JP2001120759A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001120759A
JP2001120759A JP30138899A JP30138899A JP2001120759A JP 2001120759 A JP2001120759 A JP 2001120759A JP 30138899 A JP30138899 A JP 30138899A JP 30138899 A JP30138899 A JP 30138899A JP 2001120759 A JP2001120759 A JP 2001120759A
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Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
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Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者の興
趣を喚起できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 図柄始動手段13が遊技球を検出すること
を条件に図柄表示手段19の抽選用遊技図柄が変動し、こ
の図柄表示手段19の変動後の抽選用遊技図柄が特定表示
となることを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生
させる。図柄表示手段19の抽選用遊技図柄が最終的に停
止する前に、覆被表示制御手段37により、その抽選用遊
技図柄を覆被する覆被表示38を出現させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の遊技領域に、普通入賞手段、可変入賞手段等の他に、
3個の特別図柄を表示する特別図柄表示手段を設けると
共に、遊技球を検出することを条件に特別図柄表示手段
の特別図柄を所定時間変動させる特別図柄変動制御手段
を設け、変動後に特別図柄表示手段に停止表示される特
別図柄が特定表示となったときに、可変入賞手段を開放
する等、遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるよう
にしたものがある。
【0003】特別図柄には数字図柄、キャラクター、そ
の他の識別可能な適宜図柄が使用されている。この特別
図柄を変動させる際の図柄変動方式には、従来、特別図
柄表示手段の3個の表示領域内に表示される特別図柄を
所定の変動パターンに従って所定方向にスクロールさせ
るスクロール方式、或いはスクロール方式での変動中、
取り分けリーチ変動時に各表示領域内で図柄自体の大き
さを変化させて拡大又は縮小表示する拡大・縮小方式等
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の特別図柄の変動
表示方式は、スクロール方式、拡大・縮小方式の何れの
場合でも、高速変動、中速変動、低速変動等を組み合わ
せながら変動速度を変化させ、変動動作の最終段階で遊
技者が識別可能な速度まで変動速度を落として、各特別
図柄を所定図柄で停止させるようになっている。
【0005】このため、遊技者が識別可能な速度になれ
ば、その後に再び遊技者が識別できないように高速変動
させる場合を除き、その特別図柄自体は、遊技者が識別
可能な速度で変動して停止することになる。
【0006】従って、ある時点まで変動すれば、その後
は遊技者が変動中の特別図柄を識別することが可能であ
るため、それから特別図柄が停止して最終的に確定する
までの図柄変動に意外性がなく、特別図柄の変動が非常
に単調で演出性に乏しく、遊技者の興趣を喚起できない
欠点がある。
【0007】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者の興趣を喚
起できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、図柄始動手段
13が遊技球を検出することを条件に図柄表示手段19の1
個又は複数個の抽選用遊技図柄が変動し、該図柄表示手
段19の変動後の抽選用遊技図柄が特定表示となることを
条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるように
した弾球遊技機において、前記図柄表示手段19の前記抽
選用遊技図柄が最終的に停止する前に、該抽選用遊技図
柄を覆被する覆被表示38を出現させる覆被表示制御手段
37を備えたものである。
【0009】また本発明は、1個又は複数個の抽選用遊
技図柄を変動表示可能な図柄表示手段19と、遊技球の検
出を条件に前記図柄表示手段19の抽選用遊技図柄の変動
を開始させる図柄始動手段13と、該図柄始動手段13での
遊技球の検出を条件に遊技条件を抽選可能な抽選手段31
と、該抽選手段31での抽選結果を判定する抽選結果判定
手段34と、該抽選結果判定手段34での判定結果が特別遊
技判定の場合に前記図柄表示手段19の変動後の抽選用遊
技図柄を特定表示とする特定表示制御手段35と、前記特
別遊技判定及び/又は前記特定表示の場合に遊技者に有
利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態発生手段42
とを備えた弾球遊技機において、特定条件を判定する特
定条件判定手段36と、該特定条件判定手段36が特定条件
と判定した場合に前記抽選用遊技図柄を覆被する覆被表
示38を前記図柄表示手段19に出現させる覆被表示制御手
段37とを備えたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3
が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側に
ガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。
前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着
されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿
7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫々設けられて
いる。
【0011】遊技盤3 には、図2に示すように、ガイド
レール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール
10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動
手段13、可変入賞手段14、普通入賞手段15〜17、普通図
柄始動手段18等の遊技部品が配置されている。
【0012】液晶表示手段12は、遊技者に対して通常の
遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段
19を兼用している。特別図柄表示手段19は、1個又は複
数個、例えば図3に示すように特別図柄(抽選用遊技図
柄)20a,20b,20c 用の3個の表示領域21a,21b,21c と、
その近傍の加勢図柄表示領域22とを備えている。表示領
域21a,21b,21c の特別図柄20a,20b,20c は、特別遊技か
否かの遊技条件を抽選により決定するための抽選用遊技
図柄であって、特別図柄始動手段13が遊技球を検出する
ことを条件に、乱数制御によって所定時間変動して停止
するようになっている。
【0013】なお、特別図柄20a,20b,20c には、数字図
柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の
図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの
10種類の数字図柄が使用され、その10種類の数字図
柄が上から下へと順次スクロールするようになってい
る。
【0014】液晶表示手段12には、その上部に普通図柄
表示手段23が設けられている。普通図柄表示手段23は1
個又は複数個、例えば1個の表示領域を有し、普通図柄
始動手段18が遊技球を検出することを条件に、その表示
領域の普通図柄が乱数制御により所定時間変動して停止
するようになっている。なお、この実施形態では普通図
柄にも0〜9までの10種類の数字図柄が使用されてい
る。
【0015】特別図柄始動手段13は、遊技者に不利な第
1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換
動作可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪24を備
えた電動チューリップが使用されている。特別図柄始動
手段13は、変動後に普通図柄表示手段23に停止表示され
る普通図柄が予め定められた所定図柄又は所定図柄の組
み合わせ(当たり図柄)となったときに、開閉爪24が所
定時間開放するようになっている。普通図柄始動手段18
は通過ゲート等によって構成されている。
【0016】可変入賞手段14は、遊技者に不利な第1状
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換動作
可能であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支され
た開閉板25を備え、変動後に各表示領域21a,21b,21c に
停止表示される特別図柄20a,20b,20c が特定表示(例え
ば「3・3・3」「5・5・5」「7・7・7」等のよ
うに、予め定められた特定図柄又は特定図柄の組み合わ
せ(所謂大当たり図柄))となったときに、開閉板25が
前側に開放して遊技者に有利な特別遊技状態に移行する
ようになっている。
【0017】可変入賞手段14にはその内部に特定領域26
が設けられており、この特定領域26を入賞球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段14は、開放後に所定時間が経過した
とき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞した
ときに開閉板25が閉じると共に、遊技球が特定領域26を
通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)
まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0018】図4は制御系を例示するブロック図であ
る。図4において、27は第1抽選手段で、当たり・外れ
決定用乱数を発生させておき、普通図柄始動手段18での
遊技球の検出を条件に、その当たり・外れ決定用乱数の
乱数値を抽選して当たり遊技か否かを決定するためのも
のである。
【0019】なお、第1遊技条件は抽選後の遊技状態を
決定するもので、この第1遊技条件には、第1抽選手段
27が当たり乱数値を抽選したときの当たり遊技と、外れ
乱数値を抽選したときの外れ遊技との2種類がある。
【0020】28は普通図柄変動制御手段で、普通図柄始
動手段18が遊技球を検出することを条件に普通図柄表示
手段23の普通図柄を所定時間変動させると共に、そのと
きの第1抽選手段27の抽選結果に応じて、当たり乱数値
を抽選したときに当たり図柄で、外れ乱数値を抽選した
ときに外れ図柄で夫々普通図柄表示手段23の普通図柄を
停止させるためのものである。
【0021】29は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表
示手段23の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段18が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数(例えば4個)内で順次記憶しておき、先の変動
動作の終了後にその保留個数分だけ順次普通図柄を変動
させるためのものである。
【0022】30は開閉制御手段で、普通図柄表示手段23
の変動後の普通図柄が所定の当たり条件、例えば「7」
か否かを判定し、そのときに普通図柄が当たり図柄を停
止表示することを条件に、特別図柄始動手段13を所定時
間(例えば0.5秒間程度)開放させるためのものであ
る。
【0023】31は第2抽選手段で、特別遊技か否かを抽
選するための遊技条件抽選用乱数(例えば大当たり・外
れ決定用乱数)、リーチ演出決定用リーチ乱数(外れ
用)、図柄変動パターン決定用乱数、停止図柄決定用乱
数等の所定の乱数を発生させておき、特別図柄始動手段
13での遊技球の検出を条件に、その各乱数値を抽選して
特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊技条件、特別図柄20
a,20b,20c の変動中の図柄変動パターン、特別図柄20a,
20b,20c の停止時の停止図柄等を決めるためのものであ
る。
【0024】なお、特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊
技条件には、第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選し
たときの大当たり遊技(特別遊技状態)と、外れ乱数値
を抽選したときの外れ遊技(非特別遊技)との2種類が
ある。
【0025】32は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表
示手段19の特別図柄20a,20b,20c の変動中に特別図柄始
動手段13が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留
球数を設定上限個数(例えば4個)内で順次記憶してお
き、先の変動動作の終了後にその保留個数分だけ順次特
別図柄を変動させるためのものである。
【0026】33は特別図柄変動制御手段で、特別図柄始
動手段13が遊技球を検出することを条件に、特別図柄表
示手段19の特別図柄20a,20b,20c を所定の図柄変動パタ
ーンで所定時間変動させて所定の停止図柄で停止させる
ためのものである。
【0027】この特別図柄変動制御手段33は、特別図柄
始動手段13が遊技球を検出したときに、大当たり・外れ
決定用乱数、リーチ演出決定用リーチ乱数(外れ用)、
図柄変動パターン決定用乱数、停止図柄決定用乱数等の
乱数処理により、特別図柄表示手段19の特別図柄20a,20
b,20c を所定の図柄変動パターンで所定時間変動させて
所定の停止図柄で停止させる変動表示制御手段43の他
に、次の各手段を備えている。
【0028】即ち、特別図柄変動制御手段33は、第2抽
選手段31での抽選結果が大当たり乱数値と外れ乱数値と
の何れであるかを判定する抽選結果判定手段34と、この
抽選結果判定手段34での判定結果が大当たり遊技(特別
遊技判定)の場合に特別図柄表示手段19の変動後の特別
図柄20a,20b,20c を特定表示とする特定表示制御手段35
と、第2抽選手段31での抽選乱数値が特定条件判定用乱
数値か否かを判定する特定条件判定手段36と、この特定
条件判定手段36が特定条件と判定した場合に、少なくと
も特別図柄表示手段19の特別図柄20a,20b,20c の変動結
果に何等かの影響を与えるように、その変動中に特別図
柄20a を一時的に覆被する覆被表示38を表示領域21a に
出現させる覆被表示制御手段37とを備えている。
【0029】抽選結果判定手段34は、第2抽選手段31の
抽選結果に応じて、その大当たり乱数値の抽選時に大当
たり遊技と判定し、外れ乱数値の抽選時に外れ遊技と判
定するようになっている。特定表示は、特別図柄表示手
段19の3個の特別図柄20a,20b,20c が、「7・7・7」
のように特定図柄(例えば同じ図柄)の組み合わせを表
示する状態を言い、特別図柄20a,20b,20c が0〜9まで
の数字図柄の場合には10種類の特定表示がある。な
お、特別図柄表示手段19の表示領域が1個の場合には、
特定表示は、複数種類の中からその表示領域に択一的に
特定図柄を表示する状態を言う。
【0030】特定表示制御手段35は、抽選結果判定手段
34が大当たり遊技と判定したときに、変動パターン決定
用乱数の抽選乱数値で決定された図柄変動パターンで特
別図柄20a,20b,20c を変動させ、且つその変動後に10
種類の特定表示の中から停止図柄決定用乱数の抽選乱数
値で決定された1種類の特定表示を表示させるべく、特
別図柄表示手段19の3個の特別図柄20a,20b,20c を制御
するようになっている。
【0031】特定条件判定手段36は、第2抽選手段31で
の抽選乱数値が特定条件判定用乱数値のときに特定条件
の成立を判定するためのものである。特定条件判定用乱
数値には、例えば大当たり乱数値と、一部又は全部のリ
ーチ乱数値とを含んでいる。従って、特定条件判定手段
36が特定条件の成立と判定したときにも、特別図柄表示
手段19の特別図柄20a,20b,20c が必ずしも特定表示にな
るとは限らず、所定のリーチ演出で外れ表示となること
もある。なお、特定条件判定用乱数値に、リーチ乱数値
以外の一部の外れ乱数値を含ませても良い。
【0032】覆被表示制御手段37は、図5に示す如く特
別図柄表示手段19の変動動作中に、特定表示とならんと
する変動、例えば3個の表示領域21a,21b,21c の特別図
柄20a,20b,20c が同じ図柄を表示するリーチ状態になっ
たとき覆被表示38を出現させ、その覆被表示38で表示領
域21a の特別図柄20a を遊技者が識別できないように覆
被するようにしている。
【0033】覆被表示38には、このパチンコ機の遊技主
題に合った種類のキャラクター39が含まれている。例え
ば、遊技盤3 の盤面が「ハゲおやじ」を主題にして構成
されている場合には、覆被表示38にも「ハゲおやじ」の
キャラクター39が使用されている。
【0034】加勢図柄表示制御手段40は、特定条件判定
手段36が特定条件と判定した場合に、覆被表示制御手段
37による覆被表示38と連動して、特別図柄表示手段19の
加勢図柄表示領域22に加勢図柄41を表示させるためのも
のである。この加勢図柄41は、覆被表示38を含む特別図
柄20b,20c の変動を加勢するもので、例えば図5に示す
ように、子供が綱引きを行う図柄等が使用されており、
覆被表示38を含む特別図柄20b,20c の変動方向に動画的
に移動するようになっている。
【0035】なお、特別図柄変動制御手段33は、例えば
3個の表示領域21a,21b,21c に表示される特別図柄20a,
20b,20c を上から下へとスクロールさせた後に、覆被表
示制御手段37による覆被表示38と、加勢図柄表示制御手
段40による加勢図柄41との表示があってから所定時間経
過したときに、3個の表示領域21a,21b,21c と共にその
覆被表示38を含む特別図柄20b,20c を横方向へと変動さ
せ、覆被表示38が特別図柄表示手段19の所定横幅から外
れて、その横幅内の所定位置に3個の表示領域21a,21b,
21c 、即ち、3個の特別図柄20a,20b,20c が位置したと
きに、その横方向への変動を停止させて、その後に3個
の特別図柄20a,20b,20c を停止状態に表示させるように
なっている。
【0036】このとき「ハゲおやじ」のキャラクター39
は、横方向へと移動するように動画的に表示され、また
加勢図柄41は、そのキャラクター39に同調して横方向へ
と移動するように動画的に表示される。
【0037】42は特別遊技状態発生手段で、抽選結果判
定手段34が特別遊技判定をした場合及び/又は特別図柄
表示手段19の変動後の停止図柄が特定表示の場合に、遊
技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのものであ
る。この特別遊技状態発生手段42は、例えば特別遊技状
態の発生時に可変入賞手段14の開閉板25を開放し、その
開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば
10個)の遊技球が入賞したときに開閉板25が閉じ、遊
技球が特定領域26を通過することを条件に、最大所定回
数(例えば16回)まで開閉動作を継続させるようにな
っている。
【0038】上記弾球遊技機において、遊技に際して
は、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段
8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3
側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射さ
れた遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その
盤面に沿って落下する間に普通入賞手段15〜17等に入賞
するか、普通図柄始動手段18を通過しながら下方へと落
下する。
【0039】遊技球が普通図柄始動手段18を通過する
と、第1抽選手段27がそのときの発生乱数を抽選して、
その乱数制御により普通図柄変動制御手段28が普通図柄
表示手段23の普通図柄を変動させる。そして、普通図柄
表示手段23の変動後の停止図柄が例えば「7」等の当た
り図柄になれば、開閉制御手段30により特別図柄始動手
段13の開閉爪24が所定時間開放して、この特別図柄始動
手段13に遊技球が入賞し易くなり、遊技者に有利な状態
が発生する。
【0040】遊技球が特別図柄始動手段13に入賞する
と、その遊技球の検出時に第2抽選手段31が発生乱数を
抽選して、その乱数制御により特別図柄変動制御手段33
が特別図柄表示手段19の各表示領域21a,21b,21c の特別
図柄20a,20b,20c を所定時間変動させる。
【0041】第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選す
れば、特別図柄表示手段19の図柄変動後に、その各表示
領域21a,21b,21c の特別図柄20a,20b,20c が、例えば
「1・1・1」等の特定表示になると共に、特別遊技状
態発生手段42が働いて遊技者に有利な特別遊技状態が発
生し、可変入賞手段14が前側に開放して遊技球が入賞し
易くなる。
【0042】この可変入賞手段14の開放から所定時間が
経過するか、又は所定数の遊技球が入賞すると、可変入
賞手段14が閉じる。しかし、可変入賞手段14の開放中に
遊技球が特定領域26を通過すれば、可変入賞手段14が再
度開放し、以下同様の開閉動作を最大16回まで繰り返
す。なお、特別図柄表示手段19の変動後の停止図柄が特
定表示以外の非特定表示のときには、特別遊技状態発生
手段42は特別遊技状態を発生しない。
【0043】特別図柄表示手段19の各表示領域21a,21b,
21c の特別図柄20a,20b,20c は、例えば図5の(A)に
示すように、特別図柄変動制御手段33の変動表示制御手
段43等の変動制御により所定の変動パターンで上から下
へとスクロールした後、所定の順番で停止し確定する。
特別図柄始動手段13での遊技球の検出時に第2抽選手段
31が大当たり乱数値又はリーチ乱数値(特定条件判定用
乱数値)を抽選した場合には、3個の表示領域21a,21b,
21c の特別図柄20a,20b,20c が、例えば右、中の順番で
スクロールを停止したときに、右側の2個の表示領域21
b,21c の特別図柄20b,20c が、停止図柄決定用乱数値で
決定される同じ種類、例えば「1」となるリーチ状態を
表示する。
【0044】一方、大当たり乱数値、リーチ乱数値は特
定条件判定用乱数値であるため、特定条件判定手段36が
特定条件の成立と判定し、覆被表示制御手段37が表示領
域21a に、図5の(B)に示す如く特別図柄20a を識別
できないように、「ハゲおやじ」のキャラクター39を含
む覆被表示38によりその特別図柄20a を覆被する。この
ため表示領域21a の特別図柄20a が「1」で確定すれ
ば、特別図柄表示手段19の変動後の停止図柄が特定表示
となるが、この覆被表示38によって表示領域21aの特別
図柄20a が不明となり、遊技者は最終的に特定表示か否
かの予測、判断等が難しくなる。
【0045】覆被表示38の表示と同時又はその表示から
所定時間後に、加勢図柄表示制御手段40により、図5の
(C)に示すように特別図柄表示手段19の加勢図柄表示
領域22に加勢図柄41が表示される。そして、その後、特
別図柄変動制御手段33の変動パターンに従って、左側の
1個の覆被表示38と、右側2個の特別図柄20b,20c とを
含む3個の表示領域21a,21b,21c がエンドレス状に右へ
と横方向に移動する。
【0046】このとき覆被表示38の「ハゲおやじ」のキ
ャラクター39は、右向きに動画的に移動し、また綱引き
を表示する加勢図柄41も右向きに動画的に移動する。そ
して、表示領域21a の覆被表示38と加勢図柄41とが右側
へと移動して特別図柄表示手段19の所定横幅内から外れ
て消えたときに、図5の(D)に示すように、3個の表
示領域21a,21b,21c が所定横幅内の所定位置で停止し、
その後に特別図柄表示手段19の3個の表示領域21a,21b,
21c の特別図柄20a,20b,20c が確定する。
【0047】第2抽選手段31での抽選乱数値が大当たり
乱数値であれば、図5の(D)に示すように左の表示領
域21a の特別図柄20a が「1」となり、特別図柄表示手
段19の変動後の停止図柄は、3個の表示領域21a,21b,21
c の特別図柄20a,20b,20c が全て同じ種類の「1」を表
示するので、全体として特定図柄の組み合わせである特
定表示となる。
【0048】また第2抽選手段31での抽選乱数値が大当
たり乱数値以外のリーチ乱数値であれば、左の表示領域
21a の特別図柄20a が「1」以外の種類となり、特別図
柄表示手段19の変動後の停止図柄は、3個の特別図柄20
a,20b,20c の内、その1個の特別図柄20a が異なる種類
の図柄を表示するので、全体では特定図柄の組み合わせ
以外である非特定表示となる。
【0049】このように覆被表示38で左の表示領域21a
の特別図柄20a を識別不能に覆被しておき、その後に覆
被表示38が消えて、その表示領域21a に特別図柄20a が
再度出現した後に、特別図柄20a,20b,20c の組み合わせ
が最終的に確定するので、遊技者が識別可能な状態で変
動して最終的に確定する従来の図柄変動方式に比較し
て、確定図柄の予測性が非常に困難になり、意外性のあ
る図柄変動が可能である。従って、特別図柄20a,20b,20
c の図柄変動の演出性が向上し、これによって遊技者の
興趣を一段と喚起できる。
【0050】また単に覆被表示38で表示領域21a の特別
図柄20a を一時的に識別不能に覆被するだけでなく、覆
被表示38による覆被前には、所定位置の各表示領域21a,
21b,21c で特別図柄20a,20b,20c を上下方向にスクロー
ルさせておき、覆被後にその各表示領域21a,21b,21c を
横方向に移動させて覆被表示38及び特別図柄20b,20cを
変動させる方式を採用しているため、この図柄変動の形
態の変化、及び変動方向の変化によって図柄変動の演出
効果が向上する。
【0051】しかも、その覆被表示38には、遊技主題と
関連する「ハゲおやじ」のキャラクター39を表示し、そ
のキャラクター39が表示領域21a,21b,21c の移動に伴っ
て動画的に動くので、このキャラクター39によっても図
柄変動の演出効果が向上する。
【0052】また加勢図柄表示制御手段40により特別図
柄表示手段19の加勢図柄表示領域22に綱引き等の加勢図
柄41を動画的に表示し、この加勢図柄41によって覆被表
示38及び特別図柄20b,20c の横方向への移動を加勢する
演出を行っているので、覆被表示38及び特別図柄20b,20
c の横移動と動画的に表示される加勢図柄41とが相俟っ
て、その演出効果が更に向上する。
【0053】図6は本発明の第2の実施形態を例示し、
特別図柄20a,20b,20c の図柄変動中に、特別図柄変動制
御手段33により、その特別図柄20a,20b,20c の一部を拡
大、縮小させるようにしたものである。この実施形態で
は、図6の(A)に示すように、表示領域21a に覆被表
示38が出現するリーチ状態になった後、3個の表示領域
21a,21b,21c がその覆被表示38及び特別図柄20b,20c と
共に横方向に移動し始めると、図6の(B)及び(C)
に示すように、表示領域21c の特別図柄20c である
「1」がその移動に伴って次第に縮小する。そして、図
6の(D)に示すように、各表示領域21a,21b,21c が所
定位置で停止すると、表示領域21c の特別図柄20c であ
る「1」が縮小状態から通常の大きさまで拡大し、その
後に各表示領域21a,21b,21c の特別図柄20a,20b,20c が
確定する。
【0054】このように図柄変動中に特別図柄20c を拡
大、縮小させることによって、図柄変動の演出効果が更
に向上する。なお、全ての特別図柄20a,20b,20c を拡
大、縮小させるようにしても良い。また通常の大きさか
ら拡大させ、その後に通常の大きさに縮小させるように
しても良い。更に上下方向のスクロール中に特別図柄20
a,20b,20c を拡大、縮小させるようにしても良い。
【0055】図7は本発明の第3の実施形態を例示し、
特別図柄20a,20b,20c の図柄変動中に、特別図柄変動制
御手段33により、その特別図柄20a,20b,20c の一部を変
形させるようにしたものである。この実施形態では、図
7の(A)に示すように、表示領域21c に覆被表示38が
出現するリーチ状態になった後、3個の表示領域21a,21
b,21c がその覆被表示38及び特別図柄20b,20c と共に横
方向に移動し始めると、図7の(B)に示すように、表
示領域21c の特別図柄20c が算用数字の「1」から漢数
字の「一」に変形する。そして、図7の(C)に示すよ
うに、各表示領域21a,21b,21c が所定位置で停止した後
に、その表示領域21c の特別図柄20c が漢数字の「一」
から算用数字の「1」に戻り、その後に各表示領域21a,
21b,21cの特別図柄20a,20b,20c が確定する。
【0056】このように図柄変動中に特別図柄20c を変
形させて表現形態を変えることによって、図柄変動の演
出効果が更に向上する。なお、全ての特別図柄20a,20b,
20cを変形させるようにしても良い。また遊技者が意
味、内容の同一性を容易に把握できる範囲内のものであ
れば、算用数字と漢数字との相互間での変形に限らず、
種々の態様で変形させることも可能である。更に上下方
向のスクロール中に特別図柄20a,20b,20c を変形させる
ようにしても良い。
【0057】図8は本発明の第4の実施形態を例示し、
特別図柄20a,20b,20c の図柄変動中に、特別図柄変動制
御手段33により、その特別図柄20b,20c の色を変化させ
るようにしたものである。この実施形態では、例えば図
8の(A)に示すように、表示領域21a に覆被表示38が
出現するリーチ状態のときに、右側の2個の表示領域21
b,21c の特別図柄20b,20c を赤で表示し、その後、3個
の表示領域21a,21b,21c がその覆被表示38及び特別図柄
20b,20c と共に横方向に移動し始めると、図8の(B)
に示すように、表示領域21b,21c の特別図柄20b,20c を
黄で表示する。そして、図8の(C)に示すように、各
表示領域21a,21b,21c が所定位置で停止した後に、その
表示領域21b,21b,21c の特別図柄20a,20b,20c を緑で表
示し、その後に各表示領域21a,21b,21c の特別図柄20a,
20b,20c が確定する。なお、図8の(A)〜(C)にお
いて、その特別図柄20a,20b,20c 内の平行線は色の違い
を示す。
【0058】このように図柄変動中に特別図柄20a,20b,
20c の色を変化させることによって、図柄変動の演出効
果が更に向上する。なお、特別図柄20a,20b,20c の色を
変える他、覆被表示38及びそのキャラクター39の色を変
化させるようにしても良い。またその色は、特別図柄20
a,20b,20c の構成、その他に合わせて適宜決定すれば良
い。
【0059】図9は本発明の第5の実施形態を例示し、
特別図柄20a,20b,20c の図柄変動中に、特別図柄変動制
御手段33により、特別図柄20b,20c を表示する表示領域
21b,21c の背景を変化させるようにしたものである。こ
の実施形態では、例えば表示領域21a に覆被表示38が出
現するリーチ状態のときに、右側の2個の表示領域21b,
21c に図9の(A)に示すように斜め縞模様の背景を表
示し、その後、3個の表示領域21a,21b,21c がその覆被
表示38及び特別図柄20b,20c と共に横方向に移動し始め
ると、表示領域21b,21c の斜め縞模様の方向を図9の
(B)に示すように変えて表示する。そして、図9の
(C)に示すように、各表示領域21a,21b,21c が所定位
置で停止した後に、各表示領域21a,21b,21c の背景に横
方向の縞模様を表示し、その後に各表示領域21a,21b,21
c の特別図柄20a,20b,20c が確定する。
【0060】このように図柄変動中に特別図柄20a,20b,
20c の背景を変化させることによって、その背景の変化
と相俟って図柄変動の演出効果が更に向上する。なお、
特別図柄20a,20b,20c の背景を変えると共に、キャラク
ター39の背景である覆被表示38の模様を変化させるよう
にしても良い。また背景に所定の模様を使用する場合に
は、この実施形態に例示のようにその模様を変化させる
だけでなく、模様の色を変化させるようにしても良い。
また無模様の場合には、色を変化させるだけでも良い。
その他、種々の方法で背景を変化させるようにしても良
い。
【0061】図10は本発明の第6の実施形態を例示
し、表示領域21a の特別図柄20a の一部を覆被表示38に
より覆被して、その特別図柄20a の種類を遊技者が容易
に識別できないようにしたものである。このように覆被
表示38によって、特別図柄20aの一部を覆被するように
しても良い。
【0062】以上、発明の各実施形態について詳述した
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
例えば、実施形態では、3個の表示領域21a,21b,21c に
表示される特別図柄20a,20b,20c の内、2個の特別図柄
20b,20c が同じ種類となるリーチ状態のときに、残りの
1個の表示領域21a の特別図柄20a を覆被するように覆
被表示38を出現させているが、複数個の表示領域21a,21
b,21c の特別図柄20a,20b,20c を間欠的に覆被するよう
に、その各表示領域21a,21b,21c に覆被表示38を間欠的
に出現させても良い。従って、リーチ以外の変動過程で
覆被表示38を出現させても良い。
【0063】実施形態では、覆被表示38が出現した後に
3個の表示領域21a,21b,21c を横方向へと移動させてい
るが、この横方向への移動は省略しても良い。また覆被
表示38が消えて特別図柄20a,20b,20c が出現した時点か
ら、その特別図柄20a,20b,20c が最終的に確定するまで
の間に、その表示領域21a,21b,21c 内で特別図柄20a,20
b,20c を上下方向又は横方向へとスクロールさせるよう
にしても良い。
【0064】覆被表示38は、遊技者が特別図柄20a を識
別し得ないように、特別図柄20a を覆被するものであれ
ば良く、液晶表示手段12に表示される背景画像の一部、
例えば風景画像の中の雲の部分、煙の部分等を覆被表示
38として利用するようにしても良い。また覆被表示38
は、複数個に分割して表示するようにしても良いし、特
別図柄表示手段19を液晶表示手段12等により構成した場
合には、特別図柄20a の表示領域21a の外部に跨がって
覆被表示38を表示するようにしても良い。
【0065】抽選用遊技図柄として特別図柄表示手段19
の特別図柄20a,20b,20c を例示しているが、特別図柄20
a,20b,20c に限定されるものではなく、普通図柄表示手
段23の普通図柄について適用しても良い。特別図柄20a,
20b,20c の横移動、加勢図柄表示領域22の加勢図柄41は
省略しても良い。また本発明は、各実施形態に例示のも
のを夫々組み合わせて併用することも可能である。その
他、本発明は、パチンコ機は勿論のこと、アレンジボー
ル機、雀球遊技機等の弾球遊技機でも同様に実施可能で
ある。
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、図柄始動手段13が遊技
球を検出することを条件に図柄表示手段19の1個又は複
数個の抽選用遊技図柄が変動し、該図柄表示手段19の変
動後の抽選用遊技図柄が特定表示となることを条件に遊
技者に有利な特別遊技状態を発生させるようにした弾球
遊技機において、図柄表示手段19の抽選用遊技図柄が最
終的に停止する前に、該抽選用遊技図柄を覆被する覆被
表示38を出現させる覆被表示制御手段37を備えているの
で、抽選用遊技図柄の図柄変動の意外性が大となり、抽
選用遊技図柄の図柄変動の演出性が向上し、遊技者の興
趣を喚起できる利点がある。
【0067】また1個又は複数個の抽選用遊技図柄を変
動表示可能な図柄表示手段19と、遊技球の検出を条件に
図柄表示手段19の抽選用遊技図柄の変動を開始させる図
柄始動手段13と、該図柄始動手段13での遊技球の検出を
条件に遊技条件を抽選可能な抽選手段31と、該抽選手段
31での抽選結果を判定する抽選結果判定手段34と、該抽
選結果判定手段34での判定結果が特別遊技判定の場合に
図柄表示手段19の変動後の抽選用遊技図柄を特定表示と
する特定表示制御手段35と、特別遊技判定及び/又は特
定表示の場合に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させ
る特別遊技状態発生手段42とを備えた弾球遊技機におい
て、特定条件を判定する特定条件判定手段36と、該特定
条件判定手段36が特定条件と判定した場合に抽選用遊技
図柄を覆被する覆被表示38を図柄表示手段19に出現させ
る覆被表示制御手段37とを備えているので、抽選用遊技
図柄の図柄変動の意外性が大となり、抽選用遊技図柄の
図柄変動の演出性が向上し、遊技者の興趣を喚起できる
利点がある。
【0068】更に覆被表示38が消えた後に、該覆被表示
38に覆被された抽選用遊技図柄が出現して最終的に確定
するようにしているので、覆被表示38で覆被するにも拘
わらず、抽選用図柄の確定時には、その図柄の種類を容
易に識別できる。
【0069】また覆被表示制御手段37は、抽選用遊技図
柄を覆被して少なくとも該抽選用遊技図柄の変動結果に
何等かの影響を与える過程で覆被表示38を図柄表示手段
19に出現させるものであるので、覆被表示38によって抽
選用遊技図柄の図柄変動の意外性を大にできる。
【0070】覆被表示制御手段37は、複数個の抽選用遊
技図柄の特定表示とならんとする変動に関わって覆被表
示38を出現させるものであるため、覆被表示38によって
抽選用遊技図柄の図柄変動の意外性を大にできる。
【0071】更に覆被表示制御手段37は、抽選用遊技図
柄の少なくとも1個を覆被するように覆被表示38を出現
させるものであるため、抽選用遊技図柄の少なくとも1
図柄の図柄変動の意外性を大にできる。
【0072】また覆被表示制御手段37は、その遊技主題
と関連するキャラクター39を含む覆被表示38を表示させ
るものであるため、覆被表示38により演出効果を向上さ
せることができる。
【0073】しかも変動中に抽選用遊技図柄を拡大及び
/又は縮小させるようにしているので、覆被表示38と相
俟って演出効果が更に向上する。
【0074】また変動中に抽選用遊技図柄を変形させる
ようにしているので、覆被表示38と相俟って演出効果が
更に向上する。
【0075】更に変動中に抽選用遊技図柄の色を変化さ
せるようにしているので、覆被表示38と相俟って演出効
果が更に向上する。
【0076】また変動中に抽選用遊技図柄の背景を変化
させるようにしているので、覆被表示38と相俟って演出
効果が更に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄表示手
段の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図9】本発明の第5の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図10】本発明の第6の実施形態を示す図柄変動過程
の説明図である。
【符号の説明】 13 特別図柄始動手段 19 特別図柄表示手段 31 第2抽選手段 34 抽選結果判定手段 35 特定表示制御手段 36 特定条件判定手段 37 覆被表示制御手段 38 覆被表示 39 キャラクター 42 特別遊技状態発生手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年12月15日(2000.12.
15)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記覆被表示制御手段(37)は、前記抽選
用遊技図柄を覆被して少なくとも該抽選用遊技図柄の変
動結果に何等かの影響を与える過程で覆被表示(38)を前
記図柄表示手段(19)に出現させるものであることを特徴
とする請求項1に記載の弾球遊技機。
【請求項】 前記覆被表示制御手段(37)は、前記抽選
用遊技図柄の前記特定表示とならんとする変動に関わっ
て前記覆被表示(38)を出現させるものであることを特徴
とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
【請求項】 前記覆被表示制御手段(37)は、複数個の
前記抽選用遊技図柄の少なくとも1個を覆被するように
前記覆被表示(38)を出現させるものであることを特徴と
する請求項1〜の何れかに記載の弾球遊技機。
【請求項】 前記覆被表示制御手段(37)は、その遊技
主題と関連するキャラクター(39)を含む前記覆被表示(3
8)を出現させるものであることを特徴とする請求項1〜
の何れかに記載の弾球遊技機。
【請求項】 変動中に前記抽選用遊技図柄を拡大及び
/又は縮小させるようにしたことを特徴とする請求項1
の何れかに記載の弾球遊技機。
【請求項】 変動中に前記抽選用遊技図柄を変形させ
るようにしたことを特徴とする請求項1〜の何れかに
記載の弾球遊技機。
【請求項】 変動中に前記抽選用遊技図柄の色を変化
させるようにしたことを特徴とする請求項1〜の何れ
かに記載の弾球遊技機。
【請求項】 変動中に前記抽選用遊技図柄の背景を変
化させるようにしたことを特徴とする請求項1〜の何
れかに記載の弾球遊技機。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、1個又は複数
個の抽選用遊技図柄を変動表示可能な図柄表示手段19
と、遊技球の検出を条件に前記図柄表示手段19の前記抽
選用遊技図柄の変動を開始させる図柄始動手段13と、該
図柄始動手段13での遊技球の検出を条件に、前記抽選用
遊技図柄の変動後の遊技条件が特別遊技か非特別遊技か
を乱数により抽選する抽選手段31と、該抽選手段31での
抽選結果が特別遊技か非特別遊技かを判定する抽選結果
判定手段34と、該抽選結果判定手段34での判定結果が特
別遊技判定の場合に前記図柄表示手段19の変動後の前記
抽選用遊技図柄を特定表示とする特定表示制御手段35
と、前記特別遊技判定及び/又は前記特定表示の場合に
遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態
発生手段42とを備えた弾球遊技機において、抽選乱数値
が特定条件判定用乱数値の場合に特定条件の成立を判定
する特定条件判定手段36と、該特定条件判定手段36が前
記特定条件と判定した場合に、変動後の前記抽選用遊技
図柄が前記特定表示及び非特定表示となる場合に該抽選
用遊技図柄がリーチ状態となったときに該抽選用遊技図
柄を覆被する覆被表示38を前記図柄表示手段19に出現さ
せる覆被表示制御手段37とを備え、前記覆被表示38が消
えた後に、該覆被表示38に覆被された前記抽選用遊技図
柄が出現して最終的に確定するようにしたものである。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】削除
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】30は開閉制御手段で、普通図柄表示手段23
の変動後の普通図柄が所定の当たり図柄、例えば「7」
か否かを判定し、そのときに普通図柄が当たり図柄を停
止表示することを条件に、特別図柄始動手段13を所定時
間(例えば0.5秒間程度)開放させるためのものであ
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】なお、特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊
技条件には、第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選し
たときの大当たり遊技(特別遊)と、外れ乱数値を抽
選したときの外れ遊技(非特別遊技)との2種類があ
る。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0066
【補正方法】変更
【補正内容】
【0066】
【発明の効果】本発明によれば、1個又は複数個の抽選
用遊技図柄を変動表示可能な図柄表示手段19と、遊技球
の検出を条件に図柄表示手段19の抽選用遊技図柄の変動
を開始させる図柄始動手段13と、該図柄始動手段13での
遊技球の検出を条件に、抽選用遊技図柄の変動後の遊技
条件が特別遊技か非特別遊技かを乱数により抽選する抽
選手段31と、該抽選手段31での抽選結果が特別遊技か非
特別遊技かを判定する抽選結果判定手段34と、該抽選結
果判定手段34での判定結果が特別遊技判定の場合に図柄
表示手段19の変動後の抽選用遊技図柄を特定表示とする
特定表示制御手段35と、特別遊技判定及び/又は特定表
示の場合に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特
別遊技状態発生手段42とを備えた弾球遊技機において、
抽選乱数値が特定条件判定用乱数値の場合に特定条件の
成立を判定する特定条件判定手段36と、該特定条件判定
手段36が特定条件と判定した場合に、変動後の抽選用遊
技図柄が特定表示及び非特定表示となる場合に該抽選用
遊技図柄がリーチ状態となったときに該抽選用遊技図柄
を覆被する覆被表示38を図柄表示手段19に出現させる覆
被表示制御手段37とを備えているので、抽選用遊技図柄
の図柄変動の意外性が大となり、抽選用遊技図柄の図柄
変動の演出性が向上し、遊技者の興趣を喚起できる利点
がある。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0067
【補正方法】削除

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄始動手段(13)が遊技球を検出するこ
    とを条件に図柄表示手段(19)の1個又は複数個の抽選用
    遊技図柄が変動し、該図柄表示手段(19)の変動後の抽選
    用遊技図柄が特定表示となることを条件に遊技者に有利
    な特別遊技状態を発生させるようにした弾球遊技機にお
    いて、前記図柄表示手段(19)の前記抽選用遊技図柄が最
    終的に停止する前に、該抽選用遊技図柄を覆被する覆被
    表示(38)を出現させる覆被表示制御手段(37)を備えたこ
    とを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 1個又は複数個の抽選用遊技図柄を変動
    表示可能な図柄表示手段(19)と、遊技球の検出を条件に
    前記図柄表示手段(19)の抽選用遊技図柄の変動を開始さ
    せる図柄始動手段(13)と、該図柄始動手段(13)での遊技
    球の検出を条件に遊技条件を抽選可能な抽選手段(31)
    と、該抽選手段(31)での抽選結果を判定する抽選結果判
    定手段(34)と、該抽選結果判定手段(34)での判定結果が
    特別遊技判定の場合に前記図柄表示手段(19)の変動後の
    抽選用遊技図柄を特定表示とする特定表示制御手段(35)
    と、前記特別遊技判定及び/又は前記特定表示の場合に
    遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態
    発生手段(42)とを備えた弾球遊技機において、特定条件
    を判定する特定条件判定手段(36)と、該特定条件判定手
    段(36)が特定条件と判定した場合に前記抽選用遊技図柄
    を覆被する覆被表示(38)を前記図柄表示手段(19)に出現
    させる覆被表示制御手段(37)とを備えたことを特徴とす
    る弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記覆被表示(38)が消えた後に、該覆被
    表示(38)に覆被された前記抽選用遊技図柄が出現して最
    終的に確定するようにしたことを特徴とする請求項1又
    は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記覆被表示制御手段(37)は、前記抽選
    用遊技図柄を覆被して少なくとも該抽選用遊技図柄の変
    動結果に何等かの影響を与える過程で覆被表示(38)を前
    記図柄表示手段(19)に出現させるものであることを特徴
    とする請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記覆被表示制御手段(37)は、前記抽選
    用遊技図柄の前記特定表示とならんとする変動に関わっ
    て前記覆被表示(38)を出現させるものであることを特徴
    とする請求項1〜4の何れかに記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 前記覆被表示制御手段(37)は、複数個の
    前記抽選用遊技図柄の少なくとも1個を覆被するように
    前記覆被表示(38)を出現させるものであることを特徴と
    する請求項1〜5の何れかに記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 前記覆被表示制御手段(37)は、その遊技
    主題と関連するキャラクター(39)を含む前記覆被表示(3
    8)を出現させるものであることを特徴とする請求項1〜
    6の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 変動中に前記抽選用遊技図柄を拡大及び
    /又は縮小させるようにしたことを特徴とする請求項1
    〜7の何れかに記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 変動中に前記抽選用遊技図柄を変形させ
    るようにしたことを特徴とする請求項1〜8の何れかに
    記載の弾球遊技機。
  10. 【請求項10】 変動中に前記抽選用遊技図柄の色を変
    化させるようにしたことを特徴とする請求項1〜9の何
    れかに記載の弾球遊技機。
  11. 【請求項11】 変動中に前記抽選用遊技図柄の背景を
    変化させるようにしたことを特徴とする請求項1〜10
    の何れかに記載の弾球遊技機。
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