JP2001249881A - 周辺機器管理システム、周辺機器管理装置及びそれらの制御方法、コンピュータ可読メモリ - Google Patents

周辺機器管理システム、周辺機器管理装置及びそれらの制御方法、コンピュータ可読メモリ

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JP2001249881A
JP2001249881A JP2000060936A JP2000060936A JP2001249881A JP 2001249881 A JP2001249881 A JP 2001249881A JP 2000060936 A JP2000060936 A JP 2000060936A JP 2000060936 A JP2000060936 A JP 2000060936A JP 2001249881 A JP2001249881 A JP 2001249881A
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storage unit
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JP2000060936A
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Hideo Ikeno
秀夫 池野
Tsuneaki Kimita
恒昭 来見田
Jun Horiyama
潤 堀山
Yoshiko Naito
佳子 内藤
Tetsuo Sakai
哲夫 酒井
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Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワーク上に接続される複数種類の周辺
機器を効率的に管理することができる周辺機器管理シス
テム、周辺機器管理装置及びそれらの制御方法、コンピ
ュータ可読メモリを提供する。 【解決手段】 サーバコンピュータ2の管理プログラム
401は、周辺機器に関する周辺機器情報、該周辺機器
の記憶部に記憶されているデータを取得する。次に、周
辺機器の記憶部に記憶されているデータを、サーバコン
ピュータ上に保持する。次に、周辺機器の変更及び該周
辺機器の記憶部の変更の有無をチェックする。そして、
保持されているデータを、周辺機器の記憶部にリストア
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サーバコンピュー
タ、クライアントコンピュータ、記憶部を備える周辺機
器がネットワークを介して接続され、該周辺機器に対す
る管理を行う周辺機器管理システム、周辺機器管理装置
及びそれらの制御方法、コンピュータ可読メモリに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタや機能複合型複写機をリ
プレースした場合や、プリンタや機能複合型複写機内の
記憶装置を交換した場合、特にプリンタや機能複合型複
写機内の記憶装置にダウンロードなどにより何らかのデ
ータを保持していた場合には、リプレース前の正しい出
力結果が得られなかった。
【0003】尚、上記説明では、プリンタや機能複合型
複写機等の出力機能で扱われるデータに関して述べた
が、機能複合型複写機におけるスキャナ入力時に用いる
環境情報データなども同様であり、入力に関しても同様
のことが言える。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来技術
では、プリンタや機能複合型複写機のリプレース、プリ
ンタや機能複合型複写機内の記憶装置を交換は、従来資
産が使えなくなるというリスクがあった。また、従来資
産を復元するためには、ユーザのオペレーションによ
り、いままでダウンロードしてあったデータをダウンロ
ードし直すなど、ユーザの積極的な作業が発生してい
た。
【0005】本発明は上記の問題点に鑑みてなされたも
のであり、ネットワーク上に接続される複数種類の周辺
機器を効率的に管理することができる周辺機器管理シス
テム、周辺機器管理装置及びそれらの制御方法、コンピ
ュータ可読メモリを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明による周辺機器管理システムは以下の構成を
備える。即ち、サーバコンピュータ、クライアントコン
ピュータ、記憶部を備える周辺機器がネットワークを介
して接続され、該周辺機器に対する管理を行う周辺機器
管理システムであって前記周辺機器に関する周辺機器情
報、該周辺機器の記憶部に記憶されているデータを取得
する取得手段と、前記周辺機器の記憶部に記憶されてい
るデータを、前記サーバコンピュータ上に保持する保持
手段と、前記周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の
変更の有無をチェックするチェック手段と、前記保持手
段で保持されているデータを、前記周辺機器の記憶部に
リストアするリストア手段とを備える。
【0007】また、好ましくは、前記取得手段は、所定
期間毎に前記周辺機器情報、前記周辺機器の記憶部に記
憶されているデータを取得する。
【0008】また、好ましくは、前記保持手段は、前記
取得手段により取得したデータが、直前に取得したデー
タと異なる場合に前記サーバコンピュータ上に保持す
る。
【0009】また、好ましくは、前記保持手段は、前記
取得手段により取得したデータを、前記クライアントコ
ンピュータ用データ、前記周辺装置用データにそれぞれ
変換して、前記サーバコンピュータ上に保持する。
【0010】また、好ましくは、前記保持手段は、前記
周辺装置の記憶部に記憶されている全データを前記サー
バコンピュータ上に保持する。
【0011】また、好ましくは、前記保持手段は、前記
周辺装置の記憶部に記憶されているデータを識別する識
別情報を前記サーバコンピュータ上に保持する。
【0012】また、好ましくは、前記チェック手段は、
所定期間毎に前記周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶
部の変更の有無をチェックする。
【0013】また、好ましくは、前記リストア手段は、
前記チェック手段のチェック結果に基づいて、前記保持
手段で保持されているデータを、前記周辺機器の記憶部
にリストアする。
【0014】また、好ましくは、前記リストア手段は、
前記チェック手段のチェック結果に基づいて、前記保持
手段で保持されているデータの中から前記周辺機器の能
力に対応するデータを選択し、前記周辺機器の記憶部に
リストアする。
【0015】上記の目的を達成するための本発明による
周辺機器管理装置は以下の構成を備える。即ち、クライ
アントコンピュータ、記憶部を備える周辺機器がネット
ワークを介して接続され、該周辺機器に対する管理を行
う周辺機器管理装置であって前記周辺機器に関する周辺
機器情報、該周辺機器の記憶部に記憶されているデータ
を取得する取得手段と、前記周辺機器の記憶部に記憶さ
れているデータを保持する保持手段と、前記周辺機器の
変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有無をチェックす
るチェック手段と、前記保持手段で保持されているデー
タを、前記周辺機器の記憶部にリストアするリストア手
段とを備えることを特徴とする周辺機器管理装置。
【0016】上記の目的を達成するための本発明による
周辺機器管理システムの制御方法は以下の構成を備え
る。即ち、サーバコンピュータ、クライアントコンピュ
ータ、記憶部を備える周辺機器がネットワークを介して
接続され、該周辺機器に対する管理を行う周辺機器管理
システムの制御方法であって前記周辺機器に関する周辺
機器情報、該周辺機器の記憶部に記憶されているデータ
を取得する取得工程と、前記周辺機器の記憶部に記憶さ
れているデータを、前記サーバコンピュータ上に保持す
る保持工程と、前記周辺機器の変更及び該周辺機器の記
憶部の変更の有無をチェックするチェック工程と、前記
サーバコンピュータ上で保持されているデータを、前記
周辺機器の記憶部にリストアするリストア工程とを備え
る。
【0017】上記の目的を達成するための本発明による
周辺機器管理装置の制御方法は以下の構成を備える。即
ち、クライアントコンピュータ、記憶部を備える周辺機
器がネットワークを介して接続され、該周辺機器に対す
る管理を行う周辺機器管理装置の制御方法であって前記
周辺機器に関する周辺機器情報、該周辺機器の記憶部に
記憶されているデータを取得する取得工程と、前記周辺
機器の記憶部に記憶されているデータを記憶媒体に保持
する保持工程と、前記周辺機器の変更及び該周辺機器の
記憶部の変更の有無をチェックするチェック工程と、前
記保持工程で前記記憶媒体に保持されているデータを、
前記周辺機器の記憶部にリストアするリストア工程とを
備える。
【0018】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
サーバコンピュータ、クライアントコンピュータ、記憶
部を備える周辺機器がネットワークを介して接続され、
該周辺機器に対する管理を行う周辺機器管理システムの
制御のプログラムコードが格納されたコンピュータ可読
メモリであって前記周辺機器に関する周辺機器情報、該
周辺機器の記憶部に記憶されているデータを取得する取
得工程のプログラムコードと、前記周辺機器の記憶部に
記憶されているデータを、前記サーバコンピュータ上に
保持する保持工程のプログラムコードと、前記周辺機器
の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有無をチェック
するチェック工程のプログラムコードと、前記サーバコ
ンピュータ上で保持されているデータを、前記周辺機器
の記憶部にリストアするリストア工程のプログラムコー
ドとを備える。
【0019】上記の目的を達成するための本発明による
コンピュータ可読メモリは以下の構成を備える。即ち、
クライアントコンピュータ、記憶部を備える周辺機器が
ネットワークを介して接続され、該周辺機器に対する管
理を行う周辺機器管理装置の制御のプログラムコードが
格納されたコンピュータ可読メモリであって前記周辺機
器に関する周辺機器情報、該周辺機器の記憶部に記憶さ
れているデータを取得する取得工程のプログラムコード
と、前記周辺機器の記憶部に記憶されているデータを記
憶媒体に保持する保持工程のプログラムコードと、前記
周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有無を
チェックするチェック工程のプログラムコードと、前記
保持工程で前記記憶媒体に保持されているデータを、前
記周辺機器の記憶部にリストアするリストア工程のプロ
グラムコードとを備える。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の好
適な実施形態について詳細に説明する。 [実施形態1]図1は本発明の実施形態1の周辺機器管
理システムの構成を示す図である。
【0021】図1において、1はネットワークであり、
通常はEthernet(登録商標)を使用する。Et
hernet以外に、LocalTalk等の他のネッ
トワーク形態であっても良い。尚、実施形態1における
「ネットワーク」という言葉は、物理的なケーブルと、
ケーブル上を通る電気的な信号と、電気的な信号の組み
あわせで実現される情報交換を実現するもの(プロトコ
ル)の内の一つもしくは複数を指し、通常は、これらの
総称を指す。2はサーバコンピュータであり、ファイル
サーバ、Webサーバなどの機能を有し、本発明の中核
を成すものである(以下、サーバと簡略表記する)。3
は管理者用パーソナルコンピュータ(以下、パーソナル
コンピュータをPCと表記)であり、サーバ2に対する
指示や本発明で扱う周辺機器への指示等を行う。
【0022】4および5はクライアントPCであり、ネ
ットワーク1に接続された一般ユーザが使用するPCで
ある。尚、管理者用PC3は、クライアントPCとして
も使用されることもありうる。6および7はプリンタで
あり、ネットワーク1に接続され、クライアントPC4
および5からの印刷命令を受けつけ、命令に従い印刷処
理を行う。8および9は機能複合型複写機であり、画像
スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を備
え、一つまたは複数の機能を組み合わせることにより、
複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとして利用
可能である。
【0023】次に、同図を用いて、本システムの動作を
説明する。
【0024】サーバ2は、定期的にプリンタ6、7、機
能複合型複写機8、9と通信を行い、機器の状態やソフ
トウェアの設定をモニタする。管理者用PC3から機器
に対し、設定の変更やソフトウェア、ソフトウェアで使
用するリソースの変更を行う。管理者用PC3から与え
られた指示の結果は、サーバ2の内部に情報として集め
られ、クライアントPC4および5は、サーバ2から情
報を受け取る。また、サーバ2は、httpプロトコル
を用いた通信手段を備え、管理者用PC3、クライアン
トPC4および5は、WebBrowserを使用して
サーバ2の情報を取得し、また、サーバ2に対して指示
を与えることが可能である。
【0025】サーバ2は、管理者用PC3、クライアン
トPC4もしくは5から指示があると、サーバ2に貯え
られた情報を用いて、管理者用PC3、クライアントP
C4もしくは5に情報を返す。また、情報の内容によっ
ては、プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9から情
報を取得し、管理者用PC3、クライアントPC4もし
くは5に情報を返すか、プリンタ6、7、機能複合型複
写機8、9に対して設定等の処理を行う。
【0026】管理者用PC3は、ダウンローダを備え、
プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9に対しソフト
ウェアもしくはソフトウェアが使用するリソースのダウ
ンロードを行う。ソフトウェアは、機器の印刷制御ファ
ームウェア、ネットワーク制御ファームウェア、また、
機能複合型複写機8、9においては、これらのファーム
ウェアに加え、スキャナ制御ファームウェア、ファクシ
ミリ制御ファームウェア、複写機ファームウェア、操作
パネルファームウェア、画像管理ソフトウェア、アドレ
ス管理ソフトウェアなどがある。また、ソフトウェアが
使用するリソースとしては、フォント、外字、オーバレ
イフォーム、キャリブレーションテーブル、アドレス管
理ソフトウェアが使用するアドレス情報、ファクシミリ
番号などがある。
【0027】クライアントPC4および5は、プリンタ
6、7、機能複合型複写機8、9をアクセスして使用す
るためのソフトウェア(ドライバ等)およびソフトウェ
アが使用するリソース(クライアントPC用リソース)
を保持する。ソフトウェアは、プリンタを使用するため
のプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャ
ナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミ
リドライバ、複写機を制御するための複写機ユーティリ
ティソフトウェア、ネットワークを利用するためのネッ
トワークドライバ、WebBrowser、アプリケー
ションソフトウェアなどがある。また、ソフトウェアが
使用するリソースについては、プリンタフォントに対応
したクライアントPC用フォント、ファクシミリドライ
バが利用するアドレス情報、カラーキャリブレーション
を行う際の印刷データ、プレビューで利用するオーバレ
イイメージ等がある。
【0028】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを、
プリンタ7、機能複合型複写機8、9に反映させること
が可能である。また、同様に機能複合型複写機8の設定
内容やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソース
を機能複合型複写機9、プリンタ6、7に反映させるこ
とが可能である。機種間で機能の違いがあるときは、両
機種に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可
能なリソースなどの情報については変換された後、反映
される。同様に、これらの機種に関するクライアントP
C4上の情報をクライアントPC5に反映させることも
可能である。これらの処理は、サーバ2を通して情報の
交換を行うことにより実現される。
【0029】プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9
の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなく操
作パネルからの設定やクライアントPC4、5からの設
定によっても変更される場合がある。この情報を正確に
クライアントPC4、5に渡す必要があるものは、クラ
イアントPC4、5から表示等の指示があった場合、常
にプリンタ6、7、機能複合型複写機8、9に問い合わ
せを行い、問い合わせ時点での情報をクライアントPC
4、5に返す。正確さが、さほど厳密に要求されないも
のについては、サーバ2内に保持した情報を用いる。
【0030】次に、図1に示す周辺機器管理システムを
構成する各機器の主なハードウェアモジュールについ
て、図2を用いて説明する。
【0031】図2は本発明の実施形態1の周辺機器管理
システムを構成する各機器の主なハードウェアモジュー
ルを示す図である。
【0032】図2において、201はネットワークライ
ンである。ネットワークライン201は、各機器間のネ
ットワークを構成する物理的なラインであり、通常はツ
イストペアケーブル、同軸ケーブルや光ファイバなどが
使われる。サーバ2を構成するハードウェアモジュール
としては、ネットワークボード202、CPU、RA
M、ROMを搭載するCPUボード203、ビデオイン
タフェース(VideoIF)204、I/Oインタフェー
ス(IF)205、SCSIインタフェース(IF)2
06と、それらに接続されたCRT207、キーボード
208、マウス209、ハードディスクドライブ(H
D)210である。ハードディスクドライブ210は、
複数のハードディスクユニットが並列に接続されてお
り、データ転送の高速化と高信頼性を確保している。
【0033】管理者用PC3、クライアントPC4、5
を構成するハードウェアモジュールとしては、ネットワ
ークボード202、CPUボード203、ビデオインタ
フェース204、I/Oインタフェース205、例え
ば、IDEインタフェース等のHDインタフェース(I
F)211と、それらに接続されたCRT207、キー
ボード208、マウス209、ハードディスクドライブ
(HD)210、CD−ROMドライブ(CD)210
aである。サーバ2とは、ハードディスクの構成が異な
る。また、CD−ROMドライブ210aは、CD−R
OMを内蔵しており、必要に応じてCD−ROMに記憶
されたデータが読み出される。また、MO、Zip、C
D−RW、CD−R、DVD等の記憶媒体を内蔵する他
の外部記憶装置の制御方法であっても良い。
【0034】プリンタ6、7のハードウェアモジュール
としては、周辺機器に対応したネットワークボード21
2、プリンタコントローラ213、プリントエンジン2
14を備える。
【0035】機能複合型複写機8、9のハードウェアモ
ジュールとしては、周辺機器に対応したネットワークボ
ード212、機能複合型複写機コントローラ215、プ
リントエンジン214、操作パネルコントローラ21
6、操作パネル217、スキャナコントローラ218、
スキャナユニット219、モデム(Modem)22
0、例えば、IDEインタフェース等のHDインタフェ
ース(IF)221、ハードディスク222(HD)を
備える。
【0036】次に、サーバ2のソフトウェア構成につい
て、図3を用いて説明する。
【0037】図3は本発明の実施形態1のサーバのソフ
トウェア構成を示す図である。
【0038】図3において、301はOS(オペレーテ
ィングシステム)、302はライブラリ、303はWe
bサーバ、304はアプリケーションであり、アプリケ
ーション304の一部として周辺機器管理プログラム3
05を含む。306はハードウェア制御プログラムであ
り、ハードウェア制御プログラム306の一部としてネ
ットワーク制御プログラム307、ハードディスク(H
D)制御プログラム308を含む。
【0039】次に、周辺機器管理プログラム305の詳
細構成について、図4を用いて説明する。
【0040】図4は本発明の実施形態1の周辺機器管理
プログラムの構成を示す図である。
【0041】周辺機器管理プログラム305は、サーバ
2上のアプリケーションの一つとして実現され、401
はメイン部分となる管理プログラムであり、周辺機器管
理プログラム305の全体を制御する。402はGUI
用CGIプログラムであり、Webサーバ303に対し
てhtml形式で表現された画像データを渡す。Web
サーバ303は、GUI用CGIプログラム402のデ
ータをhttpプロトコルで管理者用PC3もしくはク
ライアントPC4、5に送出し、管理者用PC3もしく
はクライアントPC4、5からの指示を管理プログラム
401に伝える。
【0042】403はデバイス通信プログラム403で
あり、周辺機器情報取得モジュール403aとネットワ
ーク制御プログラム307を利用して周辺機器とサーバ
の間での通信を行い、周辺機器からの情報等の取得と周
辺機器の設定、ソフトウェアやソフトウェアが利用する
リソースのダウンロード等を行う。404はIPCプロ
グラム404であり、プロセス間通信を行い、ネットワ
ーク制御プログラム307を利用して他のPC、特に管
理者用PC3との間での通信を行う。405はファイル
管理プログラムであり、ハードディスク制御プログラム
308を利用し、ファイルサーバ機能を実現する。
【0043】次に、管理者用PC3のソフトウェア構成
について、図5を用いて説明する。
【0044】図5は本発明の実施形態1の管理者用PC
のソフトウェア構成を示す図である。
【0045】図5において、501はOSであり、管理
者用PC3の全般的な処理を行う。502はダウンロー
ダのメインプログラムであり、周辺機器に対しソフトウ
ェアやソフトウェアが利用するリソースのダウンロード
を行う。503はGUIプログラムであり、表示やユー
ザからの指示のダウンローダ502への伝達などのユー
ザIFモジュール(不図示)を実現する。504はIP
Cプログラムであり、サーバ2のIPCプログラム40
4との間で通信を行う。
【0046】505はファイル管理プログラムであり、
通常は、OS501の一部として実装され、ハードディ
スク210やCD−ROM210aの内容を読み込み、
ダウンローダ502を通して周辺機器にダウンロードす
る際のファイル管理を行う。506はネットワークプロ
グラムであり、通常は、OS501の一部として実装さ
れ、ハードディスク210やCD−ROM210aの内
容を読み込み、ダウンローダ502を通して周辺機器に
ダウンロードする際のネットワーク通信を行う。
【0047】次に、クライアントPC4、5のソフトウ
ェア構成について、図6を用いて説明する。
【0048】図6は本発明の実施形態1のクライアント
PCのソフトウェア構成を示す図である。
【0049】図6において、601はOSであり、クラ
イアントPC4、5の全般的な処理を行う。602はW
ebBrowserであり、サーバ2のWebサーバ3
03からhtml形式で表現されたデータを受け取り、
画面に表示するとともに、ユーザの指示をhttpプロ
トコルを通してサーバ2に伝える。603はクライアン
トモジュールであり、WebBrowser602で受
信したデータのうち、WebBrowser602が処
理できないデータの一部に関して処理を行う。ここでW
ebBrowser602が処理できないデータとは、
クライアントPC用のプリンタドライバ等のソフトウェ
ア、クライアントPC用フォントなどのリソースであ
り、それぞれ決められた方法でクライアントPCにイン
ストールする必要がある。604はネットワークプログ
ラムであり、通常は、OS601の一部として実装さ
れ、httpプロトコルを利用してWebサーバ303
と通信を行う。
【0050】次に、ダウンローダ502の詳細構成につ
いて、図7を用いて説明する。
【0051】図7は本発明の実施形態1のダウンローダ
の構成を示す図である。
【0052】図7において、701はメイン(mai
n)モジュールであり、各モジュールの呼び出しやパラ
メータの処理等を行う。702はファイル管理モジュー
ルであり、ファイル管理プログラム505を利用してダ
ウンロードするファイルの読み出しや書き込みを行う。
703はデバイス探索モジュールであり、ダウンロード
可能な周辺機器を探索し、通信可能なプロトコル、周辺
機器のアドレス等を取得する。704はファイル変換モ
ジュールであり、ソフトウェアが用いるリソースにおい
て、プリンタ用リソースとクライアントPC用リソース
のフォーマットが異なる場合に変換を行う。
【0053】ファイル変換モジュール704は、内部に
プリンタ用ファイル変換モジュール705と、クライア
ントPC用ファイル変換モジュール706を含む。リソ
ースのフォーマットの違いとは、例えば、プリンタが3
次曲線で表現されたフォントを使い、クライアントPC
が2次曲線で表現されたフォントを使う場合や、プリン
タとクライアントPCでオーバレイイメージの表現形式
が異なるということである。
【0054】ダウンロードモジュール707は、ネット
ワークプログラム506を利用してダウンロードを行う
モジュールである。通信モジュール(ファイルサーバ)
708は、サーバ2と通信を行い、クライアントPC用
リソースなどをサーバ2に送出するモジュールである。
IPCモジュール709は、プロセス間通信を行うため
のモジュールであり、IPCプログラム504を用いて
プロセス間通信を実現する。
【0055】次に、ダウンローダ502の動作につい
て、図8を用いて説明する。
【0056】図8は本発明の実施形態1のダウンローダ
の動作を示すフローチャートである。
【0057】尚、図8では、例として、プリンタへのフ
ォントのダウンロードについて説明するが、他のソフト
ウェアやソフトウェアが用いるリソースについても同様
である。また、前提として、ダウンローダ502とサー
バ2は常時通信しており、ファイル名や周辺機器名など
の取得は可能だが、通信モジュール(ファイルサーバ)
708内で管理されているファイルの取得には、別途コ
ネクションを確立してファイルを読み出すものとする。
【0058】まず、ステップS801では、ダウンロー
ドするファイルの指定を行う。ダウンローダ502のユ
ーザは、ファイル名を入力することで、ファイルの指定
を行う。ステップS802では、ファイルがサーバ2上
のファイルであるかどうかを判定する。サーバ2上のフ
ァイルである場合(ステップS802でYES)、ステ
ップS803に進む。ステップS803では、ネットワ
ークのコネクションを確立する。ステップS804で
は、ファイルの読み出しを行う。ステップS805で
は、ServerFlagをONにする。ステップS8
06では、ネットワークのコネクションを切断する。
【0059】一方、サーバ2上のファイルでない場合
(ステップS803でNO)、つまり、管理用PC3上
のファイルである場合、ステップS807に進む。ステ
ップS807では、ファイルを開く。ステップS808
では、ファイルを読み出す。ステップS809では、S
erverFlagをOFFにする。ステップS810
では、ファイルを閉じる。
【0060】即ち、ステップS806もしくはステップ
S810の時点で、ダウンロードすべきファイルがダウ
ンローダ502に読み込まれる。
【0061】ステップS811では、プリンタの選択を
行う。ステップS812では、ステップS811で選択
されたプリンタへファイルのダウンロード可能であるか
どうかを判定する。ダウンロード可能であるかどうか
は、機種および装着されている記憶装置(RAM、フラ
ッシュメモリ、ハードディスク等)により判定される。
すなわち、ダウンロード可能な機種であって、ダウンロ
ード可能な記憶装置がその機種内に存在すれば、ダウン
ロード可能であると判定する。
【0062】ステップS812において、ダウンロード
不可能である場合(ステップS812でNO)、ステッ
プS820に進む。ステップS820では、プリンタに
ダウンロードすることができない旨のメッセージを表示
し、処理を終了する。
【0063】一方、ダウンロード可能である場合(ステ
ップS812でYES)、ステップS813に進む。ス
テップS813では、フォントファイルを、プリンタに
ダウンロード可能な形式にファイル変換する。但し、フ
ォントファイルが既にダウンロード可能な形式であれ
ば、何も行わない。
【0064】ステップS814では、ダウンロード可能
な形式となったフォントファイルをプリンタに転送す
る。ステップS815では、ServerFlagがO
Nであるかどうかを判定する。ONである場合(ステッ
プS815でYES)、既にクライアント用ファイルも
サーバ2にあるとみなして処理を終了する。
【0065】一方、ServerFlagがONでない
場合(ステップS815でNO)、即ち、OFFである
場合、ステップS816に進む。ステップS816で
は、フォントファイルを、クライアントPCが使用可能
な形式にファイル変換する。但し、フォントファイルが
既にクライアントPCで使用可能な形式であれば、何も
行わない。ステップS817では、サーバ2とのネット
ワークのコネクションを確立する。ステップS818で
は、クライアントPC用のフォントファイルをサーバ2
に書き込む。ステップS819では、コネクションを切
断し、ネットワークのコネクションを切断した後、処理
を終了する。
【0066】以上述べた処理により、プリンタへダウン
ロードしたフォントファイルに対応したクライアントP
C用フォントファイルは、必ずサーバ2に存在すること
になる。フォントファイルの変換では、フォントファイ
ルフォーマットそのものの変換を行う場合と、ヘダーな
どを付加する場合とがある。例えば、TrueType
(登録商標)形式のフォントファイルを、TrueTy
peラスタライザが搭載されたプリンタにダウンロード
するときは、プリンタのためのヘダーなどを付加してダ
ウンロードする必要があるため、ステップS813やス
テップS816のファイル変換処理では、プリンタのた
めのヘダーなどを付加する。また、このフォントをMa
cOS上で使用する場合は、付加情報としてFONDリ
ソースと呼ばれる情報を付加する。
【0067】次に、周辺機器情報取得モジュール403
aについて、図9を用いて説明する。
【0068】図9は本発明の実施形態1の周辺機器情報
取得モジュールの構成を示す図である。
【0069】図9において、901は周辺機器情報取得
モジュールのメイン処理であり、全体の制御や通信、管
理、割り込みがかかった場合の処理、周辺機器へのダウ
ンロードデータの受け渡しなどを行う。902はIPC
処理モジュールであり、他のモジュールとプロセス間通
信を行うことで、情報の交換を行う。903はタイマー
モジュールであり、一定間隔で割り込みを発生させ、周
辺機器情報取得モジュール901のメイン処理は、割り
込みのタイミングで周辺機器情報を取得するよう動作す
る。904はキャッシュ管理処理モジュールであり、タ
イマーモジュール903による割り込みで取得した周辺
機器情報を、一時的に記憶装置904a(キャッシュ)
の記憶し、IPC処理モジュール902からデータ送出
の指示があると、キャッシュ内の情報を、IPC処理モ
ジュール902を通して他のモジュールに送出する。
【0070】905は、TCP/IPモジュールであ
り、TCP/IPで情報を取得したりデータをダウンロ
ードすることができる周辺機器とデータ交換を行う。9
06はAppleTalk(登録商標)モジュールであ
り、AppleTalkで情報を取得したりデ一タをダ
ウンロードすることができる周辺機器とデータ交換を行
う。906はIPX/SPXモジュールであり、IPX
/SPXで情報を取得したりデータをダウンロードする
ことができる周辺機器とデータ交換を行う。これ以外の
プロトコルに対応することももちろん可能である。
【0071】次に、周辺機器情報取得モジュール403
aの処理手順について、図10(a)、図10(b)を
用いて説明する。
【0072】図10(A)は本発明の実施形態1の割り
込みによる周辺機器情報取得モジュールの処理手順を示
すフローチャートである。
【0073】割り込みが発生すると、本処理が実行され
る。
【0074】まず、ステップS1011では、対象とな
る全部の周辺機器から情報を取得する。取得する情報
は、ソフトウェアやソフトウェアが使用するリソースの
バージョン、ファイルサイズ、日付、フォントであれば
書体名など、ソフトウェアやソフトウェアが使用するリ
ソースが変更されていないかどうかを確認するための情
報である。ステップS1012では、取得した情報をキ
ャッシュ管理処理モジュール904のキャッシュに書き
込む。
【0075】図10(B)は本発明の実施形態1の通常
処理における周辺機器情報取得モジュールの処理手順を
示すフローチャートである。
【0076】通常処理では、ユーザIFモジュールが受
け取ったユーザからの指示に従い、情報取得やダウンロ
ードを行う。
【0077】まず、ステップS1021では、ユーザI
Fモジュールの指示をIPC処理モジュール902を通
して受け取る。指示で受け取る内容としては、処理内
容、ダウンロードの場合のデータ、周辺機器のアドレス
等である。ステップS1022では、ダウンロードであ
るかどうかを判定する。ダウンロードである場合(ステ
ップS1022でYES)、ステップS1023に進
む。ステップS1023では、送られたデータを指定さ
れた周辺機器にダウンロードし、処理を終了する。
【0078】一方、ダウンロードでない場合(ステップ
S1022でNO)、ステップS1024に進む。ステ
ップS1024では、必要とされる情報の種類を特定す
る。情報の種類は、例えば、書体名やフォームのサイ
ズ、ソフトウェアのバージョンなどである。ステップS
1025では、要求された情報がキャッシュ管理処理モ
ジュール904のキャッシュ中に存在するかどうかを判
定する。存在する場合(ステップS1025でYE
S)、ステップS1026に進む。ステップS1026
では、キャッシュ管理処理モジュール904のキャッシ
ュからIPC処理モジュール902を通してデータ送出
を行う。
【0079】一方、存在しない場合(ステップS102
5でNO)、ステップS1027に進む。ステップS1
027では、周辺機器から要求された情報を取得する。
ステップS1028では、取得した情報をIPC処理モ
ジュール902を通してデータ送出し、処理を終了す
る。
【0080】次に、管理プログラム401の詳細構成に
ついて、図11を用いて説明する。
【0081】図11は本発明の実施形態1の管理プログ
ラムの詳細構成を示す図である。
【0082】図11において、1101はメインモジュ
ールであり、全体の動作管理、処理の振り分けなどを行
う。1102はGUIモジュールであり、GUI用CG
Iプログラム402が実現するGUIとの間で表示する
情報の送出やGUIからの処理やデータの受信等の情報
交換を行う。1103はネットワークモジュールであ
り、ネットワークを通してのファイルや情報の入出力を
行う。1104はファイルサーバモジュールであり、フ
ァイルの読み出し、書き込み、管理を行う。1105は
IPCモジュールであり、プロセス間通信でIPC処理
モジュール902との間でデータや情報の交換を行う。
【0083】即ち、本管理プログラム401は、周辺機
器とGUI、ネットワークとファイルサーバ708のそ
れぞれにアクセスすることが可能な位置にあり、全体の
動作をコントロールする。
【0084】次に、管理プログラム401の処理手順に
ついて、図12を用いて説明する。
【0085】図12は本発明の実施形態1の管理プログ
ラムの処理手順を示すフローチャートである。
【0086】まず、ステップS1201では、指示を受
け取る。ステップS1202では、指示がダウンロード
であるかどうかを判定する。ダウンロードである場合
(ステップS1202でYES)、ステップS1203
に進む。ステップS1203では、サーバ2上のファイ
ルを開く。ステップS1204では、ネットワークモジ
ュール1103を通してダウンローダ502にファイル
を送出し、次の処理を行うためにステップS1201に
戻る。
【0087】一方、ダウンロードでない場合(ステップ
S1202でNO)、ステップS1205に進む。ステ
ップS1205では、情報表示であるかどうかを判定す
る。情報表示である場合(ステップS1205でYE
S)、ステップS1206に進む。ステップS1206
では、IPC処理モジュール902とのIPCモジュー
ル1105間で情報交換を行い、周辺機器情報を取得す
る。ステップS1207では、表示すべき情報をGUI
モジュール1102を通してGUIモジュールに出力し
た後、次の処理を行うためにステップS1201に戻
る。
【0088】一方、情報表示でない場合(ステップS1
205でNO)、ステップS1208に進む。ステップ
S1208では、サーバ2へのファイルの保存であるか
どうかを判定する。サーバ2へのファイルの保存である
場合(ステップS1208でYES)、ステップS12
09へ進む。サーバへのファイルの保存は、ダウンロー
ダ502からの指示により行われ、ネットワークを通し
てファイルが送られてくる。ステップS1209では、
ファイルをサーバ2へ保存した後、次の処理を行うため
にステップS1201に戻る。
【0089】一方、サーバへのファイルの保存でない場
合(ステップS1208でNO)、ステップS1210
へ進む。ステップS1210では、GUIを通してのフ
ァイル出力を行う。これは、クライアントPC用リソー
ス等の出力であり、GUIがクライアントPCと通信を
行っているプロトコルであるhttpプロトコルを用い
てファイル等をクライアントPCへ出力した後、次の処
理を行うためにステップS1201に戻る。これら一連
の処理により、本システム内の情報およびデータ送受信
が行われる。
【0090】次に、GUIモジュール1102の詳細構
成について、図13を用いて説明する。
【0091】図13は本発明の実施形態1のGUIモジ
ュールの詳細構成を示す図である。
【0092】図13において、1301は管理プログラ
ム通信モジュールであり、メインモジュール1101と
の通信を行い、メインモジュール1101からの指示や
ファイル、情報を受け取りhtml出力モジュール13
02に渡すとともに指示入力モジュール1303から受
けた指示やファイルをメインモジュール1101に渡
す。1302はhtml出力モジュールであり、メイン
モジュール1101から受け取った情報や指示を基にh
tml規約に基づいたGUI画面ファイルを作成し、W
ebサーバ通信モジュール1304に渡す。
【0093】1303は指示入力モジュールであり、W
ebサーバ303から指示を受け取り、またはアーカイ
ブされたりエンコードされたファイルを受け取り、指示
はメインモジュール1101への命令として送出し、フ
ァイルはアーカイブされたファイルを分離し、エンコー
ドされたファイルをデコードした後にメインモジュール
1101へ送出する。1304はWebサーバ通信モジ
ュールであり、html情報をWebサーバ303に送
出し、Webサーバ303からの指示を指示入力モジュ
ール1303に渡す。
【0094】次に、クライアントモジュール603の詳
細構成について、図14を用いて説明する。
【0095】図14は本発明の実施形態1のクライアン
トモジュールの詳細構成を示す図である。
【0096】本クラインアントモジュール603は、ク
ライアントPC上にインストールされ、WebBrow
ser602で受け取ったファイルを処理する。140
1は入力モジュールであり、WebBrowser60
2からデータを受け取る。受け取ったデータは、通常管
理情報とファイル実体がアーカイブされている。
【0097】1402は判定モジュールであり、受け取
ったファイルの管理情報とファイル実体を分離するとと
もに、管理情報を基にファイルの種類を判定する。管理
情報とは、ファイルの種類、ファイル名やファイルサイ
ズ等である。ファイルの種類がフォントであれば、フォ
ント登録モジュール1403を呼び出す。ファイルの種
類がオーバレイフォームであれば、オーバレイフォーム
登録モジュール1404を呼び出す。ファイルの種類が
アドレス帳であれば、アドレス帳登録モジュール140
5を呼び出す。ファイルの種類がColor Cali
brationTable(カラーキャリブレーション
テーブル)であれば、Color Calibrati
on Table登録モジュール1406を呼び出す。
【0098】1403はフォント登録モジュールであ
り、受け取ったフォントをクライアントPCに登録す
る。1404はオーバレイフォーム登録モジュールであ
り、受け取ったファイルをオーバレイフォーム処理アプ
リケーションに登録する。オーバレイ処理アプリケーシ
ョンがインストールされていない場合は、処理を行わな
い。1405はアドレス帳登録モジュールであり、受け
取ったアドレス帳を電子メール管理ソフトやFAXドラ
イバ等、登録する先のフォーマットに変換した後、登録
を行う。1406はColor Calibratio
n Table登録モジュールであり、受け取ったファ
イルをイメージ処理を行うプリンタドライバに登録す
る。
【0099】次に、フォントをプリンタへダウンロード
する際のデータフローについて、図15を用いて説明す
る。
【0100】図15は本発明の実施形態1のフォントを
プリンタへダウンロードする際のデータフローを示す図
である。
【0101】図15において、で、管理者が管理者用
PC3に読み込んだフォントをプリンタ6にダウンロー
ドする。次に、で、フォントをサーバ2に登録する。
で、クライアントPC4とクライアントPC5は、W
ebBrowser602を使用し、サーバ2からクラ
イアントPC用フォントファイルを読み込み、クライア
ントモジュール603でシステムに登録する。別のプリ
ンタにダウンロードを行う場合は、で、管理者PC3
はサーバ2に登録されたフォントを読み込み、そのまま
プリンタ7にダウンロードする。オーバレイフォームを
登録する場合も同様の動作である。
【0102】次に、カラーキャリブレーションテーブル
をクライアントPCが取得する際のデータフローについ
て、図16を用いて説明する。
【0103】図16は本発明の実施形態1のカラーキャ
リブレーションテーブルをクライアントPCが取得する
際のデータフローを示す図である。
【0104】で、プリンタ6内で発生したカラーキャ
リブレーションテーブルをサーバ2に送信する。で、
クライアントPC4、5は、WebBrowser60
2を用いて、サーバ2からプリンタ6のカラーキャリブ
レーションテーブルを受けとり、プリンタドライバに登
録する。で、プリンタ7で発生したカラーキャリブレ
ーションテーブルをサーバ2に送信する。クライアント
PC4、5がプリンタ7のカラーキャリブレーションテ
ーブルを受信する場合は、と同様の処理となる。や
は割り込み処理で定期的に実施される。は、管理者
用PC3からカラーキャリブレーションテーブルを、例
えば、機能複合型複写機8へダウンロードする場合のデ
ータの流れを表す。即ち、管理者用PC3で測色ソフト
ウェアなどを使いカラーキャリブレーションテーブルを
作成した場合は、管理者用PC3からダウンロードされ
る。で、ダウンロードされたデータと同じデータが管
理者用PC3からサーバ2へ直接送られる。
【0105】また、サーバ2からクライアントPC4、
5へのデータの受け渡しは、プリンタ6内で発生したカ
ラーキャリブレーションテーブルと同様である。スキャ
ナで取り込んだイメージデータをオーバレイフォームと
して利用するためにプリンタドライバに渡す場合、プリ
ンタ6で発生したカラーキャリブレーションテーブルと
同様のデータの流れになる。
【0106】次に、アドレス帳データを機能複合型複写
機から取得する際のデータフローについて、図17を用
いて説明する。
【0107】図17は本発明の実施形態1のアドレス帳
データを機能複合型複写機から取得する際のデータフロ
ーを示す図である。
【0108】で、機能複合型複写機8内のアドレス帳
データがサーバ2に送出される。で、クライアントP
C4、5は、サーバ2のアドレス帳データを受信し、ク
ライアントモジュール603は、クライアントPC4、
5内のアドレス帳データに追加もしくは上書きする。
【0109】次に、クライアントPC4上のアドレス帳
データを機能複合型複写機8にダウンロードする際のデ
ータフローについて、図18を用いて説明する。
【0110】図18は本発明の実施形態1のクライアン
トPC上のアドレス帳データを機能複合型複写機にダウ
ンロードする際のデータフローを示す図である。
【0111】で、WebBrowserを用いてサー
バ2に送られたアドレス帳データは、そのまま機能複合
型複写機8に書き込まれる。は、機能複合型複写機8
のアドレス帳データを複写する際のデータの流れを表
す。機能複合型複写機8のデータは、一旦サーバ2に送
られ、そのまま機能複合型複写機9に書き込まれる。
【0112】次に、プリンタ6、7もしくは機能複合型
複写機8、9の記憶装置の内容をバックアップするとき
のデータフローについて、図19を用いて説明する。
【0113】図19は本発明の実施形態1のプリンタも
しくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をバックアッ
プするときのデータフローを示す図である。
【0114】この処理は、通常WebBrowserで
指示され起動されるが、機能複合型複写機8、9の操作
パネルから指示され起動されても良い。また、この処理
は、サーバ2上で動作する管理プログラム401によ
り、自動的かつ定期的に行われても良い。また、プリン
タ6、7もしくは機能複合型複写機8、9からサーバ2
に対してリソースの変更を通知する機能がある場合、そ
の通知をきっかけに、管理プログラム401が自動的に
バックアップ処理を行なうことも可能である。ここで
は、で、プリンタ6、7もしくは機能複合型複写機
8、9の記憶装置の内容がサーバ2に送出され、サーバ
2内のファイルサーバに記憶される。
【0115】次に、プリンタ6、7もしくは機能複合型
複写機8、9の記憶装置の内容をバックアップする際の
サーバ2上で動作する管理プログラム401の処理手順
について、図34を用いて説明する。
【0116】図34は本発明の実施形態1のプリンタも
しくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をバックアッ
プする際のサーバ上で動作する管理プログラムの処理手
順を示すフローチャートである。
【0117】尚、本処理は、タイマーにより管理プログ
ラム401に対し定期的に割り込み指示がなされる度
に、実行される。
【0118】割り込み指示がなされると、ステップS3
401では、処理対象プリンタもしくは機能複合型複写
機の記憶装置の内容をチェックする。ここでのチェック
は、処理対象プリンタもしくは機能複合型複写機の機種
名、プリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置ID
を取得するとともに、リソースの初回ダウンロード処理
時、または前回のバックアップ処理時にサーバ2上に保
存した処理対象プリンタもしくは機能複合型複写機の記
憶装置のリソースに関する情報と、現在の処理対象プリ
ンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置内にある実際
のリソースを比較する。
【0119】ステップS3402では、ステップS34
01のチェックの結果、接続されている機種または記憶
装置が前回バックアップ時のものと異なっていない場合
(ステップS3402でNO)、処理を終了する。一
方、接続されている機種または記憶装置が、前回バック
アップ時のものと異なっている場合(ステップS340
2でYES)、ステップS3403に進む。
【0120】ステップS3403では、ステップS34
01のチェックの結果、リソースに変更がない場合(ス
テップS3403でNO)、処理を終了する。一方、リ
ソースに変更がある場合(ステップS3403でYE
S)、ステップS3404に進む。ステップS3404
では、現在の処理対象プリンタもしくは機能複合型複写
機の記憶装置内にある実際のリソースを、サーバ2にバ
ックアップデータとして記憶し、処理を終了する。
【0121】尚、ステップS3404におけるバックア
ップデータは、プリンタもしくは機能複合型複写機の記
憶装置内のリソース全てでも良いし、あるいは、ステッ
プS3401において発見した変更されたリソースだけ
でも良い。更に、サーバ2に記憶するデータは、プリン
タもしくは機能複合型複写機の記憶装置内に保持されて
いたデータそのものでも良いし、管理プログラム401
がサーバ2内に保持している同等のリソースデータを識
別するための識別情報だけでも良い。ここでいうリソー
スを識別するための識別情報とは、フォント名、フォー
ム名などリソース名称、各リソースのID、各リソース
の作成日付、各リソースのバージョン、各リソースのサ
イズや、それらを組み合わせた情報である。
【0122】次に、図34の処理によってサーバ2が保
持するバックアップデータの構造について、図35を用
いて説明する。
【0123】図35は本発明の実施形態1のサーバが保
持するバックアップデータの構造を示す図である。
【0124】サーバ2が保持するバックアップデータ
は、バックアップした記憶装置の内容3504の他に、
処理対象プリンタもしくは機能複合型複写機をネットワ
ーク1上で一意に識別するためのアドレス3501、プ
リンタもしくは機能複合型複写機の機種を示す機種名3
502、プリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置
を識別する記憶装置ID3503から構成される。ここ
で、機種名3502は、そのプリンタもしくは機能複合
型複写機の性能を判断する基準となり得るものであり、
適常は製品名、型番などを用いる。記憶装置ID350
3は、その記憶装置自身を識別するための固有情報であ
り、通常シリアル番号、製造番号などを用いる。
【0125】次に、バックアップされたプリンタ6、7
もしくは機能複合型複写機8、9の記憶装置の内容をリ
ストアする際のデータフローについて、図20を用いて
説明する。
【0126】図20は本発明の実施形態1のバックアッ
プされたプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置
の内容をリストアする際のデータフローを示す図であ
る。
【0127】この処理は、通常WebBrowserで
指示され起動されるが、機能複合型複写機8、9の操作
パネルから指示され起動されても良い。また、この処理
は、サーバ2上で動作する管理プログラム401によ
り、自動的に行われても良い。で、サーバ2は、サー
バ2のファイルサーバ内にバックアップされたデータ
が、バックアップ元のプリンタ6、7もしくは機能複合
型複写機8、9の記憶装置に送出される。
【0128】次に、バックアップされたプリンタ6、7
もしくは機能複合型複写機8、9の記憶装置の内容をリ
ストアする際のサーバ2上で動作する管理プログラム4
01の処理手順について、図36を用いて説明する。
【0129】図36は本発明の実施形態1のバックアッ
プされたプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置
の内容をリストアする際のサーバ上で動作する管理プロ
グラムの処理手順を示すフローチャートである。
【0130】尚、本処理は、タイマーにより管理プログ
ラム401に対し定期的に割り込み指示がなされる度
に、実行される。
【0131】割り込み指示がなされると、ステップS3
601では、処理対象プリンタもしくは機能複合型複写
機の記憶装置IDをチェックする。ステップS3602
では、ステップS3601のチェックの結果、機種名が
図34の処理を行なった時と異なる場合(ステップS3
602でNO)、即ち、ステップS3601のチェック
のためにアクセスしているアドレスに以前接続されてい
たプリンタもしくは機能複合型複写機が異なる機種に置
き換わったと判定した場合、ステップ3605に進む。
ステップS3605では、図34の処理におけるバック
アップデータの中から、現在接続されている機種の能力
で処理可能なデータのみをリストアのためのリストアデ
ータとしてピックアップし、ステップS3606に進
む。
【0132】尚、機種の能力は、機器と直接通信を行な
って情報を取得する方法、または、サーバ2上に保持し
た機種能力データベースを参照する方法などによって得
ることが可能である。その能力情報と、バックアップデ
ータ内に混在する各リソースデータの種別(フォント、
フォームなど)を照合し、処理可能か否かの判定を行な
う。
【0133】一方、ステップS3602では、ステップ
S3601のチェックの結果、機種名が図34の処理を
行なった時と同じである場合(ステップS3602でY
ES)、ステップS3603に進む。ステップS360
3では、ステップS3601のチェックの結果、記憶装
置IDが図34の処理を行なった時と同じである場合
(ステップS3603でYES)、処理を終了する。
【0134】一方、ステップS3603では、記憶装置
IDが図34のバックアップ処理を行なった時と異なる
場合(ステップS3603でNO)、即ち、ステップS
3601のチェックのためにアクセスしているアドレス
に以前接続されていたプリンタもしくは機能複合型複写
機が以前と同機種に置き換わったか、またはプリンタも
しくは機能複合型複写機内の記憶装置のみが取り替えら
れたと判定した場合、ステップS3604に進む。ステ
ップS3604では、図34の処理におけるバックアッ
プデータ全てをリストアのためのリストアデータとして
ピックアップし、ステップS3606に進む。
【0135】ステップS3606では、ステップS36
04またはステップS3605において用意したリスト
アデータを、処理対象プリンタもしくは機能複合型複写
機の記憶装置にダウンロードし、処理を終了する。この
時、サーバ2上に記憶したバックアップ用リソースデー
タが、管理プログラム401がサーバ2内に保持してい
る同等のリソースデータを識別するための情報だけで構
成されている場合は、その情報を元にリソースデータの
実体を構築してからダウンロードする。
【0136】尚、図36の処理では、タイマーにより定
期的な機器のチェックにより処理を開始しているが、図
34の処理のステップS3402において機器が変更さ
れたと判定した時点で、図36の処理を強制的に実行す
ることも可能である。
【0137】次に、クライアントPC4もしくは5がサ
ーバ2からソフトウェアの取得をする際のデータフロー
について、図21を用いて説明する。
【0138】図21は本発明の実施形態1のクライアン
トPCがサーバからソフトウェアの取得をする際のデー
タフローを示す図である。
【0139】で、クライアントPC2は、サーバ2か
らソフトウェアを取得し、クライアントモジュール60
3はソフトウェアをデコードしインストールする。
【0140】次に、クライアントPC4もしくは5がサ
ーバ2からプリンタドライバ、ファクシミリドライバ、
スキャナドライバなど周辺機器のドライバを取得する際
のデータフローについて、図22を用いて説明する。
【0141】図22は本発明の実施形態1のクライアン
トPCがサーバから周辺機器のドライバを取得する際の
データフローを示す図である。
【0142】で、クライアントPC4は、サーバ2か
ら周辺機器のドライバを取得するが、サーバ2は周辺機
器のドライバを送出する際、周辺機器との対応づけを行
うために、対象となる周辺機器(例えば、機能複合型複
写機8)を参照する。即ち、ネットワークアドレス、機
種名、機能等を一緒にクライアントPC4もしくは5に
送出し、クライアントモジュール603は、サーバ2か
ら送出された情報を基にドライバをインストールする。
【0143】次に、サーバ2からクライアントPC4も
しくは5にデータを送出する際のデータ構造について、
図23を用いて説明する。
【0144】図23は本発明の実施形態1のサーバから
クライアントPCにデータを送出する際のデータ構造を
示す図である。
【0145】図23に示すように、先頭に、内部にアー
カイブされて保持されているファイル数Nが入る。次
に、N個分のアドレスの配列、さらに各アドレスで示さ
れた位置にヘダーとともに保持されたファイルの実体が
存在する。ヘダーには、ヘダー長、ファイルの種類、フ
ァイル実体サイズが含まれ、付加情報がある場合は、ヘ
ダーの後部に付加される。即ち、ヘダーの先頭からヘダ
ー長分後ろにはファイルの実体が存在する。
【0146】次に、フォントファイルをクライアントP
Cに送出する際のヘダーについて、図24を用いて説明
する。
【0147】図24は本発明の実施形態1のフォントフ
ァイルをクライアントPCに送出する際のへダー情報を
示す図である。
【0148】図24に示すように、ヘダーには、付加情
報として、バージョン、ファイル名、フォント形式が付
加される。
【0149】次に、オーバレイフォームをクライアント
PCに送出する際のヘダーについて、図25を用いて説
明する。
【0150】図25は本発明の実施形態1のオーバレイ
フォームをクライアントPCに送出する際のヘダーを示
す図である。
【0151】図25に示すように、ヘダーには、付加情
報として、PDLの種類、用紙サイズ、解像度、フォー
ム番号が付加情報として付加される。
【0152】次に、カラーキャリブレーションテーブル
をクライアントPCに送出する際のヘダーについて、図
26を用いて説明する。
【0153】図26は本発明の実施形態1のカラーキャ
リブレーションテーブルをクライアントPCに送出する
際のヘダーを示す図である。
【0154】図26に示すように、ヘダーには、付加情
報として、キャリブレーション情報の測定日時が付加さ
れる。
【0155】次に、スキャナでスキャンしたイメージを
オーバレイする際にプリンタドライバで使われる情報
(オーバレイイメージ情報)をクライアントPCに送出
する際のヘダーについて、図27を用いて説明する。
【0156】図27は本発明の実施形態1のスキャナで
スキャンしたイメージをオーバレイする際にプリンタド
ライバで使われる情報をクライアントPCに送出する際
のヘダーを示す図である。
【0157】図27に示すように、ヘダーには、付加情
報として、用紙サイズ、解像度、オーバレイ番号が付加
される。
【0158】次に、ソフトウェアをクライアントPCに
送出する際のヘダーについて、図28を用いて説明す
る。
【0159】図28は本発明の実施形態1のソフトウェ
アをクライアントPCに送出する際のヘダーを示す図で
ある。
【0160】図28に示すように、ヘダーには、付加情
報として、ソフトウェアのバージョンとファイルのチェ
ックサムが付加される。また、ファイル実体は自己解凍
形式ファイルのインストーラとなっており、クライアン
トモジュール603は、ダウンロードされた自己解凍形
式ファイルのインストーラを起動する。
【0161】次に、周辺機器のドライバをクライアント
PCに送出する際のヘダーについて、図29を用いて説
明する。
【0162】図29は本発明の実施形態1のドライバを
クライアントPCに送出する際のヘダーを示す図であ
る。
【0163】図29に示すように、ヘダーには、付加情
報として、周辺機器の機種名、周辺機器にアクセスする
ためのアドレス(例えば、TCP/IP接続であればI
Pアドレス)、ドライバのバージョンとファイルのチェ
ックサムが付加される。また、ファイル実体は自己解凍
形式ファイルのインストーラとなっており、クライアン
トモジュール603は、機種名とアドレスを引数として
ダウンロードされた自己解凍形式ファイルのインストー
ラを起動する。
【0164】以上説明したように、実施形態1によれ
ば、例えば、サーバ2およびクライアントPC4、5
と、プリンタ6、7もしくは機能複合型複写機8、9が
ネットワーク1を介して接続され、プリンタ6、7もし
くは機能複合型複写機8、9がサーバ2により管理され
ている環境において、プリンタ6、7もしくは機能複合
型複写機8、9の記憶装置に記憶したリソースの内容を
サーバ2がバックアップしておく。そして、プリンタ
6、7もしくは機能複合型複写機8、9が同機種もしく
は異機種に置き換えられた場合、あるいはプリンタ6、
7もしくは機能複合型複写機8、9の記憶装置のみが置
き換えられた場合に、その内容をバックアップデータを
用いリストアすることにより、機器の置き換え時に、そ
れまで接続されていた機器の記憶装置の内容を継承する
ことが可能となる。また、機器置き換え後も、以前と機
種が同じ場合は置き換え前と変わらぬ、あるいは以前と
機種が異なる場合でも接続されている機種または記憶装
置が、前回バックアップ時のものと異なっていた場合
は、最大限置き換え前の状態を継承した印刷等の処理が
可能となる。
【0165】また、プリンタもしくは機能複合型複写
機、あるいはプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶
装置の機器変更時、ユーザの手を煩わせることなく、自
動的に機器変更前のプリンタもしくは機能複合型複写機
の記憶装置の内容を復元し、機器変更前と同等の出力結
果を得ることができる。
【0166】また、プリンタもしくは機能複合型複写機
の記憶装置の内容を、定期的かつ自動的に監視すること
ができる。
【0167】また、プリンタもしくは機能複合型複写機
の記憶装置の最新の内容を、バックアップとして保持す
ることができる。
【0168】また、リストア時にサーバからのデータ収
集を必要とせずに、バックアップ/リストアを行うこと
ができる。
【0169】また、前回バックアップされた内容と異な
る場合にのみ、サーバでのバックアップを行うので、バ
ックアップデータを小さくでき、サーバが管理している
資源の節約、およびバックアップにおける処理時間の短
縮を図ることができる。
【0170】また、プリンタもしくは機能複合型複写機
の機器変更、あるいはプリンタもしくは機能複合型複写
機の記憶装置の機器変更を、定期的かつ自動的に検知す
ることができる。
【0171】また、プリンタもしくは機能複合型複写機
の機器変更、あるいはプリンタもしくは機能複合型複写
機の記憶装置の機器変更時、自動的に機器変更前のプリ
ンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容を、機
器変更後のプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装
置に復元することができる。
【0172】また、プリンタもしくは機能複合型複写機
が従来接続されていた機種と、異機種に変更された場合
にも、機器変更前のプリンタもしくは機能複合型複写機
の記憶装置内容を、機器変更後のプリンタもしくは機能
複合型複写機の能力に応じて最大限復元することができ
る。[実施形態2]図30は本発明の実施形態2の周辺
機器管理システムの構成を示す図である。
【0173】図30において、1はネットワークであ
り、通常はEthernetを使用する。Ethern
et以外に、LocalTalk等の他のネットワーク
形態であっても良い。尚、本実施形態における「ネット
ワーク」という言葉は、物理的なケープルと、ケーブル
上を通る電気的な信号と、電気的な信号の組みあわせで
実現される情報交換を実現するもの(プロトコル)の内
の一つもしくは複数を指し、通常は、これらの総称を指
す。2はサーバコンピュータであり、Webサーバなど
の機能を有し、本発明の中核を成すものである。3は管
理者用PCであり、サーバ2に対する指示や本発明で扱
う周辺機器への指示等を行う。
【0174】4および5はクライアントPCであり、ネ
ットワークに接続された一般ユーザが使用するPCであ
る。尚、管理者用PC3は、クライアントPCとしても
使用されることもありうる。6および7はプリンタであ
り、ネットワーク1に接続され、クライアントPC4お
よび5からの印刷命令を受けつけ、その印刷命令に従い
印刷処理を行う。8および9は機能複合型複写機であ
り、画像スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミリ機
能を備え、一つまたは複数の機能を組み合わせることに
より、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリとし
て利用可能である。10はファイルサーバであり、通常
はサーバ2、管理者用PC3などが共有するファイルを
保持する。
【0175】次に、同図を用いて、本システムの動作を
説明する。
【0176】サーバ2は、定期的にプリンタ6、7、機
能複合型複写機8、9と通信を行い、機器の状態やソフ
トウェアの設定をモニタする。管理者用PC3から機器
に対し、設定の変更やソフトウェア、ソフトウェアで使
用するリソースの変更を行う。管理者用PC3から与え
られた指示の結果は、サーバ2の内部に情報として集め
られ、もしくはファイルサーバ10にファイルとして保
持され、クライアントPC4および5は、サーバ2から
情報を受け取り、またはファイルサーバ10からファイ
ルを受け取る。また、サーバ2はhttpプロトコルを
用いた通信手段を備え、管理者用PC3、クライアント
PC4および5は、WebBrowserを使用してサ
ーバ2の情報を取得し、また、サーバ2に対して指示を
与えることが可能である。
【0177】サーバ2は、管理者用PC3、クライアン
トPC4もしくは5から指示があると、サーバ2に貯え
られた情報もしくはファイルサーバ10に保持したファ
イルを用いて、管理者用PC3、クライアントPC4も
しくは5に情報もしくはファイルを返す。また、情報の
内容によっては、プリンタ6、7、機能複合型複写機
8、9から情報を取得し、管理者用PC3、クライアン
トPC4もしくは5に情報を返すか、プリンタ6、7、
機能複合型複写機8、9に対して設定等の処理を行う。
【0178】管理者用PC3には、ダウンローダを備
え、プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9に対しソ
フトウェアもしくはソフトウェアが使用するリソースの
ダウンロードを行う。ソフトウェアは、機器の印刷制御
ファームウェア、ネットワーク制御ファームウェア、ま
た、機能複合型複写機8、9においては、これらのファ
ームウェアに加え、スキャナ制御ファームウェア、ファ
クシミリ制御ファームウェア、複写機ファームウェア、
操作パネルファームウェア、画像管理ソフトウェア、ア
ドレス管理ソフトウェアなどがある。また、ソフトウェ
アが使用するリソースとしては、フォント、外字、オー
バレイフォーム、キャリブレーションテーブル、アドレ
ス管理ソフトウェアが使用するアドレス情報、ファクシ
ミリ番号などがある。これらのソフトウェアやリソース
のファイルは、ファイルサーバ10に保持される。
【0179】クライアントPC4および5は、プリンタ
6、7、機能複合型複写機8、9にアクセスして使用す
るためのソフトウェア(ドライバ等)およびソフトウェ
アが使用するリソース(クライアントPC用リソース)
を保持する。ソフトウェアは、プリンタを使用するため
のプリンタドライバ、スキャナを使用するためのスキャ
ナドライバ、ファクシミリを使用するためのファクシミ
リドライバ、複写機を制御するための複写機ユーティリ
ティソフトウェア、ネットワークを利用するためのネッ
トワークドライバ、WebBrowser、アプリケー
ションソフトウェアなどがある。また、ソフトウェアが
使用するリソースについては、プリンタフォントに対応
したクライアントPC用フォント、ファクシミリドライ
バが利用するアドレス情報、カラーキャリブレーション
を行う際の印刷データ、プレビューで利用するオーバレ
イイメージ等がある。
【0180】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを、
プリンタ7、機能複合型複写機8、9に反映させること
が可能である。また、同様に機能複合型複写機8の設定
内容やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソース
を、機能複合型複写機9、プリンタ6、7に反映させる
ことが可能である。機種間で機能の違いがあるときは、
両機種に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が
可能なリソースなどの情報については変換された後反映
される。同様に、これらの機種に関するクライアントP
C4上の情報をクライアントPC5に反映させることも
可能である。これらの処理は、サーバ2およびファイル
サーバ10を通して情報の交換を行うことにより実現さ
れる。
【0181】プリンタ6、7、機能複合型複写機8、9
の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなく操
作パネルからの設定やクライアントPC4、5からの設
定によっても変更される場合がある。この情報を正確に
クライアントPC4、5に渡す必要があるものは、クラ
イアントPC4、5から表示等の指示があった場合、常
にプリンタ6、7、機能複合型複写機8、9に問い合わ
せを行い、問い合わせ時点での情報をクライアントPC
4、5に返す。正確さが、さほど厳密に要求されないも
のについては、サーバ2もしくはファイルサーバ10内
に保持した情報もしくはファイルを用いる。
【0182】ファイルサーバ10は、サーバ2や管理者
用PC3、クライアントPC4、5とネットワーク1を
介して通信を行うことにより、ファイルを受け取り、送
出し、また必要に応じて管理する。
【0183】ここでは、サーバ2や管理者用PC3がそ
れぞれ一つとする構成例を示したが、ファイルサーバ1
0がサーバ2や管理者用PC3と分離して構成されるこ
とでサーバ2、管理者用PC3は複数あっても、容易に
ファイルや情報管理が行える。即ち、ファイルサーバ1
0には、システム内で共有される情報が保持され、必要
に応じて各サーバや各管理者用PCに情報やファイルを
送出し、また、それらからの情報やファイルを受け取り
管理する。
【0184】尚、実施形態2は、実施形態1の管理者用
PC3内で実現していたファイルサーバ708を、別
途、ファイルサーバ10として存在させることで、管理
者用PC3の処理の負荷を軽減している。また、実施形
態2で実行される処理は、実施形態1の管理者用PC3
内のファイルサーバ708に対する処理を、ファイルサ
ーバ10に対して行えば良く、ここでは、その詳細を省
略する。
【0185】以上説明したように、実施形態2によれ
ば、例えば、サーバ2、ファイルサーバ10、クライア
ントPC4、5と、プリンタ6、7もしくは機能複合型
複写機8、9がネットワーク1を介して接続され、プリ
ンタ6、7もしくは機能複合型複写機8、9がサーバ2
により管理されている環境においても、実施形態1で説
明したような、プリンタ6、7もしくは機能複合型複写
機8、9の記憶装置に記憶したリソースの内容をサーバ
2がバックアップしておく。そして、プリンタ6、7も
しくは機能複合型複写機8、9が同機種もしくは異機種
に置き換えられた場合、あるいはプリンタ6、7もしく
は機能複合型複写機8、9の記憶装置のみが置き換えら
れた場合に、その内容をバックアップデータを用いリス
トアすることにより、機器の置き換え時に、それまで接
続されていた機器の記憶装置の内容を継承することが可
能となる。また、機器置き換え後も、以前と機種が同じ
場合は置き換え前と変わらぬ、あるいは以前と機種が異
なる場合でも接続されている機種または記憶装置が、前
回バックアップ時のものと異なっていた場合は、最大限
置き換え前の状態を継承した印刷等の処理が可能とな
る。 [実施形態3]図31は本発明の各実施形態の機能を実
現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶
媒体を示す図である。
【0186】図32は本発明の各実施形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムコードを構成するプログ
ラムモジュールを示す図である。
【0187】図33は本発明の各実施形態の機能を実現
するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒
体をサーバ、管理者用PC、もしくはクライアントPC
にロードする過程を示す図である。
【0188】これらからわかるとおり、本発明は、可搬
性のある記憶媒体を用いて、ワークステーションやパー
ソナルコンピュータ等のコンピュータで実行することが
可能である。
【0189】つまり、本発明は、前述した実施形態の機
能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録し
た記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そのシ
ステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやM
PU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出
し実行することによっても、達成されることは言うまで
もない。
【0190】この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は
本発明を構成することになる。
【0191】プログラムコードを供給するための記憶媒
体としては、例えば、フロッピディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0192】また、コンピュータが読出したプログラム
コードを実行することにより、前述した実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示
に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレ
ーティングシステム)などが実際の処理の一部または全
部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が
実現される場合も含まれることは言うまでもない。
【0193】更に、記憶媒体から読出されたプログラム
コードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードや
コンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメ
モリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基
づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わる
CPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その
処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合
も含まれることは言うまでもない。
【0194】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ネットワーク上に接続される複数種類の周辺機器を効率
的に管理することができる周辺機器管理システム、周辺
機器管理装置及びそれらの制御方法、コンピュータ可読
メモリを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1の周辺機器管理システムの
構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態1の周辺機器管理システムを
構成する各機器の主なハードウェアモジュールを示す図
である。
【図3】本発明の実施形態1のサーバのソフトウェア構
成を示す図である。
【図4】本発明の実施形態1の周辺機器管理プログラム
の構成を示す図である。
【図5】本発明の実施形態1の管理者用PCのソフトウ
ェア構成を示す図である。
【図6】本発明の実施形態1のクライアントPCのソフ
トウェア構成を示す図である。
【図7】本発明の実施形態1のダウンローダの構成を示
す図である。
【図8】本発明の実施形態1のダウンローダの動作を示
すフローチャートである。
【図9】本発明の実施形態1の周辺機器情報取得モジュ
ールの構成を示す図である。
【図10】本発明の実施形態1の周辺機器情報取得モジ
ュールの処理手順を示すフローチャートである。
【図11】図11は本発明の実施形態1の管理プログラ
ムの詳細構成を示す図である。
【図12】本発明の実施形態1の管理プログラムの処理
手順を示すフローチャートである。
【図13】図13は本発明の実施形態1のGUIモジュ
ールの詳細構成を示す図である。
【図14】本発明の実施形態1のクライアントモジュー
ルの詳細構成を示す図である。
【図15】本発明の実施形態1のフォントをプリンタへ
ダウンロードする際のデータフローを示す図である。
【図16】本発明の実施形態1のカラーキャリブレーシ
ョンテーブルをクライアントPCが取得する際のデータ
フローを示す図である。
【図17】本発明の実施形態1のアドレス帳データを機
能複合型複写機から取得する際のデータフローを示す図
である。
【図18】本発明の実施形態1のクライアントPC上の
アドレス帳データを機能複合型複写機にダウンロードす
る際のデータフローを示す図である。
【図19】本発明の実施形態1のプリンタもしくは機能
複合型複写機の記憶装置の内容をバックアップするとき
のデータフローを示す図である。
【図20】本発明の実施形態1のバックアップされたプ
リンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をリ
ストアする際のデータフローを示す図である。
【図21】本発明の実施形態1のクライアントPCがサ
ーバからソフトウェアの取得をする際のデータフローを
示す図である。
【図22】本発明の実施形態1のクライアントPCがサ
ーバから周辺機器のドライバを取得する際のデータフロ
ーを示す図である。
【図23】本発明の実施形態1のサーバからクライアン
トPCにデータを送出する際のデータ構造を示す図であ
る。
【図24】本発明の実施形態1のフォントファイルをク
ライアントPCに送出する際のへダー情報を示す図であ
る。
【図25】本発明の実施形態1のオーバレイフォームを
クライアントPCに送出する際のヘダーを示す図であ
る。
【図26】本発明の実施形態1のカラーキャリブレーシ
ョンテーブルをクライアントPCに送出する際のヘダー
を示す図である。
【図27】本発明の実施形態1のスキャナでスキャンし
たイメージをオーバレイする際にプリンタドライバで使
われる情報をクライアントPCに送出する際のヘダーを
示す図である。
【図28】本発明の実施形態1のソフトウェアをクライ
アントPCに送出する際のヘダーを示す図である。
【図29】本発明の実施形態1のドライバをクライアン
トPCに送出する際のヘダーを示す図である。
【図30】本発明の実施形態2の周辺機器管理システム
の構成を示す図である。
【図31】本発明の各実施形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体を示す図
である。
【図32】本発明の各実施形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを構成するプログラムモジュ
ールを示す図である。
【図33】本発明の各実施形態の機能を実現するソフト
ウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をサー
バ、管理者用PC、もしくはクライアントPCにロード
する過程を示す図である。
【図34】本発明の実施形態1のプリンタもしくは機能
複合型複写機の記憶装置の内容をバックアップする際の
サーバ上で動作する管理プログラムの処理手順を示すフ
ローチャートである。
【図35】本発明の実施形態1のサーバが保持するバッ
クアップデータの構造を示す図である。
【図36】本発明の実施形態1のバックアップされたプ
リンタもしくは機能複合型複写機の記憶装置の内容をリ
ストアする際のサーバ上で動作する管理プログラムの処
理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ネットワーク 2 サーバコンピュータ 3 管理者用パーソナルコンピュータ 4 クライアントPC 5 クライアントPC 6 プリンタ 7 プリンタ 8 機能複合型複写機 9 機能複合型複写機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) 9A001 (72)発明者 堀山 潤 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 内藤 佳子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 酒井 哲夫 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2C087 AA03 AA09 AB05 DA06 5B021 AA01 AA19 DD19 EE04 5B089 GA11 GA13 GA16 GA21 GB02 HA06 KA12 KA13 KC30 KC47 KH04 5K032 AA09 BA04 CA08 CD02 DA01 EC02 5K033 AA00 BA04 CA08 CC02 DA01 DA13 DB12 EC02 9A001 CC08 HH34 JJ35 KK42 LL09

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーバコンピュータ、クライアントコン
    ピュータ、記憶部を備える周辺機器がネットワークを介
    して接続され、該周辺機器に対する管理を行う周辺機器
    管理システムであって前記周辺機器に関する周辺機器情
    報、該周辺機器の記憶部に記憶されているデータを取得
    する取得手段と、 前記周辺機器の記憶部に記憶されているデータを、前記
    サーバコンピュータ上に保持する保持手段と、 前記周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有
    無をチェックするチェック手段と、 前記保持手段で保持されているデータを、前記周辺機器
    の記憶部にリストアするリストア手段とを備えることを
    特徴とする周辺機器管理システム。
  2. 【請求項2】 前記取得手段は、所定期間毎に前記周辺
    機器情報、前記周辺機器の記憶部に記憶されているデー
    タを取得することを特徴とする請求項1に記載の周辺機
    器管理システム。
  3. 【請求項3】 前記保持手段は、前記取得手段により取
    得したデータが、直前に取得したデータと異なる場合に
    前記サーバコンピュータ上に保持することを特徴とする
    請求項1に記載の周辺機器管理システム。
  4. 【請求項4】 前記保持手段は、前記取得手段により取
    得したデータを、前記クライアントコンピュータ用デー
    タ、前記周辺装置用データにそれぞれ変換して、前記サ
    ーバコンピュータ上に保持することを特徴とする請求項
    1に記載の周辺機器管理システム。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は、前記周辺装置の記憶部
    に記憶されている全データを前記サーバコンピュータ上
    に保持することを特徴とする請求項1に記載の周辺機器
    管理システム。
  6. 【請求項6】 前記保持手段は、前記周辺装置の記憶部
    に記憶されているデータを識別する識別情報を前記サー
    バコンピュータ上に保持することを特徴とする請求項1
    に記載の周辺機器管理システム。
  7. 【請求項7】 前記チェック手段は、所定期間毎に前記
    周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有無を
    チェックすることを特徴とする請求項1に記載の周辺機
    器管理システム。
  8. 【請求項8】 前記リストア手段は、前記チェック手段
    のチェック結果に基づいて、前記保持手段で保持されて
    いるデータを、前記周辺機器の記憶部にリストアするこ
    とを特徴とする請求項1に記載の周辺機器管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記リストア手段は、前記チェック手段
    のチェック結果に基づいて、前記保持手段で保持されて
    いるデータの中から前記周辺機器の能力に対応するデー
    タを選択し、前記周辺機器の記憶部にリストアすること
    を特徴とする請求項1に記載の周辺機器管理システム。
  10. 【請求項10】 クライアントコンピュータ、記憶部を
    備える周辺機器がネットワークを介して接続され、該周
    辺機器に対する管理を行う周辺機器管理装置であって前
    記周辺機器に関する周辺機器情報、該周辺機器の記憶部
    に記憶されているデータを取得する取得手段と、 前記周辺機器の記憶部に記憶されているデータを保持す
    る保持手段と、 前記周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有
    無をチェックするチェック手段と、 前記保持手段で保持されているデータを、前記周辺機器
    の記憶部にリストアするリストア手段とを備えることを
    特徴とする周辺機器管理装置。
  11. 【請求項11】 サーバコンピュータ、クライアントコ
    ンピュータ、記憶部を備える周辺機器がネットワークを
    介して接続され、該周辺機器に対する管理を行う周辺機
    器管理システムの制御方法であって前記周辺機器に関す
    る周辺機器情報、該周辺機器の記憶部に記憶されている
    データを取得する取得工程と、 前記周辺機器の記憶部に記憶されているデータを、前記
    サーバコンピュータ上に保持する保持工程と、 前記周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有
    無をチェックするチェック工程と、 前記サーバコンピュータ上で保持されているデータを、
    前記周辺機器の記憶部にリストアするリストア工程とを
    備えることを特徴とする周辺機器管理システムの制御方
    法。
  12. 【請求項12】 前記取得工程は、所定期間毎に前記周
    辺機器情報、前記周辺機器の記憶部に記憶されているデ
    ータを取得することを特徴とする請求項11に記載の周
    辺機器管理システムの制御方法。
  13. 【請求項13】 前記保持工程は、前記取得工程により
    取得したデータが、直前に取得したデータと異なる場合
    に前記サーバコンピュータ上に保持することを特徴とす
    る請求項11に記載の周辺機器管理システムの制御方
    法。
  14. 【請求項14】 前記保持工程は、前記取得工程により
    取得したデータを、前記クライアントコンピュータ用デ
    ータ、前記周辺装置用データにそれぞれ変換して、前記
    サーバコンピュータ上に保持することを特徴とする請求
    項11に記載の周辺機器管理システムの制御方法。
  15. 【請求項15】 前記保持工程は、前記周辺装置の記憶
    部に記憶されている全データを前記サーバコンピュータ
    上に保持することを特徴とする請求項11に記載の周辺
    機器管理システムの制御方法。
  16. 【請求項16】 前記保持工程は、前記周辺装置の記憶
    部に記憶されているデータを識別する識別情報を前記サ
    ーバコンピュータ上に保持することを特徴とする請求項
    11に記載の周辺機器管理システムの制御方法。
  17. 【請求項17】 前記チェック工程は、所定期間毎に前
    記周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有無
    をチェックすることを特徴とする請求項11に記載の周
    辺機器管理システムの制御方法。
  18. 【請求項18】 前記リストア工程は、前記チェック工
    程のチェック結果に基づいて、前記サーバコンピュータ
    上で保持されているデータを、前記周辺機器の記憶部に
    リストアすることを特徴とする請求項11に記載の周辺
    機器管理システムの制御方法。
  19. 【請求項19】 前記リストア工程は、前記チェック工
    程のチェック結果に基づいて、前記サーバコンピュータ
    上で保持されているデータの中から前記周辺機器の能力
    に対応するデータを選択し、前記周辺機器の記憶部にリ
    ストアすることを特徴とする請求項11に記載の周辺機
    器管理システムの制御方法。
  20. 【請求項20】 クライアントコンピュータ、記憶部を
    備える周辺機器がネットワークを介して接続され、該周
    辺機器に対する管理を行う周辺機器管理装置の制御方法
    であって前記周辺機器に関する周辺機器情報、該周辺機
    器の記憶部に記憶されているデータを取得する取得工程
    と、 前記周辺機器の記憶部に記憶されているデータを記憶媒
    体に保持する保持工程と、 前記周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有
    無をチェックするチェック工程と、 前記保持工程で前記記憶媒体に保持されているデータ
    を、前記周辺機器の記憶部にリストアするリストア工程
    とを備えることを特徴とする周辺機器管理装置の制御方
    法。
  21. 【請求項21】 サーバコンピュータ、クライアントコ
    ンピュータ、記憶部を備える周辺機器がネットワークを
    介して接続され、該周辺機器に対する管理を行う周辺機
    器管理システムの制御のプログラムコードが格納された
    コンピュータ可読メモリであって前記周辺機器に関する
    周辺機器情報、該周辺機器の記憶部に記憶されているデ
    ータを取得する取得工程のプログラムコードと、 前記周辺機器の記憶部に記憶されているデータを、前記
    サーバコンピュータ上に保持する保持工程のプログラム
    コードと、 前記周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有
    無をチェックするチェック工程のプログラムコードと、 前記サーバコンピュータ上で保持されているデータを、
    前記周辺機器の記憶部にリストアするリストア工程のプ
    ログラムコードとを備えることを特徴とするコンピュー
    タ可読メモリ。
  22. 【請求項22】 クライアントコンピュータ、記憶部を
    備える周辺機器がネットワークを介して接続され、該周
    辺機器に対する管理を行う周辺機器管理装置の制御のプ
    ログラムコードが格納されたコンピュータ可読メモリで
    あって前記周辺機器に関する周辺機器情報、該周辺機器
    の記憶部に記憶されているデータを取得する取得工程の
    プログラムコードと、 前記周辺機器の記憶部に記憶されているデータを記憶媒
    体に保持する保持工程のプログラムコードと、 前記周辺機器の変更及び該周辺機器の記憶部の変更の有
    無をチェックするチェック工程のプログラムコードと、 前記保持工程で前記記憶媒体に保持されているデータ
    を、前記周辺機器の記憶部にリストアするリストア工程
    のプログラムコードとを備えることを特徴とするコンピ
    ュータ可読メモリ。
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