JP2002346115A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2002346115A
JP2002346115A JP2001155681A JP2001155681A JP2002346115A JP 2002346115 A JP2002346115 A JP 2002346115A JP 2001155681 A JP2001155681 A JP 2001155681A JP 2001155681 A JP2001155681 A JP 2001155681A JP 2002346115 A JP2002346115 A JP 2002346115A
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game
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JP2001155681A
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Sadao Ioki
定男 井置
Hideo Taguchi
英雄 田口
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Sophia Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 付加遊技価値の付与に対する期待感を変動表
示ゲームの最後まで持続させることができるような興趣
性の高い遊技機を提供する。 【解決手段】 変動表示ゲームの終了時に変動表示装置
に表示された図柄の組合せ態様が予め定められた複数の
特別表示態様のうちの通常の特別表示態様を成立させた
場合に遊技者に通常の遊技価値を付与するとともに、図
柄の組合せ態様が複数の特別表示態様のうちの特定の特
別表示態様を成立させた場合には通常の遊技価値のほか
に付加遊技価値を付与するようにした遊技機である。変
動表示ゲームの途中段階で一旦通常の特別表示態様を成
立させる図柄の組合せ態様を表示させた後、表示された
図柄を再度変動表示させて最終段階で前記特定の特別表
示態様を成立させる図柄の組合せ態様を表示させること
が可能な表示制御手段を備えていることを特徴としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図柄による
変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置を備えた遊技
機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、遊技機として、遊技盤上に、
複数の図柄を変動表示可能な変動表示装置と、始動入賞
口を設け、該始動入賞口への遊技球の入賞に基づき該複
数の図柄を変動表示させることで変動表示ゲームを行う
ようにしたパチンコ遊技機が知られている。上記変動表
示ゲームは、複数の図柄から構成される図柄列を、変動
表示装置に形成された、例えば、左、中、右の変動表示
領域の各々で上から下に各図柄が移動するように変動表
示させることで行われ、変動表示ゲームの開始から所定
時間経過した時点で、各変動表示領域の変動表示を、例
えば、左、右、中の順に停止させて各々所定の図柄を停
止表示することで停止結果態様を導出することとなって
いる。この停止結果態様は、例えば、変動表示ゲームの
開始当初で予め決定されていて、該複数の変動表示領域
の変動表示は、該予め決定されている停止結果態様とな
るように各図柄が停止制御されるようになっている。そ
して、変動表示ゲームが終了した際に複数の変動表示領
域の各々に停止表示された各図柄が予め定められた特別
表示態様(例えば、「1,1,1」、「2,2,2」…
等のぞろ目数字の何れか)を成立させた場合には、遊技
者への遊技価値の付与として特別遊技状態(いわゆる大
当りと呼ばれる状態)を発生させ、例えば、遊技盤に設
けられている変動入賞装置が開状態に変換することで遊
技者が多量の遊技球(遊技媒体)を獲得可能な状態とな
る。また、変動表示ゲームが開始され各変動表示領域に
おいて図柄が順次停止される過程で、例えば、左変動表
示領域と右変動表示領域の図柄の変動表示が停止して、
中変動表示領域の図柄の変動表示のみが行われている状
態となった時点で、各変動表示領域の図柄の停止態様が
特別表示態様を成立させる可能性のあるリーチ表示態様
(例えば、「2,−,2」、−は未停止状態)を形成し
た場合には、遊技者に大当り状態の発生に対する期待感
を高めるために、中変動表示領域における変動表示の速
度を低速にするとともに、その変動表示時間を通常より
も長くするような変動表示を行うものも一般的となって
いる。近年では、上記変動表示ゲームの興趣を高めるた
めに、変動表示領域に表示される図柄を従来から広く使
用されている数字以外のアルファベットや漢字等斬新な
図柄にすることが多くなっている。また、遊技者の期待
感を向上させるために、上記特別表示態様が特定の特別
表示態様(例えば、「5,5,5」、「7,7,7」…
等の奇数図柄のぞろ目数字の何れか)として成立した場
合には、上記大当り状態の発生に加えて、当該大当り状
態の終了後に所定の付加遊技価値を付与するようにした
遊技機も考えられている。該付加遊技価値としては、例
えば、大当り状態の終了後に次の大当り状態が容易に発
生するように、変動表示ゲームにおいて特別表示態様が
成立する確率を高めた確率変動状態の発生や、大当り状
態の終了後に始動入賞口へ遊技球が入賞し易いようにし
た始動入賞容易化状態の発生などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような大当り状
態の発生等の遊技価値のほかに、所定の付加遊技価値を
付与するようにした遊技機においては、例えば、変動表
示ゲームの結果、「7,7,7」等の奇数図柄のぞろ目
で特別表示態様が成立した場合には、遊技者の喜びを極
めて高め、更には、「7,−,7」(「−」は未停止状
態)等のリーチ表示態様が形成された場合には、遊技者
の期待感を極めて高めることができる。しかし、「2,
2,2」等の偶数図柄のぞろ目で特別表示態様が成立し
た場合には、付加遊技価値の付与の可能性が無くなるこ
とから、「2,−,2」(「−」は未停止状態)等でリ
ーチ表示態様が形成された時点、即ち、未だ変動表示ゲ
ームが行われている最中に付加遊技価値の付与に対する
遊技者の期待感が低下してしまうといった問題点があっ
た。そのような問題を解決するためのものとして、変動
表示ゲームにおいて偶数図柄のぞろ目で特別表示態様が
成立した場合でも、その表示された偶数図柄のぞろ目を
再度変動表示させて、奇数図柄のぞろ目に変更するよう
な再変動表示機能を備えた遊技機も考えられている。ま
た、変動表示ゲームにおいて特別表示態様を成立させる
場合には、特別表示態様を成立させる図柄の種類を、各
々均等に出現させるように制御する必要がある。そのよ
うなことから、大当り状態を発生させる場合には、変動
表示ゲームの開始時等に乱数を抽出し、その注出した乱
数に基づいて、変動表示ゲームの終了前に予め特別表示
態様を成立させる図柄の種類をランダムに決定し、その
決定した図柄に基づいて特別表示態様を成立させるよう
に変動表示ゲームの停止制御を行うことが一般的となっ
ている。そして、例えば、上記のような再変動表示を行
わせる場合において、乱数の抽出結果が予め決定された
奇数図柄のぞろ目での特別表示態様であった場合には、
仮の特別表示態様として偶数図柄のぞろ目を一旦表示さ
せた後で、再変動表示を行わせ前記予め決定された奇数
図柄のぞろ目の特別表示態様で最終的に停止させるよう
な制御を行うことで、最終的に表示される特別表示態様
を成立させる図柄が奇数或いは偶数に偏ることを防止し
ている。ところで、上記再変動表示を行わせる場合に、
一旦奇数図柄のぞろ目で特別表示態様を成立させてから
再変動表示により偶数図柄のぞろ目に変更させてしまう
と、遊技者の不満感を極めて高めてしまうことから、一
般的に偶数図柄→奇数図柄への変更のみを行うことで遊
技者の期待感を向上させている。だからといって、変動
表示ゲームにおいて、最終的に奇数図柄のぞろ目で特別
表示態様を成立させる場合に、毎回偶数図柄から奇数図
柄へ変更する再変動表示を行うようにしてしまうと、仮
の特別表示態様は偶数図柄のぞろ目からでしか成立しな
いこととなって、奇数図柄によるリーチ表示態様(例え
ば、「7,−,7」、−は未停止状態)が形成されても
特別表示態様を成立させる可能性が「0」となり、奇数
図柄によるリーチ表示態様が形成された場合(更には、
最初の変動表示領域に奇数図柄が表示された時点)は、
大当り状態の発生に対する期待感が全くなくなってしま
うこととなる。そのため、最終的に奇数図柄のぞろ目で
特別表示態様を成立させる場合でも、再変動表示を行わ
せない制御(或いは、奇数図柄のぞろ目から奇数図柄の
ぞろ目へ再変動表示させる制御)を含ませることで、奇
数図柄でのリーチ表示態様が形成された場合においても
大当り状態の発生に対する期待感を残すようにしてい
る。しかし、上記のように再変動表示を行わせない制御
(或いは、奇数図柄のぞろ目から奇数図柄のぞろ目へ再
変動表示させる制御)を含ませた場合でも、偶数図柄の
ぞろ目から奇数図柄のぞろ目へ変更する再変動表示を行
わせる限り、奇数図柄のリーチ表示態様から特別表示態
様を成立させる確率は、偶数図柄のリーチ表示態様から
の場合より低くなってしまう。つまり、遊技者の付加遊
技価値の付与に対する期待感を高めようとして、偶数図
柄のぞろ目から奇数図柄のぞろ目へ変更する再変動表示
を行わせる割合を多くすればするだけ、奇数図柄による
リーチ表示態様の形成時に大当り状態の発生に対する期
待感が低下してしまうこととなる。
【0004】本発明は、上記実状に鑑みなされたもの
で、変動表示ゲームの途中で付加遊技価値が付与される
ことに対する期待感がなくなってしまうことを防止し、
付加遊技価値の付与に対する期待感を変動表示ゲームの
最後まで持続させることができるような興趣性の高い遊
技機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、複数の図柄による変動表示
ゲームを表示可能な変動表示装置を備え、該変動表示ゲ
ームの終了時に該変動表示装置に表示された図柄の組合
せ態様が予め定められた複数の特別表示態様のうちの通
常の特別表示態様を成立させた場合に遊技者に通常の遊
技価値を付与するとともに、該図柄の組合せ態様が前記
複数の特別表示態様のうちの特定の特別表示態様を成立
させた場合には前記通常の遊技価値のほかに付加遊技価
値を付与するようにした遊技機において、前記変動表示
ゲームの途中段階で一旦前記通常の特別表示態様を成立
させる図柄の組合せ態様を表示させた後、当該表示され
た図柄を再度変動表示させて最終段階で前記特定の特別
表示態様を成立させる図柄の組合せ態様を表示させるこ
とが可能な表示制御手段を備え、前記表示制御手段は、
前記特定の特別表示態様を成立させ得ない図柄に規制し
た複数の図柄により変動表示ゲームを制御する図柄規制
表示制御手段を含んでいることを特徴としている。
【0006】請求項1記載の発明によれば、表示制御手
段により、変動表示ゲームの途中段階で一旦前記通常の
特別表示態様を成立させる図柄の組合せ態様を表示させ
た後、当該表示された図柄を再度変動表示させて最終段
階で前記特定の特別表示態様を成立させる図柄の組合せ
態様を表示させることが可能となり、該表示制御手段に
含まれる図柄規制表示制御手段により、特定の特別表示
態様を成立させ得ない図柄に規制した複数の図柄により
変動表示ゲームが行われることから、変動表示ゲームが
終了するまで、通常の特別表示態様が成立するか或いは
特定の特別表示態様が成立するかがわからなくなり、付
加遊技価値の付与に対する期待感を長期間持続させるこ
とができるような興趣性の高い変動表示ゲームを実行で
きる。また、通常の特別表示態様を成立させる図柄(特
定の特別表示態様を成立させ得ない図柄)だけで変動表
示ゲームが行われるので、表示上、図柄数が減少した状
態となり、遊技者がリーチ表示態様や特別表示態様の成
立に対して期待感を高めることができる。
【0007】ここで、遊技機には、例えば、パチンコ遊
技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球遊
技機や、パチスロ遊技機或いはスロットマシンなどが含
まれる。図柄には、数字、文字、記号及びキャラクタ、
並びに色彩など、視覚により識別可能なものなどが含ま
れる。変動表示装置は、液晶表示装置、CRT(陰極線
管)表示装置などの単体の装置であっても、また、これ
ら装置と多数の発光素子を配列した表示装置などとの組
合せでもよく、画像表示可能な領域を含んでいればよ
い。通常の遊技価値とは、図柄の停止態様が特別表示態
様となり、これに関連して特別遊技状態などが発生する
ことに伴う遊技媒体の大量獲得の機会などのことであ
る。例えば、パチンコ遊技機においては、大当りと呼ば
れる賞球の大量獲得の機会などが含まれる。特別遊技状
態とは、遊技媒体の大量獲得が容易な状態(通常遊技時
に比べて遊技者に特に有利となる遊技状態)のことをい
い、この特別遊技状態には、例えば、第1種のパチンコ
遊技機における大入賞口(特別変動入賞装置ともいう)
の開放、第3種のパチンコ遊技機における権利発生の状
態、或いは電動役物を複数備えた一般電役機における電
動役物を連続して開放させる状態、スロットマシンでの
ボーナスゲーム(ビッグボーナスゲーム、レギュラーボ
ーナスゲーム)などが含まれる。付加遊技価値とは、通
常の遊技価値とは別に特別遊技状態の終了後に付加され
る遊技価値のことであり、例えば、大当り状態の終了後
に次の大当り状態が容易に発生するように、変動表示ゲ
ームにおいて特別表示態様が成立する確率を高めた確率
変動状態や、大当り状態の終了後に始動入賞口へ遊技球
が入賞し易いようにした始動入賞容易化状態などがあ
る。
【0008】請求項2記載の発明は、請求項1記載の遊
技機において、前記図柄規制表示制御手段は、前記変動
表示ゲームの途中段階までの変動表示ゲームを制御する
ようにしたことを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明によれば、前記図柄規
制表示制御手段が前記変動表示ゲームの途中段階までの
変動表示ゲームを制御するので、通常及び特定の特別表
示態様如何に関わらず特別表示態様が成立する場合に
は、先ず、変動表示ゲームの途中段階で通常の特別表示
態様が必ず成立し、さらに、最終段階で特定の特別表示
態様が成立する場合には、その後に再度変動表示が行わ
れ特定の特別表示態様に変化することとなるため、通常
の特別表示態様が表示されても、その後特定の特別表示
態様に変化する期待感を持たせることができる。また、
再度変動表示させて特定の特別表示態様に変更する機能
を備えたことによって、特定の特別表示態様を成立させ
得る図柄によるリーチ表示態様が形成された場合にその
まま特別表示態様が成立し辛くなり、これに伴い、特別
遊技状態の発生に対する期待感が低下してしまうことを
防止できる。従って、通常及び特定の特別表示態様の成
立に対する期待感を効率よく高めて長期間持続させるこ
とができるような興趣性の高い変動表示ゲームを実行で
きる。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2記載の遊技機において、前記複数の図柄は、前記
特定の特別表示態様を成立させ得る複数の特定図柄と、
前記通常の特別表示態様を成立させ得る複数の通常図柄
とから構成され、前記図柄規制表示制御手段は、前記複
数の通常図柄のみにより変動表示ゲームを制御すること
を特徴としている。
【0011】請求項3記載の発明によれば、前記複数の
図柄は前記特定の特別表示態様を成立させ得る複数の特
定図柄と、前記通常の特別表示態様を成立させ得る複数
の通常図柄とから構成され、前記図柄規制表示制御手段
は、前記複数の通常図柄のみにより変動表示ゲームを制
御するので、上記効果を確実に得られるような変動表示
ゲームを実行できる。
【0012】ここで、通常図柄及び特定図柄は、互いに
関連性を持たせることが可能であれば、如何なる図柄の
組合せであってもよい。
【0013】請求項4記載の発明は、請求項3に記載の
遊技機において前記通常図柄は所定のキャラクタ図柄か
ら構成されるとともに、前記特定図柄は該通常図柄とし
てのキャラクタ図柄に所定の装飾図柄を付加した装飾キ
ャラクタ図柄から構成されていることを特徴としてい
る。
【0014】請求項4記載の発明によれば、前記通常図
柄は所定のキャラクタ図柄から構成されるとともに、前
記特定図柄は該通常図柄としてのキャラクタ図柄に所定
の装飾図柄を付加した装飾キャラクタ図柄から構成され
るので、通常図柄と特定図柄とをキャラクタ図柄で関連
させることができ変動表示ゲームの興趣性を高めること
ができるとともに、通常図柄と特定図柄とを装飾図柄の
有無で簡単に表現することができるので、通常図柄から
特定図柄へ変更する場合に何ら不自然にならない表現で
行うことができる。
【0015】ここで、装飾図柄は、キャラクタ図柄から
構成される通常図柄に関連させることが可能な図柄であ
れば、如何なる図柄であってもよい。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4に記載の
遊技機において、前記表示制御手段は、前記変動表示ゲ
ームの途中段階で一旦表示された通常の特別表示態様を
成立させる各キャラクタ図柄に対して、所定の装飾図柄
が付加されるような動作表示を行うことで、前記特定の
特別表示態様を成立させる前記装飾キャラクタ図柄の組
合せ態様に変更することが可能な図柄変更表示制御手段
を含んでいることを特徴としている。
【0017】請求項5記載の発明によれば、前記表示制
御手段は、前記変動表示ゲームの途中段階で一旦表示さ
れた通常の特別表示態様を成立させる各キャラクタ図柄
に対して、所定の装飾図柄が付加されるような動作表示
を行うことで、前記特定の特別表示態様を成立させる前
記装飾キャラクタ図柄の組合せ態様に変更することが可
能な図柄変更表示制御手段を含んでいるので、通常の特
別表示態様から特定の特別表示態様への変更をキャラク
タ図柄に関連させて興趣性を高めた自然な表現で実行で
きる。
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図1〜図9の図面を参照しながら説明する。
【0018】〔第1の実施の形態〕図1は、本発明を適
用した第1の実施の形態の遊技機として例示するパチン
コ遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【0019】この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた
遊技領域1aには、普図始動ゲート6,6、変動表示装
置として例示する特別図柄(特図)表示装置4、普通図
柄(普図)表示器7、該普通図柄表示器7による普図変
動表示遊技の結果如何によって開閉部材9a,9aを開
閉させる特図始動口(始動入賞口)を兼ねた普通変動入
賞装置9、特別図柄表示装置4による特図の変動表示ゲ
ームの結果如何によって大入賞口5bを閉じた状態(遊
技者にとって不利な状態)から開放状態(遊技者にとっ
て有利な状態)に変換するサイクル遊技を行う特別変動
入賞装置5、一般入賞口8,8、サイドランプ12,1
2、風車と呼ばれる打球方向変換部材14、多数の障害
釘(図示省略)などが配設されている。遊技領域1aの
最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウト穴1
3が設けられている。
【0020】特別図柄表示装置4は、例えば、液晶表示
装置(LCD:Liquid Crystal Display)からなる特図
の変動表示器(変動表示装置)4aと、後述の遊技制御
装置(遊技制御手段)20(図2)からの指令に基づき
変動表示器4aの表示制御を行う表示制御装置(表示制
御手段)40(図2)と、を備えて構成されている。変
動表示器4aは、図5(a)等に示すように、複数の変
動表示領域10a、10b、10cを有し、該変動表示
領域10a、10b、10cの各々に一連の図柄を順次
変動表示させた後に停止させることで、特図の変動表示
ゲームの表示が可能となっている。図柄は、通常の特別
表示態様を成立させ得る通常図柄と、特定の特別表示態
様を成立させ得る特定図柄と、から構成され、各々6図
柄有り全体で12図柄存在する。この実施の形態では、
図4に示すように、通常図柄は「信長」を模したキャラ
クタC1(以下、「C1」)、「秀吉」を模したキャラ
クタC2(以下、「C2」)、「家康」を模したキャラ
クタC3(以下、「C3」)などの「武士」を模したキ
ャラクタ図柄から構成(「C3」以降に、「C4」,
「C5」,「C6」といった3図柄が存在する)され、
所定条件の成立に基づき(例えば、大当り発生の確率が
高まる確率変動図柄(確変図柄)で大当り状態を発生さ
せる場合などに)、通常図柄から特定図柄に変更される
ことになる。また、特定図柄は「武士」を模した図柄に
「甲冑」を模した装飾図柄が付加されたキャラクタC1
(甲冑有り),C2(甲冑有り),C3(甲冑有り)な
どの「武士(甲冑あり)」を模した装飾キャラクタ図柄
から構成(「C3(甲冑あり)」以降に、「C4(甲冑
あり)」,「C5(甲冑あり)」,「C6(甲冑あ
り)」といった3図柄が存在する)されている。また、
特別図柄表示装置4の下部には、図1に示すように、普
通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図の変動表示ゲ
ームが未処理となっている未処理回数を点灯表示する特
図始動記憶表示器4b,4bが設けられている。
【0021】普通図柄表示器7は、例えば、7セグメン
ト型のLEDなどによって構成され、普通図柄(例え
ば、数字、記号などの図柄)の変動表示ゲームが行われ
るようになっている。また、特別変動入賞装置5の開閉
扉5aの右側には、普図始動ゲート6,6に遊技球が入
賞(普図の始動入賞)して普図変動表示遊技が未処理と
なっている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器6
aが配設されている。
【0022】普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材
9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時
は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保
持しているが、普通図柄表示器7の変動表示遊技の結果
が所定の停止表示態様(例えば、「7」)となった場合
には、普通電動(普電)ソレノイド6c(図2)の駆動
により逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置9に遊
技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状態)に
変化されるようになっている。この普通変動入賞装置9
は、特図の始動入賞口も兼ね、その内部(入賞領域)に
特図始動センサ(特図始動検出手段)9b(図2)を備
えている。また、普図始動ゲート6,6内には、該普図
始動ゲート6,6を通過した遊技球を検出するための普
図始動センサ(普図始動検出手段)6b,6b(図2)
が設けられている。
【0023】特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開
閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えてい
る。開閉扉5aは、大入賞口ソレノイド5e(図2)の
駆動により、その上端側が手前側に倒れる方向に回動し
て開放可能になっていて、変動表示器4aの各変動表示
領域10a、10b、10cにおける図柄の停止態様が
特別表示態様(例えば、「C1,C1,C1」などのゾ
ロ目)となって大当り等が発生した場合に、遊技価値の
付与として、例えば、大入賞口5bが開放されて、多数
の遊技球を獲得し易い状態(通常時と比べて入賞の発生
し易い特別状態)に変換されるようになっている。な
お、この実施の形態では、前記特別表示態様は当該特別
表示態様を成立させた図柄の種類に対応して複数種類設
定されており、通常図柄による通常の特別表示態様と特
定図柄による特定の特別表示態様がある。また、前記大
入賞口5bの内部(入賞領域)には、該大入賞口5bに
入った遊技球を検出するためのカウントセンサ5c(図
2)と、大入賞口5bに入った遊技球のうち継続入賞領
域(V入賞領域)に流入した遊技球を検出するための継
続センサ5d(図2)が配設されている。また、各一般
入賞口8,…の内部(入賞領域)には、該一般入賞口
8,…に入った遊技球を検出するための入賞口センサ8
a,…(図2)が配設されている。
【0024】図2は、このパチンコ遊技機に備わる遊技
制御装置20と表示制御装置40の主要制御ブロック図
である。
【0025】この実施の形態のパチンコ遊技機は、図2
に示すように、遊技の進行に関する制御を行う遊技制御
装置20、該遊技制御装置20からの指令(表示制御情
報)に基づいて変動表示器4aの表示制御を行う表示制
御装置40を備える他、遊技制御装置20からの指令に
基づいて各種装飾ランプ・LED等の点灯・点滅制御を
行う装飾制御装置50、遊技制御装置20からの指令に
基づいてスピーカの出力制御を行う音制御装置60、遊
技制御装置20からの指令やカードユニット(図示省
略)からの指令に基づいて遊技球(賞球、貸球)の排出
制御を行う排出制御装置30を備えている。
【0026】遊技制御装置20は、内部にCPU(Cent
ral Processing Unit)21a、RAM(Random Access
Memory)21b及びROM(Read Only Memory)21
cを備えた遊技用マイクロコンピュータ21、入力I/
F23a、出力I/F23b、発振器22等により構成
されている。
【0027】CPU21aは、制御部、演算部を備え、
演算制御を行う他、特図や普図の変動表示ゲームに関わ
る各種乱数値(例えば、特図の大当り発生に関与する各
種乱数値)なども生成している。RAM21bは、特図
始動信号としての特図始動センサ9bのオン信号の記憶
(特図始動記憶)及び普図始動信号としての普図始動セ
ンサ6b,6bのオン信号の記憶(普図始動記憶)の記
憶領域、CPU21aで生成される各種乱数値の記憶領
域、各種データを一時的に記憶する記憶領域、並びに、
CPU21aの作業領域を備えている。ROM21cに
は、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれ
ている他、特図や普図の変動表示ゲームに関わる各種判
定値(例えば、特別遊技状態の発生を判定するための判
定値)などが書き込まれている。
【0028】また、入力I/F23aには、図示しない
ローパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、特図
始動センサ9b、普図始動センサ6b,6b、継続セン
サ5d、カウントセンサ5c、入賞口センサ8a,…な
どが接続され、それら各センサから出力される検出信号
が入力I/F23aを介してCPU21aに出力される
ようになっている。一方、出力I/F23bには、CP
U21aから出力される各種の制御信号が入力され、そ
れら制御信号は、出力I/F23bから、図示しない出
力ポート及びドライバーを介して、普通図柄表示器7、
大入賞口ソレノイド5e、普電ソレノイド6c、排出制
御装置30、装飾制御装置50、表示制御装置40、音
制御装置60、盤用外部情報出力部81などに出力され
ている。
【0029】表示制御装置40は、CPU(Central Pr
ocessing Unit)41、ROM(Read Only Memory)4
2、RAM(Random Access Memory)43及びDMAC
(Direct Memory Access Controller)44、発振器4
5、VDC(Video Digital Controller)46、フォン
トROM47、VDC46の電気信号(入力信号)を光
信号(出力信号)に変換させる際のγ補正を行うγ補正
回路48、インターフェイス49などを備えている。
【0030】CPU41は、その内部に制御部、演算
部、各種カウンタ、各種レジスタなどを備え、遊技制御
装置20とインターフェイス49を介して接続され、遊
技制御装置20の制御下、変動表示器4aの制御を行っ
ている。その制御データは発振器45からのパルスに同
期させてVDC46に送られる。ROM42には、変動
表示器4aの表示制御を行うための表示制御プログラム
(各種演出表示の表示制御プログラムも含む)や表示制
御データ等が書き込まれている。RAM43は、各種デ
ータを一時的に記憶する記憶領域とCPU41の作業領
域などを備えている。DMAC44は、遊技用マイクロ
コンピュータ21からの表示制御情報に対し、CPU4
1とのアクセスなしで直接各メモリーやVDC46等の
間で表示制御データのやり取りを行っている。
【0031】フォントROM47には、変動表示ゲーム
用の図柄(通常図柄、特定図柄)の表示データ、装飾図
柄の表示データ、背景画像の表示データ、遊技内容を説
明する文字の表示データなどが書き込まれている。VD
C46の内部には、図示は省略するが、スプライトRA
M、パレットRAM、V−RAM等が備えられていて、
次のような画像データ制御を行っている。即ち、VDC
46は、CPU41からの指令信号を受けて、フォント
ROM47から図柄や背景画像の表示データを取り出し
て編集する。そして、その指令信号に含まれる配色デー
タに基づいて、その編集した画像データに対し配色の指
定をパレットRAMで行い、次いでスプライトRAMに
て図柄等の画像編集を行う。この編集された画像データ
信号はγ補正回路48で補正された後、V_SYNCや
H_SYNCと同期させて変動表示器4aに送信され
る。
【0032】この実施の形態に係るパチンコ遊技機は、
上記のように構成されていて、遊技制御装置20と表示
制御装置40とにより、例えば、次のような遊技制御が
行われる。
【0033】先ず、当該パチンコ遊技機に電源が投入さ
れると、図3に示すように、客待ちの状態(ステップS
0)となる。この客待ちの状態では、変動表示器4aに
おいて、例えば、客寄せ用のデモンストレーション表示
等が行われている。
【0034】この状態で、遊技領域1a中に打ち込まれ
た遊技球が普通変動入賞装置9(特図始動口)に入賞す
ると、変動状態(ステップS1)に遷移する。即ち、遊
技制御装置20のCPU21aでは、普通変動入賞装置
9内部の特図始動センサ9bから出力される検出信号に
基づいて、RAM21bに記憶されている特図に関する
各種乱数値(CPU21aで生成され所定周期で記憶更
新されている)を抽出し、該抽出した乱数値と、予めR
OM21cに記憶されている特図に関する各種判定値と
の比較により、特図の変動表示ゲームの内容(例えば、
特別遊技状態を発生するか否か、変動表示領域10a、
10b、10cの各々に本停止させる図柄を何れとする
かなど)を決定すると共に、この決定に基づいて、表示
制御装置40に表示制御情報を出力する。
【0035】このとき出力される表示制御情報には、変
動表示領域10a、10b、10cの各々に本停止させ
る図柄のデータ、変動パターンデータ等が含まれてお
り、変動パターンデータにより、図柄の変動時間とそれ
に対応する変動パターン(通常変動、リーチ有り、リー
チの種類、再抽選有り、予告有りなど)が指定されるよ
うになっている。
【0036】表示制御装置40は、遊技制御装置20か
ら上記表示制御情報を受け取ると、該表示制御情報に基
づいて画像データを編集し、この編集した画像データを
変動表示器4aに送って、変動表示器4aの変動表示領
域10a、10b、10cの各々に、一連の図柄(「C
1」、「C2」、「C3」などのキャラクタ図柄)を順
次変動表示させた後に停止させる特図の変動表示ゲーム
の表示を行わせる。具体的には、表示制御情報に含まれ
る変動パターンデータに基づいて、所定の変動パターン
で各変動表示領域10a、10b、10cの通常図柄を
所定時間変動表示させた後、表示制御情報で指定された
通常図柄を各変動表示領域10a、10b、10cに仮
停止させる。そして、遊技制御装置20では、先に出力
した表示制御情報で指定した変動時間が経過したところ
で、変動停止を指示する表示制御情報を表示制御装置4
0に出力する。表示制御装置40では、その変動停止を
指示する表示制御情報に基づいて、変動表示領域10
a、10b、10cの各々で仮停止されている図柄を本
停止させる表示制御を行う。なお、再抽選が行われる変
動パターンのときには、表示制御装置40で乱数の抽出
等により独自で仮停止する図柄を決定し、その決定した
図柄での仮停止(通常図柄の停止態様を導出した)後、
さらに再変動させ、その後に表示制御情報(図柄デー
タ)で指示された図柄で本停止させる。ここで、仮停止
とは、例えば、短時間の停止、或いは微動状態での停止
など、未だ確定していない停止のことをいい、本停止と
は、その停止をもって確定となる停止のことをいう。
【0037】また、この実施の形態では、上記表示制御
装置40によって、本発明に係る図柄規制表示制御手段
と図柄変更表示制御手段の各々が構成され、以下に示す
ような表示制御が行われている。具体的には、上記表示
制御情報で指定した表示制御情報(図柄データ、変動パ
ターンデータ)が、予め定められた特別表示態様で本停
止させる表示制御情報である場合には、成立する特別表
示態様がキャラクタ図柄による通常の特別表示態様、及
び、キャラクタ図柄に所定の装飾図柄を付加した装飾キ
ャラクタ図柄による特定の特別表示態様如何に関わら
ず、先ず、変動表示ゲームの途中段階までは、各変動表
示領域10a、10b、10cにおける図柄の組合せ態
様が特定の特別表示態様を成立させ得ないキャラクタ図
柄のみで変動表示ゲームが行われ、その後、キャラクタ
図柄による特別表示態様(通常の特別表示態様)となっ
て必ず仮停止させる表示制御が前記図柄規制表示制御手
段によって行われることになる。さらに、変動表示ゲー
ムの最終段階において、各変動表示領域10a、10
b、10cにおける図柄の組合せ態様が特定の特別表示
態様を成立させ得る装飾キャラクタ図柄による特別表示
態様(特定の特別表示態様)となって本停止する場合に
は、一旦仮停止された通常の特別表示態様を成立させる
各キャラクタ図柄に対して所定の装飾図柄が付加される
ような動作表示が行われ、特定の特別表示態様を成立さ
せ得る装飾キャラクタ図柄の組合せ態様に変更される表
示制御が前記図柄変更表示制御手段によって行われるこ
とになる。
【0038】また、遊技制御装置20において、例え
ば、特図の大当たり判定用の乱数値とその判定値との比
較により、ハズレが決定されている場合には、各変動表
示領域10a、10b、10cにおける図柄の停止結果
がハズレの組合せ態様となって、当該変動表示ゲームが
終了となる。その後、特図始動記憶がない場合には、客
待ちの状態(ステップS0)に遷移し、特図始動記憶が
ある場合には、次の変動表示ゲームの変動状態(ステッ
プS1)に移行する。
【0039】一方、特図の大当たり判定用の乱数値とそ
の判定値との比較により、特図の大当たり(特別遊技状
態の発生)が決定されている場合には、各変動表示領域
10a、10b、10cにおける図柄の停止態様が予め
定められた特別表示態様(例えば、「C1,C1,C
1」などのゾロ目)となって、大当たりと呼ばれる特別
遊技状態(ステップS2)に遷移する。
【0040】この大当たり状態では、特別変動入賞装置
5の開閉扉5aが所定時間(例えば、29.5秒間)開
放して閉じるサイクル(サイクル遊技)を1ラウンドと
し、各ラウンド中、遊技球が大入賞口5b中の継続入賞
領域の継続センサ5dに検出されることを条件に所定ラ
ウンド(例えば、15ラウンド)まで継続される遊技で
ある。但し、各ラウンド中、大入賞口5bに遊技球が所
定個数(例えば、10個)入賞したときはその時点でそ
のラウンドを終了する。各ラウンド中、大入賞口5bへ
の入賞個数は、カウントセンサ5cにより検出されてR
AM21bに記憶され、所定個数に達すると開閉扉5a
が閉じられてそのラウンドの特別遊技状態が終了する。
【0041】この大当たり状態が終了すると、特図始動
記憶がない場合には、客待ちの状態(ステップS0)に
遷移し、特図始動記憶がある場合には、次の変動表示ゲ
ームの変動状態(ステップS1)に移行する。なお、こ
の実施の形態では、前記特別表示態様は、当該特別表示
態様を成立させた図柄の種類に対応して複数種類設定さ
れている。具体的には、図柄の停止態様が「C1、C
1、C1」、「C2、C2、C2」、「C3、C3、C
3」などのぞろ目となる特別表示態様が、複数種類設定
されている。そして、前記変動表示ゲームの結果態様が
前記複数種類の特別表示態様のうち通常の特別表示態様
となったことに関連して、前記特別遊技状態が発生し、
通常の遊技価値が遊技者に対して付与されるようになっ
ている。一方、前記変動表示ゲームの結果態様が前記複
数種類の特別表示態様のうち特定の特別表示態様となっ
たことに関連して、即ち、上記大当たり状態が、特定の
条件を満たした図柄の組合せ態様(例えば、「C1(甲
冑あり),C1(甲冑あり),C1(甲冑あり)」な
ど、特定図柄(確変図柄)が3個揃ったゾロ目)で発生
したことに関連して、前記特別遊技状態の発生(通常の
遊技価値の付与)のほかに遊技者にとって有利な付加遊
技価値が付与されるようになっている。
【0042】この実施の形態では、前記大当り状態の終
了後、その後に付加遊技価値として大当り状態が所定回
数(例えば、1回)発生するまで大当たり状態の発生確
率(特別表示態様が成立する確率)が通常確率(例え
ば、1/315)から高確率(例えば、7/315)に
変換される確率変動状態が発生する。また、この確率変
動状態においては、普図の変動表示ゲームの変動表示時
間が短縮(例えば、30秒から6秒へ)される普図時短
状態が発生する。この普図時短状態によって、普図の変
動表示ゲームの単位時間あたりの実行可能回数が増え
て、その分、普図の当り発生回数も増加することにな
る。さらに、この普図時短状態中には、普図の当りによ
る普通変動入賞装置9の開放パターンの変更制御を併せ
て行ってもよい。その開放パターンの変更制御として
は、例えば、開閉部材9a,9aの0.5秒の開放を1
回から、3秒の開放を2回、或いは、5秒の開放を1回
にするなどの変更制御がある。またさらに、確率変動状
態においては、普図の変動表示ゲームの当り発生確率を
通常確率から高確率に変換することで、普通変動入賞装
置9への遊技球の入賞率を高めた状態を発生させてもよ
い。
【0043】このように、この実施の形態では、各変動
表示領域10a、10b、10cにおける図柄の停止態
様が予め定められた特別表示態様となることに関連し
て、大当りが発生し、この大当り発生に伴い、大入賞口
5bが開放されて、賞球の大量獲得の機会(通常の遊技
価値)が遊技者に対して付与されるようになっている。
そして、その大当りが特定図柄による特定の特別表示態
様で発生したときには、その大当りの終了後に、付加遊
技価値として例示する確率変動状態が発生するようにな
っている。
【0044】次に、遊技制御装置20と表示制御装置4
0とにより行われる変動表示遊技の表示態様について具
体的に説明する。
【0045】前述した図3の客待ちの状態(ステップS
0)で、遊技領域1a中に打ち込まれた遊技球が普通変
動入賞装置9に入賞すると、特図の変動表示ゲームが開
始されて、前述した図3の変動状態(ステップS1)に
遷移する。この変動状態では、変動表示器4aの変動表
示領域10a、10b、10cの各々において、先ず
は、通常図柄が順次変動表示される。このとき、この実
施の形態では、変動表示される通常図柄は、通常の特別
表示態様を成立させ得る複数のキャラクタ図柄からなっ
ており、具体的には、「信長」を模したキャラクタC
1、「秀吉」を模したキャラクタC2、「家康」を模し
たキャラクタC3などの「武士」を模したキャラクタ図
柄が順次変動表示される。
【0046】その後、各変動表示領域10a、10b、
10cにおける通常図柄が、例えば、変動表示領域10
a(左図柄)→変動表示領域10c(右図柄)→変動表
示領域10b(中図柄)の順に停止される過程で、例え
ば、図5(a)に示すように、通常図柄の停止態様が予
め定められた通常の特別表示態様(例えば、「C1,C
1,C1」などのゾロ目)となる可能性のあるリーチ表
示態様(例えば、「C1,−,C1」、−は未停止状
態)となった場合には、リーチ状態が発生する。このリ
ーチ状態が発生すると、大当り発生の期待感を高めるた
めに、例えば、未だ変動表示中である変動表示領域にお
ける通常図柄の変動表示方法(変動表示速度や変動表示
方向など)を変化させたり、キャラクタを新たに出現さ
せるなどして、様々な演出表示が行われる。
【0047】このリーチ状態における変動表示の結果、
例えば、図5(b)に示すように、各変動表示領域10
a、10b、10cにおける通常図柄の停止態様が通常
の特別表示態様(例えば、「C1,C1,C1」などの
ゾロ目)となった場合、前述した大当りの発生が決定す
る。さらに、変動表示領域10a、10b、10cの各
々の通常図柄が仮停止状態となったことに関連させて、
各図柄の再抽選を行わせる表示制御が行われる。具体的
には、通常図柄が仮停止状態となったことに関連させ
て、予め定められた装飾図柄を出現させ、この装飾図柄
が通常図柄に付加された場合には、通常図柄が特定図柄
に変更されることになる。このとき、この実施の形態で
は、通常図柄である「武士」を模したキャラクタ図柄が
装飾図柄である「甲冑」を模した図柄を身に付けること
により特定図柄である「武士(甲冑有り)」を模した装
飾キャラクタ図柄に変更されることになる。また、変動
表示領域10a、10b、10cの各キャラクタが装飾
図柄である「甲冑」を身に付ける演出表示が行われる際
に、各キャラクタが変動表示領域10a、10b、10
cの各々に出現した「武器」を握りしめるような演出表
示が行われることにより遊技の興趣を高めることができ
る。この再抽選の結果、仮停止状態となった図柄の組合
せ態様が通常図柄による通常の特別表示態様から特定図
柄による特定の特別表示態様に変更された場合には、大
当り状態の終了後に付加遊技価値として確率変動状態が
発生することになる。
【0048】そして、再抽選の演出表示が開始される
と、例えば、図6(a)に示すように、変動表示器4a
の画面上部中央に「いざ」という文字が表示された後、
図6(b)に示すように、変動表示器4aの画面右側中
央に「合戦じゃっ!」という文字が表示されるととも
に、変動表示領域10a、10b、10cの各キャラク
タC1は各変動表示領域10a、10b、10cの画面
下部に出現した「武器」を握りしめることになる。同時
に、各変動表示領域10a、10b、10cの上方から
装飾図柄である「甲冑」を模した図柄が所定数出現し
て、この装飾図柄が予め定められた移動軌跡に沿って反
復移動する(即ち、装飾図柄は僅かに揺れている状態と
なっている)ことにより、恰も、「甲冑」が各キャラク
タC1に装着されるかのような演出表示が行われる。こ
の再抽選の演出表示の結果、キャラクタC1の各々が
「甲冑」を身に付けることができなかった場合には、変
動表示領域10a、10b、10cの図柄の最終停止態
様が通常図柄による通常の特別表示態様となり、大当り
状態の終了後に付加遊技価値が付与されない通常の大当
りの発生が決定し、この大当り発生に伴い、大入賞口5
bが開放されて、賞球の大量獲得の機会(通常の遊技価
値)が遊技者に対して付与される。一方、この再抽選の
演出表示の結果、各変動表示領域10a、10b、10
cに表示されている図柄の組合せ態様が通常図柄による
通常の特別表示態様から特定図柄による特定の特別表示
態様に変更された場合には、変動表示領域10a、10
b、10cの図柄の最終停止態様が特定図柄による特定
の特別表示態様となり、大当り状態の終了後に付加遊技
価値として確率変動状態が発生することになる。例え
ば、図6(c)に示すように、変動表示器4aの画面上
部中央に「ジャキーン」という文字が表示されるととも
に、各キャラクタが「甲冑」を身に付けた場合には、変
動表示領域10a、10b、10cの図柄の停止態様
が、図6(d)に示すように、特定図柄による特定の特
別表示態様となることに関連して、大当りが発生し、前
述した大当りの終了後に、付加遊技価値として確率変動
状態が発生する。
【0049】また、変動表示ゲームにおいて、変動表示
器4aの変動表示領域10a、10b、10cの各々の
最終停止図柄の組合せ態様がハズレの組合せ態様となっ
て停止状態となる場合には、例えば、図7(a)に示す
ように、変動表示器4aの変動表示領域10a、10
b、10cにおいて変動表示されている各通常図柄が、
順次停止される過程において、図7(b)に示すよう
に、変動表示領域10a、10b、10cの通常図柄の
組合せ態様が一旦ハズレの組合せ態様(「C2,C1,
C3」)となって仮停止状態となる。このとき、変動表
示領域10a、10b、10cの各通常図柄は僅かに揺
れている状態となっている。その後、変動表示領域10
a、10b、10cの各図柄の変更表示が行われ、例え
ば、図7(c)に示すように、変動表示領域10a、1
0cの各通常図柄が特定図柄に変更されて、変動表示領
域10a、10b、10cの各々の最終停止図柄の組合
せ態様がハズレの組合せ態様(「C2(甲冑有り),C
1,C3(甲冑有り)」)で確定となり当該変動表示ゲ
ームが終了となる。なお、各図柄の変更表示の結果、通
常図柄が特定図柄に変更された変動表示領域の各々の画
面上部に「矢印」が表示されるとともに、装飾図柄であ
る「甲冑」が光り輝くこととなり、「甲冑」が付加され
たことを遊技者に対して分かり易くなっている。また、
変動表示ゲームが終了となった後、次の変動表示ゲーム
の変動状態(ステップS1)に移行する際に、各キャラ
クタが身に付けている「甲冑」を取り外す表示を行った
後、変動表示領域10a、10b、10cにおける各通
常図柄の変動表示が開始される。これにより、変動表示
ゲームにおいて、先ずは、通常図柄だけで変動表示が実
行されていることを遊技者に対して明確に報知すること
ができる。なお、上記次の変動表示ゲームの変動状態
(ステップS1)に移行する際に、各キャラクタが「甲
冑」を身に付けたまま、変動表示領域10a、10b、
10cにおける各図柄の変動表示が開始され、高速変動
表示中に「甲冑」を取り外すようにしてもよい。
【0050】なお、変動表示ゲームにおいて、変動表示
器4aの変動表示領域10a、10b、10cの各々の
最終停止図柄の組合せ態様が、例えば、図8(c)に示
すように、「C1,C1(甲冑有り),C1(甲冑有
り)」などのハズレの組合せ態様となって停止状態とな
る場合には、その組合せ態様によっては、各変動表示領
域10a、10b、10cの通常図柄を仮停止させる段
階で、通常の特別表示態様(通常図柄が「C1,C1,
C1」のぞろ目)を成立させてしまう虞がある。そし
て、各図柄の再抽選の結果、ハズレの組合せ態様(「C
1,C1(甲冑有り),C1(甲冑有り)」など)に変
更させてしまうと、遊技者の不満感を極めて高めてしま
うことになる。そこで、上記問題を解決するため、例え
ば、図8(a)に示すように、変動表示ゲームにおいて
通常の特別表示態様(通常図柄が「C1,C1,C1」
のぞろ目)を成立させずに、一旦ハズレの組合せ態様
(通常図柄が「C3,C2,C2」など)を表示させた
後、図8(b)に示すように、変動表示領域10a、1
0b、10cの各図柄の再変動が行われ、図8(c)に
示すように、変動表示領域10a、10b、10cの各
々の最終停止図柄の組合せ態様を予め決定されているハ
ズレの組合せ態様(「C1,C1(甲冑有り),C1
(甲冑有り)」など)とさせる変動表示が行われる。
【0051】また、上記各図柄の再抽選において、仮停
止図柄の組合せ態様として通常の特別表示態様(通常図
柄が「C1,C1,C1」などのぞろ目)を成立させず
に一旦ハズレの組合せ態様(通常図柄が「C3,C2,
C2」など)を表示させた後、変動表示領域10a、1
0b、10cの各図柄の再変動が行われた場合に、必
ず、最終停止図柄の組合せ態様を予め決定されているハ
ズレの組合せ態様(「C1,C1(甲冑有り),C1
(甲冑有り)」など)とさせる変動表示が行われるよう
に表示制御すると、仮停止図柄の組合せ態様がハズレの
組合せ態様(通常図柄が「C3,C2,C2」など)と
なった時点で、遊技者は最終停止図柄の組合せ態様がハ
ズレの組合せ態様となることを確信してしまうため、遊
技の興趣を得難いという問題がある。そこで、上記問題
を解決するため、一旦仮停止させた通常図柄の組合せ態
様がハズレの組合せ態様(通常図柄が「C3,C2,C
2」など)となった場合でも、各図柄の再変動によっ
て、時には最終停止図柄の組合せ態様を通常或いは特定
の組合せ態様に変更させる変動表示が行われる。
【0052】以上のように、この実施の形態のパチンコ
遊技機によれば、表示制御手段により、変動表示ゲーム
の途中段階で一旦通常の特別表示態様を成立させる図柄
の組合せ態様を表示させた後、当該表示された図柄を再
度変動表示させて最終段階で特定の特別表示態様を成立
させる図柄の組合せ態様を表示させることが可能とな
り、該表示制御手段に含まれる図柄規制表示制御手段に
より、特定の特別表示態様を成立させ得ない図柄に規制
した複数の図柄により変動表示ゲームが行われることか
ら、変動表示ゲームが終了するまで、通常の特別表示態
様が成立するか或いは特定の特別表示態様が成立するか
がわからなくなり、付加遊技価値の付与に対する期待感
を長期間持続させることができるような興趣性の高い変
動表示ゲームを実行できる。また、通常の特別表示態様
を成立させる図柄(特定の特別表示態様を成立させ得な
い図柄)だけで変動表示ゲームが行われるので、表示
上、図柄数が減少した状態となり、遊技者がリーチ表示
態様や特別表示態様の成立に対して期待感を高めること
ができる。
【0053】また、図柄規制表示制御手段が変動表示ゲ
ームの途中段階までの変動表示ゲームを制御するので、
通常及び特定の特別表示態様如何に関わらず特別表示態
様が成立する場合には、先ず、変動表示ゲームの途中段
階で通常の特別表示態様が必ず成立し、さらに、最終段
階で特定の特別表示態様が成立する場合には、その後に
再度変動表示が行われ特定の特別表示態様に変化するこ
ととなるため、通常の特別表示態様が表示されても、そ
の後特定の特別表示態様に変化する期待感を持たせるこ
とができる。また、再度変動表示させて特定の特別表示
態様に変更する機能を備えたことによって、特定の特別
表示態様を成立させ得る図柄によるリーチ表示態様が形
成された場合にそのまま特別表示態様が成立し辛くな
り、これに伴い、特別遊技状態の発生に対する期待感が
低下してしまうことを防止できる。従って、通常及び特
定の特別表示態様の成立に対する期待感を効率よく高め
て長期間持続させることができるような興趣性の高い変
動表示ゲームを実行できる。
【0054】また、複数の図柄は特定の特別表示態様を
成立させ得る複数の特定図柄と、通常の特別表示態様を
成立させ得る複数の通常図柄とから構成され、図柄規制
表示制御手段は、複数の通常図柄のみにより変動表示ゲ
ームを制御するので、上記効果を確実に得られるような
変動表示ゲームを実行できる。
【0055】また、通常図柄は所定のキャラクタ図柄か
ら構成されるとともに、特定図柄は該通常図柄としての
キャラクタ図柄に所定の装飾図柄を付加した装飾キャラ
クタ図柄から構成されるので、通常図柄と特定図柄とを
キャラクタ図柄で関連させることができ変動表示ゲーム
の興趣性を高めることができるとともに、通常図柄と特
定図柄とを装飾図柄の有無で簡単に表現することができ
るので、通常図柄から特定図柄へ変更する場合に何ら不
自然ない表現で行うことができる。
【0056】さらに、表示制御手段は、変動表示ゲーム
の途中段階で一旦表示された通常の特別表示態様を成立
させる各キャラクタ図柄に対して、所定の装飾図柄が付
加されるような動作表示を行うことで、特定の特別表示
態様を成立させる装飾キャラクタ図柄の組合せ態様に変
更することが可能な図柄変更表示制御手段を含んでいる
ので、通常の特別表示態様から特定の特別表示態様への
変更をキャラクタ図柄に関連させて興趣性を高めた自然
な表現で実行できる。
【0057】なお、この実施の形態では、通常図柄(キ
ャラクタ図柄)として、「武士」を模した図柄を、装飾
図柄として、「甲冑」を模した図柄を、また、特定図柄
(装飾キャラクタ図柄)として、「武士(甲冑有り)」
を模した図柄を例示したが、これに限られるものではな
く、図柄同士が互いに識別可能で、装飾図柄を付加しな
いか否かで通常図柄と特定図柄とを変更可能であれば、
如何なる図柄の組合せであってもよい。例えば、通常図
柄を普段着の女の人キャラクタ、特別図柄をドレス姿の
女の人キャラクタとして、通常の特別表示態様を特定の
特別表示態様に変更させる場合に、普段着からドレス姿
に着替えるような動作表示を行わせるようにすることも
可能である。
【0058】また、この実施の形態では、各図柄を、通
常図柄であるキャラクタ図柄と、特定図柄である装飾キ
ャラクタ図柄と、により構成して、特定図柄による特定
の特別表示態様を成立させた場合に、大当り終了後に付
加遊技価値として確率変動状態が付与されるようにした
が、これに限られるものではなく、装飾図柄を「鎧」及
び「兜」からなる「甲冑」とし、各図柄を、単なるキャ
ラクタ図柄と、「鎧」を付けたキャラクタ図柄と、
「鎧」と「兜」を付けたキャラクタ図柄と、により構成
(キャラクタ図柄は共通に構成)して、単なるキャラク
タ図柄による特別表示態様が成立した場合には、付加遊
技価値を付与しないで、「鎧」を付けたキャラクタ図柄
による特別表示態様が成立した場合には、所定の付加遊
技価値を付与し、「鎧」と「兜」を付けたキャラクタ図
柄による特別表示態様が成立した場合には、「鎧」を付
けたキャラクタ図柄による特別表示態様が成立した場合
に付与される付加遊技価値以上の付加遊技価値を付与す
るようにしてもよい。例えば、単なるキャラクタ図柄に
よる特別表示態様が成立した場合には、大当り終了後に
確率変動状態(或いは、普図時短状態等)にはならない
で、「鎧」を付けたキャラクタ図柄による特別表示態様
が成立した場合には、大当り終了後に変動表示ゲームが
50回実行されるまで確率変動状態(或いは、普図時短
状態等)を発生(但し、50回以内でも大当り発生で終
了)させ、「鎧」と「兜」を付けたキャラクタ図柄によ
る特別表示態様が成立した場合には、大当り終了後に変
動表示ゲームが100回実行されるまで確率変動状態
(或いは、普図時短状態等)を発生(但し、100回以
内でも大当り発生で終了)させるようにすることも可能
である。したがって、再変動表示によって通常の特別表
示態様から特定の特別表示態様に変更される場合には、
単なるキャラクタ図柄による特別表示態様から「鎧」を
身に付けたキャラクタ図柄による特別表示態様に変更し
たり、更に、「鎧」を付けたキャラクタ図柄による特別
表示態様から「鎧」と「兜」を付けたキャラクタ図柄に
よる特別表示態様に変更したりしてもよい。
【0059】また、この実施の形態では、変動表示器4
aに3箇所の変動表示領域10a、10b、10cを設
け、該変動表示領域の各々において通常及び特定図柄を
縦方向にスクロール表示することにより各図柄を順次変
動表示するようにしたが、これに限られるものではな
く、変動表示領域の個数及び変動表示方法は任意であ
り、適時に変更可能である。例えば、各図柄の変動表示
方法を、横方向のスクロール表示としたり、所定の仮想
軸線を中心とした回転表示としたりすることも可能であ
る。
【0060】〔第2の実施の形態〕この第2の実施の形
態のパチンコ遊技機は、以下に説明する点の他は上記第
1の実施の形態と同様であるので、同様の構成要素につ
いては同一符号を付してその説明を省略することとす
る。
【0061】この第2の実施の形態では、変動表示ゲー
ムの途中段階でキャラクタ図柄による通常の特別表示態
様を成立させて仮停止状態となった後で、それらキャラ
クタ図柄に対して付加される装飾情報の個数に基づいて
通常の特別表示態様から特定の特別表示態様に変更され
ることに関連させて、大当り終了後に付加遊技価値の付
与として確率変動状態を発生させるようにしている。
【0062】即ち、変動表示ゲームの結果、変動表示領
域10a、10b、10cの各キャラクタ図柄の組合せ
態様が通常の特別表示態様となり、大当りの発生が決定
された場合に、この大当りが発生したことに関連させ
て、各図柄の再抽選を行わせる動作表示ゲームの表示制
御が行われ、この動作表示ゲームの結果、各図柄がキャ
ラクタ図柄から装飾キャラクタ図柄に所定数変更される
ことに関連して、通常或いは特定の特別表示態様を成立
させる。このとき、この実施の形態では、図柄は、各々
異なるキャラクタ情報を含んだキャラクタ図柄と、該各
キャラクタ情報に対応して所定の装飾情報を付加した装
飾キャラクタ図柄とからなっており、具体的には、前記
動作表示ゲームにより、キャラクタ図柄である「信長」
を模した図柄C1(以下「C1」)に装飾情報である
「甲冑」を模した図柄が付加されることにより、キャラ
クタ図柄から「甲冑を身に付けた信長」を模した装飾キ
ャラクタ図柄「C1(甲冑有り)」に変更されることに
なる。
【0063】この実施の形態では、例えば、図9(a)
に示すように、変動表示領域10a、10b、10cに
おけるキャラクタ図柄の停止態様が通常の特別表示態様
を成立させて仮停止状態となり、大当りの発生が決定さ
れた場合に、この大当りが発生したことに関連させて、
各図柄の再抽選を行わせる動作表示ゲームの表示制御が
行われる。この動作表示ゲームにおいては、キャラクタ
図柄から装飾キャラクタ図柄に変更される各変動表示領
域の上方から装飾図柄が出現し、キャラクタ図柄から装
飾キャラクタ図柄に変更されたことに関連して、キャラ
クタ図柄から装飾キャラクタ図柄に変更された変動表示
領域の各々の画面上部に「矢印」が表示されるととも
に、装飾図柄である「甲冑」が光り輝くこととなり、
「甲冑」が付加されたことを遊技者に対して分かり易く
なっている。
【0064】この動作表示ゲームの結果、変動表示領域
10a、10b、10cの何れかのキャラクタ図柄に装
飾情報である「甲冑」が付加されて装飾キャラクタ図柄
となった場合に、キャラクタ図柄が装飾キャラクタ図柄
に変換された個数により、大当り終了後に付与される付
加遊技価値としての確率変動状態の発生が制御されるこ
とになる。この実施の形態では、例えば、図9(b)に
示すように、変動表示領域10a、10b、10cにお
いて停止状態となった各キャラクタ図柄に対して、「甲
冑」を身に付けたキャラクタが1個以下であった場合
(最終停止態様が「C1,C1,C1(甲冑有り)」な
ど)には、変動表示領域10a、10b、10cにおけ
る各図柄の停止態様が通常の特別表示態様となり、大当
り状態の終了後に付加遊技価値が付与されない通常の大
当りが発生することになる。一方、例えば、図9(c)
に示すように、「甲冑」を身に付けたキャラクタが2個
以上であった場合(最終停止態様が「C1(甲冑有
り),C1(甲冑有り),C1」など)には、変動表示
領域10a、10b、10cにおける各図柄の停止態様
が特定の特別表示態様となり、大当り状態の終了後に付
加遊技価値として確率変動状態が発生することになる。
なお、装飾図柄は何れの変動表示領域においても出現可
能となっており、該出現する装飾図柄の位置或いはタイ
ミング等によっても、大当り終了後に付与される付加遊
技価値としての確率変動状態の発生を制御するようにし
てもよい。
【0065】つまり、この実施の形態の遊技機は、複数
の図柄による変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置
を備え、該変動表示ゲームの終了時に該変動表示装置に
表示された図柄の組合せ態様が予め定められた複数の特
別表示態様のうちの通常の特別表示態様を成立させた場
合に遊技者に通常の遊技価値を付与するとともに、該図
柄の組合せ態様が前記複数の特別表示態様のうちの特定
の特別表示態様を成立させた場合には前記通常の遊技価
値の他に付加遊技価値を付与するようにした遊技機にお
いて、前記複数の図柄は、各々異なるキャラクタ情報を
含んだ所定数のキャラクタ図柄と、該各キャラクタ情報
に対応して所定の装飾情報を付加した所定数の装飾キャ
ラクタ図柄と、から構成され、変動表示ゲームの終了時
に変動表示装置に表示されたキャラクタ図柄および装飾
キャラクタ図柄におけるキャラクタ情報の組合せ態様に
基づいて前記通常若しくは特定の特別表示態様を形成す
るとともに、該各キャラクタ情報への装飾情報の付加態
様に基づいて前記特定の特別表示態様を形成するものと
し、前記変動表示ゲームの途中段階で一旦前記通常の特
別表示態様を成立させる図柄の組合せ態様を表示させた
後、当該表示された図柄を再度変動表示させて最終段階
で前記特定の特別表示態様を成立させる図柄の組合せ態
様を表示させることが可能な表示制御手段を備え、前記
表示制御手段は、前記変動表示ゲームの途中段階までの
変動表示ゲームにおいて、前記所定数のキャラクタ図柄
のみにより変動表示ゲームを制御可能な図柄規制表示制
御手段と、前記図柄規制表示制御手段の制御に基づき前
記変動表示ゲームの途中段階で一旦表示された通常の特
別表示態様を成立させる各キャラクタ図柄に対して、所
定の装飾情報が付加されるか否かの動作表示ゲームを行
うことで、前記通常の特別表示態様を特定の特別表示態
様に変更することが可能な図柄態様変更表示制御手段
と、を含んでいるので、変動表示ゲームの終了まで特定
の特別遊技状態となるか否かが分からないため、遊技者
が期待感を持続させることができる。また、通常の特別
表示態様を成立させた各キャラクタ図柄に対して付加さ
れる、装飾情報の組合せ如何により特定の特別表示態様
が形成され、その装飾情報の組合せを決定する動作表示
ゲームが行われるので変動表示ゲームの興趣性が向上す
ることになる。
【0066】なお、この実施の形態では、変動表示領域
10a、10b、10cにおいて停止状態となった各キ
ャラクタ図柄に対して、装飾キャラクタ図柄の個数が1
個以下であった場合には、変動表示領域10a、10
b、10cにおける各図柄の停止態様が通常の特別表示
態様となり、大当り状態の終了後に付加遊技価値が付与
されない通常の大当りを発生させて、装飾キャラクタ図
柄の個数が2個以上であった場合には、変動表示領域1
0a、10b、10cにおける各図柄の停止態様が特定
の特別表示態様となり、大当り状態の終了後に付加遊技
価値として確率変動状態を発生させるようにしたが、こ
れに限られるものではなく、例えば、装飾キャラクタ図
柄の個数が0個であった場合には、大当り終了後に確率
変動状態(或いは、普図時短状態等)にはならないで、
装飾キャラクタ図柄の個数が1個であった場合には、大
当り終了後の変動表示ゲームが50回実行されるまで確
率変動状態(或いは、普図時短状態等)を発生(但し、
50回以内でも大当り発生で終了)させ、装飾キャラク
タ図柄の個数が2個であった場合には、大当り終了後の
変動表示ゲームが100回実行されるまで確率変動状態
(或いは、普図時短状態等)を発生(但し、100回以
内でも大当り発生で終了)させ、同様に3個であった場
合には次の大当りが発生するまで確率変動状態(或い
は、普図時短状態等)を発生させるようにしてもよい。
【0067】また、今回開示された実施の形態では、各
変動表示領域の上方から装飾図柄が出現するようにした
が、これに限られるものではなく、装飾図柄の出現方法
は任意であり、適時に変更可能である。例えば、変動表
示ゲームが仮停止状態となった段階で、新たに所定のキ
ャラクタ図柄を出現させ、それに関連させて装飾図柄を
出現させることも可能である。
【0068】なお、今回開示された実施の形態では、図
柄規制表示制御手段の制御によって変動表示ゲームが特
定の特別表示態様を成立させ得ない通常図柄(通常の特
別表示態様を成立させる図柄)だけの変動表示によって
開始されるようにしたが、これに限られるものではな
く、例えば、所定条件の成立により、通常図柄と特定図
柄が混在した通常の変動表示ゲームと、通常図柄だけに
よる変動表示ゲームとに切り替えて、変動表示ゲームが
開始されるようにしてもよい。即ち、図柄規制表示制御
手段は、所定の遊技条件の成立に基づき、特定の特別表
示態様を成立させ得ない図柄に規制した複数の図柄によ
り変動表示ゲームを制御するようにしてもよい。ここ
で、所定の遊技条件としては、大当り確率が低確率状態
の場合、変動表示ゲームとは別の表示ゲームを行ってそ
の結果が特定結果となった場合などである。例えば、図
柄規制表示制御手段の制御によって特定の特別表示態様
を成立させ得ない通常図柄だけの変動表示によって開始
される変動表示ゲームを変動表示ゲームAと、通常図柄
と特定図柄が混在した通常の変動表示によって開始され
る変動表示ゲームを変動表示ゲームBとした場合、所定
の遊技条件の成立に基づき、変動表示ゲームがAからB
に、或いはBからAに切り替え可能となる。つまり、変
動表示ゲームにおいて大当り確率が低確率状態となった
場合に、変動表示ゲームをBからAに切り替えることに
より、特定の特別表示態様を成立させ得ない図柄だけで
変動表示ゲームが行われることになり、表示上、図柄数
が減少した状態となり、遊技者がリーチ表示態様や特別
表示態様の成立に対して期待感を高めることができる。
また、変動表示ゲームにおいて、この変動表示ゲームと
は別の表示ゲームを行いその結果が特定結果となった場
合に、変動表示ゲームをAからBに切り替えることによ
り、特定の特別表示態様を成立させる可能性のある特定
図柄が変動表示ゲームに加わることになり、遊技者は付
加遊技価値が付与された大当り状態の発生に対して期待
感を抱くことができ、遊技の興趣を高めることができ
る。
【0069】なお、本発明はこの実施の形態のパチンコ
遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチ
ンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの
弾球遊技機等にも適用可能である。また、今回開示され
た実施の形態はすべての点で例示であって制限的なもの
ではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記
した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特
許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変
更が含まれることが意図される。
【0070】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る遊技機によれ
ば、表示制御手段により、変動表示ゲームの途中段階で
一旦前記通常の特別表示態様を成立させる図柄の組合せ
態様を表示させた後、当該表示された図柄を再度変動表
示させて最終段階で前記特定の特別表示態様を成立させ
る図柄の組合せ態様を表示させることが可能となり、該
表示制御手段に含まれる図柄規制表示制御手段により、
特定の特別表示態様を成立させ得ない図柄に規制した複
数の図柄により変動表示ゲームが行われることから、変
動表示ゲームが終了するまで、通常の特別表示態様が成
立するか或いは特定の特別表示態様が成立するかがわか
らなくなり、付加遊技価値の付与に対する期待感を長期
間持続させることができるような興趣性の高い変動表示
ゲームを実行できる。また、通常の特別表示態様を成立
させる図柄(特定の特別表示態様を成立させ得ない図
柄)だけで変動表示ゲームが行われるので、表示上、図
柄数が減少した状態となり、遊技者がリーチ表示態様や
特別表示態様の成立に対して期待感を高めることができ
る。
【0071】請求項2記載の発明に係る遊技機によれ
ば、前記図柄規制表示制御手段が前記変動表示ゲームの
途中段階までの変動表示ゲームを制御するので、通常及
び特定の特別表示態様如何に関わらず特別表示態様が成
立する場合には、先ず、変動表示ゲームの途中段階で通
常の特別表示態様が必ず成立し、さらに、最終段階で特
定の特別表示態様が成立する場合には、その後に再度変
動表示が行われ特定の特別表示態様に変化することとな
るため、通常の特別表示態様が表示されても、その後特
定の特別表示態様に変化する期待感を持たせることがで
きる。また、再度変動表示させて特定の特別表示態様に
変更する機能を備えたことによって、特定の特別表示態
様を成立させ得る図柄によるリーチ表示態様が形成され
た場合にそのまま特別表示態様が成立し辛くなり、これ
に伴い、特別遊技状態の発生に対する期待感が低下して
しまうことを防止できる。従って、通常及び特定の特別
表示態様の成立に対する期待感を効率よく高めて長期間
持続させることができるような興趣性の高い変動表示ゲ
ームを実行できる。
【0072】請求項3記載の発明に係る遊技機によれ
ば、前記複数の図柄は前記特定の特別表示態様を成立さ
せ得る複数の特定図柄と、前記通常の特別表示態様を成
立させ得る複数の通常図柄とから構成され、前記図柄規
制表示制御手段は、前記複数の通常図柄のみにより変動
表示ゲームを制御するので、上記効果を確実に得られる
ような変動表示ゲームを実行できる。
【0073】請求項4記載の発明に係る遊技機によれ
ば、前記通常図柄は所定のキャラクタ図柄から構成され
るとともに、前記特定図柄は該通常図柄としてのキャラ
クタ図柄に所定の装飾図柄を付加した装飾キャラクタ図
柄から構成されるので、通常図柄と特定図柄とをキャラ
クタ図柄で関連させることができ変動表示ゲームの興趣
性を高めることができるとともに、通常図柄と特定図柄
とを装飾図柄の有無で簡単に表現することができるの
で、通常図柄から特定図柄へ変更する場合に何ら不自然
ない表現で行うことができる。
【0074】請求項5記載の発明に係る遊技機によれ
ば、前記表示制御手段は、前記変動表示ゲームの途中段
階で一旦表示された通常の特別表示態様を成立させる各
キャラクタ図柄に対して、所定の装飾図柄が付加される
ような動作表示を行うことで、前記特定の特別表示態様
を成立させる前記装飾キャラクタ図柄の組合せ態様に変
更することが可能な図柄変更表示制御手段を含んでいる
ので、通常の特別表示態様から特定の特別表示態様への
変更をキャラクタ図柄に関連させて興趣性を高めた自然
な表現で実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した第1の実施の形態の遊技機と
して例示するパチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図であ
る。
【図2】図1のパチンコ遊技機に備わる遊技制御装置と
表示制御装置の主要制御ブロック図である。
【図3】図1のパチンコ遊技機の遊技状態の遷移を示す
図である。
【図4】通常図柄と特定図柄との対応関係を示す図であ
る。
【図5】図1のパチンコ遊技機の変動表示器に表示され
る変動表示の一例を示す図である。
【図6】図5の変動表示の続きを示す図である。
【図7】図1のパチンコ遊技機の変動表示器に表示され
る変動表示の一例を示す図である。
【図8】図1のパチンコ遊技機の変動表示器に表示され
る変動表示の一例を示す図である。
【図9】本発明を適用した第2の実施の形態の遊技機と
して例示するパチンコ遊技機の変動表示器に表示される
変動表示の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 遊技盤 4a 変動表示器(変動表示装置) 10a,10b,10c 変動表示領域 20 遊技制御装置 40 表示制御装置(表示制御手段、図柄規制表示制
御手段、図柄変更表示制御手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の図柄による変動表示ゲームを表示可
    能な変動表示装置を備え、該変動表示ゲームの終了時に
    該変動表示装置に表示された図柄の組合せ態様が予め定
    められた複数の特別表示態様のうちの通常の特別表示態
    様を成立させた場合に遊技者に通常の遊技価値を付与す
    るとともに、該図柄の組合せ態様が前記複数の特別表示
    態様のうちの特定の特別表示態様を成立させた場合には
    前記通常の遊技価値のほかに付加遊技価値を付与するよ
    うにした遊技機において、 前記変動表示ゲームの途中段階で一旦前記通常の特別表
    示態様を成立させる図柄の組合せ態様を表示させた後、
    当該表示された図柄を再度変動表示させて最終段階で前
    記特定の特別表示態様を成立させる図柄の組合せ態様を
    表示させることが可能な表示制御手段を備え、 前記表示制御手段は、前記特定の特別表示態様を成立さ
    せ得ない図柄に規制した複数の図柄により変動表示ゲー
    ムを制御する図柄規制表示制御手段を含んでいることを
    特徴とする遊技機。
  2. 【請求項2】前記図柄規制表示制御手段は、前記変動表
    示ゲームの途中段階までの変動表示ゲームを制御するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】前記複数の図柄は、前記特定の特別表示態
    様を成立させ得る複数の特定図柄と、前記通常の特別表
    示態様を成立させ得る複数の通常図柄とから構成され、 前記図柄規制表示制御手段は、前記複数の通常図柄のみ
    により変動表示ゲームを制御することを特徴とする請求
    項1または請求項2記載の遊技機。
  4. 【請求項4】前記通常図柄は所定のキャラクタ図柄から
    構成されるとともに、前記特定図柄は該通常図柄として
    のキャラクタ図柄に所定の装飾図柄を付加した装飾キャ
    ラクタ図柄から構成されていることを特徴とする請求項
    3に記載の遊技機。
  5. 【請求項5】前記表示制御手段は、前記変動表示ゲーム
    の途中段階で一旦表示された通常の特別表示態様を成立
    させる各キャラクタ図柄に対して、所定の装飾図柄が付
    加されるような動作表示を行うことで、前記特定の特別
    表示態様を成立させる前記装飾キャラクタ図柄の組合せ
    態様に変更することが可能な図柄変更表示制御手段を含
    んでいることを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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