JP3933924B2 - 遊技機 - Google Patents
遊技機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3933924B2 JP3933924B2 JP2001372706A JP2001372706A JP3933924B2 JP 3933924 B2 JP3933924 B2 JP 3933924B2 JP 2001372706 A JP2001372706 A JP 2001372706A JP 2001372706 A JP2001372706 A JP 2001372706A JP 3933924 B2 JP3933924 B2 JP 3933924B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage image
- identification symbol
- control means
- stage
- symbol
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Pinball Game Machines (AREA)
- Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の識別図柄による変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置と、該変動表示ゲームの表示制御を行う表示制御手段と、を備えたパチンコ遊技機、パチスロ遊技機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、遊技機、例えばパチンコ遊技機としては、遊技盤上に複数の図柄による変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置と、始動入賞口を設け、該始動入賞口への遊技球の入賞に基づき該変動表示装置において複数の図柄を変動表示させることで変動表示ゲームを行うようにしたパチンコ遊技機が知られている。
【0003】
上記変動表示ゲームは、複数の図柄から構成される図柄列を、変動表示装置に形成された、例えば左、中、右の表示領域の各々で変動表示させることで行われ、変動表示ゲームの開始から所定時間経過した時点で、各表示領域の変動表示を例えば左、中、右の順に停止させて各々所定の図柄を停止表示することで結果態様を導出することとなっている。上記各表示領域における変動表示は、図柄列における順序に従って順次図柄を更新表示することで行われている。なお、この結果態様は、例えば変動表示ゲームの開始当初で既に決定されていて、該複数の表示領域の変動表示は、該既に決定されている結果態様と一致するように各図柄が停止制御される。
【0004】
そして、変動表示ゲームが終了した際に複数の表示領域の各々に停止表示された各図柄が予め定められた特別結果態様(大当り結果態様:例えば、「1,1,1」、「2,2,2」・・・等のぞろ目数字の何れか)を形成した場合に、遊技価値の付与として特別遊技状態(大当り遊技状態)を発生させ、例えば遊技盤に設けられている変動入賞装置を開状態に変換することで遊技者が多量の遊技球を獲得可能な状態となる。また、変動表示ゲームが終了する間際、例えば左表示領域と中表示領域の変動表示が停止して、右表示領域の変動表示のみが行われている状態で、左と中に停止表示された図柄がリーチ表示態様(例えば、「2,2,−」、−は未停止状態を表す)を形成してリーチ(リーチ状態)となった場合に、右表示領域における変動表示の速度を低速にすると共にその変動表示時間を通常よりも長くするようなリーチ変動表示を行うことで遊技者に特別結果態様の成立(特別遊技状態の発生)に対する期待感を高めるためにしたようなものも一般的となっている。
【0005】
変動表示ゲームが開始された場合に各表示領域で行われる変動表示としては、図柄を上から下に移動させる、即ちスクロールさせることで図柄を順次更新表示させる変動表示態様で行うものが一般的となっている。
一方、最近の遊技機では、上記変動表示装置として、より多彩な表現が可能な液晶表示装置等を備えるものが多くなってきている。このような変動表示装置を備えた場合には、上記変動表示する図柄(識別図柄)の他に、変動表示ゲームの興趣や期待感を高めるための種々の画像を同時に表示するようになっている。
上記画像としては、木や山等の識別図柄の周りや背景を装飾する装飾図柄が含まれて変動表示ゲームが行われるステージを形成するステージ画像や、変動表示ゲームがリーチとなった場合等において当該変動表示ゲームを演出するキャラクタ(人や動物を模したキャラクタ)等の演出図柄からなる演出画像などがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、変動表示装置にステージ画像を表示して、変動表示ゲームを行うようにしても、毎回同じステージ画像であると多彩な表示を行うことができず、興趣を向上させることが困難である。
また、従来より例えば、確率変動状態等の所定の遊技条件の成立によりステージ画像として例えば背景画像を切り換えるようにしたものも考えられているが、従来のものは、変動表示ゲームの進行状態等(即ち変動表示ゲームの途中等)で背景画像を切り換えるのではなく、単に変動表示装置において遊技状態を報知する機能であり、変動表示ゲーム自体の興趣を高めるものではなかった。
しかも、従来は、背景画像が切り換えられたとしても変動表示ゲームにおける図柄の変動表示態様は何ら変化しないため、多彩な表示を行うことができないばかりか、単に背景画像のみの切り換えにより、背景画像に対して変動表示態様が調和せずに遊技者に違和感を残すような表現になってしまったり、更には、表示が全体的に煩雑化してしまう虞もあった。
【0007】
この発明は、前記のような問題点を解決するためになされたもので、変動表示ゲームの開始後にステージ画像を切換可能にすると共に、該ステージ画像の切換に応じて識別図柄の変動表示態様を変更可能にすることにより、変動表示ゲームを多彩にすると共にステージと変動表示態様とをよりマッチさせることができ、これにより期待感や興趣性の高い変動表示ゲームを行うことができる遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、
請求項1記載の発明は、複数の識別図柄による変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置と、該変動表示装置の表示制御を行う表示制御手段と、を備えた遊技機において、
前記表示制御手段は、
変動表示ゲームが行われる舞台を示すステージ画像の表示制御を行うステージ画像制御手段と、
変動表示ゲームにおける識別図柄に関わる制御を行う識別図柄制御手段と、
を備え、
前記ステージ画像制御手段は、変動表示ゲームの開始後にステージ画像を切り換えるステージ画像切換手段を含み、
前記識別図柄制御手段は、
前記ステージ画像切換手段によるステージ画像の切換に応じて、識別図柄の変動表示の態様を異なる変動表示態様に変更制御可能な変動表示制御手段と、
前記ステージ画像切換手段がステージ画像の切換を行う場合に、当該切換前に表示されていた識別図柄を所定の位置に移動させて当該ステージ画像が切り換えられるまで当該識別図柄を無変動状態のまま待機させる図柄待機制御手段と、
を備え、
前記ステージ画像切換手段は、前記変動表示ゲームの結果が大当りとなる場合には、大当りとならない場合より高い割合でステージ画像を切り換えるように制御し、
前記図柄待機制御手段は、前記ステージ画像切換手段がステージ画像を切り換えない場合にも、ステージ画像の切換を行う場合と同様に、前記識別図柄を所定の位置に移動させて当該識別図柄を無変動状態のまま待機させる制御を行い、
前記ステージ画像制御手段によりステージ画像の切換が行われない場合には、前記変動表示制御手段が、無変動状態のまま待機させた識別図柄を画面の上部から下部に移動させるスクロール変動により、変動表示を行うものとし、
前記ステージ画像制御手段によりステージ画像の切換が行われた場合には、該ステージ画像の切換が行われた後、前記図柄待機制御手段が前記所定位置で待機させた識別図柄を、該切り換えられたステージ画像に応じて設定された特定位置に再移動させ、当該ステージ画像上の特定位置で、前記変動表示制御手段が、当該ステージ画像に対応させたその場で識別図柄が切り替わる変動表示態様により、変動表示を行うように制御することを特徴としている。
【0009】
ここで、「遊技機」には、パチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球遊技機や、パチスロ或いはスロットマシンなどが含まれる。
「識別図柄」は、数字、文字および記号、並びに、色彩など、視覚により識別可能な図柄(識別標識)を含む図柄である。
「変動表示装置」は、液晶表示装置、CRT(陰極線管)表示装置などの単体の装置であっても、また、これら装置と多数の発光素子を配列した表示装置、回転ドラムを使用したメカ式の表示装置などとの組み合わせでもよく、変動表示ゲームが可能な領域を含んでいればよい。
「ステージ画像」とは、変動表示装置に表示される識別図柄の周りを装飾する画像であり、識別図柄の後ろに表示される背景画像等の画像や、識別図柄の前に表示される画像を含む。
「識別図柄に関わる制御」とは、識別図柄の変動表示制御、識別図柄の変形制御、識別図柄の移動制御等を含む表現である。
「変動表示態様」とは、識別図柄を次の識別図柄に更新するまでの態様であり、スクロールや回転等の態様がある。
「所定の位置」とは、以前の位置とは別の位置のことでどの位置でもよいが、好ましくはステージ画像の切換の邪魔にならない位置がよい。
「無変動状態」とは、変動表示が行われていない状態であり、このときに所定の揺動表示等を行うものを含む。
「その場で識別図柄が切り替わる変動表示態様」には、例えば、識別図柄が次の識別図柄に瞬時に切り替わる変動表示態様、識別図柄が軸を中心に回転することで次の識別図柄に切り替わる変動表示態様等がある。
【0010】
この請求項1記載の発明によれば、変動表示ゲームの開始後にステージ画像が切換可能となっていると共に、該ステージ画像の切換に応じて識別図柄の変動表示態様も様々に変更可能となっているので、変動表示ゲームが多彩になると共にステージと変動表示態様とをよりマッチさせることができ、興趣性を向上させることができる。
更に、ステージ画像の切換が終わるまでは識別図柄を所定の位置に移動させて待機させるので、ステージ画像が切り換えられていることをより明確に認識させることができる。特に、識別図柄を変動表示装置の表示部の中心部分を避けた箇所に移動させるようにすれば、変動表示ゲームの途中でも表現を煩雑にすることなくスムーズにステージ画像の切り換えを行える。
しかも、所定位置に待機している間は、識別図柄を無変動状態としているので、その後、ステージ画像がどのように切り換えられたとしても何ら違和感無くそのステージ画像に応じた変動表示態様に移行させることができる。即ち、識別図柄を待機させることが、ステージ画像の切換と、様々に変化する変動表示態様への移行の双方に対して効果を発揮することとなる。
また、ステージ画像切換手段によりステージ画像の切換が行われた後、図柄待機制御手段が所定位置で待機させた識別図柄を、該切り換えられたステージ画像に応じて設定された特定位置に再移動させ、当該特定位置で変動表示制御手段が当該ステージ画像に対応した変動表示態様により変動表示を行うようにしたので、ステージ画像の切換に応じて、識別図柄の変動表示態様の他、識別図柄が変動表示する場所も変化する場合でも、何ら違和感無く効率よくそれらの表示を行うことができる。
また、ステージ画像切換手段は、変動表示ゲームの結果が大当りとなる場合には、高い割合でステージ画像を切り換えるようにしたので、ステージ画像が切り換えられることで、遊技者の期待感を高めることができ、また、識別図柄の変動表示態様の変更によっても期待感を高めることができるようになる。しかも、それら遊技者の期待感を高められる表現の変化をより明確に知らしめることができる。
また、図柄待機制御手段は、ステージ画像切換手段がステージ画像を切り換えない場合にも、識別図柄を待機させることがあるので、識別図柄が所定位置で待機した場合でも、ステージ画像が切り換えられるときと切り換えられないときがあり、ステージ画像の切換があるか否かが切換の直前までわからず、より長い間、遊技者に期待感を持たせることができる。
また、変動表示制御手段は、ステージ画像制御手段がステージ画像の切換を行わない場合には、識別図柄の変動表示をスクロールにより行うものとし、前記ステージ画像切換手段がステージ画像を所定のステージ画像に切り換えた場合には、識別図柄の変動表示をその場で識別図柄が切り替わる変動表示態様で行うようにしたので、スクロールからその場で識別図柄が切り替わる変動表示態様への移行に対しても、ステージ画像の切換時に識別図柄を待機させることで、何ら違和感無くスムーズに行うことができる。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1に記載の遊技機において、前記ステージ画像切換手段は、表示されているステージ画像を画面の外側に移動表示させて画面上から消した後、切り換えるステージ画像を画面外から画面上に移動表示させることで前記ステージ画像の切換を行うものとし、該表示されているステージ画像を画面上から消す場合に、当該ステージ画像を構成する各構成画像を異なる方向に移動させて画面上から消すようにしたことを特徴としている。
この請求項2記載の発明によれば、ステージ画像切換手段が、表示されているステージ画像を画面の外側に移動表示させて画面上から消した後、切り換えるステージ画像を画面外から画面上に移動表示させることでステージ画像の切換を行うものとし、該表示されているステージ画像を画面上から消す場合に、当該ステージ画像を構成する各構成画像を異なる方向に移動させて画面上から消すようになる。
【0015】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2に記載の遊技機において、
前記図柄待機制御手段は、前記変動表示制御手段により識別図柄のスクロール変動が所定時間行われた後に、前記識別図柄を待機させる制御を行うことを特徴としている。
この請求項3記載の発明によれば、図柄待機制御手段が、変動表示制御手段により識別図柄のスクロール変動が所定時間行われた後に、識別図柄を待機させる制御を行うようになる。
【0018】
請求項4記載の発明は、請求項1〜3のいずれかの遊技機において、
前記ステージ画像切換手段は、予め定められた複数のステージ画像のうちの何れか1つを選択してステージ画像の切換を行うものとし、
前記変動表示制御手段は、前記複数のステージ画像の各々に1対1で対応した複数種類の変動表示態様を設定可能であることを特徴としている。
【0019】
この請求項4記載の発明によれば、ステージ画像切換手段が、切換可能なステージ画像を予め複数用意していると共に、変動表示制御手段が、該複数のステージ画像の各々に1対1で対応した複数種類の変動表示態様を設定可能であるので、ステージ画像と変動表示態様との関係がより密接したものとなると共に、表現がより多彩になり、興趣性を向上させることができる。しかも、表現が多彩に変化しても何ら違和感無くステージ画像の切換やその切換に応じた変動表示態様への移行を表示することができる。
【0023】
請求項5記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機において、
前記図柄待機制御手段は、前記識別図柄を待機させる場合に、当該識別図柄を縮小させるようにしたこと特徴としている。
【0024】
この請求項5記載の発明によれば、図柄待機制御手段は、識別図柄を待機させる場合に、当該識別図柄を縮小させるようにしたので、ステージ画像の切換状態をより明確に知らしめることができる。
【0025】
請求項6記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機において、
前記識別図柄制御手段は、前記識別図柄を、所定のキャラクタ図柄を含んだ構成とし、前記図柄待機制御手段が識別図柄を待機させている場合に、当該キャラクタ図柄を特殊な表現に変化させるようにしたことを特徴としている。
【0026】
ここで、「特殊な表現」とは、人を模したキャラクタ図柄がびっくりした表情をする表現、キャラクタ図柄がガッツポーズをする表現等を含む。
【0027】
この請求項6記載の発明によれば、識別図柄制御手段は、識別図柄を、所定のキャラクタ図柄を含んだ構成とし、図柄待機制御手段が識別図柄を待機させている場合に、当該キャラクタ図柄を特殊な表現に変化させるようにしたので、ステージ画像の切換が行われる可能性があることをキャラクタ図柄の表示上により興趣性を高めた表現で報知することができる。
【0028】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0029】
図1は、本発明に係る遊技機の一形態として例示するパチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【0030】
この遊技盤1のガイドレール2で囲まれた遊技領域1aには、普図始動ゲート6,6、特別図柄(特図)表示装置4、普通図柄(普図)表示装置7、普図変動表示ゲームの結果如何によって開閉部材9a,9aを開(遊技者にとって有利な状態)閉(遊技者にとって不利な状態)させる特図始動入賞口を兼ねた普通変動入賞装置9、特図変動表示ゲームの結果如何によって大入賞口5bを閉じた状態(遊技者にとって不利な状態)から開放状態(遊技者にとって有利な状態)に変換するサイクル遊技を行う特別変動入賞装置5、一般入賞口8,…、サイドランプ12,12、風車と呼ばれる打球方向変換部材14,…、多数の障害釘(図示省略)などが配設されている。遊技領域1aの最下端部中央にはアウト球を回収するためのアウト穴13が設けられている。
【0031】
特別図柄表示装置4は、例えば、液晶表示装置(LCD:Liquid Crystal Display)からなる特図の変動表示装置4aと、遊技制御装置20(図2)からの指令に基づき変動表示装置4aの表示制御を行う表示制御手段として例示する表示制御装置40(図2)と、を備えている。前記変動表示装置4aは、複数の特別図柄(例えば数字、文字および記号、並びに、色彩などの識別情報を含む識別図柄)を表示可能な表示部(表示画面)4gを有している。そして、該表示部4gには、複数の表示領域を設定可能で、該表示領域の各々に一連の図柄を順次変動表示させた後に停止させることで、特図の変動表示ゲームの表示が可能となっている。
なお、この実施の形態における特別図柄(識別図柄)は、「1」〜「12」の数字図柄と、該数字図柄毎に定められたキャラクタ図柄とを含んで構成されている。
【0032】
また、前記変動表示装置4aの表示部4gには、前記特別図柄に加えて、ステージ画像が表示されるようになっている。前記ステージ画像とは、特別図柄(識別図柄)の周りを装飾して変動表示ゲームが行われる舞台を形成する画像であり、識別図柄の背後に表示される背景画像等の画像や、識別図柄の手前側に表示される画像等で構成されている。さらに、このステージ画像は、後述するように、変動表示ゲームの開始後に他のステージ画像に切換可能(例えば、後述する海ステージ画像から鳥居ステージ画像に切換可能)となっている。
また、この実施の形態における変動表示ゲームでは、ステージ画像の切換に応じて、識別図柄の変動表示態様を異なる態様に変更可能となっている。
【0033】
特別図柄表示装置4の下部には、普通変動入賞装置9に遊技球が入賞して特図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を点灯表示する特図始動記憶表示器4b,…が設けられている。
【0034】
普通図柄表示装置(普図表示器)7は、例えば、7セグメント型のLEDなどによって構成され、普通図柄(例えば、図柄、数字、記号などの識別情報)の変動表示ゲームが行われるようになっている。また、特別変動入賞装置5の開閉扉5aの右側には、普図始動ゲート6,6に遊技球が入賞(普図の始動入賞)して普図変動表示ゲームが未処理となっている未処理回数を表示する普図始動記憶表示器6aが配設されている。
【0035】
普通変動入賞装置9は左右一対の開閉部材9a,9aを具備し、この開閉部材9a,9aは、常時は遊技球が1個流入可能な程度の間隔で閉じた状態を保持しているが、普通図柄表示装置7の変動表示ゲームの結果が所定の結果態様(例えば、「7」)となった場合には、普電ソレノイド6c(図2)の駆動により逆「ハ」の字状に開いて普通変動入賞装置9に遊技球が流入し易い状態(遊技者にとって有利な状態)に変化されるようになっている。
この普通変動入賞装置9は、特図の始動入賞口も兼ね、その内部(入賞領域)に特図始動センサ9b(図2)を備えている。また、普図始動ゲート6,6内には、該普図始動ゲート6,6を通過した遊技球を検出するための普図始動センサ6b,6b(図2)が設けられている。
【0036】
特別変動入賞装置5はアタッカー形式の開閉扉5aによって開閉される大入賞口5bを備えている。開閉扉5aは、大入賞口ソレノイド5e(図2)の駆動により、その上端側が手前側に倒れる方向に回動して開放可能になっていて、変動表示装置4aの表示部4gにおける変動表示ゲームの結果態様(変動表示装置4aの表示部4gの各表示領域における特別図柄の停止態様)が特別表示態様(例えば、特別図柄が「7,7,7」のぞろ目等の特定の組合せ態様)となって大当りとなり、大当り遊技状態が発生した場合に、大入賞口5bが開放されて、多数の遊技球を獲得し易い状態(遊技者にとって有利な状態)に変換されるようになっている。この大入賞口5bの内部(入賞領域)には、該大入賞口5bに入った遊技球を検出するためのカウントセンサ5c(図2)と、大入賞口5bに入った遊技球のうち継続入賞領域(V入賞領域)に流入した遊技球を検出するための大入賞口継続センサ5d(図2)が配設されている。
また、各一般入賞口8,…の内部(入賞領域)には、該一般入賞口8,…に入った遊技球を検出するための入賞口センサ8a,…(図2)が配設されている。
【0037】
図2は、このパチンコ遊技機の裏側に設置された遊技制御装置20と表示制御装置40の主要制御ブロック図である。
【0038】
遊技制御装置20は、内部にCPU(Central Processing Unit)21a、RAM(Random Access Memory)21b及びROM(Read Only Memory)21cを備えた遊技用マイクロコンピュータ21、入力I/F23a、出力I/F23b、発振器22等により構成されて、遊技に関する統括的な制御を行うものである。
【0039】
CPU21aは、制御部、演算部を備え、演算制御を行う他、特図や普図の変動表示ゲームのゲーム内容決定に関与する各種乱数値なども生成している。
RAM21bは、特図始動信号としての特図始動センサ9bのオン信号の記憶(特図始動記憶)及び普図始動信号としての普図始動センサ6b,6bのオン信号の記憶(普図始動記憶)の記憶領域、CPU21aで生成される各種乱数値の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域、並びに、CPU21aの作業領域を備えている。
ROM21cには、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれている他、特図や普図の変動表示ゲームの遊技内容を決定するための各種判定値(例えば、特別遊技状態の発生を判定するための判定値)などが書き込まれている。
【0040】
また、入力I/F23aには、図示しないローパスフィルタ及びバッファーゲートを介して、特図始動センサ9b、普図始動センサ6b,6b、継続センサ5d、カウントセンサ5c、入賞口センサ8a,…などが接続され、それら各センサから出力される検出信号が入力I/F23aを介してCPU21aに出力されるようになっている。
一方、出力I/F23bには、CPU21aから出力される各種の制御信号が入力され、それら制御信号は、出力I/F23bから、図示しない出力ポート及びドライバーを介して、普通図柄表示装置(普図表示器)7、普電ソレノイド6c、大入賞口ソレノイド5e、排出制御装置30、表示制御装置40、装飾制御装置50、音制御装置60、盤用外部情報出力部81などに出力されている。
【0041】
なお、排出制御装置30は、遊技制御装置20のCPU21aから出力される賞球制御指令やカードユニット(図示省略)から出力される貸球制御指令に基づいて、球排出ユニット(図示省略)から所要数の遊技球(賞球、貸球)を排出させる制御を行うものである。装飾制御装置50は、遊技制御装置20のCPU21aから出力される装飾制御指令に基づいて、各種LED・ランプの発光状態を制御するものである。また、音制御装置60は、遊技制御装置20のCPU21aから出力される音制御指令に基づいて、スピーカから出力される効果音や音声の制御を行うものである。
【0042】
表示制御装置(表示制御手段)40は、CPU(Central Processing Unit)41、ROM(Read Only Memory)42、RAM(Random Access Memory)43及びDMAC(Direct Memory Access Controller)44、発振器45、VDC(Video Digital Controller)46、フォントROM47、VDC46の電気信号(入力信号)を光信号(出力信号)に変換させる際のγ補正を行うγ補正回路48、インターフェイス49などを備えている。
【0043】
CPU41は、その内部に制御部、演算部、各種カウンタ、各種レジスタなどを備え、遊技制御装置20とインターフェイス49を介して接続され、遊技制御装置20の制御下、変動表示装置4aの表示制御を行っている。その制御データは発振器45からのパルスに同期させてVDC46に送られる。
ROM42には、変動表示装置4aの表示制御を行うための表示制御プログラムや表示制御データ等が書き込まれている。
RAM43は、各種データを一時的に記憶する記憶領域とCPU41の作業領域などを備えている。
DMAC44は、遊技用マイクロコンピュータ21からの表示制御情報(指令)に対し、CPU41とのアクセスなしで直接各メモリーやVDC46等の間で表示制御データのやり取りを行っている。
【0044】
フォントROM47には、変動表示ゲーム用の識別図柄の表示データ、前記変動表示ゲームにおける変動表示態様のパターンデータ、ステージ画像の表示データ、リーチ状態画像の表示データ、遊技内容を説明する文字の表示データなどが書き込まれている。
VDC46の内部には、図示は省略するが、スプライトRAM、パレットRAM、V−RAM等が備えられていて、次のような画像データ制御を行っている。
即ち、VDC46は、CPU41からの指令信号を受けて、フォントROM47から特別図柄(識別図柄)やステージ画像の表示データを取り出して編集する。そして、その指令信号に含まれる配色データに基づいて、その編集した画像データに対し配色の指定をパレットRAMで行い、次いでスプライトRAMにて特別図柄やキャラクタ等の画像編集を行う。
この編集された画像データ信号はγ補正回路48で補正された後、V_SYNCやH_SYNCと同期させて変動表示装置4aに送信され、この変動表示装置4aにおいて表示される。
【0045】
この実施の形態に係るパチンコ遊技機は、上記のように構成されていて、遊技制御装置20と表示制御装置40とにより、例えば、次のような遊技制御が行われる。
【0046】
まず、当該パチンコ遊技機に電源が投入されると、図3に示すように、客待ちの状態(ステップS0)となる。
この客待ちの状態では、変動表示装置4aの表示部4gにおいて、例えば、客寄せ用のデモンストレーション表示等が行われていたり、後述する通常の表示領域の各々に特別図柄が停止状態で表示されていたりする。
【0047】
この状態で、遊技領域1a中に打ち込まれた遊技球が普通変動入賞装置9(特図始動入賞口)に入賞すると、変動状態(ステップS1)に遷移する。
即ち、遊技制御装置20のCPU21aでは、普通変動入賞装置9内部の特図始動センサ9bから出力される検出信号に基づいて、RAM21bに記憶されている特図に関する各種乱数値(所定周期で記憶更新されている)を抽出し、該抽出した乱数値と、予めROM21cに記憶されている特図に関する各種判定値との比較により、特図の変動表示ゲームの内容(例えば、特別遊技状態を発生するか否か、表示領域の各々に本停止させる特別図柄を何れとするかなど)を決定すると共に、この決定に基づいて、表示制御装置40に表示制御情報を出力する。
【0048】
このとき出力される表示制御情報には、表示領域の各々に本停止させる特別図柄(識別図柄)のデータ、変動パターンデータ等が含まれており、変動パターンデータにより、特別図柄の変動時間とそれに対応する変動パターン(通常変動、リーチ有り、リーチの種類、再抽選有り、予告有りなど)及びステージ画像が指定されるようになっている。
【0049】
表示制御装置40は、遊技制御装置20から上記表示制御情報を受け取ると、該表示制御情報に基づいて画像データを編集し、この編集した画像データを変動表示装置4aに送って、変動表示装置4aにおける表示部4gに設定された表示領域の各々に、一連の特別図柄(識別図柄)を順次変動表示させた後に停止させる特図の変動表示ゲームの表示を行わせる。具体的には、表示制御情報に含まれる変動パターンデータに基づいて、所定の変動パターン(変動表示態様のパターン、通常変動、リーチ有り、リーチの種類、再変動有り、予告有り、再抽選有りなど)で所定時間、設定された各表示領域の特別図柄を変動表示させた後、表示制御情報で指定された特別図柄を各表示領域に仮停止(揺れている状態で停止)させる。
【0050】
遊技制御装置20では、先に出力した表示制御情報で指定した変動時間が経過したところで、変動停止を指示する表示制御情報を表示制御装置40に出力する。表示制御装置40では、その変動停止を指示する表示制御情報に基づいて、表示領域の各々で仮停止されている特別図柄を本停止させる表示制御を行う。なお、再抽選が行われる変動パターンのときには、仮停止(仮の特別表示態様を導出した)後、再変動した後に本停止するように指示される。
【0051】
このとき、例えば、遊技制御装置20において、特図の大当り判定用の乱数値とその判定値との比較により、ハズレが決定されている場合には、各表示領域における特別図柄の停止態様がハズレの組合せ態様となって、すなわち変動表示ゲームの結果態様がハズレ態様となって、当該変動表示ゲームが終了となる。その後、特図始動記憶がない場合には、客待ちの状態(ステップS0)に遷移し、特図始動記憶がある場合には、次の変動表示ゲームの変動状態(ステップS1)に移行する。
【0052】
一方、特図の大当り判定用の乱数値とその判定値との比較により、大当りとなることが決定されている場合には、変動表示ゲームの結果態様が特別表示態様となって、すなわち設定された各表示領域における特別図柄の停止態様が特定の組合せ態様(例えば、「1,1,1」などのぞろ目)となって、大当り遊技状態と呼ばれる特別遊技状態(ステップS2)に遷移する。
【0053】
この大当り遊技状態(特別遊技状態)は、特別変動入賞装置5の開閉扉5aが所定時間(例えば、29.5秒間)開放して閉じるサイクルを1ラウンドとし、各ラウンド中、遊技球が大入賞口5b中の継続入賞領域の継続センサ5dに検出されることを条件に所定ラウンド(例えば、15ラウンド)まで継続される遊技である。但し、各ラウンド中、大入賞口5bに遊技球が所定個数(例えば、10個)入賞したときはその時点でそのラウンドを終了する。各ラウンド中、大入賞口5bへの入賞個数は、カウントセンサ5cにより検出されてRAM21bに記憶され、所定個数に達すると開閉扉5aが閉じられてそのラウンドの特別遊技状態が終了する。
【0054】
この大当り遊技状態が終了すると、特図始動記憶がない場合には、客待ちの状態(ステップS0)に遷移し、特図始動記憶がある場合には、次の変動表示ゲームの変動状態(ステップS1)に移行する。
【0055】
次に、遊技制御装置20と表示制御装置40とにより行われる変動表示ゲームの表示態様について、図4のタイムチャート及び図5〜図19の画像図を用いて具体的に説明する。
【0056】
前述した図3の客待ちの状態(ステップS0)では、客寄せ用のデモンストレーション表示等が行われていたり、後述する通常の表示領域の各々に特別図柄が停止状態で表示されていたりする。
この状態で、遊技領域1a中に打ち込まれた遊技球が普通変動入賞装置9に入賞すると、特図の変動表示ゲームが開始されて、前述した図3の変動状態(ステップS1)に遷移する(図4のT1)。
【0057】
この実施の形態における変動状態では、図5に示すように、前記表示制御装置(表示制御手段)40に備えられている識別図柄制御手段によって、左右方向に並んだ複数(ここでは左,中,右の3つ)の表示領域10a、10b、10cが、変動表示装置4aの表示部4gに設定され、該表示領域10a、10b、10cの各々において、一連の特別図柄A,B,Cが種々の変動表示態様で変動表示可能な変動表示ゲームが行われる。また、この実施例では、前記表示制御装置(表示制御手段)40に備えられているステージ画像制御手段によって、前記特別図柄(識別図柄)の背後及び特別図柄(識別図柄)の手前に、適宜のステージ画像700が表示されるようになっている。ここでは、海の様子を表す海ステージ画像701として、船や波等で構成された画像が表示されるようになっている。
【0058】
なお、ここでは、左表示領域10aに表示される複数の特別図柄を総称してA、中表示領域10bに表示される複数の特別図柄を総称してB、右表示領域10cに表示される複数の特別図柄を総称してCと表す。
【0059】
ここでは、まず、図5に示すように、前記識別図柄制御手段に含まれる図柄待機制御手段によって、識別図柄A,B,Cを一旦停止表示させる(揺れ表示している仮停止状態にする)。それから、図6に示すように、識別図柄A,B,Cを所定の位置(ここでは画面上側)に移動させて、当該識別図柄A,B,Cを無変動状態(未だ確定停止ではないことを示す上下に小さく揺れる表示が行われる仮停止状態)のまま待機させる。
なお、この実施の形態では、前記所定位置に識別図柄A,B,Cを待機させる場合に、当該識別図柄A,B,Cを縮小させるようになっている。このようにすることにより、ステージ画像700の切換状態をより明確に知らしめることができる。
【0060】
ここで、ステージ画像制御手段に含まれているステージ画像切換手段によるステージ画像切換がない場合(図4の(a))には、図7に示すように、スクロール変動による変動表示を行って、その後、予め定められている結果態様を表示する。
【0061】
一方、ステージ画像制御手段に含まれているステージ画像切換手段によって、前記海ステージ画像701から他のステージ画像に切り換える場合(図4の(b))には、図8に示すように、海ステージ画像701は、船が画面の下方に、波が画面の左右に向かって動き、表示画面4g上から消えるようになっている。そして、ステージ画像切換手段が、予め定められた複数のステージ画像700のうちの何れか1つを選択してステージ画像700の切換を行う。ここでは、鳥居ステージ画像702として、神社の様子が描かれたものが選択され、図9に示すように、海ステージ画像701の代わりに、鳥居ステージ画像702が画面上方から現れる。
【0062】
そして、図10に示すように、鳥居ステージ画像702が完全に現出したら、ここでは、図11に示すように、識別図柄A,B,Cを所定位置からステージ画像毎に設定された特定位置に再移動させる。ここでは、再移動先(特定位置)は、左右の識別図柄A,Cは画面下側の位置、中識別図柄Bは画面上側の位置となっている。また、その際、縮小していた識別図柄A,B,Cを元の大きさに戻すようになっている。なお、識別図柄A,B,Cの大きさは、元に戻すのみならず、異なる大きさに変化させても良い。
【0063】
その後、前記特定位置に移動させた識別図柄A,B,Cが変動表示を開始する。なお、前記識別図柄制御手段は、ステージ画像700の切換に応じて識別図柄A,B,Cの変動表示態様を異なる変動表示態様に変更可能な変動表示制御手段を含んでおり、この実施の形態では、予め定められたステージ画像700の各々に1対1で対応した複数種類の変動表示態様が設定可能となっている。ここでは、ステージ画像700が鳥居ステージ画像702となったことにより、その場で識別図柄A,B,Cが切り替わる変動表示態様、具体的には、図12に示すような、識別図柄A,B,Cの上下方向の略中心に引かれた水平線Lで、識別図柄A,B,Cを上から下に折り曲げていき、折り曲げた後に現れた部分に次の識別図柄A,B,Cが現れる変動表示態様で変動表示が行われるようになる。
【0064】
また、切り換えられるステージ画像700の他の例としては、図13に示すような、上空の様子を表す天空ステージ画像703が挙げられる。この場合には、前記した図8のように海ステージ画像701が表示画面4g上から消えた後に、前記図9に示す神社の鳥居ステージ画像702が出現する代わりに、図13に示すような天空ステージ画像703が出現するようになっている。そして、天空ステージ画像703が完全に出現したら、図14に示すように、図柄待機制御手段が、識別図柄A,B,Cを特定位置に移動させる。ここでは、特定位置は、左右の識別図柄A,Cが画面中央付近、中識別図柄Bが画面上側の位置となっている。また、このときも、縮小していた識別図柄A,B,Cを元の大きさに戻すようになっている。
【0065】
その後、識別図柄A,B,Cの変動表示を開始する。このときには、その場で識別図柄A,B,Cが切り替わる変動表示態様となり、天空ステージ画像703に対応する変動表示態様で変動表示を行う。具体的には、図15に示すように、識別図柄A,B,Cの左右方向の略中心に引かれた垂直線Iを中心にして識別図柄A,B,Cを回転させ、この回転で識別図柄A,B,Cの裏面に現れた次の識別図柄A,B,Cを表示するようになっている。
【0066】
ここで、ステージ画像切換手段が、変動表示ゲームの結果が大当りとなる場合には高い割合(高い頻度割合)でステージ画像を切り換えるようにすると、ステージ画像が切り換えられることで、遊技者の期待感を高めることができ、また、識別図柄の変動表示態様の変更によっても期待感を高めることができるようになる。しかも、それら遊技者の期待感を高められる表現の変化をより明確に知らしめることができる。
【0067】
さらに、変動表示ゲームの結果が大当りとなり、ステージ画像を切り換える場合に、各ステージ画像を選択する割合を異なるように設定、例えば、鳥居ステージ画像よりも天空ステージ画像を選択する割合を高くすれば、切り換えられたステージ画像の種類に応じて遊技者の期待感を異ならせることができ、興趣を向上させることができる。
【0068】
また、この実施の形態では、図柄待機制御手段が、ステージ画像切換手段がステージ画像を切り換えない場合にも、識別図柄を待機させるので、識別図柄が所定位置で待機した場合でも、ステージ画像が切り換えられるときと切り換えられないときがあり、ステージ画像の切換があるか否かが切換の直前までわからず、より長い間、遊技者に期待感を持たせることができる。
【0069】
なお、この実施の形態のように、必ずしも変動表示ゲームの始めに識別図柄を待機させる必要はなく、所定時間スクロール変動を行った後、識別図柄の待機を行うようにしても良いし、また、ステージ画像の切換が行われるときだけ、識別図柄の待機を行うようにしても良い。
【0070】
なお、識別図柄制御手段が、識別図柄A,B,Cを、所定のキャラクタ図柄A1,B1,C1を含んだ構成とし、前記図柄待機制御手段が、前記識別図柄A,B,Cを待機させている場合に、当該キャラクタ図柄A1,B1,C1を特殊な表現に変化させるようにしても良い。例えば、図16〜図19に示すように、図柄待機制御手段によってキャラクタ図柄A1,B1,C1を所定位置に移動(図16)させてから、ステージ画像切換手段によってステージ画像700を切り換える(図17〜図19)まで、キャラクタ図柄A1,B1,C1におけるキャラクタの表情をびっくり顔にしても良い。このようにすることにより、ステージ画像の切換が行われる可能性があることをキャラクタ図柄A1,B1,C1の表示上により興趣性を高めた表現で報知することができる。
【0071】
このように、この実施の形態における遊技機によれば、変動表示ゲームの開始後にステージ画像が切換可能となっていると共に、該ステージ画像の切換に応じて識別図柄の変動表示態様も様々に変更可能となっているので、変動表示ゲームが多彩になると共にステージと変動表示態様とをよりマッチさせることができ、興趣性を向上させることができる。
【0072】
更に、ステージ画像の切換が終わるまでは識別図柄を所定の位置に移動させて待機させるので、ステージ画像が切り換えられていることをより明確に認識させることができる。特に、識別図柄を変動表示装置の表示部の中心部分を避けた箇所に移動させるようにすれば、変動表示ゲームの途中でも表現を煩雑にすることなくスムーズにステージ画像の切り換えを行える。
【0073】
しかも、所定位置に待機している間は、識別図柄を無変動状態としているので、その後、ステージ画像がどのように切り換えられたとしても何ら違和感無くそのステージ画像に応じた変動表示態様に移行させることができる。即ち、識別図柄を待機させることが、ステージ画像の切換と、様々に変化する変動表示態様への移行の双方に対して効果を発揮することとなる。
【0074】
また、ステージ画像切換手段によりステージ画像の切換が行われた後、図柄待機制御手段が所定位置で待機させた識別図柄を、該切り換えられたステージ画像に応じて設定された特定位置に再移動させ、当該特定位置で変動表示制御手段が当該ステージ画像に対応した変動表示態様により変動表示を行うようにしたので、ステージ画像の切換に応じて、識別図柄の変動表示態様の他、識別図柄が変動表示する場所も変化する場合でも、何ら違和感無く効率よくそれらの表示を行うことができる。
【0075】
さらに、ステージ画像切換手段は、変動表示ゲームの結果が大当りとなる場合には、高い割合でステージ画像を切り換えるようにしたので、ステージ画像が切り換えられることで、遊技者の期待感を高めることができ、また、識別図柄の変動表示態様の変更によっても期待感を高めることができるようになる。しかも、それら遊技者の期待感を高められる表現の変化をより明確に知らしめることができる。
【0076】
また、図柄待機制御手段は、ステージ画像切換手段がステージ画像を切り換えない場合にも、識別図柄を待機させることがあるので、識別図柄が所定位置で待機した場合でも、ステージ画像が切り換えられるときと切り換えられないときがあり、ステージ画像の切換があるか否かが切換の直前までわからず、より長い間、遊技者に期待感を持たせることができる。
【0077】
さらに、ステージ画像切換手段が、切換可能なステージ画像を予め複数用意していると共に、変動表示制御手段が、該複数のステージ画像の各々に1対1で対応した複数種類の変動表示態様を設定可能であるので、ステージ画像と変動表示態様との関係がより密接したものとなると共に、表現がより多彩になり、興趣性を向上させることができる。しかも、表現が多彩に変化しても何ら違和感無くステージ画像の切換やその切換に応じた変動表示態様への移行を表示することができる。
【0078】
また、変動表示制御手段は、ステージ画像制御手段がステージ画像の切換を行わない場合には、識別図柄の変動表示をスクロールにより行うものとし、前記ステージ画像切換手段がステージ画像を所定のステージ画像に切り換えた場合には、識別図柄の変動表示をその場で識別図柄が切り替わる変動表示態様で行うようにしたので、スクロールからその場で識別図柄が切り替わる変動表示態様への移行に対しても、ステージ画像の切換時に識別図柄を待機させることで、何ら違和感無くスムーズに行うことができる。
【0079】
さらに、図柄待機制御手段は、識別図柄を待機させる場合に、当該識別図柄を縮小させるようにしたので、ステージ画像の切換状態をより明確に知らしめることができる。
【0080】
また、識別図柄制御手段は、識別図柄を、所定のキャラクタ図柄を含んだ構成とし、図柄待機制御手段が識別図柄を待機させている場合に、当該キャラクタ図柄を特殊な表現に変化させるようにしたので、ステージ画像の切換が行われる可能性があることをキャラクタ図柄の表示上により興趣性を高めた表現で報知することができる。
【0081】
なお、本発明は、前記実施の形態のパチンコ遊技機に限られるものではなく、例えば、その他のパチンコ遊技機、アレンジボール遊技機、雀球遊技機などの弾球遊技機や、パチスロ、スロットマシン等の遊技機にも適用可能である。
即ち、パチスロの場合には、ドラムリール式の変動表示装置で変動表示を行うものが一般的であるが、この場合に、ドラムリールに代えて、他の表示装置(例えば、液晶表示装置、ブラウン管式の表示装置等)を備えればよい。また、ドラムリール式の変動表示装置の他に表示装置をさらに備えることとして、この他の表示装置にて、変動表示ゲームの表示を行うようにしてもよい。
さらに、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は前記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0082】
【発明の効果】
請求項1記載の発明に係る遊技機によれば、変動表示ゲームの開始後にステージ画像が切換可能となっていると共に、該ステージ画像の切換に応じて識別図柄の変動表示態様も様々に変更可能となっているので、変動表示ゲームが多彩になると共にステージと変動表示態様とをよりマッチさせることができ、興趣性を向上させることができる。
更に、ステージ画像の切換が終わるまでは識別図柄を所定の位置に移動させて待機させるので、ステージ画像が切り換えられていることをより明確に認識させることができる。特に、識別図柄を変動表示装置の表示部の中心部分を避けた箇所に移動させるようにすれば、変動表示ゲームの途中でも表現を煩雑にすることなくスムーズにステージ画像の切り換えを行える。
しかも、所定位置に待機している間は、識別図柄を無変動状態としているので、その後、ステージ画像がどのように切り換えられたとしても何ら違和感無くそのステージ画像に応じた変動表示態様に移行させることができる。即ち、識別図柄を待機させることが、ステージ画像の切換と、様々に変化する変動表示態様への移行の双方に対して効果を発揮することとなる。
また、ステージ画像切換手段によりステージ画像の切換が行われた後、図柄待機制御手段が所定位置で待機させた識別図柄を、該切り換えられたステージ画像に応じて設定された特定位置に再移動させ、当該特定位置で変動表示制御手段が当該ステージ画像に対応した変動表示態様により変動表示を行うようにしたので、ステージ画像の切換に応じて、識別図柄の変動表示態様の他、識別図柄が変動表示する場所も変化する場合でも、何ら違和感無く効率よくそれらの表示を行うことができる。
また、ステージ画像切換手段は、変動表示ゲームの結果が大当りとなる場合には、高い割合でステージ画像を切り換えるようにしたので、ステージ画像が切り換えられることで、遊技者の期待感を高めることができ、また、識別図柄の変動表示態様の変更によっても期待感を高めることができるようになる。しかも、それら遊技者の期待感を高められる表現の変化をより明確に知らしめることができる。
また、図柄待機制御手段は、ステージ画像切換手段がステージ画像を切り換えない場合にも、識別図柄を待機させることがあるので、識別図柄が所定位置で待機した場合でも、ステージ画像が切り換えられるときと切り換えられないときがあり、ステージ画像の切換があるか否かが切換の直前までわからず、より長い間、遊技者に期待感を持たせることができる。
また、変動表示制御手段は、ステージ画像制御手段がステージ画像の切換を行わない場合には、識別図柄の変動表示をスクロールにより行うものとし、前記ステージ画像切換手段がステージ画像を所定のステージ画像に切り換えた場合には、識別図柄の変動表示をその場で識別図柄が切り替わる変動表示態様で行うようにしたので、スクロールからその場で識別図柄が切り替わる変動表示態様への移行に対しても、ステージ画像の切換時に識別図柄を待機させることで、何ら違和感無くスムーズに行うことができる。
【0083】
請求項2記載の発明に係る遊技機によれば、ステージ画像切換手段が、表示されているステージ画像を画面の外側に移動表示させて画面上から消した後、切り換えるステージ画像を画面外から画面上に移動表示させることでステージ画像の切換を行うものとし、該表示されているステージ画像を画面上から消す場合に、当該ステージ画像を構成する各構成画像を異なる方向に移動させて画面上から消すことができる。
【0084】
請求項3記載の発明に係る遊技機によれば、図柄待機制御手段が、変動表示制御手段により識別図柄のスクロール変動が所定時間行われた後に、識別図柄を待機させる制御を行うようにできる。
【0086】
請求項4記載の発明に係る遊技機によれば、ステージ画像切換手段が、切換可能なステージ画像を予め複数用意していると共に、変動表示制御手段が、該複数のステージ画像の各々に1対1で対応した複数種類の変動表示態様を設定可能であるので、ステージ画像と変動表示態様との関係がより密接したものとなると共に、表現がより多彩になり、興趣性を向上させることができる。しかも、表現が多彩に変化しても何ら違和感無くステージ画像の切換やその切換に応じた変動表示態様への移行を表示することができる。
【0088】
請求項5記載の発明に係る遊技機によれば、図柄待機制御手段は、識別図柄を待機させる場合に、当該識別図柄を縮小させるようにしたので、ステージ画像の切換状態をより明確に知らしめることができる。
【0089】
請求項6記載の発明に係る遊技機によれば、識別図柄制御手段は、識別図柄を、所定のキャラクタ図柄を含んだ構成とし、図柄待機制御手段が識別図柄を待機させている場合に、当該キャラクタ図柄を特殊な表現に変化させるようにしたので、ステージ画像の切換が行われる可能性があることをキャラクタ図柄の表示上により興趣性を高めた表現で報知することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る遊技機として例示するパチンコ遊技機の遊技盤を示す正面図である。
【図2】遊技制御装置と表示制御装置の主要制御ブロック図である。
【図3】遊技機の遊技状態遷移図である。
【図4】変動表示ゲームにおけるステージ画像の切換に関するタイムチャートである。
【図5】変動表示装置における変動表示ゲームの一例を示す第1画像図である。
【図6】その第2画像図である。
【図7】その第3画像図である。
【図8】その第4画像図である。
【図9】その第5画像図である。
【図10】その第6画像図である。
【図11】その第7画像図である。
【図12】その第8画像図である。
【図13】その第9画像図である。
【図14】その第10画像図である。
【図15】その第11画像図である。
【図16】変動表示ゲームの他の例を示す第1画像図である。
【図17】その第2画像図である。
【図18】その第3画像図である。
【図19】その第4画像図である。
【符号の説明】
1 遊技盤
4a 変動表示装置
20 遊技制御装置
40 表示制御装置(表示制御手段,ステージ画像制御手段,識別図柄制御手段,ステージ画像切換手段,変動表示制御手段,図柄待機制御手段)
700,701,702,703 ステージ画像
A,B,C 識別図柄
A1,B1,C1 キャラクタ図柄
Claims (6)
- 複数の識別図柄による変動表示ゲームを表示可能な変動表示装置と、該変動表示装置の表示制御を行う表示制御手段と、を備えた遊技機において、
前記表示制御手段は、
変動表示ゲームが行われる舞台を示すステージ画像の表示制御を行うステージ画像制御手段と、
変動表示ゲームにおける識別図柄に関わる制御を行う識別図柄制御手段と、
を備え、
前記ステージ画像制御手段は、変動表示ゲームの開始後にステージ画像を切り換えるステージ画像切換手段を含み、
前記識別図柄制御手段は、
前記ステージ画像切換手段によるステージ画像の切換に応じて、識別図柄の変動表示の態様を異なる変動表示態様に変更制御可能な変動表示制御手段と、
前記ステージ画像切換手段がステージ画像の切換を行う場合に、当該切換前に表示されていた識別図柄を所定の位置に移動させて当該ステージ画像が切り換えられるまで当該識別図柄を無変動状態のまま待機させる図柄待機制御手段と、
を備え、
前記ステージ画像切換手段は、前記変動表示ゲームの結果が大当りとなる場合には、大当りとならない場合より高い割合でステージ画像を切り換えるように制御し、
前記図柄待機制御手段は、前記ステージ画像切換手段がステージ画像を切り換えない場合にも、ステージ画像の切換を行う場合と同様に、前記識別図柄を所定の位置に移動させて当該識別図柄を無変動状態のまま待機させる制御を行い、
前記ステージ画像制御手段によりステージ画像の切換が行われない場合には、前記変動表示制御手段が、無変動状態のまま待機させた識別図柄を画面の上部から下部に移動させるスクロール変動により、変動表示を行うものとし、
前記ステージ画像制御手段によりステージ画像の切換が行われた場合には、該ステージ画像の切換が行われた後、前記図柄待機制御手段が前記所定位置で待機させた識別図柄を、該切り換えられたステージ画像に応じて設定された特定位置に再移動させ、当該ステージ画像上の特定位置で、前記変動表示制御手段が、当該ステージ画像に対応させたその場で識別図柄が切り替わる変動表示態様により、変動表示を行うように制御することを特徴とする遊技機。 - 前記ステージ画像切換手段は、表示されているステージ画像を画面の外側に移動表示させて画面上から消した後、切り換えるステージ画像を画面外から画面上に移動表示させることで前記ステージ画像の切換を行うものとし、該表示されているステージ画像を画面上から消す場合に、当該ステージ画像を構成する各構成画像を異なる方向に移動させて画面上から消すようにしたことを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
- 前記図柄待機制御手段は、前記変動表示制御手段により識別図柄のスクロール変動が所定時間行われた後に、前記識別図柄を待機させる制御を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機。
- 前記ステージ画像切換手段は、予め定められた複数のステージ画像のうちの何れか1つを選択してステージ画像の切換を行うものとし、
前記変動表示制御手段は、前記複数のステージ画像の各々に1対1で対応した複数種類の変動表示態様を設定可能であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技機。 - 前記図柄待機制御手段は、前記識別図柄を待機させる場合に、当該識別図柄を縮小させるようにしたこと特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技機。
- 前記識別図柄制御手段は、前記識別図柄を、所定のキャラクタ図柄を含んだ構成とし、前記図柄待機制御手段が識別図柄を待機させている場合に、当該キャラクタ図柄を特殊な表現に変化させるようにしたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001372706A JP3933924B2 (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001372706A JP3933924B2 (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003169930A JP2003169930A (ja) | 2003-06-17 |
JP3933924B2 true JP3933924B2 (ja) | 2007-06-20 |
Family
ID=19181547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001372706A Expired - Fee Related JP3933924B2 (ja) | 2001-12-06 | 2001-12-06 | 遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3933924B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008173228A (ja) * | 2007-01-17 | 2008-07-31 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP5006421B2 (ja) * | 2010-03-12 | 2012-08-22 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP5565738B2 (ja) * | 2012-05-24 | 2014-08-06 | 株式会社大都技研 | 遊技台 |
JP6164987B2 (ja) * | 2013-09-02 | 2017-07-19 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2015092919A (ja) * | 2013-11-08 | 2015-05-18 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2015131138A (ja) * | 2015-03-17 | 2015-07-23 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3919963B2 (ja) * | 1999-02-04 | 2007-05-30 | 株式会社三共 | 遊技機 |
JP2001293182A (ja) * | 1999-12-06 | 2001-10-23 | Aruze Corp | 遊技機 |
-
2001
- 2001-12-06 JP JP2001372706A patent/JP3933924B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003169930A (ja) | 2003-06-17 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002159684A (ja) | 遊技機 | |
JP4688937B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2001161907A (ja) | 遊技機 | |
JP2002360842A (ja) | 遊技機 | |
JP2001276354A (ja) | 遊技機 | |
JP4150173B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4252230B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3871926B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3933924B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2002331110A (ja) | 遊技機 | |
JP2003181018A (ja) | 遊技機 | |
JP6865998B2 (ja) | 遊技機 | |
JP4286472B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2002331111A (ja) | 遊技機 | |
JP2002272968A (ja) | 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体 | |
JP2000325597A (ja) | 遊技機 | |
JP6787877B2 (ja) | 遊技機 | |
JP3990852B2 (ja) | 遊技機 | |
JP2002272977A (ja) | 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体 | |
JP4275219B2 (ja) | パチンコ機 | |
JP2002136720A (ja) | 遊技機 | |
JPH1099495A (ja) | 弾球遊技機 | |
JP2002336465A (ja) | 遊技機 | |
JP2002191793A (ja) | 遊技機、パチンコの遊技方法及び当該方法を制御可能なプログラムを記憶した記憶媒体並びにサーバ | |
JP2003019295A (ja) | 遊技機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060718 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060912 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061121 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070112 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20070306 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20070314 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100330 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110330 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330 Year of fee payment: 5 |
|
R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120330 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130330 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140330 Year of fee payment: 7 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |