JP3801402B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤の遊技領域に、特別図柄始動手段と、複数個の特別図柄を変動表示する特別図柄表示手段とを備え、特別図柄始動手段が遊技球を検出することを条件に、特別図柄表示手段の特別図柄を所定時間変動させて所定順序で停止させ、その変動後の停止図柄が特定図柄の組み合わせである特定表示となったときに、所謂アタッカー等の可変入賞手段を開放させる等により遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるようにしたものがある。
【0003】
特別図柄の変動方式には、従来、特別図柄表示手段の各特別図柄を所定の変動パターンに従って所定方向にスクロールさせるスクロール方式、或いはスクロール方式での変動中、取り分けリーチ変動時に各特別図柄の大きさを変化させて拡大又は縮小表示する拡大・縮小方式等がある。
【0004】
しかし、従来の変動方式は、変動開始から変動終了までの間の特別図柄の変動に種々の演出策を講じているが、何れの場合も特別図柄始動手段の遊技球の検出を条件に複数個の特定図柄が変動を開始し、その後所定の変動パターン等に従って各特別図柄が夫々特別図柄表示部内で所定の演出表示を行いながら変動するようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の特別図柄の変動方式では、変動開始から停止まで各特別図柄が各図柄表示部内で所定の変動パターン等に従って演出表示を行うだけである。このため、変動開始後の変動パターン等に種々の演出策を講じたとしても、図柄変動が非常に単調で変化に乏しく、図柄変動の意外性、演出性等に欠け、遊技者の興趣を十分に喚起できないという問題がある。
【0006】
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、図柄変動の意外性、演出性が向上し、遊技者の興趣を喚起できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、図柄始動手段と、前記図柄始動手段の遊技球の検出を条件に所定時間変動して停止する抽選用遊技図柄を表示する縦横に複数個の図柄表示部を有する図柄表示手段と、有効判定ライン上の前記複数個の図柄表示部の変動後の停止図柄が予め定められた特定表示となったときに、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えた弾球遊技機において、前記図柄始動手段の遊技球の検出を条件に拡大表示の有無を決定する乱数を抽選する抽選手段と、該抽選手段が拡大表示を抽選した場合に、変動開始から所定時間経過したときに前記複数個の図柄表示部の内の端部側の前記図柄表示部に表示される前記抽選用遊技図柄を、該端部側の図柄表示部とこれに隣接する他の前記図柄表示部とに跨がって共通的に拡大表示させる共通表示制御手段とを備え、前記特別遊技状態発生手段は前記抽選用遊技図柄を共通的に拡大表示したときに、前記端部側の図柄表示部と前記隣接する他の図柄表示部との隣接方向の判定ラインを有効にして前記有効判定ラインの数を増加させ、前記有効判定ライン上の抽選用遊技図柄の停止図柄が前記特定表示となることを条件に前記特別遊技状態を発生させる機能を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形態を例示し、図1において、1 は遊技機本体1 で、開閉自在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3 が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側にガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫々設けられている。
【0009】
遊技盤3 には、図2に示すように、ガイドレール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動手段13、可変入賞手段14、普通入賞手段15〜17、普通図柄始動手段18等の遊技部品が配置されている。
【0010】
液晶表示手段12は、遊技者に対して通常の遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段19を兼用している。特別図柄表示手段19は、複数個、例えば図3に示すように、特別図柄20a 〜28a を表示する特別図柄表示部20〜28を備えている。
【0011】
特別図柄20a 〜28a は、変動後の遊技状態が特別遊技か否かの遊技条件を抽選により決定するための抽選用遊技図柄であって、特別図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に、乱数制御によって所定時間変動して停止するようになっている。
【0012】
なお、特別図柄20a 〜28a には、数字図柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの10種類の数字図柄が使用され、その10種類の数字図柄が所定の図柄変動パターンで変動するようになっている。
【0013】
特別図柄表示部20〜28は、特別図柄表示手段19の液晶表示領域内に横方向及び縦方向に複数個、例えば3個あり、その各々は矩形状等の所定領域に区画されている。そして、特別図柄表示手段19は、図5に示すように、変動動作中に一部の特別図柄表示部20に表示される特別図柄20a を横方向に拡大させて、この一部の特別図柄表示部20とこれに隣接する他の特別図柄表示部21とに跨がって共通的に横拡大表示する機能を有する。
【0014】
液晶表示手段12には、その上部に普通図柄表示手段29が設けられている。普通図柄表示手段29は1個又は複数個、例えば1個の普通図柄表示部を有し、普通図柄始動手段18が遊技球を検出することを条件に、その普通図柄表示部の普通図柄が乱数制御により所定時間変動して停止するようになっている。なお、この実施形態では普通図柄にも0〜9までの10種類の数字図柄が使用されている。
【0015】
特別図柄始動手段13は、遊技者に不利な第1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換動作可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪30を備えた電動チューリップが使用されている。特別図柄始動手段13は、変動後に普通図柄表示手段29に停止表示される普通図柄が予め定められた所定図柄又は所定図柄の組み合わせ(当たり図柄)となったときに、開閉爪30が所定時間開放するようになっている。普通図柄始動手段18は通過ゲート等によって構成されている。
【0016】
可変入賞手段14は、遊技者に不利な第1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換動作可能であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支された開閉板31を備え、変動後に後述の特定表示判定ライン上の特別図柄表示部20〜28に停止表示される特別図柄20a 〜28a が特定表示(例えば「3・3・3」「5・5・5」「7・7・7」等のように、予め定められた特定図柄又は特定図柄の組み合わせ(所謂大当たり図柄))となったときに、開閉板31が前側に開放して遊技者に有利な特別遊技状態に移行するようになっている。
【0017】
可変入賞手段14にはその内部に特定領域32が設けられており、この特定領域32を遊技球が通過したときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。なお、可変入賞手段14は、開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板31が閉じると共に、遊技球が特定領域32を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0018】
図4は制御系を例示するブロック図である。図4において、33は第1抽選手段で、当たり・外れ決定用乱数を発生させておき、普通図柄始動手段18での遊技球の検出を条件に、その当たり・外れ決定用乱数の乱数値を抽選して当たり遊技か否かを決定するためのものである。
【0019】
34は普通図柄変動制御手段で、普通図柄始動手段18が遊技球を検出することを条件に普通図柄表示手段29の普通図柄を所定時間変動させると共に、そのときの第1抽選手段33の抽選結果に応じて、当たり乱数値を抽選したときに当たり図柄で、外れ乱数値を抽選したときに外れ図柄で夫々普通図柄表示手段29の普通図柄を停止させるためのものである。
【0020】
35は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表示手段29の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段18が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上限個数(例えば4個)内で順次記憶しておき、先の変動動作の終了後にその保留個数分だけ順次普通図柄を変動させるためのものである。
【0021】
36は開閉制御手段で、普通図柄表示手段29の変動後の普通図柄が所定の当たり条件、例えば「7」か否かを判定し、そのときの普通図柄が当たり図柄を停止表示することを条件に、特別図柄始動手段13を所定時間(例えば0.5秒間程度)開放させるためのものである。
【0022】
37は第2抽選手段で、特別遊技か否かを抽選するための遊技条件抽選乱数値(例えば特定表示(大当たり)・非特定表示(外れ)決定乱数値)、拡大表示を決定するための拡大表示乱数値、図柄変動パターン決定乱数値、停止図柄決定乱数値等の所定の乱数値を発生させておき、特別図柄始動手段13での遊技球の検出を条件に、その各乱数値を抽選して特別図柄20a 〜28a の変動後の遊技条件、特別図柄20a 〜28a の変動中の図柄変動パターン、特別図柄20a 〜28a の変動中の拡大表示の有無、特別図柄20a 〜28a の変動後の停止図柄等を決めるためのものである。
【0023】
なお、特別図柄20a 〜28a の変動後の遊技条件には、第2抽選手段37が特定表示(大当たり)乱数値を抽選したときの大当たり遊技(特別遊技状態)と、非特定表示(外れ)乱数値を抽選したときの外れ遊技(非特別遊技状態)との2種類がある。
【0024】
38は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表示手段19の特別図柄20a 〜28a の変動中に特別図柄始動手段13が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上限個数(例えば4個)内で順次記憶しておき、先の変動動作の終了後にその保留個数分だけ順次特別図柄20a 〜28a を変動させるためのものである。
【0025】
40は特別図柄変動制御手段で、特別図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に、第2抽選手段37により抽選された特定表示・非特定表示決定乱数値、図柄変動パターン決定乱数値、拡大表示乱数値、停止図柄決定乱数値等の抽選乱数値の乱数処理により、必要に応じて特別図柄20a 〜28a の横拡大表示等を伴いながら、各特別図柄20a 〜28a を所定の図柄変動パターン等で所定時間変動させて所定の停止図柄で停止させるためのもので、図柄制御判定手段41と変動表示制御手段42と共通表示制御手段43とを備えている。
【0026】
図柄制御判定手段41は、第2抽選手段37の抽選結果である抽選乱数値から、その抽選乱数値が特定表示乱数値のときに特別遊技と判定し、非特定表示乱数値のときに非特別遊技と判定する機能と、その抽選乱数値が拡大表示乱数値のときに拡大表示と判定する機能とを有すると共に、図柄変動パターン、停止図柄の種類等を判定する機能を有する。
【0027】
特に図柄制御判定手段41には、拡大表示に関連して、変動後の停止図柄が特定表示となるときの特定表示乱数値と、特別図柄20a 〜28a がリーチ演出を経て停止し且つ非特定表示となるときのリーチ演出用の非特定表示乱数値とが拡大表示乱数値として設定されており、第2抽選手段37がこれらの拡大表示乱数値を抽選したときに、特定の特別図柄20a を拡大表示させる旨の判定を行うようになっている。
【0028】
なお、拡大表示乱数値からリーチ演出用の非特定表示乱数値を除外して、特定表示乱数値のみを停止図柄移動乱数値として設定することも可能である。第2抽選手段37、図柄制御判定手段41は、判定対象毎に設けても良い。
【0029】
変動表示制御手段42は、特別図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に特別図柄表示手段19の特別図柄20a 〜28a の変動を開始させると共に、図柄制御判定手段41での判定結果に応じて所定の図柄変動パターンに沿って特別図柄20a 〜28a を所定時間変動させた後、所定の順序、停止図柄で停止させて、特別図柄20a 〜28a が特定図柄又は非特定図柄を停止表示するように制御するためのものである。
【0030】
なお、変動表示制御手段42は、各特別図柄表示部20〜28の特別図柄20a 〜28a を所定の図柄変動パターンに従って上から下等の所定方向にスクロールさせた後、最初に特別図柄表示部20の特別図柄20a を、次に特別図柄表示部21,23,24の特別図柄21a,23a,24a を、最後に特別図柄表示部22,25 〜28の特別図柄22a,25a 〜28a を停止させる等、所定の適宜順序で停止表示させるようになっている。
【0031】
共通表示制御手段43は、特別図柄始動手段13による遊技球の検出時に第2抽選手段37により抽選された抽選乱数値が拡大表示乱数値であり、図柄制御判定手段41からの拡大表示の判定結果があった場合に、各特別図柄20a 〜28a の所定の図柄変動パターンでの変動途中に、図5に示す如く特別図柄表示部20の特別図柄20a を、隣接する複数個の特別図柄表示部20,21 に跨がって拡大表示させる拡大表示制御機能を備えている。
【0032】
即ち、この共通表示制御手段43は、特別図柄20a 〜28a の変動開始から所定時間が経過して特別図柄表示部20の特別図柄20a が概ね停止表示状態となったときに、この特別図柄20a を横拡大して2個の特別図柄表示部20,21 に跨がって停止表示させる横拡大表示制御機能を有する。
【0033】
従って、抽選乱数値が拡大表示乱数値のときには、先ず特別図柄20a が横方向に拡大して2個の特別図柄表示部20,21 に跨がる横拡大図柄20A となって停止表示し、次に特別図柄表示部23,24 の特別図柄23a,24a が停止表示し、その後に特別図柄表示部22,25 〜28の特別図柄22a,25a 〜28a が停止表示する。なお、横拡大図柄20A は、2個の特別図柄表示部20,21 に拡大表示した状態でスクロールさせるようにしても良い。
【0034】
44は特別遊技状態発生手段で、図柄制御判定手段41が特別遊技と判定した場合及び/又は特別図柄表示手段19の特定表示判定ライン上にある各特別図柄表示部20〜28の変動後の停止図柄が特定表示となった場合に、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのもので、特別遊技制御手段46を備えている。
【0035】
この特別遊技状態発生手段44は、第2抽選手段37の判定結果に応じて、中央横判定ライン0 、中央縦判定ラインP 及び斜め判定ラインQ,R を基本とし、横拡大表示の場合には、横拡大図柄20A が表示される特別図柄表示部20,21 の隣接方向の横判定ラインS を有効にして有効判定ラインを増加させ、夫々の特定表示判定ライン0 〜 S上にある各特別図柄表示部20〜28の特別図柄20a 〜28a が特定図柄の組み合わせとなることを条件に特別遊技状態を発生するためのものである。
【0036】
特別遊技制御手段46は、特別遊技状態において、例えば可変入賞手段14の開閉板31を開放し、その開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板31が閉じ、遊技球が特定領域32を通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を継続させるようになっている。
【0037】
上記弾球遊技機において、遊技に際しては、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3 側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射された遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その盤面に沿って落下する間に普通入賞手段15〜17等に入賞するか、普通図柄始動手段18を通過しながら下方へと落下する。
【0038】
遊技球が普通図柄始動手段18を通過すると、第1抽選手段33がそのときの発生乱数値を抽選して、その乱数制御により普通図柄変動制御手段34が普通図柄表示手段29の普通図柄を変動させる。そして、普通図柄表示手段29の変動後の停止図柄が例えば「7」等の当たり図柄になれば、開閉制御手段36により特別図柄始動手段13の開閉爪30が所定時間開放して、この特別図柄始動手段13に遊技球が入賞し易くなり、遊技者に有利な当たり遊技状態が発生する。
【0039】
遊技球が特別図柄始動手段13に入賞すると、その遊技球の検出時に第2抽選手段37が発生乱数値を抽選して、特別図柄変動制御手段40による乱数制御により、特別図柄表示手段19の各特別図柄表示部20〜28の特別図柄20a 〜28a が所定時間変動する。そして、その後、先ず特別図柄表示部20の特別図柄20a が停止し、次に特別図柄表示部21,23,24の特別図柄21a,23a,24a が停止し、最後に特別図柄表示部22,25 〜28の特別図柄22a,25a 〜28a が停止する。
【0040】
この場合、例えば第2抽選手段37が特定表示乱数値を抽選すれば、後述のような特別図柄変動制御手段40の制御により、特別図柄表示手段19の横判定ラインS 上にある各特別図柄表示部20〜22の変動後の特別図柄20a 〜22a が、例えば全て「7」等の特定表示になると共に、特別遊技状態発生手段44が働いて遊技者に有利な特別遊技状態が発生し、可変入賞手段14が前側に開放して遊技球が入賞し易くなる。
【0041】
この可変入賞手段14の開放から所定時間が経過するか、又は所定数の遊技球が入賞すると、可変入賞手段14が閉じる。しかし、可変入賞手段14の開放中に遊技球が特定領域32を通過すれば、可変入賞手段14が再度開放し、以下同様の開閉動作を最大16回まで繰り返す。
【0042】
なお、特別図柄表示手段19の変動後の停止図柄が特定表示以外の非特定表示のときには、特別遊技状態発生手段44は特別遊技状態を発生しない。
【0043】
特別図柄表示手段19の特別図柄20a 〜28a の変動に際しては、特別図柄始動手段13が遊技球を検出すると、遊技球の検出時に第2抽選手段37が発生乱数値を抽選して、その抽選乱数値が拡大表示乱数値か否かを図柄制御判定手段41が判定する。
【0044】
そして、抽選乱数値が拡大表示乱数値以外の乱数値であれば、図柄制御判定手段41の判定結果に従って変動表示制御手段42の制御により、各特別図柄20a 〜28a が所定の図柄変動パターンに従って変動して停止する。しかし、各判定ラインO 〜S 上の特別図柄表示部20〜28に表示される特別図柄20a 〜28a は、非特定図柄の組み合わせである非特定表示で停止する。
【0045】
また抽選乱数値が拡大表示乱数値であれば、図柄制御判定手段41が拡大表示と判定し、その判定結果に従って変動表示制御手段42及び共通表示制御手段43の制御により、変動途中で特別図柄20a の横拡大表示を伴いながら、各特別図柄20a 〜28a が所定の図柄変動パターンに従って変動して停止する。
【0046】
例えば、抽選乱数値が特定表示乱数値で、横判定ラインS 上にある特別図柄表示部20〜22の停止図柄が数字図柄「7」となる特定表示であるとした場合には、9個の特別図柄表示部20〜28の特別図柄20a 〜28a は変動を開始した後、図5の(A)〜(D)の過程を経て所定時間変動して停止する。即ち、変動開始から或る時間が経過したときに、変動表示制御手段42の変動表示制御により、先ず図5の(A)に示すように、特別図柄表示部20の特別図柄20a が数字図柄「7」で概ね停止表示する。
【0047】
なお、概ね停止表示した状態では、特別図柄20a は目視により確認できる程度の僅かな範囲、速度で上下に揺れ変動している。以下、他の図柄に付いても同様である。
【0048】
このとき他の特別図柄表示部21〜28の特別図柄21a 〜28a は、変動表示制御手段42の制御により、所定の図柄変動パターンに従って目視可能な速度等で矢印方向へとスクロール中である。
【0049】
特別図柄20a が概ね停止表示すると、共通表示制御手段43の共通表示制御により、図5の(B)に示すように、その特別図柄20a の数字図柄「7」が横方向に拡大し、2個の特別図柄表示部20,21 に跨がる横拡大図柄20A として表示される位置へと拡大移動し、その2個の特別図柄表示部20,21 に横拡大状態で停止表示される。これによって、2個の特別図柄表示部20,21 の特別図柄20a,21a として「7」が有効になり、一挙にリーチ状態を演出する。
【0050】
その後、変動表示制御により、図5の(C)に示すように、特別図柄表示部23,24 の特別図柄23a,24a が「9」「8」等で停止し、続いて図5の(D)に示すように特別図柄表示部22,25 〜28の特別図柄22a,25a 〜28a が停止する。この場合、抽選乱数値が特定表示乱数値であるため、特別図柄表示部20,21 を含む横判定ラインS の停止図柄は、特定表示となる数字図柄「7」を表示するように制御される。
【0051】
一方、図柄制御判定手段41が拡大表示と判定すると、横判定ラインS が有効になり、その横判定ラインS 上の特別図柄表示部20〜22の停止図柄が全て数字図柄「7」を表示するため、特別遊技状態発生手段44前述のように特定遊技状態を発生させる。
【0052】
このように特別図柄表示部20の特別図柄20a が概ね停止表示状態となったときに、その特別図柄20a を横拡大させて2個の特別図柄表示部20,21 に跨がる横拡大図柄20A として拡大表示することにより、特別図柄表示手段19の全体における図柄変動が非常に変化に富んだものとなり、これによって図柄変動の意外性、演出性が向上し、遊技者の興趣を喚起できる利点がある。
【0053】
また拡大表示乱数値に特定表示乱数値とリーチ演出用の非特定表示乱数値とを含んでおり、特定表示乱数値とリーチ演出用の非特定表示乱数値との何れかを抽選したときに、2個の特別図柄表示部20,21 に跨がって横拡大図柄20A を拡大表示する一方、特定表示判定用にその2個の特別図柄表示部20,21 を含む横判定ラインS を有効にする。
【0054】
このため、横判定ラインS 上の特別図柄表示部20〜22の停止図柄が最終的に特定表示、非特定表示の何れを表示するかは別として、2個の特別図柄表示部20,21 に横拡大図柄20A を拡大表示することによってリーチ状態を演出でき、遊技者の特定表示状態の発生に対する期待感が大となり、遊技者の興趣が向上する。
【0055】
図6は本発明の第2の実施形態を例示し、特別図柄表示部20の特別図柄20a を縦拡大して、この特別図柄表示部20を含み且つ上下に隣接する2個の特別図柄表示部20,23 に跨がってその縦拡大図柄20B を移動表示させるようにしたものである。
【0056】
特別図柄変動制御手段40は縦拡大表示用の共通表示制御手段43を備え、この共通表示制御手段43の縦拡大表示制御機能によって、図6に示すように、単一の特別図柄表示部20に表示される特別図柄20a を縦方向に拡大し、その縦拡大図柄20B を上下に隣接する複数個(2個)の特別図柄表示部20,23 に跨がって共通的に表示させるようになっている。
【0057】
この場合には、図柄変動中に特別図柄表示部20の特別図柄20a が図6の(A)に示すように概ね停止表示すると、共通表示制御手段43の縦拡大表示制御機能が働く。そして、この共通表示制御手段43の縦拡大表示制御により、特別図柄20a が図6の(B)に示すように縦方向に拡大しながら、上下2個の特別図柄表示部20,23 に跨がる位置へと拡大移動し、その2個の特別図柄表示部20,23 に縦拡大図柄20B として共通的に停止表示される。これによって、縦拡大図柄20B が2個の特別図柄表示部20,23 の停止図柄として有効になり、一挙にリーチ状態を演出する。
【0058】
その後、変動表示制御手段42の変動表示制御により図6の(C)に示すように、特別図柄表示部21,24 の特別図柄21a,24a が停止し、続いて図6の(D)に示すように特別図柄表示部22,25 〜28の特別図柄22a,25a 〜28a が停止する。
【0059】
一方、縦拡大表示に伴って縦判定ラインT が有効化する。そして、第1の実施形態と同様に、特定表示乱数値のときには、その縦判定ラインT 上の特別図柄表示部20,23,26の停止図柄が全て数字図柄「7」を表示するため、特別遊技状態発生手段44が特定遊技状態を発生させる。
【0060】
この実施形態でも、第1の実施形態と同様に図柄変動の意外性、演出性が向上し、遊技者の興趣を喚起できる利点がある。
【0061】
図7は本発明の第3の実施形態を例示し、特別図柄表示部20の特別図柄20a を縦横に拡大して、この特別図柄表示部20を含む縦横4個の特別図柄表示部20,21,23,24 に跨がって特別図柄20a の縦横拡大図柄20C を表示させるようにしたものである。
【0062】
特別図柄変動制御手段40は縦横拡大表示用の共通表示制御手段43を備え、この共通表示制御手段43の縦横拡大表示制御機能によって、図7に示すように、単一の特別図柄表示部20に表示される特別図柄20a を縦横に拡大し、その縦横拡大図柄20C を上下、左右に隣接する4個の特別図柄表示部20,21,23,24 に跨がって共通的に表示させるようになっている。
【0063】
この場合には、図柄変動中に特別図柄表示部20の特別図柄20a が図7の(A)に示すように停止表示すると、共通表示制御手段43の縦横拡大表示制御機能が働く。そして、共通表示制御手段43の縦横拡大表示制御により、その特別図柄20a が図7の(B)に示すように縦横に拡大しながら、縦横4個の特別図柄表示部20,21,23,24 に跨がる位置へと拡大移動し、その4個の特別図柄表示部20,21,23,24 に縦横拡大図柄20C として共通的に停止表示される。
【0064】
これによって、4個の特別図柄表示部20,21,23,24 の停止図柄として数字図柄「7」が有効になり、一挙にリーチ状態を演出する。そして、その後に図7の(C)に示すように、特別図柄表示部22,25 〜28の特別図柄22a,25a 〜28a が停止する。また縦横拡大表示に伴って横判定ラインS 及び縦判定ラインT が有効になり、有効ライン数が増加する。
【0065】
この実施形態でも、第1及び第2の実施形態と同様に図柄変動の意外性、演出性が向上し、遊技者の興趣を喚起できる利点がある。特に横判定ラインS 、縦判定ラインT が有効になる上に、中央横判定ラインO 、中央縦判定ラインP 及び斜め判定ラインR の特別図柄表示部20,21,23,24 が縦横拡大図柄20C によってリーチ状態となるため、一挙に5方向の組み合わせで特定表示の可能性が生じることになり、遊技者の興趣が更に向上する。
【0066】
なお、第3の実施形態では、単一の特別図柄表示部20の特別図柄20a を縦横に拡大し、その縦横拡大図柄20C を4個の特別図柄表示部20,21,23,24 に跨がって表示するようにしているが、第1の実施形態のように先ず横拡大して、その後に第2の実施形態のように縦拡大するか、又は第2の実施形態のように先ず縦拡大して、その後に第1の実施形態のように横拡大するようにしても良い。
【0067】
更に第1の実施形態と第2の実施形態、第2の実施形態と第3の実施形態、又は第1〜第3の実施形態を夫々併用し、特別図柄始動手段13が遊技球を検出したときに乱数を抽選して、その抽選乱数値の乱数処理により横拡大、縦拡大、縦横拡大とを決定して制御するようにしても良い。
【0068】
図8は本発明の第4の実施形態を例示する。この実施形態では、図8の(A)に示すように、一部の特別図柄表示部20の特別図柄20a が概ね停止表示し、次に特別図柄表示部21,23,24の特別図柄21a,23a,24a が概ね停止した後に、図8の(B)に示すように、特別図柄20a を縦横に拡大して、その縦横拡大図柄20C を特別図柄表示部21,23,24に跨がって拡大表示する。そして、この縦横拡大図柄20C を特定表示判定用として有効化する一方、特別図柄表示部21,23,24の前の特別図柄21a,23a,24a を無効化するようにしたものである。
【0069】
この場合には、隣接する複数個の特別図柄表示部20,21,23,24 の特別図柄20a,21a,23a,24a が概ね停止表示した後に、その特定の特別図柄表示部20の特別図柄20a を拡大させて、その拡大図柄を特定の特別図柄表示部20を含む複数個の特別図柄表示部20,21,23,24 に跨がって拡大表示するようにしており、前述と同様の効果を得ることができる。
【0070】
図9は本発明の第5の実施形態を例示し、一部の特別図柄表示部20の特別図柄20a を横拡大して複数個の特別図柄表示部20,21 に跨がって拡大表示した後、その横拡大図柄20A を横方向に縮小して単一の特別図柄表示部20に特別図柄20a として縮小表示させるようにしたものである。
【0071】
共通表示制御手段43は、拡大表示乱数値の抽選による乱数処理により、一部の特別図柄表示部20の特別図柄20a を横拡大して複数個の特別図柄表示部20,21 に跨がって拡大表示させる横拡大表示制御機能と、その横拡大図柄を横方向に縮小して単一又は一部の特別図柄表示部20に縮小表示させる横縮小表示機能とを有する。
【0072】
変動表示制御手段42には、横拡大図柄20A が縮小して特別図柄表示部20に縮小表示したときに、その移動跡の特別図柄表示部21に、横拡大図柄20A の表示前の特別図柄21a 又は新たな特別図柄21a を表示させる機能を備えている。
【0073】
図柄変動に際しては、第1の実施形態と同様に図9の(A)〜(C)を経て、横拡大図柄20A が2個の特別図柄表示部20,21 に跨がるように概ね停止表示すると、図9の(D)に示すように、その後に横拡大図柄20A が横方向に縮小しながら特別図柄表示部20へと縮小移動する。そして、特別図柄表示部21には、図9の(E)に示すように、拡大移動前に表示されていた特別図柄21a 又は、これとは別の新たな特別図柄21a が停止表示される。
【0074】
この実施形態でも、第1及び第2の実施形態と同様に図柄変動の意外性、演出性が向上し、遊技者の興趣を喚起できる利点がある。また2個の特別図柄表示部20,21 に横拡大図柄20A を拡大表示してリーチ状態を演出した後に、その横拡大図柄20A を縮小して単一の特別図柄表示部20に縮小表示するので、図柄変動の開始から終了までの間に遊技者に対して期待感と失望感とを抱かせることができる。
【0075】
なお、第2の実施形態において、特別図柄20a の縦拡大後に、その縦拡大図柄20B を特別図柄表示部20に縮小表示させるように構成しても良い。また第3の実施形態において、特別図柄20a の縦横拡大後に、その縦横拡大図柄20C を特別図柄表示部20に縮小表示させるか、特別図柄表示部20,21 に横拡大表示、又は特別図柄表示部20,23 に縦拡大表示させるようにして良い。
【0076】
図10は本発明の第6の実施形態を例示し、一部の特別図柄表示部20の特別図柄20a を横拡大して複数個の特別図柄表示部20,21 に跨がる横拡大図柄20A として拡大表示した後、その横拡大図柄20A を横方向に縮小した複数個の特別図柄20a,21a に分けて、その各特別図柄20a,21a を特別図柄表示部20,21 に夫々縮小表示させるようにしたものである。
【0077】
共通表示制御手段43は、一部の特別図柄表示部20の特別図柄20a を横拡大して複数個の特別図柄表示部20,21 に跨がる横拡大図柄20A として拡大表示させる横拡大表示制御機能と、その横拡大図柄20A を横方向に縮小して単一の各特別図柄表示部20,21 に収まる複数個の特別図柄20a,21a に分離表示させる横縮小分離表示機能とを有する。
【0078】
この場合には、図10の(A)に示すように、特別図柄表示部20,21 に跨がって横拡大図柄20A が表示されると、その後、図10の(B)に示すように、横拡大図柄20A が通常の大きさに縮小しながら2個の特別図柄20a,21a に分離し、その特別図柄20a,21a が各特別図柄表示部20,21 に表示される。そして、最終的に図10の(C)に示すように停止表示する。
【0079】
このように数字図柄「7」の横拡大図柄20A を通常の大きさに縮小しながら、複数個の数字図柄「7」に分離し、その数字図柄「7」を各特別図柄表示部20,21 に停止表示しても、前述と同様の効果を得ることができる。
【0080】
なお、第2の実施形態において、特別図柄20a の縦拡大後に、その縦拡大図柄20B を縮小して各特別図柄表示部20,23 に分離表示させるように構成しても良い。また第3の実施形態において、特別図柄20a の縦横拡大後に、その縦横拡大図柄20C を縮小して特別図柄表示部20,21,23,24 に分離表示させるか、上下2個の横拡大図柄20A 、又は左右2個の縦拡大図柄20B に分離表示させるようにして良い。
【0081】
以上、本発明の各実施形態について詳述したが、本発明は、各実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態では、縦横に3個の特別図柄表示部20〜28を備えた特別図柄表示手段19について例示したが、特別図柄表示手段19は、横方向に複数個(例えば3個程度)の特別図柄表示部を備えたものでも良い。特別図柄表示手段19は、縦方向に複数個の特別図柄表示部を備えたものでも良い。
【0082】
また特別図柄表示部20の特別図柄20a 等を拡大、縮小表示する場合の契機は、特別図柄始動手段13が遊技球を検出するときとし、そのときに拡大表示乱数値を抽選することを条件にしているが、所定条件の充足を契機とすれば十分である。例えば、その所定条件には、特定表示となったとき、特定表示による特別遊技状態が発生したとき、特別遊技状態が終了したとき、特別図柄( 又は普通図柄) の変動後に特定表示となる確率が高確率に確率変動したとき又は高確率変動中のときに、特別図柄(又は普通図柄) の変動時短が短縮したとき又は時短中のとき等、遊技者に有利になることを条件にすることも可能である。
【0083】
実施形態では、第2抽選手段37の抽選乱数値が拡大表示乱数値のときに、図柄制御判定手段41が所定条件の成立と判定して拡大表示制御を行うようにしているが、拡大表示乱数値以外の条件で拡大表示を制御するようにしても良い。
【0084】
更に実施形態では、本発明を特別図柄表示手段19の特別図柄20a 〜28a の図柄変動制御に採用しているが、普通図柄表示手段29の普通図柄の図柄変動制御に採用しても良い。従って、抽選用遊技図柄は特別図柄20a 〜28a 、普通図柄の何れでも良い。
【0085】
抽選用遊技図柄は数字図柄に限定されるものではない。抽選用遊技図柄は、上下方向、左右方向の何れにスクロールさせても良いし、互いに異なる方向(例えば上方向と下方向の組み合わせ等)にスクロールさせても良い。スクロール以外の変動形態を採っても良い。その他、本発明は、第1種パチンコ機は勿論のこと、第3種パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機でも同様に実施可能である。
【0086】
【発明の効果】
本発明では、図柄始動手段と、図柄始動手段の遊技球の検出を条件に所定時間変動して停止する抽選用遊技図柄を表示する縦横に複数個の図柄表示部を有する図柄表示手段と、有効判定ライン上の複数個の図柄表示部の変動後の停止図柄が予め定められた特定表示となったときに、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えた弾球遊技機において、図柄始動手段の遊技球の検出を条件に拡大表示の有無を決定する乱数を抽選する抽選手段と、該抽選手段が拡大表示を抽選した場合に、変動開始から所定時間経過したときに複数個の図柄表示部の内の端部側の図柄表示部に表示される抽選用遊技図柄を、該端部側の図柄表示部とこれに隣接する他の図柄表示部とに跨がって共通的に拡大表示させる共通表示制御手段とを備え、特別遊技状態発生手段は抽選用遊技図柄を共通的に拡大表示したときに、端部側の図柄表示部と隣接する他の図柄表示部との隣接方向の判定ラインを有効にして有効判定ラインの数を増加させ、有効判定ライン上の抽選用遊技図柄の停止図柄が特定表示となることを条件に特別遊技状態を発生させる機能を備えているので、図柄変動の意外性、演出性が大となり、遊技者の興趣を喚起することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄表示手段の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す図柄変動過程の説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す図柄変動過程の説明図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す図柄変動過程の説明図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す図柄変動過程の説明図である。
【図9】本発明の第5の実施形態を示す図柄変動過程の説明図である。
【図10】本発明の第6の実施形態を示す図柄変動過程の説明図である。
【符号の説明】
13 図柄始動手段
19 図柄表示手段
20〜28 図柄表示部
43 共通表示制御手段
44 特別遊技状態発生手段

Claims (1)

  1. 図柄始動手段と、前記図柄始動手段の遊技球の検出を条件に所定時間変動して停止する抽選用遊技図柄を表示する縦横に複数個の図柄表示部を有する図柄表示手段と、有効判定ライン上の前記複数個の図柄表示部の変動後の停止図柄が予め定められた特定表示となったときに、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段とを備えた弾球遊技機において、前記図柄始動手段の遊技球の検出を条件に拡大表示の有無を決定する乱数を抽選する抽選手段と、該抽選手段が拡大表示を抽選した場合に、変動開始から所定時間経過したときに前記複数個の図柄表示部の内の端部側の前記図柄表示部に表示される前記抽選用遊技図柄を、該端部側の図柄表示部とこれに隣接する他の前記図柄表示部とに跨がって共通的に拡大表示させる共通表示制御手段とを備え、前記特別遊技状態発生手段は前記抽選用遊技図柄を共通的に拡大表示したときに、前記端部側の図柄表示部と前記隣接する他の図柄表示部との隣接方向の判定ラインを有効にして前記有効判定ラインの数を増加させ、前記有効判定ライン上の抽選用遊技図柄の停止図柄が前記特定表示となることを条件に前記特別遊技状態を発生させる機能を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
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