遊技者の興趣を喚起できる。
【0073】更に異方向変動制御手段36は、複数個の抽
選用遊技図柄を表示領域毎一連的に異なる方向へ変動さ
せる機能を備えているので、図柄変動時の演出効果が更
に向上し、遊技者の興趣を喚起できる。
【0074】しかも図柄変動中に抽選用遊技図柄を拡大
及び/又は縮小させるようにしているので、第1の変動
方向から第2の変動方向への変動方向の変化と相俟って
演出効果が更に向上する。
【0075】また図柄変動中に抽選用遊技図柄を変形さ
せるようにしているので、第1の変動方向から第2の変
動方向への変動方向の変化と相俟って演出効果が更に向
上する。
【0076】更に図柄変動中に抽選用遊技図柄の色を変
化させるようにしているので、第1の変動方向から第2
の変動方向への変動方向の変化と相俟って演出効果が更
に向上する。
【0077】また図柄変動中に抽選用遊技図柄の背景を
変化させるようにしているので、第1の変動方向から第
2の変動方向への変動方向の変化と相俟って演出効果が
更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄表示手
段の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図9】本発明の第5の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図10】本発明の第6の実施形態を示す図柄変動過程
の説明図である。
【図11】本発明の第7 の実施形態を示す特別図柄表示
手段の説明図である。
【符号の説明】
13 特別図柄始動手段 19 特別図柄表示手段 31 第2抽選手段 34 抽選結果判定手段 36 異方向変動制御手段 37 特定表示制御手段 38 特別遊技状態発生手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄始動手段(13)が遊技球を検出するこ
    とを条件に図柄表示手段(19)の複数個の抽選用遊技図柄
    が所定方向に変動し、該図柄表示手段(19)の変動後の前
    記抽選用遊技図柄が特定表示となることを条件に遊技者
    に有利な特別遊技状態を発生させるようにした弾球遊技
    機において、前記図柄表示手段(19)の前記各抽選用遊技
    図柄が最終的に停止する前に、該各抽選用遊技図柄を一
    旦停止的に停止表示し、その後に前記各抽選用遊技図柄
    をそれまでの第1の変動方向と異なる第2の変動方向へ
    と変動させる異方向変動制御手段(36)を備えたことを特
    徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 複数個の抽選用遊技図柄を変動表示可能
    な図柄表示手段(19)と、遊技球の検出を条件に前記図柄
    表示手段(19)の抽選用遊技図柄の変動を開始させる図柄
    始動手段(13)と、該図柄始動手段(13)での遊技球の検出
    を条件に遊技条件を抽選可能な抽選手段(31)と、該抽選
    手段(31)での抽選結果を判定する抽選結果判定手段(34)
    と、該抽選結果判定手段(34)での判定結果が特別遊技判
    定の場合に前記図柄表示手段(19)の変動後の抽選用遊技
    図柄を特定表示とする特定表示制御手段(37)と、前記特
    別遊技判定及び/又は前記特定表示の場合に遊技者に有
    利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段(3
    8)とを備えた弾球遊技機において、前記抽選用遊技図柄
    が前記特定表示とならんとする変動状態の場合に、該各
    抽選用遊技図柄を一旦停止的に停止表示し、その後に前
    記各抽選用遊技図柄をそれまでの第1の変動方向と異な
    る第2の変動方向へと変動させる異方向変動制御手段(3
    6)を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記異方向変動制御手段(36)は、複数個
    の抽選用遊技図柄を表示領域毎一連的に異なる方向へ変
    動させる機能を備えたことを特徴とする請求項1又は2
    に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 図柄変動中に前記抽選用遊技図柄を拡大
    及び/又は縮小させるようにしたことを特徴とする請求
    項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 図柄変動中に前記抽選用遊技図柄を変形
    させるようにしたことを特徴とする請求項1〜4の何れ
    かに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 図柄変動中に前記抽選用遊技図柄の色を
    変化させるようにしたことを特徴とする請求項1〜5の
    何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 図柄変動中に前記抽選用遊技図柄の背景
    を変化させるようにしたことを特徴とする請求項1〜6
    の何れかに記載の弾球遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022121635A (ja) * 2022-06-30 2022-08-19 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

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