JP2002177530A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2002177530A
JP2002177530A JP2000380658A JP2000380658A JP2002177530A JP 2002177530 A JP2002177530 A JP 2002177530A JP 2000380658 A JP2000380658 A JP 2000380658A JP 2000380658 A JP2000380658 A JP 2000380658A JP 2002177530 A JP2002177530 A JP 2002177530A
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JP2000380658A
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Masatoshi Takizawa
昌利 滝沢
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Heiwa Corp
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 特別図柄の組合せを決定するのに遊技者の意
志を介入させて、当該遊技者の興趣を向上させたパチン
コ機を提供する。 【解決手段】 複数の選択スイッチ5を内枠の所定位置
に設けて、遊技条件に基づいて、選択スイッチ5に整合
して配置されると共に各々が特別図柄を隠伏した複数マ
ス4を可変表示装置2に表示するように構成しておい
て、選択スイッチ5を操作して所定数のマス4を順次選
択することにより、選択されたマス4に特別図柄が順次
表示され、表示されたマス4の特別図柄の組合せがゾロ
目であった場合に、大当たりとなるように構成した。こ
のように構成することで、特別図柄の組合せを決定する
のに遊技者の意志を介入させることが可能となり、当該
遊技者の興趣を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機に関す
るもので、特に、遊技者の興趣を向上させたパチンコ機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、数字やキャラクタ等で構成さ
れた例えば15種類の特別図柄を3列(左図柄、中図
柄、右図柄)に変動表示する特別図柄表示装置を遊技領
域の略中央に備えたパチンコ機が知られている。このよ
うなパチンコ機では、一般に該特別図柄表示装置の下方
に設置される始動口に遊技球が入賞することで3列の特
別図柄がそれぞれ変動表示され、所定時間の経過後、3
列の特別図柄が順次停止する。そして、これら3列の特
別図柄が特定の組合せで停止した際に所謂大当たりとな
り、一般に始動口の下方に位置する大入賞口が開口さ
れ、当該大入賞口に遊技球が所定数入賞するか又は当該
大入賞口の開口から所定時間が経過する間、ラウンドが
継続されるように構成されている。
【0003】また、パチンコ機においては、停止した左
図柄と中図柄との特別図柄が同一となる所謂リーチモー
ドになった場合に、例えば、右図柄を点滅表示しながら
変動させる方法、左図柄及び中図柄を変動する右図柄に
同期して再度変動表示させて同時に停止させる方法等、
右図柄を様々なパターンで停止させることにより遊技者
の興味を維持することが従来から行われてきた。
【0004】しかしながら、上記従来のパチンコ機で
は、大当たりが発生する確率が複数のリーチモード毎に
予め設定されているので、遊技者は同一機種を複数回遊
技することで、どの程度の期待値(発生確率)で大当た
りが発生するのか体感で予測できてしまい、同一機種で
変化に富んだ遊技を継続して楽しむことができなかっ
た。また、大当たりが発生してからの次の大当たりが発
生するまでの大当たりの発生確率が高くなる、所謂確率
変動機能を備えた遊技機においても、3列の図柄の組合
せが特定の同一の組み合わせに設定されているので、遊
技者の興味を維持するのは困難である。
【0005】また、上記特別図柄の組合せを揃えるよう
に意図する遊技者にとって、特別図柄の選択作業は全て
遊技機任せであるため、遊技者は自らの意志を遊技に介
入させることができず、長時間に及ぶ遊技では遊技者の
興趣が低下されるばかりか、遊技機に対して不信感を抱
かせることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
事情に鑑みてなされたもので、特別図柄の組合せの決定
に遊技者の意志を介入させるようにして、当該遊技者の
興趣を向上させたパチンコ機を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、遊技条件に
基づいて表示が変動する可変表示手段と、特別図柄の図
柄表示データを格納する図柄表示データ格納手段と、特
定の遊技条件で可変表示手段に複数のマスを表示するマ
ス表示手段と、可変表示手段に表示された複数のマスの
各々に、図柄表示データ格納手段に格納された図柄表示
データを設定する図柄表示データ設定手段と、枠の所定
位置に設けられ、可変表示手段に表示される複数のマス
に整合して配置された複数の選択スイッチと、選択スイ
ッチの操作に基づいて、選択された所定数の選択スイッ
チに対応するマスの各々に、図柄表示データ設定手段に
より設定された図柄表示データの特別図柄を順次表示す
る特別図柄表示手段と、選択された所定数の選択スイッ
チに対応する各々のマスに表示された特別図柄が、特定
の組合せであるか否かを判定する判定手段とを具備した
ことを特徴とする。
【0008】このように構成することで、所定遊技条件
に基づいて、マス表示手段により、可変表示手段に複数
のマスが表示されると共に、図柄表示データ設定手段に
より、各々のマスに図柄表示データ格納部に格納された
特別図柄の図柄データが振り分けられる。そして、遊技
者の選択スイッチの操作により所定数のマスが順次選択
されると、特別図柄表示手段により、選択されたマスに
設定された特別図柄が当該マスに順次表示され、判定手
段により、表示された特別図柄の組合せが特定の組合せ
であると判定された場合には、遊技者に有利な特別遊技
状態(大当たり)になる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の一実施の形態のパチンコ
機を図1ないし図9に基づいて説明する。まず、本実施
の形態のパチンコ機の概略を説明する。図1に示すよう
に、本実施の形態のパチンコ機1は、遊技条件に基づい
て表示が変動する可変表示装置(可変表示手段)2を備
えたパチンコ機1であって、特定の遊技条件で、各々に
特別図柄3(図7の(b)参照)を隠伏した(見えない
ように隠した)複数のマス4を可変表示装置2に表示し
て、該複数のマス4の配置に整合するように配置した複
数の選択スイッチ5を、内枠1aの所定位置に配設して
構成されている。
【0010】また、本パチンコ機1は、選択スイッチ5
を操作して遊技者が所定数(本実施例では3つ)のマス
4を順次選択することにより、図8及び図9に示すよう
に、選択されたマス4に隠伏された特別図柄3(図7の
(b)参照)が各々のマス4に順次表示され、選択され
た3つのマス4の特別図柄3の組合せが特定の組合せ
(ゾロ目)である場合に、遊技者に有利な特別遊技状態
(大当たり)とする構造になっている。
【0011】これにより、本実施の形態のパチンコ機1
では、特別図柄3の組合せの決定に遊技者の意志を介入
させることが可能となり、遊技者の遊技に対する興趣を
向上させて同一機種のパチンコ機1で繰り返し遊技する
際の遊技者の飽きを防止した構造になっている。
【0012】次に、本実施の形態のパチンコ機1の構造
を説明する。図1に示すように、本実施の形態のパチン
コ機1は、ホールの設置用壁(シマ)に設置される外枠
1bと、該外枠1bにヒンジ6を介して回動可能に取り
付けられた内枠1aとで構成されており、該内枠1aに
は遊技盤7、ハンドル8、上受け皿9及び下受け皿10
等が配設されている。また、上記遊技盤7には、外レー
ル11で包囲された遊技領域12の略中央に、液晶表示
パネル(LCD)等で構成され、図柄表示制御装置13
(図3参照)の制御に基づいて表示を変動させる可変表
示装置(可変表示手段)2が配設されている。
【0013】また、図1に示すように、本パチンコ機1
は、可変表示装置2の下方に始動口14を具備してお
り、当該始動口14に遊技球(図示せず)が入賞するこ
とにより、可変表示装置2の表示を所要に変動させる構
造になっている。さらに、上記始動口14の下方には、
特別遊技状態(大当たり)時に開放される大入賞口16
が配設されており、開放された大入賞口16は、当該大
入賞口16に所定数の遊技球が入賞するか、又は当該大
入賞口16が開口してから所定時間の経過後に閉塞され
る構造になっている。
【0014】次に、本実施の形態のパチンコ機1の制御
系の概略を図2に基づいて説明する。本パチンコ機1
は、所定遊技条件に基づいて、マス表示手段Bにより、
可変表示手段Aに複数(本実施例では縦3列横3列の合
計9つ)のマス4(図1及び図7の(a)参照)が表示
されると共に、図柄表示データ設定手段Cにより、表示
された複数のマス4の各々に、図柄表示データ格納手段
Dに格納された特別図柄3(図7の(b)参照)の図柄
表示データを設定する構造になっている。
【0015】また、本実施の形態のパチンコ機1は、選
択スイッチ5(図1参照)を操作して遊技者により所定
数(本実施例では3つ)のマス4が選択されると、特別
図柄表示手段Eにより、選択されたマス4の各々に設定
された図柄表示データの特別図柄3を当該マス4に順次
表示させる。そして、判定手段Fにより、選択されたマ
ス4に表示された特別図柄の組合せが、特定の組合せ
(本実施例では同一種類の特別図柄3の組合せ、所謂ゾ
ロ目)であると判定された場合には、遊技者に有利な特
別遊技状態(大当たり)となるように構成されている。
【0016】次に、本実施の形態のパチンコ機1の詳細
を説明する。図3に示すように、本パチンコ機1は、マ
イクロコンピュータから成る主制御装置17を具備して
おり、該主制御装置17には、上記選択スイッチ5及び
始動口14への遊技球の入賞を検出する始動口スイッチ
15が接続されている。また、主制御装置17には、マ
イクロコンピュータで構成され、遊技条件に基づいて可
変表示装置2の表示を所要に変動させる図柄表示制御装
置13がバス(図示せず)を介して接続されている。
【0017】また、本実施の形態のパチンコ機1は、主
制御装置17により始動口スイッチ15の出力信号が認
識されることで、図柄表示制御装置13により、可変表
示装置2に縦3列×横3列の1〜9のマス4(図7の
(a)参照)が表示され、表示されたマス4の各々に、
図柄表示データ格納手段C(図2参照)としての図柄表
示データ格納部(図示せず)に格納された複数種の図柄
データのうち1つの図柄データが所定に設定される構造
になっている。
【0018】また、主制御装置17は、遊技者による選
択スイッチ5の操作に基づいて、選択された選択スイッ
チ5の出力信号を図柄表示制御装置13に出力し、当該
図柄表示制御装置13は、この主制御装置17からの出
力信号に基づいて、対応する(選択された)マス4に、
当該マス4に設定された図柄表示データの特別図柄3を
順次表示する構造になっている。そして、選択された3
つのマス4に表示された特別図柄3の組合せが特定の組
合せ、例えば、図9の(a)に示すように、同一種類の
特別図柄3の組合せ(ゾロ目)となったことが主制御装
置17により認識された場合に、遊技者に有利な特別遊
技状態、所謂大当たりとなる構造になっている。
【0019】次に、図柄表示制御装置13の図柄表示デ
ータ設定手段C(図2参照)としての機能を説明する。
図柄表示制御装置13は、各々に特別図柄3の図柄表示
データが割当てられた乱数を具備しており、例えば、本
図柄表示制御装置13においては、図6の(a)に示す
ように、1〜27の乱数にそれぞれ所定の特別図柄3
(図柄表示データ)が割当てられている。そして、図柄
表示制御装置13は、始動口スイッチ15の出力信号を
主制御装置17が認識したタイミングで、可変表示装置
2に表示された1〜9のマス4(図7の(a)参照)に
順次乱数を非復元抽出することにより、1〜9のマス4
に特別図柄3の図柄表示データが順次設定される構造に
なっている。
【0020】また、図6の(b)に示すように、乱数と
特別図柄3の図柄表示データとを1対1に対応させてお
いて、始動口スイッチ15の出力信号を主制御装置17
が認識したタイミングで、最初のマス4(例えば図7の
(a)中の1が表示されたマス4a)に図柄表示データ
を設定するための乱数を抽出して、残りのマス4(2〜
9のマス)に乱数を順次復元抽出することで、1〜9の
マス4に特別図柄3の図柄表示データを設定してもよ
い。
【0021】このような構成において、本実施の形態の
パチンコ機1の作用を図4及び図5に示すフローチャー
トに基づいて説明する。まず、始動口スイッチ15の出
力信号に基づいて主制御装置17(図3参照)により遊
技球が始動口14に入賞したことが認識されると(ステ
ップ1のY)、図柄表示制御装置13により、所定に配
置された複数のマス4(図7の(a)参照)を可変表示
装置2に表示するマス表示手段B(図2参照)のマス表
示処理が実行される(ステップ2)。なお、ステップ1
において主制御装置17が始動口スイッチ15の出力信
号を認識していない場合(ステップ1のN)には再びス
テップ1に戻る処理が実行される。
【0022】また、図柄表示制御装置13は、マス表示
手段B(図2参照)により可変表示装置2にマス4が表
示されたタイミングで、図柄表示データ設定手段C(図
2参照)の図柄表示データ設定処理を施し(ステップ
3)、1〜9のマス4(図7の(a)参照)の各々に、
図6の(a)に示す乱数を非復元抽出により順次振り分
けるようにして、図柄表示データ格納手段D(図2参
照)に格納された複数種の特別図柄3の図柄表示データ
の中から1つの図柄表示データを順次設定する。そし
て、これらマス表示処理(ステップ2)及び図柄表示デ
ータ設定処理(ステップ3)により、可変表示装置2に
は各々に特別図柄3が隠伏された複数のマス4が表示さ
れることになる。
【0023】次に、特別図柄表示手段Eの特別図柄表示
処理(ステップ4)と、判定手段(図2参照)の判定処
理(ステップ5)との作用を説明する。まず、特別図柄
表示手段E(図2参照)の特別図柄表示処理(図4中の
ステップ4)の作用を説明する。特別図柄表示処理で
は、選択スイッチ5の操作により順次選択されたマス4
に、当該マス4に隠伏された特別図柄3(図7の(b)
参照)を順次表示させる処理が実行される。可変表示装
置2に1〜9のマス4(図7の(a)参照)が表示され
ると、1回目の選択スイッチ5が選択されたか否かが判
別され(図5中のステップ41)、1回目の選択スイッ
チ5が選択されると(ステップ41のY)、選択された
選択スイッチ5に対応するマス4に隠伏されていた特別
図柄3が当該マス4に表示される。
【0024】次に、2回目の選択スイッチ5が選択され
たか否かが判別され(ステップ42)、2回目の選択ス
イッチ5が選択されると(ステップ42のY)、選択さ
れた選択スイッチ5に対応するマス4に隠伏されていた
特別図柄3が当該マス4に表示される。なお、ステップ
41で1回目の選択スイッチ5が選択されない場合には
(ステップ41のN)、所定時間(本実施例では30
秒)経過後に、1のマス4aに隠伏された特別図柄3を
表示してステップ42に進む処理(ステップ43)が実
行される。
【0025】次に、3回目の選択スイッチ5が選択され
たか否かが判別され(ステップ44)、3回目の選択ス
イッチ5が選択されると(ステップ44のY)、選択さ
れた選択スイッチ5に対応するマス4に隠伏されていた
特別図柄3を当該マス4に表示して、特別図柄表示手段
E(図2参照)の特別図柄表示処理(図4中のステップ
4)を終了する。
【0026】なお、ステップ42で2回目の選択スイッ
チ5が選択されなかった場合には(ステップ42の
N)、所定時間(本実施例では30秒)経過後に、特別
図柄3を表示していない8つのマス4のうち数値(2〜
9)の小さいマス4から優先して当該マス4に隠伏され
た特別図柄3を表示し、ステップ44に進む処理が実行
される(ステップ45)。さらに、ステップ44で3回
目の選択スイッチ5が選択されなかった場合には(ステ
ップ44のN)、所定時間(本実施例では30秒)経過
後に、特別図柄3を表示していない7つのマス4のうち
数値の小さいマス4から優先して当該マス4に隠伏され
た特別図柄3を表示し、特別図柄表示手段E(図2参
照)の特別図柄表示処理(図4中のステップ4)を終了
する(ステップ46)。
【0027】次に、判定手段F(図2参照)の判定処理
(図4中のステップ5)を説明する。判定処理では、選
択された3つのマス4の各々に表示された特別図柄3の
組合せが、同一種類の特別図柄3の組合せ、所謂ゾロ目
であるか否かを判定する処理が実行される。特別図柄表
示処理(図4中のステップ4)により、可変表示装置2
の選択された3つのマス4の各々に特別図柄3が表示さ
れると、上記判定処理が実行され、これら3つの特別図
柄3の組合せが同一種類の特別図柄3の組合せであるか
否か、即ちゾロ目であるか否かが判定される(ステップ
47)。そして、特別図柄3の組合せがゾロ目であった
場合には(ステップ47のY)、遊技者に有利な特別遊
技状態(大当たり)となり判定処理を終了する。なお、
ステップ47において特別図柄3の組合せがゾロ目でな
かった場合には(ステップ47のN)、はずれとなり判
定処理を終了する。
【0028】次に、本実施の形態のパチンコ機1の作用
を具体的に説明する。まず、始動口14(図1参照)に
遊技球が入賞して始動口スイッチ15(図3参照)がO
Nされると、図1に示すように、縦3列×横3列の1〜
9の選択スイッチ5が可変表示装置2に表示されると共
に、該1〜9のマス4(図7の(a)参照)の各々に、
乱数(図6の(a)参照)が順次振り分けられて該乱数
に対応する図柄表示データの特別図柄3が設定される。
【0029】例えば、1のマス4a(図7の(a)参
照)に乱数「16」、2のマス4bに乱数「20」、3
のマス4cに乱数「7」、4のマス4dに乱数「1
1」、5のマス4eに乱数「8」、6のマス4fに乱数
「27」、7のマス4gに乱数「1」、8のマス4hに
乱数「25」及び9のマス4iに乱数「22」が振り分
けられた場合には、図7の(b)に示すように、1〜9
の各々のマス4に、当該マス4に割当てられた乱数に対
応する特別図柄3が隠伏されることになる。
【0030】次に、1回目の選択スイッチ5の選択とし
て、例えば1の選択スイッチ5(図1中の左側上段の選
択スイッチ)が遊技者により選択されると、図8の
(a)に示すように、選択された選択スイッチ5に対応
する1のマス4aに、当該マス4aに隠伏されていた特
別図柄3「7」が表示される。そして、2回目の選択ス
イッチ5の選択として、例えば8の選択スイッチ5(図
1中の中央下段の選択スイッチ)が選択されると、図8
の(b)に示すように、選択された選択スイッチ5に対
応する8のマス4hに、当該マス4hに隠伏されていた
特別図柄3「7」が表示される。そして、図8の(b)
に示すように、2回目の選択スイッチ5が選択された時
点で、選択された2つのマス4に表示された特別図柄3
の組合せが同一種類の特別図柄3の組合せである場合
が、所謂リーチ状態である。
【0031】次に、3回目の選択スイッチ5の選択とし
て、例えば3の選択スイッチ5(図1中の右側上段の選
択スイッチ)が選択されると、図9の(a)に示すよう
に、選択された選択スイッチ5に対応する3のマス4c
に、当該マス4cに隠伏されていた特別図柄3「7」が
表示される。そして、図9の(a)に示すように、可変
表示装置2に順次表示された3つの特別図柄3の組合せ
が同一種類の特別図柄3の組合せ、即ちゾロ目である場
合に大当たりとなる。
【0032】なお、図柄表示データ設定手段C(図2参
照)の処理で各々のマス4に特別図柄3の図柄表示デー
タを振り分ける際に、図9の(b)に示すように、任意
のマス4に「もう1回」の特別図柄3の図柄表示データ
を配置して、この「もう1回」の特別図柄3が選択され
たマス4(図9の(b)中では中央中段のマス)に表示
された場合には、4回目の選択スイッチ5の選択が行え
るようにして、遊技者の興趣をより高めるようにしても
よい。
【0033】したがって、本実施の形態のパチンコ機1
は、遊技条件に基づいて表示が変動する可変表示装置2
を備えたパチンコ機1であって、所定に配置した複数の
選択スイッチ5を内枠1aの所定位置に設けておいて、
遊技球が始動口14に入賞することで、上記可変表示装
置に、選択スイッチ5に整合して配置されると共に各々
が特別図柄3を隠伏した複数マス4を表示するように構
成した。そして、遊技者が選択スイッチ5を操作して所
定数(本パチンコ機1では3つ)のマス4を順次選択す
ることにより、選択されたマス4に隠伏されていた特別
図柄3が当該マス4に順次表示され、表示された所定数
(3つ)のマス4の特別図柄3の組合せが特定の特別図
柄3の組合せ(本パチンコ機1ではゾロ目)であった場
合に、遊技者に有利な特別遊技状態(大当たり)となる
ように構成した。これにより、本実施の形態のパチンコ
機1は、特別図柄3の組合せの決定に遊技者の意志を介
入させることが可能となり、遊技者の興趣を向上させて
遊技を繰り返し行うことによるパチンコ機1に対する遊
技者の飽きを防止することができる。
【0034】
【発明の効果】本発明のうち請求項1に記載の発明によ
れば、本実施の形態のパチンコ機は、遊技条件に基づい
て表示が変動する可変表示装置を備えたパチンコ機であ
って、所定に配置した複数の選択スイッチを枠の所定位
置に設けておいて、遊技球が始動口に入賞することによ
り、上記選択スイッチに整合して配置されると共に各々
が特別図柄を隠伏した複数マスを可変表示装置に表示し
た。そして、遊技者が選択スイッチを操作して所定数の
マスを順次選択することにより、選択されたマスに隠伏
されていた特別図柄が当該マスに順次表示され、表示さ
れた所定数のマスの特別図柄の組合せが特定の特別図柄
の組合せであった場合には、遊技者に有利な特別遊技状
態(大当たり)となるように構成したので、特別図柄の
組合せの決定に遊技者の意志を介入させることが可能と
なり、遊技者の興趣を向上させて遊技を繰り返し行うこ
とによるパチンコ機に対する遊技者の飽きを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態のパチンコ機の正面図である。
【図2】本実施の形態のパチンコ機の概略構成を示すブ
ロック図である。
【図3】本実施の形態のパチンコ機の制御系の概略を示
すブロック図である。
【図4】本実施の形態のパチンコ機を説明するためのフ
ローチャートである。
【図5】本実施の形態のパチンコ機を説明するためのフ
ローチャートで、特に、特別図柄表示手段と判定手段と
のフローチャートである。
【図6】本実施の形態のパチンコ機における図柄表示デ
ータ設定手段が、各々のマスに特別図柄の図柄表示デー
タを振り分ける際に使用する乱数とそれぞれの乱数に対
応する特別図柄とを示す図で、(a)は乱数を非復元抽
出法により抽出する場合の乱数と特別図柄との対応を示
す図で、(b)は乱数を非復元抽出法により抽出する場
合の乱数と特別図柄との対応を示す図である。
【図7】本実施の形態のパチンコ機の説明図で、(a)
は可変表示装置に表示された1〜9のマスを示す図で、
(b)は1〜9の各々のマスに特別図柄が隠伏されてい
る状態の一例を示す図である。
【図8】本実施の形態のパチンコ機の説明図で、(a)
は1回目の選択スイッチの選択が行われて選択された選
択スイッチに対応するマスに特別図柄が表示された状態
の一例を示す図で、(b)は1回目の選択スイッチの選
択に続いて2回目の選択スイッチの選択が行われ、選択
された選択スイッチに対応するマスに特別図柄が表示さ
れた状態の一例を示す図で、特に、リーチ状態を示す図
である。
【図9】本実施の形態のパチンコ機の説明図で、(a)
は2回目の選択スイッチの選択に続いて3回目の選択ス
イッチの選択が行われ、選択された選択スイッチに対応
するマスに特別図柄が表示された状態の一例を示す図
で、特に、選択された特別図柄の組合せが同一種類の特
別図柄の組合せ(ゾロ目)である、所謂大当たりの状態
を示す図で、(b)は特別図柄のバリエーションの一例
を示した図である。
【符号の説明】
1 パチンコ機 2 可変表示装置(可変表示手段) 3 特別図柄 4 マス 5 選択スイッチ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技条件に基づいて表示が変動する可変
    表示手段と、 特別図柄の図柄表示データを格納する図柄表示データ格
    納手段と、 特定の遊技条件で前記可変表示手段に複数のマスを表示
    するマス表示手段と、 前記可変表示手段に表示された複数のマスの各々に、前
    記図柄表示データ格納手段に格納された図柄表示データ
    を設定する図柄表示データ設定手段と、 枠の所定位置に設けられ、前記可変表示手段に表示され
    る複数のマスに整合して配置された複数の選択スイッチ
    と、 前記選択スイッチの操作に基づいて、選択された所定数
    の選択スイッチに対応する前記マスの各々に、前記図柄
    表示データ設定手段により設定された図柄表示データの
    特別図柄を順次表示する特別図柄表示手段と、 前記選択された所定数の選択スイッチに対応する各々の
    マスに表示された特別図柄が、特定の組合せであるか否
    かを判定する判定手段とを具備したことを特徴とするパ
    チンコ機。
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