JP2006218198A - 弾球遊技機、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

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Abstract

【課題】演出が単調になることを防止する。
【解決手段】差し替え抽選に当選しなかった場合には、変動抽選で決定された変動パターンに対応するグラフィックデータが読み出されて図柄の変動表示が行われる。また、差し替え抽選に当選した場合には、変動抽選で決定された変動パターンと実行時間が同一で態様の異なる他方の変動パターンに対応するグラフィックデータが読み出される。これにより、変動抽選で信頼度の高い変動パターンが決定された場合は、実行時間が同一で信頼度の低い変動パターンによって図柄の変動表示が行われ、変動抽選で信頼度の低い変動パターンが決定された場合は、実行時間が同一で信頼度の高い変動パターンによって図柄の変動表示が行われる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、当たり又はハズレを決定する当たり抽選の結果に応じた演出を行う弾球遊技機に関するものである。
本明細書中では弾球遊技機としてパチンコ機を例に挙げて説明しているため、遊技球としてパチンコ球を用いて説明するが、遊技球としては球状の他の媒体も含む。また、遊技盤に設けられた入賞口にパチンコ球が入ることを入賞とする。
パチンコ機の一種としてデジパチタイプと呼ばれる種類のパチンコ機が知られている。デジパチタイプのパチンコ機には、通常モードや当たりモードなどの複数の遊技モードが設定されている。当たりモードでは、通常モードで閉じられている大入賞口が開放されるため短期間で大量のパチンコ球を獲得できる。
このようなパチンコ機では、通常モードの遊技で始動入賞口にパチンコ球が入賞したことを契機に当たり抽選が行われ、これに併せて図柄の変動表示及び停止表示が行われる。当たり抽選では、当たりモードに移行する権利を付与する当たり又は当たりモードに移行する権利を付与しないハズレのいずれかが決定される。そして、停止表示された図柄の種類や図柄の組み合わせによって当たり又はハズレが表示される。そして、最近のパチンコ機では、当たり抽選の結果に期待を持たせるために、図柄の変動表示を行う際に演出が実行されるものが殆どであり、演出の態様に工夫が凝らされたものが提供される傾向にある。
演出としては、例えば、最後に停止される図柄の変動表示中で、残りの図柄が停止表示されているときに、変動表示中の図柄が停止表示されると当たりが表示される可能性のある状態(以下、リーチ状態と称する)で、最後に停止される図柄の変動表示の速度を変化させる、あるいは、最後に停止される図柄がコマ送りされるなど様々なものがあり、また、演出が実行される時間もその種類によって様々である。そして、例えば特許文献1で示されているように、これらの演出は抽選によりその種類が決定され、その種類によって当たり抽選の結果に応じた選択確率が異なることが一般的である。殆どのパチンコ機では、当たりに当選したときの選択確率が高い演出、いわゆる信頼度の高い演出はハズレとなったときの選択確率が低くなるようにその選択確率が設定されている。このため、信頼度の高い演出が実行された場合は当たりへの期待感が高まり、遊技者の緊張感を高めることができる。
特開2000−210410号公報
しかしながら、上記のようなパチンコ機では、当たりは稀にしか当選しないようにその当選確率が設定されているものが殆どであるため、これに伴い信頼度の高い演出が実行される機会も少なくなっている。このため、遊技中に実行される演出の種類は信頼度の低い演出に偏ってしまい、このことが遊技の単調さに繋がっていた。また、信頼度の低い演出が実行された場合は当たりに当選していないことが殆どであり、信頼度の低い演出が実行されると、演出を実行しているにもかかわらずかえって遊技者の当たりへの期待感を損ねることがあった。
本発明は上記課題を解決するためのもので、演出が単調になることを防止できるようにした弾球遊技機を提供することを目的とする。
請求項1記載の弾球遊技機は、当たり又はハズレを決定する当たり抽選の結果に応じた演出が実行される弾球遊技機において、前記演出の種類を抽選により決定する演出抽選手段と、前記演出抽選手段で用いられ、前記当たりに当選した場合と前記ハズレとなった場合とで同一態様の演出が選択される割合が異なるように演出の選択確率が設定された演出テーブルと、予め設定された所定条件が満たされた場合には、前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出を実行し、前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出を実行させる演出制御手段とを設けたものである。
なお、「演出」とは、当たり抽選の結果を遊技者に示唆(報知も含む)するものであり、「演出実行手段」としては例えば液晶パネル、外周に図柄が配列されたリール、ランプ、スピーカーなどが挙げられる。また、「所定の条件」とは遊技上の条件を示すものであり、抽選に当選したこと、図柄の変動表示が行われた回数が一定回数に達したこと、電源投入、遊技場の営業開始、あるいは当たりモードの終了から一定の時間が経過したこと、打ち出された遊技球の個数が一定個数に達したこと、入賞口に入賞した遊技球の個数が一定個数に達したこと、入賞口に入賞しなかった遊技球の個数が一定個数に達したことなどが挙げられる。なお、演出制御手段による所定の条件が満たされた後の制御は適宜の期間実行してよく、例えば打ち出された遊技球の個数が一定個数に達するまで、タイマーで計時された時間が一定時間に達するまで、入賞口に入賞した遊技球の個数が一定個数に達するまで、入賞口に入賞しなかった遊技球の個数が一定個数にするまで、図柄の変動表示が行われた回数が一定回数に達するまでなどが挙げられる。また「予め設定された所定条件が満たされた後」とは、図柄の変動表示中に所定条件が満たされた場合は変動表示中に演出を変更することを含むものとし、また、次回以降の変動表示で演出を変更することも含む。
なお、本発明の遊技機用のプログラムは、当たり又はハズレを決定する当たり抽選の結果に応じた演出の種類を抽選により決定する演出抽選手段と、前記演出抽選手段で用いられ、前記当たりに当選した場合と前記ハズレとなった場合とで同一態様の演出が選択される割合が異なるように演出の選択確率が設定された演出テーブルと、予め設定された所定条件が満たされた場合には、前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出を実行し、前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出を実行させる演出制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるものである。
また、本発明の記録媒体は、当たり又はハズレを決定する当たり抽選の結果に応じた演出の種類を抽選により決定する演出抽選手段と、前記演出抽選手段で用いられ、前記当たりに当選した場合と前記ハズレとなった場合とで同一態様の演出が選択される割合が異なるように演出の選択確率が設定された演出テーブルと、予め設定された所定条件が満たされた場合には、前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出を実行し、前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出を実行させる演出制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能なものである。
予め設定された所定条件が満たされた場合には、当たりに当選したときの選択確率が高い演出が抽選で決定されるとハズレとなったときの選択確率が高い演出を実行し、ハズレとなったときの選択確率が高い演出が抽選で決定されると当たりに当選したときの選択確率が高い演出を実行するので、実行される演出の種類が偏ることを防止することが可能になり、演出が単調になることを防止でき、さらには、ハズレとなったときの選択確率が高い演出への遊技者の期待感を高めることができる。また、演出テーブルを複数設けることなく異なる演出の種類を変更できるため、プログラムの容量を低減でき、さらに、演出の実行に伴う処理が複雑になることを防止できる。
パチンコ機10では、通常モード及び当たりモードの2つの遊技モードが設けられている。当たりモードでは、通常モードで閉じられた状態となっている大入賞口17が開放される。1回の当たりモードでは大入賞口17が開放される回数は15回となっており、大入賞口17は1回の開放につき例えば30秒経過するまで又はパチンコ球が10個入賞するまで開放される。当たり抽選で当たりに当選した場合は当たりモードに移行する。
次に、パチンコ機10の構成を説明する。パチンコ機10の遊技盤11の遊技盤面11aには図柄表示装置12が組み込まれている。また、遊技盤面11aには、始動口13、通常口14、アタッカ15、アウト口16が設けられ、さらに図示は省略してあるが、障害釘や風車などが設けられている。パチンコ機10の前面には発射ハンドル10aが設けられている。発射ハンドル10aが操作されると、発射制御装置によってパチンコ球が1個ずつ遊技盤面11a前方の遊技領域に打ち出される。打ち出されたパチンコ球は、始動口13又は通常口14のいずれかに入賞するかアウト口16に入る。アウト口16に入ったパチンコ球はアウト球となる。
アタッカ15の奥には大入賞口17が設けられている。アタッカ15は、大入賞口17を開放する開放位置と大入賞口17を閉じる閉じ位置との間で回動自在に取り付けられている。通常モードでは、アタッカ15は閉じ位置に位置しており、当たりモードに移行するとアタッカ15が開放位置に回動する。これにより、当たりモードで大入賞口17が開放される。
図柄表示装置12には液晶パネル18が組み込まれている。液晶パネル18には3個の図柄が並列に並べて表示されている。図柄は、数字の「0」〜「9」を示す10種類の図柄からなり、始動口13にパチンコ球が入賞すると各列の図柄の変動表示が開始される。そして、図柄が停止表示されたときの図柄の組み合わせによって、当たり決定抽選の結果が当たり又はハズレのいずれであるか表示される。同一の数字が3つ揃った場合は当たりとなり、それ以外の組み合わせはハズレとなる。パチンコ機10では、演出として図柄の変動表示が互いに態様が異なる複数種類の変動パターンのうちのいずれかによって行われる。複数種類の変動パターンは、当たり抽選で当たりに当選した場合に選択確率の高い変動パターンと当たり抽選でハズレとなった場合に選択確率が高い変動パターンとがあり、これにより、変動パターンの種類ごとの当たりへの期待度、すなわち、変動パターンの種類ごとの信頼度が異なっている。
図2に示すように、パチンコ機10は主制御部30と副制御部31とから構成されている。主制御部30には主制御装置32が設けられている。パチンコ機10は主制御装置32に設けられたCPU33によって、その動作が管制される。
主制御装置32には、CPU33の他、メモリ34、当たり決定部35、停止図柄決定部36などが設けられている。CPU33はメモリ34のROM領域に格納されたプログラムにしたがってパチンコ機10の動作を制御して遊技を実行させる。
当たり決定部35は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、当たり決定テーブルを備えている。乱数発生器では、所定範囲内の乱数値を一定の周期ごとにインクリメントすることによって乱数値が更新される。そして、後述する始動口センサ40がパチンコ球を検知したときに更新された乱数値を乱数サンプリング回路が抽出し、抽出した乱数値を当たり決定テーブルと照合する。
当たり決定テーブルでは乱数発生器で発生する全乱数値に当たり及びハズレの2種類のいずれかが割り当てられている。そして、抽出された乱数値が、当たりが割り当てられた当たり当選乱数又はハズレが割り当てられたハズレ乱数のいずれであるかによって当たり又はハズレのいずれかが決定される。
なお、例えば乱数発生器で発生する全乱数値を予め2つの数値範囲に区切るとともに、区切った2つの数値範囲に当たり又はハズレを割り当てておき、抽出された乱数値がいずれの数値範囲に属する値であるかによって当たり又はハズレのいずれかを決定するなど、当たり抽選の方法は適宜の方法でよい。また、例えば当たりモードに移行する権利のみが付与される通常当たりと、当たりモードに移行する権利に加えて当たりモードに移行する確率が通常モードよりも高くなる確率変動モードに移行する権利が付与される確変当たりとで当たりを構成し、通常当たり、確変当たり、ハズレをいずれかを当たり抽選で決定するなど、当たり抽選で決定される当たりの態様は適宜に設定してよい。
停止図柄決定部36では、液晶パネル18で停止表示させる図柄の組み合わせ(停止図柄)が決定される。停止図柄決定部36は、乱数発生器、乱数サンプリング回路、停止図柄テーブルを備えており、当たり抽選の後に作動される。停止図柄決定部36での抽選が終了すると、決定された図柄の組み合わせを示す信号がCPU33から後述する図柄表示制御装置44に入力される。
CPU33には、始動口センサ40、大入賞口センサ41、通常口センサ42、払出口センサ43など主制御部30内に設けられた各センサが接続され、パチンコ球の検知信号が各センサから入力される。また、CPU33には、図柄表示制御装置44、ランプ制御装置45、音声制御装置46などの副制御部31の各装置や払出制御装置47、可動部材制御装置48などの主制御部32の各装置が接続されている。さらに、主制御部30内には発射制御装置49が設けられている。
始動口センサ40始動口13、大入賞口センサ41は大入賞口17、通常口センサ42では通常口14にパチンコ球が入賞したか否かが検出される。払出口センサ43ではパチンコ球が払い出されたか否かが検出される。
図柄表示制御装置44は、表示用CPU(演出制御手段)50、変動パターン抽選部(演出抽選手段)51、変動パターンメモリ52、差し替え抽選部53を備えている。
表示用CPU50は液晶パネル18から表示される画像の表示制御を行う。表示用CPU50は、液晶パネル18で表示される図柄ごとに割り当てられた先頭アドレスを監視することにより、どの図柄が液晶パネル18から表示されているかを識別する。これにより、図柄の変動表示及び停止表示が行われる。表示用CPU50には、停止図柄決定部36での抽選の結果がCPU33から入力される。表示用CPU50は、停止図柄決定部36で決定された図柄の組み合わせが表示されるように変動させている図柄を停止させる。
変動パターン抽選部51では変動抽選が行われ、図柄の変動表示を複数種類の変動パターンのうちのいずれのパターンで行うかが決定される。変動パターン抽選部51は変動決定テーブル54を備えている。
変動決定テーブル54は、当たりに当選した場合に用いられる当たり用テーブルとハズレとなった場合に用いられるハズレテーブルとの2種類のテーブルからなる。各々のテーブルには互いに態様の異なる複数種類の変動パターンが割り当てられている。また、当たり用テーブルとハズレ用テーブルとには、同一態様の演出がそれぞれに割り当てられている。そして、当たりに当選した場合とハズレとなった場合とで同一態様の演出同士の選択確率が異なるように、各テーブルでの乱数値の割り振りが行われている。これにより、変動パターンごとの信頼度が設定されている。また、変動決定テーブル54では、演出の実行時間が同一で態様が異なる変動パターンがそれぞれの実行時間ごとに2種類設定されている。そして、一方の変動パターンのほうが他方の変動パターンよりも信頼度が高くなるように、当たり当選時及びハズレ時での各変動パターンの選択確率が設定されている。
変動パターンメモリ52には、液晶パネル18から画像を表示するためのグラフィックデータが格納されている。表示用CPU50は、変動パターンメモリ52のグラフィックデータを読み出すことによって液晶パネル18で図柄の変動表示及び停止表示を行わせる。また、変動パターンメモリ52には、変動決定テーブル54に割り当てられた変動パターンに対応するグラフィックデータも格納されている。これにより、変動抽選で決定された変動パターンによって図柄の変動表示が行われる。さらに、変動パターンメモリ52には、後述する差し替え抽選の結果を報知するためのグラフィックデータも格納されている。表示用CPU50は、差し替え抽選の結果に応じてグラフィックデータを読み出し、液晶パネル18から差し替え抽選の結果を表示させる。
差し替え抽選部53は、始動口13で入賞が発生したとき、すなわち、始動口センサ40がパチンコ球を検知した場合に作動される。差し替え抽選部53は変動抽選が行われる前に作動される。差し替え抽選部53では、変動抽選で決定された変動パターンを他の変動パターンに差し替えるか否かを決定する差し替え抽選が行われる。
ランプ制御装置45では、例えば当たりモードでランプを点滅させるなど、遊技の状態に応じてパチンコ機10に設けられた各種ランプの点灯制御が行われる。
音声制御装置46はサウンドメモリを備えており、音楽や音声をプログラム化したサウンドプログラムをサウンドメモリから読み出し、サウンドプロセッサを介してスピーカーから音楽や音声などを出力させる。これにより、図柄の変動表示を行っているときや当たりモードへ移行したときなど、遊技の状態に応じて音楽や音声がスピーカーから出力される。
払出制御装置47は、始動口センサ40、大入賞口センサ41、通常口センサ42のいずれかがパチンコ球を検知すると作動される。払出制御装置47はメモリを備えており、このメモリには、パチンコ球1個の入賞に対して払い出すパチンコ球の個数と入賞口の種類とが対応付けされた払い出しテーブルが格納されている。払出制御装置47は、払い出し用のパチンコ球が貯留されている貯留装置を駆動し、入賞口の種類に応じた個数のパチンコ球の払い出しを行わせる。なお、通常口14でパチンコ球が検知されたときに遊技者にパチンコ球の払い出しを行ってもよい。
可動部材制御装置48は、アタッカ15を駆動するソレノイド(図示せず)に接続されている。可動部材制御装置48は当たりモードでソレノイドの駆動を制御し、アタッカ15を開き位置と閉じ位置とで回動させる。
発射制御装置49は発射ハンドル10aに接続されており、発射ハンドル10aで調節されたパチンコ球の打ち出しの強さに応じてパチンコ球を一定時間ごとに発射する。
次に上記のように構成されたパチンコ機10の作用について説明する。図3に示すように、パチンコ機10では先ず通常モードでの遊技が行われる。遊技者が発射ハンドル10aを操作すると始動口13、通常口14、アウト口16のいずれかに打ち出されたパチンコ球が入る。
始動口13にパチンコ球が入賞すると、当たり決定部35で当たり抽選が行われ、当たり又はハズレが決定される。当たり抽選が終了すると停止図柄決定部36が作動され、液晶パネル18で停止表示させる図柄(停止図柄)の組み合わせが抽選により決定される。この後、CPU33から表示用CPU50に停止図柄が送信される。停止図柄を受信すると、表示用CPU50は差し替え抽選部53を作動させる。差し替え抽選部53では差し替え抽選が行われ、図柄の変動パターンを差し替えるか否かが決定される。差し替え抽選が終了すると、表示用CPU50は変動パターン抽選部51を作動させる。変動パターン抽選部51では変動抽選が行われ、図柄の変動表示を行う際の変動パターンが決定される。変動抽選が終了すると表示用CPU50は変動パターンメモリ52からグラフィックデータを読み出して図柄の変動表示を開始させる。
このとき、差し替え抽選に当選しなかった場合には、変動抽選で決定された変動パターンに対応するグラフィックデータが読み出され、変動抽選で決定した変動パターンによって図柄の変動表示が行われる。また、液晶パネル18からは差し替え抽選に当選しなかったことが表示される。
また、差し替え抽選に当選した場合には、変動抽選で決定された変動パターンと実行時間が同一で態様の異なる他方の変動パターンに対応するグラフィックデータが読み出される。これにより、変動抽選で信頼度の高い変動パターンが決定された場合は、実行時間が同一で信頼度の低い変動パターンによって図柄の変動表示が行われ、変動抽選で信頼度の低い変動パターンが決定された場合は、実行時間が同一で信頼度の高い変動パターンによって図柄の変動表示が行われる。また、液晶パネル18からは差し替え抽選に当選したことが表示される。
そして、当たり抽選で当たりに当選した場合は停止図柄によって当たりが表示され、通常モードから当たりモードに移行する。当たり抽選でハズレだった場合は停止図柄によってハズレが表示され、引き続き通常モードでの遊技が行われる。
図4は記録媒体(CD,フレキシブルディスク,ICメモリ,MO等)60をスロットマシン10にインストールする例を示しており、記録媒体60には図3のフローチャートで示すような手段を、CPU33とメモリ34とを含むコンピュータ61で実現するためのプログラムが格納されている。この場合、例えば当たり又はハズレを決定する当たり抽選の結果に応じた演出の種類を抽選により決定する演出抽選手段と、前記演出抽選手段で用いられ、前記当たりに当選した場合と前記ハズレとなった場合とで同一態様の演出が選択される割合が異なるように演出の選択確率が設定された演出テーブルと、予め設定された所定条件が満たされた場合には、前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出を実行し、前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出を実行させる演出制御手段としてコンピュータ61を機能させるためのプログラムを記録媒体60に記録する。そして、この記録媒体60を読み取り装置62に装填して、プログラムをスロットマシン10にインストールする。
なお、前記プログラムは、記録媒体60を介してインストールする代わりにインターネットを利用してスロットマシン10に配信することができる。また、配信された本発明のプログラム、又は、記録媒体60から読み出した本発明のプログラムをパソコンにインストールし、モニタ上でスロットマシンの遊技を行うことも可能である。
上記実施形態では、差し替え抽選に当選した場合に変動抽選で決定した変動パターンとは異なる変動パターンのグラフィックデータを変動パターンメモリ53から読み出して図柄の変動表示を行わせたが、差し替え抽選に当選した場合に実行する変動パターンを抽選により決定してもよい。
この場合、例えば図5に示すように、変動パターン抽選部70に第1変動決定テーブル71と第2変動決定テーブル72とを設けることにより実現可能となる。第1変動決定テーブル71と第2変動決定テーブル72とのそれぞれは、変動決定テーブル54と同様に当たり用テーブルとハズレ用テーブルとの2種類のテーブルからなる。これにより、各々のテーブルでは、変動決定テーブル54と同様に変動パターンの種類に応じて信頼度が設定されている。しかし、第1変動決定テーブル71及び第2変動決定テーブル72では、
第1変動決定テーブル71での当たり用テーブルでの変動パターンの選択確率と第2変動決定テーブル72のハズレ用テーブルでの変動パターンの選択確率が同一で、第1変動決定テーブル71でのハズレ用テーブルでの変動パターンの選択確率と第2変動決定テーブル72の当たり用テーブルでの変動パターンの選択確率が同一になっている(例えば、第1変動決定テーブル71において、当たり用テーブルでの変動パターンAの選択される割合が90%でハズレ用テーブルでの変動パターンAの選択される割合が10%の場合、第2変動決定テーブル72において、当たり用テーブルでの変動パターンAの選択される割合が10%でハズレ用テーブルでの変動パターンAの選択される割合が90%)。このため、第1変動決定テーブル71を用いて変動抽選が行われた場合と第2変動決定テーブル72を用いて変動抽選が行われた場合とでは変動パターンごとの信頼度が逆転する。
次に図6を用いて遊技の流れを説明するが、差し替え抽選が行われる前までの遊技の流れは上記実施形態と同一であるため、差し替え抽選からの遊技の流れを説明する。図6に示すように、表示用CPU50が停止図柄を受信すると、差し替え抽選部53で差し替え抽選が行われる。差し替え抽選の後に表示用CPU50は変動パターン抽選部70を作動させるが、このとき、差し替え抽選の結果を変動パターン抽選部70に入力する。差し替え抽選に当選しなかった場合、変動パターン抽選部70では第1変動決定テーブル71を用いて変動抽選が行われる。差し替え抽選に当選した場合、変動パターン抽選部70では第2変動決定テーブル72を用いて変動抽選が行われる。
差し替え抽選が終了すると、表示用CPU50は変動パターン抽選部51を作動させる。変動パターン抽選部51では変動抽選が行われ、図柄の変動表示を行う際の変動パターンが決定される。変動抽選が終了すると表示用CPU50は変動パターンメモリ52からグラフィックデータを読み出して図柄の変動表示を開始させる。
このように、差し替え抽選に当選した場合には第2変動決定テーブル72を用いて変動抽選が行われるため、信頼度の高い変動パターンと信頼度の低い変動パターンとが逆転する。これにより、上記実施形態と同様に、差し替え抽選に当選する前は信頼度の低かった変動パターンへの期待感を高めることができる。
上記実施形態では、差し替え抽選に当選したことを液晶パネル18によって報知したが、差し替え抽選の結果は必ずしも報知しなくてもよい。
上記実施形態では、弾球遊技機としてパチンコ機を例に説明したが、当たりが複数種類設定されていれば他の弾球遊技機にも本発明を適用できる。
パチンコ機の外観斜視図である。 パチンコ機の電気的な構成を示す機能ブロック図である。 遊技の流れを示すフローチャートである。 プログラムが格納された記録媒体を、パチンコ機にインストールする場合の説明図である。 他の実施形態のパチンコ機の電気的な構成を示す機能ブロック図である。 他の実施形態のパチンコ機の遊技の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
13 始動口
50 表示用CPU(演出制御手段)
51 変動パターン抽選部(演出抽選手段)
52 変動パターンメモリ
53 差し替え抽選部
54 変動決定テーブル(演出テーブル)
71 第1変動決定テーブル(演出テーブル)
72 第2変動決定テーブル(演出テーブル)

Claims (3)

  1. 当たり又はハズレを決定する当たり抽選の結果に応じた演出が実行される弾球遊技機において、
    前記演出の種類を抽選により決定する演出抽選手段と、
    前記演出抽選手段で用いられ、前記当たりに当選した場合と前記ハズレとなった場合とで同一態様の演出が選択される割合が異なるように演出の選択確率が設定された演出テーブルと、
    予め設定された所定条件が満たされた場合には、前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出を実行し、前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出を実行させる演出制御手段とを設けたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 当たり又はハズレを決定する当たり抽選の結果に応じた演出の種類を抽選により決定する演出抽選手段と、
    前記演出抽選手段で用いられ、前記当たりに当選した場合と前記ハズレとなった場合とで同一態様の演出が選択される割合が異なるように演出の選択確率が設定された演出テーブルと、
    予め設定された所定条件が満たされた場合には、前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出を実行し、前記ハズレとなったときの選択確率が高い演出が前記演出抽選手段で決定されると前記当たりに当選したときの選択確率が高い演出を実行させる演出制御手段として遊技機のコンピュータを機能させるためのプログラム。
  3. 請求項2記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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JP2015016065A (ja) * 2013-07-10 2015-01-29 株式会社ソフイア 遊技機
JP2019111180A (ja) * 2017-12-25 2019-07-11 株式会社平和 遊技機

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