JP2002143450A - 遊技機の図柄表示装置 - Google Patents

遊技機の図柄表示装置

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JP2002143450A
JP2002143450A JP2000345662A JP2000345662A JP2002143450A JP 2002143450 A JP2002143450 A JP 2002143450A JP 2000345662 A JP2000345662 A JP 2000345662A JP 2000345662 A JP2000345662 A JP 2000345662A JP 2002143450 A JP2002143450 A JP 2002143450A
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Shinichi Hoshino
進一 星野
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組合せに用いる図柄と図柄変動中表示に用い
る図柄との有機的な表示形態で図柄が変動中であること
を演出する。 【解決手段】 図柄の停止が確定する前に例えば副図柄
14が点滅するというように主図柄13又は副図柄14
の少なくとも一方がその場変動し、図柄が変動中である
ことを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機やスロ
ットマシン等の遊技機に用いられる図柄が変動中である
ことを表示する機能を持つ図柄表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機では、遊技領域に発射された
球が始動入賞口に入賞することにより、図柄表示装置が
複数の図柄を例えば上下方向又は左右方向に可変表示し
た後に停止し、全部の図柄の停止が確定し、当該確定し
た図柄の組合せが大当り図柄の組合せに揃うと、大当り
の種類例えば次回の図柄の組合せ遊技が高確率に変動す
るスーパーラッキー大当り、確率変動を伴わない普通大
当りを意味するラッキー大当り、遊技店の営業方法とし
て連続遊技(持球遊技)の中断を意味するアンラッキー
大当り等と呼ばれる各種類に応じて、大入賞口やアタッ
カーと呼ばれる変動入賞口装置を動かしたり、次回の図
柄の組合せ遊技での大当りの発生する確率を高確率にし
たりするものにおいて、図柄変動中に例えば、図柄が一
時的に停止した後に再び動き出すような演出をすること
は周知である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記従来例
は、図柄の全部を一時的に停止後にいきなり可変表示す
ることで図柄が変動中であることを遊技者に認識させる
構造であるので、組合せに使う図柄と図柄変動中表示に
使う図柄と有機的な表示形態ができず、遊技性に欠け
る。
【0004】そこで、本発明は、組合せに用いる図柄と
図柄変動中表示に用いる図柄との有機的な表示形態で図
柄が変動中であることを演出することができる遊技機の
図柄表示装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にあっては、変動
開始後に停止した図柄により遊技の当り外れを表示する
遊技機の図柄表示装置において、図柄を主図柄と副図柄
とで構成し、図柄の停止が確定する前に図柄をその場変
動する図柄変動中制御手段を備えたことを特徴としてい
る。よって、本発明によれば、図柄の停止が確定する前
に主図柄又は副図柄の少なくとも一方がその場変動し、
図柄が変動中であることを表示することにより、例えば
主副図柄の一時的な停止直後に図柄変動中であることを
表示する遊技形態を主副図柄の有機的な表示形態で演出
することができ、遊技性を向上することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1〜図12は本発明の実施形態
であって、図1は図柄表示装置を示し、図2は主図柄1
3の種類を示し、図3は副図柄14の種類を示し、図4
は確定図柄の種類を示し、図5〜図7は図柄表示器3で
再リーチを予告する種々の表示形態を示し、図8及び図
9は図柄表示器3で再抽選を表示する種々の表示形態を
示し、図10〜図12は図柄表示器3で図柄確定前に図
柄変動中を表示する種々の表示形態を示す。
【0007】図1を参照し、図柄表示装置について説明
する。遊技盤1の前面でガイドレール2により囲まれた
内側の遊技領域には、センター役物としての図柄表示器
3、始動入賞口装置4、変動入賞口装置5及びアウト口
6等が上方より下方に順に配置される。変動入賞口装置
5はアタッカー又は大入賞口装置と通称されるものであ
って、図外の電磁ソレノイドのようなアクチュエータで
動作する蓋5aが開くことで球の入賞が可能となり、蓋
5aが閉じることで球の入賞が不可能となる。始動入賞
口装置4及び変動入賞口装置5は球検出器7a;7bを
遊技者より見えないように個別に備える。球検出器7a
は入賞口装置4に入賞した球を検出する毎に入賞検出信
号を遊技盤1の裏側面に取付けられる主制御装置8に出
力し、球検出器7bは入賞口装置5に入賞した球を検出
する毎に入賞検出信号を主制御装置8に出力する。主制
御装置8は球検出器7a;7bからの入賞検出信号それ
ぞれに応じた賞球払出指示に相当するコマンドを図外の
球払出制御装置に個別に出力する一方、球検出器7aか
らの入賞検出信号については賞球払出指示の他に図柄合
せ遊技開始指示に相当するコマンドを図柄表示器3の裏
側面に組付けられる図柄制御装置9に出力する。
【0008】主制御装置8は、CPUがROMに設定さ
れたプログラムに基づき、RAMを処理過程の記憶手段
として入力処理・エラー処理・図柄制御処理・賞球制御
処理・外部情報処理等の遊技全般の遊技処理を所定周期
で繰返す。図柄制御装置9、球払出制御装置、表示灯制
御装置、球発射制御装置も内蔵されたボートマイコンの
CPUがRAMを一時記憶装置として使用しながら、R
OMに書込まれたプログラムに従う処理を実行する。音
制御装置は音IC等の半導体装置を用いた音響出力処理
を実行する。
【0009】主制御装置8の図柄変動に関する処理で
は、始動入賞口装置4への球の入賞検出つまり球検出器
7aからの球検出信号の入力を契機として抽選処理を実
行する。抽選処理には当り外れ抽選処理、リーチ作動抽
選処理、リーチパターン抽選処理、予告作動抽選処理、
予告パターン抽選処理、再抽選表示抽選処理、再抽選表
示パターン抽選処理、図柄変動中表示抽選処理及び図柄
変動中表示パターン抽選処理等がある。当り外れ抽選処
理は入賞検出信号の入力タイミングで主制御装置8の循
環計数作動中の乱数カウンタから乱数を取得し、取得乱
数に基づき主制御装置8に予め設定された大当り外れ乱
数テーブルより遊技者に有利な大当りと遊技者に不利な
外れとのいずれか1つの遊技を決める処理である。リー
チ作動抽選処理は図柄表示器3で表示された多数の図柄
が停止する場合において、最後に停止する以前に停止す
る全部の図柄が同じ図柄に揃うリーチを演出するか否か
を決める処理である。
【0010】リーチパターン抽選処理は主制御装置8に
予め設定された複数の異なるリーチパターンのうちの1
つを決める処理である。複数の異なるリーチパターンと
しては、例えば、ノーマルリーチ、スーパーリーチA、
スーパーリーチB、リーチA、リーチB、リーチCと呼
ばれるような種々のパターンがある。予告作動抽選処理
は図柄表示器3での図柄変動開始から図柄停止までの間
つまり図柄変動遊技中に例えば、リーチになるかもしれ
ないと言う期待感又は大当りするかもしれないと言う期
待感のうちのいずれか1つの予告をするかしないかを決
める処理であって、前記取得乱数に基づき制御装置に予
め設定された予告乱数テーブルより予告を行うか否かを
決定する。予告パターン抽選処理は主制御装置8に予め
設定された複数の異なる予告パターンの1つを決める処
理である。
【0011】再抽選表示作動抽選処理は図柄表示器3で
の図柄変動開始から図柄停止までの間つまり図柄変動遊
技中に例えば、確率変動大当りになるかもしれないと言
う期待感を遊技者に抱かせるための処理であって、前記
取得乱数に基づき制御装置に予め設定された再抽選表示
乱数テーブルより再抽選表示を行うか否かを決定する。
再抽選表示パターン抽選処理は主制御装置8に予め設定
された複数の異なる再抽選表示パターンの1つを決める
処理である。図柄変動中表示抽選処理は図柄表示器3で
の図柄変動開始から図柄停止までの間つまり図柄変動遊
技中であって図柄が停止して確定する前に例えば、確率
変動大当りになるかもしれないと言う期待感を遊技者に
抱かせるための処理であって、前記取得乱数に基づき制
御装置に予め設定された図柄変動中表示乱数テーブルよ
り図柄変動中表示を行うか否かを決定する。図柄変動中
表示パターン抽選処理は主制御装置8に予め設定された
複数の異なる図柄変動中表示パターンの1つを決める処
理である。
【0012】図柄制御装置9は主制御装置8からの変動
開始指示に相当するコマンドにより、図柄表示器3への
図柄変動表示制御を開始する。又、図柄表示器3での図
柄変動遊技中に、始動入賞口装置4に球が入賞した場合
は、主制御装置8が始動入賞口装置4の入賞を所定個数
の範囲で記憶する。主制御装置8は始動入賞口装置4へ
の入賞個数の記憶数に応じたコマンドを表示灯制御装置
に出力し、表示灯制御装置が遊技盤1に前側から見える
ように設けられたメモリ表示器(インジケータ)を制御
する。こにおける主制御装置8の記憶数は図柄表示器3
による次回の図柄変動遊技開始毎に1つずつ減算され
る。又、図柄表示器3による図柄変動遊技は記憶数の範
囲で繰返される。
【0013】本実施形態では、図柄制御装置9は予告制
御手段10と再抽選制御手段11と図柄変動中制御手段
12と主図柄記憶部15及び副図柄記憶部16を備え
る。予告制御手段10は主制御装置8から予告情報が図
柄制御装置9に入力されることにより、主図柄13と副
図柄14とを関連付けて動かす相関動作を行う予告制御
処理を実行する。再抽選制御手段11は主制御装置8か
ら再抽選表示情報及び再抽選表示パターン情報が図柄制
御装置9に入力されることにより、主図柄13と副図柄
14との相対位置を変化させる再抽選表示制御処理を実
行する。図柄変動中制御手段12は主制御装置8から再
抽選表示情報及び再抽選表示パターン情報が図柄制御装
置9に入力されることにより、副図柄14をその場変動
させる制御処理を実行する。予告制御手段10や図柄変
動中制御手段12は図柄制御装置9に代えて主制御装置
8に設けても良い。主図柄記憶部15は図2の(a)〜
(n)に示すような複数の種類の異なる特別図柄たる主
図柄13を図柄表示器3で表現するための主図柄画像デ
ータを保有し、副図柄記憶部16は図3の(a)〜
(l)に示すような複数の種類の異なる装飾図柄たる副
図柄14を図柄表示器3で表現するための副図柄画像デ
ータを保有する。
【0014】図2において、(k)の「蛙と数字「1
0」」とからなる主図柄13、(l)の「てるてる坊主
と数字「11」」とからなる主図柄13、(m)の「雷
様と数字「12」」とからなる主図柄13及び(n)の
「雪達磨と数字13」」とからなる主図柄13は、蛙や
てるてる坊主及び雷様或いは雪達磨等のキャラクタと数
字との組合せは図柄変動中でも図柄停止中でも変わらな
いが、図柄変動中において、本実施形態では図柄変動開
始に際し、各キャラクタの顔の表情は喜びや大喜び又は
悲しみ等を表現するように変化することによりリーチ予
告をするようになっている。
【0015】図3において、(a)の「太陽」、(e)
の「雲」、(i)の「閉じた傘」なる副図柄14の種類
が異なる。(b)の副図柄14は「太陽が喜び」の表情
を表現し、(c)の副図柄14は「太陽が大喜び」の表
情を表現し、(d)の副図柄14は「太陽が悲しみ」の
表情を表現している。(f)の副図柄14は「雲が喜
び」の表情を表現し、(g)の副図柄14は「雲が大喜
び」の表情を表現し、(h)の副図柄14は「雲が悲し
み」の表情を表現している。(j)の副図柄14は「開
いた傘が喜び」の表情を表現し、(k)の副図柄14は
「開いた傘が大喜び」の表情を表現し、(l)の副図柄
14は「開いた傘が悲しみ」の表情を表現している。
又、(a);(e);(i)それぞれの副図柄14は、
図柄表示器3(図1参照)において図柄変動が完全に停
止し、図柄の組合せによる当り又は外れの遊技が確定し
たことを表現する図柄(以下、確定図柄と称する)に使
用され、それ以外の表情変化の有る副図柄14は図柄変
動中でのリーチ予告に使用される。
【0016】図4を参照し、確定図柄について説明す
る。確定図柄は図2の主図柄13の上に図3の副図柄1
4を重ね合せ、主図柄13における副図柄14の重ね合
せされた部分にはコンピュータグラフィックス処理の陰
面処理が施されており、副図柄14が主図柄13の手前
側にある印象を見る者に与える。図4の(a)〜
(c);(g);(i)に示す確定図柄は図2の
「0」:「1」;「2」;「6」;「8」の主図柄13
と図3の(e)の「雲」なる副図柄14との組合わせで
あり、図4の(d):(f);(h)に示す確定図柄は
図2の「3」:「5」;「7」の主図柄13と図3の
(a)の「太陽」なる副図柄14との組合わせであり、
図4の(e):(j)に示す確定図柄は図2の「4」:
「9」の主図柄13と図3の(i)の「傘」なる副図柄
14との組合わせである。図4の(k)〜(n)に示す
確定図柄は図2(k)〜(n)までの主図柄13がその
まま使用される。
【0017】第1実施形態によれば、主制御装置8や図
柄制御装置9或いはそれら以外の各種の制御装置が起動
した状態において、遊技盤1の遊技領域に発射された球
が始動入賞口装置4に入賞し、球検出器7aから球検出
信号が主制御装置8に入力されると、主制御装置8が賞
球払出に関する処理及び図柄変動に関する処理を実行
し、賞球払出に関する処理結果に相当するコマンドを球
払出制御装置に出力し、図柄変動に関する処理結果に相
当するコマンドを図柄制御装置9に出力する。
【0018】球検出器7aからの球検出信号の入力タイ
ミングにより実行される前記図柄抽選処理等の結果、予
告有りの場合での図柄表示器3による図柄変動形態につ
いて図5〜図7を参照しながら説明する。図5〜図7で
は図柄表示器3に左図柄19と中図柄20及び右図柄2
1が順に上から下に変動を開始するものとし、左・中・
右図柄19〜21それぞれが「7」なる主図柄13と
「太陽」なる副図柄14とからなる場合を例として図示
している。
【0019】図5において、a図は図1の始動入賞口装
置4に球が入賞したけれども図柄表示器3の左・中・右
図柄19〜21が停止したままの状態である。b図は、
a図に引続き、中・右図柄20;21は停止したままで
あるが、先に、左図柄19が変動を開始することにより
リーチを予告する状態であって、左図柄19において主
図柄13の方が副図柄14よりも先に変動を開始し、
又、主図柄13の変動加速度が副図柄14の変動加速度
よりも小さいので、副図柄14は主図柄13にやがて追
いつく。更に、左・中・右図柄19〜21の副図柄14
の全部は「アッ」と驚くような表情を表現する。c図は
左・中・右図柄19〜21における副図柄14が「ア
ッ」と驚くような表情を表現したまま、左図柄19の下
方への変動が進行した状態である。
【0020】図6において、a図は図1の始動入賞口装
置4に球が入賞したけれども図柄表示器3の左・中・右
図柄19〜21が停止したままの状態である。b図は、
a図に引続き、中・右図柄20;21は停止したままで
あるが、先に、左図柄19が変動を開始することにより
リーチを予告する状態であって、左図柄19において主
図柄13と副図柄14とが同時に変動を開始し、又、主
図柄13の変動加速度と副図柄14の変動加速度とは同
じである。更に、左・中・右図柄19〜21の副図柄1
4の全部は「アッ」と驚くような表情を表現する。c図
は左・中・右図柄19〜21における副図柄14が「ア
ッ」と驚くような表情を表現したまま、左図柄19の下
方への変動が進行した状態である。
【0021】図7において、a図は図1の始動入賞口装
置4に球が入賞したけれども図柄表示器3の左・中・右
図柄19〜21が停止したままの状態である。b図は、
a図に引続き、中・右図柄20;21は停止したままで
あるが、先に、左図柄19が変動を開始することにより
リーチを予告する状態であって、左図柄19において主
図柄13の方が副図柄14よりも後に変動を開始し、
又、主図柄13の変動加速度が副図柄14の変動加速度
よりも大きいので、主図柄13は副図柄14にやがて追
いつく。しかも、左・中・右図柄19〜21の副図柄1
4の全部は「アッ」と驚くような表情を表現する。c図
は左・中・右図柄19〜21における副図柄14が「ア
ッ」と驚くような表情を表現したまま、左図柄19の下
方への変動が進行した状態である。
【0022】図5及び図6では図柄変動開始に際し主図
柄13が副図柄14よりも先に変動を開始し、図7では
図柄変動開始に際し副図柄14が主図柄13よりも先に
変動を開始するというように、主図柄13と副図柄14
との変動開始タイミングをずらすことでリーチを予告し
ていると、理解し得る。
【0023】球検出器7aからの球検出信号の入力タイ
ミングにより実行される前記図柄抽選処理等の結果、再
抽選表示有りの場合での図柄表示器3による図柄変動形
態について図8及び図9を参照しながら説明する。図8
及び図9では図柄表示器3に左図柄19と中図柄20及
び右図柄21が順に上から下に変動する場合を例として
図示している。
【0024】図8において、a図は図柄表示器3の左・
中・右図柄19〜21における「6」なる主図柄13と
四角印で図示した「雲」なる副図柄14とが一時的に停
止した直後に「雲」なる副図柄14の全部が変動を再び
開始した状態である。b図は、a図に引続き、左・中・
右図柄19〜21における副図柄14がa図の「雲」か
ら丸印で図示した「太陽」に変化して停止する一方、左
・中・右図柄19〜21における「6」なる主図柄13
が変動を開始した状態である。c図は、b図に引続き、
左・中・右図柄19〜21における主図柄13がb図の
「6」から「7」に変化して停止し、左・中・右図柄1
9〜21の全部が確定した状態である。要するに、a図
における左・中・右図柄19〜21の「6」なる主図柄
13と「雲」なる副図柄14との組合せで一時的に停止
した状態により確率変動を伴わない普通大当りであるラ
ッキー大当りであることを表現した後、a図からb図ま
でにおける主図柄13と副図柄14との交互変化により
再抽選処理があたかも行われたような再抽選表示を表現
し、c図で「7」なる主図柄13と「太陽」なる副図柄
14との正規の組合せで完全に停止した確定図柄により
次回のゲームが高確率に変動するスーパーラッキー大当
りを表現した状態である。
【0025】図9において、a図は図柄表示器3の左・
中・右図柄19〜21における「7」なる主図柄13と
四角印で図示した「雲」なる副図柄14とが一時的に停
止した直後に「雲」なる副図柄14の全部が変動を再び
開始した状態である。a図における「7」なる主図柄1
3と「雲」なる副図柄14との組合せは確定図柄として
定められた正規な組合せ以外の組合せである。b図は、
a図に引続き、左・中・右図柄19〜21における
「7」なる主図柄13の全部は停止したままであるが、
左・中・右図柄19〜21における「雲」なる副図柄1
4の全部が下方に変動を開始する一方、丸印で図示した
「太陽」なる副図柄14が左・中・右図柄19〜21に
上方より現れた状態である。c図は、b図に引続き、左
・中・右図柄19〜21における「7」なる主図柄13
の全部は停止したままであるが、b図における「雲」な
る副図柄14が左・中・右図柄19〜21より消えると
共に、b図における「太陽」なる副図柄14の副図柄1
4の変動が進行して「7」なる主図柄13との正規の組
合位置に停止し、左・中・右図柄19〜21の全部が確
定した状態である。要するに、a図における左・中・右
図柄19〜21の「7」なる主図柄13と「雲」なる副
図柄14との通常ではない組合せを一時的に停止した状
態で表現した後、a図からc図までにおける副図柄14
の図柄の変化と主図柄13と副図柄14との位置変化に
より再抽選処理があたかも行われたような再抽選表示を
表現し、c図で「7」なる主図柄13と「太陽」なる副
図柄14との正規の組合せで完全に停止した確定図柄に
より次回のゲームが高確率に変動するスーパーラッキー
大当りを表現した状態である。
【0026】球検出器7aからの球検出信号の入力タイ
ミングにより実行される前記図柄変動中表示等の結果、
図柄変動中表示有りの場合での図柄表示器3による図柄
変動形態について図10〜図12を参照しながら説明す
る。図10〜図12では図柄表示器3に左図柄19と中
図柄20及び右図柄21が順に上から下に変動する場合
を例として図示している。
【0027】図10において、a図は図柄表示器3の左
・中・右図柄19〜21における「7」なる主図柄13
と四角印で図示した「雲」なる副図柄14とが一時的に
停止した状態である。a図における「7」なる主図柄1
3と「雲」なる副図柄14との組合せは確定図柄として
定められた正規な組合せ以外の組合せである。b図は、
a図の直後に、左・中・右図柄19〜21における主図
柄13の全部及び副図柄14の全部は位置を停止したま
まであるが、副図柄14の全部が副図柄14の周囲に描
いた放射状線で示すように点滅した状態である。c図
は、b図に引続き、左・中・右図柄19〜21における
「7」なる主図柄13の全部は停止したままであるが、
b図における「雲」なる副図柄14が「太陽」なる副図
柄14に変化し、左・中・右図柄19〜21の全部の停
止が確定した状態である。要するに、a図における左・
中・右図柄19〜21の「7」なる主図柄13と「雲」
なる副図柄14との通常ではない組合せを一時的に停止
した状態で表現した後、b図おける副図柄14を点滅す
ることにより図柄確定前の図柄変動中であることをさり
げなく表現し、c図で「7」なる主図柄13と「太陽」
なる副図柄14との正規の組合せで完全に停止した確定
図柄により次回のゲームが高確率に変動するスーパーラ
ッキー大当りを表現した状態である。
【0028】図11において、a図は図柄表示器3の左
・中・右図柄19〜21における「7」なる主図柄13
と丸印で図示した「太陽」なる副図柄14とが停止し、
副図柄14である太陽の全部が「怒り」の表情を表現し
た状態である。a図における「7」なる主図柄13と
「太陽」なる副図柄14との組合せは確定図柄として定
められた正規な組合せである。b図は、a図の直後に、
左・中・右図柄19〜21における主図柄13の全部及
び副図柄14の全部は位置を停止したままであるが、副
図柄14である太陽の全部が「悲しみ」の表情を表現し
た状態である。c図は、b図に引続き、左・中・右図柄
19〜21における主図柄13の全部及び副図柄14の
全部は位置を停止したままであるが、副図柄14である
太陽の全部が「喜び」の表情を表現した状態である。そ
の後、c図のおける副図柄14である太陽の全部におけ
る表情が消え、左・中・右図柄19〜21における主図
柄13の全部及び副図柄14の全部が図3の(h)で示
す確定図柄となって停止し確定した状態である。要する
に、a〜c図における左・中・右図柄19〜21の主図
柄13と副図柄14との組合せは正規であるが、副図柄
14で表現する表情が変化することにより図柄確定前の
図柄変動中であることをさりげなく表現し、その後に主
図柄13と副図柄14との正規の組合せで完全に停止し
た確定図柄により次回のゲームが高確率に変動するスー
パーラッキー大当りを表現した状態である。
【0029】図12において、a図は図柄表示器3の左
・中・右図柄19〜21における「7」なる主図柄13
と丸印で図示した「太陽」なる副図柄14とが停止した
状態である。b図は、a図の直後に、左・中・右図柄1
9〜21における主図柄13は停止したままであるが、
左・右図柄19;21における副図柄14が中図柄20
の副図柄14の方に移動した状態である。c図は、b図
に引続き、左・中・右図柄19〜21における主図柄1
3は停止したままであるが、副図柄14の全部が中図柄
20の所で1つにまとまって大きな太陽に変化した状態
である。その後、c図のおける副図柄14である大きな
太陽が消え、a図のように左・中・右図柄19〜21に
おける主図柄13の全部及び副図柄14の全部が停止し
確定した状態である。要するに、a〜c図における左・
中・右図柄19〜21の主図柄13と副図柄14との組
合せは正規であるが、副図柄14の位置変化と1つにま
とまった大きさ変化とにより図柄確定前の図柄変動中で
あることをさりげなく表現し、その後に主図柄13と副
図柄14との正規の組合せで完全に停止した確定図柄に
より次回のゲームが高確率に変動するスーパーラッキー
大当りを表現した状態である。
【0030】図柄表示器3では左・中・右図柄19〜2
1の変動方向は下から上でも良く、左・中・右図柄19
〜21の変動開始順序は全部同時でも中図柄20を先に
又は右図柄21を先に行っても良い。又、図柄の表示配
列を、上・中・下の三列であったり、左・中・右・上・
中・下からなる格子状であっても適用できる。上・中・
下の三列の場合は各図柄の変動方向が左から右又は右か
ら左の横方向であるが、格子状の場合は各図柄の変動方
向が上から下又は下から上の縦方向か横方向のどちらで
も良く、しかも、図柄の組合せが揃う当りラインの方向
は横方向か又は縦方向の三列か又は当該三列と対角線方
向の二列との合計五列に設定することが可能である。
【0031】又、左・中・右図柄19〜21のような図
柄の組合わせの例を図示したが、複数の異なる主図柄1
3と副図柄14とかなる図柄が一列状に変動するように
見る者が視認し得るように表示し、確定図柄が主制御装
置8に当り図柄として予め設定された図柄となるか否か
で当り外れを遊技者に知らせる場合でも適用できる。始
動入賞口装置4はチューリップタイプでも良い。制御装
置は主制御装置8と図柄制御装置9とが1つのケースに
区分されて格納されるか又は別々のケース毎に格納され
るか又は1つのケースに主制御装置8と図柄制御装置9
とを構成するための電気部品が基板に混在した形態でも
良い。主図柄13と副図柄14との図案は互いに逆であ
っても又は図示以外のものでも良い。
【0032】実施形態ではパチンコ機を例示したが、こ
の場合、前記実施形態における始動入賞検出信号を遊技
者の操作で発生する遊技開始信号に代えることでスロッ
トマシンにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態の図柄表示装置を示す構成
図。
【図2】 同実施形態の主図柄を示す模式図。
【図3】 同実施形態の副図柄を示す模式図。
【図4】 同実施形態の確定図柄を示す模式図。
【図5】 同実施形態のリーチ予告を示す模式図。
【図6】 同実施形態の異なるリーチ予告を示す模式
図。
【図7】 同実施形態の更に異なるリーチ予告を示す模
式図。
【図8】 同実施形態の再抽選表示を示す模式図。
【図9】 同実施形態の異なる再抽選表示を示す模式
図。
【図10】 同実施形態の図柄変動中表示を示す模式
図。
【図11】 同実施形態の異なる図柄変動中表示を示す
模式図。
【図12】 同実施形態の更に異なる図柄変動中表示を
示す模式図。
【符号の説明】
1 遊技盤 3 図柄表示器 4 始動入賞口装置 5 変動入賞口装置 7a 球検出器 8 主制御装置 9 図柄制御装置 12 図柄変動中制御手段 13 主図柄 14 副図柄

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変動開始後に停止した図柄により遊技の
    当り外れを表示する遊技機の図柄表示装置において、図
    柄を主図柄と副図柄とで構成し、図柄の停止が確定する
    前に主副図柄の少なくとも一方をその場変動することで
    図柄が変動中であることを表示する図柄変動中制御手段
    を備えたことを特徴とする遊技機の図柄表示装置。
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