JP2014104065A - 遊技機 - Google Patents

遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2014104065A
JP2014104065A JP2012257993A JP2012257993A JP2014104065A JP 2014104065 A JP2014104065 A JP 2014104065A JP 2012257993 A JP2012257993 A JP 2012257993A JP 2012257993 A JP2012257993 A JP 2012257993A JP 2014104065 A JP2014104065 A JP 2014104065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
effect
button
flag
effective period
special symbol
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012257993A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryota Sakai
良太 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Shoji Co Ltd
Original Assignee
Fuji Shoji Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Shoji Co Ltd filed Critical Fuji Shoji Co Ltd
Priority to JP2012257993A priority Critical patent/JP2014104065A/ja
Publication of JP2014104065A publication Critical patent/JP2014104065A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Display Devices Of Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】 制御負担を軽減しつつ、操作スイッチを使う複数の演出を同時に実行することができる遊技機を提供する。
【解決手段】 演出制御手段が行う演出には、操作手段の第1有効期間に複数回の操作を受付可能で、その操作により第1演出が実行される変動中操作演出(演出A)と、操作手段の第2有効期間に、その操作により第2演出が実行される入賞時操作演出(演出B)がある。フラグ設定手段は、第1有効期間の開始時に第1フラグ(ボタン有効フラグ1)、第2有効期間の開始時に第2フラグ(ボタン有効フラグ2)をオンに設定する。両フラグがオンに設定されている場合に、操作手段が操作されると、第1演出及び第2演出が実行される。このとき、第2フラグはオフに設定されるが、第1フラグは所定条件が成立したときオフに設定される。
【選択図】 図7

Description

本発明は、種々の図柄を変動表示する図柄表示手段を備えた遊技機に関する。
従来、演出用の操作スイッチを有し、遊技者が所定のタイミングで操作スイッチを操作すると、大当り信頼度等を報知する演出が行われる遊技機が知られている。
例えば、特許文献1の遊技機には、操作受付可能タイミングで操作スイッチが操作された場合に実行される切替予約(演出)1〜3がある。切替予約1〜3には、そのいずれも操作受付可能となる期間があり、この期間に操作スイッチが操作されると、優先順位の最も高い切替予約1が実行されるようになっている(特許文献1、段落0143〜0146、図13、14)。
特許第4327762号公報
しかしながら、特許文献1の遊技機は、予め切替予約リストを生成し、操作スイッチが操作された場合に、切替予約リストから優先順位が最も高い切替予約を取り出す制御が行われるので、切替予約が多くなる程、制御負担も大きくなるという問題があった。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、制御負担を軽減しつつ、操作スイッチを使う複数の演出を同時に実行することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
第1発明の遊技機は、種々の図柄を変動表示する図柄表示手段と、遊技者によって操作可能な操作手段と、図柄の変動表示に伴う変動中演出及び遊技球の始動入賞に伴う入賞時演出を行う演出制御手段とを備えた遊技機であって、前記変動中演出には、前記操作手段の第1有効期間に複数回の操作を受付可能で、該操作手段の操作により第1演出が実行される変動中操作演出が含まれ、前記入賞時演出には、前記操作手段の第2有効期間に、該操作手段の操作により第2演出が実行される入賞時操作演出が含まれ、前記第1有効期間の開始時に第1フラグをオンに設定し、前記第2有効期間の開始時に第2フラグをオンに設定するフラグ設定手段を備え、前記第1フラグ及び前記第2フラグがオンに設定されている場合に、前記操作手段が操作されたことに基づいて、前記第1演出及び前記第2演出が実行され、且つ前記第2フラグがオフに設定され、前記第1フラグは所定条件が成立したときオフに設定されることを特徴とする。
第2発明は、第1発明において、前記所定条件は、前記第1有効期間が経過すること又は特定の演出が実行されることであることを特徴とする。
第3発明は、第1又は第2発明において、前記第1有効期間又は前記第2有効期間であるとき点灯するランプを備え、前記第1有効期間と前記第2有効期間のうち一方が終了したとき、他方が有効期間中であるか否かが判定され、何れも有効期間中でない場合に前記ランプを消灯させることを特徴とする。
第4発明は、第1〜第3発明において、前記第1有効期間であるとき表示される第1表示と、前記第2有効期間であるとき表示される第2表示とを有し、前記第1有効期間が終了したとき前記第1表示が消去され、前記第2有効期間が終了したとき前記第2表示が消去されることを特徴とする。
本発明によれば、制御負担を軽減しつつ、操作スイッチを使う複数の演出を同時に実行することができる。
実施形態に係るパチンコ遊技機の外観を示す正面側の斜視図。 図1のパチンコ遊技機の外観を示す背面側の斜視図。 図1のパチンコ遊技機の遊技盤の正面図。 図1のパチンコ遊技機の制御装置の構成を示すブロック図。 変動中演出と保留演出の概要を説明する図。 ボタン連打演出の具体例を説明する図。 ボタン保留予告演出の具体例を説明する図。 ボタン連打演出とボタン保留予告演出の重複状態を説明する図。 演出ボタンを操作する演出の重複状態におけるタイミングチャート。 主制御側で行われる遊技管理処理を示すフローチャート。 図8中の特別図柄管理処理を示すフローチャート。 図9中の始動口チェック処理1を示すフローチャート。 図9中の特別図柄変動開始処理を示すフローチャート(前半)。 図9中の特別図柄変動開始処理を示すフローチャート(後半)。 図11Bの特図変動パターン作成処理を示すフローチャート。 副制御側で行われるメイン処理を示すフローチャート。 図13中の受信コマンド解析処理を示すフローチャート。 図14中の保留加算コマンド受信時処理を示すフローチャート。 図14中の変動パターン指定コマンド受信時処理を示すフローチャート。 副制御側で行われるタイマ割込み処理を示すフローチャート。 図17中の演出実行処理を示すフローチャート(前半)。 図17中の演出実行処理を示すフローチャート(後半)。
まず、本実施形態の遊技機の概要について説明する。
本実施形態の遊技機は、種々の図柄を変動表示する図柄表示手段と、遊技者によって操作可能な操作手段と、図柄の変動表示に伴う変動中演出及び遊技球の始動入賞に伴う入賞時演出を行う演出制御手段とを備えた遊技機であって、前記変動中演出には、前記操作手段の第1有効期間に複数回の操作を受付可能で、該操作手段の操作により第1演出が実行される変動中操作演出が含まれ、前記入賞時演出には、前記操作手段の第2有効期間に、該操作手段の操作により第2演出が実行される入賞時操作演出が含まれ、前記第1有効期間の開始時に第1フラグをオンに設定し、前記第2有効期間の開始時に第2フラグをオンに設定するフラグ設定手段を備え、前記第1フラグ及び前記第2フラグがオンに設定されている場合に、前記操作手段が操作されたことに基づいて、前記第1演出及び前記第2演出が実行され、且つ前記第2フラグがオフに設定され、前記第1フラグは所定条件が成立したときオフに設定されることを特徴とする。
本実施形態において、第1フラグ及び第2フラグがオンに設定されている場合に、操作手段が操作されると、第1演出及び第2演出が実行されるので、第1有効期間と第2有効期間が重なっていても、両方の演出を実行することができる。
ここで、第2有効期間に操作手段が操作されると、第2フラグがオフに設定されるので、該操作によって第2有効期間が終了する。一方、第1有効期間には、複数回、操作手段の操作が受付けられ、所定条件が成立したとき第1フラグがオフに設定されるので、該所定条件の成立により第1有効期間が終了する。第1フラグ、第2フラグのオン、オフ状態により第1演出、第2演出の実行を制御するので、制御負担を軽減することができる。
本実施形態において、前記所定条件は、前記第1有効期間が経過すること又は特定の演出が実行されることであることが好ましい。
第1フラグをオフに設定する所定条件が、第1有効期間の経過である場合には、変動中操作演出として、その期間が経過するまで操作手段を連続して操作することで表示態様が徐々に変化する演出を行うことができる。
また、上記所定条件が特定の演出が実行されることである場合、「特定の演出」とは、遊技者が操作手段を複数回操作することで最終的な結果が出る演出であり、例えば、「大当り」等の文字や特定のキャラクタが現れるものが挙げられる。これにより、様々な変動中操作演出が行われるので、興趣の高い遊技機を実現することができる。
また、本実施形態において、第1又は第2発明において、前記第1有効期間又は前記第2有効期間であるとき点灯するランプを備え、前記第1有効期間と前記第2有効期間のうち一方が終了したとき、他方が有効期間中であるか否かが判定され、何れも有効期間中でない場合に前記ランプを消灯させることが好ましい。
本実施形態では、第1、第2有効期間に点灯するランプ(例えば、操作手段に内蔵されたランプ)があるので、第1有効期間又は第2有効期間には、そのランプが点灯している。また、第1、第2有効期間のうち一方が終了したときは、他方が有効期間中であるか否かが判定され、何れも有効期間中でない場合にランプを消灯させるので、遊技者は、現在、操作手段の操作が有効か否かを容易に認識することができる。
また、本実施形態において、前記第1有効期間であるとき表示される第1表示と、前記第2有効期間であるとき表示される第2表示とを有し、前記第1有効期間が終了したとき前記第1表示が消去され、前記第2有効期間が終了したとき前記第2表示が消去されることが好ましい。
本実施形態には、第1有効期間であるとき表示される第1表示と、第2有効期間であるとき表示される第2表示があるが、これらの表示として、例えば、操作手段を意味するマークや「ボタンを押せ!」等の文字表示が挙げられる。第1表示、第2表示は、例えば、図柄表示手段の画面中に表示されるので、第1有効期間と第2有効期間が重複している期間においては、第1表示と第2表示の両方が表示される。
第1表示は、第1有効期間が終了したとき消去され、第2表示は、第2有効期間が終了したとき消去されるので、遊技者はこれらの表示によっても、現在、操作手段の操作が有効か否かを容易に認識することができる。
次に、図1を参照して、本実施形態のパチンコ遊技機を構成する部分について説明する。図1に示すように、パチンコ遊技機1は、矩形状の外枠2と、この外枠2に開閉可能に枢着された前面枠3および前扉5を備えている。
前面枠3は、額縁状であり開口部に遊技盤4(図3参照)が取付け可能となっている。また、前扉5の中央部にはガラス板6が嵌め込まれており、外部より遊技盤4が視認可能となっている。
前扉5の上部左右両側にはスピーカ7が設けられている。スピーカ7は、遊技に伴う演出効果音を外部に出力する音響出力部である。また、前扉5の左右両側および上部には枠装飾LED8が設けられている。枠装飾LED8は、遊技の演出に連動してLEDが発光、点滅する装飾部である。
前扉5の下側には前面板9があり、その左端部は前面枠3に開放可能に枢着されている。前面板9には、発射機構を作動させるための発射ハンドル10、遊技球を貯留する上貯留皿11、下貯留皿12等が設けられている。
また、上貯留皿11の表面部分には、内蔵ランプが点灯したとき操作が可能となる左演出ボタン13と、中央演出ボタン14が設けられている。演出ボタン13、14は、遊技中に操作の機会が与えられ、ボタンを押下することにより演出を変化させることができる。なお、演出ボタン13、14は、本発明の「操作手段」に相当し、内蔵ランプは、本発明の「ランプ」に相当する。
図2は、本実施形態のパチンコ遊技機の背面側の斜視図である。図2に示すように、パチンコ遊技機1の背面には、遊技盤4を裏側から押さえる枠体状の裏機構盤16が取り付けられている。
この裏機構盤16の上部には、パチンコホール側島設備の遊技球補給装置(図示省略)から供給される遊技球を貯留する遊技球貯留タンク17が設けられている。
また、遊技球貯留タンク17から球を導出するタンクレール18の傾斜下端には、遊技球を払い出すための遊技球払出装置19が設けられている。さらに、裏機構盤16の隅部には、パチンコホールにある全遊技機を統括的に管理するホールコンピュータ(図4参照)に電気的に接続するための外部端子基板21が、端子基板ケース22に収納され、設けられている。
また、裏機構盤16の略中央には、遊技盤4の裏側に装着された透明の裏カバー23が備えられており、この裏カバー23内に、演出制御基板25を収納した透明の演出制御基板ケース25aと、液晶制御基板26を収納した透明の液晶制御基板ケース26aとが設けられている。
演出制御基板25と液晶制御基板26の中間部には、ボリュームスイッチ31が設けられている。つまみ部分を回転させることで10段階の音量設定が可能である。
液晶制御基板ケース26aの下方には、主制御基板24を収納した透明な主制御基板ケース24aが設けられている。主制御基板24は、パチンコ遊技機1の動作を統括的に制御するものである。主制御基板24は、各種スイッチやセンサと接続されているため、これらの検知信号を受信して各種処理を行う。
また、主制御基板24には、RAMクリアスイッチ27が設けられている。RAMクリアスイッチ27を押下しながら、電源を投入することによりRAM領域の記憶内容は消去され、パチンコ遊技機1は初期状態となる。
演出制御基板25は、主制御基板24から送信される各種制御コマンドを受信し、その制御コマンドに基づいて、例えば、盤面装飾LED35或いは液晶表示装置36による演出を制御する。
主制御基板ケース24aの下方には、電源基板28を収めた透明な電源基板ケース28aと、払出制御基板29を収めた透明な払出制御基板ケース29aが配設されている。
さらに、発射ハンドル10に対応する位置には、遊技球を打撃する打撃槌やこれを駆動する発射モータを備えた遊技球発射装置(図示省略)の後側に発射制御基板30が設けられている。
次に、図3を参照して、本実施形態のパチンコ遊技機の遊技盤について説明する。
図3に示すように遊技盤4は、略正方形のパネルで形成され、その盤面上の遊技領域4aは、化粧板4bの前面にビス等で固定されるセンター飾り体34a、左部コーナー飾り体34b、右部コーナー飾り体34c等の部材によって区画形成されている。飾り体34a〜34cは、ポリカーボネート等の硬質樹脂材料を用いた射出成形によってそれぞれ一体成型で形成されている。
センター飾り体34aには、複数の盤面装飾LED35が配置されている。盤面装飾LED35は、各遊技における図柄の変動表示や予告表示に伴い発光色や発光態様を変化させ、演出を盛り上げる装飾部である。
遊技盤4の中央部には開口が形成され、この開口内に液晶表示装置36の表示画面が配置される。液晶表示装置36は、種々の数字、キャラクタ等が描かれた図柄や背景画像、リーチ等の各種演出を遊技に応じて表示する表示器である。液晶表示装置36は、本発明の「図柄表示手段」に相当する。
センター飾り体34aの右側には、人形の腕の形状をした可動役物37aが配置されている。また、液晶表示装置36の前面下方には下駄の形状の可動役物37b配置されている。可動役物37a、37bは、いずれも遊技における演出や大当り期待度に応じて動作する。
液晶表示装置36の下方には、第1特別図柄始動口38aおよび第2特別図柄始動口38bからなる始動入賞装置38が配置されている。遊技領域4aを流下する遊技球が第1特別図柄始動口38a、又は第2特別図柄始動口38bに入賞することにより抽選が行われ、後述する特別図柄表示装置43aにて特別図柄の変動表示がなされる。また、液晶表示装置36でも、特別図柄に対応した装飾図柄の変動表示が行われる。
なお、以下では、第1特別図柄始動口38aへの入賞により変動表示を開始する特別図柄を特別図柄1(特図1)、第2特別図柄始動口38bへの入賞により変動表示を開始する特別図柄を特別図柄2(特図2)という。
第2特別図柄始動口38bは開閉部材を備えており、開閉部材が開放した場合、遊技球が入賞し易い状態となる。上記開閉部材は、後述する普通図柄の抽選に当選した場合に、所定回数、所定時間開放する。以下では、第2特別図柄始動口38bと開閉部材を合わせた装置を普通電動役物と称することがある。
始動入賞装置38の下方には、第1大入賞装置39aが配置されている。また、始動入賞装置38の右側には、第2大入賞装置39bが配置されている。大入賞装置39a、39bは、共に特別図柄の抽選に当選したとき、すなわち大当りとなったときに所定時間開放される入賞装置である。遊技球が大入賞装置39a、39bの内部にある大入賞口(図示省略)に入賞することにより、多くの賞球を獲得することが可能となる。
遊技領域4aの右側下方には、特別図柄表示装置43aおよび普通図柄表示装置43bが配置されている。特別図柄表示装置43aは、2個の7セグメントLED(左及び中)から構成され、特別図柄始動口38a、38bへの入賞を契機として特別図柄を変動させ、抽選結果を表示する。なお、残り1個は(右)、特別図柄及び普通図柄の保留球数や、時短状態であることを表示する。
普通図柄表示装置43bは、複数のLEDからなる表示器であり、普通図柄用始動ゲート40aへの入賞を契機として普通図柄を始動させ、LEDの点灯により抽選結果を表示する。
遊技領域4aの左側には、普通図柄用始動ゲート40aや遊技球の流下方向を変化させる風車41、多数の遊技釘(図示省略)が配置されている。普通図柄用始動ゲート40aは、普通図柄の始動契機となる入賞装置である。遊技球が普通図柄用始動ゲート40aを通過することにより抽選が行われ、普通図柄表示装置43bにて、普通図柄が変動する。
また、第2大入賞装置39bの上方には、右普通図柄用始動ゲート40bが配置されている。これは、右打ちを行う遊技状態の場合の普通図柄用の始動ゲートであり、遊技者が右打ちをしているか否かを検知する役割も有する。
遊技領域4aの左側下方には、複数の一般入賞口42が配置されている。遊技球が一般入賞口42に入賞すると所定数の賞球の払出しが行われる。
遊技領域4aの最も左側には、発射機構により発射された遊技球を遊技領域4aに案内するため略上下方向に延びたガイドレール44が配置されている。ガイドレール44は、金属製の帯状の外内2本のガイドレール44a、44bで構成されている。
これら外内2本のガイドレール44a、44bの間で上下方向に延びた空間が、前記発射機構から発射された遊技球が通過する発射通路45を形成している。内側ガイドレール44bの上端には、発射球の発射方向(遊技領域4a側)への通過を許可すると共に戻り方向(発射通路45側)への通過を阻止する戻り球防止片46が配設されている。また、内側ガイドレール44bの最下部にはアウト球回収口47と、アウト球回収口47にアウト球を導入する球寄せ部48が形成されている。
図4は、パチンコ遊技機の制御装置の構成を示すブロック図である。なお、図4では信号を中継する中継基板や、本発明に関係のない一部の部材の構成を省略した。
この制御装置は、パチンコ遊技機1の動作を統括的に制御する主制御基板24と、主制御基板24からコマンドを受けて演出の制御をする演出制御基板25を中心に構成される。電源基板28は、主制御基板24を初めとした各基板に接続され、外部電源から交流電圧24Vを受けて直流電圧に変換し、各基板に供給する。
主制御基板24は、その内部に、主制御基板側CPU241と、ROM242と、RAM243を備えている。主制御基板側CPU241は、いわゆるプロセッサ部であり、大当りを発生させるか否かの抽選処理、決定された変動パターンや停止図柄の情報から制御コマンド作成し、演出制御基板25に送信する等の処理を行う。なお、CPU241は、本発明の「フラグ設定手段」に相当する。
ROM242は、一連の遊技機制御手順を記述した制御プログラムや制御データ等を格納した記憶部である。また、RAM243は、主制御基板側CPU241の処理で設定されたデータを一時記憶するワークエリアを備えた記憶部である。
主制御基板24には、RAMクリアスイッチ27、始動入賞口センサ38c、大入賞口センサ39c、始動ゲート通過センサ40c、一般入賞口センサ42c、磁気センサ50、電波センサ51、振動センサ52が接続され、各検知信号を受信可能となっている。
磁気センサ50は、パチンコ遊技機1に磁石等を近づけた場合に、異常を検知するセンサである。また、電波センサ51は、パチンコ遊技機1に対し強い電波が発せられた場合に異常を検知するセンサであり、振動センサ52は、パチンコ遊技機1に対し強い振動が与えられた場合に異常を検知するセンサである。
また、主制御基板24には、特別図柄表示装置43a、普通図柄表示装置43bが接続され、主制御基板側CPU241が抽選処理により取得した乱数情報は、各図柄表示装置43a、43bに送信される。
さらに、主制御基板24には、パチンコ遊技機1の外部へ接続する端子を備えた外部端子基板21が接続されている。遊技における大当り、入賞数、ゲーム数等の各種情報は、主制御基板24から外部端子基板21を介してホールコンピュータに送信される。
さらに、主制御基板24には、払出制御基板29が接続されている。払出制御基板29には、下貯留皿満杯センサ12cおよび扉開放センサ32が接続されているため、これらのセンサが異常を検知すると、検知信号は払出制御基板29から主制御基板24に送信される。なお、払出制御基板29には、遊技球払出装置19と、発射制御基板30(さらに発射装置10aと接続)が接続している。
次に、演出制御基板25は、その内部に、演出制御基板側CPU251と、ROM252と、RAM253を備えている。演出制御基板側CPU251はいわゆるプロセッサ部であり、主制御基板24から送信された制御コマンドを受信し、その制御コマンドに基づいた各種演出を制御する処理を行う。なお、CPU251は、本発明の「演出制御手段」に相当する。
ROM252は、一連の演出制御手順を記述した制御プログラムや演出データ等を格納した記憶部である。また、RAM253は、演出制御基板側CPU251の処理で設定されたデータを一時記憶するワークエリアを備えた記憶部である。
演出制御基板25には、スピーカ7、枠装飾LED8、盤面装飾LED35、ボリュームスイッチ31、左演出ボタン13、中央演出ボタン14が接続されている。これにより、演出制御基板25は、例えば、スピーカ7の効果音や各LED等の動作を制御し、演出効果を高めている。
演出ボタン13、14は、遊技者が有効期間にこれらを押下げることで、検知信号が演出制御基板25に送信され、液晶表示装置36に表示される演出が変化する。
演出制御基板25には、液晶制御基板26が接続されている。液晶制御基板26は、演出制御基板25からコマンドを受けて液晶表示装置36の表示制御を行うものである。
液晶制御基板26は、その内部に、液晶制御CPU261と、液晶制御ROM262と、液晶制御RAM263と、映像表示プロセッサVDP264と、画像データROM265と、VRAM266を備えている。
液晶制御CPU261は、いわゆるプロセッサ部であり、演出制御基板25から受信した液晶制御コマンドに基づいて表示制御を行うために必要な液晶制御データを生成する。また、そのデータを映像表示プロセッサVDP264に出力する。
液晶制御ROM262は、液晶制御CPU261の動作手順を記述したプログラムを格納した記憶部であり、液晶制御RAM263は、ワークエリアやバッファメモリとして機能する記憶部である。
映像表示プロセッサVDP264は、液晶表示装置36に表示する画像データの画像処理を行うプロセッサである。また、画像データROM265は、映像表示プロセッサVDP264が画像処理を行うために必要な画像データを格納した記憶部であり、VRAM266は、映像表示プロセッサVDP264が画像処理した画像データを一時記憶する記憶部である。
上記の構成により液晶制御基板26は、演出制御基板25から送信された液晶制御コマンドに基づき画像処理を行い、液晶表示装置36に演出画像や動画を表示している。
次に、図5を参照して、本実施形態のパチンコ遊技機で行われる変動中演出と保留演出の概要を説明する。最初に、図5(a)を参照して、図柄の変動表示に伴って行われる変動中演出(本発明の「変動中演出」)について説明する。
まず、演出1は、液晶表示装置36の画面中に特定のキャラクタが登場する「キャラクタ演出」である。演出ボタンが有効となり、遊技者が、例えば、左演出ボタン13を1回操作すると、キャラクタが大当りを予告する動作等を行う。演出ボタンの有効期間に「ボタン有効フラグ1」がオンとなるが、演出ボタンの操作により有効期間が終了し、「ボタン有効フラグ1」がオフとなる。
次に、演出2は、液晶表示装置36の画面中でキャラクタ等が会話する「会話演出」である。例えば、大当りの期待度に応じて、会話の内容や文字の色彩が異ならせた演出となっているが、演出ボタンは使用しないので、無効に設定されている。
演出3は、図柄の変動表示を跨いで演出が発展していく「ステップアップ演出」である。ステップアップ演出には、キャラクタ同士の対戦や競争が開始して勝敗が決まるものや、特定のストーリーが徐々に進展していくもの等がある。演出2と同様に、演出ボタンは使用しない。
演出4は、遊技者が複数回、演出ボタンを操作することにより、特定の予告表示等が発生する「ボタン連打演出」である。演出の具体例については後述するが、演出ボタンの操作が有効となるので、有効期間に「ボタン有効フラグ1」がオンとなる。なお、この演出では、有効期間が経過するか特定の演出効果が発生するまで「ボタン有効フラグ1」がオフとならない。
演出5は、液晶表示装置36の周辺にある可動役物37が所定の動作を行う「可動体演出」である。例えば、下駄の形状をした可動役物37bが交互に動作する演出であるが、演出2と同様に、演出ボタンは使用しない。
次に、図5(b)を参照して、遊技球の始動入賞に伴って行われる保留演出(本発明の「入賞時演出」)について説明する。まず、演出6は、保留マークを通常とは異なったものとする「保留変化予告演出」である。大当りの期待度に応じて、保留マークの形状や色彩を変化させる予告演出であるが、演出ボタンは使用しないので、無効に設定されている。
最後に、演出7は、保留マークが演出ボタンマークとなり、遊技者に演出ボタンの操作を促す「ボタン保留予告演出」である。演出の具体例については後述するが、演出ボタンの操作が有効となるので、有効期間に「ボタン有効フラグ2」がオンとなる。
「ボタン保留予告演出」は、演出ボタンマークが出現した際、演出ボタンの操作が可能となるようにしてもよいし、演出ボタンマークの保留が変動を開始するタイミングとなったとき、操作が可能となるようにしてもよい。
本実施形態では、上記演出1〜7以外にも複数の演出があるが、ここでは詳細を省略する。また、演出1、4、7(以下、「ボタン演出」ともいう)で操作する演出ボタンは、中央演出ボタン14であってもよい。この場合、例えば、演出7における演出ボタンマークを中央演出ボタン14の形状とすることで、遊技者が演出ボタンを押し間違えることがなくなる。
次に、図6A〜6Cを参照して、本実施形態のパチンコ遊技機で行われる演出の具体例を説明する。まず、図6Aを参照して、上述の「ボタン連打演出(演出4)」の具体例を説明する。
パチンコ遊技機1では、液晶表示装置36の画面中に図柄変動や各種演出が表示されるが、図6A(a)は、図柄の変動表示中に、遊技者に左演出ボタン13の連打操作を促す演出となっている。図示するように、装飾図柄55が「6」のリーチ状態となったとき、画面中央に左演出ボタン13を意味する演出ボタン表示56(本発明の「第1表示」の一例)が出現する。なお、このとき、左演出ボタン13の内蔵ランプも点灯する。
この演出では、演出ボタン表示56の背面に宝箱58が表示され、画面上部には、「連打Chance! Ready Go!」の文字が表示される。従って、遊技者は、左演出ボタン13を連打すると宝箱58が開いて、アイテム等が獲得できる演出であることを認識する。なお、画面左下に保留表示領域57があるが、実線の丸は保留のある状態、破線の丸は保留のない状態を示している。
遊技者の左演出ボタン13の操作により、例えば、宝箱58が少し開く演出が行われる(図6A(b)参照)。このとき、画面上部には、「もっと打て!」との文字が表示される。演出ボタンの操作が可能な期間は、演出ボタン表示56が表示されたままとなるので、遊技者が左演出ボタン13の操作を連続して行うと、宝箱58が徐々に開いていく演出が実現される。
その後、宝箱58が完全に開き、「大当り!」の文字(本発明の「特定の演出」の一例)が出現する(図6A(c)参照)。このとき、演出ボタン表示56の表示が消え(内蔵ランプも消灯)、左演出ボタン13の操作は無効となる。その後、装飾図柄55が3つ揃った状態となり、大当りが確定する(図示省略)。なお、図6A(b)、(c)の演出は、本発明の「第1演出」の一例である。
上記演出は、大当りが発生する例であるが、当然にハズレとなる場合もある。この場合、最終的に宝箱58が開かず、演出ボタンの有効期間が経過する演出とすることができる。また、このような場合に、「大当り!」とは表示せず、「灼熱!」や「激熱!」等の文字を表示して、これ以降の演出に期待を抱かせるようにしてもよい。
次に、図6Bを参照して、上述の「ボタン保留予告演出(演出7)」の具体例を説明する。まず、図6B(a)は、3つの装飾図柄が変動中である様子を示している。このとき、遊技球が始動入賞して、保留3が保留表示領域57に表示されたとする。
ここで、保留3は、左演出ボタン13を意味する演出ボタンマーク(本発明の「第2表示」の一例)となっている。このとき、左演出ボタン13の内蔵ランプが点灯するので、遊技者は、その操作が有効となったことを認識する。
そして、遊技者が左演出ボタン13を操作すると、保留3が通常とは異なる星印に変化する(図6B(b)参照)。このとき、演出ボタンマークの表示が消え(内蔵ランプも消灯)、左演出ボタン13の操作は無効となる。
上記演出は、保留3に対応する図柄の変動が大当りやスペシャルリーチ等に発展する可能性のあることを予告するものであり、遊技者は、期待しながら、その変動の開始を待つことになる。なお、図6B(b)の演出は、本発明の「第2演出」の一例である。
演出ボタンを操作したとき、保留マークの色彩が変化する演出としてもよい。このとき、大当り期待度に応じて色彩を異ならせることができる。なお、通常の保留マークと同じものが出現するガセ演出が含まれていてもよい。
次に、図6Cを参照して、上述の「ボタン連打演出(演出4)」と「ボタン保留予告演出(演出7)」が重複して発生した場合を説明する。
図6C(a)は、装飾図柄55が「3」のリーチ状態となった場合であるが、「ボタン連打演出」が発生して、演出ボタン表示56、宝箱58及び「連打Chance! Ready Go!」の文字が表示されている。
このとき、遊技球が始動入賞して、さらに「ボタン保留予告演出」が発生したとする。この場合には、図示するように、保留表示領域57の保留3が保留ボタンマークとなり、演出ボタンを操作する演出が重複して発生した状態となる。
このような場合、遊技者は、左演出ボタン13を操作すると何れの演出が実行されるのかわからないが、実際に左演出ボタン13を1回操作すると、図6C(b)の状態となる。すなわち、「ボタン保留予告演出」については、演出ボタンが1回操作されると、保留3が通常とは異なる星印に変化する。
一方、「ボタン連打演出」については、演出ボタンの操作が複数回有効であるので、演出ボタン表示56の表示が継続され、「もっと打て!」との文字が表示される。遊技者は、所定時間(演出ボタンの有効期間)が経過するか特定の演出効果が発生するまで、左演出ボタン13の操作が可能である。なお、有効期間中には、左演出ボタン13の内蔵ランプが点灯している。
その後、遊技者が左演出ボタン13の操作を連続して行うと、宝箱58が徐々に開いて、最終的に「大当り?」の文字が出現する(図6C(c)参照)。その後、例えば、大当りを予感させる特別演出に発展していく(図示省略)。このように、変動中演出と保留演出が重複して発生した場合にも、両方の演出が実行されるので、遊技の興趣が損なわれることはない。
演出ボタンの操作が1回有効である「キャラクタ演出(演出1)」と「ボタン保留予告演出(演出7)」が重複して発生する場合もあるが、遊技者が演出ボタンを1回操作すると、両方の演出が同時に実行され、共に有効期間が終了する。
次に、図7を参照して、演出ボタンを操作する演出の重複状態における制御について説明する。
まず、図7(a)には、演出ボタンが操作されない場合のタイミングチャートを示す。演出A(ボタン連打演出)の期間(本発明の「第1有効期間」)となると、「ボタン有効フラグ1」が「ON」となる。演出Aに対応するボタン有効フラグ1は、本発明の「第1フラグ」に相当する。また、演出ボタンの有効期間には、内蔵ランプが点灯する(図中は、「ON」)。
その後、演出B(ボタン保留予告演出)の期間(本発明の「第2有効期間」)となり、「ボタン有効フラグ2」が「ON」となる。演出Bに対応するボタン有効フラグ2は、本発明の「第2フラグ」に相当する。
その後、先に開始した演出Aの期間が経過して「ボタン有効フラグ1」が「OFF」となるが、演出Bのボタン操作はまだ有効であるので、この時点で内蔵ランプは消灯しない。
そして、演出Bの期間が経過すると、「ボタン有効フラグ2」が「OFF」となり、内蔵ランプが消灯する。上記のように、演出ボタンが操作されない場合には、予め定められた時間が経過することにより演出ボタンの有効期間が終了する。
次に、演出ボタンが操作された場合について説明する。まず、図7(a)の期間(1)に演出ボタンが操作された場合には、演出Aのみ演出ボタンの有効期間であるので、演出Aが実行される(図示省略)。なお、演出Bが開始する前に、演出Aの特定の効果が発生し、演出Aの期間が終了した場合には、「ボタン有効フラグ1」が「OFF」となり、内蔵ランプが消灯する。
次に、図7(a)の期間(2)に演出ボタンが操作された場合には、図7(b)に示すタイミングチャートの制御となる。すなわち、演出A(ボタン連打演出)では、演出ボタンの操作が複数回有効であるので、1回の操作が行われても「ボタン有効フラグ1」が「OFF」とならず、有効期間が終了しない。
一方、演出B(ボタン保留予告演出)は、演出ボタンの操作が1回有効であるので、1回の操作が行われた時点で「ボタン有効フラグ2」が「OFF」となり、有効期間が終了する。演出Aは、所定時間が経過するか特定の演出効果が発生すると終了するので、その終了により「ボタン有効フラグ1」が「OFF」となり、内蔵ランプが消灯する。
演出ボタンの操作により、液晶表示装置36では、演出Aと演出Bの両方が実行される。1回目の操作で演出Bが実行され、完結するが、演出Aは演出の途中段階である(図6C(b)参照)。なお、演出Aの演出ボタンの有効期間終了後にも、所定時間、演出A及び演出Bの表示は継続する。
最後に、図7(a)の期間(3)に演出ボタンが操作された場合には、演出Bのみ演出ボタンの有効期間であるので、演出Bが実行される(図示省略)。ここでは、演出ボタンが操作された時点で、「ボタン有効フラグ2」が「OFF」となり、内蔵ランプが消灯する。このように、本実施形態では、ボタン有効フラグのオン、オフを切替えてボタン演出を制御するので、制御の負担が軽く、ボタン演出が重複状態となっても実行することができる。
次に、図8を参照して、主制御側で行われる遊技管理処理について説明する。以下で説明する遊技管理処理は、電源投入処理が正常に終了した場合に、主制御側のメインループに対して実行されるタイマ割込処理である。
まず、主制御手段(主制御基板24)は、タイマ管理処理を行う(ステップS10)。パチンコ遊技機1には、後述する特別図柄役物動作タイマの他、普図及び特図役物動作タイマ等の多数のタイマが用意されており、それぞれ遊技に関する時間を計時している。
主制御手段は、処理状態に応じて各種タイマを更新(タイマを減算)することで、多数のタイマを管理している。その後、ステップS20に進む。
ステップS20では、主制御手段は、賞球管理処理を行う。これは、遊技盤4の遊技領域を流下する遊技球が、第1特別図柄始動口38aや一般入賞口42に入賞した場合に行われる処理である。例えば、一般入賞口42の内部にある一般入賞口センサ42cが遊技球を検出し、球検出信号を主制御手段に送信する。
主制御手段は、上記信号を受信すると、払出制御基板29(更には、遊技球払出装置19)に向けて所定個数の賞球の払出しを行うための制御信号を送信する。遊技球払出装置19は、上記制御信号を受信した後に、上貯留皿11(上貯留皿11が満杯である場合には、下貯留皿12)に所定個数の賞球を払出す。その後、ステップS30に進む。
ステップS30では、主制御手段は、普通図柄管理処理を行う。これは、遊技盤4の遊技領域を流下する遊技球が、普通図柄用始動ゲート40a、又は右普通図柄用始動ゲート40bを通過した場合に行われる処理である。具体的には、始動ゲート40a、40bの内部にある始動ゲート通過センサ40cは、ゲートを通過した遊技球を検出して、球検出信号を主制御手段に送信する。
主制御手段は、上記信号を受信すると、普通図柄の抽選乱数を取得する。この抽選乱数は最大4個まで記憶可能であり、記憶した順に上記抽選乱数の当否を抽選する。
また、主制御手段は、普通図柄表示装置43bに制御信号を送信する。普通図柄表示装置43bでは、LEDの点滅による普通図柄の変動が行われ、普通図柄は、所定時間の経過後、抽選結果に応じて当り又は外れの態様を表示して停止する。その後、ステップS40に進む。
ステップS40では、主制御手段は、普通電動役物管理処理を行う。これは、普通図柄の抽選結果により普通電動役物の動作を制御する処理である。普通図柄管理処理(ステップS30)にて、普通図柄が当り態様で停止した場合には、主制御手段は、普通電動役物用ソレノイドに制御信号を送信し、所定時間、第2特別図柄始動口38bの開閉部材を開放する。
主制御手段は、上記所定時間が経過した場合、又は所定時間経過前に第2特別図柄始動口38bに予め定められた上限数の遊技球が入賞した場合に、上記開閉部材を閉鎖するための制御信号を普通電動役物用ソレノイドに送信する。これにより、上記開閉部材は閉鎖する。その後、ステップS50に進む。
なお、普通図柄管理処理(ステップS30)にて、普通図柄が外れ態様で停止した場合には、上記開閉部材を開放することはなく、主制御手段は、何もせず普通電動役物管理処理を終了する。
ステップS50では、主制御手段は、特別図柄管理処理を行う。これは、遊技盤4の遊技領域を流下する遊技球が、第1特別図柄始動口38a、又は第2特別図柄始動口38bに入賞した場合に行われる処理である。
詳細は後述するが、始動入賞口センサ38cが遊技球を検出すると、始動入賞口センサ38cは、球検出信号を主制御手段に送信し、主制御手段では特別図柄の抽選が行われる。
主制御手段は、特別図柄表示装置43aに制御信号を送信する。特別図柄表示装置43aでは、7セグメントLEDによる特別図柄の変動が行われ、特別図柄は、所定時間の経過後に抽選結果に応じて当り又は外れの態様を表示して停止する。また、特別図柄の変動は、液晶表示装置36においても遊技者に確実に認識可能な装飾図柄で表示される。その後、ステップS60に進む。
最後に、ステップS60では、主制御手段は、特別電動役物管理処理を行う。これは、特別図柄の抽選結果により特別電動役物(大入賞装置39a、39b)の動作を制御する処理である。
詳細は後述するが、特別図柄が当り態様で停止した場合には、いわゆる大当りが発生し、所定のラウンド数の特別遊技が遊技者に付与される。特別図柄管理処理(ステップS50)にて、特別図柄が外れ態様で停止した場合には、主制御手段は、何もせず特別電動役物管理処理を終了する。特別電動役物管理処理が終了すると、遊技管理処理も終了となる。
次に、図9を参照して、遊技管理処理の中で行われる特別図柄管理処理について説明する。特別図柄管理処理では、主制御手段は、後述する特別図柄の動作ステータス(変動待機中、変動中、確認時間中)を判定し、それぞれの処理を行う。
まず、主制御手段は、始動口チェック処理1を行う(ステップS51)。これは、遊技球が第1特別図柄始動口38aへ入賞した場合の処理である。
以下、図10を参照して、始動口チェック処理1について説明する。始動口チェック処理1、次ステップの始動口チェック処理2は、始動入賞の際、すなわち遊技情報が取得された際に行われる。
まず、主制御手段は、特図1始動口へ入賞したか否かを判定する(ステップS71)。特図1始動口である特別図柄始動口38aに遊技球が入賞した場合には、「YES」の判定となり、ステップS72に進む。一方、特図1始動口へ入賞していない場合には、「NO」の判定となり、始動口チェック処理1を終了する。
ステップS71の判定が「YES」である場合、主制御手段は、特図1の保留球数が上限値か否かを判定する(ステップS72)。なお、本実施形態では、特図1の保留球数の上限が4個である。
特図1の保留球数が上限値に達した場合には、「YES」の判定となり、ステップS79に進む。ここで、後述する「保留加算コマンド」は、保留球数が上限値である場合(オーバーフロー時)にも送信されることがあるため、ステップS79に進む。一方、特図1の保留球数が上限値に達していない場合には、「NO」の判定となり、ステップS73に進む。
ステップS72の判定が「NO」である場合、主制御手段は、特図1の保留球数を1インクリメントする(ステップS73)。その後、ステップS74に進む。
ステップS74では、主制御手段は、大当り判定用乱数、特別図柄用乱数、変動パターン乱数1、変動パターン用乱数2を保留記憶エリアに格納する。「大当り判定用乱数」は大当りか否かの抽選に用いられる乱数、「特別図柄用乱数」は変動後に停止する特別図柄に関する乱数である。また、「変動パターン用乱数1」、「変動パターン用乱数2」は、特図の変動パターンを選択するための乱数である。なお、保留記憶エリアとは、主制御基板24のRAM243である。その後、ステップS75に進む。
ステップS75では、主制御手段は、入賞コマンドデータに01Hをセットする。「入賞コマンドデータ」とは、保留先読みに関する情報を含むデータであり、「01H」は、入賞コマンドデータの下位バイトを保留先読み禁止にセットすることを意味する。その後、ステップS76に進む。
次に、主制御手段は、保留先読みが禁止か否かを判定する(ステップS76)。保留先読みを行う条件を満たさない場合には、「YES」の判定となり、ステップS79に進む。一方、保留先読み条件を満たす場合には、保留先読みが禁止されないので、「NO」の判定となり、ステップS77に進む。
ステップS77では、主制御手段は、保留先読み処理を行う。具体的には、乱数判定テーブルを参照して、取得した大当り判定用乱数値が当りか否かを判定したり、特図1の停止図柄や変動パターンに関する入賞コマンドデータを取得する。その後、ステップS78に進む。
ステップS78では、主制御手段は、入賞コマンドデータに応じた保留加算コマンド(下位バイト)を作成する。具体的には、ステップS77で作成した入賞コマンドデータに応じて「保留加算コマンド(2バイトの制御コマンド)」の下位バイトを作成する。その後、ステップS79に進む。
ステップS79では、主制御手段は、保留球数に応じた保留加算コマンド(上位バイト)を作成する。すなわち、「保留加算コマンド」は、ステップS73で加算した保留球数の情報を上位バイト、ステップS77の処理で作成した保留先読みに関する情報を下位バイトとする制御コマンドである。
なお、保留先読みが行われなかった場合(ステップS76:YES)には、下位バイトは、ステップS75で設定した保留先読み禁止の情報が入っている。その後、ステップS80に進む。
最後に、主制御手段は、保留加算コマンドを送信する(ステップS80)。具体的には、主制御基板24は、演出制御基板25に向けて「保留加算コマンド」を送信する。その後、始動口チェック処理1を終了する。図9に戻るが、その後、ステップS52に進む。
ステップS52では、主制御手段は、始動口チェック処理2を行う。始動口チェック処理2は、上述の始動口チェック処理1と同様の処理であるので、詳細は省略するが、特図2用の当り乱数判定テーブル2を取得する等の相違点がある。また、保留先読みの禁止条件も特図1の禁止条件とは異なっている。その後、ステップS53に進む。
次に、主制御手段は、条件装置作動フラグがONしているか否かを判定する(ステップS53)。条件装置作動フラグがONしている場合には、「YES」の判定となり、ステップS58に進む。
一方、条件装置作動フラグがONしていない場合には、「NO」の判定となり、ステップS54に進む。すなわち、ステップS54以降は、大当りが発生していない通常遊技の場合の処理となる。
ステップS53の判定が「NO」である場合、主制御手段は、特別図柄動作ステータス判定を行う(ステップS54)。特別図柄動作ステータス(以下、特図動作ステータスともいう)が00H、01Hに設定されている場合は、特別図柄が「変動待機中」であることを意味するので、ステップS55に進む。
また、特図動作ステータスが02Hに設定されている場合は、特別図柄が「変動中」であることを意味するので、ステップS56に進む。さらに、特図動作ステータスが03Hに設定されている場合は、特別図柄の「確認時間中」であることを意味するので、ステップS57に進む。以下、各特図動作ステータスにおける処理ついて説明する。
まず、図11A、11Bを参照して、特別図柄管理処理の中で行われる特別図柄変動開始処理について説明する。上述の通り、主制御手段は、特別図柄動作ステータス判定(図9:ステップS54)で、特図動作ステータスが00H、01H(共に変動待機中)と判断された場合に、この処理を行う。
まず、図11Aにおいて、主制御手段は、特図2保留球数が0であるか否かを判定する(ステップS91)。特図2の保留球数が0である場合には、「YES」の判定となり、ステップS92に進む。一方、特図2の保留球数が0でない場合には、「NO」の判定となり、ステップS96(図11B参照)に進む。
ステップS91の判定が「YES」である場合、主制御手段は、特図1の保留球数が0であるか否かを判定する(ステップS92)。特図1の保留球数が0である場合には、「YES」の判定となり、ステップS93に進む。一方、特図1の保留球数が0でない場合には、「NO」の判定となり、ステップS96に進む。
ステップS92の判定が「YES」である場合、主制御手段は、特別図柄動作ステータスが00Hであるか否かを判定する(ステップS93)。後述するが、特別図柄確認時間中処理(図9:ステップS57)が実行された直後は、特図動作ステータスとして01Hがセットされている。
特図動作ステータスが00Hである場合には、「YES」の判定となり、特別図柄変動開始処理を終了する。一方、特図動作ステータスが00Hでない場合(01Hである場合)には、「NO」の判定となり、ステップS94に進む。
ステップS93の判定が「NO」である場合、主制御手段は、客待ちデモコマンドを送信する(ステップS94)。「客待ちデモコマンド」は、特図1、特図2の保留球がなく、特図動作ステータスが01Hという条件の場合に、主制御基板24から演出制御基板25に向けて送信される。その後、ステップS95に進む。
ステップS95では、主制御手段は、特別図柄動作ステータスに00Hをセットする。これで特別図柄変動開始処理は終了となるが、これ以後、特別図柄変動開始処理では、保留球が発生しない限り、ステップS93の判定で「YES」となる処理を繰り返す。
次に、ステップS91、ステップS92の判定が「NO」である場合、主制御手段は、特図1又は特図2の保留球数を1デクリメントする(ステップS96)。その後、ステップS97に進む。
ステップS97では、主制御手段は、保留減算コマンドを送信する。主制御基板24は、演出制御基板25に向けて「保留減算コマンド」を送信するので、特別図柄表示装置43a(右側の7セグメントLED)の保留表示及び液晶表示装置36に表示された保留表示が1減算される。その後、ステップS98に進む。
ステップS98では、主制御手段は、特別図柄動作確認データをセットする。具体的には、特図1が変動を開始する場合は特別図柄動作確認データとして「00H」を、特図2が変動を開始する場合は「01H」をセットする。その後、ステップS99に進む。
ステップS99では、主制御手段は、保留記憶エリアをシフトする。保留記憶エリア1〜4は、保留球数の減算に伴い1だけシフトする。このとき、保留記憶エリア4については0をセットする。その後、ステップS100に進む。
ステップS100では、主制御手段は、特別電動役物作動判定用乱数判定処理を行う。これは、特図に対応した当り乱数判定用テーブルを決定して乱数判定処理を行う、いわゆる特図の抽選処理である。大当り判定フラグをワークエリアへ格納する処理も行う。その後、ステップS101に進む。
ステップS101では、主制御手段は、特別停止図柄作成処理を行う。具体的には、特図に対応した図柄テーブル選択テーブルを選択し、図柄判定用乱数値、大当り判定フラグを取得して特図の停止図柄を作成する。また、特図1又は特図2の停止図柄番号、大当り判定フラグ等を対応するワークエリアに格納する。その後、ステップS102に進む。
ステップS102では、主制御手段は、遊技状態移行準備処理を行う。ここでは、大当り判定フラグがONしている場合に、大当り種別に応じた遊技状態移行テーブルを選択し、これを参照して各種バッファに値を格納する。その後、ステップS103に進む。
ステップS103では、主制御手段は、特図変動パターン作成処理を行う。これは、変動パターン振分けテーブルを選択し、特別図柄の変動パターンを作成する処理である。以下、図12を参照して、特図変動パターン作成処理について説明する。
まず、主制御手段は、変動パターン振分けテーブル選択テーブルを参照して、遊技状態、大当り判定フラグ、保留球数に応じた変動パターン振分けテーブルのアドレスを取得する(ステップS111)。具体的には、複数ある変動パターン振分けテーブルのうち、何れの変動パターン振分けテーブルを選択するかを定めたテーブルを遊技状態等の条件に応じて選択し、そのアドレスを取得する。その後、ステップS112に進む。
ステップS112では、主制御手段は、変動パターン振分けテーブルを参照し、変動パターン用乱数1、2に基づいて、特図変動パターンを作成する。変動パターン用乱数1、2は、図10のステップS74で取得した乱数である。その後、ステップS113に進む。
ステップS113では、主制御手段は、変動時間テーブルを参照し、変動時間を特別図柄役物動作タイマに格納する。その後、ステップS114に進む。
ステップS114では、主制御手段は、変動パターン指定コマンドを送信する。具体的には、演出制御基板25に向けて「変動パターン指定コマンド」を送信する。その後、特図変動パターン作成処理を終了する。図11Bに戻るが、その後、ステップS104に進む。
ステップS104では、主制御手段は、特図1又は特図2の変動中フラグをONにセットする。具体的には、これから変動することになる一方の特図の変動中フラグをONとする。その後、ステップS105に進む。
ステップS105では、主制御手段は、装飾図柄指定コマンドを送信する。具体的には、「装飾図柄指定コマンド」を作成した後、演出制御基板25に向けて、「装飾図柄指定コマンド」を送信する。その後、ステップS106に進む。
最後に、主制御手段は、変動開始時の各種設定を行う(ステップS106)。具体的には、乱数記憶エリア0に00H(消去)をセットする。また、特別図柄動作ステータスを02H(変動中)にセットするので、次回の特別図柄管理処理では、特別図柄動作ステータス判定(図9:ステップS54)にて、後述する特別図柄変動中処理(図9:ステップS56)に分岐するようになる。その後、特別図柄変動開始処理を終了する。図9に戻るが、その後、ステップS58に進む(後述する)。
次に、特別図柄管理処理の中で行われる特別図柄変動中処理について簡単に説明する。主制御手段は、特別図柄動作ステータス判定(ステップS54)にて、特図動作ステータスが「02H」(変動中)と判断された場合、この処理を行う。
主制御手段は、特図の変動時間に関するタイマである特別図柄役物動作タイマが0となった場合に、「変動停止コマンド」を送信する。また、変動停止時の各種設定を行うが、特別図柄動作ステータスを「03H」(確認時間中)にセットするので、次回の特別図柄管理処理では、特別図柄動作ステータス判定(ステップS54)にて、後述する特別図柄確認時間中処理(ステップS57)に分岐するようになる。その後、特別図柄変動中処理を終了し、ステップS58に進む(後述する)。
次に、特別図柄管理処理の中で行われる特別図柄確認時間中処理についても簡単に説明する。主制御手段は、特別図柄動作ステータス判定(ステップS54)にて、特図動作ステータスが03H(確認時間中)と判断された場合、特別図柄確認時間中処理(ステップS57)を行う。
特別図柄確認時間中処理は、特別図柄の変動が停止したときに、大当り又は小当り時の設定、時短回数の減算、回数限定の確率変動であるST回数の減算等を行う処理である。
特別図柄役物時間タイマが0となった場合、特図動作ステータスを「01H」(変動待機中)にセットするので、次回の特別図柄管理処理では、特別図柄動作ステータス判定(ステップS54)にて、特別図柄変動開始処理(ステップS55)に分岐するようになる。その後、特別図柄確認時間中処理を終了し、ステップS58に進む。
最後に、ステップS58では、主制御手段は、特別図柄表示データを更新する。具体的には、特別図柄表示装置43aの特別図柄を更新する。その後、特別図柄管理処理を終了する。以上、主制御側で行われる各種処理について説明した。
以下では、図13を参照して、副制御側で行われるメイン処理について説明する。このメイン処理には、副制御手段(演出制御基板25)の起動時に行われる初期化処理が含まれる。
まず、副制御手段は、初期化処理を行う(ステップS121)。これは、主に、副制御手段の各種初期設定を行うものであり、起動時に一度だけ行われる。その後、ステップS122に進む。
次に、副制御手段は、メインループ更新周期となったか否かを判定する(ステップS122)。メインループとは、後述するステップS124〜S129までの処理であるが、その更新周期は16msである。
ステップS122に進んだとき更新周期の16msが経過すると、「YES」の判定となり、ステップS124に進む。一方、16ms経過する前の状態では、更新周期となっていないので、「NO」の判定となる。この場合には、ステップS123に進む。
ステップS122の判定が「NO」である場合、副制御手段は、各種ソフト乱数の更新処理を行う(ステップS123)。その後、ステップS122の判定が「YES」となるまでステップS122、S123の処理を繰り返す。このループの期間に、1ms周期のタイマ割込処理(図17参照)が実行されるが、副制御手段は、この割込処理の回数をカウントして、上記の16msが経過したか否かを判定する。
ステップS122の判定が「YES」である場合、副制御手段は、LEDデータ更新処理を行う(ステップS124)。上述の通り、ステップS124〜S129はメインループの処理となるが、ここでは、枠装飾LED8、盤面装飾LED35のデータを更新することで、装飾LEDの発光態様を変化させる。その後、ステップS125に進む。
ステップS125では、副制御手段は、受信コマンド解析処理を行う。受信コマンド解析処理の詳細は後述するが、受信した制御コマンドの種別を解析し、それに応じた各種処理を行うものである。その後、ステップS126に進む。
ステップS126では、副制御手段は、メインシナリオ更新処理を行う。具体的には、制御コマンドに応じた演出の各種設定を行う。その後、ステップS127に進む。
ステップS127では、副制御手段は、サウンド出力処理を行う。具体的には、シナリオに応じてスピーカ7からサウンドを出力させる。その後、ステップS128に進む。
ステップS128では、副制御手段は、ソレノイド更新処理を行う。具体的には、大入賞装置39等に用いられているソレノイドの詳細な動作を設定する。その後、ステップS129に進む。
ステップS129では、副制御手段は、ノイズ対策用処理を行う。具体的には、周辺LSIがノイズの影響を受けていないかチェックする。この処理が終了すると、ステップS122に戻り、以降の処理を継続して実行する。
次に、図14を参照して、説明を後に回した副制御側のメイン処理の中で行われる受信コマンド解析処理について説明する。
まず、副制御手段は、受信コマンドが正常であるか否かを判定する(ステップS131)。受信コマンドが正常である場合には、「YES」の判定となり、ステップS132に進む。一方、受信コマンドが正常でない場合には、「NO」の判定となり、受信コマンド解析処理を終了する。
ステップS131の判定が「YES」である場合、副制御手段は、受信コマンドが保留加算コマンドであるか否かを判定する(ステップS132)。なお、「保留加算コマンド」は、始動口チェック処理1、2の中で、主制御基板24から演出制御基板25に向けて送信されるコマンドである(図10参照)。
受信コマンドが「保留加算コマンド」である場合には、「YES」の判定となり、ステップS133に進む。一方、「保留加算コマンド」でない場合には、「NO」の判定となり、ステップS134に進む。
まず、ステップS132の判定が「YES」である場合を説明する。この場合、副制御手段は、保留加算コマンド受信時処理を行う(ステップS133)。以下、図15を参照して、受信コマンド解析処理の中で行われる保留加算コマンド受信時処理について説明する。
まず、副制御手段は、演出状態、先読み情報に応じて保留演出を抽選する(ステップS141)。具体的には、現在実行中の演出や先読みが禁止されていないか等の情報に応じて保留演出(図5(b)参照)を抽選する。その後、ステップS142に進む。
次に、副制御手段は、抽選結果に対応する演出シナリオをセットする(ステップS142)。ここでセットした演出シナリオに基づいて、演出制御基板25が液晶制御基板26に制御コマンドを送信し、選択された演出が行われる。その後、保留加算コマンド受信時処理を終了する。その後、図14に戻り、受信コマンド解析処理も終了となる。
次に、図14のステップS132の判定が「NO」である場合を説明する。副制御手段は、受信コマンドが変動パターン指定コマンドであるか否かを判定する(ステップS134)。なお、「変動パターン指定コマンド」は、変動パターン作成処理の中で、主制御基板24から演出制御基板25に向けて送信されるコマンドである(図12参照)。
受信コマンドが「変動パターン指定コマンド」である場合には、「YES」の判定となり、ステップS135に進む。一方、「変動パターン指定コマンド」でない場合には、「NO」の判定となり、ステップS136に進む。
まず、ステップS134の判定が「YES」である場合を説明する。この場合、副制御手段は、変動パターン指定コマンド受信時処理を行う(ステップS135)。以下、図16を参照して、受信コマンド解析処理の中で行われる変動パターン指定コマンド受信時処理について説明する。
まず、副制御手段は、演出状態、変動パターンに応じて変動中演出を抽選する(ステップS151)。具体的には、現在実行中の演出や図柄の変動パターンに応じて変動中演出(図5(a))を抽選する。その後、ステップS152に進む。
次に、副制御手段は、抽選結果に対応する演出シナリオをセットする(ステップS152)。ここでも、セットした演出シナリオに基づいて、演出制御基板25が液晶制御基板26に制御コマンドを送信し、選択された演出が行われる。その後、変動パターン指定コマンド受信時処理を終了する。その後、図14に戻り、受信コマンド解析処理も終了となる。
次に、図14のステップS134の判定が「NO」である場合を説明する。この場合、副制御手段は、受信コマンドに応じた処理をセットする(ステップS136)。例えば、受信コマンドが「変動停止コマンド」であった場合には、図柄の変動停止に関する処理をセットする。その後、受信コマンド解析処理を終了する。
次に、図17を参照して、副制御側のタイマ割込処理について説明する。このタイマ割込処理は、上述の副制御側メイン処理(図13参照)に対して、1ms周期で実行される処理である。
まず、副制御手段は、CPUレジスタの初期設定をする(ステップS161)。具体的には、ポートのリフレッシュ初期値の設定を行う。その後、ステップS162に進む。
ステップS162では、副制御手段は、出力処理を行う。具体的には、可動役物37に用いられているソレノイドやモータの出力処理を行う。その後、ステップS163に進む。
ステップS163では、副制御手段は、演出ボタン入力状態更新処理を行う。副制御手段は、演出ボタン13、14の操作がされた場合に、入力状態を更新する。その後、ステップS164に進む。
ステップS164では、副制御手段は、液晶制御コマンド送信処理を行う。演出制御基板25は、例えば、選択された変動演出パターンに関するコマンドを液晶制御基板26に向けて送信する。その後、ステップS165に進む。
ステップS165では、副制御手段は、モータ更新処理を行う。具体的には、可動役物37等に用いられているモータの詳細な動作設定をする。その後、ステップS166に進む。
ステップS166では、副制御手段は、LEDデータ出力処理を行う。具体的には、必要なタイミングで枠装飾LED8、盤面装飾LED35を点灯、点滅させるLEDデータ出力を行う。その後、ステップS167に進む。
ステップS167では、副制御手段は、演出実行処理を行う。演出実行処理の詳細は、後述するが、主に、演出ボタン13、14の操作に応じた演出の実行に関する。その後、ステップS168に進む。
最後に、副制御手段は、メインループ更新周期用ワークを1インクリメントする(ステップS168)。これは、メインループ処理(図13:ステップS124〜S129)の更新周期である16msをカウントするため、メインループ更新周期用ワークを1だけインクリメントする処理である。その後、タイマ割込処理を終了する。
最後に、図18A、18Bを参照して、説明を後に回したタイマ割込処理の中で行われる演出実行処理について説明する。
まず、図18Aにおいて、副制御手段は、演出ボタンの有効期間が開始したか否かを判定する(ステップS171)。演出ボタンの操作が必要な「ボタン演出」が選択され、有効期間が開始した場合には、「YES」の判定となり、ステップS172に進む。一方、有効期間が開始していない場合には、「NO」の判定となり、ステップS174に進む。
ステップS171の判定が「YES」である場合、副制御手段は、演出ボタン内蔵ランプを点灯させる(ステップS172)。演出ボタンの内蔵ランプの点灯は、演出ボタンの操作が有効であることを意味する。その後、ステップS173に進む。
ステップS173では、副制御手段は、ボタン演出に対応するボタン有効フラグをセットする。本実施形態では、変動中演出に「ボタン有効フラグ1」、保留演出に「ボタン有効フラグ2」が対応する。その後、ステップS174に進む。
次に、副制御手段は、演出ボタンの操作があったか否かを判定する(ステップS174)。演出ボタンの操作があった場合には、「YES」の判定となり、ステップS175に進む。一方、操作がなかった場合には、「NO」の判定となり、ステップS186に進む(図18B参照)。
ステップS174の判定が「YES」である場合、副制御手段は、ボタン有効フラグ1がONか否かを判定する(ステップS175)。「ボタン有効フラグ1」がオンの場合には、「YES」の判定となり、ステップS176に進む。一方、「ボタン有効フラグ1」がオンでない場合には、「NO」の判定となり、ステップS181に進む(図18B参照)。
ステップS175の判定が「YES」である場合、副制御手段は、実行中のボタン演出に対応する演出を実行する(ステップS176)。例えば、液晶表示装置36で「ボタン連打演出」や「ボタン保留予告演出」を実行する。その後、ステップS177に進む。
次に、副制御手段は、ボタン操作は複数回有効か否かを判定する(ステップS177)。具体的には、選択された演出が「ボタン保留予告演出」の場合には、ボタン操作は1回有効であるので、「NO」の判定となり、ステップS178に進む。一方、選択された演出が「ボタン連打演出」の場合には、ボタン操作は複数回有効であるので、「YES」の判定となり、ステップS181に進む(図18B参照)。
ステップS177の判定が「NO」である場合、副制御手段は、ボタン有効フラグ1をOFFに設定する(ステップS178)。例えば、選択された演出が「ボタン保留予告演出」の場合であるので、演出ボタンの1回の操作により「ボタン有効フラグ1」をオフに設定する。その後、ステップS179に進む。
次に、副制御手段は、ボタン有効フラグ2がONか否かを判定する(ステップS179)。「ボタン有効フラグ2」がオンの場合には、「YES」の判定となり、ステップS181に進む(図18B参照)。一方、「ボタン有効フラグ2」がオンでない場合には、「NO」の判定となり、ステップS180に進む。
ステップS179の判定が「NO」である場合、副制御手段は、演出ボタン内蔵ランプを消灯する(ステップS180)。演出ボタンの内蔵ランプが消灯は、演出ボタンの操作が有効でないことを意味する。その後、ステップS181に進む(図18B参照)。
次に、副制御手段は、ボタン有効フラグ2がONか否かを判定する(ステップS181)。ステップS179では、演出ボタン内蔵ランプを消灯する必要があるか判定するため、「ボタン有効フラグ2」のオンを確認したが、ここでは、選択されたボタン演出を実行するための確認となる。
「ボタン有効フラグ2」がオンの場合には、「YES」の判定となり、ステップS182に進む。一方、「ボタン有効フラグ2」がオンでない場合には、「NO」の判定となり、ステップS186に進む。
ステップS181の判定が「YES」である場合、副制御手段は、実行中のボタン演出に対応する演出を実行する(ステップS182)。例えば、液晶表示装置36で「ボタン保留予告演出」を実行する。その後、ステップS183に進む。
ステップS183では、副制御手段は、ボタン有効フラグ2をOFFに設定する。すなわち、「ボタン保留予告演出」が選択された場合に、演出ボタンの1回の操作により「ボタン有効フラグ2」をオフに設定する。その後、ステップS184に進む。
次に、副制御手段は、ボタン有効フラグ1がONか否かを判定する(ステップS184)。ここでは、演出ボタン内蔵ランプを消灯する必要があるか判定するため、「ボタン有効フラグ1」のオンを確認する。
「ボタン有効フラグ1」がオンの場合には、「YES」の判定となり、ステップS186に進む。一方、「ボタン有効フラグ1」がオンでない場合には、「NO」の判定となり、ステップS185に進む。
ステップS184の判定が「NO」である場合、副制御手段は、演出ボタン内蔵ランプを消灯する(ステップS185)。その後、ステップS186に進む。
最後に、副制御手段は、設定された演出シナリオに基づいて、演出を実行する(ステップS186)。ここでいう演出は、「ボタン演出」以外の演出であり、例えば、会話演出や保留変化予告演出である(図5参照)。その後、演出実行処理を終了する。以上、パチンコ遊技機1の一連の動作を説明した。
上記のように、本実施形態の遊技機には、操作手段の第1有効期間に複数回の操作を受付可能で、その操作により第1演出が実行される変動中操作演出と、操作手段の第2有効期間に、その操作により第2演出が実行される入賞時操作演出とがある。第1有効期間の開始時には第1フラグ、第2有効期間の開始時には第2フラグがオンに設定されるが、この状態で操作手段が操作されると、第1演出、第2演出が実行される。また、操作手段が操作されたことや所定条件が成立したことにより第1フラグ、第2フラグをオフに設定する。このように、フラグのオン、オフの状態で第1演出、第2演出の実行を制御するので、制御負担を軽減することができる。
上記の実施形態は、本発明の一例であり、これ以外にも本発明を実施することができる種々の変形例が考えられる。
本実施形態では、図5に示すように演出ボタンを操作する演出が3種類(演出1、4、7)あったが、これに限られない。例えば、演出ボタンの操作により可動役物37a、37bが動作する演出を追加してもよい。また、保留演出の中に「ボタン連打演出」を設けてもよい。
本実施形態の「ボタン演出」では、主に、左演出ボタン13の操作を促す演出として説明したが、遊技者に中央演出ボタン14を操作させる演出であってもよい。この場合、有効期間中には、液晶表示装置36の画面中に中央演出ボタン14を意味する演出ボタン表示を出現させる。さらに、大当り期待度に応じて演出ボタンを使い分けるようにすれば、遊技の興趣を向上させることができる。
「ボタン演出」が重複状態となったとき、遊技者の演出ボタンの操作によって特別な演出が実行されるようにしてもよい。また、重複状態のとき、演出ボタンの内蔵ランプの発光態様を変化させたり、液晶表示装置36の画面中に「重複中」等の文字を表示することで、遊技者の演出ボタンの操作を促してもよい。
以上、本実施形態としてパチンコ遊技機について説明したが、本発明は、これに限らず、雀球式遊技機、アレンジボール機、封入式遊技機、回胴式遊技機、遊技球が遊技媒体となる回胴式遊技機(いわゆる、パロット機)等の遊技機にも適用可能である。
1 パチンコ遊技機
2 外枠
3 前面枠
4 遊技盤
4a 遊技領域
4b 化粧板
5 前扉
6 ガラス板
7 スピーカ
8 枠装飾LED
9 前面板
10 発射ハンドル
10a 発射装置
11 上貯留皿
12 下貯留皿
12a 下貯留皿満杯センサ
13 左演出ボタン (操作手段)
14 中央演出ボタン (操作手段)
16 裏機構盤
17 遊技球貯留タンク
18 タンクレール
19 遊技球払出装置
21 外部端子基板
22 端子基板ケース
23 裏カバー
24 主制御基板 (フラグ設定手段)
24a 主制御基板ケース
25 演出制御基板 (演出制御手段)
25a 演出制御基板ケース
26 液晶制御基板
26a 液晶制御基板ケース
27 RAMクリアスイッチ
28 電源基板
28a 電源基板ケース
29 払出制御基板
29a 払出制御基板ケース
30 発射制御基板
31 ボリュームスイッチ
34a センター飾り体
34b 左部コーナー飾り体
34c 右部コーナー飾り体
35 盤面装飾LED
36 液晶表示装置 (図柄表示手段)
37a、37b 可動役物
38 始動入賞装置
38a 第1特別図柄始動口
38b 第2特別図柄始動口
38c 始動入賞口センサ
39 大入賞装置
39a 第1大入賞装置
39b 第2大入賞装置
39c 大入賞口センサ
40a 普通図柄用始動ゲート
40b 右普通図柄用始動ゲート
40c 始動ゲート通過センサ
41 風車
42 一般入賞口
42a 一般入賞口センサ
43a 特別図柄表示装置
43b 普通図柄表示装置
44 ガイドレール
44a 外側ガイドレール
44b 内側ガイドレール
45 発射通路
46 戻り球防止片
47 アウト球回収口
48 球寄せ部
50 磁気センサ
51 電波センサ
52 振動センサ

Claims (4)

  1. 種々の図柄を変動表示する図柄表示手段と、
    遊技者によって操作可能な操作手段と、
    図柄の変動表示に伴う変動中演出及び遊技球の始動入賞に伴う入賞時演出を行う演出制御手段とを備えた遊技機であって、
    前記変動中演出には、前記操作手段の第1有効期間に複数回の操作を受付可能で、該操作手段の操作により第1演出が実行される変動中操作演出が含まれ、
    前記入賞時演出には、前記操作手段の第2有効期間に、該操作手段の操作により第2演出が実行される入賞時操作演出が含まれ、
    前記第1有効期間の開始時に第1フラグをオンに設定し、前記第2有効期間の開始時に第2フラグをオンに設定するフラグ設定手段を備え、
    前記第1フラグ及び前記第2フラグがオンに設定されている場合に、前記操作手段が操作されたことに基づいて、前記第1演出及び前記第2演出が実行され、且つ前記第2フラグがオフに設定され、前記第1フラグは所定条件が成立したときオフに設定されることを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記所定条件は、前記第1有効期間が経過すること又は特定の演出が実行されることであることを特徴とする遊技機。
  3. 請求項1又は2に記載の遊技機において、
    前記第1有効期間又は前記第2有効期間であるとき点灯するランプを備え、
    前記第1有効期間と前記第2有効期間のうち一方が終了したとき、他方が有効期間中であるか否かが判定され、何れも有効期間中でない場合に前記ランプを消灯させることを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機において、
    前記第1有効期間であるとき表示される第1表示と、前記第2有効期間であるとき表示される第2表示とを有し、
    前記第1有効期間が終了したとき前記第1表示が消去され、前記第2有効期間が終了したとき前記第2表示が消去されることを特徴とする遊技機。
JP2012257993A 2012-11-26 2012-11-26 遊技機 Pending JP2014104065A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012257993A JP2014104065A (ja) 2012-11-26 2012-11-26 遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012257993A JP2014104065A (ja) 2012-11-26 2012-11-26 遊技機

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014104065A true JP2014104065A (ja) 2014-06-09

Family

ID=51026069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012257993A Pending JP2014104065A (ja) 2012-11-26 2012-11-26 遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014104065A (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016002312A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 株式会社大一商会 遊技機
JP2016123600A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2016131851A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 株式会社藤商事 遊技機
JP2016202643A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 サミー株式会社 ぱちんこ遊技機
JP2016202687A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 株式会社北電子 遊技機
JP2017056179A (ja) * 2016-01-27 2017-03-23 株式会社大都技研 遊技台
JP2018057719A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018057727A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018057722A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018057716A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2019134766A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 株式会社大一商会 遊技機
JP2021098118A (ja) * 2018-09-28 2021-07-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2022128237A (ja) * 2021-02-22 2022-09-01 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003117133A (ja) * 2001-10-11 2003-04-22 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2004008312A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2009165530A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Heiwa Corp 遊技機
JP2012187179A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Daito Giken:Kk 遊技台

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003117133A (ja) * 2001-10-11 2003-04-22 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2004008312A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Fuji Shoji:Kk 弾球遊技機
JP2009165530A (ja) * 2008-01-11 2009-07-30 Heiwa Corp 遊技機
JP2012187179A (ja) * 2011-03-09 2012-10-04 Daito Giken:Kk 遊技台

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016002312A (ja) * 2014-06-17 2016-01-12 株式会社大一商会 遊技機
JP2016123600A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 京楽産業.株式会社 遊技機
JP2016131851A (ja) * 2015-01-22 2016-07-25 株式会社藤商事 遊技機
JP2016202643A (ja) * 2015-04-23 2016-12-08 サミー株式会社 ぱちんこ遊技機
JP2016202687A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 株式会社北電子 遊技機
JP2017056179A (ja) * 2016-01-27 2017-03-23 株式会社大都技研 遊技台
JP2018057719A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018057727A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018057722A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2018057716A (ja) * 2016-10-07 2018-04-12 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP2019134766A (ja) * 2018-02-05 2019-08-15 株式会社大一商会 遊技機
JP2021098118A (ja) * 2018-09-28 2021-07-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP7110428B2 (ja) 2018-09-28 2022-08-01 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 遊技機
JP2022128237A (ja) * 2021-02-22 2022-09-01 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機
JP7304645B2 (ja) 2021-02-22 2023-07-07 株式会社サンセイアールアンドディ 遊技機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5400191B2 (ja) 遊技機
JP6204745B2 (ja) 遊技機
JP2014104065A (ja) 遊技機
JP6336726B2 (ja) 遊技機
JP6514181B2 (ja) 遊技機
JP5430706B2 (ja) 遊技機
JP6032927B2 (ja) 遊技機
JP5492954B2 (ja) 弾球遊技機
JP2018094094A (ja) 遊技機
JP2019000452A (ja) 遊技機
JP5940044B2 (ja) 遊技機
JP2015080523A (ja) 遊技機
JP2013184002A (ja) 遊技機
JP2019000455A (ja) 遊技機
JP5974028B2 (ja) 弾球遊技機
JP5745014B2 (ja) 遊技機
JP6329231B2 (ja) 遊技機
JP2014012231A (ja) 遊技機
JP2015093020A (ja) 遊技機
JP6047532B2 (ja) 弾球遊技機
JP5853005B2 (ja) 遊技機
JP2013252209A (ja) 弾球遊技機
JP2013244372A (ja) 遊技機
JP5378563B2 (ja) 遊技機
JP2015054140A (ja) 弾球遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140318

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140519

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150120

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20150609