JP2003029941A - 情報処理装置および印刷装置とその制御方法 - Google Patents

情報処理装置および印刷装置とその制御方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】リソースのダウンロードと印刷ジョブとを非同
期に受信する印刷装置において、リソースの更新を安全
に行う。 【解決手段】印刷装置がリソースポート3411においてダ
ウンロードデータを受信した場合、タイミング3411で印
刷ジョブ受付停止指示を印刷ジョブポートに発行する。
リソースポート3411は、その時点でバッファ3415に格納
された印刷ジョブが出力され終わることを監視し、バッ
ファ3415が空になった場合に、受信したリソースデータ
を印刷装置の格納領域3419に格納し、リソースを更新す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばコンピュー
タとプリンタもしくは機能複合型複写機等が接続され、
装置間においてマルチチャネルで非同期にデータの送受
信が可能な環境における、周辺機器管理装置および方法
と印刷装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フォント等のリソースを出力機器
にダウンロードするシステムにおいては、ダウンロード
はシステム管理者により行なわれるべきものとし、ダウ
ンロードの際には、ダウンロード対象となる出力機器へ
の管理者以外からの接続を物理的に遮断し、管理者が出
力機器を占有する第1の方法と、管理者が出力機器への
ダウンロードを行う一方で、その出力機器に、他の使用
者による印刷データを受け付けさせ、出力とダウンロー
ドとを同時進行させる第2の方法とがあった。
【0003】また、特開2000−35860では、マ
ルチチャネル環境で、ある出力機器により印刷中の印刷
データで使用するリソースのダウンロード時、その出力
機器による印刷を一時休止してダウンロードを優先的に
行い、その後印刷を再開する第3の方法が示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、管理者
が出力機器を物理的に占有する第1の方法は、LANやイ
ンターネットに接続された大規模なネットワーク環境に
おいては事実上不可能である。
【0005】また、印刷とダウンロードとを同時進行さ
せる第2の方法においては、印刷イメージの生成に用い
るリソースが印刷イメージの生成と同時に変更されるた
め、文字化けなどの予期せぬ出力が成されたり、さらに
は、データの破壊により復旧不可能な状態を招くことも
あった。
【0006】また、ダウンロードを優先させる第3の方
法は、出力時に、その出力において使用するリソースの
ダウンロードに関してのみ、出力機器の有するリソース
と出力との調整を図ったものであり、リソースデータの
ダウンロードと出力とが同期しない環境、すなわちプリ
ンタが例えばネットワークに接続されており、多くのユ
ーザがそれを出力機器として利用し、リソースのダウン
ロードは管理者が行なうといった環境においては、リソ
ースのダウンロード作業により多くの利用者の出力結果
に予期せぬ影響をもたらすことを回避できなかった。
【0007】以上のように、従来とられていたいずれの
方法においても、ネットワークに接続されて共有される
出力機器に対するリソースのダウンロードとその出力機
器の使用とを、不測の結果を招くことなく実現すること
は困難であった。
【0008】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、リソースのダウンロードと本来の出力動作との競合
を防止し、出力結果に対して予期しない影響をもたらさ
ずにリソースのダウンロードを実現する周辺機器管理装
置および方法と印刷装置及びその制御方法を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は次のような構成から成る。
【0010】周辺機器管理装置と接続され、更新可能な
リソースデータを保持する印刷装置であって、前記周辺
機器管理装置から出力ジョブと該出力ジョブの処理時に
使用されるリソースデータとを非同期に受信可能な受信
手段と、前記受信手段によりリソースデータを受信した
場合に、それ以降の新たな出力ジョブの受信を停止し、
すでに受信されて待機状態にある印刷ジョブの処理が完
了したと判定したなら、前記受信手段により受信したリ
ソースデータにより、保持されているリソースデータを
更新する更新手段とを備える。
【0011】さらに好ましくは、前記更新手段は、前記
受信手段によりリソースデータを受信した場合に、すで
に受信されて待機状態にある印刷ジョブの印刷出力がし
終えたなら、当該印刷ジョブの処理の完了と判定する。
【0012】さらに好ましくは、前記更新手段は、前記
受信手段によりリソースデータを受信した場合に、すで
に受信されて待機状態にある印刷ジョブを削除し、当該
印刷ジョブの処理の完了と判定する。
【0013】さらに好ましくは、前記更新手段は、前記
受信手段によりリソースデータを受信した場合に、すで
に受信されて待機状態にある印刷ジョブについて、保持
されているリソースデータを使用してデータを変換し、
変換したデータを退避領域に格納したなら、当該印刷ジ
ョブの処理の完了と判定する。
【0014】さらに好ましくは、前記リソースデータに
はフォントを含み、前記更新手段は、印刷ジョブについ
て、保持されているリソースデータを使用してイメージ
データに変換する。
【0015】さらに好ましくは、前記印刷ジョブは、出
力のために有権者の認証を要する印刷ジョブ含み、前記
更新手段は、認証を要する印刷ジョブについては、イメ
ージデータとともに当該イメージデータの出力を許可す
るための認証情報を格納する。
【0016】さらに好ましくは、前記更新手段は、前記
受信手段によりリソースデータを受信した場合に、すで
に受信されて待機状態にある印刷ジョブについて、各印
刷ジョブごとに指定された宛先に対して、リソースの更
新を行う旨の通知を発行する手段をさらに有する。
【0017】さらに好ましくは、前記印刷ジョブは、出
力のために有権者の認証を要する印刷ジョブ含み、前記
更新手段は、イメージデータとともに、当該イメージデ
ータの出力を許可するための認証情報を格納する。
【0018】あるいは、周辺機器管理装置および更新可
能なリソースデータを保持する印刷装置と接続された情
報処理装置であって、前記周辺機器管理装置から出力ジ
ョブと該出力データに処理時に使用されるリソースデー
タの送信とを非同期に受信可能な受信手段と、前記受信
手段によりリソースデータを受信した場合に、それ以降
の新たな出力ジョブの受信を停止し、すでに受信されて
待機状態にある印刷ジョブの処理が完了したと判定した
なら、前記受信手段により受信したリソースデータによ
り、前記印刷装置により保持されているリソースデータ
を更新する更新手段とを備える。
【0019】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] <システム構成>図1は、本発明の特徴を最も良く表し
た図であり、同図を用いて本発明の実施形態である印刷
システムの構成を説明する。同図において、1はネット
ワークであり、通常はEthernetを使用する。Ethernet以
外にも、LocalTalkなどがある。なお、本実施形態にお
ける「ネットワーク」という言葉は、物理的なケーブル
と、ケーブル上を通る電気的な信号と、電気的な信号の
組みあわせで実現される情報交換を実現するもの(プロ
トコル)の内の一つもしくは複数を指し、通常は、これ
らの総称を指す。2は、サーバコンピュータであり、フ
ァイルサーバ、Webサーバなどの機能を有し、本システ
ムの中核を成すものである。3は管理者用パーソナルコ
ンピュータ(以下パーソナルコンピュータをPCと表記)
であり、サーバに対する指示や周辺機器への指示等を行
う。4および5はクライアントPCであり、ネットワークに
接続された一般ユーザが使用するPCである。なお、管理
者用PCであっても、クライアントPCとしても使用される
こともありうる。6および7はプリンタであり、ネットワ
ーク1に接続され、クライアントPC4および5からの印刷
命令を受けつけ、命令に従い印刷処理を行う。8および9
は、機能複合型複写機であり、画像スキャナ機能、プリ
ンタ機能、ファクシミリ機能を備え、一つまたは複数の
機能を組み合わせることにより、複写機、プリンタ、ス
キャナ、ファクシミリとして利用可能である。
【0020】次に、同図を用いて、本システムの動作を
説明する。サーバ2は、定期的にプリンタ6、同7、機能
複合型複写機8、同9と通信を行い、機器の状態やソフト
ウェアの設定をモニタする。管理者用PC3から機器に対
し設定の変更やソフトウェア、ソフトウェアで使用する
リソースの変更を行う。管理者用PC 3から与えられた
指示の結果は、サーバ2の内部に情報として集められ、
クライアントPC4および5は、サーバ2から情報を受け取
る。また、サーバ2はhttpプロトコルを用いた通信手段
を備え、管理者用PC3、クライアントPC4、および5はWeb
Browserを使用してサーバ2の情報を取得し、またサーバ
2に対して指示を与えることが可能である。サーバ2は、
管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5から指示があ
ると、サーバに貯えられた情報を用いて、管理者用PC
3、クライアントPC4もしくは5に情報を返す。また、情
報の内容によっては、プリンタ6、同7、機能複合型複写
機8、同9から情報を取得し、管理者用PC3、クライアン
トPC4もしくは5に情報を返すか、プリンタ6、同7、機能
複合型複写機8、同9に対して設定等の処理を行う。管理
者用PC3には、ダウンローダを備え、プリンタ6、同7、
機能複合型複写機8、同9に対しソフトウェアもしくはソ
フトウェアが使用するリソースのダウンロードを行う。
ソフトウェアは、機器の印刷制御ファームウェア、ネッ
トワーク制御ファームウェア、また機能複合型複写機
8、同9においては、前記ファームウェアに加え、スキャ
ナ制御ファームウェア、ファクシミリ制御ファームウェ
ア、複写機ファームウェア、パネル操作ファームウェ
ア、画像管理ソフトウェア、アドレス管理ソフトウェア
などがある。また、ソフトウェアが使用するリソースと
しては、フォント、外字、オーバレイフォーム、キャリ
ブレーションテーブル、アドレス管理ソフトウェアが使
用するアドレス情報、ファクシミリ番号などがある。ク
ライアントPC4および5は、プリンタ6、同7、機能複合型
複写機8、同9をアクセスして使用するためのソフトウェ
ア(ドライバ等)およびソフトウェアが使用するリソー
ス(クライアントPC用リソース)を保持する。ソフトウ
ェアは、プリンタを使用するためのプリンタドライバ、
スキャナを使用するためのスキャナドライバ、ファクシ
ミリを使用するためのファクシミリドライバ、複写機を
制御するための複写機ユーティリティソフトウェア、ネ
ットワークを利用するためのネットワークドライバ、We
bBrowser、アプリケーションソフトウェアなどがあり、
ソフトウェアが使用するリソースについては、プリンタ
フォントに対応したクライアントPC用フォント、ファク
シミリドライバが利用するアドレス情報、カラーキャリ
ブレーションを行う際の印刷データ、プレビューで利用
するオーバレイイメージ等がある。
【0021】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースをプ
リンタ7、機能複合型複写機8、同9に反映させることが
可能である。また同様に機能複合型複写機8の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを機
能複合型複写機9、プリンタ6、同7に反映させることが
可能である。機種間で機能の違いがあるときは、両機種
に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可能な
リソースなどの情報については変換された後反映され
る。同様に、これらの機種に関するクライアントPC4上
の情報をクライアントPC5に反映させることも可能であ
る。これらの処理は、サーバ2を通して情報の交換を行
うことにより実現される。
【0022】プリンタ6、同7、機能複合型複写機8、同9
の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなくパネ
ルからの設定やクライアントPCからの設定によっても変
更される場合がある。この情報を正確にクライアントPC
に渡す必要があるものは、クライアントPCから表示等の
指示があった場合、常にプリンタ6、同7、機能複合型複
写機8、同9に問い合わせを行い、問い合わせ時点での情
報をクライアントPCに返す。正確さが、さほど厳密に要
求されないものについては、サーバ内に保持した情報を
用いる。
【0023】図2は、図1のシステムにおける各機器の主
なハードウェアモジュールを表した図である。同図を用
いて、各機器のハードウェアモジュールの機能を説明す
る。同図において、201は、ネットワークラインであ
る。ネットワークラインは、各機器間のネットワークを
構成する物理的なラインであり、通常はツイストペアケ
ーブル、同軸ケーブルや光ファイバなどが使われる。サ
ーバ2を構成するハードウェアモジュールとしては、ネ
ットワークボード202、CPUボード203、Videoインタフェ
イス204、I/Oインタフェイス205、SCSIインタフェイス2
06と、それらに接続されたCRT207、キーボード208、マ
ウス209、ハードディスクドライブ210である。ハードデ
ィスクドライブ210は、複数のハードディスクユニット
が並列に接続されており、データ転送の高速化と高信頼
性を確保している。管理者用PC3、クライアントPC4、同
5を構成するハードウェアモジュールとしては、ネット
ワークボード202、CPUボード203、Videoインタフェイス
204、I/Oインタフェイス205、IDEインタフェイス211
と、それらに接続されたCRT207、キーボード208、マウ
ス209、ハードディスクドライブ210である。サーバとは
ハードディスクの構成が異なる。プリンタ6、同7のハー
ドウェアモジュールとしては、周辺機器に対応したネッ
トワークボード212、プリンタコントローラ213、プリン
トエンジン214を備える。機能複合型複写機8、同9のハ
ードウェアモジュールとしては、周辺機器に対応したネ
ットワークボード212、機能複合型複写機コントローラ2
15、プリントエンジン214、操作パネルコントローラ21
6、操作パネル217、スキャナコントローラ218、スキャ
ナユニット219、モデム220、ハードディスクIF221、ハ
ードディスク222を備える。
【0024】図3は、サーバ2のソフトウェア構成を表
した図である。同図において、301はOS(オペレーティ
ングシステム)、302はライブラリ、303はWebサーバ、3
04はアプリケーションであり、アプリケーションの一部
として305周辺機器管理プログラムを含む。306はハード
ウェア制御プログラムであり、ハードウェア制御プログ
ラムの一部としてネットワークボード制御プログラム30
7、ハードディスク制御プログラム308を含む。
【0025】図4は、サーバ2の周辺機器管理プログラ
ム305の構成を表した図である。周辺機器管理プログラ
ム305は、サーバ2上のアプリケーションの一つとして実
現される。401は管理プログラムのメイン部分であり、
管理プログラムの全体を制御する。402はGUI用CGIプロ
グラムであり、Webブラウザ303に対してhtml形式で表現
された画面のデータを渡す。Webブラウザ303は、CGI402
のデータをhttp形式で管理者用PC3もしくはクライアン
トPC4、同5に送出し、管理者用PC3もしくはクライアン
トPC4、同5からの指示を管理プログラム401に伝える。
デバイス通信プログラム403は、ネットワークプログラ
ム307を利用して周辺機器とサーバの間での通信を行
い、デバイスからの情報等の取得とデバイスの設定、ソ
フトウェアやソフトウェアが利用するリソースのダウン
ロード等を行う。また、デバイス通信プログラム403は
周辺機器情報取得モジュール4031を含む。IPC404は、プ
ロセス間通信を行うプログラムであり、ネットワークプ
ログラム307を利用して他のPC、特に管理者用PC3との間
での通信を行う。ファイル管理プログラム405は、HD制
御プログラム308を利用し、ファイルサーバ機能を実現
する。
【0026】図5は、管理者用PC3のソフトウェア構成を
表した図である。同図において、501はOSであり、管理
者用PCの全般的な処理を行う。502はダウンローダのメ
インプログラムであり、周辺機器に対しソフトウェアや
ソフトウェアが利用するリソースのダウンロードを行
う。503はGUIプログラムであり、表示やユーザからの指
示のダウンローダへの伝達などのユーザインタフェイス
機能を実現する。504はIPCプログラムであり、サーバの
IPC404との間で通信を行う。505はファイル管理プログ
ラムであり、通常はOS501の一部として実装され、ファ
イルをハードディスクやCD-ROMの内容を読み込み、ダウ
ンローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際
の、ファイル管理を行う。506はネットワークプログラ
ムであり、通常はOS501の一部として実装され、ファイ
ルをハードディスクやCD-ROMの内容を読み込み、ダウン
ローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際の、
ネットワーク通信を行う。
【0027】図6は、クライアントPC4、同5のソフトウ
ェア構成を表した図である。同図において、601はOSで
あり、クライアントPCの全般的な処理を行う。602はWeb
Browserであり、サーバ2のWebServer303からhtml形式で
表現されたデータを受け取り、画面に表示するととも
に、ユーザの指示をhttpプロトコルを通してサーバ2に
伝える。603はクライアントモジュールであり、WebBrow
ser602で受信したデータのうち、WebBrowser602が処理
できないデータの一部に関して処理を行う。ここでWebB
rowser602が処理出来ないデータとは、クライアントPC
用のプリンタドライバ等のソフトウェア、クライアント
PC用フォントなどのリソースであり、それぞれ決められ
た方法でクライアントPCにインストールする必要があ
る。604はネットワークプログラムであり、通常はOS601
の一部として実装され、httpプロトコルを利用してWebS
erver303と通信を行う。
【0028】図7は、管理者用PC3のダウンローダ502の
構成を表した図である。同図において、701はメインモ
ジュールであり、各モジュールの呼び出しやパラメータ
の処理等を行う。702はファイル管理モジュールであ
り、ファイル管理プログラム505を利用してダウンロー
ドするファイルのOpenやReadを行う。703はデバイス探
索モジュールであり、ダウンロード可能な周辺機器デバ
イスを探索し、通信可能なプロトコル、デバイスのアド
レス等を取得する。704はファイル変換モジュールであ
り、ソフトウェアが用いるリソースにおいて、プリンタ
用リソースとクライアントPC用リソースのフォーマット
が異なる場合に、変換を行う。ファイル変換モジュール
704は、内部にプリンタ用ファイル変換モジュール705
と、クライアントPC用ファイル変換モジュール706を含
む。リソースのフォーマットの違いとは、例えばプリン
タが3次曲線で表現されたフォントを使い、クライアン
トPCが2次曲線で表現されたフォントを使う場合や、プ
リンタとクライアントPCでオーバレイイメージの表現形
式が異なるということである。ダウンロードモジュール
707は、ネットワークプログラム506を利用してダウンロ
ードを行うモジュールである。通信モジュール708は、
サーバ2と通信を行い、クライアントPC用リソースなど
をサーバに送出するモジュールである。IPCモジュール7
09は、プロセス間通信を行うためのモジュールであり、
504のIPCプログラムを用いてプロセス間通信を実現す
る。
【0029】図8は、図7のダウンローダ502の動作を表
すフローチャートであり、同図を用いて、ダウンローダ
の動作を説明する。例として、フォントのダウンロード
について説明するが、他のソフトウェアやソフトウェア
が用いるリソースについても同様である。前提として、
ダウンローダとサーバ2は常時通信しており、ファイル
名やデバイス名などの取得は可能だが、ファイルサーバ
内で管理されているファイルの取得には、別途コネクシ
ョンを確立してファイルを読み出すものとする。
【0030】ステップS801では、ダウンロードするファ
イルの指定をする。ダウンローダのユーザは、ファイル
名を入力することで、ファイルの指定を行う。ステップ
S802では、ファイルがサーバ2上のファイルかどうかを
判定し、サーバ2上のファイルであればステップS803に
進み、サーバ2上のファイルでなければステップS807に
進む。
【0031】ステップS803では、ネットワークのコネク
ションを確立する。ステップS804では、ファイルの読み
出しを行う。ステップS805ではServerFlagをONにする。
ステップS806では、ネットワークのコネクションを切断
する。ステップS807では、ファイルをOpenする。ステッ
プS808では、ファイルをReadする。ステップS809では、
ServerFlagをOFFにする。ステップS810では、ファイル
をCloseする。すなわち、ステップS806もしくはステッ
プS810の時点で、ダウンロードすべきファイルがダウン
ローダに読み込まれている。
【0032】ステップS811ではプリンタの選択を行う。
ステップS812では、ステップS811で選択されたプリンタ
がダウンロード可能かどうかを判定する。ダウンロード
可能かどうかは、機種および装着されている記憶デバイ
ス(RAM、FlashMemory、HardDisk等)により判定され
る。すなわち、ダウンロード可能な機種であって、ダウ
ンロード可能な記憶デバイスがその機種内に存在すれ
ば、ダウンロード可能と判定される。
【0033】ステップS812でダウンロード可能と判定さ
れた場合は、ステップS813に進み、ダウンロード不可能
と判定された場合はステップS820に進む。ステップS813
では、フォントファイルを、プリンタにダウンロード可
能な形式に変換する。ただし、フォントファイルが既に
ダウンロード可能な形態であれば、何も行わない。
【0034】ステップS814では、ダウンロード可能な形
態となったフォントファイルをプリンタに転送する。ス
テップS815はServerFlagがONかどうかを判定し、ONであ
れば、既にクライアント用ファイルもサーバにあるとみ
なして処理を終了する。ServerFlagがONでなければ(す
なわちOFFならば)、ステップS816に進む。ステップS81
6では、フォントファイルをクライアントPCが使用可能
な形式に変換する。ただし、フォントファイルが既にク
ライアントPCで使用可能な形態であれば、何も行わな
い。
【0035】ステップS817はサーバ2とのネットワーク
のコネクションを確立する。ステップS818では、クライ
アントPC用のフォントファイルをサーバ2に書き込む。
ステップS819では、コネクションを切断し、ネットワー
クのクローズ処理を行った後、処理を終了する。ステッ
プS820では、プリンタにダウンロードすることが出来な
い旨のメッセージを表示し、処理を終了する。
【0036】以上述べた処理により、プリンタにダウン
ロードしたフォントファイルに対応したクライアントPC
用フォントファイルは、必ずサーバ2に存在することに
なる。フォントファイルの変換では、フォントファイル
フォーマットそのものの変換を行う場合と、ヘダー情報
などを付加する場合とがある。例えば、TrueType(登録
商標)形式のフォントファイルを、TrueTypeラスタライ
ザが搭載されたプリンタにダウンロードするときは、プ
リンタのためのヘダー情報などを付加してダウンロード
する必要があるため、ファイル変換処理では、プリンタ
のためのヘダー情報などを付加する。また、このフォン
トをMacOS上で使用する場合は、付加情報としてFONDリ
ソースと呼ばれる情報を付加する。
【0037】図9は、サーバ2の周辺機器情報取得モジュ
ール4031の構成を表した図である。同図において、901
は、周辺機器情報取得モジュールのメイン処理であり、
全体の制御や通信、管理、割り込みがかかった場合の処
理、周辺機器へのダウンロードデータの受け渡しなどを
行う。902はIPC処理であり、他のモジュールとプロセス
間通信を行うことで、情報の交換をおこなう。903はタ
イマーモジュールであり、一定間隔で割り込みを発生さ
せ、901メイン処理は割り込みのタイミングで周辺機器
の情報を取得するよう動作する。904はキャッシュ管理
処理であり、タイマーによる割り込みで取得した周辺機
器情報を、一時的に記憶し、IPCからデータ送出の指示
があると、キャッシュ内の情報を、IPCを通して他のモ
ジュールに送出する。905は、TCP/IPのモジュールであ
り、TCP/IPで情報を取得したりデータをダウンロードす
ることが出来る周辺機器とデータ交換を行う。906は、A
ppleTalkのモジュールであり、AppleTalkで情報を取得
したりデータをダウンロードすることが出来る周辺機器
とデータ交換を行う。906は、IPX/SPXのモジュールであ
り、IPX/SPXで情報を取得したりデータをダウンロード
することが出来る周辺機器とデータ交換を行う。これ以
外のプロトコルに対応することももちろん可能である。
【0038】図10(A)は、周辺機器情報取得モジュー
ル4031において、タイマ903の割り込みによる周辺機器
情報取得の処理手順を表したフローチャートである。割
り込みが発生すると、本処理が実行される。ステップS1
011では、対象となる全部の周辺機器から情報を取得す
る。取得する情報は、ソフトウェアやソフトウェアが使
用するリソースのバージョン、ファイルサイズ、日付、
フォントであれば書体名など、ソフトウェアやソフトウ
ェアが使用するリソースが変更されていないかどうか確
認するための情報である。ステップS1012では、取得し
た情報をキャッシュ904に書き込む。
【0039】図10(B)は、周辺機器情報取得モジュー
ル4031において、通常処理、すなわち、ユーザからデー
タ送出の指示があった場合における処理手順を表したフ
ローチャートである。通常処理では、ユーザIFを持つモ
ジュールが受け取ったユーザからの指示に従い、情報取
得やダウンロードを行う。ステップS1021では、ユーザI
Fモジュールの指示をIPCを通して受け取る。指示で受け
取る内容としては、処理内容、ダウンロードの場合のデ
ータ、周辺機器のアドレス等である。ステップS1022で
は、ダウンロードかどうかを判定し、ダウンロードであ
ればステップS1023に進み、ダウンロードでなければス
テップS1024に進む。ステップS1023では、送られたデー
タを指定された周辺機器にダウンロードし、処理を終了
する。ステップS1024では、必要とされる情報の種類を
特定する。情報の種類は、例えば書体名やフォームのサ
イズ、ソフトウェアのバージョンなどである。ステップ
S1025では、要求された情報がキャッシュ904中に存在す
るかどうかを判定し、存在すればステップS1026に進
み、存在しなければステップS1027に進む。ステップS10
26では、キャッシュ904からIPC902を通してデータ送出
を行う。ステップS1027では、周辺機器からデータを取
得する。ステップS1028では、取得したデータをIPC902
を通して送出し、処理を終了する。
【0040】図11は、サーバ2の周辺機器管理プログラ
ム305のメインモジュールの構成を表した図である。同
図において、1101は全体の動作管理、処理の振り分けな
どのメイン処理を行う。1102はGUIとの間で表示する情
報の送出やGUIからの処理やデータの受信等の情報交換
を行う。1103はネットワーク処理で、ネットワークを通
してのファイルや情報の入出力を行う。1104はファイル
サーバモジュールで、ファイルの読み出し、書き込み、
管理を行う。1105はIPC処理で、プロセス間通信で902の
IPCとの間でデータや情報の交換を行う。すなわち、本
プログラムは、周辺機器とGUI、ネットワークとファイ
ルサーバのそれぞれにアクセスすることが可能な位置に
あり、全体の動作をコントロールする。
【0041】図12は、図11の周辺機器管理プログラム30
5により処理を表したフローチャートであり、同図を用
いてプログラムの動作を説明する。
【0042】ステップS1201では、指示を受け取る。ス
テップS1202では、指示がダウンロードかどうかを判定
し、ダウンロードであればステップS1203に進み、ダウ
ンロードでなければステップS1205に進む。ダウンロー
ドと判定された場合、本モジュールでは、ダウンロード
すべきファイルをファイルサーバから取り出し、ダウン
ローダに送出する。
【0043】ステップS1203では、ファイルサーバ上の
ファイルをオープンする。ステップS1204ではネットワ
ークモジュール1103を通してダウンローダにファイルを
送出し、次の処理を行うためにステップS1201に戻る。
ステップS1205では、情報表示かどうかを判定する。情
報表示と判定された場合はステップS1206に進み、情報
表示でないと判定された場合はステップS1208に進む。
情報表示の場合は、1102GUIとの通信モジュールから受
けた指示に従い周辺機器内の情報を送出する。
【0044】ステップS1206では902のIPCと1105のIPC間
で情報交換を行い、周辺機器の情報を取得する。ステッ
プS1207では、表示すべき情報を1102を通してGUIモジュ
ールに出力した後、次の処理を行うためにステップS120
1に戻る。
【0045】ステップS1208では、サーバへのファイル
の保存かどうかを判定し、サーバへのファイルの保存と
判定された場合はステップS1209へ進み、サーバへのフ
ァイルの保存ではないと判定された場合はステップS121
0へ進む。サーバへのファイルの保存は、ダウンローダ
からの指示により行われ、ネットワークを通してファイ
ルが送られてくる。ステップS1209では、ファイルをフ
ァイルサーバへ保存した後、次の処理を行うためにステ
ップS1201に戻る。ステップS1210では、GUIを通しての
ファイル出力を行う。これは、クライアントPC用リソー
ス等の出力であり、GUIがクライアントPCと通信を行っ
ているプロトコルであるhttpプロトコルを用いてファイ
ル等をクライアントPCへ出力した後、次の処理を行うた
めにステップS1201に戻る。
【0046】これら一連の処理により、本システム内の
情報およびデータ送受信が行われる。
【0047】図13は、管理者用PCのGUIモジュール503で
あり、同図において、1301は管理プログラムとの通信を
行い、管理プログラムからの指示やファイル、情報を受
け取り1302html出力モジュールに渡すとともに1303指示
入力モジュールから受けた指示やファイルを管理プログ
ラムに渡す。1302はhtml出力モジュールであり、管理プ
ログラムから受け取った情報や指示を基にhtml規約に基
づいたGUI画面ファイルを作成し、1304Webサーバとの通
信手段に渡す。1303は指示入力モジュールであり、Web
サーバから指示を受け取り、またはアーカイブされたり
エンコードされたファイルを受け取り、指示は管理プロ
グラムへの命令として送出し、ファイルはアーカイブさ
れたファイルを分離し、エンコードされたファイルをデ
コードした後に管理プログラムへ送出する。1304はWeb
サーバとの通信手段であり、html情報をWebサーバ303に
送出し、Webサーバ303からの指示を1303指示入力モジュ
ールに渡す。
【0048】図14は、クライアントモジュール603の構
成を表した図である。本モジュールはクライアントPC上
にインストールされ、Webブラウザで受け取ったファイ
ルを処理する。1401は入力手段で、Webブラウザからデ
ータを受け取る。受け取ったデータは、通常管理情報と
ファイル実体がアーカイブされている。1402は判定手段
で、受け取ったファイルの管理情報とファイル実体を分
離するとともに、管理情報を基にファイルの種類を判定
する。管理情報とは、ファイルの種類、ファイル名やフ
ァイルサイズ等である。ファイルの種類がフォントであ
れば、1403のモジュールを呼び出す。ファイルの種類が
オーバレイフォームであれば、1404のモジュールを呼び
出す。ファイルの種類がアドレス帳であれば、1405のモ
ジュールを呼び出す。ファイルの種類がColor Calibrat
ion Tableであれば1406のモジュールを呼び出す。1403
は、フォント登録モジュールであり、受け取ったフォン
トクライアントPCに登録する。1404はオーバレイフォー
ム登録モジュールであり、受け取ったファイルをオーバ
レイフォーム処理アプリケーションに登録する。オーバ
レイ処理アプリケーションがインストールされていない
場合は、処理を行わない。1405はアドレス帳登録モジュ
ールであり、受け取ったアドレス帳を電子メール管理ソ
フトやFAXドライバ等、登録する先のフォーマットに変
換した後、登録を行う。1406はColor Calibration Tabl
e登録モジュールであり、受け取ったファイルをイメー
ジ処理を行うプリンタドライバに登録する。
【0049】<リソースの送受信のバリエーション>図
15は、フォントをダウンロードする際のデータの流れを
表した図である。同図において、管理者がCDから管理者
用PC3に読み込んだフォントを(1)でプリンタ6にダウン
ロードする。次に、(2)でフォントをサーバ2に登録す
る。(3)で、クライアントPC4とクライアントPC5は、ウ
エブブラウザ602を使用し、サーバ2からクライアントPC
用フォントファイルを読み込み、クライアントモジュー
ル603でシステムに登録する。別のプリンタにダウンロ
ードを行う場合は、(4)で、管理者PC3はサーバ2に登録
されたフォントを読み込み、そのままプリンタ7にダウ
ンロードする。PCからオーバレイフォームを登録する場
合も同様の動作である。
【0050】図16は、カラーキャリブレーションテーブ
ルをクライアントPCが取得する際のデータの流れを表し
た図である。プリンタ6、プリンタ7、機能複合型複写機
8、機能複合型複写機9内では、機器内の様々な環境変化
に伴い、あるタイミングでカラーキャリブレーションテ
ーブルを生成・更新するように動作している。クライア
ントPC4上のプリンタドライバはプリンタ7を使用する場
合、プリンタ7内で生成されたカラーキャリブレーショ
ンテーブルの取得を必要に応じて要求し、(1)で受け取
る。
【0051】また、クライアントPC5上のプリンタドラ
イバは機能複合型複写機9を使用する場合、機能複合型
複写機9内で生成されたカラーキャリブレーションテー
ブルの取得を必要に応じて要求し、(2)で受け取る。
【0052】(3)は、管理者用PC3からカラーキャリブレ
ーションテーブルをダウンロードする場合のデータの流
れを表す。すなわち管理者用PC3で測色ソフトウェアな
どを使いカラーキャリブレーションテーブルを作成した
場合は、管理者用PC3からダウンロードされる。プリン
タ6内では、ダウンロードされたデータを保持する。そ
して、プリンタ6では、カラーキャリブレーションテー
ブルの生成・更新の際に、測色ソフトウェアなどを使い
生成しダウンロードされたカラーキャリブレーションテ
ーブル、即ち(3)により保持したカラーキャリブレーシ
ョンテーブルをも参照するようになる。
【0053】クライアントPC4上のプリンタドライバは
プリンタ6を使用する場合、前記方法を用いてプリンタ6
内で生成されたカラーキャリブレーションテーブルの取
得を要求し、(4)で受け取る。
【0054】図17は、アドレス帳のデータを機能複合型
複写機から取得する際のデータの流れを表した図であ
る。(1)では、機能複合型複写機内のアドレス帳データ
がサーバに送出される。(2)では、クライアントPCはサ
ーバのデータを受信し、クライアントモジュール603
は、クライアントPC内のアドレス帳データに追加もしく
は上書きする。
【0055】図18は、クライアントPC上のアドレス帳デ
ータを機能複合型複写機にダウンロードする際のデータ
の流れを表す。ウエブブラウザを用いてサーバ2に送ら
れたアドレス帳データは、そのまま機能複合型複写機8
に書き込まれる。(2)は、機能複合型複写機のアドレス
帳を複写する際のデータの流れを表す。機能複合型複写
機8のデータは、一旦サーバ2に送られ、そのまま機能複
合型複写機9に書き込まれる。
【0056】図19は、プリンタもしくは機能複合型複写
機の記憶装置の内容をバックアップするときのデータの
流れを表す。この処理は、通常ウエブブラウザで指示さ
れ起動されるが、機能複合型複写機の操作パネルから指
示され起動されても良い。またこの処理は、サーバ2上
で動作する管理プログラム401により、自動的かつ定期
的に行われても良い。また、プリンタもしくは機能複合
型複写機からサーバに対してリソースの変更を通知する
機能がある場合、その通知をきっかけに、管理プログラ
ム401が自動的にバックアップ処理を行なう事も可能で
ある。(1)のようにプリンタもしくは機能複合型複写機
の記憶装置の内容がサーバ2に送出され、サーバ内のフ
ァイルサーバに記憶される。
【0057】図20は、バックアップされたプリンタもし
くは機能複合型複写機の記憶装置の内容をリストアする
ときのデータの流れを表す。この処理は、通常ウエブブ
ラウザで指示され起動されるが、機能複合型複写機の操
作パネルから指示され起動されても良い。またこの処理
は、サーバ2上で動作する管理プログラム401によ
り、自動的に行われても良い。(1)で、サーバ2のファイ
ルサーバ内にバックアップされたデータがバックアップ
元のプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置(図
では機能複合型複写機)に送出される。
【0058】図21は、クライアントPC4もしくはPC5がサ
ーバ2からソフトウェアの取得をする際のデータの流れ
である。(1)のように、PC4はサーバ2からデータを取得
し、PC4のクライアントモジュール603はデータをデコー
ドしインストールする。
【0059】図22は、クライアントPC4もしくは5がサー
バ2からプリンタドライバ、ファクシミリドライバ、ス
キャナドライバなど周辺機器のドライバを取得するとき
のデータの流れである。(1)のようにサーバからデータ
(ドライバプログラム)を取得するが、サーバはデータ
を送出する際、周辺機器との対応づけを行うために、対
象となる周辺機器を参照する。すなわち、ネットワーク
アドレス、機種名、機能等を一緒にクライアントPC5も
しくは6に送出し、クライアントモジュール603は、サー
バ2から送出された情報を基にドライバをインストール
する。
【0060】<送信データ形式>図23は、サーバ2から
クライアントPC4もしくは5にデータを送出する際のデー
タ構造を表した図である。同図からわかるように、先頭
に、内部にアーカイブされて保持されているファイル数
Nが入る。次にN個分のアドレスの配列、さらに各アドレ
スで示された位置にヘダーとともに保持されたファイル
の実体が存在する。ヘダーには、ヘダー長、ファイルの
種類、実体のサイズが含まれ、付加情報がある場合は、
ヘダーの後部に付加される。すなわち、ヘダーの先頭か
らヘダー長分後ろにはファイルの実体が存在する。
【0061】図24は、フォントファイルをクライアント
PCに送出する際の、図23のヘダー情報を表したものであ
る。同図から分かる通り、バージョン、ファイル名、フ
ォントの形式が付加情報として付加される。
【0062】図25は、オーバレイフォームをクライアン
トPCに送出する際の、図23のヘダー情報を表したもので
ある。同図から分かる通り、PDLの種類、用紙サイズ、
解像度、フォーム番号が付加情報として付加される。
【0063】図26は、アドレス帳をクライアントPCに送
出する際の、図23のヘダー情報を表したものである。同
図から分かる通り、アドレス帳が更新された日時が付加
情報として付加される。これにより、クライアントPC内
のアドレス帳に、取得したアドレス帳を上書きすべきか
否かを判断する事が可能である。
【0064】図27は、スキャナでスキャンしたイメージ
をオーバレイする際にプリンタドライバで使われる情報
をクライアントPCに送出する際の、図23のヘダー情報を
表したものである。同図から分かる通り、用紙サイズ、
解像度、オーバレイ番号が付加情報として付加される。
【0065】図28は、ソフトウェアをクライアントPCに
送出する際の、図23のヘダー情報を表したものである。
同図から分かる通り、ソフトウェアのバージョンとファ
イルのチェックサムが付加情報として付加される。ま
た、ファイル実体は自己解凍形式のインストーラとなっ
ており、クライアントモジュール603は、ダウンロード
された自己解凍形式のインストーラを起動する。
【0066】図29は、ドライバをクライアントPCに送出
する際の、図23のヘダー情報を表したものである。同図
から分かる通り、周辺機器の機種名、周辺機器にアクセ
スるためのアドレス(例えば、TCP/IP接続であればIPア
ドレス)、ドライバのバージョンとファイルのチェック
サムが付加情報として付加される。また、ファイル実体
は自己解凍形式のインストーラとなっており、クライア
ントモジュール603は、機種名とアドレスを引数として
ダウンロードされた自己解凍形式のインストーラを起動
する。
【0067】<データパケットの形式>図37は、サーバ
2、管理者用PC3、クライアントPC4,5、プリンタ6,7、機
能複合型複写機8,9が互いにデータをやり取りする際
に、ネットワークライン201や各モジュール間の接続線
上を流れるデータパケットの形式を示した図である。37
01はポート識別情報であり、受け手側がどのポートで受
け取り、処理すべきかを判別可能なように、送り手が指
定する。本実施形態においては、ポート識別情報3701に
より、マルチチャネル方式を実現している。3702はデー
タ識別情報であり、データが複数パケットに分かれる場
合に、同種のデータを識別するための情報である。3703
はフラグ情報であり、データが複数パケットに分かれて
いるか或いは分かれていないか、また、何番目のデータ
かを示す情報である。3704はデータ本体部分であり、受
け手側はこの部分のみを抜きだし、必要に応じて結合を
して、送り手が送ったデータを復元する。
【0068】図24〜図29のデータは、図37のパケットの
データ部3704として送受信される。データが所定の
サイズを超えている場合には、複数のパケットに分割さ
れて送信される。
【0069】<ダウンロードシーケンス>図34は、印刷
処理にかかわるフォントやフォームを、プリンタ6、7、
機能複合型複写機8、9にダウンロードする際の処理シー
ケンス図である。3410は印刷ジョブポート、3411はリソ
ースポートである。これらポートは、図37に示すよう
に、データパケットに含まれるポート識別情報3701にお
いて指定されている。例えば、リソースポートは、ダウ
ンロードを行う管理者PC3により指定されており、ま
た、印刷ジョブポートは、印刷を行うクライアントPCな
どによって指定されている。
【0070】印刷データは印刷ジョブと呼ばれ、印刷ジ
ョブポート3410宛に送信される。印刷ジョブポート3410
では通常、受け取った印刷ジョブをバファリング3422に
おいて印刷待ちバッファ3415に蓄積して印刷待ち状態と
し、印刷処理3423において印刷待ちバッファ3415から取
り出して順次印刷している。なお本実施形態において
は、印刷ジョブは印刷イメージ形成のためのコマンド群
および文字データおよび画像データから成り、そのまま
の形態で印刷待ちバッファ3415に格納され、印刷処理34
23においてイメージ形成のためのコマンド群が解釈さ
れ、イメージが形成される。また、前記印刷イメージ形
成のためのコマンド群には、プリンタ上に資源として保
管されているフォントやフォームデータを利用してイメ
ージを形成するコマンドも含まれている。
【0071】一方、ダウンロードデータはリソースポー
ト3411宛に送信される。リソースポートの処理プログラ
ムでは、タイミング3412においてダウンロードデータを
受け付けると、タイミング3414において印刷ジョブポー
トでの印刷ジョブの受付の停止を指示し、印刷ジョブポ
ートはタイミング3413において印刷ジョブの受け付けを
停止する。本実施形態においては、印刷ジョブの受付の
停止は、印刷ジョブの送り手が印刷ジョブの送信前に必
ず印刷ジョブポートの状態を確認し、印刷ジョブポート
の状態が使用不可能な状態(受付停止状態)であること
を確認したならジョブの送信を行わないようにすること
で行なう。または、印刷ジョブの送り手と受け手が双方
向で通信可能な場合には、双方向印刷ジョブポートに、
印刷ジョブが送られて来た時に印刷ジョブの受付拒否を
印刷ジョブの送り手に通知する機能を持ち、印刷ジョブ
ポートに対し印刷ジョブの受付拒否を行なう様に指示す
る事で行なうことも可能である。
【0072】タイミング3413で印刷ジョブの受け付けが
停止されると、それ以降印刷待ちバッファ3415に印刷ジ
ョブが格納されなくなる。次にリソースポート3411側で
は、タイミング3416において印刷待ちバッファ3415の監
視を開始する。一方、印刷処理3423は続行され、印刷待
ちバッファ3415内のジョブは順次処理されて行く。リソ
ースポート3411側では、印刷待ちバッファ3415が空にな
ったことを確認できた時点3417で、次の処理3418に移行
する。タイミング3417における印刷待ちバッファ3415が
空になったことの確認は、リソースポート3411側からの
積極的なポーリングによる監視、または、印刷待ちバッ
ファ側3415側からリソースポート3411側への通知により
為される。タイミング3418において、タイミング3412で
受け付けたダウンロードデータを然るべき格納領域3419
に格納する。ここで、然るべき格納場所とは、プリンタ
6、7、機能複合型複写機8、9内のFlashROMやハードディ
スクなどの記憶機器を指す。最後にタイミング3420にお
いて、印刷ジョブポートでの印刷ジョブの受け付け再開
を指示しする。印刷ジョブポート側は、受け付け再開の
指示を受けた時点3421から、再び印刷ジョブを受け付
け、バファリング処理3422によって印刷待ちバッファ34
15に印刷ジョブをバファリングし、印刷処理3423を遂行
するという通常の処理を行なう。なお、タイミング3420
における印刷ジョブの受け付けを再開は、タイミング34
13において印刷ジョブの受け付けを停止した時と同様の
仕組みで実現している。
【0073】<ダウンロード手順>図35は、図34におけ
るリソースポート3411を制御するプログラムのフローチ
ャートである。
【0074】図2に示すように、プリンタ6、7や機能複
合型複写機8、9がHD222のような記憶領域を持っている
場合は、印刷待ちバッファ3415はそのプリンタや機能複
合型複写機側に用意されるため、図35のプログラムはそ
れらプリンタあるいは機能複合型複写機で実行される。
【0075】一方、プリンタ6、7が記憶領域を持たない
場合は、印刷待ちバッファ3415をプリンタ側に持てない
ため、いわゆるプリンタサーバと呼ばれるPCに印刷待ち
バッファ3415は用意される。この場合には、印刷要求や
ダウンロードはプリンタサーバであるPCに対して発行さ
れ、リソースポートや印刷ジョブポートもそのプリンタ
サーバPCに用意される。したがって図35の手順はプリン
タではなくプリンタの印刷待ちバッファ3415が用意され
たプリンタサーバPCによって実行される。ただし、図34
でいうところのリソースデータの格納3418や、印刷処理
3423は、プリンタサーバPCからプリンタに対して要求さ
れる処理となる。
【0076】S3511において、リソースポートに送信さ
れてきたデータが、リソースのダウンロードデータかそ
れ以外かを判定する。この判定は、図37のポート識別情
報3701により、指定ポートがリソースポートである場合
に、その内容すなわち図24〜図29に示したいずれかのデ
ータのダウンロードであるか否かに応じて判定される。
図24〜29のデータは、複数のパケットに分割されている
こともあるため、図37のデータ3704を必要に応じて送信
されたデータを再構成した結果得られる。そして、得ら
れた図24乃至図29の構造のデータの種類を判定材料とし
て、ダウンロードであるか否かを判定させる。この場
合、データの種類として「ダウンロード」であることの
表示子を含めても良い。なお、リソースのダウンロード
のためのポートを用意し、ダウンロード時にはそのポー
トを指定させれば、ポート識別子のみでS3511の判定を
実現できる。
【0077】S3511において、リソースのダウンロード
を目的とするデータではない場合、S3517において適当
な処理を行ない処理を終了する。S3511において、リソ
ースのダウンロードを目的としたデータと判断した場合
は、S3512に進む。
【0078】S3512において、図34のタイミング3414に
ついて説明した方法により、印刷ジョブの受け付け停止
を指示する。次にS3513で印刷待ちバッファ3415内に印
刷ジョブが存在しているかどうかを監視し、この監視は
S3514で印刷待ちジョブが印刷待ちバッファ3415内にな
くなるまで繰り返し行なう。S3514において、印刷待ち
バッファ3415内に印刷ジョブが存在しないことを確認し
たら、S3515に進みリソースデータを然るべき格納領域3
419に格納する。最後にS3516において、図34のタイミン
グ3420で説明した方法により、印刷ジョブの受け付け停
止解除、すなわち再開を指示し、処理を終了する。
【0079】以上説明したように、リソースのダウンロ
ード時には新たな印刷ジョブをプリンタ等の出力機器が
受け付けないように制御すること、および、印刷待ち状
態にある印刷ジョブの印刷完了を待ってダウンロードデ
ータを然るべき格納場所に格納することにより、出力デ
ータ作成中のリソースデータ変更による文字化けなどの
影響を防ぐことが可能となり、リソースのダウンロード
開始前に送信済みで、リソースのダウンロード開始時に
印刷待ち状態にある印刷ジョブが、安全に、すなわち予
期しない出力を防止し、期待通りの結果を出力すること
が可能となった。
【0080】なお、上記のようにプリンタサーバとして
機能するPCを設ける方法もあるが、プリンタサーバを
設けないの環境では、各PCが上記動作をする。
【0081】また、デバイス側に印刷ジョブを貯め込む
領域がない場合には、PC側に印刷待ちバッファ領域
(ユーザが印刷を指示し、ドライバが印刷ジョブを生成
し、後はプリンタに送信するだけの状態のデータを貯め
る領域)を用意する。そのような場合、プリンタは送ら
れてきたデータを順次処理するだけなので、PC側の処理
として、図36に示した印刷待ちバッファの監視をして、
空である事を確認し、ダウンロードを開始する(ダウン
ロードデータを送信し始める)処理を行なうことにな
る。
【0082】PC3005とプリンタ3006間の印刷およびダウ
ンロード処理では、PC3005に印刷待ちバッファを持つ。
また、プリンタ3006はPC3005を介して共有プリンタとし
て存在し、他のPCから印刷およびダウンロードを行な
う処理においては、印刷待ちバッファは印刷を行なう
(データを送信する)「他のPC」それぞれにあっても
よいし、各PCからのプリンタ3006への印刷データを蓄
積する印刷待ちバッファをPC3005上に用意することもで
きる。
【0083】[第2実施形態]図30は、第2実施形態の
システムの特徴をもっともよく表した図である。本実施
形態のシステムでは、ネットワークプリンタではなく、
PCを介して接続されるプリンタに対して、第1実施例と
同様、リソースのダウンロードを行う際に、新たな印刷
ジョブの受付を中止し、すでに発行済みで待機状態にあ
る印刷ジョブの処理の終了をまって、リソースのダウン
ロードを行う。
【0084】図30において、3001はネットワークであ
り、通常はEthernetを使用する。Ethernet以外にも、Lo
calTalkなどがある。なお、本実施形態における「ネッ
トワーク」という言葉は、物理的なケーブルと、ケーブ
ル上を通る電気的な信号と、電気的な信号の組みあわせ
で実現される情報交換を実現するもの(プロトコル)の
内の一つもしくは複数を指し、通常は、これらの総称を
指す。
【0085】3002は、サーバコンピュータであり、Web
サーバなどの機能を有し、本発明の中核を成すものであ
る。3005は管理者用パーソナルコンピュータ(以下パー
ソナルコンピュータをPCと表記)であり、サーバに対す
る指示や本発明で扱う周辺機器への指示等を行う。3003
および3004はクライアントPCであり、ネットワークに接
続された一般ユーザが使用するPCである。なお、管理者
用PCであっても、クライアントPCとしても使用されるこ
ともありうる。
【0086】3006は管理者用PC3005にセントロケーブル
などの双方向通信可能なケーブルで接続されたプリンタ
である。通常はクライアントPC3005専用のプリンタであ
るが、管理者用PC3005がプリンタ3006を共有プリンタと
して公開する事により、ネットワーク1に接続されたク
ライアントPC3004を始めとする他のPCからも利用可能と
なる。
【0087】3007はプリンタであり、ネットワーク3001
に接続され、管理者用PC3005、クライアントPC3003およ
び3004からの印刷命令を受けつけ、命令に従い印刷処理
を行う。3008および3009は、機能複合型複写機であり、
画像スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を
備え、一つまたは複数の機能を組み合わせることによ
り、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとして
利用可能である。
【0088】次に、同図を用いて、本システムの動作を
説明する。サーバ3002は、定期的にプリンタ3006、同30
07、機能複合型複写機3008、同3009と通信を行い、機器
の状態やソフトウェアの設定をモニタする。サーバ3002
は、管理者用PC3005から機器に対し設定の変更やソフト
ウェア、ソフトウェアで使用するリソースの変更を行
う。管理者用PC3005から与えられた指示の結果は、サー
バ3002の内部に情報として集められ、クライアントPC30
03および3004は、サーバ3002から情報を受け取る。ま
た、サーバ3002はhttpプロトコルを用いた通信手段を備
え、管理者用PC3005、クライアントPC3003、および3004
はウエブブラウザを使用してサーバ3002の情報を取得
し、またサーバ3002に対して指示を与えることが可能で
ある。サーバ3002は、管理者用PC3005、クライアントPC
3003もしくは3004から指示があると、同3007、機能複合
型複写機3008、同3009から情報を取得し、管理者用PC30
05、クライアントPC3003もしくは3004に情報を返すか、
プリンタ3007、機能複合型複写機3008、同3009に対して
設定等の処理を行う。また共有プリンタとして公開され
ているプリンタ3006に対して同様の処理を行なう場合に
は、プリンタ3006が接続されている管理者用PC3005上の
周辺機器管理プログラムが指示を受け取り,プリンタ30
06と通信して処理を行なった結果を管理者用PC3005自身
で処理するか、クライアントPC3003もしくは3004に返
す。
【0089】また、クライアントPC3003および3004は、
ネットワーク1を介して、プリンタ7および機能複合型複
写機3008および機能複合型複写機3009と直接通信して情
報をやり取りする。管理者用PC3005に接続されたプリン
タ3006との情報のやり取りの際は、管理者用PC3005がプ
リンタ3006と通信をし、管理者用PC3005上の周辺機器管
理プログラムが仲介し、クライアントPC3003およびクラ
イアントPC3004と通信する。
【0090】管理者用PC3005には、ダウンローダを備
え、プリンタ3006、同3007、機能複合型複写機3008、同
3009に対しソフトウェアもしくはソフトウェアが使用す
るリソースのダウンロードを行う。ソフトウェアは、機
器の印刷制御ファームウェア、ネットワーク制御ファー
ムウェア、また機能複合型複写機3008、同3009において
は、前記ファームウェアに加え、スキャナ制御ファーム
ウェア、ファクシミリ制御ファームウェア、複写機ファ
ームウェア、パネル操作ファームウェア、画像管理ソフ
トウェア、アドレス管理ソフトウェアなどがある。ま
た、ソフトウェアが使用するリソースとしては、フォン
ト、外字、オーバレイフォーム、キャリブレーションテ
ーブル、アドレス管理ソフトウェアが使用するアドレス
情報、ファクシミリ番号などがある。
【0091】クライアントPC3003および3004は、プリン
タ3006、同3007、機能複合型複写機3008、同3009にアク
セスして使用するためのソフトウェア(ドライバ等)お
よびソフトウェアが使用するリソース(クライアントPC
用リソース)を保持する。ソフトウェアは、プリンタを
使用するためのプリンタドライバ、スキャナを使用する
ためのスキャナドライバ、ファクシミリを使用するため
のファクシミリドライバ、複写機を制御するための複写
機ユーティリティソフトウェア、ネットワークを利用す
るためのネットワークドライバ、ウエブブラウザ、アプ
リケーションソフトウェアなどがあり、ソフトウェアが
使用するリソースについては、プリンタフォントに対応
したクライアントPC用フォント、ファクシミリドライバ
が利用するアドレス情報、カラーキャリブレーションを
行う際のカラーキャリブレーションテーブル、プレビュ
ーで利用するオーバレイイメージ等がある。
【0092】上記の機能に加え、プリンタ3006の設定内
容やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを
プリンタ3007、機能複合型複写機3008、同3009に反映さ
せることが可能である。また同様に機能複合型複写機30
08の設定内容やソフトウェア、ソフトウェアが使用する
リソースを機能複合型複写機3009、プリンタ3006、同30
07に反映させることが可能である。機種間で機能の違い
があるときは、両機種に共通の機能についてのみ反映さ
れるが、変換が可能なリソースなどの情報については変
換された後反映される。同様に、これらの機種に関する
クライアントPC3003上の情報をクライアントPC3004に反
映させることも可能である。これらの処理は、サーバ30
02を通して情報の交換を行うことにより実現される。
【0093】プリンタ3006、同3007、機能複合型複写機
3008、同3009の設定内容は、管理者用PC3005からの指示
だけでなくパネルからの設定やクライアントPC3003もし
くは3004からの設定によっても変更される場合がある。
この設定情報は、クライアントPCから要求時に、プリン
タ3006、同3007、機能複合型複写機3008、同3009に問い
合わせを行い、問い合わせ時点での情報をクライアント
PCに返す。また、管理者用PC3005とプリンタ3006の間の
接続においても、図37に示す形式のパケットデータによ
りマルチチャネル方式が実現されている。本発明にかか
わるフォントリソースやフォームリソースのダウンロー
ドに関しても、管理者用PC3005とプリンタ3006の間で、
図34に示すシーケンスの様にマルチチャネル方式でデー
タのやり取りが為される。
【0094】図36は、本実施形態の図34におけるリソー
スポート3411を制御するプログラムのフローチャートで
ある。
【0095】図30に示すように、プリンタ3006、3007や
機能複合型複写機3008、3009がHD222のような記憶領域
を持っている場合は、図34の印刷待ちバッファ3415はそ
のプリンタや機能複合型複写機側に用意されるため、図
36のプログラムはそれらプリンタあるいは機能複合型複
写機で実行される。
【0096】一方、プリンタ3006、3007が記憶領域を持
たない場合は、印刷待ちバッファ3415をプリンタ側に持
てないため、管理者PC3005に印刷待ちバッファ3415は用
意される。この場合には、印刷要求やダウンロードはプ
リンタサーバであるPCに対して発行され、リソースポー
トや印刷ジョブポートも管理者用PC3005に用意される。
したがって図36の手順はプリンタではなくプリンタの印
刷待ちバッファ3415が用意された管理者用PC3005によっ
て実行される。ただし、図34でいうところのリソースデ
ータの格納3418や、印刷処理3423は管理者用PC3005から
プリンタ3006に対して要求される処理となる。
【0097】図36において、まず、S3611において、リ
ソースポートに送信されてきたデータが、リソースのダ
ウンロードデータかそれ以外かを判定する。この判定
は、図37のポート識別情報3701により、指定ポートがリ
ソースポートである場合に、その内容すなわち図24〜図
29に示したいずれかのデータのダウンロードであるか否
かに応じて判定される。図24〜29のデータは、複数のパ
ケットに分割されていることもあるため、図37のデータ
3704を必要に応じて送信されたデータを再構成した結果
得られる。そして、得られた図24乃至図29の構造のデー
タの種類を判定材料として、ダウンロードであるか否か
を判定させる。この場合、データの種類として「ダウン
ロード」であることの表示子を含めても良い。なお、リ
ソースのダウンロードのためのポートを用意し、ダウン
ロード時にはそのポートを指定させれば、ポート識別子
のみでS3611の判定を実現できる。
【0098】S3611において、リソースのダウンロード
を目的とするデータではない場合、S3617において適当
な処理を行ない処理を終了する。S3611において、リソ
ースのダウンロードを目的としたデータと判断した場合
は、S3612に進む。
【0099】S3612において、図34のタイミング3414で
説明した方法により、印刷ジョブの受け付け停止を指示
する。次にS3613で印刷待ちバッファ3415内に印刷ジョ
ブが存在しているかどうかを調べる。
【0100】S3613で印刷待ちバッファ3415内に印刷ジ
ョブが存在した場合、S3614においてその印刷ジョブ1つ
をキャンセル、すなわち印刷待ちバッファ3415内から印
刷することなく削除する。印刷待ちバッファ3415に印刷
ジョブが存在しなくなるまで(図34ではJOB1からJ
OB4まで全てをキャンセルし終えるまで)、S3613およ
びS3614を繰り返す。
【0101】一方、S3613において、印刷待ちバッファ3
415内に印刷ジョブが存在しないことを確認したら、S36
15に進みリソースデータを然るべき格納領域3419に格納
する。最後にS3616において、図34のタイミング3420で
説明した方法により、印刷ジョブの受け付け停止解除、
すなわち再開を指示し、処理を終了する。
【0102】以上説明したように、PCに直接接続された
プリンタへのダウンロードにおいても、リソースのダウ
ンロード時に印刷ジョブを受け付けないように制御する
ことで、出力データ作成中のリソースデータ変更による
文字化けなどの不正印刷の防止が可能となった。さらに
本実施形態においては、ダウンロードデータを受け付け
た時点で印刷待ちジョブを強制キャンセルすることで、
通常管理者が行ないクライアント全員に影響するような
処理を優先的にスムーズに行なうことが可能となった。
【0103】[第3実施形態]上記第1及び第2実施形
態によれば、プリンタ等の出力機器において待機状態に
ある印刷ジョブに関して、その出力を待つか、あるい
は、強制的に削除することで、待機中のジョブを一掃し
てからダウンロードを行っている。
【0104】しかしながら、パスワードなど認証情報に
より出力が保護された印刷ジョブが印刷待ちとなってい
る場合、権限を付与された者(出力権限者)がパスワー
ドを入力して認証が行われるまではその印刷ジョブは出
力されず、そのジョブは待機状態のまま印刷待ちバッフ
ァにとどまるためダウンロード処理の妨げとなってい
た。
【0105】また、印刷待ち状態にあるジョブを強制的
に削除する方法に関しても、保護されたジョブに関して
は削除できないし、また、保護されていないジョブであ
っても、その印刷ジョブを発行したユーザにとっては不
合理なものであった。
【0106】本実施形態では、リソースデータがダウン
ロードされる際に待ち状態にある印刷ジョブについて
は、リソースを使用してイメージデータを生成し、その
状態で出力待ちとすることで、出力権限者の認証が必要
な印刷ジョブについても印刷待ちバッファから排出する
ことができ、また、印刷ジョブを強制的に削除しなくと
も迅速に出力待ちの印刷ジョブを処理することを可能と
している。これにより、待ち状態にある印刷ジョブを処
理した後、リソースデータをダウンロードする事が可能
とする。
【0107】本実施形態のシステムは、図1乃至図33
までの構成において第1及び第2の実施形態と共通して
いる。そこで、ここでは相違点を中心にして説明する。
【0108】図41は本実施形態において、図1の管理者
用PC3、クライアントPC4、5からプリンタ6、7、機能複
合型複写機8、9に送られる印刷データの構造を示す図で
ある。図41のデータ全体は、図37のデータ部3704に含ま
れる。
【0109】図41において、送信者情報3801はデータの
送信者の氏名、PCのIPアドレス、電子メールアドレスな
どの情報を含んでいる。出力権限者情報3802には、この
印刷データの出力をプリンタ6、7、機能複合型複写機
8、9から取り出す権限を持つ者の情報として、氏名また
はグループ名、パスワード、電子メールアドレスなどの
情報を含んでいる。なお、印刷データと、出力権限者が
同一人物でも構わない。データ3803は、出力物を形成す
る文字データ、画像データおよびイメージ形成のための
コマンド群であり、実際に出力物を出力する場合には、
プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9においてそのコマ
ンドを解釈し、印刷イメージの形成を行なう。出力権限
者は、送信した印刷データによる出力物を得たい場合、
その印刷データが格納されている出力機器のパネルを操
作するか、ネットワーク経由でその印刷データが格納さ
れている出力機器に指示を通知してパスワードを入力し
て、認証処理を受ける。パスワードが入力されると、出
力機器は認証された印刷ジョブ出力する。
【0110】なお本実施形態においては、管理者用PC
3、クライアントPC4、5からプリンタ6、7、機能複合型
複写機8、9に対して送信された印刷データは、特別なも
の以外は通常、展開後のイメージに比較してデータ量の
少ない図41に示す構造のまま印刷待ちバッファおよびジ
ョブ保管用の領域に格納される。
【0111】図38は、印刷処理にかかわるフォントやフ
ォームを、プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9にダウ
ンロードする処理のシーケンス図である。3410はジョブ
ポート、3411はリソースポートである。印刷データは印
刷ジョブと呼ばれ、印刷ジョブポート3410宛に送信され
る。ジョブポート3410では通常、受け取った印刷ジョブ
をバファリング処理3422で印刷待ちバッファ3415に蓄積
し、印刷待ち状態とし、出力処理3423において順次印刷
している。なお本実施形態においては、印刷ジョブは印
刷イメージ形成のためのコマンド群および文字データお
よび画像データから成り、そのままの形態で印刷待ちバ
ッファ3415に格納され、出力処理3423の印刷時において
イメージ形成のためのコマンド群が解釈され、イメージ
が形成される。
【0112】また、前記印刷イメージ形成のためのコマ
ンド群には、プリンタに資源として保管されているフォ
ントやフォームデータを利用してイメージを形成するコ
マンドも含まれている。なお、印刷待ちバッファ3415内
の印刷ジョブが出力権限者の認証を要するジョブである
場合、出力処理3423を行なうためには、出力権限者によ
る認証手続きが必要である。
【0113】一方、ダウンロードデータはリソースポー
ト3411宛に送信される。リソースポートの処理プログラ
ムでは、タイミング3412においてダウンロードデータを
受け付けると、タイミング3414において印刷ジョブポー
トでの印刷ジョブの受付の停止を指示し、印刷ジョブポ
ートはタイミング3413において印刷ジョブの受け付けを
停止する。本実施形態においては、印刷ジョブの受付の
停止は、印刷ジョブの送り手が印刷ジョブの送信前に必
ず印刷ジョブポートの状態を確認し、印刷ジョブポート
の状態が使用不可能な状態(受付停止状態)であること
を確認したならジョブの送信を行わないようにすること
で行なう。または、印刷ジョブの送り手と受け手が双方
向で通信可能な場合には、双方向印刷ジョブポートに、
印刷ジョブが送られて来た時に印刷ジョブの受付拒否を
印刷ジョブの送り手に通知する機能を持ち、印刷ジョブ
ポートに対し印刷ジョブの受付拒否を行なう様に指示す
ることで行なうことも可能である。
【0114】タイミング3413で印刷ジョブの受け付けが
停止されると、それ以降印刷待ちバッファ3415に印刷ジ
ョブが格納されなくなる。次にリソースポート3411側で
は、タイミング3416において印刷待ちバッファ3415の監
視を開始する。
【0115】一方、印刷待ちバッファ3415内のジョブに
は、出力のために認証が必要なジョブであるため、順次
印刷していくことが不可能なジョブもある。そこで、レ
ンダリング処理3425によって印刷データ3803部をイメー
ジ展開し、そのイメージデータを送信者情報3801および
出力権限者情報3802と共に印刷待ちデータ退避領域3424
に格納する。あるいは、第4実施形態において詳述する
が、メール送信処理3426によって送信者情報3801および
出力権限者情報3802を利用して電子メールの送信を行な
う。
【0116】リソースポート3411側では、印刷待ちバッ
ファ3415が空になったことを確認できた時点3417で、次
の処理3418に移行する。タイミング3417における印刷待
ちバッファ3415が空になったことの確認は、リソースポ
ート3411側からの積極的なボーリングによる監視、また
は、印刷待ちバッファ側3415側からリソースポート3411
側への通知によりなされる。
【0117】印刷待ちジョブバッファ(ジョブキュー)
が空になったなら、タイミング3418において、タイミン
グ3412で受け付けたダウンロードデータを然るべき格納
領域3419に格納する。ここで、然るべき格納場所とは、
プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9内のFlashROMやハ
ードディスクなどの記憶機器を指す。
【0118】最後にタイミング3420において、印刷ジョ
ブポート3410での印刷ジョブの受け付け再開を指示す
る。印刷ジョブポート3410では、受け付け再開の指示を
受けた時点3421から再び印刷ジョブを受け付け、バファ
リング処理3422によって印刷待ちバッファ3415に印刷ジ
ョブを格納し、出力処理3423で印刷する通常の処理を行
なう。なお、タイミング3420における印刷ジョブの受け
付けを再開は、3413において印刷ジョブの受け付けを停
止した時と同様の仕組みで実現している。
【0119】図39は、図38におけるリソースポート3411
および印刷ジョブポート3410を制御するプログラムのフ
ローチャートである。
【0120】図2に示すように、プリンタ6、7や機能複
合型複写機8、9がHD222のような記憶領域を持っている
場合は、印刷待ちバッファ3415はそのプリンタや機能複
合型複写機側に用意されるため、図39のプログラムはそ
れらプリンタあるいは機能複合型複写機で実行される。
【0121】一方、プリンタ6、7が記憶領域を持たない
場合は、印刷待ちバッファ3415をプリンタ側に持てない
ため、いわゆるプリンタサーバと呼ばれるPCに印刷待ち
バッファ3415は用意される。この場合には、印刷要求や
ダウンロードはプリンタサーバであるPCに対して発行さ
れ、リソースポートや印刷ジョブポートもそのプリンタ
サーバPCに用意される。したがって図39の手順はプリン
タではなくプリンタの印刷待ちバッファ3415が用意され
たプリンタサーバPCによって実行される。ただし、図38
でいうところのリソースデータの格納3418や、印刷処理
3423は、プリンタサーバPCからプリンタに対して要求さ
れる処理となる。
【0122】なお、図39において図35と共通の処理ステ
ップには共通の参照番号を付した。
【0123】図39のS3511において、リソースポートに
送信されてきたデータが、リソースのダウンロードデー
タかそれ以外かを判定する。この判定は、図37のポート
識別情報3701により、指定ポートがリソースポートであ
る場合に、その内容すなわち図24〜図29に示したいずれ
かのデータのダウンロードであるか否かに応じて判定さ
れる。図24〜29のデータは、複数のパケットに分割され
ていることもあるため、図37のデータ3704を必要に応じ
て送信されたデータを再構成した結果得られる。そし
て、得られた図24乃至図29の構造のデータの種類を判定
材料として、ダウンロードであるか否かを判定させる。
この場合、データの種類として「ダウンロード」である
ことの表示子を含めても良い。なお、リソースのダウン
ロードのためのポートを用意し、ダウンロード時にはそ
のポートを指定させれば、ポート識別子のみでS3511の
判定を実現できる。
【0124】S3511において、リソースのダウンロード
を目的としたデータと判断した場合は、S3512に進む。
【0125】S3512において、図38のタイミング3414で
説明した方法により、印刷ジョブの受け付け停止を指示
する。次にS3513で印刷待ちバッファ3415内に印刷ジョ
ブが存在しているかどうかを監視し、この監視はS3514
で印刷待ちジョブが印刷待ちバッファ3415内になくなる
まで繰り返し行なう。
【0126】S3514において印刷待ちバッファ3415内に
印刷ジョブが存在する場合は、S3518においてそのジョ
ブのデータ部3803を印刷イメージに展開し、S3519にお
いて、そのイメージを送信者情報3801および出力権限者
情報3802と共に印刷待ちデータ退避領域3424に格納す
る。S3518およびS3519の処理により、処理対象であった
印刷ジョブは印刷待ちバッファ3415内から消える。この
ようにして、印刷待ちバッファ3415内の印刷ジョブ全て
に関してS3518およびS3519の処理を施す。
【0127】S3514において、印刷待ちバッファ3415内
に印刷ジョブが存在しないことを確認したら、S3515に
進みリソースデータを然るべき格納領域3419に格納す
る。最後にS3516において、図34のタイミング3420で説
明した方法により、印刷ジョブの受け付け停止解除、す
なわち再開を指示し、処理を終了する。
【0128】以上説明したように、リソースのダウンロ
ード時に受け付けないように制御すること、および、印
刷待ち状態にある印刷ジョブを印刷イメージに展開して
退避した後、ダウンロードデータを然るべき格納場所に
格納することにより、出力データ作成中のリソースデー
タ変更による文字化けなどの影響を受けることを防ぐこ
とが可能となり、リソースのダウンロード開始前に送信
済みで、リソースのダウンロード開始時に印刷待ちの印
刷ジョブも削除することなく印刷可能となった。さら
に、上記利点を出力に出力権限者の認証を要する印刷ジ
ョブに関しても適用可能となった。
【0129】[第4実施形態]第4の実施形態は、ダウ
ンロード時に待機中の印刷ジョブがあれば、出力が行わ
れる旨を印刷ジョブにより指定された電子メールアドレ
スへと送信し、印刷ジョブの要求者や出力権限者の注意
を促すというものである。本実施形態におけるシステム
の構成は第3実施形態と同様であることからその説明を
省略する。
【0130】図40は、図38におけるリソースポート3411
および印刷ジョブポート3410を制御するプログラムのフ
ローチャートである。
【0131】図2に示すように、プリンタ6、7や機能複
合型複写機8、9がHD222のような記憶領域を持っている
場合は、印刷待ちバッファ3415はそのプリンタや機能複
合型複写機側に用意されるため、図39のプログラムはそ
れらプリンタあるいは機能複合型複写機で実行される。
【0132】一方、プリンタ6、7が記憶領域を持たない
場合は、印刷待ちバッファ3415をプリンタ側に持てない
ため、いわゆるプリンタサーバと呼ばれるPCに印刷待ち
バッファ3415は用意される。この場合には、印刷要求や
ダウンロードはプリンタサーバであるPCに対して発行さ
れ、リソースポートや印刷ジョブポートもそのプリンタ
サーバPCに用意される。したがって図39の手順はプリン
タではなくプリンタの印刷待ちバッファ3415が用意され
たプリンタサーバPCによって実行される。ただし、図38
でいうところのリソースデータの格納3418や、印刷処理
3423は、プリンタサーバPCからプリンタに対して要求さ
れる処理となる。
【0133】なお、図40において図36と共通の処理ステ
ップには共通の参照番号を付した。
【0134】図40のS3611において、リソースポートに
送信されてきたデータが、リソースのダウンロードデー
タかそれ以外かを判定する。この判定は、図37のポート
識別情報3701により、指定ポートがリソースポートであ
る場合に、その内容すなわち図24〜図29に示したいずれ
かのデータのダウンロードであるか否かに応じて判定さ
れる。図24〜29のデータは、複数のパケットに分割され
ていることもあるため、図37のデータ3704を必要に応じ
て送信されたデータを再構成した結果得られる。そし
て、得られた図24乃至図29の構造のデータの種類を判定
材料として、ダウンロードであるか否かを判定させる。
この場合、データの種類として「ダウンロード」である
ことの表示子を含めても良い。なお、リソースのダウン
ロードのためのポートを用意し、ダウンロード時にはそ
のポートを指定させれば、ポート識別子のみでS3511の
判定を実現できる。この判定は、図37のポート識別情報
3701により、指定ポートがリソースポートである場合
に、その内容すなわち図24〜図29に示したいずれかのデ
ータのダウンロードであるか否かに応じて判定される。
図24〜29のデータは、複数のパケットに分割されている
こともあるため、図37のデータ3704を必要に応じて送信
されたデータを再構成した結果得られる。そして、得ら
れた図24乃至図29の構造のデータの種類を判定材料とし
て、ダウンロードであるか否かを判定させる。この場
合、データの種類として「ダウンロード」であることの
表示子を含めても良い。なお、リソースのダウンロード
のためのポートを用意し、ダウンロード時にはそのポー
トを指定させれば、ポート識別子のみでS3511の判定を
実現できる。
【0135】S3611において、リソースのダウンロード
を目的とするデータではない場合、S3617において適当
な処理を行ない処理を終了する。
【0136】S3611において、リソースのダウンロード
を目的としたデータと判断した場合は、S3612に進む。S
3612において、図34のタイミング3414で説明した方法に
より、印刷ジョブの受け付け停止を指示する。次にS400
1で印刷待ちバッファ3415内に印刷ジョブが存在してい
るかどうかを調べる。
【0137】S4001で印刷待ちバッファ3415内に印刷ジ
ョブが存在しなかった場合、S3615に進む。
【0138】S4001で印刷待ちバッファ3415内に印刷ジ
ョブが存在した場合、S4002において印刷待ちバッファ3
415内の全てのジョブに関し、出力権限者情報3802(図
38)内のメールアドレスに対し、リソースのダウンロ
ードが行なわれる旨の電子メールを送信する。なお、本
実施形態においては、出力権限者を対象としたが、印刷
データの送信者にも出力権限が与えられている場合に
は、送信者情報3801を利用し、送信者を対象としてもよ
い。
【0139】また、電子メールには、出力または削除を
促す旨、およびダウンロードデータ送信時にシステム管
理者が決めたダウンロード開始までの時間、あるいは本
実施形態のシステムで予め決めているダウンロード開始
までの時間に関する情報を含めることも可能である。
【0140】S4003において、前記時間に関する情報と
して説明した一定時間が経過するのを待つ。印刷待ちバ
ッファ3415内の各ジョブの出力権限者は、S4002による
電子メールを受け、この一定時間内にジョブの出力また
は削除を行なう事が可能となる。一定時間経過後、S361
3において、再び印刷待ちバッファ3415内に印刷ジョブ
が存在しているかどうかを調べる。
【0141】S3613で、印刷待ちバッファ3415内にまだ
印刷ジョブが存在した場合、S3614において、その印刷
ジョブ1つを管理者権限でキャンセル、すなわち印刷待
ちバッファ3415内から印刷することなく削除する。印刷
待ちバッファ3415に印刷ジョブが存在しなくなるまで
(図38ではJOBlからJOB4まで全てをキャンセルし終える
まで)、S3613およびS3614を繰り返す。
【0142】S3613において、印刷待ちバッファ3415内
に印刷ジョブが存在しないことを確認したら、S3615に
進みリソースデータを然るべき格納領域3419に格納す
る。
【0143】最後にS3616において、図34のタイミング3
420で説明した方法により、印刷ジョブの受け付け停止
解除、すなわち再開を指示し、処理を終了する。
【0144】以上説明したように、PCに直接接続された
プリンタへのダウンロードにおいても、リソースのダウ
ンロード時に印刷ジョブを受け付けないように制御する
ことで、出力データ作成中のリソースデータ変更による
文字化けなどの不正印刷を防ぐことが可能となった。さ
らに本発明においては、ダウンロードデータを受け付け
た時点で印刷待ちジョブを強制キャンセルすることで、
通常管理者が行ないクライアント全員に影響するような
処理を優先的にスムーズに行なうことが可能となった。
さらに、電子メールによる通知により、管理者のダウン
ロード作業に先立って、出力権限者による印刷待ちジョ
ブの救出の機会を与えることが可能となった。
【0145】[第5実施形態]図33は、本発明を実施し
たプログラムを記憶した記憶媒体の図である。図32は、
本発明のプログラムモジュールを表した図である。図33
は、本発明のプログラムを記憶した記憶媒体をサーバ、
管理者用パーソナルコンピュータ、もしくはユーザ用パ
ーソナルコンピュータにロードする処理をあらわした図
である。
【0146】これらからわかるとおり、本発明は、各実
施例にフローチャートとして示したコンピュータプログ
ラムを可搬性のある記憶媒体に格納し、ワークステーシ
ョンやパーソナルコンピュータ等のコンピュータに供給
して実行させることが可能である。また印刷装置の制御
するプログラムに関しても、印刷装置に記憶媒体を読み
込む手段があれば図33の記憶媒体を印刷装置に直接読み
込ませる事により、または第1実施形態乃至第4実施形態
に示したように管理者用PCからダウンロードする事によ
り、印刷装置上で実行させる事が可能である。
【0147】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
出力ジョブと該出力ジョブの処理時に使用されるリソー
スデータとを非同期に受信可能な印刷装置または情報処
理装置において、リソースデータを受信した場合に、そ
れ以降の新たな出力ジョブの受信を停止し、すでに受信
されて待機状態にある印刷ジョブの処理が完了したと判
定したなら、受信したリソースデータにより保持されて
いるリソースデータを更新することにより、出力要求と
リソースのダウンロードとの競合を調整し、リソースの
ダウンロードを安全に行なえるようになった。
【0148】また、すでに受信されて待機状態にある印
刷ジョブの印刷出力がし終えたなら、当該印刷ジョブの
処理の完了と判定することで、上記効果に加えてダウン
ロード前のジョブを完了させることができる。
【0149】また、すでに受信されて待機状態にある印
刷ジョブを削除し、当該印刷ジョブの処理の完了と判定
することで、上記効果に加えて迅速にリソースのダウン
ロードを行うことができる。
【0150】また、すでに受信されて待機状態にある印
刷ジョブについて、保持されているリソースデータを使
用してデータを変換し、変換したデータを退避領域に格
納したなら当該印刷ジョブの処理の完了と判定すること
で、上記効果に加えて、認証が必要なジョブを認証無し
に処理し、リソースのダウンロードを迅速に行うことが
できる。
【0151】また、すでに受信されて待機状態にある印
刷ジョブについて、各印刷ジョブごとに指定された宛先
に対してリソースの更新を行う旨の通知を発行すること
で、上記効果に加えて、印刷ジョブの発行元に確実に通
知を行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態の発明における機器の構成を示す
図である。
【図2】本発明における各機器の主なハードウェアモジ
ュールを示す図である。
【図3】サーバのソフトウェア構成を示す図である。
【図4】周辺機器管理プログラムの構成を示す図であ
る。
【図5】管理者用PCのソフトウェア構成を示す図であ
る。
【図6】クライアントPCのソフトウェア構成を示す図で
ある。
【図7】ダウンローダの構成を示す図である。
【図8】ダウンローダの動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】周辺機器情報取得モジュールの構成を示す図で
ある。
【図10】(A)は、割り込みによる周辺機器情報取得
処理のフローチャートである。(B)は、通常処理のフ
ローチャートである。
【図11】管理プログラムのメインモジュールの構成を
示す図である。
【図12】管理プログラムの処理を示すフローチャート
である。
【図13】GUIを構築するためのモジュールの構成を示
す図である。
【図14】クライアント上で動作するモジュールの構成
を示す図である。
【図15】フォントをダウンロードする際のデータの流
れを示す図である。
【図16】クライアントPCがカラーキャリブレーション
テーブルを取得する際のデータの流れを示す図である。
【図17】アドレス帳データを機能複合型複写機から取
得する際のデータの流れを示す図である。
【図18】クライアントPC上のアドレス帳データを、機
能複合型複写機にダウンロードする際のデータの流れを
示す図である。
【図19】プリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装
置の内容をバックアップする際のデータの流れを示す図
である。
【図20】バックアップされたプリンタもしくは機能複
合型複写機の記憶装置の内容をリストアする際のデータ
の流れを示す図である。
【図21】クライアントPCが、サーバからソウトウェア
を取得する際のデータの流れを示す図である。
【図22】クライアントPCが、サーバからドライバを取
得する際のデータの流れを示す図である。
【図23】サーバが、クライアントにデータを送出する
際のデータ構造を示す図である。
【図24】フォントファイルを、クライアントPCに送出
する際のデータ構造内のヘッダー情報を示す図である。
【図25】オーバーレイフォームを、クライアントPCに
送出する際のデータ構造内のヘッダー情報を示す図であ
る。
【図26】カラーキャリブレーションテーブルを、クラ
イアントPCに送出する際のデータ構造内のヘッダー情報
を示す図である。
【図27】スキャンイメージをオーバーレイする際にプ
リンタドライバで使われる情報を、クライアントPCに送
出する際のデータ構造内のヘッダー情報を示す図であ
る。
【図28】ソフトウェアを、クライアントPCに送出する
際のデータ構造内のヘッダー情報を示す図である。
【図29】ドライバを、クライアントPCに送出する際の
データ構造内のヘッダー情報を示す図である。
【図30】第2実施形態の発明における機器の構成を示
す図である。
【図31】本発明を実施したプログラムを記憶した記憶
媒体の図である。
【図32】本発明のプログラムモジュールを表した図で
ある。
【図33】本発明のプログラムを記憶した記憶媒体をサ
ーバ、管理者用パーソナルコンピュータ、もしくはユー
ザ用パーソナルコンピュータにロードする処理を表わし
た図である。
【図34】第1実施形態および第2実施形態の処理にお
ける各ポートの処理を時系列で示すシーケンス図であ
る。
【図35】第1実施形態のリソースポートにおける処理
のフローチャートである。
【図36】第2実施形態のリソースポートにおける処理
のフローチャートである。
【図37】第1実施形態および第2実施形態におけるマ
ルチチャネルを実現するためのデータパケットを説明す
る図である。
【図38】第3実施形態及び第4実施形態の処理におけ
る各ポートの処理を時系列で示すシーケンス図である。
【図39】第3実施形態の処理のフローチャートであ
る。
【図40】第4実施形態の処理のフローチャートであ
る。
【図41】印刷データ(印刷ジョブ)の構造を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 サーバコンピュータ 3 管理者用パーソナルコンピュータ 4 クライアントPC 5 クライアントPC 6 プリンタ 7 プリンタ 8 機能複合型複写機 9 機能複合型複写機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 HN05 HN15 HQ12 2C087 AA03 AA09 AB06 AB08 BA03 BA06 BA09 BC04 BC07 BD46 5B021 AA01 AA02 AA19 BB05 CC04 CC05 NN18

Claims (33)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺機器管理装置と接続され、更新可能
    なリソースデータを保持する印刷装置であって、 前記周辺機器管理装置から出力ジョブと該出力ジョブの
    処理時に使用されるリソースデータとを非同期に受信可
    能な受信手段と、 前記受信手段によりリソースデータを受信した場合に、
    それ以降の新たな出力ジョブの受信を停止し、すでに受
    信されて待機状態にある印刷ジョブの処理が完了したと
    判定したなら、前記受信手段により受信したリソースデ
    ータにより、保持されているリソースデータを更新する
    更新手段とを備えることを特徴とする印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記更新手段は、前記受信手段によりリ
    ソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待機
    状態にある印刷ジョブの印刷出力がしたなら、当該印刷
    ジョブの処理の完了と判定することを特徴とする請求項
    1に記載の印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記更新手段は、前記受信手段によりリ
    ソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待機
    状態にある印刷ジョブを削除し、当該印刷ジョブの処理
    の完了と判定することを特徴とする請求項1に記載の印
    刷装置。
  4. 【請求項4】 前記更新手段は、前記受信手段によりリ
    ソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待機
    状態にある印刷ジョブについて、保持されているリソー
    スデータを使用してデータを変換し、変換したデータを
    退避領域に格納したなら、当該印刷ジョブの処理の完了
    と判定することを特徴とする請求項1に記載の印刷装
    置。
  5. 【請求項5】 前記リソースデータにはフォントを含
    み、前記更新手段は、印刷ジョブについて、保持されて
    いるリソースデータを使用してイメージデータに変換す
    ることを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. 【請求項6】 前記印刷ジョブは、出力のために有権者
    の認証を要する印刷ジョブ含み、前記更新手段は、認証
    を要する印刷ジョブについては、イメージデータととも
    に当該イメージデータの出力を許可するための認証情報
    を格納することを特徴とする前記請求項5に記載の印刷
    装置。
  7. 【請求項7】 前記更新手段は、前記受信手段によりリ
    ソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待機
    状態にある印刷ジョブについて、各印刷ジョブごとに指
    定された宛先に対して、リソースの更新を行う旨の通知
    を発行する手段をさらに有することを特徴とする請求項
    1に記載の印刷装置。
  8. 【請求項8】 前記印刷ジョブは、出力のために有権者
    の認証を要する印刷ジョブ含み、前記更新手段は、イメ
    ージデータとともに、当該イメージデータの出力を許可
    するための認証情報を格納することを特徴とする前記請
    求項4に記載の印刷装置。
  9. 【請求項9】 周辺機器管理装置および更新可能なリソ
    ースデータを保持する印刷装置と接続された情報処理装
    置であって、 前記周辺機器管理装置から出力ジョブと該出力データに
    処理時に使用されるリソースデータの送信とを非同期に
    受信可能な受信手段と、 前記受信手段によりリソースデータを受信した場合に、
    それ以降の新たな出力ジョブの受信を停止し、すでに受
    信されて待機状態にある印刷ジョブの処理が完了したと
    判定したなら、前記受信手段により受信したリソースデ
    ータにより、前記印刷装置により保持されているリソー
    スデータを更新する更新手段とを備えることを特徴とす
    る情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記更新手段は、前記受信手段により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブの印刷出力がしたなら、当該印
    刷ジョブの処理の完了と判定することを特徴とする請求
    項9に記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記更新手段は、前記受信手段により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブを削除し、当該印刷ジョブの処
    理の完了と判定することを特徴とする請求項9に記載の
    情報処理装置。
  12. 【請求項12】 前記更新手段は、前記受信手段により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブについて、イメージデータを生
    成してそれを退避領域に格納したなら、当該印刷ジョブ
    の処理の完了と判定することを特徴とする請求項8に記
    載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記リソースデータにはフォントを含
    み、前記更新手段は、印刷ジョブについて、保持されて
    いるリソースデータを使用してイメージデータに変換す
    ることを特徴とする請求項12に記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記印刷ジョブは、出力のために有権
    者の認証を要する印刷ジョブ含み、前記更新手段は、認
    証を要する印刷ジョブについては、イメージデータとと
    もに当該イメージデータの出力を許可するための認証情
    報を格納することを特徴とする前記請求項13に記載の
    情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記更新手段は、前記受信手段により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブについて、各印刷ジョブごとに
    指定された宛先に対して、リソースの更新を行う旨の通
    知を発行する手段をさらに有することを特徴とする請求
    項9に記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 周辺機器管理装置および更新可能なリ
    ソースデータを保持する周辺装置と接続された情報処理
    装置であって、 前記周辺機器管理装置からリソースデータと該リソース
    データを使用して処理される処理要求とを非同期に受信
    可能な受信手段と、 前記受信手段によりリソースデータを受信した場合に、
    それ以降の新たな処理要求の受信を停止し、すでに受信
    されて待機状態にある処理要求の処理が完了したと判定
    したなら、前記受信手段により受信したリソースデータ
    により、保持されているリソースデータを更新する更新
    手段とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  17. 【請求項17】 リソースデータを保持可能な印刷装置
    の制御方法であって、 周辺機器管理装置から出力ジョブと該出力ジョブの処理
    時に使用されるリソースデータとを非同期に受信する受
    信工程と、 前記受信工程によりリソースデータを受信した場合に、
    それ以降の新たな出力ジョブの受信を停止し、すでに受
    信されて待機状態にある印刷ジョブの処理が完了したと
    判定したなら、前記受信手段により受信したリソースデ
    ータにより、保持されているリソースデータを更新する
    更新工程とを備えることを特徴とする印刷装置の制御方
    法。
  18. 【請求項18】 前記更新工程は、前記受信工程により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブの印刷出力がしたなら、当該印
    刷ジョブの処理の完了と判定することを特徴とする請求
    項17に記載の印刷装置の制御方法。
  19. 【請求項19】 前記更新工程は、前記受信工程により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブを削除し、当該印刷ジョブの処
    理の完了と判定することを特徴とする請求項17に記載
    の印刷装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 前記更新工程は、前記受信工程により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブについて、保持されているリソ
    ースデータを使用してデータを変換し、変換したデータ
    を退避領域に格納したなら、当該印刷ジョブの処理の完
    了と判定することを特徴とする請求項17に記載の印刷
    装置の制御方法。
  21. 【請求項21】 前記リソースデータにはフォントを含
    み、前記更新工程は、印刷ジョブについて、保持されて
    いるリソースデータを使用してイメージデータに変換す
    ることを特徴とする請求項20に記載の印刷装置の制御
    方法。
  22. 【請求項22】 前記印刷ジョブは、出力のために有権
    者の認証を要する印刷ジョブ含み、前記更新工程は、認
    証を要する印刷ジョブについては、イメージデータとと
    もに当該イメージデータの出力を許可するための認証情
    報を格納することを特徴とする前記請求項21に記載の
    印刷装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 前記更新工程は、前記受信工程により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブについて、各印刷ジョブごとに
    指定された宛先に対して、リソースの更新を行う旨の通
    知を発行する工程をさらに有することを特徴とする請求
    項17に記載の印刷装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 更新可能なリソースデータを保持する
    周辺装置の制御方法であって、 リソースデータと該リソースデータを使用して処理され
    る処理要求とを非同期に受信可能な受信工程と、 前記受信工程によりリソースデータを受信した場合に、
    それ以降の新たな処理要求の受信を停止し、すでに受信
    されて待機状態にある処理要求の処理が完了したと判定
    したなら、前記受信工程により受信したリソースデータ
    により、保持されているリソースデータを更新する更新
    工程とを備えることを特徴とする周辺装置の制御方法。
  25. 【請求項25】 リソースデータを保持可能な印刷装置
    を制御するためのコンピュータプログラムであって、コ
    ンピュータにより、 周辺機器管理装置から出力ジョブと該出力ジョブの処理
    時に使用されるリソースデータとを非同期に受信する受
    信手段と、 前記受信手段によりリソースデータを受信した場合に、
    それ以降の新たな出力ジョブの受信を停止し、すでに受
    信されて待機状態にある印刷ジョブの処理が完了したと
    判定したなら、前記受信手段により受信したリソースデ
    ータにより、保持されているリソースデータを更新する
    更新手段とを実現することを特徴とするコンピュータプ
    ログラム。
  26. 【請求項26】 前記手段手段は、前記受信手段により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブの印刷出力がし終えたなら、当
    該印刷ジョブの処理の完了と判定することを特徴とする
    請求項25に記載のコンピュータプログラム。
  27. 【請求項27】 前記更新手段は、前記受信手段により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブを削除し、当該印刷ジョブの処
    理の完了と判定することを特徴とする請求項25に記載
    のコンピュータプログラム。
  28. 【請求項28】 前記更新手段は、前記受信手段により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブについて、保持されているリソ
    ースデータを使用してデータを変換し、変換したデータ
    を退避領域に格納したなら、当該印刷ジョブの処理の完
    了と判定することを特徴とする請求項25に記載のコン
    ピュータプログラム。
  29. 【請求項29】 前記リソースデータにはフォントを含
    み、前記更新手段は、印刷ジョブについて、保持されて
    いるリソースデータを使用してイメージデータに変換す
    ることを特徴とする請求項28に記載のコンピュータプ
    ログラム。
  30. 【請求項30】 前記印刷ジョブは、出力のために有権
    者の認証を要する印刷ジョブ含み、前記更新手段は、認
    証を要する印刷ジョブについては、イメージデータとと
    もに当該イメージデータの出力を許可するための認証情
    報を格納することを特徴とする前記請求項29に記載の
    コンピュータプログラム。
  31. 【請求項31】 前記更新手段は、前記受信手段により
    リソースデータを受信した場合に、すでに受信されて待
    機状態にある印刷ジョブについて、各印刷ジョブごとに
    指定された宛先に対して、リソースの更新を行う旨の通
    知を発行する手段をさらに有することを特徴とする請求
    項25に記載のコンピュータプログラム。
  32. 【請求項32】 更新可能なリソースデータを保持する
    周辺装置の制御を行うためのコンピュータプログラムで
    あって、コンピュータンにより、 リソースデータと該リソースデータを使用して処理され
    る処理要求とを非同期に受信可能な受信手段と、 前記受信手段によりリソースデータを受信した場合に、
    それ以降の新たな処理要求の受信を停止し、すでに受信
    されて待機状態にある処理要求の処理が完了したと判定
    したなら、前記受信手段により受信したリソースデータ
    により、保持されているリソースデータを更新する更新
    手段とを実現することを特徴とするコンピュータプログ
    ラム。
  33. 【請求項33】 請求項25乃至32のいずれか1項に
    記載のコンピュータプログラムを格納することを特徴と
    するコンピュータ可読記憶媒体。
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