JP2002272968A - 遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

遊技機、コンピュータプログラムおよび記録媒体

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JP2002272968A
JP2002272968A JP2001079509A JP2001079509A JP2002272968A JP 2002272968 A JP2002272968 A JP 2002272968A JP 2001079509 A JP2001079509 A JP 2001079509A JP 2001079509 A JP2001079509 A JP 2001079509A JP 2002272968 A JP2002272968 A JP 2002272968A
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special symbol
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screen
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JP2001079509A
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Maiko Ichikawa
麻衣子 市川
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Maruhon Industry Co Ltd
Original Assignee
Maruhon Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別図柄の変動表示パターンを増やすことに
より、早く飽きの来ない遊技機を実現する。 【解決手段】 特別図柄表示装置32の画面上端から、
星座記号を模した複数の特別図柄Z1,Z2,Z3・・
が、木の葉が舞い散るように落ちてくる。そして所定時
間経過すると、画面の中央において左停止図柄、中停止
図柄および右停止図柄が横方向に停止し、停止図柄が確
定する。したがって、従来のように画面上を縦方向に3
分割した領域を特別図柄列が上下方向にスクロールする
だけの変動表示パターンしか持たない遊技機よりも、特
別図柄の変動表示パターンを増やすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、表示された図柄が所
定の図柄である場合に遊技状態が遊技者に有利な状態に
なる遊技機、その遊技機をコンピュータにより機能させ
るためのコンピュータプログラムおよびそのコンピュー
タプログラムが記録された記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の遊技機として、たとえば
図43および図44に示すパチンコ機が知られている。
図43は、そのパチンコ機の正面説明図である。図44
は図43に示すパチンコ機に表示された特別図柄の変動
状態を示す説明図である。図44(A)はB領域および
C領域の特別図柄が変動している状態を示す説明図であ
り、図44(B)はC領域の特別図柄が拡大されて変動
している状態を示す説明図である。図43に示すよう
に、パチンコ機500は、遊技盤502に、第1種始動
口504と、特別図柄表示装置506と、大入賞口50
8とを備える。そして、遊技者が操作ハンドル512を
操作して発射された遊技球が第1種始動口504に入賞
すると、図44に示すように、特別図柄表示装置506
が、「0」〜「9」などの複数の図柄を表示画面506
aのA領域、B領域およびC領域の各領域内で上下方向
にスクロール表示する。
【0003】そして、図44(B)に示すように、A領
域およびB領域が同じ図柄で停止してリーチ状態になる
と、C領域に表示する図柄を拡大して表示する演出を行
っている。また、C領域のスクロールの方向を通常の方
向とは逆方向にする演出を行うものもある。さらに、C
領域に背景画像や図柄とは別のキャラクタを表示する演
出を行うものもある。そして、たとえばC領域が図柄
「7」で停止し、3つの領域の停止図柄が「777」に
揃った場合に大当りが発生し、大入賞口508を所定時
間開放する。この大当りによる遊技では、大入賞口50
8の予め設定された開放時間が経過するか、あるいは大
入賞口508に予め設定された所定数の遊技球が入賞す
ると大入賞口508が閉口する。このとき、大入賞口5
08の内部に設けられた特定領域510を遊技球が通過
すると、連続して大入賞口508が開放する。このよう
に、大入賞口508が開放してから閉口するまでを1ラ
ウンドと云い、予め設定された最大ラウンド数を終了す
ると大当りによる遊技を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のパ
チンコ機は、特別図柄の表示領域は、表示画面506a
を縦方向に3分割したA領域〜C領域であり、各領域に
おいて特別図柄が動くことのできる範囲は、その領域内
における縦方向のみであるため、表示パターンが画一的
なので、遊技者に早く飽きられてしまうという問題があ
る。
【0005】そこでこの発明は、上記問題を解決するた
めになされたものであり、特別図柄の表示パターンを増
やすことにより、早く飽きの来ない遊技機を実現するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段・作用および効果】この発
明は、上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明
では、画面上に図柄を表示する図柄表示手段を備えてお
り、その図柄表示手段により所定の図柄が表示された場
合に、遊技者に有利な遊技状態に変化する遊技機におい
て、前記図柄表示手段は、前記画面上に移動方向の異な
る移動経路を複数設定しており、複数の図柄のそれぞれ
を、前記設定された移動経路のうち、所定の移動経路に
沿って単独で移動するように表示する第1の機能を備え
たという技術的手段を用いる。
【0007】つまり、画面上には移動方向の異なる移動
経路が複数設定されており、各図柄は、その移動経路に
沿ってそれぞれ単独で移動するように表示されるため、
表示パターンが縦方向のみで画一的なものよりも表示パ
ターンを豊富にすることができるので、早く飽きの来る
ことがない遊技機を実現できる。
【0008】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の遊技機において、前記図柄表示手段は、複数の図柄
から構成された図柄列を、前記設定された移動経路のう
ち、所定の移動経路に沿って集団で移動するように表示
する第2の機能を備えたという技術的手段を用いる。
【0009】つまり、画面上には移動方向の異なる移動
経路が複数設定されており、複数の図柄から構成された
図柄列は、その移動経路に沿って集団で移動するように
表示されるため、表示パターンが縦方向のみで画一的な
ものよりも表示パターンを豊富にすることができるの
で、早く飽きの来ることがない遊技機を実現できる。
【0010】請求項3に記載の発明では、請求項1また
は請求項2に記載の遊技機において、前記移動経路に
は、前記画面上を斜めに移動する移動経路が含まれると
いう技術的手段を用いる。
【0011】つまり、図柄が画面上を斜めに移動するこ
とができるため、従来のように、縦方向のみに移動する
ものとは異なる新鮮味を遊技者に与えることができる。
【0012】請求項4に記載の発明では、請求項1ない
し請求項3のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記移動経路には、少なくとも一部が円弧である移動経路
が含まれるという技術的手段を用いる。
【0013】つまり、図柄が画面上を円弧状に移動する
ことができるため、従来のように、縦方向のみに移動す
るものとは異なる新鮮味を遊技者に与えることができ
る。また、画面上を斜めに移動する移動経路と組み合わ
せることにより、より一層の新鮮味を遊技者に与えるこ
とができる。
【0014】請求項5に記載の発明では、請求項1ない
し請求項4のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記第1の機能は、前記複数の図柄を前記所定の図柄であ
るか前記所定の図柄以外の図柄であるかにより、異なる
移動経路により移動させるという技術的手段を用いる。
【0015】つまり、遊技者に有利な遊技状態に変化す
る図柄と、そうでない図柄とで移動経路が異なるため、
遊技者に対して、遊技状態がどのように変化するかを予
感させることができる。
【0016】請求項6に記載の発明では、請求項2ない
し請求項5のいずれか1つに記載の遊技機において、前
記第2の機能は、前記図柄列を前記所定の図柄を含むか
含まないかにより、異なる移動経路により移動させる
【0017】つまり、遊技者に有利な遊技状態に変化す
る図柄を含むか含まないかにより、移動経路が異なるた
め、遊技者に対して、遊技状態がどのように変化するか
を予感させることができる。
【0018】請求項7に記載の発明では、画面上に図柄
を表示する図柄表示手段を備えており、その図柄表示手
段により所定の図柄が表示された場合に、遊技者に有利
な遊技状態に変化する遊技機をコンピュータにより機能
させるためのコンピュータプログラムであって、前記図
柄表示手段が、前記画面上に移動方向の異なる移動経路
を複数設定し、複数の図柄のそれぞれを、前記設定され
た移動経路のうち、所定の移動経路に沿って単独で移動
するように表示するための第1の処理を含むコンピュー
タプログラムという技術的手段を用いる。
【0019】つまり、請求項1に記載の遊技機は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、遊
技機に内蔵されたCPUにより機能するため、上記コン
ピュータプログラムをROMなどに記憶しておき、その
記憶されたコンピュータプログラムを上記CPUが実行
することにより、上記遊技機を機能させることができ
る。
【0020】請求項8に記載の発明では、請求項7に記
載のコンピュータプログラムにおいて、前記コンピュー
タプログラムは、前記図柄表示手段が、複数の図柄から
構成された図柄列を、前記設定された移動経路のうち、
所定の移動経路に沿って集団で移動するように表示する
ための第2の処理を含むという技術的手段を用いる。
【0021】つまり、請求項2に記載の遊技機は、たと
えば、後述する発明の実施の形態に記載するように、遊
技機に内蔵されたCPUにより機能するため、上記コン
ピュータプログラムをROMなどに記憶しておき、その
記憶されたコンピュータプログラムを上記CPUが実行
することにより、上記遊技機を機能させることができ
る。
【0022】請求項9に記載の発明では、画面上に図柄
を表示する図柄表示手段を備えており、その図柄表示手
段により所定の図柄が表示された場合に、遊技者に有利
な遊技状態に変化する遊技機をコンピュータにより機能
させるためのコンピュータプログラムが記録された記録
媒体であって、前記図柄表示手段が、前記画面上に移動
方向の異なる移動経路を複数設定し、複数の図柄のそれ
ぞれを、前記設定された移動経路のうち、所定の移動経
路に沿って単独で移動するように表示するための第1の
処理を含むコンピュータプログラムが記録された記録媒
体という技術的手段を用いる。
【0023】つまり、コンピュータを用いることにより
機能する遊技機は、たとえば、後述する発明の実施の形
態に記載するように、パチンコ機に設けられたROM1
14に記録されたコンピュータプログラムをメインCP
U112が実行することにより機能するため、上記記録
媒体としてのROMなどを使用することにより、請求項
1に記載の遊技機を実現できる。
【0024】請求項10に記載の発明では、請求項9に
記載の記録媒体において、前記コンピュータプログラム
は、前記図柄表示手段が、複数の図柄から構成された図
柄列を、前記設定された移動経路のうち、所定の移動経
路に沿って集団で移動するように表示するための第2の
処理を含むという技術的手段を用いる。
【0025】つまり、コンピュータを用いることにより
機能する遊技機は、たとえば、後述する発明の実施の形
態に記載するように、パチンコ機に設けられたROM1
14に記録されたコンピュータプログラムをメインCP
U112が実行することにより機能するため、上記記録
媒体としてのROMなどを使用することにより、請求項
2に記載の遊技機を実現できる。
【0026】
【発明の実施の形態】<第1実施形態>以下、この発明
に係る遊技機の実施形態について図を参照して説明す
る。なお、以下に記載する各実施形態では、この発明に
係る遊技機として第1種のパチンコ機を例に挙げて説明
する。 [全体の主要構成]まず、この実施形態に係るパチンコ
機の主要構成について図1を参照して説明する。図1
は、この実施形態に係るパチンコ機の外観を示す斜視説
明図である。パチンコ機1には、前枠2がヒンジ8を回
動軸として開閉可能に備えられており、その前枠2に
は、ガラス枠4が開閉可能に取付けられている。前枠2
の右側には、ガラス枠4開閉用の鍵を差し込む鍵穴3が
設けられている。ガラス枠4の内部には、遊技盤5が設
けられており、前枠2の右側下方には、遊技球を遊技盤
5へ発射する発射モータ(図3において符号15eで示
す)を操作するための発射ハンドル15aが回動可能に
取付けられている。
【0027】ガラス枠4の下方には、賞球や貸球が供給
される賞球・貸球供給口6aが形成されており、この賞
球・貸球供給口6aの供給側には、その賞球・貸球供給
口6aから供給された賞球や貸球を溜めておくための上
受け皿6が取り付けられている。上受け皿6の下方に
は、上受け皿6の収容可能数を超えて流下した賞球や上
受け皿球抜きレバー6bの操作により上受け皿6から排
出された遊技球などを排出する排出口7aが形成されて
いる。排出口7aの排出側には、その排出口7aから排
出された遊技球を収容しておくための下受け皿7が設け
られている。また、遊技盤5の上方には、枠ランプ9が
設けられており、下受け皿7の左側には、灰皿7bが設
けられている。
【0028】[遊技盤5の主要構成]次に、遊技盤5の
主要構成について、それを示す図2を参照して説明す
る。遊技盤5の略中央には、センターケース30が備え
られている。センターケース30には、天入賞口31
と、特別図柄表示装置32と、特別図柄表示装置32の
始動可能な回数(以下、特別図柄始動記憶数と称する)
を表示する4個のLEDからなる特別図柄記憶表示LE
D35とが備えられている。特別図柄表示装置32は、
たとえば複数の特別図柄、特別図柄の背景画、動画など
を液晶で表示する。遊技盤5の斜め左下には、3個のL
EDからなる普通図柄表示装置33が設けられており、
遊技盤5の斜め右下には、普通図柄表示装置33の始動
可能な回数(以下、普通図柄始動記憶数と称する)を表
示する4個のLEDからなる普通図柄記憶表示LED3
4が設けられている。センターケース30の右側には、
普通図柄表示装置33を作動させるための普通図柄作動
右ゲート26が設けられており、左側には普通図柄作動
左ゲート27が設けられている。普通図柄作動右ゲート
26の下方には、右袖入賞口22が設けられており、普
通図柄作動左ゲート27の下方には、左袖入賞口23が
設けられている。センターケース30の下方には、特別
図柄表示装置32を作動させる機能を有する第1種始動
口28が設けられており、その第1種始動口28の下方
には、特別図柄表示装置32の停止図柄が大当り図柄と
なった場合に作動する変動入賞装置40が設けられてい
る。
【0029】この変動入賞装置40には、大当りの発生
時に大入賞口を開口する開閉部材41が開閉可能に取付
けられており、この開閉部材41の右側には、右下入賞
口24設けられており、左側には左下入賞口25が設け
られている。また、開閉部材41の内部には、大入賞口
を連続して開放する機能を有する特定領域と、この特定
領域を通過した遊技球を検出する特定領域スイッチ(図
3に符号53で示す)と、大入賞口に入賞した遊技球の
数をカウントする大入賞口スイッチ(図3に符号64で
示す)とが設けられている。また、遊技盤5には、発射
された遊技球を遊技領域へ案内するレール13が取付け
られており、そのレール13により、円形の遊技領域が
形成されている。そのレール13の上方部分により遊技
領域と画された外側であって、遊技盤5の上方の左右角
部には、コーナー飾り11が取付けられている。コーナ
ー飾り11の内側には、計16個のLEDが、円形の遊
技領域が形成する円弧に対応するように配置されてい
る。その他、遊技盤5には、LEDにより装飾された装
飾風車21,21、普通の風車12,12と、サイド飾
り20,20と、入賞しなかった遊技球をアウト球とし
て回収するアウト口14とが設けられている。また、遊
技盤5には、多くの釘15が打ち込まれており、遊技盤
5に発射された遊技球は、釘15の間を乱舞しながら落
下する。
【0030】[パチンコ機1の電気的構成]次に、パチ
ンコ機1の電気的構成についてそれをブロックで示す図
3を参照して説明する。パチンコ機1には、主基板10
0が設けられており、この主基板100には、マイクロ
プロセッサ110が搭載されている。マイクロプロセッ
サ110には、大当りの判定や画像制御など、遊技の主
な制御を実行するメインCPU112と、このメインC
PU112が各種制御を実行するための各種制御プログ
ラムや図6ないし図8に示す各種のテーブルが記録され
たROM114と、遊技球が第1種始動口28を通過し
たことの検出結果などの遊技中に発生する各種データ、
ROM114から読出された制御プログラムなどを一時
的に格納するRAM116とが搭載されている。主基板
100には、次に記載するものが電気的に接続されてい
る。遊技球が第1種始動口28を通過したことを検出す
る第1種始動口スイッチ28a、特別図柄表示装置3
2、ランプ制御装置300、電源基板80、賞球の払出
しなどを制御する払出制御基盤200、遊技中の効果音
などを制御する音声制御装置79、入賞や大当りなどに
関する遊技盤情報をパチンコホールの管理室などに設け
られたコンピュータ(図示省略)へ送信するための遊技
枠情報端子基板72、盤面中継基板51、遊技枠中継基
板73である。
【0031】払出制御基盤200には、主基板100か
ら送出される制御コマンドを入力して動作するマイクロ
プロセッサ210が搭載されており、マイクロプロセッ
サ210には、賞球の払出しなどを制御するサブCPU
212と、このサブCPU212が賞球の払出しなどの
制御を実行するための各種制御プログラムが記録された
ROM214と、サブCPU212が各種制御プログラ
ムを実行する際にROM214から読出された制御プロ
グラムや遊技中に発生する入賞数や賞球数などの各種デ
ータを一時的に格納するRAM216とが搭載されてい
る。また、払出制御基盤200には、電源基板80、発
射モータ15eを駆動するための発射モータ駆動基板1
5c、遊技枠情報端子基板72および払出中継基板75
が電気的に接続されている。発射モータ駆動基板15c
には、発射モータ駆動基板15cから発射モータ15e
へ駆動信号を出力させるための発射スイッチ15dが接
続されている。
【0032】遊技枠中継基板73には、満杯検出スイッ
チ77、賞球切れスイッチ71およびセンサ中継基板7
4が電気的に接続されている。センサ中継基板74は、
賞球ユニット62に備えられた賞球払出センサ62a,
62bおよび払出中継基板75と電気的に接続されてい
る。払出中継基板75には、貸球切れスイッチ76、賞
球払出モータ62cおよび貸球ユニット63が電気的に
接続されている。盤面中継基板51には、次に記載する
ものが電気的に接続されている。普通図柄作動右ゲート
26を通過した遊技球を検出する右ゲートスイッチ26
a、普通図柄作動左ゲート27を通過した遊技球を検出
する左ゲートスイッチ27a、右袖入賞口22に入賞し
た遊技球を検出する右袖入賞口スイッチ22a、左袖入
賞口23に入賞した遊技球を検出する左袖入賞口スイッ
チ23a、天入賞口31に入賞した遊技球を検出する天
入賞口スイッチ31a、右下入賞口24に入賞した遊技
球を検出する右下入賞口スイッチ24a、左下入賞口2
5に入賞した遊技球を検出する左下入賞口スイッチ25
a、普通図柄表示装置33および大入賞口中継基板70
である。大入賞口中継基板70には、開閉部材41を開
閉するための大入賞口ソレノイド59、特定領域を通過
した遊技球を検出する特定領域スイッチ53、大入賞口
に入賞した遊技球を検出する大入賞口スイッチ64が電
気的に接続されている。電源基板80は、AC24V
(50Hz/60Hz)の主電源78から電源の供給を
受け、各基板へ必要電源を供給する。
【0033】[特別図柄表示装置32の電気的構成]次
に、特別図柄表示装置32の主な電気的構成について図
4および図5を参照して説明する。図4は特別図柄表示
装置32の主な電気的構成をブロックで示す説明図であ
り、図5は特別図柄表示装置が表示する特別図柄を示す
説明図である。特別図柄表示装置32は、特別図柄表示
器32a、液晶インバータ基板32b、液晶アナログ基
板32cおよび特別図柄制御基板32dを備える。特別
図柄制御基板32dに搭載されたサブCPU32eは、
主基板100からライン100aを介して送出された画
像制御コマンドを受信するとともに、その受信した画像
制御コマンドの内容をROM32fに記録されたコンピ
ュータプログラムに従って解析する。
【0034】続いてサブCPU32eは、その解析結果
をVDP(ビデオ・ディスプレイ・プロセッサ)32g
へ送出する。続いてVDP32gは、キャラクタROM
32iから上記解析結果に対応した図柄やキャラクタな
どを所定の配列で読出す。キャラクタROM32iに
は、複数種類の特別図柄、この実施形態では図5に示す
ように、牡羊座から魚座までの星座記号を模した計12
種類の特別図柄が記憶されている。また、キャラクタR
OM32iには、特別図柄の背景に表示する背景画像
(図20参照)、遊技が行われていないときに表示する
客待ちデモンストレーション用の画像、大当り発生時に
表示する大当り用演出画像などを表示するための画像デ
ータが記憶されている。
【0035】また、VDP32gは、キャラクタROM
32iから読出した特別図柄やキャラクタなどのドット
のアドレス、表示色などを上記解析結果に基づいて演算
し、その演算結果を内蔵のパレットRAM32hに一時
的に格納する。続いてVDP32gは、パレットRAM
32hに格納されている演算結果に基づいてRGB信号
を液晶アナログ基板32cへ送出する。続いて液晶アナ
ログ基板32cは、取込んだRGB信号の色補正および
輝度調整を行い、その信号を液晶インバータ基板32b
へ送出する。液晶インバータ基板32bは、バックライ
ト電源の役割を果たし、取込んだ信号を昇圧(たとえ
ば、12Vから600V)し、特別図柄表示器32aへ
送出する。そして特別図柄表示器32aは、取込んだ信
号に対応する液晶ドットをスイッチングして表示する。
これにより、特別図柄の変動表示、停止図柄の表示、背
景画像などの表示などを行う。なお、この実施形態で
は、特別図柄表示器32aは、TFT(Thin Film Tran
sistor)を画素駆動素子とするアクティブマトリックス
方式の液晶表示装置である。
【0036】[特別図柄の表示態様]次に、特別図柄の
表示態様について図11ないし図14を参照して説明す
る。図11は、特別図柄表示装置32の画面上に設定さ
れた位置座標を一部を省略して示す説明図であり、図1
2は、特別図柄の直線的な移動経路を一部を省略して示
す説明図である。図13は、特別図柄のジグザグの移動
経路を一部を省略して示す説明図であり、図14は、特
別図柄の曲線的な移動経路を一部を省略して示す説明図
である。なお、以下の説明では、特別図柄表示装置32
の画面上において出現、移動および消失を行う特別図柄
を表示図柄と称し、画面上において停止する特別図柄を
停止図柄と称する。また、両者を区別しないときは、特
別図柄と称する。
【0037】(特別図柄の出現位置・消失位置および停
止位置)図11に示すように、特別図柄表示装置32の
画面は、横方向をX軸、縦方向をY軸にそれぞれ設定し
ている。また、X軸を複数、この実施形態ではX1〜X
20に20分割し、Y座標を複数、この実施形態ではY
1〜Y10に10分割し、(X,Y)座標で示す複数の
ポイント、この実施形態ではP1〜P200の計200
ポイントが設定されている。これらの各ポイントは、特
別図柄の出現位置(特別図柄が画面上に出現する位
置)、特別図柄の消失位置(特別図柄が画面上から消失
する位置)および停止図柄の停止位置(特別図柄が画面
上で停止する位置)などの位置座標の設定に使用され
る。たとえば、出現位置P32は、P32(X12,Y
2)の位置座標に設定される。なお、図11に示す20
0ポイントは、上記設定に使用するためのものであり、
特別図柄の表示および動きなどは、画面を構成する画素
単位で設定可能である。
【0038】(特別図柄の移動経路)図12に示すよう
に、特別図柄表示装置32の画面上に出現した特別図柄
の移動経路として、複数の直線的な移動経路、この実施
形態ではR1〜R100の計100種類の移動経路が設
定されている。この100種類の直線的な移動経路は、
P1〜P200の各出現位置のそれぞれに対して設定さ
れている。なお、特別図柄は、各移動経路に沿って画面
の上から下、あるいは、下から上に移動することができ
る。また、図13に示すように、特別図柄表示装置の画
面上には、複数のジグザグの移動経路、この実施形態で
はK1〜K100の計100種類の移動経路が設定され
ている。それらの移動経路には、移動途中で移動方向を
1回変更する移動経路、複数回変更する移動経路、逆方
向に変更する移動経路などの複数種類が含まれている。
この100種類の直線的な移動経路は、P1〜P200
の各出現位置のそれぞれに対して設定されている。な
お、特別図柄は、各移動経路に沿って画面の上から下、
あるいは、下から上に移動することができる。さらに、
図14に示すように、特別図柄表示装置の画面上には、
複数の曲線的な移動経路、この実施形態ではL1〜L1
00の計100種類の移動経路が設定されている。たと
えば、移動経路L1〜L30は、画面の上端から出現
し、下端に向けて膨らんだ円弧を描いて上端から消失す
る移動経路である。移動経路L31〜L70は、円形の
軌道を移動する移動経路であり、一部に画面をはみ出る
経路が含まれている。移動経路L71〜L100は、画
面の下端から出現し、上端に向けて膨らんだ円弧を描い
て下端から消失する移動経路である。なお、図12〜図
14に示す各移動経路における特別図柄の出発点および
到達点は、逆に設定することができる。
【0039】[ROM32fに格納されているデータ]
次に、ROM32fに格納されているデータについて図
7ないし図10を参照して説明する。図7は表示図柄の
出現、移動および消失を行うための変動パターンテーブ
ルの説明図であり、図8は停止図柄の出現、移動および
停止を行うための変動パターンテーブルの説明図であ
る。図9(A)は表示図柄データテーブルを示す説明図
であり、図9(B)は移動速度データテーブルを示す説
明図である。図9(C)は移動経路データテーブルを示
す説明図であり、図9(D)は出現位置データテーブル
を示す説明図であり、図9(E)は出現タイミングデー
タテーブルを示す説明図である。図10(F)は出現態
様データテーブルを示す説明図であり、図10(G)は
フェードイン速度データテーブルを示す説明図である。
図10(H)は消失位置データテーブルを示す説明図で
あり、図10(I)は消失タイミングテーブルを示す説
明図である。図10(J)は消失態様データテーブルを
示す説明図であり、図10(K)はフェードアウト速度
データテーブルを示す説明図である。図10(L)は停
止位置データテーブルを示す説明図であり、図10
(M)は停止時表示態様データテーブルを示す説明図で
ある。なお、以下の説明において、特別図柄表示装置3
2の画面左側に停止して表示する特別図柄を左停止図
柄、画面中央に停止して表示する特別図柄を中停止図
柄、画面右側に停止して表示する特別図柄を右停止図柄
とそれぞれ称する。
【0040】(表示図柄データテーブルTb7)図9
(A)に示すように、表示図柄データテーブルTb7
は、複数の設定値、この実施形態では設定値1〜120
と、図柄データと、大きさデータと、表示色データとを
対応付けて構成されている。図柄データは、特別図柄の
種類を指定するためのデータである。大きさデータは、
特別図柄を特別図柄表示装置32の画面に表示する際の
大きさを示すデータであり、複数段階の大きさ、この実
施形態では1〜10の10段階の大きさが設定されてい
る。表示色データは、特別図柄を特別図柄表示装置32
の画面に表示する際の色を示すデータであり、複数色、
この実施形態ではCL1〜CL10の10色が設定され
ている。たとえば、表示色CL2は、星座記号の星の部
分が黄色で、中央の記号の部分が緑色である。
【0041】(移動速度データテーブルTb8)図9
(B)に示すように、移動速度データテーブルTb8
は、複数の設定値、この実施形態では設定値1〜10
と、移動速度データとを対応付けて構成されている。移
動速度データは、特別図柄が画面上を移動する際の移動
速度を示すデータであり、複数段階、この実施形態では
V1〜V10(V10>V1)の10段階の移動速度が
設定されている。たとえば、移動速度V2は、画面上を
2cm/秒で移動する速度である。また、移動速度V1
→V2は、移動速度V1からV2に加速することを示
し、移動速度V2→V1は、移動速度V2からV1に減
速することを示す。 (移動経路データテーブルTb9)図9(C)に示すよ
うに、移動経路データテーブルTb9は、複数の設定
値、この実施形態では、設定値1〜300と、移動経路
データとを対応付けて構成されている。移動経路データ
は、特別図柄が画面上を移動する際の移動経路を示すデ
ータであり、複数の移動経路、この実施形態では図12
に示すR1〜R100の100種類の移動経路、図13
に示すK1〜K100の100種類のジグザグの移動経
路、および図14に示すL1〜L100の100種類の
曲線的な移動経路の計300種類の移動経路が設定され
ている。
【0042】(出現位置データテーブルTb10)図9
(D)に示すように、出現位置データテーブルTb10
は、複数の設定値1〜200と、複数の出現位置デー
タ、この実施形態では図11に示すP1〜P200の2
00の位置座標に対応する出現位置データとを対応付け
て構成されている。出現位置データは、特別図柄が画面
上に出現する位置座標を示すデータである。 (出現タイミングデータテーブルTb11)図9(E)
に示すように、出現タイミングデータテーブルTb11
は、複数の設定値1〜90と、出現時間データとを対応
付けて構成されている。出現時間データは、特別図柄が
画面上に出現するタイミングを示すデータであり、複数
の出現時間、この実施形態ではt1〜t90の計90の
出現時間が設定されている。また、出現時間t1〜t9
0のtに付随する数字は、特別図柄の表示を開始した当
初からの経過時間を秒で示しており、たとえばt3が選
択された場合は、表示開始当初から3秒後に特別図柄を
画面上に出現させることになる。
【0043】(出現態様データテーブルTb12)図1
0(F)に示すように、出現態様データテーブルTb1
2は、複数の設定値、この実施形態では設定値1、2
と、フェードインの有無のデータとを対応付けて構成さ
れている。フェードインの有無のデータは、特別図柄が
画面上に出現する際にフェードインにより出現するか否
かを示すデータであり、○は、フェードインを実行する
ことを示し、×は、フェードインを実行しないことを示
す。ここで、フェードインとは、ぼんやり表示されてい
る特別図柄をその姿が次第にはっきりしてくるように表
示することを意味する。 (フェードイン速度データテーブルTb13)図10
(G)に示すように、フェードイン速度データテーブル
Tb13は、複数の設定値、この実施形態では設定値1
〜5と、速度データとを対応付けて構成されている。速
度データは、特別図柄が画面上にフェードインにより出
現する際のフェードインの速度を示すデータであり、こ
の実施形態ではV1〜V5の5段階の速度が設定されて
いる。
【0044】(消失位置データテーブルTb14)図1
0(H)に示すように、消失位置データテーブルTb1
4は、複数の設定値、この実施形態では設定値1〜20
0と、複数の位置座標、この実施形態では図11に示す
P1〜P200の200の位置座標に対応する消失位置
データとを対応付けて構成されている。消失位置データ
は、特別図柄が画面上から消失する位置座標を示すデー
タである。 (消失タイミングデータテーブルTb15)図10
(I)に示すように、消失タイミングデータテーブルT
b15は、複数の設定値、この実施形態では設定値1〜
90と、消失時間データとを対応付けて構成されてい
る。消失時間データは、特別図柄が画面上から消失する
タイミングを示すデータであり、複数の消失時間、この
実施形態ではt1〜t90の計90の消失時間が設定さ
れている。また、消失時間t1〜t90のtに付随する
数字は、特別図柄の表示を開始した当初からの経過時間
を秒で示しており、たとえばt90が選択された場合
は、表示開始当初から90秒後に特別図柄を画面上から
消失させることになる。
【0045】(消失態様データテーブルTb16)図1
0(J)に示すように、消失態様データテーブルTb1
6は、複数の設定値、この実施形態では設定値1、2
と、フェードアウトの有無のデータとを対応付けて構成
されている。フェードアウトの有無のデータは、特別図
柄が画面上から消失する際にフェードアウトにより消失
するか否かを示すデータであり、○は、フェードアウト
を実行することを示し、×は、フェードアウトを実行し
ないことを示す。ここで、フェードアウトとは、表示さ
れている特別図柄が次第にぼんやりと消えていくことを
意味する。 (フェードアウト速度データテーブルTb17)図10
(K)に示すように、フェードアウト速度データテーブ
ルTb17は、複数の設定値、この実施形態では設定値
1〜5と、速度データとを対応付けて構成されている。
速度データは、特別図柄が画面上からフェードアウトに
より消失する際のフェードアウトの速度を示すデータで
あり、複数の速度、この実施形態ではV1〜V5の5段
階の速度が設定されている。
【0046】(停止位置データテーブルTb18)図1
0(L)に示すように、停止位置データテーブルTb1
8は、複数の設定値、この実施形態では設定値1〜9
と、停止位置データとを対応付けて構成されている。停
止位置データは、特別図柄が画面上で停止する位置を示
すデータである。停止位置は、複数の位置座標、この実
施形態では図11に示すP1〜P200の200の位置
座標から選択して設定されており、左停止図柄の停止時
の中心座標を示す停止位置データとして複数の停止位置
データP105、P85およびP125が、中停止図柄
の停止時の中心座標を示す停止位置データとして複数の
停止位置データP110、P90およびP130が、右
停止図柄の停止時の中心座標を示す停止位置データとし
て複数の停止位置データP115、P95およびP13
5がそれぞれ設定されている。
【0047】(停止時表示態様データテーブルTb1
9)図10(M)に示すように、停止時表示態様データ
テーブルTb19は、複数の設定値、この実施形態では
設定値1〜6と、表示態様データとを対応付けて構成さ
れている。表示態様データは、特別図柄が画面上で停止
した際の表示態様を示すデータであり、複数種類の表示
態様、この実施形態では、上下、左右、回転、円軌道、
拡大縮小および色彩変化の計6種類の表示態様が設定さ
れている。ここで、上下とは、特別図柄が停止位置に達
した際に上下動し、所定時間経過後に停止位置にて停止
する表示態様を示す。また、左右とは、特別図柄が停止
位置に達した際に左右に動き、所定時間経過後に停止位
置にて停止する表示態様を示す。また、回転とは、特別
図柄が停止位置に達した際に、特別図柄の中心を上下方
向に通中心線を回転軸として、特別図柄の表面、側面お
よび裏面を順に表示しながらコマが回転するように回転
し、所定時間経過後に停止位置にて停止する表示態様を
示す。また、円軌道とは、特別図柄が停止位置に達した
際に小さい回転半径で回転し、所定時間経過後に停止位
置にて停止する表示態様を示す。また、拡大縮小とは、
特別図柄が停止位置に達した際に表示の大きさの拡大お
よび縮小を所定回数繰り返した後、停止位置にて停止す
る表示態様を示す。
【0048】(変動パターンテーブルTb3)図7に示
すように、変動パターンテーブルTb3は、変動パター
ン番号1〜69(3〜69は省略)により示される計6
9種類の変動パターンにより構成される。変動パターン
テーブルTb3は、特別図柄が特別図柄表示装置32の
画面上において移動、出現および消失を行う場合の複数
のパターンを設定したものである。各変動パターン番号
は、ROM32fに格納されている各テーブルに設定さ
れている設定値を示すデータ番号と対応付けられてい
る。つまり、サブCPU32eは、変動パターン番号を
示す図柄制御コマンドをメインCPU112から受信す
ると、その受信した変動パターン番号に対応付けて設定
されている各種のデータ番号を変動パターンテーブルか
ら選択し、その選択したデータ番号に対応するデータを
各種のデータテーブルから読出し、その読出したデータ
に基づいて画像制御を行う。
【0049】「表示図柄データ番号」は、表示図柄デー
タテーブルTb7(図9(A))に設定されている設定
値を指定する番号である。たとえば、サブCPU32e
は、メインCPU112から変動パターン番号1の図柄
制御コマンドを受信した場合は、表示図柄データ番号
1,2,4,3,12,9,5,7,12に対応する図
柄データを表示図柄データテーブルTb7から読出して
画面上に表示する。つまり、1度の変動表示において複
数の特別図柄を変動表示する。たとえば、サブCPU3
2eは、表示図柄データ番号1を指定した変動パターン
をメインCPU112から受信した場合、表示図柄デー
タテーブルTb7から、図柄データとして牡牛座を、大
きさデータとして1を、表示色データとしてCL1をそ
れぞれ読出し、牡牛座の星座記号を模した特別図柄Z1
(図5)を大きさ1で、かつ、表示色CL1で画面上に
表示する。「移動速度データ番号」は、移動速度データ
テーブルTb8(図9(B))に設定されている設定値
を指定する番号である。たとえば、サブCPU32e
は、移動速度データ番号1を指定した変動パターンをメ
インCPU112から受信した場合、移動速度データテ
ーブルTb8から、移動速度データとしてV1を読出
し、特別図柄を移動速度V1で画面上を移動させる。
【0050】「出現位置データ番号」は、出現位置デー
タテーブルTb10(図9(D))に設定されている設
定値を指定する番号である。たとえば、サブCPU32
eは、出現位置データ番号185を指定した変動パター
ンをメインCPU112から受信した場合、出現位置デ
ータテーブルTb10から、出現位置データとしてP1
85を読出し、特別図柄をP185の位置座標から画面
上に出現させる。「出現タイミングデータ番号」は、出
現タイミングデータテーブルTb11(図9(E))に
設定されている設定値を指定する番号である。たとえ
ば、サブCPU32eは、出現タイミングデータ番号3
を指定した変動パターンをメインCPU112から受信
した場合、出現タイミングデータテーブルTb11か
ら、出現時間データとしてt3を読出し、特別図柄を出
現時間t3のタイミングで画面上に表示する。
【0051】「消失位置データ番号」は、消失位置デー
タテーブルTb14(図10(H))に設定されている
設定値を指定する番号である。たとえば、サブCPU3
2eは、消失位置データ番号3を指定した変動パターン
をメインCPU112から受信した場合、消失位置デー
タテーブルTb14から、消失位置データとしてP3を
読出し、特別図柄をP3の位置座標において画面上から
消失させる。「消失タイミングデータ番号」は、消失タ
イミングデータテーブルTb15(図10(I))に設
定されている設定値を指定する番号である。たとえば、
サブCPU32eは、消失タイミングデータ番号80を
指定した変動パターンをメインCPU112から受信し
た場合、消失タイミングデータテーブルTb15から、
消失時間データとしてt80を読出し、特別図柄を消失
時間t80のタイミングで画面上から消失させる。
【0052】「出現態様データ番号」は、出現態様デー
タテーブルTb12(図10(F))に設定されている
設定値を指定する番号である。たとえば、サブCPU3
2eは、出現態様データ番号1を指定した変動パターン
をメインCPU112から受信した場合、出現態様デー
タテーブルTb12から、フェードインの有無のデータ
として○を読出し、特別図柄をフェードインにより画面
上に出現させる。「フェードイン速度データ番号」は、
フェードイン速度データテーブルTb13(図10
(G))に設定されている設定値を指定する番号であ
る。たとえば、サブCPU32eは、フェードイン速度
データ番号2を指定した変動パターンをメインCPU1
12から受信した場合、フェードイン速度データテーブ
ルTb13から、速度データとしてV2を読出し、特別
図柄を速度V2でフェードインさせて画面上に出現させ
る。
【0053】「消失態様データ番号」は、消失態様デー
タテーブルTb16(図10(J))に設定されている
設定値を指定する番号である。たとえば、サブCPU3
2eは、消失態様データ番号1を指定した変動パターン
をメインCPU112から受信した場合、消失態様デー
タテーブルTb16から、フェードアウトの有無のデー
タとして○を読出し、特別図柄をフェードアウトにより
画面上から消失させる。「フェードアウト速度データ番
号」は、フェードアウト速度データテーブルTb17
(図10(K))に設定されている設定値を指定する番
号である。たとえば、サブCPU32eは、フェードア
ウト速度データ番号3を指定した変動パターンをメイン
CPU112から受信した場合、フェードアウト速度デ
ータテーブルTb17から、速度データとしてV3を読
出し、特別図柄を速度V3でフェードアウトさせて画面
上から消失させる。
【0054】「移動経路データ番号」は、移動経路デー
タテーブルTb9(図9(C))に設定されている設定
値を指定する番号である。たとえば、サブCPU32e
は、移動経路データ番号102を指定した変動パターン
をメインCPU112から受信した場合、移動経路デー
タテーブルTb9から、移動経路データとしてK2読出
し、特別図柄を移動経路K2(図13)で画面上を移動
させる。なお、変動パターンテーブルTb3は、特別図
柄の移動、出現および消失を行う場合の複数のパターン
を設定したものであるため、停止位置データ番号および
停止時表示態様データ番号は、設定されていない。
【0055】(変動パターンテーブルTb4)図8に示
すように、変動パターンテーブルTb4は、変動パター
ン番号70〜100(72〜98は省略)により示され
る計31種類の変動パターンにより構成される。変動パ
ターンテーブルTb4は、特別図柄が特別図柄表示装置
32の画面上において停止を行う場合の複数のパターン
を設定したものである。各変動パターン番号は、ROM
32fに格納されている各テーブルに設定されている設
定値を示すデータ番号と対応付けられている。つまり、
メインCPU112が変動パターンテーブルTb4から
選択した変動パターンをサブCPU32eへ送信する
と、サブCPU32eは、受信した変動パターンに示さ
れている各種のデータ番号に対応するデータをROM3
2fに格納されている対応するテーブルからそれぞれ読
出し、その読出したデータに基づいて画像制御を行う。
【0056】移動速度データ番号、出現位置データ番
号、出現タイミングデータ番号、出現態様データ番号、
フェードイン速度データ番号および移動経路データ番号
は、それぞれ変動パターンテーブルTb3に設定されて
いるデータ番号と同じ意味である。「停止位置データ番
号」は、停止位置データテーブルTb18(図10
(L))に設定されている設定値を指定する番号であ
る。たとえば、サブCPU32eは、左停止図柄の停止
位置データ番号1を指定した変動パターンをメインCP
U112から受信した場合、停止位置データテーブルT
b18から、停止位置データとしてP105を読出し、
左停止図柄をP105の位置座標で画面上に停止させ
る。
【0057】「停止時表示態様データ番号」は、停止時
表示態様データテーブルTb19(図10(M))に設
定されている設定値を指定する番号である。たとえば、
サブCPU32eは、停止時表示態様データ番号3を指
定した変動パターンをメインCPU112から受信した
場合、停止時表示態様データテーブルTb19から、表
示態様データとして回転を読出し、特別図柄を停止位置
において回転させ、所定時間経過後に停止位置にて停止
させる。なお、変動パターンテーブルTb4は、特別図
柄が特別図柄表示装置32の画面上において停止を行う
場合の複数のパターンを設定したものであるため、表示
図柄データ番号、消失位置データ番号、消失タイミング
データ番号、消失態様データ番号およびフェードアウト
速度データ番号は、設定されていない。
【0058】[ROM114に格納されているテーブ
ル]次に、ROM114に格納されているテーブルにつ
いて図6を参照して説明する。図6(A)は大当り図柄
を選択するための大当り図柄テーブルの説明図であり、
図6(B)はハズレ図柄を選択するためのテーブルハズ
レ図柄の説明図である。図6(C)は表示図柄用の変動
パターンを選択するための表示図柄用変動パターン選択
テーブルの説明図であり、図6(D)は停止図柄用変動
パターンを選択するための停止図柄用変動パターン選択
テーブルの説明図である。
【0059】(大当り図柄テーブルTb1)図6(A)
に示すように、大当り図柄テーブルTb1は、複数の乱
数と複数の特別図柄とを対応付けて構成されている。こ
の実施形態では「0」〜「11」の計12の乱数と、牡
牛座から魚座までの計12種類の星座記号を模した特別
図柄(図5参照)とを対応付けて構成されている。たと
えば、乱数「0」が選択された場合は、牡牛座の星座記
号を模した特別図柄が左停止図柄、中停止図柄および右
停止図柄の各大当り図柄としてそれぞれ選択される。 (ハズレ図柄テーブルTb2)図6(B)に示すよう
に、ハズレ図柄テーブルTb2は、複数の乱数と複数の
特別図柄とを対応付けて構成されている。この実施形態
では「0」〜「11」の計12の乱数と、牡羊座から魚
座までの計12種類の星座記号を模した特別図柄(図5
参照)とを対応付けて構成されている。たとえば、乱数
「1」が選択された場合は、牡羊座の星座記号を模した
特別図柄がハズレ図柄として選択される。
【0060】(表示図柄用変動パターン選択テーブルT
b3)図6(C)に示すように、表示図柄用変動パター
ン選択テーブルTb3は、複数の乱数と複数の変動パタ
ーン番号とを対応付けて構成されている。この実施形態
では、「1」〜「69」の計69の乱数と、「1」〜
「69」の計69の変動パターン番号とを対応付けて構
成されている。たとえば、乱数「2」が選択された場合
は、変動パターン番号2が表示図柄用変動パターンとし
て選択される。 (停止図柄用変動パターン選択テーブルTb4)図6
(D)に示すように、停止図柄用変動パターン選択テー
ブルTb4は、複数の乱数と複数の変動パターン番号と
を対応付けて構成されている。この実施形態では、
「1」〜「31」の計31の乱数と、「70」〜「10
0」の計31の変動パターン番号とを対応付けて構成さ
れている。たとえば、乱数「1」が選択された場合は、
変動パターン番号70が停止図柄用変動パターンとして
選択される。
【0061】[主な遊技の流れ]次に、主な遊技の流れ
について図15ないし図33を参照して説明する。図1
5はメインCPU112が実行する特別図柄処理の流れ
を示すフローチャートであり、図16はメインCPU1
12が図15のS16において実行する大当り判定処理
の流れを示すフローチャートである。図17はサブCP
U32eが実行するメインプログラムの流れを示すフロ
ーチャートである。図18は特別図柄の表示から停止ま
でのタイミングを示すタイミングチャートである。図1
9は左停止図柄、中停止図柄および右停止図柄の表示タ
イミングを示すタイミングチャートである。図20は特
別図柄表示装置32に表示する背景画面を示す説明図で
ある。図21ないし図24は、特別図柄の出現から停止
図柄が確定するまでの動きを示す説明図である。図25
および図26は、停止図柄が確定した後の動きを示す説
明図である。図27ないし図33は、図21ないし図2
6に示す動きに対応する移動経路を示す説明図である。
【0062】(特別図柄処理)遊技球が第1種始動口2
8を通過すると、メインCPU112は、第1種始動口
スイッチ28aと接続されている入力ポートの電圧変化
に基づいて、遊技球の通過を検出し、その検出タイミン
グにおけるカウンタ(たとえば0〜255の計256の
値をカウントするカウンタ)のカウント値を1つ取得
し、それをRAM116に一時的に格納する。メインC
PU112は、特別図柄処理中であるか否かを判定し
(ステップ(以下、Sという)S10)、処理中でない
と判定すると(S10:No)、特別図柄始動記憶数U
1が「1」以上であるか否かを判定する(S12)。続
いてメインCPU112は、特別図柄始動記憶数U1が
「1」以上であると判定すると(S12:Yes)、特
別図柄始動記憶数U1から「1」を減算し(S14)、
大当り判定処理を行う(S16)。
【0063】メインCPU112は、RAM116に格
納されているカウント値を参照し(図16のS18)、
そのカウント値がROM114に予め記憶されている大
当り値(たとえば「7」)である場合は、大当りと判定
し(S20:Yes)、上記大当り値以外のカウント値
である場合は、ハズレと判定する(S20:No)。大
当りと判定した場合は(S20:Yes)、大当り図柄
を決定する大当り図柄決定処理を実行し(S22)、そ
の決定した大当り図柄を停止図柄に設定する(S2
4)。一方、ハズレと判定した場合は(S20:N
o)、ハズレ図柄を決定するハズレ図柄決定処理を実行
し(S26)、その決定したハズレ図柄を停止図柄に設
定する(S28)。
【0064】大当り図柄は、図6(A)に示す大当り図
柄テーブルTb1の「0」〜「11」の乱数から無作為
に1つの乱数を選択し、その乱数に対応付けられている
図柄を大当り図柄に決定する。また、ハズレ図柄は、図
6(B)に示すハズレ図柄テーブルTb2の「0」〜
「11」の乱数から無作為に1つの乱数を選択し、その
乱数に対応付けられている図柄をハズレ図柄に決定す
る。なお、図6(B)には、ハズレ図柄テーブルTb2
を1つのみ示すが、実際には、左停止図柄、中停止図柄
および右停止図柄を決定するための計3つのハズレ図柄
テーブルがROM114に格納されており、メインCP
U112は、各ハズレ図柄テーブルTb2から1つずつ
ハズレ図柄を無作為に選択する。また、3つのハズレ図
柄を選択した結果、大当り図柄と同じ図柄となった場合
には、大当り図柄と異なる図柄になるまで、3つ目の図
柄を選択し直す。
【0065】続いてメインCPU112は、停止図柄の
変動パターンを選択する(図15のS30)。つまり、
乱数1〜31の中から1つの乱数を無作為に選択し、そ
の選択した乱数に対応付けられている変動パターン番号
を変動パターン情報としてRAM116に一時的に格納
する(S32)。続いてメインCPU112は、表示図
柄の変動パターンを選択する(S34)。つまり、乱数
1〜69の中から1つの乱数を無作為に選択し、その選
択した乱数に対応付けられている変動パターン番号を変
動パターン情報としてRAM116に一時的に格納する
(S36)。続いてメインCPU112は、RAM11
6に格納されている停止図柄の変動パターン情報を用い
て停止図柄制御コマンドを作成し、表示図柄の変動パタ
ーン情報を用いて表示図柄の図柄制御コマンドを作成す
る(S38)。
【0066】続いてメインCPU112は、その作成し
た表示図柄制御コマンドを特別図柄表示装置32へ送信
する(S40)。そしてメインCPU112は、停止図
柄制御コマンドを送信するタイミングであると判定する
と(S42:Yes)、停止図柄制御コマンドを特別図
柄表示装置32へ送信する(S44)。その送信のタイ
ミングは、この実施形態では、図19に示すように、左
停止図柄の停止図柄制御コマンド、中停止図柄の停止図
柄制御コマンド、右停止図柄の停止図柄制御コマンドの
順であり、各コマンドを所定時間間隔(たとえば2ms
間隔)で送信する。
【0067】(メインプログラム)一方、特別図柄表示
装置32のサブCPU32eは、メインCPU112か
ら送信される図柄制御コマンドの受信をチェックし(図
17のS50)、図柄制御コマンドを受信したか否かを
判定する(S52)。続いてサブCPU32eは、コマ
ンドを受信していないと判定した場合は(S52:N
o)、特別図柄処理のS38(図15)において変動フ
ラグが立てられているか否かに基づいて特別図柄が変動
中であるか否かを判定し(S54)、変動中でない場合
は(S54:No)、遊技客待ち用の表示などを行う
「コマンド待機処理」を実行する(S56)。そしてサ
ブCPU32eは、図柄制御コマンドを受信したと判定
すると(S52:Yes)、その受信した図柄制御コマ
ンドを解析し(S58)、表示図柄制御コマンドまたは
停止図柄制御コマンドであるか否かを判定する(S6
0)。
【0068】続いてサブCPU32eは、表示図柄制御
コマンドまたは停止図柄制御コマンドである場合は(S
60:Yes)、特別図柄が変動中であることを示す変
動フラグをONする(S62)。続いてサブCPU32
eは、図柄制御コマンドの受信をチェックし、コマンド
を受信していないと判定すると(S52:No)、特別
図柄が変動中であるか否か、つまり変動フラグがONし
ているか否かを判定する。続いてサブCPU32eは、
変動フラグがONしていると判定すると(S54:Ye
s)、出現表示処理、つまり特別図柄を特別図柄表示装
置32の画面上に出現させる処理を実行する(S6
4)。
【0069】(出現表示処理)ここでは、受信した表示
図柄制御コマンドには変動パターン番号1が指定されて
いるとする。サブCPU32eは、変動パターンテーブ
ルTb3(図7)を参照し、変動パターン番号1に対応
付けられている表示図柄データ番号1,2,4,3,1
2,9,5,7,12、出現位置データ番号150,1
55,160,165,170,175,180,18
5,190、出現タイミングデータ番号1,2,3,
4,5,6,7,8,9、出現態様データ番号1,1,
1,1,1,1,1,1,1およびフェードイン速度デ
ータ番号1,2,1,2,1,2,1,2,1を選択す
る。つまり、サブCPU32eは、メインCPU112
から変動パターン番号1の図柄制御コマンドを受信した
ことに基づいて、計9種類の特別図柄を画面上に表示す
る処理を行う。続いてサブCPU32eは、表示図柄デ
ータテーブルTb7(図9(A))を参照し、前記選択
した表示図柄データ番号と同じ設定値に対応付けられて
いる図柄データ、大きさデータおよび表示色データを選
択する。たとえば、表示図柄データ番号1に対しては、
図柄データとして牡牛座を選択し、大きさデータとして
1を選択され、表示色データとしてCL1を選択する。
【0070】続いてサブCPU32eは、出現位置デー
タテーブルTb10(図9(D))を参照し、前記選択
した出現位置データ番号と同じ設定値に対応付けられて
いる出現位置データを選択する。たとえば、表示図柄デ
ータ番号1に対応付けられている出現位置データ番号1
50に対しては、出現位置データP150を選択する。
続いてサブCPU32eは、出現タイミングデータテー
ブルTb11(図9(E))を参照し、前記選択した出
現タイミングデータ番号と同じ設定値に対応付けられて
いる出現時間データを選択する。たとえば、表示図柄デ
ータ番号1に対応付けられている出現タイミングデータ
番号1に対しては、出現時間データt1を選択する。
【0071】続いてサブCPU32eは、出現態様デー
タテーブルTb12(図10(F))を参照し、前記選
択した出現態様データ番号と同じ設定値に対応付けられ
ているフェードインの有無のデータを選択する。たとえ
ば、表示図柄データ番号1に対応付けられている出現態
様データ番号1に対しては、フェードインの有無のデー
タ○を選択する。続いてサブCPU32eは、フェード
イン速度データテーブルTb13(図10(G))を参
照し、前記選択したフェードイン速度データ番号と同じ
設定値に対応付けられている速度データを選択する。た
とえば、表示図柄データ番号1に対応付けられているフ
ェードイン速度データ番号1に対しては、速度データV
1を選択する。
【0072】続いてサブCPU32eは、上記選択した
各データに基づいて画像処理を行い、特別図柄を特別図
柄表示装置32の画面上に出現させる。たとえば、上記
例では、大きさ1で表示色CL1の特別図柄Z1(図
5)が、ポイントP150において出現タイミングt1
でフェードイン速度1でフェードインにて出現する。ま
た、表示図柄データ番号1〜12に対応する特別図柄Z
1〜Z12は、たとえば図18に示すタイミングで画面
上に出現する。この実施形態では、図20に示すよう
に、特別図柄表示装置32は、ヤシの木が生えている砂
浜をイメージした背景画像B1を特別図柄の背景に表示
する。また、図27に示すように、特別図柄表示装置3
2の画面上方に出現領域A1が設定されており、その出
現領域A1から各特別図柄が出現する。図21に示す例
は、特別図柄Z3が出現領域A1から出現したところを
示す。なお、出現領域A1は、ポイントP181〜P2
00(図11)により形成される範囲である。
【0073】(移動表示処理)次に、サブCPU32e
は、特別図柄を画面上を移動させる移動表示処理を実行
する(S66)。ここでは、受信した表示図柄制御コマ
ンドには変動パターン番号1が指定されているとする。
サブCPU32eは、変動パターンテーブルTb3(図
7)を参照し、変動パターン番号1に対応付けられてい
る移動経路データ番号10,20,30,40,15,
25,35,45,55を選択する。続いてサブCPU
32eは、移動経路データテーブルTb9(図9
(C))を参照し、前記選択した移動経路データ番号と
同じ設定値に対応付けられている移動経路データを選択
する。たとえば、表示図柄データ番号1に対応付けられ
ている移動経路データ番号10に対しては、移動経路デ
ータR10を選択する。そして、サブCPU32eは、
出現表示処理(S64)において特別図柄表示装置32
の画面上に出現させた特別図柄を移動経路R10(図1
2)にて移動させる。
【0074】たとえば、上記例では、ポイントP150
に出現した特別図柄Z1を移動経路R10にて移動させ
る。また、表示図柄データ番号1〜12に対応する特別
図柄Z1〜Z12は、たとえば図18に示す変動時間で
画面上を移動する。図21に示す例では、特別図柄Z
1,Z2,Z3は、図27に示すように、実線または一
点鎖線で示す移動経路で移動する。また、図22は、図
21に示す状態から所定時間経過後の画像を示し、図2
8は、図22に示す各特別図柄の移動経路を示すが、時
間の経過とともに出現して移動する特別図柄の数が増加
し、各特別図柄が様々な方向に移動する。つまり、各特
別図柄は、画面上に設定された移動方向の異なる移動経
路に沿ってそれぞれ単独で移動するように表示される なお、特別図柄は、K1〜K100の移動経路(図1
3)で移動する場合は、木の葉が舞い散るように見え
る。
【0075】(消失表示処理)次に、サブCPU32e
は、受信した図柄制御コマンドが停止図柄制御コマンド
でない場合は(S68:No)、特別図柄を画面上から
消失させる消失表示処理を実行する(S70)。ここで
は、受信した表示図柄制御コマンドには変動パターン番
号1が指定されているとする。サブCPU32eは、変
動パターンテーブルTb3(図7)を参照し、変動パタ
ーン番号1に対応付けられている消失位置データ番号
5,10,15,20,25,30,35,40,4
5、消失タイミングデータ番号80,81,82,8
3,84,85,86,87,88、消失態様データ番
号1,1,1,1,1,1,1,1,1およびフェード
アウト速度データ番号1,2,1,2,1,2,1,
2,1を選択する。続いてサブCPU32eは、消失位
置データテーブルTb14(図10(H))を参照し、
前記選択した消失位置データ番号と同じ設定値に対応付
けられている消失位置データを選択する。たとえば、表
示図柄データ番号1に対応付けられている消失位置デー
タ番号5に対しては、消失位置データP5を選択する。
【0076】続いてサブCPU32eは、消失タイミン
グデータテーブルTb15(図10(I))を参照し、
前記選択した消失タイミングデータ番号と同じ設定値に
対応付けられている消失時間データを選択する。たとえ
ば、表示図柄データ番号1に対応付けられている消失タ
イミングデータ番号80に対しては、消失時間データt
80を選択する。続いてサブCPU32eは、消失態様
データテーブルTb16(図10(J))を参照し、前
記選択した消失態様データ番号と同じ設定値に対応付け
られているフェードアウトの有無のデータを選択する。
たとえば、表示図柄データ番号1に対応付けられている
消失態様データ番号1に対しては、フェードアウトの有
無のデータ○を選択する。
【0077】続いてサブCPU32eは、フェードアウ
ト速度データテーブルTb17(図10(K))を参照
し、前記選択したフェードアウト速度データ番号と同じ
設定値に対応付けられている速度データを選択する。た
とえば、表示図柄データ番号1に対応付けられているフ
ェードアウト速度データ番号1に対しては、速度データ
V1を選択する。続いてサブCPU32eは、上記選択
した各データに基づいて画像処理を行い、特別図柄を特
別図柄表示装置32の画面上から消失させる。たとえ
ば、上記例では、移動経路R10にて移動する特別図柄
Z1を消失時間t80においてポイントP5にて速度V
1でフェードアウトさせて消失させる。また、表示図柄
データ番号1〜12に対応する特別図柄Z1〜Z12
は、
【0078】たとえば図18に示すタイミングで画面上
から消失する。図27に示す例では、画面の下端に消失
領域E1が設定されており、画面の左端に消失領域E2
が設定されており、画面の右端に消失領域E3が設定さ
れている。そして、特別図柄Z1は、実線で示す移動経
路をたどった場合は、画面の左端を通り過ぎるように消
えて行き、一点鎖線で示す移動経路をたどった場合は、
画面の下端を通り過ぎるように消えて行く。また、特別
図柄Z2,Z3は、実線で示す移動経路および一点鎖線
で示す移動経路のいずれの移動経路をたどった場合も、
画面の下端を通り過ぎるように消えて行く。図21に示
す状態から所定時間経過後の画像を示す図22では、特
別図柄Z1,Z2が画面の下端から消失しようとしてお
り、特別図柄Z3が画面の右端から消失しようとしてい
る。なお、消失領域E1は、ポイントP1〜P20(図
11)により形成される範囲であり、消失領域E2は、
ポイントP1からY軸方向にP181までのポイントに
より形成される範囲であり、消失領域E3は、ポイント
P20からY軸方向にP200までのポイントにより形
成される範囲である。以上のように、サブCPU32e
は、メインCPU112から送信された変動パターン番
号1の図柄制御コマンドを受信し、計9種類の特別図柄
を画面上に出現させ、移動させ、消失させる一連の画像
制御を実行する。
【0079】(確定停止表示処理)ここで、メインCP
U112が停止図柄制御コマンドをサブCPU32eへ
送信したとする。サブCPU32eは、総ての特別図柄
の変動表示を終了していないと判定すると(S74:N
o)、図柄制御コマンドの受信をチェックし(S5
0)、図柄制御コマンドを受信したと判定すると(S5
2:Yes)、その受信した図柄制御コマンドを解析す
る(S58)。続いてサブCPU32eは、解析の結
果、受信した図柄制御コマンドは、停止図柄制御コマン
ドであると判定すると(S60:Yes)、変動フラグ
をONし(S62)、図柄制御コマンドの受信をチェッ
クし(S50)、図柄制御コマンドを受信していないと
判定すると(S52:No)、変動フラグがONしてい
ると判定する(S54:Yes)。続いてサブCPU3
2eは、停止図柄制御コマンドであると判定し(S6
8:Yes)、画面上に停止する停止図柄を確定するた
めの確定停止表示処理を実行する(S72)。
【0080】ここでは、受信した停止図柄制御コマンド
には変動パターン番号70が指定されているとする。サ
ブCPU32eは、変動パターンテーブルTb4(図
8)を参照し、変動パターン番号70に対応付けられて
いる出現位置データ番号、出現タイミングデータ番号、
出現態様データ番号、フェードイン速度データ番号、移
動経路番号、停止位置データ番号および停止時表示態様
データ番号を選択する。また、サブCPU32eは、メ
インCPU112から送信された大当り図柄またはハズ
レ図柄を指定された出現タイミングで表示する。サブC
PU32eは、出現位置データテーブルTb10(図9
(D))を参照し、前記選択した出現位置データ番号と
同じ設定値に対応付けられている出現位置データを選択
する。たとえば、左停止図柄の出現位置データ番号18
8に対しては、出現位置データP188を選択する。
【0081】続いてサブCPU32eは、出現タイミン
グデータテーブルTb11(図9(E))を参照し、前
記選択した出現タイミングデータ番号と同じ設定値に対
応付けられている出現時間データを選択する。たとえ
ば、左停止図柄の出現タイミングデータ番号30に対し
ては、出現時間データt30を選択する。続いてサブC
PU32eは、出現態様データテーブルTb12(図1
0(F))を参照し、前記選択した出現態様データ番号
と同じ設定値に対応付けられているフェードインの有無
のデータを選択する。たとえば、左停止図柄の出現態様
データ番号1に対しては、フェードインの有無のデータ
○を選択する。続いてサブCPU32eは、フェードイ
ン速度データテーブルTb13(図10(G))を参照
し、前記選択したフェードイン速度データ番号と同じ設
定値に対応付けられている速度データを選択する。たと
えば、左停止図柄のフェードイン速度データ番号2に対
しては、速度データV2を選択する。
【0082】続いてサブCPU32eは、移動経路デー
タテーブルTb9(図9(C))を参照し、前記選択し
た移動経路データ番号と同じ設定値に対応付けられてい
る移動経路データを選択する。たとえば、左停止図柄の
移動経路データ番号1に対しては、移動経路データR1
を選択する。続いてサブCPU32eは、停止位置デー
タテーブルTb18(図10(L))を参照し、前記選
択した停止位置データ番号と同じ設定値に対応付けられ
ている停止位置データを選択する。たとえば、左停止図
柄の停止位置データ番号1に対しては、停止位置データ
P105を選択する。
【0083】続いてサブCPU32eは、停止時表示態
様データテーブルTb19(図10(M))を参照し、
前記選択した停止時表示態様データ番号と同じ設定値に
対応付けられている表示態様データを選択する。たとえ
ば、左停止図柄の停止時表示態様データ番号3に対して
は、表示態様データ「回転」を選択する。以上のように
してサブCPU32eは、停止図柄の出現から移動およ
び停止を実行する。たとえば、上記例では、大当り図柄
またはハズレ図柄の左停止図柄を出現時間t30になっ
たときにポイントP188にて速度V2のフェードイン
により画面上に出現させ、その出現した特別図柄を移動
経路R1にて移動させ、ポイントP105にて停止さ
せ、その停止位置にて回転運動させる。
【0084】たとえば、図23は、特別図柄Z5が左停
止図柄および中停止図柄として停止し、特別図柄Z4が
右停止図柄として停止しようとしている状態を示してお
り、図29は、図23における各特別図柄の動きを示し
ている。左停止図柄の特別図柄Z5は、停止領域ST1
の中で停止し、矢印Z5a,Z5bで示す方向に上下動
している。また、中停止図柄の特別図柄Z5は停止領域
ST2の中で停止しており、特別図柄Z4は、停止領域
ST3の中に向かって移動している。図中、破線で示す
特別図柄は、フェードアウトにより画面から消失しよう
としているものを示しており、たとえば図29では、特
別図柄Z9が消失領域E4においてフェードアウトしよ
うとしている。そして図24に示すように、左停止図
柄、中停止図柄および右停止図柄が確定する。このと
き、遊技者は、各停止図柄を見ることにより、大当りか
ハズレかを認識する。なお、停止領域ST1,ST2,
ST3の各中心は、ポイントP105,P110,P1
15(図10(L)、図11)にそれぞれ対応してい
る。
【0085】そしてサブCPU32eは、最終の移動表
示を実行する(S74)。この最終の移動表示を実行す
るための画像制御プログラムは、予めROM32fに記
憶されている。まず、図30に示すように、左停止図
柄、中停止図柄および右停止図柄は、それぞれ表示の大
きさを縮小しながら、画面の右下方向へ移動し、図25
に示すように列を編成し、画面の右側下端から一旦消失
する。そして、図31に示すように、列を編成した状態
で再び、画面の上側右端から出現する。つまり、図31
において破線の円弧で示すように、3つの停止図柄は、
あたかも画面の右外側を移動経路の一部として円弧を描
くようにして飛行する。なお、図31において破線で示
す特別図柄は、移動前の位置を示す。そして、図32に
示すように3つの停止図柄は、再度、画面の右側下端か
ら消失し、図33に示すように画面の上側右端から出現
し、やや直線的に移動し、消失領域E5の中に入ったと
きにフェードアウトして消失する。このとき、消失領域
E5に近づくにしたがって次第に3つの停止図柄の大き
さがそれぞれ縮小し、最後には消滅するため、遊技者の
目には、消失領域E5が画面の奥の方、つまり背景画像
B1により映し出されている空の彼方に消え去るように
見える。
【0086】そしてサブCPU32eは、総ての特別図
柄の変動表示を終了したと判定するまで上記各処理を実
行し(S76:No、S50〜S74)、総ての特別図
柄の変動表示を終了したと判定すると(S76:Ye
s)、変動フラグをOFFし(S78)、メインプログ
ラムの今回のルーチンを終了する。以上のように、サブ
CPU32eは、メインCPU112から送信された図
柄制御コマンドを受信し、その受信した図柄制御コマン
ドにより示される各種のデータに基づいて画像制御を実
行し、特別図柄の出現、移動、消失、停止および最終移
動を行う。
【0087】(ラウンド制御)その後、メインCPU1
12は、大当りによるラウンドの制御を実行する。つま
り、大入賞口ソレノイド59(図3)を駆動して開閉部
材41を開放し、大入賞口を開口して第1ラウンドを開
始する。これにより、多くの遊技球が大入賞口に入賞し
易い状態が作り出される。そして、大入賞口への入賞数
が所定数(たとえば10)に達したか、あるいは大入賞
口の開放時間が所定時間(たとえば30秒)に達する
と、開閉部材41が閉口し、第1ラウンドを終了する。
このとき、大入賞口に入賞した遊技球が特定領域を通過
し、特定領域スイッチ53(図3)がONしたことを条
件として次のラウンドが開始される。そして、実行され
たラウンド数が所定数(たとえば16)に達したか、あ
るいは遊技球が特定領域を通過しなかった場合は、ラウ
ンド制御を終了し、大当りによる遊技が終了する。
【0088】[第1実施形態の効果] (1)以上のように、第1実施形態のパチンコ機1を使
用すれば、特別図柄表示装置32の画面上には移動方向
の異なる移動経路が複数設定されており、各特別図柄
は、その移動経路に沿ってそれぞれ単独で移動するよう
に表示されるため、従来のように変動表示パターンが縦
方向のみで画一的なものよりも変動表示パターンを豊富
にすることができるので、早く飽きの来ることがないパ
チンコ機を実現できる。 (2)また、移動経路には、特別図柄表示装置32の画
面上を斜めに移動する移動経路が含まれているため、従
来のように、縦方向のみに移動するものとは異なる新鮮
味を遊技者に与えることができる。 (3)さらに、移動経路には、少なくとも一部が円弧で
ある移動経路が含まれているため、従来のように、縦方
向のみに移動するものとは異なる新鮮味を遊技者に与え
ることができる。また、画面上を斜めに移動する移動経
路と組み合わせることにより、より一層の新鮮味を遊技
者に与えることができる。 (4)さらに、特別図柄表示装置32は、メインCPU
112から送信された1つの変動パターン番号を示す図
柄制御コマンドを受信するだけで、複数種類の特別図柄
を画面上に出現させ、移動させ、消失させる一連の画像
制御を実行することができる。
【0089】<第2実施形態>次に、この発明の第2実
施形態について図を参照して説明する。この実施形態の
パチンコ機は、特別図柄表示装置により表示される特別
図柄が集団で移動することを特徴とする。図34ないし
図40は、この第2実施形態のパチンコ機に備えられた
特別図柄表示装置により表示される特別図柄の動きを示
す説明図である。図41は、図34ないし図40に示す
特別図柄の移動経路の説明図である。なお、この実施形
態のパチンコ機は、特別図柄の表示態様およびそれに関
連する画像制御以外は、前記第1実施形態のパチンコ機
1と同じ構成および機能であるため、その同じ部分の説
明を省略する。
【0090】このパチンコ機では、変動パターンテーブ
ルTb3に設定されている各種のデータ番号のうち、同
じ変動パターン番号に対応付けられている出現位置デー
タ番号、出現態様データ番号および移動経路データ番号
を同一に設定し、各表示図柄が同じ出現態様で同じ出現
位置に出現し、集団で同じ移動経路を移動するように制
御する。また、消失位置データ番号および消失態様デー
タ番号を同位置に設定し、各表示図柄が同じ消失態様で
同じ消失位置で消失するように制御する。さらに、変動
パターンテーブルTb4設定されている各種のデータ番
号のうち、同じ変動パターン番号に対応付けられている
出現位置データ番号、出現態様データ番号および移動経
路データ番号を上記表示図柄と同じデータ番号に設定
し、各停止図柄が表示図柄と同じ出現態様で同じ出現位
置に出現し、表示図柄と共に集団で同じ移動経路を移動
するように制御する。
【0091】(出現表示処理・移動表示処理)図34に
おいて破線の円で囲むように、特別図柄表示装置32の
表示画面には、特別図柄が画面上に出現する出現領域A
2が設定されており、その出現領域A2から特別図柄が
順次出現する。その出現領域A2の中心は、図41おい
てP165で示す位置に設定されている。特別図柄の出
現は、高速のフェードインにより行う。図34に示す例
は、最初に特別図柄Z1が既に出現して移動を開始して
おり、次に特別図柄Z2がフェードインにより次第にそ
の姿を現すところである。そして、図35に示すよう
に、出現した特別図柄は、列をなして集団で円軌道を描
き、画面上を周回する。その円軌道は、図41において
円形の軌跡で示すように画面の上下をはみ出る軌道に設
定されている。図35に示す例では、特別図柄Z1,Z
2,Z7,Z4,Z8,Z9,Z10,Z5,Z6が集
団を形成して軌道上を周回している。なお、この移動経
路は、図37、図41に示すように、画面の上下をはみ
出るため、画面の上下では特別図柄が一瞬画面から消え
るように見える。図35に示す例では、実際には、特別
図柄Z8とZ9との間には複数個の特別図柄が存在する
が画面からはみ出ているため見えない状態である。ま
た、各特別図柄の移動速度は、それぞれ異なる移動速度
が設定されているため、各特別図柄は、自身の前を移動
する特別図柄を追い抜いたり、後の特別図柄に追い抜か
れたり、あるいは特別図柄同士が重なりながら移動した
りする。
【0092】(消失表示処理)そして、特別図柄の集団
は、図35および図36に示すように軌道上を1回また
は複数回周回し、図36に示すように、画面上に設定さ
れた消失領域E6に進入すると、フェードアウトにより
画面上から消失する。このように各特別図柄は、順次消
失領域E6に進入して順次消失し、やがて、図37に示
すように、移動する特別図柄が減少し、そのうち、1個
の特別図柄は、停止図柄に設定されている。なお、この
実施形態では、特別図柄Z1が停止図柄に設定されてい
る。
【0093】(確定停止表示処理)そして、先頭の特別
図柄Z1は、図37に示すように、一旦停止領域ST4
において一旦停止し、その後に続く2つの特別図柄Z
2,Z1は、一旦停止している先頭の特別図柄Z1の背
後に到達したときにフェードアウトして消失する。そし
て、一旦停止している特別図柄Z1は、その大きさを次
第に拡大しながら移動経路Ra(図41)により確定停
止領域ST1に移動し、停止する(図38、図41)。
これにより左停止図柄が確定する(図39)。そして、
中停止図柄および右停止図柄についても、上記左停止図
柄と同じ流れにより確定される。中停止図柄は、一旦停
止領域ST1から移動経路Rbにより確定停止領域ST
2に移動して停止し、右停止図柄は、一旦停止領域ST
1から移動経路Rcにより確定停止領域ST3に移動し
て停止する。これで、図40に示すように最終の3個の
停止図柄が確定する。なお、図40に示す例は、3個の
特別図柄がいずれも同じ特別図柄Z1の大当り図柄であ
る。
【0094】[第2実施形態の効果] (1)以上のように、第2実施形態のパチンコ機を使用
すれば、特別図柄表示装置32の画面上には移動方向の
異なる移動経路が複数設定されており、複数の特別図柄
から構成された特別図柄列は、その移動経路に沿って集
団で移動するように表示されるため、変動表示パターン
が縦方向のみで画一的なものよりも変動表示パターンを
豊富にすることができるので、早く飽きの来ることがな
いパチンコ機を実現できる。 (2)しかも、特別図柄が集団で画面上を円軌道で周回
することができるため、従来のように、縦方向のみに移
動するものとは異なる新鮮味を遊技者に与えることがで
きる。 (3)なお、特別図柄の集団の中に左停止図柄、中停止
図柄および右停止図柄を含ませておき、その集団を1回
周回させた後に、上記左停止図柄、中停止図柄および右
停止図柄を順次停止させるように制御することもでき
る。
【0095】<第3実施形態>次に、この発明の第3実
施形態について図42を参照して説明する。この実施形
態のパチンコ機は、大当り図柄とハズレ図柄とでは移動
経路が異なることを特徴とする。図42は、特別図柄の
動きを示す説明図である。なお、この実施形態のパチン
コ機は、特別図柄の移動経路およびそれに関連する画像
制御以外は、前記第1実施形態のパチンコ機1と同じ構
成および機能であるため、その同じ部分の説明を省略す
る。
【0096】図42において、Ka,Laは、大当り図
柄の移動経路を示し、Rd、Kbは、ハズレ図柄の移動
経路を示す。変動パターンテーブルTb4(図8)は、
大当りの停止図柄の変動パターンと、ハズレの停止図柄
の変動パターンとを個別に設定する。また、移動経路デ
ータテーブルTb9(図9(C))も、大当りの停止図
柄の移動経路データと、ハズレの停止図柄の移動経路デ
ータとを個別に設定する。さらに、両移動経路は、遊技
者から見て明確に異なるように設定する。たとえば、図
42に示すように、ハズレの停止図柄の移動経路Rd,
Kbが直線的な移動経路であるのに対し、大当りの停止
図柄の移動経路Kaは、画面の上端から出現し、画面の
左端、下端、右端、上端の順に反射して行く経路であ
り、移動経路Laは、画面の中から出現し、楕円軌道を
描く経路である。
【0097】なお、この第3実施形態のパチンコ機が、
この発明の請求項5に係る遊技機に対応する。また、第
2実施形態において説明したように、特別図柄を集団で
移動させる表示を行う場合は、その中に含まれている大
当りの停止図柄の移動経路をハズレの停止図柄の移動経
路と異なるように制御する。この場合、両移動経路が移
動開始時点から異なるように制御することもできるし、
移動途中から異なるように制御することもできる。な
お、この制御を行うパチンコ機が、この発明の請求項6
に係る遊技機に対応する。
【0098】[第3実施形態の効果]以上のように、第
3実施形態のパチンコ機を使用すれば、ハズレの停止図
柄と大当りの停止図柄とでは、その移動経路が全く異な
るため、遊技者に対して大当りの発生を示唆することが
できる。また、遊技者は、移動経路が他の特別図柄とは
異なる特別図柄が出現したのを見て、大当りの発生を予
感することができる。
【0099】<他の実施形態> (1)上記各実施形態では、特別図柄の表示態様を決定
した変動パターンテーブルを作成してROMに記憶させ
ておく場合を説明したが、特別図柄の変動表示を開始す
るタイミングになるたびに、乱数を利用して各種のデー
タテーブルの設定内容を選択し、その選択した設定内容
を集めて画像制御コマンドを作成する手法を使用するこ
ともできる。 (2)前記各実施形態では、特別図柄表示装置32に備
えられたサブCPU(図示省略)が、メインCPU11
2から送信された図柄制御コマンドに基づいて総ての画
像制御を行う手法を説明したが、メインCPU112が
特別図柄表示装置32へ画像制御コマンド列を出力し、
その出力された画像制御コマンドにしたがって特別図柄
表示装置32が画像制御を行うように構成することもで
きる。 (3)前記第3実施形態では、ハズレの停止図柄と大当
りの停止図柄とでは、特別図柄の移動経路が異なるよう
に制御する手法を説明したが、ハズレの停止図柄と大当
りの停止図柄とでは、出現位置が異なるように設定する
こともできる。これは、出現位置データテーブルTb1
0(図9(D))をハズレの停止図柄用および大当りの
停止図柄用の2種類設定することにより実現できる。
【0100】(4)ハズレの停止図柄と大当りの停止図
柄とでは、出現時間が異なるように設定することもでき
る。これは、たとえば出現タイミングデータテーブルT
b11(図9(E))をハズレの停止図柄用および大当
りの停止図柄用の2種類設定することにより実現でき
る。 (5)ハズレの停止図柄と大当りの停止図柄とでは、停
止位置が異なるように設定することもできる。これは、
たとえば停止位置データテーブルTb18(図10
(L))をハズレの停止図柄用および大当りの停止図柄
用の2種類設定することにより実現できる。 (6)ハズレの停止図柄と大当りの停止図柄とでは、停
止時の表示態様が異なるように設定することもできる。
これは、たとえば停止時表示態様データテーブル(図1
0(M))をハズレの停止図柄用および大当りの停止図
柄用の2種類設定することにより実現できる。
【0101】(7)ハズレの停止図柄と大当りの停止図
柄とでは、フェードインの速度が異なるように設定する
こともできる。これは、たとえばフェードイン速度デー
タテーブルTb13(図10(G))をハズレの停止図
柄用および大当りの停止図柄用の2種類設定することに
より実現できる。 (8)ハズレの停止図柄と大当りの停止図柄とでは、表
示色が異なるように設定することもできる。これは、た
とえば大当り図柄テーブルTb1(図6(A))により
選択される大当り図柄の表示色と、ハズレ図柄テーブル
Tb2(図6(B))により選択されるハズレ図柄の表
示色とを異なる表示色に設定することにより実現でき
る。
【0102】(9)ハズレの停止図柄と大当りの停止図
柄とでは、大きさが異なるように設定することもでき
る。これは、たとえば大当り図柄テーブルTb1(図6
(A))により選択される大当り図柄の大きさと、ハズ
レ図柄テーブルTb2(図6(B))により選択される
ハズレ図柄の大きさとが異なるように設定することによ
り実現できる。 (10)ハズレの停止図柄と大当りの停止図柄とでは、
特別図柄の移動速度が異なるように設定することもでき
る。これは、たとえば移動速度データテーブルTb8
(図9(B))をハズレの停止図柄用および大当りの停
止図柄用の2種類設定することにより実現できる。
【0103】(11)前記各実施形態では、3つの特別
図柄が画面上の所定位置に並んで停止した場合に、それ
らの特別図柄が最終の確定図柄である場合を説明した
が、3つ並んで停止した後に所定回数再移動および停止
を実行した後に最終の確定図柄を決定するように制御す
ることもできる。 (12)前記各実施形態では、この発明に係る遊技機と
して、第1種のパチンコ機を例に挙げて説明したが、第
1種および第2種の両機能を備えたパチンコ機、あるい
は第1種および第3種の両機能を備えたパチンコ機など
にもこの発明を適用することができる。
【0104】[各請求項と実施形態との対応関係]特別
図柄表示装置32が、請求項1に記載の図柄表示手段に
対応し、大当り図柄が所定の図柄に対応する。また、大
当り発生下による遊技状態が、遊技者に有利な遊技状態
に対応する。さらに、第1実施形態においてサブCPU
32eが実行するメインプログラム(図17)が、第1
の機能に対応するとともに、請求項7に記載の第1の処
理に対応する。また、第2実施形態においてサブCPU
32eが実行するメインプログラム(図17)が、請求
項2に記載の第2の機能に対応するとともに、請求項8
に記載の第2の処理に対応する。また、移動経路R1〜
R100(図12)および移動経路K1〜K100(図
13)が、請求項3に記載の移動経路に対応し、移動経
路L1〜L100(図14)が、請求項4に記載の移動
経路に対応する。
【0105】そして、第1実施形態においてサブCPU
32eが実行するメインプログラム(図17)が、請求
項7に記載のコンピュータプログラムに対応し、そのコ
ンピュータプログラムが記録されたROM32fが、請
求項9に記載の記録媒体に対応する。また、第2実施形
態においてサブCPU32eが実行するメインプログラ
ム(図17)が、請求項8に記載のコンピュータプログ
ラムに対応し、そのコンピュータプログラムが記録され
たROM32fが、請求項10に記載の記録媒体に対応
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態に係るパチンコ機の外観を
示す斜視説明図である。
【図2】図1に示すパチンコ機1に備えられた遊技盤5
の主要構成を示す説明図である。
【図3】図1に示すパチンコ機1の電気的構成をブロッ
クで示す説明図である。
【図4】特別図柄表示装置32の主な電気的構成をブロ
ックで示す説明図である。
【図5】特別図柄表示装置が表示する特別図柄を示す説
明図である。
【図6】図6(A)は大当り図柄を選択するための大当
り図柄テーブルの説明図であり、図6(B)はハズレ図
柄を選択するためのテーブルハズレ図柄の説明図であ
る。図6(C)は表示図柄用の変動パターンを選択する
ための表示図柄用変動パターン選択テーブルの説明図で
あり、図6(D)は停止図柄用変動パターンを選択する
ための停止図柄用変動パターン選択テーブルの説明図で
ある。
【図7】表示図柄の出現、移動および消失を行うための
変動パターンテーブルの説明図である。
【図8】停止図柄の出現、移動および停止を行うための
変動パターンテーブルの説明図である。
【図9】図9(A)は表示図柄データテーブルを示す説
明図であり、図9(B)は移動速度データテーブルを示
す説明図である。図9(C)は移動経路データテーブル
を示す説明図であり、図9(D)は出現位置データテー
ブルを示す説明図であり、図9(E)は出現タイミング
データテーブルを示す説明図である。
【図10】図10(F)は出現態様データテーブルを示
す説明図であり、図10(G)はフェードイン速度デー
タテーブルを示す説明図である。図10(H)は消失位
置データテーブルを示す説明図であり、図10(I)は
消失タイミングテーブルを示す説明図である。図10
(J)は消失態様データテーブルを示す説明図であり、
図10(K)はフェードアウト速度データテーブルを示
す説明図である。図10(L)は停止位置データテーブ
ルを示す説明図であり、図10(M)は停止時表示態様
データテーブルを示す説明図である。
【図11】特別図柄表示装置32の画面上に設定された
位置座標を一部を省略して示す説明図である。
【図12】特別図柄の直線的な移動経路を一部を省略し
て示す説明図である。
【図13】特別図柄のジグザグの移動経路を一部を省略
して示す説明図である。
【図14】特別図柄の曲線的な移動経路を一部を省略し
て示す説明図である。
【図15】メインCPU112が実行する特別図柄処理
の流れを示すフローチャートである。
【図16】メインCPU112が図15のS16におい
て実行する大当り判定処理の流れを示すフローチャート
である。
【図17】サブCPU32eが実行するメインプログラ
ムの流れを示すフローチャートである。
【図18】特別図柄の表示から停止までのタイミングを
示すタイミングチャートである。
【図19】左停止図柄、中停止図柄および右停止図柄の
表示タイミングを示すタイミングチャートである。
【図20】特別図柄表示装置32に表示する背景画面を
示す説明図である。
【図21】特別図柄の出現から停止図柄が確定するまで
の動きを示す説明図である。
【図22】特別図柄の出現から停止図柄が確定するまで
の動きを示す説明図である。
【図23】特別図柄の出現から停止図柄が確定するまで
の動きを示す説明図である。
【図24】
【図25】停止図柄が確定した後の動きを示す説明図で
ある。
【図26】停止図柄が確定した後の動きを示す説明図で
ある。
【図27】図21ないし図26に示す動きに対応する移
動経路を示す説明図である。
【図28】図21ないし図26に示す動きに対応する移
動経路を示す説明図である。
【図29】図21ないし図26に示す動きに対応する移
動経路を示す説明図である。
【図30】図21ないし図26に示す動きに対応する移
動経路を示す説明図である。
【図31】図21ないし図26に示す動きに対応する移
動経路を示す説明図である。
【図32】図21ないし図26に示す動きに対応する移
動経路を示す説明図である。
【図33】図21ないし図26に示す動きに対応する移
動経路を示す説明図である。
【図34】第2実施形態のパチンコ機に備えられた特別
図柄表示装置により表示される特別図柄の動きを示す説
明図である。
【図35】第2実施形態のパチンコ機に備えられた特別
図柄表示装置により表示される特別図柄の動きを示す説
明図である。
【図36】第2実施形態のパチンコ機に備えられた特別
図柄表示装置により表示される特別図柄の動きを示す説
明図である。
【図37】第2実施形態のパチンコ機に備えられた特別
図柄表示装置により表示される特別図柄の動きを示す説
明図である。
【図38】第2実施形態のパチンコ機に備えられた特別
図柄表示装置により表示される特別図柄の動きを示す説
明図である。
【図39】第2実施形態のパチンコ機に備えられた特別
図柄表示装置により表示される特別図柄の動きを示す説
明図である。
【図40】第2実施形態のパチンコ機に備えられた特別
図柄表示装置により表示される特別図柄の動きを示す説
明図である。
【図41】図41は、図34ないし図40に示す特別図
柄の移動経路の説明図である。
【図42】第3実施形態における特別図柄の動きを示す
説明図である。
【図43】従来のパチンコ機の正面説明図である。
【図44】図44は図43に示すパチンコ機に表示され
た特別図柄の変動状態を示す説明図である。図44
(A)はB領域およびC領域の特別図柄が変動している
状態を示す説明図であり、図44(B)はC領域の特別
図柄が拡大されて変動している状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 パチンコ機(遊技機) 32 特別図柄表示装置(図柄表示手段) 32e サブCPU(図柄表示手段) 32f ROM(記録媒体)

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画面上に図柄を表示する図柄表示手段を
    備えており、その図柄表示手段により所定の図柄が表示
    された場合に、遊技者に有利な遊技状態に変化する遊技
    機において、 前記図柄表示手段は、 前記画面上に移動方向の異なる移動経路を複数設定して
    おり、複数の図柄のそれぞれを、前記設定された移動経
    路のうち、所定の移動経路に沿って単独で移動するよう
    に表示する第1の機能を備えたことを特徴とする遊技
    機。
  2. 【請求項2】 前記図柄表示手段は、 複数の図柄から構成された図柄列を、前記設定された移
    動経路のうち、所定の移動経路に沿って集団で移動する
    ように表示する第2の機能を備えたことを特徴とする請
    求項1に記載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記移動経路には、前記画面上を斜めに
    移動する移動経路が含まれることを特徴とする請求項1
    または請求項2に記載の遊技機。
  4. 【請求項4】 前記移動経路には、少なくとも一部が円
    弧である移動経路が含まれることを特徴とする請求項1
    ないし請求項3のいずれか1つに記載の遊技機。
  5. 【請求項5】 前記第1の機能は、前記図柄を前記所定
    の図柄であるか前記所定の図柄以外の図柄であるかによ
    り、異なる移動経路により移動させることを特徴とする
    請求項1ないし請求項4のいずれか1つに記載の遊技
    機。
  6. 【請求項6】 前記第2の機能は、前記図柄列を前記所
    定の図柄を含むか含まないかにより、異なる移動経路に
    より移動させることを特徴とする請求項2ないし請求項
    5のいずれか1つに記載の遊技機。
  7. 【請求項7】 画面上に図柄を表示する図柄表示手段を
    備えており、その図柄表示手段により所定の図柄が表示
    された場合に、遊技者に有利な遊技状態に変化する遊技
    機をコンピュータにより機能させるためのコンピュータ
    プログラムであって、 前記図柄表示手段が、前記画面上に移動方向の異なる移
    動経路を複数設定し、複数の図柄のそれぞれを、前記設
    定された移動経路のうち、所定の移動経路に沿って単独
    で移動するように表示するための第1の処理を含むこと
    を特徴とするコンピュータプログラム。
  8. 【請求項8】 前記コンピュータプログラムは、 前記図柄表示手段が、複数の図柄から構成された図柄列
    を、前記設定された移動経路のうち、所定の移動経路に
    沿って集団で移動するように表示するための第2の処理
    を含むことを特徴とする請求項7に記載のコンピュータ
    プログラム。
  9. 【請求項9】 画面上に図柄を表示する図柄表示手段を
    備えており、その図柄表示手段により所定の図柄が表示
    された場合に、遊技者に有利な遊技状態に変化する遊技
    機をコンピュータにより機能させるためのコンピュータ
    プログラムが記録された記録媒体であって、 前記図柄表示手段が、前記画面上に移動方向の異なる移
    動経路を複数設定し、複数の図柄のそれぞれを、前記設
    定された移動経路のうち、所定の移動経路に沿って単独
    で移動するように表示するための第1の処理を含むコン
    ピュータプログラムが記録されたことを特徴とする記録
    媒体。
  10. 【請求項10】 前記コンピュータプログラムは、 前記図柄表示手段が、複数の図柄から構成された図柄列
    を、前記設定された移動経路のうち、所定の移動経路に
    沿って集団で移動するように表示するための第2の処理
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の記録媒体。
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