JP2006263355A - 遊技機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者の演出表示への興味を高めながらもコストの上昇を抑止する。
【解決手段】リーチ状態、スーパーリーチ状態、当たりへの信頼度の報知、確変当たりへの信頼度の報知の4つの態様を項目分けし、各項目で後続する態様に変化する期待度を表示する。各項目の期待度の表示を上昇させるか否かを決定する上昇抽選を項目ごとに4回行う。この4回の上昇抽選を4セット行う。上昇抽選で用いるテーブルは図柄の変動パターンに応じて決定される。上昇抽選の結果を4ステップで表示する。
【選択図】 図5

Description

本発明は、当たり又はハズレを決定する当たり抽選の結果に応じた演出を行う弾球遊技機に関するものである。
本明細書中では遊技機としてパチンコ機を例に挙げて説明しているため、遊技媒体としてパチンコ球を用いて説明するが、遊技媒体としては他の媒体も含む。また、遊技盤に設けられた入賞口にパチンコ球が入ることを入賞とする。
パチンコ機の一種としてデジパチタイプと呼ばれる種類のパチンコ機が知られている。デジパチタイプのパチンコ機には、通常モードや当たりモードなどの複数の遊技モードが設定されている。当たりモードでは、通常モードで閉じられている大入賞口が開放されるため短期間で大量のパチンコ球を獲得できる。
このようなパチンコ機では、通常モードの遊技で始動入賞口にパチンコ球が入賞したことを契機に当たり抽選が行われ、これに併せて図柄の変動表示及び停止表示が行われる。当たり抽選では、当たりモードに移行する権利を付与する当たり又は当たりモードに移行する権利を付与しないハズレのいずれかが決定される。そして、停止表示された図柄の種類や図柄の組み合わせによって当たり又はハズレが表示される。そして、最近のパチンコ機では、当たり抽選の結果に期待を持たせるために、図柄の変動表示を行う際に演出表示が表示されるものが殆どである。
演出表示は、最後に停止される図柄の変動表示中で、残りの図柄が停止表示されているときに、変動表示中の図柄が停止表示されると当たりが表示される可能性のあるリーチ状態、リーチ状態の態様が変化して当たりへの期待感が高くなるスーパーリーチ状態、スーパーリーチ状態の態様による当たりへの信頼度の報知、当たりになったときに確率変動モードに移行させるか否かの報知などがある。このように時間の経過に伴ってその態様を変化させることにより、当たりへの期待感を高め、さらに遊技の緊張感を持続させるようにしている。演出表示に工夫を凝らすことは遊技者をパチンコ機に惹きつけるための重要な要素であるため、例えば特許文献1では、表示される演出表示の態様を事前に予告することによって、演出表示への遊技者の興味をより一層高めるようにしている。
特開2003−310961号公報
ところで、上記のようなパチンコ機では、同種類の演出表示が繰り返し表示されて遊技者の演出表示への飽きがこないように、演出表示の種類を増やして時間の経過に伴う態様の変化を多彩にしているものが殆どであるが、演出表示の種類を増やすとプログラム容量が増加し、このことがパチンコ機のコストが上昇する原因となっていた。
本発明は上記課題を解決するためのもので、遊技者の演出表示への興味を高めながらもコストの上昇を抑止できるようにした遊技機を提供することを目的とする。
本発明の遊技機は、当たり又はハズレを決定する当たり抽選が実行され、前記当たり抽選の結果に応じた演出抽選により画像の表示態様が異なる複数種類の中からいずれかを選択して演出表示が表示され、前記演出表示は時間の経過に伴ってその態様が変化するとともに、同一種類の前記演出表示の選択される割合が前記当たり抽選の結果に応じて割り振られた遊技機において、前記態様ごとに項目分けされ、先行する態様から後続する態様に移行する確率をそれぞれの項目で表示する期待度表示手段と、前記確率を上昇させるか否かを決定する抽選をそれぞれの項目ごとに複数回行う期待度上昇抽選手段と、前記期待度上昇抽選手段による抽選の結果を、この抽選の回数と同一のステップ数のステップによって前記確率が累積されるように表示させる表示制御手段と、前記期待度上昇抽選手段で用いられ、前記確率が上昇する確率が互いに異なるように前記項目ごとに複数設けられた期待度上昇テーブルと、前記期待度上昇抽選手段で用いる前記期待度上昇テーブルの種類を抽選により決定する使用テーブル抽選手段と、前記使用テーブル抽選手段で用いられ、前記演出抽選で決定された演出表示の種類に対応し、かつ前記期待度上昇テーブルが選択される確率が互いに異なる複数の上昇テーブル選択テーブルと備えたものである。
(用語の説明)
「演出表示」とは、当たり抽選の結果を遊技者に示唆(報知も含む)するものであり、演出表示を実行するデバイスとしては例えば液晶パネルや7セグメント表示器などが挙げられる。
なお、前記当たりを遊技者に付与する特典が互いに異なる複数種類の当たりで構成し、前記期待度表示手段は前記当たりの種類を表示する項目を前記項目に加えて表示し、前記図柄の変動表示及び停止表示によって前記当たり抽選の結果を表示する図柄表示手段と、前記図柄表示手段によって停止表示させる図柄の種類を前記当たり抽選の結果に基づいて決定する図柄決定手段とを設け、前記上昇テーブル選択テーブルを、前記図柄決定手段で決定された図柄の種類に対応し、かつ前記期待度上昇テーブルが選択される確率が互いに異なるように複数設けることが好ましい。
本発明の遊技機用のプログラムは、当たり又はハズレを決定する当たり抽選を実行する当たり抽選手段、時間の経過に伴ってその態様が変化するとともに、同一種類が選択される割合を前記当たり抽選の結果に応じて割り振った演出表示を、前記当たり抽選の結果に応じた演出抽選により画像の表示態様が異なる複数種類の中から選択する演出選択手段、前記態様ごとに項目分けされ、先行する態様から後続する態様に移行する確率をそれぞれの項目で表示する期待度表示手段、前記確率を上昇させるか否かを決定する抽選をそれぞれの項目ごとに複数回行う期待度上昇抽選手段、前記期待度上昇抽選手段による抽選の結果を、この抽選の回数と同一のステップ数のステップによって前記確率が累積されるように表示させる表示制御手段、前記期待度上昇抽選手段で用いられ、前記確率が上昇する確率が互いに異なるように前記項目ごとに複数設けられた期待度上昇記憶手段、前記期待度上昇抽選手段で用いる前記期待度上昇記憶手段の種類を抽選により決定する使用テーブル抽選手段、前記使用テーブル抽選手段で用いられ、前記演出抽選で決定された演出表示の種類に対応し、かつ前記期待度上昇テーブルが選択される確率が互いに異なる複数の上昇テーブル選択記憶手段として遊技機のコンピュータを機能させるものである。
また、本発明の記録媒体は、当たり又はハズレを決定する当たり抽選を実行する当たり抽選手段、時間の経過に伴ってその態様が変化するとともに、同一種類が選択される割合を前記当たり抽選の結果に応じて割り振った演出表示を、前記当たり抽選の結果に応じた演出抽選により画像の表示態様が異なる複数種類の中から選択する演出選択手段、前記態様ごとに項目分けされ、先行する態様から後続する態様に移行する確率をそれぞれの項目で表示する期待度表示手段、前記確率を上昇させるか否かを決定する抽選をそれぞれの項目ごとに複数回行う期待度上昇抽選手段、前記期待度上昇抽選手段による抽選の結果を、この抽選の回数と同一のステップ数のステップによって前記確率が累積されるように表示させる表示制御手段、前記期待度上昇抽選手段で用いられ、前記確率が上昇する確率が互いに異なるように前記項目ごとに複数設けられた期待度上昇記憶手段、前記期待度上昇抽選手段で用いる前記期待度上昇記憶手段の種類を抽選により決定する使用テーブル抽選手段、前記使用テーブル抽選手段で用いられ、前記演出抽選で決定された演出表示の種類に対応し、かつ前記期待度上昇テーブルが選択される確率が互いに異なる複数の上昇テーブル選択記憶手段として遊技機のコンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
時間の経過に伴ってその態様が変化する演出表示において、先行する態様から後続する態様に移行する確率が表示されるので、演出表示の種類を増やすことなく演出表示への期待感を高めることが可能になり、遊技者の演出表示への興味を高めながらもコストの上昇を抑止できる。
複数種類の当たりのいずれに当選する確率が表示されるので、当たりへの期待感を高めることが可能になり、当たりの種類に応じた演出表示を設定することなく当たりへの期待感を高めることが可能になり、遊技者の演出表示への興味を高めながらもコストの上昇を抑止できる。
パチンコ機10では、通常モード、当たりモード、確率変動モードの3つの遊技モードが設けられている。当たりモードでは、通常モードで閉じられた状態となっている大入賞口17が開放される。1回の当たりモードでは大入賞口17が開放される回数は15回となっている。大入賞口17は、1回の開放につき例えば30秒経過するまで又はパチンコ球が10個入賞するまで開放される。確率変動モードは、当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなる。当たり抽選によって通常当たり(当たり)に当選すると当たりモードに移行される。また、当たり抽選によって確変当たり(当たり)に当選すると、当たりモード移行され、かつ当たりモードの終了後に確率変動モードに移行される。
次に、パチンコ機10の構成を説明する。パチンコ機10の遊技盤11の遊技盤面11aには図柄表示装置12が組み込まれている。また、遊技盤面11aには、始動口13、通常口14、アタッカ15、アウト口16が設けられ、さらに図示は省略してあるが、障害釘や風車などが設けられている。パチンコ機10の前面には発射ハンドル10aが設けられている。発射ハンドル10aが操作されると、発射制御装置によってパチンコ球が1個ずつ遊技盤面11a前方の遊技領域に打ち出される。打ち出されたパチンコ球は、始動口13又は通常口14のいずれかに入賞するかアウト口16に入る。アウト口16に入ったパチンコ球はアウト球となる。
アタッカ15の奥には大入賞口17が設けられている。アタッカ15は、大入賞口17を開放する開放位置と大入賞口17を閉じる閉じ位置との間で回動自在に取り付けられている。通常モードでは、アタッカ15は閉じ位置に位置しており、当たりモードに移行するとアタッカ15が開放位置に回動する。これにより、当たりモードで大入賞口17が開放される。
図柄表示装置12には液晶パネル(期待度表示手段及び図柄表示手段)18が組み込まれている。
図2に示すように、液晶パネル18の画像表示領域は、図柄の変動表示及び図柄の停止表示が行われる図柄表示領域18aと、後述する変動パターンの態様が変化する確率が表示される期待度表示領域18bとに区画されている。
液晶パネル18には3個の図柄19が並列に並べて表示されている。図柄19は、数字の「0」〜「9」を示す10種類で構成されている。始動口13にパチンコ球が入賞すると各列の図柄19の変動表示が開始され、各図柄19が個別に所定の順序で停止される。そして、全ての図柄19が停止表示されたときに、偶数が3つ揃った場合は通常当たり、奇数が3つ揃った場合は確変当たり、それ以外の組み合わせはハズレとなる。
パチンコ機10では、演出表示として互いに態様が異なる複数種類の変動パターンのうちのいずれかによって図柄19の変動表示が行われる。変動パターンは、同一種類のものの選択される割合が当たり抽選の結果に応じて割り振られており、通常当たり又は確変当たりに当選した場合に選択されやすいパターンとハズレになったときに選択されやすいパターンとが設定されている。これにより、変動パターンの種類ごとの通常当たりや確変当たりへの期待度、すなわち、変動パターンの種類ごとの信頼度が異なっている。また、変動パターンは、時間の経過に伴ってその態様が変化するようになっている。
具体的な態様の変化としては、最後に停止される図柄19の変動表示中で、残りの図柄19が停止表示されているときに、変動表示中の図柄19が停止表示されると当たりが表示される可能性のあるリーチ状態(以下、「第1態様」)→リーチ状態の態様が変化して当たりへの期待感が高くなるスーパーリーチ状態(以下、「第2態様」)→スーパーリーチ状態の種類によって通常当たり又は確変当たりに当選するか否かの信頼度を報知する態様(以下、「第3態様」)となる。変動パターンは、第1態様に変化することなく図柄19が停止してしまうものや第2態様で図柄19が停止してしまうものなども含めて複数種類設定されている。
期待度表示領域18bは第1〜第4領域20a〜20dに区画されている。第1〜第4領域20a〜20dは、上述した3つの態様を項目分けした3つの項目に、確変当たりになったか否かを示す(以下、「第4態様」)項目を加えた4つの項目と対応している。第1領域(図中「リーチ」の項目)20aからは、全ての図柄19の変動表示が行われている状態から第1態様に変化する確率が表示され、第2領域(図中「スーパー」の項目)20bからは第1態様から第2態様、第3領域(図中「当たり」の項目)20cからは第2態様から第3態様に変化する確率が表示される。また、第4領域(図中「確変」の項目)20dからは当たりになったときに確変当たりになる確率が表示される。以下、第1〜第4領域20a〜20dで表示されている確率を「期待度」と称して説明する。各領域20a〜20dでの期待度は図柄の変動表示が開始されてから最初の図柄が停止する前に4ステップで表示される。
図3に示すように、パチンコ機10は主制御部30と副制御部31とから構成されている。主制御部30には主制御装置32が設けられている。パチンコ機10は主制御装置32に設けられたCPU33によって、その動作が管制される。
主制御装置32には、CPU33の他、メモリ34、当たり決定部(当たり抽選手段)35、停止図柄決定部(図柄決定手段)36などが設けられている。CPU33はメモリ34のROM領域に格納されたプログラムにしたがってパチンコ機10の動作を制御して遊技を実行させる。
当たり決定部35は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、当たり決定テーブルを備えている。乱数発生器では、所定範囲内の乱数値を一定の周期ごとにインクリメントすることによって乱数値が更新される。そして、後述する始動口センサ40がパチンコ球を検知したときに更新された乱数値を乱数サンプリング回路が抽出し、抽出した乱数値を当たり決定テーブルと照合する。
当たり決定テーブルでは乱数発生器で発生する全乱数値に、確変当たり、通常当たり、ハズレのいずれかが割り当てられている。そして、抽出された乱数値が、確変当たりが割り当てられた確変当たり乱数、通常当たりが割り当てられた通常当たり乱数、ハズレが割り当てられたハズレ乱数のいずれであるかによって確変当たり、通常当たり、ハズレのいずれかが決定される。
なお、例えば乱数発生器で発生する全乱数値を予め3つの数値範囲に区切るとともに、区切った3つの数値範囲に確変当たり、通常当たり、ハズレを割り当てておき、抽出された乱数値がいずれの数値範囲に属する値であるかによって確変当たり、通常当たり、ハズレのいずれかを決定する、あるいは、例えば当たり又はハズレを予め決定し、当たりに当選した場合に通常当たり又は確変当たりのいずれかを決定するなど、当たり抽選の方法は適宜の方法でよい。
停止図柄決定部36では、液晶パネル18で停止表示させる図柄の組み合わせ(停止図柄)が決定される。停止図柄決定部36は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、停止図柄テーブルを備えており、当たり抽選の後に作動される。停止図柄決定部36での抽選が終了すると、決定された図柄の組み合わせを示す信号がCPU33から後述する図柄表示制御装置44に入力される。
CPU33には、始動口センサ40、大入賞口センサ41、通常口センサ42、払出口センサ43など主制御部30内に設けられた各センサが接続され、パチンコ球の検知信号が各センサから入力される。さらに、CPU33には、図柄表示制御装置44、ランプ制御装置45、音声制御装置46などの副制御部31の各装置や払出制御装置47、可動部材制御装置48などの主制御装置32の各装置が接続されている。なお、主制御部30内には発射制御装置49が設けられている
始動口センサ40は始動口13、大入賞口センサ41は大入賞口17、通常口センサ42では通常口14にパチンコ球が入賞したか否かが検出される。払出口センサ43ではパチンコ球が払い出されたか否かが検出される。
図4に示すように、図柄表示制御装置44は、表示用CPU(表示制御手段)50、メモリ51、変動パターンメモリ52、変動パターン抽選部(演出選択手段)53、期待度上昇抽選部(期待度上昇抽選手段)54、使用テーブル抽選部(使用テーブル抽選手段)55を備えている。表示用CPU50はメモリ51のROM領域に格納されたプログラムにしたがって図柄表示制御装置44全体の動作を管制する。また、メモリ51のRAM領域は一時的なデータの保存に使用される。
表示用CPU50は液晶パネル18から表示される画像の表示制御を行う。期待度表示領域18bから表示させる画像のグラフィックデータはメモリ51に格納されており、表示用CPU50は、これを読み出すことによって第1〜第4領域20a〜20dで期待度を表示させる。また、表示用CPU50は、液晶パネル18で表示される図柄ごとに割り当てられた先頭アドレスを監視することにより、どの図柄が液晶パネル18から表示されているかを識別する。これにより、図柄の変動表示及び停止表示が行われる。表示用CPU50には、停止図柄決定部36での抽選の結果がCPU33から入力される。表示用CPU50は、停止図柄決定部36で決定された図柄の組み合わせが表示されるように変動させている図柄を停止させる。
変動パターンメモリ52には、液晶パネル18から画像を表示するためのグラフィックデータが格納されている。表示用CPU50は、変動パターンメモリ52のグラフィックデータを読み出すことによって液晶パネル18で図柄の変動表示及び停止表示を行わせる。グラフィックデータには、複数種類の変動パターンで図柄の変動表示を行わせるためのデータも含まれている。
変動パターン抽選部53では演出抽選が行われ、図柄の変動表示を複数種類の変動パターンのうちのいずれのパターンで行うかが決定される。変動パターン抽選部53は、通常当たり又は確変当たりに当選した場合に用いられる当たり用テーブルとハズレとなった場合に用いられるハズレ用テーブルとの2種類のテーブルを備えている。当たり用テーブル及びハズレ用テーブルには複数種類の変動パターンが割り当てられている。そして、通常当たり又は確変当たりに当選した場合とハズレとなった場合とで同一種類の変動パターン同士の選択される割合が異なるように、各テーブルでの乱数値の割り振りが行われている。これにより、変動パターンごとの信頼度が設定されている。なお、当たり用テーブル及びハズレ用テーブルとで選択される割合が同一、すなわち、信頼度が50%の変動パターンや、当たり用テーブルでのみ選択される、すなわち、信頼度が100%の変動パターンを設定してもよい。
期待度上昇抽選部54は、第1〜第4領域20a〜20dで表示される項目での期待度を上昇させるか否かを決定する上昇抽選を4回行う。期待度上昇抽選部54は、前述した4つの項目のそれぞれと対応する第1〜第4態様上昇テーブル56〜59を備えている。
第1態様上昇テーブル56は第1領域20aの項目に対応している。そして、第1態様上昇テーブル56を用いて上昇抽選が行われると第1領域20aでの確率を上昇させるか否かが決定される。第1態様上昇テーブル56は、第1テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)56aと第2テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)56bとを備えている。第1テーブル56aと第2テーブル56bとでは、抽選の際に発生する全乱数値が2つの範囲に区切られており、区切られた範囲の一方に「当選」、他方に「ハズレ」が割り当てられている。そして、第2テーブル56bのほうが第1テーブル56aよりも上昇抽選に当選する確率が高くなっている。第1態様上昇テーブル56を用いた上昇抽選に当選すると、第1領域20aで表示される期待度が上昇する。
第2態様上昇テーブル56は第2領域20bの項目に対応している。そして、第2態様上昇テーブル57を用いて上昇抽選が行われると第2領域20bでの確率を上昇させるか否かが決定される。第2態様上昇テーブル57は、第1テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)57aと第2テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)57bとを備えている。第1テーブル57aと第2テーブル57bとでは、抽選の際に発生する全乱数値が2つの範囲に区切られており、区切られた範囲の一方に「当選」、他方に「ハズレ」が割り当てられている。そして、第2テーブル57bのほうが第1テーブル57aよりも上昇抽選に当選する確率が高くなっている。第2態様上昇テーブル57を用いた上昇抽選に当選すると、第2領域20bで表示される期待度が上昇する。
第3態様上昇テーブル58は第3領域20cの項目に対応している。そして、第3態様上昇テーブル58を用いて上昇抽選が行われると第3領域20cでの確率を上昇させるか否かが決定される。第3態様上昇テーブル58は、第1テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)58aと第2テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)58bとを備えている。第1テーブル58aと第2テーブル58bとでは、抽選の際に発生する全乱数値が2つの範囲に区切られており、区切られた範囲の一方に「当選」、他方に「ハズレ」が割り当てられている。そして、第2テーブル58bのほうが第1テーブル58aよりも上昇抽選に当選する確率が高くなっている。第3態様上昇テーブル58を用いた上昇抽選に当選すると、第3領域20cで表示される期待度が上昇する。
第4態様上昇テーブル59は第4領域20dの項目に対応している。そして、第4態様上昇テーブル59を用いて上昇抽選が行われると第4領域20dでの確率を上昇させるか否かが決定される。第4態様上昇テーブル59は、第1テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)59aと第2テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)59bとを備えている。第1テーブル59aと第2テーブル59bとでは、抽選の際に発生する全乱数値が2つの範囲に区切られており、区切られた範囲の一方に「当選」、他方に「ハズレ」が割り当てられている。そして、第2テーブル59bのほうが第1テーブル59aよりも上昇抽選に当選する確率が高くなっている。第4態様上昇テーブル59を用いた上昇抽選に当選すると、第4領域20dで表示される期待度が上昇する。
なお、上昇抽選に当選したときに上昇させる各項目の期待度は適宜に設定してよい。
使用テーブル抽選部55では、第1テーブル56a〜59a又は第2テーブル56b〜59bのいずれを用いて期待度上昇抽選部54で上昇抽選を行わせるかを決定するテーブル選択抽選が行われる。
使用テーブル抽選部55は、ハズレパターン用テーブル(上昇テーブル選択テーブル及び上昇テーブル選択記憶手段)60、当たりパターン用テーブル(上昇テーブル選択テーブル)61、確変用テーブル(上昇テーブル選択テーブル及び上昇テーブル選択記憶手段)62を備えている。使用テーブル抽選部55では、抽選した乱数をテーブル60〜62と比較することによってテーブル選択抽選が行われる。
当たり決定部35にて行われる当たり抽選でハズレとなった場合にはハズレパターン用テーブル60、当たり抽選で通常当たり又は確変当たりとなった場合には当たりパターン用テーブル61が用いられる。テーブル60,61は、演出抽選で決定される変動パターンに対応するように複数のテーブルを備えている。そして、演出抽選で決定された変動パターンに応じたテーブルを用いてテーブル選択抽選が行われる。
テーブル60,61が備える各テーブルは、抽選の際に発生する全乱数値が2つの範囲に区切られており、区切られた範囲の一方に「第1テーブル56a〜58a」、他方に「第2テーブル56b〜58b」が割り当てられている。
そして、テーブル60,61では、第1テーブル56a〜58a又は第2テーブル56b〜58bの選択確率が変動パターンごとに異なっており、ハズレパターン用テーブル60よりも当たりパターン用テーブル61のほうが第2テーブル56b〜58bの用いられる確率が相対的に高くなっている。すなわち、第2テーブル56b〜58bは第1テーブル56a〜58aよりも上昇抽選に当選する確率が高いため、当たりパターン用テーブル61のほうが上昇抽選に当選しやすくなると言い換えることができる。これにより、当たり抽選での当選結果に応じて第1〜第3領域20a〜20cで表示されるそれぞれの期待度が変化するようになっている。
確変用テーブル62は、図柄の停止表示が行われるときに最初に停止する図柄が偶数である場合に使用される偶数テーブルと最初に停止する図柄が奇数である場合に使用される奇数テーブルとを備えている。
確変用テーブル62が備える各テーブルは、抽選の際に発生する全乱数値が2つの範囲に区切られており、区切られた範囲の一方に「第1テーブル59a」、他方に「第2テーブル59b」が割り当てられている。
そして、確変用テーブル62では、第1テーブル59a又は第2テーブル59bの選択確率が互いに異なっており、偶数テーブルよりも奇数テーブルのほうが第2テーブル59bの用いられる確率が相対的に高くなっている。すなわち、第2テーブル59bは第1テーブル59aよりも上昇抽選に当選する確率が高いため、奇数テーブルのほうが上昇抽選に当選しやすくなると言い換えることができる。これにより、当たり抽選での抽選結果に関わらず、第4領域20dで表示される期待度が変化させることができ、確変当たりとならなかった場合でも遊技者の確変当たりへの期待感を抱かせることが可能になる。
ランプ制御装置45では、例えば当たりモードでランプを点滅させるなど、遊技の状態に応じてパチンコ機10に設けられた各種ランプの点灯制御が行われる。
音声制御装置46はサウンドメモリを備えており、音楽や音声をプログラム化したサウンドプログラムをサウンドメモリから読み出し、サウンドプロセッサを介してスピーカーから音楽や音声などを出力させる。これにより、図柄の変動表示を行っているときや当たりモードへ移行したときなど、遊技の状態に応じて音楽や音声がスピーカーから出力される。
払出制御装置47は、始動口センサ40、大入賞口センサ41、通常口センサ42のいずれかがパチンコ球を検知すると作動される。払出制御装置47はメモリを備えており、このメモリには、パチンコ球1個の入賞に対して払い出すパチンコ球の個数と入賞口の種類とが対応付けされた払い出しテーブルが格納されている。払出制御装置47は、払い出し用のパチンコ球が貯留されている貯留装置を駆動し、入賞口の種類に応じた個数のパチンコ球の払い出しを行わせる。なお、通常口14でパチンコ球が検知されたときに遊技者にパチンコ球の払い出しを行ってもよい。
可動部材制御装置48は、アタッカ15を駆動するソレノイド(図示せず)に接続されている。可動部材制御装置48は当たりモードでソレノイドの駆動を制御し、アタッカ15を開き位置と閉じ位置とで回動させる。
発射制御装置49は発射ハンドル10aに接続されており、発射ハンドル10aで調節されたパチンコ球の打ち出しの強さに応じてパチンコ球を一定時間ごとに発射する。
次に上記のように構成されたパチンコ機10で遊技の流れについて説明する。図5に示すようにパチンコ機10では先ず通常モードでの遊技が行われる。遊技者が発射ハンドル10aを操作すると始動口13、通常口14、アウト口16のいずれかに打ち出されたパチンコ球が入る。
始動口13にパチンコ球が入賞すると当たり決定部35で当たり抽選が行われ、確変当たり、通常当たり、ハズレのいずれかが決定される。当たり抽選が終了すると停止図柄決定部36が作動され、液晶パネル18で停止表示させる停止図柄の組み合わせが抽選により決定される。この後、当たり抽選の結果及び停止図柄がCPU33から表示用CPU50に送信される。
停止図柄を受信すると、表示用CPU50は変動パターン抽選部53を作動させる。変動パターン抽選部53では、通常当たり又は確変当たりに当選した場合は当たり用テーブルを用いて演出抽選が行われ、ハズレとなった場合はハズレ用テーブルを用いて演出抽選が行われる。これにより、図柄の変動パターンの種類が決定される。
演出抽選が終了すると使用テーブル抽選部55が作動され、テーブル選択抽選が行われる。使用テーブル抽選部55には、当たり抽選及び演出抽選の結果に基づいてテーブル選択抽選で用いるテーブルの種類を示すテーブル選択信号が表示用CPU50から入力される。さらに、表示用CPU50は、CPU33から入力された停止図柄に基づいて最初に停止する図柄が奇数又は偶数のいずれであるかを識別し、識別した結果に基づいたテーブル選択信号を入力する。
当たり抽選でハズレになった場合、使用テーブル抽選部55では、ハズレパターン用テーブル60で、さらに演出抽選で決定された変動パターンに対応するテーブルを用いてテーブル選択抽選が行われる。
また、当たり抽選で通常当たり又は確変当たりに当選した場合、使用テーブル抽選部55では、当たりパターン用テーブル61で、さらに演出抽選で決定された変動パターンに対応するテーブルを用いてテーブル選択抽選が行われる。
さらに、使用テーブル抽選部55では、ハズレパターン用テーブル60又は当たりパターン用テーブル61を用いたテーブル選択抽選に加えて、確変用テーブル62を用いてテーブル選択抽選が行われ、最初に停止する図柄が偶数である場合には偶数テーブル、図柄の変動表示を行って最初に停止する図柄が偶数である場合には奇数テーブルが用いられる。
テーブル選択抽選が終了すると、抽選で選択された第1テーブル56a〜58a又は第2テーブル56b〜58bのいずれかを示すテーブルフラグと第1テーブル59a又は第2テーブル59bのいずれかを示すテーブルフラグとがメモリ51のRAM領域に書き込まれる(図中「テーブルセット」)。
テーブル選択抽選が終了すると期待度上昇抽選部54が作動される。このとき、表示用CPU50は、メモリ51に書き込まれたテーブルフラグに基づいて上昇抽選で用いるテーブルの種類を示すテーブル選択信号を期待度上昇抽選部54に入力する。
テーブル選択抽選で第1テーブル56a〜58aを用いることが決定された場合、期待度上昇抽選部54では、先ず第1態様上昇テーブル56として第1テーブル56aを用いて上昇抽選が行われる。抽選の結果は表示用CPU50にフィードバックされる。第1態様上昇テーブル56での上昇抽選に当選すると、表示用CPU50は第1態様上昇フラグをメモリ51のRAM領域に書き込む。
第1態様上昇テーブル56での上昇抽選が終了した後は、続いて第2態様上昇テーブル57として第1テーブ57aを用いて上昇抽選が行われる。抽選の結果は表示用CPU50にフィードバックされる。第2態様上昇テーブル57での上昇抽選に当選すると、表示用CPU50は第2態様上昇フラグをメモリ51のRAM領域に書き込む。
第2態様上昇テーブル57での上昇抽選が終了した後は、続いて第3態様上昇テーブル58として第1テーブ58aを用いて上昇抽選が行われる。抽選の結果は表示用CPU50にフィードバックされる。第3態様上昇テーブル58での上昇抽選に当選すると、表示用CPU50は第3態様上昇フラグをメモリ51のRAM領域に書き込む。
テーブル選択抽選で第2テーブル56b〜58bを用いることが決定された場合、上記と同様の処理が第2テーブル56b〜58bを用いて行われる。
第1〜第3態様上昇テーブル56〜58での上昇抽選が終了した後は、続いて第4態様上昇テーブル59により上昇抽選が行われる。このとき、テーブル選択抽選で第1テーブル59aを用いることが決定された場合は第1テーブル59a、テーブル選択抽選で第2テーブル59bを用いることが決定された場合は第2テーブル59bを用いて上昇抽選が行われる。抽選の結果は表示用CPU50にフィードバックされる。第4態様上昇テーブル58での上昇抽選に当選すると、表示用CPU50は第4態様上昇フラグをメモリ51のRAM領域に書き込む。
そして、上記したような第1〜第4態様上昇テーブル56〜59での4回の上昇抽選(1セット)が4回(4セット)繰り返し行われる。なお、第1〜第4態様上昇フラグは、それぞれのセットごとに分けてメモリ51のRAM領域に書き込まれる。
上昇抽選の処理が終了すると、表示用CPU50は変動パターンメモリ52からグラフィックデータを読み出して図柄の変動表示を開始させる。
そして、最初の図柄が停止されるまでの時間に、液晶パネル18の第1〜第4領域20a〜20dから上昇抽選の結果を表示させる。このとき、表示用CPU50は1セット目の上昇抽選の結果を識別してメモリ51から読み出す。そして、第1〜第4上昇フラグのいずれかが書き込まれていた場合は、これを読み出して対応する第1〜第4領域20a〜20dの期待度が上昇するように、画像の表示制御を行う。これにより1ステップ目の報知が終了する。
1ステップ目の報知が終了した後、一定時間を置いて表示用CPU50は2セット目の上昇抽選の結果を識別してメモリ51から読み出す。そして、第1〜第4上昇フラグのいずれかが書き込まれていた場合は、これを読み出して対応する第1〜第4領域20a〜20dの期待度が上昇するように、画像の表示制御を行う。これにより2ステップ目の報知が終了する。以上の処理は、4セット分の上昇抽選の結果を表示するまで、すなわち、4ステップ目の報知が終了するまで繰り返される。読み出された第1〜第4上昇フラグは順次クリアされていく。上昇抽選に当選しなかった領域の期待度は上昇せずに維持される。なお、報知のステップが進むにつれてそのステップ数を示す表示をすることが好ましい。
4ステップの報知が終了した後は、図柄の停止表示が順次行われる。当たり抽選で通常当たり又は確変当たりとなった場合は、リーチ状態及びスーパーリーチ状態を経て通常当たりであるか又は確変当たりのいずれであるかが表示される。そして、当たりモードに移行される。当たり抽選でハズレだった場合は停止図柄によってハズレが表示され、引き続き通常モードでの遊技が行われる。
図6は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)70をスロットマシン10にインストールする例を示しており、記録媒体70には図5のフローチャートで示すような手段を、CPU33とメモリ34とを含むコンピュータ71で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えば当たり又はハズレを決定する当たり抽選を実行する当たり抽選手段、時間の経過に伴ってその態様が変化するとともに、同一種類が選択される割合を前記当たり抽選の結果に応じて割り振った演出表示を、前記当たり抽選の結果に応じた演出抽選により画像の表示態様が異なる複数種類の中から選択する演出選択手段、前記態様ごとに項目分けされ、先行する態様から後続する態様に移行する確率をそれぞれの項目で表示する期待度表示手段、前記確率を上昇させるか否かを決定する抽選をそれぞれの項目ごとに複数回行う期待度上昇抽選手段、前記期待度上昇抽選手段による抽選の結果を、この抽選の回数と同一のステップ数のステップによって前記確率が累積されるように表示させる表示制御手段、前記期待度上昇抽選手段で用いられ、前記確率が上昇する確率が互いに異なるように前記項目ごとに複数設けられた期待度上昇記憶手段、前記期待度上昇抽選手段で用いる前記期待度上昇記憶手段の種類を抽選により決定する使用テーブル抽選手段、前記使用テーブル抽選手段で用いられ、前記演出抽選で決定された演出表示の種類に対応し、かつ前記期待度上昇テーブルが選択される確率が互いに異なる複数の上昇テーブル選択記憶手段としてコンピュータ71を機能させるためのプログラムを記録媒体70に記録する。そして、この記録媒体70を読み取り装置72に装填して、プログラムをスロットマシン10にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体70を介してインストールする代わりにインターネットを利用してスロットマシン10に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は、記録媒体70から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でスロットマシンの遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、当たりを通常当たりと確変当たりとから構成したが、例えば当たりモードに移行させる当たり又はハズレを決定するなど、当たりの態様及びその数は適宜に設定してよい。
上記実施形態では第1〜第4領域20a〜20dで期待度を表示し、4セットの上昇抽選の結果を上書きして4ステップで表示したが、例えば各項目と各ステップとをマトリクス状に表示するなど、その表示態様は適宜に設定してよい。また、各期待度の表示は液晶パネル18に限らず、専用の表示器を別個に設けてもよい。マトリクス状に表示した場合は各ステップでの上昇抽選の結果の推移が分かるので、遊技の内容を分かりやすくできる。なお、上昇抽選のセット数及びその項目は適宜に設定してよい。また、期待度上昇テーブルの数は例えば項目ごとにその数を異ならせるなど、その数及び確率は適宜に設定してよい。
上記実施形態では、弾球遊技機としてパチンコ機を例に説明したが、演出が実行される弾球遊技機であれば他の弾球遊技機にも本発明を適用できる。
パチンコ機の外観斜視図である。 液晶パネルの画像表示領域の構成を示す説明図である。 パチンコ機の電気的な構成を示す機能ブロック図である。 図柄表示制御装置の電気的な構成を示す機能ブロック図である。 遊技の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体を、パチンコ機にインストールする場合の説明図である。
符号の説明
13 始動口
18 液晶パネル(期待度表示手段及び図柄表示手段)
35 当たり決定部(当たり抽選手段)
36 停止図柄決定部(図柄決定手段)
50 表示用CPU(表示制御手段)
53 変動パターン抽選部(演出選択手段)
54 期待度上昇抽選部(期待度上昇抽選手段)
55 使用テーブル抽選部(使用テーブル抽選手段)
56a〜59a 第1テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)
56b〜59b 第2テーブル(期待度上昇テーブル及び期待度上昇記憶手段)
60 ハズレパターン用テーブル(上昇テーブル選択テーブル及び上昇テーブル選択記憶手段)
61 当たりパターン用テーブル(上昇テーブル選択テーブル及び上昇テーブル選択記憶手段)
62 確変用テーブル(上昇テーブル選択テーブル及び上昇テーブル選択記憶手段)
70 記録媒体
71 コンピュータ

Claims (4)

  1. 当たり又はハズレを決定する当たり抽選が実行され、前記当たり抽選の結果に応じた演出抽選により画像の表示態様が異なる複数種類の中からいずれかを選択して演出表示が表示され、前記演出表示は時間の経過に伴ってその態様が変化するとともに、同一種類の前記演出表示の選択される割合が前記当たり抽選の結果に応じて割り振られた遊技機において、
    前記態様ごとに項目分けされ、先行する態様から後続する態様に移行する確率をそれぞれの項目で表示する期待度表示手段と、
    前記確率を上昇させるか否かを決定する抽選をそれぞれの項目ごとに複数回行う期待度上昇抽選手段と、
    前記期待度上昇抽選手段による抽選の結果を、この抽選の回数と同一のステップ数のステップによって前記確率が累積されるように表示させる表示制御手段と、
    前記期待度上昇抽選手段で用いられ、前記確率が上昇する確率が互いに異なるように前記項目ごとに複数種類設けられた期待度上昇テーブルと、
    前記期待度上昇抽選手段で用いる前記期待度上昇テーブルの種類を抽選により決定する使用テーブル抽選手段と、
    前記使用テーブル抽選手段で用いられ、前記演出抽選で決定された演出表示の種類に対応し、かつ前記期待度上昇テーブルが選択される確率が互いに異なる複数の上昇テーブル選択テーブルと備えたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記当たりを遊技者に付与する特典が互いに異なる複数種類の当たりで構成し、
    前記期待度表示手段は前記当たりの種類を表示する項目を前記項目に加えて表示し、
    前記図柄の変動表示及び停止表示によって前記当たり抽選の結果を表示する図柄表示手段と、前記図柄表示手段によって停止表示させる図柄の種類を前記当たり抽選の結果に基づいて決定する図柄決定手段とを設け、
    前記上昇テーブル選択テーブルを、前記図柄決定手段で決定された図柄の種類に対応し、かつ前記期待度上昇テーブルが選択される確率が互いに異なるように複数設けたことを特徴とする請求項1記載の遊技機。
  3. 当たり又はハズレを決定する当たり抽選を実行する当たり抽選手段、時間の経過に伴ってその態様が変化するとともに、同一種類が選択される割合を前記当たり抽選の結果に応じて割り振った演出表示を、前記当たり抽選の結果に応じた演出抽選により画像の表示態様が異なる複数種類の中から選択する演出選択手段、前記態様ごとに項目分けされ、先行する態様から後続する態様に移行する確率をそれぞれの項目で表示する期待度表示手段、前記確率を上昇させるか否かを決定する抽選をそれぞれの項目ごとに複数回行う期待度上昇抽選手段、前記期待度上昇抽選手段による抽選の結果を、この抽選の回数と同一のステップ数のステップによって前記確率が累積されるように表示させる表示制御手段、前記期待度上昇抽選手段で用いられ、前記確率が上昇する確率が互いに異なるように前記項目ごとに複数設けられた期待度上昇記憶手段、前記期待度上昇抽選手段で用いる前記期待度上昇記憶手段の種類を抽選により決定する使用テーブル抽選手段、前記使用テーブル抽選手段で用いられ、前記演出抽選で決定された演出表示の種類に対応し、かつ前記期待度上昇テーブルが選択される確率が互いに異なる複数の上昇テーブル選択記憶手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。
  4. 請求項3記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2015003236A (ja) * 2014-09-24 2015-01-08 株式会社大一商会 遊技機

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