JP2008119207A - パチンコ機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】図柄が停止する前にリーチ状態が表示されることが察知されてしまうことを防止する。
【解決手段】当たり抽選が終了すると停止図柄の組み合わせが決定される。停止図柄が決定されると変動パターン抽選が行われる。このとき、保留球の個数に応じた確率で変動パターンが選択される。変動パターン抽選が終了すると各図柄列で図柄の変動表示が開始される。図柄の変動表示が開始されると、変動パターンの種類に応じて第1〜第4減速テーブルが選択され、選択された第1〜第4減速テーブルが参照される。第1〜第4減速テーブルは右列を減速表示する図柄の個数が互いに異なる停止パターンを記憶している。
【選択図】図7

Description

本発明は、パチンコ店で使用されるパチンコ機に関するものである。
パチンコ機では、遊技盤の盤面上に向かって打ち出された遊技球が始動入賞口に入賞した時に当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われ、液晶ディスプレイ上で例えば3列の図柄列で図柄の変動表示が行われる。図柄の変動表示が開始されてから一定時間が経過すると各図柄列の図柄が左列→右列→中央の順に順次に停止する。そして、全ての図柄列が停止したときの停止図柄の組み合わせによって当たり抽選の結果が表示され、例えば3つの同じ図柄が一列に揃うと当たりとなり、これ以外の並び方をした場合にはハズレとなる。当たりの場合には左右に同一の図柄が停止してリーチ状態が表示されてから当たりが表示され、ハズレの場合でも例えば「767」など、中央の図柄の種類のみが異なる停止図柄の組み合わせが選択された場合にはリーチ状態が表示されてからハズレが表示される。このように、当たり又はハズレを問わずリーチ状態が表示されるのでリーチ状態が表示されたときの遊技者の当たりへの期待感を高めることができる。
特開平9−28885
ところで、最近のパチンコ機では、図柄を変動表示させた状態からそのままの変動速度で図柄を停止させた場合に生じる不自然さを解消するために、各図柄列において所定個数の図柄を減速表示させてから図柄を停止させている。しかしながら、従来のパチンコ機では減速表示される図柄の個数が一定個数に設定されているため、例えば上記のパチンコ機では左列の図柄が停止した後に右列の図柄が減速表示されるタイミングを判別すれば右列の停止図柄を予測することが可能になり、これにより左右の停止図柄の組み合わせを予測できてしまう。こうして左右の停止図柄の組み合わせを予測できてしまうと、左右の図柄が停止する前にリーチ状態が表示されるか否かを予測できてしまい、このことは図柄が停止する前にも関わらず遊技者の遊技への緊張感を盛り下げ、遊技への興趣を低下させる大きな要因となっていた。
本発明は上記事情を考慮してなされたもので、図柄が停止する前にリーチ状態が表示されることが察知されてしまうことを防止できるパチンコ機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のパチンコ機は、遊技の過程で当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われ、複数の図柄列の各々で前記当たり抽選が行われたことに応答して図柄の変動表示が所定速度で行われ、図柄の変動表示は前記当たり抽選の結果に基づいて定められた一定の変動時間が経過すると図柄列ごとに所定の順序で順次に停止するとともに、各図柄列では所定個数の図柄が減速表示されてから図柄が停止し、全ての図柄が停止したときの停止図柄の組み合わせによって前記当たり抽選の結果が表示され、停止図柄の組み合わせは前記当たり抽選の結果に応じて決定されるパチンコ機において、前記図柄列のうち先行して図柄の変動表示が停止する図柄列に後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で前記減速表示される図柄の個数を複数記憶した減速個数記憶手段と、前記減速個数記憶手段を参照して前記減速表示される図柄の個数を選択し、選択した個数の図柄を前記後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で前記減速表示させる表示制御手段を設けたものである。
なお、前記減速表示される図柄の個数が互いに異なる複数の前記減速個数記憶手段と、前記当たり抽選が行われたことに応答して互いに前記変動時間の異なる図柄の変動パターンを複数種類のうちから抽選により決定する変動パターン抽選手段とを設け、前記表示制御手段は、前記変動パターンの種類に応じた前記減速個数記憶手段を参照することが好ましい。
また、通常モードと、前記当たりに当選したことを契機に移行され、通常モードよりも遊技者が有利になる有利モードとを設定し、前記有利モードでは、相対的に図柄の変動時間が短くなる前記変動パターンの抽選確率が前記通常モードよりも高くなることが好ましい。
また、前記減速表示される図柄の個数と、前記減速表示の後に図柄の変動方向が逆転して表示される図柄の個数とを記憶したリーチ用減速個数記憶手段を設け、前記表示制御手段は、各図柄列の前記図柄が停止する過程でリーチ状態が表示された場合にリーチ用減速個数記憶手段を参照することが好ましい。
本発明のプログラムは、複数の図柄列のうち、先行して図柄の変動表示が停止する図柄列に後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で減速表示される図柄の個数を複数記憶した減速個数記憶手段と、前記減速個数記憶手段を参照して前記減速表示される図柄の個数を選択し、選択した個数の図柄を前記後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で前記減速表示させる表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるものである。
また、本発明の記録媒体は、複数の図柄列のうち、先行して図柄の変動表示が停止する図柄列に後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で減速表示される図柄の個数を複数記憶した減速個数記憶手段と、前記減速個数記憶手段を参照して前記減速表示される図柄の個数を選択し、選択した個数の図柄を前記後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で前記減速表示させる表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
なお、請求項1記載の「停止」には、図柄が完全に停止して当たり抽選の結果が確定する状態に加え、当たり抽選の結果が確定する前段階で図柄の変動表示自体は停止しているが図柄が表示領域内で動いている(例えば図柄が表示領域内で振動している状態)仮停止の状態も含む。また、請求項3記載の「有利モード」とは、遊技者が遊技上の利益を獲得するうえで通常モードよりも有利になる遊技モードを示し、例えば通常モードよりも当たりに当選する確率が高くなる確率変動モード、通常モードよりも図柄の変動時間が短縮されるとともに、始動入賞口を開閉して始動入賞口への遊技球の入賞率を変化させる可動片の開放時間が通常モードよりも長くなる(可動片を開放させるか否かを決定する開放抽選の結果を表示するまでの時間も短くなる)時短モードなどが挙げられる。
なお、図柄減速個数に係らず一定変動時間(図柄変動開始〜図柄列が停止するまで)とするためには例えば停止図柄よりも5コマ(図柄減速個数)手前で中速度から低速度(前述の振動)へと減速開始させるタイミングと同一タイミングとしてかつ同一変動時間の経過後に低速表示とするため、停止図柄よりも4コマ手前で減速させる場合には、中速度の表示時間を短くして低速度の表示時間を長くして5コマ手前と同一変動時間となるように調整する。なお、6コマ手前の時には逆に中速度の表示時間を長く、低速度の表示時間を短くして5コマ手前と同一変動時間となるように調整する。また、請求項1の所定速度とは例えば1分間に80回転する程度の高速表示をいい、中速度表示は、容易に変動している図柄を認識できる程度の表示とするとよい。また、例えば図柄の変動表示中に始動入賞させ、次回行う図柄の変動表示の実行を保留させた保留数ごとに応じて互いに異なる減速コマ数が選択されやすくするようにする事で保留数ごとに変動パターンの時間が異なるように複数設定せずとも演出効果を向上させることができる。また、例えば5コマの減速表示とするときは、他の減速表示のコマ数よりも当たり抽選に係る期待感が高いとする予告報知の設定をした場合には、先行して停止した停止図柄が「7」図柄で停止した場合、遊技者は後続の図柄列において所定速度表示から減速表示される契機の図柄が「2」図柄(7−5=2)となると期待感が持てるという遊技を提供できる。なお、設定されたコマ数の減速表示が終わったあとの停止図柄は当たり抽選の結果を表示させるための図柄への変化させるようにすると好適である。
本発明によれば、後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で図柄の変動表示を停止させる際に減速表示される図柄の個数を選択し、選択した個数の図柄で減速表示させるので、減速表示の起点となる図柄を変化させることが可能になり、図柄が停止する前にリーチ状態が表示されることが察知されてしまうことを防止できる。
また、減速表示される図柄の個数が変動パターンの種類に応じて変化するので、変動パターンの種類を増加させなくても図柄の変動表示を変化に富んだものとすることが可能となり、変動パターンを減少させることができる。これにより、変動パターンのデータ量を低減することが可能になり、パチンコ機の製造コストのコストダウンを図ることができる。
また、有利モードでは、相対的に減速表示される図柄の個数が少ない変動パターンの抽選確率が通常モードよりも高くなるので、図柄の変動表示を行う時間を短くすることが可能になり、有利モードでは遊技を効率良く行うことができる。
また、各図柄列の前記図柄が停止する過程でリーチ状態が表示された場合に減速表示に加えて図柄の再変動表示が行われるので、リーチ状態が表示されたときに意外性を付与することが可能になり、遊技に緊張感を付与することができる。
図1において、パチンコ機10は遊技盤10aを備えている。遊技盤10aの前面には遊技領域11が形成されており、遊技者の発射操作に応答して発射された遊技球は遊技領域11を流下する。遊技領域11には始動口12(以下、「始動口」)と通常口13(以下、「通常口」)、スルーチャッカー14が設けられている。遊技球が各入賞口に入賞すると予め決められた個数の遊技球が賞球として払い出される。払い出された遊技球は、遊技に使用することができる。始動口12には一対の可動片12aが設けられている。可動片12aが開放されると始動口12に遊技球が入りやすくなる。可動片12aを開放するか否かはスルーチャッカー14を遊技球が通過したときに実行される開放抽選で決定される。また、遊技領域11には、流下する遊技球の動きに変化を与える遊技釘や風車が設けられている。
遊技領域11の中央部にはセンター役物16が設けられている。センター役物16の中には、当たり抽選の結果や開放抽選の結果を表示する液晶ディスプレイ17が設けられている。
液晶ディスプレイ17には3列の図柄列18a〜18c(以下、「図柄列18aが左列、図柄列18bが中央、図柄列18cが右列」として説明する)が表示され、各図柄列18a〜18cは例えば1列が0〜9の数字からなる図柄19からなる。始動口12に遊技球が入賞すると当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われた後に各図柄列18a〜18cで図柄19の変動表示が開始され、図柄19が上から下へスクロールする。図柄19は基本的に1列ずつ順次(左列→右列→中央の順)停止し、全ての図柄19が停止したときに同一の図柄19が揃っていると当たり、それ以外の組み合わせはハズレとなる。このため、左右の図柄列18a,18cで同一の図柄19が停止するとリーチ状態となり、リーチ状態が表示された後に左右の図柄19と同一の図柄19が中央で停止すると当たりとなる。なお、図柄19は変則的に左列、中央、右列が同時に停止することもある。
当たりに当選すると通常モードから当たりモードに移行してアタッカ20が開放され、ラウンド遊技が行われる。アタッカ20が開放されると大入賞口が盤面から露呈し、アタッカ20の内面で遊技球の大半が大入賞口に案内される。これにより、当たりモードでは多数の賞球を得ることができる。アタッカ20は、大入賞口に所定個数(例えば10個)の遊技球が入賞するか又は大入賞口の開放時間が例えば30秒になると閉じられ、これにより第1ラウンドが終了する。当たりモードではアタッカ20の開閉が繰り返されて第15ラウンドで終了する。
なお、パチンコ機10では通常モード及び当たりモードの他に確率変動モードでの遊技が可能である。確率変動モードに移行すると通常モードよりも当たりに当選する確率が高くなる。確率変動モードに移行させるか否かは当たりに当選したときに振り分けられ、確率変動モードへの移行が決定すると当たりモードに引き続き確率変動モードに移行する。確率変動モードでは、当たりの抽選確率が通常モードよりも高くなることに加えて可動片12aの1回の開放時間が通常モードよりも長くなる。これにより、確率変動モードでは持ち球を減少させることなく遊技を行うことが可能になる。
液晶ディスプレイ17の上方には保留球表示部21が設けられている。保留球表示部21は4つのランプを備えている。図柄19の変動表示中又は当たりモード中にパチンコ球が始動口12に入賞すると、当たり抽選の権利が4個を上限に保留球として持ち越される。保留球表示部21では保留球が1個記憶されるとランプが1つ点灯する。持ち越された保留球は、図柄の変動表示後又は当たりモード終了後に消化される。保留球が1個消化されると、保留球表示部21のランプが1つ消灯されるとともに図柄19の変動表示が1回行われる。
図2において、パチンコ機10の動作はメイン制御基板30によって管制される。メイン制御基板30はCPU31を備えている。CPU31には各種センサが接続されている。CPU31は各センサからの信号に応答してワーキングメモリ32に格納されたプログラムを参照し、このプログラムに従ってメイン制御基板30全体の制御を行う。なお、ワーキングメモリ32は、保留球や当たり抽選の結果を示すフラグなど遊技に係るデータの一時的な保存にも使用される。
始動口センサ33は始動口12にパチンコ球が入ったことを検知して、その検知信号をCPU31に入力する。CPU31は当たり抽選部34を備えている。当たり抽選部34は、始動口センサ33からの検知信号に応答して作動される。当たり抽選部34は乱数を利用した当たり抽選を行い、当たり又はハズレのいずれかを決定する。当たりには、当たりモードにのみ移行させる通常当たりと、当たりモードに引き続き確率変動モードに移行させる確変当たりとが設定されている。当たり抽選で使用される当たり判定テーブルでは、抽選で抽出される全乱数値にハズレ、通常当たり、確変当たりのいずれかが割り当てられている。そして、抽選時に抽出された乱数値がいずれの抽選結果に該当する値であるかによってハズレ、通常当たり又は確変当たりが決定される。なお、通常当たりと確変当たりとは各々が1/2で選択されるように乱数値の数が決められている。
スルーセンサ35はスルーチャッカー14を遊技球が通過したことを検知してその検知信号をCPU31に入力する。これに応答してCPU31では開放抽選部36が作動される。開放抽選部36では、乱数を利用した開放抽選が行われ、始動口12の可動片12aを開放するか否かが決定される。開放抽選に当選するとCPU31は可動片12aを開放させる。可動片12aの開放時間は、通常モードでは0.5秒、確率変動モードでは2秒とされる。
停止図柄決定部37は当たり抽選の後に作動され、乱数を利用した停止図柄抽選を行うことによって液晶ディスプレイ17で停止させる図柄19(停止図柄)の組み合わせを決定する。停止図柄抽選は、当たり用のテーブルとハズレ用のテーブルとを備えており、当たり抽選の結果に応じていずれかのテーブルを用いて抽選が行われる。これにより、当たり抽選の結果に応じて停止図柄の組み合わせが決定される。
変動パターン抽選部38は停止図柄抽選が終了した後に作動される。変動パターン抽選部38では、乱数を用いた変動パターン抽選によって、変動パターンA〜Hからなる8種類の変動パターンのうちいずれによって図柄19の変動表示を行うかが選択される。各変動パターンA〜Hは、互いに図柄19の変動時間及び変動態様が異なっている。
変動パターン抽選部38は、リーチ状態を表示する場合に使用されるリーチ用テーブル38aと、リーチ状態を表示しない場合に使用される非リーチ用テーブル38bとを備えている。非リーチ用テーブル38aでは、4種類の変動パターンA〜Dのうちからいずれかの変動パターンが決定され、リーチ用テーブル38bでは、4種類の変動パターンE〜Hのうちからいずれかの変動パターンが決定される。
また、非リーチ用テーブル38aは、通常テーブル38cと確変テーブル38dとを備えている。通常テーブル38cと確変テーブル38dとは、それぞれ保留球の個数に応じた4つの保留球対応テーブルを備えており、保留球の個数が同一でも変動パターンA〜Dの選択確率が通常テーブル38cと確変テーブル38dとで異なっている。なお、保留球対応テーブルはリーチ用テーブルで4つ、非リーチ用テーブルで4つ設けられているため、実際には8つ設けられていることになる。
通常テーブル38cの保留球対応テーブルは以下のように変動パターンの選択確率が設定されている。なお、以下の確率はリーチ状態が表示されるか否かに関わらず以下の傾向になるように選択確率が設定されている。
・ 保留球の個数が0又は1個で使用されるテーブルA→変動パターンAの選択確率が最も高い。
・ 保留球の個数が2個で使用されるテーブルB→変動パターンBの選択確率が最も高い。
・ 保留球の個数が3個で使用されるテーブルC→変動パターンCの選択確率が最も高い。
・ 保留球の個数が4個で使用されるテーブルD→変動パターンDの選択確率が最も高い。
また、確変テーブル38dの保留球対応テーブルは以下のように変動パターンの選択確率が設定されている。なお、以下の確率はリーチ状態が表示されるか否かに関わらず以下の傾向になるように選択確率が設定されている。
・ 保留球の個数が0又は1個で使用されるテーブルA→変動パターンBの選択確率が最も高い。
・ 保留球の個数が2個で使用されるテーブルB→変動パターンCの選択確率が最も高い。
・ 保留球の個数が3個で使用されるテーブルC→変動パターンDの選択確率が最も高い。
・ 保留球の個数が4個で使用されるテーブルD→変動パターンDの選択確率が最も高い。
パチンコ機10は、メイン制御基板30からのコマンドを受けて作動されるサブ制御基板40を備えている。サブ制御基板40は液晶ディスプレイ17での画像の表示制御を行う。サブ制御基板40はグラフィックデータメモリ41及びCPU(表示制御手段)42を備えており、その全体の動作はCPU42によって制御される。
グラフィックデータメモリ41には、液晶ディスプレイ17から図柄19を表示するための図柄データや図柄19の背景画像の背景画像データなど、液晶ディスプレイ17から表示させる各種画像の表示データが格納されている。
図柄データには図柄の種類ごとに先頭アドレスが付されており、この先頭アドレスを識別することによって液晶ディスプレイ17から表示されている図柄の種類が識別される。CPU42は、予め定められた読み出し順に従って先頭アドレスを識別しながら図柄データをグラフィックデータメモリ41から読み出すことによって図柄の変動表示を行い、図柄19の変動パターンに応じた変動時間が経過したときに図柄19の変動表示を停止させる。
CPU42は、変動表示中の図柄19を停止させる際に所定個数の図柄19を減速表示させてから図柄19を仮停止(図柄19が停止する前の状態で、図柄19のスクロールは停止したが図柄19が液晶ディスプレイ17の表示領域内で動いている状態)させ、その後に図柄19を停止させて当たり抽選の結果を確定させる。
そして、各図柄列18a〜18cでの図柄の停止パターンは、リーチ状態が表示されないときには非リーチ用減速テーブル43、リーチ状態が表示されるときにはリーチ用減速テーブル44を参照して決定される。停止パターンが決定されると図柄列18cで減速表示を行う図柄19の個数が決定され、減速表示を行う図柄19の個数が決定されると、減速表示を行う起点となる図柄19の種類が決定されることになる。図柄の変動開始から停止パターンに応じた時間が経過したときに減速表示の起点となる図柄19が表示されたときに減速表示が開始され、その後に図柄19が停止して当たり抽選の結果が表示される。
非リーチ用減速テーブル43は、右列で減速表示を行う図柄19の個数が互いに異なる4つの第1〜第4減速テーブル(減速個数記憶手段)45〜48から構成され、各テーブル45〜48は変動パターンA〜Dのいずれかと対応付けされている。また、第1〜第4減速テーブル45〜48は、右列を減速表示する図柄の個数が互いに異なっている。
図3に示すように、第1減速テーブル45は変動パターンAに対応する。変動パターンAでは図柄19の変動時間が12秒になる。第1減速テーブル45は、右列の減速個数が5個の5コマ減速テーブル45aと右列の減速個数が4個の4コマ減速テーブル45bとから構成されている。なお、図中の各テーブル45a,45bともに上段が左列の図柄列18a、中央の段が右列の図柄列18c、下段が中央の図柄列18bの動作を示す。
5コマ減速テーブル45aでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄5個分減速表示(図中「減速5」)されてから仮停止し、最後に中央の図柄19が図柄2個分減速表示(図中「減速2」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
4コマ減速テーブル45bでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄4個分減速表示(図中「減速4」)されてから仮停止し、最後に中央の図柄19が図柄2個分減速表示(図中「減速2」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
第2減速テーブル46は変動パターンBに対応する。変動パターンBでは図柄19の変動時間が11秒になる。変動パターンBは変動パターンAよりも変動時間が1秒短いため、図柄の減速表示が開始されるタイミングが第1減速テーブル45よりも早くなっている。第2減速テーブル46は、右列の減速個数が4個の4コマ減速テーブル46aと右列の減速個数が3個の3コマ減速テーブル46bとから構成されている。なお、図中の各テーブル46a,46bともに上段が左列の図柄列18a、中央の段が右列の図柄列18c、下段が中央の図柄列18bの動作を示す。
4コマ減速テーブル46aでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄4個分減速表示(図中「減速4」)されてから仮停止し、最後に中央の図柄19が図柄2個分減速表示(図中「減速2」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
3コマ減速テーブル46bでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、この後に図柄1個が減速表示される時間を置いてから最後に中央の図柄19が図柄2個分減速表示(図中「減速2」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
図4に示すように、第3減速テーブル47は変動パターンCに対応する。変動パターンCは図柄19の変動時間が5秒になる。変動パターンCは変動パターンA,Bよりも変動時間が短いため、図柄の減速表示が開始されるタイミングが変動パターンA,Bよりも早くなっている。第3減速テーブル47は、右列の減速個数が2個の2コマ減速テーブル47aから構成されている。なお、図中のテーブル47aは上段が左列の図柄列18a、中央の段が右列の図柄列18c、下段が中央の図柄列18bの動作を示す。
2コマ減速テーブル47aでは、左列、右列、中央の各列の図柄19が同時に減速表示され、各列とも図柄2個分減速表示(図中「減速2」)されてから仮停止し、そのまま各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
第4減速テーブル48は変動パターンDに対応する。変動パターンDは図柄19の変動時間が2秒になる。第4減速テーブル48は、右列の減速個数が0個の0コマ減速テーブル48aから構成されている。なお、図中の0コマ減速テーブル48aは上段が左列の図柄列18a、中央の段が右列の図柄列18c、下段が中央の図柄列18bの動作を示す。
0コマ減速テーブル48aでは、左列、右列、中央の各列の図柄19が仮停止を経ることなく同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
また、リーチ用減速テーブル44は、右列で減速表示を行う図柄19の個数が互いに異なる4つの第1〜第4減速テーブル(減速個数記憶手段)49〜52から構成され、各テーブル49〜52は変動パターンE〜Hのいずれかと対応付けされている。また、第1〜第4減速テーブル49,50,52は、右列を減速表示する図柄の個数が互いに異なっている。
図5に示すように、第1減速テーブル49は変動パターンEに対応する。変動パターンEでは図柄19の変動時間が30秒になるとともに図柄列18a,18bが仮停止するまでの停止パターンが変動パターンAと同一になる。第1減速テーブル49は、右列の減速個数が5個の5コマ減速テーブル49aと右列の減速個数が4個の4コマ減速テーブル49bとから構成されている。なお、図中の各テーブル49a,49bともに上段が左列の図柄列18a、中央の段が右列の図柄列18c、下段が中央の図柄列18bの動作を示す。
5コマ減速テーブル49aでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄5個分減速表示(図中「減速5」)されてから仮停止してリーチ状態となる。リーチ状態となると最後に中央の図柄19が図柄40個分減速表示(図中「減速40」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
4コマ減速テーブル49bでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄4個分減速表示(図中「減速4」)されてから仮停止してリーチ状態となる。リーチ状態となると最後に中央の図柄19が図柄40個分減速表示(図中「減速40」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
第2減速テーブル50は変動パターンFに対応する。変動パターンFでは図柄19の変動時間が29秒になるとともに図柄列18a,18bが仮停止するまでの停止パターンが変動パターンBと同一になる。第2減速テーブル50は変動時間が第1減速テーブル49よりも変動時間が1秒短いため、図柄の減速表示が開始されるタイミングが第1減速テーブル49よりも早くなる。第2減速テーブル50は、右列の減速個数が4個の4コマ減速テーブル50aと右列の減速個数が3個の3コマ減速テーブル50bとから構成されている。なお、図中の各テーブル50a,50bともに上段が左列の図柄列18a、中央の段が右列の図柄列18c、下段が中央の図柄列18bの動作を示す。
4コマ減速テーブル50aでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄4個分減速表示(図中「減速4」)されてから仮停止してリーチ状態となる。リーチ状態となると最後に中央の図柄19が図柄39個分減速表示(図中「減速39」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
3コマ減速テーブル50bでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止してリーチ状態となる。リーチ状態となると、図柄1個が減速表示される時間を置いてから最後に中央の図柄19が図柄39個分減速表示(図中「減速39」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
図6に示すように、第3減速テーブル51は変動パターンGに対応する。変動パターンGでは図柄19の変動時間が29秒になるとともに図柄19が仮停止するまでの停止パターンは変動パターンA〜Dのいずれとも異なる。すなわち、第3減速テーブル51はリーチ状態専用として用いられる。第3減速テーブル51は変動時間が第1減速テーブル49よりも変動時間が1秒短いため、図柄の減速表示が開始されるタイミングが第1減速テーブル49よりも早くなる。第3減速テーブル51は、右列の減速個数が4個の4コマ減速テーブル51aと右列の減速個数が3個の3コマ減速テーブル51bとから構成されている。なお、図中の各テーブル51a,51bともに上段が左列の図柄列18a、中央の段が右列の図柄列18c、下段が中央の図柄列18bの動作を示す。
4コマ減速テーブル51aでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄4個分減速表示(図中「減速4」)されてから図柄1個分図柄19の変動方向が逆転(図中「戻」)してリーチ状態となる。リーチ状態となると最後に中央の図柄19が図柄39個分減速表示(図中「減速39」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
3コマ減速テーブル51bでは、先ず左列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、続いて右列の図柄19が図柄3個分減速表示(図中「減速3」)されてから仮停止し、この状態から図柄1個分図柄19の変動方向が逆転(図中「戻」)してリーチ状態となる。リーチ状態となると最後に中央の図柄19が図柄39個分減速表示(図中「減速39」)されてから仮停止する。こうして、3列の図柄が仮停止した状態となった後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
第4減速テーブル52は変動パターンHに対応する。変動パターンHでは図柄19の変動時間が10秒になるとともに図柄列18a,18bが仮停止するまでの停止パターンが変動パターンCと同一になる。第4減速テーブル52は第1〜第3減速テーブル49〜51よりも変動時間が短いため、図柄の減速表示が開始されるタイミングが第1〜第3減速テーブル49〜51よりも早くなっている。第4減速テーブル52は、右列の減速個数が2個の2コマ減速テーブル52aから構成されている。なお、図中の2コマ減速テーブル52aは上段が左列の図柄列18a、中央の段が右列の図柄列18c、下段が中央の図柄列18bの動作を示す。
2コマ減速テーブル52aでは、左列及び右列の図柄19が同時に減速表示され、各列とも図柄2個分減速表示(図中「減速2」)されてから仮停止し、左右の図柄19が仮停止してリーチ状態が表示されたまま、中央の図柄が図柄10個分減速表示(図中「減速10」)されてから仮停止し、その後に各列の図柄19が同時に停止して当たり又はハズレが確定する。
非リーチ用減速テーブル43の第1,第2減速テーブル45,46及びリーチ用減速テーブル44の第1〜第3減速テーブル49〜51は複数のテーブルで構成されているため、変動パターンA,B,E,F,Gが選択された場合は、いずれのテーブルを参照するかが減速個数抽選部53で決定される。減速個数抽選部53では、乱数を用いた抽選によって、例えば変動パターンAが選択された場合は、非リーチ用減速テーブル43の第1減速テーブル45において、5コマ減速テーブル45aと4コマ減速テーブル45bとのいずれを参照するかを抽選により決定するなど、テーブルの選択を行う。
以上のように、変動パターンAは図柄列18a,18cが仮停止するまでの停止パターンが変動パターンEと同一、変動パターンBは図柄列18a,18cが仮停止するまでの停止パターンが変動パターンFと同一、変動パターンCは図柄列18a,18cが仮停止するまでの停止パターンが変動パターンHと同一であるため、それぞれ個別に図柄19の変動データを設ける必要がなく、また、図柄19が減速表示される個数を変化させるだけで、図柄19の変動パターンを増加させることができるので、図柄19の変動パターンを増加させる際のプログラムやデータをリーチ状態が表示される場合と表示されない場合とで個別に設ける場合に比べて削減することが可能になり、パチンコ機10のコストを低減できる。また、仮停止までの停止パターンを共通化することによってデータ量を削減することにより、仮停止〜停止までのパターンを増加させることが可能になり、変動パターンをバリエーション豊かにできる。
次に図7を用いて図柄の停止に係る処理の流れについて説明する。遊技盤10aの遊技領域11に発射された遊技球は、始動口12又は通常口13に入賞、あるいは、スルーチャッカー14を通過、あるいは、アウト球として回収される。遊技球がスルーチャッカー14を通過した場合には開放抽選が行われ、これに当選すると始動口12の可動片12aが開放される。始動口12又は通常口13に遊技球が入賞すると賞球の払い出しが行われる。
また、始動口12に遊技球が入賞した場合は、当たり抽選が行われて、通常当たり、確変当たり又はハズレのいずれかが決定される。当たり抽選が終了すると、その結果に応じて停止図柄抽選が行われ、停止図柄の組み合わせが決定される。停止図柄抽選が終了すると、リーチ状態が表示されるか否かによって非リーチ用テーブル38a又はリーチ用テーブル38bが選択されて変動パターン抽選が行われる。このとき、非リーチ用テーブル38aが選択された場合は、保留球の個数に応じた保留対応テーブルが通常テーブル38cの中で更に選択されて変動パターン抽選が行われる。
変動パターン抽選が終了すると各図柄列18a〜18cで図柄19の変動表示が開始される。図柄19の変動表示が開始されると、リーチ状態が表示されるか否かによって非リーチ用減速テーブル43とリーチ用減速テーブル44とのいずれかが選択され、また、非リーチ用減速テーブル43の場合には、変動パターンの種類に応じて第1〜第4減速テーブル45〜48、リーチ用減速テーブル44の場合には、変動パターンの種類に応じて第1〜第4減速テーブル49〜52のいずれかがCPU42によって参照される。ここで、非リーチ用減速テーブル43の第1,第2減速テーブル45,46又はリーチ用減速テーブル44の第1〜第3減速テーブル49〜51のいずれかを参照する際には、それぞれを構成するテーブルを選択する抽選が減速個数抽選部53で行われる。
非リーチ用減速テーブル43又はリーチ用減速テーブル44を参照した後、CPU42は参照したテーブルでの停止パターンにしたがって各図柄列18a〜18cでの図柄19の変動表示を停止させる。
図柄19が停止した結果、当たりが表示された場合には当たりモードに移行する。当たりモードが15ラウンドの遊技が行われると終了する。通常当たりの場合には当たりモードの後に再び通常モードに移行して上記の処理が繰り返される。
また、確変当たりの場合には当たりモードに引き続き確率変動モードに移行する。確率変動モードでは、当たりの当選確率が通常モードよりも高くなり、また、変動パターン抽選が非リーチ用テーブル38aの確変テーブル38dを用いて行われる。確変テーブル38bでは、図柄19の変動時間が短くなる変動パターンの選択確率が通常テーブル38cよりも高いので、確率変動モードでは効率よく遊技を行うことができる。確率変動モードで通常当たりに当選すると当たりモードに移行し、当たりモードへの移行後に通常モードに移行する。また、確率変動モードで確変当たりに当選した場合も当たりモードに移行し、当たりモードへの移行後に再び確率変動モードに移行して上記の処理が行われる。
図8は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)60をパチンコ機10にインストールする例を示しており、記録媒体60には図7のフローチャートで示すような手段を、CPU31及びワーキングメモリ32を含むコンピュータ61で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えば複数の図柄列のうち、先行して図柄の変動表示が停止する図柄列に後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で減速表示される図柄の個数を複数記憶した減速個数記憶手段と、前記後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で図柄の変動表示を停止させる際に前記減速個数記憶手段を参照して前記減速表示される図柄の個数を選択し、選択した個数の図柄で前記減速表示させる表示制御手段としてコンピュータ61を機能させるためのプログラムを記録媒体60に記録する。そして、この記録媒体60を読み取り装置62に装填して、プログラムをパチンコ機10にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体60を介してインストールする代わりにインターネットを利用してパチンコ機10に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は、記録媒体60から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でパチンコ機の遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、図柄19の変動パターンをA〜Hの8種類に設定したが変動パターンの種類は適宜に設定してよく、また、各変動パターンに対応付けする停止パターンの種類は適宜に設定してよい。
本発明を用いたパチンコ機の概略を示す正面図である。 パチンコ機の電気的構成の概略を示すブロック図である。 非リーチ用テーブルの第1減速テーブル及び第2減速テーブルの構成を示す説明図である。 非リーチ用テーブルの第3減速テーブル及び第4減速テーブルの構成を示す説明図である。 リーチ用テーブルの第1減速テーブル及び第2減速テーブルの構成を示す説明図である。 リーチ用テーブルの第3減速テーブル及び第4減速テーブルの構成を示す説明図である。 図柄の停止処理の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体をパチンコ機にインストールする場合の説明図である。
符号の説明
10 パチンコ機
18a〜18c 図柄列
19 図柄
42 CPU(表示制御手段)
43 非リーチ用減速テーブル
44 リーチ用減速テーブル
45,49 第1減速テーブル(減速個数記憶手段)
46,50 第2減速テーブル(減速個数記憶手段)
47,51 第3減速テーブル(減速個数記憶手段)
48,52 第1減速テーブル(減速個数記憶手段)

Claims (6)

  1. 遊技の過程で当たり又はハズレを決定する当たり抽選が行われ、複数の図柄列の各々で前記当たり抽選が行われたことに応答して図柄の変動表示が所定速度で行われ、図柄の変動表示は前記当たり抽選の結果に基づいて定められた一定の変動時間が経過すると図柄列ごとに所定の順序で順次に停止するとともに、各図柄列では所定個数の図柄が減速表示されてから図柄が停止し、全ての図柄が停止したときの停止図柄の組み合わせによって前記当たり抽選の結果が表示され、停止図柄の組み合わせは前記当たり抽選の結果に応じて決定されるパチンコ機において、
    前記図柄列のうち先行して図柄の変動表示が停止する図柄列に後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で前記減速表示される図柄の個数を複数記憶した減速個数記憶手段と、
    前記減速個数記憶手段を参照して前記減速表示される図柄の個数を選択し、選択した個数の図柄を前記後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で前記減速表示させる表示制御手段を設けたことを特徴とするパチンコ機。
  2. 前記減速表示される図柄の個数が互いに異なる複数の前記減速個数記憶手段と、
    前記当たり抽選が行われたことに応答して互いに前記変動時間の異なる図柄の変動パターンを複数種類のうちから抽選により決定する変動パターン抽選手段とを設け、
    前記表示制御手段は、前記変動パターンの種類に応じた前記減速個数記憶手段を参照することを特徴とする請求項1記載のパチンコ機。
  3. 通常モードと、前記当たりに当選したことを契機に移行され、通常モードよりも遊技者が有利になる有利モードとを設定し、
    前記有利モードでは、相対的に図柄の変動時間が短くなる前記変動パターンの抽選確率が前記通常モードよりも高くなることを特徴とする請求項2記載のパチンコ機。
  4. 前記減速表示される図柄の個数と、前記減速表示の後に図柄の変動方向が逆転して表示される図柄の個数とを記憶したリーチ用減速個数記憶手段を設け、
    前記表示制御手段は、各図柄列の前記図柄が停止する過程でリーチ状態が表示された場合にリーチ用減速個数記憶手段を参照することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパチンコ機。
  5. 複数の図柄列のうち、先行して図柄の変動表示が停止する図柄列に後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で減速表示される図柄の個数を複数記憶した減速個数記憶手段と、
    前記減速個数記憶手段を参照して前記減速表示される図柄の個数を選択し、選択した個数の図柄を前記後続して図柄の変動表示が停止する図柄列で前記減速表示させる表示制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。
  6. 請求項5記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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