JP2001120771A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP2001120771A
JP2001120771A JP30738999A JP30738999A JP2001120771A JP 2001120771 A JP2001120771 A JP 2001120771A JP 30738999 A JP30738999 A JP 30738999A JP 30738999 A JP30738999 A JP 30738999A JP 2001120771 A JP2001120771 A JP 2001120771A
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JP30738999A
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Inventor
Kunio Matsumoto
邦夫 松元
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Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者の興
趣を喚起できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 図柄始動手段13が遊技球を検出すること
を条件に図柄表示手段19の1個又は複数個の抽選用遊技
図柄が変動し、図柄表示手段19の変動後の抽選用遊技図
柄が特定図柄又は特定図柄の組み合わせである特定表示
となることを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生
させる。そして、図柄表示手段19の変動動作中に、図柄
消去制御手段37の制御により、その表示領域21b に変動
表示される抽選用遊技図柄の内、特定図柄以外の非特定
図柄を経時的に消去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の遊技領域に、普通入賞手段、可変入賞手段等の他に、
特別図柄を個別に表示する3個の表示領域を備えた特別
図柄表示手段を設けると共に、遊技球を検出することを
条件に特別図柄表示手段の特別図柄を所定時間変動させ
る特別図柄変動制御手段を設け、変動後に特別図柄表示
手段に停止表示される特別図柄が特定表示となったとき
に、可変入賞手段を開放する等、遊技者に有利な特別遊
技状態を発生させるようにしたものがある。
【0003】この特別図柄を変動させる際の図柄変動方
式には、従来、特別図柄表示手段の3個の表示領域内に
表示される特別図柄を所定の変動パターンに従って所定
方向にスクロールさせるスクロール方式、或いはスクロ
ール方式での変動中、取り分けリーチ変動時に各表示領
域内で図柄自体の大きさを変化させて拡大又は縮小表示
する拡大・縮小方式等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の特別図柄の変動
表示方式は、スクロール方式、拡大・縮小方式の何れの
場合でも、高速変動、中速変動、低速変動等を組み合わ
せながら一定方向に変動させ、変動動作の最終段階で遊
技者が識別可能な速度まで変動速度を落として、各抽選
用遊技図柄を所定図柄で停止させるようになっている。
【0005】このように従来の多くの変動表示方式で
は、特別図柄の変動開始から変動終了までの全過程を通
じて変動方向が一定であるため変化に乏しく、図柄変動
の演出性に欠け、遊技者の興趣を十分に喚起できないと
いう問題がある。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、図柄変動時の演出効果が向上し、遊技者の興趣を喚
起できる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図柄始動手段
13が遊技球を検出することを条件に図柄表示手段19の1
個又は複数個の抽選用遊技図柄20a,20b,20c が変動し、
該図柄表示手段19の変動後の前記抽選用遊技図柄20a,20
b,20c が特定図柄又は特定図柄の組み合わせである特定
表示となることを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を
発生させるようにした弾球遊技機において、前記図柄表
示手段19の変動動作中に、その表示領域21b に変動表示
される前記抽選用遊技図柄20b の内、前記特定図柄以外
の非特定図柄を経時的に消去する図柄消去制御手段37を
備えたものである。
【0008】また本発明は、1個又は複数の抽選用遊技
図柄20a,20b,20c を変動表示可能な図柄表示手段19と、
遊技球の検出を条件に前記図柄表示手段19の抽選用遊技
図柄20a,20b,20c の変動を開始させる図柄始動手段13
と、該図柄始動手段13での遊技球の検出を条件に遊技条
件を抽選可能な抽選手段31と、該抽選手段31での抽選結
果を判定する抽選結果判定手段34と、該抽選結果判定手
段34での判定結果が特別遊技判定の場合に前記図柄表示
手段19の変動後の前記抽選用遊技図柄20a,20b,20c を特
定表示とする特定表示制御手段38と、前記特別遊技判定
及び/又は前記特定表示の場合に遊技者に有利な特別遊
技状態を発生させる特別遊技状態発生手段42とを備えた
弾球遊技機において、前記図柄表示手段19の変動動作中
に、前記抽選用遊技図柄20b の前記特定表示用の特定図
柄以外の非特定図柄をその表示領域21b 内で経時的に消
去する図柄消去制御手段37を備えたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図5は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3
が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側に
ガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。
前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着
されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿
7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫々設けられて
いる。
【0010】遊技盤3 には、図2に示すように、ガイド
レール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール
10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動
手段13、可変入賞手段14、普通入賞手段15〜17、普通図
柄始動手段18等の遊技部品が配置されている。
【0011】液晶表示手段12は、遊技者に対して通常の
遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段
19を兼用している。特別図柄表示手段19は、複数個、例
えば図3に示すように特別図柄(抽選用遊技図柄)20a,
20b,20c を個別に表示する3個の表示領域21a,21b,21c
を備えている。特別図柄20a,20b,20c は、図柄変動後の
遊技が特別遊技か否かの遊技条件を抽選により決定する
ための抽選用遊技図柄であって、特別図柄始動手段13が
遊技球を検出することを条件に、乱数制御によって所定
時間変動して停止するようになっている。
【0012】なお、特別図柄20a,20b,20c には、数字図
柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の
図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの
10種類の数字図柄が使用され、その10種類の数字図
柄が所定の図柄変動パターンで変動するようになってい
る。
【0013】液晶表示手段12には、その上部に普通図柄
表示手段23が設けられている。普通図柄表示手段23は1
個又は複数個、例えば1個の表示領域を有し、普通図柄
始動手段18が遊技球を検出することを条件に、その表示
領域の普通図柄が乱数制御により所定時間変動して停止
するようになっている。なお、この実施形態では普通図
柄にも0〜9までの10種類の数字図柄が使用されてい
る。
【0014】特別図柄始動手段13は、遊技者に不利な第
1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換
動作可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪24を備
えた電動チューリップが使用されている。特別図柄始動
手段13は、変動後に普通図柄表示手段23に停止表示され
る普通図柄が予め定められた所定図柄又は所定図柄の組
み合わせ(当たり図柄)となったときに、開閉爪24が所
定時間開放するようになっている。普通図柄始動手段18
は通過ゲート等によって構成されている。
【0015】可変入賞手段14は、遊技者に不利な第1状
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換動作
可能であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支され
た開閉板25を備え、変動後に各表示領域21a,21b,21c に
停止表示される特別図柄20a,20b,20c が特定表示(例え
ば「3・3・3」「5・5・5」「7・7・7」等のよ
うに、予め定められた特定図柄又は特定図柄の組み合わ
せ(所謂大当たり図柄))となったときに、開閉板25が
前側に開放して遊技者に有利な特別遊技状態に移行する
ようになっている。
【0016】可変入賞手段14にはその内部に特定領域26
が設けられており、この特定領域26を入賞球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段14は、開放後に所定時間が経過した
とき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞した
ときに開閉板25が閉じると共に、遊技球が特定領域26を
通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)
まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0017】図4は制御系を例示するブロック図であ
る。図4において、27は第1抽選手段で、当たり・外れ
決定用乱数を発生させておき、普通図柄始動手段18での
遊技球の検出を条件に、その当たり・外れ決定用乱数の
乱数値を抽選して当たり遊技か否かを決定するためのも
のである。
【0018】28は普通図柄変動制御手段で、普通図柄始
動手段18が遊技球を検出することを条件に普通図柄表示
手段23の普通図柄を所定時間変動させると共に、そのと
きの第1抽選手段27の抽選結果に応じて、当たり乱数値
を抽選したときに当たり図柄で、外れ乱数値を抽選した
ときに外れ図柄で夫々普通図柄表示手段23の普通図柄を
停止させるためのものである。
【0019】29は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表
示手段23の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段18が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数(例えば4個)内で順次記憶しておき、先の変動
動作の終了後にその保留個数分だけ順次普通図柄を変動
させるためのものである。
【0020】30は開閉制御手段で、普通図柄表示手段23
の変動後の普通図柄が所定の当たり条件、例えば「7」
か否かを判定し、そのときの普通図柄が当たり図柄を停
止表示することを条件に、特別図柄始動手段13を所定時
間(例えば0.5秒間程度)開放させるためのものであ
る。
【0021】31は第2抽選手段で、特別遊技か否かを抽
選するための遊技条件抽選用乱数(例えば大当たり・外
れ決定用乱数)、リーチ演出決定用リーチ乱数(外れ
用)、図柄変動パターン決定用乱数、停止図柄決定用乱
数等の所定の乱数を発生させておき、特別図柄始動手段
13での遊技球の検出を条件に、その各乱数値を抽選して
特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊技条件、特別図柄20
a,20b,20c の変動中の図柄変動パターン、特別図柄20a,
20b,20c の停止時の停止図柄等を決めるためのものであ
る。
【0022】なお、特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊
技条件には、第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選し
たときの大当たり遊技(特別遊技)と、外れ乱数値を抽
選したときの外れ遊技(非特別遊技)との2種類があ
る。
【0023】32は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表
示手段19の特別図柄20a,20b,20c の変動中に特別図柄始
動手段13が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留
球数を設定上限個数(例えば4個)内で順次記憶してお
き、先の変動動作の終了後にその保留個数分だけ順次特
別図柄を変動させるためのものである。
【0024】33は特別図柄変動制御手段で、特別図柄始
動手段13が遊技球を検出することを条件に、第2抽選手
段31により抽選された大当たり・外れ決定用乱数、リー
チ演出決定用リーチ乱数、図柄変動パターン決定用乱
数、停止図柄決定用乱数等の抽選乱数値の乱数処理によ
り、特別図柄表示手段19の特別図柄20a,20b,20c を所定
の図柄変動パターンで所定時間変動させて所定の停止図
柄で停止させるためのもので、抽選結果判定手段34と領
域表示制御手段35と変動表示制御手段36と図柄消去制御
手段37と特定表示制御手段38とを備えている。
【0025】抽選結果判定手段34は、第2抽選手段31の
抽選結果である抽選乱数値から、その抽選乱数値が大当
たり乱数値のときの特別遊技と、外れ乱数値のときの非
特別遊技とを夫々判定すると共に、リーチ演出、図柄変
動パターン、停止図柄の種類等を判定するためのもので
ある。なお、第2抽選手段31、抽選結果判定手段34は、
判定対象毎に設けても良い。
【0026】領域表示制御手段35は、特別図柄表示手段
19の表示領域21a,21b,21c を表示制御するためのもの
で、通常時に図3に実線で示すように横方向の表示領域
列39に沿って横一列状に表示領域21a,21b,21c を表示さ
せる機能と、大当たり・外れ決定用乱数の大当たり乱数
値、又はリーチ演出決定用リーチ乱数の抽選乱数値によ
りリーチ演出の決定があった場合に、特別図柄20a,20b,
20c が特定表示とならんとする変動状態(リーチ演出)
において、例えば中の表示領域21b を図3に仮想線で示
すように左右両側の2個の表示領域21a,21c よりも一段
下げて表示する等、1個の表示領域21b を表示領域列39
外にずらせて表示する機能と、この1個の表示領域21b
をそれに表示される特別図柄20b の消去動作と連動して
各表示領域21a,21b,21c が一列状に並ぶ位置へと表示領
域列39側へと移動させる機能と、1個の表示領域21b に
表示される特別図柄20b が特定図柄となるとき又はなっ
たときに、この1個の表示領域21b を表示領域列39に一
列状に並べて表示する機能とを備えている。なお、表示
領域21b は、表示領域列39よりも上側に表示しても良
い。
【0027】変動表示制御手段36は、特別図柄始動手段
13が遊技球を検出した場合に特別図柄表示手段19に横一
列状に表示された表示領域21a,21b,21c の各特別図柄20
a,20b,20c の変動を開始させると共に、抽選結果判定手
段34での判定結果に応じて所定のリーチ演出、図柄変動
パターン、停止図柄に沿って特別図柄20a,20b,20c を所
定時間変動させて停止させるためのものである。
【0028】なお、変動表示制御手段36は、通常変動時
に、図柄変動パターン決定用乱数の抽選乱数値により決
定された所定の図柄変動パターンに従って各特別図柄20
a,20b,20c を上から下へと上下方向の第1の変動方向に
スクロールさせる機能と、その各特別図柄20a,20b,20c
を左、右、中等の所定の順序で停止させる機能と、大当
たり・外れ決定用乱数の大当たり乱数値、又はリーチ演
出決定用リーチ乱数の抽選乱数値によりリーチ演出の決
定があった場合に、特別図柄20a,20b,20c が特定表示と
ならんとする変動状態(リーチ演出状態)において、例
えば左右両側の2個の特別図柄20a,20c 等、1個の特別
図柄20b を除く特別図柄20a,20c に同じ特定図柄を表示
させる機能と、リーチ演出状態のときに表示領域21b の
特別図柄20b に所定の図柄を順次表示させる機能とを有
する。
【0029】特定表示制御手段38は、抽選結果判定手段
34での判定結果が特別遊技判定(大当たり遊技)の場合
に、変動後の特別図柄20a,20b,20c が、停止図柄決定用
乱数値により決定された種類の特定図柄の組み合わせの
特定表示を表示するように、特別図柄表示手段19を制御
するためのものである。
【0030】特定表示は、特別図柄表示手段19の3個の
特別図柄20a,20b,20c が、「7・7・7」のように特定
図柄(同じ図柄)の組み合わせを表示する状態を言い、
特別図柄20a,20b,20c が0〜9までの数字図柄の場合に
は10種類の特定表示がある。
【0031】図柄消去制御手段37は、抽選結果判定手段
34がリーチ演出(最終的な特定表示及び非特定表示を含
む)の判定結果があった場合、即ち、最終的に特定表示
とならんとする場合及び/又は最終的に非特定表示(外
れ表示)となる場合のリーチ状態での図柄変動におい
て、特別図柄表示手段19の変動動作中に、その表示領域
21b に順次変動表示される特別図柄20b の内、特定図柄
以外の非特定図柄をその表示領域21b 内で経時的に消去
して、この非特定図柄の消去後に次の図柄を変動表示さ
せるようになっている。
【0032】即ち、この図柄消去制御手段37は、図5に
示すように、表示領域21b の特別図柄20b の背景部分に
被覆図柄40を表示すると共に、この表示領域21b に非特
定図柄が表示されたときに消去用図柄41が出現して、こ
の消去用図柄41の1回又は複数回の消去動作でその非特
定図柄を被覆図柄40により覆うように動画的に表示処理
を行いながら、この表示領域21b の特別図柄20b が特定
図柄又は非特定図柄を停止表示するまで、表示領域21b
に順次表示される非特定図柄を経時的に消去するように
なっている。
【0033】例えば、表示領域21b の被覆図柄40が壁模
様等の場合には、図柄消去制御手段37の制御により、図
5に示すように、表示領域21b に非特定図柄が表示され
たときに、こて等の消去用図柄41が左、右等の順序で適
宜出現して、この消去用図柄41の2〜3回程度の消去動
作(塗り込み動作)によって、非特定図柄を一部づつ壁
模様等の被覆図柄40中に塗り込んで行く。そして、非特
定図柄の消去が完了したときに次の図柄が出現し、順次
同様の消去動作を繰り返すようになっている。
【0034】変動中の特別図柄20b を表示する表示領域
21b は、領域表示制御手段35の制御により、その非特定
図柄を消去する毎に表示領域列39側へと所定ピッチづつ
移動して、その特別図柄20b が最終的に特定表示となる
場合に表示領域21b が表示領域列39に一列状に並び、非
特定表示となる場合に表示領域21b が表示領域列39から
若干外れた位置に並ぶようになっている。なお、表示領
域21b は、最終的に特定表示とならない場合でも、表示
領域列39に一列状に並ぶようにしても良い。
【0035】42は特別遊技状態発生手段で、抽選結果判
定手段34が特別遊技と判定した場合及び/又は特別図柄
表示手段19の変動後の停止図柄が特定表示の場合に、遊
技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのものであ
る。この特別遊技状態発生手段42は、例えば特別遊技状
態が発生した場合に可変入賞手段14の開閉板25を開放
し、その開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数
(例えば10個)の遊技球が入賞したときに開閉板25が
閉じ、遊技球が特定領域26を通過することを条件に、最
大所定回数(例えば16回)まで開閉動作を継続させる
ようになっている。
【0036】上記弾球遊技機において、遊技に際して
は、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段
8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3
側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射さ
れた遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その
盤面に沿って落下する間に普通入賞手段15〜17等に入賞
するか、普通図柄始動手段18を通過しながら下方へと落
下する。
【0037】遊技球が普通図柄始動手段18を通過する
と、第1抽選手段27がそのときの発生乱数を抽選して、
その乱数制御により普通図柄変動制御手段28が普通図柄
表示手段23の普通図柄を変動させる。そして、普通図柄
表示手段23の変動後の停止図柄が例えば「7」等の当た
り図柄になれば、開閉制御手段30により特別図柄始動手
段13の開閉爪24が所定時間開放して、この特別図柄始動
手段13に遊技球が入賞し易くなり、遊技者に有利な当た
り遊技状態が発生する。
【0038】遊技球が特別図柄始動手段13に入賞する
と、その遊技球の検出時に第2抽選手段31が発生乱数を
抽選して、その乱数制御により特別図柄変動制御手段33
が特別図柄表示手段19の各表示領域21a,21b,21c に表示
される特別図柄20a,20b,20c を所定時間変動させる。
【0039】第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選す
れば、特定表示制御手段38の制御により、特別図柄表示
手段19の変動後の特別図柄20a,20b,20c が、例えば「7
・7・7」等の特定表示になると共に、特別遊技状態発
生手段42が働いて遊技者に有利な特別遊技状態が発生
し、可変入賞手段14が前側に開放して遊技球が入賞し易
くなる。
【0040】この可変入賞手段14の開放から所定時間が
経過するか、又は所定数の遊技球が入賞すると、可変入
賞手段14が閉じる。しかし、可変入賞手段14の開放中に
遊技球が特定領域26を通過すれば、可変入賞手段14が再
度開放し、以下同様の開閉動作を最大16回まで繰り返
す。なお、特別図柄表示手段19の変動後の停止図柄が特
定表示以外の非特定表示のときには、特別遊技状態発生
手段42は特別遊技状態を発生しない。
【0041】第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選し
た場合の図柄変動に際しては、特別図柄表示手段19に横
一列状に表示された3個の表示領域21a,21b,21c の各特
別図柄20a,20b,20c が所定の図柄変動パターンに従って
上から下へと順次スクロールする。
【0042】停止図柄決定用乱数値で決定された特定図
柄が「7」の場合には、そのスクロール後に、図5
(A)に示すように、左、右の順番で特別図柄20a,20c
が特定図柄「7」で停止してリーチ状態になる。そし
て、これに続いて領域表示制御手段35の制御により、表
示領域21b が表示領域列39から下に若干ずれた位置まで
スクロール方向へと移動すると共に、図柄消去制御手段
37の制御により、その表示領域21b の特別図柄20b の背
景に壁模様等の被覆図柄40が出現する。
【0043】次に図5(B)〜(D)に示すように図柄
消去制御手段37の制御によって表示領域21b に消去用図
柄41が順次出現して、この消去用図柄41が1回消去動作
する毎に、表示領域21b に表示される非特定図柄「2」
の一部を被覆図柄40中に塗り込みながら、その複数回の
消去動作により非特定図柄を表示領域21b 内で経時的に
消去して行く。
【0044】即ち、表示領域21b の非特定図柄「2」の
背景に被覆図柄40が出現すると、先ず表示領域21b の左
側に、図5(B)に示すように上から下へと移動するこ
て等の消去用図柄41が出現し、この消去用図柄41の移動
によって非特定図柄「2」の左側部分を被覆図柄40に塗
り込むように消去する。次に表示領域21b の右側に、図
5(C)に示すように同様に上から下へと移動する消去
用図柄41が出現し、この消去用図柄41の移動によって非
特定図柄「2」の上部側を残して非特定図柄「2」の右
側部分を被覆図柄40に塗り込むように消去する。そし
て、最後に表示領域21b の上部に図5(D)に示すよう
に消去用図柄41が出現して左から右へと移動し、非特定
図柄「2」の上部側部分を被覆図柄40に塗り込むように
消去する。この一連の消去動作によって図5(E)に示
すように非特定図柄「2」の全体が消える。
【0045】このようにリーチ状態での変動動作中に、
表示領域21b に表示される非特定図柄「2」を一部づつ
被覆図柄40によって被覆しながら経時的に消去する。そ
して、その非特定図柄「2」の消去が終了すれば、その
表示領域21b に図5(E)に示すように次の非特定図柄
「3」が出現すると共に、領域表示制御手段35の制御に
より表示領域21b が所定ピッチだけ上へと移動した後、
同様にして順次消去して行く。
【0046】表示領域21b に変動表示される所定数の非
特定図柄「2」〜「6」を順次消去すると、図柄消去制
御手段37の制御による非特定図柄「2」〜「6」の消去
が完了し、図5(G)に示すように表示領域21b の特別
図柄20b に特定図柄「7」が出現する。そして、この特
定図柄「7」が出現すると、その特定図柄「7」を表示
した状態のままで表示領域21b が上に移動して、図3に
示すように他の表示領域列39に横一列状に並ぶ。
【0047】これによって横一列状の表示領域21a,21b,
21c に表示された特別図柄20a,20b,20c が全て特定図柄
「7」を表示する特定表示となって、特別図柄表示手段
19の変動動作が終了し、その後に特別図柄20a,20b,20c
が特定表示で確定する。そして、特別図柄20a,20b,20c
が特定表示で確定すると、前述のように特別遊技状態発
生手段42により特別遊技状態が発生する。
【0048】特別図柄表示手段19の変動後に非特定図柄
を表示する場合にも、リーチ状態で表示領域21b に変動
表示される非特定図柄を、前述と同様に図柄消去制御手
段37の制御により順次消去する。そして、表示領域21b
の非特定図柄「2」〜「5」を消去すると、表示領域21
b に図5(H)に示すように最終的な非特定図柄「6」
が出現して特別図柄表示手段19の図柄変動が終了し、そ
の特別図柄20b が非特定表示「6」で確定する。このと
きには特別遊技状態発生手段42による特別遊技状態は発
生しない。
【0049】このようにリーチ状態の場合に、特別図柄
20b に変動表示される複数種類の図柄の内、その非特定
図柄を経時的に消去することによって、特別図柄20a,20
b,20c のリーチ状態における図柄変動の演出効果が大に
なり、遊技者の興趣が向上する利点がある。また非特定
図柄を経時的に消去するに当たって、消去用図柄41を移
動させて非特定図柄を順次一部づつ被覆図柄40内に塗り
込みながら経時的にかき消すようにしているので、遊技
者は非特定図柄の消去状況を把握しながら、その表現態
様の面白さを味わうことができる。
【0050】図6は本発明の第2の実施形態を例示し、
図柄消去制御手段37の制御によって鉋等の消去用図柄41
を表示し、この消去用図柄41の消去動作によって表示領
域21b の非特定図柄を削り取りながら動画的に消去する
ようにしたものである。
【0051】この実施形態では、消去用図柄41として鉋
等を表示し、この消去用図柄41の移動によって、図6
(A)〜(D)に示すように、表示領域21b の非特定図
柄「2」を一部づつ削り取ることにより非特定図柄が動
画的に被覆図柄40内に消えて、その非特定図柄を被覆図
柄40で覆うように表示しながら経時的に消去する点の他
は、第1の実施形態と同様である。
【0052】この実施形態に例示するように、図柄消去
制御手段37は、表示領域21b に順次変動表示される非特
定図柄を鉋等の消去用図柄41で削り取る表現態様で消去
すべく構成しても良い。
【0053】図7は本発明の第3の実施形態を例示し、
図柄消去制御手段37の制御によって、表示領域21b に変
動表示される非特定図柄「2」を多数個(複数個)の部
分に分割し、その各分割部分が図7(A)〜(D)に示
すように所定間隔をおいて順次被覆図柄40内に埋没する
ように動画的に消去しながら、非特定図柄を経時的に消
去するようにしたものである。なお、その他の構成は第
1の実施形態と同様である。
【0054】この場合にも、前述と同様の演出効果を得
ることができる。なお、この実施形態でも、消去用図柄
41を適宜表示し、その消去用図柄41の移動によって非特
定図柄の各分割部分を被覆図柄40内に埋没させるような
表現態様で経時的に消去しても良い。また消去用図柄41
を表示せず、非特定図柄を多数のモザイク状、その他の
適宜形状に分割し、その各分割部分を拡散させながら被
覆図柄40内に埋没させることによって、非特定図柄を経
時的に消去するようにしても良い。
【0055】図8は本発明の第4の実施形態を例示し、
図柄消去制御手段37の制御により、表示領域21b の一部
に現れて全体に成長し拡大する入道雲等の被覆図柄40を
表示し、この被覆図柄40の成長に伴って表示領域21b の
非特定図柄を順次動画的に覆うことにより、例えば図8
(A)〜(B)の過程を経て非特定図柄を経時的に消去
するようにしたものである。被覆図柄40には入道雲の他
に霧、煙等の図柄を使用しても良し、特定のキャラクタ
ーを使用しても良い。なお、その他は第1の実施形態と
同様である。
【0056】この場合にも、被覆図柄40によって表示領
域21b の非特定図柄を経時的に消去するので、前述と同
様の演出効果を得ることができる。被覆図柄40に、遊技
盤3の盤面に表示される絵柄等、その遊技盤3 を構成す
る主題に対応したものを使用すれば、更に効果的であ
る。
【0057】図9は本発明の第5の実施形態を例示し、
図柄消去制御手段37の制御により、表示領域21b の非特
定図柄を拡大及び/又は縮小させながら経時的に消去す
るようにしたものである。なお、その他の構成は第1の
実施形態と同様である。
【0058】この実施形態では、図9(A)のリーチ状
態になれば、先ず表示領域21b の左側に、図9(B)に
示すように上から下へと移動するこて等の消去用図柄41
が出現して、この消去用図柄41の移動によって非特定図
柄「2」の左側部分を被覆図柄40に塗り込むように消去
する。すると左側部分が消去された非特定図柄「2」
が、図9(C)に示すように縮小する。次に表示領域21
b の右側に、図9(D)に示すように同様に上から下へ
と移動する消去用図柄41が出現し、この消去用図柄41の
移動によって、縮小状態の非特定図柄「2」の残りの部
分の全体を被覆図柄40に塗り込むように消去する。
【0059】この場合にも、前述と同様の演出効果を得
ることができる。特に非特定図柄を縮小させながら経時
的に消去するので、動画的に消去する場合でも消去時間
を短縮できる。
【0060】非特定図柄はその消去過程で拡大させて表
示しても良いし、拡大と縮小とを組み合わせても良い。
この場合には、非特定図柄を拡大及び/又は縮小させな
がら消去するため、特別図柄20b の図柄変動の演出効果
が更に大になり、遊技者の興趣が更に向上する利点があ
る。
【0061】なお、表示領域21b に特別図柄20b として
変動表示される複数種類の非特定図柄の内、その一部を
適宜時点で拡大及び縮小させるようにしても良い。また
特別図柄20b の変動中に、特別図柄20b を拡大及び/又
は縮小させるようにしても良い。更にリーチ状態以前の
図柄変動中に、複数個の特別図柄20a,20b,20c の一部又
は全部を拡大及び/又は縮小させるようにしても良い。
【0062】図10は本発明の第6の実施形態を例示
し、図柄消去制御手段37の制御により、表示領域21b に
変動表示される非特定図柄を経時的に消去しながら変形
させるようにしたものである。なお、その他の構成は第
1の実施形態と同様である。
【0063】この実施形態では、図10(A)のリーチ
状態になれば、先ず表示領域21b の左側に、図10
(B)に示すように上から下へと移動するこて等の消去
用図柄41が出現して、この消去用図柄41の移動により算
用数字の非特定図柄「2」の左側部分を被覆図柄40に塗
り込むように消去する。すると図柄消去制御手段37の制
御により、図10(C)に示すように、左側部分が消去
された非特定図柄が算用数字の「2」から漢数字の
「二」に変化する。次に表示領域21b の右側に、図10
(D)に示すように同様に上から下へと移動する消去用
図柄41が出現し、この消去用図柄41の移動によって、縮
小状態の非特定図柄「2」の残りの部分の全体を被覆図
柄40に塗り込むように消去する。
【0064】この場合には、非特定図柄がその消去過程
で変形することと相俟って、特別図柄20b の図柄変動の
演出効果を更に向上させることができる。
【0065】なお、特別図柄20b の変動中に表示領域21
b に変動表示される複数個の非特定図柄を、例えば算用
数字と漢数字とに変形させる等、交互に変形させて、そ
の変形後の非特定図柄を経時的にかき消すように消去さ
せても良い。また変形は、遊技者がその意味、内容の同
一性を容易に把握できる範囲内のものであれば良く、算
用数字と漢数字との相互間での変形に限らず、種々の態
様で変形させることも可能である。更に通常の図柄変動
中に一部又は全部の特別図柄20a,20b,20c を変形させる
ようにしても良い。
【0066】図11は本発明の第7の実施形態を例示
し、図柄消去制御手段37の制御により、表示領域21b に
変動表示される非特定図柄を経時的に消去しながら、そ
の表示領域21b に変動表示される非特定図柄及び特定図
柄の色を変化させるようにしたものである。なお、その
他の構成は第1の実施形態と同様である。
【0067】この実施形態では、図11(A)のリーチ
状態の場合に、左右の表示領域21a,21c の特別図柄20a,
20c に表示される特定図柄「7」を例えば赤とし、表示
領域21b の特別図柄20b に表示される非特定図柄「2」
を例えば青とする。そして、この青の非特定図柄「2」
を図11(B)〜(E)の消去過程を経て順次消去し、
その後に表示される非特定図柄「3」を図11(F)に
示すように例えば緑に変化させる。同様にして順次変動
表示される非特定図柄「4」〜「6」の色を順次変化さ
せて、その特定図柄が特定図柄「7」になると、その色
を再度赤に戻す。
【0068】この場合には、表示領域21b に変動表示さ
れる非特定図柄及び特定図柄の色を変化させることと相
俟って、特別図柄20b の図柄変動の演出効果を更に向上
させることができる。
【0069】おな、非特定図柄の消去過程でその色を変
化させるようにしても良い。またリーチ状態において、
表示領域21b の特別図柄20b の色を変化させるようにし
ても良い。その他、通常の変動中に一部又は全部の特別
図柄20a,20b,20c の色を変化させるようにしても良い。
【0070】図12は本発明の第8の実施形態を例示
し、図柄消去制御手段37の制御により、表示領域21b の
特別図柄20b に変動表示される非特定図柄を経時的に消
去しながら、その表示領域21b の特別図柄20b の背景を
変化させるようにしたものである。なお、その他の構成
は第1の実施形態と同様である。
【0071】この実施形態では、図12(A)のリーチ
状態の場合に、左右の表示領域21a,21c に表示される特
定図柄「7」の背景を横縞模様とし、表示領域21b に表
示される非特定図柄「2」の背景を縦縞模様とする。そ
して、その状態で非特定図柄「2」を図12(B)〜
(E)の消去過程を経て順次消去し、その後に表示され
る非特定図柄「3」の背景を図12(F)に示すように
斜め縞模様に変化させる。同様にして順次変動表示され
る非特定図柄「4」〜「6」の背景を順次変化させて、
その特定図柄が特定図柄「7」になると、その背景を縦
縞模様に変化させる。
【0072】この場合には、表示領域21b に変動表示さ
れる非特定図柄及び特定図柄の背景を変化させることと
相俟って、特別図柄20b の図柄変動の演出効果を更に向
上させることができる。
【0073】なお、背景に所定の模様を使用する場合に
は、この実施形態に例示のようにその模様を変化させる
だけでなく、模様の色を変化させるようにしても良い。
また無模様の場合には、色を変化させるだけでも良い。
その他、種々の方法で背景を変化させるようにしても良
い。また複数個の特別図柄20a,20b,20c の内、その一部
の特別図柄20c の背景を変化させるだけでも良い。
【0074】以上、本発明の各実施形態について詳述し
たが、本発明は、各実施形態に限定されるものではな
い。例えば、実施形態では、3個の表示領域21a,21b,21
c に表示される特別図柄20a,20b,20c の内、2個の表示
領域21a,21c の特別図柄20a,20c が同じ種類となるリー
チ状態が発生した後に、その変動中の1個の特別図柄20
b の非特定図柄を経時的に消去するようにしているが、
リーチ状態の発生前に各特別図柄20a,20b,20c に変動表
示される非特定図柄を経時的に消去するようにしても良
い。
【0075】また実施形態では、本発明を特別図柄表示
手段19の特別図柄20a,20b,20c の図柄変動方式に採用し
ているが、普通図柄表示手段の普通図柄の図柄変動方式
に採用しても良い。従って、抽選用遊技図柄は特別図柄
20a,20b,20c 、普通図柄の何れでも良い。また本発明
は、各実施形態に例示のものを夫々組み合わせて併用す
ることも可能である。その他、本発明は、パチンコ機は
勿論のこと、アレンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊
技機でも同様に実施可能である。
【0076】
【発明の効果】本発明によれば、図柄表示手段19の変動
動作中に、その表示領域21b に変動表示される抽選用遊
技図柄20b の内、特定図柄以外の非特定図柄を経時的に
消去する図柄消去制御手段37を備えているので、図柄変
動時の演出効果が向上し、遊技者の興趣を喚起できる。
【0077】また図柄表示手段19の変動動作中に、抽選
用遊技図柄20b の特定表示用の特定図柄以外の非特定図
柄をその表示領域21b 内で経時的に消去する図柄消去制
御手段37を備えているので、図柄変動時の演出効果が向
上し、遊技者の興趣を喚起できる。
【0078】更に図柄消去制御手段37は、図柄表示手段
19の変動後の抽選用遊技図柄20a,20b,20c が特定表示と
ならんとする変動状態の場合に、変動中の抽選用遊技図
柄20b の非特定図柄を経時的に消去するようにしている
ので、特定表示とならんとする変動状態での図柄変動の
演出効果が向上し、遊技者の興趣を喚起できる。
【0079】しかも図柄消去制御手段37は、表示領域21
b 内で非特定図柄を一部づつかき消しながら経時的に消
去するようになっているので、非特定図柄の経時的消去
に当たっての表現態様の面白さにより遊技者の興趣を更
に喚起できる。
【0080】また図柄表示手段19の変動後の抽選用遊技
図柄20a,20b,20c が特定表示とならんとする変動状態の
場合に、抽選用遊技図柄20a,20b,20c を個別に表示する
複数個の表示領域21a,21b,21c の内、変動中の抽選用遊
技図柄20b を表示する表示領域21b が他の表示領域21a,
21c よりも外れた位置にあり、変動中の抽選用遊技図柄
20b の非特定図柄を消去する毎に、各表示領域21a,21b,
21c が一列状に並ぶ表示領域列39側へと、変動中の抽選
用遊技図柄20b を表示する表示領域21b が順次移動する
ように制御する機能を備えているので、表示領域21b の
変動と相俟って特定表示とならんとする変動状態での図
柄変動の演出効果が向上し、遊技者の興趣を更に喚起で
きる。
【0081】更に図柄変動中の抽選用遊技図柄20b が特
定図柄となるとき又はなったときに、該抽選用遊技図柄
20b を表示する表示領域21b が、各表示領域21a,21b,21
c が一列状に並ぶ位置へと移動するように制御する機能
を備えているので、表示領域21b の変動と相俟って特定
表示とならんとする変動状態での図柄変動の演出効果が
向上し、遊技者の興趣を更に喚起できる。
【0082】しかも図柄変動中に抽選用遊技図柄20b を
拡大及び/又は縮小させるようにしているので、抽選用
遊技図柄20b の拡大及び/又は縮小と相俟って図柄変動
の演出効果が向上し、遊技者の興趣を更に喚起できる。
【0083】図柄変動中に抽選用遊技図柄20b を変形さ
せるようにしているので、抽選用遊技図柄20b の変形と
相俟って図柄変動の演出効果が向上し、遊技者の興趣を
更に喚起できる。
【0084】図柄変動中に抽選用遊技図柄20b の色を変
化させるようにしているので、抽選用遊技図柄20b の色
の変化と相俟って図柄変動の演出効果が向上し、遊技者
の興趣を更に喚起できる。
【0085】図柄変動中に抽選用遊技図柄20b の背景を
変化させるようにしているので、抽選用遊技図柄20b の
背景の変化と相俟って図柄変動の演出効果が向上し、遊
技者の興趣を更に喚起できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄表示手
段の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図6】本発明の第2の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図7】本発明の第3の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図8】本発明の第4の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図9】本発明の第5の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
【図10】本発明の第6の実施形態を示す図柄変動過程
の説明図である。
【図11】本発明の第7の実施形態を示す図柄変動過程
の説明図である。
【図12】本発明の第8の実施形態を示す図柄変動過程
の説明図である。
【符号の説明】
13 特別図柄始動手段 19 特別図柄表示手段 20a,20b,20c 特別図柄(抽選用遊技図柄) 21a,21b,21c 表示領域 31 第2抽選手段 34 抽選結果判定手段 37 図柄消去制御手段 38 特定表示制御手段 39 表示領域列 42 特別遊技状態発生手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 図柄始動手段(13)が遊技球を検出するこ
    とを条件に図柄表示手段(19)の1個又は複数個の抽選用
    遊技図柄(20a)(20b)(20c) が変動し、該図柄表示手段(1
    9)の変動後の前記抽選用遊技図柄(20a)(20b)(20c) が特
    定図柄又は特定図柄の組み合わせである特定表示となる
    ことを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる
    ようにした弾球遊技機において、前記図柄表示手段(19)
    の変動動作中に、その表示領域(21b) に変動表示される
    前記抽選用遊技図柄(20b) の内、前記特定図柄以外の非
    特定図柄を経時的に消去する図柄消去制御手段(37)を備
    えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 1個又は複数の抽選用遊技図柄(20a)(20
    b)(20c) を変動表示可能な図柄表示手段(19)と、遊技球
    の検出を条件に前記図柄表示手段(19)の抽選用遊技図柄
    (20a)(20b)(20c) の変動を開始させる図柄始動手段(13)
    と、該図柄始動手段(13)での遊技球の検出を条件に遊技
    条件を抽選可能な抽選手段(31)と、該抽選手段(31)での
    抽選結果を判定する抽選結果判定手段(34)と、該抽選結
    果判定手段(34)での判定結果が特別遊技判定の場合に前
    記図柄表示手段(19)の変動後の前記抽選用遊技図柄(20
    a)(20b)(20c) を特定表示とする特定表示制御手段(38)
    と、前記特別遊技判定及び/又は前記特定表示の場合に
    遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊技状態
    発生手段(42)とを備えた弾球遊技機において、前記図柄
    表示手段(19)の変動動作中に、前記抽選用遊技図柄(20
    b) の前記特定表示用の特定図柄以外の非特定図柄をそ
    の表示領域(21b) 内で経時的に消去する図柄消去制御手
    段(37)を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 前記図柄消去制御手段(37)は、前記図柄
    表示手段(19)の変動後の前記抽選用遊技図柄(20a)(20b)
    (20c) が前記特定表示とならんとする変動状態の場合
    に、変動中の前記抽選用遊技図柄(20b) の前記非特定図
    柄を経時的に消去するようにしたことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 前記図柄消去制御手段(37)は、前記表示
    領域(21b) 内で前記非特定図柄を一部づつかき消しなが
    ら経時的に消去するようになっていることを特徴とする
    請求項1〜3の何れかに記載の弾球遊技機。
  5. 【請求項5】 前記図柄表示手段(19)の変動後の前記抽
    選用遊技図柄(20a)(20b)(20c) が前記特定表示とならん
    とする変動状態の場合に、前記抽選用遊技図柄(20a)(20
    b)(20c) を個別に表示する複数個の表示領域(21a)(21b)
    (21c) の内、変動中の前記抽選用遊技図柄(20b) を表示
    する表示領域(21b) が他の表示領域(21a)(21c)よりも外
    れた位置にあり、変動中の前記抽選用遊技図柄(20b) の
    非特定図柄を消去する毎に、前記各表示領域(21a)(21b)
    (21c) が一列状に並ぶ表示領域列(39)側へと、変動中の
    前記抽選用遊技図柄(20b) を表示する前記表示領域(21
    b) が順次移動するように制御する機能を備えたことを
    特徴とする請求項3又は4に記載の弾球遊技機。
  6. 【請求項6】 図柄変動中の前記抽選用遊技図柄(20b)
    が前記特定図柄となるとき又はなったときに、該抽選用
    遊技図柄(20b) を表示する前記表示領域(21b) が、前記
    各表示領域(21a)(21b)(21c) が一列状に並ぶ位置へと移
    動するように制御する機能を備えたことを特徴とする請
    求項5に記載の弾球遊技機。
  7. 【請求項7】 図柄変動中に前記抽選用遊技図柄(20b)
    を拡大及び/又は縮小させるようにしたことを特徴とす
    る請求項1〜6の何れかに記載の弾球遊技機。
  8. 【請求項8】 図柄変動中に前記抽選用遊技図柄(20b)
    を変形させるようにしたことを特徴とする請求項1〜7
    の何れかに記載の弾球遊技機。
  9. 【請求項9】 図柄変動中に前記抽選用遊技図柄(20b)
    の色を変化させるようにしたことを特徴とする請求項1
    〜8の何れかに記載の弾球遊技機。
  10. 【請求項10】 図柄変動中に前記抽選用遊技図柄(20
    b) の背景を変化させるようにしたことを特徴とする請
    求項1〜9の何れかに記載の弾球遊技機。
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