JP2004242774A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】補助遊技を興味あるものにする。
【解決手段】本発明に係る遊技機1は、主操作手段3を操作して行う通常の遊技と、補助操作手段を操作して行う補助遊技とを実施可能な構成の遊技機1であって、前記補助操作手段は、前記補助遊技における被操作体が一定動作をする際の動作開始タイミングの設定を行えるように構成されている。このため、遊技者が補助遊技中に技量を発揮できるようになる。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主操作手段を使用して行う通常の遊技と、補助操作手段を使用して行う補助遊技とを実施可能な構成の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
補助遊技が可能な構成のパチンコ機が特許文献1に記載されている。
前記パチンコ機では、ジャンケンの「グー」、「チョキ」、「パー」に対応する三つの押しボタンを備えており、補助遊技中に遊技者が前記押しボタンを操作することでパチンコ機を相手にジャンケンができるように構成されている。そして、遊技者がパチンコ機とのジャンケンに勝てば、その遊技者に対して特別の利益が与えられる。
【0003】
【特許文献1】
特開昭56−31773号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記したパチンコ機では押しボタンを押すことで「グー」、「チョキ」、「パー」を選択するだけであるため、遊技者が技量を発揮する余地が無く、単純で補助遊技の面白味に欠ける。
本発明は、上記した問題点に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、補助遊技を興味あるものにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
課題を解決するための手段1に係る発明は、「 主操作手段を操作して行う通常の遊技と、補助操作手段を操作して行う補助遊技とを実施可能な構成の遊技機であって、
前記補助操作手段は、前記補助遊技における被操作体の操作と、その被操作体が一定動作をする際の動作開始タイミングの設定とを行えるように構成されていることを特徴とする遊技機。 」を要旨とする。
ここで、手段1に記載した「被操作体」には、表示器に表示されるキャラクタや乗り物、兵器、動物等のみならず、人形や模型等も含むものとする。
【0006】
本発明によると、補助操作手段により、被操作体が一定動作を行う際の開始タイミングを設定するだけでなく、その被操作体の操作も行えるため、遊技者が補助遊技中に技量を発揮できるようになる。例えば、ゴルフやバスケット、シューティングゲーム等では、被操作体を操作することで目標を狙い、その後、目標に向かってスイングしたり、シュートしたり、目標を撃つことが可能になる。このため、補助遊技が興味あるものとなる。
【0007】
課題を解決するための手段2に係る発明は、「 請求項1に記載された遊技機であって、
補助操作手段はオンオフ動作が可能な構成であり、
前記補助操作手段がオンあるいはオフの一方向に操作されている時間の長さに基づいて被操作体が間接的に操作され、その補助操作手段の操作が解除されたタイミングで前記被操作体が一定動作を開始する構成であることを特徴とする遊技機。 」を要旨とする。
このように、オンオフ動作で被操作体の操作と、その被操作体における一定動作の開始タイミング設定とを行えるため、補助操作手段が例えば押しボタン程度の簡易な構成のもので良くなる。
【0008】
課題を解決するための手段3に係る発明は、「 手段1又は手段2のいずれかに記載された遊技機であって、
補助遊技の結果は、通常の遊技において予め定める抽選実施条件が成立したときに行われる抽選の結果と一致するように制御される構成であることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
このため、遊技者に対する利益付与確率を予め定めた確率に基づいて制御できるようになる。
【0009】
課題を解決するための手段4に係る発明は、「 手段1〜手段3のいずれかに記載された遊技機であって、
補助操作手段が操作されない場合には、補助遊技の開始から所定時間後、自動的に前記補助遊技が進行する構成であることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
このため、遊技者が補助操作手段を操作しなかった場合でも、補助遊技が長時間滞ることがない。
【0010】
課題を解決するための手段5に係る発明は、「 手段1から手段4のいずれかに記載された遊技機であって、
複数種類ある補助遊技の一つが自動的に選択される構成であることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
このため、補助遊技がワンパターンにならず、遊技者は補助遊技に対する興味を持ち続けることができる。
【0011】
課題を解決するための手段6に係る発明は、「 手段5に記載された遊技機であって、
複数種類ある補助遊技は、難易度が異なる印象を与えるように構成されており、
易しい印象を与える補助遊技が選択されたときは、難しい印象を与える補助遊技が選択されたときよりも、特別の利益が与えられる確率が高くなるように構成されていることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
ここで、「特別の利益」には、「大当たり」や「確率変動」のような実質的な利益だけではなく、美しい写真やキャラクタ等を鑑賞できる等、感覚的な利益も含まれるものとする。
このため、補助遊技によって遊技者に付与される利益の期待値を複数段階に設定できるようになり、遊技者の補助遊技に対する興味を高めることができる。
【0012】
課題を解決するための手段7に係る発明は、「 手段1から手段6のいずれかに記載された遊技機であって、
通常の遊技は主制御手段によって制御され、補助遊技は副制御手段によって制御される構成であることを特徴とする遊技機。」を要旨とする。
このように、補助遊技は副制御手段によって制御されるため、補助遊技を行う際、通常の遊技を制御する主制御手段に負担が掛かることがない。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)
以下、図1から図9に基づいて本発明の実施形態1に係る遊技機の説明を行う。本実施形態は、遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用した例であり、図1は前記パチンコ機の正面図、図2は前記パチンコ機の遊技制御装置のブロック図である。また、図3、図4、図5はパチンコ機の遊技制御装置における処理手順を表すフローチャート、図6〜図9は図柄表示器の表示画面に表示される図柄表示態様図及び補助遊技の表示態様図である。
【0014】
先ず、パチンコ機1の概要から説明する。パチンコ機1は、図1に示すように、扉状に開閉可能なガラス枠2を備えており、そのガラス枠2の内側に遊技盤10が設置されている。遊技盤10はほぼ四角形板状に形成されており、その前面に遊技盤面が設けられている。遊技盤面には、案内レール11が設けられており、その案内レール11によって球発射通路13と遊技領域14とが区画されている。図示されていない球発射装置から発射された遊技球(図示されていない)は、球発射通路13によって遊技領域14の上部に案内される。
【0015】
遊技盤10の遊技盤面には、遊技領域14のほぼ中央部に役物装置20が配置されており、その役物装置20の真下に始動口17が配置されている。始動口17は、一対の可動片17m(いわゆるチューリップ)の働きで拡開可能に構成されている。さらに、その始動口17には、入賞した遊技球を検出するための始動口センサ17sが装着されている。始動口17の真下には大入賞口19が配置されており、その大入賞口19が開閉蓋19a(いわゆるアタッカー)によって開閉可能に構成されている。
【0016】
役物装置20の向かって左横にはゲート18が配置されており、そのゲート18を通過する遊技球がゲートセンサ18sによって検出可能に構成されている。さらに、役物装置20の周囲には、複数の風車15や複数の一般入賞口16及び障害釘等が適宜配置されており、遊技領域14の下端部にアウト口(図示されていない)が設けられている。なお、障害釘等は図示省略されている。
【0017】
次に、役物装置20を説明する。
役物装置20は図柄表示器22を備えている。図柄表示器22は、特別図柄や普通図柄を変動表示させる表示器であり、一般的に液晶表示器が使用される。
前記特別図柄は、遊技球が始動口17に入賞するのを契機として変動表示される図柄であり、図柄表示器22の表示画面21(図6、図7等参照)の大部分がその特別図柄の表示領域として使用される。前記普通図柄は、遊技球がゲート18を通過するのを契機として変動表示される図柄であり、一般的に、図柄表示器22の表示画面の左下隅に表示領域(図示されていない)が設けられている。
【0018】
ここで、図柄には、数字、文字(英数字や漢字等)、記号、図形、絵柄等がある。また、背景に使用される図柄には、例えば、動画(映像、アニメーション等)や静止画等がある。以下、「図柄」という場合には、特にことわらない限り前記特別図柄を意味するものとする。
図1において図柄表示器22の向かって左側には保留球ランプ23が配置されている。保留球ランプ23は装飾部材24に沿って縦方向に複数個(例えば、4個)設けられており、図柄の変動表示中に始動口17に入賞した遊技球の個数を表示する。
【0019】
図柄表示器22の表示画面21は、図6等に示すように、方形に形成されており、表示領域に三つの図柄表示列(左図柄表示列31、中図柄表示列32、右図柄表示列33)を形成できるように構成されている。
また、図柄表示器22は、図7〜図8に示すように、図柄表示列31,32,33を表示領域の左上隅に移動させた状態で後記する補助遊技画面40を表示できるように構成されている。
なお、図6〜図8には、前記普通図柄の表示領域は省略されている。
【0020】
次に、図2のブロック図に基づいてパチンコ機1の遊技制御装置100の説明を行う。
パチンコ機1の遊技制御装置100は、メイン制御基板120、発射制御基板110、払出制御基板112、サブ制御基板130及びパチンコ機1の動作に必要な各種センサ、ソレノイド等を備えている。
メイン制御基板120は、各種センサ等からの情報に基づいてパチンコ遊技を実現するための制御を行う基板であり、発射制御基板110、払出制御基板112、サブ制御基板130に指令信号を出力するとともに、ソレノイド等を動作させる。
発射制御基板110は、メイン制御基板120から送信された指令信号に基づいて、遊技球の発射用モータ101等を制御する。払出制御基板112は、同じくメイン制御基板120から送信された指令信号に基づいて、賞球の払出しモータ102等を制御する。
【0021】
サブ制御基板130は、メイン制御基板120から送信された指令信号に基づいて、図柄表示器22の図柄表示やBGM及び装飾ランプ類の点灯等を制御する。さらに、サブ制御基板130は、後記する補助遊技を実現するための制御を行えるように構成されている。ここで、前記補助遊技は、リーチ演出の一環であり、パチンコ機1の操作ハンドル3(図1参照)に装着された押しボタンスイッチ131(図2参照)を操作して遊技可能に構成されている。なお、押しボタンスイッチ131を操作ハンドル3から離して設けることも可能である。
即ち、前記パチンコ遊技が本発明における遊技機の通常の遊技に相当し、メイン制御基板120が本発明の主制御手段、さらに前記操作ハンドル3が本発明の主操作手段に相当する。また、サブ制御基板130が本発明の副制御手段に相当し、押しボタンスイッチ131が本発明の補助操作手段に相当する。
【0022】
次に、上記したパチンコ機1の動作説明を図3〜図5のフローチャート及び図6〜図9の図柄表示態様図等に基づいて説明する。ここで、図3〜図5のフローチャートに示す処理は、パチンコ機1の遊技制御装置100のメイン制御基板120、サブ制御基板130等において実行される。
球発射装置から発射された遊技球が図1に示す球発射通路13によって遊技領域14の上部に案内され、流下してきた遊技球が始動口17に入賞すると、賞球が払い出されるとともに、その入賞が始動口センサ17sによって検出される。遊技球が始動口センサ17sによって検出されると、図3に示す始動口処理が実行される。
【0023】
始動口処理においてステップS10の判断がYESになると、ステップS12の各種乱数読み取り手段において、大当たり判定用乱数RA、大当たり図柄用乱数RB及びリーチパターン乱数RCが読み込まれる。なお、各種乱数RA,RB,RCは、遊技制御装置100のメイン制御基板120において、例えば、4[msec]毎に更新されるようになっている。
【0024】
ここで、大当たり判定用乱数RAは、大当たりか否かを判定するために用いられる乱数である。大当たり図柄用乱数RBは、大当たりと判定された場合に図柄表示器22に表示する大当たり図柄配列を決定するために用いられる乱数である。また、リーチパターン乱数RCは、リーチ状態から図柄の変動を停止するまでの表示パターンを決定するために用いられる乱数である。なお、「リーチ状態」とは、未だ変動している残りの図柄(第3図柄)を除き、他の停止表示されている図柄(第1図柄、第2図柄)が同一図柄である場合をいう。
【0025】
ステップS12で各種乱数RA,RB,RCが読み込まれると、ステップS14の大当たり判定手段で、大当たりか否かが判定される。具体的には、大当たり判定用乱数RAが大当たり値と一致するか否かにより、大当たりか否かが判定される。「大当たり」と判別された場合(YES)、大当たり図柄用乱数RBが読み込まれ(ステップS16)、図柄変動が開始される(ステップS18)。
即ち、遊技球が始動口センサ17sによって検出されることが、本発明の「通常の遊技において予め定める抽選実施条件の成立」に該当し、大当たりか否かが本発明における「抽選の結果」に相当する。
【0026】
図柄変動が開始されると、図6(A)に示すように、図柄表示器22の表示画面21に表示された図柄表示列(左図柄表示列31、中図柄表示列32、右図柄表示列33)が矢印の方向に高速で変動する。
この状態から所定時間経過後にリーチ処理が実行される(ステップS20)。
リーチ処理では、図4に示すように、リーチパターン乱数RCが読み込まれ(ステップS40)、リーチパターンが決定される(ステップS42)。そして、リーチパターンの決定後、予め設定された変動パターンに基づいて各々の図柄表示列31,32,33の図柄変動が継続され(ステップS44)、最終的にリーチ図柄配列が表示される(ステップS46)。具体的には、図6(B)に示すように、左図柄表示列31の図柄変動が最初に停止して第1図柄が表示され、次に右図柄表示列33が停止して第1図柄と等しい第2図柄が表示される。ここで、図6(B)は、第1図柄及び第2図柄が数字図柄「7」の場合を例示している。
【0027】
次に、図柄表示列(左図柄表示列31、中図柄表示列32、右図柄表示列33)が縮小し、表示画面21の左上隅に移動させられる(ステップS48、図6(C)参照)。このようにして、縮小した図柄表示列が表示画面21の左上隅に移動すると、次に、ステップS50(図5 ステップS60〜ステップS66参照)で補助遊技処理が行われる。
【0028】
補助遊技処理では、先ず、図7(A)に示すような補助遊技画面40が表示される(図5 ステップS60参照)。この補助遊技は、ゴルフを模した遊技であり、ゴルフボールがカップに入れば「当たり」、カップに入らなければ「はずれ」となる。遊技者が押しボタンスイッチ131を押すと(ステップS61 YES)、押しボタンスイッチ131が押されている時間の長さ(溜め時間)に応じてキャラクタMがクラブを振り上げる(図7(B)参照)。即ち、溜め時間に基づいて被操作体であるキャラクタMを間接的に操作できるようになる(ステップS62)。
【0029】
そして、遊技者が押しボタンスイッチ131を離すと(ステップS63 YES)、そのタイミングでキャラクタMがクラブをスイングし、ゴルフボールを打つ。即ち、遊技者が押しボタンスイッチ131から指を離すタイミングで、被操作体であるキャラクタMが一定動作(クラブをスイングする動作)をするようになる(ステップS64)。
なお、押しボタンスイッチ131は、a接点のものを使用しても良いし、b接点のものを使用しても良い。
【0030】
補助遊技処理では、キャラクタMのクラブ振り上げ量に応じてボールの飛翔距離が大きくなるように設定されている。このため、遊技者は押しボタンスイッチ131のオン時間(溜め時間)を調整することで、ゴルフボールの飛翔距離をコントロールし、カップを狙うことができる。なお、補助遊技画面40の右上にクラブ振り上げ量に対応する目印Gを設けても良い。
ここで、図7(A)の補助遊技画面40が表示された後(ステップS60参照)、遊技者が全く押しボタンスイッチ131を操作しない場合には、所定時間経過後、自動的にキャラクタMがクラブを振り上げ、ゴルフボールを打つ。即ち、被操作体であるキャラクタMが一人動作するようになる(ステップS65、ステップS66参照)。
【0031】
このようにして、補助遊技画面40のキャラクタMがゴルフボールを打つと、図3の始動口処理のステップS22(大当たり判定)に戻る。前述のように、ステップS14の大当たり判定手段で既に大当たりと判定されているため、ステップS22の判定がYESとなり、ステップS23に示すように当たり図柄配列で停止する。即ち、図7(C)に示すように、ゴルフボールがカップに入るとともに、左上隅の図柄変動が停止され、第3図柄(数字図柄「7」)が表示される。
【0032】
このようにして、表示画面21に当たり図柄配列が表示されると、次に、大当たり処理が行われる(図3のステップS24参照)。大当たり処理は、例えば、大入賞口19の開閉蓋19aを一定期間開放したり、賞球として払い出す遊技球の数を多くする等、遊技者に対し、一般入賞口16に入賞する以上の特典が与えられる。
【0033】
一方、大当たり判定手段(図3のステップS14)で、「はずれ」と判別された場合(NO)は、はずれ図柄配列データが読み込まれ(ステップS30)、はずれ図柄配列にリーチ図柄配列が含まれる否かが判定される(ステップS32)。はずれ図柄配列にリーチ図柄配列が含まれる場合(YES)には、上記した図柄変動処理(ステップS18)、リーチ処理(ステップS20(図4のステップS40〜ステップS50))が実行される。
具体的には、図6(A)〜(C)に示すように、図柄変動が行われた後、リーチ図柄配列が表示され、図柄表示列が縮小して表示画面21の左上隅に移動させられる。次に、図7(A)に示す補助遊技画面40が表示され、補助遊技処理が実行される。
【0034】
補助遊技の進行は、「はずれ」の場合も「当たり」の場合と同様である。このため、遊技者は、押しボタンスイッチ131を操作して補助遊技を楽しむことができる。しかし、図8(B)に示すように、補助遊技の途中でモグラ等のお邪魔キャラクタが出現したり、風等の影響でゴルフボールの飛ぶ方向が定まらず、最終的にそのゴルフボールがカップに入ることはない。即ち、最終的にはずれ図柄配列で停止する(図8(C)、図3のステップS36参照)。
また、はずれ図柄配列にリーチ図柄配列が含まれない場合(図3のステップS32の判定がNOの場合)には、図柄変動処理(ステップS34)が実行された後、はずれ図柄配列で停止する(ステップ36)。
【0035】
引き続きパチンコ遊技が継続され、図1に示す遊技領域14の上部から流下してきた遊技球がゲート18を通過すると、その遊技球の通過がゲートセンサ18sによって検出される。これによって、図柄表示器22の普通図柄(図示されていない)が変動表示され、当たり判定された場合に、例えば、始動口17の可動片17mが一定期間(あるいは一定回数)開かれる。これによって、遊技球が始動口17に入賞し易くなる。
【0036】
このように、本実施形態に係るパチンコ機1によると、押しボタンスイッチ131の操作により、補助遊技におけるキャラクタM(被操作体)がスイング(一定動作)を行う際の開始タイミングを設定できるだけでなく、そのキャラクタMのクラブ振り上げ量を調節(キャラクタMを操作)できる。このため、遊技者が補助遊技中に技量を発揮できるようになり、補助遊技が興味あるものとなる。
なお、本実施形態では、押しボタンスイッチ131が押されている時間の長さ(溜め時間)に応じてキャラクタMがクラブを振り上げる例を示したが、前記溜め時間の使い方を次のように修正することも可能である。即ち、前記溜め時間を複数に分割し、例えば最初の数秒間でスタンスの方向を決定し(この場合、ボタンを押す度にスタンスの方向が右→中→左と循環的に変化するようにすると良い)、次に、押しボタンスイッチ131が押されている時間の長さに応じてクラブの振り上げ量を決定するようにしても良い。
【0037】
ここで、本実施形態では、ゴルフを模した補助遊技の例を示したが、ゴルフに限らず、例えば、図9(A)、(B)に示すパチンコ機を模した補助遊技のであっても良い。また、例えば、バスケットのシュートを模した補助遊技であっても良いし、野球のバッターとピッチャーとの勝負を模した補助遊技であっても良い。さらに、シューティングゲームのようなものであっても良い。即ち、押しボタンスイッチ131を押す時間長に基づいてキャラクタM等(被操作体)を間接的に操作し、押しボタンスイッチ131を離すタイミングでキャラクタM等に一定動作をさせるものであれば、遊技の種類は問わない。
【0038】
このように、オンオフ動作のみが可能な押しボタンスイッチ131でキャラクタMの操作と、そのキャラクタMにおける一定動作の開始タイミング設定とを行えるため、補助操作手段が複雑で高価なものにならない。なお、押しボタンスイッチ131の代わりにタッチセンサ等を使用することも可能である。
また、補助遊技の結果は、予め定める抽選実施条件が成立したときに行われる抽選の結果(大当たり判定結果)と一致するように制御されるため、遊技者に対する利益付与確率を予め定めた確率に基づいて制御できるようになる。このとき、遊技者の操作技量は補助遊技の結果に直接影響を及ぼすことはないが、遊技者は抽選の結果を補助遊技の結果としてしか知ることができない。このため、遊技者は、自分の操作技量の結果、「当たり」になったと感じるようになり、遊技者の操作技量向上意欲を刺激することができるようになる。
【0039】
また、遊技者が押しボタンスイッチ131を操作しない場合には、補助遊技の開始から所定時間後、キャラクタMが一人動作して補助遊技が進行するため、補助遊技が長時間滞ることがない。
ここで、補助遊技は、複数種類ある補助遊技の一つが自動的に選択されるようにするのが好ましい。このようにすることで、補助遊技がワンパターンにならず、遊技者は補助遊技に対する興味を持ち続けることができる。
【0040】
また、複数種類ある補助遊技は、難易度が異なる印象を与えるように構成するのが好ましい。例えば、ゴルフを模した補助遊技の場合、ゴルフボールからカップまでの距離を変えることで、補助遊技の難易度が異なるように印象づけることができる。
この場合、易しい印象を与える補助遊技が選択されたときは、難しい印象を与える補助遊技が選択されたときよりも、「当たり」となる確率を高くするのが好ましい。このようにすることで、補助遊技によって遊技者に付与される利益の期待値を複数段階に設定できるようになり、遊技者の補助遊技に対する興味をさらに高めることができる。
【0041】
また、本実施形態に係るパチンコ機1によると、パチンコ遊技はメイン制御基板120で制御され、補助遊技はサブ制御基板130によって制御されるため、補助遊技を行う際、パチンコ遊技を制御するメイン制御基板120に負担が掛からない。
【0042】
ここで、本実施形態では、リーチ演出(リーチ図柄配列が表示されてから大当たり図柄配列が表示されるまで演出)の一環として行われる補助遊技について説明したが、補助遊技が実行されるタイミングは適宜変更可能である。例えば、大当たり図柄配列(偶数の大当たり)が一旦表示された後、数字図柄を入れ替えて再び大当たり図柄配列(奇数の大当たり)が表示されるまで、即ち、確率変動演出の一環として補助遊技が実行されるようにしても良い。
【0043】
また、本実施形態では、押しボタンスイッチ131の操作如何に係わらず、補助遊技の結果が大当たり判定手段(図3のステップS14)の判定結果と一致するように制御される例を示したが、補助遊技の結果が、大当たり判定、あるいは確率変動等(抽選の確率等)に影響を与えないようにしておけば、押しボタンスイッチ131を操作する遊技者の技量で補助遊技の勝ち負けを決定できるようになる。例えば、補助遊技が上手くいった場合に、通常では見られないようなプレミア画面等を見れるようにしておけば、抽選の確率等には影響がなく、押しボタンスイッチ131を操作する遊技者の技量で補助遊技の勝ち負けを決定できるようになる。この場合、前述のように、補助遊技をサブ制御基板130によって制御するようにしておけば、パチンコ遊技を制御するメイン制御基板120に負担が掛からない。
【0044】
また、本実施形態においては、補助遊技画面40が表示される前に図柄表示列(左図柄表示列31、中図柄表示列32、右図柄表示列33)が縮小して表示画面21の左上隅に移動する例を示したが、図9に示すように、表示画面21の近傍に小型表示画面21sを設け、縮小した前記図柄表示列を小型表示画面21sに表示させることも可能である。このようにすることで、補助遊技中に前記図柄表示列が邪魔に感じることがなくなる。
【0045】
ここで、本実施形態では、パチンコ機に本発明を適用する例を示したが、パチンコ機以外の遊技機、例えば、アレンジボール機、麻雀遊技機、テレビゲーム機等であって補助遊技を実施可能なものに本発明を適用することが可能である。
【0046】
【発明の効果】
本発明によると、遊技者が補助遊技中に技量を発揮できるようになるため、補助遊技が興味あるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るパチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の遊技制御装置のブロック図である。
【図3】パチンコ機の遊技制御装置における処理手順を表すフローチャートである。
【図4】パチンコ機の遊技制御装置における処理手順を表すフローチャートである。
【図5】パチンコ機の遊技制御装置における処理手順を表すフローチャートである。
【図6】図柄変動中における図柄表示器の表示画面を表す正面図(A図、B図、C図)である。
【図7】補助遊技中における図柄表示器の表示画面を表す正面図(A図、B図、C図)である。
【図8】補助遊技中における図柄表示器の表示画面を表す正面図(A図、B図、C図)である。
【図9】補助遊技中における図柄表示器の表示画面を表す正面図(A図、B図)である。
【符号の説明】
M キャラクタ(被操作体)
1 パチンコ機(遊技機)
3 操作ハンドル(主操作手段)
21 表示画面
21s 小型表示画面
22 図柄表示器
40 補助遊技画面
120 メイン制御基板(主制御手段)
130 サブ制御基板(副制御手段)
131 押しボタンスイッチ(補助操作手段)

Claims (1)

  1. 主操作手段を操作して行う通常の遊技と、補助操作手段を操作して行う補助遊技とを実施可能な構成の遊技機であって、
    前記補助操作手段は、前記補助遊技における被操作体が一定動作をする際の動作開始タイミングを設定できるように構成されていることを特徴とする遊技機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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