JP2001120778A - 弾球遊技機 - Google Patents
弾球遊技機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 図柄変動後に特定表示となる場合にそれを早
期に把握できる等、遊技者の期待感を高揚させることが
できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 図柄始動手段13が遊技球を検出すること
を条件に図柄表示手段19の複数個の抽選用遊技図柄が変
動し、該図柄表示手段19の変動後の各抽選用遊技図柄が
特定図柄の組み合わせである特定表示となることを条件
に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるようにした
上で、図柄表示手段19の図柄変動中に、非特定図柄省略
手段36の制御により、抽選用遊技図柄として選択的に変
動表示される複数個の表示図柄の中から特定図柄以外の
非特定図柄を省略する。
期に把握できる等、遊技者の期待感を高揚させることが
できる弾球遊技機を提供する。 【解決手段】 図柄始動手段13が遊技球を検出すること
を条件に図柄表示手段19の複数個の抽選用遊技図柄が変
動し、該図柄表示手段19の変動後の各抽選用遊技図柄が
特定図柄の組み合わせである特定表示となることを条件
に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるようにした
上で、図柄表示手段19の図柄変動中に、非特定図柄省略
手段36の制御により、抽選用遊技図柄として選択的に変
動表示される複数個の表示図柄の中から特定図柄以外の
非特定図柄を省略する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
ンジボール機、雀球遊技機等の弾球遊技機に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】パチンコ機等の弾球遊技機では、遊技盤
の遊技領域に、普通入賞手段、可変入賞手段等の他に、
特別遊技・非特別遊技決定用の3個の特別図柄(抽選用
遊技図柄)を表示する特別図柄表示手段を設けると共
に、遊技球を検出することを条件に特別図柄表示手段の
特別図柄を所定時間変動させる特別図柄変動制御手段を
設け、変動後に特別図柄表示手段に停止表示される特別
図柄が特定図柄の組み合わせである特定表示となったと
きに、可変入賞手段を開放する等、遊技者に有利な特別
遊技状態を発生させるようにしたものがある。
の遊技領域に、普通入賞手段、可変入賞手段等の他に、
特別遊技・非特別遊技決定用の3個の特別図柄(抽選用
遊技図柄)を表示する特別図柄表示手段を設けると共
に、遊技球を検出することを条件に特別図柄表示手段の
特別図柄を所定時間変動させる特別図柄変動制御手段を
設け、変動後に特別図柄表示手段に停止表示される特別
図柄が特定図柄の組み合わせである特定表示となったと
きに、可変入賞手段を開放する等、遊技者に有利な特別
遊技状態を発生させるようにしたものがある。
【0003】抽選用遊技図柄には数字図柄、キャラクタ
ー、その他の識別可能な適宜図柄が使用されている。こ
の抽選用遊技図柄を変動させる際の図柄変動方式には、
従来、特別図柄表示手段の3個の表示領域内に表示され
る特別図柄を所定の変動パターンに従って所定方向にス
クロールさせるスクロール方式、或いはスクロール方式
での変動中に各表示領域内で図柄自体の大きさを変化さ
せて拡大又は縮小表示する拡大・縮小方式等がある。そ
して、スクロール方式、拡大・縮小方式の何れの場合で
も、高速変動、中速変動、低速変動等を組み合わせて変
動速度を変えながら、図柄変動の最終段階で遊技者が識
別可能な速度まで変動速度を落として各特別図柄を順次
停止させるようにしている。
ー、その他の識別可能な適宜図柄が使用されている。こ
の抽選用遊技図柄を変動させる際の図柄変動方式には、
従来、特別図柄表示手段の3個の表示領域内に表示され
る特別図柄を所定の変動パターンに従って所定方向にス
クロールさせるスクロール方式、或いはスクロール方式
での変動中に各表示領域内で図柄自体の大きさを変化さ
せて拡大又は縮小表示する拡大・縮小方式等がある。そ
して、スクロール方式、拡大・縮小方式の何れの場合で
も、高速変動、中速変動、低速変動等を組み合わせて変
動速度を変えながら、図柄変動の最終段階で遊技者が識
別可能な速度まで変動速度を落として各特別図柄を順次
停止させるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の抽選用遊技図柄
の変動表示方式では、例えば各特別図柄の表示領域に変
動表示される表示図柄に0〜9までの10種類の図柄を
使用した場合、その3個の特別図柄の内、2個の特別図
柄が特定図柄を表示するリーチ状態になり、しかも変動
後の各特別図柄が特定表示となるときでも、残りの1個
の特別図柄には10種類の表示図柄が順次選択的に変動
表示されており、通常、その表示図柄の種類数は10種
類で一定になっている。
の変動表示方式では、例えば各特別図柄の表示領域に変
動表示される表示図柄に0〜9までの10種類の図柄を
使用した場合、その3個の特別図柄の内、2個の特別図
柄が特定図柄を表示するリーチ状態になり、しかも変動
後の各特別図柄が特定表示となるときでも、残りの1個
の特別図柄には10種類の表示図柄が順次選択的に変動
表示されており、通常、その表示図柄の種類数は10種
類で一定になっている。
【0005】このため変動後に特定表示で確定する場合
でも、リーチ状態で変動中の1個の特別図柄の変動状態
を見ただけでは、その変動後に最終的に特定表示と非特
定表示との何れになるのかを判断できず、最後の1個の
特別図柄の停止を待たなければならない。従って、遊技
者は、変動中の1個の特別図柄が停止するまで期待感と
焦燥感とを抱きながら待つ必要があり、その後に特別表
示による特別遊技状態が発生するとしても、それだけで
は遊技者の期待感を十分に高揚させ得ない問題がある。
これは、特別図柄の変動後の停止図柄が特定表示となら
ない場合でも同じである。
でも、リーチ状態で変動中の1個の特別図柄の変動状態
を見ただけでは、その変動後に最終的に特定表示と非特
定表示との何れになるのかを判断できず、最後の1個の
特別図柄の停止を待たなければならない。従って、遊技
者は、変動中の1個の特別図柄が停止するまで期待感と
焦燥感とを抱きながら待つ必要があり、その後に特別表
示による特別遊技状態が発生するとしても、それだけで
は遊技者の期待感を十分に高揚させ得ない問題がある。
これは、特別図柄の変動後の停止図柄が特定表示となら
ない場合でも同じである。
【0006】本発明は、このような従来の問題点に鑑
み、図柄変動後に特定表示となる場合にそれを早期に把
握できる等、遊技者の期待感を高揚させることができる
弾球遊技機を提供することを目的とする。
み、図柄変動後に特定表示となる場合にそれを早期に把
握できる等、遊技者の期待感を高揚させることができる
弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、図柄始動手段
13が遊技球を検出することを条件に図柄表示手段19の複
数個の抽選用遊技図柄が変動し、該図柄表示手段19の変
動後の前記各抽選用遊技図柄が特定図柄の組み合わせで
ある特定表示となることを条件に遊技者に有利な特別遊
技状態を発生させるようにした弾球遊技機において、前
記図柄表示手段19の図柄変動中に、前記抽選用遊技図柄
として選択的に変動表示される複数個の表示図柄の中か
ら前記特定図柄以外の非特定図柄を省略する非特定図柄
省略手段36を備えたものである。
13が遊技球を検出することを条件に図柄表示手段19の複
数個の抽選用遊技図柄が変動し、該図柄表示手段19の変
動後の前記各抽選用遊技図柄が特定図柄の組み合わせで
ある特定表示となることを条件に遊技者に有利な特別遊
技状態を発生させるようにした弾球遊技機において、前
記図柄表示手段19の図柄変動中に、前記抽選用遊技図柄
として選択的に変動表示される複数個の表示図柄の中か
ら前記特定図柄以外の非特定図柄を省略する非特定図柄
省略手段36を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1〜図7は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3
が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側に
ガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。
前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着
されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿
7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫々設けられて
いる。
基づいて詳述する。図1〜図7は本発明の第1の実施形
態を例示し、図1において、1 は遊技機本体で、開閉自
在に枢着された前枠2 を有する。前枠2 には、遊技盤3
が裏側から着脱自在に装着され、この遊技盤3 の前側に
ガラス扉4 と前面板5 とが開閉自在に配置されている。
前面板5 には、発射用の遊技球を貯留する上皿6 が装着
されている。前枠2 の下部には、余剰球を貯留する下皿
7 と、発射手段8 の発射ハンドル9 とが夫々設けられて
いる。
【0009】遊技盤3 には、図2に示すように、ガイド
レール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール
10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動
手段13、可変入賞手段14、普通入賞手段15〜17、普通図
柄始動手段18等の遊技部品が配置されている。
レール10が環状に装着されると共に、そのガイドレール
10の内側の遊技領域11に液晶表示手段12、特別図柄始動
手段13、可変入賞手段14、普通入賞手段15〜17、普通図
柄始動手段18等の遊技部品が配置されている。
【0010】液晶表示手段12は、遊技者に対して通常の
遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段
19を兼用している。特別図柄表示手段19は複数個、例え
ば図3に示すように特別図柄20a,20b,20c 用の3個の表
示領域21a,21b,21c を備えている。表示領域21a,21b,21
c の特別図柄20a,20b,20c は特別遊技か否かの遊技条件
を抽選により決定するための抽選用遊技図柄であって、
特別図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に、
乱数制御によって所定時間変動して停止するようになっ
ている。
遊技画像等の遊技情報を表示する他、特別図柄表示手段
19を兼用している。特別図柄表示手段19は複数個、例え
ば図3に示すように特別図柄20a,20b,20c 用の3個の表
示領域21a,21b,21c を備えている。表示領域21a,21b,21
c の特別図柄20a,20b,20c は特別遊技か否かの遊技条件
を抽選により決定するための抽選用遊技図柄であって、
特別図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に、
乱数制御によって所定時間変動して停止するようになっ
ている。
【0011】なお、特別図柄20a,20b,20c には、数字図
柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の
図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの
10種類の数字図柄が表示図柄として使用され、その1
0種類の数字図柄が上から下へと順次スクロールするよ
うになっている。
柄、アルファベット図柄、キャラクター図柄、その他の
図柄を使用可能であり、この実施形態では0〜9までの
10種類の数字図柄が表示図柄として使用され、その1
0種類の数字図柄が上から下へと順次スクロールするよ
うになっている。
【0012】液晶表示手段12には、その上部に普通図柄
表示手段23が設けられている。普通図柄表示手段23は1
個又は複数個、例えば1個の表示領域を有し、普通図柄
始動手段18が遊技球を検出することを条件に、その表示
領域の普通図柄が乱数制御により所定時間変動して停止
するようになっている。なお、この実施形態では普通図
柄にも0〜9までの10種類の数字図柄が使用されてい
る。
表示手段23が設けられている。普通図柄表示手段23は1
個又は複数個、例えば1個の表示領域を有し、普通図柄
始動手段18が遊技球を検出することを条件に、その表示
領域の普通図柄が乱数制御により所定時間変動して停止
するようになっている。なお、この実施形態では普通図
柄にも0〜9までの10種類の数字図柄が使用されてい
る。
【0013】特別図柄始動手段13は、遊技者に不利な第
1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換
動作可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪24を備
えた電動チューリップが使用されている。特別図柄始動
手段13は、変動後に普通図柄表示手段23に停止表示され
る普通図柄が予め定められた所定図柄又は所定図柄の組
み合わせ(当たり図柄)となったときに、開閉爪24が所
定時間開放するようになっている。普通図柄始動手段18
は通過ゲート等によって構成されている。
1状態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換
動作可能であって、開閉自在な左右一対の開閉爪24を備
えた電動チューリップが使用されている。特別図柄始動
手段13は、変動後に普通図柄表示手段23に停止表示され
る普通図柄が予め定められた所定図柄又は所定図柄の組
み合わせ(当たり図柄)となったときに、開閉爪24が所
定時間開放するようになっている。普通図柄始動手段18
は通過ゲート等によって構成されている。
【0014】可変入賞手段14は、遊技者に不利な第1状
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換動作
可能であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支され
た開閉板25を備え、変動後に各表示領域21a,21b,21c に
停止表示される特別図柄20a,20b,20c が特定表示(例え
ば「3・3・3」「5・5・5」「7・7・7」等のよ
うに、予め定められた特定図柄又は特定図柄の組み合わ
せ(所謂大当たり図柄))となったときに、開閉板25が
前側に開放して遊技者に有利な特別遊技状態に移行する
ようになっている。
態(閉状態)と有利な第2状態(開状態)とに変換動作
可能であって、下部側の横軸廻りに開閉自在に枢支され
た開閉板25を備え、変動後に各表示領域21a,21b,21c に
停止表示される特別図柄20a,20b,20c が特定表示(例え
ば「3・3・3」「5・5・5」「7・7・7」等のよ
うに、予め定められた特定図柄又は特定図柄の組み合わ
せ(所謂大当たり図柄))となったときに、開閉板25が
前側に開放して遊技者に有利な特別遊技状態に移行する
ようになっている。
【0015】可変入賞手段14にはその内部に特定領域26
が設けられており、この特定領域26を入賞球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段14は、開放後に所定時間が経過した
とき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞した
ときに開閉板25が閉じると共に、遊技球が特定領域26を
通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)
まで開閉動作を繰り返すようになっている。
が設けられており、この特定領域26を入賞球が通過した
ときに、特別遊技状態を継続させるようになっている。
なお、可変入賞手段14は、開放後に所定時間が経過した
とき、又は所定数(例えば10個)の遊技球が入賞した
ときに開閉板25が閉じると共に、遊技球が特定領域26を
通過することを条件に、最大所定回数(例えば16回)
まで開閉動作を繰り返すようになっている。
【0016】図4は制御系を例示するブロック図であ
る。図4において、27は第1抽選手段で、当たり・外れ
決定用乱数を発生させておき、普通図柄始動手段18での
遊技球の検出を条件に、その当たり・外れ決定用乱数の
乱数値を抽選して当たり遊技か否かを決定するためのも
のである。
る。図4において、27は第1抽選手段で、当たり・外れ
決定用乱数を発生させておき、普通図柄始動手段18での
遊技球の検出を条件に、その当たり・外れ決定用乱数の
乱数値を抽選して当たり遊技か否かを決定するためのも
のである。
【0017】28は普通図柄変動制御手段で、普通図柄始
動手段18が遊技球を検出することを条件に普通図柄表示
手段23の普通図柄を所定時間変動させると共に、そのと
きの第1抽選手段27の抽選結果に応じて、当たり乱数値
を抽選したときに当たり図柄で、外れ乱数値を抽選した
ときに外れ図柄で夫々普通図柄表示手段23の普通図柄を
停止させるためのものである。
動手段18が遊技球を検出することを条件に普通図柄表示
手段23の普通図柄を所定時間変動させると共に、そのと
きの第1抽選手段27の抽選結果に応じて、当たり乱数値
を抽選したときに当たり図柄で、外れ乱数値を抽選した
ときに外れ図柄で夫々普通図柄表示手段23の普通図柄を
停止させるためのものである。
【0018】29は第1保留球数記憶手段で、普通図柄表
示手段23の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段18が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数(例えば4個)内で順次記憶しておき、先の変動
動作の終了後にその保留個数分だけ順次普通図柄を変動
させるためのものである。
示手段23の普通図柄の変動中に普通図柄始動手段18が遊
技球を検出したときに、その遊技球の保留球数を設定上
限個数(例えば4個)内で順次記憶しておき、先の変動
動作の終了後にその保留個数分だけ順次普通図柄を変動
させるためのものである。
【0019】30は開閉制御手段で、普通図柄表示手段23
の変動後の普通図柄が所定の当たり条件、例えば「7」
か否かを判定し、そのときの普通図柄が当たり図柄を停
止表示することを条件に、特別図柄始動手段13を所定時
間(例えば0.5秒間程度)開放させるためのものであ
る。
の変動後の普通図柄が所定の当たり条件、例えば「7」
か否かを判定し、そのときの普通図柄が当たり図柄を停
止表示することを条件に、特別図柄始動手段13を所定時
間(例えば0.5秒間程度)開放させるためのものであ
る。
【0020】31は第2抽選手段で、特別遊技か否かを抽
選するための遊技条件抽選用乱数(例えば大当たり・外
れ決定用乱数)、リーチ演出決定用リーチ乱数(外れ
用)、図柄変動パターン決定用乱数、停止図柄決定用乱
数等の所定の乱数を発生させておき、特別図柄始動手段
13での遊技球の検出を条件に、その各乱数値を抽選して
特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊技条件、特別図柄20
a,20b,20c の変動中の図柄変動パターン、特別図柄20a,
20b,20c の停止時の停止図柄等を決めるためのものであ
る。
選するための遊技条件抽選用乱数(例えば大当たり・外
れ決定用乱数)、リーチ演出決定用リーチ乱数(外れ
用)、図柄変動パターン決定用乱数、停止図柄決定用乱
数等の所定の乱数を発生させておき、特別図柄始動手段
13での遊技球の検出を条件に、その各乱数値を抽選して
特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊技条件、特別図柄20
a,20b,20c の変動中の図柄変動パターン、特別図柄20a,
20b,20c の停止時の停止図柄等を決めるためのものであ
る。
【0021】なお、特別図柄20a,20b,20c の変動後の遊
技条件には、第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選し
たときの特別遊技状態(大当たり遊技)と、外れ乱数値
を抽選したときの非特別遊技(外れ遊技)との2種類が
ある。
技条件には、第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選し
たときの特別遊技状態(大当たり遊技)と、外れ乱数値
を抽選したときの非特別遊技(外れ遊技)との2種類が
ある。
【0022】32は第2保留球数記憶手段で、特別図柄表
示手段19の特別図柄20a,20b,20c の変動中に特別図柄始
動手段13が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留
球数を設定上限個数(例えば4個)内で順次記憶してお
き、先の変動動作の終了後にその保留個数分だけ順次特
別図柄20a,20b,20c を変動させるためのものである。
示手段19の特別図柄20a,20b,20c の変動中に特別図柄始
動手段13が遊技球を検出したときに、その遊技球の保留
球数を設定上限個数(例えば4個)内で順次記憶してお
き、先の変動動作の終了後にその保留個数分だけ順次特
別図柄20a,20b,20c を変動させるためのものである。
【0023】33は特別図柄変動制御手段で、特別図柄始
動手段13が遊技球を検出することを条件に、特別図柄表
示手段19の特別図柄20a,20b,20c を所定の図柄変動パタ
ーンで所定時間変動させて所定の停止図柄で停止させる
ためのものである。
動手段13が遊技球を検出することを条件に、特別図柄表
示手段19の特別図柄20a,20b,20c を所定の図柄変動パタ
ーンで所定時間変動させて所定の停止図柄で停止させる
ためのものである。
【0024】この特別図柄変動制御手段33は、特別図柄
始動手段13が遊技球を検出したときに、大当たり・外れ
決定用乱数、リーチ演出決定用リーチ乱数(外れ用)、
図柄変動パターン決定用乱数、停止図柄決定用乱数等の
乱数処理により、特別図柄表示手段19の特別図柄20a,20
b,20c を所定の図柄変動パターンで所定時間変動させて
所定の停止図柄で停止させる変動表示制御手段22の他
に、次の各手段を備えている。
始動手段13が遊技球を検出したときに、大当たり・外れ
決定用乱数、リーチ演出決定用リーチ乱数(外れ用)、
図柄変動パターン決定用乱数、停止図柄決定用乱数等の
乱数処理により、特別図柄表示手段19の特別図柄20a,20
b,20c を所定の図柄変動パターンで所定時間変動させて
所定の停止図柄で停止させる変動表示制御手段22の他
に、次の各手段を備えている。
【0025】なお、変動表示制御手段22は、特別図柄表
示手段19の各特別図柄20a,20b,20cを所定の時間間隔を
おいて所定の順序で順次停止させると共に、1個の特別
図柄20c を除く他の特別図柄20a,20b が特定図柄で停止
したとき、即ちリーチ状態のときに、その1個の特別図
柄20c を例えば短時間だけ特定図柄で停止させた後に再
度変動させて、高速、低速等の所定の図柄変動パターン
を経て停止させるようになっている。
示手段19の各特別図柄20a,20b,20cを所定の時間間隔を
おいて所定の順序で順次停止させると共に、1個の特別
図柄20c を除く他の特別図柄20a,20b が特定図柄で停止
したとき、即ちリーチ状態のときに、その1個の特別図
柄20c を例えば短時間だけ特定図柄で停止させた後に再
度変動させて、高速、低速等の所定の図柄変動パターン
を経て停止させるようになっている。
【0026】特別図柄変動制御手段33は、第2抽選手段
31での抽選結果が大当たり乱数値と外れ乱数値との何れ
であるかを判定する抽選結果判定手段34と、この抽選結
果判定手段34での判定結果が大当たり遊技判定(特別遊
技判定)の場合に特別図柄表示手段19の変動後の特別図
柄20a,20b,20c を特定表示とする特定表示制御手段35
と、特別図柄表示手段19の図柄変動中に、特別図柄20c
として選択的に変動表示される複数個(10個)の表示
図柄の中から特定表示とならんとする特定図柄以外の非
特定図柄を図柄変動から暫定的に省略する非特定図柄省
略手段36とを備えている。
31での抽選結果が大当たり乱数値と外れ乱数値との何れ
であるかを判定する抽選結果判定手段34と、この抽選結
果判定手段34での判定結果が大当たり遊技判定(特別遊
技判定)の場合に特別図柄表示手段19の変動後の特別図
柄20a,20b,20c を特定表示とする特定表示制御手段35
と、特別図柄表示手段19の図柄変動中に、特別図柄20c
として選択的に変動表示される複数個(10個)の表示
図柄の中から特定表示とならんとする特定図柄以外の非
特定図柄を図柄変動から暫定的に省略する非特定図柄省
略手段36とを備えている。
【0027】抽選結果判定手段34は、第2抽選手段31の
抽選結果に応じて、その大当たり乱数値の抽選時に特別
遊技と判定し、外れ乱数値の抽選時に非特別遊技と判定
するようになっている。
抽選結果に応じて、その大当たり乱数値の抽選時に特別
遊技と判定し、外れ乱数値の抽選時に非特別遊技と判定
するようになっている。
【0028】特定表示は、特別図柄表示手段19の3個の
特別図柄20a,20b,20c が、「7・7・7」のように特定
図柄(例えば同じ図柄)の組み合わせを表示する状態を
言い、特別図柄20a,20b,20c として選択的に変動表示さ
れる表示図柄が0〜9までの10個の場合には10種類
の特定表示がある。
特別図柄20a,20b,20c が、「7・7・7」のように特定
図柄(例えば同じ図柄)の組み合わせを表示する状態を
言い、特別図柄20a,20b,20c として選択的に変動表示さ
れる表示図柄が0〜9までの10個の場合には10種類
の特定表示がある。
【0029】特定表示制御手段35は、抽選結果判定手段
34が特別遊技と判定したときに、変動パターン決定用乱
数の抽選乱数値で決定された図柄変動パターンで特別図
柄20a,20b,20c を変動させ、且つその変動後に10種類
の表示図柄の中から、停止図柄決定用乱数の抽選乱数値
で決定された1種類の特定図柄を特別図柄20a,20b,20c
の表示領域21a,21b,21c に停止表示させて特定表示を表
示させるべく、特別図柄表示手段19を制御するようにな
っている。
34が特別遊技と判定したときに、変動パターン決定用乱
数の抽選乱数値で決定された図柄変動パターンで特別図
柄20a,20b,20c を変動させ、且つその変動後に10種類
の表示図柄の中から、停止図柄決定用乱数の抽選乱数値
で決定された1種類の特定図柄を特別図柄20a,20b,20c
の表示領域21a,21b,21c に停止表示させて特定表示を表
示させるべく、特別図柄表示手段19を制御するようにな
っている。
【0030】非特定図柄省略手段36は、第2抽選手段31
が大当たり乱数を抽選して変動後に特定表示となる場合
での図柄変動中に、1個の特別図柄20c を除く他の特別
図柄20a,20b が所定の特定図柄を表示するリーチ状態に
なり、且つその1個の特別図柄20c として識別可能な速
度で選択的に変動表示される10種類の表示図柄の内、
他の特別図柄20a,20b として表示される特定図柄と同じ
表示図柄が1個の特別図柄20c に表示された後に、その
10種類の表示図柄の中から特定図柄以外の非特定図柄
の一部又は全てを暫定的に図柄変動から省略するように
なっている。
が大当たり乱数を抽選して変動後に特定表示となる場合
での図柄変動中に、1個の特別図柄20c を除く他の特別
図柄20a,20b が所定の特定図柄を表示するリーチ状態に
なり、且つその1個の特別図柄20c として識別可能な速
度で選択的に変動表示される10種類の表示図柄の内、
他の特別図柄20a,20b として表示される特定図柄と同じ
表示図柄が1個の特別図柄20c に表示された後に、その
10種類の表示図柄の中から特定図柄以外の非特定図柄
の一部又は全てを暫定的に図柄変動から省略するように
なっている。
【0031】この非特定図柄省略手段36は、例えば図柄
変動に際して、図5に示すように「0」〜「9」までの
10種類の表示図柄を含む表示図柄列38a,38b,38c に従
って上から下へと所定の図柄変動パターンでスクロール
する場合、停止図柄決定用乱数値により決定された特定
図柄が10個の表示図柄の内の「6」であって、変動後
の特別図柄20a,20b,20c が「6・6・6」の特定表示と
なる場合であれば、左側の2個の特別図柄20a,20b が特
定図柄「6」で停止してリーチ状態となり、その後に右
の特別図柄20c が高速変動から識別可能な低速変動に移
行して、変動表示中の右の特別図柄20c の表示領域21c
に表示図柄「6」が表示されたときに、それまで右の特
別図柄20c の表示領域21c に選択的に変動表示されてい
た10種類の表示図柄「0」〜「9」の図柄列38c の中
から、そのときの特定図柄である表示図柄「6」以外の
9種類の表示図柄、即ち「0」〜「5」及び「7」〜
「9」の表示図柄の全てを図柄変動から暫定的に省略し
て、その表示領域21c に変動表示される表示図柄から非
特定図柄を全て省略するようになっている。
変動に際して、図5に示すように「0」〜「9」までの
10種類の表示図柄を含む表示図柄列38a,38b,38c に従
って上から下へと所定の図柄変動パターンでスクロール
する場合、停止図柄決定用乱数値により決定された特定
図柄が10個の表示図柄の内の「6」であって、変動後
の特別図柄20a,20b,20c が「6・6・6」の特定表示と
なる場合であれば、左側の2個の特別図柄20a,20b が特
定図柄「6」で停止してリーチ状態となり、その後に右
の特別図柄20c が高速変動から識別可能な低速変動に移
行して、変動表示中の右の特別図柄20c の表示領域21c
に表示図柄「6」が表示されたときに、それまで右の特
別図柄20c の表示領域21c に選択的に変動表示されてい
た10種類の表示図柄「0」〜「9」の図柄列38c の中
から、そのときの特定図柄である表示図柄「6」以外の
9種類の表示図柄、即ち「0」〜「5」及び「7」〜
「9」の表示図柄の全てを図柄変動から暫定的に省略し
て、その表示領域21c に変動表示される表示図柄から非
特定図柄を全て省略するようになっている。
【0032】従って、変動後に特定表示となるリーチ状
態の場合には、右の特別図柄20c の表示領域21c には、
図5に矢印a で示すように、特定図柄である「6」の表
示図柄のみが順次所定の間隔で連続的にスクロールして
変動表示されることなる。
態の場合には、右の特別図柄20c の表示領域21c には、
図5に矢印a で示すように、特定図柄である「6」の表
示図柄のみが順次所定の間隔で連続的にスクロールして
変動表示されることなる。
【0033】なお、非特定図柄省略手段36は、10個の
表示図柄の中の非特定図柄を特定図柄に置換することに
より、10個の表示図柄の中から非特定図柄を省略する
ようしても良い。例えば、図6に示すように、10種類
の表示図柄「0」〜「9」の中から、そのときの特定図
柄である表示図柄「6」以外の9種類の表示図柄、即ち
「0」〜「5」及び「7」〜「9」の表示図柄の全てを
表示図柄「6」に書き換えて置換し、その10個の表示
図柄の中から非特定図柄を全て省略するようにしても良
い。これによって、変動後に特定表示となるリーチ状態
の場合には、右の特別図柄20c の表示領域21c に変動表
示される表示図柄は、特定図柄のみとなる。
表示図柄の中の非特定図柄を特定図柄に置換することに
より、10個の表示図柄の中から非特定図柄を省略する
ようしても良い。例えば、図6に示すように、10種類
の表示図柄「0」〜「9」の中から、そのときの特定図
柄である表示図柄「6」以外の9種類の表示図柄、即ち
「0」〜「5」及び「7」〜「9」の表示図柄の全てを
表示図柄「6」に書き換えて置換し、その10個の表示
図柄の中から非特定図柄を全て省略するようにしても良
い。これによって、変動後に特定表示となるリーチ状態
の場合には、右の特別図柄20c の表示領域21c に変動表
示される表示図柄は、特定図柄のみとなる。
【0034】37は特別遊技状態発生手段で、抽選結果判
定手段34が特別遊技判定をした場合及び/又は特別図柄
表示手段19の変動後の停止図柄が特定表示の場合に、遊
技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのものであ
る。この特別遊技状態発生手段37は、例えば特別遊技状
態の発生時に可変入賞手段14の開閉板25を開放し、その
開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば
10個)の遊技球が入賞したときに開閉板25が閉じ、遊
技球が特定領域26を通過することを条件に、最大所定回
数(例えば16回)まで開閉動作を継続させるようにな
っている。
定手段34が特別遊技判定をした場合及び/又は特別図柄
表示手段19の変動後の停止図柄が特定表示の場合に、遊
技者に有利な特別遊技状態を発生させるためのものであ
る。この特別遊技状態発生手段37は、例えば特別遊技状
態の発生時に可変入賞手段14の開閉板25を開放し、その
開放後に所定時間が経過したとき、又は所定数(例えば
10個)の遊技球が入賞したときに開閉板25が閉じ、遊
技球が特定領域26を通過することを条件に、最大所定回
数(例えば16回)まで開閉動作を継続させるようにな
っている。
【0035】上記弾球遊技機において、遊技に際して
は、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段
8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3
側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射さ
れた遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その
盤面に沿って落下する間に普通入賞手段15〜17等に入賞
するか、普通図柄始動手段18を通過しながら下方へと落
下する。
は、発射手段8 の発射ハンドル9 を操作して、発射手段
8 により遊技球をガイドレール10に沿って順次遊技盤3
側に発射させて行く。すると遊技盤3 の上部側に発射さ
れた遊技球は、遊技盤3 の遊技領域11に入った後、その
盤面に沿って落下する間に普通入賞手段15〜17等に入賞
するか、普通図柄始動手段18を通過しながら下方へと落
下する。
【0036】遊技球が普通図柄始動手段18を通過する
と、第1抽選手段27がそのときの発生乱数を抽選して、
その乱数制御により普通図柄変動制御手段28が普通図柄
表示手段23の普通図柄を変動させる。そして、普通図柄
表示手段23の変動後の停止図柄が例えば「7」等の当た
り図柄になれば、開閉制御手段30により特別図柄始動手
段13の開閉爪24が所定時間開放して、この特別図柄始動
手段13に遊技球が入賞し易くなり、遊技者に有利な当た
り遊技状態が発生する。
と、第1抽選手段27がそのときの発生乱数を抽選して、
その乱数制御により普通図柄変動制御手段28が普通図柄
表示手段23の普通図柄を変動させる。そして、普通図柄
表示手段23の変動後の停止図柄が例えば「7」等の当た
り図柄になれば、開閉制御手段30により特別図柄始動手
段13の開閉爪24が所定時間開放して、この特別図柄始動
手段13に遊技球が入賞し易くなり、遊技者に有利な当た
り遊技状態が発生する。
【0037】遊技球が特別図柄始動手段13に入賞する
と、その遊技球の検出時に第2抽選手段31が発生乱数を
抽選して、その乱数制御により特別図柄変動制御手段33
が特別図柄表示手段19の各表示領域21a,21b,21c の特別
図柄20a,20b,20c を所定時間変動させる。
と、その遊技球の検出時に第2抽選手段31が発生乱数を
抽選して、その乱数制御により特別図柄変動制御手段33
が特別図柄表示手段19の各表示領域21a,21b,21c の特別
図柄20a,20b,20c を所定時間変動させる。
【0038】第2抽選手段31が大当たり乱数値を抽選す
れば、特別図柄表示手段19の図柄変動後に、その各表示
領域21a,21b,21c の特別図柄20a,20b,20c が、例えば
「6・6・6」等の特定表示になると共に、特別遊技状
態発生手段37が働いて遊技者に有利な特別遊技状態が発
生し、可変入賞手段14が前側に開放して遊技球が入賞し
易くなる。
れば、特別図柄表示手段19の図柄変動後に、その各表示
領域21a,21b,21c の特別図柄20a,20b,20c が、例えば
「6・6・6」等の特定表示になると共に、特別遊技状
態発生手段37が働いて遊技者に有利な特別遊技状態が発
生し、可変入賞手段14が前側に開放して遊技球が入賞し
易くなる。
【0039】この可変入賞手段14の開放から所定時間が
経過するか、又は所定数の遊技球が入賞すると、可変入
賞手段14が閉じる。しかし、可変入賞手段14の開放中に
遊技球が特定領域26を通過すれば、可変入賞手段14が再
度開放し、以下同様の開閉動作を最大16回まで繰り返
す。なお、特別図柄表示手段19の変動後の停止図柄が特
定表示以外の非特定表示のときには、特別遊技状態発生
手段37は特別遊技状態を発生しない。
経過するか、又は所定数の遊技球が入賞すると、可変入
賞手段14が閉じる。しかし、可変入賞手段14の開放中に
遊技球が特定領域26を通過すれば、可変入賞手段14が再
度開放し、以下同様の開閉動作を最大16回まで繰り返
す。なお、特別図柄表示手段19の変動後の停止図柄が特
定表示以外の非特定表示のときには、特別遊技状態発生
手段37は特別遊技状態を発生しない。
【0040】特別図柄表示手段19の図柄変動に際して
は、図5に示すように、「0」〜「9」までの10種類
の表示図柄を含む表示図柄列38a,38b,38c に従って上か
ら下へと所定の図柄変動パターンでスクロールして、各
表示領域21a,21b,21c 毎にその各表示図柄が特別図柄20
a,20b,20c として選択的に変動表示され、所定時間が経
過したときに、各特別図柄20a,20b,20c が左、中、右の
順番で停止する。そして、例えば第2抽選手段31が大当
たり乱数値を抽選した場合には、「0」〜「9」までの
10種類の表示図柄の中から、所定の停止図柄決定用乱
数値により特定図柄を決定し、各特別図柄20a,20b,20c
が特定図柄の組み合わせである特定表示となる。
は、図5に示すように、「0」〜「9」までの10種類
の表示図柄を含む表示図柄列38a,38b,38c に従って上か
ら下へと所定の図柄変動パターンでスクロールして、各
表示領域21a,21b,21c 毎にその各表示図柄が特別図柄20
a,20b,20c として選択的に変動表示され、所定時間が経
過したときに、各特別図柄20a,20b,20c が左、中、右の
順番で停止する。そして、例えば第2抽選手段31が大当
たり乱数値を抽選した場合には、「0」〜「9」までの
10種類の表示図柄の中から、所定の停止図柄決定用乱
数値により特定図柄を決定し、各特別図柄20a,20b,20c
が特定図柄の組み合わせである特定表示となる。
【0041】即ち、変動後の特別図柄20a,20b,20c が最
終的に「6・6・6」の特定表示となる場合であれば、
左側の2個の特別図柄20a,20b が表示図柄「6」を特定
図柄として停止するリーチ状態になると、右の特別図柄
20c として変動表示される表示図柄が特定図柄の「6」
で一旦停止した後、再度変動して高速、低速等の所定の
図柄変動パターンを経て停止する。
終的に「6・6・6」の特定表示となる場合であれば、
左側の2個の特別図柄20a,20b が表示図柄「6」を特定
図柄として停止するリーチ状態になると、右の特別図柄
20c として変動表示される表示図柄が特定図柄の「6」
で一旦停止した後、再度変動して高速、低速等の所定の
図柄変動パターンを経て停止する。
【0042】この右の特別図柄20c が再度スクロールを
開始して高速変動から識別可能な低速変動に移行した
後、選択的に変動表示される表示図柄列38c の10個の
表示図柄の内、図5に示すようにそのときの特定図柄で
ある表示図柄「6」が特別図柄20c の表示領域21c に表
示されたときに、非特定図柄省略手段36の制御により、
それまで変動表示されていた表示図柄列38c の10個の
表示図柄の中から、表示図柄「6」以外の「0」〜
「5」及び「7」〜「9」の9個の表示図柄を図柄変動
から暫定的に省略する。このため、右の表示領域21c に
は、特定図柄である「6」のみが変動表示されることに
なる。
開始して高速変動から識別可能な低速変動に移行した
後、選択的に変動表示される表示図柄列38c の10個の
表示図柄の内、図5に示すようにそのときの特定図柄で
ある表示図柄「6」が特別図柄20c の表示領域21c に表
示されたときに、非特定図柄省略手段36の制御により、
それまで変動表示されていた表示図柄列38c の10個の
表示図柄の中から、表示図柄「6」以外の「0」〜
「5」及び「7」〜「9」の9個の表示図柄を図柄変動
から暫定的に省略する。このため、右の表示領域21c に
は、特定図柄である「6」のみが変動表示されることに
なる。
【0043】従って、右の特別図柄20c はリーチ状態に
おいて特定図柄「6」で一旦停止した後、スクロールを
再開して高速変動から識別可能な低速変動になり、その
低速変動で特定図柄である表示図柄「6」が再度表示領
域21c に表示されると、それ以降は図7の(A)〜
(C)に示すように、所定の図柄変動パターンに沿って
特定図柄「6」を順次表示しながら矢示方向へとスクロ
ールして停止する。そして、その後に右の特別図柄20c
が特定図柄「6」で確定して、特別図柄表示手段19の各
特別図柄20a,20b,20c が全体として「6・6・6」の特
定表示となる。
おいて特定図柄「6」で一旦停止した後、スクロールを
再開して高速変動から識別可能な低速変動になり、その
低速変動で特定図柄である表示図柄「6」が再度表示領
域21c に表示されると、それ以降は図7の(A)〜
(C)に示すように、所定の図柄変動パターンに沿って
特定図柄「6」を順次表示しながら矢示方向へとスクロ
ールして停止する。そして、その後に右の特別図柄20c
が特定図柄「6」で確定して、特別図柄表示手段19の各
特別図柄20a,20b,20c が全体として「6・6・6」の特
定表示となる。
【0044】このようにすれば、遊技中の遊技者は、右
の特別図柄20c が特定図柄「6」でスクロールするよう
になった時点において、その停止後の各特別図柄20a,20
b,20c が最終的に特定表示となることを把握でき、特別
図柄20a,20b,20c の変動後における特別遊技状態の発生
への期待感を高揚させながら図柄変動の停止を待つこと
になり、遊技者の遊技に対する興趣を増大させる効果が
ある。
の特別図柄20c が特定図柄「6」でスクロールするよう
になった時点において、その停止後の各特別図柄20a,20
b,20c が最終的に特定表示となることを把握でき、特別
図柄20a,20b,20c の変動後における特別遊技状態の発生
への期待感を高揚させながら図柄変動の停止を待つこと
になり、遊技者の遊技に対する興趣を増大させる効果が
ある。
【0045】図8は本発明の第2の実施形態を例示し、
特別図柄20c の図柄変動中に、特別図柄変動制御手段33
により、その特別図柄20c として変動表示される表示図
柄を拡大及び/又は縮小させるようにしたものである。
特別図柄20c の図柄変動中に、特別図柄変動制御手段33
により、その特別図柄20c として変動表示される表示図
柄を拡大及び/又は縮小させるようにしたものである。
【0046】即ち、この実施形態では、前述と同様にリ
ーチ状態の発生後に特別図柄20c の10種類の表示図柄
から非特定図柄を省略し、その特別図柄20c の表示図柄
が識別可能な速度でスクロールし始めた後、そのスクロ
ールを一時的に停止させる。そして、特別図柄20a,20b,
20c がスクロールを停止すれば、表示領域21a,21b,21c
内でその特別図柄20a,20b,20c として変動表示される表
示図柄を、図8の(A)の通常の大きさから、(B)及
び(C)に示すように徐々に縮小させ、その後、(D)
に示すように通常の大きさに拡大させる等、所定の拡大
・縮小パターンに沿って拡大・縮小させる。なお、その
後は図柄変動を停止させても良いし、またスクロール開
始後に停止させても良い。
ーチ状態の発生後に特別図柄20c の10種類の表示図柄
から非特定図柄を省略し、その特別図柄20c の表示図柄
が識別可能な速度でスクロールし始めた後、そのスクロ
ールを一時的に停止させる。そして、特別図柄20a,20b,
20c がスクロールを停止すれば、表示領域21a,21b,21c
内でその特別図柄20a,20b,20c として変動表示される表
示図柄を、図8の(A)の通常の大きさから、(B)及
び(C)に示すように徐々に縮小させ、その後、(D)
に示すように通常の大きさに拡大させる等、所定の拡大
・縮小パターンに沿って拡大・縮小させる。なお、その
後は図柄変動を停止させても良いし、またスクロール開
始後に停止させても良い。
【0047】このように図柄変動中に特別図柄20a,20b,
20c として表示される表示図柄を拡大、縮小させること
によって、非特定図柄の省略と相俟って図柄変動の演出
効果が更に向上する。
20c として表示される表示図柄を拡大、縮小させること
によって、非特定図柄の省略と相俟って図柄変動の演出
効果が更に向上する。
【0048】なお、特別図柄20a,20b,20c のスクロール
中に、その特別図柄20a,20b,20c として順次変動表示さ
れる特定図柄を拡大・縮小させるようにしても良い。ま
た各特別図柄20a,20b,20c の通常の図柄変動中に、その
表示図柄を拡大・縮小させるようにしても良い。拡大・
縮小の形態は適宜決定すれば良い。
中に、その特別図柄20a,20b,20c として順次変動表示さ
れる特定図柄を拡大・縮小させるようにしても良い。ま
た各特別図柄20a,20b,20c の通常の図柄変動中に、その
表示図柄を拡大・縮小させるようにしても良い。拡大・
縮小の形態は適宜決定すれば良い。
【0049】図9は本発明の第3の実施形態を例示し、
特別図柄20c の図柄変動中に、特別図柄変動制御手段33
により、その特別図柄20c として変動表示される表示図
柄を変形させるようにしたものである。
特別図柄20c の図柄変動中に、特別図柄変動制御手段33
により、その特別図柄20c として変動表示される表示図
柄を変形させるようにしたものである。
【0050】即ち、この実施形態では、前述と同様にリ
ーチ状態の発生後に特別図柄20c の10種類の表示図柄
から非特定図柄を省略し、その特別図柄20c の表示図柄
が識別可能な速度でスクロールし始めた後、特別図柄20
c のスクロールを一時的に停止させる。そして、特別図
柄20c がスクロールを停止すれば、例えば図9の(A)
に示すように表示領域21c 内に特別図柄20c として変動
表示される算用数字「6」の表示図柄を、(B)に示す
ように漢数字「六」に変形し、その後(C)に示すよう
に算用数字「6」に戻す。なお、その後は図柄変動を停
止させても良いし、またスクロール後に停止させても良
い。
ーチ状態の発生後に特別図柄20c の10種類の表示図柄
から非特定図柄を省略し、その特別図柄20c の表示図柄
が識別可能な速度でスクロールし始めた後、特別図柄20
c のスクロールを一時的に停止させる。そして、特別図
柄20c がスクロールを停止すれば、例えば図9の(A)
に示すように表示領域21c 内に特別図柄20c として変動
表示される算用数字「6」の表示図柄を、(B)に示す
ように漢数字「六」に変形し、その後(C)に示すよう
に算用数字「6」に戻す。なお、その後は図柄変動を停
止させても良いし、またスクロール後に停止させても良
い。
【0051】このように図柄変動中に特別図柄20c を変
形させて表現形態を変えることによって、図柄変動の演
出効果が更に向上する。
形させて表現形態を変えることによって、図柄変動の演
出効果が更に向上する。
【0052】なお、特別図柄20a,20b,20c のスクロール
中に、その特別図柄20c として順次変動表示される特定
図柄を変形させるようにしても良い。また各特別図柄20
a,20b,20c の通常の図柄変動中に、その表示図柄を変形
させるようにしても良い。
中に、その特別図柄20c として順次変動表示される特定
図柄を変形させるようにしても良い。また各特別図柄20
a,20b,20c の通常の図柄変動中に、その表示図柄を変形
させるようにしても良い。
【0053】図10は本発明の第4の実施形態を例示
し、特別図柄20a,20b,20c の図柄変動中に、特別図柄変
動制御手段33により、その特別図柄20c の色を変化させ
るようにしたものである。
し、特別図柄20a,20b,20c の図柄変動中に、特別図柄変
動制御手段33により、その特別図柄20c の色を変化させ
るようにしたものである。
【0054】この実施形態では、前述と同様に特別図柄
20c の10種類の表示図柄から非特定図柄を省略した
後、その特別図柄20c を識別可能な速度で再度スクロー
ルさせながら、その表示図柄の色を変化させる。例え
ば、各表示領域21c に図10の(A)に示すように赤の
表示図柄「6」を表示し、その後、特別図柄20c のスク
ロールに従って(B)、(C)及び(D)に示すように
青、緑等と色を変えながら順次変動して行く。なお、図
10において、その平行線の方向の違いは、色の違いを
示す。
20c の10種類の表示図柄から非特定図柄を省略した
後、その特別図柄20c を識別可能な速度で再度スクロー
ルさせながら、その表示図柄の色を変化させる。例え
ば、各表示領域21c に図10の(A)に示すように赤の
表示図柄「6」を表示し、その後、特別図柄20c のスク
ロールに従って(B)、(C)及び(D)に示すように
青、緑等と色を変えながら順次変動して行く。なお、図
10において、その平行線の方向の違いは、色の違いを
示す。
【0055】このように図柄変動中に特別図柄20c の色
を変化させることによって、図柄変動の演出効果が更に
向上する。
を変化させることによって、図柄変動の演出効果が更に
向上する。
【0056】なお、各特別図柄20a,20b,20c の色を変え
るようにしても良い。またリーチ状態の後に特別図柄20
c の色を変えるだけでなく、そのリーチ状態になる以前
に各特別図柄20a,20b,20c の色を変えるようにしても良
い。
るようにしても良い。またリーチ状態の後に特別図柄20
c の色を変えるだけでなく、そのリーチ状態になる以前
に各特別図柄20a,20b,20c の色を変えるようにしても良
い。
【0057】図11は本発明の第5の実施形態を例示
し、特別図柄20a,20b,20c の図柄変動中に、特別図柄変
動制御手段33により、その特別図柄20a,20b,20c の背景
を変化させるようにしたものである。
し、特別図柄20a,20b,20c の図柄変動中に、特別図柄変
動制御手段33により、その特別図柄20a,20b,20c の背景
を変化させるようにしたものである。
【0058】この実施形態では、前述と同様に特別図柄
20c の10種類の表示図柄から非特定図柄を省略した
後、その特別図柄20c を識別可能な速度で再度スクロー
ルさせながら、その背景を変化させる。例えば、各表示
領域21a,21b,21c に図11の(A)に示すように斜め縞
模様の背景を表示し、その後、特別図柄20c のスクロー
ルに従って(B)に示すように各表示領域21a,21b,21c
の斜め縞模様を逆方向に変えたり、(C)に示すように
横方向の縞模様に変えたりして、各特別図柄20a,20b,20
c の背景を順次変化させて行く。
20c の10種類の表示図柄から非特定図柄を省略した
後、その特別図柄20c を識別可能な速度で再度スクロー
ルさせながら、その背景を変化させる。例えば、各表示
領域21a,21b,21c に図11の(A)に示すように斜め縞
模様の背景を表示し、その後、特別図柄20c のスクロー
ルに従って(B)に示すように各表示領域21a,21b,21c
の斜め縞模様を逆方向に変えたり、(C)に示すように
横方向の縞模様に変えたりして、各特別図柄20a,20b,20
c の背景を順次変化させて行く。
【0059】このように図柄変動中に特別図柄20a,20b,
20c の背景を変化させることによって、図柄変動の演出
効果が更に向上する。
20c の背景を変化させることによって、図柄変動の演出
効果が更に向上する。
【0060】なお、特別図柄20c の背景を変えるのみで
も良い。また背景に所定の模様を使用する場合には、こ
の実施形態に例示のように、その模様を変化させるだけ
でなく、模様の色を変化させるようにしても良い。また
無模様の場合には、色を変化させるだけでも良い。その
他、種々の方法で背景を変化させるようにしても良い。
も良い。また背景に所定の模様を使用する場合には、こ
の実施形態に例示のように、その模様を変化させるだけ
でなく、模様の色を変化させるようにしても良い。また
無模様の場合には、色を変化させるだけでも良い。その
他、種々の方法で背景を変化させるようにしても良い。
【0061】以上説明したように、上記各実施形態によ
れば、図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に
図柄表示手段19の複数個の抽選用遊技図柄が変動し、該
図柄表示手段19の変動後の各抽選用遊技図柄が特定図柄
の組み合わせである特定表示となることを条件に遊技者
に有利な特別遊技状態を発生させるようにした弾球遊技
機において、図柄表示手段19の図柄変動中に、抽選用遊
技図柄として選択的に変動表示される複数個の表示図柄
の中から特定図柄以外の非特定図柄を省略する非特定図
柄省略手段36を備えているので、非特定図柄の省略によ
り遊技者の期待感を高揚させることができる。
れば、図柄始動手段13が遊技球を検出することを条件に
図柄表示手段19の複数個の抽選用遊技図柄が変動し、該
図柄表示手段19の変動後の各抽選用遊技図柄が特定図柄
の組み合わせである特定表示となることを条件に遊技者
に有利な特別遊技状態を発生させるようにした弾球遊技
機において、図柄表示手段19の図柄変動中に、抽選用遊
技図柄として選択的に変動表示される複数個の表示図柄
の中から特定図柄以外の非特定図柄を省略する非特定図
柄省略手段36を備えているので、非特定図柄の省略によ
り遊技者の期待感を高揚させることができる。
【0062】また複数個の抽選用遊技図柄を変動表示可
能な図柄表示手段19と、遊技球の検出を条件に図柄表示
手段19の抽選用遊技図柄の変動を開始させる図柄始動手
段13と、該図柄始動手段13での遊技球の検出を条件に遊
技条件を抽選可能な抽選手段31と、該抽選手段31での抽
選結果を判定する抽選結果判定手段34と、該抽選結果判
定手段34での判定結果が特別遊技判定の場合に図柄表示
手段19の変動後の抽選用遊技図柄を特定表示とする特定
表示制御手段35と、特別遊技判定及び/又は特定表示の
場合に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊
技状態発生手段37とを備えた弾球遊技機において、図柄
表示手段19の図柄変動中に、抽選用遊技図柄として表示
される表示図柄の中から特定表示とならんとする特定図
柄以外の非特定図柄を変動から省略する非特定図柄省略
手段36を備えているので、非特定図柄の省略により遊技
者の期待感を高揚させることができる。
能な図柄表示手段19と、遊技球の検出を条件に図柄表示
手段19の抽選用遊技図柄の変動を開始させる図柄始動手
段13と、該図柄始動手段13での遊技球の検出を条件に遊
技条件を抽選可能な抽選手段31と、該抽選手段31での抽
選結果を判定する抽選結果判定手段34と、該抽選結果判
定手段34での判定結果が特別遊技判定の場合に図柄表示
手段19の変動後の抽選用遊技図柄を特定表示とする特定
表示制御手段35と、特別遊技判定及び/又は特定表示の
場合に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる特別遊
技状態発生手段37とを備えた弾球遊技機において、図柄
表示手段19の図柄変動中に、抽選用遊技図柄として表示
される表示図柄の中から特定表示とならんとする特定図
柄以外の非特定図柄を変動から省略する非特定図柄省略
手段36を備えているので、非特定図柄の省略により遊技
者の期待感を高揚させることができる。
【0063】更に非特定図柄省略手段36は、複数個の抽
選用遊技図柄の内、1個の抽選用遊技図柄を除く抽選用
遊技図柄が特定図柄を表示するリーチ状態の場合に、1
個の抽選用遊技図柄として変動表示される表示図柄の中
から特定図柄以外の非特定図柄を省略する機能を備えて
いるので、リーチ状態以降における遊技者の期待感を高
揚させることができる。
選用遊技図柄の内、1個の抽選用遊技図柄を除く抽選用
遊技図柄が特定図柄を表示するリーチ状態の場合に、1
個の抽選用遊技図柄として変動表示される表示図柄の中
から特定図柄以外の非特定図柄を省略する機能を備えて
いるので、リーチ状態以降における遊技者の期待感を高
揚させることができる。
【0064】非特定図柄省略手段36は、複数個の表示図
柄の中の非特定図柄を特定図柄に置換することにより、
複数個の表示図柄の中から非特定図柄を省略する機能を
備えているので、変動速度の制御を容易にできる。
柄の中の非特定図柄を特定図柄に置換することにより、
複数個の表示図柄の中から非特定図柄を省略する機能を
備えているので、変動速度の制御を容易にできる。
【0065】また図柄始動手段13が遊技球を検出するこ
とを条件に図柄表示手段19の複数個の抽選用遊技図柄が
変動し、該図柄表示手段19の変動後の各抽選用遊技図柄
が特定図柄の組み合わせである特定表示となることを条
件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるようにし
た弾球遊技機において、変動後に特定表示となる場合に
おける図柄表示手段19の図柄変動中に、抽選用遊技図柄
として変動表示される表示図柄を特定図柄とする特定図
柄表示制御手段を備えているので、遊技者の期待感を高
揚させることができる。
とを条件に図柄表示手段19の複数個の抽選用遊技図柄が
変動し、該図柄表示手段19の変動後の各抽選用遊技図柄
が特定図柄の組み合わせである特定表示となることを条
件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させるようにし
た弾球遊技機において、変動後に特定表示となる場合に
おける図柄表示手段19の図柄変動中に、抽選用遊技図柄
として変動表示される表示図柄を特定図柄とする特定図
柄表示制御手段を備えているので、遊技者の期待感を高
揚させることができる。
【0066】更に特定図柄表示制御手段は、複数個の抽
選用遊技図柄の内、1個の抽選用遊技図柄を除く抽選用
遊技図柄が特定図柄を表示するリーチ状態の場合に、1
個の抽選用遊技図柄として変動表示される表示図柄を特
定図柄とする機能を備えているので、リーチ状態以降に
おける遊技者の期待感を高揚させることができる。
選用遊技図柄の内、1個の抽選用遊技図柄を除く抽選用
遊技図柄が特定図柄を表示するリーチ状態の場合に、1
個の抽選用遊技図柄として変動表示される表示図柄を特
定図柄とする機能を備えているので、リーチ状態以降に
おける遊技者の期待感を高揚させることができる。
【0067】しかも変動中に抽選用遊技図柄を拡大及び
/又は縮小させるようにしているので、表示図柄を特定
図柄とすることと相俟って演出効果が更に向上する。
/又は縮小させるようにしているので、表示図柄を特定
図柄とすることと相俟って演出効果が更に向上する。
【0068】また変動中に抽選用遊技図柄を変形させる
ようにしているので、表示図柄を特定図柄とすることと
相俟って演出効果が更に向上する。
ようにしているので、表示図柄を特定図柄とすることと
相俟って演出効果が更に向上する。
【0069】更に変動中に抽選用遊技図柄の色を変化さ
せるようにしているので、表示図柄を特定図柄とするこ
とと相俟って演出効果が更に向上する。
せるようにしているので、表示図柄を特定図柄とするこ
とと相俟って演出効果が更に向上する。
【0070】また変動中に抽選用遊技図柄の背景を変化
させるようにしているので、表示図柄を特定図柄とする
ことと相俟って演出効果が更に向上する。
させるようにしているので、表示図柄を特定図柄とする
ことと相俟って演出効果が更に向上する。
【0071】以上、発明の各実施形態について詳述した
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
例えば、リーチ状態の後に大当たり発生になる場合等
に、残りの1個の特別図柄20c に変動表示される表示図
柄の内の非特定図柄を図柄変動から暫定的に省略するに
当たっては、いかなる省略手段を採用しても良い。
が、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
例えば、リーチ状態の後に大当たり発生になる場合等
に、残りの1個の特別図柄20c に変動表示される表示図
柄の内の非特定図柄を図柄変動から暫定的に省略するに
当たっては、いかなる省略手段を採用しても良い。
【0072】例えば、非特定図柄を特定図柄に置換し
て、その表示図柄の中から特定図柄以外の非特定図柄を
全て暫定的に省略しても良いし、置換以外の方式で表示
領域に変動表示される画面上で非特定図柄を省略するよ
うにしても良い。
て、その表示図柄の中から特定図柄以外の非特定図柄を
全て暫定的に省略しても良いし、置換以外の方式で表示
領域に変動表示される画面上で非特定図柄を省略するよ
うにしても良い。
【0073】また書換え等による置換方式を採用する
他、特別図柄表示手段19の図柄変動中に、特定表示制御
手段35により、その特別図柄20c に変動表示される表示
図柄の全てを特定図柄に切り換えるようにしても良い。
例えば、特定表示制御手段35は、特別図柄20c として変
動表示される表示図柄を特定図柄の1種類のみとし、そ
の1種類の特定図柄を表示領域21c 内で所定の変動方向
に移動させながら表示するようにプログラムを構成して
も良い。従って、結果的に特別図柄20c として変動表示
される表示図柄を特定図柄にできるものであれば、どの
ような手段を採用して非特定図柄を省略するように構成
しても良い。
他、特別図柄表示手段19の図柄変動中に、特定表示制御
手段35により、その特別図柄20c に変動表示される表示
図柄の全てを特定図柄に切り換えるようにしても良い。
例えば、特定表示制御手段35は、特別図柄20c として変
動表示される表示図柄を特定図柄の1種類のみとし、そ
の1種類の特定図柄を表示領域21c 内で所定の変動方向
に移動させながら表示するようにプログラムを構成して
も良い。従って、結果的に特別図柄20c として変動表示
される表示図柄を特定図柄にできるものであれば、どの
ような手段を採用して非特定図柄を省略するように構成
しても良い。
【0074】また実施形態では、リーチ状態で特別図柄
20c が高速変動から識別可能な速度になり、その特別図
柄20c の表示領域21c に変動表示される表示図柄が特定
図柄となった後に、非特定図柄を省略するようにしてい
るが、リーチ状態になった後直ちに非特定図柄を省略し
ても良いし、特別図柄20c の表示領域21c に特定図柄が
複数回現れた後に非特定図柄を省略しても良い。
20c が高速変動から識別可能な速度になり、その特別図
柄20c の表示領域21c に変動表示される表示図柄が特定
図柄となった後に、非特定図柄を省略するようにしてい
るが、リーチ状態になった後直ちに非特定図柄を省略し
ても良いし、特別図柄20c の表示領域21c に特定図柄が
複数回現れた後に非特定図柄を省略しても良い。
【0075】更に最終の停止図柄が特定表示となる場合
には、リーチ状態になる前の段階において、その各特別
図柄20a,20b,20c の表示領域21a,21b,21c に変動表示さ
れる表示図柄から非特定図柄を省略するようにしても良
い。
には、リーチ状態になる前の段階において、その各特別
図柄20a,20b,20c の表示領域21a,21b,21c に変動表示さ
れる表示図柄から非特定図柄を省略するようにしても良
い。
【0076】また最終的に特定表示となるか否かに関係
なく、特別図柄20a,20b,20c の通常の図柄変動の途中に
所定時間だけ非特定図柄を省略するようにしても良い。
これらの場合にも、図柄変動中に遊技者の期待感を高揚
させることができる効果がある。
なく、特別図柄20a,20b,20c の通常の図柄変動の途中に
所定時間だけ非特定図柄を省略するようにしても良い。
これらの場合にも、図柄変動中に遊技者の期待感を高揚
させることができる効果がある。
【0077】更に実施形態では、特別図柄表示手段19の
特別図柄20a,20b,20c を抽選用遊技図柄として例示して
いるが、普通図柄表示手段23の普通図柄においても同様
に実施可能である。また本発明は、各実施形態に例示の
ものを夫々組み合わせて併用することも可能である。そ
の他、本発明は、パチンコ機は勿論のこと、アレンジボ
ール機、雀球遊技機等の弾球遊技機でも同様に実施可能
である。
特別図柄20a,20b,20c を抽選用遊技図柄として例示して
いるが、普通図柄表示手段23の普通図柄においても同様
に実施可能である。また本発明は、各実施形態に例示の
ものを夫々組み合わせて併用することも可能である。そ
の他、本発明は、パチンコ機は勿論のこと、アレンジボ
ール機、雀球遊技機等の弾球遊技機でも同様に実施可能
である。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、図柄始動手段13が遊技
球を検出することを条件に図柄表示手段19の複数個の抽
選用遊技図柄が変動し、該図柄表示手段19の変動後の各
抽選用遊技図柄が特定図柄の組み合わせである特定表示
となることを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生
させるようにした弾球遊技機において、図柄表示手段19
の図柄変動中に、抽選用遊技図柄として選択的に変動表
示される複数個の表示図柄の中から特定図柄以外の非特
定図柄を省略する非特定図柄省略手段36を備えているの
で、非特定図柄の省略により遊技者の期待感を高揚させ
ることができる。
球を検出することを条件に図柄表示手段19の複数個の抽
選用遊技図柄が変動し、該図柄表示手段19の変動後の各
抽選用遊技図柄が特定図柄の組み合わせである特定表示
となることを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生
させるようにした弾球遊技機において、図柄表示手段19
の図柄変動中に、抽選用遊技図柄として選択的に変動表
示される複数個の表示図柄の中から特定図柄以外の非特
定図柄を省略する非特定図柄省略手段36を備えているの
で、非特定図柄の省略により遊技者の期待感を高揚させ
ることができる。
【図1】本発明の第1の実施形態を示す弾球遊技機の正
面図である。
面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す特別図柄表示手
段の説明図である。
段の説明図である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示す表示図柄列の説
明図である。
明図である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示す表示図柄列の説
明図である。
明図である。
【図7】本発明の第1の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
説明図である。
【図8】本発明の第2の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
説明図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す図柄変動過程の
説明図である。
説明図である。
【図10】本発明の第4の実施形態を示す図柄変動過程
の説明図である。
の説明図である。
【図11】本発明の第5の実施形態を示す図柄変動過程
の説明図である。
の説明図である。
13 特別図柄始動手段 19 特別図柄表示手段 31 第2抽選手段 34 抽選結果判定手段 35 特定表示制御手段 36 非特定図柄省略手段 37 特別遊技状態発生手段
Claims (1)
- 【請求項1】 図柄始動手段(13)が遊技球を検出するこ
とを条件に図柄表示手段(19)の複数個の抽選用遊技図柄
が変動し、該図柄表示手段(19)の変動後の前記各抽選用
遊技図柄が特定図柄の組み合わせである特定表示となる
ことを条件に遊技者に有利な特別遊技状態を発生させる
ようにした弾球遊技機において、前記図柄表示手段(19)
の図柄変動中に、前記抽選用遊技図柄として選択的に変
動表示される複数個の表示図柄の中から前記特定図柄以
外の非特定図柄を省略する非特定図柄省略手段(36)を備
えたことを特徴とする弾球遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000257679A JP2001120778A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 弾球遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000257679A JP2001120778A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 弾球遊技機 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30738799A Division JP2001120769A (ja) | 1999-10-28 | 1999-10-28 | 弾球遊技機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001120778A true JP2001120778A (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=18746105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000257679A Pending JP2001120778A (ja) | 2000-08-28 | 2000-08-28 | 弾球遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001120778A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010082318A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
-
2000
- 2000-08-28 JP JP2000257679A patent/JP2001120778A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010082318A (ja) * | 2008-10-01 | 2010-04-15 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
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