JP2006180948A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 図柄変動に関連する情報を遊技者の操作入力に応じて図柄表示装置に表示する。
【解決手段】 報知演出表示パターン抽選手段156は、操作入力検出手段180による操作ボタンの押下の検出に応答して図柄変動に関連する情報を遊技者に報知する報知演出を制御する報知演出表示パターンを複数格納する。報知演出実行判定手段154は、報知演出を実行するか否かを判定する。報知演出表示パターン抽選手段156は、報知演出を実行すると判定されたとき、報知演出表示パターンを選択する抽選を行う。報知演出表示手段158は、選択された報知演出表示パターンにしたがって、図柄変動の表示にオーバーラップさせて報知演出の画像を表示させる。報知演出実行判定手段154は、報知演出の実行中に操作ボタンの押下が検出されなかったとき、再び報知演出の実行判定をすることなく報知演出を継続して実行させる。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ぱちんこ遊技機等の弾球遊技機に関し、特に、弾球遊技機における演出表示技術に関する。
各種の弾球遊技機のうち、特に第1種ぱちんこ遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組み合わせが特定の態様となった場合に、通常より多くの賞球数が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。
これらの弾球遊技機のなかには、遊技者からの操作入力を受け付けるためのボタンを有するものもある。遊技者がこのボタンを図柄変動中に押下すると、大当たりへの期待感を高めるための演出がなされる。例えば、図柄変動中の装飾図柄の停止図柄が大当たりの組み合わせとなることを示唆するような演出方法が知られている。
特開2003−230714号公報
しかしながら、従来の弾球遊技機では、図柄変動中に遊技者がボタンなどの操作手段を操作したときに限り大当たりへの期待感を高める演出がなされ、操作がないまま図柄変動が終了した場合は、その演出をさせる権利が失われていた。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、図柄変動に関連する情報を遊技者の操作入力に応じて表示する権利が複数回の図柄変動にまたがって保持される弾球遊技機を提供することにある。
本発明のある態様の弾球遊技機は、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技領域内の所定の位置に設けられた始動入賞口と、始動入賞口への遊技球の落入に応じて抽選値を取得し該抽選値が当たりか否かを判定する当否判定手段と、複数の図柄表示領域にそれぞれ図柄が表示される図柄表示装置と、抽選値を参照して決定される図柄表示パターンにしたがって図柄表示装置の画面に図柄変動を表示させる表示制御手段と、遊技者の操作入力を検出する操作入力検出手段と、操作入力検出手段による操作入力の検出に応答して図柄変動に関連する情報を遊技者に報知する報知演出を制御する報知演出表示パターンを複数格納する報知演出表示パターン格納手段と、報知演出を実行するか否かを判定する報知演出実行判定手段と、報知演出実行判定手段により報知演出を実行すると判定されたとき、報知演出表示パターンを選択する抽選を行う報知演出表示パターン抽選手段と、報知演出表示パターン抽選手段により選択された報知演出表示パターンにしたがって図柄変動の表示にオーバーラップさせて報知演出の画像を表示させる報知演出表示手段と、を備える。そして、報知演出表示手段は、報知演出の実行中に操作入力検出手段により操作入力が検出されたときに、図柄表示パターンを参照して図柄変動に関連する情報を表示させ、報知演出実行判定手段は、報知演出の実行中に操作入力検出手段によって操作入力が検出されなかったとき、再び報知演出の実行判定をすることなく報知演出を継続して実行させることを特徴とする。
ここで、「図柄変動に関連する情報」とは、当該図柄変動に対応する抽選の結果の示唆や図柄変動の内容に対応するメッセージなどの、遊技者の期待感を高めるような情報を指す。この態様によれば、遊技者による操作ボタンの操作の検出に応じて図柄変動に関連する情報を提供する「報知演出」を、遊技者の操作がないときには複数回の図柄変動をまたいで持ち越せるこようにしたので、遊技者にとって有利なタイミングで、報知演出による情報の提供を受けることが可能になる。
報知演出表示パターン格納手段は、報知演出表示パターンとして、操作入力検出手段による操作入力の検出が有効にされたことを遊技者に通知する第1の画像と、操作入力検出手段による操作入力の検出に応答して第1の画像から変化する第2の画像とが定義されたパターンを有し、該第2の画像をもって図柄変動に関連する情報を遊技者に報知するようにしてもよい。
これによれば、報知演出表示パターンに、遊技者に対して操作入力が有効になったことを通知する第1の画像(例えば、「タマゴ」の画像)と、図柄変動に関連する情報を遊技者に提供するための第2の画像(例えば、「ヒヨコ」の画像)とを定義するようにしたので、第1の画像によって遊技者に対して報知演出が開始されたことを知らしめるとともに、第1の画像から第2の画像への変化(例えば、タマゴが割れて中からヒヨコが出てくるような画像)としていかなる表示がなされるかという期待感を遊技者に持たせることができる。
弾球遊技機は、図柄変動の回数をカウントするカウント手段をさらに備えてもよく、この場合、報知演出実行判定手段は、操作入力検出手段による操作入力の検出がないままカウント手段により所定回数の図柄変動がカウントされたとき、報知演出を終了させてもよい。
これにより、一回の所定条件の成立に基づく報知演出が長期間(例えば、100回の図柄変動)にわたって続くことがなくなるので、報知演出の画像が常に表示されていることによる遊技者の興味の低下を防止することができる。
操作入力検出手段は、画面に図柄変動が表示されていないとき、遊技者からの操作入力を無効にするようにしてもよい。これにより、図柄変動の表示はなされていないが報知演出が実行されているときに、操作ボタンからの入力を防ぐことができるので、遊技方法を知らない遊技者が無駄な操作をすることを防止することができる。
本発明による弾球遊技機によれば、図柄変動に関連する情報を遊技者の操作入力に応じて表示させる権利を、複数回の図柄変動にまたがって保持することができる。
図1は、弾球遊技機の例であるぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す。本実施例におけるぱちんこ遊技機は、特別遊技の実行中であるか否かにかかわらず図柄変動の表示を可能とした第1種ぱちんこ遊技機を前提とする。ぱちんこ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤面で構成される。ぱちんこ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、透明板13、扉14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有し、ぱちんこ遊技機10を設置すべき位置に固定するための枠体である。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、図示しないヒンジ機構により外枠11へ開閉可能に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
透明板13は、ガラスなどにより形成され、遊技盤50の遊技領域52を透視可能な板である。扉14は、透明板13を支持する。扉14は、図示しないヒンジ機構により前枠12へ開閉可能に取り付けられる。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。上球皿15と下球皿16の間にはスピーカ18が設けられており、遊技状態などに応じた効果音が出力される。
遊技盤50は、外レール54と内レール56により区画された遊技領域52上に、アウト口58、図柄表示装置60、第1種始動入賞口(以下、「始動口」という)62、センター飾り64、大入賞口66、作動口68および一般入賞口72を含む。さらに遊技領域52には、図示しない複数の遊技釘や風車などの機構が設置される。始動口62は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置74と、始動口を拡開させるための普通電動役物ソレノイド76を備える。大入賞口66は、遊技球の入球を検出するための入賞検出装置78と、大入賞口66を拡開させるための大入賞口ソレノイド80を備える。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ内レール56と外レール54に案内されて遊技領域52へ発射される。遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域52の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘や風車に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下する。遊技球が一般入賞口72や始動口62、大入賞口66の各入賞口へ落入すると、その入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15または下球皿16に払い出される。一般入賞口72等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口58に落入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本明細書において「落入」「入球」「入賞」は「通過」を含むものとする。
特別図柄表示部82には、第1種特別図柄と呼ばれる図柄(以下、「特別図柄」という)92が表示される。遊技盤50の略中央に設けられた図柄表示装置60は、特別図柄に連動する装飾図柄96を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。ここで、特別図柄92は、始動口62への遊技球の落入を契機として行われる抽選の結果に応じた図柄であり、大当たりを発生させるか否かを示す役割をもつ。装飾図柄96は、抽選の結果表示を視覚的に演出するための図柄である。図柄表示装置60は、この実施例では液晶ディスプレイで構成されるが、機械式のドラムやLEDなどの他の表示装置であってもよい。図柄表示装置60は、装飾図柄96としてスロットマシンのゲームを模した複数列の図柄変動の動画像を画面の中央領域に表示する。なお、特別図柄は、図柄表示装置60の画面内に表示されてもよい。
特別図柄表示部82の周囲には、保留ランプ20が設けられている。保留ランプ20は、4個のランプからなり、その点灯個数によって保留球数を表示する。保留球数は、図柄変動中に始動口62へ入賞した抽選結果の個数であり、図柄変動がまだ実行されていない入賞球の数を示す。また、遊技効果ランプ90が遊技領域52に設けられ、点滅等することで演出の役割を果たす。
始動口62は普通電動役物により形成され、その入口が拡開可能となっている。普通電動役物が拡開状態にあるときには、非拡開状態よりも始動口62に遊技球が落入しやすくなる。始動口62は、遊技領域52における所定位置に設けられる。以下、始動口62に関し、普通電動役物が拡開して遊技球が始動口62に落入しやすい状態を開放状態と呼ぶ。大入賞口66は、特別図柄92が所定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口である。大入賞口66はアウト口58の上方等の位置に設けられる。大入賞口66の内側は、特定領域(いわゆるVゾーン)と一般領域に区画されている。大入賞口66の入賞検出装置78は、遊技球の特定領域の通過を検出するセンサと、一般領域の通過を検出するセンサを備えて構成される。
遊技球が始動口62に落入すると、特別図柄表示部82の特別図柄92および図柄表示装置60の装飾図柄96が変動表示される。特別図柄92および装飾図柄96の変動表示は、原則として表示に先だって決定された表示時間の経過後に停止される。停止時の特別図柄92が大当たりを示す図柄である場合、大入賞口66の開閉動作が開始され、通常遊技よりも遊技者に有利な状態である特別遊技に移行する。
特別遊技においては、大入賞口66は、約30秒間開放された後、または9球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。大入賞口66の開放中に遊技球が特定領域へ少なくとも1球落入することを条件に、大入賞口66は再度開放される。この大入賞口66の開閉は、所定回数、例えば最高で15回繰り返される。
停止時の特別図柄92が、確率変動付き大当たりを示す図柄である場合、特別遊技の終了後、確率変動遊技が開始される。確率変動遊技においては、通常時より当たりの確率が高い抽選が行われ、比較的早期に新たな特別遊技が発生する。
図柄表示装置60の周囲には、センター飾り64が設けられる。センター飾り64は、遊技球の流路、図柄表示装置60の保護、装飾等の機能を有する。
遊技球が作動口68を通過すると、所定時間、普通図柄94と呼ばれる図柄が変動表示される。普通図柄94は、遊技領域52の右下に位置する普通図柄表示部84において変動表示される。所定時間の経過後に普通図柄94の変動表示が停止すると、通常、50%から80%程度の確率で始動口62が所定時間拡開する。
操作ボタン22は、遊技者からの操作入力を受け付ける。遊技者が装飾図柄の変動表示中において操作ボタン22を押下すると、その演出内容が変化する。
図2は、ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はぱちんこ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。メイン基板41は、ぱちんこ遊技機10の全体動作を制御し、特に始動口62へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。サブ基板49は、液晶ユニット42を備え、図柄表示装置60における表示内容を制御し、特にメイン基板41による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。メイン基板41およびサブ基板49は、遊技制御装置100を構成する。セット基盤39は、賞球タンク44や賞球の流路、賞球を払い出す払出ユニット43等を含む。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域52へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、ぱちんこ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、本実施例におけるぱちんこ遊技機10の機能ブロックを示す。ぱちんこ遊技機10において、遊技制御装置100は、始動口62、大入賞口66、操作ボタン22、図柄表示装置60、スピーカ18、遊技効果ランプ90のそれぞれと電気的に接続されており、各種制御信号の送受信を可能とする。遊技制御装置100は、遊技の基本動作だけでなく、図柄の変動表示や電飾等の演出的動作も制御する。
遊技制御装置100は、ハードウエア的にはデータやプログラムを格納するROM、演算処理や制御処理に用いるCPUやRAM等の素子で実現でき、ソフトウエア的には画像処理機能、制御機能、乱数発生機能等のプログラムによって実現されるが、本図ではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックはハードウエア、ソフトウエアの組み合わせによっていろいろな形で実現できる。遊技制御装置100は、遊技の基本動作を含むぱちんこ遊技機10の全体動作を制御するメイン基板41と、図柄の演出等を制御するサブ基板49とに機能を分担させた形態で構成されてもよい。
まず、図3を参照して各機能ブロックの構成を述べたうえで、その具体的な処理および相互作用に関しては、図4以降のフローチャートを参照して後述する。
本実施例の遊技制御装置100は、各入賞口への入球を判定する入球判定手段110、特別遊技への移行条件として抽選の結果が当たりであるか否かを判定する当否判定手段120、図柄変動の停止図柄および変動表示の表示パターンを決定する図柄決定手段130、報知演出の実行の可否を判定するとともにその表示を制御する報知演出制御手段150、図柄や電飾等の表示を制御する表示制御手段170、操作ボタン22の押下を検出する操作入力検出手段180、大当たり中の特別遊技を制御する特別遊技制御手段190、始動口62などの普通電動役物の開閉を制御する普通電動役物開閉制御手段192、および大入賞口66の開閉を制御する大入賞口開閉制御手段194を備える。
入賞検出装置74は始動口62に設けられたセンサであり、始動口62への遊技球の落入を検出し、落入を示す始動入賞情報を生成する。入球判定手段110は、始動入賞情報を受け取ると遊技球が始動口62に入賞したと判断する。
当否判定手段120は、抽選乱数取得手段122と特別遊技移行抽選手段124を含む。抽選乱数取得手段122は、保留球数が上限に達しているか否かを調べる。例えば、保留球数の上限は予め4つに設定されている。保留球数が上限に達していない場合、入球判定手段110が始動入賞情報を受け取ったタイミングで、抽選乱数取得手段122が抽選乱数を取得する。このとき、抽選乱数取得手段122は保留球数として1を加算し、保留球としてこの抽選乱数を一時記憶する。抽選乱数取得手段122は、数学的に抽選乱数を生成して取得してもよく、また図示しないカウンタにより生成されるカウント値を抽選乱数として取得してもよい。抽選乱数は、例えば、0〜300の範囲で生成される整数である。抽選乱数取得手段122は、保留球数が上限に達している場合、始動入賞情報を受け取っても抽選乱数を取得しない。
特別遊技移行抽選手段124は、抽選乱数取得手段122が一時記憶する抽選乱数を適宜読み出し、その抽選乱数に基づいて特別遊技移行抽選を実行する。特別遊技移行抽選が大当たりとなると、特別遊技制御手段190は図柄変動後に特別遊技に遊技状態を移行させる。
図柄決定手段130は、図柄表示装置60に表示させる図柄の内容とその表示パターンを決定する。図柄決定手段130は、特別図柄を決定する特別図柄決定手段132と、装飾図柄を決定する装飾図柄決定手段134と、普通図柄を決定する普通図柄決定手段136を含む。
特別図柄決定手段132は、当否判定手段120による抽選結果に応じて特別図柄の表示パターンを選択し、抽選の結果に応じた特別図柄の停止図柄を決定する。停止図柄は、図柄変動の終了時に表示すべき図柄であり、図柄決定乱数に基づいて決定される。抽選乱数が当たりであった場合、図柄決定乱数に基づいて確率変動付きの当たりであるか否かが決定される。
装飾図柄決定手段134は、特別図柄決定手段132による決定に応じて予め準備されている装飾図柄表示パターンのなかからいずれかのパターンを選択し、また特別遊技移行抽選の結果に応じた装飾図柄の停止図柄を決定する。
図柄表示装置60の図柄表示領域には、当たり判定の結果に応じた図柄の組み合わせが停止表示される。抽選結果が当たりであれば、大当たりの図柄組み合わせとして、3つの図柄表示領域における有効ライン上に全て同一の装飾図柄を揃える(例えば「777」)ことによって、大当たりとなったことを表示する。抽選結果が外れであれば、それ以外の図柄組み合わせを表示する。
普通図柄決定手段136は、入球判定手段110が作動口68への遊技球の通過を判定した場合に、普通図柄を決定するための抽選乱数を取得し、その抽選乱数に基づいて普通図柄を決定する。決定された普通図柄が特定の図柄であった場合、普通電動役物開閉制御手段192は、普通電動役物ソレノイド76に開放指示を送り、始動口62を開放させる。これにより、始動口62は、遊技者にとって有利な状態に変化する。
報知演出制御手段150は、報知演出表示パターン格納手段152と、報知演出実行判定手段154と、報知演出表示パターン抽選手段156と、報知演出表示手段158と、図柄変動カウント手段160とを含む。
報知演出表示パターン格納手段152は、操作入力検出手段180による操作ボタン22の押下の検出に応答して図柄変動に関連する情報を遊技者に報知する報知演出を制御する報知演出表示パターンを複数格納する。ここで、「報知演出」とは、図柄変動に関連する情報を遊技者に報知する演出表示のことをいう。「図柄変動に関連する情報」には、図柄変動に対応する抽選の結果の示唆や、図柄変動の内容に対応するメッセージなどを含む。
なお、報知演出の制御については、図7〜10のフローチャートを参照して詳細に後述する。また、報知演出において図柄表示装置60に表示される具体的な画像については、図12〜図15を参照して後述する。
報知演出表示パターン格納手段152は、報知演出表示パターンとして、操作入力検出手段180による操作ボタン22の押下の検出が有効にされたことを遊技者に通知する第1の画像(例えば、タマゴの画像)と、操作入力検出手段180による押下の検出に応答して第1の画像から変化する第2の画像(例えば、ヒヨコの画像)とが定義されたパターンを有する。このうち、主に第2の画像をもって図柄変動に関連する情報を遊技者に報知する。報知演出表示パターンは、この他にも、第1の画像から第2の画像に変化する際のアニメーションを含んでいてもよい。
報知演出実行判定手段154は、報知演出を実行するか否かを抽選により判定する。抽選の結果、報知演出を実行すると判定されると、操作入力検出手段180は操作ボタン22の押下の検出を開始する。報知演出が終了するか、または図柄変動が終了すると、操作入力検出手段180は操作ボタン22の押下を検出しない。
別の実施例では、報知演出実行判定手段154は、図柄表示装置60に変動表示されている装飾図柄の表示パターンを参照して、報知演出を実行するか否かを判定してもよい。表示パターンが予め定められたパターンに該当すれば、操作入力検出手段180は、操作ボタン22の押下を検出を開始する。
報知演出表示パターン抽選手段156は、報知演出実行判定手段154により報知演出を実行すると判定されたとき、報知演出表示パターン格納手段152に格納されている複数の報知演出表示パターンのなかからいずれかのパターンを選択する抽選を行う。
報知演出表示手段158は、報知演出表示パターン抽選手段156により選択された報知演出表示パターンにしたがって、装飾図柄の変動表示に上書きして報知演出表示パターンの第1の画像を表示させる。第1の画像は、装飾図柄の視認を妨げないような位置に表示されることが好ましい。これによって、遊技者に対して、操作ボタン22の操作が可能となったことを知らせることができる。報知演出表示手段158は、操作ボタン22が押下されるまで第1の画像の表示を継続する。装飾図柄の変動表示は、報知演出の表示とは無関係に、予め定められている変動時間の経過後に停止する。
報知演出実行判定手段154は、報知演出の実行中に操作入力検出手段180により操作ボタン22の押下が検出されると、第2の図柄によって図柄変動に関連する情報を表示させる。具体的には、報知演出表示手段158は、装飾図柄表示パターンまたは停止図柄を参照することで、当該図柄変動の基となった特別遊技移行抽選の結果が当たりか否かの判定をし、その結果に応じた第2の画像を表示させる。
報知演出表示パターンの第1の画像は、特別遊技移行抽選の判定結果にかかわらず、同一の画像が表示される。第2の画像は、特別遊技移行抽選の判定結果に応じて、相異なる2種類の画像のうちいずれかが選択されて表示される。この2種類の画像は、一方は特別遊技抽選の結果が外れであることを予感させるような画像(例えば、中身が空のタマゴが割れた画像)であり、他方は特別遊技移行抽選の結果が大当たりであることを予感させるような画像(例えば、タマゴからヒヨコが孵った画像)が使用されることが好ましい。この画像によって、特別遊技移行抽選の結果が大当たりか外れのいずれであるかを、図柄変動が停止する前に遊技者に示唆することができる。
報知演出実行判定手段154は、報知演出の実行中に操作入力検出手段180によって操作ボタン22の押下が検出されなかったとき、再び報知演出の実行判定をすることなく、次回の図柄変動の開始時に報知演出を継続して実行する。
図柄変動カウント手段160は、遊技者により操作ボタン22が押下されないとき、報知演出をいつまで実行するかを制御する。図柄変動カウント手段160は、装飾図柄の変動回数をカウントし、報知演出実行判定手段154は、例えば装飾図柄の変動が100回実行されるまでは、操作ボタン22が押下されなくても報知演出を実行し続ける。操作ボタン22が押下されないまま装飾図柄の変動が100回繰り返されると、報知演出実行判定手段154は、操作ボタン22が押下されなくても報知演出を終了し、再び報知演出実行判定手段154が報知演出の実行を決定するまでは操作ボタン22の押下は無効になる。操作入力検出手段180は、図柄表示装置60に装飾図柄の変動表示がなされていないとき、遊技者による操作ボタン22の押下を検出しない。
表示制御手段170は、当否判定手段120による抽選結果を、図柄決定手段130により選択された表示パターンにしたがって図柄変動の形で図柄表示装置60に表示させる。表示制御手段170は、図柄表示領域に複数種類の装飾図柄を変動させて表示する。遊技者は、最終的に停止表示された図柄組み合わせから、大当たり、リーチ、外れなどの各種状態を認識することができる。全ての図柄表示領域に同一の図柄からなる組み合わせが表示された場合には大当たりとなり、多数の遊技球を獲得できる特別遊技が遊技者に付与される。また、表示制御手段170は、普通図柄と特別図柄の表示も制御する。
特別遊技制御手段190は、当否判定手段120による判定結果が当たりであった場合に、特別遊技の実行処理を制御する。特別遊技は、大入賞口66の開閉動作を複数回数連続して継続する遊技であり、1回の開閉を単位とした複数回の単位遊技で構成される。単位遊技は例えば15回を上限として繰り返され、1回の単位遊技において大入賞口66を約30秒間開放させる。大入賞口開閉制御手段194は、単位遊技中、大入賞口ソレノイド80に開放指示を送り、大入賞口66を開放させる。
なお、以上説明した図柄決定手段130および表示制御手段170の機能うち、主として装飾図柄96による演出等に関しては、図2に示したサブ基板49により実現され、主として特別図柄92による演出等に関してはメイン基板41により実現される。また、報知演出制御手段150や操作入力検出手段180の各機能は、主としてサブ基板49により実現される。一方、入球判定手段110、当否判定手段120、特別遊技制御手段190、普通電動役物開閉制御手段192、大入賞口開閉制御手段194の各機能は、主としてメイン基板41により実現される。
図4は、ぱちんこ遊技機における基本的な処理過程を示すフローチャートである。まず、遊技球が始動口62へ入球したか否かに基づき、当否判定手段120により始動入賞判定処理が実行される(S10)。遊技球が始動口62へ落入した場合、表示制御手段170などにより図柄変動開始判定処理が実行される(S12)。図柄変動が開始された場合、報知演出制御手段150によって報知演出制御処理が実行される(S14)。最後に特別遊技制御手段190により特別遊技移行判定処理が実行される(S16)。これら一連のフローはループ処理となっており、遊技中に繰り返し実行される。S10からS16の各処理の具体的内容については、図5以降のフローチャートとともに詳述する。
図5は、図4のS10における始動入賞判定処理を詳細に示すフローチャートである。入球判定手段110は始動口62の入賞検出装置74から始動入賞情報を取得しているか否かを判定する(S20)。入球判定手段110が始動入賞情報を取得していなければ(S20のN)、始動入賞判定処理は終了する。取得していれば(S20のY)、払出ユニット43が入賞に応じた賞球を払い出す(S22)。例えば、この賞球数は4に設定される。
次に、抽選乱数取得手段122が記憶する保留球が上限内であるか否か判定する(S24)。保留球が上限内でなければ(S24のN)、始動入賞判定処理は終了する。上限内であれば(S24のY)、抽選乱数取得手段122は抽選乱数を取得する(S26)。このとき抽選乱数取得手段122は、取得した抽選乱数を保留球として記憶し、保留球数として1を加算する(S28)。
図6は、図4のS12における図柄変動開始判定処理を詳細に示すフローチャートである。まず、表示制御手段170は、保留球が存在するか判定する(S30)。保留球がなければ(S30のN)、図柄変動開始判定処理は終了する。保留球があれば(S30のY)、表示制御手段170は図柄の変動表示を開始可能か判定する(S32)。特別遊技の実行中や、既に装飾図柄が変動表示中である場合には、それらの処理が終了するまでは図柄の変動表示は開始できない。図柄の変動表示が開始が不可能であれば(S32のN)、図柄変動開始判定処理は終了する。図柄の変動表示の開始が可能であれば(S32のY)、特別遊技移行抽選手段124は保留球数を1減算する(S34)。
特別遊技移行抽選手段124は、抽選乱数取得手段122が記憶する抽選乱数をFIFO(First-In First-Out)方式にて1つ取り出す。特別遊技移行抽選手段124は、この取り出された抽選乱数に基づいて特別遊技移行抽選を実行する。具体的には、特別遊技移行抽選手段124は、予め定められた抽選乱数当否テーブルを参照することにより抽選乱数の当否を判定する(S36)。例えば、抽選乱数は0〜300の範囲内の数であり、抽選乱数当否テーブルは通常「1」を大当たりと判定する。特別遊技移行抽選手段124は、取得された抽選乱数が、抽選乱数当否テーブルにて定められた大当たり数であるか否かにより、特別遊技移行抽選の当否を決定する。
特別遊技移行抽選が大当たりであれば(S36のY)、装飾図柄決定手段134は装飾図柄96の変動表示後に停止表示すべき当たり図柄を決定する(S38)。外れであれば(S36のN)、装飾図柄決定手段134は装飾図柄96の変動表示後に停止表示すべき外れ図柄を決定する(S40)。装飾図柄決定手段134は装飾図柄の表示パターンを決定し(S42)、表示制御手段170は決定された表示パターンにしたがって装飾図柄96の変動表示を開始し(S44)、図柄変動中であることを示す図柄変動フラグをオンにする(S46)。
図7は、図4のS14における報知演出制御処理を詳細に示すフローチャートである。まず、報知演出実行判定手段154は、図柄変動フラグがオンか否かを判定する(S50)。図柄変動フラグがオフであれば(S50のN)、報知演出制御処理を終了する。図柄変動フラグがオンであれば(S50のY)、報知演出表示抽選処理(S52)、操作ボタン押下判定処理(S54)、有効ゲーム数判定処理(S56)を順次実行する。
図8は、図7のS52における報知演出表示抽選処理を詳細に示すフローチャートである。まず、報知演出実行判定手段154は、S68でセットされる報知演出実行フラグがオンであるか否かを判定する(S62)。初回は報知演出実行フラグはオフであるから(S62のN)、報知演出実行判定手段154が、報知演出を実行するか否かの抽選を実行する(S64)。この抽選は、例えば、図示しない乱数カウンタにより生成されるカウント値を取得して、その値が特定の値範囲に該当するときに報知演出を実行すると決定してもよい。代替的に、報知演出実行判定手段154は、装飾図柄の停止図柄の組み合わせが特定の組み合わせであるときや、装飾図柄表示パターンが特定のパターンであるときに報知演出を実行すると決定してもよい。
抽選の結果、報知演出表示を実行しない場合(S66のN)、報知演出表示抽選処理を終了する。報知演出表示を実行する場合は(S66のY)、報知演出実行フラグをオンにセットし(S68)、さらに報知演出フラグのオン状態が有効となる上限期間である有効ゲーム数を設定する(S70)。この有効ゲーム数は、例えば100ゲームのように常に一定であってもよいし、図示しない乱数カウンタを参照して毎回異なるゲーム数に設定されてもよい。
図9は、図7のS54における操作ボタン押下判定処理を詳細に示すフローチャートである。初めに、報知演出実行フラグがオンであるか否かを判定する(S80)。報知演出実行フラグがオフであれば(S80のN)、操作ボタンの入力を検出する必要がないので、操作ボタン押下判定処理を終了する。報知演出実行フラグがオンであれば(S80のY)、報知演出表示パターン抽選手段156は、装飾図柄の表示パターン番号を取得する(S82)。そして、この表示パターン番号に基づいて、報知演出表示パターンを選択する抽選を実行する(S84)。報知演出表示手段158は、選択された報知演出表示パターンを報知演出表示パターン格納手段152から読み出し、これにしたがって報知演出の第1の画像を図柄表示装置60の画面に表示する(S86)。
続いて、操作入力検出手段180は、報知演出の実行中の操作ボタン22の押下を検出する(S88)。操作ボタン22が押下されなければ(S88のN)、操作ボタン押下処理判定を終了する。操作ボタン22が押下された場合(S88のY)、報知演出表示手段158は、報知演出の第1の画像から第2の画像への変化を図柄表示装置60に表示し(S90)、第2の画像をもって、図柄変動に関連する情報(例えば、特別遊技以降抽選の結果の示唆)を遊技者に報知する(S92)。報知演出実行判定手段154は、報知演出実行フラグをオフにセットし(S94)、さらに図10で説明するカウンタの値を0にリセットする(S96)。
図10は、図7のS56における有効ゲーム数判定処理を詳細に示すフローチャートである。初めに、報知演出実行フラグがオンであるか否かを判定する(S100)。報知演出実行フラグがオフであれば(S100のN)、有効ゲーム数判定処理を終了する。報知演出実行フラグがオンであれば(S100のY)、図柄変動カウント手段160は、内蔵されているカウンタが0であるか否かを判定する(S102)。カウンタが0であれば(S102のY)、予め定められている有効ゲーム数の初期値をカウンタにセットする(S104)。一例では、初期値は100である。カウンタが0でなければ(S102のN)、S104をスキップする。次に、図柄変動カウント手段160は、カウンタの現在値から「1」を減算する(S106)。これは、報知演出が開始されてから装飾図柄の変動表示が一回実施されたことを意味する。図柄変動カウント手段160はカウンタが0となったか否かを判定し(S108)、カウンタが0でなければ(S108のN)、今回の図柄変動が終了した後にも引き続き報知演出を実行すべく、有効ゲーム数判定処理を終了する。カウンタが0となれば(S108のY)、報知演出の有効ゲーム数が消費されたことを意味するので、報知演出実行フラグをオフにセットする(S110)。
図11は、図4のS16における特別遊技実行判定処理を詳細に示すフローチャートである。まず、図柄変動フラグがオンであるか否かを判定する(S120)。図柄変動フラグがオフであれば(S120のN)、特別遊技実行判定処理を終了する。図柄変動フラグがオンであれば(S120のY)、続いて装飾図柄の変動表示が終了したか否かを判定する(S122)。装飾図柄の変動表示が終了していなければ(S122のN)、特別遊技実行判定処理を終了する。装飾図柄の変動表示が終了している場合(S122のY)、報知演出表示手段158は報知演出の第1の画像または第2の画像の表示を終了し(S124)、図柄変動フラグをオフにセットする(S126)。そして、抽選乱数が当たりであれば(S128のY)、特別遊技制御手段190が特別遊技を開始する(S130)。一方、抽選乱数が外れである場合には(S128のN)、特別遊技実行判定処理は終了する。
次に、本実施例による報知演出の具体的な表示態様について、図12から図15の画面例を参照しつつ説明する。
図12は、本実施例における図柄表示装置60の画面200を示す。画面200には、装飾図柄を変動表示するための図柄表示領域202、204、206が示されている。これらの図柄表示領域202、204、206では、各領域毎に、図中の画面の上端から下端に向けて装飾図柄96が流れるように表示される。装飾図柄96は、本実施例では1から7までの数字である。しかしながら、7未満または8以上の数字を使用してもよいし、数字の代わりにAからGまでのアルファベットを使用してもよい。さらに、何らかの関連性を有する複数のキャラクターを装飾図柄として使用してもよい。
装飾図柄96は、一連の図柄が繰り返し表示されることが好ましい。例えば、装飾図柄について、数字の1から7までが順番に図柄表示領域に表示された後、再び1が表示されることが好ましい。これによって、遊技者は、3つの図柄表示領域202、204、206をドラムと見立てたスロットマシンのような画像の変化を楽しむことができる。
図柄表示領域202、204、206には、図柄を停止表示するための有効ラインが設定されている。本実施例では、画面200の中央に設定される水平線と、画面200の対角線に設定される2本の計3つの有効ラインが設定される。この有効ライン上に停止表示される3つの装飾図柄の組み合わせが特定の組み合わせか否かによって、遊技者は抽選結果の当否を知ることができる。
さて、報知演出実行判定手段154により報知演出を実行すると決定されると、画面200の左下付近に、報知演出表示パターンの第1の画像220が図柄表示領域202に上書きされて表示される。本実施例では、第1の画像220はタマゴを模した画像である。このように、画面に第1の画像が表示されることで、遊技者は何らかの副次的な演出が開始されたことを知ることができる。また、遊技者に操作ボタン22の操作が検出されるようになったことを知らせることができる。この第1の画像220が表示されるとき、遊技者に対し、操作ボタン22を押下することができる旨を知らせるメッセージを画面200に表示してもよい。
この第1の画像220は、背後の装飾図柄96の変動表示にかかわらず、報知演出制御手段150によりその表示が制御される。すなわち、第1の画像220が表示されたか否かによらず、装飾図柄96の変動表示は、その表示パターンに予め定められている時間が経過した時点で変動を終えて所定の停止図柄を表示する。図9のS94で述べたように、操作ボタン22が押下されない限り報知演出実行フラグはオフにならないので、本実施例では報知演出を複数回の装飾図柄の変動表示にわたって実行できる。したがって、今回の装飾図柄の変動表示が終了した場合でも、変動表示が再び開始されて図柄変動フラグがオンになれば、報知演出が継続して実行される。このように、一回の報知演出が複数回の装飾図柄の変動表示にわたって継続して実行され、遊技者はその間に一度だけ操作ボタン22を押下する権利を与えられていることになる。
なお、報知演出の第1の画像220は、装飾図柄の変動表示が終了するとともに画面200から一旦消去され、次回の装飾図柄の変動表示が開始されたときに再び画面200に表示されるようにしてもよい。あるいは、第1の画像220が一旦画面200に表示されてからは、遊技者による操作ボタン22の押下があるか、または所定の有効ゲーム数を消化するまで画面200に表示され続けてもよい。
図13は、報知演出の実行時に操作ボタン22が押下されたときの画面200の表示態様を示す。図13には、第1の画像220が操作ボタン22の押下に応答して変化した状態である第2の画像222が示されている。本実施例では、第2の画像222は中身が空のタマゴが割れた状態の画像である。このように、タマゴが割れたがその中から何も出てこない様子を図柄表示装置60の画面に表示することによって、第2の画像の背後で変動表示されている図柄変動の停止図柄が外れの組み合わせであることを遊技者に示唆することができる。
図14は、報知演出の実行時に操作ボタン22が押下されたときの画面200の表示態様の別の例を示す。この場合、報知演出表示パターンの第2の画像224として、タマゴが孵って中からヒヨコが表れた状態の画像が示されている。このように、タマゴの中からヒヨコが出現することによって、第2の画像の背後で変動表示されている図柄変動の停止図柄が大当たり組み合わせであることを示唆することができる。なお、この示唆は、実際の特別遊技移行抽選の結果とは無関係に、予め定められた確率で当たりであることを示唆するようにしてもよいし、または、抽選乱数取得手段122に保留されている抽選乱数を読み出して、その値に基づいて示唆するようにしてもよい。
このように、本実施例では、報知演出表示パターンの第1の画像を表示することによって、遊技者に対して、報知演出が実行されているとともに操作ボタン22が操作可能となったことを知らしめる。そして、第1の画像から変化する2種類の第2の画像のいずれかを表示することによって、遊技者に対して、特別遊技移行抽選の結果が大当たりであるか外れであるかを示唆することができる。
報知演出表示パターンの第1の画像と第2の画像の組み合わせはタマゴとヒヨコに限られず、任意の画像を使用することができる。しかしながら、第1の画像と第2の画像の間に、変化の関連性を想起させるような組み合わせであることが好ましい。これによって、遊技者に対し、第1の画像が図柄表示装置に表示されたとき、その画像がさらに他の画像に変化するのではないかという期待感を抱かせることができ、遊技者の遊技に対する興味を増すことができる。また、第2の画像として、例えば空のタマゴとヒヨコのように対照的な状態を表す異なる画像を使用することによって、遊技者に対し、良好な結果(例えば、大当たり)が得られるのかまたは好ましくない結果(例えば、外れ)が得られるのかを連想的に知らしめることができる。
第2の画像とともに、特別遊技移行抽選の結果の信頼度を表示するようにしてもよい。図15の画面例では、タマゴから表れたヒヨコである第2の画像224の右方に「10%」と記された信頼度表示226が表示されている。信頼度の画像として、「0%」、「1%」、「90%」のようなパーセント表記の他、「当」、「確」などの文字を表示してもよい。ここで「信頼度」とは、特別遊技移行抽選の大当たりに対して期待が持てる割合を数値化した値である。このように、第2の画像とともにより具体的な信頼度の表示をすることによって、大当たりとなる期待感を遊技者に持たせることができる。
大当たりとなる可能性と信頼度とは、概ね連動するように設定されることが好ましい。例えば、特別遊技以降抽選の結果が大当たりの場合は、そうでない場合にくらべて「90%」などの信頼度表示がなされる確率が格段に高くなるように設定される。結果として、遊技者はパーセント表記の大きい信頼度表示がなされたときにはほとんど大当たりとなることを確信できる。具体的には、例えば、特別遊技以降抽選の結果が大当たりであるときに信頼度「90%」が表示される確率は30%とし、特別遊技以降抽選の結果が外れであるときに信頼度「90%」が表示される確率は1%として設定されてもよい。
「当」は、特別遊技以降抽選の結果が大当たりであるときしか表示されない。すなわち、大当たりとなることを保証する図柄である。また、「確」は、確率変動付きの大当たりを保証する図柄である。このときには、大当たりの保証に加えていわゆる確率変動遊技への移行が保証される。ここで確率変動遊技とは、特別遊技移行抽選が大当たりとなる確率が一時的に高められる遊技者に有利な遊技のことである。一方、「1%」などの数値の低い信頼度表示がなされるのはほとんど外れとなる場合であり、この場合には遊技者は大当たりの期待をほとんど持てなくなる。「0%」表示は、大当たりに対する期待感が全く持てない図柄である。しかし、あえてこのときには「当」表示と同じく大当たり確定となるよう設定して意外性を持たせてもよい。なお、数値の低い信頼度表示がなされるときは、第2の図柄として外れ時に表示されるべき画像(本実施例では、中身が空のタマゴ)とともに表示されることが好ましい。
以上説明したように、本実施例によれば、変動表示されている装飾図柄に上書きして、図柄表示装置の画面の一部に報知演出の第1の画像または第2の画像を表示する。第1の画像を表示することによって、遊技者に報知演出が開始されたことを知らしめ、これに応答して遊技者が操作ボタンを押下することに応答して、第2の画像を表示する。これによって、装飾図柄の停止図柄が大当たり組み合わせであるか外れの組み合わせであるか、すなわち特別遊技移行抽選の結果が当たりであるか否かを遊技者に報知することができる。
また、報知演出は一回の図柄変動の終了とともに終了するのではなく、次回以降の複数回の図柄変動においても実行され、遊技者はその間に一度だけ操作ボタンを押下することができる。従来の弾球遊技機にも、予告などの表示をさせるために操作ボタンの入力を必要とするものがあったが、これらはその演出を次回移行の図柄変動まで持ち越すことができず、図柄変動が終了すれば操作ボタンの押下が無効となっていた。これに対して、本実施例では、操作ボタンの押下を次回以降の図柄変動時に持ち越すことができるので、操作ボタンの押下のタイミングを遊技者が選択することができる。例えば、特別遊技移行抽選の当選確率が高い遊技状態(例えば、ノーマルリーチやスーパーリーチの演出がなされているとき)を狙って、遊技者が操作ボタンを押下することが可能になる。したがって、報知演出で提供される情報の価値が高まり、遊技者により多くの利益を得たような感想を与えることができる。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態はあくまで例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、そのような変形例について述べる。
上記実施例では、報知演出として特別遊技移行抽選の結果を表示することを説明したが、報知演出で報知される内容を装飾図柄の表示パターンに応じて変化させてもよい。例えば、通常の変動中には特別遊技移行抽選の結果の示唆を表示するが、リーチ演出などの特定の演出中には、その演出内容に合わせたメッセージを表示させてもよい。
上記実施例では、操作ボタンを押下したときに図柄表示装置に表示中の図柄変動に関連する情報を遊技者に報知するものとして説明したが、報知演出実行判定手段154が抽選乱数取得手段122に保留されている抽選乱数の結果を先読みすることで、1〜3回先の図柄変動に関連する情報を先行的に提供するようにしてもよい。あるいは、抽選乱数取得手段122に保留されている抽選乱数とは無関係に、数回〜数十回先の図柄変動に関連する情報を先行的に提供するようにしてもよい。これによって、例えば将来の図柄変動において大当たりとなることが示唆されると、遊技者は大当たりを期待して遊技を継続することになるので、遊技者により長時間遊技を継続させることが可能になる。
上記実施例では、報知演出を実行するか否かの判定を図柄変動の開始時に行うこととしたが、図柄変動の開始とは無関係のタイミングで判定を行うようにしてもよい。
ぱちんこ遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 ぱちんこ遊技機における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。 ぱちんこ遊技機の基本的な動作過程を示すフローチャートである。 図4の始動入賞判定処理を詳細に示すフローチャートである。 図4の図柄変動開始判定処理を詳細に示すフローチャートである。 図4の報知演出制御処理を詳細に示すフローチャートである。 図7の報知演出表示抽選処理を詳細に示すフローチャートである。 図7の操作ボタン押下判定処理を詳細に示すフローチャートである。 図7の有効ゲーム数判定処理を詳細に示すフローチャートである。 図4の特別遊技実行判定処理を詳細に示すフローチャートである。 報知演出表示の第1の画像の一例を示す図である。 報知演出表示の第2の画像の一例を示す図である。 報知演出表示の第2の画像の別の例を示す図である。 報知演出表示の第2の画像の別の例を示す図である。
符号の説明
10 ぱちんこ遊技機、 22 操作ボタン、 50 遊技盤、 52 遊技領域、 60 図柄表示装置、 62 始動口、 96 装飾図柄、 120 当否判定手段、 122 抽選乱数取得手段、 124 特別遊技移行抽選手段、 150 報知演出制御手段、 152 報知演出表示パターン格納手段、 154 報知演出実行判定手段、 156 報知演出表示パターン抽選手段、 158 報知演出表示手段、 160 図柄変動カウント手段、 170 表示制御手段、 180 操作入力検出手段、 200 画面、 202、204、206 図柄表示領域、 220 第1の画像、 222 第2の画像、 224 第2の画像、 226 信頼度表示。

Claims (4)

  1. 遊技領域が形成された遊技盤と、
    前記遊技領域内の所定の位置に設けられた始動入賞口と、
    前記始動入賞口への遊技球の落入に応じて抽選値を取得し該抽選値が当たりか否かを判定する当否判定手段と、
    複数の図柄表示領域にそれぞれ図柄が表示される図柄表示装置と、
    前記抽選値を参照して決定される図柄表示パターンにしたがって前記図柄表示装置の画面に図柄変動を表示させる表示制御手段と、
    遊技者の操作入力を検出する操作入力検出手段と、
    前記操作入力検出手段による操作入力の検出に応答して図柄変動に関連する情報を遊技者に報知する報知演出を制御する報知演出表示パターンを複数格納する報知演出表示パターン格納手段と、
    前記報知演出を実行するか否かを判定する報知演出実行判定手段と、
    前記報知演出実行判定手段により報知演出を実行すると判定されたとき、前記報知演出表示パターンを選択する抽選を行う報知演出表示パターン抽選手段と、
    前記報知演出表示パターン抽選手段により選択された報知演出表示パターンにしたがって前記図柄変動の表示にオーバーラップさせて報知演出の画像を表示させる報知演出表示手段と、を備え、
    前記報知演出表示手段は、報知演出の実行中に前記操作入力検出手段により操作入力が検出されたときに、前記図柄表示パターンを参照して前記図柄変動に関連する情報を表示させ、
    前記報知演出実行判定手段は、報知演出の実行中に前記操作入力検出手段によって操作入力が検出されなかったとき、再び報知演出の実行判定をすることなく前記報知演出を継続して実行させることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 前記報知演出表示パターン格納手段は、前記報知演出表示パターンとして、前記操作入力検出手段による操作入力の検出が有効にされたことを遊技者に通知する第1の画像と、前記操作入力検出手段による操作入力の検出に応答して前記第1の画像から変化する第2の画像とが定義されたパターンを有し、該第2の画像をもって前記図柄変動に関連する情報を遊技者に報知することを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 図柄変動の回数をカウントするカウント手段をさらに備え、
    前記報知演出実行判定手段は、前記操作入力検出手段による操作入力の検出がないまま、前記カウント手段により所定回数の図柄変動がカウントされたとき、前記報知演出を終了させることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記操作入力検出手段は、前記画面に図柄変動が表示されていないとき、遊技者からの操作入力を無効にすることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の弾球遊技機。
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