JP2001306424A - 情報処理システム及び情報処理システムの制御方法並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理システム及び情報処理システムの制御方法並びに記録媒体

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JP2001306424A
JP2001306424A JP2000118038A JP2000118038A JP2001306424A JP 2001306424 A JP2001306424 A JP 2001306424A JP 2000118038 A JP2000118038 A JP 2000118038A JP 2000118038 A JP2000118038 A JP 2000118038A JP 2001306424 A JP2001306424 A JP 2001306424A
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JP2000118038A
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Yoshiko Naito
佳子 内藤
Jun Horiyama
潤 堀山
Tsuneaki Kimita
恒昭 来見田
Hideo Ikeno
秀夫 池野
Tetsuo Sakai
哲夫 酒井
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 PC上で確認した文章とプリンタもしくは
機能複合型複写機で印刷した結果が異なるという不具合
の発生を押さえること。 【解決手段】 サーバ、およびクライアント用のパー
ソナルコンピュータ、および記憶装置を具備するプリン
タもしくは機能複合型複写機が、ネットワークを介して
接続されている環境において、ダウンローダを有し、前
記ネットワークに接続された第1のパーソナルコンピュ
ータから、記憶装置を具備する第1のプリンタもしくは
機能複合型複写機へリソースを登録し、前記第1のパー
ソナルコンピュータからサーバへ登録したリソースの情
報を登録し、登録された前記情報を第2のパーソナルコ
ンピュータのリソースの情報と比較し、第2のパーソナ
ルコンピュータに登録されているリソースに対応するリ
ソースが変更されたと判定した場合、前記第2のパーソ
ナルコンピュータのリソースを更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバーマシン、
クライアントPC、ダウンローダを有するPCおよび記
憶装置を有するプリンタ、機能複合型複写機がネットワ
ークに接続する環境における周辺機器管理装置、周辺機
器管理方法、および、その記録媒体に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】フォント、外字、フォームといったリソ
ースを個々のプリンタ、機能複合型複写機、クライアン
トPCに登録する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
周辺機器を管理する環境においてリソースの更新が発生
した場合、同じ実体を持つリソースの登録状況の把握は
プリンタ、機能複合型複写機の管理者、クライアントP
Cの使用者に委ねるところであり、周辺機器間のリソー
スの同期取りが完全に行えない場合がある。同期取りが
不完全な場合、クライアントPC上で確認した文書と印
刷した文書とが異なる、あるいは複数のプリンタで印刷
した結果が異なるという不具合が発生する。そこで本発
明は上記状況を鑑みてなされたものであり、リソースの
登録状態が変更された場合、この変更に応じて各PCに
登録されているリソースを同期をとって更新することに
より、PC上で確認した文章とプリンタもしくは機能複
合型複写機で印刷した結果が異なるという不具合の発生
を押さえることができる周辺機器管理装置、周辺機器管
理方法及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、例えば本発明の情報処理システムは以下の構成を備
える。すなわち、複数のクライアント端末、サーバ、及
び周辺機器がネットワークに接続された情報処理システ
ムであって、ネットワーク上の各デバイスのリソース状
況を記憶保持する記憶保持手段と、前記クライアント端
末からの要求に従って、前記リソースを更新する第1の
更新手段と、前記第1の更新手段で周辺機器に対するリ
ソースを更新した場合、前記記憶保持手段内の前記周辺
機器のリソースを更新する第2の更新手段と、前記記憶
保持手段に記憶保持されたリソースの情報と、他のクラ
イアント端末が有するリソースの情報とを比較する比較
手段と、前記比較手段の比較結果に基づいて、他のクラ
イアント端末のリソースを更新する第3の更新手段とを
備える。
【0005】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って、本発明を
好適な実施形態に従って詳細に説明する。
【0006】[第1の実施形態]図1に、本実施形態の
構成を示し、説明する。
【0007】同図において、1はネットワークであり、
通常はEthernet(登録商標)を使用する。Ethe
rnet以外にも、LocalTalkなどがある。なお、本実施形
態における「ネットワーク」という言葉は、物理的なケ
ーブルと、ケーブル上を通る電気的な信号と、電気的な
信号の組みあわせで実現される情報交換を実現するもの
(プロトコル)の内の一つもしくは複数を指し、通常
は、これらの総称を指す。
【0008】2は、サーバコンピュータであり、ファイ
ルサーバ、Webサーバなどの機能を有する。
【0009】3は管理者用パーソナルコンピュータ(以
下パーソナルコンピュータをPCと表記)であり、サー
バ2に対する指示や本発明で扱う周辺機器への指示等を
行う。
【0010】4および5はクライアントPCであり、ネ
ットワーク1に接続された一般ユーザが使用するPCで
ある。なお、管理者用PC3であっても、クライアント
PCとしても使用されることもありうる。
【0011】6および7はプリンタであり、ネットワー
ク1に接続され、クライアントPC4および5からの印
刷命令を受けつけ、命令に従って印刷処理を行う。
【0012】8および9は、機能複合型複写機であり、
画像スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を
備え、一つまたは複数の機能を組み合わせることによ
り、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとして
利用可能である。
【0013】次に、同図を用いて、上述の各部により構
成されているシステムの動作を説明する。サーバ2は、
定期的にプリンタ6、7や、機能複合型複写機8、9と
通信を行い、機器の状態やソフトウェアの設定をモニタ
する。管理者用PC3から機器に対し設定の変更やソフ
トウェア、ソフトウェアで使用するリソースの変更を行
う。管理者用PC3から与えられた指示の結果は、サー
バ2の内部に情報として集められ、クライアントPC
4、5は、サーバ2から情報を受け取る。また、サーバ
2はhttpプロトコルを用いた通信モジュールを備え、管
理者用PC3、クライアントPC4、5は後述するWebB
rowserを使用してサーバ2の情報を取得し、またサーバ
2に対して指示を与えることが可能である。サーバ2
は、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5か
ら指示があると、サーバ2に貯えられた情報を用いて、
管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報
を返す。また、情報の内容によっては、プリンタ6、7
や、機能複合型複写機8、9から情報を取得し、管理者
用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報を返す
か、プリンタ6、7や、機能複合型複写機8、9に対し
て設定等の処理を行う。
【0014】管理者用PC3には、ダウンローダを備
え、プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9に対しソ
フトウェアもしくはソフトウェアが使用するリソースの
ダウンロードを行う。ソフトウェアは、機器の印刷制御
ファームウェア、ネットワーク制御ファームウェア、ま
た機能複合型複写機8、9においては、前記ファームウ
ェアに加え、スキャナ制御ファームウェア、ファクシミ
リ制御ファームウェア、複写機ファームウェア、パネル
操作ファームウェア、画像管理ソフトウェア、アドレス
管理ソフトウェアなどがある。また、ソフトウェアが使
用するリソースとしては、フォント、外字、オーバレイ
フォーム、キャリブレーションテーブル、アドレス管理
ソフトウェアが使用するアドレス情報、ファクシミリ番
号などがある。クライアントPC4、5は、プリンタ
6、7や、機能複合型複写機8、9をアクセスして、使
用するためのソフトウェア(ドライバ等)およびソフト
ウェアが使用するリソース(クライアントPC用リソー
ス)を保持する。ソフトウェアは、プリンタ6、7を使
用するためのプリンタドライバ、機能複合型複写機8、
9において、スキャナとして使用するためのスキャナド
ライバ、ファクシミリとして使用するためのファクシミ
リドライバ、複写機として使用する際にこの複写機を制
御するための複写機ユーティリティソフトウェア、ネッ
トワークを1利用するためのネットワークドライバ、We
bBrowser、アプリケーションソフトウェアなどがあり、
ソフトウェアが使用するリソースについては、プリンタ
フォントに対応したクライアントPC用フォント、ファ
クシミリドライバが利用するアドレス情報、カラーキャ
リブレーションを行う際の印刷データ、プレビューで利
用するオーバレイイメージ等がある。
【0015】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースをプ
リンタ7、機能複合型複写機8、9に反映させることが
可能である。また同様に機能複合型複写機8の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを機
能複合型複写機9、プリンタ6、7に反映させることが
可能である。機種間で機能の違いがあるときは、両機種
に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可能な
リソースなどの情報については変換された後反映され
る。同様に、これらの機種に関するクライアントPC4
上の情報をクライアントPC5に反映させることも可能
である。これらの処理は、サーバ2を通して情報の交換
を行うことにより実現される。
【0016】プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9
の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなく、
それぞれのパネルからの設定やクライアントPC4もし
くは5からの設定によっても変更される場合がある。そ
の際に、この設定に関する情報を正確にクライアントP
C4もしくは5に渡す必要があるものは、クライアント
PC4もしくは5から表示等の指示があった場合、常に
プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9に問い合わせ
を行い、問い合わせ時点での各機器における設定の情報
をクライアントPC4もしくは5に返す。正確さが、さ
ほど厳密に要求されないものについては、サーバ2内に
保持した情報を用いる。
【0017】図2は、図1に示した各機器の主なハード
ウェアモジュールを表した図である。同図を用いて、各
機器のハードウェアモジュールの機能を説明する。
【0018】201は、ネットワークラインである。ネ
ットワークラインは、各機器間のネットワークを構成す
る物理的なラインであり、通常はツイストペアケーブ
ル、同軸ケーブルや光ファイバなどが使われる。
【0019】サーバ2を構成するハードウェアモジュー
ルとしては、ネットワークボード202、CPUボード
203、Videoインタフェイス204、I/Oインタフ
ェイス205、SCSIインタフェイス206と、それ
らに接続されたCRT207、キーボード208、マウ
ス209、ハードディスク(以下、HD)ドライブ21
0である。サーバ2は複数のHDドライブ210を有し
ており、複数のHDドライブ210は並列に接続されて
おり、HDドライブ210とサーバ2との間でのデータ
転送の高速化と信頼性を確保している。
【0020】管理者用PC3、クライアントPC4、5
を構成するハードウェアモジュールとしては、ネットワ
ークボード2021、CPUボード2031、Videoイ
ンタフェイス2041、I/Oインタフェイス205
1、HDインタフェイス211と、それらに接続された
CRT2071、キーボード2081、マウス209
1、HDドライブ2101である。
【0021】プリンタ6、7のハードウェアモジュール
としては、周辺機器に対応したネットワークボード21
2、プリンタコントローラ213、プリントエンジン2
14を備える。
【0022】機能複合型複写機8、9のハードウェアモ
ジュールとしては、周辺機器に対応したネットワークボ
ード212、機能複合型複写機コントローラ215、プ
リントエンジン214、操作パネルコントローラ21
6、操作パネル217、スキャナコントローラ218、
スキャナユニット219、モデム220、HDインタフ
ェイス221、HDドライブ222を備える。
【0023】図3は、サーバ2のソフトウェア構成を表
した図である。同図において、301はOS(オペレー
ティングシステム)、302はライブラリ、303はW
ebサーバ、304はアプリケーションであり、アプリ
ケーションの一部として305周辺機器管理プログラム
を含む。306はハードウェア制御プログラムであり、
ハードウェア制御プログラムの一部としてネットワーク
ボード制御プログラム307、ハードディスク制御プロ
グラム308を含む。
【0024】図4は周辺機器管理プログラム305の構
成を表した図である。周辺機器管理プログラム305は
サーバ2上のアプリケーションの一つとして実現され
る。
【0025】401は管理プログラムであり、周辺機器
管理プログラム305のメイン部分として、周辺機器管
理プログラム305の全体を制御する。
【0026】402はGUI用CGIプログラムであ
り、Webサーバ303に対してhtml形式で表現された
データを渡す。Webサーバ303は、GUI用CGI
プログラム402のデータをhttp形式で管理者用PC3
もしくはクライアントPC4、5に送出し、管理者用P
C3もしくはクライアントPC4、5からの指示を管理
プログラム401に伝える。
【0027】403はデバイス通信プログラムで、周辺
機器情報取得モジュール4301を含み、ネットワーク
ボード制御プログラム307を利用して周辺機器とサー
バ2の間での通信を行うと共に、周辺機器情報取得モジ
ュール4301を用いて周辺機器からの情報等の取得と
周辺機器の設定、ソフトウェアやソフトウェアが利用す
るリソースのダウンロード等を行う。
【0028】404はIPCで、プロセス間通信を行う
プログラムであり、ネットワークボード制御プログラム
307を利用して他のPC、特に管理者用PC3との間
での通信を行う。
【0029】405はファイル管理プログラム405
で、HD制御プログラム308を利用し、ファイルサー
バ機能を実現する。
【0030】図5は、管理者用PC3のソフトウェア構
成を表した図である。
【0031】501はOSであり、管理者用PC3の全
般的な処理を行う。
【0032】502はダウンローダであり、周辺機器に
対しソフトウェアやソフトウェアが利用するリソースの
ダウンロードを行う。
【0033】503はGUIプログラムであり、表示や
ユーザからの指示のダウンローダ502への伝達などを
行うユーザIFモジュールを有し、ユーザインタフェイ
ス機能を実現する。
【0034】504はIPCプログラムであり、サーバ
2のIPC404との間で通信を行う。
【0035】505はファイル管理プログラムであり、
通常はOS501の一部として実装され、HDドライブ
2101の内容(ファイル)を読み出したり、図不示の
CD−ROMドライブを管理者用PC3に増設すること
で、CD−ROM507の内容(ファイル)を読み出し
たりすることで、読み出した内容(ファイル)をダウン
ローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際
の、ファイル管理を行う。
【0036】506はネットワークプログラムであり、
通常はOS501の一部として実装され、HDドライブ
2101やCD−ROMから読み出された前述のファイ
ルを、ダウンローダ502を通して周辺機器にダウンロ
ードする際の、ネットワーク通信を行う。
【0037】図6は、クライアントPC4、5のソフト
ウェア構成を表した図である601はOSであり、クラ
イアントPC4,5の全般的な処理を行う。
【0038】602はWebBrowserであり、サーバ2のWe
bサーバ303からhtml形式で表現されたデータを受け
取り、画面に表示するとともに、ユーザの指示をhttpプ
ロトコルを通してサーバ2に伝える。
【0039】603はクライアントモジュールであり、
WebBrowser602で受信したデータのうち、WebBrowser
602が処理できないデータの一部に関して処理を行
う。ここでWebBrowser602が処理出来ないデータと
は、クライアントPC用のプリンタドライバ等のソフト
ウェア、クライアントPC用フォントなどのリソースで
あり、それぞれ決められた方法でクライアントPC4、
5にインストールする必要がある。
【0040】604はネットワークプログラムであり、
通常はOS601の一部として実装され、httpプロトコ
ルを利用してWebサーバ303と通信を行う。
【0041】図7はダウンローダ502の構成を表した
図である。
【0042】701はメインモジュールであり、後述す
る各モジュールの呼び出しやパラメータの処理等を行
う。
【0043】702はファイル管理モジュールであり、
ファイル管理プログラム505を利用してダウンロード
するファイルのOpenやReadを行う。
【0044】703はデバイス探索モジュールであり、
ダウンロード可能な周辺機器を探索し、通信可能なプロ
トコル、機器のアドレス等を取得する。
【0045】704はファイル変換モジュールであり、
ソフトウェアが用いるリソースにおいて、プリンタ用リ
ソースとクライアントPC用リソースのフォーマットが
異なる場合に、変換を行う。ファイル変換モジュール7
04は、内部にプリンタ用ファイル変換モジュール70
5と、クライアントPC用ファイル変換モジュール70
6を含む。リソースのフォーマットの違いとは、例えば
プリンタ6,7が3次曲線で表現されたフォントを使
い、クライアントPC4,5が2次曲線で表現されたフ
ォントを使う場合や、プリンタ6,7とクライアントP
C4,5でオーバレイイメージの表現形式が異なるとい
うことである。
【0046】707はダウンロードモジュールであり、
ネットワークプログラム506を利用してダウンロード
を行うモジュールである。
【0047】708は通信モジュールであり、サーバ2
と通信を行い、クライアントPC用リソースなどをサー
バ2に送出するモジュールである。
【0048】709はIPCモジュールであり、プロセ
ス間通信を行うためのモジュールであり、IPCプログ
ラム504を用いてプロセス間通信を実現する。
【0049】図8は、図7に示した構成を備えるダウン
ローダ502の動作を表すフローチャートであり、同図
を用いて、ダウンローダ502の動作を説明する。例と
して、フォントファイルのダウンロードについて説明す
るが、他のソフトウェアやソフトウェアが用いるリソー
スについても同様である。前提として、ダウンローダ5
04とサーバ2は常時通信しており、ファイル名や機器
名などの取得は可能だが、サーバ2において、ファイル
サーバ内で管理されているファイルの取得には、サーバ
2と別途コネクションを確立してファイルを読み出すも
のとする。
【0050】ステップS801では、ダウンロードする
フォントファイルの指定をする。ダウンローダ502の
ユーザは、フォントファイル名を入力することで、フォ
ントファイルの指定を行う。
【0051】ステップS802では、ステップS801
において指定されたフォントファイルがサーバ2上のフ
ォントファイルかどうかを判定し、サーバ2上のフォン
トファイルであればステップS803に進み、サーバ2
上のフォントファイルでなければステップS807に進
む。
【0052】ステップS803では、サーバ2とのネッ
トワークのコネクションを確立する。
【0053】ステップS804では、ステップS801
において指定されたサーバ2上のフォントファイルの読
み出しを行う。
【0054】ステップS805ではServerFlagをONに
する。
【0055】ステップS806では、サーバ2とのネッ
トワークのコネクションを切断する。
【0056】ステップS807では、管理者用PC3上
のフォントファイルをOpenする。
【0057】ステップS808では、ステップS807
においてOpenされたフォントファイルをReadする。
【0058】ステップS809では、ServerFlagをOF
Fにする。
【0059】ステップS810では、ステップS807
においてOpenされたフォントファイルをCloseする。す
なわち、ステップS806もしくはステップS810の
時点で、ダウンロードすべきフォントファイルがダウン
ローダ504に読み込まれている。
【0060】ステップS811では、ステップS810
においてダウンローダ504に読み込まれたフォントフ
ァイルをダウンロードする先のプリンタの選択を行う。
【0061】ステップS812では、ステップS811
で選択されたプリンタがダウンロード可能かどうかを判
定する。ダウンロード可能かどうかは、機種および装着
されている記憶デバイス(RAM、FlashMemory、HardD
isk等)により判定される。すなわち、ダウンロード可
能な機種であって、ダウンロード可能な記憶デバイスが
その機種内に存在すれば、ダウンロード可能と判定され
る。
【0062】ステップS812でダウンロード可能と判
定された場合は、ステップS813に進み、ダウンロー
ド不可能と判定された場合はステップS820に進む。
【0063】ステップS813では、フォントファイル
を、プリンタにダウンロード可能な形式に変換する。た
だし、フォントファイルが既にダウンロード可能な形態
であれば、何も行わない。
【0064】ステップS814では、ダウンロード可能
な形態となったフォントファイルをダウンロード可能と
判定されたプリンタに転送する。
【0065】ステップS815ではServerFlagがONか
どうかを判定し、ONであれば(ダウンロードしたフォ
ントファイルがサーバ2上のフォントファイルであった
場合には)、既にクライアント用ファイルもサーバ2上
にあるとみなして処理を終了する。一方、ServerFlagが
OFFならば(ダウンロードしたフォントファイルがサ
ーバ2上のフォントファイルではなかった場合)、ステ
ップS816に進む。
【0066】ステップS816では、ダウンロードした
フォントファイルを、クライアントPCが使用可能な形
式に変換する。ただし、フォントファイルが既にクライ
アントPCで使用可能な形態であれば、何も行わない。
【0067】ステップS817はサーバ2とのネットワ
ークのコネクションを確立する。
【0068】ステップS818では、クライアントPC
用のフォントファイルをサーバ2に書き込む。
【0069】ステップS819では、サーバ2とのコネ
クションを切断し、ネットワークのクローズ処理を行っ
た後、処理を終了する。
【0070】ステップS820では、プリンタにダウン
ロードすることが出来ない旨のメッセージを表示し、処
理を終了する。
【0071】以上述べた処理により、選択されたプリン
タにダウンロードしたフォントファイルに対応したクラ
イアントPC用フォントファイルは、必ずサーバ2に存
在することになる。フォントファイルの変換では、フォ
ントファイルフォーマットそのものの変換を行う場合
と、ヘダー情報などを付加する場合とがある。例えば、
TrueType(登録商標)形式のフォントファイルを、True
Typeラスタライザが搭載されたプリンタにダウンロード
するときは、このプリンタのためのヘダー情報などを付
加してダウンロードする必要があるため、ファイル変換
処理では、プリンタのためのヘダー情報などを付加す
る。また、このフォントをMacOS(登録商標)上で
使用する場合は、付加情報としてFONDリソースと呼
ばれる情報を付加する。
【0072】図9は、デバイス通信プログラム403に
含まれる周辺機器情報取得モジュール4301の構成を
表した図である。
【0073】901は、周辺機器情報取得モジュール4
301のメインモジュールであり、周辺機器情報取得モ
ジュール4301全体の制御や通信、管理、割り込みが
かかった場合の処理、周辺機器へのダウンロードするデ
ータの受け渡しなどを行う。
【0074】902はIPCモジュールであり、他のモ
ジュールとプロセス間通信を行うことで、情報の交換を
おこなう。
【0075】903はタイマーモジュールであり、一定
間隔で割り込みを発生させ、メインモジュール901で
割り込みのタイミングで周辺機器の情報を取得するよう
動作する。
【0076】904はキャッシュ管理モジュールであ
り、タイマーモジュール903による割り込みでメイン
モジュール901で取得した周辺機器の情報を一時的に
記憶する。そして、IPCモジュール902から周辺機
器の情報の送出の指示があると、キャッシュ管理モジュ
ール904で記憶した情報を、IPCモジュール902
によって他のモジュールに送出する。
【0077】905は、TCP/IPモジュールであ
り、TCP/IPで情報を取得したりデータをダウンロ
ードすることが出来る周辺機器とデータ交換を行う。
【0078】906は、AppleTalkモジュールであり、A
ppleTalkで情報を取得したりデータをダウンロードする
ことが出来る周辺機器とデータ交換を行う。
【0079】906は、IPX/SPXモジュールであ
り、IPX/SPXで情報を取得したりデータをダウン
ロードすることが出来る周辺機器とデータ交換を行う。
【0080】なお、上述のTCP/IP、AppleTalk、
IPX/SPX以外のプロトコルに対応する処理を周辺
機器情報取得モジュール4301内に設けることで、T
CP/IP、AppleTalk、IPX/SPX以外のプロト
コルに対応することもできる。
【0081】図10(A)は、周辺機器情報取得モジュ
ール4301において、割り込み時における周辺機器情
報取得の処理手順を表したフローチャートである。割り
込みが発生すると、本処理が実行される。
【0082】ステップS1011では、対象となる全部
の周辺機器から情報を取得する。取得する情報は、ソフ
トウェアやソフトウェアが使用するリソースのバージョ
ン、ファイルサイズ、日付、フォントであれば書体名な
ど、ソフトウェアやソフトウェアが使用するリソースが
変更されていないかどうか確認するための情報である。
【0083】ステップS1012では、取得した情報を
キャッシュ管理モジュール904のキャッシュに書き込
む。
【0084】一方、図10(B)は、非割り込み時(通
常処理)における周辺機器情報取得モジュール4301
の処理手順を表したフローチャートである。通常処理で
は、ユーザIFを持つモジュールが受け取ったユーザか
らの指示に従い、周辺機器情報の取得やダウンロードを
行う。
【0085】ステップS1021では、ユーザIFモジ
ュールの指示をIPCモジュール902を通して受け取
る。指示で受け取る内容としては、処理内容、ダウンロ
ードの場合のデータ、周辺機器のアドレス等である。
【0086】ステップS1022では、ステップS10
21において受け取ったユーザIFモジュールの指示が
ダウンロードであるかどうかを判定し、ダウンロードで
あればステップS1023に進み、ダウンロードでなけ
ればステップS1024に進む。
【0087】ステップS1023では、送られたデータ
を指定された周辺機器にダウンロードし、処理を終了す
る。
【0088】ステップS1024では、必要とされる情
報の種類を特定する。情報の種類は、例えば書体名やフ
ォームのサイズ、ソフトウェアのバージョンなどであ
る。
【0089】ステップS1025では、必要とされる情
報がキャッシュモジュール904内のキャッシュに存在
するかどうかを判定し、存在すればステップS1026
に進み、存在しなければステップS1027に進む。
【0090】ステップS1026では、キャッシュモジ
ュール904のキャッシュからIPCモジュール902
を通して必要とされる情報の送出を行う。
【0091】ステップS1027では、周辺機器から周
辺機器情報を取得する。
【0092】ステップS1028では、取得した周辺機
器情報をIPCモジュール902を通して送出し、処理
を終了する。
【0093】図11は、管理プログラム401のメイン
モジュールの構成を表した図である。
【0094】1101はメインモジュールで、管理プロ
グラム401全体の動作管理、処理の振り分けなどのメ
イン処理を行う。
【0095】1102はGUIモジュールで、GUI用
CGIプログラム402との間で表示する情報の送出や
GUI用CGIプログラム402からの処理やデータの
受信等の情報交換を行う。
【0096】1103はネットワークモジュールで、ネ
ットワーク1を通してのファイルや情報の入出力を行
う。
【0097】1104はファイルサーバモジュールで、
ファイルの読み出し、書き込み、管理を行う。
【0098】1105はIPCモジュールで、プロセス
間通信でIPCモジュール902との間でデータや情報
の交換を行う。
【0099】すなわち、本プログラムは、周辺機器とG
UI用CGIプログラム402、ネットワーク1とファ
イルサーバのそれぞれにアクセスすることが可能な位置
にあり、周辺危機管理プログラム305全体の動作をコ
ントロールする。
【0100】図12は、図11のソフトウェアの処理を
表したフローチャートであり、同図を用いてプログラム
の動作を説明する。
【0101】ステップS1201では、IPCモジュー
ル1105からステップS1021と同じ指示を受け取
る。
【0102】ステップS1202では、指示がダウンロ
ードかどうかを判定し、ダウンロードであればステップ
S1203に進み、ダウンロードでなければステップS
1205に進む。
【0103】ステップS1203では、ファイルサーバ
上のファイルをオープンする。
【0104】ステップS1204ではネットワークモジ
ュール1103を通してダウンローダ502にファイル
を送出し、次の処理を行うためにステップS1201に
戻る。
【0105】ステップS1205では、情報表示かどう
かを判定する。情報表示と判定された場合はステップS
1206に進み、情報表示でないと判定された場合はス
テップS1208に進む。
【0106】ステップS1206ではIPCモジュール
902とIPCモジュール1105間で情報交換を行
い、周辺機器の情報を取得する。
【0107】ステップS1207では、表示すべき情報
をGUIモジュール1102を通してGUI用CGIプ
ログラム402に出力した後、次の処理を行うためにス
テップS1201に戻る。
【0108】ステップS1208では、サーバ2へのフ
ァイルの保存かどうかを判定し、サーバ2へのファイル
の保存と判定された場合はステップS1209へ進み、
サーバ2へのファイルの保存ではないと判定された場合
はステップS1210へ進む。なお。サーバ2へのファ
イルの保存は、ダウンローダ502からの指示により行
われ、ネットワーク1を通してファイルが送られてく
る。
【0109】ステップS1209では、ファイルをファ
イルサーバへ保存した後、次の処理を行うためにステッ
プS1201に戻る。
【0110】ステップS1210では、GUI用CGI
プログラム402を通してのファイル出力を行う。これ
は、クライアントPC用リソース等の出力であり、GU
I用CGIプログラム402がクライアントPC4、5
と通信を行っているプロトコルであるhttpプロトコルを
用いてファイル等をクライアントPC4,5へ出力した
後、次の処理を行うためにステップS1201に戻る。
【0111】以上の一連の処理により、本システム内の
情報およびデータ送受信が行われる。
【0112】図13は、GUI用CGI402プログラ
ムの構成を示す図であり、同図を用いて本プログラムを
説明する。
【0113】1301は管理プログラム401との通信
モジュールで、管理プログラム401からの指示やファ
イル、情報を受け取り、html出力モジュール1302に
渡すとともに指示入力モジュール1303から受けた指
示やファイルを管理プログラム401に渡す。
【0114】1302はhtml出力モジュールであり、管
理プログラム401から受け取った情報や指示を基にht
ml規約に基づいたGUI画面ファイルを作成し、Web
サーバ303との通信モジュール1304に渡す。
【0115】1303は指示入力モジュールであり、W
ebサーバ303から指示を受け取り、またはアーカイ
ブされたりエンコードされたファイルを受け取り、指示
は管理プログラム401への命令として送出し、ファイ
ルはアーカイブされたファイルを分離し、エンコードさ
れたファイルをデコードした後に管理プログラム401
へ送出する。
【0116】1304はWebサーバ303との通信モ
ジュールであり、html情報をWebサーバ303に送出
し、Webサーバ303からの指示を指示入力モジュー
ル1303に渡す。
【0117】図14は、クライアントモジュール603
の構成を表した図である。本モジュールはクライアント
PC4,5上にインストールされ、WebBrowser602で
受け取ったファイルを処理する。
【0118】1401は入力モジュールで、WebBrowser
602からデータを受け取る。受け取ったデータは、通
常管理情報とファイル実体がアーカイブされている。
【0119】1402は判定モジュールで、WebBrowser
602から受け取ったファイルの管理情報とファイル実
体を分離するとともに、管理情報を基にファイルの種類
を判定する。管理情報とは、ファイルの種類、ファイル
名やファイルサイズ等である。ファイルの種類がフォン
トであれば、フォント登録モジュール1403を呼び出
す。ファイルの種類がオーバレイフォームであればオー
バーレイフォーム登録モジュール1404を呼び出す。
ファイルの種類がアドレス帳であればアドレス帳登録モ
ジュール1405を呼び出す。ファイルの種類がColor
Calibration TableであればColor Calibration Table登
録モジュール1406を呼び出す。
【0120】1403は、上述のフォント登録モジュー
ルであり、受け取ったフォントをクライアントPC4,
5に登録する。
【0121】1404は、上述のオーバレイフォーム登
録モジュールであり、受け取ったオーバーレイフォーム
をオーバレイフォーム処理アプリケーションに登録す
る。なお、オーバレイ処理アプリケーションがインスト
ールされていない場合は、処理を行わない。
【0122】1405は、上述のアドレス帳登録モジュ
ールであり、受け取ったアドレス帳を電子メール管理ソ
フトやFAXドライバ等、登録する先のフォーマットに
変換した後、登録を行う。
【0123】1406はColor Calibration Table登録
モジュールであり、受け取ったColorCalibration Table
をイメージ処理を行うプリンタドライバに登録する。
【0124】図15は、フォントをプリンタ6、7にダ
ウンロードする際のデータの流れを表した図である。同
図において、管理者がCD−ROMやHDドライブ21
01から管理者用PC3に読み込んだフォントをでプ
リンタ6にダウンロードする。次に、でフォントをサ
ーバ2に登録する。で、クライアントPC4とクライ
アントPC5は、WebBrowser602を使用し、サーバ2
からクライアントPC用フォントファイルを読み込み、
クライアントモジュール603でシステムに登録する。
別のプリンタにダウンロードを行う場合は、で、管理
者用PC3はサーバ2に登録されたフォントを読み込
み、そのままプリンタ7にダウンロードする。なお、上
述のデータの流れについては、オーバレイフォームをダ
ウンロードする場合も同様である。
【0125】図16は、Color Calibration Tableをク
ライアントPC4,5が取得する際のデータの流れを表
した図である。で、プリンタ6内で発生したColor Ca
libration Tableをサーバ2に送信する。では、クラ
イアントPC4、5は、WebBrowser602を用いて、プ
リンタ6のColor Calibration Tableを受けとり、各ク
ライアントPCが有するプリンタドライバに登録する。
では、プリンタ7で発生したColor Calibration Tabl
eをサーバ2に送信する。クライアントPC4、5がプ
リンタ7のColor Calibration Tableを受信する場合
は、と同様の処理となる。やは割り込み処理で定
期的に実施される。は、管理者用PC3からColor Ca
libration Tableをダウンロードする場合のデータの流
れを表す。すなわち管理者用PC3で測色ソフトウェア
などを使いColor Calibration Tableを作成した場合
は、管理者用PC3から直接ダウンロードされる。ま
た、ダウンロードされたデータ(管理者用PC3上で作
成されたColor Calibration Table)と同じデータが管
理者用PC3からサーバ2へ直接送られる。サーバ2か
らクライアントPC4,5へのデータの受け渡し方法に
ついては、前述のプリンタ内で発生したColor Calibrat
ion TableをクライアントPC4,5に送る方法と同じ
である。また、機能複合型複写機8もしくは9のスキャ
ナ機能で取り込んだイメージデータをオーバレイフォー
ムとして利用するためにプリンタドライバに渡す場合も
同様である。
【0126】図17は、アドレス帳のデータを機能複合
型複写機8から取得する際のデータの流れを示す図であ
る。では、機能複合型複写機8内のアドレス帳データ
がサーバ2に送出される。では、クライアントPC
4,5はサーバ2からのデータを受信し、クライアント
モジュール603は、クライアントPC4,5内のアド
レス帳データに追加もしくは上書きする。
【0127】図18は、クライアントPC4上のアドレ
ス帳データを機能複合型複写機8、9にダウンロードす
る際のデータの流れを示す図である。で、WebBrowser
602を用いてサーバ2に送られたアドレス帳データ
は、そのまま機能複合型複写機8に書き込まれる。
は、機能複合型複写機8のアドレス帳を機能複合型複写
機9に複写する際のデータの流れを表す。機能複合型複
写機8のデータは、一旦サーバ2に送られ、そのまま機
能複合型複写機9に書き込まれる。
【0128】図19は、機能複合型複写機8の記憶装置
の内容をサーバ2にバックアップするときのデータの流
れを示す図である。この処理は、通常WebBrowser602
で指示され起動されるが、機能複合型複写機8の操作パ
ネルから指示され起動されても良い。は機能複合型複
写機8の記憶装置の内容がサーバ2に送出され、サーバ
2内のファイルサーバに記憶される。なお、同図に示し
たデータの流れは機能複合型複写機以外にプリンタであ
っても同じである。
【0129】図20は、バックアップされたプリンタ7
もしくは機能複合型複写機8の記憶装置の内容をリスト
アするときのデータの流れを示す図である。この処理
は、通常WebBrowser602で指示され起動されるが、機
能複合型複写機8の操作パネルから指示され起動されて
も良い。はサーバ2のファイルサーバ内にバックアッ
プされたデータが、バックアップ元のプリンタ7もしく
は機能複合型複写機8の記憶装置に送出される。
【0130】図21は、クライアントPC4がサーバ2
からソフトウェアの取得をする際のデータの流れを示す
図である。のように、サーバ2からデータを取得し、
クライアントモジュール603はデータをデコードしイ
ンストールする。
【0131】図22は、クライアントPC4がサーバ2
からプリンタドライバ、ファクシミリドライバ、スキャ
ナドライバなど周辺機器のドライバを取得するときのデ
ータの流れを示す図である。のようにサーバ2からデ
ータを取得するが、サーバ2はデータを送出する際、周
辺機器との対応づけを行うために、対象となる周辺機器
(同図の場合は機能複合型複写機8)を参照する。すな
わち、ネットワークアドレス、機種名、機能等を一緒に
クライアントPC4に送出し、クライアントモジュール
603は、サーバ2から送出された情報を基にドライバ
をインストールする。
【0132】図23は、サーバ2からクライアントPC
4、5にデータを送出する際のデータ構造を表した図で
ある。同図からわかるように、先頭に、内部にアーカイ
ブされて保持されているファイル数Nが入る。次にN個
分のアドレスの配列、さらに各アドレスで示された位置
にヘダーとともに保持されたファイルの実体が存在す
る。ヘダーにはヘダー情報として、ヘダー長、ファイル
の種類、実体のサイズが含まれ、付加情報がある場合
は、ヘダーの後部に付加される。すなわち、ヘダーの先
頭からヘダー長分後ろにはファイルの実体が存在する。
【0133】図24は、サーバ2からフォントファイル
をクライアントPC4、5に送出する際の、図23に示
したヘダー情報を表したものである。同図から分かる通
り、バージョン、ファイル名、フォントの形式が付加情
報として付加される。
【0134】図25は、サーバ2からオーバレイフォー
ムをクライアントPC4、5に送出する際の、図23に
示したヘダー情報を表したものである。同図から分かる
通り、PDLの種類、用紙サイズ、解像度、フォーム番
号が付加情報として付加される。
【0135】図26は、サーバ2からColor Calibratio
n TableをクライアントPC4,5に送出する際の、図
23に示したへダー情報を表したものである。同図から
分かる通り、Color Calibration Tableの情報を測定し
た日時が付加情報として付加される。
【0136】図27は、サーバ2から機能複合型複写機
8もしくは9のスキャナ機能でスキャンしたイメージを
オーバレイする際にプリンタドライバで使われる情報を
クライアントPC4、5に送出する際の、図23に示し
たへダー情報を表したものである。同図から分かる通
り、用紙サイズ、解像度、オーバレイ番号が付加情報と
して付加される。
【0137】図28は、ソフトウェアをクライアントP
C4、5に送出する際の、図23に示したヘダー情報を
表したものである。同図から分かる通り、ソフトウェア
のバージョンとファイルのチェックサムが付加情報とし
て付加される。また、ソフトウェアのファイルの実体は
自己解凍形式のインストーラとなっており、クライアン
トモジュール603は、ダウンロードされた自己解凍形
式のインストーラを起動する。
【0138】図29は、ドライバをクライアントPC
4、5に送出する際の、図23に示したヘダー情報を表
したものである。同図から分かる通り、周辺機器の機種
名、周辺機器にアクセスするためのアドレス(例えば、
TCP/IP接続であればIPアドレス)、ドライバの
バージョンとファイルのチェックサムが付加情報として
付加される。また、ドライバのファイルの実体は自己解
凍形式のインストーラとなっており、クライアントモジ
ュール603は、機種名とアドレスを引数としてダウン
ロードされた自己解凍形式のインストーラを起動する。
【0139】図34はプリンタ6,7、機能複合型複写
機8,9、クライアントPC4,5といった機器に登録
されているリソース管理情報を表わした図である。管理
情報はサーバ2に保持される。(A)はリソースと登録
先機器を関連付けて管理する形式の一例であり、(B)
は機器と登録されているリソースを関連付けた管理する
形式の一例である。リソース種別とはフォント、外字、
フォーム等をコード化したものである。リソース特定情
報とは、フォントならば書体名、ウェイト、スタイルと
いったフォントを特定する情報と、リソースのバージョ
ンを特定する情報である。機器特定情報とは、機器の種
別がプリンタ、機能複合型複写機、クライアントPCの
どれであるかの情報と、ネットワーク1上のアドレスな
どである。
【0140】図35はリソース更新を通知する動作を表
わしたフローチャートであり、同図を用いて動作を説明
する。ここで、リソースの更新とは新規、置換、削除で
ある。
【0141】ステップS3501において、通信モジュ
ール708によってダウンローダ502から周辺機器に
更新したリソースの情報を取得する。
【0142】ステップS3502において、取得したリ
ソース管理情報データを登録する。図34(A)にリソ
ース特定情報が同一のデータがある場合は登録機器数に
1加え、機器特定情報を追加する。削除の場合はリソー
ス管理情報より該当するリソース特定情報に関連付けら
れた機器特定情報を削除し、登録機器数を1減じる。同
一のものが無い場合はリソース特定情報を追加し、登録
機器数に1を設定し機器登録情報を登録する。図34
(B)も新規、置換、削除それぞれの場合に応じて更新
する。
【0143】ステップS3503に該リソース更新を反
映すべき機器の有無を判定する。次の場合、有りと判定
する。置換の場合、同じリソースをダウンロードしてい
る。あるいは、削除の場合、同じリソースをダウンロー
ドしている。あるいは新規ダウンロードである。同じリ
ソースとはフォーマットやファイル実体が異なっていて
も表わすものが同じものを意味する。該リソース更新を
反映すべきと判定した場合は、処理をステップS350
4に進める。
【0144】ステップS3504においては、機器がプ
リンタ6もしくは7、機能複合型複写機8もしくは9の
いずれかである場合は管理者へ、クライアントPC4も
しくは5の場合はそれぞれのクライアントPCの使用者
へ、更新されたリソースの情報を通知する。通知方法と
しては、電子メール,ファイル転送等がある。本動作は
サーバ上で動作する。ダウンローダ502のサーバ2と
の通信モジュール708によりリソース管理情報を取得
することにより変更の有無をダウンローダ502にて判
定、通知することもできる。リソース更新通知により、
プリンタ6,7、機能複合型複写機8,9のリソース状
態を把握し、プリンタ6,7、機能複合型複写機8,
9、クライアントPC4、5のリソースの管理が容易に
なる。
【0145】図36は、リソースが変更された場合のク
ライアントPC4,5のリソースを自動更新するクライ
アントモジュール603の構成を表した図である。本モ
ジュール603はクライアントPC4,5上にインスト
ールされ、WebBrowser602で受け取ったファイルを処
理する。
【0146】3601はhttpプロトコルによる通信モジ
ュールで、定期的にWebサーバ303と通信する。
【0147】3602はデータ取得モジュールであり、
Webサーバ303からデータを受け取る。受け取った
データは、通常管理情報とファイル実体がアーカイブさ
れている。
【0148】3603はデータ更新の判定モジュールで
あり、WebBrowser602から受け取ったデータがクライ
アントPC4,5に登録されているデータと異なるかを
判定し、異なる場合、その旨メッセージを表示する。デ
ータが異なる場合はファイルの種類判定モジュール36
04で、受け取ったファイルの管理情報とファイル実体
を分離するとともに、管理情報を基にファイルの種類を
判定する。管理情報とは、ファイルの種類、ファイル名
やファイルサイズ等である。ファイルの種類がフォント
であれば、フォント登録モジュール3605を呼び出
す。ファイルの種類がオーバレイフォームであれば、オ
ーバーレイフォーム登録モジュール3606を呼び出
す。ファイルの種類がアドレス帳であれば、アドレス帳
登録モジュール3607を呼び出す。ファイルの種類が
Color Calibration TableであればColor Calibration T
able登録モジュール3608を呼び出す。
【0149】3605は上述のフォント登録モジュール
であり、受け取ったフォントクライアントPC4,5に
登録する。
【0150】3606は上述のオーバレイフォーム登録
モジュールであり、受け取ったファイルをオーバレイフ
ォーム処理アプリケーションに登録する。オーバレイ処
理アプリケーションがインストールされていない場合
は、処理を行わない。
【0151】3607は上述のアドレス帳登録モジュー
ルであり、受け取ったアドレス帳を電子メール管理ソフ
トやFAXドライバ等、登録する先のフォーマットに変
換した後、登録を行う。
【0152】3408は上述のColor Calibration Tabl
e登録モジュールであり、受け取ったファイルをイメー
ジ処理を行うプリンタドライバに登録する。
【0153】図37はリソースが変更された時、クライ
アントPC4,5のリソースを自動更新するためのサー
バ2での動作を表わしたフローチャートであり、同図を
用いて本フローチャートの動作を説明する。
【0154】ステップS3701において通信モジュー
ル708によりダウンローダ502から機器にダウンロ
ードしたリソースの情報を取得する。
【0155】ステップS3702において、取得したリ
ソース管理情報データを登録する。登録の詳細はステッ
プS3602と同様である。
【0156】ステップS3703において、取得したリ
ソースと同じリソースをダウンロードして機器の有無を
検索する。同じリソースとはフォーマットやファイル実
体が異なっていても表わすものが同じものを意味する。
同じリソースをダウンロードしたものがあると判定した
場合は、ステップS3704においてクライアントPC
4,5の場合はクライアントPC用に管理情報とファイ
ル実体がアーカイブされたファイルを作成する。ここで
作成したファイルはクライアントモジュール603によ
り取得され、クライアントPC4,5のリソースが自動
更新される。リソース自動更新によりクライアントPC
4もしくは5からプリンタ6もしくは7に、もしくは機
能複合型複写機8もしくは9に出力された印字結果がク
ライアントPC4もしくは5上で確認したものと異なる
という不具合の発生を押さえることができた。
【0157】[第2の実施形態]図30に本実施形態の
構成を示し、説明する。
【0158】なお、本実施形態の構成は、図1に示した
第1の実施形態の構成に、新たにファイルサーバ10が
ネットワーム1に接続されたものである。ファイルサー
バ10はサーバ2、管理者用PC3などが共有するファ
イルを保持する。
【0159】次に、同図を用いて、上述の各部により構
成されているシステムの動作を説明する。サーバ2は、
定期的にプリンタ6、7、機能複合型複写機8、9と通
信を行い、機器の状態やソフトウェアの設定をモニタす
る。管理者用PC3から機器に対し設定の変更やソフト
ウェア、ソフトウェアで使用するリソースの変更を行
う。管理者用PC3から与えられた指示の結果は、サー
バ2の内部に情報として集められ、もしくはファイルサ
ーバ10にファイルとして保持され、クライアントPC
4、5は、サーバ2から情報を受け取り、またはファイ
ルサーバ10からファイルを受け取る。また、サーバ2
はhttpプロトコルを用いた通信モジュール708を備
え、管理者用PC3、クライアントPC4、5はWebBro
wser602を使用してサーバ2の情報を取得し、またサ
ーバ2に対して指示を与えることが可能である。サーバ
2は、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5
から指示があると、サーバ2に貯えられた情報もしくは
ファイルサーバ10に保持したファイルを用いて、管理
者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報もし
くはファイルを返す。また、情報の内容によっては、プ
リンタ6、7や、機能複合型複写機8、9から情報を取
得し、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5
に情報を返すか、プリンタ6、7や、機能複合型複写機
8、9に対して設定等の処理を行う。又、本実施形態に
おいてのプリンタ6、7や、機能複合型複写機8、9に
対するソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソース
の構成は第1の実施形態と同じ構成であり、これらのソ
フトウェアやリソースのファイルは、ファイルサーバ1
0に保持される。
【0160】クライアントPC4、5は、プリンタ6、
7や、機能複合型複写機8、9をアクセスして使用する
ためのソフトウェア(ドライバ等)およびソフトウェア
が使用するリソース(クライアントPC用リソース)を
保持する。このソフトウェア及びソフトウェアが使用す
るリソースについては第1の実施形態と同じである。
【0161】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースをプ
リンタ7、機能複合型複写機8、9に反映させることが
可能である。また同様に機能複合型複写機8の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを機
能複合型複写機9、プリンタ6、7に反映させることが
可能である。機種間で機能の違いがあるときは、両機種
に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可能な
リソースなどの情報については変換された後反映され
る。同様に、これらの機種に関するクライアントPC4
上の情報をクライアントPC5に反映させることも可能
である。これらの処理は、サーバ2およびファイルサー
バ10を通して情報の交換を行うことにより実現され
る。
【0162】プリンタ6、7や、機能複合型複写機8、
9の設定内容は、管理者用PC3、4からの指示だけで
なくパネルからの設定やクライアントPC3,4からの
設定によっても変更される場合がある。その際に、この
設定に関する情報を正確にクライアントPC4,5に渡
す必要があるものは、クライアントPC4,5から表示
等の指示があった場合、常にプリンタ6、7や、機能複
合型複写機8、9に問い合わせを行い、問い合わせ時点
での情報をクライアントPCに返す。正確さが、さほど
厳密に要求されないものについては、サーバ2もしくは
ファイルサーバ10内に保持した情報もしくはファイル
を用いる。
【0163】ファイルサーバ10は、サーバ2や管理者
用PC3、クライアントPC4、5とネットワーク1を
介して通信を行うことにより、ファイルを受け取り、送
出し、また必要に応じて管理する。
【0164】ここではサーバ2や管理者用PC3がそれ
ぞれ一つずつの例を書いたが、ファイルサーバ10が分
離することでサーバ2、管理者用PC3は複数あって
も、容易にファイルや情報管理が行える。すなわち、フ
ァイルサーバ10には、システム内で共有される情報が
保持され、必要に応じて各サーバや各管理者用PCに情
報やファイルを送出し、またそれらからの情報やファイ
ルを受け取り管理する。
【0165】よって上述の説明の通り、ファイルサーバ
分離環境においても、リソース更新通知、自動更新がで
きる。
【0166】[第3の実施形態]上述の実施形態の目的
は、前述した実施形態の機能を実現する図32に示した
ソフトウェアのプログラムコードを記録した図31に示
した記憶媒体(または記録媒体)を、システムあるいは
装置に供給し(図33)、そのシステムあるいは装置の
コンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格
納されたプログラムコードを読み出し実行することによ
っても、達成されることは言うまでもない。この場合、
記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述
した実施形態の機能を実現することになり、そのプログ
ラムコードを記憶した記憶媒体は上述の実施形態を構成
することになる。また、コンピュータが読み出したプロ
グラムコードを実行することにより、前述した実施形態
の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコード
の指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているオペレ
ーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0167】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張カー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、
その処理によって前述した実施形態の機能が実現される
場合も含まれることは言うまでもない。
【0168】上述の実施形態を上記記憶媒体に適用する
場合、その記憶媒体には、先に説明した(図8,12又
は図35、37に示す)フローチャートに対応するプロ
グラムコードが格納されることになる。
【0169】
【発明の効果】PC上で確認した文章とプリンタもしく
は機能複合型複写機で印刷した結果が異なるという不具
合の発生を押さえる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図2】図1における各機器の主なハードウエアモジュ
ールをあらわす図である。
【図3】サーバ2のソフトウェア構成をあらわす図であ
る。
【図4】周辺機器管理プログラム305の構成をあらわ
す図である。
【図5】管理者用PC3のソフトウェア構成をあらわす
図である。
【図6】クライアントPC4、5のソフトウェア構成を
あらわす図である。
【図7】ダウンローダ502の構成をあらわす図であ
る。
【図8】ダウンローダ502の動作をあらわすフローチ
ャートである。
【図9】周辺機器情報取得モジュール4301の構成を
あらわす図である。
【図10】(A)割り込み時における周辺機器情報取得
の処理手順をあらわすフローチャートである。 (B)非割り込み時における周辺機器情報取得の処理手
順をあらわすフローチャートである。
【図11】管理プログラム401のメインモジュールの
構成をあらわす図である。
【図12】図11のソフトウェアの処理をあらわすフロ
ーチャートである。
【図13】GUI用CGI402プログラムの構成を示
す図である。
【図14】クライアントモジュール603の構成をあら
わす図である。
【図15】フォントをプリンタ6,7にダウンロードす
る際のデータの流れをあらわす図である。
【図16】Color Calibration TableをクライアントP
C4,5が取得する際のデータの流れをあらわす図であ
る。
【図17】アドレス帳のデータを機能複合型複写機8か
ら取得する際のデータの流れをあらわす図である。
【図18】クライアントPC4上のアドレス帳データを
機能複合型複写機8、9にダウンロードする際のデータ
の流れをあらわす図である。
【図19】機能複合型複写機8の記憶装置の内容をサー
バ2にバックアップするときのデータの流れをあらわす
図である。
【図20】バックアップされたプリンタ7もしくは機能
複合型複写機8の記憶装置の内容をリストアするときの
データの流れをあらわす図である。
【図21】クライアントPC4がサーバ2からソフトウ
ェアの取得をする際のデータの流れをあらわす図であ
る。
【図22】クライアントPC4がサーバ2からプリンタ
ドライバ、ファクシミリドライバ、スキャナドライバな
ど周辺機器のドライバを取得するときのデータの流れを
あらわす図である。
【図23】サーバ2からクライアントPC4、5にデー
タを送出する際のデータ構造をあらわす図である。
【図24】サーバ2からフォントファイルをクライアン
トPC4,5に送出する際の、図23のヘダー情報をあ
らわす図である。
【図25】サーバ2からオーバレイフォームをクライア
ントPC4,5に送出する際の、図23に示したヘダー
情報をあらわす図である。
【図26】サーバ2からColor Calibration Tableをク
ライアイトPC4,5に送出する際の、図23に示した
ヘダー情報をあらわす図である。
【図27】サーバ2から機能複合型複写機8もしくは9
のスキャナ機能でスキャンしたイメージをオーバレイす
る際にプリンタドライバで使われる情報をクライアント
PC4,5に送出する際の、図23に示したへダー情報
をあらわす図である。
【図28】ソフトウェアをクライアントPC4,5に送
出する際の、図23に示したヘダー情報をあらわす図で
ある。
【図29】ドライバをクライアントPC4,5に送出す
る際の、図23に示したへダー情報をあらわす図であ
る。
【図30】本発明の第2の実施形態の構成を示す図であ
る。
【図31】本発明を実施したプログラムを記憶した記憶
媒体の図である。
【図32】本発明のプログラムモジュールを表した図で
ある。
【図33】本発明のプログラムを記憶した記憶媒体をサ
ーバ、管理者用パーソナルコンピュータ、もしくはユー
ザ用パーソナルコンピュータにロードする処理をあらわ
す図である。
【図34】リソース登録情報を表わした図である。
【図35】リソース更新を通知する動作をあらわしたフ
ローチャートである。
【図36】リソースが変更された場合のクライアントP
C4,5のリソースを自動更新するクライアントモジュ
ール603の構成を表した図である。
【図37】リソースが変更された時、クライアントPC
4,5のリソースを自動更新するためのサーバ2での動
作を表わしたフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/177 670 G06F 15/177 670F (72)発明者 来見田 恒昭 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 池野 秀夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 酒井 哲夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 HJ08 HQ12 HQ17 5B021 AA01 AA02 AA19 BB10 CC05 EE04 5B045 BB12 BB28 BB47 JJ46 5B089 GA11 GA16 GA21 GB02 HA06 JA35 JB22 KA09 KB06 KC44 KH11 LB12 LB14 5B098 AA08 GA01 GB05 GD07 GD14

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のクライアント端末、サーバ、及び
    周辺機器等を含むデバイス群がネットワークに接続され
    た情報処理システムであって、 前記ネットワーク上の各デバイス群のリソースに関する
    リソース情報を記憶保持する記憶保持手段と、 前記クライアント端末からの要求に従って、前記リソー
    スを更新する第1の更新手段と、 前記第1の更新手段で周辺機器に対するリソースを更新
    した場合、前記記憶保持手段内のリソース情報を更新す
    る第2の更新手段と、 前記記憶保持手段に記憶保持されたリソースに関する情
    報と、他のクライアント端末が有するリソースに関する
    情報とを比較する比較手段と、 前記比較手段の比較結果に基づいて、他のクライアント
    端末のリソースを更新する第3の更新手段とを備えるこ
    とを特徴とする情報処理システム。
  2. 【請求項2】 前記第1の更新手段は、前記リソースが
    サーバ上に存在するか否かを判定する判定手段を更に有
    し、この判定手段の結果に応じてサーバもしくはクライ
    アント端末からリソースを前記周辺機器に登録すること
    を特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記判定手段により、前記リソースが前
    記サーバ上に存在しなかったと判定された場合、このリ
    ソースを前記クライアント端末が使用可能な状態に変換
    することを特徴とする請求項2に記載の情報処理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 更に前記第1の更新手段は、前記リソー
    スが登録可能な周辺機器を検索する検索手段を更に有
    し、この検索手段の結果、登録可能な周辺機器に対する
    リソースを更新することを特徴とする請求項1に記載の
    情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記比較手段は前記リソースの情報とし
    て、リソースの種別、リソースを特定する情報、登録す
    る機器の種別を用いて前記比較を行うことを特徴とする
    請求項1に記載の情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記第3の更新手段は、前記リソースの
    情報からリソースの種類を判別し、判別された種類のリ
    ソースを更新することを特徴とする請求項1に記載の情
    報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記リソースはフォント、外字、フォー
    ムであることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに
    記載の情報処理システム。
  8. 【請求項8】 前記比較は前記サーバ上において行うこ
    とを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  9. 【請求項9】 前記比較は前記クライアント端末上にお
    いて行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 複数のクライアント端末、サーバ、及
    び周辺機器等を含むデバイス群がネットワークに接続さ
    れた情報処理システムの制御方法であって、 前記ネットワーク上の各デバイス群のリソースに関する
    リソース情報を所定の記憶媒体に記憶保持する記憶保持
    工程と、 前記クライアント端末からの要求に従って、前記リソー
    スを更新する第1の更新工程と、 前記第1の更新工程で周辺機器に対するリソースを更新
    した場合、前記記憶媒体内のリソース情報を更新する第
    2の更新工程と、 前記記憶保持工程で記憶保持されたリソースに関する情
    報と、他のクライアント端末が有するリソースに関する
    情報とを比較する比較工程と、 前記比較工程での比較結果に基づいて、他のクライアン
    ト端末のリソースを更新する第3の更新工程とを備える
    ことを特徴とする情報処理システムの制御方法。
  11. 【請求項11】 前記第1の更新工程では、前記リソー
    スがサーバ上に存在するか否かを判定する判定工程を更
    に含み、この判定工程の結果に応じてサーバもしくはク
    ライアント端末からリソースを前記周辺機器に登録する
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理システム
    の制御方法。
  12. 【請求項12】 前記判定工程により、前記リソースが
    前記サーバ上に存在しなかったと判定された場合、この
    リソースを前記クライアント端末が使用可能な状態に変
    換することを特徴とする請求項11に記載の情報処理シ
    ステムの制御方法。
  13. 【請求項13】 更に前記第1の更新工程は、前記リソ
    ースが登録可能な周辺機器を検索する検索工程を更に含
    み、この検索工程の結果、登録可能な周辺機器に対する
    リソースを更新することを特徴とする請求項10に記載
    の情報処理システムの制御方法。
  14. 【請求項14】 前記比較工程では前記リソースの情報
    として、リソースの種別、リソースを特定する情報、登
    録する機器の種別を用いて前記比較を行うことを特徴と
    する請求項10に記載の情報処理システムの制御方法。
  15. 【請求項15】 前記第3の更新工程では、前記リソー
    スの情報からリソースの種類を判別し、判別された種類
    のリソースを更新することを特徴とする請求項10に記
    載の情報処理システムの制御方法。
  16. 【請求項16】 前記リソースはフォント、外字、フォ
    ームであることを特徴とする請求項10乃至15のいず
    れかに記載の情報処理システムの制御方法。
  17. 【請求項17】 前記比較は前記サーバ上において行う
    ことを特徴とする請求項10に記載の情報処理システム
    の制御方法。
  18. 【請求項18】 前記比較は前記クライアント端末上に
    おいて行うことを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    システムの制御方法。
  19. 【請求項19】 複数のクライアント端末、サーバ、及
    び周辺機器等を含むデバイス群がネットワークに接続さ
    れた情報処理システムとして機能するプログラムコード
    を格納する記憶媒体であって、 前記ネットワーク上の各デバイス群のリソースに関する
    リソース情報を所定の記憶手段に記憶保持する記憶保持
    工程のプログラムコードと、 前記クライアント端末からの要求に従って、前記リソー
    スを更新する第1の更新工程のプログラムコードと、 前記第1の更新工程で周辺機器に対するリソースを更新
    した場合、前記記手段内のリソース情報を更新する第2
    の更新工程のプログラムコードと、 前記記憶保持工程で記憶保持されたリソースに関する情
    報と、他のクライアント端末が有するリソースに関する
    情報とを比較する比較工程のプログラムコードと、 前記比較工程での比較結果に基づいて、他のクライアン
    ト端末のリソースを更新する第3の更新工程のプログラ
    ムコードとを備えることを特徴とする記憶媒体。
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