JP2003108332A - 周辺機器管理装置及び周辺機器管理方法 - Google Patents

周辺機器管理装置及び周辺機器管理方法

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JP2003108332A
JP2003108332A JP2001297442A JP2001297442A JP2003108332A JP 2003108332 A JP2003108332 A JP 2003108332A JP 2001297442 A JP2001297442 A JP 2001297442A JP 2001297442 A JP2001297442 A JP 2001297442A JP 2003108332 A JP2003108332 A JP 2003108332A
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Yoshiko Naito
佳子 内藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】再接続されたネットワーク機器のダウンロード
リソースを復元する。 【解決手段】サーバ2はネットワークに接続された機器
の有するダウンロードリソースを管理する。また機器を
監視し、切り離された機器があれば、その旨サーバ2が
管理する設定情報に登録する。また、切り離された後に
再度接続された機器があれば、その機器が有するダウン
ロードリソースと、サーバ2が管理する切り離される以
前のダウンロードリソースとを比較し、機器が現に有し
ていないリソースがあれば、それを危機にダウンロード
してリソースを復元する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、ネットワ
ークに接続されたサーバーマシン、クライアントPC、ダ
ウンローダを有するPCおよび記憶装置を有するプリン
タ、機能複合型複写機等を管理するための周辺機器管理
装置及び周辺機器管理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに接続されたプリンタや機
能複合型複写機といった出力機器を利用する場合、その
機器がユーザの所望するフォント等のリソースを有して
いなくとも、ネットワーク上のコンピュータなどからダ
ウンロードして利用することができる。このようにダウ
ンロードして使用されるリソースをダウンロードリソー
スと呼ぶ。しかし、フォント等のリソースには、それを
同時に利用することができる機器の数の制限など、使用
条件が設定されていることが普通である。このような条
件が課せられているリソースについては、無制限にダウ
ンロードすることはできない。
【0003】そのため、特開平10-11043号公報には、機
器に或るリソースをダウンロードして使用する場合、リ
ソースを管理している装置は、ダウンロード要求を受け
たときにダウンロード回数を判定し、その回数が使用条
件で規定された上限であると判定された場合、そのリソ
ースを、それを有する他の機器から削除してからダウン
ロード要求を受け付ける技術が記載されている。このよ
うにして、リソースの使用許諾の条件に反しないようい
わゆるライセンス管理を実現している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、出力機器は出力が指示されてからダウン
ロードにかかわる処理を行うため、印刷指示からリソー
スが使用可能になるまで時間がかかる場合がある。例え
ば、プリンタに対して印刷が指示された場合、指示され
た印刷に必要なフォントをそのプリンタが備えていなけ
れば初めてそのフォントをダウンロードするために、印
刷が指示されてからフォントが使用可能になり印刷され
るまで長時間かかってしまうという問題があった。
【0005】また、リソースをフラッシュメモリやハー
ドディスク等の不揮発性記録媒体に格納したプリンタも
しくは機能複合型複写機等の出力機器が、メンテナンス
のためにネットワークから切り離されてしまうと、フラ
ッシュメモリやハードディスク等の記録媒体の内容が失
われてしまう場合がある。また、機器の入れ替えのた
め、それまで使用していた機器をネットワークから切り
離し、新規の機器を接続する場合がある。これらの場
合、再接続された機器あるいは新規接続された機器は、
それまで接続されていた機器が有するリソースを同じリ
ソースを有するとは限らない。そのため新規接続された
機器へのリソースの再ダウンロードが必要な場合があ
る。このため、機器に対して動作指示を出しても、その
機器が指示された動作を完了するまでに長時間要する。
さらに、ダウンロードの際には、ダウンロード回数のチ
ェックなどのライセンス管理処理も何度も発生するた
め、動作指示から動作を完了までに、一層長時間を要す
ることになる。
【0006】本発明は上記状況を鑑みてなされたもので
あり、ネットワーク機器の接続状態を監視して、接続状
態が変化した機器に対しては、ダウンロードリソースを
接続状態の変化前の状態に復元することにより、動作指
示から完了までの遅延を短縮して快適な出力環境を維持
するとともに、ライセンス管理を実現するネットワーク
機器管理装置及びネットワーク機器管理方法を提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下の構成を備える。
【0008】ネットワークに接続された機器を管理する
周辺機器管理装置であって、処理のために機器に格納さ
れているデータであるリソースに関するリソース情報を
取得する取得手段と、機器の接続状態を検知する検知手
段と、機器毎のリソースの構成を示す設定情報を記憶す
る第1の記憶手段と、機器に対するリソースをダウンロ
ードするダウンロード手段とを備え、機器がネットワー
クに接続されたことが前記検知手段により検知されるの
に応じて、前記機器の有するリソース情報を前記取得手
段により取得して、取得されたリソース情報と前記第1
の記憶手段に記憶された当該機器のリソースの設定情報
とを比較し、前記機器の有していないリソースがあった
場合、該当するリソースを前記機器に前記ダウンロード
手段によりダウンロードする。
【0009】好ましくは、機器がネットワークに新規に
または再度接続されたことが前記検知手段により検知さ
れるのに応じて、前記機器の有するリソース情報を前記
取得手段により取得して、前記機器に対してダウンロー
ドするよう指定されたリソースと比較し、前記機器の有
していないリソースがあった場合、該当するリソースを
前記機器に前記ダウンロード手段によりダウンロードす
る。
【0010】好ましくは、リソースごとの利用可能数量
を記憶する第2の記憶手段をさらに備え、前記第2の記
憶手段に記憶された利用可能数量が1以上のリソース
を、前記機器に前記ダウンロード手段によりダウンロー
ドするのに応じて、前記第2の記憶手段に記憶された中
のダウンロードされたリソースについての利用可能数量
を減ずる。
【0011】好ましくは、前記第2の記憶手段に記憶さ
れたリソースの利用可能数量が0の場合、前記第1の記
憶手段に記憶された設定情報が示すリソースの構成に含
まれるリソースであるが、対応する機器が有していない
リソースを探索し、該当するリソースが検出された場合
には、検出されたリソースを設定情報が示すリソースの
構成から削除するとともに、前記第2の記憶手段に記憶
された中の検出されたリソースの利用可能数量を増分す
る。
【0012】また他の側面によれば、ネットワークに接
続された機器を管理する周辺機器管理装置であって、処
理のために機器に格納されているデータであるリソース
に関するリソース情報を取得する取得手段と、機器毎の
リソースの構成を示す設定情報を記憶する第1の記憶手
段と、リソースごとの利用可能数量を記憶する第2の記
憶手段と、前記第2の記憶手段に記憶された指定リソー
スの利用可能数量が0の場合、前記第1の記憶手段に記
憶された設定情報から前記指定リソースを有する機器を
検索し、検索された機器について前記取得手段によりリ
ソース情報を取得し、取得したリソース情報に前記指定
リソースが含まれていない場合には、前記第1の記憶手
段に記憶された当該機器の設定情報から当該リソース情
報を削除するとともに前記第2の記憶手段に記憶された
利用可能数量を増分する情報整合化手段とを備える。
【0013】好ましくは、前記リソースは、フォント、
外字、マクロ、フォームの少なくともいずれかを含む。
【0014】好ましくは、前記ネットワークに接続され
る機器は、プリンタ機能を有する機器である。
【0015】
【発明の実施の形態】[第1の実施の形態] <システム構成>図1は、本発明の特徴を最も良く表し
た図であり、同図を用いて本発明の構成を説明する。同
図において、1はネットワークであり、通常はイーサネ
ット(登録商標)を使用する。イーサネット以外にも、
ローカルトークなどがある。なお、本実施形態における
「ネットワーク」という言葉は、物理的なケーブルと、
ケーブル上を通る電気的な信号と、電気的な信号の組み
あわせで実現される情報交換を実現するもの(プロトコ
ル)の内の一つもしくは複数を指し、通常は、これらの
総称を指す。2は、サーバコンピュータであり、ファイ
ルサーバ、Webサーバなどの機能を有し、本発明の中核
を成すものである。3は管理者用パーソナルコンピュー
タ(以下パーソナルコンピュータをPCと表記)であり、
サーバに対する指示や本発明で扱う周辺機器への指示等
を行う。4および5はクライアントPCであり、ネットワー
クに接続された一般ユーザが使用するPCである。なお、
管理者用PCであっても、クライアントPCとしても使用さ
れることもありうる。6および7はプリンタであり、ネッ
トワーク1に接続され、クライアントPC4および5からの
印刷命令を受けつけ、命令に従い印刷処理を行う。8お
よび9は、機能複合型複写機であり、画像スキャナ機
能、プリンタ機能、ファクシミリ機能を備え、一つまた
は複数の機能を組み合わせることにより、複写機、プリ
ンタ、スキャナ、ファクシミリとして利用可能である。
【0016】次に、同図を用いて、本システムの動作を
説明する。サーバ2は、定期的にプリンタ6、同7、機能
複合型複写機8、同9と通信を行い、機器の状態やソフト
ウェアの設定をモニタする。管理者用PC3から機器に対
し設定の変更やソフトウェア、ソフトウェアで使用する
リソースの変更を行う。管理者用PC3から与えられた指
示の結果は、サーバ2の内部に情報として集められ、ク
ライアントPC4および5は、サーバ2から情報を受け取
る。また、サーバ2はhttpプロトコルを用いた通信手段
を備え、管理者用PC3、クライアントPC4、および5はウ
エブブラウザを使用してサーバ2の情報を取得し、また
サーバ2に対して指示を与えることが可能である。
【0017】サーバ2は、管理者用PC3、クライアントPC
4もしくは5から指示があると、サーバに貯えられた情報
を用いて、管理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に
情報を返す。また、情報の内容によっては、プリンタ
6、同7、機能複合型複写機8、同9から情報を取得し、管
理者用PC3、クライアントPC4もしくは5に情報を返す
か、プリンタ6、同7、機能複合型複写機8、同9に対して
設定等の処理を行う。管理者用PC3には、ダウンローダ
を備え、プリンタ6、同7、機能複合型複写機8、同9に対
しソフトウェアもしくはソフトウェアが使用するリソー
スのダウンロードを行う。ソフトウェアは、機器の印刷
制御ファームウェア、ネットワーク制御ファームウェ
ア、また機能複合型複写機8、同9においては、前記ファ
ームウェアに加え、スキャナ制御ファームウェア、ファ
クシミリ制御ファームウェア、複写機ファームウェア、
パネル操作ファームウェア、画像管理ソフトウェア、ア
ドレス管理ソフトウェアなどがある。また、ソフトウェ
アが使用するリソースとしては、フォント、外字、オー
バレイフォーム、キャリブレーションテーブル、アドレ
ス管理ソフトウェアが使用するアドレス情報、ファクシ
ミリ番号などがある。クライアントPC4および5は、プリ
ンタ6、同7、機能複合型複写機8、同9をアクセスして使
用するためのソフトウェア(ドライバ等)およびソフト
ウェアが使用するリソース(クライアントPC用リソー
ス)を保持する。ソフトウェアは、プリンタを使用する
ためのプリンタドライバ、スキャナを使用するためのス
キャナドライバ、ファクシミリを使用するためのファク
シミリドライバ、複写機を制御するための複写機ユーテ
ィリティソフトウェア、ネットワークを利用するための
ネットワークドライバ、ウエブブラウザ、アプリケーシ
ョンソフトウェアなどがあり、ソフトウェアが使用する
リソースについては、プリンタフォントに対応したクラ
イアントPC用フォント、ファクシミリドライバが利用す
るアドレス情報、カラーキャリブレーションを行う際の
印刷データ、プレビューで利用するオーバレイイメージ
等がある。
【0018】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースをプ
リンタ7、機能複合型複写機8、同9に反映させることが
可能である。また同様に機能複合型複写機8の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを機
能複合型複写機9、プリンタ6、同7に反映させることが
可能である。機種間で機能の違いがあるときは、両機種
に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可能な
リソースなどの情報については変換された後反映され
る。同様に、これらの機種に関するクライアントPC4上
の情報をクライアントPC5に反映させることも可能であ
る。これらの処理は、サーバ2を通して情報の交換を行
うことにより実現される。
【0019】プリンタ6、同7、機能複合型複写機8、同9
の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなくパネ
ルからの設定やクライアントPCからの設定によっても変
更される場合がある。この情報を正確にクライアントPC
に渡す必要があるものは、クライアントPCから表示等の
指示があった場合、常にプリンタ6、同7、機能複合型複
写機8、同9に問い合わせを行い、問い合わせ時点での情
報をクライアントPCに返す。正確さが、さほど厳密に要
求されないものについては、サーバ内に保持した情報を
用いる。
【0020】図2は、図1の各機器の主なハードウェアモ
ジュールを表した図である。同図を用いて、各機器のハ
ードウェアモジュールの機能を説明する。同図におい
て、201は、ネットワークラインである。ネットワーク
ラインは、各機器間のネットワークを構成する物理的な
ラインであり、通常はツイストペアケーブル、同軸ケー
ブルや光ファイバなどが使われる。サーバ2を構成する
ハードウェアモジュールとしては、ネットワークボード
202、CPUボード203、Videoインタフェイス204、I/Oイン
タフェイス205、SCSIインタフェイス206と、それらに接
続されたCRT207、キーボード208、マウス209、ハードデ
ィスクドライブ210である。ハードディスクドライブ210
は、複数のハードディスクユニットが並列に接続されて
おり、データ転送の高速化と高信頼性を確保している。
管理者用PC3、クライアントPC4、同5を構成するハード
ウェアモジュールとしては、ネットワークボード202、C
PUボード203、Videoインタフェイス204、I/Oインタフェ
イス205、IDEインタフェイス211と、それらに接続され
たCRT207、キーボード208、マウス209、ハードディスク
ドライブ210である。サーバとはハードディスクの構成
が異なる。プリンタ6、同7のハードウェアモジュールと
しては、周辺機器に対応したネットワークボード212、
プリンタコントローラ213、プリントエンジン214を備え
る。機能複合型複写機8、同9のハードウェアモジュール
としては、周辺機器に対応したネットワークボード21
2、機能複合型複写機コントローラ215、プリントエンジ
ン214、操作パネルコントローラ216、操作パネル217、
スキャナコントローラ218、スキャナユニット219、モデ
ム220、ハードディスクIF221、ハードディスク222を備
える。
【0021】図3は、サーバのソフトウェア構成を表し
た図である。同図において、301はOS(オペレーティン
グシステム)、302はライブラリ、303はWebサーバ、304
はアプリケーションであり、アプリケーションの一部と
して305周辺機器管理プログラムを含む。306はハードウ
ェア制御プログラムであり、ハードウェア制御プログラ
ムの一部としてネットワークボード制御プログラム30
7、ハードディスク制御プログラム308を含む。
【0022】図4は周辺機器管理プログラム305の構成を
表した図である。周辺機器管理プログラムはサーバ2上
のアプリケーションの一つとして実現され、401は管理
プログラムのメイン部分であり、管理プログラムの全体
を制御する。402はGUI用CGIプログラムであり、Webブラ
ウザ303に対してhtml形式で表現された画面のデータを
渡す。Webブラウザ303は、CGI402のデータをhttp形式で
管理者用PC3もしくはクライアントPC4、同5に送出し、
管理者用PC3もしくはクライアントPC4、同5からの指示
を管理プログラム401に伝える。デバイス通信プログラ
ム403は、ネットワークプログラム307を利用して周辺機
器とサーバの間での通信を行い、デバイスからの情報等
の取得とデバイスの設定、ソフトウェアやソフトウェア
が利用するリソースのダウンロード等を行う。また、デ
バイス通信プログラム403は周辺機器情報取得モジュ
ール4031を含む。IPC404は、プロセス間通信を行う
プログラムであり、ネットワークプログラム307を利用
して他のPC、特に管理者用PC3との間での通信を行う。
ファイル管理プログラム405は、HD制御プログラム308を
利用し、ファイルサーバ機能を実現する。
【0023】図5は、管理者用PC3のソフトウェア構成を
表した図である。同図において、501はOSであり、管理
者用PCの全般的な処理を行う。502はダウンローダのメ
インプログラムであり、周辺機器に対しソフトウェアや
ソフトウェアが利用するリソースのダウンロードを行
う。503はGUIプログラムであり、表示やユーザからの指
示のダウンローダへの伝達などのユーザインタフェイス
機能を実現する。504はIPCプログラムであり、サーバの
IPC404との間で通信を行う。505はファイル管理プログ
ラムであり、通常はOS501の一部として実装され、ファ
イルをハードディスクやCD-ROMの内容を読み込み、ダウ
ンローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際
の、ファイル管理を行う。506はネットワークプログラ
ムであり、通常はOS501の一部として実装され、ファイ
ルをハードディスクやCD-ROMの内容を読み込み、ダウン
ローダ502を通して周辺機器にダウンロードする際の、
ネットワーク通信を行う。
【0024】図6は、クライアントPC4、同5のソフトウ
ェア構成を表した図である。同図において、601はOSで
あり、クライアントPCの全般的な処理を行う。602はWeb
Browserであり、サーバ2のWebServer303からhtml形式で
表現されたデータを受け取り、画面に表示するととも
に、ユーザの指示をhttpプロトコルを通してサーバ2に
伝える。603はクライアントモジュールであり、WebBrow
ser602で受信したデータのうち、WebBrowser602が処理
できないデータの一部に関して処理を行う。ここでWebB
rowser602が処理出来ないデータとは、クライアントPC
用のプリンタドライバ等のソフトウェア、クライアント
PC用フォントなどのリソースであり、それぞれ決められ
た方法でクライアントPCにインストールする必要があ
る。604はネットワークプログラムであり、通常はOS601
の一部として実装され、httpプロトコルを利用してWebS
erver303と通信を行う。
【0025】図7はダウンローダ502の構成を表した図で
ある。同図において、701はメインモジュールであり、
各モジュールの呼び出しやパラメータの処理等を行う。
702はファイル管理モジュールであり、ファイル管理プ
ログラム505を利用してダウンロードするファイルのOpe
nやReadを行う。703はデバイス探索モジュールであり、
ダウンロード可能な周辺機器デバイスを探索し、通信可
能なプロトコル、デバイスのアドレス等を取得する。70
4はファイル変換モジュールであり、ソフトウェアが用
いるリソースにおいて、プリンタ用リソースとクライア
ントPC用リソースのフォーマットが異なる場合に、変換
を行う。ファイル変換モジュール704は、内部にプリン
タ用ファイル変換モジュール705と、クライアントPC用
ファイル変換モジュール706を含む。リソースのフォー
マットの違いとは、例えばプリンタが3次曲線で表現さ
れたフォントを使い、クライアントPCが2次曲線で表現
されたフォントを使う場合や、プリンタとクライアント
PCでオーバレイイメージの表現形式が異なるということ
である。ダウンロードモジュール707は、ネットワーク
プログラム506を利用してダウンロードを行うモジュー
ルである。通信モジュール708は、サーバ2と通信を行
い、クライアントPC用リソースなどをサーバに送出する
モジュールである。IPCモジュール709は、プロセス間通
信を行うためのモジュールであり、504のIPCプログラム
を用いてプロセス間通信を実現する。
【0026】図8は、図7のダウンローダの動作を表すフ
ローチャートであり、同図を用いて、ダウンローダの動
作を説明する。例として、フォントのダウンロードにつ
いて説明するが、他のソフトウェアやソフトウェアが用
いるリソースについても同様である。前提として、ダウ
ンローダとサーバ2は常時通信しており、ファイル名や
デバイス名などの取得は可能だが、ファイルサーバ内で
管理されているファイルの取得には、別途コネクション
を確立してファイルを読み出すものとする。ステップS8
01では、ダウンロードするファイルの指定をする。ダウ
ンローダのユーザは、ファイル名を入力することで、フ
ァイルの指定を行う。ステップS802では、ファイルがサ
ーバ2上のファイルかどうかを判定し、サーバ2上のファ
イルであればステップS803に進み、サーバ2上のファイ
ルでなければステップS807に進む。ステップS803では、
ネットワークのコネクションを確立する。ステップS804
では、ファイルの読み出しを行う。ステップS805ではSe
rverFlagをONにする。ステップS806では、ネットワーク
のコネクションを切断する。ステップS807では、ファイ
ルをOpenする。ステップS808では、ファイルをReadす
る。ステップS809では、ServerFlagをOFFにする。ステ
ップS810では、ファイルをCloseする。すなわち、ステ
ップS806もしくはステップS810の時点で、ダウンロード
すべきファイルがダウンローダに読み込まれている。ス
テップS811ではプリンタの選択を行う。ステップS812で
は、ステップS811で選択されたプリンタがダウンロード
可能かどうかを判定する。ダウンロード可能かどうか
は、機種および装着されている記憶デバイス(RAM、Fla
shMemory、HardDisk等)により判定される。すなわち、
ダウンロード可能な機種であって、ダウンロード可能な
記憶デバイスがその機種内に存在すれば、ダウンロード
可能と判定される。ステップS812でダウンロード可能と
判定された場合は、ステップS813に進み、ダウンロード
不可能と判定された場合はステップS820に進む。ステッ
プS813では、フォントファイルを、プリンタにダウンロ
ード可能な形式に変換する。ただし、フォントファイル
が既にダウンロード可能な形態であれば、何も行わな
い。ステップS814では、ダウンロード可能な形態となっ
たフォントファイルをプリンタに転送する。ステップS8
15はServerFlagがONかどうかを判定し、ONであれば、既
にクライアント用ファイルもサーバにあるとみなして処
理を終了する。ServerFlagがONでなければ(すなわちOF
Fならば)、ステップS816に進む。ステップS816では、
フォントファイルを、クライアントPCが使用可能な形式
に変換する。ただし、フォントファイルが既にクライア
ントPCで使用可能な形態であれば、何も行わない。ステ
ップS817はサーバ2とのネットワークのコネクションを
確立する。ステップS818では、クライアントPC用のフォ
ントファイルをサーバ2に書き込む。ステップS819で
は、コネクションを切断し、ネットワークのクローズ処
理を行った後、処理を終了する。ステップS820では、プ
リンタにダウンロードすることが出来ない旨のメッセー
ジを表示し、処理を終了する。以上述べた処理により、
プリンタにダウンロードしたフォントファイルに対応し
たクライアントPC用フォントファイルは、必ずサーバ2
に存在することになる。フォントファイルの変換では、
フォントファイルフォーマットそのものの変換を行う場
合と、ヘダー情報などを付加する場合とがある。例え
ば、TrueType(登録商標)形式のフォントファイルを、
TrueTypeラスタライザが搭載されたプリンタにダウンロ
ードするときは、プリンタのためのヘダー情報などを付
加してダウンロードする必要があるため、ファイル変換
処理では、プリンタのためのヘダー情報などを付加す
る。また、このフォントをMacOS上で使用する場合は、
付加情報としてFONDリソースと呼ばれる情報を付加す
る。
【0027】図9は、周辺機器情報取得モジュールの構
成を表した図である。同図において、901は、周辺機器
情報取得モジュールのメイン処理であり、全体の制御や
通信、管理、割り込みがかかった場合の処理、周辺機器
へのダウンロードデータの受け渡しなどを行う。902はI
PC処理であり、他のモジュールとプロセス間通信を行う
ことで、情報の交換をおこなう。903はタイマーモジュ
ールであり、一定間隔で割り込みを発生させ、901メイ
ン処理は割り込みのタイミングで周辺機器の情報を取得
するよう動作する。904はキャッシュ管理処理であり、
タイマーによる割り込みで取得した周辺機器情報を、一
時的に記憶し、IPCからデータ送出の指示があると、キ
ャッシュ内の情報を、IPCを通して他のモジュールに送
出する。905は、TCP/IPのモジュールであり、TCP/IPで
情報を取得したりデータをダウンロードすることが出来
る周辺機器とデータ交換を行う。906は、AppleTalkのモ
ジュールであり、AppleTalkで情報を取得したりデータ
をダウンロードすることが出来る周辺機器とデータ交換
を行う。906は、IPX/SPXのモジュールであり、IPX/SPX
で情報を取得したりデータをダウンロードすることが出
来る周辺機器とデータ交換を行う。これ以外のプロトコ
ルに対応することももちろん可能である。
【0028】図10(A)は、割り込みによる周辺機器情
報取得の処理手順を表したフローチャートである。割り
込みが発生すると、本処理が実行される。ステップS101
1では、対象となる全部の周辺機器から情報を取得す
る。取得する情報は、ソフトウェアやソフトウェアが使
用するリソースのバージョン、ファイルサイズ、日付、
フォントであれば書体名など、ソフトウェアやソフトウ
ェアが使用するリソースが変更されていないかどうか確
認するための情報である。ステップS1012では、取得し
た情報をキャッシュ904に書き込む。
【0029】図10(B)は、通常処理における処理手順
を表したフローチャートである。通常処理では、ユーザ
IFを持つモジュールが受け取ったユーザからの指示に従
い、情報取得やダウンロードを行う。ステップS1021で
は、ユーザIFモジュールの指示をIPCを通して受け取
る。指示で受け取る内容としては、処理内容、ダウンロ
ードの場合のデータ、周辺機器のアドレス等である。ス
テップS1022では、ダウンロードかどうかを判定し、ダ
ウンロードであればステップS1023に進み、ダウンロー
ドでなければステップS1024に進む。ステップS1023で
は、送られたデータを指定された周辺機器にダウンロー
ドし、処理を終了する。ステップS1024では、必要とさ
れる情報の種類を特定する。情報の種類は、例えば書体
名やフォームのサイズ、ソフトウェアのバージョンなど
である。ステップS1025では、要求された情報がキャッ
シュ904中に存在するかどうかを判定し、存在すればス
テップS1026に進み、存在しなければステップS1027に進
む。ステップS1026では、キャッシュ904からIPC902を通
してデータ送出を行う。ステップS1027では、周辺機器
からデータを取得する。ステップS1028では、取得した
データをIPC902を通して送出し、処理を終了する。
【0030】図11は、管理プログラムのメインモジュー
ルの構成を表した図である。同図において、1101は全体
の動作管理、処理の振り分けなどのメイン処理を行う。
1102はGUIとの間で表示する情報の送出やGUIからの処理
やデータの受信等の情報交換を行う。1103はネットワー
ク処理で、ネットワークを通してのファイルや情報の入
出力を行う。1104はファイルサーバモジュールで、ファ
イルの読み出し、書き込み、管理を行う。1105はIPC処
理で、プロセス間通信で902のIPCとの間でデータや情報
の交換を行う。すなわち、本プログラムは、周辺機器と
GUI、ネットワークとファイルサーバのそれぞれにアク
セスすることが可能な位置にあり、全体の動作をコント
ロールする。
【0031】図12は、図11のソフトウェアの処理を表し
たフローチャートであり、同図を用いてプログラムの動
作を説明する。ステップS1201では、指示を受け取る。
ステップS1202では、指示がダウンロードかどうかを判
定し、ダウンロードであればステップS1203に進み、ダ
ウンロードでなければステップS1205に進む。ダウンロ
ードと判定された場合、本モジュールでは、ダウンロー
ドすべきファイルをファイルサーバから取り出し、ダウ
ンローダに送出する。ステップS1203では、ファイルサ
ーバ上のファイルをオープンする。ステップS1204では
ネットワークモジュール1103を通してダウンローダにフ
ァイルを送出し、次の処理を行うためにステップS1201
に戻る。ステップS1205では、情報表示かどうかを判定
する。情報表示と判定された場合はステップS1206に進
み、情報表示でないと判定された場合はステップS1208
に進む。情報表示の場合は、1102GUIとの通信モジュー
ルから受けた指示に従い、周辺機器内の情報を送出す
る。ステップS1206では902のIPCと1105のIPC間で情報交
換を行い、周辺機器の情報を取得する。ステップS1207
では、表示すべき情報を1102を通してGUIモジュールに
出力した後、次の処理を行うためにステップS1201に戻
る。ステップS1208では、サーバへのファイルの保存か
どうかを判定し、サーバへのファイルの保存と判定され
た場合はステップS1209へ進み、サーバへのファイルの
保存ではないと判定された場合はステップS1210へ進
む。サーバへのファイルの保存は、ダウンローダからの
指示により行われ、ネットワークを通してファイルが送
られてくる。ステップS1209では、ファイルをファイル
サーバへ保存した後、次の処理を行うためにステップS1
201に戻る。ステップS1210では、GUIを通してのファイ
ル出力を行う。これは、クライアントPC用リソース等の
出力であり、GUIがクライアントPCと通信を行っている
プロトコルであるhttpプロトコルを用いてファイル等を
クライアントPCへ出力した後、次の処理を行うためにス
テップS1201に戻る。これら一連の処理により、本シス
テム内の情報およびデータ送受信が行われる。
【0032】図13は、GUIモジュールであり、同図にお
いて、1301は管理プログラムとの通信を行い、管理プロ
グラムからの指示やファイル、情報を受け取り1302html
出力モジュールに渡すとともに1303指示入力モジュール
から受けた指示やファイルを管理プログラムに渡す。13
02はhtml出力モジュールであり、管理プログラムから受
け取った情報や指示を基にhtml規約に基づいたGUI画面
ファイルを作成し、1304Webサーバとの通信手段に渡
す。1303は指示入力モジュールであり、Webサーバから
指示を受け取り、またはアーカイブされたりエンコード
されたファイルを受け取り、指示は管理プログラムへの
命令として送出し、ファイルはアーカイブされたファイ
ルを分離し、エンコードされたファイルをデコードした
後に管理プログラムへ送出する。1304はWebサーバとの
通信手段であり、html情報をWebサーバ303に送出し、We
bサーバ303からの指示を1303指示入力モジュールに渡
す。
【0033】図14は、クライアントモジュールの構成を
表した図である。本モジュールはクライアントPC上にイ
ンストールされ、Webブラウザで受け取ったファイルを
処理する。1401は入力手段で、Webブラウザからデータ
を受け取る。受け取ったデータは、通常管理情報とファ
イル実体がアーカイブされている。1402は判定手段で、
受け取ったファイルの管理情報とファイル実体を分離す
るとともに、管理情報を基にファイルの種類を判定す
る。管理情報とは、ファイルの種類、ファイル名やファ
イルサイズ等である。ファイルの種類がフォントであれ
ば、1403のモジュールを呼び出す。ファイルの種類がオ
ーバレイフォームであれば、1404のモジュールを呼び出
す。ファイルの種類がアドレス帳であれば、1405のモジ
ュールを呼び出す。ファイルの種類がColor Calibratio
n Tableであれば1406のモジュールを呼び出す。1403
は、フォント登録モジュールであり、受け取ったフォン
トクライアントPCに登録する。1404はオーバレイフォー
ム登録モジュールであり、受け取ったファイルをオーバ
レイフォーム処理アプリケーションに登録する。オーバ
レイ処理アプリケーションがインストールされていない
場合は、処理を行わない。1405はアドレス帳登録モジュ
ールであり、受け取ったアドレス帳を電子メール管理ソ
フトやFAXドライバ等、登録する先のフォーマットに変
換した後、登録を行う。1406はColor Calibration Tabl
e登録モジュールであり、受け取ったファイルをイメー
ジ処理を行うプリンタドライバに登録する。
【0034】<リソースの送受信のバリエーション>図
15は、フォントをダウンロードする際のデータの流れを
表した図である。同図において、管理者がCDから管理者
用PC3に読み込んだフォントを(1)でプリンタ6にダウン
ロードする。次に、(2)でフォントをサーバ2に登録す
る。(3)で、クライアントPC4とクライアントPC5は、Web
Browser602を使用し、サーバ2からクライアントPC用フ
ォントファイルを読み込み、クライアントモジュール60
3でシステムに登録する。別のプリンタにダウンロード
を行う場合は、(4)で、管理者PC3はサーバ2に登録され
たフォントを読み込み、そのままプリンタ7にダウンロ
ードする。PCからオーバレイフォームを登録する場合も
同様の動作である。
【0035】図16は、カラーキャリブレーションテーブ
ルをクライアントPCが取得する際のデータの流れを表し
た図である。(1)で、プリンタ6内で発生したカラーキャ
リブレーションテーブルをサーバ2に送信する。(2)で
は、クライアントPC4は、WebBrowserを用いて、プリン
タ6のカラーキャリブレーションテーブルを受けとり、
プリンタドライバに登録する。(3)では、プリンタ7で発
生したカラーキャリブレーションテーブルをサーバ2に
送信する。クライアントPC4がプリンタ7のカラーキャリ
ブレーションテーブルを受信する場合は、(2)と同様の
処理となる。(1)や(3)は割り込み処理で定期的に実施さ
れる。(4)は、管理者PCからカラーキャリブレーション
テーブルをダウンロードする場合のデータの流れを表
す。すなわち管理者用PCで測色ソフトウェアなどを使い
キャリブレーションテーブルを作成した場合は、管理者
用PCからダウンロードされる。ダウンロードされたデー
タと同じデータが管理者用PC3からサーバ2へ直接送ら
れる。サーバからクライアントPCへのデータの受け渡し
は、プリンタ内で発生したカラーキャリブレーションテ
ーブルと同様である。スキャナで取り込んだイメージデ
ータをオーバレイフォームとして利用するためにプリン
タドライバに渡す場合、プリンタで発生したカラーキャ
リブレーションテーブルと同様のデータの流れになる。
【0036】図17は、アドレス帳のデータを機能複合型
複写機から取得する際のデータの流れを表した図であ
る。(1)では、機能複合型複写機内のアドレス帳データ
がサーバに送出される。(2)では、クライアントPCはサ
ーバのデータを受信し、クライアントモジュール603
は、クライアントPC内のアドレス帳データに追加もしく
は上書きする。
【0037】図18は、クライアントPC上のアドレス帳デ
ータを機能複合型複写機にダウンロードする際のデータ
の流れを表す。(1)で、WebBrowserを用いてサーバ2に送
られたアドレス帳データは、そのまま機能複合型複写機
8に書き込まれる。(2)は、機能複合型複写機のアドレス
帳を複写する際のデータの流れを表す。機能複合型複写
機8のデータは、一旦サーバ2に送られ、そのまま機能複
合型複写機9に書き込まれる。
【0038】図19は、プリンタもしくは機能複合型複写
機の記憶装置の内容をバックアップするときのデータの
流れを表す。この処理は、通常WebBrowserで指示され起
動されるが、機能複合型複写機の操作パネルから指示さ
れ起動されても良い。(1)はプリンタもしくは機能複合
型複写機の記憶装置の内容がサーバ2に送出され、サー
バ内のファイルサーバに記憶される。
【0039】図20は、バックアップされたプリンタもし
くは機能複合型複写機の記憶装置の内容をリストアする
ときのデータの流れを表す。この処理は、通常WebBrows
erで指示され起動されるが、機能複合型複写機の操作パ
ネルから指示され起動されても良い。(1)はサーバ2のフ
ァイルサーバ内にバックアップされたデータが、バック
アップ元のプリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装
置に送出される。
【0040】図21は、クライアントPC4もしくは5がサー
バ2からソフトウェアの取得をする際のデータの流れで
ある。(1)のように、サーバからデータを取得し、クラ
イアントモジュール603はデータをデコードしインスト
ールする。
【0041】図22は、クライアントPC4もしくは5がサー
バ2からプリンタドライバ、ファクシミリドライバ、ス
キャナドライバなど周辺機器のドライバを取得するとき
のデータの流れである。(1)のようにサーバからデータ
を取得するが、サーバはデータを送出する際、周辺機器
との対応づけを行うために、対象となる周辺機器を参照
する。すなわち、ネットワークアドレス、機種名、機能
等を一緒にクライアントPC5もしくは6に送出し、クライ
アントモジュール603は、サーバ2から送出された情報を
基にドライバをインストールする。
【0042】<送信データ形式>図23は、サーバ2から
クライアントPC4もしくは5にデータを送出する際のデー
タ構造を表した図である。同図からわかるように、先頭
に、内部にアーカイブされて保持されているファイル数
Nが入る。次にN個分のアドレスの配列、さらに各アドレ
スで示された位置にヘダーとともに保持されたファイル
の実体が存在する。ヘダーには、ヘダー長、ファイルの
種類、実体のサイズが含まれ、付加情報がある場合は、
ヘダーの後部に付加される。すなわち、ヘダーの先頭か
らヘダー長分後ろにはファイルの実体が存在する。
【0043】図24は、フォントファイルをクライアント
PCに送出する際の、図23のヘダー情報を表したものであ
る。同図から分かる通り、バージョン、ファイル名、フ
ォントの形式が付加情報として付加される。
【0044】図25は、オーバレイフォームをクライアン
トPCに送出する際の、図23のヘダー情報を表したもので
ある。同図から分かる通り、PDLの種類、用紙サイズ、
解像度、フォーム番号が付加情報として付加される。
【0045】図26は、カラーキャリブレーションテーブ
ルをクライアントPCに送出する際の、図23のヘダー情報
を表したものである。同図から分かる通り、キャリブレ
ーション情報を測定した日時が付加情報として付加され
る。
【0046】図27は、スキャナでスキャンしたイメージ
をオーバレイする際にプリンタドライバで使われる情報
をクライアントPCに送出する際の、図23のヘダー情報を
表したものである。同図から分かる通り、用紙サイズ、
解像度、オーバレイ番号が付加情報として付加される。
【0047】図28は、ソフトウェアをクライアントPCに
送出する際の、図23のヘダー情報を表したものである。
同図から分かる通り、ソフトウェアのバージョンとファ
イルのチェックサムが付加情報として付加される。ま
た、ファイル実体は自己解凍形式のインストーラとなっ
ており、クライアントモジュール603は、ダウンロード
された自己解凍形式のインストーラを起動する。
【0048】図29は、ドライバをクライアントPCに送出
する際の、図23のヘダー情報を表したものである。同図
から分かる通り、周辺機器の機種名、周辺機器にあくせ
すするためのアドレス(例えば、TCP/IP接続であればIP
アドレス)、ドライバのバージョンとファイルのチェッ
クサムが付加情報として付加される。また、ファイル実
体は自己解凍形式のインストーラとなっており、クライ
アントモジュール603は、機種名とアドレスを引数とし
てダウンロードされた自己解凍形式のインストーラを起
動する。
【0049】<リソースのダウンロード>図34から図
44を用いてダウンロードリソースの復帰とライセンス
数管理について説明する。
【0050】図34は機器のリソースの構成を示す設定
情報のサーバ2上での保持形式の一例である。サーバ2
は、管理下にある機器の数を把握するために管理機器数
3401(図34(A))を有している。また、管理下
にある機器ごとに、図34(B)に示す設定情報340
0を有する。設定情報3400には、機器を識別するた
めの標識としてMACアドレス3402が含まれる。ここ
では機器を特定するための情報としてMACアドレスを使
用しているが、機器を固有に特定できる識別子であれば
これに限定するものでない。接続フラグ3403は機器
がネットワークに接続されているか否かを示すものであ
り、0は切断、1は接続、2は再接続、3は新規接続を
意味する。リソース数3404には、この設定情報に対
応する機器が有するリソース数が格納されている。MAC
アドレス3402からリソース数3404の各フィール
ドは、ひとつの機器について一つずつ与えられる。リソ
ース名3405以下のフィールドは、機器が有する各リ
ソースごとに対応して保持されている。
【0051】各リソースに対しては、リソース名340
5、フォントやマクロ、フォーム、外字といったリソー
ス種類3406、リソースファイル名3407、リソー
スファイルサイズ3408、バージョン3409、登録
日付3410、登録者3411、コメント3412が保
持されている。この情報は図5に示したダウンローダ50
2とファイル管理プログラム505の連携により蓄積される
ものである。例えば、ダウンローダ502により或るリソ
ースがダウンロードされた場合に、ファイル管理プログ
ラム505により、そのリソースに係るリソース名340
5以下の情報が機器リソース管理テーブルに登録され、
それに応じてリソース数が更新される。リソースが削除
された場合には、機器リソース管理テーブルからも削除
されたリソースに対応する情報が削除される。
【0052】サーバ2は、管理下にある機器に実際にダ
ウンロードされているリソースを管理するとともに、リ
ソースのライセンス管理も行っている。図38は、サー
バ2によるライセンス管理の対象となるリソース数38
01(図38(A))と、各リソースのライセンス情報
3800(図38(B))の一例である。ライセンス情
報には、リソースを特定するリソース名3802、フォ
ントやマクロ、フォーム、外字といったリソース種類3
803、リソースファイル名3804、リソースファイ
ルサイズ3805、バージョン3806及びライセンス
数3807、解像度など使用に関する制限3808、購
入日、ベンダー名、価格などのリソース情報3809が
保持される。
【0053】図43は、サーバ2におけるダウンロード
リソース指定画面の一例である。図34の如き形式で保
持している設定情報を参照し表示する。図43(A)は
設定情報3400に含まれる全機器の一覧の例である。
機器の情報としては機器を特定すべき製品名、ネットワ
ークアドレス、機器固有のアドレスであるMACアドレ
ス、設置場所、管理者氏名が表示される。
【0054】図43(B)は設定情報に含まれる機器の
うち、接続フラグが新規接続を意味する“3”である機
器の情報の一覧の例である。サーバ2において所定の操
作をオペレータ等が行うことで、設定情報から接続フラ
グの値が“3”の機器に対応する情報が読み出され、そ
れを基に図43の画面が表示される。
【0055】図43(C)は機器にダウンロードされて
いるリソースを各機器ごとに個別指定する場合に表示さ
れるリソース一覧である。本画面は図43(B)のリソ
ース選択ボタン4301が指示された場合に表示され
る。図43(B)の画面で機器が選択され(左側のチェ
ックボックスがチェックされる)、リソース選択ボタン
4301が押されると、選択された機器にダウンロード
するリソースを選択するために図43(C)の画面が表
示される。
【0056】図43(C)の画面は、選択された機器に
対してサーバ2がダウンロード可能なリソースのリスト
を表示している。ここでリソースが選択されて“ダウン
ロード”ボタン4303が押されると、選択されたリソ
ースが選択された機器にダウンロードされる。その際に
はライセンス管理のための処理等も行われるが、これに
ついては後述する。
【0057】他にも設定情報の接続フラグが再接続を意
味する2が設定されている情報を一覧表示する再接続機
器の一覧もある。
【0058】次に、サーバ2において、ネットワーク機
器の構成が変化した際の処理について、図35〜図3
7、図39〜図42、図44を参照して説明する。
【0059】<接続機器を参照した設定情報の更新手順
>図35は、サーバ2による、ネットワークに接続され
ている機器情報を参照して設定情報を変更する動作のフ
ローチャートである。この手順は、例えば一定時間おき
に定期的に実行されることで、ネットワークから切り離
された機器を検出できる。あるいは、一定時間以上サー
バに対してメッセージの送信をしていない機器や、サー
バからのメッセージに対して応答しない機器がある場合
に、図35の手順を実行しても良い。
【0060】ステップS3501においては、図4のデ
バイス通信プログラム403によりネットワークに接続
されている機器数と機器の情報(接続機器情報)を参照
し、保持する。ここで参照する接続機器情報は、製品
名、ネットワークアドレス、機器固有のアドレスである
MACアドレス、設置場所、管理者氏名である。
【0061】ステップS3502においてサーバが管理
している設定情報のインデックスiに0を設定する。イ
ンデックスiは、図34の設定情報3400において、
ひとつの機器に対してひとつの値が対応している。例え
ば、インデックスi=1であれば、設定情報に登録され
た第1番目の機器を注目機器として、そのMACアドレス
3402〜コメント3412が、インデックスiにより
指し示される。
【0062】ステップS3503においてネットワーク
に接続されている接続機器情報のインデックスjに0を
設定する。インデックスjについてもインデックスiと
同様に、機器ごとにインデックスが与えられている。
【0063】ステップS3504においてサーバが管理
するi番目の設定情報とj番目の接続機器情報とを比較
する。比較する項目は、機器に固有であり、かつ、設定
情報と接続機器情報とに共通な項目である。その一例と
しては機器固有のアドレスMACアドレスがある。比較項
目はMACアドレスに限定するものでなく機器を特定でき
る情報であればよい。この比較は、現にネットワークに
接続された機器と、サーバが管理している機器とが一致
しているか判定するためのステップである。ステップS
3504〜S3506のループにより、設定情報におけ
るi番目の機器がネットワークに接続されているか否か
が判定される。
【0064】ステップS3504において同一でないと
判定した場合は、ステップS3505において、インデ
ックスjをカウントアップし、比較の対象を次の機器に
ついての接続機器情報へと移す。
【0065】ステップS3506においてインデックス
jがネットワーク接続機器数未満であると判定した場
合、すなわち、比較対象となっていない機器があると判
定された場合はステップS3504に戻り、比較処理を
続行する。
【0066】ステップS3506においてインデックス
jがネットワーク接続機器数以上であると判定した場合
は、注目しているi番目の設定情報に相当する機器はネ
ットワークに接続されていないと判断できるので、ステ
ップS3507においてサーバが管理するi番目の設定
情報の接続フラグ3403に切断を意味する“0”を設
定する。
【0067】ステップS3504において同一であると
判定された場合には、接続機器情報におけるj番目の機
器が設定情報におけるi番目の機器に相当し、従って該
機器はネットワークに接続されていると判断できる。し
たがってi番目の機器についての設定情報はそのまま保
持し、ステップS3508に分岐する。
【0068】ステップS3508においては、設定情報
における機器を次に進めるために、インデックスiをカ
ウントアップする。
【0069】ステップS3509においてインデックス
iがサーバ管理機器数未満であるか判定し、そうであれ
ばサーバが管理している前機器に関して接続の判定が終
了していないことからステップS3503に戻り、比較
処理を続行する。
【0070】ステップS3509においてインデックス
iがサーバ管理機器数以上であると判定した場合は、処
理を終了する。
【0071】以上の手順によって、設定情報によりサー
バが管理しているネットワーク機器が、実際にネットワ
ークに接続されているか判定することができ、接続され
ていない機器については、接続フラグによりその旨を表
示することができる。
【0072】<再接続された機器の設定情報変更手順>
図36のフローチャートを用いて再接続された機器の設
定情報変更について説明する。図36の手順は、例えば
接続フラグの値が0の機器が設定情報に存在している場
合に定期的に実行される。そのためには、図35の手順
によって接続フラグの値が0に設定された場合に、例え
ば図36の手順を実行する旨のフラグをセットし、その
フラグがセットされている間は、図36の手順を定期的
に行うなどすればよい。このフラグは、図36の手順に
より、0の値を有する接続フラグがなくなった場合にリ
セットされる。
【0073】図36のステップS3601において、図
4のデバイス通信プログラム403によりネットワーク
に接続されている機器数と機器の情報を参照し、保持す
る。ここで参照する機器の情報は製品名、ネットワーク
アドレス、機器固有のアドレスであるMACアドレス、設
置場所、管理者氏名である。
【0074】ステップS3602においてサーバが管理
する設定情報のインデックスiに0を設定する。
【0075】ステップS3603においてi番目の設定
情報の接続フラグが切断を意味する0であると判定した
場合はステップS3604以降の処理を行う。接続フラ
グが0でない場合はステップS3608以降の処理を行
う。
【0076】ステップS3604においてネットワーク
接続されている接続機器情報のインデックスjに0を設
定する。
【0077】ステップS3605においてj番目の接続
機器情報とi番目のサーバが管理する設定成情報とを比
較する。比較する項目の一例としては機器固有のアドレ
スMACアドレスがある。比較項目はMACアドレスに限定す
るものでなく機器を特定できる情報であればよい。
【0078】ステップS3605において同一であると
判定した場合は、ステップS3610においてi番目の
設定情報の接続フラグに再接続を意味する2を設定し、
ステップS3608以降の処理を行う。
【0079】ステップS3605において同一でないと
判定した場合は、ステップS3606においてインデッ
クスjをカウントアップする。
【0080】ステップS3607においてインデックス
jがネットワーク接続機器数未満であると判定した場合
は、ステップS3605に戻り、比較処理を続行する。
【0081】ステップS3608においてインデックス
jがネットワーク接続機器数以上であるとは判定した場
合は、ステップS3608以降の処理を行う。
【0082】ステップS3608においてインデックス
iをカウントアップする。
【0083】ステップS3609においてインデックス
iがサーバが管理する機器数未満であると判定した場合
は、ステップS3603に戻り、比較処理を続行する。
【0084】ステップS3609においてインデックス
iがサーバが管理する機器数以上であると判定した場合
は処理を終了する。
【0085】以上の手順により、再接続された機器につ
いて、その設定情報を更新することができる。
【0086】<新規接続された機器の設定情報の生成手
順>図37のフローチャートを用いて新規接続機器情報
の保存動作について説明する。図37の手順は、例えば
ネットワークを介して新たな機器の接続が通知された場
合に実行される。あるいは、所定時間ごとに定期的に実
行される。
【0087】ステップS3701において図4のデバイ
ス通信プログラム403によりネットワークに接続され
ている機器数と機器の情報を参照し、保持する。ここで
参照する機器の情報は製品名、ネットワークアドレス、
機器固有のアドレスであるMACアドレス、設置場所、管
理者氏名である。
【0088】ステップS3702においてネットワーク
接続機器情報のインデックスiに0を設定する。
【0089】ステップS3703においてサーバが管理
する設定情報のインデックスjに0を設定する。
【0090】ステップS3704において、サーバが管
理するj番目の設定情報とi番目の接続機器情報とを比
較する。比較する項目の一例としては機器固有のアドレ
スMACアドレスがある。比較項目はMACアドレスに限定す
るものでなく機器を特定できる情報であればよい。ステ
ップS704〜S706では、接続機器情報に含まれる
機器に相当する機器が、設定情報に登録されているか否
かを判定する。
【0091】ステップS3704において同一であると
判定した場合はステップS3708以降の処理を行う。
【0092】ステップS3704において同一でないと
判定した場合はステップS3705においてインデック
スjをカウントアップする。
【0093】ステップS3706においてインデックス
jがサーバが管理する機器数未満であると判定した場合
はステップS3704に戻り処理を続行する。
【0094】ステップS3706においてインデックス
jがサーバが管理する機器数以上であると判定した場合
は、注目しているi番目の機器接続情報に対応する機器
は、設定情報には含まれていない新規な機器であると判
断できる。そこでステップS3707において、i番目
の接続機器情報を基にして、i番目の機器に相当する設
定情報を追加する。追加される設定情報は、ステップS
3701で読まれたMACアドレス、新規接続を意味する
接続フラグ“3”、リソース数“0”を内容とする。
【0095】ステップS3708においては、接続機器
情報における注目機器を次に進めるためにインデックス
iをカウントアップする。
【0096】ステップS3709においてインデックス
iが接続機器数未満であると判定した場合はステップS
3703に戻り処理を続行する。
【0097】ステップS3709においてインデックス
iが接続機器数以上であると判定した場合は処理を終了
する。
【0098】以上の手順によって、新たな機器がネット
ワークに接続されていれば、その機器の情報を設定情報
に追加する。
【0099】<新規接続機器へのリソースダウンロード
>図39のフローチャートを用いてライセンス数登録動
作について説明する。この処理は、リソースについてそ
の供給元から使用許諾を受けた場合などにオペレータに
より所定の手順で開始され、例えばリソースを特定する
ための情報とともに、使用許諾を受けた数量、すなわち
ライセンス数を入力させることで実行される。
【0100】ステップS3901において、リソース
名、リソース種類などのリソースを特定する情報と、ラ
インセンス数の指定を受け付け、図38に示す、サーバ
上のライセンス情報3800に入力された情報を保存す
る。
【0101】次に図40のフローチャートを用いて新規
接続機器へのリソースのダウンロード動作について説明
する。この手順は、オペレータの意思によってサーバの
キーボード等を操作し、その操作に応じて実行される。
あるいは、図37の手順により、新規なネットワークに
接続された機器の設定情報が新たに登録された場合に、
図37の処理の終了に引き続いて自動実行される。
【0102】ステップS4001において、サーバが保
持する設定情報のインデックスiとして0を設定する。
【0103】ステップS4002においてi番目の設定
情報の接続フラグを判定する。接続フラグが新規接続を
意味する3であると判定した場合、ステップS4003
以降の処理を行う。新規接続を意味する3でないと判定
した場合は、ステップS4008以降の処理を行う。
【0104】ステップS4003において、図4のデバ
イス通信プログラム403により着目機器のリソース情
報(ダウンロードリソース情報)を取得する。ここで参
照したリソース情報を設定情報に追加する。
【0105】ステップS4004では、図43に示す如
き情報を表示し、ダウンロードリソースの指定を受け付
ける。
【0106】ステップS4005からステップS4008
を選択リソース分繰り返す。
【0107】ステップS4005において、ステップS
4003で機器から取得したダウンロードリソース情報
と、ステップS4004で選択されたリソースのひとつ
とを比較する。選択されたリソースがダウンロードリソ
ース情報に含まれていない場合、選択されたリソースが
注目機器にダウンロードされていないと判定する。その
場合、ステップS4006において、図38の如き形式
でサーバにて保持されているライセンス情報3800に
含まれる、指定されたリソースのライセンス数を参照
し、1以上である場合は、ステップS4007において
そのリソースを注目機器にダウンロードする。それとと
もに、設定情報3400における注目機器の欄に関し
て、ダウンロードしたリソースに関する情報、たとえは
リソース名やファイル名等を追加し、ライセンス情報3
800に含まれる、ダウンロードされたリソースのライ
センス数を1減じる。
【0108】ステップS4008では、ステップS40
04で選択されたリソースすべてについてステップS4
005〜S4007の処理を実行したか判定し、実行し
ていればステップS4009に進む。指定なければ、選
択されたリソースの内、未処理のものに注目してステッ
プS4005に戻る。
【0109】ステップS4009において設定情報イン
デックスiをカウントアップし、注目機器を未処理の次
の機器に進める。
【0110】ステップS4010においてインデックス
iが管理情報数未満であると判定した場合はステップS
4002に戻り処理を続行する。そうでなければ処理を
終了する。
【0111】以上の手順により、新規に接続された機器
に対して、ライセンス違反を防止しつつ、指定されたリ
ソースをダウンロードすることができる。
【0112】<再接続機器へのリソースダウンロード>
次に図41のフローチャートを用いて再接続機器のダウ
ンロード動作について説明する。この手順は、オペレー
タの意思によってサーバのキーボード等を操作し、その
操作に応じて実行される。あるいは、図36の手順によ
りいったんネットワークから切り離され再度接続された
機器が検出された場合に、図36の処理の終了に引き続
いて自動実行される。
【0113】ステップS4101において設定情報のイ
ンデックスiに0を設定する。
【0114】ステップS4102においてi番目の設定
情報の接続フラグが再接続を意味する2であると判定し
た場合、ステップS4103において着目機器のリソー
ス情報をデバイス通信プログラムにより参照し、接続フ
ラグに1を設定する。
【0115】ステップS4104及びステップS4105
は設定情報に保持されている中も機器機についてのリソ
ースすべてについて行われる。
【0116】ステップS4104においてi番目の設定
情報に保持しているリソース情報と、それに対応する機
器から参照したリソース情報とを比較し、同じものがな
い、即ちダウンロードされていないと判定した場合は、
ステップS4105で設定情報に保持されたリソースを
機器にダウンロードする。
【0117】ステップS4106以降でダウンロードリ
ソースの指定、ダウンロードする。ステップS4106
からステップS4111の処理は既に説明したステップS
4004からステップS4009と同様である。
【0118】ステップS4111において設定情報イン
デックスiが管理機器数未満であると判定した場合はス
テップS4102に戻り処理を続行する。
【0119】以上のようにして再接続された機器に対
し、接続が切り離される以前のリソースをダウンロード
することができる。
【0120】<ライセンスの調整処理>図42のフロー
チャートを用いてダウンロードを指示されたリソースの
ライセンス数が0の場合のライセンス変更動作について
説明する。この手順はオペレータによる特定の操作によ
り起動される。あるいは、図40のステップS4006
および図41のステップS4108において、ライセン
ス数が1以上ではないと判定された場合に、ステップS
4008およびステップS4110に分岐する代わりに
実行される。その場合には、図42の処理終了後、図4
0についてはステップS4007へ、図41については
ステップS4109へと分岐することになる。
【0121】ステップS4201において図43に示す
如き情報を表示しリソースの指定を受け付ける。
【0122】ステップS4202において指定リソース
に関連付けて保持しているライセンス数3807を参照
し、0であると判定した場合、ステップS4203以降
の処理を行う。ライセンス数が0でないと判定した場合
は処理を終了する。
【0123】ステップS4203からステップS4208
は管理機器数分繰り返す。
【0124】ステップS4203において設定情報を参
照し、ステップS4202で指定されたリソースを含む
と判定した場合は、ステップS4205にて着目機器の
リソース情報を403デバイス通信プログラムにより着
目機器のリソース情報を取得する。
【0125】ステップS4206にて機器から参照した
リソース情報に指定リソースが含まれないと判定した場
合、ステップS4207において着目機器の設定情報か
ら指定リソースに関する情報を削除し、リソース数34
04を1減じ、更に、指定リソースに対応付けられてい
るライセンス数3807をカウントアップする。
【0126】図42の動作により、実際にはダウンロー
ドされていないリソースのライセンスを有効に使うこと
が出来る。
【0127】また、管理機器が切断された場合もライセ
ンス数を変更しないので、メンテナンスなどのためネッ
トワークから切断し、何らかの理由でダウンロードリソ
ースが削除されてしまった場合、リソースの復帰にあた
りライセンスが不足するという事態が発生しない。
【0128】<ダウンロードに伴う設定情報の更新>図
44のフローチャートを用いてダウンローダ502から情
報の受信、設定情報の保存動作について説明する。図4
4の手順はサーバ2によって実行される。
【0129】ステップS4401において、ダウンロー
ダ502によりリソースのダウンロードが行われた際に
は、ダウンローダからのダウンロード先機器特定情報、
ダウンロードリソース特定情報を受信する。ダウンロー
ド先機器特定情報としては、製品名やネットワークアド
レス、機器固有のアドレスであるMACアドレス、設置場
所、管理者氏名がある。ダウンロードリソース特定情報
としては、リソース名、フォント、外字、フォームとい
ったリソース種類、リソースのバージョン、リソースフ
ァイル名、リソースファイルサイズ、登録日付、登録者
がある。
【0130】ステップS4402において、機器特定情
報とリソース特定情報とを関連付けて、設定情報として
保存する。この時、接続フラグに接続を意味する1を設
定する。この手順がダウンロードに伴って行われるた
め、機器がネットワークに接続されている限り、設定情
報には、機器にダウンロードされたリソースに関する情
報が反映される。
【0131】以上説明したとおり、リソースの新規ダウ
ンロード、再ダウンロードが、ライセンスを管理しなが
ら容易に行える。
【0132】すなわち、ネットワークから切り離されて
再度接続された機器に対しては、その機器が有するリソ
ースが再接続前のリソースと比較して不足があるか判定
し、不足があればそのリソースをダウンロードする。そ
れにより、再接続された機器を、接続の切り離し以前と
同様に扱うことができるとともに、迅速にダウンロード
できる。
【0133】また、新規に接続される機器に対しては、
指定されたりソースと、その機器が有するリソースとの
差分をダウンロードすることで、迅速なダウンロードが
可能となる。
【0134】また、リソースのライセンス数が不足した
場合には、管理されているリソースのライセンス数と、
実際にそのリソースがダウンロードされた数とを比較
し、管理されているライセンス数の方が少ないという不
整合があれば、その不整合を正すことで、ライセンス数
の不足を防止できる。
【0135】[第2の実施形態]図30は、本発明の特徴
をもっともよく表した図であり、同図を用いて本発明の
構成を説明する。同図において、1はネットワークであ
り、通常はEthernetを使用する。Ethernet以外にも、Lo
calTalkなどがある。なお、本実施形態における「ネッ
トワーク」という言葉は、物理的なケーブルと、ケーブ
ル上を通る電気的な信号と、電気的な信号の組みあわせ
で実現される情報交換を実現するもの(プロトコル)の
内の一つもしくは複数を指し、通常は、これらの総称を
指す。2は、サーバコンピュータであり、Webサーバなど
の機能を有し、本発明の中核を成すものである。3は管
理者用パーソナルコンピュータ(以下パーソナルコンピ
ュータをPCと表記)であり、サーバに対する指示や本発
明で扱う周辺機器への指示等を行う。4および5はクライ
アントPCであり、ネットワークに接続された一般ユーザ
が使用するPCである。なお、管理者用PCであっても、ク
ライアントPCとしても使用されることもありうる。6お
よび7はプリンタであり、ネットワーク1に接続され、ク
ライアントPC4および5からの印刷命令を受けつけ、命令
に従い印刷処理を行う。8および9は、機能複合型複写機
であり、画像スキャナ機能、プリンタ機能、ファクシミ
リ機能を備え、一つまたは複数の機能を組み合わせるこ
とにより、複写機、プリンタ、スキャナ、ファクシミリ
として利用可能である。10はファイルサーバであり、通
常はサーバ2、管理者用PC3などが共有するファイルを保
持する。
【0136】次に、同図を用いて、本システムの動作を
説明する。サーバ2は、定期的にプリンタ6、同7、機能
複合型複写機8、同9と通信を行い、機器の状態やソフト
ウェアの設定をモニタする。管理者用PC3から機器に対
し設定の変更やソフトウェア、ソフトウェアで使用する
リソースの変更を行う。管理者用PC3から与えられた指
示の結果は、サーバ2の内部に情報として集められ、も
しくはファイルサーバ10にファイルとして保持され、ク
ライアントPC4および5は、サーバ2から情報を受け取
り、またはファイルサーバ10からファイルを受け取る。
また、サーバ2はhttpプロトコルを用いた通信手段を備
え、管理者用PC3、クライアントPC4、および5はWebBrow
serを使用してサーバ2の情報を取得し、またサーバ2に
対して指示を与えることが可能である。サーバ2は、管
理者用PC3、クライアントPC4もしくは5から指示がある
と、サーバに貯えられた情報もしくはファイルサーバ10
に保持したファイルを用いて、管理者用PC3、クライア
ントPC4もしくは5に情報もしくはファイルを返す。ま
た、情報の内容によっては、プリンタ6、同7、機能複合
型複写機8、同9から情報を取得し、管理者用PC3、クラ
イアントPC4もしくは5に情報を返すか、プリンタ6、同
7、機能複合型複写機8、同9に対して設定等の処理を行
う。管理者用PC3には、ダウンローダを備え、プリンタ
6、同7、機能複合型複写機8、同9に対しソフトウェアも
しくはソフトウェアが使用するリソースのダウンロード
を行う。ソフトウェアは、機器の印刷制御ファームウェ
ア、ネットワーク制御ファームウェア、また機能複合型
複写機8、同9においては、前記ファームウェアに加え、
スキャナ制御ファームウェア、ファクシミリ制御ファー
ムウェア、複写機ファームウェア、パネル操作ファーム
ウェア、画像管理ソフトウェア、アドレス管理ソフトウ
ェアなどがある。また、ソフトウェアが使用するリソー
スとしては、フォント、外字、オーバレイフォーム、キ
ャリブレーションテーブル、アドレス管理ソフトウェア
が使用するアドレス情報、ファクシミリ番号などがあ
る。これらのソフトウェアやリソースのファイルは、フ
ァイルサーバ10に保持される。クライアントPC4および5
は、プリンタ6、同7、機能複合型複写機8、同9をアクセ
スして使用するためのソフトウェア(ドライバ等)およ
びソフトウェアが使用するリソース(クライアントPC用
リソース)を保持する。ソフトウェアは、プリンタを使
用するためのプリンタドライバ、スキャナを使用するた
めのスキャナドライバ、ファクシミリを使用するための
ファクシミリドライバ、複写機を制御するための複写機
ユーティリティソフトウェア、ネットワークを利用する
ためのネットワークドライバ、WebBrowser、アプリケー
ションソフトウェアなどがあり、ソフトウェアが使用す
るリソースについては、プリンタフォントに対応したク
ライアントPC用フォント、ファクシミリドライバが利用
するアドレス情報、カラーキャリブレーションを行う際
の印刷データ、プレビューで利用するオーバレイイメー
ジ等がある。
【0137】上記の機能に加え、プリンタ6の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースをプ
リンタ7、機能複合型複写機8、同9に反映させることが
可能である。また同様に機能複合型複写機8の設定内容
やソフトウェア、ソフトウェアが使用するリソースを機
能複合型複写機9、プリンタ6、同7に反映させることが
可能である。機種間で機能の違いがあるときは、両機種
に共通の機能についてのみ反映されるが、変換が可能な
リソースなどの情報については変換された後反映され
る。同様に、これらの機種に関するクライアントPC4上
の情報をクライアントPC5に反映させることも可能であ
る。これらの処理は、サーバ2およびファイルサーバ10
を通して情報の交換を行うことにより実現される。
【0138】プリンタ6、同7、機能複合型複写機8、同9
の設定内容は、管理者用PC3からの指示だけでなくパネ
ルからの設定やクライアントPCからの設定によっても変
更される場合がある。この情報を正確にクライアントPC
に渡す必要があるものは、クライアントPCから表示等の
指示があった場合、常にプリンタ6、同7、機能複合型複
写機8、同9に問い合わせを行い、問い合わせ時点での情
報をクライアントPCに返す。正確さが、さほど厳密に要
求されないものについては、サーバ2もしくはファイル
サーバ10内に保持した情報もしくはファイルを用いる。
【0139】ファイルサーバ10は、サーバ2や管理者用P
C3、クライアントPC4、同5とネットワークを介して通
信を行うことにより、ファイルを受け取り、送出し、ま
た必要に応じて管理する。
【0140】ここではサーバや管理者用PCがそれぞれ一
つずつの例を書いたが、ファイルサーバが分離すること
でサーバ、管理者用PCは複数あっても、容易にファイル
や情報管理が行える。すなわち、ファイルサーバ10に
は、システム内で共有される情報が保持され、必要に応
じて各サーバや各管理者用PCに情報やファイルを送出
し、またそれらからの情報やファイルを受け取り管理す
る。
【0141】ファイルサーバ分散環境においても、リソ
ースの新規ダウンロード、再ダウンロードが、ライセン
スを管理しながら容易に行える。
【0142】[第3の実施形態]図31は、本発明を実施
したプログラムを記憶した記憶媒体の図である。
【0143】図32は、本発明のプログラムモジュールを
表した図である。
【0144】図33は、本発明のプログラムを記憶した記
憶媒体をサーバ、管理者用パーソナルコンピュータ、も
しくはユーザ用パーソナルコンピュータにロードする処
理をあらわした図である。
【0145】これらからわかるとおり、本発明は、可搬
性のある記憶媒体を用いて、ワークステーションやパー
ソナルコンピュータ等のコンピュータで実行することが
可能である。
【0146】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明によれば、ネ
ットワーク機器の接続状態を監視して、接続状態が変化
した機器については、ダウンロードリソースを接続状態
の変化前の状態に復元することにより、ライセンス管理
を行いながら印刷ダウンロードリソースの復帰、再現が
容易にでき、快適な印字環境を提供することができる。
【0147】また、不足があればそのリソースをダウン
ロードするため、迅速にダウンロードできる。
【0148】また、新規に接続される機器に対しては、
指定されたりソースと、その機器が有するリソースとの
差分をダウンロードすることで、迅速なダウンロードが
可能となる。
【0149】また、リソースのライセンス数が不足した
場合には、管理されているリソースのライセンス数と、
実際にそのリソースがダウンロードされた数とを比較
し、管理されているライセンス数の方が少ないという不
整合があれば、その不整合を正すことで、ライセンス数
の不足を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成をあらわす図である。
【図2】図1における各機器の主なハードウエアモジュ
ールをあらわす図である。
【図3】サーバーのソフトウエア構成をあらわす図であ
る。
【図4】周辺危機管理プログラム305の構成をあらわ
す図である。
【図5】管理者用PC3のソフトウエア構成をあらわす
図である。
【図6】クライアントPC4,同5のソフトウエア構成
をあらわす図である。
【図7】ダウンローダ502の構成をあらわす図であ
る。
【図8】図7ダウンローダの動作をあらわすフローチャ
ートである。
【図9】周辺機器情報取得モジュールの構成をあらわす
図である。
【図10】(A)割り込みによる周辺機器情報取得の処
理手順をあらわすフローチャートである。(B)通常処
理における処理手順をあらわすフローチャートである。
【図11】管理プログラムのメインモジュールの構成を
あらわす図である。
【図12】図11のソフトウェアの処理をあらわすフロー
チャートである。
【図13】GUIモジュールをあらわす図である。
【図14】クライアントモジュールの構成をあらわす図
である。
【図15】フォントをダウンロードする際のデータの流
れをあらわす図である。
【図16】カラーキャリブレーションテーブルをクライ
アントPCが取得する際のデータの流れをあらわす図であ
る。
【図17】アドレス帳のデータを機能複合型複写機から
取得する際のデータの流れをあらわす図である。
【図18】クライアントPC上のアドレス帳データを機能
複合型複写機にダウンロードする際のデータの流れをあ
らわす図である。
【図19】プリンタもしくは機能複合型複写機の記憶装
置の内容をバックアップするときのデータの流れをあら
わす図である。
【図20】バックアップされたプリンタもしくは機能複
合型複写機の記憶装置の内容をリストアするときのデー
タの流れをあらわす図である。
【図21】クライアントPC4もしくは5がサーバ2からソ
フトウェアの取得をする際のデータの流れをあらわす図
である。
【図22】クライアントPC4もしくは5がサーバ2からプ
リンタドライバ、ファクシミリドライバ、スキャナドラ
イバなど周辺機器のドライバを取得するときのデータの
流れをあらわす図である。
【図23】サーバ2からクライアントPC4もしくは5にデ
ータを送出する際のデータ構造をあらわす図である。
【図24】フォントファイルをクライアントPCに送出す
る際の、図23のヘダー情報をあらわす図である。
【図25】オーバレイフォームをクライアントPCに送出
する際の、図23のヘダー情報をあらわす図である。
【図26】カラーキャリブレーションテーブルをクライ
アントPCに送出する際の、図23のヘダー情報をあらわす
図である。
【図27】スキャナでスキャンしたイメージをオーバレ
イする際にプリンタドライバで使われる情報をクライア
ントPCに送出する際の、図23のヘダー情報をあらわす図
である。
【図28】ソフトウェアをクライアントPCに送出する際
の、図23のヘダー情報をあらわす図である。
【図29】ドライバをクライアントPCに送出する際の、
図23のヘダー情報をあらわす図である。
【図30】実施形態2における本発明の全体構成をあら
わす図である。
【図31】本発明を実施したプログラムを記憶した記憶
媒体の図である。
【図32】本発明のプログラムモジュールを表した図で
ある。
【図33】本発明のプログラムを記憶した記憶媒体をサ
ーバ、管理者用パーソナルコンピュータ、もしくはユー
ザ用パーソナルコンピュータにロードする処理をあらわ
す図である。
【図34】プリンタもしくは機能複合型複写機のリソー
ス設定情報保持形式の一例の図である。
【図35】ネットワーク接続機器情報参照動作(切断)
をあらわすフローチャートである。
【図36】ネットワーク接続機器情報参照動作(再接
続)をあらわすフローチャートである。
【図37】ネットワーク接続機器情報参照動作(新規)
をあらわすフローチャートである。
【図38】リソースのライセンス管理情報保持形式の一
例の図である。
【図39】リソースのライセンス情報保持動作をあらわ
すフローチャートである。
【図40】新規接続機器のリソースダウンロード、設定
情報設定動作をあらわすフローチャートである。
【図41】再接続機器のリソースダウンロード、設定情
報設定動作をあらわすフローチャートである。
【図42】リソースのライセンス数更新動作をあらわす
フローチャートである。
【図43】ダウンロードリソース指定画面の一例の図で
ある。
【図44】サーバのダウンロード情報保存動作をあらわ
すフローチャートである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 13/00 357 G06F 13/00 357A Fターム(参考) 2C061 AP01 AP03 AP04 AP07 HJ08 HN05 HN15 HQ12 2C087 AA09 AB06 AB08 BA09 BD02 BD24 BD43 BD46 5B021 AA01 BB01 EE04 JJ06 JJ09 5B089 GA13 GA16 GB02 JA35 JB14 KA13 KB04

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ネットワークに接続された機器を管理す
    る周辺機器管理装置であって、 処理のために機器に格納されているデータであるリソー
    スに関するリソース情報を取得する取得手段と、 機器の接続状態を検知する検知手段と、 機器毎のリソースの構成を示す設定情報を記憶する第1
    の記憶手段と、 機器に対するリソースをダウンロードするダウンロード
    手段とを備え、 機器がネットワークに接続されたことが前記検知手段に
    より検知されるのに応じて、前記機器の有するリソース
    情報を前記取得手段により取得して、取得されたリソー
    ス情報と前記第1の記憶手段に記憶された当該機器のリ
    ソースの設定情報とを比較し、前記機器の有していない
    リソースがあった場合、該当するリソースを前記機器に
    前記ダウンロード手段によりダウンロードすることを特
    徴とする周辺機器管理装置。
  2. 【請求項2】 機器がネットワークに新規にまたは再度
    接続されたことが前記検知手段により検知されるのに応
    じて、前記機器の有するリソース情報を前記取得手段に
    より取得して、前記機器に対してダウンロードするよう
    指定されたリソースと比較し、前記機器の有していない
    リソースがあった場合、該当するリソースを前記機器に
    前記ダウンロード手段によりダウンロードすることを特
    徴とする請求項1に記載の周辺機器管理装置。
  3. 【請求項3】 リソースごとの利用可能数量を記憶する
    第2の記憶手段をさらに備え、前記第2の記憶手段に記
    憶された利用可能数量が1以上のリソースを、前記機器
    に前記ダウンロード手段によりダウンロードするのに応
    じて、前記第2の記憶手段に記憶された中のダウンロー
    ドされたリソースについての利用可能数量を減ずること
    を特徴とする請求項1または2に記載の周辺機器管理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記第2の記憶手段に記憶されたリソー
    スの利用可能数量が0の場合、前記第1の記憶手段に記
    憶された設定情報が示すリソースの構成に含まれるリソ
    ースであるが、対応する機器が有していないリソースを
    探索し、該当するリソースが検出された場合には、検出
    されたリソースを設定情報が示すリソースの構成から削
    除するとともに、前記第2の記憶手段に記憶された中の
    検出されたリソースの利用可能数量を増分することを特
    徴とする請求項3に記載の周辺機器管理装置。
  5. 【請求項5】 ネットワークに接続された機器を管理す
    る周辺機器管理装置であって、 処理のために機器に格納されているデータであるリソー
    スに関するリソース情報を取得する取得手段と、 機器毎のリソースの構成を示す設定情報を記憶する第1
    の記憶手段と、 リソースごとの利用可能数量を記憶する第2の記憶手段
    と、 前記第2の記憶手段に記憶された指定リソースの利用可
    能数量が0の場合、前記第1の記憶手段に記憶された設
    定情報から前記指定リソースを有する機器を検索し、検
    索された機器について前記取得手段によりリソース情報
    を取得し、取得したリソース情報に前記指定リソースが
    含まれていない場合には、前記第1の記憶手段に記憶さ
    れた当該機器の設定情報から当該リソース情報を削除す
    るとともに前記第2の記憶手段に記憶された利用可能数
    量を増分する情報整合化手段とを備えることを特徴とす
    る周辺機器管理装置。
  6. 【請求項6】 前記リソースは、フォント、外字、マク
    ロ、フォームの少なくともいずれかを含むことを特徴と
    する請求項1乃至5のいずれか1項に記載の周辺機器管
    理装置。
  7. 【請求項7】 前記ネットワークに接続される機器は、
    プリンタ機能を有する機器であることを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれか1項に記載の周辺機器管理装置。
  8. 【請求項8】 ネットワークに接続された機器を管理す
    る周辺機器管理方法であって、 処理のために機器に格納されているデータであるリソー
    スに関するリソース情報を取得する取得工程と、 機器の接続状態を検知する検知工程と、 機器に対するリソースをダウンロードするダウンロード
    工程とを備え、 機器がネットワークに接続されたことが前記検知工程に
    より検知されるのに応じて、前記機器の有するリソース
    情報を前記取得工程により取得して、取得されたリソー
    ス情報と前記第1の記憶手段に記憶された当該機器のリ
    ソースの構成を示す設定情報とを比較し、前記機器の有
    していないリソースがあった場合、該当するリソースを
    前記機器に前記ダウンロード工程によりダウンロードす
    ることを特徴とする周辺機器管理方法。
  9. 【請求項9】 機器がネットワークに新規にまたは再度
    接続されたことが前記検知工程により検知されるのに応
    じて、前記機器の有するリソース情報を前記取得工程に
    より取得して、前記機器に対してダウンロードするよう
    指定されたリソースと比較し、前記機器の有していない
    リソースがあった場合、該当するリソースを前記機器に
    前記ダウンロード工程によりダウンロードすることを特
    徴とする請求項8に記載の周辺機器管理方法。
  10. 【請求項10】 リソースごとの利用可能数量を記憶す
    る第2の記憶手段により利用可能数量が1以上であると
    記憶されたリソースを、前記機器に前記ダウンロード工
    程によりダウンロードするのに応じて、前記第2の記憶
    手段に記憶された中のダウンロードされたリソースにつ
    いての利用可能数量を減ずることを特徴とする請求項8
    または9に記載の周辺機器管理方法。
  11. 【請求項11】 前記第2の記憶手段に記憶されたリソ
    ースの利用可能数量が0の場合、前記第1の記憶手段に
    記憶された設定情報が示すリソースの構成に含まれるリ
    ソースであるが対応する機器が有していないリソースを
    探索し、該当するリソースが検出された場合には、検出
    されたリソースを設定情報が示すリソースの構成から削
    除するとともに、前記第2の記憶手段に記憶された中の
    検出されたリソースの利用可能数量を増分することを特
    徴とする請求項10に記載の周辺機器管理方法。
  12. 【請求項12】 ネットワークに接続された機器を管理
    する周辺機器管理方法であって、 処理のために機器に格納されているデータであるリソー
    スに関するリソース情報を取得する取得工程と、 リソースごとの利用可能数量を記憶する第2の記憶手段
    に記憶された指定リソースの利用可能数量が0の場合、
    機器毎のリソースの構成を示す設定情報を記憶する第1
    の記憶に記憶された設定情報から前記指定リソースを有
    する機器を検索し、検索された機器について前記取得工
    程によりリソース情報を取得し、取得したリソース情報
    に前記指定リソースが含まれていない場合には、前記第
    1の記憶手段に記憶された当該機器の設定情報から当該
    リソース情報を削除するとともに前記第2の記憶手段に
    記憶された利用可能数量を増分する情報整合化工程とを
    備えることを特徴とする周辺機器管理方法。
  13. 【請求項13】 前記リソースは、フォント、外字、マ
    クロ、フォームの少なくともいずれかを含むことを特徴
    とする請求項8乃至12のいずれか1項に記載の周辺機
    器管理方法。
  14. 【請求項14】 前記ネットワークに接続される機器
    は、プリンタ機能を有する機器であることを特徴とする
    請求項8乃至12のいずれか1項に記載の周辺機器管理
    方法。
  15. 【請求項15】 請求項8乃至14のいずれか1項に記
    載の方法をコンピュータにより実現するためのコンピュ
    ータプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項15に記載のコンピュータプロ
    グラムを格納するためのコンピュータ可読記憶媒体。
  17. 【請求項17】 請求項1乃至7のいずれか1項に記載
    の周辺機器管理装置が接続されたネットワークシステ
    ム。
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