JP2003181018A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003181018A
JP2003181018A JP2001380160A JP2001380160A JP2003181018A JP 2003181018 A JP2003181018 A JP 2003181018A JP 2001380160 A JP2001380160 A JP 2001380160A JP 2001380160 A JP2001380160 A JP 2001380160A JP 2003181018 A JP2003181018 A JP 2003181018A
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Sadao Ioki
定男 井置
Hideo Taguchi
英雄 田口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 各画像を効果的に表示しつつ、ゲームの進行
に応じて重要となる画像を強調して表示することを可能
とする遊技機を提供する。 【解決手段】 ゲームの結果を導出表示可能な識別画
像、複数の装飾画像から構成されたステージ画像、及
び、演出画像を表示させる表示制御手段を備える。演出
画像を出現させる場合に、識別画像との関係での装飾画
像の表示優先順位を変更して、該変更以前は該識別画像
より下位の表示優先順位にあった所定の装飾画像の表示
優先順位を識別画像の表示優先順位より高める。さら
に、該変更によって表示優先順位が識別画像より高くな
った所定の装飾画像が背景となるように演出画像を出現
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示状態を変化可
能な表示手段を備えた、例えばパチンコ遊技機、パチス
ロ遊技機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、遊技機としてのパチンコ遊技機に
は、遊技盤上に複数の図柄による変動表示ゲームを表示
可能な表示装置と、始動入賞口を設け、該始動入賞口へ
の遊技球の入賞に基づき該表示装置において複数の図柄
を変動表示させることで変動表示ゲームを行うようにし
たパチンコ遊技機が知られている。
【0003】上記変動表示ゲームは、複数の図柄から構
成される図柄列を、表示装置に形成された、例えば左、
中、右の表示領域の各々で上から下に各図柄が移動する
ように変動表示させることで行われ、変動表示ゲームの
開始から所定時間経過した時点で、各表示領域の変動表
示を例えば左、右、中の順に停止させて各々所定の図柄
を停止表示することで表示結果を導出することとなって
いる。なお、この表示結果は例えば変動表示ゲームの開
始当初で既に決定されていて、該複数の表示領域の変動
表示においては、該既に決定されている表示結果と一致
するように各図柄が停止制御される。
【0004】そして、変動表示ゲームが終了した際に複
数の表示領域の各々に停止表示された各図柄が予め定め
られた特別表示結果(例えば、「1,1,1」、「2,
2,2」・・・等のぞろ目数字の何れか)を形成した場
合に、遊技価値の付与として特別遊技状態(大当り遊技
状態)を発生させ、例えば遊技盤に設けられている変動
入賞装置を開状態に変換することで遊技者が多量の遊技
球を獲得可能な状態となる。また、変動表示ゲームが終
了する間際、例えば左表示領域と右表示領域の変動表示
が停止して、中表示領域の変動表示のみが行われている
状態で、左と右に停止表示された図柄がリーチ表示態様
(例えば、「2,−,2」、−は未停止状態を表す)を
形成してリーチ(リーチ状態)となった場合に、中表示
領域における変動表示の速度を低速にすると共にその変
動表示時間を通常よりも長くするようなリーチ変動表示
を行うことで遊技者に特別表示結果の成立(特別遊技状
態の発生)に対する期待感を高めるようにしたものも一
般的となっている。
【0005】また、最近の遊技機では上記表示装置とし
てより多彩な表現が可能な液晶表示装置等を備えるもの
が多くなってきている。このような表示装置を備えた場
合には、上記変動表示する図柄(識別画像)の他に、変
動表示ゲームの興趣や期待感を高めるための種々の画像
を同時に表示するようになっている。
【0006】上記画像としては、識別画像の周りや背景
を装飾する装飾画像(例えば木や山等)が含まれて変動
表示ゲームが行われるステージを形成するステージ画像
や、変動表示ゲームがリーチとなった場合等において当
該変動表示ゲームを演出するキャラクタ(人や動物を模
したキャラクタ)等の演出画像などがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較的
表示面積の限られた表示装置に対して、上記識別画像や
装飾画像および演出画像を同時に表示してしまうと、表
示内容が煩雑化してしまうといった問題点がある。しか
も一般的に各画像は複数或いは複数種類に設定(例え
ば、装飾画像には木や山が設定)されている場合が多く
それらの多くの画像の表示により、さらに煩雑になって
しまい、識別画像の視認性、装飾画像の装飾性、演出画
像の演出性等、各画像の本来の機能を十分に高められな
いばかりか、かえって阻害してしまうおそれもあった。
このため、ゲームの進行に応じて重要となる画像が入れ
替わる場合に、この入れ替わりに応じて重要となる画像
を強調して表示することが困難であるという問題もあっ
た。
【0008】この発明は、上記のような問題点を解決す
るためになされたもので、表示手段による表示に、識別
画像、装飾画像及び演出画像を同時に表示しても、表示
内容が煩雑となったり、各画像を効果的に表示できなか
ったりすることを防止しつつ、ゲームの進行に応じて重
要となる画像を強調して表示することを可能とする遊技
機を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、表示状態を変化可能な表示
手段と、該表示手段に、ゲームの結果を導出表示可能な
識別画像、表示優先順位を異にする複数の装飾画像から
構成され該ゲームのステージを形成可能なステージ画
像、及び、該ゲームの演出を行う演出画像を表示させる
表示制御手段と、を備えた遊技機において、前記表示制
御手段は、前記識別画像と装飾画像の表示優先順位を設
定する優先順位設定手段と、前記ゲームの結果若しくは
途中結果に関連して、所定の頻度で前記演出画像を前記
表示手段による表示に出現させる演出画像制御手段と、
を備え、前記優先順位設定手段は、前記演出画像制御手
段による演出画像の出現に関連して、前記識別画像との
関係での前記装飾画像の表示優先順位を変更する優先順
位変更手段を備え、前記優先順位変更手段は、前記演出
画像制御手段が演出画像を出現させる場合に、前記識別
画像との関係での前記装飾画像の表示優先順位を変更し
て、該変更以前は該識別画像より下位の表示優先順位に
あった所定の装飾画像の表示優先順位を前記識別画像の
表示優先順位より高め、前記演出画像制御手段は、当該
表示優先順位の変更によって表示優先順位が前記識別画
像より高くなった前記所定の装飾画像が背景となるよう
に前記演出画像を出現させるようにしたことを特徴とし
ている。
【0010】ここで、遊技機とは、例えば「識別画像の
導出表示結果が予め定められた特別表示結果となった場
合に、遊技者にとって有利な大当り状態(特別遊技状
態)を発生可能な遊技機」であり、具体的には、例えば
パチンコ遊技機やスロットマシンなどが挙げられる。な
お、特別遊技状態とは、遊技媒体の大量獲得が容易な状
態(通常遊技時に比べて遊技者に特に有利となる遊技状
態)のことをいい、この特別遊技状態には、例えば、第
1種のパチンコ遊技機における大入賞口(特別変動入賞
装置ともいう)の開放、第3種のパチンコ遊技機におけ
る権利発生の状態、或いは電動役物を複数備えた一般電
役機における電動役物を連続して開放させる状態、スロ
ットマシンでのボーナスゲーム(ビッグボーナスゲー
ム、レギュラーボーナスゲーム)などが含まれる。表示
手段は、例えば液晶表示装置、CRT(陰極線管)表示
装置、多数の発光素子を配列した表示装置などの単体の
装置により構成してもよいし、或いは、これらのうち複
数の装置を組合せて構成してもよく、本発明を実施しう
る程度に表示状態を変化可能であればよい。表示制御手
段は、例えば、複数の制御装置から構成しても良いし、
単数の制御装置で構成しても良い(例えば、遊技を統括
的に制御する遊技制御装置と、遊技制御装置からの指令
信号に基づいて表示手段の表示内容を制御する表示制御
装置と、から構成してもよいし、表示制御装置のみで構
成してもよい)。識別画像は、例えば、数字(漢数
字)、文字、記号、キャラクタ等、異なる種類の識別画
像どうしを視覚により識別可能な態様で表示される。ゲ
ームの結果とは、例えばパチンコ遊技機等における大当
り若しくはハズレ、或いは、確変図柄での大当り或いは
非確変図柄での大当り等であることが挙げられるが、こ
れに限らず、例えばスロットマシンにおける各種入賞
(ビッグボーナス、レギュラーボーナス、小役、リプレ
イ等)の成立/不成立であることが挙げられる。また、
ゲームの途中結果とは、例えばパチンコ遊技機等におい
てリーチ状態が発生するか否か、或いは、発生する場合
にその種類が何れになるか(特定種類のリーチ状態が発
生するか)についてであることが挙げられる。所定の装
飾画像とは、1つでも良いし、複数でも良いが、複数の
場合には、例えば表示優先順位が連続する装飾画像であ
ることが挙げられる。なお、表示優先順位の変更により
識別画像よりも表示優先順位が高められても、演出画像
の背景とならない装飾画像は、「所定の装飾画像」に該
当しない。
【0011】請求項1に記載の発明によれば、表示手段
に、ゲームの結果を導出表示可能な識別画像と、表示優
先順位を異にする複数の装飾画像から構成され該ゲーム
のステージを形成可能なステージ画像と、ゲームの演出
を行う演出画像とを表示させるので、多彩で興趣性の高
い表示によりゲームを実行することができる。特に、ゲ
ームの結果若しくは途中結果に関連して、所定の頻度で
演出画像を表示手段による表示に出現させるので、演出
画像を出現させた場合にゲームの結果若しくは途中結果
に対する期待感を高めることができるが、演出画像が出
現される場合には、演出画像の出現以前には識別画像よ
りも表示優先順位の低い所定の装飾画像の表示優先順位
が識別画像よりも高められ、その表示優先順位が高めら
れた所定の装飾画像が背景となるように演出画像が出現
されるので、演出画像の出現が不明確となることを防止
できるとともに、演出画像を興趣性を高めて表示できる
し強調することもできる。したがって、表示手段に識別
画像と装飾画像と演出画像を同時に表示しても表示内容
が煩雑となったり、各画像を効果的に表示できなかった
りすることを防止して、ゲームの進行に応じて重要とな
る画像を強調することが可能となる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1に記載の
遊技機において、前記演出画像制御手段は、ゲーム中に
おいて該ゲームの結果若しくは途中結果が導出表示され
る以前の段階で、当該ゲームの結果若しくは途中結果を
予告するための情報として前記演出画像を出現させるよ
うにしたことを特徴としている。
【0013】ここで、「予告するための情報」とは、例
えば、事前に示唆する情報や事前に報知する情報等を含
む。
【0014】この請求項2記載の発明によれば、演出画
像制御手段は、ゲーム中において該ゲームの結果若しく
は途中結果が導出表示される以前の段階で、当該ゲーム
の結果若しくは途中結果を予告するための情報として演
出画像を出現させるようにしたので、遊技者にとって重
要な予告機能を有する演出画像をより効果的に表示する
ことができる。
【0015】請求項3記載の発明は、請求項2に記載の
遊技機において、前記演出画像制御手段は、前記ゲーム
の結果若しくは途中結果に応じて、複数種類に設定され
た前記演出画像のうちの何れか1つ或いは複数を選択し
て出現させるようにしたことを特徴としている。
【0016】この請求項3記載の発明によれば、演出画
像制御手段は、ゲームの結果若しくは途中結果に応じ
て、複数種類に設定された演出画像のうちの何れか1つ
或いは複数を選択して出現させるようにしたので、複数
種類の演出画像の出現によりゲームをより多彩化できる
とともに出現する演出画像の種類に応じてゲームの結果
若しくは途中結果に対する期待感を変化させることがで
き興趣性を高めることができる。また、それら演出画像
の種類を確実に遊技者に認識させることができる。
【0017】請求項4記載の発明は、請求項1乃至請求
項3の何れかに記載の遊技機において、前記演出画像制
御手段は、前記出現させた演出画像を前記ゲームが終了
する以前に前記表示手段による表示から消失させるよう
にし、前記演出画像が消失させられた場合に、前記優先
順位設定手段は、前記表示優先順位の変更によって上位
となった装飾画像の前記識別画像との関係での表示優先
順位を前記表示優先順位の変更前の順位に戻すようにし
たことを特徴としている。
【0018】この請求項4記載の発明によれば、演出画
像制御手段は、出現させた演出画像をゲームが終了する
以前に表示手段による表示から消失させるようにし、優
先順位設定手段は、該演出画像が消失させられた場合
に、優先順位設定手段は、表示優先順位の変更によって
上位となった装飾画像の前記識別画像との関係での表示
優先順位を前記変更前の順位に戻すようにしたので、演
出画像が消失した後は、識別画像が強調されることとな
り、ゲームの結果が導出されるまでの過程に注目させる
ことができる。
【0019】請求項5記載の発明は、請求項1乃至請求
項4の何れかに記載の遊技機において、前記表示制御手
段は、前記識別画像をスクロール表示させて順次更新す
ることでゲームを実行し、前記優先順位変更手段が前記
識別画像との関係での前記装飾画像の表示優先順位を高
めるに際しては、該表示優先順位が高められたうちで最
下位の表示優先順位にある装飾画像を前記識別画像のス
クロールの表示終端部として、当該識別画像のスクロー
ル領域を狭めるようにしたことを特徴としている。
【0020】この請求項5記載の発明によれば、表示制
御手段は、識別画像をスクロール表示させて順次更新す
ることでゲームを実行し、優先順位変更手段が識別画像
との関係での装飾画像の表示優先順位を高めるに際して
は、該表示優先順位が高められたうちで最下位の表示優
先順位にある装飾画像を識別画像のスクロールの表示終
端部として、当該識別画像のスクロール領域を狭めるよ
うにしたので、なんら違和感無くスクロール領域を狭め
ることができるとともに、スクロール領域が狭められた
ことに関連して効率よく演出画像を表示する領域を確保
することができる。
【0021】請求項6記載の発明は、請求項5に記載の
遊技機において、前記表示制御手段は、前記ステージ画
像を、前記優先順位設定手段により表示優先順位を異な
らせて前記複数の装飾画像を表示優先順位に従って複数
重に重ねて表示し、下位の表示優先順位にあるそれぞれ
の装飾画像はそれらの一部ずつが見えるようにすること
によって構成し、前記優先順位設定手段は、前記演出画
像が出現していない場合に、各装飾画像との関係で何れ
か所定の表示優先順位で前記識別画像がスクロールする
ように該識別画像の表示優先順位を設定し、前記優先順
位変更手段は、各装飾画像との関係で前記所定の表示優
先順位よりも下位の表示優先順位で識別画像がスクロー
ルするように、装飾画像の表示優先順位を変更し、前記
演出画像制御手段は、前記変更後において前記識別画像
よりも上位かつ連続する表示優先順位の装飾画像間、或
いは、全装飾画像よりも手前側に表示されるように、各
装飾画像との関係での表示優先順位を設定して、演出画
像を出現させるようにしたことを特徴としている。
【0022】この請求項6記載の発明によれば、ステー
ジ画像は、優先順位設定手段により表示優先順位を異な
らせて複数の装飾画像を表示優先順位に従って複数重に
重ねて表示し、下位の表示優先順位にあるそれぞれの装
飾画像はそれらの一部ずつが見えるようにすることによ
って構成され、優先順位設定手段は、演出画像が出現し
ない場合に、各装飾画像との関係で何れか所定の表示優
先順位で識別画像がスクロールするように該識別画像の
表示優先順位を設定し、優先順位変更手段は、各装飾画
像との関係で前記所定の表示優先順位よりも下位の表示
優先順位で識別画像がスクロールするように、装飾画像
の表示優先順位を変更し、前記演出画像制御手段は、前
記変更後において前記識別画像よりも上位かつ連続する
表示優先順位の装飾画像間、或いは、全装飾画像よりも
手前側に表示されるように、各装飾画像との関係での表
示優先順位を設定して、演出画像を出現させるようにし
たので、識別画像および演出画像をより興趣性を高めて
表示できるステージにすることができ、また、識別画像
と演出画像および装飾画像を互いに関連づけて表示する
こともできるし、演出画像をより効率よく強調すること
もできる。
【0023】請求項7記載の発明は、請求項6に記載の
遊技機において、前記優先順位変更手段は、前記ゲーム
の結果を導出表示する場合は、前記識別画像の表示優先
順位を最上位に変更するようにしたことを特徴としてい
る。
【0024】この請求項7記載の発明によれば、優先順
位変更手段は、ゲームの結果を導出表示する場合は、識
別画像の表示優先順位を最上位に変更するようにしたの
で、識別画像により導出表示されたゲームの結果を確実
に遊技者に報知する(認識させる)ことができる。
【0025】請求項8記載の発明は、請求項6または請
求項7に記載の遊技機において、前記表示制御手段は、
前記優先順位変更手段が前記識別画像の表示優先順位を
変更することに応じて、当該識別画像の大きさを変化さ
せるようにしたことを特徴としている。
【0026】具体的には、例えば表示優先順位が高く、
手前側に表示する識別画像ほど、大きく表示し、逆に、
表示優先順位が低く、奥手側に表示する識別画像ほど、
小さく表示する。
【0027】この請求項8記載の発明によれば、表示制
御手段は、優先順位変更手段が識別画像の表示優先順位
を変更することに応じて、当該識別画像の大きさを変化
させるようにしたので、ゲームの進行に応じて、識別画
像を強調したいときとそうでないときとで、強調度合い
を明確に区別して識別画像を表示することができる。
【0028】請求項9記載の発明は、請求項6乃至請求
項8の何れかに記載の遊技機において、前記演出画像制
御手段は、演出画像を、各装飾画像との関係で何れの表
示優先順位に設定して出現させるかを選択する選択手段
を備え、前記選択手段は、予め決定されているゲームの
結果若しくは途中結果に基づいて、何れの表示優先順位
で演出画像を出現させるかを選択するようにしたことを
特徴としている。
【0029】この請求項9記載の発明によれば、演出画
像制御手段は、演出画像を、各装飾画像との関係で何れ
の表示優先順位に設定して出現させるかを選択する選択
手段を備え、選択手段は、予め決定されているゲームの
結果若しくは途中結果に基づいて、何れの表示優先順位
で演出画像を出現させるかを選択するようにしたので、
演出画像が何れの表示優先順位で出現したかに応じて、
その後のゲームの結果が大当りとなる確率や、ゲームの
途中結果として期待感の高いリーチが発生する確率が変
化するような遊技の進行を実現することが可能となり、
より多彩かつ期待感の高いゲームを行うことができる。
【0030】請求項10記載の発明は、請求項9に記載
の遊技機において、前記演出画像制御手段は、前記選択
手段が何れの表示優先順位を選択するかに応じて、異な
る種類の演出画像を出現させるようにしたことを特徴と
している。
【0031】この請求項10記載の発明によれば、演出
画像制御手段は、前記選択手段が何れの優先順位を選択
するかに応じて、異なる種類の演出画像を出現させるよ
うにしたので、演出画像が何れの表示優先順位で出現し
たかの他、どの種類の演出画像が出現したかに応じて、
その後のゲームの結果が大当りとなる確率や、ゲームの
途中結果として期待感の高いリーチが発生する確率が変
化するような遊技の進行を実現することが可能となり、
より多彩かつ期待感の高いゲームを行うことができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明に
係る実施の形態について説明する。本実施の形態は、本
発明に係る遊技機の適例としてのパチンコ遊技、特に、
いわゆる「第1種」に属するタイプのパチンコ遊技機に
ついて説明を行うものである。
【0033】図1に示すパチンコ遊技機100は、遊技
盤1により構成される遊技領域1a内に遊技球(遊技媒
体)を発射して遊技を行うものである。遊技盤1のガイ
ドレール2で囲まれた遊技領域1aには、普図始動ゲー
ト6,6、特別図柄(特図)表示装置4、普通図柄(普
図)表示器7、普通変動入賞装置9、特別変動入賞装置
5、一般入賞口8,…、風車と呼ばれる打球方向変換部
材14,…、多数の障害釘(図示略)などが配設されて
いる。
【0034】特別図柄表示装置4は、例えば、液晶表示
装置(LCD:Liquid Crystal Display)からなる変動
表示装置(表示手段)4aと、後述する表示制御装置
(表示制御手段)40(図2)とを備え、この表示制御
装置40の制御下で変動表示装置4aにおいて複数の識
別画像(=特図;詳細後述)を変動表示させることによ
り特図の変動表示ゲーム(ゲーム)が可能となってい
る。普図表示器7は、例えば、7セグメント型のLED
などによって構成され、普通図柄(例えば、図柄、数
字、記号など)の変動表示ゲームが行われるようになっ
ている。また、特別変動入賞装置5の開閉扉5aの右側
には、普図始動ゲート6,6に遊技球が入賞(普図の始
動入賞)して普図変動表示遊技が未処理となっている未
処理回数を表示する普図始動記憶表示器6aが配設され
ている。
【0035】普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時
は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態(遊
技者にとって不利な状態)を保持しているが、普図表示
器7の変動表示ゲームの結果が所定の停止表示態様(例
えば、「7」)となった場合には、逆「ハ」の字状に開
いて普通変動入賞装置9に遊技球が流入し易い状態(遊
技者にとって有利な状態)に変化されるようになってい
る。この普通変動入賞装置9は、特図の始動口も兼ね、
その内部(入賞領域)に特図始動センサ9b(図2)を
備えている。また、普図始動ゲート6,6内には、該普
図始動ゲート6,6を通過した遊技球を検出するための
普図始動センサ6b,6b(図2)が設けられている。
【0036】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aはその上端側が手前側に倒れる方向に回
動して開放可能になっていて、特図の変動表示ゲームの
導出表示結果が予め定められた特別表示結果(例えば、
「一,一,一」、「七,七,七」などのゾロ目)となっ
て大当たり等が発生した場合に、大入賞口5bが開放さ
れるようになっている。この大入賞口5bの内部(入賞
領域)には、該大入賞口5bに入った遊技球を検出する
ためのカウントセンサ5c(図2)と、大入賞口5bに
入った遊技球のうち継続入賞領域(V入賞領域)に流入
した遊技球を検出するための継続センサ5d(図2)が
配設されている。さらに、各一般入賞口8,…の内部
(入賞領域)には、該入賞口8,…に入った遊技球を検
出するための入賞口センサ8a,…(図2)が配設され
ている。
【0037】また、図2に示すように、パチンコ遊技機
は、遊技領域1aにおける遊技に関する統括的な制御を
行う遊技制御装置(表示手段)20を備えている。この
遊技制御装置20は、CPU(Central Processing Uni
t)21a、RAM(Random Access Memory)21b、
ROM(Read Only Memory)21c等を有する遊技用マ
イクロコンピュータ21、入力I/F23a、出力I/
F23b、発振器22等により構成されている。このう
ち、CPU21aは、制御部、演算部を備え、演算制御
を行う他、特図や普図の変動表示ゲームに関連する各種
乱数値なども生成している。各種乱数値には、特図の大
当り判定用乱数値や普図の当たり判定用乱数値、および
確変判定用乱数値などが含まれる。RAM21bは、普
通変動入賞装置9内に設けられた特図始動センサ9bの
オン信号の記憶(特図始動記憶)、および、普図始動ゲ
ート6,6に設けられた普図始動センサ6b,6bのオ
ン信号の記憶(普図始動記憶)の記憶領域、CPU21
aで生成される各種乱数値の記憶領域、各種データを一
時的に記憶する記憶領域、並びに、CPU21aの作業
領域を備えている。ROM21cには、遊技上の制御プ
ログラムや制御データが書き込まれている他、特図の大
当たり発生を判定するための特図の大当たり判定値、普
図の当たり発生を判定するための普図の当たり判定値、
および確変判定値などが書き込まれている。
【0038】また、入力I/F23aには、図示しない
ローパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、特図
始動センサ9b、普図始動センサ6b,6b、継続セン
サ5d、カウントセンサ5c、一般入賞口8,…の内部
に設けられ該一般入賞口8,…に入った遊技球を検出す
るための入賞口センサ8a,…などが接続されており、
これらからの各種信号が入力されている。そして、これ
ら各種信号は、入力I/F23aにより中継されて、C
PU21aに対し出力されている。一方、出力I/F2
3bには、CPU21aから出力される各種の制御信号
が入力され、これら制御信号は、出力I/F23bによ
り中継されて、図示しない出力ポート及びドライバーを
介して、普通図柄表示器7、特別変動入賞装置5の開閉
扉5aの駆動手段としての大入賞口ソレノイド5e、普
通変動入賞装置9の開閉部材9a,9aの駆動手段とし
ての普通電動役物(普電)ソレノイド6c、排出制御装
置30、表示制御装置40(詳細は以下で説明)、装飾
制御装置50、音制御装置60、盤用外部情報出力部8
1などに出力されている。
【0039】なお、排出制御装置30は、遊技制御装置
20からの指令に基づき、賞球の排出などを行うための
装置であり、装飾制御装置50は遊技制御装置20から
の指令に基づき、特図始動記憶表示装置4bや普図始動
記憶表示器6aの記憶表示を制御したり、ランプ類など
の装飾部材の点灯状態を制御したりするためのものであ
り、音制御装置60は遊技制御装置20からの指令に基
づき、スピーカ(図示略)による発音動作などを制御す
るためのものである。また、盤用外部情報出力部81
は、遊技制御装置20からパチンコ遊技機の外部に対し
出力される外部情報を中継するものである。
【0040】遊技制御装置20のCPU21aは、例え
ば、特図始動センサ9bからの検出信号(始動信号)の
入力等に基づき、RAM21bに記憶されている乱数値
を抽出し、該乱数値と、予めROM21cに記憶されて
いる判定値との比較により、遊技者に対して所定の遊技
価値(例えば、特別遊技状態の発生による賞球の大量獲
得の機会など)を付与するか否かを決定する。また、該
決定に基づいて、表示制御装置40に表示データを送っ
て変動表示装置4aに変動表示ゲームを行わせたり、音
制御装置60に音データを送って、スピーカより出力さ
れる効果音を制御したり、装飾制御装置50に装飾デー
タを送って、ランプ等の点灯状態を制御したりする。さ
らに、遊技制御装置20のCPU21aは、入賞口スイ
ッチ8a,…、特図始動センサ9b、アタッカーカウン
トスイッチ5cから入賞球の検出信号が入力された場合
に、それら検出信号に基づいて、排出制御装置30に賞
球データを送って所要数の賞球を排出させる制御も行
う。
【0041】また、図2に示すように、特別図柄表示装
置4の表示制御装置40は、遊技制御装置20からの指
令(表示制御情報)に基づいて、変動表示装置4aに識
別画像による特図の変動表示ゲームを含む各種の演出表
示や、その他の各種情報表示などを行わせる表示制御を
行う。
【0042】図2に示すように、表示制御装置40は、
CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read
Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)4
3、DMAC(Direct Memory Access Controller)4
4、発振器45、VDC(Video Digital Controller)
46、フォントROM47、VDC46の電気信号(入
力信号)を光信号(出力信号)に変換させる際のγ補正
を行うγ補正回路48、インターフェイス49などを備
えている。
【0043】このうち、CPU41は、その内部に制御
部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタなどを備えて
なり、遊技制御装置20とインターフェイス49を介し
て接続されて該遊技制御装置20の制御下で変動表示装
置4aの制御を行っている。その制御データは発振器4
5からのパルスに同期させてVDC46に送られる。R
OM42には、変動表示装置4aの表示制御を行うため
の表示制御プログラムや表示制御データ等が書き込まれ
ている。RAM43は、各種データを一時的に記憶する
記憶領域やCPU41の作業領域などを備えている。D
MAC44は、遊技用マイクロコンピュータ21からの
表示制御情報に対し、CPU41とのアクセスなしで直
接各メモリーやVDC46等の間で表示制御データのや
り取りを行っている。
【0044】フォントROM47には、変動表示ゲーム
用の識別画像、装飾画像、演出画像、背景画像等の各表
示データなどが書き込まれている。VDC46の内部に
は、図示は省略するが、スプライトRAM、パレットR
AM、V−RAM等が備えられていて、以下に示す画像
データ制御を行っている。即ち、VDC46は、CPU
41からの指令信号を受けて、フォントROM47から
識別画像、装飾画像、演出画像等の表示データを取り出
して編集する。そして、その指令信号に含まれる配色デ
ータに基づいて、その編集した画像データに対し配色の
指定をパレットRAM(図示省略)で行い、次いでスプ
ライトRAM(図示省略)にて識別画像、装飾画像、演
出画像等の画像編集を行う。さらに、この編集された画
像データ信号はγ補正回路48で補正された後、V_S
YNCやH_SYNCと同期させて変動表示装置4aに
送信され、この変動表示装置4aにおいて表示される。
【0045】この実施の形態に係るパチンコ遊技機は、
上記のように構成されていて、例えば、次のような遊技
制御が行われる。
【0046】先ず、図3に示すように、パチンコ遊技機
に電源が投入されると、変動待機(ステップS0)の状
態となる。この変動待機の状態では、遊技制御装置20
からの表示制御情報(指令)として、遊技状態が変動待
機状態を示す変動待機状態データの受信に基づいて表示
制御装置40が変動表示装置4aの表示制御を行って、
変動表示装置4aで、例えば、客寄せ用呼び込み表示等
の画像表示が行われている。
【0047】この状態で、遊技領域1a中に打ち込まれ
た遊技球が普通変動入賞装置9に入賞すると、入賞した
遊技球が特図始動センサ9bに検出されて検出信号が遊
技制御装置20のCPU21aに入力される。この検出
信号の入力に基づいて、遊技制御装置20のCPU21
aでは、RAM21bに記憶されている特図変動表示ゲ
ーム(単に、変動表示ゲームともいう)に関する各種乱
数値(所定周期で記憶更新されている)を抽出し、該抽
出した乱数値と、予めROM21cに記憶されている特
図変動表示ゲームに関する各種判定値との比較を行う。
CPU21aは、この比較により、特図変動表示ゲーム
の内容(ゲームの結果若しくは途中結果;例えば、大当
たりを発生するか否か、リーチ状態を発生するか否か、
リーチ演出の種類、最終停止させる識別画像の種類な
ど)を決定する。さらにCPU21aは、この決定に基
づいて、表示制御装置40に表示制御情報(指令)を出
力する。このとき出力される表示制御情報には、変動表
示状態を指示するデータと各変動表示領域毎に、本停止
させる識別画像のデータと変動パターンデータとが含ま
れており、変動パターンデータにより、識別画像の変動
時間とそれに対応する変動パターン(リーチ無し、通常
リーチ、スペシャルリーチ(大当りの期待感が高いリー
チ)、仮停止後の再変動、予告など)が指定されるよう
になっている。尚、変動パターンは、変動パターンデー
タにより決定する他、表示制御装置40で独自に変化さ
せる場合もあり、より変動パターンを多彩にしている。
【0048】この表示制御情報を表示制御装置40が受
け取ると、変動実行(ステップS1)の状態に遷移す
る。即ち、表示制御装置40では、その表示制御情報に
基づいて画像データを編集すると共に、この編集した画
像データを変動表示装置4aに送り、変動表示装置4a
の表示画面4gにて、識別画像を変動表示させた後に停
止させる特図の変動表示ゲームを行わせる。具体的に
は、表示制御情報として変動状態データの受信に基づき
変動表示を開始させ、表示制御情報に含まれる変動パタ
ーンデータに基づいて、所定時間の間、前記指定された
変動パターンで識別画像を変動表示させた後、表示制御
情報で指定された識別画像を仮停止(ほぼ定位置で揺動
表示)させる。ここで識別画像の仮停止とは、識別画像
が今後再変動表示する可能性があることを示唆する表示
状態である。遊技制御装置20では、先に出力した表示
制御情報で指定した変動時間が経過したところで、変動
停止を指示する表示制御情報を表示制御装置40に出力
する。表示制御装置40では、その変動停止を指示する
表示制御情報に基づいて、仮停止されている識別画像を
本停止(静止した状態で完全停止)させる。これによ
り、1回の変動表示ゲームが終了する。
【0049】例えば、特図の大当たり判定用乱数値と特
図の大当たり判定値とが一致する場合には、表示制御装
置40に識別画像を特別表示結果で導出表示させる表示
制御情報を送り、変動表示装置4aで変動表示される識
別画像を特別表示結果(例えば、特別の組合せ態様(例
えば「一,一,一」、「七,七,七」などのゾロ目)で
の停止表示)にさせ、大当たりを発生させる。大当りが
発生すると、特別遊技が行われる状態(特別遊技状態
(ステップS2))に遷移する。
【0050】他方、ステップS1で、特図の大当たり判
定用の乱数値とその判定値との比較によりハズレが決定
されている場合には、表示画面4gの表示結果がハズレ
の態様となって1回の変動表示ゲームが終了するが、該
変動表示ゲームの終了時点で始動記憶がある場合には次
の変動表示ゲームに移行し(ステップS1を繰り返
し)、始動記憶がない場合には変動待機の状態に移行す
る(ステップS0に移行する)。
【0051】また、ステップS2で行われる特別遊技
は、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが所定時間(例え
ば、29.5秒間)開放して閉じるサイクルを1ラウン
ドとし、各ラウンド中、遊技球が大入賞口5b中の継続
入賞領域の継続センサ5dに検出されることを条件に所
定ラウンド(例えば、16ラウンド)まで継続される遊
技である。但し、各ラウンド中、大入賞口5bに遊技球
が所定個数(例えば、10個)入賞したときはその時点
でそのラウンドを終了する。各ラウンド中、大入賞口5
bへの入賞個数は、カウントセンサ5cにより検出され
てRAM21bに記憶され、所定個数に達すると開閉扉
5aが閉じられてそのラウンドの特別遊技状態が終了す
る。また、大入賞口5bの内部には、該大入賞口5bに
入った遊技球を検出するためのカウントセンサ5c(図
2)が配設されており、この大入賞口5bに入賞した遊
技球の球数に応じて、遊技制御装置20、排出制御装置
30などの協働により、賞球を払い出すようになってい
る。
【0052】このように、パチンコ遊技機においては、
変動表示装置4aに表示される識別画像の変動表示ゲー
ムの結果、予め定められた特別表示結果(特別の組合せ
態様)となることに関連して、遊技者に有利な特別遊技
状態が発生して遊技者に対し所定の遊技価値(賞球の大
量獲得の機会など)を付与可能となる。
【0053】また、上記大当たりの発生に際して、例え
ば、確変判定用乱数値と確変判定値とが一致する場合に
は、その大当たりの特別遊技の終了後、その後に大当た
りが所定回数(例えば、1回)発生するまで大当たりの
発生確率が通常確率(例えば、1/319)から高確率
(例えば、5/319)に変換する確率変動状態を発生
する。この確率変動状態においては、普図の変動表示遊
技の変動表示時間が短縮(例えば、30秒から6秒へ)
される普図時短状態が発生する。この普図時短状態によ
って、普図の変動表示遊技の単位時間当たりの実行可能
回数が増えて、その分、普図の当たり発生回数も増加す
ることになる。さらに、この普図時短状態中には、普図
の当たりによる普通変動入賞装置9の開放パターンの変
更制御を併せて行ってもよい。その開放パターンの変更
制御としては、例えば、開閉部材9a,9aの0.5秒
の開放を1回から、3秒の開放を2回、或いは、5秒の
開放を1回にするなどの変更制御がある。またさらに、
確率変動状態においては、普図の当たり発生確率も通常
確率(例えば、確率は1/10)から高確率(例えば、
確率は5/10)に変換されるようになっていてもよ
い。
【0054】ステップS2の特別遊技状態が終了する
と、通常の遊技状態または確率変動状態での遊技状態に
移行し、この時点で始動記憶がある場合には次の変動表
示ゲームに移行する(ステップS1に移行する)。他
方、始動記憶がない場合には変動待機の状態に移行する
(ステップS0に移行する)。
【0055】次ぎに、図3のステップS1にて行われる
特図の変動表示ゲームの表示態様について、具体的に説
明する。なお、以下の説明において、表示制御装置40
は、本発明の表示制御手段として機能する(表示制御手
段、優先順位設定手段、演出画像制御手段、優先順位変
更手段、選択手段として機能する)。
【0056】先ず、図4等に示すように、変動表示装置
4aの表示画面4gには、複数(例えば、本実施形態の
場合3つ)の変動表示領域、即ち第1〜第3変動表示領
域4x(左)、4y(右)、4z(中)が形成されてい
る。
【0057】本実施の形態における識別画像は、例えば
図4等に示すように、各識別画像を他の種類の識別画像
と識別させるための識別部(例えば、漢数字を模した画
像)と、各識別画像毎に異なるキャラクタを模したキャ
ラクタ部とにより構成して表示される。識別画像は、具
体的には、例えば、都合12種類に設定され、各識別画
像は、漢数字の「一」、「二」、「三」、「四」、
「五」、「六」、「七」、「八」、「九」、「十」、
「十一」、「十二」をそれぞれ模した識別部を有する。
なお、以下では、数字の「一」、「二」、…、「十二」
をそれぞれ模した識別部を有する識別画像を、単に
「一」、「二」、…、「十二」ともいう このうち、例えば、奇数の漢数字を模した識別部を有す
る都合6種類の識別画像が、いわゆる確変図柄となって
いて、偶数の漢数字を模した識別部を有するその他の都
合6種類の識別画像が、いわゆる非確変図柄となってい
る。なお、以下では、説明の便宜上、変動表示領域4x
に表示される識別画像を、種類に拘わらず識別画像60
1ともいい、同様に、変動表示領域4y、4zに表示さ
れる識別画像を、それぞれ種類に拘わらず、識別画像6
02,603ともいう。
【0058】特図変動表示ゲームは、各変動表示領域4
x、4y、4zのそれぞれにおいて、複数種類の識別画
像からなる画像列を、例えば縦スクロール表示により、
「一」→「二」→「三」→、…、→「十二」→「一」…
といった順序で順次更新しながら、所定時間循環するよ
うにして変動表示(図4)した後、各変動表示領域4
x、4y、4zの各々に、例えば、「一」〜「十二」の
何れか1つずつの識別画像を停止表示させて(図9)、
ゲームの結果を導出表示することにより行う。なお、各
変動表示領域4x〜4zで識別画像を停止させる順序
は、本実施形態の場合、例えば、変動表示領域4x
(左)→変動表示領域4y(右)→変動表示領域4z
(中)の順であるとする。この停止表示の結果、各変動
表示領域4x〜4zにおける識別画像の導出表示結果が
予め定められた特別表示結果(例えば、「八,八,八」
などのぞろ目)となった場合、大当りとなり、遊技者に
とって有利な特別遊技状態が発生して所定の遊技価値を
付与可能となる。特に、各変動表示領域4x〜4zの識
別画像が、例えば、確変図柄の「七,七,七」などのぞ
ろ目となって特別遊技状態が発生した場合には、特別遊
技状態の終了後、確率変動状態に遷移するが、非確変図
柄の場合、ぞろ目となった特別遊技状態が発生しても、
特別遊技状態の終了後、確率変動状態が発生しない。
【0059】また、例えば図4等に示すように、本実施
の形態では、表示画面4gに、表示優先順位を異にする
複数(例えば6列)の装飾画像621,622,62
3,624,625,626から構成され変動表示ゲー
ムのステージを形成可能なステージ画像を表示して、変
動表示ゲームを表示する。各装飾画像621〜626
は、例えば波を模した扇形の画像を横一列に複数並べて
構成され、各装飾画像621〜626の相互の表示優先
順位は、装飾画像621が1番、装飾画像622が2
番、装飾画像623が3番、装飾画像624が4番、装
飾画像625が5番、装飾画像626が6番に設定され
ている。そして、このような複数の装飾画像621〜6
26を、表示優先順位が下位の装飾画像の上に、該下位
の装飾画像の一部(例えば、上部のみ)ずつが見えるよ
うに徐々に表示画面4g内の一方(例えば、下側)にず
らせるようにして、表示優先順位が上位の装飾画像を表
示優先順位に従って重ねて表示することにより、総体と
してステージ画像が構成されている。即ち、ステージ画
像を、複数の装飾画像を表示優先順位に従って複数重に
重ねて表示し、下位の表示優先順位にあるそれぞれの装
飾画像はそれらの一部ずつが見えるようにすることによ
って構成している。なお、ステージ画像は、例えば表示
画面4gの下半部に配置されている。
【0060】また、本実施の形態では、変動表示ゲーム
において、識別画像601〜603および装飾画像62
1〜626(ステージ画像)の他に、該変動表示ゲーム
の演出を行う演出画像を表示するようになっている。演
出画像は、変動表示ゲームの結果(大当りであるか否
か)若しくは途中結果(リーチ状態表示を行うか否か、
及び、リーチ状態表示を行う場合にその種類が何である
か)に関連して表示するものであり、例えば毎回の変動
表示ゲームで表示するとは限らず、所定の頻度で表示す
るようになっている。さらに、より具体的には、演出画
像は、例えば変動表示ゲーム中において該ゲームの結果
若しくは途中結果を予告するための情報として表示する
ため、演出画像を表示する(出現させる)タイミング
(少なくとも、表示開始するタイミング)は、例えばゲ
ームの結果若しくは途中結果を導出表示する以前の段階
であることが好ましく、これにより、遊技者にとって重
要な予告機能を有する演出画像をより効果的に表示する
ことができる。
【0061】このような演出画像は、例えば複数種類に
設定されている。具体的には、例えば、図5及び図6に
示すように飛び魚を模した演出画像631、図7に示す
ように鯨を模した演出画像632、図8に示すように人
魚を模した演出画像633の都合3種類に設定されてい
て、ゲームの結果に応じて、何れかを選択して出現させ
るようになっている。このうち、演出画像633が出現
する場合が、最も大当りの期待感が高く、次いで、演出
画像632、最後が演出画像631の順となっている。
より具体的には、演出画像633が出現した場合には、
例えば100%の確率で特別表示結果が導出されて、大
当りとなる。なお、この場合に発生するリーチの種類は
限定されないが、どのような種類のリーチからも必ず特
別表示結果が導出される。また、演出画像632が出現
した場合には、例えばその後必ずリーチが発生し、しか
も、そのリーチは必ずスペシャルリーチ(ノーマルリー
チよりも大当りとなる確率の高いリーチ)に発展するた
め、大当りの期待感が高い。また、演出画像631が出
現した場合には、例えば所定の確率(例えば1/2)で
リーチが発生するものの、リーチの種類は限定されず、
比較的ノーマルリーチ(大当りの期待感が比較的低いリ
ーチ)となる確率が高く(例えば、2/3)なっている
ため、大当りの期待感がそれほど高くない。なお、演出
画像631の場合、出現した演出画像631の数が多い
ほど、リーチの発生率やスペシャルリーチの発生率が高
くなるようになっている。このため、演出画像631〜
633のうち、演出画像631の出現頻度が最も高く、
次いで、演出画像632の出現頻度が高く、演出画像6
33は滅多に出現しない。即ち、演出画像631〜63
3は、その種類に応じて異なる出現頻度に設定されてい
るため、ゲームの結果若しくは途中結果に応じ、使い分
けて表示することができる。このように、ゲームの結果
若しくは途中結果に応じて、複数種類に設定された演出
画像631〜633の何れかを選択して出現させるよう
にしたので、ゲームをより多彩化できるとともに出現す
る演出画像631〜633の種類に応じてゲームの結果
若しくは途中結果に対する期待感を変化させることがで
き興趣性を高めることができる。なお、演出画像を、何
れか1つの演出画像を選択して出現させるのに限らず、
例えば何れか複数の演出画像を選択出現させるととも
に、この組み合わせに応じて期待感が異なるようにして
も良い。
【0062】また、演出画像は、その種類に応じて、
(装飾画像との関係で)特定の表示優先順位で表示する
ようになっている。具体的には、例えば飛び魚を模した
演出画像631は、装飾画像623と装飾画像624の
間、或いは、装飾画像622と装飾画像623の間の表
示優先順位で出現させ、鯨を模した演出画像632は、
装飾画像621と装飾画像622の間の表示優先順位で
出現させ、人魚を模した演出画像633は、最も手前側
の装飾画像621よりもさらに手前側となるような表示
優先順位で出現させる。つまり、具体的には、例えば大
当りになる期待感が高いほど、演出画像を上位の表示優
先順位で出現させるようになっている。なお、上記のよ
うに、ゲームの結果に応じて、何れかの演出画像を選択
して出現させるようになっているため、要するに「予め
決定されているゲームの結果若しくは途中結果に基づい
て、演出画像631〜633を、各装飾画像621〜6
26との関係で何れの表示優先順位に設定して出現させ
るかを選択する」ようになっているとともに、「演出画
像を何れの表示優先順位を選択して出現させるのかに応
じて、異なる種類の演出画像631〜633を出現させ
る」ようになっている。
【0063】なお、演出画像が出現していない状態(通
常の状態)の変動表示では、左右の変動表示領域4x、
4yの識別画像601,602は、一番手前側の装飾画
像621とその1つ奥の装飾画像622との間の表示優
先順位に設定してスクロール表示するが、演出画像を出
現させるに際しては、識別画像601,602の表示優
先順位を、最奥の装飾画像626よりも下位の表示優先
順位に設定してスクロール表示すると共に、その結果表
示優先順位が識別画像601,602よりも上位に変更
させられた装飾画像622〜626(所定の装飾画像)
を背景として、演出画像を出現させる。即ち、演出画像
が出現しない場合には、各装飾画像621〜626との
関係で何れか所定の表示優先順位で識別画像601,6
02がスクロールするように該識別画像601,602
の表示優先順位を設定しておき、演出画像を出現させる
場合には、識別画像601,602との関係での装飾画
像の表示優先順位を変更して、該変更以前は該識別画像
601,602より下位の表示優先順位にあった装飾画
像622〜626の表示優先順位を識別画像601,6
02の表示優先順位より高め、当該表示優先順位の変更
によって表示優先順位が識別画像601,602より高
くなった装飾画像622〜626が背景となるように、
演出画像を出現させるようになっている。
【0064】次に、特図変動表示ゲームの実行手順につ
いて、詳細に説明する。
【0065】先ず、変動表示ゲームを開始すると、各装
飾画像621〜626との関係で所定の表示優先順位に
設定して、変動表示領域4x,4yの識別画像601,
602をスクロール表示により順次更新する。具体的に
は、例えば図4に示すように、装飾画像621と装飾画
像622との間の表示優先順位にして識別画像601、
602を縦スクロール表示する。このため、識別画像6
01,602よりも表示優先順位が下位の装飾画像62
2〜626は、識別画像601、602のスクロール表
示の背景の一部を構成している(その他の背景は、装飾
画像622〜626により構成されている波(海)の上
の空や、この空に浮かぶ雲)。この段階では、識別画像
601,602よりも唯一表示優先順位が上位となって
いる一番手前側の装飾画像621の上端部がスクロール
の表示終端部となっていて、識別画像601,602
は、装飾画像622〜626等を背景として下に移動し
た後、装飾画像622と装飾画像621との間に隠れて
いくようにスクロールする。このため、この段階での識
別画像601,602のスクロール領域を広く確保で
き、該スクロール表示を強調した表示にすることができ
る。
【0066】なお、中央の識別画像603については、
別途の画像を背景としてスクロール表示する。具体的に
は、例えば船を模した船画像640の帆の部分を背景と
して下に移動した後、該船画像640の船体の部分に隠
れていくようなスクロール表示となっている。なお、こ
の段階で、船画像640は、例えば装飾画像625と装
飾画像626との間の表示優先順位に設定されている。
【0067】次に、演出画像(演出画像631〜633
の何れか)を出現させる場合には、例えば図5に示すよ
うに、それまで識別画像601,602よりも下位の表
示優先順位にあった装飾画像622〜626(所定の装
飾画像)の表示優先順位を、左右の変動表示領域4x、
4yの識別画像601,602の表示優先順位よりも高
めるように、表示優先順位の変更を行う。このように表
示優先順位を変更した後は、なんら違和感無く自ずとス
クロール表示領域が狭まり、識別画像601,602
は、装飾画像626の上端部をスクロールの表示終端部
としてスクロール表示されるようになる。即ち、識別画
像601,602との関係での装飾画像621〜626
の表示優先順位を高めるに際しては、該表示優先順位が
高められた装飾画像622〜626のうちで最下位の表
示優先順位にある装飾画像626の上端部を識別画像6
01,602のスクロールの表示終端部として、当該識
別画像601,602のスクロール領域を狭めるように
なっている。加えて、上記のように表示優先順位の変更
を行うとともに、該変更の結果、表示優先順位が装飾画
像622〜626よりも下位となった識別画像601,
602の大きさを縮小する。即ち、識別画像601,6
02の表示優先順位を変更することに応じて、当該識別
画像601,602の大きさを変化させるようになって
いるが、具体的には、表示優先順位が低く、奥手側に表
示する識別画像601,602ほど、小さく表示するよ
うになっている。このため、識別画像601,602
が、最も奥手側の装飾画像626よりもさらに奥に移動
したかのような表示を実現することができ、該識別画像
601,602の強調度合いを弱めることができる。
【0068】さらに、このように表示優先順位を変更し
た後は、該変更によって表示優先順位が識別画像60
1,602よりも高くなった装飾画像622〜626を
背景として、図5〜図8に示すように演出画像631〜
633を出現させる。このため、上記のように、スクロ
ール領域が狭められたことに関連して効率よく演出画像
631〜633を表示する領域を確保することができ
る。しかも、演出画像631〜633の出現が不明確と
なることを防止できるとともに、演出画像631〜63
3を興趣性を高めて表示できるし強調することもでき
る。しかも、予め識別画像601,602のスクロール
領域を狭めると共に、該識別画像601,602を縮小
しているので、表示画面4gに識別画像と装飾画像と演
出画像を同時に表示しても表示内容が煩雑となったり、
各画像を効果的に表示できなかったりすることを防止し
て、ゲームの進行に応じて重要となる画像を強調するこ
とが可能となる。
【0069】また、複数種類の演出画像のうち、飛び魚
を模した演出画像631を出現させる場合には、例えば
図5及び図6に示すように、該演出画像631を、装飾
画像623と装飾画像624との間、或いは、装飾画像
622と装飾画像623との間の表示優先順位に設定し
て出現させる。すなわち、表示優先順位の変更後におい
て識別画像601,602よりも上位かつ連続する表示
優先順位の装飾画像間に表示されるように、各装飾画像
621〜626との関係での表示優先順位を設定して、
演出画像631を出現させるようになっている。なお、
ここで、装飾画像622と装飾画像623との間から出
現した演出画像631は、装飾画像622と装飾画像6
23との間に消えていき、装飾画像623と装飾画像6
24との間から出現した演出画像631は、装飾画像6
23と装飾画像624との間に消えていくようにしてい
る。即ち、出現した演出画像を、終始同一の表示優先順
位で表示するようにしている。また、例えば、出現する
演出画像631の数が多いほど、ゲームの結果或いは途
中結果に対する期待感(大当りやスペシャルリーチへの
期待感)が高いようになっている。具体的には、例え
ば、図5に示すように、複数の演出画像631を一列に
して出現させる場合よりも、図6に示すように、複数列
(例えば2列)にしてより数多く出現させる場合の方
が、大当りが発生したり、或いは、スペシャルリーチに
発展したりする期待感が高いようになっている。
【0070】また、例えば図7に示すように、鯨を模し
た演出画像632を出現させる場合には、該演出画像6
32を、装飾画像621と装飾画像622との間の表示
優先順位に設定して出現させる。さらに、例えば図8に
示すように、人魚を模した演出画像633を出現させる
場合には、該演出画像633を、装飾画像621よりも
上位の表示優先順位に設定して(従って、全装飾画像6
21〜626よりも手前側に表示されるように)出現さ
せる。
【0071】なお、演出画像を出現させる場合には、例
えば中央の識別画像603の背景を構成する船画像64
0についても、その表示優先順位を装飾画像626より
も下位にするとともに、該船画像640および識別画像
603の大きさを縮小する。
【0072】また、上記のように出現させた演出画像
は、変動表示ゲームを終了させる前に表示画面4gから
消失させるとともに、このように演出画像を消失させた
場合に、識別画像601,602との関係での装飾画像
621〜626の表示優先順位を、変更前の元の順位
(通常の変動表示の際の順位)に戻す(例えば、図4と
同様の表示にする)。即ち、演出画像が消失させられた
場合に、表示優先順位の変更によって上位となった装飾
画像622〜626の識別画像601,602との関係
での表示優先順位を表示優先順位の変更前の順位に戻す
ようになっている。また、識別画像601,602の大
きさについても元の大きさ(通常の変動表示の際の大き
さ)に戻す。このため、演出画像が消失した後は、識別
画像601,602が強調されることとなり、ゲームの
結果が導出されるまでの過程に注目させることができ
る。なお、中央の船画像640についても、元の表示優
先順位に戻すと共に、該船画像640および識別画像6
03の大きさも元の大きさに戻す。
【0073】さらに、このように演出画像を表示画面4
gから消失させた後に、変動表示ゲームの結果を導出表
示するに際しては、例えば図9に示すように、識別画像
601,602の表示優先順位を最上位に変更するとと
もに、該識別画像601,602の大きさを拡大し、該
識別画像601,602を、最も手前側の装飾画像62
1にも重なるように下に移動させて停止表示する。この
ため、識別画像601,602が、最も手前側の装飾画
像621よりもさらに手前側に移動したかのような表示
を実現することができるので、該識別画像601,60
2を強調して表示することができる。よって、該識別画
像により導出表示されたゲームの結果を確実に遊技者に
報知する(認識させる)ことができる。なお、この導出
表示の際には、中央の識別画像603も、その大きさを
拡大する。
【0074】また、次回の変動表示ゲームを開始するに
際しては、識別画像601,602を、最も手前側の装
飾画像621に重ならなくなるまで僅かに上に移動させ
ると共に、その大きさを僅かに縮小し(通常の変動表示
の際の大きさにし)、しかも、該識別画像601,60
2の表示優先順位を装飾画像621と装飾画像622と
の間の表示優先順位に設定してから、上記の縦スクロー
ル表示を開始する。
【0075】以上のように、本実施の形態によれば、表
示画面4gに、変動表示ゲームの結果を導出表示可能な
識別画像601〜603と、表示優先順位を異にする複
数の装飾画像621〜626から構成され該ゲームのス
テージを形成可能なステージ画像と、ゲームの演出を行
う演出画像631,632,633とを表示させるの
で、多彩で興趣性の高い表示により変動表示ゲーム(ゲ
ーム)を実行することができる。特に、ゲームの結果若
しくは途中結果に関連して、所定の頻度で演出画像63
1〜633を変動表示装置(表示手段)4aによる表示
に出現させるので、演出画像631〜633を出現させ
た場合にゲームの結果若しくは途中結果に対する期待感
を高めることができるが、演出画像631〜633が出
現される場合には、演出画像631〜633の出現以前
には識別画像601,602よりも表示優先順位の低い
装飾画像622〜626(所定の装飾画像)の表示優先
順位が識別画像601,602よりも高められ、その表
示優先順位が高められた所定の装飾画像622〜626
が背景となるように演出画像631〜633が出現され
るので、演出画像631〜633の出現が不明確となる
ことを防止できるとともに、演出画像631〜633を
興趣性を高めて表示できるし強調することもできる。し
たがって、変動表示装置4aに識別画像601,602
と装飾画像622〜626と演出画像を同時に表示して
も表示内容が煩雑となったり、各画像を効果的に表示で
きなかったりすることを防止して、ゲームの進行に応じ
て重要となる画像を強調することが可能となる。
【0076】なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ
遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチ
ンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの
弾球遊技機や、パチスロ、スロットマシーン等の遊技機
にも適用可能である。また、上記の実施の形態では、識
別画像を縦スクロールさせる例について説明したが、本
発明はこれに限らず、例えば、識別画像を横スクロール
させるようにしても良い。この場合には、ステージ画像
(複数の装飾画像)を、表示画面4gの、例えば左半
部、或いは右半部に配置すればよい。
【0077】さらに、演出画像を出現させる場合も、そ
うでない場合も、ともにスクロール表示により識別画像
を変動表示させる例について説明したが、例えば、演出
画像を出現させるに際し、演出画像が出現する領域が広
くなるように識別画像の変動表示態様を(例えばモーフ
ィング等に)変更するようにしても良い。即ち、表示制
御手段は、演出画像制御手段が演出画像を出現させる場
合に、識別画像の変動表示態様を変更する変動表示態様
変更手段を備えることとしても良い。この場合、演出画
像を出現させる場合に、識別画像の変動表示態様が変更
されるので、この変更を認識させることによっても、遊
技者の期待感を高めることができる。
【0078】さらに、演出画像を出現させるに際し、識
別画像の変動表示態様をスクロール表示から、例えばモ
ーフィングにより次の識別画像に順次更新する、或い
は、識別画像をひるがえるかのように回転させるのに伴
い該識別画像の裏から表示順序が次の識別画像を表して
識別画像を順次更新することにより、ほぼ定位置に留ま
った状態で変動する定位置変動表示態様に変更するよう
にしても良い。即ち、表示制御手段は、演出画像制御手
段が演出画像を出現させる場合に、識別画像の変動表示
態様を、ほぼ定位置に留まった状態で変動する定位置変
動表示態様に変更する定位置変動表示態様変更手段を備
えることとしても良い。この場合には、例えばスクロー
ル表示と異なり識別画像がほとんど移動しないので、演
出画像を出現させる領域が広くなり、演出画像の表示と
識別画像の変動表示ゲームを、限られたスペース内で効
率的に行うことができる。しかも、この場合に、演出画
像を出現していない場合には、所定の装飾画像を背景の
一部としてスクロール表示により識別画像を変動表示
し、演出画像を出現させるに際しては、識別画像の変動
表示を、装飾画像の表示領域とは別の表示領域で行うよ
うにすることが好ましい。即ち、表示制御手段は、前記
定位置変動表示態様変更手段が識別画像の変動表示態様
を前記定位置変動表示態様に変更する場合に、該識別画
像を、装飾画像とは別の表示領域に移動させる識別画像
移動表示手段を備えることとしても良い。この場合に
は、識別画像の変動表示と演出画像の表示とを別の表示
領域で行うので、それぞれ明確に区別して独立的に表示
することができる。
【0079】さらに、演出画像631〜633を出現さ
せるに際して、表示優先順位を変更する装飾画像の数が
複数である場合について説明したが、この数は単数でも
良い。さらに、演出画像631〜633を出現させるに
際して、表示優先順位を変更する装飾画像の数が複数で
ある場合に、その全てを背景として演出画像631〜6
33を出現させてもよいし、その一部のみを背景として
演出画像631〜633を出現させるようにしても良
い。
【0080】また、今回開示された実施の形態はすべて
の点で例示であって制限的なものではないと考えられる
べきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特
許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の
意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意
図される。
【0081】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る遊技機によれ
ば、表示手段に、ゲームの結果を導出表示可能な識別画
像と、表示優先順位を異にする複数の装飾画像から構成
され該ゲームのステージを形成可能なステージ画像と、
ゲームの演出を行う演出画像とを表示させるので、多彩
で興趣性の高い表示によりゲームを実行することができ
る。特に、ゲームの結果若しくは途中結果に関連して、
所定の頻度で演出画像を表示手段による表示に出現させ
るので、演出画像を出現させた場合にゲームの結果若し
くは途中結果に対する期待感を高めることができるが、
演出画像が出現される場合には、演出画像の出現以前に
は識別画像よりも表示優先順位の低い所定の装飾画像の
表示優先順位が識別画像よりも高められ、その表示優先
順位が高められた所定の装飾画像が背景となるように演
出画像が出現されるので、演出画像の出現が不明確とな
ることを防止できるとともに、演出画像を興趣性を高め
て表示できるし強調することもできる。したがって、表
示手段に識別画像と装飾画像と演出画像を同時に表示し
ても表示内容が煩雑となったり、各画像を効果的に表示
できなかったりすることを防止して、ゲームの進行に応
じて重要となる画像を強調することが可能となる。
【0082】請求項2記載の発明に係る遊技機によれ
ば、演出画像制御手段は、ゲーム中において該ゲームの
結果若しくは途中結果が導出表示される以前の段階で、
当該ゲームの結果若しくは途中結果を予告するための情
報として演出画像を出現させるようにしたので、遊技者
にとって重要な予告機能を有する演出画像をより効果的
に表示することができる。
【0083】請求項3記載の発明に係る遊技機によれ
ば、演出画像制御手段は、ゲームの結果若しくは途中結
果に応じて、複数種類に設定された演出画像のうちの何
れか1つ或いは複数を選択して出現させるようにしたの
で、複数種類の演出画像の出現によりゲームをより多彩
化できるとともに出現する演出画像の種類に応じてゲー
ムの結果若しくは途中結果に対する期待感を変化させる
ことができ興趣性を高めることができる。また、それら
演出画像の種類を確実に遊技者に認識させることができ
る。
【0084】請求項4記載の発明に係る遊技機によれ
ば、演出画像制御手段は、出現させた演出画像をゲーム
が終了する以前に表示手段による表示から消失させるよ
うにし、優先順位設定手段は、該演出画像が消失させら
れた場合に、優先順位設定手段は、表示優先順位の変更
によって上位となった装飾画像の前記識別画像との関係
での表示優先順位を前記変更前の順位に戻すようにした
ので、演出画像が消失した後は、識別画像が強調される
こととなり、ゲームの結果が導出されるまでの過程に注
目させることができる。
【0085】請求項5記載の発明に係る遊技機によれ
ば、表示制御手段は、識別画像をスクロール表示させて
順次更新することでゲームを実行し、優先順位変更手段
が識別画像との関係での装飾画像の表示優先順位を高め
るに際しては、該表示優先順位が高められたうちで最下
位の表示優先順位にある装飾画像を識別画像のスクロー
ルの表示終端部として、当該識別画像のスクロール領域
を狭めるようにしたので、なんら違和感無くスクロール
領域を狭めることができるとともに、スクロール領域が
狭められたことに関連して効率よく演出画像を表示する
領域を確保することができる。
【0086】請求項6記載の発明に係る遊技機によれ
ば、ステージ画像は、優先順位設定手段により表示優先
順位を異ならせて複数の装飾画像を表示優先順位に従っ
て複数重に重ねて表示し、下位の表示優先順位にあるそ
れぞれの装飾画像はそれらの一部ずつが見えるようにす
ることによって構成され、優先順位設定手段は、演出画
像が出現しない場合に、各装飾画像との関係で何れか所
定の表示優先順位で識別画像がスクロールするように該
識別画像の表示優先順位を設定し、優先順位変更手段
は、各装飾画像との関係で前記所定の表示優先順位より
も下位の表示優先順位で識別画像がスクロールするよう
に、装飾画像の表示優先順位を変更し、前記演出画像制
御手段は、前記変更後において前記識別画像よりも上位
かつ連続する表示優先順位の装飾画像間、或いは、全装
飾画像よりも手前側に表示されるように、各装飾画像と
の関係での表示優先順位を設定して、演出画像を出現さ
せるようにしたので、識別画像および演出画像をより興
趣性を高めて表示できるステージにすることができ、ま
た、識別画像と演出画像および装飾画像を互いに関連づ
けて表示することもできるし、演出画像をより効率よく
強調することもできる。
【0087】請求項7記載の発明に係る遊技機によれ
ば、優先順位変更手段は、ゲームの結果を導出表示する
場合は、識別画像の表示優先順位を最上位に変更するよ
うにしたので、識別画像により導出表示されたゲームの
結果を確実に遊技者に報知する(認識させる)ことがで
きる。
【0088】請求項8記載の発明に係る遊技機によれ
ば、表示制御手段は、優先順位変更手段が識別画像の表
示優先順位を変更することに応じて、当該識別画像の大
きさを変化させるようにしたので、ゲームの進行に応じ
て、識別画像を強調したいときとそうでないときとで、
強調度合いを明確に区別して識別画像を表示することが
できる。
【0089】請求項9記載の発明に係る遊技機によれ
ば、演出画像制御手段は、演出画像を、各装飾画像との
関係で何れの表示優先順位に設定して出現させるかを選
択する選択手段を備え、選択手段は、予め決定されてい
るゲームの結果若しくは途中結果に基づいて、何れの表
示優先順位で演出画像を出現させるかを選択するように
したので、演出画像が何れの表示優先順位で出現したか
に応じて、その後のゲームの結果が大当りとなる確率
や、ゲームの途中結果として期待感の高いリーチが発生
する確率が変化するような遊技の進行を実現することが
可能となり、より多彩かつ期待感の高いゲームを行うこ
とができる。
【0090】請求項10記載の発明に係る遊技機によれ
ば、演出画像制御手段は、前記選択手段が何れの優先順
位を選択するかに応じて、異なる種類の演出画像を出現
させるようにしたので、演出画像が何れの表示優先順位
で出現したかの他、どの種類の演出画像が出現したかに
応じて、その後のゲームの結果が大当りとなる確率や、
ゲームの途中結果として期待感の高いリーチが発生する
確率が変化するような遊技の進行を実現することが可能
となり、より多彩かつ期待感の高いゲームを行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ遊技機の前側上半部に設けられた遊技
盤を示す正面図である。
【図2】図1のパチンコ遊技機の主要な制御ブロック図
である。
【図3】パチンコ遊技機の遊技状態の遷移を示す図であ
る。
【図4】通常時の識別画像のスクロール表示を示す図で
ある。
【図5】演出画像を出現させた状態での識別画像のスク
ロール表示の一例を示す図である。
【図6】演出画像を出現させた状態での識別画像のスク
ロール表示の一例を示す図である。
【図7】演出画像を出現させた状態での識別画像のスク
ロール表示の一例を示す図である。
【図8】演出画像を出現させた状態での識別画像のスク
ロール表示の一例を示す図である。
【図9】ゲームの結果を導出表示した状態を示す図であ
る。
【図10】識別画像のスクロール表示開始時の状態を示
す図である。
【符号の説明】
100 パチンコ遊技機(遊技機) 4a 変動表示装置(表示手段) 20 遊技制御装置(表示制御手段) 40 表示制御装置(表示制御手段、優先順位設定手
段、演出画像制御手段、優先順位変更手段、選択手段) 621,622,623,624,625,626
装飾画像 601,602 識別画像 631,632,633 演出画像

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示状態を変化可能な表示手段と、 該表示手段に、ゲームの結果を導出表示可能な識別画
    像、表示優先順位を異にする複数の装飾画像から構成さ
    れ該ゲームのステージを形成可能なステージ画像、及
    び、該ゲームの演出を行う演出画像を表示させる表示制
    御手段と、を備えた遊技機において、 前記表示制御手段は、 前記識別画像と装飾画像の表示優先順位を設定する優先
    順位設定手段と、 前記ゲームの結果若しくは途中結果に関連して、所定の
    頻度で前記演出画像を前記表示手段による表示に出現さ
    せる演出画像制御手段と、 を備え、 前記優先順位設定手段は、前記演出画像制御手段による
    演出画像の出現に関連して、前記識別画像との関係での
    前記装飾画像の表示優先順位を変更する優先順位変更手
    段を備え、 前記優先順位変更手段は、前記演出画像制御手段が演出
    画像を出現させる場合に、前記識別画像との関係での前
    記装飾画像の表示優先順位を変更して、該変更以前は該
    識別画像より下位の表示優先順位にあった所定の装飾画
    像の表示優先順位を前記識別画像の表示優先順位より高
    め、前記演出画像制御手段は、当該表示優先順位の変更
    によって表示優先順位が前記識別画像より高くなった前
    記所定の装飾画像が背景となるように前記演出画像を出
    現させるようにしたことを特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】 前記演出画像制御手段は、ゲーム中にお
    いて該ゲームの結果若しくは途中結果が導出表示される
    以前の段階で、当該ゲームの結果若しくは途中結果を予
    告するための情報として前記演出画像を出現させるよう
    にしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記演出画像制御手段は、前記ゲームの
    結果若しくは途中結果に応じて、複数種類に設定された
    前記演出画像のうちの何れか1つ或いは複数を選択して
    出現させるようにしたことを特徴とする請求項2に記載
    の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記演出画像制御手段は、前記出現させ
    た演出画像を前記ゲームが終了する以前に前記表示手段
    による表示から消失させるようにし、 前記演出画像が消失させられた場合に、前記優先順位設
    定手段は、前記表示優先順位の変更によって上位となっ
    た装飾画像の前記識別画像との関係での表示優先順位を
    前記表示優先順位の変更前の順位に戻すようにしたこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の遊
    技機。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、 前記識別画像をスクロール表示させて順次更新すること
    でゲームを実行し、 前記優先順位変更手段が前記識別画像との関係での前記
    装飾画像の表示優先順位を高めるに際しては、該表示優
    先順位が高められたうちで最下位の表示優先順位にある
    装飾画像を前記識別画像のスクロールの表示終端部とし
    て、当該識別画像のスクロール領域を狭めるようにした
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れかに記載
    の遊技機。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、 前記ステージ画像を、前記優先順位設定手段により表示
    優先順位を異ならせて前記複数の装飾画像を表示優先順
    位に従って複数重に重ねて表示し、下位の表示優先順位
    にあるそれぞれの装飾画像はそれらの一部ずつが見える
    ようにすることによって構成し、 前記優先順位設定手段は、前記演出画像が出現していな
    い場合に、各装飾画像との関係で何れか所定の表示優先
    順位で前記識別画像がスクロールするように該識別画像
    の表示優先順位を設定し、 前記優先順位変更手段は、各装飾画像との関係で前記所
    定の表示優先順位よりも下位の表示優先順位で識別画像
    がスクロールするように、装飾画像の表示優先順位を変
    更し、 前記演出画像制御手段は、前記変更後において前記識別
    画像よりも上位かつ連続する表示優先順位の装飾画像
    間、或いは、全装飾画像よりも手前側に表示されるよう
    に、各装飾画像との関係での表示優先順位を設定して、
    演出画像を出現させるようにしたことを特徴とする請求
    項5に記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 前記優先順位変更手段は、前記ゲームの
    結果を導出表示する場合は、前記識別画像の表示優先順
    位を最上位に変更するようにしたことを特徴とする請求
    項6に記載の遊技機。
  8. 【請求項8】 前記表示制御手段は、前記優先順位変更
    手段が前記識別画像の表示優先順位を変更することに応
    じて、当該識別画像の大きさを変化させるようにしたこ
    とを特徴とする請求項6または請求項7に記載の遊技
    機。
  9. 【請求項9】 前記演出画像制御手段は、演出画像を、
    各装飾画像との関係で何れの表示優先順位に設定して出
    現させるかを選択する選択手段を備え、 前記選択手段は、予め決定されているゲームの結果若し
    くは途中結果に基づいて、何れの表示優先順位で演出画
    像を出現させるかを選択するようにしたことを特徴とす
    る請求項6乃至請求項8の何れかに記載の遊技機。
  10. 【請求項10】 前記演出画像制御手段は、前記選択手
    段が何れの表示優先順位を選択するかに応じて、異なる
    種類の演出画像を出現させるようにしたことを特徴とす
    る請求項9に記載の遊技機。
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