JP3802091B2 - 遊技機の画像表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、パチンコ機、スロットマシンなどの遊技機において、遊技状況に応じた画像を遊技板の前面に設けられた液晶カラーパネルに疑似3次元的に可変表示する画像表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記のような遊技機では音や光による表示を行うことでその遊技性を高めている。例えば、パチンコ機の画像表示装置では、液晶カラーパネルの表示面に表示された画像のパターンや色彩を遊技状況に応じて多様に変化させることによって、その遊技性を高めている。具体的には、電源投入後にスクロールキャラクタを3行3列の9区分または3行2列の6区分の配置を以て液晶カラーパネルの表示面に表示し、遊技球の入賞始動口への入賞でスクロールキャラクタを縦方向にあたかも回転しているように可変表示し、スクロールキャラクタを所定時間の経過後に各行間に数秒程度の時間差を以て順に停止する。そして、残りの行が停止する以前に、既に停止したスクロールキャラクタ(停止キャラクタ)のパターンが一列方向または斜め方向などの特定方向で2個揃うとリーチ状態となる。このリーチ状態では、残りの行の停止キャラクタの種類によっては、停止キャラクタのパターンが特定方向に3個揃う可能性があるので、例えばリーチ状態のきっかけとなった2個の停止キャラクタを囲む枠図形を液晶カラーパネルの表示面に表示し、リーチ状態を遊技者に知らせる。引き続き、残りの行でのスクロールキャラクタの停止により、停止キャラクタのパターンが特定方向で3個揃うと大当たりとなる。大当たり状態では動画を物語り風に液晶カラーパネルの表示面に可変表示して遊技性を高める。つまり、遊技者への視覚に訴える表示機能は遊技機の遊技性を高める上で重要な点である。
【0003】
このような要望から、例えば特開平5−161759号公報、特開平5−228245号公報、特開平5−293245号公報および特開平5−305173号公報に開示された遊技機の画像表示装置が知られている。この画像表示装置は、表示制御装置を遊技制御装置と分別構成し、この表示制御装置が遊技制御装置から遊技状況を表す一つの情報を受け取ると、その遊技情報に応じたグラフィック仕様を表示制御装置中のメモリに記憶された表示時間や図柄の組み合わせなどを示す変換規則にもとづき解釈して複数の画像データを上記メモリより抽出し、これらの画像データを遊技板の前面中央に設置された液晶カラーパネルの表示面に可変表示することによって、画像表示に必要なデータの格納から遊技制御装置中のメモリを解放し、遊技制御装置中のメモリの不正防止用データに対する記憶容量を確保し、アニメーションキャラクタの動きの自由度や背景画の種類を増やすようになっている。
【0004】
また、特開平6−39111号公報には、遊技機と画像表示との両方を制御する制御装置が複数のフレームメモリを有し、これらのフレームメモリにROMから背景画や複数のキャラクタごとの画像データを個別に格納し、これらの画像データを重ね合わせて遊技板の液晶ディスプレイに可変表示する遊技機が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記各公開公報に開示された遊技機の画像表示装置は、遊技情報に応じ、メモリまたはフレームメモリより抽出したスクロールキャラクタ、背景画、アニメーションキャラクタおよび枠図形など個々の画像データを、液晶カラーパネルの表示面に点在配置するように平面的に組み合わせる構成であるため、多数のフレーム単位の画像を描くためのデータおよびそれを短時間に差し替えるためのデータなどが膨大な量となる。加えて、リーチ状態では最終停止図柄のスクロール速度を遅くしたり速くすることによって、リーチ状態の臨場感を出していたが、そのときの遊技性に欠けるという問題が内在する。
【0006】
そこで、この発明は上記課題を解決するためになされたもので、その目的は可変表示のためのデータをできるだけ少なくしつつ、疑似立体画面を可変表示可能として遊技性を高めることである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る遊技機の画像表示装置は、遊技機での遊技情報に応じメモリより抽出した画像データを遊技板に設けられた液晶カラーパネルに可変表示する遊技機の画像表示装置において、メモリと合成表示手段およびアニメーションモード選択手段を備え、メモリにはスクロール画面とミドルグランド画面およびスプライト画面からなる仮想画面を構成するための画面データを予め格納しておき、合成表示手段が遊技情報に応じメモリよりスクロール画面とミドルグランド画面およびスプライト画面を抽出して液晶カラーパネルの表示面にスクロールキャラクタと背景画およびアニメーションキャラクタを重ね合わせて可変表示し、アニメーションモード選択手段が合成表示手段での遊技情報と異なる遊技情報に応じアニメーションキャラクタをスプライト画面に表示するスプライトアニメーションモードとアニメーションキャラクタをミドルグランド画面に表示するミドルグランドアニメーションモードのいずれかを選択することを特徴とする。
【0008】
【作用】
この発明に係る遊技機の画像表示装置によれば、スプライト画面およびミドルグランド画面およびスクロール画面が遊技情報により重ね合わされて液晶カラーパネルの表示面に可変表示され、まアニメーションキャラクタが遊技情報に応じスプライト画面またはミドルグランド画面のいずれかで描かれ、いままでにない疑似立体画面が表現される
【0009】
【実施例】
以下、この発明の一実施例を図1乃至図8を用いて説明する。図1は実施例の遊技機としてのパチンコ機における遊技制御装置と画像表示装置とを示す構成図、図2は実施例の画像表示装置におけるスクロールグランドモードによる仮想画面から表示画面への過程を示す図、図3は実施例の画像表示装置におけるスプライトグランドモードによる仮想画面から表示画面への過程を示す図、図4は実施例のコントロール部の内部およびCGROMの内部を示す構成図、図5は実施例の遊技状況と表示画面構成モードとの関係を示す図表、図6は実施例の遊技状況とアニメーションモードとの関係を示す図表、図7は実施例のスクロール画面のエリア構成を示す図、図8は実施例のパチンコ機を示す正面図である。
【0010】
図8において、パチンコ機はパチンコ店の島に据え付けるための外枠11を備え、外枠11の前面には前枠12が図外のヒンジにより開閉可能に取り付けられ、前枠12の内周縁には金枠13が固定され、金枠13内にはガラス枠14が図外のヒンジにより開閉可能に取り付けられ、ガラス枠14内には透明なガラス15が嵌め殺しに装着され、ガラス枠14の下縁部には上皿セット16が取り付けられ、前枠12の一側縁部には施錠装置17が組み付けられ、この施錠装置17の施錠・解錠動作により前枠12が外枠11に対し開閉可能となるとともにガラス枠14が前枠12に対し開閉可能となる。また、前枠12の下縁部には打球発射装置のハンドルグリップ18および下皿セット19が組み付けられ、前枠12の内部には遊技板20がガラス15に対面するように装着される。遊技板20のセンタには液晶カラーパネル3を有する画像表示装置2が取り付けられ、遊技板20の画像表示装置2の周囲に位置する部分にはバンド21、遊技釘22、ランプ風車23、風車24、始動入賞口25,26、入賞口27、開閉体28を有する可変入賞球装置(アタッカー)29およびアウト口30などが設けられる。
【0011】
よって、上記パチンコ機は、上皿セット16に図外の遊技球を入れ、ハンドルグリップ18を一方向に回転操作すると、図外の発射装置が遊技球を一球づつ上皿セット16よりバンド21内に発射する。この発射された遊技球はバンド21内における遊技領域の上部にバンド21に沿い導かれ、その遊技球の上向きの推力がその遊技球の重力よりも小さくなることによって、遊技球は遊技領域を下方に向けて転がり、その転がる途中で遊技釘22やランプ風車23または風車24などに当たりながら始動入賞口25,26に入って画像表示装置2を動かす始動球となったり、入賞口27に入って定数の遊技球を上皿セット16に当たり球として供給する定数供給球となったり、始動入賞口25,26や入賞口に27入らなかった遊技球はアウト口30に入ってアウト球となる。また、画像表示装置2がその可変表示動作後の停止図柄の組み合わせにより大当たり表示になると、可変入賞球装置29の開閉板28が開閉動作し、遊技領域内に打ち込まれた遊技球に対する当たり球となる確率が高くなる。この可変入賞球装置29における開閉動作、入賞口27への入賞による定数供給動作、ランプ風車23の点滅などは遊技板の裏面に組み付けられた図1に示す遊技制御装置1にて制御される。
【0012】
図1において、遊技制御装置1および画像表示装置2について詳述する。この遊技制御装置1は予め設定されたプログラムにしたがって動作するマイクロコンピュータに構成され、遊技開始情報、スクロール情報、リーチ情報、大当たり情報および確率変動情報などの各種の遊技情報に対応する各種の指定データを画像表示装置2に出力する。
【0013】
遊技開始情報は、遊技制御装置1が例えばハンドルグリップ18の回転操作を検出した図外のセンサからの遊技開始検出信号を受信することによって出力する信号である。スクロール情報は、遊技制御装置1が始動入賞口25,26に遊技球の入賞したことを検出した図外のセンサからの入賞検出信号を受信することによって出力する信号である。リーチ情報は、遊技制御装置1に内蔵された図外の乱数を用いる停止図柄組み合わせ決定手段が上記入賞検出信号に起因する後述のスクロールキャラクタの停止以前に3つのスクロールキャラクタのうちの先に停止する2つのスクロールキャラクタの図柄が同一となる組み合わせ停止の決定にもとづき出力する信号であり、このリーチ情報にはノーマルリーチ情報と、これよりも大当たりとなる確率を高く設定したスーパリーチ情報とがある。大当たり情報は、上記停止図柄組み合わせ決定手段が入賞検出信号に起因してスクロールキャラクタの停止以前に3つのスクロールキャラクタの全部が停止した場合に同一図柄となる組み合わせ停止の決定にもとづき出力する信号である。確率変動情報は、遊技制御装置1に内蔵された図外の確率変動決定手段が上記大当たりの決定にもとづく同一図柄が予め設定された例えば「7」のような確率変動図柄の場合に出力する信号である。遊技制御装置1が確率変動情報を出力し、画像表示装置2の液晶カラーパネル3の表示面3aに確率変動図柄が一列方向または斜め方向などの特定方向に全部揃って停止して表示されると、例えば大当たり表示の発生する確率が高くなり、遊技者にとって有利な遊技状態となる高確率状態が次回の大当たりが発生するまでの間設定される。
【0014】
図1に示す画像表示装置2は大まかには液晶カラーパネル3、キャラクタジェネレータROM(以下、CGROMと称する)4および表示制御装置5を備える。液晶カラーパネル3は遊技板20(図8参照)の前面に配置される表示面3a、Xドライブ回路3b、Yドライブ回路3cおよびX−Y制御回路3dを有し、X−Y制御回路3dが表示制御装置5からの各種の指定データを受け取ってXドライブ回路3bおよびYドライブ回路3cを制御し、これらXドライブ回路3bおよびYドライブ回路3cが走査動作によって表示面3aに画像を表示する。CGROM4には、スクロール画面4a、ミドルグランド画面4bおよび複数のスプライト画面4cからなる仮想画面を構成するための画面データに加え、その画面データを読み出すためのアドレス、カラーパレットRAM5cを指定するためのアドレスおよび表示設定データなどが予め格納されている。
【0015】
表示制御装置5はラインRAM5a、予め設定されたプログラムにしたがってレジスタアドレス指定方式で動作する1チップマイクロプロセッサに構成されたコントロール部5bおよびカラーパレットRAM5cを備え、コントロール部5bは合成表示手段5dと表示優先順位選択手段5eとアニメーションモード選択手段5fおよびデータ圧縮手段5gを内蔵し、このコントロール部5bの合成表示手段5dが遊技制御装置1からの遊技開始情報、入賞情報、リーチ情報、大当たり情報および確立変動情報などの遊技情報に応じCGROM4から図2のA図に示すスクロール画面4a、ミドルグランド画面4bおよびスプライト画面4cを抽出し、これらの抽出したスクロール画面4a、ミドルグランド画面4bおよびスプライト画面4cそれぞれにカラーパレットRAM5cから抽出した色信号を付加するとともに、これらの色信号の付加されたスクロール画面4a、ミドルグランド画面4bおよびスプライト画面4cそれぞれを重ね合わせた図2のB図に示す表示画面6を液晶カラーパネル3の表示面3aに可変表示するように液晶カラーパネル3を表示制御する。
【0016】
表示優先順位選択手段5eは、遊技制御装置1からコントロール部5bに送られてくる指定データに応じ、スプライトグランドモードとスクロールグランモードのいずれかを選択する。スクロールグランドモードは、CGROM4より抽出されたスプライト画面4c・ミドルグランド画面4b・スクロール画面4aを、図2のA図に示すように、スプライト画面4c・ミドルグランド画面4b・スクロール画面4aの順に手前より重ね合わせることによって、図2のB図に示す表示画面6を構成し、この表示画面6を液晶カラーパネル3の表示面3aに可変表示する表示画面構成モードである。スプライトグランドモードは、CGROM4より抽出されたスプライト画面4c・ミドルグランド画面4b・スクロール画面4aを、図3のA図に示すように、ミドルグランド画面4b・スクロール画面4a・スプライト画面4cの順に手前より重ね合わせることによって、図3のB図に示す表示画面6を構成し、この表示画面6を液晶カラーパネル3の表示面3aに可変表示する表示画面構成モードである。この表示優先順位選択手段5eにおける遊技情報(遊技状況)と表示画面構成モードとの関係は、例えば図5に示すように設定され、CGROM4にデータマップとして予め記憶される。この図5においては、パチンコ機の電源が投入されると、スクロールグランドモードとなり、スプライト画面4cが最も手前に配置され、スプライト画面4cの下にミドルグランド画面4bが配置され、このミドルグランド画面4bの下にスクロール画面4aが配置された状態となる。そして、図8に示すハンドルグリップ18が遊技者にて一方向に回転操作されてから、遊技球の図8に示す始動入賞口25,26への入賞、外れ、ノーマルリーチおよびスーパリーチまでの間は、スプライトグランドモードとなり、ミドルグランド画面4bが最も手前に配置され、このミドルグランド画面4bの下にスクロール画面4aが配置され、このスクロール画面4aの下にスプライト画面4cが配置された状態となり、液晶カラーパネル3の表示面3aに可変表示される表示画面6はスクロールキャラクタを重視した状態となる。また、大当たり中または確率変動図柄大当たり中は、再びスクロールグランドモードとなり、アニメーションキャラクタを重視した物語り風の動画が液晶カラーパネル3の表示面3aに可変表示される。
【0017】
アニメーションモード選択手段5fは、遊技制御装置1からコントロール部5bに送られてくる指定データに応じ、スプライトアニメーションモードとミドルグランドアニメーションモードのいずれかを選択する。スプライトアニメーションモードはCGROM4より抽出されたアニメーションキャラクタをスプライト画面に表示して液晶カラーパネル3の表示面3aに可変表示するアニメーションモードであり、ミドルグランドアニメーションモードはCGROM4より抽出されたアニメーションキャラクタをミドルグランド画面に表示して液晶カラーパネル3の表示面3aに可変表示するアニメーションモードである。このアニメーションモード選択手段5fにおける遊技情報(遊技状況)とアニメーションモードとの関係は、例えば図6に示すように設定され、CGROM4にデータマップとして予め記憶される。この図6においては、パチンコ機の電源が投入されると、スプライトアニメーションモードとなり、アニメーションキャラクタがスプライト画面4cに描かれた状態となる。そして、入賞から外れとノーマルリーチおよびスーパリーチまでの間は、ミドルグランドアニメーションモードとなり、アニメーションキャラクタがミドルグランド画面4bに描かれた状態となる。また、大当たり中または確率変動図柄大当たり中は、再びスプライトアニメーションモードとなり、アニメーションキャラクタを重視した物語り風の動画が液晶カラーパネル3の表示面3aに可変表示される。
【0018】
データ圧縮手段5gは遊技制御装置1からコントロール部5bに送られてくる指定データに応じスプライト画面・ミドルグランド画面・スクロール画面のうちの1つ以上の画面の色指定にランレングス法などのようなデータ圧縮を用いる。
【0019】
上記スクロール画面4aは、液晶カラーパネル3の表示面3aにもとづき複数行複数列に区分されたスクロールエリアにスクロールキャラクタを表示するための仮想画面である。複数行複数列中の行は縦方向とし、列は横方向とする。スクロールエリアはパチンコ機では3×2の6区分または3×3の9区分に設定されるのが一般的であり、この実施例では9区分を例として掲げ、例えば、図7に示す第1エリア〜第9エリアを有し、スクロールキャラクタのみを可変表示するか、またはスクロールキャラクタおよびこれに対応する疑似スクロールキャラクタの両方を可変表示する。つまり、スクロールキャラクタのみを可変表示する場合は、スクロールキャラクタが第1エリア〜第9エリアのそれぞれに可変表示される。スクロールキャラクタおよび疑似スクロールキャラクタの両方を可変表示する場合は、例えばスクロールキャラクタが上部第1列目における3つのスクロールエリアとしての第1エリア〜第3エリアそれぞれに可変表示され、疑似スクロールキャラクタが中間部第2列目および下部第3列目の二列における6つのスクロールエリアとしての第4エリア〜第9エリアそれぞれに可変表示される。上記スクロールキャラクタそれぞれは、例えば数字の「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、「9」およびアルファベットの「A」、「B」、「C」、「D」、「E」の合計15種類の図柄である。上記疑似スクロールキャラクタは、上記スクロールキャラクタと上下方向で関連した図柄であることから、上記6つのスクロールエリアのうち、第4エリアおよび第7エリアの組、第5エリアおよび第8エリアの組、第6エリアおよび第9エリアの組それぞれに可変表示される。疑似スクロールキャラクタのうちで、スクロールキャラクタの図柄中の「0」〜「9」それぞれに対応する疑似スクロールキャラクタは、スクロールキャラクタと同一数で大きな外形を有する数字に図案化した足と耳および手を付加したした図柄を有し、スクロールキャラクタの図柄中の「A」〜「E」それぞれに対応する疑似スクロールキャラクタは、動作表現の異なる怪獣を図案化した図柄を有する。
【0020】
上記ミドルグランド画面4bは液晶カラーパネル3の表示面3aにその表示面3a全体を覆う例えば空とか背景などの図柄を表示するための仮想画面である。
【0021】
上記スプライト画面4cは液晶カラーパネル3の表示面3aにアニメーションキャラクタを表示するための仮想画面であり、この実施例では第1スプライト画面4c−1、第2スプライト画面4c−2、第3スプライト画面4c−3および第4スプライト画面4c−4を備える。
【0022】
上記画像表示装置2の画像表示処理について図4を用いて詳述する。この画像表示処理ではレジスタアドレス指定方式を使用しており、CGROM4には表示設定データ、各スクロールネームデータ、スプライトネーム群データ、スプライト位置群データ、グランドネームデータ、アニメスプライトネーム群データ、アニメグランドネームデータ、スプライトカラーパレットデータ、グランドカラーパレットデータ、スクロールカラーパレットデータ、各スクロール画面データ、ミドルグランド画面データおよびスプライト画面データを予め記憶しておき、遊技制御装置1が指定データとしてスプライトネーム群指定データ、スプライト位置群指定データ、グランドネーム指定データおよび第1〜第9エリアに対応する各スクロールネーム指定データを表示制御装置5のコントロール部5bにおけるレジスタに転送することによって、コントロール部5bがCGROM4から必要な画面データおよび色データを読み出してスプライトキャラクタとミドルグランドおよびスクロールキャラクタを液晶カラーパネル3の表示面3aの所定位置に可変表示する。上記レジスタは、スプライトネーム群指定データレジスタ、スプライト位置群指定データレジスタ、グランドネーム指定データレジスタ、上記第1エリア〜第9エリアに対応する第1〜第9スクロールネーム指定データレジスタにより構成されている。
【0023】
上記表示設定データはスクロールエリア区分設定データとスクロール方向設定データとから構成され、電源投入後においてプログラムの1スキャニングごとのように周期的に、コントロール部5bがCGROM4から表示設定データを読み出し、コントロール部5bが表示設定データ中のスクロールエリア区分設定データに応じスクロールエリアの区分を6区分または9区分のいずれかに設定し、コントロール部5bが表示設定中のスクロール方向設定データに応じスクロールキャラクタのスクロール方向を横方向または縦方向のいずれかに設定する。例えば、9区分を意味するスクロールエリア区分設定データと、縦方向を意味するスクロール方向設定データとをCGROM4に予め記憶しておくことによって、コントロール部5bが電源投入後に周期的にスクロールエリアを9区分に設定するとともにスクロールキャラクタのスクロール方向を横方向に設定する。
【0024】
上記スプライトネーム群指定データは、表示する複数のスプライトキャラクタのネーム(CGROM4のアドレスに相当)の登録されたスプライトネーム群データと、そのスプライト画面4cの色を保管したカラーパレットRAM5cを決めるスプライトカラーパレット指定データと、スプライトアニメーションモードの開始および終了とを指定するデータである。このスプライトネーム群指定データは例えば10ビットの実スプライトネーム群指定データに1ビットのスプライトアニメスタートデータを付加した11ビットに構成される。スプライトアニメスタートデータが「1」ならばスプライトアニメーションモードの開始、「0」ならばスプライトアニメーションモードの終了と定める。つまり、スプライトネーム群指定データが遊技制御装置1からコントロール部5bに出力されると、コントロール部5bはスプライトアニメスタートデータが「1」か「0」かを判定する。スプライトアニメスタートデータが「0」のとき、コントロール部5bは、スプライトアニメーションモードでない通常のモードであると判定し、実スプライトネーム群指定データを9倍し、この9倍のデータにスプライトネーム群データグループ先頭アドレスを付加した19ビットのスプライトネーム群データアドレスを形成し、このスプライトネーム群データアドレスをCGROM4に出力する。これによって、コントロール部5bはCGROM4よりスプライトネーム群データを読み出し、このスプライトネーム群データにもとづき第1〜第4スプライトネームデータおよびスプライトカラーパレット指定データを読み出す。スプライトアニメスタートデータが「1」のとき、コントロール部5bは、スプライトアニメーションモードであると判定し、実スプライトネーム群指定データを10倍し、この10倍のデータにアニメスプライトネーム群データグループ先頭アドレスを付加した19ビットのアニメスプライトネーム群データアドレスを形成し、このアニメスプライトネーム群データアドレスをCGROM4に出力する。これによって、コントロール部5bはCGROM4よりアニメスプライトネーム群データを読み出し、このアニメスプライトネーム群データにもとづき第1〜第4スプライトネームデータ、スプライトカラーパレット指定データおよびスプライトアニメ動きデータを読み出す。
【0025】
上記スプライト位置群指定データは表示する複数のスプライトキャラクタの位置の登録されたスプライト位置群データを指定するデータであって、このスプライトネーム群指定データは10ビットに構成される。このスプライト位置群指定データが遊技制御装置1からコントロール部5bに出力されると、コントロール部5bはスプライト位置群指定データを8倍し、この8倍のデータにスプライト位置群データグループ先頭アドレスを付加した19ビットのスプライト位置群データアドレスを形成し、このスプライト位置群データアドレスをCGROM4に出力する。これによって、コントロール部5bはCGROM4よりスプライト位置群データを読み出し、このスプライト位置群データにもとづき第1〜第4スプライト位置データを読み出す。
【0026】
上記グランドネーム指定データは、表示するミドルグランド画面4bのネーム(CGROM4のアドレスに相当)の登録されたグランドネームデータを指定し、そのミドルグランド画面4bの色を保管したカラーパレットRAM5cを決めるグランドカラーパレット指定データを指定し、スクロール画面4aの色を保管したカラーパレットRAM5cを決めるスクロールカラーパレット指定データを指定し、ミドルグランドアニメーションモードの開始および終了を指定するデータである。このグランドネーム指定データは10ビットの実グランドネーム指定データに1ビットのグランドアニメスタートデータを付加した11ビットに構成される。グランドアニメスタートデータは「1」ならばミドルグランドアニメーションモードの開始、「0」ならばミドルグランドアニメーションモードの終了と定められている。つまり、グランドネーム指定データが遊技制御装置1からコントロール部5bに出力されると、コントロール部5bはグランドアニメスタートデータが「1」か「0」かを判定する。グランドアニメスタートデータが「0」のとき、コントロール部5bは、ミドルグランドアニメーションモードでない通常のモードであると判定し、実グランドネーム指定データを4倍し、この4倍のデータにグランドネームデータグループ先頭アドレスを付加した19ビットのグランドネームデータアドレスを形成し、このグランドネームデータアドレスをCGROM4に出力する。これによって、コントロール部5bはCGROM4よりグランドネームデータを読み出し、このグランドネームデータにもとづき実グランドネームデータ、グランドカラーパレット指定データおよびスクロールカラーパレット指定データを読み出す。グランドアニメスタートデータが「1」のとき、コントロール部5bは、ミドルグランドアニメーションモードであると判定し、実グランドネーム指定データを5倍し、この5倍のデータにアニメグランドネームデータグループ先頭アドレスを付加した19ビットのアニメグランドネームデータアドレスを形成し、このアニメグランドネームデータアドレスをCGROM4に出力する。これによって、コントロール部5bはCGROM4よりグランドネームデータを読み出し、このグランドネームデータにもとづき実グランドネームデータ、グランドカラーパレット指定データ、スクロールカラーパレット指定データおよびグランドアニメ動きデータを読み出す。
【0027】
上記各スクロールネーム指定データは区分された各スクロールエリアに表示するスクロールキャラクタのネーム(CGROM4のアドレスに相当)の登録された各スクロールネームデータを指定するデータであって、この各スクロールネーム指定データはスクロールエリアの最大区分数と同数設けられ、この実施例では第1〜第9エリアに対応する9つのスクロールネーム指定データが設定され、9区分の場合には9つのスクロールネーム指定データの全部を有効とし、6区分の場合には6つのスクロールネーム指定データを有効とする。各スクロールネーム指定データは11ビットに構成されており、このスクロールネーム指定データが遊技制御装置1からコントロール部5bに出力されると、コントロール部5bはスクロールネーム指定データを2倍し、この2倍のデータに各スクロールネームデータグループ先頭アドレスを付加した19ビットの各スクロールネームデータアドレスを形成し、この各スクロールネームデータアドレスをCGROM4に出力する。これによって、コントロール部5bはCGROM4より各スクロールネームデータ(第1〜第9スクロールネームデータ)を読み出し、この各スクロールネームデータにもとづきスクロールエリアそれぞれに表示される第1〜第9スクロールキャラクタ画面データを読み出す。
【0028】
要するに、この実施例によれば、遊技制御装置1からスプライトネーム群指定データ、スプライト位置群指定データ、グランドネーム指定データおよびスクロールネーム指定データなどの各指定データを受け取ることによって、スプライト画面4c、ミドルグランド画面4bおよびスクロール画面4aを組み合わせた疑似立体画面でスクロールキャラクタと背景画およびアニメーションキャラクタを表現することができる。つまり、メモリより抽出した画面データを平面的に組み合わせた多数のフレームを構成するとともに多数のフレームを紙芝居や日めくりのように一枚一枚差し替える従来方式では、アニメーションキャラクタや文字を表現するときスクロール画面のスクロールキャラクタを入れ替える必要がある。これに比べ、この実施例では、画面データ量および色データ量の多いスクロール画面4aを入れ替えずに、画面データ量および色データ量が少なくて済むスプライト画面4cのみを入れ替えるだけで、アニメーションキャラクタや文字を自由に表現できる。よって、可変表示のためのデータ量をできるだけ少なくしつつ、疑似立体画面を可変表示し、その時々の遊技の意外性や喜志などを鮮明に表現して遊技性を向上することができる。上記スプライト画面4cがスクロール画面4aよりも可変表示のための画面データ量および色データ量が少なくなるのは、スプライト画面4cがスクロール画面4aの前側に配置されることから透明領域が多く、それだけ画面データおよび色データが少なくなることに起因する。
【0029】
この実施例ではパチンコ機を図示して説明したが、この発明はパチンコ機以外のスロットマシンなどの遊技機にも適用可能である。スロットマシンに適用する場合には、上記実施例における遊技開始情報およびスクロール情報を、スロットマシンへのメダルの投入を検出した情報と読み替えるとともに、複数行それぞれのスクロールキャラクタの停止をスロットマシン前面のストップボタンの操作で行うように読み替えることによって、この発明がスロットマシンなどの遊技機にも適用可能であることは容易に理解できるであろう。
【0030】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、スプライト画面およびミドルグランド画面およびスクロール画面が、遊技情報により、重ね合わされた状態で、液晶カラーパネルの表示面に可変表示される構成であるので、可変表示のためのデータをできるだけ少なくしつつ、いままでにない疑似立体画面を表現することができ、その時々の遊技性を高めることができるうえ、プライトアニメーションモードとミドルグランドアニメーションードを遊技情報に応じ選択する構成によれば、例えばアニメーションキャラクタがミドルグランド画面またはスプライト画面のいずれかに描かれた、いままでにない疑似立体画面を少ないデータ量で可変表示できる新規な効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のパチンコ機における遊技制御装置および画像表示装置を示す構成図である。
【図2】 実施例の画像表示装置におけるスクロールグランドモードによる仮想画面から表示画面への過程を示す図である。
【図3】 実施例の画像表示装置におけるスプライトグランドモードによる仮想画面から表示画面への過程を示す図である。
【図4】 実施例のコントロール部の内部およびCGROMの内部を示す構成図である。
【図5】 実施例の遊技状況と表示画面構成モードとの関係を示す図表である。
【図6】 実施例の遊技状況とアニメーションモードとの関係を示す図表である。
【図7】 実施例のスクロール画面のエリア構成を示す図である。
【図8】 実施例のパチンコ機を示す正面図である。
【符号の説明】
2 画面表示装置
3 液晶カラーパネル
3a 液晶カラーパネルの表示面
4 CGROM(キャラクタジェネレータROM)
4a スクロール画面
4b ミドルグランド画面
4c スプライト画面
5 表示制御装置
5b コントロール部
5d 合成表示手段
5e 表示優先順位選択手段
5f アニメーションモード選択手段
5g データ圧縮手段

Claims (1)

  1. 遊技機での遊技情報に応じメモリより抽出した画像データを遊技板に設けられた液晶カラーパネルに可変表示する遊技機の画像表示装置において、液晶カラーパネルの表示面にスクロールキャラクタを表示するためのスクロール画面と液晶カラーパネルの表示面にその表示面全体を覆う図柄を表示するためのミドルグランド画面および液晶カラーパネルの表示面にアニメーションキャラクタを表示するためのスプライト画面からなる仮想画面を構成するための画面データを予め格納したメモリと、遊技情報に応じメモリよりスクロール画面とミドルグランド画面およびスプライト画面を抽出して液晶カラーパネルの表示面にスクロールキャラクタと背景画およびアニメーションキャラクタを重ね合わせて可変表示する合成表示手段と、上記遊技情報とは異なる遊技情報に応じアニメーションキャラクタをスプライト画面に表示するスプライトアニメーションモードとアニメーションキャラクタをミドルグランド画面に表示するミドルグランドアニメーションモードのいずれかを選択するアニメーションモード選択手段とを備えたことを特徴とする遊技機の画像表示装置。
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